しずく「愛さんってもしかしてえっちなことに耐性ないんじゃないですか?」かすみ「え?」
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しずく「この前ふと気付いたんですけど」
かすみ「なに急に……」
しずく「愛さんってこう、いつも楽しそうに話題に乗ってくるじゃないですか」
かすみ「うん。ダジャレ言いながらね」
しずく「でもちょっと……えっちな……というか、まあ単刀直入に言って、下ネタみたいな話題には全然乗ってこないんですよ」
かすみ「えぇ〜下ネタって……」
かすみ「そんなの女の子が口にしちゃダメだよ」
しずく「いえ、そんな下品なことじゃなくって」
しずく「この前愛さんとせつ菜さんが話してた時、愛さんのスタイルが良いって話になってて」
かすみ「うん……」
しずく「なんやかんやでせつ菜さんが『愛さんのスタイルは抜群です!!私の好きなアニメに愛さんと同じバストのキャラがいるんですが!!男の子人気が凄いんです!もうすっごくえっちな目で見られてるんですよ!!!』とか言い出したんだよね(演劇部渾身のモノマネ)」
かすみ「うわぁ」 普段せつ菜みたいな感じでエッチの時は菜々みたいなのやられたらヤバいわ 猥談1年生と小学生レベルの下ネタには強いせつ菜すこ ニコニコしてるし明るくて優しいんだけど少し照れが入るんだよね…… せつ菜『そのキャラは巨乳キャラで!!言ってしまえば作中ではお色気キャラみたいなポジションなんですが!!』
愛「そ、そうなんだ」
せつ菜『よく脱がされてるんですよね〜……!』
愛『脱がされてる?』
せつ菜『はい!!』
せつ菜『やっぱりファンもそういうえっちなのが好きじゃないですか。私もですけど!!』
愛『あ、うん』
せつ菜『この前なんて乳首解禁されてましたからね〜……!深夜アニメとはいえ凄い……!私も少し興奮してしまいました……!』
愛『……あ、乳首?』
せつ菜『はい!!ハッキリと映ってました!』
愛『そっかぁ』
せつ菜『そんなえっちなキャラと同じバストの愛さんは凄いなと思って!!私愛さんのスタイルの良さを改めて実感しました!!』
愛『ちょ、せっつー……あ、いや。……うん。まあね〜?……あはは』
せつ菜『えへへ!!』
愛『あ、あはは☆』 しずく「……ってことがあって」
かすみ「あのさぁ」 かすみ「下ネタ云々抜きにしてさぁ」
しずく「はい」
かすみ「それは限りなくシンプルなセクハラじゃないかな……」
しずく「まあ、私もそう思うんですけど」
かすみ「昭和のおじさんでももうちょっと捻ったセクハラするよ……」
かすみ「その会話に愛さんっぽい要素『☆』しかないじゃん」
しずく「多分最後に捻り出したんでしょうね……」 しずく「まあそれはせつ菜さんの大好きが暴走しただけっていうのもあるんですが」
かすみ「他にもあるの?」
しずく「はい。あれは何人かでYouTubeに挙がっているスクールアイドルの動画を観ていた時に……」
歩夢『あ、次はこの動画が観たいかな』
侑『うん。じゃあ再生するね』ポチー
愛『再生にサンセー!』
広告『この女……ヤレる!』
広告『同じサークルのかわい子ちゃんを持ち帰った俺に待ち受けていた悲劇とは!?』
広告『剛毛男子必見!』
歩夢『……』
愛『……』
侑『あっ、もうやだー』
侑『最近こういうヘンな広告多いよね』
歩夢『あ、うん』
侑『こういうのムダに長いし、飛ばせないし』
歩夢『ねー』
愛『……』
侑『ヤレるとか……急に、ねえ?』
愛『……』
侑『愛さん?』
愛『え、ふぇっ?』 侑『どしたの?』
愛『あっ、え?』
侑『そっぽ向いて』
愛『え、向いてた?』
侑『うん』
愛『……あ、動画始まってるよ!』
侑『うん、広告飛ばしたから』
愛『じゃー観よ観よ!……わっ、この娘たち踊りすごーい!』
侑『苦手なの?』
愛『……え?』
侑『いや』
愛『……』
侑『……』
愛『……』
歩夢『……わー。確かに踊りが』 しずく「……っていうやり取りがあって」
かすみ「なにその妙な空間……」
しずく「まあその後は歩夢さんがなんとか話題を動画の方に持っていったので特になんともなかったんですけど」
しずく「ちょっと横で見てて……なんか、恥ずかしかったです」
かすみ「愛さんどういう感じだったの……?」
しずく「耳真っ赤でした」
かすみ「うそぉ、そんなに?」
しずく「で、そのあと……これは私だけが聞こえてたと思うんですけど」
しずく「愛さん小声で『ヤレルトカ……フツウニイウンダ……』って、ブツブツ言ってました」
かすみ「えぇ、なにそれ……」
かすみ「……」
かすみ「かわいいんだけど……」 しずく「ですよね!意外ですよね」
かすみ「普段あんなえっちな衣装着てるのに……」
しずく「多分愛さんって、おばあちゃんっ子だからそういうことに耐性ないと思うんですよ」
かすみ「あー、テレビでちょっとえっちなシーン流れたらすぐチャンネル変えるみたいな……」
しずく「そこで思ったんですけど」
かすみ「?」
しずく「愛さんに下ネタ振り続けたらどうなるんでしょうか」
かすみ「!?」 かすみ「!?……えぇ?」
かすみ「いまなんて……?」
しずく「だから、愛さんに下ネタを言い続けたらどうなってしまうのかなって」
かすみ「……」
かすみ「なんか……しず子、悩みでもあるの……?」
かすみ「相談乗るけど……?」
しずく「いえ、これは純粋な興味です!」
かすみ「そんな下劣な純粋さってないよ……」
かすみ「それに下ネタ振るって言っても、言う方もダメージ受けるでしょ。女の子なんだから」
しずく「まあそれは確かに……そうですが……」
果林「話は聞かせもらったわ」
かすみ「!?」 しずく「果林さん!?」
かすみ「わわっ、いつの間に……」
果林「要するに、あの子はえっちなことにまるで耐性がないってことね」
しずく「あ、はい……」
果林「それは困るわね〜」
かすみ「な、なんでです?」
果林「いえね?私とあの子のユニットは言ってしまえばセクシー路線なわけでしょ?あなた達みたいな『かわいい〜っ』って路線じゃなくて」
しずく「それは……まあそうですね」
果林「そういうスタンスでやってる以上、パフォーマンスしてる側が『セクシーさ』を理解してないと困るわけ。ね?」
かすみ「そ、そうかなぁ〜……」
果林「私なんてほら?えっちなこと……ふふっ♪そんなかわいい言い方するのも恥ずかしいけど」
果林「そういうの、理解し尽くしてるから」
かすみ「そ、そうなんですか?」
果林「そうよ?」 果林「ここは私が先輩として♪あの子にそういう知識を伝授するのも役割じゃないかしら」ニコニコ
かすみ「セクハラするんですか……」
果林「ええ、セックスハラスメントするわ♪任せといて♪」
かすみ「セ・ク・シャ・ル・ハラスメントです!!!……ちょちょちょっと!!この女ホントに大丈夫なの!?本当は愛さんと同じで何一つえっちなことなんか分かってないんじゃないの!?しず子!!」
しずく「いえ、試してみる価値はありますね」
かすみ「ねぇよ!!」 かすみ「なんですかセックスハラスメントって!!要するにレイプじゃないですか!!」
果林「レ、レイプとか」ヒクッ
かすみ「なんでちょっと引いてるんですか!」
かすみ「さっきまでの『セクシー路線で〜セクシーさを理解してないと〜』(渾身のモノマネ)みたいな発言なんだったんですか!?」
かすみ「さてはアナタたちセクシーさを何一つ理解してないでDiver Divaやってますね!?」
果林「失礼な子ね。知ってるわよ。劣情を煽ることでしょう?」
かすみ「それはセクシーじゃなくて卑猥と言うんです!間違ってはないけど!!」
しずく「静かに!ちょうど愛さんが来ましたよ……」 愛「おーっす♪あれ、3人とも早いねー!」
かすみ「あ、お疲れ様です……」
しずく「今日も練習頑張りましょう!」
愛「うんうん!じゃー愛さんちょっと着替えてくるね!」
果林「ちょっと」ガシツ
愛「ん?」
かすみ「!」
しずく(急に……?)
果林「愛……」
愛「?」
果林「……」
愛「……?」
果林「……」
果林「おっぱい」 愛「え」
果林「……」
果林「……ぃや」
かすみ「……」
しずく「……」
果林「お、おっぱい」
愛「お、おっぱい?」
果林「おっぱい……」
愛「おっぱい……?」
果林「……」
愛「え……?」
かすみ「あれはなに……?おっぱいしか話せない人類……?」ヒソヒソ
しずく「いえ……そんなはずは……」ヒソヒソ 愛「お、おっぱい……?」チラッ
果林「!あ、いや!私のじゃなくて」
果林「あ、あなたのおっぱいが……」
愛「うん……?」
果林「大きいな、って……」
愛「え……?あ、うん。果林さんも大きいよ!」
果林「え、えぇ」
愛「なんか急に分かんないけどw」
果林「……早く着替えてらっしゃい」
愛「あ、うんー。行ってくるね」スタスタ
果林「……」
かすみ「……」
しずく「……」
果林「……」チラッ
果林「ね?」
かすみ「何が!?」 まさか20章のせいでやる気なくなったなんて事ないよな? まあこんな状況でSS書いてくれって言うのも酷な話だよな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています