花陽「お兄ちゃん朝だよっ」
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兄「ゔ〜〜ん」ムニャムニャ
花陽「起きなきゃだめだよぉ〜〜今日一時間目からだよねっ!!」
兄「……今日のはサボっていいヤツだからぁ……」
花陽「も〜〜………せっかくおにぎり作ったのにな………」ボソ
兄「……おはよう」ムクッ
花陽「おはよお兄ちゃんっ」ニコ 花陽「はいっ!これが朝でこれが昼のだよっ」オニギリ~
兄「ええっ、朝も昼もおにぎりだけなのぉ!?」
花陽「そうだよ!お米さえあれば十分ですっ!」ドヤパナ
兄「……てことはまさか………具は……?」
花陽「え?入ってないよ?」
兄「……だよね…」 母「ふふっ……あれ、花陽?今日は朝練があるんじゃなかったの?」
花陽「あ、あーーーーっっ!!!そ、そうでしたぁーー!!」
花陽「おにぎりに夢中ですっかり忘れてましたぁ……」ガクリ
兄「ありゃりゃ」モグモグ
母「うーん、じゃあお兄ちゃんに乗せてってもらったら?」
花陽「お兄ちゃんお願いしてもいい…?」
兄「うーん…まあどうせ大学だしいっかぁ」
花陽「ありがとぉ〜〜」 花陽「お兄ちゃんの車乗るのいつぶりかなぁ」
兄「こないだ凛ちゃんと水族館に連れてったとき以来かなぁ」
花陽「ええ〜〜それ中学校のときだよっ!結構前だねっ」
兄「はは、あの時凛ちゃんに運転下手って言われたから今日はリベンジ………って、あれ、エンジンが……」ガチャガチャ
花陽「お兄ちゃんそれ家の鍵だよ……」
兄「あ、あれっ?あ、あはは、ほんとだ!!これ家のだよも〜!!間違った間違った……はは……」
花陽「不安です……」 ブ-ン
花陽「お兄ちゃん、もう少しスピード出ないかな…」
兄「安全運転だよっ!(つーかこれが限界)」
花陽「朝練間に合わなくなっちゃうぅ……」
兄「ぐぬぬ……わかったよっ!」ブロロロロ
花陽「ピャァ!!?」
兄「シートベルトしてるよねっ!!」ズギャギャ
花陽「オ、オニイチャンヤッパリウンテンヘタダヨォ!!!!」
兄「」 兄「ヒィ...なんとかギリギリ…かな」
花陽「う、うん、ありがとうお兄ちゃんっ!……あっ真姫ちゃん!」
真姫「おはよ花陽。もう始まってるわよ……って」
兄「あっ、おはよう、ございます」
真姫「お……おはようございます………??」
兄「それじゃ俺は大学行くから」
花陽「うん、ありがとっ!行こ真姫ちゃんっ」
真姫「うぇ、あ、うん…」
真姫(あの人……まさか………) 〜お昼休み〜
にこ「えぇっ!?」
絵里「花陽に!?」
希「彼氏ができた………」
真姫「そ。しかも大学生、年上のね」クルクル
絵里「い、意外だわ……」
希「花陽ちゃんもやることやってるんやなぁ」クスクス
にこ「ウソでしょ……アイドルは恋愛禁止なんて一番わかってるはずなのに………」
希「ホントは羨ましいんちゃう?」
にこ「ぬぁんでよ!!!」 絵里「ま、ま、まあ…なにはともあれ詳しく話を聞く必要がありそうね」
希「ええ〜そっとしといてあげたらええんちゃう?」
にこ「アイドルは恋愛禁止なのよ!!!」
真姫「まあにこちゃんのうるさい嫉妬は置いといて」
にこ「だからぬぁんでよ!!!」
真姫「どこの馬の骨かもわからない男に花陽を任せるわけにはいかないわよね」クルクル
希「花陽ちゃんのお母さんちゃうんやから…」 凛「いつにも増して大きいにゃあ〜〜」
花陽「うんっお兄ちゃんのと一緒に作ったから大きめに作っちゃったぁ」
ガラガラ
凛「あ、まきちゃんまきちゃ〜ん!」
真姫「あの……花陽?朝いっしょにいた男の人だけど」
花陽「あ、うん?おに
真姫「カッコいいわよね」
花陽「え、えっ?」 真姫(とりあえず軽く探りをいれて…)
真姫「糸目で茶髪で。爽やかよね」
花陽「えっ、そ、そうかなぁ…?家ではゲームばっかりしてるけど…」
真姫「……………え?今なんて…?」
花陽「?家ではゲームばっかりしてるよ」
真姫「ヴ、ヴェェェエ!!!!!???」ダダダダダッッ
凛「ま、まきちゃん!?」
真姫「ま、まさか……まさかもう……もう同棲までしてるなんて……!!!」
凛「行っちゃった……お兄ちゃんどうかしたの?」
花陽「わ、わかんない…」 兄「ふい〜〜ただいま〜〜」
母「おかえり〜〜ちょっと早すぎない?」
兄「うーんなんか今日は教授が学会で休講なんだってさ」
母「あらそうなの、農業の学会なんてあるのね〜」
兄「まああるらしいね……ってあれ、これ花陽の?」
母「……あっ!それ部活のお金じゃないっ!花陽ったらもう…」
兄「あらら…俺届けてこよっか?」
母「えっ、いいの?」
兄「おにぎり作ってもらったし……んじゃちょっと行ってくるよ」 花陽「あぁ〜〜っ!!部費家に置いてきちゃったぁ〜〜っ!!」
穂乃果「もー花陽ちゃんおっちょこちょいだな〜」
凛「凛はそんなかよちんも好きにゃ」
花陽「ど、ど、どうしよ………ってあれ?」ケ-タイピロン
LINE「兄:部費もってくお 校門前に集合」
花陽(おぉぉお兄ちゃん…)ウルウル
花陽「ちょ、ちょっとまっててっ!!」ダダッ
海未「どうしたんでしょう?」
ことり「ね〜」
真姫「彼氏彼氏彼氏………って、あぁーっ!!」 凛「あ、かよちんのおに
真姫「花陽の彼氏の車……!」
μ's「「えぇーー!?」」
穂乃果「か、彼氏!?」
海未「ど、ど、どういうことです!?」
ことり「花陽ちゃん彼氏いるのっ!?」
凛「え…?あれ普通におに
真姫「みんな行くわよ!」ダッ
にこ「くうっ!」ダッ
絵里「あっ!!ちょっとにこ!」ダッ
希「なんか面白そうやね…♪」ダッ
海未「……と、とにかく行ってみましょう」
穂乃果・ことり「う、うん!」ダダッ
凛「いや………もういいにゃ」ポツ-ン 花陽「ごめんねお兄ちゃん…大学大丈夫だったの?」
兄「今日は早く終わったんだよ。あ、おにぎり美味しかったよ」
花陽「えっ本当?具なしでも??」
兄「意外と塩だけでもいけるもんだなぁ」
花陽「そっか…えへへ/// また明日も作っていい?」
兄「うんっよろしく」ニコ
花陽「了解ですっ!それじゃあありがと………う、むぎゅ」
真姫「あ、ごめん」
花陽「ま、まきちゃん?びっくりしたぁ…って、え、なんでみんなも!?」 にこ「ゼェ………ゼェ………」
希「にこっち興奮しすぎ(笑)」
にこ「うるさいわい!」
絵里「えー…オホン。単刀直入に聞くわ、あなた…
にこ「ウチの花陽に手ェ出してんじゃないわよ!!」ドン!!
花陽・兄「………へ?」ポカ-ン
絵里「ちょ、突然怒っちゃダメでしょ…!」
にこ「花陽はね、花陽は普段は大人しくて真面目なのにアイドルの事になるとものっっすごい熱くなって、もう語り出すと止まらないの」
にこ「誰よりも……にこに匹敵するくらい、花陽はアイドルを愛してるの!そんな花陽をたぶらかそうなんて………」
にこ「アイドル研究部部長のこの私が、絶対死んでも死んでも死んでも許さないんだから!!!!」
花陽「………あ、あの……この人花陽の兄ですけど……」
にこ「………………………え?」 一同「「えぇ〜〜〜〜!!??」」
兄「????」
真姫「え、この人彼氏じゃないの!!?」
花陽「エエッ彼氏ィ!!!?」
穂乃果「ほえ〜〜花陽ちゃんのお兄さんかぁ〜〜、あ、いつも花陽ちゃんにお世話になっております」
兄「あ、ども、こちらこそ…」
希「にこっち……あんなに熱く……勘違い………ブフッ」
にこ「う、うぇ……………パ、パッとしな
絵里「負け惜しみは良くないわよ」バシ-ン
にこ「ぐえっ」
花陽「ほ、ほんとに彼氏と思われてたんだ………」 凛「お兄ちゃんにゃ!」ベシベシ
兄「うわ凛ちゃんっ!いててて」
海未「………ま、誤解も解けたことですし。ほら練習始めますよ」
ことり「ひゃあ〜ビックリしちゃった〜」
穂乃果「驚かさないでよ、まきちゃあ〜ん」
真姫「べ、別に彼氏って確定してたわけじゃ」クルクル
絵里「真姫にしては珍しい勘違いね」
にこ「アンタ大して調べてもないクセに大騒ぎしてんじゃないわよ!」
希「一番騒いだの結局にこっちやん」
にこ「ぐぬぬ…」 花陽「ご、ごめんねお兄ちゃん、お騒がせして…」
兄「ああ、いや…んじゃ俺帰るから…」
花陽「うんっ部費ありがとう!」
凛「ばいばーい」ブンブン
兄「あいよー」ブロロロ
ブ-ン
兄「………女の子に怒鳴られるのって………悪くないな………」
兄はにこ推しとなった…
END >>17
>凛「お兄ちゃんにゃ!」ベシベシ
可愛い 中学生凛ちゃんと遊園地行くとか普通に勝ち組じゃね? >>17
凛ちゃんに猫パンチされたい気持ちよさそう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています