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監視委員会_記録
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0001監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 15:24:06.14ID:v9FN/fFI
しずく「……え?」

窓がなく、ベッドがあるだけの狭い室内

部屋の明かりは天井の薄暗く今にも切れてしまいそうな丸い電球一つ

なんと言えば良いのか、一昔前の安い賃貸の一室のような雰囲気にしずくは目を疑った。

しずく「なん……」

自分は間違いなく、学校にいた

廊下を歩いていて、それで。

誰かに話しかけられたような覚えもあるが、それからの記憶がない

今は何日の何時なのか、

そもそもここはどこなのか、しずくにはまるで情報がなかった

しずく「荷物は……」

見渡す限り、あるのは自分が横になっていたベッド一台

あとはその薄い掛布団と枕

しずくの通学鞄はなく、ベッドの下にも見当たらない

椅子のない学習机には、電源の入ったノートパソコンが一台開かれた状態で置かれていて

しずく「……えっ?」

そこには、『桜坂しずく:愛のあるセックス』という一文が表示されていた
0004監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 15:28:59.00ID:v9FN/fFI
しずく「なにを言って」

書いている言葉が理解できないわけではないが

なぜそんなことが書かれているのかがわからなくて、混乱する

そもそも、しずくには今愛している人なんていない

いるとしてもそれは”セックス”をするような愛情ではない

なのに、唯一の情報源はその言葉を映していて

しずく「なん――」

狭い部屋のたった一つの出口が、コンコンっと音を立てた

しずく「ひっ……」

状況から見て、誘拐されたというのは間違いなく

しずくは、その犯人が来たのかと慌ててベッドに飛び込む

ミシリと軋んだが、気にせず掛布団を頭にかぶって横になった
0005監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 15:33:14.01ID:v9FN/fFI
ギギギィ……と、やや重さのある開閉音が部屋に響く

すぐに閉まる音はせず、

十数秒ほど経ってから、今度h少しだけ高い音と共に扉が閉まった。

内側ではなく、外側から聞こえる施錠の音

しかし、部屋の中には誰かの足音が聞こえる

ぺたり……ぺたり……

裸足であろうその音は、しずくが横になっているベッドの前で止まる

「しずくちゃん?」

それは、女性の声ではなかった

若いから女の子。だなんて冗談でもなく。

ほんのりと上擦った、男性の声だった。
0008監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 15:39:15.96ID:v9FN/fFI
しずく「ひっ……」

聞いたことさえない異性の声に、しずくは総毛立つような悪寒を覚えて体を抱きしめる

起きていない、寝ている

だからまだそうっとしておこう。そんな、良心に期待したわけでもない自衛行為は

しかし、男にとっては"寝ている"という状態の表現でしかなかった。

男の手が滴の肩の辺りに伸びると、

上から照らす光によって、影が動いて分かってしまう

その、得体の知れない"何者か"が触れようとしている恐怖に、

しずくは堪らず、体を動かした

しずく「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

布団を払う勢いで男の手を払い除けて、そのまま枕を掴んで叩きつける
0010監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 15:45:51.02ID:v9FN/fFI
しずくの突然の行動に驚いた男は、その枕を顔面に食らって後退りする

柔らかい枕とはいえ、眼球を掠めた痛みと不快感は男にとっても優しくはない

しずく「今のうちに……っ」

扉は締まった音がした

ただ閉じただけでなく、施錠までされたであろうことは音で分かった。

だから、逃げるのではなく……相手との距離を取って、パソコンのある机の前に位置取る

最悪の場合、ノートパソコンを投げつけようと考えたからだ

「っつ……」

しずく「……誰、ですか?」

男は小太りで、身長は果林と同じかそれよりもわずかに高い程度

髪は少し長めで……見覚えはなかった
0012名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/02(月) 15:50:32.74ID:jo/dWCGC
>>9
なるほど
0013監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 15:52:36.04ID:v9FN/fFI
しずく「誰……! ですか!」

目をこすっている男に対し、しずくは逸る気持ちで強く叫ぶ

【監禁】、【セックス】、【見知らぬ男】

これだけのキーワードがあれば、高校生であるしずくならば嫌でも連想ゲームはクリアできる

きっと、そう言ったことが苦手な優木せつ菜ですら、容易だろう

しずく「答えて……」

「起きてるなら、起きてるって言ってくれればいいのに」

怯えるしずくを前にして、

男は枕を叩きつけられたことなど気にしていないような笑顔を浮かべた

「しずくちゃんでしょ? 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の」

しずく「だ、だったら……なんですか……」

「ほら、動画配信してるでしょ。PV……あなたの理想のヒロインとか、オードリーとか。そのファンなんだよ」
0014監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 15:59:13.26ID:v9FN/fFI
普段ならありがとうございます。とでも言えるその言葉が、

今はどうしようもなく悍ましく感じる

スクールアイドルである自分のファンが、こんな監禁部屋に二人でいる

そして、与えられたキーワード"愛のあるセックス"どう考えても、普通ではない。

しずく「そ、れは……あり、がとう……ございます……」

声が震える

正直に言って、男はしずくから見て異性として恋愛できる対象にはない

そもそも、年齢が一回りとはいかなかろうと、違っている

釣り合わない

けれど……

「怪しい封筒があって、何となく見たらあの桜坂しずくちゃんと愛し合えるって話でさ〜」

しずく「そ、それで……」

「嘘でも本当だったら後悔してもしきれないから来たんだよ。そしたら、本当にいたんだ」
0015名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/02(月) 16:01:36.02ID:jo/dWCGC
いいぞ
0016監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 16:05:25.84ID:v9FN/fFI
宝くじに当たるよりも嬉しいと喜びを露わにする男の一方で

しずくは恐怖と不快感と絶望に、演技でもなく涙が零れるのを感じた

部屋は逃げ出せないようになっている

男は"セックスの為にここに来た"

つまりこの男を説得したところで、しずくはここから逃れられるわけではない

そして、この男を説得できるような材料が手元にはない

しずくの身体を欲してここにきている以上、

男にとって、それを取り止めてまで欲しいものなどきっとないからだ

しずく「あの……やめて、貰うことは……」

「はぁ?」

しずく「っ……そ、そのっ、こんな場所じゃ、無くて……っ」

「何言ってんの? 場所なんてしずくちゃんがいればそれでいいんだよ」

男のやや強い口調に、しずくは唇を噛んだ
0017名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/02(月) 16:11:41.93ID:3+VdDwTm
これくらいの罰は要るよね
0019監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 16:13:07.55ID:v9FN/fFI
「ほら、痛いことはしたくないからこっちに来なよ」

男は限りなく優しい声で言うと、しずくを手招きする

ベッドにいけばしずくは抱かれなければならない

"一方的な"愛のあるセックスをしなければならない

そんなことの為に、これまで生きてきたわけではないのに、

理不尽に、身勝手に、得体の知れない何者かによって……売られたのだ

しずく「……ゃ」

「うん?」

しずく「……や……いや……いやっ……嫌だっ!」

首を振る

大声で拒絶を叫ぶ

知り合いでもない男に身体を愛されるなんて、許せないと。

「はぁ……しかたがないか」

しずく「こ、来ないでください! き、きた……ら、パソコンで殴ります……っ!」
0020名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/02(月) 16:14:33.46ID:55EBSIst
やらしい声と持て囃された女の末路
0021監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 16:19:06.76ID:v9FN/fFI
ノートパソコンとはいえ、それなりの硬度はある

これで殴られれば男であってもしばらく怯むだろうという希望に縋ったしずくに、

しかし、絶望は近づく

ぺたり……ぺたり

男は、わざとらしく足音を立てながらしずくの方に近づいていく

しずく「っ……本気――」

本気で殴ります。そう、言うつもりだった

そのために、パソコンを持ち上げるつもりだった

しかし、机に身体を傾けたしずくは、ノートパソコンを持ち上げようとして言葉が止まる

しずく「動かない……っ」

重いのではなく、微動だにしない

机に固定されているであろうノートパソコンはまるで持ち上がらず、

力を入れたその瞬間だけ、机がカタンッ……と、小さくなるだけで。

「しずくちゃん」

しずくに影が差す。

男の声が真上から聞こえて――

振り返った瞬間、視界が大きく揺れた
0023名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/02(月) 16:21:05.01ID:tx2dAEM3
保守
0024監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 16:23:41.90ID:v9FN/fFI
何が起こったのか分からないしずくは、

そのまま床に倒れるように座り込んで、男の足元を見つめる

しずく「ぁ……」

そして……だんだんと熱を帯びる頬の痛みに、叩かれたのだと悟る。

女の子だから叩かれることはない。そんな甘えがあったわけじゃない

ファンだから優しくしてくれる。そんな、信頼が出来る相手ではなかった。

けれど、余りにも突然なことに、しずくは呆然としてしまう

「あんまりさ、時間もないんだよね。しずくちゃんを丸一日貰えるわけじゃないからさ」

しずく「ぇ……」

「ほら、見てみなよ」

ぐぃっと強引に引き立たされたしずくは、机に突っ伏すようにして、パソコンの画面を見せられた
0025名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/02(月) 16:25:34.02ID:tx2dAEM3
数日前までこんなことを望まれるキャラなんて栞子しか居なかったのに…
0027監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 16:31:30.17ID:v9FN/fFI
【しずく:AVへの出演】

【しずく:アナル浣腸】

【しずく:某書き物の音読】

愛のあるセックスのほかに、いくつかのしずく宛の内容が出てきている

しずく「え……」

「わかる? これで終わりじゃないんだよ」

しずく「そんな……っ」

なぜ、どうして

しかしそれよりも、自分に対しこんなことをしたいという人の意思があること

そして、自分がここから救われることがないのだと……しずくは悟って、崩れ落ちる

しずく「いや……いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

大好きだった劇

その舞台に上がりたいと邁進してきた今までの自分

それをすべてぶち壊してやろうという悪意

しずくは耐えられず叫び声をあげて、泣いて……けれど、それは男の同情を誘えない

「だからさぁ……」

男は痺れを切らしたように呟き、しずくの腕を掴んで強引にベッドの方へと放った
0028名無しで叶える物語(ふく)
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2020/11/02(月) 16:32:46.21ID:KoKl/rKo
>>25
栞子アンチですら、強姦や排便羞恥で許してたっぽいけど、ランジュ+3人は眼窩姦でもしないと収まらない風潮
0030名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/02(月) 16:35:42.01ID:l8MEIXpg
犯した後例のしずく推しのSS読ませて心底後悔させたい
0031名無しで叶える物語(たまごやき)
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2020/11/02(月) 16:36:25.06ID:u2ZcFg4l
対立中とはいえランジュミア含めて12人いる虹学メンバーのうち半数がファンから嫌われてるってヤバいよ…
0033名無しで叶える物語(光)
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2020/11/02(月) 16:39:29.93ID:+2Zgbg9+
抜けりゃいいんだよ抜けりゃ
0034監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 16:41:36.51ID:v9FN/fFI
しずく「い゛っ」

ベッドの側面に背中をぶつけて、うめき声が零れる

ビンタされるよりもずっと鈍く残るその痛みにしずくは蹲るが、

男は関係ないと言わんばかりにしずくを断たせて、ベッドの上へと無理矢理に押し上げる

しずく「いたい……やめ……背中……っ」

「しずくちゃんがちゃんと言うこと聞かないから悪いんだよ。優しくしてあげようって、してたのに」

しずく「うぅ……っ、ファン、なら……やめて……っ」

しずくは、何とか搾りだした声で懇願する

今の状態では"愛のあるセックス"だなんて言えない

なにより、こんなのはただの……凌辱だ

自分のことを好きになってくれたファンなら、落ち着いてくれるだろうと。

しかし――

「ファンならやめて……ね。ははっ……無理な相談だよ。しずくちゃん」

男は失笑するばかりで、しずくのベストを掴む

「そのファンが、望んでやってるんだから」

そして、力一杯に引っ張られたしずくの体が浮き、

耐えられなかったベストのボタンがはじけ飛ぶ
0035名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/02(月) 16:44:40.02ID:l8MEIXpg
ファンこそ怒ってるんだよなぁ
0036監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 16:49:35.64ID:v9FN/fFI
しずく「や……やめて……やめてくださいっ!」

「こっちだって乱暴にしたくないけど、時間もないからさぁ」

男はそう言うと、ニヤリと笑って

「あぁ、そういう演技でしょ? 強姦プレイってやつ……しずくちゃんはそそらせてくれるなぁ」

しずく「違っ……っほんっ……いやぁぁぁぁぁっ!」

全力で暴れても、所詮は少女と成人男性

体格も重さも違う男の力からしずくが逃れられるわけはなく、

ばたつかせていた手は片手で抑え込まれ、足は踏まれてしまう

明らかにしずくの体の許容を超えている重量に痛みが走るが、

男はその悲鳴に耳を傾けようとはしない

「ほら、もっと暴れないと」

しずく「やめて……ください……っ」

リボンが解かれて……ブラウスの第一ボタンが露出する

男はボタンを引き裂くのではなく、ゆっくりと一つ外した
0037名無しで叶える物語(SB-Android)
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2020/11/02(月) 16:51:00.71ID:mow0exN7
ハーメルンでやれば?
0039名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/02(月) 16:53:33.00ID:l8MEIXpg
>>38
両方に愛があるとは言ってないぞ
0040監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 16:56:41.46ID:v9FN/fFI
プツリ……プツリ……

ボタンは一つ一つ、焦らすように時間をかけて外されていく

男はにやにやと笑いながらしずくの顔を見ていて、

涙が零れるたびに「もう大声は出さないの?」と、問いかける

叫び、暴れるたびに男は"プレイ"と喜ぶ

従順に従えば、男は"愛している"と喜ぶ

それゆえに、しずくの心も体も逃げ場はなかった

しずく「お願い……助けて……」

「無理無理。こっちだって、招待されただけなんだから」

しずく「っ……」

「それで、どうするしずくちゃん」

しずく「なにが……ですか……」

「今、途中まで脱がしてるわけだけど……"愛し合う"か"愛される"か。しずくちゃんに選ばせてやれって言われててね」

自分から脱げば"愛し合う"

自分で脱がなければ"愛される"

そうなるのだと、男は笑いながら言った
0042監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 17:05:21.15ID:v9FN/fFI
しずく「そんな……」

どちらを選んでもしずくに利などない

嫌なことをするか、嫌なことをされるかの違いで

結局は、嫌なことをさせられる。

ただし、自発的であれば……男はきっと優しくしてくれるだろう

力任せなものではなく、

ちゃんと、女の子として扱ってくれるに違いない

嫌だ

どっちも嫌だ……助けて欲しい

けれど、しずくに救いはない

だったら……だったらせめて

自分の心が最も傷つかない道

受け入れて"愛し合う"べきだと……しずくは決心する

しずく「わた――」

「はい、時間切れ」

けれど――男は非情だった。
0043監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 17:11:47.92ID:v9FN/fFI
しずく「なんで……嫌っ……自分で……っ」

自分で受け入れようとしたのに

愛し合おうとしたのに

しずく「いやぁぁぁぁぁっ」

男は、叫ぶしずくのブラウスの裾を掴むと、力任せに引き裂く

ボタンがはじけ飛んで、肌着が露わになる

恐怖に噴き出していた汗でべっとりとしたしずくの肌がより多く露出し、

張り付いた肌着からは薄色のブラジャーが透けて見えてしまう

しずく「やめっ……やだっ!」

男の足が浮いた瞬間に力一杯暴れて、拘束から逃れる

寝返りを打つようにして体を起こしたしずくは逃げようとして――

しずく「やっ」

足首を掴まれて引き摺られ、また抑え込まれる
0044監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 17:23:04.89ID:v9FN/fFI
仰向けだったのがうつぶせになっただけのしずくは、

枕に顔を抑え込まれて息が詰まる

しずく「ぅーっ! ぅっ……うぅぅぅっ!」

必死にもがいても、押さえつける男の圧迫感は変わらず、

袖を通したままのブラウスが後ろ手に引っ張られていくのを、感じるだけだった。

男はしずくの腕を引き、破けたブラウスを使って縛って両腕の自由を奪うと

背中に膝を置いたまましずくの長い髪を引っ張って、顔を上げさせる

しずく「っはっ……けほっ……はぁっ……はっ……」

「ねぇしずくちゃん、強姦プレイってこんな感じであってる?」

しずく「知らな――」

言い終える前に、頭は枕へと落とされ……また息苦しくなる

そして――男の手がしずくの太ももをなぞった
0045監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 17:36:10.95ID:v9FN/fFI
男のごわごわとした手の感触が、見えないせいで余計に強く

何よりも不快に感じる

防衛本能的に反応する下腹部がきゅっとなるのを感じて

少しばかり下半身が動いたのを悟られたのだろう

枕に抑え込まれる頭の横で、男の小さな笑い声が聞こえた

「次は……ここかな」

男の手は、ふとも間からまっすぐ上に上がって

スカートの内側、下着ごとお尻を鷲掴みにする

しずく「っ!」

「しずくちゃんのお尻に触れるなんて、思わなかったよ」

男は恍惚とした声で言いながら、しずくのお尻を撫でまわしていく

優しく、強く

揃えた指先でなぞるように、掌で押し込むように

全体で揉むように

男の手はしずくのお尻を、愛撫する
0047監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 17:43:29.75ID:v9FN/fFI
しずく「うぶっ……ぅ……」

酸素がなくなっていき、窒息してしまいそうなしずくは、

暴れることも出来ず、かろうじて声を絞り出す

男はそんな弱ったしずくの顔を上げさせると、横向きに寝かせる

しずく「はぁ……はっ……っ」

ずっと呼吸が出来なかった息苦しさ、

男に好き勝手弄ばれた臀部の熱

恐怖によってにじみ出ていた汗はより酷くなって、

しずくの体が触れていたシーツは少しだけ色が濃くなっているように見える

「良い形のお尻してるね……好きだよ。しずくちゃん」

しずく「はっ……ふっ……っ、わた、しは……」

呼吸をするのが精いっぱいで、とぎれとぎれの言葉

けれど、目だけは嫌悪感を強くして男を睨むが

それは結局男を喜ばせる要素でしかなかった
0048名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/02(月) 17:44:44.95ID:l8MEIXpg
かわいそうでも抜けるキャラになってしまったの抜けるけど悲しい
0049監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 17:51:39.04ID:v9FN/fFI
呼吸の辛さに心臓が早鐘を打ち、

比例するように体の熱まで上がっていく

決しておしりを触られていたからではないとしずくは振り切ろうとするが

じわじわと昇りつめてくる臀部の感覚に、唇を噛むしかなかった

「このあと、しずくちゃんはAVの撮影があるから準備しておこうね」

しずく「や……」

「しずくちゃんが嫌とかどうとかは関係ない。わからない?」

拒絶を口にしようとした途端、男は笑顔で言う

貼り付けたような笑顔

裏では何を考えているか分からない……恐怖を募らせる声

しずくはそれが恐ろしくて……小さく「わかります」と、答える

「自分で気持ちいいことしたことある?」

しずく「っ……」

「正直に言ってくれないと……」

しずく「い、言いますっ」

窒息して死にかけたこと

容赦なく乱暴してくること

それに組み伏せられたしずくの身体は……正直で。

男の声だけで、体が震える

しずく「す……すこし……だけ……」
0052監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 17:59:33.92ID:v9FN/fFI
それがいつだったか、覚えはない

だけれどきっと保健体育だったか何だったかで

女の子の身体というものを知ったときに、好奇心を抱いてしまったからだとしずくは思う

自分で触れて……驚いて。

最初は何かわからなかったものが、性的な事だったと知ったのは。

嫌なことがあったとき

何か忘れてしまいたいことがあったとき

それをして、気持ちをリセットしようとした

「指は入れてる?」

しずく「そんなことっ」

「してない?」

しずく「………」

言いたくない。

けれど、言わなければどうなるか分からない

そう思ったしずくは、羞恥心に身体が火照るのを感じながら……口を開く

しずく「中指……だけ……」

「そっか、でも……今日はこれを入れるから」

男はそう言うと、いつの間にか下着になっていた下半身を露出させ、

禍々しく聳え立つ男性器をしずくへと見せつけた
0053監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 18:06:58.21ID:v9FN/fFI
今まで嗅いだこともないような不快なにおいが鼻を付く

嗅ぎ続ければ嘔吐も誘いそうな異臭を放つそれを、男はしずくの鼻先にまで近づける

しずく「う゛……っ」

「ほら、もっとよく見て」

ぎゅっと目を瞑ったしずくを一瞥した男は横向きだったしずくの体を仰向けにさせると

上半身に跨って、しずくの鼻に自分のそれを押し付ける

しずく「っ……ぅ……」

「ほら」

ぐっとこらえようとしずくは息を飲んだけれど

男はしずくの胸に腰を落とし、座り込んで無理矢理に目と口を開かせる

しずく「ぅぶっ……っぁ……ぁっ」

ただでさえ強いにおいが、口と鼻から流れ込む

目にも染みるような刺激臭にしずくの瞳は涙をため込み、そして流していく
0054監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 18:12:33.56ID:v9FN/fFI
しずく「うっ……ぁ゛……」

男性器の刺激臭が肺の中だけでなく、血にまで混じりそうな不快感

今にも吐きそうな体は、しかし男の体が座っていて

下敷きになっている両腕がミシミシと砕けそうな音を立て始める

しずく「あっ……い゛っ」

痛みに叫びそうになったしずくの身体から男は避けると

唾液の零れる滴の唇に、唇を重ねた

しずく「っ……んっ……んんっ!」

「………」

重ねるだけの、最も弱いキス

一方的な愛、凌辱によるファーストキスの強奪

しずく「ぅぁ……ぁ……あぁっ……」

辛さと、悲しさと怒りに、しずくは嗚咽を零す

しかし、男はそんな様子もお構いなしにしずくへともう一度唇を重ねる
0055監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 18:18:27.76ID:v9FN/fFI
唇を重ねながら、唇を動かす強引さのあるキス

上になっている男の口から、飲み込まれていない唾液が次から次へとしずくの唇を汚し、

僅かに開いた隙間から口腔を侵し、汚していく

しずく「んっ……ん゛ん゛ぅ」

キスのにおいは、フローラルさもフルーティなものもなく

歯を磨いていないような最悪な悪夢

だが、さっきの男性器によって麻痺していたしずくは思っていた以上に不快感はなくて……

受け入れられてしまう自分の体に、絶望する

嫌だ……汚い……

汚い……嫌だ……っ

心はそう拒むのに、体は動かせなくて……受け入れていく

キスする間の息苦しさに高鳴る鼓動

唇の熱っぽさ

離れていく男の幸せそうな表情

接点のなくなった唇は空気にさらされ、人との繋がりが失われた切なさを孕み始める
0056名無しで叶える物語(ぎょうざ)
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2020/11/02(月) 18:20:33.88ID:K3mRSzJA
この女淫乱すぎない?
0057名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/02(月) 18:22:53.14ID:PH9lbeB9
スクフェスモブだった頃から考えると
情欲をぶつけられる存在になったんだなと感慨深い
0058監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 18:24:31.57ID:v9FN/fFI
しずく「はっ……はふっ……」

男のにおいの残る唇から、空気を取り込む

鼻に残る男性器の異臭を抱き込む酸素は、体の中を巡っていく

しずく「っ……」

奪われたファーストキス

男への怒りと、憎しみ

胸の高鳴りは呼吸の苦しさゆえのものだと頭は分かっているはずなのに、

それは痛みではなく、温かさを感じさせる

一瞬でも"愛し合おう"と考えたせいだろう

だが――男はそれを踏み躙る

「噛んだら……ただじゃおかないよ」

男はそう言ってしずくの頭を持ち上げ――

しずく「やっ……ぅ゛……ぉ゛っ」

男性器を、さっきまで重ねていた唇……さらにその奥にまで突っ込んだ
0059監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 18:34:35.74ID:v9FN/fFI
じっとりと湿った口腔のぬめり

僅かにざらりとした感触の舌は、苦しさに震えて快感を与えてくる

キスで感じた唇の柔らかく、ふっくらとした弾力が男性器の側面を咥えこんで

動くたびに、ぷにゅぷにゅと擦れる

喉奥に男性器の先端がぶつかるたびに、

しずくがえずいて舌が微細に揺れ、喉奥が締まる

「うぉっ……おっ……おぉぅ……」

男は感嘆の声を漏らして、しずくの頭を固定しながら腰を動かす。

しずく「う゛……うぶっ……ぁ゛……ぉ゛っ」

所謂、イラマチオと呼ばれるこの行為を男は初めて行ったが、

しかし、その手の映像を幾度となく見てきている

その映像を参考にしずくの表情から動きを替え、

時々止めて休ませて……思いっきり奥にまで挿入したりを繰り返す
0060名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/02(月) 18:39:03.66ID:M57+rWw4
抜くとか可哀想よりざまあみろという感情の方が先行する
0061監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 18:41:06.94ID:v9FN/fFI
しずくの、女の子らしさの欠片もないうめき声

それに比例して、

奮発しなければ手が出せないような女性器を模した性具以上の心地よさが男を見悶えさせる

苦痛に歪むしずくの表情

えずいて、呻いて、だらだらと口元から唾液を垂れ流している姿は、

酷く卑しく、汚らわしく……惨めで

だからこそ男は昂っていく

しずく「ぅぶぉ゛……」

「はぁ……っ」

しずくの口から男性器を引き抜いた男は、

入れるときよりも怒張して敏感になった男性器をゆっくりと抑え込む

漫画のように、二回三回と余裕で出来るわけではない

勿体ないけれど、しずくの口には出したくなかったのだ
0063監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 18:57:25.01ID:v9FN/fFI
しずく「うぇ……ぁ゛……」

男のそれは離れているのに、口の中にはまだその感触と感覚は強く、

呼吸のたびに入り込んでくる臭いに耐え兼ねて――

しずく「ぉ゛ぇぇっ……」

ベッドの上に、嘔吐する

お昼に食べたであろうご飯の溶けかけと、胃液の混じり合った吐しゃ物がシーツを汚し、

その刺激臭と、口に残った酸味にまた吐く

しずく「ぅぇ……ぶっ……」

「あ〜あ……もう使えねぇじゃん」

しずく「ひっ……ぁっ、ごめっ」

男のついた悪態に、

暴力を振るわれると思ったしずくは怯えて謝罪を口にしようとしたが、

それを言い終えるよりも先に男の手がしずくの腕を掴む

しずく「……ごめんなさいっ……ごめんなさいっ!」

「良いからさっさと立って」

しずく「ごめんなさい……許してください……」

男に引っ張られるままにベッドから立ち上がったしずくは、

後ろ手に縛られた不自由のまま男に付き従って……謝罪を繰り返す

「そこで立ってて」

しずく「は、はい……っ」
0064監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 19:06:05.51ID:v9FN/fFI
ズレたブラジャーのせいで胸の一部を露出した状態のしずくは

男に言われるまま、指示された場所で立ち尽くす

男は出入り口のところに立てかけられていた何かを、持ち出して壁に立てかける

男がその前から動くと、あられもない姿のしずくが映った

しずく「か……がみ……」

「そう。これを使ってみたかったんだよ」

しずく「つかう……?」

なにに? どうやって?

そのしずくの疑問は、男がしずくの後ろに回ったことで、すぐに分かった

「自分がどんな顔してるか、しずくちゃんに見えるようにしたいんだよ」

しずく「っ……」

普段の自分とは程遠い、汚らしい顔

それだけでも嫌なのに、男は容赦なくしずくの背中を押す

「これからが本番だよ、しずくちゃん」

しずく「っ……」

自分の下半身、お尻の部分にさっきまで咥えていたものが触れるのを感じて体が強張る
0065監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 19:10:31.10ID:v9FN/fFI
嫌だと叫びたい

逃げられるものなら逃げ出したい

けれど、それらをしたところで逃げ入れることはなく、

状況と行為は悪化する

しずくは息を飲んで……頭の中で演技だと切り替える

これは演技

作品の中の誰かを演じているだけ

だから、自分には何の影響もないのだと

必死に考えて、考えて……

髪を引っ張られた痛みに、引き戻される

しずく「痛っ……」

「行くよ、しずくちゃん」
0066監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 19:25:00.36ID:v9FN/fFI
男はそう言うと、しずくの陰部に男性器を触れさせて、

ゆっくりと押し付けてくる

髪を引っ張られているせいで身動きの取れないしずくは、

ただただ、触れるその感触に恐怖することしかできない

しずく「うっ……うぅっ……」

しずくは自慰をしたことはあるけれど、性行為の経験はない

しかし、保険の授業でどうするのかは形的なものは理解している

自意識を持ってから自分しか触れたことのないデリケートな場所を、

見ず知らずの男に蹂躙される悔しさに歯を食いしばり、目を瞑る

「しずくちゃん、目を開けないと危ないよ」

しずく「ひっ……」

男性器で入り口をわざとらしくつつきながら

男の手がしずくの臀部……肛門の辺りをなぞる

「ちゃんと見てないと、間違えてここをぐちゃぐちゃにするかもしれない」
0067監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 19:35:24.85ID:v9FN/fFI
やるのは男であってしずくではない

しずくが見ていようがいまいが関係ないはずだが、

しずくが見ていなければ、男はお尻まで犯そうというのだ

しずく「ご、ごめんなさい……」

しずくの諦念を感じる謝罪い笑みを言浮かべた男は、

臀部から手を離すと、またゆっくりと、しずくの膣口へ男性器を押し当てていく

しずくの口腔を凌辱したことで、

潤いを得られたそれは、しずくの陰部が湿っていようといまいと関係ない

男は、ここに入れるぞ。と、

言葉ではなく動きでしずくの体に教えてから下着を脱がし……そいて、挿入していく

しずく「ぅ……ぅぁ……」

だんだんと割られていくのを感じる

まだ、好きな異性すらいなかったしずくの大切な場所が、

男によって汚されていくのを感じる

ぽろぽろと涙を滴らせながら、しかし、目を背けることは出来ずにしずくは前を向く

自分を見つめながら、自分ではない誰かの演技が出来るほどしずくは女優ではない。

紛れもなく自分が壊されていくのを、しずくは受け入れる以外になかった
0068監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 19:46:46.83ID:v9FN/fFI
愛撫もされていないしずくの体は、平均的であろう男のそれを受け入れることすら容易ではなかった

処女ゆえの緩みのなさに、複雑な感情による緊張

入り口で止まってしまう挿入を、男は何とかしようとしずくの髪を引っ張りながら腰を押し付けていく

ぐっ……ぐぐっ……と、

明らかに強引な感触が男としずく両方に伝わっていく

大好きなスクールアイドルを凌辱できる喜びに満たされる男と

好きでもない男に、初めてを奪われていく痛みに苦しむしずく

対照的な二人に共通して流れるその窮屈さはよりきつくなって

しずくの口からうめき声が零れる

しずく「無理……無理です……っ……お願い……っ」

まだ処女は失われていない

けれどあと僅かでも進めば、貫かれるであろうところでしずくは許しを請う

しかしながら、男にはそれを受ける理由がない

「力を抜いて……じゃないと痛いままだぞ」

しずく「無理です……無理ですっ……怖い……っ」
0069名無しで叶える物語(ぎょうざ)
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2020/11/02(月) 19:51:22.94ID:K3mRSzJA
俺は抜いた
0070監視委員(もんじゃ)
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2020/11/02(月) 19:53:06.36ID:v9FN/fFI
しずくは知識はあっても未経験

道具を使ったことはなく、指での愛撫が基本だった

それゆえ、中指よりもずっと太い男のそれを入れるのが怖くて、

どうしようもなく体は強張っていた

「女優になりたいんだろ……? これからAV女優になるんだから、笑っていないとダメだぞ」

しずく「いや……いやぁ……っ」

AV女優という言葉が、自分にとっては忌避するようなものであるとしずくは察して声を漏らす

そんなものになりたくない

テレビで見るような、舞台で見るような

そんな女優……役者になりたかった

「はぁ……ま、良いか」

しずく「やっ……やめ……」

男はそんなしずくの悲観をものともせず、

しずくの両腕を掴んで――力任せに押し込んだ
0071監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/02(月) 20:02:59.27ID:v9FN/fFI
体の内側から、聞いたこともない悍ましい音と共に、

激しい痛みが体中に広がっていく

しずく「あっ……あぁ……あぁぁぁぁぁっ!」

愛し合うのではなくただただ"一方的に愛される"痛み

緩和するための措置を取られなかった破瓜の痛みに、しずくは絶叫する

しずく「痛い……痛い痛い痛いぃぃっ!」

「っつ……強姦プレイだからな……」

窮屈なしずくの陰部へと強引な挿入を行った男にもその反動は来たが、

男はむしろ、滅多にできない……普通はやることも憚られる、やってはいけないプレイだと興奮する

しずく「ぅぁっ……ぅっ……」

しずくの苦しみに反して、

膣壁は男のそれを強く締め付けて……押し返すように蠢く

しずく「痛いっ……痛い痛い痛い……っ」

口腔ほどのぬめりには達していないが、

動きのあるしずくの体に、男は悦びから笑みを浮かべてしずくの髪を引っ張った
0073監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/02(月) 20:10:41.17ID:v9FN/fFI
しずく「や……痛い……痛いんですっ……だか――」

男は懇願を口にするしずくに、容赦なく腰をぶつける

しずくの丸みを帯びた柔らかい臀部との接触によって、

べちんっと可愛らしい音を響かせながら、至急までの狭い道のりを、掘り進む

しずくは「痛い痛い」と何度も叫ぶが、

そのたびに道は狭まって、男を気持ちよくさせる

それを強引に押しのけてやれば、狂ったような声を零すしずくがより愛らしく思えてくる

「っ……おっ……良いなっ」

しずく「やっ痛い……っ痛いっ」

男を感じさせるのはしずくの身体であって、しずくの意思ではない

まだ幼さの残る熟しきっていないしずくの少女然とした体に、男の性器は悪質なほどに釣り合わず

それが結果的に、男を一方的に感じさせることになってしまっていた

しずく「やめ……痛いっ……痛いぃっ」

ぐじゅり、ぐじゅりと音を立てる自分の身体

内側と外側から絶え間なく伝わってくる不快感に、しずくは泣きだして

けれど、それでも男による蹂躙は続く
0074名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2020/11/02(月) 20:15:57.13ID:id/7IsZe
男に中出しされそうになった予感のときは徹底的に嫌がって最後まで抵抗して欲しい
そして無慈悲に大量中出しされてガチ泣きしてほしい
0075監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/02(月) 20:18:08.31ID:v9FN/fFI
ごりゅ……ごりゅ……と

男の性器が侵入してくるたびに、押し広げられる内側の肉がグロテスクな音を震わせる

痛みは引かず、掻きだされ

ポタポタと落ちていく雫は、赤みを帯びていく

しずく「うぅぅ……ぅあぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

「ほら、女優なんだから笑わないと」

しずく「嫌っ! こんなの嫌ぁっ!」

泣き叫んで身を捩ろうとするが、引き絞られた髪のせいでろくな抵抗にもならない

男はそんなしずくの苦痛ですら糧として楽しみ、

しずくの臀部に腰をぶつける勢いを強くする

しずく「あ゛っ」

今までよりも深く、突かれたしずくは思わず呻いて……

その衝撃に押しつぶされた膀胱から流れ出てくるままに、失禁する
0076監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/02(月) 20:24:46.48ID:v9FN/fFI
自分の意思が介在していない

強制的な放尿は尿道口を強引にこじ開けて、噴き出す

ぶしゅっ……

そんな、炭酸が抜けた瞬間のような音を立てて失禁したしずくはあまりのことに言葉を失って

男はそれを、より楽しもうとしずくの身体に男性器を突き刺す

しずく「やっ……やめっ」

男性器の挿入感に失禁を止められないしずくの体は、

何度も押し込まれる男の暴力的な力にされるがままで

しずく「あっ……やっ……やめ……っあぁぁっ!」

失禁の速度を緩めては吹き出し、緩めては吹き出しを繰り返させられて床を汚し

部屋にアンモニアのにおいを満ちさせていく

しずく「あっ……あぁぁっ」

羞恥心を感じることさえできないその状況に、

緊張も緩み、閉まりもわずかに緩んでいったしずくの体は、

ようやく、男の体をしっかりと受け止め始めていく
0077監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/02(月) 20:30:42.13ID:v9FN/fFI
しずく「んっ……っ」

ぐちゅり、ぐちゅりと、

しずくの身体は湿り気を帯びた嬌声を漏らし始める

痛みを訴えていたしずくも、

一人でしていた頃に感じていた快感が湧きたっていることに気付いて、声を殺す。

強引でも、無理矢理でも

身体は今の状況を耐えるための方に傾く

しずく「やっ……ぁっ……んっ」

乖離していた心と体が一致し始めて、しずくの口からも甘さが出始める

男はそれを耳にして、小さく"理想のヒロイン"の鼻歌を流す

しずく「っ……」

理想のヒロインは、しずくの思い入れのある大切な一曲

それをこんな場所で、こんな状況で聞かされる不快感に身体は心が揺らされる

しずく「や……んっ……めて……っ」
0078名無しで叶える物語(SB-iPhone)
垢版 |
2020/11/02(月) 20:37:29.27ID:M57+rWw4
やっぱ淫乱だわ
0080監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/02(月) 20:41:13.52ID:v9FN/fFI
大切な曲が汚される

大切な思い出が……壊されてしまう

しずく「やめて……やっ……やめてぇっ」

なのに、男は声を大きくする一方で

しずくの身体だけでなく、心までをも犯していく

男の鼻歌が荒くなっていくのと同時に、

男の腰を打ち付ける速度も上がっていく

ぐぷぐぷと、

もはや卑猥な音を奏でるだけの自分の体の中に何度も男のそれが入り込んでくるのを、

しずくの体は不快と感じなくなっていた

しかし男のそれが、ほんのわずかに揺れた瞬間しずくは目を見開く

しずく「やっ……本当にそれだけはっ!」

保健体育でも習う、行為の目的

その終着点にたどり着こうという男の動きにしずくは叫ぶ

しずく「嫌っ嫌ぁっ……やめて……やめてくださいっ!」

身を捩って逃げようとするが、

髪を掴む手と腰を押さえる手のせいで逃げることは出来なくて

「っ……ぉ……ぉ……」

男の腰がべち……と、しずくの臀部にぶつかって止まり、

体の中でそれが脈打つのを感じて……しずくは取り返しがつかなくなったことを悟る

しずく「あっ……あぁっ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

狭い部屋に、しずくの絶望が響き渡った
0081名無しで叶える物語(ぎょうざ)
垢版 |
2020/11/02(月) 20:45:29.47ID:K3mRSzJA
> 大切な曲が汚される
>大切な思い出が……壊されてしまう
お前が先に裏切ったんだよなぁ…
0082監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/02(月) 20:50:37.78ID:v9FN/fFI
「ふぅ……」

ぬぷりと、最高潮から静まりつつある男性器がしずくの身体から抜け落ちる

しずくの子宮を侵略せんとする男から流し込まれた一部の液体が、

ポタポタと滴り始める

しずく「や……いや……妊娠……」

するとは限らない

けれど、しないとも限らない

男は避妊具を使わなかったし、事前だろうと事後だろうと

それに類する何かをしずくに施してくれるとは思えない

しずく「嫌……いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ」

縛られた腕では掻きだせない

ならばせめて、下に落とせないかと飛び跳ねようとしたしずくの体を男が掴む

「しずくちゃん、大人しくしようか」

しずく「いやっ嫌っ! 嫌ですっ……このままじゃ……」

「大丈夫、AVでも妊婦もののマニアックなものがあるから」

しずく「そんな……」

男は絶望して、崩れ落ちるしずくの下着をそのまま履かせると

扉の方へと「終わったぞ」と声をかける

扉が開かれ……数人の、顔を隠した人が中へと入り

そのうちの一人によって、しずくは注射を打たれ……意識を失った
0083名無しで叶える物語(たまごやき)
垢版 |
2020/11/02(月) 20:51:23.09ID:u2ZcFg4l
そういやまだAVと浣腸があるのか
0084監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/02(月) 20:53:21.37ID:v9FN/fFI
管理No.01:桜坂しずく

記帳終了
0086名無しで叶える物語(ぎょうざ)
垢版 |
2020/11/02(月) 21:10:51.38ID:K3mRSzJA
>>85


>卑猥なのは苦手なので
ここランジュカットイン
0088名無しで叶える物語(SB-iPhone)
垢版 |
2020/11/02(月) 21:22:50.24ID:/xhBrwe9
悔しいけど勃起した
0089名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2020/11/02(月) 22:36:27.16ID:JGcsGOFW
文才が凄い
しずく推しだが抜かせて頂いた

オチだけが惜しいな
集団はいらん
0090名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 05:35:47.51ID:JQKOcFdb
乙乙
裏切り者には相応しい末路だ
卑猥な描写が苦手なら四肢欠損系のリョナでもいいぞ
0091監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 09:23:57.51ID:D6l7oDhA
栞子「ん……ん……っ!?」

目を覚まして、まだふんわりとした視界にもう一度閉じかけた目を栞子は見開いて飛び起きる

誰かに見られていたからではない

生徒会室ではしたなく居眠りしてしまっていたからでもない

見るからに覚えのない部屋にいると、気付いてしまったからだ。

栞子「ここは……」

打ちっぱなしのコンクリートの壁

床は木目調のものだが、所々に傷がついていて古ぼけた感じがする

部屋の中には学習机が一つ

机の上には、ノートパソコンが一台。

寝具はないので、床に寝転がらされていた栞子は痛む体を起こして、壁に背中を預ける
0093監視委員(もんじゃ)
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2020/11/03(火) 09:43:41.74ID:D6l7oDhA
ここはどこか――分からない

今はいつか――分からない

なら、自分はこうなる前にどこにいたのかを思い返す

栞子「……っ」

覚えがあるのは、生徒会室だ

寸前までほかの生徒会役員と一緒だったが、

彼女たちが部屋を出てからしばらくして、訪問があったような気がする

しかし、誰が来たのかは……思い出せない

栞子「誰かの悪戯……に、しては」

こんな、明らかに訳アリの一室に連れ込むのは悪質だ

思い立ってノートパソコンの方に向かうと

画面には『三船栞子:スクスタ1stストーリーの音読』と、理解の出来ない言葉が表示されていた
0094名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2020/11/03(火) 09:44:07.21ID:TyVOrm5w
しずくに比べて優しすぎるだろ…
0097監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 11:02:21.68ID:D6l7oDhA
栞子「スクスタ……?」

その言葉が栞子に関係があるのか分からない

だが、関係あるとしたら……と栞子は考えて眉を顰める

栞子は今、スクールアイドルの活動をしている

少し前までは同好会の一員として

今は、かつての友人が新たに設立した部に触れている

栞子「スクールアイドル……と?」

スクールアイドルは輝かしいものであると誰かが言っていた覚えがある

そして、芸能界においては、時折"スター"と呼ばれるような人がいる

いや、それはあまりにもこじつけが過ぎる

栞子はかぶりを振って、考えを振り払う

栞子「……?」

パソコンの画面、右端のポップをクリックすると、

長い文字の羅列が画面に大きく表示された
0098監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 11:18:03.83ID:D6l7oDhA
一番最初には"スクールアイドルフェスティバルALL STARS"と、銘打ってある

なるほど、それでスクスタなのかと得心のいった栞子は軽く頷いて、

そのタイトルと思われる文字以降、一切の改行がされていない羅列に目を閉じる

栞子「これは……なんというか」

目が痛くなる

栞子への指示と思われる言葉を信じるなら、

栞子をここへと誘拐した犯人は、これを読めと言っているのだろう

しかし、あまりにも雑だ

新聞だって、もう少し綺麗にまとまった書き方をされている

栞子「これを、読む……?」

右側にあるスクロールバーは限りなく小さい

この未改行の文字列がその最下部まで到達しているのかと思うと、

栞子は頭が痛くなるのを感じて、ぐっと歯を噛みしめた
0100監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 11:26:58.22ID:D6l7oDhA
栞子「……」

悪質さはあるが、指示は単なる悪戯にしか思えない。

とはいえ、中須かすみほどの不得手な悪戯ではない

虹ヶ咲学園の生徒会室からこの見知らぬ部屋までの誘拐は、普通の人には不可能だ

こういった犯罪に精通している人間

あるいは、組織ぐるみでの犯行だと仮定できる

であれば、この嫌がらせのような文字列を読めという指示は従うべきだろう

今は温厚だが、

逆らうことで指示が過激なものになっていく可能性もある

とはいえ、この文字の羅列を読まなければいけないというのは、苦行に等しい

椅子はないので、座っては読めない

パソコンを持ち出して床に座ることも考えたが、固定されている

栞子の身長が160cmに対し、机は100cmほどの高さで

ノートパソコンの開く角度はせいぜい、105度くらい。

栞子がこれを読み続けるのは、それなりに厳しい
0101監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 11:38:14.34ID:D6l7oDhA
栞子「ふぅ……落ち着きましょう」

指示には従うべきだ

それ分かっている

しかしながら、相手の意図がまだ読めていない以上、

この苦行の後にまた苦行を積まされる可能性がないとは言えない

誘拐と監禁までして、おそらくは数万行の文字列を読ませて

はい、お疲れ様でした。

なんて――あり得るはずがない。

栞子は眩暈さえ引き起こしそうなパソコンから離れ、扉へと向かう

栞子「……硬い」

鋼鉄製と思われる扉は、栞子の小さな手でたたいてもびくともしない

取っ手はなく、内側から開けられない作りになっているようだ

栞子「そこに誰かいるのでしょう?」

声をかけてみる

返事はない

栞子「私は虹ヶ咲学園、生徒会長の三船栞子です。貴方は?」

声をかけ、耳を澄ませてみる

相手の息遣いも聞こえないので、扉の前には誰もいないのかもしれない

もしくは重厚な扉のせいで、一切の音が遮断されているのかもしれないが。
0102監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 11:45:06.81ID:D6l7oDhA
扉の前に見張りがいないと仮定すると、

1つ、この部屋から栞子が逃げ出せない確信がある

1つ、別の方法で監視している

1つ、監視を付けていては不審に思われる場所に存在している

等があるだろうかと、栞子は頭の中に書き留める

押そうが引こうがびくともしない扉

叩いたところでごんごんっと重く、手が痛む

窓のない部屋

栞子「逃げ出すことは不可能ですが……」

なら"逃げだせない確信がある"のか

いや、そうではないと栞子は改める

おそらく、室内に何らかの監視設備が備え付けられているはずだ

学園から誘拐監禁するような犯人が"たった一つの保障"で終わるはずがない
0103監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 11:53:56.31ID:D6l7oDhA
栞子「……」

部屋の中央にまで戻り、一度深呼吸をする

栞子「もうご存知かと思いますが、改めて。私は三船栞子。虹ヶ咲学園の生徒会長を務めさせて頂いております」

自己紹介を簡単に済ませて、

相手を怒らせない言葉を選び、組み立てていく

あなたは、誰なのか

あなたは、なにが目的なのか

盗聴か盗撮かあるいはその両方か

どこかにあるであろう、犯人への連絡手段に向けて、栞子は問いかける

栞子「お答え頂けない場合、あなたの指示に従うことは出来かねます」

それで救われる保障がない

骨折り損のくたびれ儲け

そんな非効率的かつ、精神的に揺らがされかねない状況に陥るのはお断りだ

栞子「そこにあるパソコンに指示を表示できるのですから、回答も可能かと存じます」

一方通行の言葉にはなるが、

栞子はそれを告げてパソコンを一瞥し、床へと座り込む

ひんやりとした肌寒さを感じるかと思ったが、床はそれなりに温かさを感じた
0105監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 12:02:02.24ID:D6l7oDhA
栞子から一方的に問いかけをしてから、数分

時々立ち上がってパソコンに目を向けてはいるものの、犯人からの回答はない

複数犯ゆえ、どう回答するべきかの競技が行われている可能性もあるけれど

それは、おそらく一番ありえないと栞子は見ていた。

ここまで用意周到な犯人が、

被害者からの問いかけ一つで右往左往するとは思えない。という、悪い意味での信頼を置いているからだ。

有事に備え、常に最悪を想定すべし。

限度こそあれ、そうすべきと思っている栞子は犯人の力を低く見るつもりはなかった。

そしてふと――栞子は床についていた手をあげる

栞子「な……」

ずっと肌が触れていると、人肌ほどの温もりを持つのは自然である

しかし、体温以上に熱を発し始めたとしたら……それは不自然だ

栞子「熱っ」

慌てて飛び上がった栞子は、

自分のスカートが熱くなっているのを感じて、手で叩く

足は上履きを吐いているので問題ないものの、

不思議と、室温まで上がったような気がして……栞子は頬を流れた汗を手の甲で拭った
0106監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 12:13:13.02ID:D6l7oDhA
栞子「……まさか、そんな」

自分がさっきまで座っていた場所から離れたところにまで歩き、

その床に触れてみる

座っていたところほどではない、その床は熱を持っていて熱い

栞子「床下暖房……ですか……」

部屋全体の床にそれが仕込まれていて

ずっと座っていたら熱さで火傷してしまうかもしれない

その床の熱が部屋へと充満して室温を上げ、息苦しい空間を生み出すかもしれない。

栞子「……殺す気ですか」

ポケットを弄ってハンカチを取り出し、額の汗を拭う

着ているのは制服なので、一先ずベストを脱いで急場をしのぐ

栞子「殺人は重罪ですよ……もちろん、誘拐、拉致、監禁も同様です」

息を飲んで、言葉を絞る

栞子「よく耳にするのは、未成年者略取及び誘拐罪。私の命を脅かしている以上、営利目的等略取及び誘拐罪でしょうか」

後者は確か、前者よりも重い刑罰だったはず。と栞子は僅かに痛む頭で考える

栞子「今すぐ解放してください……今ならまだ、あなたの罪は軽く済みます」
0107監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 12:31:00.69ID:D6l7oDhA
栞子「これは……まずい……」

室温の上昇は温度計がなかったとしても肌に感じる

じわじわと肌に浮かぶ汗の量は多くなってきていて

吸い込む空気も、喉を乾かせ始めている

この流れで最も危険なのは、脱水症状だ

酸素不足による昏睡も起こり得るが、

それらを併発させた場合、最悪死を覚悟する必要だってあるだろう

栞子「っ……」

これが、犯人からの答えなのだろうか

殺すことか、苦しませることか

とにかく、栞子を痛めつけることが目的であるとみて間違いない

栞子「こんな……状態で……っ」

覚束ない足取りでパソコンの前に向かった栞子は、

目がおかしくなりそうなほどに長い文字の羅列を見つめる

水分補給がしたい――が、それもきっと、犯人は許さないはずだ

栞子「だい……一章、みん、なで叶える……物語……」
0108監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 12:38:38.45ID:D6l7oDhA
栞子「プロローグ……第一話、ぜん……はん」

水が欲しい

椅子に座りたい

せめて、床に座りながらにさせて欲しい

弱音がぐるぐると頭の中で回り始める中、

懸命に堪える栞子は、現在位置を見失わないように、人差し指で指し示しながら読んでいく

小さな文字の羅列、一歩間違えれば踏み外して路頭に迷う

もし、これを読み違えて罰則となったら、生きたまま焼き殺される可能性だってあるのだ

栞子「はぁ……はっ、ふぅ……けほっ」

呼吸をすると、喉が渇く

カサカサとして感じる喉を通る空気の重さに、軽く咳き込んで顔を顰める

栞子「スクールアイドルを……応援、したい……」

第一話の前半

そのタイトルとあらすじを読み進めていく
0110監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 13:10:38.12ID:D6l7oDhA
読めば読むほど、喉が渇く

呼吸をするたび、空気が乾いた喉を通って僅かに痛みを感じる

細かくそれでいて改行のない文字列を追う目が疲れ、瞬きが増える

空気の熱っぽさに頭が痛くなって、めまいがする

気を抜けばふらりと倒れ、道しるべが倒れそうになってしまう

栞子「……っ」

やっとの思いで第一話の前後編を読み終えて、第二話に差し掛かったところで休憩を挟む

机に突っ伏すようにして体を預けて、目を閉じる

栞子「はぁ……はっ……っ、ん……げほっ……痛っ……」

喉が痛む、唇がカサついて痛む

足が震えているような感覚に、拳を強く握りしめる

ここで折れたら、犯人の思うつぼだ

諦めたら、犯人はきっと大喜びするだろう

栞子「っ……私は……」

こんな理不尽に屈するわけにはいかないと、顔を上げた
0111監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 13:38:18.27ID:D6l7oDhA
栞子「……」

第一話を読めば、分かる

これは虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の始まりの物語だ

これを読ませたいということは、

同好会に関係のある人物ということだろうか

栞子が幾度となく阻み、潰そうとした同好会

あの頃は、あまりにも考えなしだった

もちろんしっかりとした考えは持っていた

それが正しいと信じていた

けれど、周り言わせればそれは身勝手で、横暴で

強く……対立して。

それでもと手を差し伸べてくれる人がいて

考えを改めて――そして。

栞子「私が憎い……ですか……」
0112監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 14:01:58.78ID:D6l7oDhA
同好会を潰そうとしていたことが憎いのか

それとも、今……友人が設立した部に与していることが憎いのか

いずれにしても、犯人は三船栞子という人間を恨んでいる

そしてそれは、同好会に関係がある人物か

同好会を愛している人

そして、反するように設立された部を良く思わず

そこに関係する人物を好まない人

栞子「っ……まさか」

部の設立者である、鐘嵐珠

同好会から移った宮下愛、朝香果林、桜坂しずく

楽曲提供者である、ミア・テイラー

栞子以外のみんなも、同様の被害に遭っているのだろうかと、栞子は呆然とする

栞子「私達は……ここまで苦しまされなければならないことを……」

ここまでのことをしただろうか

命を奪われかねないようなことを、してしまっただろうか

いや、していないはずだ
0114監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 14:34:37.60ID:D6l7oDhA
栞子「こんなことして許されると――」

――ポンッ

声を張り上げようとした瞬間

それを見計らっていたかのように、パソコンから軽快な電子音が響いた

パソコンに目を向けると、

長ったらしい文字列の並ぶテキストの中央部分を隠すポップアップが開いていた。

栞子「"FOLLOW ME"?」

ポップアップに大きく表示された文字

"YES" or ”No”

詳細も何もない選択肢

これがただのメッセージとは思えない

だが、私に従え。というこの言葉は、断れる代物ではない

栞子「……従わなければこうなる。その、脅しでしょう……?」

栞子はそう判断して、

相手の本気度を知るべく、"YES"を選択した
0115名無しで叶える物語(SB-iPhone)
垢版 |
2020/11/03(火) 14:34:46.20ID:y2hTQcas
してんだよッッッ!
0116監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 15:07:11.43ID:D6l7oDhA
パソコンの画面には、大画面で映像が映し出された。

栞子がいる部屋と似ているが、

栞子の部屋よりも壁はしっかりとしていて

ベッドが一台、置かれている

栞子「これは……」

同じように監禁されている人物ということは、スクールアイドル部の誰かの可能性がある。

ランジュか、愛であれば髪は金に近い色で見える

果林ならば黒で、しずくならば茶に近い色

映像に映るベッドの上の人物は、茶だった

栞子「しずくさん!」

従わなければ、彼女に酷いことをするぞ。と、

そういうかのように、彼女の傍へと男が近づいていく

栞子「やめてください……そんな……っ」

映像の中にいるしずくに近づく男は彼女へと手を伸ばす
0118監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 15:15:09.04ID:D6l7oDhA
栞子「逃げ――」

しずくは飛び起きて、男へと枕を叩きつけて逃げる

逃げた先にあるのはノートパソコンのある机

出口へと逃げ出さないのは自分と同様の状況にあるからだと栞子は判断する

栞子「しずくさん……」

栞子と同じ状況

つまり、彼女に逃げ場はない

逃げられない環境下で、男と二人きり。

しずくは再び近づいて来る男にパソコンを投げつけようとしたが、

そうできず接近を許し――頬を叩かれて

栞子「し――」

映像はそこで終わった
0119監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 15:36:39.73ID:zW/sCmEc
ポンッ……

"READ ME"

栞子「っ……」

"YES"

……ポンッ

"READ ME"

"READ ME"

"READ ME"

"READ ME"

"READ ME"

栞子「っ……よ……読みます……読みますからっ!」

"READ ME"

"READ ME"

"READ ME"

"READ ME"

"READ ME"

"READ ME"

栞子「読むと言っているのにッ!」

――ぽんっ

"READ ME"
0120名無しで叶える物語(SB-iPhone)
垢版 |
2020/11/03(火) 15:47:34.70ID:h5fZ4gw3
20章でも自分のしたこと軽く考えていて自己弁護に等しい言い訳したのは愕然としたわ栞子
0121監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 16:15:43.15ID:zW/sCmEc
何度"YES"を選択しても、ポップアップは出続ける

読めと言っているのに読ませようとしない

こうしている今も、しずくは酷いことをされているかもしれない

ランジュも、果林も、愛もきっと酷い目に遭っているかもしれない

栞子「読む……読みます……読みますから……っ!」

室温の異常な高さによる体の熱

呼吸のキツさ、喉の渇き

そしてなにより怒りに、焦りが募る

栞子「読ませてくださいッ!」

――ポンッ

栞子「はぁっ……はぁっ……っ」

"FOLLOW ME?"

もう一度出てきたポップアップ

その"YES"を選択すると、ポップアップが出てくることはなくなった

その代わりに、しずくの悲鳴が大音量で流れ出す

栞子「なぜ……なぜ……どうして……ッ!?」
0122名無しで叶える物語(SB-iPhone)
垢版 |
2020/11/03(火) 16:23:14.41ID:h5fZ4gw3
割と拷問で草
0123監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 16:28:14.04ID:zW/sCmEc
音量を下げようとしても下がらない

その間もしずくの悲鳴と、男の嫌な声が流れる

栞子「だ、第二……第二話……っ」

声が詰まる

耳を塞いでも、パソコンの音量のせいで聞こえてしまう

栞子「やめて……やめて……っ!」

読み終わるまで、これはずっと続くのか

読み終わった後もずっと、これは続くのか

ただでさえ失われていく水分が瞳から流れ出ていくのを、栞子は止められなかった

栞子「どうして……」

なぜこうなったのか

どうしてここまでされなければいけないのか

栞子は必死に考えようとして

けれど、脱水症状による頭痛と眩暈にまともな思考能力は保てず、

意識を失いかけて――熱された床に膝をつく

栞子「あぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

肌が焼けるような痛みに覚醒させられ、叫び、

そしてよろめいて……ふっと意識がどこかへと離れる

そしてまた覚醒させられる

死の瀬戸際で焦らされながら、細かい文字をかすれた声で読む

その間も、しずくの悲鳴は続く

――それから数分経った頃、栞子はついに倒れて起き上がらない。

栞子が読めたのは、たった1章半だけだった。
0124監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 16:37:44.18ID:zW/sCmEc
管理No.02:三船栞子

記帳終了
0125名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2020/11/03(火) 16:40:45.76ID:5du6HccD
スカッとするわね
0126名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2020/11/03(火) 16:41:42.98ID:+qK9j0AE
しずくに比べれば楽勝じゃんって思ってたら想像以上に殺意が高すぎる
0128監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 18:02:51.82ID:zW/sCmEc
果林「ぅ……」

意識の外で、ガタガタと音がする

その頭に響く騒音にうめき声を零しながら果林は重い瞼をあげていく

まだ歪んで見える視界の中で、誰かが手を振っているのが見える

顔を覗き込み、何か声をかけて、手を振っている

果林「ぅぁ……」

果林は何とか意識を手に取ろうと、瞳を閉じる

痛みを訴えるおぼろげな思考をせき止め、ゆっくりと落ち着けていく

果林「っ……」

もう一度目を開くと、今度ははっきりと見えた

髪は乱雑に払われ、無精ひげを生やした男

衣服はシンプルなシャツと半ズボン

腕の無駄に伸びた毛が汚らわしさを感じさせる

「やっほー、起きたー?」

男は見た目にそぐわず、お茶らけた声色で笑った
0131監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 18:16:20.74ID:zW/sCmEc
「ど〜もぉ〜売るに屋根と書いて、売屋でーす。バイヤーだけに売屋ってなぁ。あっはっはっはっ」

果林「ばい……やー……?」

「あれぇ? ダジャレ好きって聞いてたんだけど、こういうの趣味じゃなかった?」

果林「何を、言って……」

不気味にテンションの高い男の不快な声

自分の状況を理解させまいとする雑音に目を背ける

そのまま動こうとしたところで……手首が後ろ手に拘束されていることに気付く

ガチャ……と、動きが阻まれるのは手首だけでなく足も同じ

果林は、椅子に縛られる形で拘束されていた

果林「ちょっと……これは、どういうつもりかしら……?」

「どういうつもりも何も、そういうつもりだけど?」

果林「冗談じゃないわ……」

部屋は見渡せる限り狭く、壁は打ちっぱなし

床も壁と同じで、ろくに手が入れられているようには思えない

そして目の前に不審な男

拘束された自分の身体

「まぁまぁ、一旦落ち着こうか、宮下愛ちゃん。これから説明するから」

果林「は……? 私、愛じゃなくて……果林よ。朝香、果林」
0132監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 18:27:45.20ID:zW/sCmEc
「へ? え……あ、あ〜……そっか」

いやぁごめんごめん。と、

明らかに反省の色のない軽い謝罪を口にした男は

果林を見つめて、苦笑する

「バックダンサーの女って言われたから、どっちか分かってなかったわ。はっはっはっは〜」

果林「あら……だったら人違いってことで解放して貰えるのかしら」

「はぁ?」

果林「っ」

男にしては少し高い声だったものが、急激に冷めて低くなる

穏やかさを感じられた男の表情は鋭く研ぎ澄まされて――果林は思わず息が詰まった

「バックダンサーの二人は両方とも……おっと、これは言ったらいけないんだった」

果林「どういうこと、かしら……まさか貴方、愛にも……!」

「いや〜? もう片方には手は出せないんだわ。残念残念」

そう言った男は「でも」と笑う

「果林ちゃんの方が幸せなんじゃね〜?」

男はそう言うと……白い粒

いや、"粉"が入った小さな包み袋を果林の前で揺らした
0133監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 18:40:01.74ID:zW/sCmEc
「高校生ならもう知ってるだろ? これが何か」

果林「小麦粉……というわけではなさそうね……」

「そう、"覚せい剤"」

果林「まさか〜……ねぇ?」

これはジョークでは済まされない

拘束された自分、見せつけられる覚せい剤

嫌な予感がして、心臓が跳ね上がるのを感じる

目を見開く果林を楽し気に一瞥した男は、また別の小さな包み袋を見せる

「こっちは……色々あるんだが、よく耳にするのは"ヘロイン"だな」

果林「貴方……もしかして……?」

「そう。大正解。俗に言うヤクの売人。あ、これ内密にね?」

けらけらと笑う男は、

覚せい剤とヘロインの両方を提示して見せる

「一般人には同じに見えるけど、覚せい剤は粒が少し荒い。一方でヘロインは粉。さっき言ってた小麦粉と呼ばれるのはこっち」
0134名無しで叶える物語(SB-iPhone)
垢版 |
2020/11/03(火) 18:49:02.66ID:j8PeG/+m
殺意が高い
0135監視委員(もんじゃ)
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2020/11/03(火) 18:55:08.67ID:zW/sCmEc
果林「どうして、そんなことを教えてくれるのかしら」

「これから常連になるからだよ」

果林「常……連……? 聞き間違えかしら〜? 冗談、よね?」

「いや、常連」

男はニコニコと笑いながら言うと、

両方の小包をすぐそばに置いていた鞄の中へとしまう

その中に、山ほどの薬物が入っているのが果林からも見えた

「クライアントからの要望でな。キミを薬物漬けにしてくれって」

果林「なっ……」

「ついでに、ファックしてくれともね」

果林「ふざけないで、くれる……?」

グッと歯噛みする果林の震える声に対して、男は肩をすくめて笑う

男はふざけているが、そのクライアントの要望が冗談とは思えない。

男は明らかに不審な男だ

一瞬見せた鋭さは普通ではなかった

「それで、果林ちゃんはどれから使ってみたい?」

果林「使いたく、無いのだけど」

「コカイン、マリファナ、ヘロイン、よくある覚せい剤」

それから。と

男は鞄の中から次から次へと薬物を出していく

LSD、MDMA、MDA……

それが本物なのかどうか果林には判別できないが

きっと、本物だろうと……生唾を飲み込む

果林「ちょ……っと……」

「どれも上質な一級品だぞ〜さぁさぁ、選んで選んで!」
0137監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 19:16:55.57ID:zW/sCmEc
男は表情こそにこやかだが、

いつキレるか分からない危うさを秘めているように見える

しかし、果林は薬物なんて使いたくない

けれど、この状況で何ができる

腕も足も拘束されていて拒絶できない

当然、こんなでは逃げることもままならない

目の前の男の説得? 不可能だ

果林「冗談、キツイわ……」

「冗談じゃないんだよね〜」

男はそう言うと、鞄の中から酸素マスクのようなものを取り出す

マスクの口にあたる部分からはホースが伸び、

その先にお椀型のカップが付いているので、普通のものではない

男はそれを持って椅子から立ち上がって、果林の後ろに回る
0138監視委員(もんじゃ)
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2020/11/03(火) 19:30:09.77ID:zW/sCmEc
果林「ま、って……待って……嫌……冗談でしょう……? 冗談だと言って……」

「はい、動かない」

果林「や、やめ……やめて……っ!」

首を激しく振っても、体が動かなければ逃げられない

男の右手が果林の顎を掴み、無理矢理に酸素マスクが装着させられる

果林「やめて……こんなこと……」

くぐもった自分の声が、どこか現実味を損なうけれど

頬と頭に感じるマスクの感触に現実逃避を遮断されてしまう

「こういう薬の使い方は大きく分けて、吸引・注射・飲む の三つだ。舌の上で転がすってのもまぁ、飲むと思ってくれればいい」

果林「っ」

「ちゃんと聞いておかないと自分で使う時が大変だぞ〜?」

果林「嫌……そんな……」

違法薬物が危険であることは、小さい頃からテレビやニュースでさんざん見てきた。

モデルとして活躍する中でも、そういった問題についてのことは再三にわたって忠告される

果林「お願い……やめて……」

「初めはとりあえず吸引からいってみようか」

男は果林の懇願には耳を貸さずに、黒っぽい色をした何かの塊を取り出す

ヘロインのおおもとである、けし

それから採取した液を凝固させたそのグロテスクな色合いの塊は、アヘンと呼ばれている代物だ

そこから作られるモルヒネとヘロインが注射で使われるのに対し、アヘンは吸引する形で使われる

男は小さな皿の上でアヘンを炙って煙を出すと、

果林のマスクから延びる反対側のカップを皿に被せる
0139監視委員(もんじゃ)
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2020/11/03(火) 19:36:56.28ID:zW/sCmEc
果林「んーっ! んんーぅっ!」

果林は必死に首を振るが、

柔軟性のあるホースはグネグネと動く一方、男が抑えているカップは微動だにしていない

アヘンから昇る煙は、ホースを通ってゆっくりと果林の方に近づいていく

その煙が可視化されているばかりに……果林の恐怖は尋常ではなかった

違法薬物は、さんざん人生が狂わされると言われてきた

身も心も壊されて、すべてが終わってしまうと聞かされてきた

それが、今まさに自分の中に入り込もうとしてきている

果林「ん……んんーっ!」

叫べば空気を欲してしまう

だから、果林はぐっと唇を閉じて足掻く

煙が昇る

ゆっくり……じっくりと

ホースの中に充満して、だんだんと……

果林「ん……ぅ……」

そして――果林の口と鼻を覆うマスクが白く染まっていく
0140監視委員(もんじゃ)
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2020/11/03(火) 19:45:37.36ID:zW/sCmEc
果林は暴れることが出来なくなって、必死に息を止める

吸ったら終わる、取りこんだら壊される

心も体も、人生でさえも……

嫌だ……嫌だ……嫌だ……と、果林は心の中で反復する

それが言葉にならない分、果林の瞳からは涙が零れ落ちる

余裕なんてあるわけがない

今までの自分のように穏やかでいられるわけがない

果林は心臓が止まるのを感じ、肺から喉へと息苦しさが伝わってくるのを感じる

けれど、駄目だ

駄目なのだと、果林は耐えて

「あんまり我慢すると、後が辛いぞ〜? 一気に吸い込む分の刺激が来るからな〜」

男はそんな果林の姿ですら、余興であるかのように愉しんでいる

やがて――地獄の扉が開いてしまう

果林「っは――ぁ……げほっ……ぁっ……ごほっ……ひゅっ……」

マスクの中に充満していた煙が、果林の中に入り込んでいく
0141名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/03(火) 19:50:29.72ID:H/8CK1QO
思えばしずくが一番マシになってるな
0142名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/03(火) 19:59:40.98ID:EX9Y3NwO
いい気味
0143監視委員(もんじゃ)
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2020/11/03(火) 20:18:33.14ID:zW/sCmEc
果林「ぁ……あ……ごほっ……ぅ」

果林の口は一度開かれれば、二度と閉じることが出来ない

煙を吸い、咳き込んで、煙を吸って咳き込んで

次から次へと果林の体の中で麻薬が循環していく

果林「ぁっ……ぁ……」

頭がぼんやりとして、何も考えられなくなっていく

咳き込む苦しさは次第に薄れていき、心地よさが満ち始めて

身体の力が抜け、緩み……筋弛緩によって、失禁する

果林「あっ……はっ……あ……」

果林の目から正気が失われつつあるのを確認し、

男はまだ燻るアヘンの煙を果林の側へと吹き込み、密封する

「ほら、もっと吸うんだ」

男は果林のお腹を押して、呼吸を促す

虚ろな瞳の果林はその圧迫感に抗おうともせず、押されれば息を吐き、煙を吸う

マスクからホースまで

満ちていた煙が果林の中に消えるのを待ちながら、次の準備を行う
0144監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 20:34:53.98ID:zW/sCmEc
次に使うのは、覚せい剤である

覚せい剤は三つの用法いずれでも可能だが、今回に関しては調整のしやすい注射で行う

あへんが精神的な不安を取り除くなどの効果が強めなのに対し、

今回使うメタンフェタミンという覚せい剤は、気分の高揚や爽快感といった作用がある

今の虚ろな朝香果林でも問題ないが、ただの肉壺ではつまらない

果林「ぅ……」

「動くんじゃないぞ〜?」

果林「ぁ……」

ちらりと目を向けるが、抵抗する様子のない果林の腕に、

男は手際よく注射針を刺して、覚せい剤の液体を流し込んでいく

果林「ぁ〜……」

多量の吸引を行ったアヘンと違い、

注射による覚せい剤の摂取は、回るのは早い

特に、今の果林のように鼓動の早い状態ならばなおさらだ
0145名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/03(火) 20:37:07.11ID:H/8CK1QO
薬物ガチ勢かな?
0146監視委員(もんじゃ)
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2020/11/03(火) 20:59:02.29ID:zW/sCmEc
果林「あ……あぁ……」

「お〜い。果林ちゃ〜ん」

果林「あ……は……ふ……ふふふっ」

果林の男を見る瞳が定まっていく

ほんのりと頬を上気させ、先ほどまでとは打って変わって笑顔を見せる果林は、

普段の果林とは思えないほどに笑う

身体を動かそうとして、縛られていることに――笑う

果林「ふふ、ふふふ……」

「すっきりするだろう?」

果林「すっきり……したぁっ」

あはははははっと、

果林は答えるのと同時に大声で笑って、足をじたばたさせるように身じろぎする

多量のアヘンによる昏睡

そこに合わせた注射――静脈内注射による覚せい剤の摂取

果林の頭の中はぐちゃぐちゃになっていて、まともな思考能力なんて微塵も残っていない

麻薬として一般的に知れ渡っているのはマリファナ、コカイン、覚せい剤だろうか。

その中で覚せい剤のみの使用に留めているのは、使用する理由がないからだ。

コカインとマリファナには気分の高揚を促す効果があるものの、その効果は覚せい剤等に比べて弱い

そのうえ、コカインに至っては依存性が強いので、

ドラッグの依存者を作る。という目的のみに特化した薬物だからである

「さて……じゃぁ、果林ちゃん。飴。舐めようか」

男は鞄から、錠剤の入った小包を取り出す
0147監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/03(火) 21:17:22.64ID:zW/sCmEc
この錠剤こそ、MDMAと呼ばれる今回の主役

朝香果林を、生きた肉壺へと陥れるための手段。

MDMAは精神的な依存性が高い薬物であり、

その強さは覚せい剤などを大きく超える場合もあるくらいの代物だ

MDMAとそれに類似するMDAは、"エクスタシー"や、"ラブドラッグ"と言った

性的な意味合いの強い名称を与えられる理由が、それである

そして、そのMDMAの中で純度が高い"モリー"と評されるものを錠剤にしたのが、男の手元にある

果林「それ……くれるの……?」

「あぁ、けど……楽しみたいだろう?」

果林「ええ」

「だから、まずは半分だ」

果林はすでに、アヘンと覚せい剤を使用した状態だ

その状態でMDMAを一錠服用すれば、最悪死ぬ

それでは"薬漬けのセックス"というクライアントの要望は叶えることが出来ない

男は、少し勿体ないと思いつつ、MDMAを半分に砕いて握りこむ

「そこのベッドに行こうか」

果林「飴、飴は!?」

「ベッドに行ってから」

果林「約束よっ……約束したわ!」
0148監視委員(もんじゃ)
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2020/11/03(火) 21:47:40.23ID:zW/sCmEc
男が拘束を解くと、果林はすぐさま後ろにあるベッドの方に駆け寄って飛び込む

逃げるような素振りはなく、まるで子供のようにはしゃいでいる

果林「やだ、なにこれ濡れてるわ」

動くたびに肌に張り付くスカートに気付いた果林は、

スカートを脱ごうと下に何度か引っ張って「脱げない〜」と体を起こす

果林「ねぇ、どうしたの? 早く、来て」

「……あぁ」

男は果林の急かす声に答えて、近づく

立っているときの果林の身長は高いが、男はそれよりも少しばかり背が高い

その圧迫感に、しかし果林はおびえた様子もなく

果林「脱がせて……くれる?」

スカートの裾を軽く持ち上げて、おねだりして見せる

「……元々、こういう女だったのか?」

果林には性的な思惑などないのだが、はたから見ればそう見えてしまう

男はやりすぎたか。と、思いながら果林のスカートのファスナーを下げ、ホックを外す

スカートが脱げ、わずかに色づいてしまっている下着が露わになったが、果林は気にせずに笑顔を見せる
0149監視委員(もんじゃ)
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2020/11/03(火) 21:55:36.33ID:zW/sCmEc
果林「飴、飴くれるんでしょう?」

果林は男にそう強請り、口を開けて入れてと願う

飴と言ったものがドラッグだと果林は分かっているはずなのに

覚せい剤によって高揚させられている今の彼女に、その判断能力はなかった

「分かったよ、ほら、舌を出すんだ」

果林「ん〜……」

果林は男の指示に躊躇なく従って舌を伸ばす

アヘンによる急激な中毒症状

覚せい剤による強制的な高揚感と爽快感

朝香果林の人格は、酷く揺らいだことだろう

そこに、MDMAを投与する

「ゆっくり舐めるんだぞ」

果林の舌の上に半分を置いた男は、

果林が舌を口の中に戻すのと同時に、ベッドへと押し倒した
0150監視委員(もんじゃ)
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2020/11/03(火) 22:24:44.59ID:zW/sCmEc
果林「やだ……もうっ」

「良いだろう?」

果林「んっ」

男の手が、果林の太ももを撫でる

たったそれだけで果林は微かに弾む声を漏らす

紅潮した頬、潤いに満ちた瞳

艶がかった唇は少しばかり動いて、口の中でMDMAが果林の中に溶け込んでいく

MDMAは甘いキャンディではない

素のままで口にすれば、その不快感に吐き出しかねないようなものだ

しかし、今の果林にとってそれが"飴"なら飴なのだ

男の手が、まだ汚れを知らない果林の足を撫でて、なぞり

指先が滑って、下着に隠された秘境へと進む

果林「んっ……ん……ダメ……っ」

「か――」

果林「んふ……んっ」

果林は男の手に触れ、拒み――そうして、男へと口づけをする

果林「もっと……ゆっくり愛してくれなきゃ……嫌よ」

MDMAによる多幸感と、湧きだしてくる親近感

それこそが、MDMAを"セックスドラッグ"と言わしめる効能である

今の果林にとって、もはや男は――愛すべき男だった
0156名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/03(火) 23:06:41.58ID:qaZQuqKS
裏切り者には相応しい末路。
栞子は自分の行いが招いた結末を死ぬほど後悔してほしい
0160監視委員(もんじゃ)
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2020/11/04(水) 07:19:20.54ID:mHhGBYrX
「……分かったよ」

果林「ふふっ……んっ……っあ」

男が頷くと、果林はベッドに肘を立てて奥へと進んでいく

両足を投げ出し、男を求めるように両手を差し出す

異常なほどに早く脈打つ心臓

呼吸も荒く、胸の動きは大きさも際立って目立つ

果林「もう……っ、胸、ばかリ見るんだから〜」

果林はそんな男の視線を感じながら、

しかし、嫌悪感は一切感じていないのだろう

それどころか喜ばしいと言わんばかりに頬を赤らめ、誘うように視線を流す。

下腹部が疼く

胸の内にあるのが"人間の心臓"であるならば、下腹部の奥にあるのは"女の心臓"だ

とくん……とくん……と

果林はその心臓が静かに熱を帯びて、

血ではなく情欲を循環させ始めるのを感じ始める

果林「……待って」

男が胸に伸ばした手を握って、果林は微笑む

果林「触っても良いけれど……キスも、してくれる?」

肉体的にも精神的にも満足させてほしい

そんな欲求を思わせる果林のおねだりに、男は首筋へのキスで応えて――唇を重ねる
0161監視委員(もんじゃ)
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2020/11/04(水) 07:30:22.91ID:mHhGBYrX
果林「んっ……っふ……」

唇へのキス

重ね合わせ、絡み合って、ぶつけあう接吻

まだ浅く、まだ弱い

果林「っは……はふ……もっとっ」

僅かに離れる男の首に手を回し、

今度は果林から男へと口づけをする

男のキスが雄々しさに満ちた圧し合うものであるのに対し、

果林のキスは抱きしめ合うような抱擁に似た柔らかいキス

くっついて、離れ……唇に触れる空気に切なさを覚え

また、男とのキスをする

渇いていく唇の一方で、潤いに満ち満ちている口腔に唇を巻き込んで艶を取り戻させて、男と絡め合う

果林「っふ……ん……」

男とキスをするたびに胸の先が男に触れて掠める

ベストとブラウス、肌着にブラジャー

間にはいくつもの壁はあるが、男の熱い胸板に触れる果林の柔らかい乳房は圧し負ける

果林「ぁんっ……んっ……ふっ……ふーっ」

男の手が、果林の右太ももを撫でる

左手がベストのボタンを外していく

プツリ……プツリ……少しずつ解き放たれていく音を聞きながら、果林は男の肩に触れ……撫でて腕に触れる
0162名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/04(水) 07:35:09.20ID:kAo03ik8
薬漬けになってる限りはハッピーエンドじゃねこれ
0164名無しで叶える物語(庭)
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2020/11/04(水) 11:57:07.08ID:W+z0t81z
保守
ほだけじゃ書き込み出来なくなったのか5ch
0165名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/04(水) 12:41:30.07ID:gkRZ7ETe
レイプと薬物ガチ勢のクズやんけ
栞子なんか蒸し焼きにされながら友達のレイプ聞かされるとか酷いってレベルじゃねーぞ
0167名無しで叶える物語(庭)
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2020/11/04(水) 14:01:14.57ID:aUzK3rLN
>>165
裏切り者だからね、仕方ないね
0169名無しで叶える物語(はんぺん)
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2020/11/04(水) 18:09:21.29ID:3ZEWI6xS
保守
0171監視委員(もんじゃ)
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2020/11/04(水) 21:08:23.02ID:6SKxKv+l
果林の体格も決して悪いわけではないが、モデルとして活躍する彼女は筋肉質ではない

非常に柔らかな、

男が抱く、女の子らしい肉体という幻想を十全に備えた少女の体は男の腕の硬さと厚みに揺れる

心が弾む

二つ目の心臓が男の肉体を求めて体温が低く感じるほどに熱を帯びていく

果林の弾けるような悦びに満ちた思考の中で、目の前にいる無骨な男はとても魅力的に映る

果林「もっと来て……もっと」

男は、果林のその欲求に応えるように果林の太ももを愛撫する

指先だけでかすめるように触れ、親指で押し込み、手のひらで包むように揉む

股の付け根、一度は踏み込んだデリケートな場所には触れない。

果林「んっ……っ……んんっ」

果林の首筋にキスをして、離れ、一瞬だけ視線を交わして鎖骨へと口づける

男の体が降りてくるたびに、果林の体は押し込まれる

抗いようもないほどに強い圧迫感

しかし、果林はその感覚にこそ……悦びを覚えて。

果林「脱がせて……」

果林は、自分を覆い隠す衣服を剥いでと、願った
0172監視委員(もんじゃ)
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2020/11/04(水) 21:36:04.76ID:6SKxKv+l
足への愛撫、まだまだ浅いキス

それだけで果林の呼吸は荒く、体は熱っぽく朱に染まっていた

まだ破瓜の痛みを知らない処女の身体

しかしながら、約18年の歳月を経た果林の肉体は少女の柔肌でありながら女らしい。

額には汗が浮かび、ドラッグによって垂れ流してしまった失禁の臭いに交じって

まだ若い、未成熟な女のにおいが強まる

果林「……あついわ」

「ふ……」

男は薄く笑う

ただ"暑い"のか、それとも"熱い"のか

今にも泣きそうなほどに潤っている瞳には、男だけが映っている

果林「ねぇ……お願い……」

自分でも脱ぐことは出来るけれど、果林はそれでも男へと請う

愛して欲しい

奪い去って欲しい

そんな思いが心の内にあるように感じられる果林のブラウスに手をかけると

ブラジャーの硬さでは誤魔化せない乳房の柔らかさが揺れる

果林「んっ……」

「ほら、脱げるまで……飴を食べていて良いぞ」

男はそう言って果林に"飴"を見せた

果林に抵抗する素振りはなく、舌を出して――欲する

口の中で唾液に塗れていた舌からは細い糸が伸び、

その上に色鮮やかな"飴"が一粒落とされた
0173監視委員(もんじゃ)
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2020/11/04(水) 22:29:39.68ID:6SKxKv+l
MDMAは基本的に3時間から5時間程度、効果が持続する

質が良ければそれ以上に効果があるのだが、果林が最初に口にしたのは半分

それでも覚せい剤とアヘンとの併用によって効果は2時間ほど出る

追加したのは、果林がアルコールを摂取しないからだ

大人がMDMAと共に快楽に溺れるのは、セックスの際にアルコールを摂取することが要因である

大麻でも同様の効果が望めるけれど、ドラッグが初めての果林は中毒で死にかねない

ゆえに、大麻は使わずにMDMAを重ねる

果林「貴方は飴……舐めないの?」

「俺は甘いのは嫌いでね」

果林「あら……女は、甘くないのかしら?」

「女は苦いもんだ」

果林「ふふっ、面白い人ね……好きだわ」

果林は可愛らしくどこか大人びた笑みを浮かべながら、

舌の上にある"飴"をちらりと見せて口の中へと巻き込む

果林「……んっ……おいしっ」
0175監視委員(もんじゃ)
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2020/11/04(水) 23:26:48.35ID:BE2A6VNa
これ見よがしに頬へと"飴"を押し付けながら味わう果林を見つめながら

男はブラウスのボタンを丁寧に外していく

1つ……2つ……3つ

胸の膨らみに押し上げられた4つ目のボタン

触れるだけで果林は甘い声を漏らす

果林「んっ……」

プツンッ……と、弾けるように外れてブラジャーに包まれた乳房が揺れ、

全てのボタンを外すと、汗で淡い色あいのブラジャーの透ける肌着が露わになる

果林「んくっ……」

こくんっと果林の喉が音を立てる

ブラウスのボタンが外され、得られた少しばかりの解放感

果林はうすぼんやりとした瞳で男を見定めて、男のシャツの裾に手をかける

果林はもちろん、性行為は初めてだ

それがどういうものか知識はあるが、一般的学習以上の知識も経験もない

果林「もっと、近づかせて……」

けれど、本能的に果林はそうすべきと思う

そうしたいと――彼と、もっと体を重ねたいと想う。

男は果林の手を受け入れて、

ゆっくりと上がってくるシャツの裾と、細くしなやかな指が首筋をなぞるのを待って果林の体を抱きしめる
0176監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/04(水) 23:44:40.91ID:BE2A6VNa
果林「んっ……っぁっ」

自分の体を抱きしめてくれる男の背中に果林は腕を回して、より密着させる

男は上半身裸だが、果林にはまだ肌着とブラジャーが残っている

その微かな隔たりが残る煩わしさを払拭するように、

男は小刻みに体を上下させて互いの熱をより高めていく

ブラジャーの内側に内包された乳房がすりつぶされるように動き、守るべき衣服が逆に果林の身体を快楽へと誘う

鼻での呼吸では物足りずどうしても口が開いて、

熱を帯び、白んだ色を持ちそうな吐息が男の肩に何度もぶつかる

果林「んっ……っはっ……」

男はその艶やかな唇を塞ぎ、体で握り合うように絡み――ほんの数センチ、唇を離す

果林「っは……」

男と果林の唇の間に、糸が引く

半透明の、どちらの物ともとれる繋がり。

だんだんと揺らぎ、撓んでいく情欲

果林の明るい瞳の輝きが男を見つめ、男のくすんだ瞳が見返すと

瞼は下りてしまう

そうしてまた――唇を重ねる

軽く触れ合わせる挨拶

許しを与えるかのような抱擁

果林の唇は柔軟に男を受け入れ、深みへと落ちていく
0177監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 00:25:19.75ID:nuxRCQVG
果林「んっ……っふ……ぁっ……んんっ」

舌と舌が触れ合い、離れ、触れ合ってまた離れていき

引いた糸が落ちるよりも早く、キスをする

空気の代わりに、男の舌が滑り込んでくる

ぬるり……ずるり……と、

唾液に守られた舌のざらついた感触が果林の感覚を支配していく

果林「んんっ……んっ……っは……」

酸素不足による息苦しさ

苦しくて辛いはずなのに、今はキスの方が愛おしい

1秒でも早く唇を重ねたい

一瞬でも長く感じていたい

トクン……トクン……と、下腹部が疼く

キスをして死ぬことが出来るのなら――どれだけ幸せだろうかと。

果林「っぁ……」

男は、そんな幸福に溶けていく果林をベッドの上に取りこぼして

果林の肌着を脱がす
0178監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 00:36:14.35ID:nuxRCQVG
汗が染みた、少女の香りが感じられる薄い肌着

男はそれを早々に手放し、ようやく露わになった果林の腹部を擦る

硬すぎず、柔らかすぎず

モデルとして世に出ているが故の、程よい肉付きの腹部は

男の手が触れるたびに震えて、果林の小さな声が漏れ出ていく

果林「んっ……っぁ……」

少女ではなく、女と言える声色は甘さに揺られている

アヘンと、覚せい剤……そして1.5錠のMDMA

ちらりと目を向ければ、肌着など日にならないほどに下着は色濃さを増し、

淫猥な女のにおいを辺りに充満させている

果林「っ――んんっ!」

人差し指で股の付け根を撫でてやると、一際大きな声を上げて果林の体が震えた
0179監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 00:45:42.73ID:nuxRCQVG
果林「んふー……んっ……ふー……っ」

荒々しい呼吸をし、男を見つめながらも果林はそれを拒まなかった

ピクン……ピクンッ……と、

男の手が肌を撫でるたびに果林は震え、嬌声を零し、

男はそんな果林の唇に唇を重ね合わせて、心を満たす

無精ひげのチクチクとした感触、比較的毛量の多い男の雄々しい体

それに抱かれ、抱き返し

男がそうしていたように、果林も体を小刻みにすり合わせる

果林「んっ……ぁっ……っは……ぁんっ」

離れている時間よりも、密着している時間が多くなっていく

衣服を着こむかのように男の体を全身で受け止め、その温もりに愛を覚え、悦びを感じ、性に塗れる

果林「っぁあっ!」

男の肌が下腹部を掠め、恥丘の緩やかな膨らみを押し潰す快感に淫らな声を吐きだしてしまう
0180監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 00:57:10.89ID:nuxRCQVG
男は果林のフロントホックのブラジャーを外し、

窮屈さからようやく解き放たれた乳房を右手に捉える

指の一つ一つの力加減に歪められ、離れれば戻り、呼吸のたびに揺れる淫靡な膨らみ

普段はやや白さの感じられる肌は薄色に染まっていて熱く、

母性の象徴とも言われる乳房の天辺には、紅一点の蕾がいつかの開花を夢見るように上を向いている

果林「んっ……んんっ」

男の手が乳房を包み、握れば壊れてしまいそうな柔肉を絞るように揉む

下から上へと人差し指から小指までの指先だけを走らせ、

親指の爪で、乳頭を軽く弾く

果林「っあっ」

右手の指先一つ一つが乳房に沈み込んでいくのを感じる果林は、

ただただその快感にうち震わされ、水分を吸いきれなくなった下着から愛欲を染み出させる

そして――

果林「ぁ――んっ!」

男は、まだ触れていない右の乳房へと口づけをした
0182名無しで叶える物語(はんぺん)
垢版 |
2020/11/05(木) 01:37:49.02ID:i0a9AfDB
あと三人、楽しみに待ってる
0183名無しで叶える物語(えびふりゃー)
垢版 |
2020/11/05(木) 02:05:59.22ID:y3cFohTh
文才ありすぎて草
0186名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 04:02:15.95ID:9/P03WCM
裏切り者だしね
0187名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 06:22:40.54ID:9/P03WCM
保守
0190監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 08:28:53.09ID:nuxRCQVG
たっぷりと中身の詰まった乳房は、

男の唇に座れるまでもなく密着し、離れる瞬間に――ちゅぷんっ……っと、音が弾ける

果林「っあ……んっ……ふっ……」

形の良いお椀型の膨らみに残った、すぐに消えてしまうキスマーク

呼吸に胸が揺れるたび、

十数センチの距離に漂う男の吐息が肌を撫でて行くごとに、触れる空気を冷たくさせるその痕跡は

果林を酷く、切なくさせる

身体はとても熱いのに、心は昂っているのに

冷めて感じるその一点のせいで、果林はどうしようもなく泣いてしまいそうになる

果林「もっと……」

もっと欲しい

もっと熱烈に、ずっと強く、なによりも圧倒的に

男の雄々しさに押しつぶされてしまいたいと、果林は手で男の胸板に触れる

無造作に毛が伸びている様はまるで獣のようで――

果林「……もっと、もっと来てっ」

果林は雄を受け入れる雌として、男へと甘い声を囁く
0191監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 08:51:22.51ID:nuxRCQVG
男はその欲求に応えるかのように、唇を重ねる

重ねるのではなく、潰すように重く

吸い付くのではなく、食らいつくように激しく

唇の奥、固い歯がぶつかるかどうかの絶妙なキスを繰り返しながら、果林と男は体全体で抱き合う

果林「っは……ふっ……んっ……んちゅ……」

キシ……ギシッ……と、ベッドがリズムを奏で始める

絡み合う唇が離れると糸が引いて、舌になっている果林の口元を汚していく

二人の零す声も吐息も、

その主の意思が宿っているかのように入り混じり、愛し合っている

果林「んっ……ぁっん……はっ……はふ……んんっ」

モデルとして、女として……大切にしてきていた顔が汚されていくのを

果林は満足げに受け止めて、男の首へと腕を回す

唇が触れ合うたび果林の胸と男の胸が擦れる

下になってただ一身をささげる果林の一方で、

忙しなく動く男により果林の体は絶え間なく刺激を与えられている

下腹部の熱は外へと流れだしても下がることなく高まって――

果林「っあぁぁぁっ!」

男の足が、グッ……グッ……っと陰部を押し込む感覚に果林は悦びの声を上げ、何度も体を痺れさせる
0193監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 09:01:22.06ID:nuxRCQVG
果林は処女で、初心だが性的な快感を受けるのはこれが初めてではない

自分の指で、何度かそういう行為を行ったことがある

最初は、ただ手入れをしているときに知ってしまった偶然の快感だった

それがだんだんと、自分からそれを求めて触れるように変わっていった。

虹ヶ咲学園に来てからはその頻度も減っていたけれど、まったくの0ではなくて――

しかし、そのいずれよりも男の足が触れるだけの感覚が気持ち良かった。

視点が定まらないほどに乱れ、自意識が保てなくなりそうな悦楽の波をその全身で受け止めながら、

男との距離だけは、絶対に離れないと腕に力が入る

そうすると男は果林の首に口づけをしつつ舌を這わせて下唇を咥え……上唇を弾き、舌と舌の深いキスを行ってくれる

もっと強く、愛してくれる

果林「んっ……んんっ……んぁ……ぁっ……んんんっ」

そのキスでまた、果林の体は跳ねる。

キスをされながら男を抱き、抱かれ……委ねていく

少しずつ男に奪われていくことが――堪らなく幸せだった
0194監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 09:14:35.40ID:nuxRCQVG
そんなまだ、本番にさえ至っていない時間がどれほど経ったのか

部屋には男と女の酷く淫猥なにおいが充満し、普通の空気が失われてしまった中で

果林と男はすっかり火照った体をゆっくりと話して、呼吸を整える

どちらのかさえ分からないほど全身にべったりと汗を伝わせながら、

男は汚れたズボンのファスナーを下げ、ボタンを外し脱がし捨てた果林の衣服に重ねるように放る

果林「んっ……」

果林の視線は男の瞳から胸、

どちらかと言えば筋肉質な腹部へと移り、そうして……興奮を隠しきれていない下着にたどり着く

ズボンが追い出された瞬間から漂う男の……雄のにおい。

身体の中に入り込むその"精気"は肺へと落ちることなく、脳に染み込んでいく

果林「ぁ……は……っ」

保健体育だけの知識

それでも生物としての本能的に、果林はそれを強く追い求めてしまう

ドラッグによって湧きたたされた男への愛情に、男を受け入れるための準備をしてしまう

「ふ……果林ちゃ……いや、果林。今から注射を打つよ。大人しくしてるんだ」

果林「大人しくするわ……っ! だからっ」

「あぁ、終わったらもっと深く……繋がろう」

果林「早くっ、早くお願いっ!」

明らかに正気ではない濁った瞳は、しかしながら、これ以上ないほどの輝きを携えていた
0195監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 10:08:03.47ID:nuxRCQVG
男はベッドの傍らに持ってきていた鞄の中から、新しい注射器とまだ果林には使用していないドラッグを取り出す

水溶性のそのドラッグは、合成カチノンと呼ばれる、非常に危険な代物である

自然界に存在する一般的にカートと言う植物に含まれる興奮性物質を模して造られたそれは、

人の"希望"によってその効能が強められており、

MDMAの中でも"質の低い"ものに混入させられていることもある"性的衝動"を増大させる効能を持っているものだ

今回、果林に投与したMDMAは質の高い一級品のため、そういった効果は最小限に抑えられている

それでも十分な効果は得られるが、もう一押し

果林「早く……早くっ」

「動くんじゃないぞ」

男はやや急かし気味な果林にそう告げて、腕を掴む

細く感じる腕には小さな針の痕跡がまだ残っている

男はそことは別の場所の血管を確認し、強く握って浮き上がらせて針を通す

男の持っている合成カチノンは一般的に出回っているものよりも当然ながら質の良い代物であり、

これによって増強された快楽を知ってしまえば……もう二度と、それのないセックスなど出来なくなるだろう

もっとも、すでに果林の心も体も薬なしには生きていけないが。

果林「ぁ……あぁっ……っ」

注射器の中から、果林の体の中へと薬が流れ出していく

バチバチと目の前に火花が散っているかのような感覚が迸る

体の熱がより高まり、胸も"女の心臓"も激しく脈打って――

果林「あっあぁっん……んんぅっ!」

触られるまでもなく、果林は快感に身を震わせた。
0196監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 10:25:57.51ID:nuxRCQVG
果林「ぁぇ……ぇ、ぇ……あっ……っあぁっ!」

果林の体の中に合成カチノンによる性的興奮作用が満たされていき、

大切な場所を覆い隠す生地の擦れる感触だけで、果林は声を上げてしまう

その快感に腰が浮き、擦れ……上り詰めてくる心地よさにまた悶えてを繰り返す。

果林「ぁっんっ……んぁっ……ぁっぁっ……ぃ……んんっ!」

果林はもはや言葉を話す余裕もなく、呼吸さえ絶え絶えにベッドの上で仰け反っている

陸にあげられた魚のような惨めさでありながら、卑猥な声を上げる様は淫靡で

色の変わってしまっている下着からは

ぐじゅ……ぶじゅ……と、女としての欲求があふれ出している

果林「ぁっ……ひっ……ぃ……んぁっあっ!」

キスをしていないのに、呼吸が上手くいかない

身体はまるで言うことを聞かず、震えて跳ねて痺れて踊る

苦しくて、辛くて、心臓が痛んで今にも死んでしまいそうなのに、

果林「ぉぁっ……ぁっんっ、し……ぁっ……ぉ゛っ」

果林は気持ち良くて、幸せで、嬉しくて――満面の笑みを浮かべてしまう

男はそんな果林の下着に触れ、一思いに脱がす

下着は果林の恥部から糸を伸ばし、手にべったりと張り付いて男の手の中に雌臭い液体を垂れ流していく
0197監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 10:42:44.61ID:nuxRCQVG
下着との擦れ合いによる無機質な責め苦から解き放たれた果林は、

ベッドへと腰を落として、身震いしながら一生懸命に酸素を取り込んでいく

果林「はぁ……はっ……っぁ……」

それでもまだわずかに残った感覚に時折情欲を漏らす果林の陰部は強い女のにおいに塗れていた。

モデルであり、スクールアイドルとしても活動していた果林のデリケートゾーンはしっかりと手入れがされている。

万が一を想定してか、綺麗さっぱりにそぎ落とされているため、

体に似合わず子供のようにさえ見えてくる

果林「ぁっ……ぁっ……あぁ……」

男を受け入れるための入り口は、果林の呼吸に合わせるように

ぷちゅ……と、卑猥な水音を立てながら僅かな隙間の開閉を行う。

女としてのあまりにもイヤらしい姿を前に、男は生唾を飲み込んで……そうっと果林の足に触れる

果林「ひぁっあぁっ……」

たったそれだけで、果林の体はびくんっと震えて

身体を密着させると、汗ばんだ肌と肌の触れ合いに滑ってしまいそうになる。

「果林、良いか?」

果林「はっ……はへ……ぁっ……あぁ……」

果林は焦点の定まっていない瞳をどうにか男へと向ける

何が良いのか、もう考えられない

答えたらどうなるのか、拒んだらどうなるのかも分からない

けれど……そんなことはどうでもいい。

果林「……ぃて……抱いて……」

もっと触れて欲しい

もっと深く愛して欲しい

まだ落ち着きを取り戻していない頭は休憩を欲しているが、知ったことではない

心も体も……男を求めている

この甘く溶けて消えてしまいそうな時間が終わってしまうくらいなら、死んでもいい。

果林「もっと……」

そう思って――男へと手を伸ばした
0198監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 11:00:59.04ID:nuxRCQVG
男の体が降りてくる

ゆっくりと、焦らすように

果林はそれを待つことが出来ずに男の体に触れて自分から近づいて抱きしめていく

果林「んっ!」

唇が触れ合う

優しく、弱く……挨拶のように簡単に

果林「んふ……んっ……」

唇が重なり合って、絡み合う

優しく、強く……互いに互いを求めあうように

果林「んぁ……んちゅ……んっ」

舌が舌と触れ合う

始めの一歩を踏み出すように、舌先だけが触れては離れる

果林「んくっ……んっ……んんっ……」

舌と舌が絡み合う

恋人同士であるかのように、深く広く混じり合って離れない
0199監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 11:35:22.55ID:nuxRCQVG
男の体が近づくにつれて果林の両足が左右に分かれていき

にちゅ……くぷ……と、

卑猥な音を立てながら今か今かと男の来訪を待つ膣口は、小さく開いている

果林「んっ……んふ……んんっ」

熱烈なキスと、男の体に押し揉まれていく乳房

その快感に果林はまた小さく体を震わせながら、男とのキスにのめり込んでいく

覆いかぶさる男の口から、飲み込めていない唾液が舌を伝って流れ込む

自分の口の中で混じり合っていくそれを、キスが途切れるほんの一瞬に飲み下すと、

男との交わりが胸の内側にまで広がっていくようで、温かくなる

そうして――

果林「んっ……」

男の情欲によって聳え立つ、男を男たらしめるものが、

果林の愛欲によって緩み切った、女を女たらしめる入口へと触れた

果林「はっ……はっ……ふ……」

どきどきと胸が高鳴る

欲しい……欲しい……欲しくて堪らない

心と体の奥底から、男のそれに対する渇望が湧きたって止まない

それを許したら何かが終わってしまう

それを受け入れたら何かが壊れてしまう

けれど――だとしても果林は男のそれを前にして受け入れる姿勢を取る

「力を抜いておくんだぞ」

男の、どこか優しささえ感じる声に果林は頬を赤らめながら、頷いて

果林「キス……して」

そう強請り、近づいて来る男の唇を受け入れて……すべてが交わっていく瞬間の為に瞳を閉じる
0200監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 12:04:03.10ID:nuxRCQVG
果林「んっ……ぅ……」

くぷ……くぷぷ……と、

男のそれに掻き立てられる果林の蜜に空気が含まれ、小さな音が弾ける

果林のまだ未開発な入口は男のそれの侵入を拒むような素振りを見せつつも、

待ち焦がれる間に濡れそぼった陰唇は容易く侵入を許していく

果林「っぁ……んっ……」

破裂するような水の音が消え、

グッ……グッ……と、

体の内側が押し込まれていく苦しさに果林は思わず、男を抱く腕に力を込めてしまう

そうすると、男は僅かに唇を離して「大丈夫だ」と囁く

果林「はぁ……はっ……はぁっ……んっ!」

男のそれの先端、ほんの小さな侵入でさえ果林は達して、

荒々しく熱っぽい吐息を男にぶつけながら、瞳に男を留める

果林「キスを止めちゃイヤ……お願い……もっと……」

果林は男が近づくよりも先に、自分から近づいて唇を重ねる

触れ合わせ、すり合わせ、唇の隙間から舌を忍ばせて男の舌と絡み合う

果林「んっ……んぁっ……っ……」

高められた性的興奮によって、常に収縮と痙攣を繰り返す果林の膣壁

それでいて処女の入り口は狭く、道はより狭まっている

そんな中へと、男は自分の欲を押し込んでいく

入った傍から全体を締め付けてくる果林の女の感触

一気に持っていかれてしまいそうになるのを男は耐えて――

果林「ん……っぁ……は……ぁ……んっ……んんっ!」

やがて……果林の処女としての象徴を突き破る

ドラッグによって処女喪失の快楽とした果林は、

男の中へと嬌声を吹き込み、腕だけでなく足をも男の体を抱き込んで密着する
0201監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 12:19:07.67ID:nuxRCQVG
男は果林の唇からいったん離れ、

口にMDMAを含んでから……キスをして、果林の口の中に流し込む

果林はその"飴"を躊躇なく飲み下して、体の中に取り込む

最初にMDMAを半分投与してから十数分

一錠のMDMAを飲ませてからさらに数十分

合成カチノンとの併用による相乗効果を持たせ、

そこに、また改めてMDMAを服用させたことによって果林の体は完成する

果林「んっ……ぁっ……あぁっ!」

ゆっくりと、男は腰を動かす

せっかく入れた男のそれは果林の雌の臭いに塗れ、艶がかって見える

じゅぷ……くちゅ……

くぷ……にゅぷ……

男が動くと、果林の陰部は淫猥な肉擦れの音を立てながら

男のそれを逃すまいと吸い付くように動き、戻ってくる男の圧力に押し込まれていく

果林「あっ……はっ……あぁっ……っぁっ!」

まだ序盤

まだゆっくりとした準備運動

それだけで果林の体は何度も達し、震え、男のそれを咥えこんで締め付ける
0203監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 12:28:40.96ID:nuxRCQVG
果林「んっ……あっ……はっ……はっ……んんぅ!」

最初に男を拒む視線を向けていたとは思えないほどに男に媚びを売り、

愛されたいとする女の目をした果林は甘く、ふやけた声を漏らしながら何度も達する

男の体がより深くへと潜っていき、

股の付け根がぶつかってくると体を仰け反らせ、

男のそれが抜き取られ、体の内側をかすめ取られていく快感に震えて果てる

男の力強さに抑え込まれ、抱かれ、支配される悦びに果林は心が満たされるのを感じる

果林「んっあぁっ……あっあぁっ……はっ……んっ」

自分では至ったことさえない快感の濁流に飲み込まれ、

二度と浮き上がってこれないほどの悦楽に身体が沈み込んでいく

男の動きが緩やかに

しかし、確実に早く、力強く……猛々しくなっていく

ぷちゅ……ぷしゅ……と

果林の愛欲が押し出されて、吹きこぼれる

果林「ぁっ……あぁっ……んっ……んぁ……」
0204監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 12:40:11.86ID:nuxRCQVG
焦点の定まっていない瞳

だらしなく開いたままの唇

大人びた色香を損ない、ただただ女としての喘ぎを歌う声

モデルとして、

スクールアイドルとして

常に磨き上げてきた肉体は、男の情動を受け止めるだけの肉壺へとなり果てていく

果林「んっ……ぁっ……ぁっはっ……」

それでも、果林の心は幸福に満ちていた

果林の体は悦びに溢れていた

果林「んく……っぁ……あっ……あっ……」

果林は、自分が死ぬかもしれないと思うほどの何かが昇りつめてくるのを感じた

体の内側から、なにものにも阻むことを許さないそれを、

果林は喜んで迎え入れようと、男の体を抱く

果林「愛……してる……」

そして――

"女の心臓"足る"子宮"の入口へとそれが到達した瞬間

果林「っぁ――」

果林は今までにないほどに体を仰け反らせて絶叫し、男の体を女の愛情で汚して

大切な場所に流れ込んでくる生命の源を受け止めながら……気を失った
0205監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 12:49:13.95ID:nuxRCQVG
気を失った果林は、

それでもなお、ドラッグとの抱き合わせによる快感に痙攣し、

暫く愛欲の産物をまき散らし続けた。

「ふぅ……」

男はそんな果林から離れると、自分の体がベタベタに汚れ、

雌臭いにおいに包まれているのを感じて、息を吐く

朝香果林はもう二度と、真っ当な人生は歩めないだろう

それはトラウマがあるかどうかではなく、

身も心も"薬と快楽"に溺れてしまったからだ

普通のセックスで満足できる体ではない。

薬を取り込まずには、生きていくことは出来ない。

目を覚ます頃には、薬の効果も切れていることだろう

その時、果林は絶望し、叫び、悲嘆し

しかしながら、骨の髄にまで染み込んだ悦びを求めて――生き続ける

「薬がある間……お前は幸せだぞ。良かったな」

男はそう言って、果林の額に張り付く前髪を払う

まだまだ果林にはしなければならないことがあるが――薬が切れるまでは、お休みだ
0206監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 12:51:08.77ID:nuxRCQVG
管理No.03:朝香果林

記帳終了
0208名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 13:01:08.64ID:nuxRCQVG
※注記※
@、一般的に小麦粉と呼ばれるのは"ヘロイン"としましたが、正しくは"コカイン"です。
A、上物を扱う真っ当な売人は薬を口に含みません。安物を扱う薬中から仕立て上げられた下っ端くらいです
B、用法は"吸引"、"注射"、"飲む"としましたが、ほかにもあります。"注射"の方法も複数あります。
C、今回取り上げた薬物は、違法なものであって合法ではありません。

誤解を招く内容、大変失礼いたしました。
0211名無しで叶える物語(たまごやき)
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2020/11/05(木) 13:27:11.86ID:o7huVLrU
>淫らなことは嫌いなので

うーん…?
0214監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 15:22:44.44ID:nuxRCQVG
……い……

………せ……

愛「ん……」

どこか遠い場所から、声が聞こえてくる

聞き覚えがあるような、無いような

ふわふわとした意識に呼びかけてくる声は、心配をしているというよりもむしろ――

…ぱ……

愛…………

ゆっくりと、声に導かれるようにして体の感覚が戻ってくる

混濁していた意識がぐるりぐるりとめぐりめぐって集約していき、

自分が宮下愛であるのだと――まずは自覚する

愛「ぅ……」

「愛、せんぱ〜いっ」

名前で一拍挟み、わざとらしく弾ませるように先輩と呼ぶ声

頭の中に入り込んできたその音は、勝手に脳内のデータベースにアクセスして、紐づけされた名前をセレクトする

愛「かす……みん……?」

かすみ「や〜っと起きてくれましたね。愛先輩。も〜あとちょっとでたたき起こさなきゃいけないのかな〜ってはらはらしましたよ」
0215監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 15:33:00.24ID:nuxRCQVG
かすみ「みんな〜愛先輩が起きましたよ〜」

愛「みん……な……?」

覚醒してはいるものの、まだ重たく感じる頭にかすみの声は良く響く

何があったのか、何が起きているのか

上手く情報の処理を出来ていない愛の前に、

愛も通っている虹ヶ咲学園、

そのスクールアイドル同好会に所属しているかすみと同級生の天王寺璃奈がひょっこりと顔を覗かせた

顔を覗かせたと言っても、璃奈の顔にはボードが備えられていて、本当の素顔は見えていない

璃奈「……おはよう?」

愛「おは……よう……?」

何かがおかしい。

璃奈はかすみよりも背が低く、愛はかすみよりも背が高い

常に自分が見下ろす形になっているのはいつも通りだが、

それにしては妙に、上から目線になっているように感じる。と、愛は眉を顰める

それを見た璃奈はボードの表情を切り替え、困惑の色を示すとかすみ方へと向ける

璃奈「かすみちゃん、愛さん分かってない……」

かすみ「あ〜……やっぱり? 愛先輩、今自分がどういう状況か分かりますか〜?」
0216監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 15:48:03.98ID:nuxRCQVG
愛「アタシの……状況……?」

体が痛い

頭が痛い

なんだか背が伸びているような感じがする

腕が動かない。

足が動かない。

手首を動かそうとすると、体全体が動きそうな宙ぶらりんな感覚

エマ「愛ちゃんこれでどう? 見える?」

愛の後ろから現れた同じくスクールアイドル同好会のメンバであるエマ

彼女はキャスターを転がして引っ張ってきた姿見をくるりと回転させると、愛を映して――

愛「え……」

腕を縛られ、天井へと吊るされた宮下愛の姿が目に入る

足も同じように縛られているが、足元に置かれてい台の上に乗せられており、

自由ではないけれど、どうにかこうにか動かすことは出来るという状態だった

愛「なに、これ……ナニコレ……ちょっと、愛さん。理解出来ないぞ〜……あはは……」

彼方「見た通りだよ〜」

愛「見た通りって……え、ちょ、か、カナちゃん!? それ、なにかな……」

エマと同じように後ろから現れた、同じメンバである彼方の気だるげな背中

それはよく見る光景だが、問題はその彼方が手に持っているものだった
0217監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 16:02:50.07ID:nuxRCQVG
せつ菜「愛さんは見たことありませんか? 釘バットですよ。釘バット!」

彼方と同じく現れたもう一人、せつ菜も同じように釘バットを持っており、

周りに人がいないことを確認して――力一杯のフルスイングを見せる

愛「み、見たことくらいは……漫画だけど……」

吊るされた自分

なぜだが同好会メンバが持っている釘バット

考え得る最悪の可能性

いやいやいや……と、愛は焦りに浮かぶ汗が頬を伝うのを感じて首を振る

愛「ほ、ホラー映画のバッドエンドじゃないんだから! バットだけに……あは、は……」

かすみ「もしかして〜、本気で冗談だとか思ってますか〜?」

歩夢「仕方がないよかすみちゃん。体に教えてあげよう?」

愛「いや、いやいやいや……! ちょ、ちょっと!」

みんな笑う。

友人であるはずの愛が、部屋の中心であろう場所で吊り上げられているのに、

平気な顔して笑って、釘バットを楽しそうに握って

おかしい。異常だ

あまりにも――荒唐無稽だ
0218監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 16:14:40.59ID:nuxRCQVG
璃奈「愛さん、あんまり動くと台から落ちちゃう」

愛「だ、台……いや、台がどうこうじゃないって! 殴る振りは良いから、バットだけに! いや、ほんと怖い怖い!」

愛の悲鳴にも似た、無理矢理な明るい声が部屋に寂しく反響する

璃奈はもちろん、

かすみも、歩夢も、エマも、彼方も、せつ菜も

誰一人として、愛の努力に応えてくれてはいない

愛「嘘……だよね……?」

6人の冷たい視線が愛へと向けられる

この期に及んで何を言っているのか、そう言いたげに顰められた表情

中には苛立ちを感じるような瞳もあって、愛はどうしようもなく緊張が走ったのを感じた

エマ「嘘だって、思う?」

エマの柔らかい声

しかしながら、刺々しさを感じた愛は痛みを訴えるように片目を瞑る

エマ「嘘……そう言ったら、愛ちゃんは嬉しい?」

愛「え……」

エマ「今ここで、冗談だよーって言ったら天井のヒモが緩んで助かる。とか……」

愛「そういう――」

せつ菜「 あ る わ け な い じ ゃ な い で す か 」

愛「っ!」

エマの言葉に繋ぐように、せつ菜は一言一言、丹精込めて

これまで以上に可愛らしいと思えるような満面の笑みを浮かべながら、言う

その肩には、釘バットが抱えられている
0219監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 16:33:39.07ID:nuxRCQVG
彼方「もう良いんじゃないかな〜……璃奈ちゃん」

璃奈「うん」

彼方は自分が持っていたバットを翻し、璃奈の方へと差し向ける

それを璃奈は躊躇なく受け取り、グリップを何度か握って確かめて……愛を見上げる

璃奈ちゃんボード

そう言われているボードには、何もしていない時の無感情な表情が電子的に作り出されていたが、

愛の目が向けられた途端に、その画面は真っ暗になって消えてしまう

愛「り、りなりー……ボード、き、消えちゃってるよ……」

璃奈「愛さんにも、そう見えるんだね」

愛「え――」

璃奈はその小さな体をぐっと丸めるようにして――バットを力一杯に振るった。

愛「い゛っ」

ボグ……というような、酷く面白みのない鈍い音がして、愛の顔が苦痛に歪む

璃奈の力では愛の身体を代から揺り動かすまでには至らなかったのだろう

僅かに天井から下がるヒモが軋む程度で終わってしまった。

璃奈「……残念」

璃奈がそう呟き、愛の顔を見上げると電子版のボードが床に落ちて液晶が割れる

無機物的な、感情の感じられない璃奈の瞳は真っ直ぐ愛へと向けられる

愛「り、りなりー……」

璃奈「やっぱり衣装にすべきだった。制服じゃ厚い」

愛の悲しそうな声に耳もかさずに不満を呟いて、バットをエマへと手渡した
0220監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 16:57:35.75ID:nuxRCQVG
愛「ま、待ってエマっち!」

エマ「……愛ちゃんは待ってくれた?」

愛「え……?」

エマ「わたし達が、待ってって言った時……愛ちゃんは待ってくれた?」

愛「何言って……」

エマ「そっかぁ」

エマは愛の戸惑う声に残念そうに呟くと、

璃奈から受け取ったバットの釘を指で触って、愛へと近づける

エマ「釘バットって、キレイな釘じゃなくて、錆びた……汚いのを使うんだって」

愛「え、エマっち……」

エマ「その方が肌を傷つけたとき、もしも相手に釘が刺さっちゃったときに良いんだってね〜」

知らなかったよ〜と、エマは何気ない会話をするかのような軽い声で言葉を紡ぐ

木製のバットは、無造作に打ち込まれた釘によって、

所々にひび割れが起きてしまっている

打ち込まれている釘はエマが見せた部分以外も全てが、

使い古されたかのようにボロボロに見えるのは気のせいではない
0221監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 17:11:56.74ID:nuxRCQVG
釘バットは、元から打撃武器として有効なバットに対し、

単純な打撃に加えて、刺傷や裂傷といった副次効果を期待して釘が打ち付けられたものである。

しかしながら、一般的に釘バットとして用いられるバットが木製であっても硬く、

不用意に釘を打てば、戦う前に自分が怪我をしかねないことや

運よく作ることが出来たとしても、今の愛のように衣服を身に纏っていると

その布地に引っかかって奪われたり、隙を作ってしまうような事態になりかねないという欠点がある

そのために考えられたのが、もっと余計な要素をつけてやろうという錆びた釘バットだ

錆びた釘は新品の釘に比べて耐久性が悪く、打ち付けるという点においてやや難易度を増すことになるが、

その耐久性の低さ故、衣服に引っ掛かっても釘が壊れて外れやすいという利点がある

そのうえで、

釘の頭部が失われることで鋭利さを増した刺突武器へと変貌していくこと

傷口に雑菌を持った錆びを差し込むことで傷を悪化させられること

そういった狙いがあった
0222監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 17:23:34.57ID:nuxRCQVG
そして、すでに璃奈のフルスイング程度でいくつかの釘は頭部が外れて鋭利な棘となっている

愛の目に映るその輝きの失せた釘はゆっくりと動いて、

愛の真正面、フルスイングの体制を取っているエマの手の中から延びている

もう冗談なんかではない

みんな本気だ

本気で傷つけに来ている

いや――これは

愛「ま、待って……シャレにならないよ! アタシが悪いことしたなら謝るから! だからっ」

エマ「愛ちゃん」

愛「エマっち――」

エマ「しーっ」

エマはにっこりと笑って、バッドを全力で振るう

不慣れな璃奈と違い、エマの軸足の踏み込みはとても強い

ダンッ! と、部屋が揺れてしまうかと錯覚するほどの力強さに、愛の体はビクついて強張ってしまう。

エマの軸足となった靴底のゴムが、ギリィ……っと削れる音が聞こえて――

愛「う゛ぁっ……」

愛の体に受け止められるようにして止まってしまった璃奈のスイング

それとは打って変わって振り切ったエマの一打は愛の身体を台の上から弾き、

制服として着用しているブラウスの一部を引き裂く
0223名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/05(木) 17:34:15.21ID:SNt6MVjN
一番裏切りそうにない人だっただけに殺意が強い
0224監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 17:43:28.03ID:nuxRCQVG
愛「ぁ゛……ぅ゛……」

エマ「ん〜……いまいちだったかな〜」

うめき声を零す愛の体が宙に揺られて動き、台の方に戻ってくるのを見ていたエマは

ブラウスが裂けた程度で、大した怪我をしていないことを確認する

璃奈、エマと二人が行ってまだその程度

進捗が思わしくないと見たのか、呟いたエマに璃奈が近づく

璃奈「ごめんなさい……わたしが弱かった」

エマ「大丈夫だよ」

せつ菜「四番はやっぱりエマさんが適任だったのでは?」

彼方「あえて前半にスラッガーを置いて、後味の残るところに中継ぎで連打するのだ〜」

かすみ「あれ? バッターって中継ぎって言いましたっけ……」

彼方「細かいことは気にしないしない〜」

かすみん「それじゃ、次は三番バッター! かすみんの出番ですよ〜!」

彼女たちはとても楽しんでいる

愛の体を釘バットで打ち、その苦しみに歪むさまを愉しんでいる

あり得ない……

あり得ない……あり得ない……あり得ない

あり得ない

あり得ない

あり得ない

あり得ない

歩夢「 あ り 得 る よ 」

愛「ひっ」

いつの間にか真横にいた歩夢のささやきに、歩夢は悲鳴を上げて体を震わせる

今、歩夢は心を読んだのか、それとも……

目を向ければ、歩夢は愛の足を台の上に乗せようとしているだけで……変わった様子はない

狂ったまま、変わっていない
0225監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 17:58:39.57ID:nuxRCQVG
かすみ「こんなことになるなんてぇ、かすみんはすっごく残念です」

愛「なんで……どうして? かすか……みんなにこんなことされるようなことした覚えなんてないよ!」

かすみ「あ〜……そう言うの良いです」

かすみは興味なさげに吐き捨てると、

釘の様子を確認するようにバッドを見回して、軽く振る

いつもの、愛らしく、明るく元気な中須かすみとは似ても似つかない雰囲気を帯びた様子に

愛は唇を噛みしめて、首を振る

なぜこうなったのか

そもそも、自分はいつどうやってこんな状況に陥ったのか。

ここに連れ込まれるまでのことを考えるのは無駄だろうと、理由だけを考える

見える限りここにいるのは

”中須かすみ”、”上原歩夢”、”優木せつ菜”、”エマ・ヴェルデ”、”近江彼方”、”天王寺璃奈”

そうして"宮下愛"自分である

その全員に共通していることで最も先に浮かぶのが、"スクールアイドル同好会"

今はとある理由によって"スクールアイドル部"というものが設立され、対立している状態の同好会

愛は自分の信念に基づいて、同好会から部へと移った
0226監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 18:06:46.26ID:nuxRCQVG
愛「まさか……まさかだよねかすみん!?」

かすみ「はい?」

愛「アタシ達が部に移ったくらいで、こんな――」

せつ菜「"くらい"ですか?」

愛「せ、せっつー……?」

せつ菜「そうですね。愛さんにとって"たかだかこの程度のこと"で、こうなっているんです」

せつ菜は生徒会長としての姿である、

中川菜々に酷似した淡々とした口調で答える

お解り頂けましたか? とせつ菜は問うが、愛は首を振る

わかるものか、分かってたまるものか。

愛「確かに……みんなに不満があったのは分かってたよ。かすみんなんて部外者って言ってたから……」

けれど。

だけれど……

愛「そんなことで釘バットなんか作っちゃってさ……絶対におかしいって! 意味わからない!」
0228監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 18:25:05.70ID:nuxRCQVG
彼方「だからだよ〜」

愛「っ……」

すぐ横で、素振りの音がする

バットが風を切り裂いていく音が、何度も何度も聞こえてくる

エマの強打に痛む腹部

余りある力を籠めに籠めた踏み込みのあの音が想起されるようで……身震いしてしまう

彼方「だから、こうして理解してもらって……ちゃんとごめんなさい。って言って貰うんだよ〜」

愛「意味わからない……対立する部に行った。ただそれだけで、釘バット? アタシ、そこまで酷いことしたかな……」

かすみ「だから言ったって無駄ですよ。彼方先輩」

彼方「そうみたいだねー……」

彼方の失望した視線

悲しそうな瞳

愛と彼方の間に割り込むようにして姿を見せたかすみは、

バットを回して、愛にぶつける釘の位置を確認する

かすみ「言っておきますけど、優しくなんてしませんよ」
0229名無しで叶える物語(ぎょうざ)
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2020/11/05(木) 18:28:50.36ID:o0FeuFQX
怒ってる理由を理解してないところが本編のままなの草
これ栞子も例え最後まで読んでも反省しなかっただろ
0233監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 18:56:52.16ID:nuxRCQVG
愛「……酷いよかすみん。友達だって思ってたのに」

かすみ「ぷっ……ふっ……」

愛「……ぇ」

かすみ「ぁっはっはっ……あははははははははははっ!」

愛の悲し気な言葉を一蹴するほどの笑い声が、部屋中に響き渡っていく

お腹を抱え、大爆笑するかすみは

どれだけ面白いことがあったのかと問いたくなるほどに身体を震わせながら、

笑いに負けて息を引き込むような呼吸へと、かすみは変わっていく

かすみ「と、友達……友達!? 私と愛先輩が!?」

愛「そ、そんなに笑うことじゃ――」

かすみ「笑わずにいられるわけないじゃないですか……友達だったら、裏切りませんよ。普通」

愛「か、かすみん……?」

"裏切り"その言葉を口にしたかすみの表情からは、瞬く間に笑顔が消える

それはまるで、感情が抜け落ちてしまったかのように無機質で

かすみ「まぁ良いです。もういいです。あんまり待たせるのも悪いですし……」

かすみはそう言うと、バッドを力強く握りしめる

横向きの釘が、愛の視界によく見える

愛「か、考え直して……まずいって……今ならまだ――」

かすみ「ふ――」

かすみは、言葉を聞く気はなかった。

全身で、全霊で、ただ目の前の物を壊すためだけにすべてを込める

テイクバックはほんの一瞬、トップへの運びも一瞬

ただ一つ、スイングにだけは時間をかける

何も、向かってくる球を打とうというわけではないのだから十分だ

エマがしてみせたように踏み込みを力一杯に、歯を食いしばって腕へと力を遷移させて――

かすみ「ん゛っ……」

かすみは横ではなく、打ち上げる……アッパースイングで、愛の股の付け根に釘を叩きこんだ
0234監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 19:13:57.29ID:nuxRCQVG
かすみが選び抜いたすでに頭の取れた釘の数本が

スカートを貫き、下着を超えて……愛の下腹部へと突き刺さる

ごりゅ……と、何かがつぶれるかのような感触がかすみの手に伝わる

エマや璃奈とは違う、

骨にあたったかのような……ゴツッという音

そして。

愛「あっ……あぁ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

うめき声ではなく、絶叫が部屋に広まっていく

かすみは釘が刺さったままなのを知りながら、それを手前にぐっと引っ張る

愛「痛いっ……痛い痛い痛いっ!」

筋肉と脂肪の付いている部分は基本的にどこも柔らかいが、

その中でも、特に繊細で柔らかく、胸のように硬い生地で守られることのない部分が……そこだった。

吊り下げられている愛の体を持ち上げんとしたアッパースイングはそこを的確に貫いて刺さり、

少女の柔肌にかみついたまま、離れていない

愛「やめて……やめてやめてっ! お願いっ……かすみ……っ!」

かすみ「別に、"宮下先輩"がどうなったって私には関係ありませんし」

愛「やだ……やだやだやだ……ごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっ……ごめんなさいっ!」
0235名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/05(木) 19:22:08.33ID:zkFGWnRi
愛さんがどれだけ叫ぼうと謝ろうと、かすみんを救ってくれた、あの先輩はもう戻ってこないんだよね……
0236監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 19:25:21.60ID:nuxRCQVG
かすみ「………」

愛の愛らしからぬ懇願

それを聞きながら、なおもかすみはバットを手前に引く

愛の体内に差し込まれた数センチの釘が、

グッ……グッ……と、肉を削ぎ落してでも出ていこうとする。

その苦痛に顔を顰め、愛は必死に願う

愛「刺さってるっ……刺さってるからっ!」

かすみ「"宮下先輩"は、大きな株って童話を知ってますか?」

愛「う、嘘だよね……冗談……だよね……ダメ……ダメだって……許して……お願い……っ」

かすみ「エマせんぱ〜い」

エマ「は〜い」

かすみ「かすみんじゃ〜、難しいので助けてくださ〜い」

普段通りのかすみを装った明るい声

しかし、そこに内包された心は悪意に満ちていて、愛は目を見開いて涙を零した。

死にはしない。

けれど、大変な事になることだけは分かる

愛「嫌だ……嫌だ嫌だ嫌だ……助けて……助けてっ!」

願う。

懇願する。

偽りではない涙ながらに、救いを求める

けれど、誰が助けてくれるのか。

ふと、愛の視界には璃奈が映る

紙製の璃奈ちゃんボード

悲しい顔が描かれていたそれを璃奈は愛に見せて

璃奈「……信じてたのに」

愛「り――」

エマ「せ〜の〜っ!」

愛が璃奈の名前を呼ぶ暇すら与えず――釘は強引に引き抜かれた
0237名無しで叶える物語(えびふりゃー)
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2020/11/05(木) 19:32:49.05ID:y3cFohTh
プライド高そうで家も金持ってそうな超上級女がDQNに犯されてるのに自分から恋人みたいに求めてしまう
そういう女としての価値も尊厳も全て失って快楽で誇りと羞恥すら無くす
そういうの書けるこういう人マジすげえ
0239監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 19:55:46.05ID:nuxRCQVG
かすみ「あれ……」

血肉が僅かにこびりついた釘バットを取り戻したかすみは、

悲鳴が聞こえないことに気付いて、はっとする

"大きな株"が生えていた宮下愛は下腹部から血と尿を垂れ流していて

頭は力なく下がってしまっている

血はそこまで出ていないようで、

足を伝って流れていくのは薄黄色の液体の方が主流のようだった。

せつ菜「死んじゃいました?」

歩夢「ん〜……」

愛の足元に溜まっていく汚い水を踏まないように気を付けながら顔を覗いた歩夢は、

少し考えて、愛の口元に手をあてがう

歩夢「息はある……気を失っちゃったみたいだね」

かすみ「また待機――」

せつ菜「いえ、このまま続行しましょう」
0240監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 20:18:11.66ID:nuxRCQVG
せつ菜「最初はともかく、もう始まっているんですから。寝たならたたき起こすだけです」

彼方「お〜せつ菜ちゃん、みなぎってるね〜」

せつ菜「まるで理解せず、あまつさえかすみさんを友達というなんて……許せません」

かすみ「せつ菜先輩……」

せつ菜の慈愛に満ちた笑みを向けられたかすみは、

少し目を見開いたものの、すぐに首を振って悲しそうにせつ菜の名前を呼ぶ。

彼方はそんなかすみのことを抱きしめて……せつ菜は自分が持っていたバットから、

かすみが使った汚れたバットへと変える

せつ菜「不肖ながら、このせつ菜。4番を任されたからには……全身全霊でたたき起こさせていただきます!」

璃奈「せつ菜さんかっこいい」

せつ菜「ふふっ、ありがとうございます」

せつ菜は嬉しそうに

けれど照れくさそうに頬を赤く染めながら、首を垂れる愛の前に立つ
0241監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 20:43:45.05ID:nuxRCQVG
せつ菜「……酷い臭いですね」

今だ愛の足先から台の上に滴る雫

その代の上からさらに床へと広がっている粗相の跡

そこから感じるアンモニア臭にせつ菜は顔を顰めて、鼻先で手をパタパタと振る

せつ菜「……仕方がありません」

せつ菜は軽く息を吐き、

愛から少しばかり距離をって軽く素振りをする

息を吸って、吐いて、また吸って

呼吸を止めてから愛の方に近づいて、ゆっくりバッドを動かして、愛のどこ部分に当てるか

バットはどの部分が当たるかを確認する

狙うのは、愛の足だ

腹部と違ってしっかりと露出されている……

そして――何よりせつ菜の身長的にベストポジションである

せつ菜「あなたは最低です。宮下愛さん」

せつ菜は愛を睨み、バットを構える

全身全霊の一打

いつか見た、アニメの強打者を頭の中に思い描く

今はもういない"あの人"ほどなりきる自信はないけれど。

それでも――

せつ菜「ってやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

せつ菜は踏み込んだ足のかかとを軸に力を振り絞る

雄叫びを上げたせつ菜の全力の一打は、愛の筋肉が付いている柔い肌を撃ち抜いた
0242監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 21:03:12.51ID:nuxRCQVG
愛「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁっっっ!!!?」

せつ菜「ホームラン!」

せつ菜の強打は愛の太ももを完璧に捉え、

頭の残っていない釘が、その肉を引き裂いていく

殴打の鈍い痛み、刺突の鋭い痛み

抉り削られていく肉、迸る血液

意識を強引に吊り上げられた愛は掠れそうなほどの絶叫を上げて体を捩る

愛「あ゛ぁっ……あっ……あ゛……あぁ……」

せつ菜「起きていないと、どうなるか分かりませんよ」

愛「……だ……」

せつ菜「?」

愛「や……いやだ……なんで……なんでっ……いやだっ、助けてっ! 助けてぇっ!」

泣き叫び、体をくねらせて、捩り

台を蹴って体を揺らす

ガクンッと下がった愛の体は、その重さの全てを自分の手首に委ねてしまう

ゴキッ……と、音がした

愛「あ゛……」

ゴキンッ……と、愛の腕が少しだけ――長くなった
0245監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 21:31:57.96ID:nuxRCQVG
歩夢「脱臼したね……」

せつ菜「歩夢さん――」

歩夢「大丈夫、自分でそうした以上、私達は助けない。だよね」

歩夢はせつ菜からバットを受け取って、

両肩を脱臼したか何かで息も絶え絶えに絶叫する愛の傍に歩み寄る

さっき台に戻したのは、

それがエマの打撃による動きだったからだ

次の人が叩きやすいようにという計らいではあったのだけれど、

別に、必ずしもそうしなければならないというものでもなかった。

歩夢「ねぇ、愛ちゃん」

愛「ぅぁ……あ……ゆ……」

歩夢「痛い? 辛い? 苦しい? 助けて欲しい?」

愛「たす……けて……」

歩夢「うん、そうだよね」

かすれ声の愛の懇願

歩夢はそれを見つめ、もう叫ぶ力さえ損なってしまっただろう愛の垂れ下がる体を見つめる
0246監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 21:56:07.35ID:nuxRCQVG
歩夢「でも、私一人では愛ちゃんを救うことは出来ないと思う」

愛「う……」

歩夢「でも、頑張るから動かないでね」

歩夢はそう言うと、バットを振るう

璃奈や、エマ、かすみ、せつ菜とは違って、

歩夢の振るうバットの位置は愛の鼻先を掠めるほど近く、高い

愛「ぇ……えっ?」

歩夢「死ねば楽になれるよ」

愛「ま……って……」

愛の瞳から、涙が零れる

かすれた声で歩夢へと願いを呟く

死ねば、楽になれる?

それは極論だ

今ここで手首の拘束を外し病院に連れて行ってくれればいい

連れて行くのが無理なら、路上に放り出して救急車を呼んでくれるだけでもいい

愛「やめ……やめて……や……」

歩夢「行くよ、愛ちゃん」

歩夢は素振りの姿勢から一歩踏み込んで、

愛の顔面に確実に叩きつけられる位置でフルスイングする

しかし――死にたくないと。愛は必死になって、後ろに下がってしまう

愛「ぁ゛っ……」

歩夢「あ……あ〜あ……」

歩夢はバットが持って行った感触に少しだけ驚き、

それ以上に愛の行いに呆れ果てた様子で、声を漏らす。

バットを軽く振るうと、こびりついた肉片が跳ねていく

愛「あぁぁぁぁぁぁああぁぁぁぁっ!!!」

歩夢の狙った顔面への一打は、

しかし、愛の愚行によって逸れて――釘の先端が愛の左目を削り、鼻を抉ったのだった
0247監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 22:24:46.22ID:nuxRCQVG
歩夢「また煩くなっちゃった」

彼方「彼方ちゃんに……まっかせなさ〜い……」

歩夢「あ、はい。お願いします」

相変わらず気だるげに言う彼方だが、

歩夢からバットを引き継ぐと、その先端を床へとぶつけて……引き摺って歩く

カンッ……コンッ……コンッ……と、

彼方が足を進めるたびに乾いた音が響く

愛は、その音が近づくにつれて体を震わせて、体を捩るようになる

やや斜めに切り開かれた左目の痛み、抉れた鼻

脱臼してグロテスクな色に変わって行く肩

尿道が裂けたのか、我慢することのできない下腹部

感覚の失われていく左足

愛「ゃ……ぁ……ぁ……」

もう、左目が見えるようにはならないかもしれない

おむつを履いて生きていかなければならないかもしれない

松葉杖……車椅子……もう、自由に走ることも出来ないかもしれない

彼方「良いお知らせと、悪いお知らせがあるんだけど〜……どっちから聞きたいかな〜?」
0248監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 22:43:37.53ID:nuxRCQVG
愛「も゛ういい゛……もういい……っ!」

彼方「ん〜?」

愛「ころして……」

体はもうボロボロになった。

命が助かったとしても、もう……普通には生きていけそうにない。

眠ることさえ怖い

目を瞑ることさえ怖い

真っ暗になった瞬間、体を切り裂かれるのではないかと……体が震える

そんな愛を、彼方はじっと見つめてため息をつく

彼方「彼方ちゃんからのお知らせ〜」

愛「ひぃっ」

彼方がバットを振り上げただけで、愛は怯えた目で彼方を見る

左目からは血を流し、右目からは涙を零す。

見る人が見れば、アニメ化なんかだと喜びそうな特殊な状況下にある愛を、

彼方はいつもの眠たげなものではなく――冷めた目で見る

彼方「同好会のターンは〜彼方ちゃんで最後で〜す。ぱちぱちぱち〜」
0249監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 22:58:53.34ID:nuxRCQVG
愛「ぇ……」

彼方「彼方ちゃんのフルスイングを耐えたら、"宮下さん"の勝ちだぜ〜?」

どうする? と彼方は笑みを浮かべる

宮下さん……愛ちゃんと呼んでくれていた果林の口から出てきた言葉に、

愛は俯いて、零れ落ちる涙をまだ無事な右目で見つめる

ここまでされないといけないようなことをしてしまった。

みんなが憎むようなことをしてしまった

エマは、"待ってくれなかった"と言った。

かすみは"友達なら裏切りません"と言った。

璃奈は"信じてたのに"と言った。

同好会から、部への移籍

知らずに否定したくはないと、ランジュという女子生徒を知りたくて行ったこと。

けれど――

愛「ごめ゛ん……な゛さぃ……」

彼方「うん……?」

愛「大変な時に゛……はなれ……て……」
0250監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 23:00:50.08ID:nuxRCQVG
>>249誤記修正(4行目 果林→彼方)

愛「ぇ……」

彼方「彼方ちゃんのフルスイングを耐えたら、"宮下さん"の勝ちだぜ〜?」

どうする? と彼方は笑みを浮かべる

宮下さん……愛ちゃんと呼んでくれていた彼方の口から出てきた言葉に、

愛は俯いて、零れ落ちる涙をまだ無事な右目で見つめる

ここまでされないといけないようなことをしてしまった。

みんなが憎むようなことをしてしまった

エマは、"待ってくれなかった"と言った。

かすみは"友達なら裏切りません"と言った。

璃奈は"信じてたのに"と言った。

同好会から、部への移籍

知らずに否定したくはないと、ランジュという女子生徒を知りたくて行ったこと。

けれど――

愛「ごめ゛ん……な゛さぃ……」

彼方「うん……?」

愛「大変な時に゛……はなれ……て……」
0252監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 23:12:18.36ID:nuxRCQVG
彼方「"宮下さん"……」

愛「うぅ……ぅ……」

ランジュを知るなら、別に部に行く必要なんてなかった

同好会に残り、ランジュからの圧力に真っ向から挑んで立ち向かって、

理不尽に打ち勝ってからでも良かった。

プロを交えた最高の調整

それ自体は中々に得難い……それこそ、ランジュが言う最高の設備だと思う。

けれど、だとしても。

理不尽なことをしてくる相手のところに行くなんて――そんなの……

愛「う゛……ぁ……ぎった……」

彼方「そっか……うん。そっか……」

彼方は愛の掠れ、滲み、濁った言葉を聞き入れる。

鼻が抉れているせいで酷い声だが……それでも、ちゃんと分ってくれたのが分かる

彼方は薄く笑うと、ゆっくり目を閉じて

彼方「でも、これはけじめ。彼方ちゃんは"愛ちゃん"を打つ」

愛「ん……」

彼方「動いたら痛いよ……? 分かるよね〜?」

愛「ぅ……ん……」

もう一度目を開いて、覚悟を決めた愛をまっすぐ見つめる

彼方「そー……れっ!」

彼方のフルスイングは、璃奈やエマと同じように腹部へと直撃する

頭のない釘の数本がそこに刺さったが、

振り抜くほどの力強さは彼方にはなく、普通に抜かれて……愛のブラウスが僅かに赤くなる程度に留まる
0253監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 23:20:55.47ID:nuxRCQVG
愛「ぁ……あぁ……」

愛はぽろぽろと涙を零す

終わった

助かった。

ボロボロになってしまったけれど……生きている。

同好会のみんなの気持ちを裏切って、飛び出て行ってしまった罪の重さ

それが今自分に降りかかってきたのだと……愛は、傷ついた心にそう刻む

これからの不自由は、同好会が味わった不自由。

これからの苦痛は、同好会が味わわされた苦痛。

エマ「も〜……彼方ちゃん。手を抜いちゃだめだよ〜」

彼方「それなりに頑張ったんだけどなぁ……」

かすみ「はぁ……まぁ良いですけど」

せつ菜「でも、どうします?」

歩夢「任せちゃったらいいんじゃないかな」
0254監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 23:33:03.04ID:nuxRCQVG
璃奈「………」

愛「り……な……りぃ……」

相談ごとをする同好会メンバーの中で、

璃奈だけがその輪から外れて、愛の方へと近づく

愛は、頑張って……璃奈の名前を絞り出す。

痛い

苦しい

辛い

けれど、それでもどうにかして璃奈へと笑みを浮かべる

愛「ごめ……ん……」

璃奈「もう終わった」

愛「りなりぃ……」

愛は、璃奈の名前を愛おしそうに呼ぶ

もう、絶対に裏切らない

もう、絶対に置いて行ったりしない

もう、もう、もう……絶対。

そう、心に決めた愛の笑みを、璃奈は冷めた目で見つめる

璃奈「もう終わった」

愛「り、なりー……」

璃奈「"もう私達の関係は終わった"」

愛「ぇ……」

璃奈がそう言うと、その後ろの方にいた彼方が「あ」と声を漏らしたのが、聞こえた。

コンッ……コンッ……コンッ

トラウマにもなる釘バットの音が聞こえる

彼方「彼方ちゃんから"悪い方の"お知らせ〜」

愛「ぇ……」

唯一の扉が歩夢の手によって開かれて、

見覚えのある人たちがぞろぞろと入ってくる

彼方「これからは"みんなのターン"で〜す」

そう、彼方は悪魔のような笑顔を見せた。
0255監視委員(もんじゃ)
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2020/11/05(木) 23:44:29.59ID:nuxRCQVG
愛「ぁ……あぁ……あぁぁぁぁっ」

救われたと思った心の緩みが捻り潰される。

心を入れ替えて、信じて貰えるように努めようという決意が叩き潰される。

部屋に入ってきたのは、愛の友人たち。

みんながみんな、釘を打ち付けたバットを持っている。

愛「なん……ぇ……なんぇぇぇっ!」

かすみ「私達だけじゃないんです。恨んだのは」

愛「ぇ……」

エマ「"朝香さん"にも言ったけどね……バックダンサーをしてる二人を見たかったわけじゃないんだよ。みんな」

愛「ぁ……」

せつ菜「……本当に、残念です。"宮下さん"」

愛のファンだった友人たちが、愛を取り囲んでいく

閉ざされる

同好会メンバーたちとの繋がりも、まだあったであろう未来も。

愛「ぁあ……」

それを断ち切ったのは――自分だ。

そうして……愛の腕へとバットが振り抜かれる

愛「ぅあ゛ぁぁぁぁぁっ!」

休む間もなく、痛みにもがく暇もなく、苦しみに悶える余裕もなく

愛は、かつての友人たちによって見る影もないほど無残に――殴り殺されてしまった
0256監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 23:45:50.47ID:nuxRCQVG
管理No.04:宮下愛

記帳終了
0257名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/05(木) 23:50:45.88ID:nuxRCQVG
一旦ここまで

残りは単調かつメインメンバではないので割愛……愛だけに。
次はランジュ、愛のは余裕があったらA
0260名無しで叶える物語(はんぺん)
垢版 |
2020/11/05(木) 23:59:10.81ID:i0a9AfDB
どんどん過激になってていいゾ〜これ(愉悦)
0261名無しで叶える物語(えびふりゃー)
垢版 |
2020/11/06(金) 00:05:58.83ID:IAjd4B0W
ランジュはホームレスに輪姦だな!(狂気)
0263名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/06(金) 00:27:21.97ID:ENlpKWMG
果林が一番幸せで愛が一番悲惨か?初めての改心キャラなのに容赦なさ過ぎる
ランジュは順番的に緊縛放置だろ一番優しいな
0266名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 02:01:57.63ID:PTnzqzUq
ただ同好会抜けただけなのに死ぬのか…(困惑)
0270名無しで叶える物語(えびふりゃー)
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2020/11/06(金) 07:42:25.14ID:IAjd4B0W
もんじゃなのに愛さんに容赦なくてワロタ
0271監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/06(金) 09:10:05.72ID:VIu8rUqt
ランジュ「ぅ……」

ゆっくりと、意識が手元に戻ってくるのを感じて、ランジュは呻くように目を開いた。

開いたけれど――視界は真っ暗な闇の中だった。

何も聞こえない静寂に包まれた世界

ただ、体だけが妙な浮遊感を帯びて……時々、肌に風を感じる

体は動かない

僅かに動かせる部分はあるが、

動かそうとするとざらついた何か――おそらくは縄のようなものが体を締め上げていく

縄の感触は体中の至る所にまで這わされていて、肌に食い込む感覚に、ランジュは眉を顰めた

ランジュ「な、に……?」

首を動かそうとすると、体が揺れる

風が吹いているのではなく自分の体が風邪を押しのけているのだと、ランジュは察する

ランジュ「なんなの……?」
0272監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 09:20:43.78ID:VIu8rUqt
ランジュ「………」

目を瞑るまでもなく暗い中、

目を閉じたランジュは思い出せる限りのことを頭の中に浮かび上がらせていく

虹ヶ咲学園のスクールアイドル部としての活動を行っていたランジュは、

同じ虹ヶ咲に存在していたスクールアイドル同好会からの移籍組である、

朝香果林、宮下愛、桜坂しずくが練習の時間になっても部に顔を出さないことの報告を受けた。

やる気がないなら別に……と、思いもしたが

もしかしたら何か用事があったのかもしれないと、休憩ついでに教室に行こうとしたとき

後ろから声をかけられたのだ。

ランジュ「………」

あれは誰だったか……

見覚えがあったような、ないような

記憶の中のランジュが見ていた世界は、酷く歪んで曖昧

だが、何か、明るい話題だったような気がする。

あれは、そう……確か……

『――です。私、ランジュさんのファンで――』

ファンと聞いて、少し嬉しく思った気がする。

サインか、握手か、記念写真か

なんでもどうぞ。と、答えた覚えがある

しかし……そこから先の記憶が、無い。
0273監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 09:30:14.94ID:VIu8rUqt
ランジュ「何の冗談か知らないけれど……これは、無問題。なんて言えないわ」

目を開いても真っ暗な視界

ただ部屋が暗いだけなら、だんだんと慣れてくる

これは違う、目が塞がれているのだ

何も聞こえない静寂

これもきっと、ただ音がないのではなく……耳が塞がれているのだろう。

ランジュは起きたばかりの頭を全回転させて今の状況を推測していく。

体に食い込む縄の感触、妙な浮遊感と揺れ。

なるほど――自分はどこかで吊し上げられているのか。と、判断する。

ランジュ「……アタシを誰だと思ってるのかしら?」

内側から出ていく自分の声だけが聞こえる。

そこに人はいるのか

それともいないのか

けれどきっと、誰かいるはずだとランジュは思う。

まさか――ただ縛り上げて放置するだなんて思わない。

ランジュ「この、虹ヶ咲学園の理事長の娘よ……?」
0274監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 09:37:46.94ID:VIu8rUqt
ランジュ「……噛みついたりしないから、せめて耳栓の一つでも外してくれる?」

そうしてくれなければ、会話の一つもできないからと、ランジュはそこにいるであろう誰かに求める。

しかし、呼吸に揺れる自分の体が起こす僅かな風を感じるばかりで、

誰からの返事もない。

誰かが近づいてくるような風を感じない

誰かが体に触れるような感覚もない。

いや、そもそも――

ランジュ「誰も、いないの……?」

視線を、感じなかった。

ランジュは思わず苦笑いを浮かべてしまう

虹ヶ咲学園の通路で大胆に誘拐、そして監禁

そんなダイナミックなことをしておきながら、縛り上げて吊るし、放置

何がしたいのか分からない

ランジュ「ちょっと……だれもいないの?」

もう一度聞いてみるが、自分以外の誰のアクションもない

ランジュ「あたしはランジュ。人間であってインテリアではないのだけど……」

人間の女を屋内のインテリアとして活用するような気の触れた人がいるとは思えないが、

現状、そんな状況下にあるランジュは悪寒を覚えて、冗談交じりに呟く
0275名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/06(金) 09:49:17.23ID:Dc+80AGN
一番の罰が要るな
0276監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 09:50:59.09ID:VIu8rUqt
眠っていた頭がようやく、覚醒したからなのか、

悪寒を感じ取ってしまったからなのか

部屋が妙に肌寒く感じて、ランジュは身震いする

ギッ……と、縄が肌に食い込んで、

摺りこまれるような痛みに小さく呻く

ランジュ「ぅ……くしゅっ……」

寒い

肌が痛い

縄が苦しい

くしゃみで体が揺れ、身震いに身体が揺れ

縄がまた体を締め付けていく感覚に、ランジュはふと……焦りを覚える

いや、そんなはずはない。

それは――嫌。

数十年も昔ならばいざ知らず、現代世界においてそんなことがあっていいものか。

ランジュ「ちょ、ちょっと……」

縛り上げられている体の状況

それを感じ取るべく集中したランジュは、すぐに悟って目を見開く

ランジュ「冗談でしょ!?」

ランジュはそう叫んで、頭を垂れる。

布の感触が感じられない。

制服も、練習着も、肌着も、ブラジャーも、下着も

普段常に感じているはずの感覚がなく――全身に通された縄の荒く硬い感触だけが伝わってきていた。
0277監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 10:25:01.17ID:VIu8rUqt
ひとえに緊縛と言っても、その数は多岐に渡る

性的趣向によって調整された、自他に快楽を与えるもの。

江戸時代に生まれた海老責と呼ばれるもののように、

対象者を苦しめるための、所謂拷問に類されるもの。

何らかの罪を犯した人間を、ただ逃亡させないようにとするもの。

性的趣向に置いて用いられるのは基本的に綿やシリコンといった"比較的優しい"縄。

苦痛による性的興奮を覚える対象者に対し、外傷を残さないようにするというのがそれに応える者の"愛情"だからである。

その一方で、逃亡しないようにとする拘束や拷問における緊縛においては麻縄が一般的である。

下手に動けば体に食い込み、傷がつく

たとえある程度動けたとしても、その不快感と痛みから全力での逃走が困難になるため、逃げきらせない。という利点があり

何より、犯罪者相手に他人が"愛情"を抱くなど不必要なことだからである。

ランジュに対いて用いられているのは、その"愛情がない"麻縄

しかしながら、

緊縛方法は性的趣向に属している背面合掌と開脚縛りに股縄を付与した厳重かつ羞恥心を与えるものだ

ゆえにこれは、性的な興奮を与えるといった意図のない一方的な行為。

ある種の、拷問である。

ランジュ「っ……」

動けば動くほど後ろに回った手や腕の縄が締まり、胸が強調される

動けば動くほど麻縄の荒い目が何の守りもない、最も弱い部分を傷つけてしまう。

その状態で目隠しと耳封じをされた状態で放置されているランジュは、

不快感と嫌悪感、恐怖と痛みと不安に羞恥心を擽られ、焦りを増していく。
0278監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 10:48:35.55ID:VIu8rUqt
ランジュ「……嘘でしょ……」

ランジュの感覚を信じれば、

部屋の中には誰もいないので、その醜態は誰にも観測されていないことになる

もちろん、こんな風にした誰かには見られているというのはあるが、

そんなことは今、どうでもいい。

その他の人間に、今の自分が晒されているのかいないかが問題だった。

ランジュ「……誰かいるの?」

それに対する、誰かのリアクションは一切ない。

そして、誰かに見られているという視線も感じない

だから、ランジュは誰にも見られてはいないと判断している

――本当に?

視線を感じさせずに見ている方法なんていくらでもある

犯人だけでなく、その他大勢の無関係な人々に曝け出す方法なんていくらでもある

ランジュ「ちょっと……ねぇ……ねぇ!」

ランジュの唇に震えが生じる

ランジュの声に恐怖が混じる

ランジュ「……誰か……」

もし今、この瞬間目隠しが外れたとき、目の前にあからさまな鏡があったら?

目の前に三脚のつけられた、ビデオカメラが置かれていたら?

机の上に、ノートパソコンの一台でも置かれていたとしたら?
0279監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 11:04:06.02ID:VIu8rUqt
ランジュ「いるんでしょう? いるのよね? ねぇ……」

人のいない安堵が、人がいないことの不安に変わる。

全身から、嫌な汗が滲み出していくのを感じる。

圧迫され、押し出される胸が強く高鳴るのを感じる

この醜態が、インターネットの中に広がって言っていないという保証がない。

もしも万が一広がっていたとしたら、ランジュの人生は終わりが確定する。

日本国内で生きていけなくなるくらいなら自国に逃げ帰ってしまえば、どうにかなる

それでも問題は色々あるけれど、死ぬほどではない。

ランジュ「は、犯罪よ……?」

しかし、インターネットの広さは世界から見た、日本というちっぽけな島国に収まることはない。

果てしなく広く、果てしなく広い

宇宙と言っても過言でもないほどに、出ていったものを取り戻すことは簡単ではない

ランジュ「アタシが……何かした? こんな、酷いこと……ねぇ?」

誰かにこんなことされるような覚えがない

最悪、人生が狂い、終わらせられてしまうような残虐な行いをされるような覚えがない。
0280監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 11:35:32.65ID:VIu8rUqt
ランジュ「は……はぁ……はぁ……」

恐怖と不安に動悸が激しくなって、呼吸が乱れ始める

視界と聴覚を奪われたことによる孤独感

頭に浮かんだ、"かもしれない"という最悪の可能性。

体の中の強い心臓の音だけが聞こえてきて、

ランジュは眩暈がするような感覚を覚えて、目を瞑る

落ち着いて

落ち着け

冷静に……冷静に……

必死に言い聞かせようとするランジュだが、

体の揺れによって肌を撫でる風と、窮屈さを増す縄の感触

自分の意思に関係なく晒された下腹部に食い込む縄の感覚に、落ち着く余裕など潰されてしまう

ランジュ「ねぇ……ねぇ……っ……ねぇってば!」

体が揺れる。

縄が強く体に食い込んでいく。

擦り切れた皮膚のひりひりとした痛みを感じる

ランジュ「どうして……」

なぜ、こんな目に遭わなければいけないの? と、

ランジュは納得がいかない苛立ちを覚えて……けれど、そんな気持ちは何の慰めにもならない。
0281監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 11:58:12.47ID:VIu8rUqt
目が覚めてからどれだけの時間が経ったのか、分からない

時計の針の音さえ聞こえず、自分の早まった心音だけの世界

素肌を掠める空気、流れていく汗

その汗を吸いながら、よりきつく締めあげていく麻縄

ランジュ「寒い……」

背中で縛られている手は、左右で合掌するように合わせられている。

ランジュは、それなりの体の柔らかさのためその姿勢を維持することが出来るが、

長い間その状態に固定され続けるといくらランジュでも問題が生じてくる。

ランジュ「寒い……だれか……」

ランジュの目には見えていないが、

その手はうす紫色に変色を始めており"紫藍症"……チアノーゼとも呼ばれる症状が出始めていた。

血流が滞ることによって起こる症状の中でも、比較的重度であるそれが起きている時点で

ランジュの手足は冷え切って……感覚が失われつつあるなどの状態に陥っているが、

紫藍症は、血中酸素濃度が極度に低下した状態にあることを示しており、

その状態が長く続くと臓器が酸素不足になり、最終的には脳に障害が残ることにも発展していく。

そんな非常に危険な事でありながら、ランジュに感じられるのは寒さだけで痛みは少ない。

手足が紫色に変色していると知れば、ランジュは半狂乱になってしまうことだろう。

それを不幸中の幸いと言えるのかは、本人次第だが。

もしこの状態が長引いて……放置され続けた場合、

ランジュは最悪、両手足を失うことになる。

脳へのダメージによっては、言語能力の低下なども起こりうるため

誰かの助けなしには、生きていくことが出来なくなることだろう
0282監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 12:07:15.46ID:VIu8rUqt
ランジュ「ぁ……ぅ……」

ただでさえ酷く耳障りな心音が激しさを増す

眩暈がして、呼吸が覚束なくなっていく

上手く考えがまとまらなくない。

自分の状況があやふやになって

布に覆われたランジュの顔

その中でも、綺麗に輝いて見えていた瞳は霞がかって生気が失われていく。

冷え切った体

刺激を受ける下腹部が、うずうずと生理現象を催すのを感じる。

ランジュ「だれか……だれか……」

叫ぶほどの気力が湧いてこない。

寒さに凍え、不安と絶望に慄いて……ゆらり……ゆらりと体が揺れる
0283監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 12:16:46.69ID:VIu8rUqt
誰か見ているのだろうか

それとも、誰も見ていないのだろうか。

誰か見ているのなら、

誰かは、ランジュの醜態を見てどうしているのだろう。

心配している? 怒っている?

それとも――笑っている?

誰も見ていないのなら、どうなるのだろう。

輝かしい世界で生きていくはずだった人生が

人知れず、醜態を晒しながら朽ち果てていくのだろうか。

見つけた誰かに「こいつはなんて情けないんだ」と、嘲笑されるのだろうか

いやだ……

いやだ、いやだ、いやだ……

ランジュ「ぁ……あぁ……だれか……誰かっ!」

ランジュは堪らず叫ぶ

縄がきつくなって、下腹部が摺り上げられて痛む。

けれども、ランジュは体を揺らしながら叫んだ。

ランジュ「お願い……」

魅了するライブをした声は酷く掠れている

圧倒的なパフォーマンスを見せた体は縄の痕に傷つき、無残なほどに変色を始めている。

ランジュ「助けて……たすけて……助けてっ!」

必死に叫ぶ。

必死に願う。

だとして、それは誰にも届いたりはしない。

ランジュ「何でもする……なんだって、出来る……だから……っ」

受ける人物がいるかもわからない空間に、ランジュは命乞いをする。

それがとても滑稽であることを――ランジュだけが気付かない。
0284名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/06(金) 12:18:04.01ID:Dc+80AGN
ん?
0285名無しで叶える物語(あゆ)
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2020/11/06(金) 13:04:01.05ID:XGP8clT5
人を魅了し釘付けにした末路は誰にも見られず誰も見えず孤独に人知れず消える皮肉かな
0286監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 13:27:31.21ID:VIu8rUqt
目隠しが涙に塗れる

それでも、世界はランジュに姿を見せてはくれない

たった一人、闇の中

孤独と恐怖に苛まれて生きて行けと、誰かがランジュに求めたのだろうか

ランジュ「いや……いやっ……いやよ……!」

いいや

踏み潰される小石のように誰の目にも止まらない場所で死ねと。誰かが求めたのかもしれない。

ランジュ「誰か……誰かぁ……げほっ……ぁっ……かひゅ……」

自由にならない体

考えてしまう最悪の可能性。

その可能性が目前にまで迫ってきているかのような、体の不調

心も体も追い立てられ、叫びかけたランジュの息が切れる

ランジュ「だぇ……だれかっ……たひゅ……」

精神的不安によって引き起こされた、過換気症候群

それが、動悸の激しさ、眩暈、悪寒、意識喪失の予兆のような揺らぎを産み落とし、

死と孤独の恐怖にパニック障害を併発したランジュは、

叫び声を上げそうになるものの、過呼吸ゆえの抑圧に遭う

ランジュ「いやっ……ぃぁ……あぁっ……っ」

頭痛がする

息苦しくて堪らない

死にたくない

一人は嫌だ

寒い……寒い……

辛い……苦しい……死にたくない……

どんよりと、ランジュの心を”病み"が包み込んでいく
0287監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 13:38:40.04ID:VIu8rUqt
ランジュ「ぁんぇもする……なんぇも……するから……っ」

息も絶え絶えに、懇願する。

命乞いをして、絶対的な服従を使う

けれど、それを誰も受け止めてはくれない。

お前の服従など要らないのだと、世界に否定されているようで。

ランジュ「ぅぇ……ぁ……あぁぁ……」

嗚咽を零す。

泣け叫びかけた喉は、抑圧される

世界が言う"お前に自由はない"と。

世界が言う"お前に見る権利はない"と。

世界が言う"お前に聞かせる許しはない"と。

世界が言う"お前に価値はない"と。

ランジュ「死にたくな……いや……いやよ……いやっ」
0289監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 13:47:33.80ID:VIu8rUqt
永遠に残る形で世界中の人々の目に晒さられながら、無様な死を遂げるか。

誰に見送られることもなく、独り孤独に寂しく朽ち果てていくか。

そのどちらかを選ぶ権利も、

そのどちらであるのかを知る権利も、ランジュには与えられない。

ランジュ「お金……お金あげぅ……全部……ぇんぶあげるかぁ……!」

ひたひたと。

死が自分に近づいてきているのが分かってしまう。

何も見えない、何も聞こえない。

それなのに、息絶えるその瞬間を窺っているのが見える

怖い、暗い

寒い、辛い

痛い、苦しい

死ぬ……死ぬ……死ぬ……

ランジュ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

ランジュは不意に叫び声をあげて、残った力を振り絞って体を揺らす。

縄が食い込む、縄がきつくなっていく

肌をこすって、表面の皮を剥ぎ取られるような痛みがある。

だが、ランジュは叫んだ

身を捩って、悶え、暴れ……汚物をまき散らしながらも生き延びたいと願った。

だとしても。

たとえ"奇跡"でさえも、ランジュを救いになどきたりはしない。
0290監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 13:55:52.29ID:VIu8rUqt
ランジュ「ぉあぁぁっ!! あぁっ! あぁぁぁぁっ!」

かつて、多くの人を魅了したと言われる声は消え、

人間性を損なった唸り声を上げながら宙づりの"それ"は暴れる

お金を捧げても、助けは来ない

身体を捧げても、助けは来ない

世界にとって、ランジュという人間の価値は蹴って遊べる小石よりも無価値なのだ。

そう、強く想わされるからこそ、ランジュは自分というものを保っていられない。

もうすぐ死ぬのだから。

もうすぐ、誰にも看取られることなくまだ先の長い人生を終わらされる。

もうすぐ、全世界の人々の笑いのネタとして人生を終わらされる。

嫌だと叫んだところで、ランジュ一人の命乞いでは変わらない。

ランジュ「ぉぁ……あ……」

心臓が爆発しそうなほどに騒音を響かせる。

その痛みは縄の苦しみよりも強く、ランジュの口からは泡立った唾液が垂れ流れ始める
0291監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 14:06:46.32ID:VIu8rUqt
裕福な家、恵まれた才能。

それでいて、容姿もそれなりに優れている。

スクールアイドルフェスティバルに感化されて虹ヶ咲学園へと留学し、

部を設立して、ライブを大成功させて……それで――。

ランジュ「…………」

そんな、輝かしい日々を送るはずだったランジュは、

しかし、どこかの国どこかの地域どこかの建物

その中の一室で、全裸で縛られて宙づりになったまま自身のまき散らした汚物と共に朽ち果てていく

天井から下がり、ランジュへと繋がる紐の揺れはだんだんと治まっていき

やがて……完全に動かなくなってしまう。

ランジュ「………」

ポタポタと……ランジュの上下の唇からまだ生きていたころの名残が滴る

骨となって崩れ落ちるのが先か、

その無様な死に様がショウ・ランジュのものであると知られるのが先か。

その結末は――。
0292監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 14:08:17.31ID:VIu8rUqt
管理No.05:鐘嵐珠(ランジュ)

記帳終了
0293名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 14:13:17.23ID:wTKomW02
これをそれぞれ前田佳織里、小泉萌香、久保田未夢、村上奈津実 、法元明菜が受けてると思うとかなり興奮するなwww
0294監視委員(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 14:19:51.08ID:VIu8rUqt
※管理記録※
管理No.01:桜坂しずく(1-84)
管理No.02:三船栞子 (91-124)
管理No.03:朝香果林 (128-206)
管理No.04:宮下愛  (214-256)
管理No.05:鐘嵐珠  (271-292)
0297名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/06(金) 14:31:55.07ID:Dc+80AGN
あれ?全員完了してね?
0299名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/06(金) 14:38:15.60ID:ElWhS7qY
しずくと果林以外死んでて草
0300名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 14:54:03.76ID:HCQuvEq3
今気づいたが名前が監視委員になってるのか
0301名無しで叶える物語(八つ橋)
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2020/11/06(金) 15:49:42.83ID:/fhPhAWW
すごく良かった
Aもぜひ
0303名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/06(金) 17:33:23.70ID:alTGxXgW
>>298
いやただの嗜癖でしょ
真のサイコハートは20章の内容に満足してしまう奴ら
0305名無しで叶える物語(あゆ)
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2020/11/06(金) 18:05:04.85ID:Fw6EGvyB
こういうの初めて読んだ…書いたひと文才がすごい、まるでその場にいるような感覚するほど話の内容に入りこんでた
(あとこれに影響されたのかえぐい夢を見てしまった)
0306名無しで叶える物語(SIM)
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2020/11/06(金) 18:23:01.76ID:+kPET/O+
毒をもって毒を制すとはよく言ったもので20章という毒を食らったらこれくらいはないとな
あ、愛さんのえっちなやつも下さい
0307名無しで叶える物語(えびふりゃー)
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2020/11/07(土) 00:38:12.30ID:D7lcnSt1
もう終わりかい?
0308監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 12:29:58.06ID:E2ElpHZf
しずく「……ぁ」

目を覚ますと、見慣れてはいない……けれど、嫌な夢だと思いたかった時に見た景色が見える。

しずくは呆然自失と言った様子で自分の体にかかっていた布団を避けると

自分の体が綺麗にされ、虹ヶ咲学園の制服も元通りになっていることを確認してまた……硬い枕の上に頭を落とす。

嫌な夢……ではない。

衣服こそ綺麗になっているが、

口の中には、男性器の感触がまだ残っている

喉奥を貫かんとする暴力

愛情があると彼は言っていたがそんなのは大嘘だ

しずく「ぅ……うぅ……ぅぇ……おぇぇっ」

泣かずにはいられなかった

吐かずにはいられなかった

しずく「ぅぇ……ぁ゛っ」

喉の奥から胃液が昇る。

喉を、舌を、頬の裏を……すべてを焼き尽くしてなお

悍ましい"異物"の味も臭いも感触も消えることはない
0309監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 12:43:38.07ID:E2ElpHZf
しずく「うぅっ……うぁぁぁぁぁっ!」

枕を叩く

布団を叩く

ばちゃん……ばちゃん……っと

ベッドの上に吐き出した汚れが水音を響かせる

胃液の酷い臭いを感じるのに

まったく、気にならない

それほど病みそうなしずくのもとに、一人の男が姿を見せた。

「やぁ、桜坂しずくくん」

しずく「う……」

しずくを壊した男ではない。

やせ形で、身長も果林よりは低く見える

そんな男はしずくのいるベッドの横に椅子を立てて腰かけ、

しずくのことをなめまわすように見定めた

「ん? どうした、キミじゃないのか?」

しずく「ゎ……たし……です……」

嘔吐直後の、濁った声で答える

男はあまり気に入らないようで「酷い声だな」と不満げに呟く

しずく「また……酷いことする……ですか?」

「酷いこと……は、そうだな。キミ次第だ」

そう言った男はしずくの汚れた口元を自分の袖で拭うと、

手に持っていた500mlの水入りペットボトルを差し出した

「まぁ飲め。話はそれからだ」
0310監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 12:53:52.88ID:E2ElpHZf
しずくはペットボトルを受け取ると

未開封状態なのを確認してからすぐに開け……一気に飲み込んで――

しずく「うぶっ……ぁっ……おえぇぇっ」

気持ち悪くて吐いてしまう。

ただの水なのに、あの男の味がする。

硬いペットボトルの口なのに、あの男の気持ち悪い性器の感触がした。

耐えられない、我慢できない

「おーいおーい……大丈夫か?」

しずく「さ、触らないでくださいっ!」

「っと……」

自分の肩に伸びてきた男の手を、しずくは力一杯に払う

ベッドの自分の位置も考えずに逃げようとしたしずくは、

ベッド脇へと転落して、腰を打つ

しずく「あ゛っ」

「おいおい……使えんのかぁ? コイツ」
0311名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/07(土) 12:54:14.50ID:x3M60oKV
生きてる方がむしろ可哀想かもしれんね
でもちゃんと罪を噛み締めて後悔して
0312監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 13:07:56.33ID:E2ElpHZf
しずくは何かを口にすることも

男に触れられることも、トラウマになっていた。

口の中に入るものが全て男のアレに思えて仕方がない

目の前にいる男がみんな、自分を犯そうとする野蛮なケダモノにしか思えない。

いつ、どこでまた誘拐されるか分からないから

きっと、しずくは今解放されたとしても二度と家から出ることは出来なくなるだろう。

そしてしずくは何も口にはできない拒食症になって……見る影もなくなって、死んでいくだろう。

しずく「うっ……うぅ……いや……いやっ……」

「おい」

しずく「いやっ……もう……助けて……っ」

「聞こえねぇのかッ!」

しずく「いやぁぁぁぁぁぁっ!」

パイプ組みの比較的軽いベッドを男は蹴飛ばし、

しずくが見えるようにと、騒音を立ててベッドを動かす。

床を引き摺る騒音に……壁にまで逃げていたしずくは頭を抱え、叫ぶ
0313名無しで叶える物語(ぎょうざ)
垢版 |
2020/11/07(土) 13:12:53.30ID:e/LDhDn8
ルビィ「甘えてちゃダメだよ」
0314監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 13:20:22.95ID:E2ElpHZf
「おい」

しずく「っ」

壁際で逃げ道のないしずくを男は追い詰める

男の足音が近づいて来る

ぺたり……ぺたり……

床を見つめるしずくの前にじわじわと影が近づいていき、

やがて――男の靴が見えた。

しずく「ひっ」

「いい加減にしろ!」

しずく「やっ……ぁっ……ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!」

腕を掴まれ、引っ張られ

しずくは泣き叫ぶように謝罪を口にする

細く見えても、男は男だ

身体を持ち上げられていくのを感じ、しずくは死に物狂いで腰を落として抵抗する

それでも、男には敵わない

「……また強引にヤられぇのか?」

しずく「っ……」

脳に響く男の声に――しずくは、力が抜け落ちた
0315監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 13:33:46.49ID:E2ElpHZf
「さて、未来の大女優さん。自分がするべきことは分かってるか?」

しずく「………」

男から手放されたしずくは言うことの効かない体を何とか動かし、

右側に見える机と、その上にあるパソコンを見る。

しずくが男に強姦されたのは、あそこに出てきていた指示のせいだ。

指示としては"愛のあるセックス"だったか。

しずくは嫌な記憶を飛び越えて……どうにか引っ張り出す。

しずく「え……AV……出演……」

「おーっ」

しずく「ひっ」

「よく覚えてたな」

男の大きな声一つで、しずくはびくっと体を震わせる

男はしずくが覚えていたことに上機嫌なようで、

けらけらと笑いながら、軽く手を叩いてベッドに腰かける

しずく「うぅ……」

ベッドが軋む……その音が、怖い
0316名無しで叶える物語(ぎょうざ)
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2020/11/07(土) 13:36:13.56ID:e/LDhDn8
AVの次はアナル浣腸、その次は…生存はできるけど最後に心折れる罰が待ってるなこれ
0317監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 13:52:28.51ID:E2ElpHZf
「そうだ。未来の大女優の初出演作品をこれから作る」

なりたかったのはAV女優なんかではない

お茶の間に流れるようなドラマに出演しているような

みんなが楽しめるような映画に出演しているような

そんな……綺麗で可愛らしく……輝かしい女優

しずく「っ……」

嫌だ。

嫌だ……嫌……なのに。

しずくはそれを叫べない

叫べば、男はしずくを強姦するかもしれない

しずくが強姦されるといった内容のAV作品にされるかもしれない

それが怖くてしずくはただ静かに、嗚咽を零す。

「本当はあまりないんだが、デビュー記念だ。キミに選ばせてやろう」

しずく「え……」

「どんな内容のAVを撮影して欲しい?」
0318監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 14:11:23.58ID:E2ElpHZf
男はしずくに対して、AVにおけるプレイの内容を語って聞かせる

普通の、恋人同士愛し合うようなものもあるが、

殆どが、聞くに堪えない酷い内容だった

監禁されている少女を犯すようなもの

少女にただ暴行を加えるようなもの

お尻を使ったものや、ドラッグ

中には排泄行為を利用したものから、それを口にさせられるようなものまで

男はしずくに教え――選べと言う。

何を?

自分が演じるAV女優がする卑猥な行為の内容を。

自分の意思で選び、それに堕ちろと言う

しずく「……男……男の人は嫌っ!」

どれも聞くに堪えないような酷いプレイ

優しい物であっても、その相手は男になる

自分から、好きでもない男を愛するなんてことが出来るだろうか?

答えは愚問だ。

だから、しずくは性別を選択する。

どうせやられるなら、逃れられないのなら。

せめて……相手は女性でありますように。と
0320監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 14:24:25.45ID:E2ElpHZf
「ほぉ……? なんだ、お前女が好きなのか」

しずく「ち、ちがいま……す……」

「だが、女が良いんだろ?」

しずく「男の人は……無理……です……」

たとえ、自分ではない誰かを演じるのだとしても、

男に自分の体を許すことは出来ない

無理矢理にされれば、自分というものを保っていられなくなると……しずくは首を振る。

もしかしたらそうなって、発狂してしまうのが一番幸せなのかもしれないとさえ、思うけれど。

発狂できるまでの苦痛を考えれば、しずくはそれを選べなかった。

「はぁ……そうか。女か」

しずく「な、なにか……」

「いやぁ? 男の方が良かったんじゃねぇかって思うだけだ。ま、無理なんだろ?」

意味深長な様子の男だが、しずくはただ頷く

男だけは、無理なのだ。

もう……二度と。

きっと、父親にでさえ……しずくは触れられない
0321監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 14:41:34.54ID:E2ElpHZf
「内容はレズもの……プレイ内容は相手の女と相談しろ」

しずく「わかりました……」

「なんだ、逃げようとしないのか?」

出口の方に向かっていく男は、

しずくがまったく動かないのを感じて、笑い交じりに声をかける

しずくは答えずに俯いたまま首を横に振る

「ふっ……そうか」

逃げられるんですか? なんて問いも要らない

扉の外に出られたとしても、その先がすぐ出口なわけがない

こんな弱った体で逃げ切れるわけがない。

そして、捕まったら今よりももっとひどい子とされる可能性を考えれば、

しずくに逃げる気力が湧くはずなんてなかったのだ

「この部屋はすでに撮影されてるから、二人だけで楽しめ」

しずく「……はい」

男が部屋を出ていく

しずくはただ、崩れ……涙を零し、呻く

暫くして部屋を訪ねてきた女性を見あげ、しずくは絶句する

そして……理解する。

「あら――貴女、なのね」

男が、"男の方が良かったんじゃないか"と、言った理由を。
0322名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/07(土) 14:43:17.39ID:/dQvAEUR
心は女とかいうオチか?
0323名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 14:47:10.98ID:mYdjE4DK
果林さん期待
0325名無しで叶える物語(しうまい)
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2020/11/07(土) 14:54:23.59ID:MX2TLBTt
この人らのいう、事、だから
だとするならば
10年間の間、何か書いたか?
しったかするのはよして
書いたてませんよ
だから、殴って良いといってるのね?
ムカついたら、殴っていいんだね?子供にも言えるんだね?
0326名無しで叶える物語(光)
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2020/11/07(土) 14:55:44.84ID:I5FZLJQv
@cメ*◉ _ ◉リ 邪 神 降 臨
0329監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 15:11:59.58ID:E2ElpHZf
入ってきた女性は……しずくも良く知る人

年齢は違う、当然組も違う

しかし同じ同好会に所属し……今や同じ部へと移り変わった

――朝香果林

しずく「か……果林さん!?」

果林「久しぶり……かしらね〜? しずくちゃん」

しずく「果林さんも……」

果林「えぇ、まぁ」

果林はその目の下にはわずかにクマが出来ている

しずくは果林にも何かが行われたのだろうと目を伏せ、唇を噛みしめて……拳を握り絞める

しずく「外は……どうなっているんですか?」

果林「さぁ? この部屋の外は……ただの通路ね。虹ヶ咲学園のそれとは違っていたわ」

しずく「ほかの人は――」

果林「愛がいる……と、思うけれど、知らないわ」

しずく「か――」

果林「ねぇ……セックス。するんでしょう?」

しずく「ぇ……」

その声は酷く冷たい

しずくを友人だと思ってもいないかのような冷めた声

あ然と声を漏らしたしずくは、果林の瞳が苛立ちを宿しているように見えた

果林「言われたわ……女と、ヤれって。じゃないと……」

しずく「じゃないと……?」

果林「飴を……貰えないの……」
0331監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 15:29:28.23ID:E2ElpHZf
しずく「飴……?」

しずくはゆっくりと立ち上がって、果林を見る

果林は苛立たしそうに眉を顰めながら、執拗に肘の辺りを掻いている

しずく「飴……飴……?」

果林「しず――」

しずく「う、腕を見せてください!」

果林「ちょっと!」

急に飛び込んできたしずくに驚き、

反応できていなかった果林の手首を掴み、袖をめくりあげる

しずく「そんな……」

飴と鞭の飴……それだったらまだマシだった。と、しずくは果林の腕を手放す。

飴は、飴だ。

ただし、絶対に手を出してはいけない飴。

そしてそれは――注射することも出来る。

しずく「麻薬を注射されたんですか!?」

果林「麻薬じゃないわ……覚せい剤よ。あと、MDMA……アヘン……色々」

しずく「そんな……」

果林「しずくちゃんとセックスしないと、くれないって……だから……」

しずく「痛っ!」

果林はしずくの肩を掴み、揺さぶる

果林「早くっ……早くしましょう……?」
0333名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/07(土) 15:53:42.62ID:5syBqh/d
全裸待機
0334監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 15:55:21.46ID:E2ElpHZf
しずく「果林さん……」

注射されたであろう箇所は、右腕だけで二か所

飴ということは、錠剤的なものでも摂取させられていたことだろう

それによって、依存症の兆候が見られる

一度手を出してしまったら、完全に縁を切ることが出来ないと言われる覚せい剤

果林「何でもいいから……嫌なら私が頑張るからっ」

しずく「か、果林さっ……」

押し込まれ、躓いたしずくは床に背中を打つ

呻いたしずくを心配さえせずに果林はその上に覆い被さって、ベストを脱がそうとボタンを掴む

しずく「ま、待ってくださいっ! 待って……果林さんっ!」

果林「っ」

しずく「お願いします……もう、無理やりされるのは嫌です……」

果林「でも、イヤなんでしょう……?」

正直に言えば嫌だ

果林にだって、これ以上覚せい剤を使わせたくないとしずくは思っている。

しかし、ここで拒んで何が起こるだろう

今以上に状況が改善されるのだろうか?

いや、朝香果林という一般人に覚せい剤を投与するような人間が、

命令を拒む相手に優しくするなど、断じてない。

しずくまで覚せい剤を使われ、そうせざるを得ない体にされる可能性が高い

それは――もっと嫌だ。

しずく「大丈夫です……私、果林さんのこと。好きです」

性的な欲求など抱いたことはないけれど、好きだったことに変わりはない。
0335監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 16:26:20.75ID:E2ElpHZf
しずく「出来るのなら……果林さんにはもう、覚せい剤を使わずにいて頂きたいですが」

それは無理だ。

犯人たちは解放する気が感じられないし、

果林が並べた分の薬を使われたのなら……後戻りは不可能だろう

このまま薬を与えられず、発狂して、壊れていってしまわせるくらいなら、

互いに"延命措置"を行うしかない。

しずく「……薬物を使うほどなら、一思いに殺してくれたらいいのに」

果林「しずくちゃん……?」

しずく「大丈夫です……いえ、全然大丈夫ではないですが」

こんなのは、生きているのではなく"生かされている"だけだ。

しずくは息を吐く

好きではあっても、恋ではなかった。

けれど……する以外に道はない

しずく「果林さんは、エッチの経験ありますか?」

果林「ええ……」

しずく「……そうですか」

困惑してはいるが、仄かに感じる悦びの色をしずくは見逃さなかった

しずく「それなら、愛してくれませんか?」

果林と同様に、しずくもエッチの経験がある。

しかしながらそれはレイプの経験だ

しずく「私……強姦されただけなので、愛せる自信がありません……」

果林「大丈夫。私は愛してあげる……そうだわ。終わったら、しずくちゃんにも飴を貰えないか彼に話してみるわね」

しずく「それは――」

果林「大丈夫。怖いのは最初だけ――ふふっ、エッチと一緒ねっ」
0338監視委員(もんじゃ)
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2020/11/07(土) 17:00:17.00ID:E2ElpHZf
徹頭徹尾、恐怖と痛みしかなかった初体験

もしドラッグが同様のもなら、待っているのは苦痛しかない。

そんなものを悦んで言う果林を……しずくは悲しそうに見つめる

もう、駄目なのだと。

しずく「果林さん……」

果林「ダメよ――しずくちゃん」

果林はしずくの唇に人差し指を立てると耳元へと唇を近づける

まだ何も始まっていないのに、ダメ出し

何が問題なのかと目を細める

しずく「薬は――っ」

嫌です。そう言おうとしたしずくの唇を、果林は塞ぐ

果林「同じ学校、同じ部活の先輩後輩……そういう設定だから――」

しずく「ひぅ!」

ふっと耳に息がかかって、間の抜けた悲鳴を上げたしずくに果林は囁く

果林「せ・ん・ぱ・い……って、呼んで」

果林は果林で、上手くやればやるほど"ご褒美"が得られる

だから、手を抜くわけにはいかない
0339監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/07(土) 17:37:24.96ID:E2ElpHZf
とある学園の、とある部活

そこに所属している先輩である朝香果林と、後輩の桜坂しずく

女子生徒のみの学園は、しかしながら恋愛は禁じられており

当然、同性であってもそれは認められない。

けれど――規則で心は止められない。

出会ってから、たった半年

しずくは先輩の強かな美しさに見惚れ、恋をした。

果林は大きく花開くことのできる可能性を秘めた後輩に、嫉妬した。

だから――愛する。

果林はしずくを壊すために

しずくは果林と繋がるために

――という設定。らしい

しずく「……せんっぱい……」

果林「そう……先輩」

果林はゆっくりと、しずくの身体を包み込んでいく

自分の肌をしずくの肌に触れさせて体温を抱き合わせる

果林の温かい吐息が首筋をなぞるくすぐったさに、しずくは小さく震える
0340監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/07(土) 17:50:58.10ID:E2ElpHZf
男の無骨な硬さとはまるで違う、果林の柔らかな体

嫌悪感を刺激するような汗臭さのない、果林の甘い匂い

しずく「先輩……」

果林「"しずく"」

先輩と呼ぶと、しずくと呼ばれる

男の上ずった声ではなく、悪寒を走らせる不気味な歪みのない果林の優しい声

しずく「先輩……っ」

果林「大丈夫よ……怖がらないで」

服も脱がず、床に座り込んだまま抱き合う

痛くはなく、怖くもない

温かい、果林の身体

果林「――任せて」

しずく「んっ……」

近づいてきた果林の唇を――受け入れる

男よりも柔らかい

なのに男よりもふっくらとしていて、弾むようで……心地の良い女の子の、キス
0342監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/07(土) 18:06:37.18ID:E2ElpHZf
しずく「んっ……っふ……」

果林「っは‥…ん……」

唇を重ね、少しだけ離れて――またキスをする。

キスをしていると心が躍る。

トクン……トクン……と、男にされているときには感じられなかった心地よさが体に満ちていく

女の子が好きなのだろうか

それとも、果林が好きなのだろうか

友人や先輩後輩としてではなく、性的行為をする相手として……好きなのだろうか

しずくは自分のことが少し、分からなくなる

ちゅぷ……と、どちらかの唇が弾けた

果林「……ちょっぴり、酸っぱいわね」

しずく「ぁっ……ぅ……す、すみません……」

嘔吐した汚れ。

恥ずかしさよりも申し訳なさの先行するしずくを、果林は抱きしめる。

果林「大丈夫」

しずく「ぇ……」

果林「私……キスが、好きなの」

輝きのある果林の美しい瞳

それ以上に艶のある、感触を知ってしまった唇

それを前にして……しずくの視線は下がって、思わず喉が鳴ってしまう

果林はくすっと笑って、また唇を重ねる

しずく「んっ……んんっ……」

ペットボトルの口が触れるだけでも嫌悪感が酷かったのに、しずくはまるで拒むことが出来ない

しずく「ん……っふ……ぁ……」

あぁ――……きっと、好きなのだろう

唇を離されたしずくの表情に、果林は答えを得る
0345名無しで叶える物語(えびふりゃー)
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2020/11/07(土) 19:57:44.54ID:D7lcnSt1
20章にも意味があったね(泣)
0346名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/08(日) 00:10:43.55ID:v9WpD/Ch
待ってる
0347監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/08(日) 10:04:24.43ID:E9T/6w8L
果林「しずく……」

しずく「果林……せん、ぱい……」

果林の温もり、果林の感触、果林の匂い、果林の優しさ

肌に流れていく、心に染み込んでいく

名前を呼ばれ……甘えるような声になってしまう

抱いてくれる身体を、抱き返してしまう

けれど、しずくの回した腕は果林に握られて停まる

しずく「せん……」

果林「しずくの手、柔らかいわね」

しずく「せんぱい、も……」

果林「ありがとう」

ぎゅっ……と、握りこまれる

痛くない

柔らかで、温かく……心地いい感触

胸と胸が、布越しに圧し合う

小太りの男の胸の無意味な脂肪ではなく、女としての魅力、その付加価値となる母性の象徴

右手と左手を握り合わせ、果林の右手がしずくの腰に回る

しずく「んっ……」

唇を重ねると、心が解けていく感じがする

ちゅ……っと、弾ける愛らしい音を響かせる自分の唇に、しずくはちょっぴり頬を染めながら果林を見つめた
0348監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/08(日) 10:17:33.39ID:E9T/6w8L
しずく「……ん……っはぁ……」

吐息が熱を帯びる

閉じたいのに唇が上手く動かせなくて、口元からつぅ……っと、伝っていくのを感じる。

とくん……とくん……

心が高鳴る

男には激しい嫌悪感と不快感があった行為が、ことごとく心地いい

抱かれること、キスをすること

果林になら、しずくはすべてを委ねられる気がした

しずく「先輩……私……」

果林「ええ……分かってる」

果林は優しく答え、しずくの首筋に口づけする

それは軽く優しく……キスというよりも啄むかのように素早くて

ちゅっ。と、音が弾けた

しずくの体が心地よさを感じているように震える

果林は心を込めて――しずくを愛していく

可愛らしく大切な後輩は抱きしめる力を強めれば強めるほど熱く、強い鼓動が感じられる

しずく「んっ……っはっ……ぁっ……」

首筋を舌で撫でられ、その軌跡に空気が触れるとより味わい深く感じられて

しずくは抑えきれない声を漏らしてしまう
0349監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/08(日) 10:36:52.80ID:E9T/6w8L
果林「ベスト……脱がしてあげる」

しずく「ん……っ」

一言告げて、果林はしずくのベストのボタンに手をかける

しずくも同じように果林のベストのボタンに触れ、

果林が一つ外すのに合わせて一つ外す

一つ一つ、互いのボタンを互いがそれぞれ外し、ベストが開かれる

しずく「先輩……」

果林「来て――しずく」

しずく「はい」

果林――先輩の導きに、しずくの体は意思とは関係なく動く

果林の胸へと飛び込んでいくと、ベストが袖を通って脱げる

モデルとしては大きい、果林の乳房

ブラジャーがあったとしても気にならないほどの包容力を持ち合わせているクッションに受け止められながら、

今度は果林のベストを脱がしにかかる

ボタンは外しているのでただ袖を抜いていくだけの簡単な道筋

その意図を察してか、果林の腕は床へと垂れていて……抱き合いながら、二人のベストは傍らへ除けられた

ベストを外しただけでは、体温は変わらない

寧ろ、着ているときよりもずっと暖かに感じられる

抱き合い、重なり、繋がっていくうちに上がっていく熱に、体は汗をかいている

男臭くない、女の子の匂い

嗅ぎ慣れたと言うと語弊があるかもしれないが、同好会での練習の後……よくよく感じた匂い

普段は真っ先に制汗剤にかき消されてしまうそれも、今は鼻腔を通って体の中に入ってくる

しずく「……良い匂い、です……」

果林「あら、汗のにおいを嗅ぐなんて……物好きなんだから」
0350監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/08(日) 10:58:30.22ID:E9T/6w8L
胸の谷間に顔をつけているしずくを抱きしめて、首へのキス

そして小さな声を上げた唇に、間髪入れずにキスをする。

男の暴力的に情熱的なキスも好きではあるけれど、女の子とのキスも悪くはないと果林は感じて、

けれど――どうしようもない物足りなさに、体は先行する

しずく「んっ……んんっ! んふ……」

果林の唇とすっかり打ち解けたしずくの唇を割って、ずりゅりと果林の舌が入り込む

果林の舌はしずくのそれに触れ、離れ、触れて……離れて、抜けていく

しずく「はぁ……はぁ……んっ」

にゅぷ……と、

自分の唇から抜けていく感触は、男のモノとは比べられない

吐き気を催す臭いがなく、しずくの意思を無視した侵略行為でもない

軽く触れて、良かったら付き合ってと声をかけてきただけのディープなキス

果林「しずく……」

しずく「先輩……っ」

しずくは自分の口の中に残っていた果林の唾液を飲み込んで、自分からキスをしに行く

唇を触れさせるだけの、バードキス

そうして瞳に果林を見据えると、果林の瞳にしずくがしっかりと映っているのが見えた

互いに見つめ合う数秒間

熱を帯びた吐息が重なり合って溶けていく

しずくから動いたのか、果林から動いたのか

離れていた僅かな距離は瞬く間に狭まって、唇が重なる

床に置かれていた果林の手と、しずくの手が触れ合い、指の一本一本が絡みつくように合わさる
0351監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/08(日) 11:19:13.35ID:E9T/6w8L
果林「んっ……はっ」

しずく「っふ……んっ……」

小さな水音を立てながら離れたしずくと果林は、

ひと呼吸を入れてまた、キスをし――舌を覗かせて触れ合わせる

舌先だけを掠める

舌先だけをくっつける

舌の表面を少しだけ合わせて、しずくの舌を果林が舐めては果林の舌をしずくが舐めて

交互に接触を繰り返し、やがて引かれ合うように唇が重なって口内で絡み合う

口元のわずかな隙間から空気を取り入れつつ……酸素不足を感じながら、キスに没頭する

胸と胸がキスするように押し潰れ合い、激しい鼓動を感じる

しずく「んんっ……んひゅ……っは……」

果林「ん……っは……んっ」

果林としずくの汗と、汗ではないにおいが混じり合った空気が体を循環して熱量を底上げして

絡む手と手の繋がりを強くし、ぬるぬるとしつつもざらつき、肉質の良い舌の感触に心奪われてしまう

体の熱はだんだんと下腹部へと集まっていき、

男にされた凌辱の痛みも薄れていく

しかし……奥に注ぎ込まれた不快感は消えない。

その刻み付けられた心の傷は残り続ける

愛されても、愛されても……それが幸福に思えれば思えるほどに

心に染みていく痛みにしずくは涙を零す
0352監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/08(日) 11:37:35.29ID:E9T/6w8L
しずく「っは……ぁ――」

腰を押さえていた果林の手が離れると、しずくの体は床へと広がるように倒れこむ

背中に感じる床の冷たさ、肌に張り付く肌着やブラウスの感触

乱れた呼吸に、果林に比べればまだまだ実りの甘い乳房が揺さぶられる

しずく「先輩……」

唇が動く……自分の上唇と下唇が触れるだけの孤独な感覚

果林の見下ろす視線が体を撫でるようで……しずくは頬を紅潮させる

しずく「はっはっ……はぁ……んっ……」

唾を飲みこんで喉を潤す

呼吸がだんだんと正常に戻って行ってしまう。

キスしている間の息苦しさが、恋しい。

苦しくて、ちょっぴり辛い

けれどそれは――陶酔しかねないような、幸せに満ちていた。

しずく「先輩……っ」

しずくは果林へと手を伸ばし、求める

抱いて欲しいと、キスして欲しいと

もっともっと……愛し、塗り替えて欲しいと。
0354監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/08(日) 12:06:40.08ID:E9T/6w8L
果林「……ふふっ」

しずく「ぁっ……」

果林「しずく……可愛いわね」

横になったしずくの体に覆い被さるように下りてきた果林は、

汗の伝うしずくの頬に触れると、手のひらで包み揉みこむ

頬に引っ張られて動く桜色の血色のいい唇

小さい膨らみのある可愛らしい唇に、果林はもう一度キスをする

しずく「ん……」

対等ではなく、押し付けるような圧迫感のあるキス

互いにキスが出来るのではなく、果林にのみキスの主導権が与えられている

しずく「っは……」

果林「……もっと、欲しい?」

果林は離れ、しずくへと問いかける

しずくが欲しているのは瞳を見ればわかる

寂しいと訴える唇を見ればわかる

けれど、果林はあえて問う

しずく「………」

しずくの瞳が揺れる

分かっているのに……と、潤いに満ちる

果林は見つめているだけで動かない

唇が渇く、体温が下がっていく

体の中の熱が――燻って消えることを拒む。

下腹部が疼いて、熱を失うことを恐れる

言えば、堕ちる

それは今のしずくの頭でも分かっている

けれど――

しずく「ください……もっと……もっと欲しいです……っ」

どうして、求めずにいられるだろうか。
0355監視委員(もんじゃ)
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2020/11/08(日) 12:18:43.10ID:E9T/6w8L
果林「いいわ……全部、塗り替えてあげる」

果林はしずくに応えるように体を重ねて、キスをする

軽いあいさつ程度のキス

果林は離れて、しずくのブラウスのボタンを手早く外していく

それを受け止めながらしずくも果林のブラウスのボタンを下から外す

外し、ブラウスが開けると……

果林は肌着がなくブラジャーが見え、しずくは白色の肌着が見えた

しずく「先輩……っ」

果林「んっ……」

ブラウスを開かせても、キスは抜かない。

果林が好きだからなのか、しずくが好きだからなのか

それとも両方なのか

二人にとってはもう、どうでもいいことだ。

一枚外れただけで肌の密着率は上がって、より感じ合える

解けて、混じり合う

体も心も、しずくは果林へと……委ねていく
0356名無しで叶える物語(ぎょうざ)
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2020/11/08(日) 12:28:55.46ID:nCjO6hQY
罰になってねえ!
0357名無しで叶える物語(はんぺん)
垢版 |
2020/11/08(日) 12:32:58.76ID:yr/l0MRH
いいぞ、もっとやれ
0358監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/08(日) 12:42:55.42ID:E9T/6w8L
果林「少し……クるわよ」

しずく「ぇ――」

果林の手がしずくの下腹部へと伸ばす……人差し指から薬指までの三本

薬指と人差し指で股の付け根を押し込んで、しずくの汚された入り口を中指でなぞる

ちゅく……っと卑猥な音がして、果林の指先が女のにおいに浸されていく

しずく「んっ……っ!」

しずくの体が揺れる

可愛らしい女の子の反応を見せるしずくを果林は少しばかり羨む

後輩の才能に嫉妬する先輩という設定などなくとも、果林の心はしずくのまだ"汚れきっていない体"が妬ましい

果林にはもう、無理だ

しずくのように、ささやかな快感で悦ぶことは出来ない

満たされない、物足りない

感じるたびに"この程度じゃない"と思ってしまう

果林「まだまだ……こんなものじゃないのよ」

しずく「んっ……っぁっ」

だからこそ――果林はしずくへと容赦をしない。

身も心も自分のもとへと、引きずり込もうとする
0359監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/08(日) 13:20:28.25ID:E9T/6w8L
しずく「んっ……ぁ……っ!」

果林「かわいい、声ね……」

しずく「せんぱ……ぁっ……っ」

果林の細い指が触れる

しずくの大切だった場所、"嫌な記憶の保管庫"の扉を優しく開いていく

男のモノよりは圧倒的に細く短いのに、果林の指に触れられる快感にしずくは見悶えてしまう

入り口に触れられるだけで、奥にまで届く

しずく「先輩……っ」

果林「塞ぐのは、勿体ないわ」

しずく「んっ……っ……」

キスを求め寂しそうな表情を見せるしずくに果林は笑みを浮かべて焦らすように答えて、

しずくの頬を伝っていく涙に口づけをして――唇を重ねてあげる

しずくの唇は簡単に押し負けて、開く

舌を入れてあげると、しずくの舌が歓迎をしてくれる

果林「んっ……っふ……」

しずく「んっ……ぁっ」

果林「……足開いちゃって、赤ちゃんみたいね」

しずく「先輩……っ」

赤ちゃんみたいと言われたしずくは、頬を赤くして目を背ける

下腹部を愛撫する果林の手を受け入れようと、足を開いてしまっている

そこに意思はなく本能だけが残っていて……しずくにはどうにもできない

果林「誤魔化す悪い子には……おしおき、ね」

果林はそんなしずくの割れ目に――中指をぐっと押し込んだ
0360監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/08(日) 13:45:17.74ID:E9T/6w8L
しずく「っあぁっ!」

大きく震えたしずくはイヤらしい声で鳴き、下着の上から触れている果林の指を汚す。

ぐちゅ……と、淫らな水に塗れた下着は卑猥な音を立てながら

果林の指に纏わりついて動く

しずく「っあ……んっ……動――」

果林「んふふ……知らないわ」

しずくの口を塞ぐ

何も言わせない、文句を言うなら奪ってしまう。

動かさないでというのなら……容赦なく動かす。

キスをしてしずくの体を温めながら、下腹部を愛撫する

指先で撫でて、擦り、ぷくりと膨らんで感じる敏感なところを爪で弾く

下着の上から、しずくの体を弄ぶ

しずく「んっ……っぁっあっ……んんっ!」

しずくは抵抗できずキスに解されて、体を愛される

嬌声は果林の中に飲み込まれて、果林から流れてくる唾液がしずくの体の中に溶け込む

温かくて、心地よくて……悦びに満ちたセックス

しずく「っ……ぁっ……」

ちゃんとした"愛のあるセックス"だ。

しずくの下腹部から愛欲が滲み、溢れ、下着を伝ってしずくのお尻まで汚していく
0361監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/08(日) 14:11:04.53ID:E9T/6w8L
果林の指によって、しずくの陰部には下着がねじ込まれる

隆起した陰核を巻き込んで、入り込みこすり上げていく心地よさに身体が震える

快感に思考が奪われていく

ただただ、果林の体を感じたいと、果林に愛されたいと

しずく「先輩……っ、んっ」

果林「かわいいわ……しずく」

指の挿入を下着の上から行いつつ、時々……くいっとしずくの中で指を曲げる

びくんっと震えるしずくの可愛らしさ

果林は"飴"があればもっと可愛くなれるのにと、少し残念に思う

果林「しずく、二本……食べられるでしょう?」

しずく「ふぇ……ぇぁっ……あぁっ!」

二本が何のことかも分からないうちに、果林の人差し指と中指がしずくの中に入っていく

下着越しにではなく、果林の指だけで。

くちゅ……ぐちゅ……と入り込んでくぷ……というような音を立てながら開かされる

二本の指は離れて、くっついて、離れて、くっついて

しずくの体の中で絡まり一本の棒状のモノへと変わる

それでも男のモノよりは小さく細い――けれど、心に届く
0362監視委員(もんじゃ)
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2020/11/08(日) 14:33:29.96ID:E9T/6w8L
愛し合う先輩と後輩

少しずつ、深く溶けあって……規則など、忘れ去っていく

果林「動かすわね」

しずく「っぁ……ぁっ……あぁっ」

果林「ふふっ……窒息死。してみる?」

しずく「んんっ! んんぅっ!」

キスをしてしずくの呼吸を塞ぎながら、差し込んだ指を動かしていく

挿して引いてを繰り返し、手首を回してぐりぐりとかき乱し、開いて閉じて

ぐぐっとフックのように持ち上げて――手のひらの母指球と呼ばれる膨らみの部分をしずくの体に密着させると

二本の指の付け根がしずくの敏感な部分を挟む

しずく「んっ!」

しずくの性的なところを果林の指は完全に捉えて、離さない

刺激し続けて呼吸を乱し、整えることを唇で許さない
0363監視委員(もんじゃ)
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2020/11/08(日) 14:55:01.94ID:E9T/6w8L
しずく「んっ……んんっ!」

呼吸が上手くできなくて、酸素が足りなくなっていく

息苦しくて辛い

死ぬかもしれないと、思う。

けれど、それは何よりも幸福に感じられて……しずくは別に死んでも良いと思った。

生きていたって、何者かによる恥辱は続く

だったら、この幸せなまま……果林の手で殺されたい。

しずくは果林の体を押しのけることなく、抱きしめる

しずく「んっ……んぅっ……」

果林「あら……」

もっときつく、もっと辛く、もっと苦しく

それを求めてしずくは果林へと抱き着いて、キスを深くする

しずく「っんん!」

果林はそれに応えて、愛する

最悪しずくは死ぬだろう。

けれどそれでもいいと……言うのなら。

果林はより強く――しずくの中に指を押し込む

押し込んで、しずくの体の中にある急所を刺激する
0364監視委員(もんじゃ)
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2020/11/08(日) 15:11:22.70ID:E9T/6w8L
一際大きく仰け反ったしずくの体を、果林の体が抑え込む

しずくの嬌声を飲み下し、手に迸るしずくの快楽を受け止めながら――捩じる

しずく「んんっ!?」

捩じり、差し込んで、開く

くぷっと……可愛い音がする

汚らしく汚れているのに、卑猥なそれはとても可愛らしい

しずく「んっ……」

喉が詰まる

呼吸が止まる

それでも入り込んでくる果林の舌を感じて、しずくは嬉しそうに果林の体を抱く

果林「……"死ねなかった"わね」

しかし果林はキスを止めて離れると

自分の手を汚した"しずく"のついた指を舐めて……笑う。

果林「妬ましくても、殺すことなんて出来ないわ」

果林はそう告げて、またキスをする。

これはAVの撮影だ

先輩に恋をした後輩が、先輩の手で絆されていく

女の子と女の子の情事を描いた作品
0365監視委員(もんじゃ)
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2020/11/08(日) 15:20:45.60ID:E9T/6w8L
しずく「はっ……はぁ……けほっ……んっ」

果林「本当は、色々道具を使うらしいのだけど……ない方が、学生らしくていいでしょう?」

突発的に行われる性行為に、

ディルドやバイブなんてものが持ち出されたとしたら、それはリアリティがない。

情動に押し負けて、妬ましさに狂った先輩が後輩を愛してしまう。

そこに、不自然なものなどあってはならない。

だからこそ、後輩であるしずくが昂り、弾けた段階で終わりになってしまう。

これは、そういう"シナリオ"だ

男のように、体の奥の奥まで愛してあげることは出来ない

けれども、心はどこまでも愛していくことが出来る

男が体を感じさせるのなら、女は心を感じさせるのだ

しずくぼんやりとした頭で、果林のことを求めて手を伸ばす

これが終わったらまた嫌なことをされる

だから、まだ終わりたくないと。

しずくの心は、果林に愛されることを求めてしまう

しずく「先輩……先輩……っ、やっ……行かないでっ!」

果林「……ダメよ。しずくちゃんは気持ち良くなったでしょう?」

しずく「まだ、まだ果林さんは――」

果林「これは"先輩が後輩を愛する"作品。後輩が先輩を満たす必要なんてないの」
0366監視委員(もんじゃ)
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2020/11/08(日) 15:32:28.88ID:E9T/6w8L
果林はそう言うと、腰が抜けて動けないしずくを置いて自分のベストを拾い上げる

果林「……しずくちゃんが良い子にしていれば、また出来るから」

しずく「っ……良い子って」

果林「頑張ればお願いを聞いてくれるの……そうしたら、私が欲しいって言えば良い」

しずく「………」

体の熱が急激に冷めていく

唇の潤いが薄れていき、寂しさと切なさに泣きそうになってしまう

もう少しここにいて欲しい、一緒に居て欲しい

嫌なことを塗り替えて欲しい

しずくの中にはそんな想いが浮かび上がって……息を飲む

いつか助けが来るかもしれない

それまで、心壊されずに生き延びるためには……救いが必要だ

なんて――そんなのは建前。

男のように荒々しくなく、優しくて柔らかで暖かで、心満ちていく果林の愛情

ただ、それが幸せだったから……欲しいだけ。

今ある悪いことを全部……忘れさせて欲しいだけ。

果林「じゃぁね……しずくちゃん」

しずく「果林さん……っ」

果林は呆然とするしずくを置いて扉を叩き、そして――部屋にはしずく一人が残された
0367監視委員(もんじゃ)
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2020/11/08(日) 15:46:42.16ID:E9T/6w8L
しずく「……んっ」

しずくは自分の指で、果林がしてくれていたようなことを続ける

気持ち良かった、指の感触

体の内側から欲を引き出していってくれるような、動き

どれだけ真似ても、ささやかな快感を得られるばかりで

果林の指に迸らされた悦楽には届かない

しずく「果林さん……っ」

果林は頑張ればお願いを聞いてもらえると言った

だが、それは解放して欲しいと言うお願いを聞いてくれるわけではない

そうではない"飴"を与えてくれるというだけのこと。

しずく「生かされる……ずっと……」

犯人はしずくが望まなくても果林を与えるだろう

果林を与え、しずくと愛し合わせて快楽の沼に沈めるだろう

果林が覚せい剤を求めるように、しずくは果林との性行為を求めるようになる。

しずく「あぁ……」

蜜の味を知ってしまった以上はもう――しずくはそれを"飴"と解っていても抗えない。

降り下ろされる"鞭"が苦痛であればあるほど、しずくは"飴"を渇望するようになる

生も死も感じることのできる果林との情事は"これで死にたい"と思える希望

それ以外での死は、しずくを幸福にはしない

そう気付いてしまったしずくは自分の胸と下腹部に触れて忘れようとするけれど――

忘れさせることが出来るのは、果林だけである。
0368監視委員(もんじゃ)
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2020/11/08(日) 15:49:01.30ID:E9T/6w8L
管理No.06:桜坂しずくA

記帳終了
0371名無しで叶える物語(ほうとう)
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2020/11/08(日) 16:42:59.49ID:7FVeD3Ob
濃厚なレズ描写やで……
てかイッチは何者なんや
レイプ、ヤク漬け、拷問、レズセ、何でもござれのこの文才
0372名無しで叶える物語(たまごやき)
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2020/11/08(日) 20:35:13.98ID:4sbvTj8d
言うほど罰かこれ
0374名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/08(日) 22:55:28.83ID:LIMsMoqo
しずくも言ってるけど飴と鞭の飴でしょ
この後に鞭(アナル浣腸)があるんだよなぁ…
0377監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 06:53:14.67ID:O8jPwS2j
みんなが笑っている

笑いながら……釘を打ち付けたバットを振り下ろしてくる

痛い、助けて、ごめんなさい、許してください

そう、叫んでも叫んでも

友人だったはずのみんなは"愛ちゃんが悪いんだよ"と、容赦なくバットを振り下ろしてきた。

腕の骨が砕ける音がした

胸の脂肪が削ぎ落されて、グロテスクな肉の塊が床に落ちたのが見えた

そして最後の一人がアタシの頭を――

愛「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

ビクンッっと体が揺れて、一気に覚醒した愛は叫び声と共に目を覚ます。

肌着をびしょ濡れにし、額や頬に多量の汗を伝わせながら荒々しく呼吸を乱す愛は、

自分が椅子に座っていることに気付く

机はない、椅子があるだけ。

足は縛られており、手も後ろ手に拘束されていて動かせない。

愛「い、生きてる……?」

何が起こったのかは分からない、夢の中で殺されたような……

何かあったような気がするが上手く思い出せないと言った様子で顔を上げた愛は、目の前の光景に愕然とする

愛「ねーちゃん!」

美里「………」

愛の前には、同じように縛られた愛の姉のような存在である川本美里がいた。
0378監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/09(月) 07:04:37.96ID:O8jPwS2j
愛「おねーちゃん……おねーちゃんッ!」

美里「ぅ……」

何度も叫ぶように呼びかけていると、美里の体がぴくんっと反応して呻く

生きている……その安堵と共に、

自分たちが変なところに閉じ込められているという状況に愛は焦りを覚える。

打ちっぱなしのコンクリートの壁、吊り下げた丸い電球一つの明かり

机もベッドもなく、椅子に縛られて向かい合わせにされた愛と美里

明らかに普通ではなく、異常。

何らかの冗談であるのだとしたら、愛は企画者をぶん殴ることも辞さないと歯を食いしばる

美里は定期的に検査入院をしなければならない程度に、病弱な体である。

心にも体にも悪影響でしかないこんな監禁状態など、美里に死ねと言っているようなものに等しい

それを知っているなら最低だし、知らないのだとしてもこれは常軌を逸しているとしか言いようがない

愛「おねーちゃん……ねーちゃんっ」

必死に声をかけて、どうにか近づこうとするが

椅子は学校で使うような軽いものではなく、鋼鉄製の重い物のため全く動く気配がない

愛「おねーちゃんっ!」

美里「ぅ……うぅ……ぁ……愛……ちゃん……?」
0379監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 07:13:02.28ID:O8jPwS2j
美里「えっ……な、なにこれ……どうなってるの!?」

愛「おねーちゃん落ち着いて!」

美里「愛ちゃん……」

愛「アタシも今気づいたばっかりだから全然分からないけど……落ち着いていたほうが良い」

美里「っ……」

こんな状況で落ち着いてなんてどの口が言えるのか。

せめて体が自由で、お互いのことを護り合えるのならそれも言えるかもしれないがそんなことはない。

二人が目を覚ましたらどこかから放送が流れて脱出ゲーム開始。なんてものであることを愛は願う。

しかし、その希望は儚く散る。

ギギギィ……と、重厚な音を立てて開いた扉

そこから入ってきたのが、ライブで使われる電子版璃奈ちゃんボードを装着した、見るからに男の体型の人物だったからだ

小太り気味、背は低め、そして璃奈ちゃんボード。

どう考えても不審者の入場に、愛と美里は呆然としてしまう
0380監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/09(月) 07:23:50.80ID:O8jPwS2j
「二人とも起きたんだね」

美里「だ、だれ……?」

愛「こんなことして許されると思ってるの? 今すぐ解放しないと……大変な事になるよ?」

「大変な事?」

愛の言葉に、男は何も考えていなそうな間の抜けた声で問い返す。

そのどこか馬鹿にしたような声色に愛は顔を顰めながら、つばを飲み込む

愛「捜索願が出されるし、アタシは最後に学校にいたはず。学校の周囲とかに防犯カメラがたくさんあるからすぐに捕まる」

「あー……そうだね。その時に生きているといいね」

愛「は?」

「いや、だって。そうでしょ? 生涯かけて捕まえた女の子をさ、逮捕されるから生きて返すとか、馬鹿じゃね?」

何言ってんのお前とでも言うかのような

さも、それが常識であると信じて疑っていないような

そんな異常者としか言いようがない様子で、璃奈ちゃんボードを装着した男は苦笑する

「お前も殺して俺も死ぬ。少なくとも俺はそうする」

愛「は、は……いや、待って……何言ってるの?」

美里「あ、愛ちゃんには手を出さないで!」

愛「おねーちゃん!」

美里「私には何をしても良いから……だから、愛ちゃんには何もしないで」
0381監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 07:31:29.33ID:O8jPwS2j
美里は気丈に振舞う笑顔を愛へと向ける

美里は生まれつき病弱で、少しずつ改善はしているものの、完全に治ってはいない

今もなお検査入院が必要な体のまま

その一方で愛は元気で若く……まだまだ先が長くて楽しいこともいっぱいできて

きっとこれからもっともっと幸せになっていくはずの子だ

だから……と、美里は思う。

どちらかが捧げられなければならないのだとしたら

それは――自分であるべきなのだと。

「あー好き。そう言うの好き」

美里「へ……」

「大事な妹のためなら自分の身体なんて差し出せる……イイ! そういう百合もスキ!」

美里「ひっ……」

愛「ぅ……」

小太りの男がやや甲高い声を上げながら身を捩る醜悪な光景に小さく悲鳴を上げた二人は、

しかし、互いを思って……首を振る

愛「だ、駄目だよおねーちゃん……アタシが……」

美里「大丈夫……大丈夫だから。おねーちゃんに任せなさいっ。なーんて、ね。ふふふっ」
0382監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 07:42:31.23ID:O8jPwS2j
笑っている美里の額には冷汗が浮かび、頬を伝って流れ落ちている。

瞳には不安と恐怖が滲み、言葉とは裏腹に大丈夫ではないのが前面に現れていた

けれど、愛がいくら言っても美里は自分にして欲しいと願い、愛には手を出さないでと懇願する

何でもするから、何でもして良いから

自分にして欲しいと言う美里に、愛は涙を零す

愛「嫌だ……そんなのイヤだ! おねーちゃんに酷いことしないで!」

美里「愛ちゃんは子供だからダメ。ここは大人である私の出番よ」

互いを庇い合う光景をしばらく楽しんだ男は、

背負っていたリュックを床に下ろすと、折りたたみの机を組み立ててその上にリュックを乗せる

血の繋がりはないけれど、姉妹として姉が妹を庇う

それはとてもいい光景ではあるものの、いつまで経っても何もしないでは話が進まない。

「美里さんに朗報だが、俺は愛ちゃんには手を出さない。出すのは美里さんだけだ」

愛「っ……」

美里「ほ、本当!?」

「そういう決まりでね。愛ちゃんに手を出したりなんかしたら俺の首が飛ぶんだ。というわけで、愛ちゃんはそこで見てて」

男はそう言うと、鞄の中からナイフを取り出す

ペティナイフと呼ばれる、刃渡りが約10cmほどの小さなナイフ

「じゃ、始めるよ」

美里「ぇ……」

男はそれを――美里の太ももに突き刺した
0383監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/09(月) 07:54:08.92ID:O8jPwS2j
美里「痛っ……!」

ナイフの先端、2cm程度が刺さった美里は小さく悲鳴をあげたものの

すぐに歯を食いしばって悲鳴をかみ殺す

悲鳴を上げたり、泣き叫んだりしたら愛を余計に追い込ませてしまう

そう、思ったからだ

愛「おねーちゃんっ」

美里「大丈夫、大丈夫だから……っ」

「そうそう。別にこれで刺し殺すなんてことはしないから――な!」

美里「っうぅ!」

男は、そのナイフで美里の体に刺し傷をつけていく

深くても2cmほどの、比較的浅めの刺し傷が……増えていく

傷が浅いために多量の出血とまではいかないけれど、血が流れ床に滴る

「ほら、ほらっほらっほらっ!」

美里「っ……痛っ……あっ……ぅ……」

男の弄ぶような声、押し殺した美里の声

ポタ……ポタ……と、滴る音、ナイフが刺さり、抜けていく音

美里の着ている服がナイフによって穴だらけになって、引き裂かれ……肌が露出していく

愛「っ……やめて……やめてよっ!」

大切な姉のような存在

大好きな、姉のような存在

それが目の前で傷つけられていく光景から愛は思わず目を背けてしまうけれど、

塞ぐことのできない耳から、美里の苦しみが入り込んできてしまう
0384名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/09(月) 08:09:26.41ID:QclA+hC3
ええ…
0385監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 08:35:14.87ID:O8jPwS2j
男は美里の体をめった刺しにして傷つけ、ボロボロになった衣服を切り裂いて破き、剥ぎ取る

大人としてそれなりに豊満に感じられる乳房が露出させられ、美里は仄かに赤面する

しかし、男は美里の乳房を揉むようなことはせず、

美里の足の複数の刺し傷の上に、ナイフの側面を当てて刃先を赤く染めていく

じわじわと熱を帯びる傷口、

ひりひりとした痛みと内側から外側へと血が流れていく感覚に美里は苦悶の表情を浮かべていたが、

男はそんな美里の視線の先に、ナイフを揺らす

美里「ひ……」

「ほら、よく見てるんだ。愛ちゃんも良く見て」

愛「やだ……もういやだっ!」

自分が傷つけられるよりも、ずっと……美里が傷つけられるほうが嫌だ

苦痛の声、苦悶の表情、流れていく血、ぼろぼろの身体

どれもこれも見るのも聞くのも嫌だ

涙が零れていく

食いしばる歯に巻き込まれた唇から血が出てしまう。

けれどその痛みなど、気にはならない

愛「やるならアタシにしてよッ! おねーちゃんを傷つけないで!」

「さっき言った通り、愛ちゃんにはノータッチが規則だから」

愛「規則……? 規則が何なのさ……そんなもの守るくらいなら法律守ってよッ!」

「はぁ……あのさ?」

呆れたように、面倒くさそうに溜息を洩らした男はナイフを美里の右太ももに突き刺す

美里「っあぁぁぁぁっ!」

愛「おねーちゃんっ!」

さっきまでのような2cm程度のものではなく、刃の長さのほとんど5割近い部分が美里の足に刺さり、

数か所の刺し傷と繋がって……血が溢れ出ていく
0386監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 08:48:48.06ID:O8jPwS2j
「愛ちゃんが煩いからこうなる。Ok?」

愛「分かった……分かったから止めてッ! おねーちゃんが死んじゃう!」

「この程度じゃ死にはしないから平気平気。応急処置もするし」

男はそう言うとガスバーナーと何かの文字を模った横長の焼き印をカバンから取り出す

どう見ても応急処置で用意するようなものではなく、美里と愛はまさか……と、目を見開く

その嫌な想像を察したかのように、男はガスバーナーを点火しつつ

まだ熱していない焼き印の文字を愛へと向ける

「読める?」

愛「え……」

「読めるか?」

愛「っ………」

向けられた焼き印は、押し当てることによって正常な形になるため左右反転になっている

やや潰れたようにも見える者の、新しく作られたであろうそれの言葉は分かりやすかった

愛「み……"宮下愛"……」

「正解。今からこれで美里さんの足の止血をする」

本当は傷の手当のつもりはなかったんだけどなーと男は遊んでいるだけのように笑いながら言って、焼き印を熱していく

金属の熱されていく毒々しさを感じるにおいがして、焼き印が赤くなる

密室でのガスバーナーが問題だとかどうとか、言っているような余裕もない

愛「やめて……おねーちゃん……おねーちゃんが……っ」

美里「ぅ……大丈夫……大丈夫……大――」

気丈に笑う、美里

だが男は容赦なく、美里の足に焼き印を押し付ける

肉の焼け焦げる臭いが広がる

美里の血肉を焼く音をかき消すほどに、美里の前胸が部屋中に響く

愛「あぁ……ぁぁ……あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

愛はひたすらに暴れた

泣きながら男へと恨み言を叫び、手足を暴れさせて拘束から逃れようとした

逃げるためではない、男を殺してでも美里を助けるために

けれど――逃れることは出来ない

愛はただ、美里が苦しめられるのを見ていることしかできない
0387監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/09(月) 09:07:36.38ID:O8jPwS2j
焼き印はもちろん、治療のために用いる道具ではない。

有史以前から存在したとされ、ヨーロッパなどで良く見られた拷問の手法の一つである。

熱した金属を押し付け、回復不可能な火傷の痕を作る。

とはいえ、拷問は行うが拷問と悟られないために、文字や紋章と言った大きさのある焼き印は用いられず、

針金などの小さいものや細いものを使って、唇の裏や脇下など、比較的に見えないところを責めるのが主流ではあるが、

古い時代には奴隷などに所有者の証を刻む目的大きいものが扱われることもあったという。

だが、今回宮下愛と刻んだからと言って、愛が美里の所有者になるわけではない。

美里「ぁ……あ……」

「あー……さすがに漏らすか」

美里の足の間から薄黄色の水が流れ出して床へと滴り落ちる

恐怖とそれ以上の激痛に、体が耐えられなかったのだ。

焼き印を刻まれた美里の足には焼け爛れた肌が"宮下愛"という言葉を形作っており、

熱で無理矢理に焼き固められたのだろう

溢れ出てきていた血はもうすでに止まりかけている

愛「……殺す……殺してやる……っ」

「愛ちゃんが殺すなんて、いやぁ聞けるとは思わなかった」

愛「……絶対に殺す!」

「でもほら血が止まったし、美里さんも生きてるよ。この通り」

美里「う……ぅぅ……」

男は美里の髪を鷲掴みにして顔を上げさせると、失神してしまっている美里の頬を叩く

「あー起きろー。起きてー! おねーちゃーん」

愛「っ……おねーちゃんで……美里さんで遊ぶなっ!」
0388名無しで叶える物語(ほうとう)
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2020/11/09(月) 09:38:42.78ID:VkTBJQwR
いやー無関係な人間まで巻き込んでしまうのは……キツイっすね……
確かに裏切り者を精神的に責めるのは良いと思うけど……
ねーちゃんは……無関係やん……orz
0389監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 09:39:19.72ID:O8jPwS2j
「遊んでない遊んでない。これも仕事だから」

愛「っ……なんで、なんでこんなことっ!」

「ん〜……クライアント曰く愛ちゃんのせいだって話だったなぁ。詳しくは知らないけど」

愛「アタシのせい……?」

困惑する愛に、男は笑いながら「美里さんがこうなるのも愛ちゃんのせい」と、告げる

男の言葉を鵜呑みにする必要はない。

そもそもこんなことしてくる男の言葉の何が信用できるのか

だがもし……それが真実なら。

愛「う、嘘だ……!」

「俺の言うことが嘘だろうと真実だろうとさ、美里さんがこんな目に遭わないといけないのは……真実なんだよねぇ」

男はそう言いながら先端がS字に曲がっている簡易な組み立て式スタンドを美里の後ろに立てて

水が一杯に詰まっている袋をS字部分に吊り下げると、美里の髪を後ろに引っ張って額を上に向かせる

そして……袋の一番下に針で穴をあける

穴の開いた場所から一気に水が出てくることはないけれど

だんだんと水が集まり、押し出され……小さな雫がポツン……と美里の眉間に落ちた

「せっかく普通に起こしてあげようと思ったのに、拷問で起こせっていうからそうしようか」

愛「そんなこと言ってない!」

「えー? でも、声かけで起こすのが愛ちゃんには遊んでるように見えたんだろ? だったら"仕事"で起こすしかないだろ」
0390監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 10:04:23.90ID:O8jPwS2j
男はおちょくるように笑いながら、手をひらひらと振る。

完全に馬鹿にしていると愛には感じられるが、

文句を言えば言うほど、男は美里を余計に苦しめるつもりなのかもしれない。

口汚く罵ることしかできない弱者である愛をわざと煽って、文句を言わせ、美里を無駄に苦しめる。

愛「最低……」

「ん〜……誉め言葉だな」

愛の呻くような恨み言も男は笑顔で受け止めながら、

美里の上に吊るされている袋を揉む

無理矢理に押し出された数滴の水が美里の額の上に落ちて、美里の顔が顰められる

「映画とかで良く見ないか? こういうの」

愛「知らない」

「そうか……睡眠妨害。睡眠遮断って言って肉体よりも精神的な不快感を与える目的で行われる拷問の一つなんだよ」

愛「………」

「副次効果としては精神病を患ったり、一時的に頭痛などによる思考力低下等の影響がある」

こうして眠った後に行うと言うのは一般的ではなく、

眠る前からこのような形で直接的に刺激を与えることによって、

眠ろうとしても眠ることが出来ないという状況を作るものである。

「美里さん……病弱なんだって?」

愛「知ってるなら……もう、やめて……」

「今は定期的な検査入院が必要らしいけど……生きて出られたらわざわざ通院の必要がなくなるね」

愛「っ……」

「あーでも、精神病患者って普通に面会できないんだっけ?」

愛「やめて……止めてよ……アタシが原因ならアタシに……なんで、なんでおねーちゃんにっ!」

「宮下愛は情に厚い。だからこそ……一番傷つくのは自分ではない誰かが自分のせいで苦しんでいるとき。だろ?」

だからじゃねーの。と零した男は、美里の反応が強くなったのを見て袋をナイフで切り裂く

支えを失った大量の水が全て美里の顔にかかり……美里は無理矢理に、起こされた
0391監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 10:20:19.84ID:O8jPwS2j
美里「げほっ……ごほっ……はっ……はぁ……」

「おねーちゃん。起きた?」

美里「う……っ」

目を覚ました美里は寝ぼけているような様子で男の顔を見る。

そして……自分の足から感じる痛みに気付く

美里「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

「はい、おはよう」

美里「足……足がっ……」

無くなったわけではないが、焼け爛れている

宮下愛という名前の焼き印がおしつけられた足はもう二度と、外に出せるものではない

最初の愛を安心させようとする姉の余裕はもう、無い。

そんな美里の後ろに回った男は美里の首に愛トモ会のTシャツをエプロンのようにつけつつ、

袖を椅子の後ろの金具に括りつける

「うるさい首は、絞めちゃいましょうねぇ」

男が椅子の後ろにあるハンドル上の物を回すと、

愛トモ会のTシャツの袖が引き込まれ、Tシャツの襟首が美里の首を絞めつけていく

美里「ぁ……あ゛……ぁ゛あ゛……っ」

キュル……キュルル……と、

機械染みた音を立てながら、ハンドルが回されて、美里の首が締まって濁った声が漏れ出てくる

愛「死んじゃう! おねーちゃんが死んじゃうっ!」

愛は必死に暴れ、やめてと叫ぶ

けれども――男はさらに、締め上げていく
0392監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 10:33:48.32ID:O8jPwS2j
美里「ぁぁ゛あ゛……ぉ゛……っ」

やや斜め上に締め上げられていく美里の首

だんだんと顎が上がっていき、美里の声がより酷く苦し気なものへと変わる

美里が制作した、愛トモ会というファンクラブのTシャツ

美里の首を絞めれば絞めるほど、皺が袖の方に集中して……大きく描かれた"愛トモ"の言葉が見える

美里の体中の刺し傷から洩れた血が白いTシャツを赤く染めていく

愛「やだ……やだやだやだっ……やめて……やめてよっ!」

美里「ぉ゛ぁ゛……あ゛……ぁ゛あ゛……」

愛「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……っ!」

愛は唐突に、言われたわけでもなく謝罪を口にする。

必死に、呼吸をする間も惜しんで……謝罪する。

男は愛のせいでこうなったと言った

愛のせいで美里が苦しめられると言った

なら……それなら……と、愛は懇願するように、謝罪する

愛「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい――」

けれど――キィィィっと、回る

美里「お゛あ゛ぁ゛ぁ゛っ……」

美里が声を上げていると言うよりも、絞り出されているような音が美里の口から洩れる

泡が口元から流れ……美里の体がビクビクと痙攣する

愛「やめてやめてやめてぇぇぇぇっ!」

美里が死ぬ

美里が殺される

目の前で……自分のせいで殺される……愛は涙ながらに、絶叫した
0393名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/09(月) 10:38:49.61ID:nPmrQWmj
これも愛さんが裏切ったからなんだよね
0394監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 10:46:50.94ID:O8jPwS2j
「……ふぅ」

男は息を吐くと、

ハンドルを勢いよく逆回転させて、美里の首の拘束を一気に緩める

美里「ぁ゛――げほっ……ごほっ……ぉぇ……かひゅー……ぅー……」

愛「ぁ……あ……」

美里が咳き込む

乱れ切った呼吸で、俯いてしまっているが……まだ生きている。

美里は……殺されなかった。

愛はそのことに安堵して、思わず笑みがこぼれてしまう

愛「ありがとう……ありがとう……やめてくれて……あたし……あたし……っ」

謝罪を受け入れてくれたと思った

懇願を聞いてくれたと思った。

だから……愛は殺すべき男に、願う

愛「アタシのことなら好きにしてくれていい……全部あげる……何でもする……エッチなことだって頑張る。だからっ」

美里が助かるなら何でもよかった

何をされてもいい、なにをしてもいい

そう思って、畳みかけるように懇願した

だが――男はそんな愛の絶叫と懇願になど全く興味はない。

まだ二つ目……目を覚ますのを含めれば三つの"仕事"で死なせるわけにはいかなかっただけだ。

「ガキの穴なんぞ要らん。自分の手でも突っ込んどけ」

男はそう吐き捨てると、鞄から歯科用のドリルとと、バンドのようなものなどを取り出す

愛「何して……何……やめて……もうおねーちゃんを傷つけないでぇっ!」
0395監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 11:00:22.34ID:O8jPwS2j
男は美里の髪を掴んで引き上げて椅子の後ろにバンドで頭を固定する。

口に開口具を装着させて歯を露出させると、用意したドリルを――動かす

美里「ぁ……あー……っ!」

愛「ねぇ……やめて……やめて……麻酔もしてないのに……っ」

子供だけでなく、大人でもトラウマで行きたがらない人もいるという歯科医院

そこでよくよく耳にする、歯科用ドリルの甲高い金属音

使わない人もいるらしいが、普通は使うドリルでの医療を男は麻酔を使わずにやるのだ

この所謂、歯責めとされる拷問のような行いは罪を犯し服役している受刑者などには行われているところもあるらしいが、

何の罪もない美里が受けるようなものではない。

美里「ぁー……あーっ! うぅぅーっ!」

無理矢理に開かされた口では、何も言えない。

キュイィィィィィ……と、音を立てながら近づいて来るドリルを見ていることしかできない。

美里の瞳から涙が零れる

瞼が閉ざされ……しかし目を閉じようと音は近づくために、体は戦慄く

愛「もうやめてーっ!」

愛の懇願など、聞かない。

男の手は情け容赦なく動き……そして

美里「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛……っ!」

ドリルが美里の歯を……削っていく
0396名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/09(月) 11:08:19.14ID:h3G31H7u
おい誰かコイツ止めろ
0397監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 11:17:30.44ID:O8jPwS2j
歯を削る振動は頭蓋へと伝わって脳を揺さぶり、

歯によって守られている神経へとドリルが近づいていく痛みに、美里は悶絶する

腕も足も動かせず、腰も固定されている美里の体はビクビクと痙攣しているようで、

濁った声を漏らし、必死に頭を動かそうとしているが……固定されているのでどうにもならない

美里「ぁ゛あ゛っぉ゛……あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁっ」

愛「やめてぇぇぇぇぇぇっ! やめてっ……やめてっ……お願いっ、お願いしますっ!」

美里の"悶絶の音"に愛は耐えられずに泣き叫ぶ。

気が狂いそうだった

責め苦を受けているのは美里なのに、

体にはなにもされていないのに、愛は自分の精神がめちゃくちゃにされているような錯覚を覚える

美里を傷つける音が鳴りやまない

泣いても叫んでも懇願しても

その音は聞こえる……そして、苦痛に呻く美里の声がする。

目の前に、拷問を受けさせられる美里の姿がある

それはお前のせいだと男は言った

信じる根拠のない男が、お前のせいだと吐き捨てた

だが――男は言った。

美里が"拷問されるのは真実"だと。

愛「ごめんなさい……ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」

愛はひたすらに謝った。

許して欲しいと……美里を救って欲しいと懇願した、

だが、誰がそれを聞き届けると言うのだろう。

――キュィィィィィィ。と、歓声のような音がする。

美里「ぉ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!」

美里の絶叫になりきらない声が漏れる

歯茎を傷つけているのだろう……口元から血が流れ出てきているのが、愛には見えた
0398名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/09(月) 11:30:04.32ID:bgsdcbwt
でも愛さん同好会のみんなが引き留めてもとまらなかったじゃん。報いだよ。
0399名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/09(月) 11:32:21.15ID:dRuDE1O8
愛さんだけ二週目とか・・・
不公平だから栞子とランジュも追加コースすべき
0400監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 11:40:22.79ID:O8jPwS2j
ドリルは美里の正面の前歯……中切歯と呼ばれる部分に触れることなく、

犬歯と小臼歯と呼ばれる部分の歯を、貫くように削る

その過程で歯茎が抉られ、神経が傷つき……美里は失神しかねないほどの激痛に悶絶するが、

継続される痛みに、先ほどのように失神することが出来ずにいた。

美里「ぉ゛あ゛っ……お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛……」

自分の声とは思えないほどの不気味な声が溢れる

削られた歯が喉に引っかかる感触がするだけでなく、溢れ出る唾液を吸引して貰えないため、

喉の奥に溜まりに溜まって呼吸が出来なくなり、飲み込むのではなく流し込まれるような痛みが喉に走る

そして……絶え間なく脳を揺さぶられ続けた美里は脳震盪を起こしてしまう

美里「おごっ……ぼっ……」

愛「あぁぁぁぁぁぁっやめてやめてっ……やめてぇぇぇぇぇぇっ!」

美里の急変に絶叫する愛をよそに、男はドリルを止めて美里の頭の拘束を手早く外すと、

腰の拘束を緩めて前のめりにし……背中の辺りを叩く

美里「ぉ……ぉ゛ぇ゛……ぉ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛っ」

びちゃびちゃと吐しゃ物が床に散らばり、美里の漏らした尿と混じり合って酷い臭いが部屋に満ち始める
0401監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 12:00:13.40ID:O8jPwS2j
美里「ぁ゛……あ゛……あ゛……」

背もたれに戻された美里は呻きながら痙攣するばかりで、何も話さない

呼吸は掠れて……今にも止まってしまいそうなほどに弱い

愛「やめてよ……もうやめてよ……お願い……おねーちゃんが死んじゃう……」

「死んだとしたら愛ちゃんのせいだって言ってるだろ。自分が悪いんだから諦めろ」

愛「アタシが悪いならアタシにやってよっ! なんで……なんでおねーちゃんが……」

「お前が悪いからだ」

愛「っ……う……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

叫び、体を捩じって跳ねさせ……男にとびかかろうと愛は暴れる

もちろん、そんなことをしてもとびかかるのは不可能だ

とびかかれたところでどうにもならない

けれど、何もできないのが苦痛だった

自分のせいで美里が傷ついていくのに耐えられなかった

発狂寸前の精神状態にまで陥っている愛は血走った瞳で、男を睨む

愛「殺す殺す殺す……っ! お前っ……お前ぇぇっ!」

「おー怖い。じゃぁ……殺される前におねーちゃん殺しておこうかな」

愛「ぁ……あぁ……ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!」

「んー……クライアントに怒られっかな。コレ」
0402監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 12:11:11.42ID:O8jPwS2j
頭を下げ、ただただ「ごめんなさい」を連呼する壊れた女を一瞥した男は、

鞄からまた別の金具を取り出す。

部品に分けていたものを集め、組み立てていき出来上がった長靴のような形の拘束具

膝の辺りには棘が内側についており、長靴を締め上げるためのクランチハンドルが、正面に付いている

クランチを回すことで長靴が締め上げられ、足を破壊する

有名どころで言えば、"スペインの長靴"というのが近しい内容の拷問である

美里「ぁ……ぅ……」

「こっちもダメそうだな」

焦点のあっていない瞳、半開きの口

正気を失っているかのような状態の美里の足に、男は拘束具を嵌めていく

男が次に移っていることに気付いたのか、愛は顔を上げたが……もう、恨み言は言わなかった

ただ……ごめんなさいと。繰り返す

愛「ごめんなさい……ひっ……ごめんなさい……うぅ……ごめんなさい……っ」

「しっかりしろー、宮下愛」

愛「ごめんなさい……ごめんなさい……」
0403名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/09(月) 12:19:28.63ID:DL55s+XI
でも愛さんかすみちゃんが泣きながら引き留めて謝ったのに部に行ったよね?
0405監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/09(月) 12:37:15.63ID:O8jPwS2j
「はぁ……よっと」

男はもう壊れてしまったかのような二人を無視し、

美里の足をはめた拘束具のハンドルをゆっくりと回す

元々肌に密着するような状態だった長靴上の拘束具がさらに狭まって……美里の足にめり込んでいく

メリ……ミシ……と、音がして

美里「あっあぁ……あぁぁぁぁぁぁっぁっ!」

その激痛に美里が発狂する

内側の棘が足の肉に食い込み板が肉を潰し

骨まで到達していく間に神経も脂肪も筋肉も血管も何もかもぐちゃぐちゃに破壊していく痛みは、

ドリルで歯を削られる痛みの比ではない

愛「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……うわぁぁぁぁぁぁぁ!」

美里が絶叫すると愛は声を張り上げて……泣く

身体を揺すり、暴れて……もはや言葉になっていない何かを叫ぶ

部屋中に響く二人の女の声

汚物の臭気も極まって、部屋は人がいるべき場所ではなくなっていたが

だからこそ、男は笑みを浮かべる

「ほれ……もうひと回転」

ハンドルをゆっくり回し……美里の足がより締め付けられていくのを手に感じる

骨が砕けるのではないかという音が聞こえてくる
0406監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/09(月) 12:53:10.75ID:O8jPwS2j
すでにいくつもの刺し傷があった美里の足は、長靴によって押しつぶされて血を噴出させ

ぐじゅ……と音を立てて潰れていき、床は吐しゃ物と尿と血に汚れていく

美里はもう正気を失っているが

運よく取り戻せたとしても、立って歩くことは出来ないだろう

いや、それ以前に……生きていられるのかは分からない。と男は思って美里の足を締め上げるのを中断する

「愛ちゃーん」

愛「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」

「宮下愛さーん」

愛「ごめんなさい……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……っ!」

「宮下愛!」

男が大声で怒鳴ると、愛は体をビクンっと震わせて……椅子と床をアンモニア臭で満たしていく

愛は怯えた様子で……小さな声で「ごめんなさい」を続けながら男を見る

「ほら見てみなよ……愛ちゃんのせいで……美里さん歩けなくなっちゃった」

男は愛の目を美里の身体へと向けさせ、

真っ赤に染まった長靴を履いた美里の足と、足元に広がる汚物をその目に映させる

愛は目を見開き……口をだらしなく開けて、涙を流しながら首を振って、喘ぐ

愛「あぁ……あぁぁ……っ」

「可哀想にね……愛ちゃんと仲良くなかったら。こうならなかったのにね」

愛「あぁ……ぁぁ……っ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

発狂する愛を横目に、男は美里の長靴のハンドルに触れる

「まだ生きてられるかなーっと」

そして――ハンドルを回した
0407監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/09(月) 13:06:31.78ID:O8jPwS2j
ミシ……ベキ………バキンッ……

そんな、何かが砕けるような……音が漏れて

美里「あ゛っ……」

美里の体がひときわ大きく跳ねるように震えて……悲鳴が途絶える

長靴はあと数回転分を残しているが、もう必要ないだろうと逆回転させて美里の足を解放していく

ニチャァ……と、血肉の張り付く長靴の内側に対し

美里の艶めかしささえ感じられた足は見るも無残に押し潰れ、

裂けている部分、骨が突き出ている部分……酷い状態になっている。

愛「おねー……ちゃん……? おねーちゃん……おねーちゃん……」

悲鳴が止んだことに気付いたのか、愛が美里を呼ぶ

呼ぶが、答えはすでに返らない

男は美里の閉じた瞼を開いてみるが……生気はもう、感じられない

「あー……やっぱりここまでか」

愛「おねーちゃん……おねーちゃん……おねーちゃん……」

「んー残念だ」

長靴は、骨を砕かれる激痛に加えて、出血量も酷くなる場合がある

特に今回のように裂傷のある状態での長靴は肉がつぶれやすく、血管が破裂しやすい

そうした場合……高確率で死亡する。

男は長靴を分解して袋に詰めると、それをまたリュックにしまう

他の道具もリュックにしまっていき、なにかのリモコンだけを取り出す

「やるだけやるか」

男がそう言うと、美里の座っている椅子がバチバチ……と音を立てて

そして、美里の体が急に痙攣し始める

拷問の中で――おそらくは最も有名であろう、電気椅子

美里は全身に汗をかいているうえに、吐しゃと失禁による影響で濡れそぼっており

そのおかげで……電気は素早く、確実にめぐっていく

愛「おねーちゃん……おねーちゃん……っ」
0408名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/09(月) 13:08:37.99ID:DL55s+XI
みんなの大切なものを奪ったのに、自分だけ何もされないと思ったのか?
人の大切なものを奪った奴は、一番大切なものをむごたらしく奪われるんだよ
0409監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 13:13:24.25ID:O8jPwS2j
美里の体は痙攣するものの息を吹き返す様子もなく、悲鳴もない

そのままだんだんと焦げ臭いにおいがし始めてようやく、男は電気を止める

しゅぅぅ……と、

放熱するような音がして、美里の身体からは微かに煙が上がるのが見えた

「やっぱり死んだな。残念だ」

愛「あぁ……おねーちゃん……」

美里「………」

男は美里が帯電していないことを確認してから拘束を解き、

そのまま前のめりに倒れていくのを見送る

べちゃ……っと、床に落ちた美里はピクリとも動かない

男は愛を一瞥し、そのままリュックを背負って部屋を出ていく

電気椅子の片づけは男の担当ではない。

愛を解放してしまった場合は何をするか分からないため、拘束はまた別の人間が行う手はずになっているからだ

愛「おねーちゃん……おねーちゃん……ねぇ……おねーちゃん……」

愛は美里を呼び続ける

起きてくれると信じているのか

もう、それくらいしか話せないのか

愛は後処理が行われ……眠らされるまでずっと、

倒れ伏している美里を見つめ「おねーちゃん」と呼び続けた
0410監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/09(月) 13:14:39.81ID:O8jPwS2j
管理No.07:宮下愛A

記帳終了
0412名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/09(月) 13:23:35.35ID:n7pif82L
>>411
拷問は可哀想…?
0414名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/09(月) 13:47:18.13ID:h3G31H7u
まだ拷問してないみたいな言いぐさやめろや
午前中丸々拷問じゃねぇかクソが
0415名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2020/11/09(月) 14:04:18.20ID:UtPjWj0V
裏切った報いだな
これでも生温いわ
0416名無しで叶える物語(ほうとう)
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2020/11/09(月) 14:37:49.51ID:VkTBJQwR
裏切りの天才には相応しい末路
とはいえ無関係な美里さんが被害を受けたのはつらかった
愛果林しずく栞子ランジュの5人だけが虐待陵辱され殺されるのならいくらでも構わないが
0417監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 16:24:12.37ID:O8jPwS2j
ランジュ「ぅ……」

その目覚めは酷く不快で頭が重かった

ランジュは呻きながら目を開いて……天井を見る

少なくとも自分の部屋でも部室でも……そもそも学校等含め、

知っている部屋ではないのだと、天井だけでランジュは察する。

ぼろさの見える、所々天井紙の剥がれた天井

吊り下げられた貧相な電球

どう考えても、ランジュがいるべきではない部屋のありさまだ

ランジュ「どこ……ここ……」

居場所が分からない。

日時も分からない

そもそも自分に何があったのかさえも……分からない

今わかるのは、誰かに誘拐された可能性があること

自分がベッドの上にいて、布団をかけられているということ

そして――

ランジュ「……え?」

起き上がろうとした体が、起こせないこと。

語弊がないように正確に言うのであれば……体を起こすための両手足が肘と膝下から無くなっていること。

ランジュ「有無搞錯!?」

信じたくは、なかった。
0418監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/09(月) 16:30:35.34ID:O8jPwS2j
どんなに一生懸命に暴れても、肘から先が動かない

どんなに動き出そうとしても、膝から下が動かない

そこにあるはずなのに、布団は膝と肘下には何もないと言うかのように……膨らみが無くなっている

ランジュ「な、なん……え……?」

あり得ない。

意味が分からない

なぜ、どうしてこんなことになっているのか。

頭をフル回転させても、ランジュには状況が上手く呑み込めない

しかし、世界はそれを待つことはない。

ランジュの見える範囲にはない扉が開く音がする

重厚な……重みのある扉の開閉音

そして、臭ってくる異臭

脂と汗とたばこと……とにかく、

この世の汚物を煮詰めたような発狂しかねない異臭が部屋の中に満ちていくのを感じて

ランジュはどうにかして鼻を塞ごうとしたが……塞ぐ手も術もない。

そして扉が閉まっていく音がしたのとほぼ同時に、

数人……見るからに不衛生な男三人がランジュの前に姿を見せる
0419監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/09(月) 16:41:24.63ID:O8jPwS2j
「おぉ……えっらい可愛い子じゃねぇか!」

「スクさんの話聞いたときには何の詐欺かと思ったが……本当に良いのか!?」

ランジュ「な……なに……え?」

男たちが喜んでいる意味が分からない

言葉は分かる

言葉が分かってしまうからなおさら混乱する

この男たちは誰で、何の目的でここに来たのか

決して頭が悪いわけではないランジュにも、理解が追い付かなくて

「お前さん、中国の子かい?」

ランジュ「離我遠! 離我遠!」

ランジュは自分の言葉が通じるわけがないのも忘れて、叫ぶ

ランジュに近づこうとした男の一人は驚いて足を止めたが、他二人は大笑いしている

「はっはっはっ! スーさん何かいわれてるぞ!」

「歓迎してんじゃないのか? 中国語ってあれだろ? なんでも怒って聞こえるって」

「そーだったか?」

ランジュ「っ……」

まるで通じていないどころか、馬鹿にされている

歓迎など誰がするものかと、ランジュは鼻が曲がりそうなドブ以下の臭いに顔を顰める

この男達を自分の言葉で怒鳴ったところで意味はないのだ

ランジュ「近づかないで不潔!」

「お〜日本語堪能じゃねぇか」

日本語を使ったはず

なのに……男たちは喜び、そしてランジュを褒めるように手を叩く
0422監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 16:59:43.36ID:O8jPwS2j
「お前さん、あれだって? 売春宿の娘っ子」

ランジュ「は……?」

「出しちゃいけない相手にてぇ出した報復だってなぁ」

ランジュ「な、なにそれ……知らない……知らないわっ!」

ランジュの母は、虹ヶ咲学園の理事長を務めている立派な人だ

ランジュはそう思っているし、事実ランジュの母は虹ヶ咲学園の理事長であって売春宿の女では断じてない

しかしそれはランジュの真実であって、現実ではない

少なくともここにいる男三人と女一人の世界で、理事長は売春宿の女でありランジュはその娘。

「なんだ分かってないのか」

「俺たちはお前たちのやらかした相手から、二度と生意気なこと出来ないよう弄んでやってくれって頼まれてんだ」

ランジュ「ぇ……知らない……アタシ何もしてないっ!」

「誰だってそう言うが、知らず知らずにやらかしてるもんだ。だから腕と足を持っていかれたんだろ?」

ランジュ「違う……知らない……知らないわ……っ」

ランジュは抵抗のための手足を奪われているからか、早くも……涙ぐんでしまう

こんなのはあんまりだ。理不尽だ

何もしていないのに、突然自由を奪われ……

不衛生で不潔な男達に親を売春婦呼ばわりされ、弄ばれなければならないなど。

あまりにも不条理ではないかと……ランジュは耳元へと、涙を落としていく
0424名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2020/11/09(月) 17:11:24.94ID:UtPjWj0V
芋虫よりも手足がある状態の方が興奮したな
こういう女は五体満足のまま犯されて自分の罪を
分からせる必要がある
0425監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 17:15:35.21ID:O8jPwS2j
ランジュ「お願い……助けて……誘拐されただけなの!」

「おいおいおい、こっちは金まで貰って教育しに来てんだ」

「大体、お前さんみたいな若い女、今を逃したら俺たちにゃ一生抱けねぇよ」

ランジュ「お願い……許して……っ」

「残念だが、それは俺たちに言ってもしょうがねぇことだ。これを機にやり直すこった」

ランジュ「っ……うぅ……」

鼻を付く、吐き気を引き起こす汚物のようなにおい

男たちが口を開くたびに感じる、人間とは思えない悍ましい臭気

こんな男たちに触れられたら感染症にかかるかもしれない

病気になって……体が腐り果てるかもしれない

だが、だとして。

ランジュがそうなることを忌避してここで助ける人間がいるだろうか。

老い先短く、人知れず朽ちる運命にあるような男たちが

金を握らされたうえで、女の手足を奪い監禁するような組織相手に反旗を翻すだろうか。

答えは――否。

ランジュ「やめて……やめなさいっ!」

男の一人が布団に手を伸ばしたのが見えてランジュは怒鳴ったが当然手を止めるわけがない

ランジュには手足がないのだ、怒鳴ろうとも怯む理由がない。

男はランジュの上にかかっている布団を掴み――引き落とした
0426名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/09(月) 17:16:38.79ID:h3G31H7u
>>424
おうそれはお前が書くんだよ
0427名無しで叶える物語(たまごやき)
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2020/11/09(月) 17:22:52.85ID:aI5hFyU8
しずく果林はエロ方面なのに愛さんだけガチの拷問なの草
愛さんも陵辱しろ😡
0428監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 17:36:07.54ID:O8jPwS2j
ランジュの体は衣服を身に纏っていなかった

その代わりであるかのようにリボンが巻き付けられており……それはさながらプレゼントのようだった。

男たちの歓声が上がる

酷い臭いをさせた男たちが、ランジュを品定めするように視線を向ける

ランジュには嫌悪感しかない

羞恥心が湧くよりもまず……窒息死するかのような悪臭に意識が持っていかれそうで

ランジュ「まず……せめて……綺麗に……」

もう、男たちに抱かれる以外の道がないのであれば

せめて、身なりを整えてくれと、ランジュは懇願する

レディを抱くのに、不潔・不衛生では常識がなっていない。

「あー俺たちも綺麗にしたほうがとは思ったんだが、風呂に入ったら俺たちの価値が無くなるらしくてな」

「まぁ、上の人の要望なんだ。綺麗な女が汚ねぇ男に抱かれるってのがよ」

ランジュ「っ……」

「あ、でどうするよ。まさかこんなべっぴんさんとは思ってなかったから誰がどうするか決めてねぇ」

「決める必要あるか?」

「おめぇ、俺がチンコ突っ込んだ穴にキス出来んのか」

「おぉぅ……」

「じゃぁ口、まんこ、おっぱいでそれぞれキス出来るのは一人一つってすっか」

「ケツは? この子……結構いいケツしてるぞ」

「ケツは女でも汚ねぇからどうでもいいだろ。好きにやろうぜ」

目の前で語られる嬲り方

肌に跳んでくる汚物のような唾

窒息して死ねないかと……ランジュは自分の死を願って息を止めたが、男の手がランジュの腹部を圧迫する

「おい、始めんぞ」

そして――ランジュにとっての地獄が始まった
0429監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 17:55:47.36ID:O8jPwS2j
男二人がランジュの身体に触れ、持ち上げる

一人が膝、一人が肘

両手足のなくなったランジュは、40キロ前半程度の体重しかない

小汚い男達とは言え、腰を痛めているわけではない男達に、その体重は決して重いわけではない

荷物のように持ち上げられたランジュは何とか動こうとするが、

男の腕力には抗えず、酷い臭いが口に近づいてくるのを感じて唇を固く結ぶ

ランジュ「むーっ……むーっ!」

声を上げたら喉が腐る

そう思って必死に首を振るけれど、その程度の抵抗ではどうにもならず男の汚い唇がランジュの唇に触れた

乱雑に伸びきった髭、ガサガサに荒れた硬い唇

呼吸を止めても鼻から入り込んでくる男の不潔な臭い

ランジュは耐えて――耐えて

そして――

ランジュ「っあ!?」

下腹部への口づけに声を上げ……男を許してしまう
0430監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 18:07:31.84ID:O8jPwS2j
ランジュ「んぐっ……んんっ……んぶっ……」

男の唇は、ランジュの体のことなど何も考えずに押し込み、味わい、咥えこむ

吐き気がこみあげるたびに男の唾液がランジュの口腔へと侵入して、

病気になりそうな何かが味覚を痺れさせる

ランジュ「んぐっ……ん゛っん゛ん゛ん゛っ!」

男の唾液を吐き出したいのに、男の唇がそれを阻む

その間にも下腹部に口付けをした別の男の舌がデリケートな汚れを知らない秘部を味わい始める

ランジュの下腹部は、スクールアイドルとして活動するにあたってそれなりに整えられているものの、

多少の陰毛は残されている男はそれに鼻を突っ込み、わざとらしく豚のように鼻を鳴らしながらにおいを嗅いでいく

ランジュ「んんっ……んっ……ん゛ん゛っ!」

屈辱的な遊び

まだ恋をした相手もなく、異性になんて見せたことすらない体が、

汚れを持った男たちによって、味わわれていく

下腹部から感じる男の鼻息、口と鼻を覆う男の臭気

そして、ランジュが横になっていたベッドに横たわる男は、ランジュの乳房に触れる

ランジュ「んっぐっ……うぶ……ぁ゛……」

ランジュの我慢はついに決壊し、男の汚い唾液が喉を流れてランジュの体の中に消えていく
0432監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 18:51:42.62ID:O8jPwS2j
ランジュ「う゛……ぅぉ゛……」

流れ込んできたものへの拒絶反応にランジュの体は痙攣するように震えて胃の中身が逆流する

しかし、ランジュの唇を奪った男はランジュの甘い匂いを肺に取り込むと、

唇を重ねたまま、息を吹き込む

ランジュ「ん゛っ……ぁ゛」

唾液だけではなく、汚染された空気までも蛾ランジュの身体へと入り込み、

胃液の一部が押し込まれて戻って言ったものの、押しきれなかった逆流はランジュの口を汚し、

男はそれを――躊躇なく吸い上げる

ランジュ「ん゛っ……ん゛ん゛ぅ゛ぅ゛っ!」

死にたくなるような汚物が体の中に溜まっていく

口は鼻の周りが男の唾液で汚れ……呼吸するたびに男の臭いが入り込んでくる

ランジュの嘔吐すら飲み込んだ男への嫌悪感と不快感

その男の唾液と空気が体の中に入り込んだ衝撃に失神しかけ……緩んだ膀胱から流れ出た液体を、

しかし――下腹部を担当する男は直接口をつけて、のどを潤していく

尿は酸味が強く、アンモニア臭の酷い飲み物になり得ないものだが、

刺激臭の強さは空気に触れてからするものであるため、直飲みであれば大して鼻には来ない

そして喉にバチバチとくる刺激も男にとっては泥水よりもましなので……気にはならなかった。

むしろ、もっとくれと言わんばかりに舌で尿道口を舐めまわしながら、ランジュの腹部を圧迫して、

一滴残らず、無理矢理に排出させる
0433名無しで叶える物語(ほうとう)
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2020/11/09(月) 19:01:13.35ID:VkTBJQwR
>>刺激臭の強さは空気に触れてからするものであるため、直飲みであれば大して鼻には来ない

これマジ?飲尿の知識が増えたわ……使う日は来ないと思うけど……
0434監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 19:12:22.41ID:O8jPwS2j
ランジュ「うぶ……ぉぇ……」

何とか吐き出そうと試みるも入り込んでいったものは出てくる気配はない

口での呼吸も、鼻での呼吸も

男に汚されたせいか、自分のそれまでが汚物のような酷さに感じてしまう。

死にたい、死にたい……殺して欲しい

そう思うランジュの体は、ベッドの上に待つ男のもとへと降ろされる

ランジュ「や……いや……殺して……殺して……っ!」

叫ぶたび、口から男を感じる

その不快感に涙を零し、いっそ舌を噛もうとしたところに、マウスピース……開口具が取り付けられる

ランジュ「ぁ……」

舌を噛んで死ぬことも許されず、喉の奥までも男に晒す形となったランジュは、

もう、男の体の上で跳ねることしかできない

ランジュ「んっ……ぁ……ぃぉぃぁ……ぃぉいぁぁっ!」

下敷きになっている男の唇がランジュの乳房に吸い付く

ちゅゅぅぅぅ……と音を立てて吸い、ちゅぽんっと放す

ランジュの豊満ではないがしっかりとした女性らしさのある乳房は

裕福な家の生まれゆえ、手入れの行き届いた張りがありながらも柔らかい上質な柔肉

男はその誰もが羨むであろう肉にしゃぶりつき、もう一方の膨らみを手で揉みしだき、頬擦りする

ランジュ「ぅうぅっ! ぅぁぁぁぁっ!」

ランジュの悲鳴など、怒りと悲しみに満ちた苦痛の叫びなど、声にもならない

寧ろ、ランジュの開かされた口から垂れてくる唾液を味わおうとランジュの体をスライドさせ、滴る水分を口に含む

そうして――ランジュの二つの膨らみ、その先端でぷくりした蕾を一口で二つ咥えて味わう
0435名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/09(月) 19:19:37.96ID:hFMzmRQP
イッチの知識量に感服やわ
0436名無しで叶える物語(こんにゃく)
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2020/11/09(月) 19:37:38.27ID:HPDtxeVJ
>>433
これは本当
おしっこ=アンモニアというイメージがあるが、排出されたおしっこの成分は98%の水と2%の「尿素」
尿素はほとんどにおいがしない

放出された尿の尿素がバクテリアによって分解されて劇臭を放つ「アンモニア」になる

だからおしっこは躊躇せずにグビグビいこうな
0438監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 19:48:21.14ID:O8jPwS2j
悲しさに喘ぐランジュの体は別の男によって、子犬のように持ち上げられて男の顔が見えたと思えば

男は立ったままランジュの体を上下逆さにし、ランジュのまたぐらに顔を突っ込む

ランジュ「ぅぅぅぅ……」

ぶらぶらと揺らされながら、下腹部に鼻を突っ込まれる屈辱に打ちひしがれる余裕は当然、無い。

ランジュの陰部の周り、整えられた陰毛を男は鼻で味わい舌で巻きとって唇で摘まんで……引っ張る

ランジュ「ぅあぁぁぁっ!」

止めてと叫ぶが、言葉にはならない

けれど嫌がっているのは男に伝わって……

ランジュの毛が伸びて……ぶつ……ぷつ……と、千切れ抜ける

その感覚が伝わってくる悔しさに……ランジュへは歯噛みすることも出来ず

ランジュ「うぅ……ぁ……」

目の前で、乳房を弄んだ男と口を腐らせた男が入れ替わるのが見えた

酷い臭いがする

男の口と息の臭いなどまるで匹敵しないような……蒸れたにおい

ランジュ「ぅぅ……」

臭いの根源、男の露出された下腹部

赤黒く……爛れて見える男性器

明らかに病気を持っている――毒

ランジュ「うぅ……うぅぅ! あぁぁぁぁぁっ!」

それが自分の口に向かってきている絶望に、ランジュは叫ぶ

まだわずかに残っていた尿が恐怖に吹き出す

だがそれさえも――下腹部に吸い付く男に持っていかれる

ランジュ「ぃあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

男は絶叫するランジュの肘をハンドルのように掴むと自分の腰の方へと持っていく

悍ましい臭いが近づき

そして――汚れきった肉の塊はランジュの口腔へと差し込まれた
0439名無しで叶える物語(SB-Android)
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2020/11/09(月) 19:49:01.48ID:mn8Bey3W
聞いたことはあるけど飲尿したい相手に出会うこともそういう状況になることも無いんだよな...
0440監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 20:23:13.74ID:O8jPwS2j
ランジュ「ぉご……ぉぶ……ぅぶ……ぉ゛あ゛っ」

喉の奥へと男の欲が入り込んでくる

ランジュの体のことなどこれっぽっちも考えていない

ただひたすら自分の性欲を満たすことしか興味がない

ランジュ「お゛ぁ゛ぁ゛っ……ぉ゛っ……ぅぶ……」

自分のものではない、汚い声が口から洩れる

鼻を掠める男の爛れた陰茎の刺激臭、

ぶよぶよとしていて、普通とはとても思えない汚らわしい陰茎

頬の裏、口蓋、舌……口腔の全てに自分の物であるかのようにマーキングしていく男

吐き気がするのに押し込まれて差し込まれて涙が溢れてくる

このまま窒息して死ぬかもしれない

もっと長く生きて、もっと幸せで、輝かしく生きて行けたはずなのに

汚い浮浪者の男に囲まれ、病気していそうな男性器で窒息死

なんて……惨めな

なんて……情けない

なんて――酷い……

でも、これで救われるなら――

そう、思ったランジュの口から男性器が引き抜かれて、唾液に塗れた男のモノがランジュの視界に映った
0441監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 20:56:11.54ID:O8jPwS2j
男三人は自分たちの立ち位置を入れ替える

下腹部を担当する男がベッドに横になり、乳房を扱っていた男がランジュのお尻の側、

そして……口を汚す男が、またランジュの前に膝立ちになる

ランジュ「ぁぅぅ……」

下腹部の担当が下というだけで……嫌な予感がした

嫌な予感がしただけで、ランジュにはどうにもできない

口の中を犯した男の汚れがまだ口の中に残っている

男たちは半月以上、入浴をしていないしシャワーだって浴びていない

公園の水をタオルに含ませたもので、拭った程度。

そんな雑菌だらけの汚れが……汚れを知らなかったランジュの口と肺と胃を汚し

よりデリケートなところに入り込もうとしている

ランジュ「うぅ……あぅぅ……っ!」

首を振る

涙を零す

けれど――男はランジュの体を下に下ろしていく

秘部の割れ目に、男の汚いモノの先端が触れる

男にしゃぶられた潤いの残る扉を……ゆっくりと押し開いていく

ランジュ「うぅ……ぅぁぁ……っ」

声は言葉にならず……ズ……ズ……と、ランジュの中に入り込む
0442監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 21:32:31.81ID:O8jPwS2j
ランジュ「うぅぅっ! うぁぁぁっ!」

ランジュの必死の抵抗は、肘までの腕をばたばたとさせるだけ。

それは抱き上げられた子犬のようで、赤子のようで……可愛らしく、惨めだった。

男の一人がその腕の一つを掴む

ランジュは自分の体が男に向けて前のめりにされていくのを感じて、目を見開く

太ももを下にいる男が引いて、肘を頭の方にいる男が迎え入れる

ランジュはそれに抵抗できない、受け入れるしかない

やがて……ランジュは膣口を割られ、下半身を刺し貫かれた

ランジュ「うぅぅーっ!」

自分の足での調整がないせいで男の力はゴリゴリとランジュの中を突き進み、一気に破瓜の痛みが押し寄せてくる

反り立った男の肉欲は熟れ切っていないランジュの処女体には太く、重い

太ももを押さえていた手が離れるとランジュの体の奥、触れてはいけないところに男の亀頭が触れるのを感じた

ランジュ「うぶっ……う゛……」

男の下半身にランジュの柔らかな臀部が乗る

むにゅ……むにゅ……と、男の下半身に乗り、踊り……潰れていく

男には堪らない、女の肉

腰を持ち上げられ、無理矢理に動かされる

男が腰を上げて、突き上げられる

そのたびにランジュの口からは空気が漏れ、胸が揺れる

ふっくらとした乳房ではないが、ちゃんとした母性の塊

目を奪うような紅一点の明るみに、下になっている男の視線は集中し息が荒くなる

長い年月、女を抱けなかった男の体は女の匂いに脈動し、猛ってしまう

今はまだ早いと思っても、ランジュの中にとき放ってしまいたくなるが、

歯を噛みしめて、耐える

ランジュの体を何度も何度も、突き上げて

苦しそうなうめき声を上げるランジュの口に別の男はまた男性器をねじ込む
0443監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 22:10:59.59ID:O8jPwS2j
ランジュの相手が一人ならば、下半身に集中さえしてしまえばいい

しかし、相手は三人だ

処女の痛みに呻く暇も呼吸をどうにかする暇も男たちは与えない。

ランジュ「うぶっ……ぅ……ぉぶ……ぅっ!」

逆さでのイラマチオとはまた違って、

男の勃起した男性器の皺の寄っている部分が舌の上を掠めて味覚に苦さが広がる

ぶつぶつとした感触が乗っかって何かも分からない汚れがランジュの舌の上に塗りつけられていく

苦くて、吐きそうで……けれど、男のモノが嘔吐を許さない

ランジュ「うぶ……ぁ゛……ぉ゛……ぉ゛ぅっ!」

ごりゅ……ごりゅ……と喉の奥に差し込まれるのと同時に

下の男のモノが子宮へと入り込もうとして、叩き込んでくる

下から内臓を押し上げられて空気が抜けようとする嗚咽の音が濁って漏れていく

だが――まだ、男はもう一人いる

ランジュ「う゛ぶぅ……! お゛ぅ゛……お゛ごぅ……っ!」

何かが臀部に触れる

丸みを帯びた肉を撫で、鷲掴みにする

左右の肉を割って……汚い穴が伸びるのを感じる
0444監視委員(もんじゃ)
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2020/11/09(月) 22:22:34.77ID:O8jPwS2j
抵抗したくても出来ない

嫌な音が微かに漏れていってしまう

そんな場所に――ずりゅ……と、ぬめりのある何かが割り込む

ランジュ「うぶぅ!」

ランジュの苦悶の声は、しかし男のモノを強く締め付けて

その息苦しさが膣壁を収縮させ、絞り上げるように動く

男の小さな呻き声

ランジュの腰を押さえる手に力が込められて、より密着させられる形になる

ランジュ「うぶっ……んんんっ!」

今更とは思う

けれど中にされるのは嫌で……叫ぶ

しかし、やはり声にはならない

暴れようとする肘までの腕も、膝までの足も、男の力に簡単に負けてしまう

ランジュ「ぅぶっ……うぶぅぅ!」

それでも中には止めてと願って……

男のモノを咥え、押し込まれ……鼻を汚物に似た悪臭の中に突っ込みながら、必死に懇願する

男は動くのを止めたものの、

苦笑すると「まだ終わらせたくないからな」と、まだランジュを手放しはしないと言う。

そんな絶望感など関係ないと言わんばかりに、

後ろの男はランジュのもう一つの穴を舐め、歪ませ……緩ませようと舌を挿入する

男の躊躇のなさにランジュは戸惑うが、男は平然と味わう

男であれ女であれ不衛生な場所ではあるが――ここにいるどの男よりも、その穴は清潔だからだ
0447名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/09(月) 23:01:48.96ID:HkxmVJET
輪姦始まってから男の台詞を挟まないっぷりに称賛しようと思ったがここで中断はアンチになるわ
0449名無しで叶える物語(はんぺん)
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2020/11/10(火) 03:00:57.82ID:PIqchl4k
このスレを見るのが密かな楽しみになってる
怖かったりえぐかったりするけど読みたくなる文章…
0450名無しで叶える物語(えびふりゃー)
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2020/11/10(火) 04:27:31.90ID:ERnmkr0A
えっろ....
0451名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2020/11/10(火) 06:09:49.42ID:yh2j4dPH
芋虫になってるのにただ犯されてるだけってw
日常生活はもうパンパースないと無理だな
0453名無しで叶える物語(もんじゃ)
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2020/11/10(火) 09:58:42.64ID:mIwPMtde
期待
0454名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/10(火) 14:36:10.30ID:+fa2VRXX
期待
0455監視委員(もんじゃ)
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2020/11/10(火) 21:23:06.24ID:S/gxyHzN
ランジュ「ぉご……ぉ゛……お゛ぉ゛……っ」

普段、入ってくる感触など得ることのないお尻の穴に、男の舌が入り込んでくる

入り口の皺を掠め、穴の縁を舐めて……中に入ってくる

気持ち悪くて、不快で、死にたくなる感覚

なのに、ランジュには拒む権利も死ぬ権利もない

男のモノに突き崩された獣の唸り声のようなものを上げながら、

ざらざらとした質感と唾液の滑りに、身震いさせられる

その悔しさに嘆こうとする声も、濁ってしまう

ランジュ「ぉ゛ぅ゛……ぅ゛……ぉ゛あ゛ぁ゛……」

ミアの手掛けた曲を華麗に歌い上げた喉がつぶれる

聞く者を惹きつける魅惑的な歌声が奪われ、人間ですらないような音しか出すことを許されない

醜悪で、屈辱的で、ランジュの瞳からは涙が零れていくが、男たちは気にしない。

大切な人にしか許したくなかった陰部に男のモノを押し込まれたまま、

お尻の穴に舌を挿入され、臀部の肉を揉みしだかれ……勝手に締まってしまう

そのせいで、男の舌をより強く感じさせられる不快感

そして長くランジュの舌を占有し、味覚と嗅覚を壊す男のモノ

動きは一段と早くなり、喉の奥にぶつかる苦しさにえずくがもちろん嘔吐はさせて貰えない

ランジュ「ぇ゛……ぉ゛っ……お゛ぉ゛っ……ぉ゛ぁ゛っ」

それはもはやランジュがあげているのではなく、あげさせられている音だった。

男の臭いが喉を遡って鼻から抜け出ていき、また鼻から入ってくる

無造作に伸ばされている男の陰毛に触れる肌が痒みを帯びる

そして――ぐ……っと、喉に男性器が押し込まれる
0457監視委員(もんじゃ)
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2020/11/10(火) 22:10:48.29ID:S/gxyHzN
ランジュ「お゛ごぁ゛っ! ぉ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ーっ!」

喉奥を突いていた亀頭が、ごりゅ……っと、さらに奥へと入っていく

腕が離され、頭が掴まれる

ベッドに落ちた肘の傷が痛むかどうかなんて考える間もなく男の股間が顔に叩きつけれて、

頬の肉には硬く感じられる男性器はしなやかにランジュの口の中を抉る

奥にあたると、皮の部分が捲れるようになってさらに奥に入ってくるような錯覚を覚える

どこまでも、どこまでも……体の奥の奥に入ってきそうで、死にそうで

けれど、抜かれていくたびに酷く腐った息を吹き返させられてしまう

ランジュ「お゛ごっ……ぉ゛あ゛……あ゛っ」

そして不意に男の動きが押し込んだまま止まる

息が詰まって腕をばたつかせるがそれで男の体を突き飛ばせるわけもなくて

男は小さく呻きながら性器を脈打たせ……そしてランジュを汚すためだけに、液が流れ込んでいく

ランジュ「ぉぶ……ぉ゛ぁ゛……ぁぇ゛……っ」

開口具をつけられた状態では自力で吐き出すことは出来ず

男臭い粘っこい液体を飲み下すことを心も体も拒んでいて、

ランジュは下を向いて出そうとするが、男の手がそれを邪魔する
0458監視委員(もんじゃ)
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2020/11/10(火) 22:45:13.71ID:S/gxyHzN
ランジュのお尻を弄んでいた男の手がランジュの肘を掴み、

下になっている男の上に座らせるような形へと引っ張り上げて、ランジュの顔を上げさせる

ランジュ「ぉ゛ぁ゛……お゛……ごぼっ……」

喉が垂直になっているせいで飲み込むことも出来なくなってしまう

喉の奥で、精液が泡立つ

男の臭いと男の味が脳にまで回ってくるようで、

ランジュは自分の全てを汚されていくのを感じて……涙を零す

嗚咽は液に濁らされ、酷い音と臭いが鼻を抜ける

ランジュ「ぉ゛ぁ……ぁ゛ぉ゛……」

口の中に出した男は、まだ液の滲み出てくる男性器をわずかに勃起させながら、

精液で溺死しかねない状態のランジュを見ている。

ランジュ「ぅ゛ぁ゛……ぉ゛……」

天井からの明かりは程よくランジュの口の中を照らし、男に良く見せる

唇、舌、歯……ランジュのすべてに男の欲棒にこびりついていた汚れが移り、

舌の上から喉の奥にかけて……白く泡立った液体が糸を引いている

ランジュ「ぅ゛……ごぼっ……」

普段ならそれなりに長く息の続くランジュでも延々と喉を犯され、

ままならない呼吸ではただの子供よりも息は持たない

男はランジュに「飲むか死ぬかしかないぞ」と、汚い歯を見せ笑った
0459監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/10(火) 23:08:06.67ID:S/gxyHzN
ランジュ「ぉ゛ぁ゛……ぁ゛……ごぶ……っ」

男の体液を飲むか、男の体液で苦しんで溺死するか。

死ねば楽になれると言っても、命を失ったランジュの体は散々に嬲られるだろう

命を失うまで、さんざん弄ばれることだろう

これでもかと傷つけられた自尊心

大切にしてきた体は汚されきってしまっているけれど……けれど。

ランジュ「ぅ゛ぶ……」

死にたくない

こんな惨めで醜悪で輝きの欠片もないような、クズみたいな死に方

いや、捨てられ燃やされるゴミよりも酷い

浮浪者のような男達に弄ばれた挙句……男の汚い体液で溺死

……そんなこと、ランジュには出来ない。

一人の男がランジュの口枷を外す。

ずっと開かれていた顎の痛みに呻くランジュは口を閉じさせられて……しかし、飲み込めないようにと喉を立てられる
0460監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/10(火) 23:30:14.98ID:S/gxyHzN
ランジュ「ん゛ん゛ぅっ! ん゛っ!」

離してと懇願するランジュに男は首を振ると「飲むか飲まないか、自分で言うんだ」と指示して頭を離す。

目を見開くランジュをよそに、ほかの二人の男は高笑いしそれは良いと絶賛する

ランジュ「ぅ……」

別に、それを口にしなくとも飲み込むことは出来る

しかし、男たちは強制的にそれを止めることも出来る。

男の同意を求める声に頷いたランジュは、

閉じた口の中に感じる汚らわしい液体に顔を顰めながら……小さく口を開く

ランジュ「飲む……」

本当は死んでも嫌だ

けれど、それはもっとまともな死に方が出来る場合の話

少なくとも、現状選べる死も死後の自分も選べるようなものではない。

選択肢があるようで、まったくないランジュの"生きたい"という願いを、しかし――男は阻む

男は「飲ませてくださいと言え」と、ランジュの願いをあざ笑うかのような要求をし、男達だけが賑わう

ランジュのプライドなど、男達には昂らせるための壁に過ぎない

どう崩してやろうかと……どう壊してやろうかと

ランジュの自尊心が強ければ強いほどに、酷くイヤらしいことを思いつく

男の中には……そんな生き物だっているのだ

ランジュは悔しそうに、辛そうに、苦しそうに……

頬に涙を伝わせ、今もランジュの膣道に陰茎を通す男へと涙を滴らせる

ランジュ「……の……っ……」

言葉を躊躇えば躊躇うだけ喉が汚され舌が犯され、ランジュの五感に男の汚れが染み込んでいってしまう

喉が動くたびににちゃり、ぐちゅりと男の体液が口の中で踊る

ランジュ「のま……せて……」

もっとはっきり。そう、男は求めて

ランジュ「飲ませてください……っ」

絞り出された悲鳴のような声に、男は「良い子だ」と、ランジュの頭を撫でる

そしてランジュは"惨めな死"ではなく"屈辱"を選び……飲み込んだ
0461監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 00:35:27.68ID:sOG0NCQW
ランジュ「ぅ……ぉ゛ぇ゛……」

飲み込んだ不快な体液が胃に流れ落ちてくるのを感じる

しかし、汚れを植え付けられてしまったランジュの体はそれを吐き出せない。

どろりとして苦く、わずかに酸味と辛味が混じった体液はまだ口の中に残っている感じがする

ランジュ「げほっ……けほっ……っ」

だがそれよりも、

口の方に分散されていた意識が下腹部へと向かい、下腹部を貫く男のモノに意識が持っていかれてしまう

肘は自由にされ、今のランジュは男の下半身に跨って座らされている状態だ

ランジュ「もう止めて……お願い……」

そう懇願すると、下になっている男はランジュを見上げて気色悪い笑みを浮かべる

卑しさを感じる表情

確実に悪いことを考えていると、ぼろぼろのランジュの思考でも察せる

ランジュ「嫌……いやっ……やめてっ!」

背中側にいる男に押され、ランジュは下にいた男の上に四つん這いに跨った姿勢を取らされる

それでも、股に入り込んだ男のモノは抜け出てはくれず

むしろ折れ曲がるようにしてランジュの体内に密着してしまう

気持ち悪くて、汚くて、悍ましくグロテスクな男の性器

それを咥えこんでいる自分の下腹部の感覚がランジュの心身を抉る

ランジュ「助けて……」

四肢を奪われ、自由のないランジュ

自分を凌辱する男に助けを求めなければ生きていけない

だが、彼らの与えてくれる死は――その屈辱的な生よりも辛い

涙に塗れ、

悲しみに歪むランジュの表情を見つめる男は「自分の力で抜けたら助けてやる」と、微笑む

ランジュ「っ……約束……よ……」

男は「ああ」と、ほくそ笑む

無理だと確信している男の表情に、ランジュは今の屈辱を上乗せした対抗心で……体を動かす
0463名無しで叶える物語(えびふりゃー)
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2020/11/11(水) 01:57:49.56ID:OIX+3r5i
乙です
0464監視委員(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/11(水) 06:55:23.17ID:LnhiCzip
ランジュ「んっ……っ」

ランジュはまだ不慣れな半分にされてしまった両腕両足を必死に動かして、男から逃れようとする

ずりゅ……と、媚肉を摺り上げながら男のモノが少しずつ抜けていく

まだ破瓜の痛みが残るランジュの身体は、

緊張と痛みによって震え、締まり、内側に入りこんでいる男の情欲を絞り上げるように動いてしまう

ランジュ「っ……ぅ……っ」

男の欲求を受け入れるためにあるかのような肉の壺

ランジュのそこにずっぽりと納まった男性器にはランジュの意思に反して肉洞が纏わりつく

目には見ることのできない凹凸が男を締め付け

ぶよぶよとした皮を押しつぶしながら、固く勃起した芯には押し負けて形を変えられ、

女を虐めるために進化をしたかのような緩やかな丸みのある陰茎の傘裏へと入り込んでしまい、動くたびに摺りこまれる

ランジュ「ぅう……」

男への嫌悪感はまだ残るものの、

どれだけ不快であろうと、動き続けていればランジュの女の部分はそうして刺激され

自分の力で動けてしまうからこそ、それは程よく調節される

ランジュ「っ……」

男はその刺激に嬉しそうなうめき声を上げながら、ランジュの苦悶の表情を眺めて笑っている

目的があるとはいえ、ランジュは自分の意思で腰を動かして刺激してくれているうえに、

男の手のひらに収まるかどうかの柔らかな膨らみが胸の上で押しつぶされる感触

ぷっくりとしている乳頭がぎゅっ……ぎゅっ……と、擦り付けられる感触

それは男にはただただ幸福で、ランジュが必死であれば必死であるほど……男を喜ばせてしまう
0465監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 07:14:58.73ID:LnhiCzip
ランジュ「んっ……ぅ……」

ずりゅぅ……っと、男の肉柱が抜けていくものの、途中でランジュの体が止まってしまう。

男のモノはまだ半分ほど残ったままで、抜くには程遠い。

男の嘲笑交じりの「ギブアップか?」という煽りをランジュは睨みつけるけれど、焦りは隠せない

肘と膝までのランジュの身体でも、

足と腕を広げない状態であればどうにか男性器の先を出しきることの出来る位置にまでもっていくことは可能だ

だが、ランジュは男の体を跨がされている

足と腕を開き男に胸を密着させている今は、普通に腰を動かすだけでは半分が限度

後ろにいる男から、突き上げる形になっているランジュの臀部をまじまじと見る視線を感じる

お尻の穴まで完全に丸見えになっているが、ランジュには隠す余裕もない。

ランジュ「ひぅ……っ!」

男の一人はおもむろにランジュの太ももを撫でながら、胸よりも張りがあって柔らかいお尻を揉む

その感覚に、ランジュは思わず悲鳴を上げて崩れそうになったが、どうにか耐えて体を震わせる

ランジュ「やめ……やめて……っ」

そう求めるけれど、男はもちろんやめたりはしない
0466名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/11(水) 07:26:22.61ID:Y4lppKy6
なぜ愛さんだけエロい罰がないのか
これはおかしい
0467監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 07:37:55.17ID:LnhiCzip
ランジュ「邪魔、しないで……」

男たちは、自分の力で抜けたら助けると言っただけで、何もしないとは言ってない。

唸るランジュの声など無視して男はランジュのお尻の肉を揉み、伸ばし、押していく

指で鷲掴みにして、手のひらで圧し揉む

マッサージにも似た動きではあるが今のランジュにとって、それは苦痛でしかない

ランジュ「んっ……ぅ……ゃ……」

せっかく抜いた男性器が、また入り込んでくる

男による圧迫のせいでランジュの体は上下左右に揺さぶられるため、

男の肉棒はランジュの内壁を乱雑にかき乱していく

壁がぐっ……ぐっ……と押し付けられ、

姿勢ゆえに直腸が刺激を受けて、今までと違う感覚が押し寄せてくる

ランジュ「気持ち……わる――ぁ……」

そして――揺さぶられることに、ランジュの身体よりも先にシーツが耐え兼ねて滑ってしまう

ランジュ「あ゛っ」

シーツに引っ張られた両手足が広がって支えを失った体が男に落ち、

ゴツンッ……っと、子宮口と男の陰茎の先端がキスをする
0468名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2020/11/11(水) 07:40:40.00ID:iRgOoVrj
芋虫の女とよくヤれるよw
芋虫の女とヤる位ならりなりーみたいなロリと
した方がマシや
0469監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 08:09:47.09ID:LnhiCzip
ランジュ「痛い……っ……」

さっきまでとは違って足が完全に開いてしまったランジュは

男に重なって乗ってしまっているため、より深く入り込んでしまっている

子宮の入り口はぶつかるどころか押し込まれて僅かに開きかけており……その痛みと苦しさにランジュは呻く

ランジュの全体重がかかった男は、しかしランジュの柔らかな肉と

若い女の子宮へと到達する快感に悦び、二人の男は振出しに戻ったランジュを馬鹿にするように笑って

頑張らないと助けて貰えないぞ。と、嘲る

ランジュ「ぅ……う……」

性交自体初めてではあるものの、

子宮にまで物理的な接触が行われるのはそれ以上に不快感と痛みが強く、

けれどもランジュの膣は震え、男を強く締め付けてしまう

諦めるのか。と、一人が言う

早くしろよ。と、一人がランジュのお尻を引っぱたく

ランジュ「ぅ……や……っ」

左右のお尻を叩かれ、バシン……パシンッっと音が響き

だんだんと臀部に熱が籠って、ひりひりとした痛みが出始める

ランジュ「ゃめ……やめてっ……」

叩かれ、赤みを帯びたお尻に男の手が触れると、最初にされていたよりも強く感じる

臀部の神経が活性化し、

まだ接触は弱くしかし男の舌に濡らされた穴が強調されたようにランジュには感じられてしまう

そこに、男の指が触れる

ランジュ「やめて……っ」

皺を撫でるように、穴を塞ぐように

男でも嫌悪感を抱きそうな切られていない黒く汚れた爪が、カリカリとほじる
0470監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 08:36:28.65ID:LnhiCzip
ランジュの願いに男たちは答えず、

動くの止めてるからだぞと嘲笑交じりの声で言う後ろの男は執拗にランジュの尻肉を弄び、

臀部の割れ目、背中側の始まりの部分に鼻を擦り付けながら舌を這わせる

ランジュ「ひ……ぃ……っ……やっ……やめっ」

すでにされたことでも敏感になってからされるのはまた一段と気持ち悪さが違う

滑っている男の舌のざらつきが皺を伸ばし、先端が僅かに穴の中へと入っていく

グッ……っと、

無理矢理に開かされる不快感と異物感にランジュは歯を食いしばれずに開いて、息を吐く

歯を食いしばってしまうと力が入ってしまう

力が入ると男の舌と、性器を締め付けてしまうためにそれが出来ない

拒みたいのに、拒めない

否応なく下の男に縋りつくようになってしまうランジュを、下の男は抱きしめる

ランジュ「ゃ……放して……っ」

藻掻いても意味はない

男の腕力に抗えるほどの力はないし、届かない。

動かないならもう終わりで良いんだろと言う男はランジュを抱いたまま動かず、

後ろにいる男がランジュのもう一つの穴へと……先端をあてがっていく
0471名無しで叶える物語(ぎょうざ)
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2020/11/11(水) 08:46:37.71ID:fDF4vLnN
ランジュじゃなぁ
0472監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 09:08:04.00ID:LnhiCzip
入れるためではなく、出すためにあるお尻の穴

そこにあてがわれる男のモノに、

ランジュは首を動かして横目ギリギリに見える男を睨む

ランジュ「やめてっ……違うわ……そこは……っ」

ランジュの懇願など聞かずに肉棒はランジュの穴を押し開いていく

皺が伸び、柔らかい部分が押し込まれる

ランジュ「ぅ……あ……」

膣に挿入される以上の不快感に、

ランジュは空気を押し出されているかのように、うめき声をあげて体を仰け反らせて逃れようとするが

下の男に抱かれている体は固定され、ただ、ズプ……っと入り込んでくるものを受け入れるしかなかった

ランジュ「ゃ……あ……っ」

ランジュの目が見開かれ、口元から唾液が零れる

丸く施術された肘で男の肩の辺りを叩くけれど、

そんな弱い力は何も成せず、男にとっては可愛らしい抵抗だと笑いを誘うものでしかなくて。

ランジュ「ぁ……ゃ……ゃぁ……」

陰部よりも強く締まる肛門は狭く、

用途の真逆ゆえの狭窄感が男の陰茎を締め上げていくが……それは逆に、後ろの男にとっては興奮材料でしかない

皮が引き延ばされ、入り口で引っかかって中身だけがランジュの中へと侵入する

下にいる男のモノが膣に陣取っているせいで、

その中間にある筋肉が押しつぶされていくのを感じ、ランジュは強く目をつぶる

ランジュ「ぁ……あぁ……痛い……痛いっ……苦しい……っ」

まだ先端が入っただけ。

それでも違和感は酷く、自分の意思ではどうにもならない持続する排泄感にランジュは悲痛な声を漏らした
0473監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 09:15:22.60ID:LnhiCzip
もっと力を抜いたほうが良いと男は言うけれど、ランジュは自分の意思などもはや持つことが出来ていない

反射的な筋肉の動きが男たちの肉棒を絞め殺そうとしているかのようにきつくなっていき

ランジュが息を吐くと、それが僅かに緩むのを感じると言う程度

前も後ろも、口だってもちろん処女であったランジュは

男性器を受け入れる力加減など知っているわけがないし、受け入れたくなんてない。

男たちもそれが分かっているからこそ、ランジュを無視して、勝手に動き出す

ランジュ「ゃ゛……うごっ……かないでぇ……っ」

お尻へと挿入した男はゆっくりと腰を引いて、ランジュの肛門から亀頭の部分を引き出すと、

そのまますぐに、挿入を始める

一度挿入をした程度ではもちろん、簡単に許すようにはならない

しかし、一度貫かれた肛門は少しだけ……緩くなっていて

ランジュ「ぅ゛あ……あ゛ぁ゛っ」

ぐぷ……っと、最初よりもわずかに楽に侵入を許し、深度も深くなっていた
0474監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 09:27:27.27ID:LnhiCzip
ランジュ「ぃ゛……ぁ゛……」

肛門と膣への挿入感に、口枷を外されているにもかかわらずランジュは呻くことしかできない

体の中の筋肉が押しつぶされ、摺り上げられ

ただでさえ狭い肉洞がより狭まって、そして身勝手に男のモノに抱き着く

後ろの男が呻き、下にいる男が気色悪い声を漏らして鼻息を荒くする

ランジュの心を無視して、体は男たちの肉欲を受け入れているかのように感度を与え、

快感ではなく、自衛のために閔妃ツされ始める滑りが潤滑を促し始めてしまう

ランジュ「やっ……やめ……」

男はランジュの体を抱きしめるのを止めると、

両手を自分の頭の下に置き、映画でも楽しむかのようにランジュの苦悶の表情を見る

男やランジュが自らの意思で動かなくとも、もう一人の男の挿入によってランジュの体が動く

熱く煮えたぎる欲を咥えこむランジュの肉壺は、

後ろの穴への挿入も合わさって男を強く締め付けて、刺激する

滑り気を帯びた膣の凹凸が纏わりつき、ごりゅ……ぐりゅ……と、扱く

長年続けてきた自慰行為の快感には戻れないほどの心地よさ

娘ほどの年齢でしかないランジュの可愛らしい顔が苦痛に歪み、開ききった口から喘ぐ声が漏れ、滴る涎が顔にかかる光景

男にとってはこれ以上ないほどに極上の時間だった
0475監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 10:09:29.23ID:LnhiCzip
ランジュ「ぅ……うぁ……っ」

後ろの男が動くたびに、自分の下腹部の内側に入り込んだ男のモノが蠢くのを感じる

側面を掠め、男の体液を逃すまいとしているかのような凸凹とした壁が削られ、

男の陰毛に、ランジュの敏感なところが擽られる

ランジュ「ゃ……ゃあ……っ」

ランジュとて、別に性的快感を得たことがないわけではない

人並の性知識はあるし、ある程度……自慰行為に手を出したことだってもちろんある。

だからこそ、ランジュの体は男達を拒みたがる心とは真逆に感じるのだ。

汚物と同レベルに汚らわしい男たちによる凌辱で、気持ち良くなる手前の感覚を覚え、熱を溜め始める。

だが、それの全てが性的なものではない。

お尻の穴への挿入は緩やかであるものの、異物挿入によってにじみ出てくる腸液が逆に挿入を容易にしてしまい、

どんどんと男のモノはランジュの体の奥に入っていく

そして入っては、抜けて……入っては抜けてを繰り返し、ランジュは放屁に似た音を漏らさせられる。

その強制的な排泄感が羞恥心を刺激して体を火照らせているが

ランジュには感じているように思えて、より屈辱極まりなかった。

ランジュ「はっ……はっ……ぉ……あ……」

後ろの男は不規則に動きを止め、ランジュが乱れた呼吸をし始めるとまた動き始める

止まっている間も挿入したままのせいで異物感は拭えず、

無意識に閉じてしまいそうになるお尻の穴にはずっぽりと嵌まっている感覚があって、気持ちが悪く

苦しさに悶える息は、まるで犬のようで。

ランジュはもう二本足では立つこともままならない自分は彼らにとっては犬なのではないかと……思えてくる
0476監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 10:21:44.75ID:LnhiCzip
肛門への挿入、膣の中で奮い立つ男の象徴

突き動かされるランジュの体は、数分も経てば慣れ始めて、

その苦しさと辛さが心を裏切って、体を心地よくさせる快感へと変わったかのように下腹部が疼き始める

ランジュ「っ……ん……っ」

心は今でも男を拒んでいる

病気を持っていそうな男たちに口も胸も、お尻も、陰部も

全てを汚されてきて……許せるはずがない

しかし、ランジュの"女の部分"は違う

与えられる快楽によって、閉じこもっていた入り口をこじ開けられて……引っ張り出されてしまえば

もう、逃れることは出来ない

ランジュ「っ……あっ……」

声に甘えが混じり始める

苦しさに落ちていっていたものが跳ねるように上がっていくのを感じる

ランジュ「や……いや……いやぁっ!」

男が「尻穴が好きな変態だったのか?」と囁く

違うと首を振っても、男に貫かれてランジュの体はびくんっと跳ねてしまう

ランジュ「ぁ……あっ……ぁっ……んっ……」

後ろの男が動けばランジュの敏感になって隆起した陰核も下の男の陰毛に擦れ、

かすめ取られる無作為な刺激を受けているため、どちらの刺激によるものか……なんていうのは今のランジュに判別は出来ない

ただ――自分が凌辱に悦ばされようとしている。ということだけは変わらない
0477名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2020/11/11(水) 10:30:53.74ID:iRgOoVrj
前の穴はともかく尻の穴は初回じゃ感じることは
ないけどなw無理やり入れたらケツが切れて手術に
なる位やべーけどそこら辺を考えてくれ
0478監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 10:30:56.17ID:LnhiCzip
どれだけ、自尊心を砕かれるのだろう

どこまで、心と体を汚されるのだろう

ランジュは男に身体を揺さぶられ、甘い声を漏らしながら……涙を零す。

心が拒んでも体に受ける刺激、そこから感じるものは事実だ

認めたくなくても、気持ち良さを覚えているのは真実だ

いやだ……いやだ……

そう、どれだけ心の中で叫んでも、口に出してしまえばそれは甘く媚びを売るような嬌声にすり替えられる

ランジュ「ぁっ……ぁっ……んっ……っぁ……」

お尻と膣口から音がする

ぐちゅり……ぬちゅり……と、卑猥でイヤらしい音がしている

男に押し付けている乳首が快感に固くなってくにゅくにゅと擦れ合う刺激も感じてしまう

ランジュ「はっ……はっ……ぅぁ……ぁっ」

乱された呼吸が整えられず、

熱さを凌ぐ犬のような吐息がこぼれ出て、男へと涎が落ちる

卑しくて、醜く……汚らわしい女

まるで自分がそうなったかのような錯覚に、しかし、ランジュは抗えない。

抵抗するための手がなく、逃げ出すための足がないからだ。

下にいる男の肉棒が膣洞を掘り進み、すっかり親しんだ子宮口へと何度もキスをする感覚に、

ランジュの体は痛みを忘れて、びくんっと跳ねる
0479名無しで叶える物語(茸)
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2020/11/11(水) 10:34:50.85ID:qBwjowbV
ランジュは否定してるんだから尻で感じてるわけではないだろ
ずっと余計なことしか言わないやわ銀うぜぇなコイツ
0480名無しで叶える物語(やわらか銀行)
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2020/11/11(水) 10:53:23.61ID:iRgOoVrj
ランジュだけターン長くて飽きてきたわ
茸は変態だからこんなので勃起すんだなw
0482監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 11:01:14.64ID:LnhiCzip
膣内の痙攣による収縮と、後ろの男の挿入による圧迫感

何もしなくても扱きあげられる快感に、男達はついに我慢の限界が見え始めて……そろそろだ。とランジュに言う

ランジュ「ぇ……」

そろそろ何なのかなんて、考えるまでもない

体の中で、男のモノがまた一段と大きさを増したような気がして……目を見開く

少し前に口で味わわされた感覚

それが今度は、正しい場所で行われるという恐怖

ランジュは慌てて肘を立てて体を浮かせようとするが、後ろの男に突き動かされて、崩される

ランジュ「いや……やめてっ……それは……だめよ!」

どうにか絞り出した懇願も、男はにやにやとした笑みを浮かべてみるだけで、

ランジュの身体から自分のそれを引き抜こうだなんてそぶりは見せない

止めてと言っても後ろの男はランジュへの挿入を続け、それが下にいる男を刺激していく

ランジュ「いやっ……いやよ……こんなっ!」

泣いても、叫んでも、もがいても

ランジュは二人の男から逃げることは出来ず

やがて――男たちのそれが脈打つのを感じたような気がした
0484監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 11:17:54.62ID:LnhiCzip
ランジュ「っ……」

後ろの男の動きが、ランジュへと腰を打ち付けた状態で止まる

深い、深いため息のような声を漏らす男達の一方で、

ランジュは腸内へと流れ込んでくる感覚に……呆然として下の男へと体を落とす

下腹部に挿入された男のモノが僅かに縮こまっていき、

お尻の穴へと挿入していた男がゆっくりと自分のそれを引き抜いていく

ぐぷ……っと、汚らしい音を立てる後ろの穴はまだ挿入感が残っていて、

閉じているのか開いているのか分からなくなりそうで……

そんなランジュの体を下にいた男は自分と入れ替えるようにして、ベッドへと下ろす

ぬぷりと抜けた男のモノは白く汚れていて、完全にやられてしまったのだと目に見えて知る

ランジュ「そんな……っ……やめて……って……」

そう零すランジュだが、男達に辞めてやる理由なんてものは存在しない

寧ろ、金を握らされた以上最後までやりつくす義務さえ生じている

「たった一回で終わった気でいられちゃ困るんだがなぁ……」

口を犯していた男が口を開く

呆然と……絶望するランジュの濡れそぼって、雌と雄臭い陰部に自分の亀頭を押し当てる

ランジュ「ゃ……もういや……っ……もう十分でしょ!?」

浮浪者へとなり果て、長く女を抱けていなかった男達が、

ランジュのような若い女を前にしてたった一度で満足するわけがなく――男達はランジュの悲鳴を笑って一蹴する

「そんなわけないだろ。満足するまで弄んで良いって言われてんだ。まだまだやらせて貰うぞ」

男の一人がそう言って、ランジュの頭を押さえる

穴は三つある

胸だってお尻だって、男たちの肉棒を挟むに足る十分な実りがある

ランジュが拒絶しようとも、男達の人生で最も華やかな肉欲の宴はまだまだ続く

ランジュの全てが壊れ、汚れ、砕け散っていくまで――終わることはない
0485監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 11:24:23.07ID:LnhiCzip
管理No.08:鐘嵐珠(ランジュ)

記帳終了
0486監視委員(もんじゃ)
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2020/11/11(水) 11:25:15.94ID:LnhiCzip
※管理記録※
管理No.01:桜坂しずく(1-84)
管理No.02:三船栞子 (91-124)
管理No.03:朝香果林 (128-206)
管理No.04:宮下愛  (214-256)
管理No.05:鐘嵐珠  (271-292)
管理No.06:桜坂しずく(308-368)
管理No.07:宮下愛  (377-410)
管理No.08:鐘嵐珠  (417-484)
0488名無しで叶える物語(しうまい)
垢版 |
2020/11/11(水) 11:43:31.20ID:252ijGXU
まだEDがあるだろ?その後の話を楽しみにしてるぞ
0489名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/11(水) 11:47:04.74ID:Lf58kwfZ
所謂らぶらぶえっちですな。
やっぱりそれだろ、悲鳴あげられながらエッチの何がいいのやら
0491名無しで叶える物語(茸)
垢版 |
2020/11/11(水) 12:05:23.86ID:qBwjowbV
ラブエッチはエマとキスして終了(果林)くらいしかなかったような…というか果林だけ全部そんな感じだな
残念だが文句垂れ流すやっかい銀行が出てきたし終わりって言うなら終わりだろ
0492名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2020/11/11(水) 15:24:48.98ID:eaxZj/XT
>>1
個人的にはしずくレイプと愛撲殺がめっちゃ興奮しました
また気が向いたら裏切り者をしばくSS書いて下さいお願いします
0493名無しで叶える物語(SB-Android)
垢版 |
2020/11/11(水) 17:57:34.70ID:7smC72Yb
茸とやわ銀が来なけりゃ続いてたな
茸が煽らなけりゃよかったのに余計なこ
とばかりしやがる
とりあえず乙
0495名無しで叶える物語(たまごやき)
垢版 |
2020/11/11(水) 21:29:32.36ID:7vjJzFZ7
おつおつ
唯一2回ともただの暴力だった愛さん…
0496名無しで叶える物語(えびふりゃー)
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2020/11/11(水) 22:34:33.20ID:OIX+3r5i
もっと読みたいよね?
0501名無しで叶える物語(SB-iPhone)
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2020/11/15(日) 07:57:30.09ID:DIVUxk5E
覚えてるぞ
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