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あなた「どうすりゃいいんだ・・・」
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0001名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 12:38:11.35ID:OHVOKN/V
本拠地、スクスタで迎えたSecond Season
先発雨野が大量失点、次章までも1か月あり惨敗だった
ツイッターに響くファンのため息、どこからか聞こえる「来年でサ終だな」の声
バラバラになる同好会メンバーの中、部長のあなたは屋上で泣いていた。
1st2ndライブで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる虹ヶ咲運営・・・
それを今のスクスタで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」あなたは悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、あなたははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って新曲を書かなきゃな」あなたは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、あなたはふと気付いた

「あれ・・・?アクティブユーザーがいる・・・?」
ツイッターを開いたあなたが目にしたのは、トレンドを埋め尽くさんばかりのアニメ感想だった
怒られそうなほどのスクショが貼られ、地鳴りのように虹色Passionsが響いていた
どういうことか分からずに呆然とするあなたの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「ゆうゆ、ダンス練習だよ、早く行こう!」声の方に振り返ったあなたは目を疑った
「あ・・・愛ちゃん?」 「なあに侑、居眠りでもしてたのかしら?」
「か・・・果林先輩?」 「なんですか先輩、かってに果林さんを退部させたりして」
「しずくちゃん・・・」  高咲は半分パニックになりながら部員名簿を見上げた
1番:上原歩夢 2番:中須かすみ 3番:優木せつ菜 4番:宮下愛 5番:エマ・ヴェルデ 6番:天王寺璃奈 7番:近江彼方 8番:桜坂しずく 9番:朝香果林
暫時、唖然としていた高咲だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「面白い・・・アニメは面白いんだ!」
中須からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する高咲、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっているあなたが発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
0003名無しで叶える物語(SB-iPhone)
垢版 |
2020/11/03(火) 12:47:45.51ID:q4Pd6etV
お台場、虹ヶ咲学園で迎えた生徒会長選挙、
周りの努力も虚しく、開票結果は惨敗だった
講堂に響く支持者のため息、どこからか聞こえる「栞子さんの方がわかり易かった」の声
無言で帰り始める生徒達の中、元生徒会長の中川菜々は独りステージ裏のベンチで泣いていた
生徒会で手にした喜び、感動、そして何より苦労を乗り越えたやりがい・・・
それを今の状況で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすればいいんですか・・・」中川は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、中川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って課題をやらなくちゃ」中川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、中川はふと気付いた
「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した中川が目にしたのは、講堂を埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどにペンライトが振られ、地鳴りのように歓声が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする中川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「せつ菜ちゃん、本番、早く行くよ」声の方に振り返ったせつ菜は目を疑った
「あ・・・歩夢さん?」  「なに、居眠りでもしてたんですか?」
「か・・・かすみさん?」  「なんだせつ菜ちゃん、かってにかすみちゃんを寝てる事にさせて」
「彼方さん・・・」  せつ菜は半分パニックになりながら貼ってあるセトリを見上げた
1番:彼方 My Own Fairy-Tale  2番:歩夢 夢への一歩 3番:かすみ ダイヤモンド 4番:エマ Evergreen 5番:愛 めっちゃGoing! 6番:内川 熱き星たちよ 7番:せつ菜 CHASE! 8番:果林 Wish 9番:璃奈 テレテレパシー 10番:オードリー 11番:Love U my friends
暫時、唖然としていたせつ菜だったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には雲ひとつ無かった
「そうだ・・・私にはスクールアイドルがあったんだ!」
かすみから衣装を受け取り、ステージへ全力疾走するせつ菜、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっているせつ菜が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
0005名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2020/11/03(火) 12:53:51.56ID:Vl45Y2ke
留学を終え、数ヵ月ぶりに目にした同好会の光景はあまりにも残酷すぎた
同好会メンバーの離反、スクールアイドル部との直接対決も勢いを見せず惨敗だった
監視委員からの妨害により一切練習できない状況の中、時たま聞こえる「練習やりたいな」の声
無言で帰り始める部員達の中、部長であるあなたは独りベンチで泣いていた。
スクールアイドルとしての栄光、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今の同好会で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいの・・・」あなたは悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、あなたははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい椅子の感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って次の新曲を作らなくちゃな?」あなたは苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、あなたはふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?ここはライブ会場・・・?」
ステージ裏であなたが目にしたのは、スタンド席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどにブレードが振られ、地鳴りのように虹ヶ咲コールが響いていた
どういうことか分からずに呆然とするあなたの背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「先輩、最終リハやりますよ?早く行きましょう」声の方に振り返ったあなたは目を疑った
「し・・・しずくちゃん?」 「どうしたのキミ、彼方みたいに居眠りでもしてたの?」
「果林さんも・・・?みんな同好会辞めたのになんで・・・?」 「ダメだな、かってに愛さんたちを退部させちゃ〜」
「愛ちゃん・・・」  あなたは半分パニックになりながら電光掲示板を見上げた
1番:歩夢 2番:かすみ 3番:しずく 4番:果林 5番:愛 6番:内川 7番:せつ菜 8番:エマ 9番:璃菜
暫時、唖然としていたあなただったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
歩夢へ受け渡したリモートマイクを手に、ステージへ全力疾走するメンバー、寝ている彼方と二人で見送るその目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、部室で冷たくなっているあなたが発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
0006名無しで叶える物語(SB-Android)
垢版 |
2020/11/03(火) 12:57:35.62ID:Z8Ec7yg+
何にしても栞子はいないんだなw
0007名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 13:15:24.14ID:rp8PhQXh
どの世界でも吉村と村田の死に収束してしまう
0008名無しで叶える物語(ますのすし)
垢版 |
2020/11/03(火) 13:25:14.05ID:6DPEOSHt
ちょいちょいクオリティ高くて笑う
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