かすみ「惚れ薬?」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
部室
かすみ「一番乗りー!って、これりな子のバッグじゃん」
かすみ「はあー、りな子に負けちゃったよ〜」ガンッ
かすみ「いたっ!」
バサバサ
かすみ「あ!衝撃でりな子のバッグが落ちちゃったよ〜中身も散らばっちゃったし直さなきゃ」ガサガサ
かすみ「ん?飴だ 5個あるし1個もーらおっと」
かすみ「りな子にはあとから飴もらったことつたえてお礼にコッペパンを渡そうかな」
ガチャ
璃奈「おはよう」
かすみ「あ、りな子!おはよう!」 かすみ「あ、りな子〜さっき机にぶつかった時にりな子のバッグ落としちゃったんだよね、ごめんね」
璃菜「大丈夫」
かすみ「でさ〜、その時りな子のバッグの中に入ってた飴1つもらったよ、ありがとう!お礼はコッペパンでいい?」
璃菜「あの飴食べたの?」
かすみ「ええっ!?やっぱり勝手に食べちゃマズかった?!ごめんね!」
璃菜「うーん、かすみちゃんならいいよ」
かすみ「かすみんなら?」
璃菜「わたし、かすみちゃんのこと好きだから」
かすみ「! も〜りな子〜!かすみんもりな子のこと大好きだよ〜」
璃菜「両想い…わたしたち今日からカップル」
かすみ「へ?」
璃菜「わたし、誰かと付き合うの初めて 嬉しい」
かすみ「な、何を言ってるの?りな子?」 璃菜「わたしの好きな気持ちがかすみちゃんに届いた、嬉しい」
かすみ(りな子は何を言ってるの?なんかいつもと様子がおかしい…!)
かすみ「ちょっとかすみんトイレ行ってくるっ!!」
璃菜「わたしも行く」
かすみ「いやいやいや!1人で行けるから!」ダッ
璃菜「あ…」
────
かすみ「ここまで来ればりな子も追ってこないはず…」ハァハァ
かすみ「それにしてもりな子、一体どうしちゃったんだろう…」
かすみ「完全にかすみんを自分の彼女だと勘違いしてたよぉ…変な物でも食べたのかな…」 彼方「おやあ〜?」
かすみ「あ!彼方先輩!聞いてください!りな子がおかしくなっちゃったんです!!」
彼方「璃奈ちゃんが?」
かすみ「なんかかすみんのことを自分の彼女だと勘違いして好きだとかなんとか…とにかく今日のりな子は何だか変なんです!」
彼方「普通のことだと思うよ〜?」
かすみ「え?」
彼方「だってこんなに可愛いかすみちゃんだよ〜?そりゃ彼女にしたくなるよ〜」ギュ
かすみ「か、彼方先輩…?」
彼方「璃奈ちゃんだけズルいな〜彼方ちゃんもかすみちゃんの彼女にしてほしいんだぜ〜」
かすみ「彼方先輩まで何を言ってるんですか?!」 彼方「かすみちゃん…」チュ
かすみ「ひいあっ?!ちょっと!うなじにキスしないでください!」
彼方「唇ならいいの?」
かすみ「よくないです!彼方先輩もおかしいですよ!」
彼方「なんにもおかしくないよ?ただかすみちゃんのことが好きなだけだから」
かすみ「やっぱおかしいです!」ヒュンッ
彼方「あ〜…」
かすみ「歩夢先輩に言いつけてやるー!」スタタタ 24か5だったはず
以降24h以内にレス無しで落ちる このスレを落とさないことに、俺の人生の意味があった 自分で飲んでどうして相手が惚れるの?
フェロモンみたいなのが口から飛沫と一緒に出て的な? そんな薬現実には存在しないのに何でそんな事にこだわるのか かすみ「はぁ…はぁ…」タッタッタ
かすみ(りな子に彼方先輩一体どうしちゃっんですか〜!!こんな日に限って侑先輩はお休みしてますし!)
かすみ(もう頼りになるのは歩夢先輩だけなんですよ〜!!)タタタタタ
ドンッ
かすみ「いたっ」
果林「痛いわね〜」
かすみ「果林先輩?!」
果林「あらかすみちゃん そんなに急いでどうしたの?」
かすみ「実は…」
かすみ(いえ、待ってください!もし果林先輩もおかしくなってたら…)
かすみ「…」サッ
果林「何よその構え」
かすみ「か、果林先輩!」
果林「?」
かすみ「果林先輩はおかしくなってませんよね?」 果林「いきなり失礼ね」
かすみ「どうなんですか?!」
果林「いつも通りよ 特におかしいと思うことはないわ」
かすみ「よかったぁ〜!」ダキッ
果林「ちょっと、どうしたのよ」
かすみ「みんながおかしいんですよ〜!!」
果林「ふーん」
モミッ
かすみ「っ!」
かすみ(今なんかお尻を揉まれた気が…)
果林「まあみんながおかしくなってるなら何か対策を取らなきゃいけないわね」
かすみ「そ、そうですね!」
かすみ(気のせいだったのかな) 果林「あ、でもその前に」
かすみ「?」
果林「まだぶつかられたことについて謝ってもらってないわ」
かすみ「あ、果林先輩ごめんなさい かすみんの前方不注意です」ペコ
果林「許さないわ」
かすみ「えっ…」
果林「許してほしい?」
かすみ「それはもちろん…」
果林「じゃ、保健室に行きましょ♡」
かすみ「保健室?」
果林「そ、かすみちゃんの体で詫びてもらうのよ♡」
かすみ「は?」
果林「ほら、早く行きましょう♡」
かすみ「い、いやだ〜!!!!!」スタタタタタッ
果林「あら…残念ね」 かすみ(果林先輩まで!!うわああああ!!!!もしかしたらみんなおかしくなっちゃったの?!)
かすみ(歩夢先輩も…?いや、そんなことはないはずです!歩夢先輩は侑先輩と並んで最高の先輩ですからね!)
かすみ(でも他のメンバーは警戒しよう…このままじゃ歩夢先輩のもとにたどり着く前に力尽きちゃうよ…)
しずく「かすみさん?」
かすみ「うわあっ?!」ビクッ
しずく「そんなに驚かなくても…」
かすみ「し、しず子?!」
しずく「こんなところで何をしてるの?そろそろ練習始まっちゃうよ?」
かすみ「…」ジー
しずく「?」
かすみ「かすみんは今狙われてるの…」
しずく「はい?」
かすみ「みんながおかしくなっちゃったの!」
しずく「おかしいのは、かすみさんでは?」
かすみ「はぁ?!」 かすみ「しず子はおかしくなった人たちを見てないからそう言えるんだよ!」
しずく「さっきからおかしくなったおかしくなったって、具体的にどうおかしくなってるの?」
かすみ「みんながかすみんのことを狙ってるの!」
しずく「やっぱりおかしいのはかすみさんだよ」
かすみ「はぁ???!!」
しずく「だって皆さんがかすみさんを狙うことは普通のことだもん」
かすみ「し、しず子?!」
しずく「こんなに可愛い女の子を、皆さんが放っておけるわけないじゃない♡」
かすみ「っ!?」
しずく「怖かったよね?だからわたしと2人で遠いところに逃げよう?」
かすみ「やっぱりしず子も…」 かすみ「ごめんねしず子!」ダッ
ガシッ
かすみ「!?」
しずく「逃げないでかすみさん」グイグイ
かすみ「し、しず子!近いから!!」
しずく「ふふふ♡」
かすみ(このままじゃしず子に…誰か助けて……!!!)
?「はい、そこまで〜!!」 かすみ「愛先輩!!」
愛「仲良くするのはいいことだけど、ちょいとかすかすが嫌がってるように見えるな〜」
かすみ「うわーん!愛先輩〜!!助けてください!!あとかすみんですぅ〜!!」
しずく「愛さん…邪魔しないでください!」
愛「そういう訳にもいかないな!かすみんが助けてって言ってるし」
しずく「くっ…今日のところはここで引いてあげましょう」
しずく「でも、かすみさん いつかかすみさんを奪ってあげるからね♡」
かすみ「」ゾクッ
しずく「それではご機嫌」スタスタ
…
かすみ「愛先輩〜!!!」ダキッ
愛「うおっと」 かすみ「助けてくれてありがとうございます〜!」グスグス
愛「よしよし」ナデナデ
愛「それにしても、なんでしずくはあんなことを?」
かすみ「わからないんです〜!いきなりみんながおかしくなっちゃって…」
かすみ(あれ?愛先輩は?)
愛「そっかぁ よくわからないけど、それでかすみんは困ってるんだな?」
かすみ「そうなんです!」
愛「だったらかすみんを守るしかないよね!」
かすみ「愛先輩…!!」
かすみ(よかった…愛先輩はおかしくなってなかった!)
愛「もしもし?今からこっちこれる?」ピピピ
かすみ「誰に電話してるんですか?」
愛「さすがに愛さんだけじゃ力不足だから助っ人を呼んだよ!」
かすみ「うわーん!愛先輩〜!!」
愛「よしよし」 果林「お待たせ♡」
かすみ「は?」
愛「遅いよーカリンー」
果林「ごめんなさいね ちょうど反対側の方にかすみちゃんを探しに行ってたから」
愛「まあでもDiverDivaがそろったし、かすみんもここにいるしどうでもいっか」
かすみ「な、なんで…」
果林「感謝するわ、愛 残念だけどかすみちゃんのバージンはあなたにあげる」
かすみ「は?」
愛「ほんとに?カリンさっすが〜!」
かすみ「勝手に話を進めないでください!かすみん、愛先輩のこと信じてたのに…」
愛「悪いのは全部雨野だから」
かすみ「は?」
愛「なんでもないよ!とにかく、今から最っ高に楽しいことしようか♡」
かすみ「ひっ…」 愛「おっと、逃げようだなんて考えないでね?愛さんたち以外に誰もいないし、2体1だから」
かすみ「ううっ…」
かすみ(かすみんはここまでなのかな…)
愛「さ、愛友になろう?♡」
かすみ「う……」
果林「ふふふ♡」
かすみ(だ…だれか………)
ピーーンポーーンパーーンポーーン
かすみ「!?」
愛果林「?!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています