かすみ「くず子ーお昼だし食堂いこー」しずく「か、かすみさん…?」
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かすみ「どうしたの?くず子」
しずく「くず子って…私のこと?」
かすみ「そう、くず子の名前がしずくだから『くず子』」
かすみ「同好会を抜けてランジュ達の方に行ったからくず子」
しずく「……」
かすみ「かすみん、『しず子』とは口きかないって決めたから」
しずく「……そっか」
しずく「やっぱりかすみさんは優しいね」ニコッ
かすみ「…!」
しずく「…あれから、ずっと考えてたんだ。かすみさんに嫌われちゃったって。もうかすみさんとお話しできないのかなって」
しずく「そんなことばっかり考えてたら…かすみさんと会うのが怖くなっちゃって」グスッ
かすみ「しず…じゃぁなくて、くず子…」
しずく「でも、かすみさんはこうやって会いに来てくれた」
しずく「ありがとうね、かすみさん」
かすみ「べ、別に!くず子のこと心配してたとか、そーゆーわけじゃないし!」
かすみ「ほ、ほら早く食堂いこ!お昼時間おわっちゃうよ、くず子!」
みたいなね くずかすという酷すぎるネーミングのカップリングww 別にクズ呼びするかすみじゃなくて事情に理解のあるあなたの方へ行けば良いのでは? >>14
クズ呼びはかすみんの照れ隠しみたいなもんやし しずくちゃんはかすみんのコッペパン袋だからねしょうがないね 雨野「このストーリーなんか違うんだよね…王道すぎるというか…ひねりがないよねぇ…」 >>6
愛「あ、かすかすにくずくず!
二人一緒なの久しぶりだね〜」 かすみんがかすかすならしず子はくず子だ!
後輩に恵まれなかったせんぱいが気の毒でならないですぅ! 新キャラに五味ちゃんと葛葉ちゃん
追加しよう
かすみんとユニット組ませて
ユニット名はゴミクズカスな ーーーーーーー
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しずく(私が同好会を抜けてから、今日に至るまで、語り尽くせないほど色々な事がありました)
しずく(同好会と部の対立は、μ'sやAqoursの皆さんも巻き込みながら、日に日に激しさを増していきました)
しずく(同好会の皆さんとは申し訳なさゆえに私は距離を置いてしまい、対立の激化に飲み込まれ、さらに距離は空き、ずいぶん疎遠になってしまいました)
しずく(それでも私に声を掛け続けてくれたのは、先輩と、かすみさんだけでした)
しずく(……かすみさんは、くず子くず子と言うっきりで、しず子って呼ぶことは一度もありませんでしたが)
しずく(それでも私にとって、かすみさんのその優しさは嬉しくて、眩しくて、重くて、耐えられなくてーーー)
しずく(ある日、ついに私はかすみさんの前で崩れてしまいました) しずく(敗北感、劣等感、屈辱感、罪悪感、羞恥心、嫉妬心、羨望、絶望ーーー)
しずく(私の中に混濁としていた醜い感情は汚い言葉となって、驟雨のようにかすみさんに浴びせてしまいました)
しずく(それでもかすみさんは、けして私から逃げる事なく、こう言ってくれました)
かすみ「やっと、くず子の口から、くず子のクズが聞けた」
かすみ「かすみん、分かってたよ。くず子はただの良い子ちゃんじゃないってことくらい」
かすみ「ちゃんとクズいところもあって、そんな自分がいやで仕方なくてーーー真面目な子を演じてるってことくらい」
かすみ「それでもかすみんは、くず子のこと嫌ったりなんかしない。嫌いになるわけないじゃん」
かすみ「いつだって、どんなときだって、くず子は紛れもなくくず子なんだから」
しずく(ーーーそれからしばらくして、同好会の勝利という形で決着がつき、部は廃部となりました) しずく「……なんだか久々だな。同好会の部室」
しずく「うぅ…分かってはいたけど、やっぱり入りづらいなぁ…」
呼吸を整える。
しずく「…よし」
決意とともに扉を開ける。
しずく「…あ」
そこに居たのは、久方ぶりでもなんでもなく、昨日ぶりの少女だった。
かすみ「おはよう、しず子」
しずく「……」
かすみ「……しず子?」
しずく「…あ、私?」
かすみ「そりゃあ、この状況でしず子以外いないでしょうに」
しずく「最近、くず子くず子ばっかり呼ばれてたからで、そっちに慣れちゃって、つい」
かすみ「もー」
かすみ「同好会にいるんだったら『しず子』でしょ」
当たり前のようにそう呼ぶのは、今となっては何とも愛おしい響き。
最初からそこにあった、あなただけが奏でる旋律。
かすみ「おかえり、しず子」
しずく「ただいま、かすみさん」 くずかすとかいう酷いカプ名からは想像つかない良SS ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています