栞子「スクールアイドル部を設立したい?」ランジュ「ラ!」
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栞子「突然何を言い出すかと思えば」
ランジュ「SIF見てときめいちゃったのラ!私もスクールアイドルやりたいのラ!」
栞子「そもそもスクールアイドル同好会がありますよ?そちらに入ったらいいじゃないですか」
ランジュ「やーよ。同好会ってなんか地味だしランジュに相応しくないわ。栞子生徒会長なんでしょ?申請書類ちょーだいよ」
栞子「まぁいいですが。同好会からの昇格になりますが条件が部員10人以上、活動年数1年以上、あとは顧問が必要ですね。役員会議で承認を得て晴れて部になります」
ランジュ「なんだかめんどくさいわね。部員は作詞作曲振り付け音響チームの名前書いとけばいいラ!顧問はランジュがやるから無問題ラ!役員会議の承認?はママを通せばなんとかなるとして…活動年数はどうするのラ?困ったのラ」
栞子「同好会自体はせつ菜さんが設立してちょうど1年経ってますね。同好会も部員数足りてますし昇格条件は満たしていますよ」
ランジュ「ラ!?」 栞子「ではこちらの書類に同好会のメンバーの名前を…」
ランジュ「やったのラ!これでランジュもスクールアイドルラ!」テテテ
栞子「あっ、待ってくださいランジュ!」
翌日
栞子「ランジュが同好会のみんなの名前を書かないまま理事長経由で部に昇格させてしまった」 やいのやいの
栞子「どうしたんですか?みなさん」
かすみ「あ、しお子!それがね、突然ランジュって子が来て『同好会やめてランジュのスクールアイドル部に入ラない?あなたたちは原石よ。プロの音楽チームがいる最高の環境で磨いてあげるのラ』だって!」
歩夢「あの子がいない時にそんなこと言われても困っちゃうよね」
彼方「彼方ちゃんはすやぴしてたので聞いてなかった」
エマ「なんだか私たちがやりたいことと違う気がしちゃった」
璃奈「うちの学校にスクールアイドル部なってあったっけ?あやしすぎる…璃奈ちゃんボード『不審者』」
せつ菜「いえ、存在しないはずですね。そもそもあのランジュって子はうちの生徒ではないはずですよ」
しずく「3000人規模の全校生徒の顔と名前一致してるんでしたっけ?すごいですよね」
果林「最高の環境っていうのは少し興味があるわね。でも…なんだかあの子いけすかないわ」
愛「カリンそんなこと言うなよースクールアイドル好きな子に悪い子はいないって!」
かすみ「とにかく!かすみんは先輩のいるこの同好会で頑張りたいんです」
栞子(この同好会が既に存在してないなんて言い出せそうにありませんね…) 栞子「こうなった以上、みなさんにバレないよう同好会は新たに立ち上げるとして…」
栞子「あぁ、部の陳情がこんなにたくさん…」
栞子「あの方がいないとどうにも手が足りませんね」
栞子「こうやることが多いと…」
栞子「…すやぁ」zzz
間
栞子「初めて8時間睡眠しましたね。何か忘れてるような気がしないでもないですが」 数日後
生徒会役員「会長!先日スクールアイドル同好会を自称する謎の団体が講堂の使用許可を求めてきたので却下しておきました。うちの学校にスクールアイドル部はあっても同好会は存在しないはずですよね?」
栞子「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!! !!!!!」(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!
たぶん20章は栞子が悪い 栞子の株が下がっただけで何の解決にもなってないじゃん ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています