侑「そーなの?」

侑ママ「うん、でもね、当時は女の子同士で結婚どころか手を繋いで歩くことだって白い目で見られる時代だったの、だから私も幼馴染みの子も男の人と結婚したのよ」

侑「そっかあ、じゃあしかたないねー」

侑ママ「そうね、本当に仕方なかったの、ああ…今日は月が綺麗ね」

侑「うん、しかたないから、私がお母さんのかわりにけっこんしてあげる!!」

侑ママ「え?」

侑「昔はダメでも今ならだいじょーぶだよね?
まかせて!お母さんの夢は…」

侑ママ「…」

侑「わたしがちゃんとカタチにしてあげるよ!
わたしね、大きくなったらあゆむとけっこんする!」

侑ママ「そう…ああ、よかった…安心したわ…」