遥「行ってきまーーーー
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遥(私は近江遥!今朝から牛乳配達アルバイト!)
遥(いつもはちょっぴり手伝いするだけで、私もバイトしたいなーって思った時もあったっけ)
遥「……」コソッ
[03:14]チカッ チカッ
彼方「……」スヤスヤ
遥「……」ソロリソロリ
遥(でもこれからは違うよ!)
遥「……」靴ハキハキ
カチャッ
パタン
遥(私、家計を支える自分になるんだ!そしたらきっとお姉ちゃんにも、ぎゅぎゅって楽しさいっぱいの毎日が待ってるよね!)
遥「行ってきまーー ゾンサガ見てた時も思ったけど娘に家の前で事故死された遺族の気持ち考えるとしんどい 狭い生活道路に出た途端、視界の端にものすごい勢いで軽トラックが迫ってくるのが見えた。
時速60kmを超えるスピード、距離はおよそ3m、だというのに私の視界はまるで時間の流れが揺蕩うようにゆっくりと流れていた。
交通事故に遭った人の多くが言う。
まるで時が止まったかのようだった、と。
けれど避けることはできずただゆっくりと全身に痛みが走り、これまでの半生のあらゆることが脳裏を巡り、そして真っ暗になるのだという。
それは生と死の刹那に神様がくれた最後の時間なのかもしれない。
突然訪れたそれをせめて受け容れるための猶予。
もはや逃れることのできない死ーー
ーーそう、スクールアイドルでなければね。
迫り来るトラックに逆に踏み込み、ルーフに手をつくと私は大きく身体を跳ね上がらせた。
勢いが身体を回転させる。
そのまま身体を伸ばして左側を見るように慣性に従って回転し、アスファルトの上に両脚を揃えて着地した。
「伸身ツカハラ一回捻り……ハラショーよ」
トラックから出てきたのはサングラスをかけた金髪の怪しいロシア人だった。
彼女(仮にアンドレアノフとする)は私に向かってそう言った。
「あなた、うちに来ない?」
そう、この出会いが全ての始まりだったーーー
完 そ、そうか
ダンスやってるからそれぐらいできるのか… 目覚める遥には記憶はない。
突如巽と名乗る少女により導かれる遥。どこかで見たことがあるような気がするようなしないような。
アイドルを始めよと言う巽の言葉に反発するも渋々許諾。小さいなスタジオから始め、ついに市民ホールでのライブが
リハーサルの日、何故か外に心惹かれる遥。そのまま市街地に足をふみいれてしまう....
あてどなく、何となく見たことある後ろ姿を追う。
実はその後ろ姿は10年後の彼方ちゃんで.....
みたいなss読みたい!よみたい! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています