にこ姉ぇの友人にエロいことをした話
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『俺』が『その人』と会ったのは『母親』に使いを頼まれ『にこ姉ぇ』の住むマンションに行った時のことだった。
最後にその姿を見てから10年以上の月日が過ぎていたが、一目で彼女だとわかり…俺の呼吸は止まった。 『花陽さん』は、にこ姉ぇと趣味が同じということもあり、何度か家に遊びに来たことがある。
大抵は二人でアイドルのDVDを観たりして時間を過ごしていたようだが、時折、俺たち妹弟(きょうだい)とも遊んでくれた。
折り紙やモグラたたき、トランプをしたり…公園へ散歩に連れて行ってもらったこともある。 …とは言え…具体的に何をして、どうだったか…なんてことは、大きな事件があったわけでもないので、細かく覚えてない。
その時に見た光景を脳内で再生することは可能だが、そのほとんどは後から聴いた話が合わさってできた…いわば…脚色された記憶。 ただ…想い出は美化されるというが…俺は彼女と会うたびに、すごくドキドキしていたことは今でも鮮明に覚えている。 そしてどういうわけか、花陽さんの傍に行くと、俺の小指にも満たないようなあそこがパンパンになって、無性におしっこがしたくなったことも、よく覚えている。
メチャクチャおしっこがしたくなって、トイレに行くのだが、全然出ない。
その当時はそれが男性特有のそういう現象だとは知る由もなかった。 母親と女姉妹三人に囲まれて育った俺だが、今にして思えば、初めて身内以外で『異性』を意識した瞬間だったのかも知れない。
花陽さんは…俺の初恋の人だった。 ………
にこ姉ぇは高校を卒業と同時に独り暮らしを始めた。
狭い我が家と俺たちの今後を気遣って、家を出たのだった。
「これからの世の中は手に職を付けなきゃ生きてけないのよ!」とアイドルになる夢を諦め、にこ姉ぇは調理師の専門学校に進んだ。 2年間『穂むら』でバイトをしながら学費を稼ぎ、にこ姉ぇは無事卒業した。
そしてそのまま、そっちの道に進むかと思いきや…とある劇団に入り…今は…舞台に立っている。
決して有名ではないが、それでもコンスタントに仕事は貰えているようで、独立してから住み続けていた安アパートから、数年前からこのマンションへと引っ越したのだった。 ………
にこ姉ぇが独り暮らしを始めてから、花陽さんが家に来ることはなくなった。
それはそうだ。
わざわざ俺たちのお守(も)りをするために、ここを訪れるほど、暇じゃない。
いや、そもそも、その理由もない。 だから、俺は直接花陽さんに会ってドキドキすることはなくなったし、あそこをパンパンに腫らすこともなくなった。
それでも…俺の心の中から花陽さんが消えることはなかった。 幸いなことに、にこ姉ぇは自分のアルバムの類を家に置いていったので、そこを漁ればいつでも花陽さんに会えた。
一緒に過ごした時に見た光景は、色々補正が掛かっているが、そこに写っている姿形は永遠に変わることがない。
キラキラとした眩しい表情で、いつも俺に微笑みかけていた。 ………
俺は小学生になった。
そのくらいの歳になれば、多少、周りの女の子のことが気になり始めたり、アイドル歌手に興味を持ち始めたりするものだが…生憎、俺はそうではなかった。
同級生の女子の会話、遊び、所持品のすべてがガキに見えてしまい、少なくとも彼女たちに恋愛感情のようなものは芽生えなかった。 それは上3人が姉という環境の中で育ってきたからに他ならない。
『こあ姉ぇ』とは3つしか離れていないが『ころ姉ぇ』とは6つ離れている。
つまり『ころ姉ぇ』は、俺が小学校に入った時には、中学生だったわけだ。
そんな『大人な女性』が身内にいれば、同級生が幼く見えるのは、至極当然のことだった。 だが…にも拘わらず…姉ちゃんたちを女として意識することはなかった。
いや、ゼロとは言わない。
やっぱり裸を見たりすれば、ドキドキはしたし…あそこが大きくなったりもした。
時が経つに連れ、それがどういうことかも理解するようになっていた。 しかし、姉ちゃんたちには、俺を興奮させるに当たって、決定的に足りないものがあった。
胸である。
自慢じゃないが、姉ちゃん3人の器量はわるくない。
にこ姉ぇこそ、身長が低くて幼く見えるが、残る二人は細身でスタイルもいい。 でも、胸がない。
悲しいほどに胸がない。
第一次性徴を迎える頃の男子にとって、顔の次に大事なパーツは胸の大きさである。
『大きい』は『正義』なのだ。 考えてみれば…花陽さんのことが好きな理由のひとつは、これに起因しているかもしれない。
一緒に遊んでもらっていた頃から、無意識のうちに、にこ姉ぇにはない『その魅力』に取り憑かれていたのだろう。 俺はある時、にこ姉ぇのアルバムから、μ’sの夏の合宿に撮った『海の写真』を抜き取り、自分の机の引き出しにしまい込んだ。
そこには、花陽さんの派手さはないが…それでも胸の大きさと形を想像するには充分な…水着姿が写っていた。 ………
中学生になってすぐ…俺は初めて大人の男になった。
花陽さんに触れて、触れられて…気が付いたら発射していた。
…全ては…夢の中での出来事だった…が、自分のパンツが汚れたことは現実に起きたことだった。 以降、俺は独りで自分を慰めるという行為に目覚めていく。
当然ながら、相手は花陽さんだ。
ありとあらゆるシチュエーションで……ほぼ毎日、狂ったように彼女とことに及んだ。 μ'sには他にも胸の大きなメンバーはいる。
しかし実際に会ったことのある人物の方が、妄想しやすかった。
時にはにこ姉ぇたちも登場させて、行為に励んだ。
もちろん、姉ちゃんたちは脇役の登場である。 ………
更に時は過ぎ…俺は高1になった。
ころ姉ぇもこあ姉ぇも、高校を卒業と同時に、にこ姉ぇのマンションに居候している為、今、この家には俺と母親しか住んでない。
仕方がないことだとは言え、随分寂しくなったもんだ。
娘を嫁に出して、夫婦2人きりになった時の父親の気持ち…ってこんなんなんだろうな…なんて思ったりもするようになった。 ………
……
…
「こた、これ、にこたちのところに持って行って…どうせ、あなたは食べないでしょ?」
母親から手渡された紙袋の中を覗くと、頂き物であろう洋菓子の詰め合わせが入っていた。
俺はそんなに甘いものが好きじゃない。
それを知っての依頼だった。 「取りに来らせればいいじゃん」
特別、断る理由はなかったが、安請け合いするのも癪に障る。
一応、そんな口応えをしてみた。
「あなたと違って、向こうは向こうで忙しいのよ」
抵抗虚しく、母親は紙袋をぐいっと俺に押し付けた。 行って誰もいなかったら無駄足だ。
電話を掛けると『運悪く』にこ姉ぇがいるという。
「ちっ」
俺は心の中で舌打ちをしてから、身支度を整えて家を出ると自転車を走らせた。 希か絵里かと思ったら、花陽だったw
別スレで「かよちんをセクハラしたい」みたいなのがあるけど、そこからヒントを得たのかな? 家と姉ちゃんたちの住むマンションとは、それほど離れていない。
自転車なら10分ほどで着く。
いわゆるスープの冷めない距離ってやつだ。
だから、用がある時はちょいちょい戻ってくるし、何も今、持っていかなくても、その時でいいと思うのだが…。 マンションに辿り着いた俺は、自転車を駐輪場に停めた。
初秋の土曜の昼下がり。
少し汗ばんだ身体に、涼やかな風が通り抜けていく。
エントランスで部屋番号を押す。
応答したにこ姉ぇは、訪問者が俺だとわかるとセキュリティを解除し、自動ドアの中へと招き入れた。 エレベータを降り、部屋の前に着く。
インターフォンを鳴らすと、聴き慣れた声で返事があり、ドアがガチャリと開いた。
俺が視線を一段下げると、その先に、にこ姉ぇがいた。 「これ、持ってきた」
電話で内容は伝えているから、それだけで言って帰ろうとしたが、にこ姉ぇに腕を掴まれた。
「ちょうど今からお茶しようと思ってたところなの。アンタも上がっていきなさい」」
振り払おうと思えば出来なくないが、姉ちゃんたちには逆らえない。
特に、にこ姉ぇには…うん、逆らえない。
俺は踵を返し、玄関に入った。 『女3人寄れば姦(かしま)しい』という言葉があるように…俺が姉ちゃんたちの中に入れば「やれ学校生活はどうだ」とか「彼女はできたのか」とか、矢継ぎ早に質問される。
最近は着てる服まで、あーだこーだ…とダメ出しされる始末だ。 正直「放っておいてくれ!」と思うのだが、俺は俺で強くは言えない。
こう見えて、小さい頃から学校では割と『クールキャラ』で通してきたのだが、姉ちゃんたちの前だと『借りてきた猫状態』になってしまうのだ。
我ながら…情けないな…と思っている。 そんなことを考えながら、靴を脱ぎ、出されたスリッパを履いて、奥にあるリビングへと歩を進めた。
そこには当然の如く、姉ちゃんたち3人がいるものだと思っていた。
だが…
部屋の中にいた人物に目を留めたとたん、俺の心臓は止まりそうになった。
にこ姉ぇも『そんなこと』は一言も言わなかったのだから、そうなるのも当然だ。 「こんにちは。お邪魔してます」
その人はダイニングテーブルのイスに座っていたのだが、わざわざ立ち上がって、俺に向かってお辞儀をした。
「…って…私の事、覚えてるかなぁ?…もう10年近く会ってなかったから…」
髪型こそロングになって…全体的に大人っぽくなっているものの…包容力があるというかなんというか…『暖かな陽だまり』のような雰囲気の彼女は、幼少期の見た記憶の中の…あの人そのままだった。 覚えているかって?
もちろん、忘れるはずがない。
何年もの間、あなたにお世話になってきたのだから。
なんなら…昨晩だって、あなた辱しめていたのだから…。
当然ながら、そんな俺の事情など、彼女が知っているハズもない。
でも、もし、バレていたら…。
絶望感が俺を襲う。
一瞬、俺の心臓が止まりそうになったのは、つまり、そういうことだったのだ。 しかし…俺の中で『コイズミハナヨ』というアイコンは『エロ』と同意語だ。
この場から逃げ出したいという気持ちとは裏腹に…意図せず股間のあれが硬くなっていくのがわかった。
条件反射、パブロフの犬。
まだ何もしていないのに、こんな状態になるなんて…。
我ながら…情けない…と思ったよ。 地の文で「こたぱな?」とは珍しい。
かよちんは何やってるのかな。 ワイも自演失敗したことあるから気にせんでもええで
創作やってたら自演したくなる気持ちはわかる >>54
www
何してるん?
遊んでる暇があったら、本編書きなさいw すまんすまん、おれ達が言っとくべきだったよな
地の文で「こたぱな?」とは珍しい。
かよちんは何やってるのかな。 これはわざと自作自演をバラす事で俺らに反応させる高度な情報戦の一種だな?
はいはい見てるからはよ書け 皆さん、すみません&ありがとうございます。
気を取り直して再開させて頂きます。 「花陽お姉ちゃん…」
覚えてる?との問い掛けに、俺はつい昔の呼び方で、呟いてしまった。
「よかったぁ!覚えててくれたんだね」
「あ、は、はい…全然、昔と変わってなくて…すぐわかりました」
「お世辞が上手いなぁ」
そう言いと彼女はまんざらでもない様子で微笑んだ。 「ぷっ、花陽お姉ちゃんだって」とにこ姉ぇが笑った。
「い、いや…それは別にいいだろ…」
俺を子供扱いしてバカにする姉にムッとしたが、それより先に今、最大の疑問を優先させた。
「…どうしてここに?聴いてないんだけど」
「なんでアンタに、いちいち報告しなきゃいけないのよぉ」
そりゃあ、心の準備ってものが…。
「ごめんね…びっくりさせちゃって…」
花陽さんは、両の手を顔の前で合わせると、少し首を傾げて俺を見た。 「あ、そういうつもりじゃ…花陽お姉ちゃ…花陽さんは何にも悪くないです!!…えっと…『ろ』と『あ』は?」
俺はにこ姉ぇに、胡麻化すようにして、ここにいない残りの二人の姉のことを訊いた。
「今日はどっちも出掛けてるわ。まぁ、だから花陽を呼んだんだけど…アタシも珍しく休みが取れたからね」
「にこちゃんからお誘い受けて…たまたま空いてたから…」
「そうなのよ、お互い忙しくて…会ったのは久々なのよねぇ」
「半年ぶりくらい…かな。LINEとかはね、わりとしてるけど」 「ね?デカくなったでしょ?」と、にこ姉ぇ。
「うん、話には聴いてたけど、本当に大きくなったねぇ」
「ま、まぁ…」
「アンタが遊んでくれてたときは、こんなんだったからねぇ」と、自分の膝あたりに手を置くにこ姉ぇ。
「あは、さすがにそこまで小さくないでしょ」
にこ姉ぇのつまらないボケに、花陽さんが優しくツッコミを入れてくれた。 「何歳になったんだっけ?」
「15…です…」
「高1?」
「は、はい…」と俺が答えると、花陽さんは「う〜ん…」と唸ってしまった。
それを見て、にこ姉ぇが「どうしたの?」と声を掛ける。
「若いなぁ…って思って…」
「当たり前でしょ」
「私も歳を取るわけだ」
「アンタねぇ、アタシの前でそれ言う?」
にこ姉ぇがそう言うと、花陽さんは「ん?」と不思議そうな顔をした。
「ん?じゃないわよ。何年経っても、そういうところは、すっとぼけてるんだからぁ」
そう言われた花陽さんは、へへへ…と照れ笑いを浮かべた。 「お客さんがいるなら…やっぱ、俺、帰るよ…どうぞ、ごゆっくり…」
「何も逃げていかなくてもいいじゃない。お菓子持ってきてくれたんでしょ?折角だからお茶していきなさいよ」
「あ…でも…邪魔しちゃ悪いし…」
「いいの、いいの。今日は花陽、ご飯食べて帰るんだから。時間は全然あるのよねぇ…」
「あ、いや…だけど…」
「それとも、久々に花陽と会って…照れたりしてる?」
にこ姉ぇが、メチャクチャ意地悪な顔をして俺の顔を見てきた。 「べ、別に…そんなんじゃねぇよ…」
この場から逃げたい気持ちはその通りなのだが、照れてる…というわけじゃない。
むしろ…これまで妄想の中であれこれしてきた人を目の前にして、心が落ち着かないだけだ。 気づかれないようにしているが、つい、彼女が着ているサマーニットの…こころなしか、水着の写真の頃より、大きくなっている気がする胸元…をチラ見してしまう。
俺の見立てでは、当時がCかDなら…今はEかF。
この10年あまりで成長したのは、どうも俺だけじゃなかったようだ。 果たして…
その豊かな胸を包み込むブラは、どんな色なのだろうか。
履いているパンツは…どんな感じのものなんだろうか。
ずっと頭に思い描いてきたのは、いわゆるパステルカラーだ。
水色や黄緑…そして薄い桃色…。
赤とか紫とか…派手な原色は似合わない。
花陽さんのイメージではない。
だが、あの写真から10年以上も経っている。
今、目の前にいる花陽さんは、メッチャ大人の女の人になっていた。
だから…
もしかしたら、その服の下は…俺の想像を遥かに越えたものを身に付けているのかもしれない。 姉ちゃんたちの下着なら、それこそ、腐るほど見てきた。
洗濯だってした。
あまりに日常過ぎて、それを以て興奮するなんてことは、まず、ない。
しかし…相手が花陽さんとなれば、話は別だ。
姉ちゃんたちのそれとは、まったく異質なものになる。
見たい!
スゲー見たい!
目を細めたら、透けて見えるんじゃないか…なんて、バカなことを考えた。 花陽さんを目の前にして、俺の感覚全てが股間へと全集中していく。
ある意味、健全な男の反応だ。
こうなると…逃げたい…というよりは、早く帰って『したい』という意識の方が強くなる。
履いているパンツが、少し、ぬるっ…としてきた。
このままの状態だと、暴発しかねない。
それは不味い。
「ごめん…ちょっと…トイレ借りる…」
俺は事前に手を打つことを決めると、足早にそこを目指したのだった…。 応急処置ではあるが、これでなんとか一息ついた。
しばらくの間、収まってくれるだろう。
それにしても…
「最悪だ」と思って家を出たが、まさかこんなサプライズに遭遇するとは。
俺の母親もいい仕事をするじゃないか。 洗面所で入念に手を洗い『密室で起きた事故』の痕跡を消す。
念の為、傍にあった制汗剤のスプレーを服の上から吹き付けた。
これで偽装工作は完璧だ。
俺がリビングに戻ると、既に二人は母親からもらってきた洋菓子でお茶を始めていた。
「こたは何飲む?ビール?日本酒?」
にこ姉ぇがボケると、花陽さんがくすっ…と笑った。
「なんでだよ!コーヒーでいいよ、コーヒーで」
「ふ〜ん…砂糖とミルクは?」
「いらない」
いつまでも子供扱いされるのがイヤで、嘘をついた。
ブラックなんか飲んだことない。
でも…
花陽さんに、バカにされたくはなかった。 それからの二人は、終始、昔話に花を咲かせた。
当然、メインテーマは『幼い頃の俺』だ。
やれ『ピコピコハンマーが無いと泣く』だの『お気に入りのタオルケットじゃないと眠れない』だの…にこ姉ぇは敢えて花陽さんに話さなくてもいいようなことを、ひたすら暴露した。
「乳離れが一番遅かったのも、アンタだったわよ」
「う、うるせ〜よ…」
「替わりにアタシがおっぱいあげたことがあるんだからぁ」
「えぇ!?にこちゃんが?」
「出なかったけどね」
「当たり前だろ!」
「それでね…また泣くの」
「騙されたと思っちゃったのかな?」
「それがおかしくてね」
「笑っちゃ可愛そうだよぉ…にこちゃんも異事が悪いなぁ」
「断乳よ、断乳!」
俺にとっては耳タコの話である。
だが、なにもそれを花陽さんの前で話さなくても…。
公開処刑とは、こういうことをいうのだろう。 「そういえば…私もこたろう君から『おっぱい』って言われたことがあったかも」
「えっ?」
「その時は『う〜ん…お姉ちゃんはおっぱい出ないんだ』なんて言って、ごめんなさいしちゃったんだけど…」
「はぁ?…こた、アンタ、ドサクサに紛れて、何言ってるのよ。もう、その時は、卒業してるハズでしょ」
「待って!それは誤解だ!それは記憶にない!いくらなんでも…花陽さん、それネタですよね?」
「う〜ん…どうだったかなぁ…」
「いや、いや、それはいくらなんでも…」
「私ね、小さい頃、保母さんになりたかったの。だから、その時、男の子っていくつになっても、こういうことを言うんだな…って、勉強になったんだ」
「はぁ、そうですか…お役に立てたなら、何よりです…」
俺は恐縮するしか出来なかった。
ブラックのコーヒーが、死ぬほど苦く感じた…。 「まぁ、確かに、子供は無邪気な顔して、セクハラしまくるからね」
「そういう意味では、希ちゃんにだいぶ鍛えられましたけど…」
「本当、アイツに何度、胸を揉まれたことか」
姉ちゃんは、揉まれるほど無いじゃん…と思ったが、口にはしなかった。
ん?花陽さんもされたってことか?
希さんて、あの希さんか…。
羨ましすぎる…。
「アンタ、花陽には、さんざん面倒見てもらったんだから、感謝しなさいよぉ」
俺が花陽さんの胸を揉む…という行為をイメージしようとしたとたん、不意ににこ姉ぇが、そんな言葉を俺に放った。
いや、それはもう…ずっと世話になりっぱなしで…そういう意味では感謝してもしきれない。
逆にどうお礼をしたらよいか…なんて考えている次第で…。 >>85
宣伝?
地域表示が違うけど、スレ主が書いたってことかな?
両方とも面白かったよ。 「でもね、にこちゃん。私には姉妹兄弟(きょうだい)がいないから、あの時はちょっとお姉さんの真似事ができて嬉しかったよ」
「そう言ってくれると、アタシも楽になるのよねぇ…。なんだかんだ言って、アンタのその性格に甘える部分があったから」
「そんなぁ…全然気にしてないよ」と花陽さんは、二度三度と顔の前で小さく手を振った。 ………
……
…
にこ姉ぇは苦労人だ。
詳しい話は省略するが、仕事で出張が多い母親の替わりに、ずっと俺たちの面倒を見てくれた。
別に貧しい暮らしをしていたわけじゃないが、食べることに困らなかったのは、いつもにこ姉ぇが美味しい食事を作ってくれたからだった。 だから、俺は…にこ姉ぇには逆らえない。
どれだけ口煩(くちうるさ)く、あーだこーだと言われようとも、この人を困らせることは出来ない。
口では反発するものの、結局は指示従ってしまうのだ。
それは、ころ姉ぇもこあ姉ぇも同じだろう。 そんな、にこ姉ぇの『黒歴史』は高校1〜2年だったらしい。
サークルを自ら立ち上げたが、一緒に始めた仲間とは上手くいかず…ほぼ部室に引きこもり状態。
家ではそんな素振りを見せなかったけど…いや、幼かった俺が気付かなかっただけかも知れないが…その時の精神状態はどん底だった…とあとから聴いた。
そして、それを救ってくれたのがμ'sのメンバーだった…ということも。 そんな、にこ姉ぇの『黒歴史』は高校1〜2年だったらしい。
サークルを自ら立ち上げたが、一緒に始めた仲間とは上手くいかず…ほぼ部室に引きこもり状態。
家ではそんな素振りを見せなかったけど…いや、幼かった俺が気付かなかっただけかも知れないが…その時の精神状態はどん底だった…とあとから聴いた。
そして、それを救ってくれたのがμ'sのメンバーだった…ということも。 その中でも、にこ姉ぇにとって特別な存在だったのが…今、俺の目の前にいる…花陽さん…だ。
「花陽がいなかったら…アタシは、またどこかで独りになっていたかも…」
よく、そんな言葉を口にしていた。 「みんなは…アタシたちのことを『師弟』っていうけど…アタシはこれっぽっちもそんな風に思っちゃいないわ。花陽はね…親友なの。ううん…そんな言葉じゃ言い表せないくらい、大事な存在…。どっちが上とか下とかじゃなく…心の底から理解し合える…一生離したくない大切な娘なの。…花陽と一緒にいるとね…絶対に嘘ついちゃいけない…そう思うのよねぇ」 「アンタたちも…そういう友達、見つけなさいよぉ!絶対、アンタのことを理解してくれる人が、世の中にはいるんだからぁ」
当時の俺には、良くわからない言葉だったが、時が経つに連れ、その意味を理解するようになる。
運命が…もし、どこかでひとつでも歯車が狂っていたら…今のにこ姉ぇはいなかったかも知れないし、今の俺たちも存在しなかったかも知れない。 ………
……
…
「あの…花陽さん…」
「?」
「姉を…俺たちを助けてくれて…ありがとうございます!!」
俺はイスから立ち上がって、深々と頭を下げた。
自分でもビックリするくらい、自然に出た行動だった。
「へっ?」
花陽さんは突然飛び出した俺の言動にに、目をパチクリとさせてる。
「ぷふっ、いきなりアンタ、いきなり何を言い出すのよ」
先に笑い出したのは、にこ姉ぇだ。
「ふふ…こたろう君、どうしたの急に」
花陽さんもつられて笑った。 「いや…その…」
「あひゃひゃひゃ…なんか悪いものでも…食べたんじゃない?…あ〜おかしぃ…」
俺の気持ちも考えず、にこ姉ぇが笑い続ける。
「にこちゃん、ダメだよ、そんなこと言っちゃ…」
「だって…くくくくく…意味わかんな〜い」
「ぷっ、そこで真姫ちゃん?…あはは…ズルいよ、それは…ふはははは…」
俺には何が面白かったのかわからないが、花陽さんも堰を切ったように笑い始めた。
「えっと…えっと…」
俺は…なんとかして取り繕うとしたのだが…二人は思いっきり『ツボ』に入ったらしく、腹を抱えて笑い出した。
こりゃ、ダメだ…。
所在をなくした俺は…この隙に帰ろう…と玄関に向かった。
ところが…だ。 「ただいま〜」
「今、帰りました」
出掛けていた『あ』と『ろ』が戻ってきた。
「おぉ、こた!どうした?」
今年、高校を卒業して…今は美容師の専門学校に通っている『こあ姉ぇ』が俺にヘッドロックを掛ける。
「ここあ!そういう乱暴なことはやめなさい!…っていつも言ってるでしょ」
彼女を咎めたのは、大学を卒業して社会人2年目の『ころ姉ぇ』。
こっちは大手ゼネコンに勤めている。 「ちょ…ちょっと、母さんに使いを頼ま…れ…」
「きゃあ〜 花陽さん、来てたんですかぁ」
「お久しぶりです。お元気ですか!」
俺の説明を聴き終わらないうちに、姉二人は彼女の元へと走り、抱き着いた。 「こころちゃん、ここあちゃん、こんにちは。お邪魔し…て…ま」
「あぁ、やっぱり花陽さんの身体、気持ちいいです」
「はい、この感触…安心しますぅ」
「もう〜ムニュムニュしないでぇ」
おいおい、何してるんだよ!?
そんなこと、していいのかよ!?
バカヤロウ!
俺も仲間に入れろぉ!
姉二人の行動に、心の中で雄叫びをあげた…。 「こらこら、花陽はアンタたちの抱き枕じゃないのよ!」
「わかってます」
「わかってるって」
「でも…」
「もう少しだけ…」
「ダメだ!っつうの!」
にこ姉ぇが『ろ』と『あ』の頭にチョップ放つ。
痛いなぁ…と言いつつ、二人はようやく花陽さんから離れた。 帰ってきた二人に「今から夕食の買い出しに行くんだけどぉ…アンタたちも来る?」とにこ姉ぇが訊く。
「パ〜ス!今日はずっと立ちっぱで…脚が棒状態」
「今日、学校だったの?」
「技能実習があったでございます!」
花陽さんの質問に、こあ姉ぇは何故か敬礼をして答えた。
「こころは?」
「ごめんなさい。書類を纏めなくちゃいけなくて…」
よく見ると、ころ姉ぇはスーツ姿だ。
なるほど、みんな土曜日でも忙しくしてらしい。
「こころは?」
「ごめんなさい。書類を纏めなくちゃいけなくて…」
よく見ると、ころ姉ぇはスーツ姿だ。
なるほど、みんな土曜日でも忙しくしてらしい。 「こた!」
そうすると、俺に声が掛かる。
「なんだよ…」
「付き合いなさい」
「俺が行くの?何しに…」
「荷物持ちに決まってるでしょ」
まぁ、想定された答えだ。
「夕食の買い出しだろ?…俺、関係ないじゃん」
「一緒に食べていけばいいでしょ!お母さんには言っておくから」
「…」
「何よ…文句ある?」
「い、いや…」
「はい、決まり〜!!じゃあ、花陽も準備して」
「うん!」 「えっ?…花陽さんも一緒に行くの?」
「ん?何よ、急に元気になっちゃってぇ」
「なってね〜し…ってか、二人で行くのかと思ったから…」
「当たり前でしょ。花陽を留守番させて私たちだけで行くとでも?」
「今日はにこちゃんと一緒にお料理作って、ご飯を食べて帰るから」
「言わなかったっけ?」
「…いや、夕飯食べるは聴いたけど…一緒に料理作って…までは…」
「ほら、さっさと行くわよ!」
「お、おう…」
俺は表情が緩んだのを悟られないよう、後ろを向いて応答した。 ………
三人で近くのスーパーに来た。
にこ姉ぇと買い物なんて…いつ以来だろう。
小学校に上がる前くらいが最後か?
あの頃は、にこ姉ぇの顔を見上げて歩いていた。
しかし今は、彼女の頭の頂点を覗き込めてしまう。
光陰矢の如し…か。
俺も随分大人になったもんだ。 「花陽、アンタは食料品コーナーを周っててくれない?」
「にこちゃんは?」
「アタシは洗剤とか生活用品を見てくるから」
「了解です」
「これ、今日の買い物リスト…」
「あ、はい…ん?…お米も買うの」
「今日は5人で食事だし…アンタがいたんじゃ、いくらあっても足りないでしょ?」
「え〜…昔ほどは食べてないよう」
「へ〜…じゃあ、一杯でいいのね?」
「うぅ〜 それは…」
花陽さんの眉が、ハの字になった。 「こたは花陽を手伝ってあげて」
「えっ?」
「アタシはついでに生理用品とか買ったりするから…一緒に周るのはイヤでしょ」
「お、おう…」
女もアラサーになると、デリカシーというものが無くなるらしい。
もっとも、話す相手が俺たがらかも知れないが…。
「じゃあ、宜しく。先に終わったら、合流するわ」
「私たちが先に終わったら?」
「そうね…じゃあ、あの辺で待ってて」
にこ姉ぇはレジの奥にある、イートインスペースのあたりを指差した。 「今日はサンマの炊き込みご飯と、お鍋なんだって」
「そ、そうなんですか…」
俺は買い物カゴをカートの上下に乗せた。
「まずはお野菜からだね…えっと…まずは…白菜と…」
メモを見ながら、花陽さんが移動する。
俺はその後をカートを押しながら付いて歩く。
「次は…長ネギと人参とエノキと…シイタケと…」
花陽さんは真剣な顔で、食材の良し悪しを丁寧に見定めて…選んだ品を後ろにいる俺に手渡す。
ふくよかな胸に誤魔化されがちだが…花陽さんもにこ姉ぇに負けず劣らず小さい。
並んで歩いてみて、改めて感じたことだ。
加えて…あの時、一緒に繋いでくれた手は、こんなにも小さくて可愛かったのか…ということも知る。
野菜を受け渡す度に、手が触れる。
そして、その滑らかな肌触りが、俺の鼓動が高鳴らせていく。 入念に洗った…とはいえ、あなたが触れる、俺のこの右手は…あなたを汚すことに使用した手なのです。
もちろん、あなたは知らないでしょうけど…。
俺の心の中に、背徳感のようなものが湧き上がる。
いや、それはそもそも、今に始まった話じゃない。
花陽さんが、姉の親友だ…と知りつつ、毎回、そういう行為に及んでいたわけだが…そこには常に、にこ姉ぇへの贖罪の意識があった。
「ごめん…姉ちゃんの、大事な人、奪っちゃったよ…」
妄想の中だから許されるシナリオ…。
だが、今は…本人を目の前にして起こした、現実世界での出来事なのだ。 「こたろう君、こっちとこっち、どっちがいいと思う?」
花陽さんの、その問い掛けに、俺は我に帰った。
「えっと…どっちも同じじゃないですか?」
「う〜ん…こっちは長野産で、こっちは茨木産なんだけど…値段も量も変わらないんだよねぇ…悩むなぁ」
「何が違うんですかね」
「お米の違いならわかるんだけどなぁ…キノコまでは…あ、そうだ!じゃあ、こたろう君…ちょっと目を瞑って」
「えっ?」
め…目を瞑って?
急に?
何故…
まさか…
き…き…き…キス?
こんなところで?
何の脈略もなしに?
全身から汗が吹き出した。 こころあ登場w
少年こたろう、かよちんにセクハラしまくる!
…みたいな内容かと思って読み始めたが、単なるエロ作品じゃないのね。
10年後の設定も、工夫されてておもしろい。
続きを待ってるよ! 「はい!右と左と…どっちがいいですか?」
「えっ…あ、えっと…じゃあ右で!」
「右!?…はい、長野産に決まりました!」
「あ、はい…長野産ですよね…」
花陽さんがキラキラとした目で俺を見た。
さすがに…ここでキスはない!
するハズがない。
期待した俺が馬鹿だった…。
「ん?」
「いえ、別に…」
「じゃあ、ちょっと鮮魚コーナー見てくるね」
俺に長野産の椎茸を渡すと、トテトテとここを離れた。 その時だ。
「あっ、矢澤じゃん」
「!!」
俺に気が付いた同級生が声を掛けてきた。
大倉っていう女子だ。
「な、何してるんだよ、こんなところで」と間が悪い時に使う、お決まりのセリフを吐く俺。
「買い物に決まってるでしょ」
「そ、そりゃそうだ…」
予想通りの答えが返ってきた。 「そっちこそ…こんなところでデート?」
花陽さんをチラ見しながら、大倉が呟く。
「バカ!なに言ってるんだよ。あんな歳の離れた人が彼女の訳ねーじゃん。姉ちゃんの友達だよ、姉ちゃんの!」
「歳の離れた?」
「あの人…ひと周り近く、上」
「ウソ?見えない…」
「嘘じゃねーよ。俺からしたら、おばさんみたいなもんだし」
「へぇ…おばさんねぇ…」
「なんだよ…」
「まぁまぁ…黙っててあげるから、本当のことを言いなよ」
「本当のことだっつうの!」
「ムキになると余計に怪しく見えるよ」
「ムキになってねーし!」 他の作品でも自演してそうだな
草つけて誤魔化すなよ 俺は小中の時は、先生からも先輩からも『矢澤の弟』と呼ばれていた。
良くも悪くも、姉3人の名前が付いて回る。
『4代目』なんてあだ名で呼ばれたりもした。
俺はシスコンだと思われたくなくて、ずっと「姉ちゃん、関係ないし…俺は俺だし」みたいなキャラを演じてきたが…正直、姉たちのお陰で色々守られてきたり助けられてきたりした部分もある。 高校では…同じ中学から進んだ先輩や同級生…は知っているだろうが、大抵の人は姉の存在を知らない。
もちろん、この大倉だって知らないだろう。
「…っていうか、矢澤ってお姉さんいるんだ」
「あぁ…まぁ…」
一緒にいたのが花陽さんじゃなく姉とだったら、彼女と間違われることはなかっただろう。
顔がみんな気持ち悪いほど似てる為、一目で兄弟姉妹(きょうだい)とわかるからだ。 「こたろう君のお友達?」
鮮魚コーナーで品定めをしていた花陽さんが、生牡蠣のパックを手に戻ってきた。
そして俺たちを見るなりそう訊いた。
「あ、はい…矢澤君のクラスメイトで…」
「こたろう君の彼女?」
「い、いえ…違います!全然、全然…ただの同級生です」
「は、はい…コイツはただの同級生で…」
「ふふ…ムキになると余計に怪しく見えるよ」
その言葉を聴いて、ぷっ…と大倉が吹き出した。 「?」
花陽さんが首を傾(かし)げる。
「えっと…今、その会話をしたばかりで…なぁ?」
「うん…」
「誰と?」
「コイツと…。コイツが花陽さんのことを彼女?なんて訊くもんだから」
「!?」
「だから、そんなんじゃねーよ。姉ちゃんの友達だよ…って説明してたところで」 「♪」
花陽さんの顔がほころんだ?
「どうしました?」
「彼女に見られたってことは…私もまだまだなのかな…なんて♡」
「そりゃあ、まだまだ全然です!全然イケてます!」
「あれ?矢澤、さっきこんな歳の離れたおばさんが彼女の訳ねーじゃ…」
「お〜い!!」
「おばさん?」
「あっ…いや…それは…その…言葉の綾ってやつで…」
「うわぁ、調子いい…」
大倉がニヤリとした。
「うるさいよ」
俺は顔をしかめた。 「へぇ…普段のこたろう君…ってこんな感じなんだぁ」と、今度は花陽さんが俺を見て、ふふふと笑う。
「あ、いや…」
こんな感じって…どんな感じなんだ?
狼狽える俺。
早く消えろよ!と花陽さんに見えないよう、大倉に手でサインを送る。
それを察したのか「すみません、お買い物の邪魔しちゃって…」と大倉は、しおらしく花陽さんに頭を下げた。
「ごゆっくり♡」
別れ際、俺の耳元でそう囁いて、買い物客の中に姿を消していった。 「うわぁ…結構な量になっちゃったねぇ」
にこ姉ぇの買い物リスト通りに買ったら、俺の押すカートの上下に置いたカゴがいっぱいになった。
それにプラスして、米10sを花陽さんが抱えている。
「車で来ればよかったかなぁ」
「えっ?花陽さん、今日、車で来たんですか?」
「ううん…今日は『呑む』つもりで来たから…電車で来たよ」
「じゃあ、無理ですよね」
「あはは…そうだね。いや、この荷物を持って帰るのは大変だなぁ…って」
「その為の俺なんですけどね…ってか、花陽さん、車、運転出来るんですか?」 「あっ、馬鹿にしてるでしょ」
「い、いえ…そんなつもりじゃ」
「私だって、運転くらいはできるんだよ。高校卒業してすぐに…あれ?…それこそ、にこちゃんと一緒に自動車学校通ったんだけど…聴いてない?」
「…にこ姉ぇと一緒に?」
「うん、凛ちゃんと3人で取りに行ったんだ…あっ、凛ちゃんって言ってもわからないか」
「いえ、名前と顔くらいはしってますよ…ってか…花陽さん、車持ってるんですか?」
「うん」 「いいなぁ…車…」
「?」
「うち、ずっとないんですよ、マイカーって」
「そっか…にこちゃんは免許取ったけど、車持ってないもんね」
「はい、いわゆるペーパーってヤツです」
「だよね。えっと…こころちゃんもここあちゃんも車乗らないんだっけ?」
「こあ姉ぇはまだ免許持ってないです。取れる年齢にはなりましたけど」
「そっか」
「ころ姉ぇは…仕事で結構乗ってるようなこと言ってますけど…運転してる姿は見たことないです」
「都内に住んでいれば、無理して買わなくても生活できちゃうしね。維持費も高いし…」
「ちなみに…何乗ってるんですか?」
「車?えっとねぇ…12年落ちの『ランエボ』って車なんだけど…知ってる?」 「へぇ…いいですねぇ…ランエボですか…」なんて答えてみたものの、それがどんな車なのか、実はよく知らない。
あとでググってみるとしよう。
「たまに真姫ちゃんと箱根とか湾岸線とか流しに行くんだ」
「真姫ちゃん?」
「あっ…私の同級生で…」
「えっと…医者の娘さんですよね?…知ってます、にこ姉ぇが良く話題にしてたので…」
「なるほど…真姫ちゃんも医大を卒業して、お医者さんになったんだよ」
「へ〜…そうなんですか」
「それでね…真姫ちゃんはアルファロメオの真っ赤なオープンカーに乗ってるんだよ。カッコいいよねぇ」
「オ、オープンカー…ですか」
それが、どんな車か知らないが、オープンカーと聞いただけで…『ザ・金持ち』…だと思った。 「こたろう君は、車、興味ある?」
「詳しくはないですけど…乗ってみたいな…とは思ってます」
「そうだね、免許持ってて損はないよね」
「は、はい…」
「どういう車?」
「す、スポーツカーですかね」
「やっぱり、男の子だねぇ」
「はぁ…まぁ…」
ここで俺はあることを閃いた。
この流れならイケる。
千載一遇のチャンス。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで…言葉をぶつけてみた。 「あ、あの…」
「?」
「今度、良かったら…よ、横に乗せてもらえませんか?」
「横に?」
「は、はい」
「車の?」
「はい!…運転、覚えたいんで…」
「う〜ん…でも本物の車とアーケードのゲームとじゃ、全然違うから参考にならないと思うなぁ…」
アーケードのゲーム?
何のことだろう。
花陽さんは…そう言ったきり、俺の要望に対し『良い』とも『悪い』とも言ってくれなかった。
やっぱり、男が女の人の助手席に乗せてもらってデートなんて、おかしいよなあ。
早く免許取りてぇ!
車ほしい! っぱ歳上のお姉さんっていいよなぁ……
10年以上経ってるってことはこのかよちんは26、7くらいかぁ。 ランエボに乗っているのか
かよちんどんな走りするんだろ いやこれゲームやってるだけって話では?と思ったけど車持ってるって言ってるな みなさま、ご覧頂きありがとうございます。
これまで主戦場をハーメルンとしておりました。
(5chに慣れていないこともあり)誤字・脱字・二重投稿・地域表示の相違などを繰り返していること、お詫び申し上げます。
レス/コメントに対し、個別に返答できておりませんが、反応頂いてることに感謝しております。
もうしばらくお付き合い頂ければ幸いです。
では、本編再開致します。 レジに向かおうとした時に、不意に、花陽さんが立ち止まり、カートをぶつけてしまった。
もにょ〜ん…と音がした。
少なくともそう感じた。
「ぴゃあ!」
カートがお尻にぶつかり、押し戻された。
「す、すみません!その…わざとじゃ」
「ううん、こっちこそ。急に止まっちゃったから」
彼女が申し訳なさそうに謝った。 レジに向かおうとした時に、不意に、花陽さんが立ち止まり、カートをぶつけてしまった。
もにょ〜ん…と音がした。
少なくともそう感じた。
「ぴゃあ!」
カートがお尻にぶつかり、押し戻された。
「す、すみません!その…わざとじゃ」
「ううん、こっちこそ。急に止まっちゃったから」
彼女が申し訳なさそうに謝った。 今日の花陽さんはサマーニットと、プリーツ多めのロングスカートという服装だ。
胸の起伏がハッキリわかる上半身に比べ、下半身はゆったりめである。
それでも、お尻の大きさや形は想像できた。
にこ姉ぇたちとは違い、丸々とした、柔らかそうなお尻…。
これまで、俺が見てきた花陽さんの写真は、バストアップが多く…全身が写ってたとしても、当然ながら、後ろ向きのものなどなかった。
だから、これまでそこに焦点を当てることも、なかったのだ。
しかし、気付いてしまった。
あれ、花陽さんって後ろ姿もエロくない? どちらかと言えば、俺は『おっぱい星人』だ。
おっぱいは小さいより大きい方がいい。
とはいえ、大きすぎるのも好きじゃない。
乳輪や乳首も同じだ。
もちろん色も重要だ。
自分の中に『このおっぱいが最高!』という基準がある。
しかし、俺は今まで、お尻に関しては何の興味も興味も示さなかった。
お尻を見て、興奮することはなかったのだ。
ミニスカートから見えそうなパンツに『おっ♡』と思うことはあっても、その中身はあまり重要視してこなかった。
だがしかし…
初めて、お尻を触ってみたいと思った。
白くて、むちむちしていて、柔らかくて…なんて、見てもいないのに、勝手に彼女のお尻を想像してしまう。
今のカートの一撃で、完全に目覚めてしまった。
これまでの俺の人生観が一変したような気がした。 ………
「こういう日じゃないと、まとめて買い物出来ないから」
買い物を終えたにこ姉ぇが、家へて向かう。
俺と花陽さんという荷物持ち2名を従えて。
「『ろ』と『あ』は普段なにしてるんだよ。買い物行かねーの?」
「一緒には住んでるけど、みんなバラバラに生活してるから。3人揃って食事なんて、滅多にないの」
「家事はどうしてるの?」と花陽さん。
「当番制。まぁ、アタシは地方での公演も多いし、二人にお願いすることが多いけどね」 にこ姉ぇは『小庭沙弥』という芸名で舞台女優をやっている。
本人の努力の甲斐あって、大きな劇団に所属しているが『元μ's』の肩書きをもってしても、主役を張れるまでには至ってない。
厳しい世界だ。
だから…自慢の調理の腕を生かし、飲食店でバイトをしながら、食い繋いでいた。
母親もだいぶバックアップしていたようだが…。
舞台一本で食べていけるようになったのは、つい最近のことだ。
本人曰く、少し知名度も上がってきたらしい。
この間は『地方ドラマのエキストラ役をゲットした』と喜んでいた。
それが本当なら初めてのTV出演となる。 マンションに戻った二人は、早速夕飯の支度を始めた。
「なにか手伝うことある?」
その気はないが、訊くだけ聴いてみた。
「大丈夫。TVでも観て、ゆっくりしてて」
言われるがまま、TVを点けるが、土曜の夕方のこの時間、たいして興味のある番組はなかった。
そういえば…
俺はすぐにそれを消し、スマホで『ランエボ』とググってみた。
「…」
これが花陽さんの乗ってる車?
イメージと全然違うんだが…。
聴き間違えたかな?
それとも…親父さんの車を、借りてるとか…。
あぁ…それはありえるかも…。
それにしても…。 走り屋?
そんな文字が頭に浮かんだ。
そうか…
そういうことか。
俺はさっきの、花陽さんとの会話を思い出した。
つまり…ランエボという車をよく知らないまま「いいですね…」などと返事をしたり「乗ってみたい車がスポーツカーだ」と答えたことで、花陽さんは俺がそういうのに憧れていると勘違いした。
そこに「運転を覚えたいから横に乗せてくれ…」なんて言ったもんだから…「そんなに甘いもんじゃないわよ!ゲームとは違うのよ」…と言った…ってことなのかな…。
それってガチな人じゃん…。
ひょっとして花陽さんて車に乗ると「おらぁ!トロトロ走ってんじゃねぇぞ、こらぁ!」みたいな感じだったりして…。
いやいや、まさかなぁ…。 そんなことを考えながら、キッチンに目をやる。
こちらに背を向けているが、二人が楽しそうに調理しているのはわかる。
右ににこ姉ぇ。
エプロンをしたその後ろ姿は、子供の頃のそれと、なんら変わらない。
しかし、久しく見ていていなかったから…なんとなく懐かしくも感じられた。
ご飯の炊けた匂い、味噌汁の匂い、ハンバーグの焼けた匂い…まだ俺が純だった頃の記憶が一気に甦ってきて…急に泣きそうになる。
どうしたんだ、俺…。 ノスタルジックな感情に絆(ほだ)されている場合じゃない。
俺は視線を左に移した。
そこに見えるのは、家から持参したのであろうエプロンを身に付けた、花陽さんだ。
後でギュッと結ばれた紐のせいで、ウエストラインが絞られているから、ことさら、まあるいお尻が、強調されて見える。
これまでなら、そうでもなかったかも知れないが…
今は…
後ろから近付き、スカートをめくりあげ、そのお尻の柔らかさを堪能しているに違いない。
それが電車の中だったら、完全な痴漢行為だ。
それで…「待って!今、ご飯作ってるから…あとでいっぱいしようね♡」…なんて言われて…。
それでも我慢出来ずに……。
ヤバイ!
妄想が止まらない!
また、ムクムクと息子が起き上がってきた…。
いかん、いかん…。
慌てて、視線を右に戻した。
にこ姉ぇを見て気持ちを落ち着かせる。
彼女が居て良かった…と思うと同時に、居なきゃ良かったのに…とも思った。
複雑な気持ちを抱えながら、料理が出来るのを待ったのだった…。 ただ純粋な疑問なんだけど好きな女前にした高校生男子ってこんなんなのか? ………
「ご飯炊けたよぉ♡」
花陽さんがこれ以上ない!というほどの幸せそうな声で、俺たちに時を告げる。
「待ってました!」とばかりに、別室にいた『ろ』と『あ』が飛び出してくた。
「こっちも準備OKよ」
厚手のミトンをしたにこ姉ぇが、土鍋をテーブルの上に置いたガスコンロへ乗せる。
火を点けると、グツグツ蓋が浮き上がった。 「お母様も呼んであげればよかったですね」
「そうねぇ…でも、まぁ…こたが来るのは想定外だったし…」
「♪女の中に、男が一人〜」
こあ姉ぇが古典的なフレーズで俺を煽る。
上の二人と比べると、歳が近いからなのか、俺への扱いが雑だ。
「あぁ?だから俺は帰るって言ったんだよ」
「はい、はい!くだらないこと言わないの」
ころ姉ぇが諫めた。
恐らく、4人の中では一番頭もいはいし、一番しっかりしている。
だが、裏を返せば、真面目すぎる気もする。
仕事が恋人…とか言って、彼氏が出来ないパターンの人だ。
「さあ、好きなだけ食べなさい!!」
「いっただきまーす」
鍋の蓋を開けると、立ち上がる湯気と共に、鰹と昆布で取ったダシの匂いが、鼻をくすぐった。 「カンパ〜イ!」
にこ姉ぇとこあ姉ぇ…そして花陽さんは、チューハイを入れたグラスをカチンと合わせた。
まだ酒は呑めないが、3人のそれが、実に美味そうに見える。
「いいなぁ♡…私も少し欲しい」とこあ姉ぇが自分のグラスを突き出した。
「だ〜め!お酒は二十歳になってから!」
「舐めるくらいはいいでしょ?」
「ダメです。舐めただけでも酔っぱらうかもしれませんよ」
「アタシだってやっと、1缶飲めるようになったんだからぁ」
「わかってないなぁ…だからこそ、今からテストしておく必要があるんじゃん」
こあ姉ぇは引かない。
「ダメなものはダ〜メ!」
にこ姉ぇも譲らない。 「ここあちゃん、あと2年我慢しよ?昔から『お酒は百薬の長』…なんていうけど、一歩間違えると大変なことになっちゃうんだよ」と花陽さんが優しく諭す。
「とくに女子はねぇ…男と違って正体なくしたりしたら、悲惨な目に遭うんだからぁ」
「それは…わかってるけどさぁ…」
「アンタはノンアルで我慢しなさい」
「なんだぁ、あるんじゃん♡」
「本当はノンアルコールでも、未成年には勧められないのですが」
「本当は…ね」
「今日は特別、許可するわ。…こたは?」
「飲んでいいなら、俺もらおうかな」
ゴクッ。
うん、これは…ジュースだな…。 ………
「今日の〆は…うどん…です!」
「チーズケーキじゃないのね」
「あはは…にこちゃんはお鍋の時、必ずそれ言うね」
「インパクトありありだったからねぇ…それよりアンタ、本当にうどんでいいの?」
「今日は炊き込みご飯だったから…」
「白いご飯なら、冷蔵庫に入ってるわよ」
「なんと!」
「卵もあるから、食べるなら食べなさいよ」
「じゃあ…みんながうどんを食べたあとで…おじやにしてもいいですか?」
「何年アンタと付き合ってると思ってるのよ。じゃなきゃ言わないわよ」
「さすがにこちゃんですぅ♡愛してますぅ♡」
「そんなことで、抱き着かない!」
花陽さん、酔っぱらってるのかな? ………
食事を終え、片づけを終わった頃には、午後の8時を回っていた。
バサバサと音がするので外を見ると激しい雨が降っていた。
「そう言えば…大気が不安定で、局地的に大雨になる…って言ってたっけ」
にこ姉ぇがそう言ったとたん『
ピカッ』て光り…少し遅れて『ドドーン』と鳴った。
「ぴゃあ!」
「雷雨だわ、雷雨」
「うわぁ、これじゃあ、帰れないですね」
アルコールを口にしたせいか、真っ赤な顔をした姉二人が、窓の向こうを見る。
今の一撃を切っ掛けに、稲光と落雷の回数が、一気に増した。
「ちょっと酷いわねぇ…」
「にこちゃん、私タクシーで帰るから、大丈夫だよ」
「もう少し、様子見たら?いくらなんでも、この中を帰るのはどうかと思うけど…」
「う〜ん…」
「明日は?」
「休みです」
「じゃあ、無理に帰らなくてもいいじゃない。泊まっていけば?」
「はい、賛成であります!花陽さんは、泊まっていくであります!」
こあ姉ぇは…お酒飲んでないよなぁ…。
こんな性格だったっけ?
それはともかく、俺も泊まっていくことには賛成だ。
この雨じゃ、タクシーだって危ないかも知れない。
近年のいわゆるゲリラ豪雨的なヤツは、本当にヤバイから。 「よし、俺も…泊まってい…」
「こたは帰りなさいよ!」
こあ姉ぇが喰い気味に反応した。
「なんでだよ!」
「自転車で来たんでしょ?10分で帰れるじゃない」
「超大雨!超カミナリ!この中を帰ったら、死ぬだろ」
「その時はその時で…」
「おい!!」
姉じゃなきゃ、殴ってるところだ。 「こた、ごめん…泊まっていきなさい…って言いたいとこだけど…アンタの寝るところが無いのよねぇ」
「お、おう…」
「私たちと一緒に寝る…って訳にもいきませんしね」
「当たり前じゃん、コイツがいくつになったと思ってるんだよ」
「安心しろ!こあ姉ぇを襲うことなんて一生ねぇから」
「じゃあ、アタシは襲われちゃうの?」
「にこ姉ぇはもっと、ねぇ!」
「なによぅ、それって女としての魅力がないってこと?」
「そうは言ってない…」
そうだった。
にこ姉ぇはアルコールが入ると、人に絡む癖があるんだった。
「姉に手を出すほど、バカな弟じゃない…ってこと」
「まぁ、それはそうね」
ふう…。
なんとか攻撃を躱(かわ)せたかな…。 「う〜ん、にこちゃん…やっぱり私帰るよ。しばらくすれば、雨も止むだろうし」
「穂乃果が『雨やめ〜』って叫べば一発でやむのに」
「また古い話を…」と花陽さんが笑った。
きっと二人にしかわからないネタなんだろう。
「え〜泊まっていってくださいよぉ。今度いつ会えるかわからなですしぃ」と、ころ姉ぇが花陽さんの腕を引っ張った。
彼女が他の人に甘える姿なんて、見たことがない。
俺の思いとは違うだろうが、ころ姉ぇも、花陽さんは特別な人なんだろう。
「右に同じであります!」
そして、こあ姉ぇも…。
「そうしたいのはやまやまだけど…」
「花陽が気を遣うことはないわよ」とにこ姉ぇが、俺をチラッと見た。
「わかってるよ、冗談だよ、冗談。雨が上がったら帰るよ」
一緒に泊まって、あわよくば…と思ったが、やっぱり、それは甘かったか…。 俺たちは雷雨が上がるまで、TVゲームをして待つことにした。
しかし、まったく収まる気配がない。
そうこうしている打ちに2時間が過ぎた。
上の姉二人は、だいぶ眠そうにしている。
調子に乗って、結構呑んだようだ。
一方、花陽さんは…同じくらい呑んだハズだが、全然平気そうだ。
かなりしっかりしている。
これは…酔っぱらってる隙に…という作戦も無理みたいだ。 それから更に1時間…。
ようやく、雷雨が収まった。
しかし、同じくらいのタイミングで、にこ姉ぇところ姉ぇが限界を超えた。
「にこ姉ぇたち、寝ちゃいましたね」
「そうだね…」
「どうします?」
「う〜ん…やっぱり私、帰るね?」
「え〜!?大丈夫ですか?」
「うん!私はそんなに飲んでないし…ここからタクシーで帰れば…ね?」
「なんかすみません…だらしない姉で…」
こあ姉ぇはさっきまでの変なキャラ作りをやめたのか、いきなりまともな口調で話し始めた。
「ううん、全然、全然…今日はおうちで呑んだから、気が緩んじゃったのかな。にこちゃんは普段、外で会う時は絶対に呑まないし…私も若い頃は面倒見てもらったから…そこはお互い様ってことで」
「ころ姉ぇもお酒の飲んで寝落ちするなんて…初めての見たかも」
「ね?だからお酒は気を付けないと…」
「はい…わかりました」
「このままにしておくと風邪ひいちゃうかも知れないから…ベッドに運ぼうか?」
「はい!こた、手伝って」
「あぁ…」
俺は2往復して、姉をベッドまで半田だ。 「じゃあね!もうタクシー来ると思うから」
「お気を付けて」
「ありがとう。にこちゃんに宜しくね」
「はい」
「ご馳走様」
「いえ、こちらこそ。メッチャ美味しかったです。また来てくださいね」
「うん」
「こた!」
「あ、はい…下まで送ります」
「大丈夫だよ。もう涼しいから、中に居て」
「いえ、俺もそのまま帰りますんで…」
「帰るの?」
「チャリが無事なら…ですけど」
「そっか…じゃあ、ここあちゃん…おやすみ」
「はい、おやすみなさい。こたも、気を付けて帰んなよ」
「おう…じゃあな…」
俺は先を歩き、花陽さんをエレベータへと導いた。 エレベーターの中に入り、1Fのボタンを押す。
ドアが閉まる。
いつものように、箱が動き出す。
その時だった!!
ごごぉん!
振動と共に、エレベーター内の明かりが消えた。
「ぴゃあ!!」
「なっ…停電?」
「うそ?」
「嘘もなにも…」
「…」
「…」
「動かない…ね…」
「…はい…」
最初はすぐ復旧するだろうと高を括っていたのだが、どれだけ待っても、うんともすんとも言わない。
「これ、押してみます」
俺はスマホのライトで緊急時の通話ボタンを押した。
通じない…。
今度はそこに表示されている電話番号に掛けてみる。
通じない。
どれだけ掛けても話し中だ。
ひょっとして…。
悪い予感は的中した。 入れ替わるように、こあ姉ぇから電話が入った。
どうやら、停電はこのマンションだけじゃないようで、窓の外は真っ暗だという。
俺は、花陽さんとエレベーターにいるが、緊急連絡先には繋がらず閉じ込められたことを伝えた。
「わかった。消防に連絡してみるから…大人しく待ってなさい。地震とかの災害じゃないから、すぐに直ると思うけど…」
「あぁ…」 花陽さんが、俺に自分のスマホの画面を見せた。
SNSの書き込みを見ると、どうやら落雷の影響で、近くの『変電所が逝っちゃった』らしく、周囲一帯、大規模停電となっているようだ。
便利な世の中だ。
電波さえ繋がれば、情報は手に入る。
「ちっ!大規模停電だと…これじゃいつ復旧するかわからないぜ」
「こっちはもう寝るだけだから…暗くても困らないけど…」
「おいおい、寝るなよ!」
「物の例えよ…」
「冗談言ってる場合か!下手したら朝までコースもあり得るかも…」
「そうならないように祈るわ…今は、様子を見るとしか…すぐに動くかも知れないし…」
「わかった」
「また後で電話する。こっちもバッテリー無くなったら、連絡できなくなっちゃうから」
「…あぁ…そうだな…」
俺が通話を切ると同時に、今度は花陽さんのスマホが鳴った。 「マンションの前に着いた」というタクシー運転手からの連絡だった。
花陽さんが状況を伝えると、しばらく待っている…との返事が聴こえた。
場所に寄っては道が冠水しており、信号も消えていて、街も真っ暗な為、逆に怖くて車を走らせられない…とも言っていた。 「自家発電とか作動しないんですかねぇ」
「どうなんだろう…地下階とかにあったら、ダメかもしれないね」
「地下にあったらダメなんですか?」
「大雨で水浸しになっちゃったら、機械が動かなくなっちゃうから」
「そうですね…」
「…」
「…」
「…」
「…」
「まぁ、立ってても疲れますし…座って待ちましょう」
暗闇の中、何もすることが出来ず、取り敢えず、そう促した。
「うん、そうだね」
俺は壁に寄り掛かりながら、腰を下ろした。 「あの…花陽さん…」
「はい」
「花陽さんは…こんな状況だっていうねに、意外と冷静ですね…」
「そう見える?」
「真っ暗なんで、何も見えないですけど」
「ぷっ!こたろう君こそ、こんな時によくそんな冗談言えるね」
「あっ、すみません、そう言う意味じゃ」
「そうだなぁ…昔の私なら…すぐに『誰か助けてぇ…』って、叫んでたかも」
「そうなんですか?」
「でも…それなりに年齢を重ねて…強くなったのかなぁ…」
「はぁ…」
「可愛げないかなぁ…」
「いや、そんなことないです…逆に心強いです!」
「なぁんてね…」
「えっ?」
「本当は口に出さないだけで…心臓がバクバクしてるんだよ?」
「マジっすか?」
「でも、ひとりじゃないから…こたろう君がいてくれて、よかった。ありがとう」その…彼氏とかいるんですか」
「急に?」
「いや…連絡しなくていいのかな…って」
「う〜ん…そんな長く掛からないと思ってるんだけど…」
「このまま出られないかもしれないですよ」
「そうならないことを祈ってます」
「だといいですけど…」
「うん」 ………
書き込こんでる最中に間違って、送信してしまいました。
……… 「でも、ひとりじゃないから…こたろう君がいてくれて、よかった。ありがとう」
「あ、いえ…」
「…」
「…」
「あの…花陽さん…」
「はい」
「花陽さんは…その…彼氏とかいるんですか?」
「急に?」
「いや…連絡しなくていいのかな…って」
「う〜ん…そんな長く掛からないと思ってるんだけど…」
「このまま一生出られないかもしれないんですよ」
「そうならないことを祈ってるんだけどなぁ」
「だといいですけど…」
「うん…」 「…で…結局どっちなんですか?」
「ん?」
「彼氏です」
「気になる?」
「そりゃあ…まあ…いない訳がないと思いますが…念の為…」
「念の為?」
「なんでもないです」
「今は…フリー…だよ」
「今は…ですか」
「いない歴、1ヵ月ってとこかな…ふふ…だから別れたてホヤホヤ?」 「あ…すみません…地雷踏んじゃいましたね」
「ううん、別に…」
「どうして別れちゃったんですか…」
そこまで踏み込んでいいものか…と思ったが、訊かずには居られなかった。
花陽さんがフッたのか、フラれたのか…俺なら絶対逃がさないのに。
「…どうしてかなぁ…原因不明…」
「えっ?」
「未だ分析中」
「分析中…ですか」
「お互い好きだ…って思ってても、それだけじゃ上手くいかない…ってことかな」
「…深いっすね」
「深いねぇ…」
その瞬間、俺は花陽さんが息を詰まらせたように感じた。 「…」
「…」
「…」
「…」
「…z…」
「…」
「…z…zz…」
「…」
「…zzz…zzz…」
「!!」
「zzz…zzz…zzz…」
「…花陽さん…寝てます?…」
「…zzz…」
「花陽さん?」 本来ならこの緊迫した状況で、眠れるハズがない。
しかし…
真っ暗闇の中、なにもすることなく、ひたすらエレベーターが動くのを待つ…もしくは救助がくるだけの状態。
加えて、いくら強いとはいえ、花陽さんはお酒を飲んでいる。
眠気が襲って来ないわけがない。
もっとも…俺が男として警戒されてないとも言えるが…。
男として警戒されてない…
男として警戒されてない…
男として警戒されてない…
ごめんなさい、花陽さん。
俺、この状況に耐えられないかもしれないです…。
ポケットからスマホを取り出し、ライトを点けて、花陽さんを照らす。
彼女は…壁にもたれ、手はお腹の前で組み、体育座りのような格好で寝息を立てていた…。 >>207
μ's在籍時ならともかく、25〜6歳なら、いない方が不自然じゃね? 停電が復旧するまで、どれくらいの時間が掛かる?
5分か?
10分か?
30分?それとも1時間?
いや…半日か?
俺が花陽さんとエッチできるだけの時間はあるのか?
いや正直、一発目を撃ち出すだけなら…1分もあれば十分だ。
すでに準備は出来ている。
引き金を引けば、すぐに発射するだろう。
だが… それはどこに向かって放てばいい?
花陽さんの体内に『俺の魂を注入する』という行為を成し遂げるには、色々ハードルが高い。
いくら目の前に、彼女がいる…とはいえ…いや、それはそれで興奮の度合いは全然違うが…独りでするのはもったいなさすぎる。
かと言って…
手を出していいものなのだろうか…。 「おい、虎太郎!
神様がくれたチャンスだぜ。
みすみす逃していいのかい?」
悪魔の囁きが聴こえる。
「お前の魂とやらは、一度の発射で空になるのかい?
すればいいじゃないか、何度でも。
それこそ、魂が抜けるまでやっちゃえよ!!」
したい!
したい!
したい!
したい!
花陽さんと…繋がりたい!!
「なら、今しかないだろ!
一気にいっちゃえよ!!」
おぉ!!
俺は見えない悪魔に返事をした。
でも… 起きろ!!!身体を触られている!!!
起きて戦えぇぇぇぇぇ!!! にこ姉ぇの顔がチラつく。
ころ姉ぇもこあ姉ぇも、俺の前に出てきて邪魔する。
そして何より…花陽さんが悲しい顔で俺を見る。
「最低!!」
それは辛い。
嫌われたくはない。
いや、もしかしたら…怒りに満ちた表情でボコボコにされるかも知れない。
「てめぇ、こらぁ、どういうつもりだぁ?殺されたいのかぁ!?」
何せ彼女は、あんな車に乗ってる人だ。
本当の性格は、俺が思っているような温厚な人じゃないかも知れない…。
さすがに…まだ死にたくはない…。 いやいや…
待て待て…
そういう事じゃない…
己の欲望の為に、彼女を汚していいものか?
己の欲望の為に…人生を棒に振っていいのか?
戦いに挑み、目標を果たせればまだよいが…未遂に終わった場合はどうする?
俺は一生『性犯罪者』というレッテルを貼られ、二度と女性と交わることもできずに、この世を終えるのではないだろうか…。 …で、あるならば…
ここは思い留まろう。
まっとうに生きていれば、エッチなんて、この後、何百回、何千回とできるハズだ。
この一撃で、すべてをフイにする必要はない。 いやいや…
待て待て…
本当にそうなのか…
そもそも、このまま助かるなんて保証はどこにもない。
密閉された空間に何時間も閉じ込められたら、酸欠で死ぬかも知れない。
だとすれば…今この状況は…俺がこの世で与えられた『ラストチャンス』ということになる。 ラストチャンス…
そうか!
そうだ!
そういうことか!!
『俺たち』は今、死ぬかも知れないんだ!
だから最後の思い出として…。
うん、そういうことにしよう。
そういうことに違いない。
それなら…花陽さんだって許してくれるハズだ。 母親から使いを頼まれた時から、すべては始まっていた。
運命はそうなるように導かれていたのだ。
遡れば、にこ姉ぇがアイドル活動を始めた時から、そうなっていたのかも知れない。
つまり俺は…花陽さんと繋がる権利を持って、これまで、生きてきたんだ。
それを行使する時が来た。
それがこの瞬間なんだ!! よし!やるぞ!!
そう意を決めた俺だが…寝ている彼女を急襲することはできなかった。
俺はまだ、他人としたことがない。
もし、挿入を試みて…上手くいかなかったらどうしよう…という、自信の無さの表れだった。
花陽さんが目が覚まして、抵抗されたら、元も子もない。
犯るからには失敗は許されない。
うん、まずは出来ることから始めよう。
ヘタレだと笑うなら、笑えばいいさ。
現実はそんなに甘いもんじゃない。
すー
はー
大きく深呼吸したあと…俺はまず…花陽さんの前に寝転ぶと、スマホのライトで彼女のスカートの中を照らした。 踝まであるロングスカートの裾が、俺の視界を邪魔する。
奥を見るには、こいつをどける必要があった。
俺はスカートの裾を摘まむと…慎重に…慎重に…花陽さんが起きないように祈りながら、ゆっくりとたくし上げていった。
輝度の高いライトの…明かりのその先から…脛が徐々に現れてきた。
あと少しで…裾を摘まんだ指が、膝頭を超える。
あと、ちょっと…
あと、ちょっと…。
俺はグラグラで崩れそうなジェンガから棒を引き抜くが如く…息を潜めながら、震える指先を山の頂点へと動かした。 よし!越えた!!
その刹那、俺は気が緩んだのか、思わず裾を離してしまった。
ふぁさり…と脚の付け根にそれが落ちる。
普段の生活していたら、とても聞き取れないくらいの小さな音。
もしかしたら、そんな音はしなかったかも知れない。
だが、俺にはそれがエレベータ中に響き渡ったように感じた。
真っ暗闇の…花陽さんの寝息しか聴こえない静寂の中…自分の心拍音さえ、サラウンドのスピーカーから聴こえてくるような気がした。 幸いなことに、花陽さんは起きない。
第一関門をクリアした俺の目の前に、真っ白でムチムチとした太腿が現れた。
見るからにやわらかそうだ。
もう、この絵面(えづら)だけで、何回でもヌケそうだ。
しかし、ここで満足している場合じゃない。
次なるミッションは…彼女のパンツを視界に捉えることだ。
ピッタリと膝を閉じて座っていること、手がお腹の前に組まれていること…そして今、捲ったスカートの裾…この3点が邪魔をして上からの角度では良く見えない。
俺は再び彼女の前に寝転び、スマホを翳(かざ)した。 来たぁ!
太腿のその奥にある布地が、△(こんな感じ)に見えた。
ライトの色の加減で、正確にはわからないが…おそらく薄い青…もしくは薄い青紫…。
これでトランクスだったりしたら、がっかりするところだが…花陽さんは俺の想像通りの下着を身に付けていた。
記念撮影をしなければ…。
俺は軽くシャッターを隠す為、小さく咳払いをしながら、いわゆる『M字パンチラ』を撮影した。 そして、そのまま顔を股間に近づけると、息を鼻から吸い込んだ。
柔軟剤の香りなのだろうか…
甘い匂いがした。
あぁ、もう、俺…なにやってるんだよ…
これじゃあ、まるで…
変態じゃん!
だが、もうあとには戻れない。
ひとしきりその空気を堪能したあと、次のアクションを考える。
@ここで一発発射しておく。
Aパンツを脱がす。
Bニットをたくしあげる。
C胸を揉む。
Dナニの先端を唇に押し当てる。
E思いきって挿入する。
さて、どうしよう…。 虎太郎がキモすぎてきっついな
かよちんを悲しませるんじゃないぞ……! 快感ゲージが低いうちにDやEを選ぶと睡眠ゲージが一気に上がって花陽が目を覚ましてしまうぞ! パンチラ撮影にいくまで、何スレ使ってるのw
でも話は上手い。 目の前にお宝がある。
すぐそこに…触れられる位置にある。
写真だけでは、もったいない。
ダメなことだとわかっていても、持ち帰りたいと思った。
それはつまり、ここで死ぬ…なんてまったく考えていないということの証だ。
俺は花陽さんへと手を伸ばした。
両の手で彼女の腰元…パンツの両脇…に親指を引っ掛ける。
そして…ゆっくりと、ずり下げた…。 このミッションの最大の難関は…花陽さんに気付かれないよう、どうお尻を通過させるか…ということだ。
座っている状態であれば、パンツを脱がす際、まずそこで引っ掛かる。
もたもたしていれば、花陽さんは目を覚ましてしまうだろう。
それはマズい。 作戦一時中止。
座って寝ている彼女を、床へと横たわらせることとした。
この状態であれば、少しは脱がしやすくなるハズだ。
彼女の頭と背中を抱え、床にぶつけないよう、ゆっくりと下ろし、花陽さんを仰向けにした。
彼女はすーすーと気持ちよさそうに、寝息を立てている。
起きる気配は…ない。 よし、この状態でもう一度写真を撮ろう。
綺麗な寝顔。
形よく盛り上がった胸。
捲れたスカートから露出した…脱がしかけの…レース多めのパンツ。
そして…そこから顔を出した陰毛…。
ムッチリとした太腿。
それでいて、スラリとした膝下
真っ暗なエレベータの中…スマホのカメラでフラッシュを炊いて撮った写真は、やや不鮮明で…それがより盗撮っぽい感じにさせた。 これでよし!…と。
では、作戦再開!!
おっと…大事なことを忘れていた。
パンツが無事お尻を通化したはいいが、靴で邪魔して引っ掛かってしまい脱がせられない…ということも考えられる。
俺は、念には念を入れて、彼女の履いてる紺のスニーカーも脱がした。 すべての準備が整い、再度、彼女のパンツ…さっきよりは、少し後ろ側…に手を掛けた。
ここは…テーブルクロス引きのように、一気に引き抜いてしまうのが正解だろう。
神経を両の手に集中させる。
1…2の…3!!
ぷにょん…というお尻の感触を一瞬感じたあと、思ったよりすんなり足首まで引っ張ることができた。
そして、踵を持ち上げてからそれを通過させ、爪先から引き抜いた。
お宝、ゲットだぜぇ!!
こうして俺は、手にした戦利品をズボンのポケットにねじ込んだのだった…。 ぱなが起きて同意の上でこたろうとえっちする展開…だといいな 「…ん…んん…」
「!!」
ヤバい!
花陽さんが目を覚ました!?
慌ててたくし上げていたスカートの裾を戻す。
「…んん…う〜ん…」
「花陽…さん?…」
「…ふぁぁ…ごめんね…私、寝ちゃってたみたい…」
ゆっくりと上半身を起こす気配がした。
「ぜ、全然、全然…寝てていいですよ。まだ状況に変化ないし…」
「そうなんだぁ…」
「無駄に起きてて体力使うよりは、全然寝てた方がいいですよ、はい」
もっとも俺は、まったく眠れそうにない。
眠るつもりもないのだが…。 「なんだかんだ言って…もうそろそろ日付を跨ぎますし…そりゃ眠くもなりますよ」と付け加えた。
「もうそんな時間?」
「はい…」
すでに1時間近く経っている。
念の為、スマホで情報を確認てみるが、まだ復旧の見込みは立っていないようだ。
俺たち同様、エレベータに閉じ込められている…なんて書き込みも散見された。
「大丈夫です!何かあれば俺が起こしますから…」
「…参ったなぁ…こんなことになるなら、お酒飲まなきゃよかったよ…」
「本当ですよね…今頃はとっくに家で寝てたハズですもんね…まぁ、アクシデントだから、仕方ないですよ」
「うん…そう…なんだ…け…ど…」
「はい…なので…安心して寝てて下さい」
「…じゃあ…お願い…する…ね…」
そう言ったとたん、安心したのか…それとも睡魔に堪え切れなったのか…再び彼女は眠りに就いてしまった。 花陽さんは睡魔に耐えきれなかったかも知れないが、なにを隠そう、俺のコイツも限界に達している。
今日は1回放出しているが…あれから6時間近くは経っており、フル充電完了!と言った状態だ。
いや…溜まり過ぎて、すでに漏れ始めている。
もし花陽さんに触られでもしたら…その瞬間に出ちゃいそうだ。
それは恥ずかしい。
男として情けない。
こたろう、よう!早漏!と言われてしまう。
だがこのままでいたら、何もせずとも暴発してしまう恐れがあるのも事実だ。
自分のパンツの中で、発射なんて…最悪だとしか言いようがない。
…と、いうことで、次はコイツを鎮めることとした。 自分のベルトを緩め…ズボンとパンツを膝まで下ろす。
そして…
先ほど得た戦利品をポケットから取り出した。
「花陽さん…すみません」
手にしたパンツを俺の硬直したモノに被せ、両脇を巻くようにして包み込んだ。
花の香り。
ほかほかとした彼女のぬくもり。
滑らかで、つるりとした生地の感触。
それらが俺の五感と股間を刺激する。
「…うっ♡…」
数回右手を往復させただけで、ドロリとした液体が、パンツのクロッチ部分へ放出された。
間違いなく…俺史上最速の速さ…だった。 「ふぅ…やっちまったか…」
後悔…というよりは、達成感に近いかもしれない。
花陽さんに気付かれたらアウトなねに、思わず俺は声を漏らしてしまった。
だが…
これで終わりじゃない。
まだまだ元気いっぱいだ。
むしろ、今のが呼び水になり、更に硬くなった気がする。
よし、この勢いのまま、次のアクションに移ろう。
思い立ったら、吉日!
善は急げ!
全身全霊!!
次の目標は…
胸だ!
もう、いつ復旧するかなんて構ってられない。
ここで死ぬかもしれないんだ。
花陽さんの胸を見ずして…触らずして…この世の終わりを迎えてなるものか! ちなみに、まだ花陽にエロいことしてない説。
スレタイ詐欺だなw 花陽さんは、目を覚ました時に元の体制に戻ったらしく、また壁にもたれて眠りに就いた。
さて…どうしよう…。
少し考える。
正面からいくか?
いや…
俺は、花陽さんと壁の隙間に割って入り、半ば強引に背後へと周った。
自分の脚を拡げ、彼女をその間に入れて挟む。
そして恋人がするように、後ろから腰に手を廻した。
あったかい…
密着した彼女の背中から、体温が伝わってくる。
花陽さん…
好きです…
このまま、あなたを離したくありません…
さらに腕に力を込めて、ギュッと強く抱き締めた。
花陽さんの髪の毛が、俺の鼻先をくすぐる。
わずかな時間、頭からエロいことが消え去った。
純粋に…好きな人とこんなことができるのが『幸せ』って言うんだな…と思った。
もっとも、それは俺の一方的な想いであり、そこに花陽さんの意思は存在していないのだが…。 もう少しだけ、恋人っぽいことをしてみたい…。
俺は彼女の左肩に、自分の顎を乗せた。
その隣には…聴こえるか聴こえないか…というくらい小さな寝息を立て眠る花陽さんの顔がある。
俺は彼女の顔をこちらに向けると…その唇に自らの唇を重ねた。
やわらかくて、ふっくらとした感触と…微かなアルコールの匂い…。
これが俺のファーストキス…。
幼い頃、姉ちゃんたちとふざけて『チュー』したことはあるが…自分の意思で異性したのは、初めてのことだった。 キスというのは、いつまでしていればいいんだろうか?
やめるタイミングがわからない。
俺が経験不足なだけなのかも知れないが…花陽さんの唇を奪った…という支配欲は満たされたが、それが=性的欲求を満たすではないようだ。
きっと相手が反応してこそ、気持ちが高まり合ったり、興奮するものなのだろう。
「…ん…んん…」
そうこうしているうちに、口が塞がれて呼吸が苦しくなったのか…花陽さんが少し呻いたので、俺は唇を離した。 しばらく様子を見てみるが、起きる気配はない。
ホッとしてから、我に返った。
花陽さんのおっぱい。
決して忘れていた訳じゃない。
いきなり、触るのも気が引けた。
だから、段取りを踏んでみた。
そうしたら、ちょっと、エロい気分が薄まった…。
それだけのことだ。
誰に言い訳をしているのか、わからないが、自分にそう言い聞かせ、頭をエッチモードに切り替えた。
抱き締めていた手をほどき、花陽さんが着ているニットの背中越しなに指を這わせ、ブラのフックの位置を確認する。
フロントホックではないようだ。
「ここだ!」
合わせ目を二度三度、クイクイっと動かすと…ぷつん…と外れたのがわかった。
姉ちゃんたちのお陰(?)で、ブラの構造的なものは頭に入っている。
実践したのは初めてだったが、わりと上手にできたらしい。
これで花陽さんのブラは、本来の機能を果たさないものとなった。 満を持して…ニットの中に手を突っ込む。
肌に触れた。
掌に吸い付くような、もっちりとして、しっとりした触り心地。
これが女性の身体なのか!!
自分のそれとは、あまりに違う。
お腹の辺りを、ふにふに揉んでみた。
花陽さんは決して細身ではない。
筋肉質という感じでもない。
かといって、もちろんデブではない。
それでいて、女性らしい丸みを帯びた…絶妙なスタイル。
そして抱き締めた時にも感じたが、とにかく『やわらかい』。
今、触れているお腹も、まさにそんな感じ。
この部分だけ切り取って、持ち運びできるのなら、ずっとモニョモニョしていられそうだ。
それくらい気持ちいい感触。
しかし、お腹で留まってはいられない。
更なる高みへと目指さねば。
両の手を徐々に上へと移動させようとした、まさにその瞬間!
花陽さんが何か呟いた。
「…みちゃん…」と俺の耳にはそう聴こえた。 エッチなしでも、かよちんとずっと抱き合っていたい。 これは…寝言?
意を決しておっぱいを触りにいった外れなのに…やっぱり、バレるのは怖い。
ビクビクしながら、時が経つのを待つ。
ふぅ…大丈夫みたいだ。
だけど…直接っていうのはリスクが大きいか…。
小心者の俺は服の上から触ることに考えを改めた。
彼女の脇から腕を差込み…両の掌を…そっと双丘へと重ねた。
そしてゆっくりと押し付ける。
姉の胸が『みかん』級なら、花陽さんのそれは…『プリンスメロン』級…掌から溢れんばかりの大きさだ。 指先に少しだけ力を籠める。
ニット越しに伝わるブラの感触。
そして…ずっしりとした重さ。
これが推定86cm(E)のおっぱいか!
最初は恐る恐る、マッサージをするように円を描きながら、手を動かす。
…
「…ん…ぅん♡…」
花陽さんが、甘い吐息を漏らした気がした。
だが、眠りから覚めてはいない。
俺は徐々に大胆になり、指先でブラの上から頂点を撫でるようにして、乳首の位置を探し始めた。
この動きに『感じて』いれば、先端が固くなるハズだ。 「…んん…の…みちゃん…」
「!!」
花陽さんが何か小さく呻いたのを聴いて、びくり…と俺の手が止まった。
また寝言?
しばらく気配を窺っていたが、起きた様子ではなかったので、再び、手を動かしてみる。
「…めだよ…」
「!!」
今度こそバレた!!
そう思った。
慌てて手を離す。
「…うふふ…希ちゃん…もう…こんなところで…ダメだってばぁ♡…」
ハッキリ、そう言った。 希ちゃん?
希ちゃんとは…あの希さんか?
そう言えば、さっき…昔、希さんに鍛えられた…とかなんとか言ってたっけ…
じゃあ…今、花陽さんは…希さんに触られている夢を見てる…ってことか?
出てきた名前が男の名前じゃなくてホッとした。
ソイツが誰であろうと、花陽さんとこんなことができるヤツなんて、俺の敵でしかない。
逆に言えば…希さんは花陽さんにどんなことをしてきたんだ?
女子同士なら、さわり放題なのか?
そんなことを思いつつ…
いや、待てよ。
花陽さんがそんな夢を見てるなら、ここはチャンスじゃないのか?
まだ、大丈夫?
まだ、イケる!!
俺は三度(みたび)彼女の胸に手を重ねた。 しかし、甘かった…。
「ぴゃあ!?」
花陽さんは叫び声と共に体を強く捻った。
その勢いで、彼女の両腕が俺の脇腹を捉えた。
「痛っ」
「えっ?こ、こたろう君?…大丈夫?どこかぶつけた?…」
花陽さんの後ろで、横に倒れた俺。
一瞬、呼吸困難に陥りながらも「…へ、平気です…」と答えた。
「ご、ごめんね…誰かに襲われた夢を見てたみたいで…ビックリしたよね」
「いえ…大丈夫です」
俺にエルボーを喰らわせた自覚は無いようだ。
自分がいきなり大きな声を上げたから、俺が驚いた…そう思っているのだろう。
「…って…あれ?…えっ?えっ?…」
花陽さんはニットの中に手を入れた。
音と気配でそれがわかる。
「えっ、なんでブラが…」
最後の方は聞こえなかったが『外れてるの?』と言ったに違いない。
「えっと…えっと…』
明らかに混乱している。
この状況を把握できていない。
それも当然のことだった。 > 出てきた名前が男の名前じゃなくてホッとした。
> ソイツが誰であろうと、花陽さんとこんなことができるヤツなんて、俺の敵でしかない。
お前は今全女の敵で犯罪者だろw うわー
さっき見つけてついに追いついてしまった…
頼むから続いてくれ スレ主@外出先
いつもご覧頂きありがとうございます。
皆様から頂くレスひとつひとつが、創作活動の励みになっております。
重ねてお礼申し上げます。
基本的に夜10時前後くらいからの書き込みとしております。
遅筆な為、1日数レスしか進められませんが、もうしばらくお付き合い頂けますようお願い申し上げます。
【追伸】
花陽については『歳相応の話し方』へと若干変更しております。
※特に虎太郎との会話シーンにおいて
故に多少違和感があるかもしれません。
なるべくイメージを損なわないよう努めますが、予めご承知頂けますようお願い申し上げます。
では、夜までしばしお待ち下さい。 「…こたろう君…」
「…はい…」
「ちょっと、目を瞑っててくれないかな…」
「はい…って、開けてても何も見えないですけど」
「そうなんだけど…気分的な問題…かな」
「はぁ…まぁ…いいですけど…何かするんですか?」
「ちょっとね…はい、じゃあ、目を瞑って!」
「わかりました…」
俺は言われるまま、目を瞑るて
「説明…してくれるかな…」
「…えっと…」
「今、何をしてたの?」
「…」
「もしかして…エッチな事?」
「す、すみません!!」
俺は…見えないかも知れないが…土下座をして謝った。
「…ふぅ…そっか…」
「本当に、本当にすみません!」
「う〜ん…そっかぁ…う〜ん…ダメだよねぇ…そういうことしちゃ」
「はい、すみません!」
もう、ひたすら謝るしかない。 「…こたろう君…」
「…はい…」
「ちょっと、目を瞑っててくれないかな…」
「はい…って、開けてても何も見えないですけど」
「そうなんだけど…気分的な問題…かな」
「はぁ…まぁ…いいですけど…何かするんですか?」
「ちょっとね…はい、じゃあ、目を閉じて」
「閉じました」
俺は言われるまま、目を瞑る…フリ…をした。
何も見えないが、花陽さんが何をしてるか、なんとなくわかった。
一旦、服を脱ぎ、ブラのフックを留め直していたようだ。
そして、再び、服を来た。
環境に慣れたというか…五感が研ぎ澄まされてきたというか…その動作の一部始終が見えた気がした。 「さて…こたろう君…」
「…はい…」
「説明…してくれるかな…」
表情は見えないが、口調は穏やかだ。
「…えっと…」
「今、何をしてたの?」
「…」
「もしかして…エッチな事?」
「す、すみません!!」
俺は…土下座をして謝った。
もちろん、花陽さんは見えていないだろう。
「…ふぅ…そっか…」
深い溜め息と共に、そう呟いた。
「本当に、本当にすみません!」
「う〜ん…そっかぁ…う〜ん…ダメだよねぇ…そういうことしちゃ」
「はい、すみません!」
もう、ひたすら謝るしかない。 「こたろう君もそういう歳になったんだねぇ」
「まぁ…はい…」
「う〜ん…お年頃だし…こういうことをしたくなる気持ちはわからなくはないけど…でも、やっぱり…一方的にしちゃうのは良くないと思うな…」
「はい…」
「…女の子はね…傷つきやすいんだよ…」
「はい、すみません」
「こういうことして捕まっちゃたりしたらどうするの?…にこちゃんも、こころちゃんも、ここあちゃんも、みんな悲しむよ」
「はい…」
「今回の事は…黙っててあげるけど…」
「あ、ありがとうございます!!」
「…でも、参ったなぁ…あのこたろう君がねぇ…大きくなっちゃたんだねぇ…」 「はい、そうなんです!花陽さんと一緒にいたら…大きくなっちゃって…」
「ん?」
「その…花陽さんと一緒にいたら…チン○ンが大きくなっちゃって、我慢できなくなっちゃって…」
「ゲホッ…し、下ネタ?…えっと、私は大きくなった…ってそういう意味で言ったんじゃ」
「いえ、俺はそういう意味で言いました」
「へっ?」
「正直に言います!…ずっと…ずっと…ずっと花陽さんのことが好きでした!!」
「ぴゃあ!?」
人生初の告白だった。 「えっと…こたろう君?」
花陽さんは、戸惑った声で俺を呼んだ。
「おかしなヤツだと思ってますよね?でも本当なんです。ずっと前から花陽さんのことが好きでした」
「ずっと…前…から?」
「ちっちゃい頃からです」
「ウソだよね?」
「ウソじゃないです。ずっと花陽さんのことが好きで…いつも写真を見てました」
「写真?」
「にこ姉ぇが家に残していった、μ'sの頃の写真です」
「はぅ…」
「キモっ…って思いますよね」
「えっと…なんというか…」
絶対、引いている。
だが、ここはちゃんと真実を伝えなきゃいけない。
「その写真をオカズに…ずっと花陽さんでしてました」
「してた?」
「オナニーです」
「私でしちゃってたのぉ!?」
花陽さんはメッチャびっくりしたみたいで、素っ頓狂な裏返った声を、エレベータ中に響かせた。 「はい、それこそ、何百回…いや何千回とお世話になったことか…」
「はぅぅ…そ、そういうことを…ここで言う?」
ドン引きしてる。
「実は…にこ姉ぇのとこのトイレでも1回しちゃいました」
「わぁ…」
俺に怯えてるかも知れない。
「引きますよね…すみません…変なこと言って…でも、事実なんです。だから…そのくらい好きだってわかってもらえれば…」
本当のことだ。
仕方ない。
「…え、えっと…う〜ん…」
「本当なんです!今日、偶然、ここで会わなければ、こんなことにはならなかったんです。一生俺の中の秘密にしてようって思ってました。でも、実物見たら、あまりに色っぽくて抑えきれなくなっちゃって…」
「色っぽい…それは嘘だよねぇ…。本当は『がっかりした』…でしょ?だって、私は『おばさん』なんだもん」
どうやらスーパーで俺が言った言葉を指しているようだ。 「違うんです!あれは…同級生にからかわれたから…そう言っただけで…本心はこれっぽっちもそんなこと思ってません。むしろ…一緒に買い物行かせてもらって…ちょっとデートしてるみたいで嬉しくて…」と、俺はその想いを一気に捲し立てた。
「デート?」
「花陽さんが彼女だったら…こんな感じなのかな?なんて思いながら」
「…そう…なんだ…」
「花陽さんと、結婚したら『小泉虎太郎』になるのかな…なんて」
「俳優さんの名前みたいだね…って…こたろう君、それだと小泉家にムコ入りすることになっちゃうよ?」
「あっ…本当ですね」
「ふふふ…」
意図せず、彼女の口から笑い声が漏れた。 「こんなことするつもりは全然なかったんです…でも…こういうことになっちゃって…」
「私が…寝なければよかったんだよね…」
花陽さんは反省の言葉を口にした。
やっぱり、この人は優しさに満ち溢れている。
「いえ、なにをどう言っても悪いのは俺です。もしこのまま、助からなかったらどうしよう…と思ったら…不安になっちゃって…」
そうです。
花陽さんが眠らなかったら、こうはならなかった…などとは、とても言えない。
悪いの…花陽さんがそのエッチな身体なんです!
「…助からなかった…ら?…」
「このまま死んじゃうのかな?…って思ったら…だから、どうしても死ぬ前に花陽さんに触れたくなっちゃって。だって、目の前に好きな人がいるのに、何もしないで死ぬなんて…耐えられないじゃないですか!!」
「…こたろう君…」
「…何を言われても構いません。どんなバツでも受けます。…本当に…すみませんでした!!」
俺はゴツンとおでこをぶつけるほどの勢いで土下座した。 「こたろう君、彼女はいないの?」
突然の質問。
「えっ?」
「さっき、私も訊かれたから」
「あぁ、そうでしたね…えっと…恥ずかしながら、いないです。いない歴15年です」
「へっ?15年?」
「はい。花陽さん一筋ですから…」
「それは、ちょっと信じられないなぁ」
「どうしてですか?見た目も、性格も…花陽さんを超える人いないんです…。…今のところ、そういう人に出会わなかったので」
嘘じゃない。
俺の理想は高い。
もちろん、そんな人がそう簡単に見つかるとも思っていない。
故に…どこかで何かの基準を下げない限り、俺に彼女など出来るハズがなかった。 「私が…基準?」
「はい。俺の…理想の女性です」
「でも、私より可愛い娘なんて、世の中にいっぱいいるし…」
「いないですよ!そう簡単に花陽さん以上の人がいるわけないじゃないですか!!」
「ひゃあ!!」
「…あ、すいません…つい熱くなっちゃって…偉そうに言える立場じゃないですよね…」
「ううん、なんか、こっちこそ…私のせいでこたろう君に迷惑を掛けちゃってるみたいで…」
「迷惑だなんて、そんな!…勝手な話だとはわかってます。でも…そんなこんなで欲望が抑えきれなかった…ってことだけわかってもらえれば、それで充分です」
「そっか…私のことをそんなに…そうなんだ…う〜ん…そっか…そうなんだ…あ、でも…うぅ…」
表情はわからないが、明らかに花陽さんは動揺している感じだ。
好きだから襲った…。
それを許していいのかどうか…。
裁判になれば、確実に俺は負ける。
少なくとも、俺はわかってる。
許されるワケがないと。
すると、しばらくして「それで…私はどこまでされちゃったのかな?」という質問が飛んできた…。 俺も今度かよちんとエレベーターに閉じ込められたらそうするわ 「もう一度訊くね?…私は…どこまでされちゃったのかな?」
「どこまで…って…」
「えっと…その…エッチなこと…」
「えっ…あ、いや全然、全然…なんならまだ始めたばっかで…『エッチのエに字』にも差し掛かってないというか…」
「…」
「いや、マジです!これから…って時に、目、覚まされたので…って…こんな言い方も変ですが…嘘じゃないです!本当なんです!信じて下さい!」
「…本当に本当?…」
「はい!さっき、あんなに恥ずかしい話ししたんですから、この期に及んで嘘なんかつかないです!」
「そうかなぁ…う〜んと…とにかく、二度とこんなことしちゃダメだよ!」
「は、はい!わかりました!」
「…それじゃあ…私の…パン…を返してくれなかなぁ…」 「えっ?…パンですか?」
「パンじゃなくて…その…パ…ツ…」
「はい?」
「もう…盗ったでしょ?…私の…パンツ…」
「あっ…気付いてました?」
「やっぱり、こたろう君が?」
「えっ、あ…鎌かけました?」
「自分で脱ぐハズないもん」
「バレちゃったのなら仕方ないですね…」
「早く返して」
「パンツ…ですよね…」
「うん、パンツ…」
「花陽さんのパンツは…」
「?」
「俺が汚しちゃいまして…」
「汚しちゃった?」
「…はい…その…一回、パンツに出しちゃったので…」
「出しちゃった?」
「花陽さんのパンツに…射精しちゃいました…」
「びゃあ!!」
「だから…これじゃあ、返しても履けないかと…」
「うぅ…酷いよぉ…」
「すみません。なので、これは…俺が責任取ってもって帰ります!!」
「も、持って帰るのぉ?」 「だって、こんなの花陽さんに返しても捨てるだけですよね?洗っては使わないですよね?…だったら…」
持って帰って、親にバレないように花陽さんの使ってる柔軟剤で洗濯して…また利用させてもらいます!
「確かに…その状態じゃ、そのまま渡されてもたけど…うぅ…困ったなぁ…」
「あの…花陽さん…」
「はい」
「ひとつお願いがあります」
「…う〜ん…悪い予感しかしないなぁ…」
「花陽さんは見えないかもしれませんが…さっき言った通り、途中で終わってしまったので…俺のここが…硬いまんまなんです」
「俺のここ?」
「言わせないでくださいよ…チン○ンです、チン○ン」
「わ、わかったから!二回も言わなくていいよぉ…あっ、でも、さっき出ちゃったって…」
「1回で治まるハズがありません」
「そうなの?」
「花陽さん相手なら、何発でもいけますから」
「そんなこと、自慢しないの!」
「いえ、花陽さんに対する誉め言葉です」
「素直に喜べないんだけど…それで?」
「さっきの続きがしたいです!!」
「や、やっぱり…そうなるんだ…」 「お願いします!」
花陽には見えないかもしれないが、再び、土下座。
「そんなことお願いされても…う〜ん…困るよぉ」
「花陽さんは…その…経験済みかもしれないけど…俺はまだしたことなくて…」
「経験済みって…そういう言われ方、したくないなぁ…」
花陽さんの言葉に怒気が含まれていた。
彼氏いない歴1ヶ月とか言ってたし…悲しいけど花陽さんが処女のハズがない。
さすがにこの歳まで未経験とか言われたら、それはそれで引く。
今まで何人の男とつきあって、どれくらいエッチしてきたんだろう。
どんなエッチをしてきたんだろう。
こっちは未経験者だ。
だから、出来れば優しくリードしてほしい。
そんな気持ちがつい、口から出た。
「気を悪くしたなら、すみません…言葉が過ぎました」
慌てて謝罪。
「…でも…未経験のまま、俺、死んでいくなんて…悲しすぎるとは思いませんか?」
同情するなら…ヤラせておくれ。 「死ぬことが前提なのぉ?」
「はい。閉じ込められてから随分経ちますけど…未だにウンでもなければ、スンでもないじゃないですか。このままいたら…酸欠で『俺たち』…死んじゃいますよ」
悲壮感たっぷりに訴える。
「そうなのかなぁ…」
「仮に助け出された…としてもですよ…それまでの時間…ただ待ってるよりは、お互い気持ちいいことしてた方が良くないですか?」
「さっき、体力温存してよう…って言ってたよね?」
苦笑してる。
「じゃあ、激しくしない方向で…」
「くすっ…」
おっ?この反応は?
「俺、間違ったこと言ってないですよね?」
「うん!…なんて、言えないよ」
あっさり否定された。 「現実は厳しいんだよ。そんな漫画みたいなお話、あると思う」
「ないですかね…やっぱり…」
「こたろう君の気持ちは…嬉しくないって言ったら、嘘になるけど…それでも、こんな感じでそういうことするの…って違うと思うんだ」
「…」
「ちゃんと、好きな人同士でしなきゃ…ね?」
「花陽さんは…俺のこと、嫌いですか?」
「ズルいなぁ…その質問は…こたろう君と会ったのは10年ぶり位だし…好きかどうかって言われても…」
「俺は好きです!」
「う〜ん、じゃあ、逆に聴くけど…こたろう君は『久々にあった男の子と簡単にエッチしちゃうお姉ちゃん』ってどう思う?…私がそんなに軽い人に見えるのかな?」
「いや、そういうわけじゃ…」
確かにその質問は難しい。
花陽さんがメチャクチャどスケベで、いやらしくはあって欲しいけど…ヤリマンではあって欲しくない。
そのバランスは、ちょー そのバランスはチョー難しい。
「…」
「…」
さすがに俺も、これ以上、攻略する手だてが見つからない。
強引に…とはいけなかった。
花陽さんの言葉も止まった。
それはそうだ。
そこまで、拒否しておいて、やっぱり「していいよ」なんて言う訳もなく…かと言って、この雰囲気の中、続ける話しもない。
だが…
「どうしました?」
俺は彼女の異変に気が付いた。
少し、呼吸が荒くなっているように感じた。
ヤバイ!
マジで酸欠状態になったんじゃ…
「…ううん…なんでもない…」
でも、その答えに力強さはない。
「いや、正直に言って下さい!死ぬ前にエッチとか…そんな話しは忘れて下さい!マジで酸欠なら、何か考えないと…」
「…えっと…その…おトイレ…行きたくなっちゃった…」
「花陽さんもオナニーですか?」
その答えにホッとしたのか、つい馬鹿なことを言ってしまう。
「…」
「な、ワケないですよね…さばゃあ、おしっこですか」
「…だから…そういうことは…ハッキリ言わないで」
「すみません…」 「…うぅ…どうしよう…」
「ペットボトルとか持ってないんですか?」
「…仮に持ってたてしても…できないでしょ?」
「まぁ、そうですね。女の人は、入れるの難しいですもんね」
「そういう意味じゃないんだけどなぁ…」
そう言うと花陽さんがスマホを翳して、エレベータ内を照らした。
「…ないか…」
「何がです?」
「最近のエレベータには非常時用のおトイレがあったりするんだけど…」
「あぁ…そういえば、このエレベータにはないですね…」
俺も自分のスマホを翳して、確認してみた。 「…はぁ…うぅ…」
「我慢できないですか?」
「我慢…するしか…ないよね」
「してもいいですよ、おしっこ」
「…大丈夫…我慢するよ…」
「生理現象なんだから、仕方ないじゃないですか」
「それはそう…なんだけど…」
「我慢しして漏らしちゃったほうが、よっぽど恥ずかしいですよ」
「わかってるけど…」
「じゃあ、一緒にしません?」
「えっ?」
「おしっこ。俺も一緒にしますんで」
エッチより、変態プレイが先になりそうだ。
「しない!…大丈夫…我慢するから…」
「でも…本当にこのまま動かなかったら…」
エッチするのと、人前でおしっこするの…どっちが恥ずかしいことなんだろう?
女性にとって、ある意味究極の選択かも。
「うぅ〜…誰か助けてぇ!!」
花陽さんは、大声で叫んだ。 こたろうもう吹っ切れて変態発言連発してますねぇ!
これは続きが気になる! こういう展開になるとは想像してなかった。
確かに緊急時には起こりうる問題だよなぁ。
それにしても虎太郎よw 花陽さんの、天への叫びが通じたのだろうか…。
「あっ!」
「おっ!」
「点いたぁ!」
「点きましたね!」
誰にでも起こりうるピンチに陥っていた俺たちに、一筋の光が差し込む。
いや一筋の光どころか、エレベータの照明が回復したので、室内全体が一気に明るくなった。
「だけど、まだ喜ぶのは早いですよ。エレベータが動き出すまでは、油断できませんよ」
「確かに…」
「逆にこれで動かなかったら…明るくなった分だけ、花陽さんのトイレシーンがバッチリ拝めちゃうワケですから」
「…もう…意地悪なこと言わないでよぉ…」 だが、女神は花陽さんに微笑んだ
。
程なくして、停まっていた箱が動き出した。
「助かったぁ…」
安堵の声が漏れる。
それは俺も同じだ。
口では強気にあんなことを言ってみたものの…ギリギリ変態に、ならずに済んだ…という想いがある。
正直、俺にはまだ放尿プレイは早すぎる。
エレベータが1階に止まり、扉が開いた。
しかし、俺たちはそのまま降りずに、にこ姉ぇたちの部屋へと舞い戻った。
「助かってよかったですねぇ…」と…少し眠たげな目で対応したこあ姉ぇ…の横をすり抜け、花陽さんがトイレにダッシュした。 「間に合ってよかったですね」と俺。
「うん…危なく、一生こたろう君とは顔を合わせられなくなるとことだったよ」
花陽さんは、緊張から解放されたのか、その表情は穏やかだった。
「花陽さん、さっきのことは…」
「もちろん、言わないよ。だから、こたろう君も、忘れてね」
「はい」
そう返事はしたが、記憶から消し去るなんて、絶対にできない。
むしろ、今日の日のことは、一生忘れない。
「にこちゃんたちは?」
こあ姉ぇに花陽さんが訊く。
「爆睡中です」
「じゃあ、この騒動は…」
「気付いてないと思いますよ」
「そっか…それはそれは」と苦笑する花陽さん。
「人の苦労も知らないで、いい気なもんだなぁ」
「そういうことは、言わないの」
ムッとした俺を花陽さんが窘(たしな)めた。 「あっ、何か温かいものでも飲みます?」
俺たちが帰ってきて、少し目が冴えたようだ。
こあ姉ぇの声に生気が戻ってきた。
眠気と戦いながら、それでも心配して起きててくれたらしい。
「ありがとう、飲み物は大丈夫だよ」
今、出し方ばかりですもんね!…と俺は心の中で呟いた。
「花陽さん、泊まっていきますよねぇ?」
こあ姉ぇが続けざまに訊く。
「う〜ん…どうしようかなぁ…」
「停電は直ったけど、まだ街は大混乱みたいですよ。帰宅困難者で多数いて、タクシーが捕まらない…って」
そう言って、スマホの画面を見せた。
「あ、そう言えば、さっき呼んだタクシー…」
花陽さんは慌てて運転手に電話をしたが…既にここを離れ、お客を乗せて移動中だとわかった。
「諦めた方がいいんじゃないですか?」
「…う〜ん…」
この躊躇いは、俺を警戒している。
その「う〜ん」だ。
「ベッドは…にこ姉ぇと一緒で良ければ…狭いですけど、寝れないことはないですよ」
エレベータ内の出来事など知らないこあ姉ぇが、花陽さんに提案する。
「にこちゃんと一緒かぁ…じゃあ、お言葉に甘えようかな…」
「いえいえ、全然、気になさらずに…」
「ありがとう」
花陽さんはこあ姉ぇに向かって、手を合わせてお辞儀した。 「こたも…バルコニーで良ければ寝るとこあるけど」
「おい!」
相変わらず、俺に対する扱い雑だ。
「うそ、うそ…これで良ければ貸してあげるよ…熟睡は出来ないだろうけど」
こあ姉ぇが今座ってるイスを指さす。
「さすがにそれは疲れるなぁ…だったら廊下の床で寝るよ」
「え〜それはトイレとか行くのに邪魔になるじゃん!…あ、ならさ…そっちのウォークインクローゼットの中は?」
「空いてるの?」
「まぁ、なんとかなるくらいのスペースは」
「おぉ…だったら、そこでいいよ」
「うん、じゃあ、そこ使って」
「サンキュー!そうさせてもらうわ。いや、帰ろうと思えば返れるんだけどさ…精神的に疲れちゃって…動きたくない」
半分本音。
もう、深夜の1時を回っている。
未成年が屋外を出歩いちゃいけない時間だ。
警察に職質なんてされても面倒臭い。
このまま寝られるなら、これほど楽なことはない。
いや、寝られるかなぁ…。
残りの本音半分は、まぁ、そういうことだ。
まだ、チャンスがあるかも知れない…なんて思ってたりして。 「じゃあ、すみません。私の部屋はこっちなので…」
「うん、気を使ってくれてありがとう。おやすみない」
こあ姉ぇが、ころ姉ぇの眠る部屋へと消えた。
「わかってると思うけど…もう、あんなことしちゃダメだからね?」と花陽さんが俺に釘を刺す。
「さすがに、にこ姉ぇと一緒にいるところを襲うなんて、無理ですよ」
「どうかなぁ…」
「どうですかねぇ」
「こら!からかわないの!…じゃあ、私は寝るからね?おやすみなさい」
「あ、はい…おやすみなさい…」
こうして花陽さんも、にこ姉ぇの眠る部屋へと姿を消した。
俺は指定された場所に行った。
「確かに…」
入って呟く。
ギリ、身体を横向きに曲げて、なんとか寝られるスペースはある。
そのままではさすがに痛いので、ハンガーに掛かっている洋服の中から、トレーナーっぽいものを数枚見繕い、下に敷いた。 ………
眠れない。
全然眠れない。
それは床が硬いからとか、そんな理由じゃない。
いや、それもあるにはある。
あるにはあるが…それが主たる要因ではない。
目を瞑り、頑張って寝ようとするのだが…今日一日の出来事が脳内にフラッシュバックされ…そして最後の目標を果たせなかった…という自責の念が、俺の睡眠を邪魔する。
ビビんないで、もう少し早く行動してたら…。
あのまま、強引に押し倒していれば…。
後悔は先に立たたないが…股間のコイツはいきり立ったままだ。
まったく寝ようとしてくれない。
精神的には、相当疲れているハズなのに…コイツはまだまだ元気だ。
仕方なしに、一旦リビングに行き、BOXティッシュを持ってくる。
そして、さっき撮った花陽さんのエロ画像を見ながら…今回3回目となる自慰行為に耽ったのだった…。 >>347
後悔は先に立たないが、股間のコイツはいきり立ったままだ。
誰が上手いこと言えとwww ティッシュで相棒を拭いたとはいえ、やはり気持ち悪さは残る。
ましてや、今日は何度も出してしまっている。
ここで1回、綺麗にしておこう。
俺は起き上がりクローゼットを出ると、バスルームに向かい…下半身を洗った。
ついでに…汚れてしまった自分のボクサーパンツと…花陽さんから貰った戦利品も手洗いした。
そして、そのまま洗濯機の上にある乾燥機にぶち込む。
30分もすれば乾くだろう。
その後、姉たちに気付かれないよう回収すればOK。
この場を凌ぐ応急処置としては十分だ。 下着が乾くのを待つ間、ノーパンというわけにもいかない。
脱衣場の棚を物色し、見つけたバスタオルを腰に巻く。
少しさっぱりしたからか、ようやく俺の相棒も落ち着いてくれたみたいだ。
少し喉が渇いた。
冷蔵庫にお茶か、スポーツドリンクが入っていたハズだ。
そう思い、キッチンへと向かう。
乾燥機が止まるまでの間は、そこで待とう。
気を付けなきゃいけないのは、そこで寝落ちをすることだ。
俺より先に姉ちゃんたちが起きて…何かの拍子に乾燥機を開けられたら、目も当てられない惨事になり。
俺のパンツだけなら、なんとでも言い訳できるが…花陽さんのそれが見つかったらシャレにならない。
それだけは避けなければ。
そんなことを考えながら…にこ姉ぇたちが眠る部屋の前を通り過ぎる。
キッチンはその先だ。
しかし…俺はムーンウォークを、するかの如く、バックステップして部屋の前へと舞い戻った。 普段、姉妹3人で暮らしている為、もちろん部屋のドアにカギなど付いていない。
また悪魔が耳元で囁いた。
「無謀な賭け?…勝ちにいこう!!」
そうだ。
チャンスの前髪は離しちゃいけない。
俺はその囁きに乗った。
音を立てないように、ドアを押し開ける。
さっき、にこ姉ぇをベッドまで運んたから、部屋の配置はわかっている。
向かって右側の壁にキャビネットとドレッサー。
部屋の奥にベッド。
空いたスペースにローテーブル。
簡単に説明すればこんな感じだ。
俺はドアを全部閉めないで、少しだけ隙間を残し、そこから漏れる廊下の明かりを頼りに、部屋の中へ入った。 ローテーブルにぶつからないように中止して、足音を立てずに歩を進めると…そのそばに何かあるのを発見した。
花陽さんのバッグだった。
そして、その上には…
「これは!?」
薄い青系統の色をしたブラがあった。
きちんと半分に畳まれて置いてある。
間違いなく、さっきのパンツとお揃いのものだ。
二つ目のお宝ゲットだぜ!と思ったが、今の俺はズボンを履いていない。
つまり、しまうところがない。
やむを得ない。
このブラの回収は後回しにしよう。
ん?
…となると…今、花陽さんの胸は…。 ベッドまで歩み寄ってきた。
そのほぼ中央で、枕を抱えてうつぶせで眠るのは…にこ姉ぇ。
彼女の身体には、姉ちゃんには不釣り合いなほど大きなタオルケット。
さっき、俺が運んだときに掛けたヤツだ。
そして…手前側…今、俺が立ってる方に眠ってるのが花陽さん。
こっちにはいるが、おれには背中を向けている。
姉ちゃんに気を遣ったのか、ベッドの端っこ…落ちそうなくらいのところ…で、寝ていた。
この辺りが彼女らしい。
俺のイメージする、奥ゆかしい感じの花陽さんが、そこにいた。 花陽さんの服装は、さっきのままだ。
ニットとロングスカート。
だが…その下は…
ブラは着けて寝ない派なのだろう。
にこ姉ぇと花陽さんの呼吸を確かめる。
どちらも、グーグーとイビキにも似た寝息を立てている。
よし、いける!
俺は躊躇せず、花陽さんのスカートを捲った。
ほっそりとしたふくらはぎ、もっちりとした太もも…そして、丸くて大きなお尻が現れた。
過去に見てきた姉ちゃんたちの、それとはサイズも形も全然違う。
何より実にやわらかそうだ。
生まれてからこれまで、俺は『おっぱい派』だったが…なるほど、こんなお尻を見せ付けられたら、思わず頬ずりしたり、揉みしだいたりして、その感触を堪能したくなる気持ちもよくわかる。 だが今の目標は…胸である。
もうすぐそこ…目の前だ。
よっこらしょ…と心の中で声を出し、ベッドの中央で眠るにこ姉ぇを壁際へと移動させる。
ついでに身体に掛けていたタオルケットも、頭からすっぽりと被せてあげた。
にこ姉ぇに罪はないが、しばらくそのままでいてくれ。
次に…ベッドから落ちそうにしていた花陽さんを、中央へとずらした。
その空いたスペースに今度は俺が寝転ぶ。
ベッドに向こうから、にこ姉ぇ、花陽さん…俺…と文字通り『川の字』に3人並んだ。
そして、いよいよ、その時は訪れた…。 時刻は午前2時を過ぎている。
就寝場所は…にこ姉ぇの隣。
さすがに花陽さんも警戒心を解いて、爆睡しているに違いない。
俺は彼女の身体を仰向けにすると…ゆっくり、ゆっくり…ニットをたくし上げていく。
そしてついに…ぼよん!と音を立て、それが露わになった。
予想した通りやはりノーブラだ。
スゲー…
これが花陽さんの…生乳…
薄明かりの中で、色まではハッキリわからないが…巨乳の割には乳輪は控えめで…すぐ俺好みのおっぱいだとすぐにわかった。
ただの巨乳ではない。
美巨乳だ、美巨乳!!
俺は今、感動に打ち震えている。
同時に…鎮まっていたハズの俺の相棒が、パンプアップしてマッチョになった。
写真!写真!
あっ…失敗した!
スマホはズボンのポケットに入れたまま、脱衣場に起きっぱなしだ。
仕方ない、このまま時を進めよう! 夢にまで見た、花陽さんの生乳。 それは、とても掌には収まり切らないほどの大きさだ。
その胸の谷間へと、静かに顔を近づける。
息を止め…少しずつ、少しずつ…そして、俺の頬が花陽さんの肌にみっちゃくした
あったかい…。
頬に当たるしっとりとした肌触りとぬくもりが、圧倒的な安心感を生む。
しばらく赤ん坊のように顔をすりすりとさせたあと、いよいよ彼女の胸に両手を彼女の胸へと乗せた。
指先に力を籠める。
パンパンに空気が入った風船のようだ。
やわらかいが弾力があって…指が押し戻される。
実に揉み応えのあるおっぱいだ。 夢にまで見た、花陽さんの生乳。 それは、とても掌には収まり切らないほどの大きさだ。
その胸の谷間へと、静かに顔を近づける。
息を止め…少しずつ、少しずつ…そして、俺の頬が花陽さんの肌に密着した。
あったかい…。
ふたつの乳房に顔を埋(うず)める圧倒的な安心感が生まれた。
しばらく赤ん坊のように顔をすりすりとさせたあと、いよいよ彼女の胸に、自分の両手を乗せた。
指先に力を籠める。
パンパンに空気が入った水風船のようだ。
やわらかいが少し重みと弾力があって…指が押し戻される。
実に揉み応えのあるおっぱいだ。 よく大きなおっぱいはやわらかくて『スライム』とか『マシュマロ』とか言ったりするけど、そこまで、ふにゃふにゃした感じではない。
そこはイメージと違った。
だが決して残念だなんて思わない。
何しろ、触ったのが初めてなんだから、比較のしようがない。
これが花陽さんの、おっぱいなんだ。
花陽さんのおっぱいを揉む度に、その先端が掌に触れる。
やがてそれが徐々に固く、尖ってくるのがわかった。
「おおぉ…乳首が勃ってきた…寝てても感じてるのかな…」
初めての経験で、どう弄ってあげれば、彼女が気持ちよくなってくれるのかわからない。
俺はエロ動画で見た記憶を頼りに、指先で撫でたり、押したり、摘まんだりしてみた。
この感触は何に例えればいいんだろう?
グミ?
いや、スポンジ素材の耳栓か?
女性の身体って不思議だなぁ。
自分の乳首じゃ、こんな気持ちにならないのに、花陽さんのそれは、ふにふに、こねこねと永遠に触っていられる気がする。 永遠に触っていられる気がするが、それだけをしているわけにはいかない。
俺は彼女の…その尖った先端を口に含んだ。
こりこりとした感触が、舌先に伝わってくる。
口の中で舐めまくる。
多分気のせいだ。
気のせいだとわかっているが…なんとなく甘く感じた。
そこは母乳が出るところ…とわかってるから、勝手に脳内で味を変換してるに違いない。
もしくは原体験の記憶が、再生されるのか。
『…ん♡…」
花陽さんの口から甘い吐息が漏れてきた。
さっきまでの俺なら、この時点でビクつき、動きを止めていたところ。
でも、今は違う。
もう、止められない。
情熱の勝ちだね!
俺は赤子に戻ったかのように、激しく吸った。
母乳など出るはずない…とわかっているが、それでもチュウチュウと音が出るくらい吸った。
「…ん…んん…はぁ…んふぅ♡…ぅん♡…」
花陽さんの口から漏れる吐息が、早く大きくなってきた。
そして…
「…んふ…ぅみちゃん…またですかぁ♡…」
またしても、そんな言葉を発したのだった。 うみちゃん?
今、のぞみ…じゃなく、うみって言った?
…うみ?…
…海未さん?
この間、サッカー選手と結婚した人だ。
μ'sの中で一番の『堅物』…って昔、にこ姉ぇが良く言っていたのを覚えている。
そんな人が、花陽さんと?
いや、花陽がその人と?
一体、どんな夢を見てるんだろう?
花陽さんってひょっとして…そっちの気があるのかな?
俺の中に、ひとつ、彼女に対する疑惑が生まれた…。 寝言の内容から、嫌がってる感じじゃない。
むしろ…喜んでる。
そんな雰囲気を察した俺は、構わず彼女の身体を弄(まさぐ)った。
右の乳首を左手で弄り…もう片方の乳首を舌先で刺激する。
そして…空いた右手を脇腹から腰、腰からお尻へと滑らせた。
「…んん…ん…」
その度に花陽さん口から、甘い吐息が漏れた。 お尻は胸とは逆に、力を入れると指先がずぶずぶと埋もれていくような柔らかさ。
まるで、搗(つ)きたてのお餅だ。
すべすべとした肌触りと、ふにょふにょとした触感…これは病みつきになる。
今日は花陽さんの魅力が胸だけじゃないと発見した、特別な日となった。 「…はふぅ♡…まきちゃ…ん…」
花陽さんの口から、また別の人の名前が出てきた。
今度はさっき話題に出た真姫さんか…。
花陽さんが見ている夢は…現実に起きた記憶からくるものなのだろうか?
それとも…深層心理…願望の現れなのだろうか?
前者なら…凄く衝撃的なことだ。
ここまで3人の名前が登場した。
だとしたら、その人たちと、そういう関係にあった…あるいは現在進行形で、ある…ということになる。
このまま続けていれば…全員の名前が出てくるんじゃないだろうか?
うっすら、そんなことを考えた。
花陽さんはμ'sのメンバーにセクハラ…いや、もしかしたら…それ以上のことをされまくっていたのではないだろうか? それはつまり…
にこ姉ぇも、その仲間だった?
チラリと壁際に追いやった姉を見る。
彼女はまだ、毛布を頭に被ったまま、微動だにせず眠っている。
にこ姉ぇが花陽と?
待てよ、もしかしたら…『ろ』も『あ』も、そうなのか?
あの、異常なほどの懐きようは…そういう事だったのか?
俺の頭の中に、裸の花陽さんに群がる、姉3人の姿が投影された。
いや、それはない。
いくらなんでも、それはない。
姉ちゃんたちの限ってそんな…。
だが、もしそうだったなら…
そこに俺が混ざってても、何の問題ないじゃないか。
俺は、今、自分がしている行為を、正当化しようとした。 ダメだ。
冷静になろう。
どう考えても、花陽さんと姉ちゃんたちが、そんな関係にあるはずがない。
一旦、さっきイメージした画像から、貧相な身体をした3人を消去する。
替わりに…希さんと絵里さんと…ことりさんを入れてみた。
パラダイスが誕生した。
死んだらそこに行ける…と言われたら、迷うことなく死を選ぶ。
ハーレム。天国。桃源郷。シャングリラ…。
雨にも負けず、風にも負けず…そんな世界があるなら私は行きたい。
人間だもの。 花陽さんが見ている夢が…仮に後者だとしたら?
それはそれで驚くべきことだ。
彼女はレズセを望んでいる…ということになる。
男の名前が出てこない…と言うことは…つまりそういうことなのではないか?
おい、おい…マジか!?
ん?
さっき、彼氏いない歴1年とか言ってたけど、あれ本当なのか?
実は男性経験がない…ってこともあり得るのでは?
えっ?
えっ?
花陽さんって…実は…処女?
嘘だ…
そんなバカな…
でも、そうだとしたら…初めての
相手が…俺?
そんなことを考えたら、俺の元気な相棒が、また一段と力強くなった。 しばらく、搗きたてお餅の感触を楽しんだ後、俺の右手がいよいよ股間へと迫る。
ただ、いきなりは触れない。
その前に…内股をよくマッサージして、血流を良くし、感度を高めてあげてから…の方がいいらしい。
実践したことはないが知識だけはある。
もっとも、眠っている相手にも、それが有効かどうかまでは知らないのだが。
ピッタリと閉じた脚に、右手を捩じ込み、少し汗ばんでいる内股を撫でた。
時折、ピクっと花陽さんの身体が硬直する。
それから、脚の付け根の辺りをゆっくりと揉み解(ほぐ)す。
段々「…ふぬぅ…むふぅ…」と花陽さんの鼻息が荒くなっていく。
そして、指先はVゾーンへと辿り着いた。
さわさわと花陽さんの陰毛が指をくすぐる。
何度か際どいところを指で往復させていると「…はぁん…ことりちゃ…ぁん♡…」と花陽さんが悶えた。
ついに4人目の名前が発せられたのだった…。 ことりさん…かぁ…。
ウェディングデザイナーで、イベントプランナー。
多分、元μ'sの中では、一番の有名人。
この人も、つい最近、商社マンだかと結婚したばかりだ。
花陽さんとは、にこ姉ぇが『嫉妬するほど、仲が良かった』…と聴いているけど…実際、どんな感じだったんだろう。
おっと!
花陽さんの女性関係が、色々気になるが…ここはエッチに集中しなければ!! 「そろそろのいいかな?」
花陽さんの太股から脚の付け根にかけて、撫でたり揉んでいたりした俺の右手を、彼女の股間にあてがった。
中指を使って、侵入口を探す。
だが…
「ん?…無い?」
あほか!無いなんてことはあり得ないだろ?
何度か指を往復させ、ようやく位置を特定させた。
ここで間違いない。
そこはピッタリと閉ざされていて、エッチ未経験者の俺は、それがわからないでいたのだ。
なるほど。
始めから『くぱぁ』となっている訳がない。
あれは、指で拡げた状態なんだ。
そうだ。
まずは先に実物を見てみなきゃ…。 さて、どうしたものか…。
取り敢えず、今のように脚を真っ直ぐに伸ばした寝姿では、アソコを見るのは難しい。
俺は花陽さんの膝を立て、左右に開いた。
百聞は一見に如かず。
俺はその間に顔を突っ込み、股間を覗きこんだ。
しかし廊下の明かりだけでは、大事な部分が陰になり、まったく見えない。
スマホのライトで照らそうにも、ズボンのポケットに入れたまま、脱衣所にある。
仕方ない。
強行突破だ!
俺は花陽さんの両脚を、グイッと更に開き…俗に言う『まんぐり返し』の姿勢にした。
そして…人差し指を、その閉じられた溝へ這わせる。
何度か往復させて、少しずつ指を埋めていく。
第一関節が入った辺りで、指先に滑(ぬめ)り気を感じた。
濡れてる!?
興奮した俺は、そのまま一気に指を奥まで突っ込んでしまった。
それが仇となったか?
キャッと声を上げ、花陽さんが目を覚ました。
俺は慌てて指を引き抜いた。
「あっ…」
すぐに状況を把握したようだ。
両手を胸の前で組み身体を隠すと、脚もギュッと閉じてしまった。
「こたろう君!!」
「静かにしてください…にこ姉ぇが起きちゃいます」
「あっ…」と小さく叫んで、後ろを振り向いた。
そこには頭からタオルケットを被って寝ている、にこ姉ぇの姿があった。 「…こういうことしちゃ…ダメだって言ったでしょ…」
小声で囁く花陽さん。
「やっぱ、無理でした」
俺も小さく呟いた。
「無理でした…じゃないで…あっ…ダメ…」
上半身を起こし、露出した巨乳をニットの中に戻す花陽さん…に俺は飛びかかるようにして抱き着いた。
そして…そのままの勢いで押し倒した。 「ダ…メだって…ば…」
「でも…花陽さん…本当は嫌いじゃないんですよね?」
「な、なんのことかな?」
「寝ながらでも感じてましたよ?」
「…そんなこと…」
「なくないですよ…乳首勃ってましたし」
「そ、そういうこと関係なく…さ触られたら、そうなるの!」
「喘ぎ声も出てましたけど…」
「で、出てないもん」
「出てましたよ、こんな風に…」
「へっ?…はぅ…ん…む…あっ♡…」
俺は花陽さんのニットの上から、胸を鷲掴みにして、そのまま揉んだ。
「…ん…んん♡…」
「ほら、服の上からだって、乳首が固くなってるのがわかりますよ」
「…だから…そんなこと…された…ら…ぁん♡…」 その時だった。
「…んん…誰かいる?…」
がさごそと音を立て、にこ姉ぇがタオルケットの中から頭を出した。
「!!」
俺は一瞬にして、体を入れ替え、花陽さんを盾にして、背中に隠れた。
「は、花陽です…花陽がいます!」
「…花陽?…」
「にこちゃんが寝てる間に色々あって…結局帰りそびれちゃって…お泊まりさせてもらうことになって…」
「…ふ〜ん…そう…詳しい話はまた明日聴くから…ごめん…寝るわ…」
「うん、おやすみ」
「…じゃあね…」
にこ姉ぇはそう言うと、自らタオルケットを頭から掛け、再び、眠りに就いた…。 「…ふぅ、危なかった…」
「危なかった…じゃないよ。もう、本当に気付かれちゃったら、どうするつも…むぐぅ…」
俺は彼女の唇を塞いだ。
「…ん…んん…」
エレベータでキスした時は、それほど性的な興奮はなかった。
だが、今は…。
こねシチュエーションがそうさせるのか。
もの凄く、猥褻な行為に思える。
花陽さんが、俺を拒むように顔を背ける。
それを逃がさず、追う。
ダメだよ…と何度も首を振るが…今の俺には通じない。
執拗に唇を求めた。
「お願いです…静かにしてください。乱暴なことはしたくないので」
エロ漫画や動画で見るようなセリフを、まさか自分が言うとは思わなかった…。 俺の唇が…彼女のそこから…耳…首筋…鎖骨…そして、胸へと移動する。
そして、ニットの上から固くなった先端を吸った。
「んふぅ♡…ふぅ♡…はぁ♡…あぅ♡…」
花陽さんは片手で俺を押し退けようとしている。
一方、もう片方の手は…声を漏らさぬよう、自分で口を押さえている為、抵抗する力は、半減している。
「ほら、やっぱり。さっきもそんな風に、気持ちよさげに喘いでましたよ」
違う、違う…と首を横に振る花陽さん。
「本当ですって」
俺は、彼女のニットをペロリと捲り、美巨乳を曝け出す。
「!!」
慌てて花陽さんが元に戻そうと試みるも、それは未遂に終わる。
コンマ何秒か早く、俺の舌が花陽さんの生乳首を捉えた。
「あふぅん♡…」
「ダメですよ、花陽さん…大きな声を出しちゃ…」
好きな人を苛めたくなる心理…ってこういうことなのか?
あんなに無理やりはしたくない…って思ってたのに。
自分の感情が、整理つかなくなっていた。 「待って…はぁ…はぁ…待って…んん♡…わかったから…ん…あっ♡…一旦、一旦落ち着こう…ね?」
俺も…泣き叫んで、助けを乞う人を犯すような…リアルレ○プみたいなのは好きじゃない。
そういうのは『可哀そう』っていう気持ちが先立ってしまい、興奮しない。
勃たない。
でも…いやよ、いやよ…と言いながら、最後には受け入れてくれる…っていうシチュエーションは好き。
今、望んでるのはそんな展開。
それに、にこ姉ぇの隣で犯る…というのは、スリル満点でメチャクチャ興奮しているのは事実だが、やはりあまりにリスクが高い。
状況によっては、にこ姉ぇまでも『相手にする』必要がある。
それは避けなければならない。
だから、俺は花陽さんの言葉に従い、その行為を休止した。 スレ主@自宅
みなさん、こんばんは。
諸般の事情により、本日の更新は休止させて頂きます。
申し訳ございません。
替わりと言ってはなんですが、過去に私が書いた、このSSの元となっている作品名を載せておきます。
お時間がある方は、ググってみて、ご覧頂ければ幸いです。
【オレとつばさと、ときどきμ's】
※非エロです。
では、また。 >>414
なぜか地域表示が変わってますね…。
でも、本人です。 「と、取り敢えず、落ち着こう…ね?にこちゃんに見つかったら、大変なことになっちゃうよ」
「そうですね…ここはマズイですよね」
俺はそう言うと花陽さんの身体を抱き寄せると、そのまま『お姫様だっこ』をした。
「ぴぁあ!」
花陽さんが驚くときの口癖なのだろう。
今日、何度か聴いたその小さな悲鳴を、また上げた。
「場所を変えればいいんですよね?」
「そ、そういう問題じゃないんだけど…」
その答えを無視して、俺は彼女の身体をリビングへと運んだ。 明かりを点けて、花陽さんをテーブルの上に乗せた。
「ここなら…いいですよね?」
「だ、だから、場所の問題じゃ…」
「花陽さん!!」
問答無用!とばかりに、彼女に覆い被さる。
はぁ…はぁ…と大きく息をしながら…「うぅ…待って!まってどうしても我慢できないの?」と彼女が聴いてきた。
「見ての通りです!」
俺の腰に巻いていたバスタオルがはらりと落ち、ビルドアップした相棒がニョキリと現れた。
「あぅ…いきなり…す、すごいことになってるね」
「準備万端です!」
「…もう…どうして?こういうことしない…って約束したよね?」
「花陽さんが悪いんですよ。いたいけな少年の目の前で、ノーパンノーブラでいるなんて…誘ってるとしか思えないじゃないですか」
「えっと…パンツ履いてなかったのは…私が悪いの?…こたろう君のせいだよね?」
「…確かに…」
「それに…いたいけな少年は、パンツ盗ったりしないよ?」
「いえ、いたいけな少年の前で、パンチラした花陽さんがいけないんです」
「エレベータの中…真っ暗だったよね?」
意外と冷静にツッコミを入れてくる。
「えっと…でもブラを外して寝てたのは花陽さんですよね?俺じゃないです」
「寝るときは苦しいから、ついいつもの習慣で…って…それも、部屋に入ってこなければわからないことだよね?」
「その順番は関係ないですよ。部屋に入ったら、ノーパンノーブラの花陽さんがいた。それが真実です!!」
「うぅ…意味がわからないよぉ
!」
花陽さんは二度、三度と首を横に振った。 「とにかく…こうなった責任を取ってください」
「…責任を取る…って言われても…」
「コイツを鎮めてください…」
「う〜ん…」
「鎮めてくれたら、終わりにしますから?」
「約束する?」
「はい!」
「信用できないなぁ…」
「花陽さんが、そう言うのもわかります」
「わかっちゃうんだ…」
「でも、考えてみてください。これを鎮める=フィニッシュです。ゴールです。つまり、それ以上はないんです。だから…お願いします!」
「必死だねぇ」
「だって、花陽さんとするチャンスなんて…もう二度と訪れないんですよ!それはそうなりますよ」
「う〜ん…仕方ないなぁ」
花陽さんは、ようやく頷いてくれた。 正直、本当にOKしてくれるとは思わなかった。
もはや、これは粘り勝ちと言うしか無いだろう。
それとも、花陽さんも…エッチしたかった?
とにかく夢の扉は開かれた。
「じゃあ…お願いします!」
俺は仁王立ちして、腰をぐいと突き出す。
そして…「すみません…小さくて」…と謙遜してみた。
一応、人並だとは思ってる。
思っているけど…花陽さんがこれまで経験してきた人が、どれくらのサイズか…それがわからない。
「小さいね…」と言われて傷つくよりは、先に宣言しておいた方がいいと思った。 花陽さんはテーブルから降りて、俺の前で立ち膝をすると、まじまじと相棒を眺めた。
「わぁ、すご〜い!こんなに大きいの初めてぇ、バクッ♡」
…なんて、展開を望んでいたが、そう上手くはいかない。
無言のまはま、おもむろに右手の人差し指を立てると、危険物でも触るかのように「ちょん」と俺の先端に触れた。
「…もう、出ちゃってるの?…」
「さっき、1回、ヌイたんですけどねぇ」
「さっき?」
「花陽さんが、部屋に入って、すぐ…」
「それなのに、また?」
「すみません」
「高校生って、そんなに元気なの?」
「花陽さんは違いました?」
「へっ?」
「毎日しなかったですか?ひとりエッチ」
「…」
花陽さんの顔が真っ赤になった。
あれ?
図星?
「花陽、おうちに帰る!」
ぷん!と横を向いた。
でも、膨らませたほっぺがメッチャ可愛い。
本当にこの人、26歳か?
「うそです、うそです!!それよりも早くしないと…もたもたしてたら、姉ちゃんたちが起きちゃいますよ」
「あっ…う、うん…そうだね…」 俺の相棒の…先端部から出る分泌物を利用して、花陽さんは人差し指を滑らせながら、円を描くように動かした。
「…トロトロだねぇ…」
「…そうっすね…」
花陽さんが、しばらくツルツルと指を滑らせ、敏感な部分のみ刺激する。
「焦らされてる?」
心の中で呟く俺。
どれくらい、しただろうか。
花陽さんのアクションが第二週段階に入った。
その潤滑油を指につけて、今度は竿を経由して根本方向へと撫で始めた。
特に尿道から裏筋へと指が動いた時には…ゾクゾクとした快感が、肛門のあたりから頭へと貫いていく。
「…ビクビクしてるよ…」
「花陽さんにしてもらってる…ってだけで、いつもの100倍くらい感度が上がりますから」
「ふふふ…うそばっか」
「マジですよ。もう、これだけで出ちゃいそうです」
「出していいのに」
「いや、ダメです。そんなもったいないことできないですよ」
過去の経験上、一度に4連射くらいは可能だと思っているが…もし、ここで出ちゃったら…最後まで行けるだろうか。 「ん?もったいない…って…どういう意味かなぁ」
俺を触っていた人差し指に…親指が加わり…やがて全部の指で相棒を握り込んだ。
その手の…上下往復運動…が徐々に激しくなる。
「ヤバい!気持ちいいっす!」
「うん、出していいよ」
「うっ…で、出る!!あ〜…出る!!…出る、出る、出る、出る…ぅ…」
びゅっ!と白い液体が飛び、花陽さんの着ているニットの胸元に着弾した。
「あっ…着替え…ないのに…」
「はぁ…はぁ…す、すみません…汚しちゃいましたね…はぁ…」
「服を着たまました私がいけないんだけど…」
「そうですね!その通りです!脱いじゃいましょう、その服」
「えっ?」
「その服脱いで…次はおっぱいでして欲しいです!!」
「え、えぇっ!?」 連続4射精とかしたら次の日尿道痛すぎて、まじで洒落にならなくなるよな 今日一日スクスタ、スクフェスでかよちん見るたび
このスレ思い出してパンツ濡れた スレ主@最寄り駅
test
かよちん、かわいい、かきくけこ スレ主@職場
test
愛、米、味
you,your,you スレ主@自宅
最終test
書き込めたら、再開します。 「次は…って」と花陽さんは首を傾げた。
「まだイケます。見てください!全然元気です!!」
「!!」
「ね?」
「ね…じゃなくて…もうおしまいだよぉ」
「えっ?コイツが鎮まるまで…って話でしたよね?」
「鎮まる…って…そういうことなの?」
「はい」
「うぅ…で、でも…それはこたろう君が、一方的にね」
「あれ?一応、同意の上で…だと思ってましたけど…それとも嘘だったんですか?」
「ズルいなぁ…そういう言い方…」
「花陽さん!」
「?」
「好きです♡好きです♡愛してます♡」
「うひゃあ…おちん○んを、押し付けないでぇ」
「花陽さ〜ん♡」
「ちょ、ちょっと…わかったから…」
「じゃ、じゃあ…」
「はぁあ〜…いやだなぁ…なんだかんだで流されちゃう自分が。自己嫌悪だよぉ」
「よっしゃあ!」
「どうせ、ダメ!って言っても、するんだよね?」
「その優しさが大好きなんです♡」
「…もう…ばか…」
花陽さんは、聴こえないくらい小さな声で呟いた。 「次は…って」と花陽さんは首を傾げた。
「まだイケます。見てください!全然元気です!!」
「!!」
「ね?」
「ね…じゃなくて…もうおしまいだよぉ」
「えっ?コイツが鎮まるまで…って話でしたよね?」
「鎮まる…って…そういうことなの?」
「はい」
「うぅ…で、でも…それはこたろう君が、一方的にね」
「あれ?一応、同意の上で…だと思ってましたけど…それとも嘘だったんですか?」
「ズルいなぁ…そういう言い方…」
「花陽さん!」
「?」
「好きです♡好きです♡愛してます♡」
「うひゃあ…おちん○んを、押し付けないでぇ」
「花陽さ〜ん♡」
「ちょ、ちょっと…わかったから…」
「じゃ、じゃあ…」
「はぁあ〜…いやだなぁ…なんだかんだで流されちゃう自分が。自己嫌悪だよぉ」
「よっしゃあ!」
「どうせ、ダメ!って言っても、するんだよね?」
「その優しさが大好きなんです♡」
「…もう…ばか…」
花陽さんは、聴こえないくらい小さな声で呟いた。 「うんしょ…うんしょ…」
立ち膝をした花陽さんが、俺に近づく。
だが彼女の胸の位置と、俺の相棒の位置とでは高さが合わない。
「届かないよ」
「この体勢じゃムリっすね」
「じゃあ、おしまいね」
「…とはならないですよ!」
「やっぱり?」
「花陽さん…仰向けで寝てもらっていいですか?」
「ここで?」
「それとも…にこ姉ぇのベッドに戻ります?」
ちょっと意地悪く、顔を覗き込んだ。
「…だよねぇ…う〜ん…仕方ないなぁ…」
花陽さんが渋々床の上に横たわる。
「すみません、失礼します…」
俺は彼女に手を合わせてから、お腹の上に跨った。 俺はそのままお腹の上に座ったら、花陽さんを潰してしまうと思い、少しだけ腰を浮かせている。
「苦しくないですか?」
「うん…大丈夫…」
その返事を受け、相棒が彼女の胸の谷間に行くよう、セットした。
「挟んでもらっていいですか?」
「挟むの?」
「はい、お願いします」
「こうかな?」と花陽さんが自分の手を胸に添え、左右からギュッと押す。
俺の相棒が、物の見事に、白い乳房と乳房の間に姿を消した。
おぉ!なんだこれは!
手で握られた時とは、全く違う感覚。
上下左右…全方向から圧が掛かる。
だが、痛さはない。
むしろ、適度な弾力が心地よさを生み出している。 『男は視覚で、女は脳内で、エロスを感じる』というのを、何かで読んだことがある。
逆説的に『エッチをする時に男は目を開けて、女は目を瞑る』というのもあるらしい。
それが正しいのかどうかはわからないが、花陽さんの顔、適度な大きさと色を兼ね備えた乳輪と乳首…が装備された美巨乳、そしてそこに包み込まれる俺の相棒という光景を見れば、そうだと言わざるを得ない。
特におっぱいがムニュってなって、その大きさが強調されている姿は堪らないものがある。
目から入る情報が、俺の興奮の度合いをを何百倍、何千倍と高めているのは間違いない事実だ。 俺はゆっくりと腰を前後に動かし始めた。
花陽さんの巨乳が、相棒の先端を押し返してくる。
それに負けじと、俺はグイッと腰を突き出す。
押し返される、突き出す、押し返される、突き出す…これを繰り返しているうちに、また俺のガマン汁が漏れ出てきた。
しかし、それが丁度いい感じ…ローションのような役割を果たし、出し入れがスムーズになってきた。
「うわぁ、メッチャ気持ちいいです。憧れの花陽さんにこんなことしてもらって…最高です!!」
「…うん…それはなによりで…」
少しずつ、腰の動きを速くする。
と同時に…花陽さんの口から吐息が漏れ始める。
俺はそうしながら、彼女の胸に先端を摘まんだ。
「ひゃん♡」
ビクッと腰を跳ね上げ花陽さんが反応した。
お陰で俺は、一瞬前に放り出されそうになった。
「きゅ、急に…ビックリさせないで…」
だが、その言葉には答えず…乳首を人差し指と中指で挟み、親指でぐりぐりしながら…グラインドのスピードを上げていく。
「…ちょ、ちょっと…こたろうく…ん…んん♡…んん…んあ♡…ふぐぅ…はぁ…はぁ…あぅ…」
俺の腰を前後させるリズムと、花陽さんの喘ぐ声がシンクロしていく。 「花陽さん…はぁ…はぁ…乳首…気持ち…いいですか…」
「…あぅ…はふぅ…」
「はぁ…はぁ…気持ち…いいですか」
「…ぅん…ぃい♡…はぁ…気持ち…いいよ♡…」
「俺も…メッチャ…気持ち…いいっす…あっ…あっ…あぁ…また出そうです!」
「…んん…むぅ…出ちゃう…の?…あぁん…」
「はい…出ます…出ます…出します!…あっ…うっ!!」
「!!」
「はぁ…はぁ…はぁ…やべぇ…花陽さんのおっぱい…最高です…」
「…はぁ…はぁ…はぁ…凄いね…さっき…出したばっかりなのに…まだ…こんなに…出るんだね…はぁ…はぁ…」
「まぁ、若いですから」
「…それ…ちょっと…傷つくなぁ…」
花陽さんが苦笑する。
「何言ってるんですか?花陽さんも若いですよ」
俺は彼女の上半身を起こすと、そのままギュッと抱き締めた…。 下着姿を付けずに寝るという攻撃を受けたので被害者はこたろうですよはなよ 「…はい…これで…おしまい。…もうさすがに満足したよね?」
花陽さんが抱き着いていた俺を引放し、相棒を覗き込んだ。
4連射くらいは可能だと思っていたが…さっきまでの勢いはどこへやら…意外にも大人しくなっている。
それはそうか。
花陽さんと会ってから、約半日。
コイツは常に興奮状態だった。
そして数えてみれば、既に5度の発射。
いくらなんでも、疲れていないわけがなかった。
たが、しかし…
このまま、終わらせてしまうにはあまりに惜しい。
やると決めたからには、最後まで頑張らねーば、ねーば、ねーば、ネバーギブアップ!だ。
「いや、まだです!!まだ終わりじゃありません」
俺は高らかに宣言した。 「ダメ!ここが鎮まったらおしまい!って約束したでしょ?」
「はい、しました」
「じゃあ…」
「なので、今度は花陽さんに、お礼をしなければなりません」
「お礼?」
「はい、お礼です。実は今日だけで5回もお世話になってるのに、花陽さんにまだ、なんの恩返しもしてないので」
「えっと…うん、そういうことなら気持ちだけもらっておくね?」
「いや、それじゃあ、俺の気持ちが治まりません!」
負けるな、俺! 「それなら…こたろう君が大人になった時に、美味しいご飯でも食べに連れて行ってくれるとかで…」
「それはつまり、また会ってもらえる…ってことですか?」
「えっ?…あ…う〜ん…」
「わかりました。それはそれで、取って置きましょう。でも、そんな先まで待ってられません。俺は今、花陽さんにお礼がしたいんです!!」
「えっと…ちなみに、どんなことをしてくれるのかなぁ…」
「はい、これまでの15年間、俺が気持ち良くしてもらったので、今度は花陽さんを気持ち良くさせてあげますよ!15年分の愛を込めて!!」
「…やっぱり、そういうことなんだ…」と言うと、花陽さんはひとつ、小さな溜め息をついた…。 「えっと…それは…遠慮しておこうかな…」
「そんなことを言わないでくださいよ…花陽さんもこのまま終わったらフラストレーション溜まるんじゃないですか」
「フラストレーション?」
「まだ、イッてないですよね?」
「な、なんのことかな?」
「とぼけなくてもいいですよ。花陽さんはもう、大人だし…『本当はエッチが大好きだ』って言っても、俺、全然平気ですから」
「はうぅ…なんてことを言うのかなぁ?」
「でも、乳首弄られて…気持ちよくなってましたよね?絶対、続きがしたいハズです。そうですよね?」
俺は花陽さんを凝視した。
花陽さんは…俺から目を逸らした。 まあ童貞に気持ちよくしてあげますなんて言われてもね 俺は座っている花陽さんの頭が、床にぶつからないよう注意しながら押し倒した。
「こ、こたろう君!?」
花陽さんの問い掛けを無視して、スカートを捲ると、下半身が露出した。
そう、彼女のパンツは、今、乾燥機の中にある。
慌てて股間を隠そうとする花陽さん。
だがそれには構わず、俺は彼女のぴたりと閉じた脚に自分の両手を差し込んだ。
花陽さんは『開かせまい』と内股にグッと力を籠める。
いくら俺が男だとは言え、これを『こじ開ける』のは並大抵のことじゃない。
やって出来なくはないだろうが…さっきも言った通り、無理やりっていうのは好きじゃないんだ。
ならば…押してもダメなら引いてみな。
俺は『北風と太陽』作戦を実行することにした。 「そう言えば花陽さん…って、実はバイだったりします?」
俺は一旦攻撃をやめ、ウェットティッシュを取りに立ち上がった。
「へっ?バイ?」
突然の…まったく脈略のない質問…に、花陽さんは目を丸くする。
「男の人も、女のひとも、両方ともイケる!…っていう意味のバイです」
「あぁ…そういう意味の…って、どうして私が?」
「寝言でいろんな人の名前が出てきましたよ。μ'sのメンバーばっかり…」
キッチンシンクの傍で目当ての物を見つけた俺は、そう言いながら、花陽さんの元に戻った。
「そ、そうなんだ?う〜ん…えっとね、それは今でも仲がいいし…夢に出てくるくらいのことは、あると思うな…」
「その夢は…希さんたちにおっぱい揉まれる夢ですか?」
「!!…ち、違うよ…」
「図星ですよね?」
「な、なんのことかな?」
「そう言ってましたもん『揉まないで』とか『ここじゃダメ』とか…あっ、遅くなってすみません…身体、拭きますね?」
話の途中ではあるが…俺が汚してしまった彼女の胸元…を、持ってきたウェットティッシュで拭こうとした。
「自分でやるよ…」
花陽さんが手を出す。
俺は箱から数枚引き出し、彼女に手渡した。
「じゃあ、俺は背中拭きますね?」
「えっ、背中?…背中は大丈夫だよ…」
「でも、床に寝転んでたから…」なんてことを言って、勝手に拭き始める。
「うぅ…スースーするよぉ…」
「寒いですか?」
「少し…」
「アルコールで熱を奪っちゃいましたかねぇ?」
「そうかも」
「…ですよね。だったら、俺が温めてあげますよ」
俺はまた、彼女の隙を衝いて、後ろから抱き付いた。 「あっ…」
「『冷え』は女性の敵ですからね」
「そうだけど…」
作戦成功。
極々自然に、花陽さんとくっつくことが出来た。
エレベータの時のように、後ろから彼女の腰に両手を回し、ホールドた。
「それで…どうなんです?」
彼女に密着したまま、再び問いか掛ける。
「なんの話だっけ?」
「寝言の話ですよ。エッチな夢、見てましたよね?しかもμ'sのメンバーに犯られちゃうような…」
「み、見てないよ、そんな夢」
「どうですかねぇ?まぁ…夢って起きた瞬間、忘れちゃったりするしますもんね」
「うん。でも、そんな夢は…」
「いや、でもそれは…ハッキリ言ってましたよ『希ちゃん、ダメだよ…』とか『海未ちゃん破廉恥だよ』とか…『ことりちゃん、もっとしてぇ』とか『真姫ちゃん、花陽の事を好きにしていいよ」とか」
前半は本当。
後半は嘘。
「なんと!?そんなエッチな事を…あ、いやいや…さすがにそんなことは…」
花陽さんは半信半疑って感じだ。
全否定しない…ってことは、それなりに自覚があるってことか…。
「これが花陽さんの願望からくるものなのか、実体験からくるものなのかわからないですけど…どっちにしろ、嫌いじゃないですよね?こういうことされるの」
俺はそう言い放つと、お腹にあった手を乳房へと移した。
「ひゃあ!!」
グッと力を入れ、花陽さんが身体を硬直させる。 「もし、花陽さんが…本当は女の人とそういうことしたい…って思ってるなら…俺が替わりになりましょうか?」
やりたい一心で、自分でも訳がわからないことを言い出した。
「替わりに…なる?」
「目を瞑ればわからないでしょ?エッチの相手が男か女かなんて」
「普通わかると思う」
「そうだ!俺が東條希になりますよ!」
「えっ?…の、希ちゃんに?…えっと…それはだいぶ無理があるよね?」
「あぁ…確かに…俺と希さんじゃ、胸のサイズがちょっと、アレですもんね…」
「いや、そういう意味じゃ…」
「では、さっき名前が出てきた人の中だと…海未さんなら、どうですか?園田海未役の矢澤虎太郎ってことで」
「う〜ん…どこかで聴いたことあるフレーズ…」 「『花陽ちゃん、おっぱい触るわよ』」
「海未ちゃんは、そんな話し方はしないよぉ」
「しまった、そうか!そこまでは考えてなかったです」
「それに…にこちゃんそっくりの顔で海未ちゃんだって言われても…」
「にこ姉ぇにそっくり?…俺が?…まぁ、良く言われますけど…ん?…あっ、じゃあ…」
「あっ…」
「『花陽、アタシの言うことがきけないわ〜け〜?もう、やるっていったら、やるんだからぁ♡』」
「!!…似てる…」
「まぁ、伊達に弟やってないですから…」
姉ちゃんのモノマネなら、チョー自信ある。
番組に出れば、優勝できるクオリティーだと思ってる。
まぁ、姉ちゃんの知名度の問題もあるし…今後…一生、身内以外に披露することは無いだろうが。 「花陽…アタシとしたかったんでしょ?仕方無いわねぇ…付き合ってあげるわ」
「やめてよ、こたろう君…本当ににこちゃんに言われてるみたいだから…」
「遠慮はいらないわ」
「そう言われても…にこちゃんをそういう目で見たことないし…」
「ふ〜ん…じゃあ、希はそういう目で見てるんだ?」
「はうぅ…い、いや…その…」
「まぁ、いいわ…アンタにその気がなかったとしても…アタシはしたいと思ってたわ、出逢った時からね」
本当は、にこ姉ぇがどう思ってるか知らないけど…彼女に俺の気持ちを言ってもらった。 「花陽…アタシにはアンタが必要なの!わかるでしょ」
「花陽もにこちゃんのことは好…じゃなくて…こたろう君?…危なく騙され…」
「愛してるわ、花陽…」
「!!」
俺はにこ姉ぇのまま、花陽さんの乳首に唇を寄せた。
「にこちゃ…小太郎くん…」
最初こそ、俺を押しのけようとしていた花陽さんだったが…諦めたのか、それとも別の理由なのか…次第に腕の力が弱まっていく。
「一度でいいから、こうしてみたかったねよねぇ」
俺は彼女のクニュクニュとした先端を…咥えて、舐めて、吸って…押して、摘まんで、弾いて…ひたすら攻める。
それと比例するかのように、花陽さんの漏らす吐息に含まれる『ハートマーク』の量が増えてきた。 俺は、なおも執拗に胸を弄る。
「んっ♡…んっ♡…あっ♡…ダメ…そんなにしちゃ…」
胸の感触だけじゃない。
花陽さんのその声がセットになって…俺の脳内を刺激する。
今は、自分が『イキたい!』というよりも、花陽さんを『イカせたい!』という気持ちが強い。
そうすれば、きっと…最後までしても、大丈夫…なハズだ。
そうこうしているうちに、彼女の腕が俺の背中へ巻き付いてきた。
「花陽さん!?」
つい素に戻って、虎太郎で呟いてしまった。
「はぁ…はぁ…ふぅ…ひどいなぁ…こたろう君は…あんなに…ダメって…言ったのに♡…」
花陽さんが腕に力を籠め、俺を強く引き寄せた。
「うぉお〜!花陽さん!!」
俺も彼女を強く抱きしめ、今度は唇に吸い付いた。
花陽さんもそれに呼応するように、俺の唇を吸う。
そのキスは…さっきまでの感じとは全然違う。
物理的動作は全く同じでも、精神的な充実感が段違いだ。
これがキスというものなのか…。 俺の上下の歯の間を割って、花陽さんの舌が口内に突入してきた。
「ん…んむ…」
ぬるりとした感触が、俺の舌先に伝わってくる。
『男の身体(の一部分)が女性の体内に侵入する』ことはあっても『その逆』はあまりない。
それを考えれば『女性が男の口内に舌を入れる』というこの行為は、男がチン○ンを挿入してるのと同じ意味合いん持つのではないだろうか。
そう考えると、いやらしい。
実にいやらしい。
俺も負けずに、応酬する。
入ってきた舌を押し返して、今度は自分のそれを捻じ込んだ。
「…ちゅっ…ちゅちゅう…」
お互いのそれを絡ませ合う音が、リビングに響く。 ラブライブ世界で女とイチャつきたいなら方法は一つしかない…
そう、自分自身も女になることだ… >>496
そうなんですね。
気付きませんでした。
作品の中では、半日くらいしか経ってないんですよねぇwww
すみません、ペース遅くて。
今日も5レス分くらいしか進みません。
もし次にSS書くときは、本文とわかるようにナンバー振ります。
では、続きをどうぞ。 >>497
ここ最近の毎晩の楽しみになってるぜ
焦らず書き続けてくれ ゆっくりペースだから読み手が没頭できるのよ、次は何やるのか?とか想像しながら
一度に書き溜め出されても頭に残らないのよね ベロチューでしばらく愛を確かめ合った(…と勝手に思っているのだが…)あと、俺の舌は、耳…首筋…鎖骨…脇…乳輪…乳首…お腹…おへそと移動した。
エロ動画で予習はしていたものの、もちろん、実戦は初めてだ。
見様見真似ながら、ぺろぺろと舐める度に、花陽さんの口から「ふぅぅんん♡…」という吐息が漏れるのだから、そんなに下手ではないのだろう。
彼女は全身の力が抜けたみたいで、俺にしがみついていた手が解(ほど)け『しなっ』と床に横たわった。
上から降りてきた、舌が下腹部へと差し掛かる。 顎の辺りにさわさわと陰毛が触れたその時だ。
「その先は…ダメ…」とストップが掛かった。
どうしてですかと訊く、俺。
「…今日…お風呂に入ってないから…」と返事があった。
「本当に言うんですね、そういうこと」
「本当に?」
「見たことあります、漫画とかで」
「なら…」
「でも、みんな必ずこう言うんですよ…『そんなの関係ない』って…」
某お笑い芸人のギャグではない。
そんなつもりで言ったのではない。
ここで、ぷっ…と吹き出されては、折角の雰囲気が台無しだ。
だが、幸いにもそうはならなかった。 俺は一旦立ち上がり、再び花陽さんの顔に背を向けるように身体の向きを替えると、お腹に股がり膝を付いて腰を下ろした。
そして花陽さんの…ピッタリと閉じている太腿に手を捻じ込むと、間髪入れず、左右に引き裂いた。
それは自分でも驚くほどの早業だった。
リベンジ成功!! 「きゃあ!」
不意を突かれたのだろう、彼女の股間が無抵抗のまま、俺の眼前に晒される。
慌てて手で隠そうとするが、残念ながらそれは、俺の脚が抑え込んでいて動かせない。
「ダメ!!見ないで!!」
花陽さんは俺が何をしようとしたのか悟ったようだ。
この期に及んで、バタバタと抵抗しようとしている。
「しーっ…静かにしないと、にこ姉ぇたちが起きちゃいますよ…」 「そうだけど…」
「俺…まだ見たことないんですよ…本物のおマ○コ」
「ひゃあ!」
花陽さんの表情はわからないが、その小さな悲鳴から、メッチャ恥ずかしそうにしてるのがわかった。
それは俺も同じ。
そんな単語を人前で口にしたのも初めてだ。
言った俺も赤面してるに違いない。
彼女に背中を向けてるから、バレてはいないだろうが…。
「見なくていいよぉ…見なくていいから…お願いだから見ないで」
「でも見ないと…どこをどうしたいいか、わからないじゃないですか」
「どこもどうしなくていいから」
あれだけ簡単にやらしてくれそうな雰囲気だったのに、それとこれとは全く別物らしい
でも、俺は引き下がらない。
「いやいや…そういうわけにはいかないです…」
そう言って、顔を股間に近づけた。 すん、すん…
すーはー、すーはー…
花陽さんに、聴こえるように、わざと大袈裟に鼻で呼吸をする。
「こたろう君のばかぁ!そんなところの匂いなんて嗅がないでよぉ」
「花陽さんのここ…スッゲーいやらしい匂いがします!」
正直、興奮してて、匂いなんて、全然わからないんだけどね。
言うだけ言ってみた。
「もう…変態過ぎるよぉ」
俺もそう思う。
とにかく、今まで見てきたエロい漫画や動画に出てきた台詞を、必死に絞り出してる感じ。
でも、それで花陽さんのエッチな気持ちが高まるなら…それに越したことはない。
そして、今のところ、成功していると思っている…。 >>497
逆に毎日よく続くな。
内容は多彩で面白いが、少し詰め込み過ぎかも。
1000レス超えないか心配だ。 さて、改めて股間を眺めてみる。
三角に形よく整えられた、ふんわりとした陰毛。
その奥に、うっすらとスジが見える。
そして、更にその先にはあるのが…赤と茶の中間みたいな色をしたお尻の穴。
強者(つわもの)ここを舐めたりするようだが…それはちょっと気が引ける。
いくら花陽さんが好きとは言え…エッチ初心者の俺には『アナル舐め』などというプレイはハードルが高い。
「花陽さんの…お尻の穴が丸見えです」
せいぜい彼女の羞恥心を煽るくらいが関の山だ。
「うぅ…そんなにまじまじと見ないでよぉ…」
花陽さんの肛門がキュッと締まったような気がした。 「女の人って、おマ○コ見られるとのと、お尻の穴を見られるの、どっちが恥ずかしいんですか?」
男の場合は圧倒的に後者だと思うけど。
しばらく待ってみたが、返答がない。
振り替えって、再度訊いてみる。
「おマ◯コとお尻の穴、どっちが見られるの恥ずかしいですか?」
「…ど、どっちもに決まってるでしょ…」
「俺はお尻の穴です」
「訊いてないから…」
「いや、だから…こんなにガン見されて、恥ずかしくないのかなって」
「恥ずかしいの!恥ずかしいから…せめて明かりを消してよぉ…」
「ダメです!じっくり見させてもらいます!!次はいよいよ…」 さっきにこ姉ぇのベッドでは確認できなかった部分。
今度はバッチリ、至近距離で観察できる。
黒い草むらを搔き分けると、一本の裂け目が現れた。
その左右に人指し指を添え…ゆっくりと拡げていく。
「ひゃあ」
花陽さんが小さく悲鳴をあげた。
「うぉぉ!!…これが花陽さんの生マ○コ!!」
正直なことを言えば『グロっ』って思った。
エロい二次画像で見るような…あんな綺麗なピンクではなかった。
寧ろぱっくりと割れてしまった深い切り傷みたいな…赤い生肉の色。
それが第一印象だった。
「はぅぅ…拡げて見ないでぇ…」
「拡げないと、中が見えないです」
「見なくていいよぉ…」
さっきの会話が再現された。
じっと見ていると、吸い込まれていきそう…そんな不気味さをも感じる。
いや、実際は吸い込まれるどころか、逆にこんなちっちゃな穴から赤ちゃんが生まれるんだから、訳がわからない。
人体の神秘だ。 更によく見てみる。
なるほど…。
よく女性器を、アワビとか赤貝とかに例えたりするけど、言われてみればその通りだ。
確かに似ている。
いや、もう…それを見たら、おマ○コにしか見えないかもしれない。
そんなことを考えるのは俺だけなのか?
それとも男はみんなそんなそうなのか?
そのアワビの先端に…プチっとした小さなイクラのような膨らみを見つけた。
これが…クリ○リス…。
女の人は『膣派』と『クリ派』に分かれるっていうけど…果たして花陽さんはどっちなのかな? >>513
…とセックスしたこともない奴が言ってます。 スレ主@出張先から帰宅中
みなさんこんばんは。
いつもご愛読頂き、ありがとうございます。
本日は、思ったより仕事が押してしまい、まだ帰宅できておりません。
よって、今晩の更新は見送らさせて頂きます。
※明日も地方へ出張の為、場合によっては難しいかも知れません。
申し訳ございませんが、ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 体に気をつけてお仕事がんばってくれよな!待ってるぞ! >>515
忙しいんなら仕方ないですよ。
時間が出来てからまたよろしくお願いします。 こんばんは。
励ましの言葉等頂き、ありがとうこざいます。
では、再開します。 女の人を気持ちよくさせるポイントとして『Gスポット』というのがあるらしい。
だいたいの場所も知っている。
だが、膣内に指を入れたこともない俺が、いきなりそこを探し当て、花陽さんん絶頂に導ける自信は、まったくない。
それならば…
まずはクリ◯リスという、目に見える標的にアタックするのが無難だろう。
俺は人差し指で、小さく膨らんだ突起物に触れた。
「んっ♡』
花陽さんが、直ぐに反応する。
よし、ここだ!
攻めるべき場所を確信した俺は、そこを指でグリグリと擦り付けた。 「い、痛いよぉ…」
花陽さんが俺に訴えた。
「あっ!すみません」
慌てて謝る。
力を入れ過ぎたのだろうか?
花陽さんを気持ちよくさせたい…とか言っていたのに、このザマだ。
情けない。
「でも、こっちは初心者なんだから仕方がない」…などと、ある種、開き直りにも似た、自己中な理論を頭の中で展開させる。
とは言っても、このままじゃ成長できない。
訊くは一時の恥、知らぬは一生の恥…だ。
「えっ…あ…強すぎましたか?」
自覚はある。
「…う、うん…ちょっと擦れて痛かったから…ごめんね、もうちょっと…その…優しくして欲しいなぁ」
「なるほど、それはそうですね」
ここは焦らず、じっくりと…。
俺は指先を舐めて、たっぷりと湿り気を与えてから再チャレンジした。 「ぅん♡」
花陽さんの脚にギュッと力が入ったのがわかった。
「いきますよ?」
今度は触れるか触れないか、ビミョーな力加減で、小さな撫でてみる。
すると…歯を食い縛って声を出すのを我慢はしているのか、花陽さんの鼻息だけが聴こえてくる。
何度か指舐めからのクリ弄りをしていると「…ぅん…んん♡…ぅん…んん♡…」と俺が指を動かすリズムに合わせ、花陽さんの鼻息は、吐息へと変わっていった。 「…こたろう君…」
「はい?」
「…中も…触って…」
おっと…これはまさかの…花陽さんからのお願い?
「中…ですか?」
「…うん…ちょっとでいいから…」
「ちょっと…ですね?」
指示された通りに、指先を膣内に埋める。
すると、指先にとろみ成分多めの液体が纏(まと)わりついてきた。
あっ!
これは…
愛液だ!!
ヌルッとした感じは、俺の相棒が漏らす先走り汁と似た感触。
お互い、スムーズにエッチするために備わった機能が同じだから、それはそうなのだろう。 溝に沿って、指先を何度か往復させるうちに「ちゅぷ、ちゅぷ」と音を立て、それが滲み出て来た。
「…はふぅ…はぁ…はぁ…ふぅ…」
一度、滲み出てきてからというもの、堰を切ったように、どんどんとそれが溢れ出てくる。
比例するように、溝を沿う指の往復も滑らかになってきた。
「…あっ♡…はぁ…はぁ…ふぅ…」
花陽さんの吐息を聴きながら…徐々に深いところへと、指先を埋めていく。
にゅぷ…ぷちゅ…くちゅ…
まだ第一関節くらいまでしか出し入れしていないが、そのたびに卑猥な音がリビングに響いた…。 「花陽さんのマ○コ、濡れ濡れじゃないですか!いやらしい汁がいっぱい出てきますよ」
「…はぁ…はぁ…ふぅ…はぁ…はぁ…」
「聴こえますか?」
そう言って、また指を行き来させると「ちゅぷちゅぷ」と、秘部から音が沸き立った。
「あぁ、スゲーやらしい」
振り返って花陽さんの顔を見ると、恥ずかし気に目を背けた。
「身体は正直ですね!」
これも一度言ってみたかったセリフだ。
まさか花陽さん相手に言うとは思ってなかったけど…。 たっぷりと溢れ出てくる愛液を指に馴染ませてから、クリに触れた。
「あふっ♡」
大きな声を上げて、花陽さんは身体を波打たせた。
「ここ、気持ちいいですか?」
相変わらず返事はないが、構わずクリを撫でまわす。
トゥルン、トゥルンと滑るようにして、指先が小さな突起を捉える。
「…う…ぅん♡…はふぅ…ふ…ぐ…ん♡…」
俺の脚が花陽さんの手をロックしているので、自分で口を塞ぐことは出来ない。
なんとか大きな声を出すまい…と身を捩(よじ)って快感との狭間で抵抗しているのがわかる。 時折、膣内に指を入れ淫汁を補充しながら、クリクリと攻め続ける。
「…うっ…はあっ♡…あっ♡…あっ♡…ぁん♡…ダメ…ダ…メ…ダメ…」
「何がダメなんですか?」
「そんなに…触…ちゃ…ぁん♡…ダメだよ…あっ♡…あっ♡…」
「どうしてダメなんですか?」
「…ちゃう…から…」
「はい?」
「…声が…ふぬっ…っちゃう…の…あっ♡…」
「声が…何ですか?」
「…声が…出ちゃうから…はぁ♡…はぁ♡…大きな…声が…出ちゃう…か…ら…あぁん♡…」 「ダメですよ!ガマンしてください!にこ姉ぇたちにバレたら、俺も花陽さんも、終わりですから」
まぁ、巻き込んだのは俺だが。
「手を…離して…はぁ…はぁ…はふぅ…あっ♡…あっ♡…」
聴こえないフリをして、俺は指を動かすのをやめない。
寧ろ、撫でるスピードと刺激する強さを、少しづつ上げていく。
「…あっ♡…こた…ろう…く…ん…あん♡…お願い…手を…離し…あぁ…ダ…メ…」
首を左右に揺らしながら、泣きそうな声で俺に訴えている。 「バレたら…責任取ってくださいね?」
この辺りがベストタイミングなのだろう。
俺は持てる力を最大限発揮して、花陽さんのボタンを連打した。
「…あっ♡…あっ♡…あっ♡あっ♡あぁ♡あぁ♡…あぁぁぁぁぁぁぁぁ…っく…はふっ…イッ…ちゃ…う…あっ♡…イクっ♡…イクっ♡…イク♡イク♡イク♡イク♡…あぁ、イッちゃう〜…」
あ〜あ…
あんなにダメだって言ったのに…。
結局、花陽さんは大きな声を出しながら、ビクビクビクっと全身を震わせて絶頂を迎えたのだった…。 「ダメじゃないですか…そんなに大きな声を出しちゃ」
「…はぁ…はぁ…それは…無理だよ…ふぅ…ふぅ…はぁ…はぁ…」
「次は…手を解放してあげますから…ちゃんと約束守ってくださいね」
そう言って俺は、花陽さんの腕に乗せていた足を降ろす。
ちょっとした拘束から解放され、自由を獲た両腕をプラプラとさせながら、彼女が「ふぅ〜…」と大きく長い息を吐いた。
それから、一呼吸遅れて「…つ…ぎ?…」と訊き返してきた。
「もちろん。これで終わりな訳ないじゃないですか」
「そ、そうなの?」
どういう意味の「そうなの?」なのだろう?
できれば「まだ、してくれるの?」という期待を込めた言葉であって欲しい。 だが「もう、大丈夫だよ。えっと…その…充分気持ちよくなったし…これ以上は…ね?」とお断りの方だった。
「あれで俺の感謝の気持ちが伝わったとは思えません。まだまだです
!」
「気持ちはありがたいけど…」
花陽さんは当然のことながら。渋る。
しかし…
「突然ですが、速報です!」
「速報?」
「朗報と言ってもいいかも知れません!!」
「はぁ…」
彼女は不思議そうな顔をして俺を見た。
「じゃ〜ん…復活しました!!!」
俺は立ち上がると、威風堂々と甦った相棒を、誇示してみせた。
「復活しちゃたのぉ!?」
素で驚いたようで…姉ちゃんたちにバレたらおしまいだ…と言っているにも関わらず、花陽さんは大きな声をあげた。 「はい…花陽さんがあまりにエロ過ぎて…やっぱり、大人しくしてるのは無理だったようでさす」
「そ、そうなんだ…」
「…というわけで、こっちの件も復活しました」
「こっちの件?」
「はい、花陽さんがコイツを鎮めてくれる…という話です」
「あっ…」
「その通りです。つまり、今ここですべき事は…花陽さんは俺は気持ちよくさせて、俺は花陽さんを気持ちよくさせる」
「…」
「どっちも損をしない、これぞWIN-WINの関係…だと思いませんか?」
「こたろう君って…こんなに饒舌だったんだね?」
花陽さんは大きく、少し垂れた目をパチクリさせながら…俺を見た。 「自分でもビックリしてますよ。俺、こんなに喋るんだ…って。まぁ、それも全部花陽さんのせいなんてわすけどね」
「私のせい?」
「そんないやらしい身体してるのが、いけないんです」
「うぅ…そんなこと言われても…」
「それより、早くしましょう。モタモタしてたら、世が明けちゃいますよ!」
「…あ…うん…えっと…」
「舐めて欲しいです!」
「えっ?」
「口でして欲しいです!」
花陽さんとエッチ出来るなんて、もう一生訪れない。
こうなったら、是非、フルコースで味わいたい。 「まず…さっきとは逆に…こうします」
俺は仰向けに寝た。
「…」
「…で、花陽は逆向きになって、俺の上に乗ってください」
「!!」
「はい、わかりましたね?そう、ご存知『シックスナイン』ってヤツです!!」
「ご存知…って…」
「とぼけても無駄ですよ!…いや…やり慣れてる…って言われても、それはそれでショックなんてわすけどね…」
俺は花陽さんのことが好きだ。
エッチな花陽さんは、もっと好きだ。
でも、それは俺だけであって欲しい。
「そうですね…まぁ、敢えて説明しますと『舐めっこ』ですね。花陽さんは俺のココを…俺は花陽さんのソコを…」
俺は花陽さんの股間に視線を送った。 かよちんの方が10歳上か。
ヤるだけヤられて、捨てられそう。 かよちんの方が10歳上か。
ヤるだけヤられて、捨てられそう。 劇場版に出てきた花陽ママ。
20才で産んでれば、35才くらい。
うん、イケる♪ 「一応、確認だけど…お断りする…って選択肢はあるのかな?」
「ないです!」
我ながら、冷たい返事だ。
「そもそも…『大きな声を出しちゃダメだ』って言ってるのに、花陽が『無理』って言うから…だったら俺のココを咥えてれば、口が塞がるから大丈夫じゃないか?…っていう話で。俺も気持ちよくなれるし…一石二鳥ってことですよ」
「…すごい理屈だね…」
自分でもそう思う。
この状況でよくそんな言葉が出てきたもんだ。
「…ということで、さぁ、早く俺のチン◯ンを舐めてください!」
俺はグイッと腰を持ち上げ、相棒を突き出した。 「うぅ…男の人のを舐めるのって…苦手だなぁ…」
花陽さんがポツリと呟いたのを、俺は聴き逃さなかった。
苦手だなぁ…か。
…ということは、やっぱり過去に経験済み…ってことだよなぁ…。
いつ?どこで?誰と?何して?どうなった?
作文の基本みたいな言葉が頭に渦巻く。
苦手っていう意味は…ただ上手じゃない…ってことなのかな?
それとも、無理やり突っ込まれたりして、それがトラウマになってるとか…。
だけど、今、それを考えていても仕方ない。
もう、止められない、今が全て…だ。
とはいえ…実は俺も少しアソコを舐めることに戸惑っている。
お尻の穴ほど拒否反応はないが、なんとなく怖さを感じている。
強がってはいるが、所詮、童貞。
メチャ、ヒビってる。
だが、そんな俺に神が降りてきた。
ヤりたい…という念が、通じたようだ。
「いいこと思い付きました」 「いいこと?」
「フェラするの…イヤなんですよね?だったら、こうしません?俺のココに何か付ける…ってのはどうでしょう?」
「何か付ける?…」
「例えば…蜂蜜みたいなのとか…甘いものを付けておけば、舐めるのも苦にならないでしょ?」
「う〜ん…」
「何かないかな?」
俺は起き上がって、キッチンの周辺を漁った。
しかし、そう簡単に見つかるハズはない。
そこで、捜索範囲を冷蔵庫の中にまで拡げることにした。
「花陽はマヨラー?」
「は、花陽?…え…えっと…マヨラーではないかな…」
「じゃあ、これは却下だな…」
「待って、こたろう君…食べ物をそういうことに使うのは…」
「いいから、いいから…俺に任せてくださいよ!…あと使えそうなのは…ケチャップ…ソース…醤油…わさび…からし…って調味料系は全部ダメだなあ…あっ!!…こんなところにジャムがあるじゃん!これ、イケんじゃね?」
見つけたのは、大きなビンに入ったイチゴジャム。
開けたばかりなのか、まだ中身はたっぷり残っていた。 ビンと食器棚にあったスプーンを持ち、テーブルへと運ぶ。
そしてフタを開けたあと、ジャムを掬(すく)い、手に移す。
これを3度繰り返した。
すぐさまイチゴの甘い香りが、鼻をくすぐる。
「あっ…いい匂い…」
思わず花陽さんが声をあげた。
「舐めてみます?」
俺はジャムの付いた指先を、彼女の口元へと、半ば強引に宛てがった。
仕方ないなぁ…と苦笑いしながら
花陽さんが唇に付いたジャムを指で拭(ぬぐ)い、それをペロッと舐める。
「うん、美味しいよ」
花陽さんはにっこりと微笑んだ。 「じゃあ、そのままの勢いでいっちゃいましょう!』
ひんやりと冷たかったジャムは、しかし、瞬く間に人肌のぬくもりとなった。
俺はベトベトになった手を、威嚇するかのように怒張している自分の相棒へ擦り付ける。
「フランクフルトのストロベリーソース仕立てです。さぁ、召し上がれ」
そう言って俺は大の字に寝転んだ。
「もう…本当にしなきゃダメ?」
「往生際が悪いですよ。自分からしてくれないなら、無理やり口に押し込みますよ!」
「!!」
「でも、そんなことはしたくないんで…わかりますよね?」
花陽さんは、こくりと小さく頷いた。
意を決したのか、彼女は俺の開いた脚の間に、移動した。
そして膝を付き、上半身を丸める。
ゆっくりと花陽さんの顔が、俺の相棒へと近づいてきた…。 ちゅっ…
唇が先端に触れる。
その瞬間、相棒に一際、力が込められた。
おぉ!!
ついに、花陽さんにフェラをしてもらう時が訪れたぜ。
興奮が止まらない!
でも、これからが大事だ。
すぐに出ちゃわないよう、気を引き閉めないと。
何年も夢を見てきて、たった数秒で終わりじゃ、あまりに悲しすぎる。
だが…果たして耐えられるだろうか。
花陽さんは最初に軽くキスをしたあと、まるでアイスクリームでも舐めるか如く、舌を動かしていく。
それは、俺が付けたジャムだけを掬い取っているようだった。
その舌の感触が…気持ちいい。
ペロリと舐められる度に「ぉお…」と声が出る。
「ジャム…追加してもいいかな?」
花陽さんから追加オーダーが入った。
「えっ?あ…あぁ…」
花陽さんは自ら、テーブルの上に置いてあったビンとスプーンに手を伸ばした。 これはいずれジャムで発情するようにする巧妙な刷り込み 一方こたろうは花陽でしか発情出来ないようにされていた ジャムの入ったビンにスプーンを突っ込み、それを掬うと、俺の相棒へボトリと垂らした。
「ジャムさん、ごめんね…」
こんなことに使っちゃいけないのに…と自戒の念があるのだろう。
花陽さんは小さな声で謝った。
「俺にもください」
「こたろう君も?」
首を傾げながらも、ビンを俺に手渡した。
「じゃあ、続きをお願いします」
「う、うん…」
「ただし…今度は身体の向きを変えてくださいね」
「ん?」
「俺の顔を跨ぐようにしてください」
「!!」
「じゃないと『舐めっこ』できないじゃないですか!」
「そ、それはそうだけど…」
花陽さんは、恥ずかしげに目を伏せた。 「なに、もじもじしてるんです?もう、おマ◯コも、お尻の穴もバッチリ見ちゃってますから。今更恥ずかしがっても、無駄ですよ!!」
俺は花陽さんを押し倒して覆い被さると、自らの向きを反転させた。
そして腕と脚を使って、彼女の身体をホールド。
「よっ…と」
「ぴゃあ!」
寝転んだまま、勢いを付けてクルリと半回転。
見事、俺と花陽さんの位置は、上下逆になった。
あまりの早業に「こたろう君…本当に初めてなの?」と疑問の声があがる。
「どれだけ頭の中で、あなたを犯してきたと思ってるんですか?…何百回、何千回、何万回?…こういうこともシミュレーション済みですよ!…まぁ、こんな上手くいくとは思いませんでしたけど」
「はぅ…」
「さぁて…俺も花陽を気持ちよくしてあげないとね」
手早くスカートを捲りあげ、彼女の股間が俺の眼前にくるよう、ずりずりと身体をずらして、位置を調整する。
俺の目と鼻の先には…最初に見た時より内部がヌメヌメと光っている…パックリと開いた花陽さんのマ◯コがある。
逆に花陽さんの目の前には…赤紫色に化粧して、甘い匂いを纏った…俺の相棒がいる。 実の事を言えば…自分のを舐めさせて言うのもなんだが…お尻の穴ほどではないにせよ、マ◯コを舐める…という行為にも、若干の抵抗がある。
そもそも、男にはない文字通り『生理現象』がここで発生するわけで…衛生的観点から考えても、色々『怖い』のだ。
でも、これはきっと、俺が大人になるにあたって、立ちはだかる壁。
壁は?
壊せるものさ!
倒せるものさ!
自分からもっと力を見せてよ!
勇気を出せば未来が見える!
その為の助っ人…アイテムが、このイチゴジャムだ。
俺はビンの中身を指で直接掬うと、花陽さんの秘部へと擦(す)り付けた…。 最近読んでなかった分溜まってたのに追いついちゃったわー
ゆっくり待つかな >>570
最近、1日あたりの更新数が少ないんだよ 白くて柔らかなお尻を、両手でガッツリと掴み…陰部へと唇を寄せた。
ぺろっ
さっきまで指で弄り倒したクリを、舐めてみる。
「ひゃぁん♡」
花陽さんが色っぽく悲鳴をあげた。
「クリ◯リスって、イチゴの味がするんですね?」
「それはジャ…ムのあ…じ…んっ♡…んはっ♡…」
マ◯コに擦り付けたジャムを、舌で丁寧に刮(こそ)ぎ落とす。
その度に甘ったるいイチゴシロップのような、濃密な味が口の中に広がっていく。
あとできっと、めっちゃ喉がかわくだろうな…なんて思いながら、舐めまくる。
「…ふぅん♡…んぁ♡…ぁあ♡…」
だんだんと花陽さんの声のボリュームが大きくなってきた。 白くて柔らかなお尻を、両手でガッツリと掴み…陰部へと唇を寄せた。
ぺろっ
さっきまで指で弄り倒したクリを、舐めてみる。
「ひゃぁん♡」
花陽さんが色っぽく悲鳴をあげた。
「クリ◯リスって、イチゴの味がするんですね?」
「それはジャ…ムのあ…じ…んっ♡…んはっ♡…」
マ◯コに擦り付けたジャムを、舌で丁寧に刮(こそ)ぎ落とす。
その度に甘ったるいイチゴシロップのような、濃密な味が口の中に広がっていく。
あとできっと、めっちゃ喉がかわくだろうな…なんて思いながら、舐めまくる。
「…ふぅん♡…んぁ♡…ぁあ♡…」
だんだんと花陽さんの声のボリュームが大きくなってきた。 「花陽!声!」
「あっ…ご、ごめ…んっ♡…あっ♡…あっ♡…」
注意しておいて…でも、舐めるのもはやめない。
ジャムの色…ではなく、充血して赤くなったクリ◯リスをレロレロと集中して攻める。
「むっ…ふぬっ…ふぁ…そこ…そんなに…舐めたら…はぁ…はぁ…ふやけちゃ…あっ♡…あっ♡…ぁあ…」
「ほら、ほら…言っただろ?ガマンしても声が出ちゃうなら、ちゃんと俺のチン◯ン咥えろって!」
「うっ…うん…そう…そうだった…ね…」
言い終わるか終わらないうちに、俺の相棒が、花陽さんの口の中へと消えた。 「のはっ♡」
今度は俺が声をあげてしまった。
ずっと硬さを維持していたものの、しばらく放置されていた相棒が、突然、生暖かな空間へと飛び込んだから…。
花陽さんが口の中で舌を動かす。
ヤバイ!
もう、それだけで出ちゃいそうだ。
だが、さっき胸元へ放出したばかり。
少しは頑張れるハズ。
こうなったら、絶対、出る前にイかしてやる。
俺はジャムをマ◯コに補充して、再び、舐めることに専念した。
ちゅ♡…
じちゅ♡…
お互いの攻める音が、部屋にこだまする。
「うっ…うぉ…すげぇ…」
花陽さんは口を上下に動かしながら、同時に俺の相棒に舌を纏わりつかせる。
「むぐっ♡…ふぬっ♡…ずちゅ…ずちゅ…はぶぅ…」
そうしながら花陽さんも、俺の攻撃を受け、身体を捩って身悶えている。 こんなん読んだら、こっちもイチゴジャム=かよマンとしか思えなくなるやんw 必死にクリを舐め続けていると、鼻先から水が垂れてきた。
最初は自分の汗…いや、鼻水かと思ったが…どうやら出所は違うようだ。
「あぁ…また…おマ◯コから…いやらしい汁が…溢れて…きたよ…」
「…むぐっ…じゅる…んぐっ…」
俺の言葉が途切れ途切れなのは…聴こえてるのか、聴こえていないのか…彼女がフェラをやめないからだ。
どうやら先にイカして、この闘いから脱しようとしているようだ。
何度も言うが気を抜いたら、一気なやられる。
攻めるだけでなく、守りにも気を使わなくてはならない。
しかし『攻めは最大の防御なり」という諺もある。
そっちがそうなら、こっちも次のステップに進もう…。 ぴちゃぴちゃと、犬が器に入った水を舐めるかのように、わざと音を立てながら、流れ落ちてくる淫汁を舌で掬っていく。
「…ぅふっ♡…はぁ…はぁ…じゅぼ…はんっ♡…あっ♡…はぁ…はぁ…」
花陽さんは、俺の相棒を咥えては喘ぎ、また咥えて喘ぐ。
「ほらほら、声を出すなって!姉ちゃんたちが起きちゃたっらどうするの!」
「…はぁ…はぁ…うん…ごめ…ぁん♡…ちゅぱ…じゅびゅ…じゅびゅ…」
謝るのもそこそこに、また口に含み、上下させるスピードを早めていく花陽さん。
「うぉ!…やべ…気持ちはいい…」
とはいえ、自分で煽っておいて、負けたらシャレにならない。
俺は再びたっぷりとジャムを手に取ると、彼女の膣内へと送り込んだ。
「ぁひゃあ!」
花陽さんが、悲鳴だかなんだか、よくわからない声を出した。 これまでクリを中心に攻めていたが、ポイントを移す。
彼女のより深いとこへ、舌を伸ばした。
「あうぅ♡…ダ…メ…そんな…」
「こっちのことはいいから…べろべろべろ…お前は自分の仕事をしろよ…れろれろれろ…」
「んっ…あぁ♡…はぁん♡…はぁはぁ…んっ♡んっ♡んっ…」
「あぁ…すげぇ…ジャムが溶けて…花陽の汁で…シロップみたいに…溢れてくるよ…もっと、いっぱい、舐めちゃお!」
「ひぁあ♡…あふぅ…ふぅ…むん…あっ♡…あぁ…あぁ…あぁ♡…あぁ♡…」
一時はノーアウト満塁…下手したら内野ゴロでも1点献上…というところまで追い込まれだが、なんとか無失点で切り抜けた。
寧ろ今は、逆に相手を攻め立て、一打逆転のチャンスを作った。 こたろう、風俗行ったら急にSに豹変して嬢の体に蜂蜜とか塗りたくって舐め回すの好きなパッとしない窓際係長のおっさんみたい
若いのに気持ち悪い… 見えていたわけではない。
ある意味、本能的な行動だった。
お尻を掴んでいた手を離し、自分の足元の方へと伸ばすと、彼女の胸へと触れた。
「おっ!?」
もう、それがお約束の如く、おっぱいにさわったら、まず乳首。
彼女の性感帯を見切った俺は、人差し指と中指で先端を挟みながら、乳房全体を揉みしだく。
もちろん、舌を動かすのは忘れない。
「…ふぁ…一緒に…触っ…あぁ♡…いや…そんな…ダ…メ…はぁはぁ…あぁ♡…んあ♡…」
「やっぱ乳首…感じちゃうんだ?」
「…ぅん♡…」
「同時に攻められて、気持ちいいの?」
「…ぅん…」
「気持ちよかったら、気持ちいいって、ちゃんと言って!」
「…はぁ…はぁ…気持ち…
いい…よぉ♡…」
「もっと気持ちよくなりたい?」
「ふぅ…ふぅ…なり…たい…」
「じゃあ…ちゃんとお願いしてよ」
今の花陽さんは、さっきの俺と逆で、ノーアウト満塁のピンチを背負い、カウントはスリーボールナッシング。
もうボール球はひとつも投げられない…ってとこまで、追い込まれた感じだろう。 こんばんは。
スレ主です。
更新遅くなり、申し訳ありません。
決してお酒を飲んだら眠くなったとか、スクフェスのイベントが忙しかったとか、ネタに詰まったとか…そんな理由でサボっていた訳ではありませんので、悪しからず。
ところで、更新出来ない日は、その旨、書き込んだ方がいいですか?
でも、それで『かまってちゃん』や『レス乞食』みたいに思われたりしたらイヤだな。
では、再開します。 昔からイメージしていた通り。
花陽さんは絶対『M体質』だ。
攻めれば攻めるほど、もっとエロくなるに違いない。
だから、もう少し意地悪く『言葉攻め』をしたいところだが『喋る』と『舐める』を同時に行うことは難しい。
それに余り焦らし過ぎるのも良くない。
『イク』タイミングを逃すと、一瞬にして身体も気持ちも冷めてしまう…という話も見たことがある。
そうなると、もう、ここまでのことは出来ないかも知れない。
ならば、頑張ってスパートを掛けよう。 しかし…普段から舌を鍛えている訳ではない。
どれだけの時間が経ったか知らないが、舐める続けるだけの持久力が、この部位には備わっていなかった。
ペロペロキャンディーだって、こんな長い時間、舐めやしないだろう。
舌が限界が近づいてきた。
痙攣(つ)りそうになる。
今度からはチン◯ンだけでなく、舌も筋トレが必要だ。
そんなこともあり、胸を揉んでいた手を離し、指先で攻撃をしようかな…と考えていた時だった。 「うぅ〜ん♡」なんて色っぽい声と共に、いきなり花陽さんが上体を起こした。
「ぐほっ!」
俺の顔が彼女のお尻に押し潰される。
「!?」
何が起こったのか、理解するまでコンマ何秒かの時間を要した。
だが、すぐにわかる。
花陽さんは膝を付いた姿勢で、俺の顔に跨がったのだ。
所謂『顔面騎乗』ってヤツだ。
俺の攻撃に焦れてしまったのだろうか?
「早くイカせてよ!」とばかりに、グリグリとお尻を押し付けてきた。
柔らかなシフォンケーキのような『尻たぶ』が、俺の両頬をふんわりと圧迫する。 先に崩れたのは彼女の方だった…。
ボール球ひとつも投げられない…という追い込まれた状況ではあったが、まさかの『ボーク』による失点。
そんなところだろうか。
俺は労せず、ホームを踏み入れたことになる。
むしろ、このままなら、下手に動かないでいた方がいいかも知れない。
打って出て、ホームゲッツーになるよりは、黙って立っているだけで四球、死球、暴投なんかを犯して、勝手に自滅してくれそうだ。
そして、再び、ランナーが溜まったところで、だめ押しの一打を放つ。
これで1イニングで2桁得点は確実。
チョー大量点ゲットのチャンスがやって来た。 ところが、俺は俺で、そんなに余裕があるわけじゃない。
中途半端にフェラをして貰ったお陰で、相棒は暴発寸前のところまできている。
幼い頃の…まだ勃起という生理機能がよくわかっていなかった時の…おしっこがしたいのにトイレに行っても出ない感覚…が甦る。
早く俺もイキたいという気持ちは、花陽さんと同じなのだ。
しかし、既に彼女は俺への奉仕を放棄してしまっている。
自分の快感を求めることの方に、優先順位がシフトしている。
こうなると「大きな声を出さないよう、俺のチン◯ンを咥えてろ」というのは、この状況ではちょっと無理だろう。
まぁ、両手がフリーになった今は、自分で口を塞いでくれればいいだけだ。
もっとも、それが出来るならば…ではあるが。 花陽さんが起き上がったせいで、俺の手は胸から離れた。
もし彼女が全体重を架けて、俺の顔の上に座り込んでしまったら、窒息死してしまうだろう。
たがら、そうならないように、その空いた手でお尻を支えている。
それでもなお、クイクイと腰を波打たせ、花陽さんは俺の顔を押し潰そうとする。
これはもう、完全にエロスイッチが入っているに違いない!!
俺は舌を窄(すぼ)め、前へと突き出した。 >>594
ワイは書き込んで欲しいけどな。
放置されると、不安になるで。 ここまでは…クリを中心に陰部の入り口を舐めていたのだが…初めて舌がその奥の方へと探索に出た。
思ったより狭くてキツい。
もっと奥まで突っ込めるかと思ったが、そう簡単ではなかった。
考えて見れば、人間の舌なんて、そう長くはない。
どれだけ懸命に伸ばしても、届く距離など高が知れているのだ。
だが…俺がそんな葛藤をしていることなど一切しらない花陽さんは、一心不乱に腰をくねらせてくる。
故に、俺は舌を出しているだけで良かった。
何せ、彼女の方から快感を求めにくるのだから。 「ぅん〜♡…ぅん〜♡…ぅん〜♡…」
自分の動きに合わせて、喘ぎ声を漏らす花陽さん。
その…耳に聴こえる感じ…から、手で口を塞ぎ、なんとかボリュームを抑えようと努力しているのはわかった。
でも、実際に見ることはできない。
何故なら、俺の視界は、丸くて大きなお尻に遮られているから。
花陽さんがくねらす腰の…そのタイミングに合わせ、レロレロとして舌を動かす。
すると、すぐにピチャピチャと音が立つほどのイチゴシロップが流れ落ちてきた。
いや、正確に言えば…それは既にジャムの甘さは薄れ、若干しょっぱくなっている。
そして、とろ味もなくなり、化粧水のようにサラサラとした液体に変わっていた。 花陽さんの興奮度を示す液体は、舌を通じて俺の口内へと流れ込む。
それは留まること知らないほど、あとからあとから溢れ出てきて…そのまま溜め置けば、いつしか『溺れ死ぬ』のではないか…というくらいの量となった。
飲む訳にもいかず、適当に吐き出す。
「スゲェ〜…ダダ漏れじゃん…こんなにエッチな汁って出るんだな…」
花陽さんに言ったつもりだが、完全に独り言みたいになってしまった。
素直な感想。
単純に驚いている。
気が付けば俺のTシャツは…水でもこぼしたのか!…っていうレベルで、ビショビショになっていた。 ところで、流石に舌で陰部を舐め回すという攻撃も、しんどくなってきた。
どうやらここまでのようだ。
力不足。
体力の限界。
花陽さんを絶頂に導くには、やはり助っ人が必要だ。
俺は右手をスタンバイさせることにした。
彼女を支えている指を、マッサージするかのようにして、お尻を揉みしだく。
それは同時に、次の作業で滑らかに動かせるように備えたウォーミングアップでもあった。 適度に指先が準備運動が終わったところで、一旦彼女の身体を押し退(の)け、俺は立ち上がった。
「ううん?」
突然の変化の驚く花陽さん。
だが俺は、黙ってそのまま彼女を俯(うつぶ)せに寝かせ…両手でお腹周りを抱えると、グイっとそこを引き上げた
花陽さんの身体が_| ̄|○みたいな姿勢になる。
そこから、両肩を床に押し付け、腕を前方に真っ直ぐ伸ばさせた。
お尻だけが突き出た格好…ヨガで言う『猫の伸びのポーズ』だ。
そのお尻の割れ目から、下腹部から生える、水気をたっぷりと含んだ陰毛の間…に見える赤く肉々しい体内の入り口へ、中指を添えた。 指先を体内へと埋めていく。
「はんっ♡」
花陽さんが声を上げたのと同時に、お尻の穴がキュッとなったのを目視した。
同時に入れた指先もギュッと締め付けられた。
どんなに懸命に舌を付き出しても、指の第一関節くらいしか長さしか出せない。
どんなに頑張っても、舌はそれ以上は伸びない。
彼女のより奥深いところを攻め立てようとするならば、指に叶うはずがない。
さらに言えば、中指は人差し指よりも長い。
器用に動かせるのは前者だが…単純に『射程距離』だけを考えたのなら、この指先が最適ということになる。
だからコイツをチョイスした。 右に左と反転させながら、少しずつ指先を埋めていく。
狭い。
ビックリするほどキツい。
指が圧迫される。
舌を入れた時にも感じたことだが…本当にこんなところから赤ん坊が出てくるのか…と思うほどだ。
中指の太さでさえ、こんな感じだ。
ラブライブレード級の自分の相棒を挿入したら…血行障害を起こすんじゃないか…なんて不安さえ生まれた。
いや、ラブライブレード級というのは、少し盛りすぎか…。 それはさておき…熱い。
指先が熱い。
まるで、そこだけが足湯に浸かっているようだ。
いや、手の指を入れているのに、足湯って…その表現もどうかと思うが。
人間の平均体温が36℃前後だとしたら、膣内は42℃くらいあるのではないだろうか。
そんな感覚に陥る。
クリを指で弄りまくっていた時ほど、愛液にヌメリ感はない。
だから、もっと『ちゅるん』と入っていくかと思っていたけど、肉壁に阻まれ、そう容易には侵入をゆるしてくれない。
慎重に、ゆっくりと…少しずつグリグリと指を刺し込んでいく。 だが、すぐに間違いに気付く。
にゅぷ…
もうこれ以上出ないだろうというくらい流れたハズの淫水は…いやいや、まだその道中に溜まっていた。
「ふ…ぐっ♡」
花陽さんは…半脱ぎ状態のニットの裾を咥え、歯を食いしばった。
くにゅ…ぐちゅ…じゅにゅ…
いやらしい音を響かせながら、ずぶずぶと…中指の第一関節…第二関節が沈み込み…そして、ついに付け根までが密壺へずっぷりと埋った。 「ぅぐんん…ん♡…んん…」
「あ〜…指が全部入っちゃった…」
「…うん…入って…きた…よ…」
花陽さんが消えそうなかくらい小さな…しかし潤んだ声で応えた。
指先の奥には、少し広めに空間があることがわかった。
ここが子宮?
だとしたら…よし、大丈夫だ。
この距離なら、俺の相棒でも充分届く。
自分の大きさに一抹の不安を抱いていたが、これで少しだけ気が楽になった。
差し込んだ指を『くの字』に折り曲げながら、引っ掻くようにしながら引き抜いた。
「はぅぅぅ♡」
その声と同時に…じょじょじょ…っと愛液が漏れだす。
「うわ、まだこんなに…」
「…ふぅ…ふぅ…うん…ごめん…」
「いや、構わないよ。花陽って変態だったんだな…って思うだけだから」
「…違うもん…花陽は…変…態…なん…か…じゃ…にぁ…ぅあ♡…あぁ♡…」
差し込む…抜く…差し込む…抜く…
差し込む…抜く…と見せかけて、また差し込む…
何度かそれを繰り返す。
その度に…寄せては返す満潮時の波打ち際のように…変態の証しが流れ出る。 ところで…Gスポットってどこだろう?
確かこの辺りだったと思うだけとど…と思いながら、指で膣内のお腹側の肉壁に触れていく。
「ん?」
あれ?
奥の方だけ、指触りが違う。
確かめようと、もう一度指を深く突き刺した。
やっぱり…
明らかに、そこだけ感触が違うことに気が付いた。
なんと言えばいいのだろう…ツブツブしているのだ。
例えるのが難しいが…やわらかな舌の上に、小さめタピオカが沢山乗っっているような…。
気になって今度は、その部分ばかりを擦った。
「…ふぬぅ…ふしゅ〜…ふぅ…」
花陽さんの鼻息が荒くなっていく…。 「おっと…ごめん、ごめん!…ここを放置してたよ」
彼女のクリが寂しそうにしている。
一緒に弄ってあげなくちゃ。
俺は中指を抜き差ししながら、親指でぐりぐりと突起物を押す撫でた。
「あっ…そこ…ぁあ♡…ふぁ♡…はぁん♡…あっ♡…あっ♡…」
二か所を一気に攻められ、花陽さんの声が大胆なファンファーレを奏でていく。 「…うぅ〜♡…ぅうぅ…うぅん♡…うぁ〜…ぅう〜♡…ふむぅ…ぅうん♡…ふぅぅぅ…」
中指と親指。
それぞれが膣内とクリを刺激する振動速度を、徐々に早めていく。
それに呼応するかのように…ニットの裾を噛み…さらには自分の手で口を塞いでいるのではあるが…どんどんと花陽さんの声が大きくなっていく。
彼女の鼓動はとっくにピークを越えているのだ。 俺の指が…手首…いや肘が、激しく、強く、動く。
その反動が床に伝わり、がんがんがんがん…と音を立てた。
「あぁ〜っ♡」
ニットが口から落ちたのだろう。
ビックリするくらい大きな声で、花陽さんが叫んだ。
「し〜っ!静かに」
俺に注意されて、彼女は慌てて裾を噛み直した。 ぐじゅ…ぶちゅ…ぷちゅ…くちゅん…
花陽さんの股間から、極めて卑猥な音が放たれる。
「うっ♡うぅ♡うっ♡ぅう、ぅう♡…っ…くっ…ん…ぃい…ぃ…ぅんん〜ん〜ん〜…んっ♡んっ♡んっ…」
もう少しだ。
もう少しで、花陽さんはイク。
だが、そう思った次の瞬間…。
ガチャリ。
廊下の方からドアの開く音…。
姉ちゃんたちの…誰かが起きた…。 だから、歌詞をぶっこむなとw
さて、虎太郎はこのピンチをどう凌ぐのか? ヤバい!!
俺の心臓が止まった。
誰が起きたか知らないが、ドアの前からここまでは短くて2秒、長くて3秒。
見つかれば一巻の終わりだ。
いや、もしそうなった場合は…口封じの為に姉ちゃんも犯っちゃえばいいんじゃないか?
コンマ何秒かの間に、そこまで考えた。
だが、花陽さんは…
音を聴いて、驚いたのだろう。
ビクッとした瞬間に…ストローで水を吹いたように…ぴゅっ!とマ〇コから、淫汁を発射させたのだった。
(うわっ!)
(はわわ…)
声にならない声を出す、俺と花陽さん。
そしてどちらも…二つの意味で突然の出来事に対応できず、そのまま固まってしまった。 はぁ…はぁ…と肩で息をしながらも…身動きせずに、状況を伺う。
どうか、こっちに来ませんように。
俺はまだ、一辺に2人を相手にできるほどの余裕はないのだから。
「あれ?電気点けっぱなし?」
声の主は、こあ姉だった。
こっちが明るいことに、気付いたようだ。
それはそうだ。
俺でもわかる。
こっちに来る!!
「あ、お…俺がいるよ!喉乾いちゃってさ」
精一杯大きな声を出し、このエリアへの侵入を阻止する。
「あっ、なんだ…いたの?…飲んだらちゃんと消しなさいよ」
彼女はそう言い放つと、この状況に気付くことなく、そのままトイレに入った。 「…」
「…」
「ふぅ…危なかった…ギリ、セーフってとこかな!…それにしても…あれほど言っただろ、大きな声を出しちゃダメだって!」
まぁ、そうさせたのは俺なんだが。
安心が安心が退屈なときもある。 それでいて、刺激を求めながら、不安を数えてしまう。
あぁ、矛盾だね。
花陽さんは反省してのか、俺の戯言に黙って。うん、うんと2回ほど首を小さく縦に振った。
「約束を守らない人には、お仕置きが必要だね?今度はちゃんと我慢してよ」
俺は再び中指と親指を股間に宛がった。
「ぴゃっ!!待って、今、イッたばっかりだから…それに、ここあちゃんがまだ、トイレに…」
「でも、あれで終わったら、不完全燃焼でしょ?♪はいはい、進むよ!まだまだレッツゴー」 俺はさっきの続きを始めた。
でも、少し違うのはこあ姉がトイレにいること。
この緊張感が花陽さんの感度を高めていく。
さっきは嫌がる素振りは、口だけだったみたいで、直ぐに俺の手の動きに合わせて、自らの腰を激しく振りだした。
一方、廊下の向こうでは…
トイレを流す音。
ドアの開く音。
こあ姉ぇが洗面所で手を洗う音。
そして部屋に戻った音…が聴こえた。 それを確認した瞬間…
「…あっ♡…あっ♡…ダ…メ…ダメ…そんなに…激しくしたら…ダメ、ダメ、ダメ、ダメ、ダメ、ダメ…出ちゃう!出ちゃう!!出ちゃうぅ!!!…あぁ♡…」
花陽さんは、びゅー、びゅー、ぴゅー…とトイレのお尻洗浄機の如く放水をした。
「…あ〜あ〜…こんなにしちゃって…」
俺は床を指さしたのだが、そこだけじゃなくて、彼女のスカートもビショビショに濡れていた。 「こあ姉ぇにバレるかもしれなかったのに…ひょっとして余計興奮するタイプ?」
「…はぁ…はぁ…だって…だって…」
「あぁ無情?」
「…そうじゃなくて…はぁ…はぁ…こたろう君が…」
「あれ?俺のせい?あんなに自分から腰を振ってたくせに?」
「…はぁ…はぁ…はぁ…なんの…ことかな…」
「まぁ、認めたくないのはわかるけど…自分が変態だってこと」
「そ、それより、床、拭かないと…」
花陽さんは誤魔化すように立ち上がった。 「そんなの、あとでいいよ」
「えっ?」
「今度は俺の番だよ!俺、まだヌイてもらってないから」
「あっ…」
「でも、さすがにここはヤバいな」
「?」
「また大きな声出したら、姉ちゃんたち、起こしちゃうだろ?」
「それは…」
「正直、花陽があんなに大きい声で喘ぐなんて、思ってなかったからさ」
「…ごめんなさい…」
「いいよ、いいよ…俺で気持ちよくなって、くれたんなら…全然、全然…」
「…えっと…こたろう君…」
「ん?」
「さっきから、少し気になってたんだけど…」
このタイミングでなんだろう?
俺は彼女の質問を待った。 「えっと…その…こたろう君、さっきから私のこと『花陽』って呼ぶでしょ?
「あぁ、確かに」
「…それは、ちょっと…」
「でも、μ'sって先輩後輩禁止なんですよね?」
「それはそうだけど…」
「じゃあ、問題ないじゃないですか?」
「…こたろう君はμ'sじゃないよね?」
「冗談ですよ、冗談。俺がタメ口にしたのは、ちゃんと理由があるんですよ」
「理由?」
「はい、あります。こんなこと言うと、起こるかも知れないですけど手に俺が『花陽さん』って呼んじゃうと、花陽さんが年齢差を気にしちゃうんじゃないかな?って…」
「!!」
「いや、俺はまったく気にしてないですよ、本当に。花陽さんのこと、おばさんだなんて思ったら、チン◯ン、こんなにならないですもん」
「…」
彼女は一瞬、相変わらず元気な俺の相棒に目をやった。
「いや、それは嘘かな…」
「えっ?」
「俺も子供扱いされるのはイヤだったから…対等な立場で接したかったというか…ね?」
嘘ではない。
それは本当。
ただし、付け加えるなら…
やっぱり、あなたを支配したかったから…というのが本音だ。
童貞故の強がりだと言い換えてもいい。
「あはは…無理がありますよね」
「う、うん…そうだね…もっと自然な感じがいいかな…って」
「オーケーです。俺も…まぁ…そう思ってたんで…じゃあ、ここからは『花陽お姉ちゃんに甘えるこたろう』に戻りますね」
「…お姉ちゃん?…」
どうやら、それもダメみたいだ。
そのあたり、なかなか加減が難しい。 「じゃあ、休憩は終わりです」
「えっ?あ…はい…」
「移動しますよ」
「移動?」
「さっきも言った通りです。ここは使えないんで…」
時刻は午前4時になろうとしていている。
俺は彼女の手を引っ張ると、リビングの奥の…バルコニーへ出た。
それほど大きくはない。
1坪ほどか。
でも抱き合うだけなら充分な広さだ。
3分の2はコンクリートの塀に囲まれ…前方の真ん中部分だけ、曇りガラスのパネルが設置されている。
高さは俺の胸くらい。
当然ながら、普通にしていれば、乗り越えて落下することはない。
そして、他所(よそ)から覗かれることも…。
隠れて犯るにはもってこいの場所である。 もっとも…
遠くの方はうっすら明るくなってきたように見えるが…いくら東京とは言え、まだ人々が活動を始めるには早い時間だ。
ドローンでも飛んでない限り、人の目に触れることは、まず無いだろう。
「えっ…ここでするの?」
それでも花陽さんは、ぐるりと周り見渡すと、不安げな顔をした。
俺の思惑を考える余裕などないのだろう。
「はい、ここで。寧ろ、室内を水浸しにされちゃうことを考るならば…ここかバスルームしか、選択肢はないんですけどね」
「!!…そ、それは謝るけど…私がこたろう君のをしてあげればいいんだよね?」
「はい!さっきは『一緒に気持ちよくなりましょう!』って約束したのに、自分だけがイッちゃうから…
俺の相棒が生殺し状態なんで」
「…うぅ…」
「まぁ…花陽さんがイク姿、まだまだ見てみたいんですけどね…」 >>638
すみません。
そう思いますよねぇ…。
私も、こんなに長引かせるつもりはなかったのですが…。 >>639
ありがとうございます。
一応、年内完結を目指して、最後まで書きます。
では、続きです。 俺は彼女を立たせたまま、ぐっしょりと染みを作ったスカートを捲ると、再び股間を弄(まさぐ)った。
「ひゃあ!」
「まだまだ、イキ足りないんじゃないですか?」
膣内に侵入する右手の指を、1本から2本に増やし…さっき攻めそこなったGスポット(だと思っている周辺)を擦りあげる。 「あっ♡」
「指、2本…入りましたよ…」
「…うぅ…ぁあ…あっ♡…はぁ…そんなに…掻き…回さ…ないで…」
「残念ながら…その要求には応えられないです…」
俺はそう言うと、次にニットをたくし上げ、左手で彼女を引き寄せて、乳首にしゃぶりついた。
「あぁんっ♡」
「女の人って、ズルいですよね?1回のエッチで、何度もイケちゃうんだもん」
「…んっ♡…ぅん♡…はぁ…はぁ…ぅん〜ん♡…ぁん♡…」
「聴いてます?人の話?」
「…聴い…てる…よ…ぁん♡…あん♡…はぅん♡…」
「ほらほら、気を付けてくださいよ?いくら外だからって、大声出していい…なんて言ってないですからね?」 「…ぅう…ふぅ…はぁ…はぁ…」
「気持ちいいですか?」
エッチに自信がない男ほど、こんなことを言ってしまうのだ…と何かに書いてあった。
まさに今の俺が、そうだ。
これだけ股間から淫水を垂れ流しているのだから、花陽さんが感じていないハズがない。
それでも…
女の人は『気持ちよくなったように見せる演技』が出来るというから、俺の目の前の痴態が、本当なのかどうなのか…確認せずにはいられないのである。
「気持ちいいですか?」
「ぅん…はぁ…はぁ…気持ち…いい…よ…」
その言葉が仮に偽りだったとしても…今の俺には、何よりもうれしい一言だった。 乳首を甘噛みする。
「あっひゅ♡」
解読不能な声を上げ、ビクリと身体を硬直させた。
「やっぱり花陽さんは、やらしいなぁ…」
「…やらしく…ない…も…あっ♡…あっ♡…あぁ♡…」
「へぇ…こんなとこで、こんなことされて…そんな声出してるのに?」
膣内を掻きまわす2本の指に、クリを弄る親指を加えた。
「あっ!…そこ…ダメっ…」
「そこ…ってどこですか?」
「…そこ…ふぅん♡…今…こたろう君が…触ってる…そこ…』
「ここですか?」
俺は親指に力を込めて、グリグリと押し付けた。
「ん…んん♡…そこ…そこ、そこ、そこ…そんなにしたら…また…出ちゃうから…』
「そこ…って言われても、わかんないです。ちゃん名前で教えてくれなきゃ…』
「…はぁ…はあ…』 「…ここですよね?こ〜こ!」
「あひゅう♡…そこ♡そこ♡そこ♡…』
「ここは、なんて言うんですか!?」
「…はぁ…はぁ…ぅんと…そこは…お…」
「お?」
当然『く」から始まる言葉を期待していたのだが…『お』だと?
『お』って何だ?
「お?」
俺は再度、鸚鵡返した。
「…はぁ…はぁ…お…おま…」
おいおい、まさか…
そっちの方か!?
花陽さんの口から、そんな単語がいきなり飛び出すなんて…。
俺の相棒は、そのフレーズを聴いた瞬間『暴発する』…とこの時、思った。 「もう一度訊きますよ?どこが気持ちいいんですか?」
俺の手マン攻撃に花陽さんは、膝をガクガクさせながら、こう答えた。
「お…おま…おまめさんが…気持ちいいのぉ♡…」
おまめさん…
そうきたか!
花陽さんはクリのことを、そう呼ぶのか!
俺は苦笑した。
それと同時に、かなり、あの単語を期待していただけに、騙された感も強く…勢い、その怒り(?)の矛先は、まさにそこへと向けられた。
「何が『おまめさん』ですか!ここはクリ◯リスですよね?クリ◯リスが気持ちいいんですよねぇ?」
自分の親指を、ものすごいスピードで震わせた。
連動して、彼女の体内に入っている2本の指が、激しい刺激を与えていく。
「…うあぁぁ…ダ…メ…ダメ…本当に…そんなに…したら…出ちゃう…から…また…出ちゃう…からあぁぁぁん♡…あぁ♡…あぁあぁ…こ…た…ろう…くぅんあっ♡…あぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ♡…出…ちゃ…う…あぅあぅあぅぅぅ…」
まだ花陽さんの身体の中に、これほどの水分があったのか…というほど、バシャバシャと音を立て、股間から派手に潮を噴き出した。
「うわぁ!スゴい量…」
尚も右手を動かし続けると、ビシャビシャビシャッ…とまだまだ終わる気配が見えないほどの水分が排出された、
「…あぁん…止まらないよぉ…おツユが…おツユが…」
泣きそうな声で俺に訴える花陽さん。
いや、泣いているのかも知れない。
「 戦いのなかで成長しすぎだろ
もはやただの男優じゃねぇか 花陽さんの足元は、みるみるうちに水溜まりとなった。
部屋の明かりが反射して、キラキラと輝いている。
もうさすがに出ないだろう…。
最後、追い撃ちを掛けるように、ぶしゅぶしゅ言っている膣内を掻き回したあと、指を思いっきり引き抜いた。
「はぶっ♡」
ばしゃー…
花陽さんの言う『おツユ』が、これ以上ないくらいの勢いで、飛び散り…彼女は、自らが作り出した水溜まりへと、膝から崩れ落ちた。
辛うじて俺の左腕が、花陽さんを支えていたから、その程度ですんだが…もしそれがなかったら、そのまま倒れ込み…全身で淫水を浴びていたかも知れない。 もはや若さ故の性欲の暴走ってレベルを超えてるな
一流のベッドヤクザだ 虎太郎のテクが凄いのか?
かよちんがイキやすいだけなのか? 花陽さんを『こんな状態』にしたことに、とても満足している。
ひと仕事やり終えた気分だ。
ひょっとしたら俺って、もの凄い才能の持ち主なのではないだろうか?
エッチ初心者の俺が、ここまで出来れば大したものだ。
自画自賛。
だとしたら…俺の今後の人生において、とてつもない財産になる。
これからどんな女性と付き合っても、自信を持ってエッチできる。 いや、油断大敵。
ただ単に、花陽さんが『イキ易い体質』なだけなのかも知れない。
だとしたら…エッチする度に、こんなになっちゃうのだろうか。
それはそれで厄介だ。
普通にベッドの上でしていたら、大変なことになる。
こんなにびしょ濡れにされたら、都度、布団乾燥機をフル稼働させなければならない。
半分は冗談のつもりだったが、外に連れ出しておいて良かった。
ここなら下はコンクリート。
陽が登れば、その水溜まりも自然に乾くだろう。 さてさて…
膝から崩れ落ちた花陽さんだが、俺が抱き止めたおかげで倒れずに済んだ。
今は俺の腰を掴み、立ち膝をしている。
…ということは…
彼女の顔の前には、雄々しく勃った相棒がいる。
そうだった。
花陽さんをイカせて満足している場合じゃない。
初志貫徹!
こっちも鎮めてもらわねば。 もっとも、それは花陽さんも気付いたようだ。
彼女の顔を見下ろすと、目が合った。
「これ、お口に入れるの?」なんてことを、声には出さずに潤んだ瞳のみ訴えてきた。
黙って「もちろん」と頷く俺。
言葉はいらない。
以心伝心。
どんうぉーり、どんうぉーり、迷わず、ごーごー!
俺は腰を突き出した。
すると…俺自身のお腹にくっ付きそうなくらい反り返った相棒…を手前に引き倒し、花陽さんは「かぷり」と口に含んだ。 思えば…さっきは花陽さんが職務を放棄したせいで、フィニッシュし損なった。
それも相まって…その後に訪れた彼女の…驚愕するほどの潮吹き…を目の当たりにしたおかげで、相棒の力は漲(みなぎ)っている。
筋骨隆々。
元気の温度は下がらない。
次は絶対譲れないよ。
刺激への期待が盛り上がっていく。 昔よりロングになった花陽さんの頭を掴んで、ガンガンと腰を振る。
じゅぼ…じゅぼ…ちゅぼ…ぅぐ…
その都度、淫猥な音を立てながら、相棒に生温かな舌が絡みついてくる。
ふと、室内の方に目をやれば、俺と花陽さんの姿がうっすらと窓ガラスに写った。
今の俺は、彼女との距離が近過ぎて、ほぼ頭頂部しか見えてないが…こうやって客観的に全体像が見えると『自分が主人公のエロ動画』を観賞しているかのような錯覚に陥る。
同時に…本当に花陽さんにしてもらってるんだなぁ…なんて実感する。 だが、そんな余裕は…ものの数分ももたなかった。
「あっ…出る!」
不意に訪れた射精感…。
まったく堪えることもできず、花陽さんの口内にぶちまけてしまった。
約1時間ぶり、通算6回目。
しかも初出場から1日も経っていないのだから、異常なほどのハイペースだ。
エレベータの中では「このまま助け出されなければ、死ぬかもしれないから…」とか言っていたのだが…本当にこのまま最期を迎えるんじゃないかと、一瞬怖くなった…。 オレはエロが見たいんだよ!
笑いは要らないんだよ!
なんだよ、どんうぉ〜り、どんうぉ〜りってwww 相棒を引き抜くと、花陽さんの口元から「つぅ」と液体が垂れた。
彼女は下を向いて、口内に残っているそれを吐き出そうとした。
「飲んで!!」と咄嗟に俺が叫ぶと、花陽さんは少し躊躇した後…目を瞑って「こくん」と喉を鳴らし呑み込んだ。
さすがに濃度は下がっている。
量も少ない。
出したものを見たわけじゃないが、それくらいは自分でもわかる。
もうしばらくは出ない。
そんな感じがする。
でも…
高まる鼓動は止まらない。
あぁ、もっと…もっと…
はい!はい!進め!まだまだ、レッツゴー!! 恐るべし、俺!!
これだけの酷使しているにも関わらず、相棒はまだ硬さを保っていた。
自分でも呆れるほどの性欲。
それもこれも…「ここまで来たら最後まで犯らずには終われない」という強い意志の為せる業なのだろう。
俺は、若干放心状態の花陽さんの唇へ、口紅を塗るかのように相棒を擦り付けた。
「…んん…ん…えっ…えぇ!?まだこんなに…」
「…はい、見ての通りです!…じぶんでも」
「…また、お口で?…」
「いえ、次は…やっぱりここがいいです!!」 男なら、前からだけでなく、やはり一通り色んな体位でしてみたい…と思うのは当然のことだろう。
そして俺の中の…花陽さんとやりたい体位の第一位…は『立ちバック』だ。
あの巨乳を揉みしだきながら、後ろからガンガン突く…っていうのが、俺の理想。
ただ…不安はある。 俺は…日本人の平均がどれくらいか知らないけど…自分の相棒が決して小さいとは思ってない。
それでも…もし後ろから挿入した時に『届かなかったらどうしよう』…っていう心配を常日頃からしていた。
にこ姉ぇなら問題ない。
でも花陽さんみたいな人の場合、お尻のお肉に邪魔されて…相棒がそこまで辿りつかないかも知れない…。
そんな不安に駆られていた。 だが、悩んでいてもしかたない。
まずはやってみよう!
俺は花陽さんを無理やり立たせると、後ろ向きにして、壁に手を付かせた。
「ぴゃあ!」
小さく悲鳴をあげた花陽さん。
しかし、それには構わず…相棒を彼女のやわらかなお尻の割れ目へと捻じ込んだ。
「ま…待って!もう終わりにしよう…ね?」
「ここまで来て、なに言ってるんですか!」
俺は花陽さんのお腹を抱えて、腰を密着させた。
相棒がズブリとそこに埋まっていく。
「イヤ…イヤ…ダメだってば…もう…あぁん…そこは…お尻だよぉ…もっと下の方…」
「あ、すみません」
おマ◯コより、先にア◯ルに突っ込むとこだった…。
「もっと下?この辺ですか?」
「うん…そこ…」
「…って自分から誘導してるじゃないですか!」
「ち、違うよ…そうじゃなくて…そもそもお尻はダ…メ…って…あぁあん♡…」 やったあああああああああああああああああああああああ >>672
>にこ姉ぇなら問題ない。
…ん?…んんっ? 少し腰を落として侵入角度を調整すると、相棒が彼女の入口を感知した。
既に指を入れているので、なんとなく内部の感覚はわかっている。
まずは圧力に負けないようにして、狭く細いトンネルを突き進まねばならない。
気合が足りないと、中から押し戻される。
まぁ、今のこの硬度なら、防弾ガラスさえ突き破れる気がする。
まったく問題なし。 再び花陽さんを引き寄せ、アタックを試みる。
しかし、予想通り、すんなりとは突破を許してくれない。
押し返される。
細い。
狭い。
キツイ。
先端部は入口に留まったまま…なかなか奥へ進めない。
指を入れた時よりも、内部の壁が膨張しているのでは…と思った。
もちろん、中指よりも相棒の方が数倍太いわけで…相対的にそう感じるだけかもしれないが。
初めてのことだから、よくわからないけど…花陽さんくらいの年齢の人なら、すんなり入るものだと思っていた。
でも違った。
所謂『ゆる◯ン』とか『ガバ◯ン』とかではないのだろう。
ちょっと嬉しく思った。
相棒に自分の指を添えて、刺し直す。
ずにゅり…
一瞬、先端が押しつぶされるような、微かな痛みを覚えた。
そして、相棒全体が、締め付けられるような圧迫感に襲われる。
意外と苦しい…。
しかし、何はともあれ…一度は挿入する先を間違えたものの、花陽さんのナビゲートで軌道修正でき…相棒は見事目的地へと到達した。
「あふぅ…か、固いのが…入って…きたぁ…」
「はい、挿入りました!!矢澤虎太郎、15歳。ついに悲願成就です!!」
そんなことを言われて花陽さんも困ったのだろう。
思わず「…う、うん…おめでとう…えっ?…おめでとう?」と自問自答している。 それにしても…
「花陽さんのマ〇コ、キツキツですね。こんなにキツイと…みんな入れた途端、すぐイッちゃうんじゃないですか?」
嘘ではない。
お世辞でもない。
本気でそう思っている。
「…えっと…その…あっ…う〜と、その…そ、そんなこと…答えられないよ…」
「違うなら違うと言えばいいのに…その言い方は正解ですね?」
「…知らない…」
まぁ、否定したら否定したで「そんなムキなって否定すると、もっと怪しいですよ」なんていっちゃうんだけど。
少し腰を引いてみると、今度はさっきとは逆に…相棒に吸い付いて離れない。
おぉ!
なんだコレは!?
試しに一度、抜いてみた。
ドゥルン!!と音を立て、相棒が跳び跳ねように出てきた。 「ヤバイっす。俺もすぐに出ちゃうかもです」
「!!…な、中はダメだよ!!絶対にダメだからね?」
「気を付けます」
「気を付けますじゃ…な…んあっ♡…まだ…話は…終わって…な…ぃん、ん、ん、ん、ん、ん♡…」
俺が花陽さんの話を聴き終わらないうちに、再挿入した。
そして完髪入れずに、腰を動かし始めると、花陽さんの言葉はヴィブラートが掛かった歌のように震えた。
たぷん、たぷん…ともっちりとしたお尻が波打ち、俺の脚の付け根にやわらかなを感触を与える。 相棒を抜き差しする…と言うよりは…上手く表現できないが…中に入れたまま前後させている感じ。
思い切り腰を引くと抜けちゃいそうになる。
だからストロークは短いを補う為、回転数で勝負することに決めた!!
「あ、あぅ♡…いきなり…激しい…よぉ♡…もっと…ゆっくり…に…して…」
「えっ?…あっ…は、はい…わかりました」
確かに…このスピードでピストンしたら、瞬く間に出てしまう。
例えば…極上の料理を、味わうことなく早食いするようなもの。
それは確かにもったいない。
もっと、落ち着かないと…。 俺は、花陽さんの指示に従い…腰を動かすスピードを緩めると、上半身を折り曲げ彼女の背中に覆い被さった。
そして、胸に手を回す。
「んっ♡…」
「花陽さん…」
「…ん?…」
「ずっと、こうしたいと思ってましたんてわす。小さい頃から、ずっと…花陽さんのおっぱいを揉みながら…後ろから犯(す)るのが夢でした」
俺はここまで何度もしてきたように、乳首を指で挟みながら、乳房を揉みしだいた。
「…あぅ♡…う、うん…あんっ♡…な、なんて…言えば…いいのか…な…はふぅ♡…コ、コメント…しづらいんだけど…んん♡…よ、良かったね…で…はぁ、はぁ…いいのかな?」
「はい!最高です!…できるならば…このまま時間が止まって欲しいです」
「…あん♡…ふぁ…はぁ…はぁ…時間が…止まる?…」 「花陽さん…」
「…ん♡…」
「花陽さんのファンって…日本全国で何人くらい、いるんでしょうね?」
「わ、私の…ファン?…んぁ♡…」
「はい…10万人くらいっすか?」
「そ、そんなに…あぅ♡…わ、私なんて…人気…なかった…し…ぅうん♡…」
「そんなことないですよ!花陽さんの魅力がわからないヤツなんて、男として終わってますよ」
「…そんなこと…ないよぉ…で、でも…と、とりあえず…あ、ありがとう…」
「いえいえ。…で…仮にじゃあ…最低1万人だとして…その人たちが1日1回、花陽さんをオカズにオナニーしたとします」
「…へっ?…わ、私をオカ…ズ…に?…」 「まぁ、俺なんかは1回じゃすみませんでしたけど…」
「…んっ♡…んん♡…」
「1万人が1日1回、1年間…つまり365日、花陽さんでヌイていたとしたら…」
「意味が…わから…ないよぉ…はぅぅぅ♡…」
「つまり花陽さんは…少なくとも365万回は知らない男たちの頭の中で、犯されたのです!!」
「!!…犯さ…れた…って…あん♡…ぁんあっ♡…」
「あれから10年経ってるので、正確にはその10倍…3,650万回ですかね」
もちろん、その数字に何の根拠もない。
そんなことはわかってる。
ただ、数字に根拠はないが、話している内容は間違っていない。
ファンじゃなくても、花陽さんを見た男なら、すくなくとも1回はそれに加担しているハズだ。 「で…思うわけですよ。花陽さんがこれまで何人と何回エッチしたかは知らないですけど…今、俺はその3,600万人が為し得なかったことをしてるんだ!って。本物と繋がってるんだって」
「…うっ♡…う、うん♡…あっ♡…あっ♡…」
「世界中で、この時間、小泉花陽とエッチしてるのは、俺だけなんですよ。このまま時間が止まれば、誰にも邪魔されることなく、あなたを永遠に独占できるってことじゃないですか」
「…言おうと…してることは…わからなくも…ないけど…はぁん♡…頭が…整理…出来ない…よぉ…はぅっ♡…あふっ♡…」 「で…思うわけですよ。花陽さんがこれまで何人と何回エッチしたかは知らないですけど…今、俺はその3,600万人が為し得なかったことをしてるんだ!って。本物と繋がってるんだって」
「…うっ♡…う、うん♡…あっ♡…あっ♡…」
「世界中で、この時間、小泉花陽とエッチしてるのは、俺だけなんですよ。このまま時間が止まれば、誰にも邪魔されることなく、あなたを永遠に独占できるってことじゃないですか」
「…言おうと…してることは…わからなくも…ないけど…はぁん♡…頭が…整理…出来ない…よぉ…はぅっ♡…あふっ♡…」 「花陽さん…さっきも言いましたけど…好きです!大好きです!!」
「はっ♡…はっ♡…ぅあぅ♡…ふむん♡…」
「花陽さんが実はレズ願望のある淫乱女だとは、思ってなかったですけどね!」
「…ふぅ♡…ふぅ♡…はぁ♡…はぁ♡…」
「そんな人が…俺のテクによって、イキまくってる。こんな幸せなことはないですよ」
「…はぁん♡…そんなんじゃ…な…い…か…らぁ…ん♡…ん♡…ん♡…」
「屋外で…こんなに…変態汁を…撒き散らしておいて…よく、否定なんて…できますね!」
「はぅう♡…はぁ♡…あぁ…ぅぅう♡…」
俺の言葉は、ちゃんと彼女の耳に届いているのだろうか…。 「それにしても…花陽さんの…マ〇コ…ヤバイっす。一度咥え込んだら…離さないって言うか…」
「…あくっ♡…はぶぅ♡…ぅうぅうぅ♡…」
何か言おうとしてるようだが、言葉にはなっていない。
「あ、イクの…ちょっとだけ待って下さいね」
俺は一旦、腰を動かすのをやめた。
既に一度、花陽さんの愛液を浴びて濡れたTシャツは…今度は自ら掻いた汗でびっしょりになった。
身体に纏わりつき、鬱陶しくなったので、脱いだ。
この瞬間、俺は真っ裸になった。
「…ぜぇ…ぜぇ…ふぅ…ふぅ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
肩で息する花陽さんの背中にも玉のような汗が滲んでんでいる。
初秋とは言え、夜明けが近くなり気温が上がってきたことや…当然、36℃余りの体温が密着していることも影響しているのだろう。
だが、それ以上にエッチは体力を使うものなのだと実感した。
吹き出る汗はその証だと言える。 いっぱい汗を搔くんだ。
色んな汗を搔くんだ。
そして、最後はスッキリと…。
冷や汗はごめんだが、こんな汗なら大歓迎だ!
「花陽さんも脱いじゃいましょうよ」
ずっと裾をたくし上げ、胸だけを露出させていた長袖のサマーニットを、強引に脱がせた。
いや強引に…とは言ったが、抵抗する様子はまったく見せなかった。
「ついでに下も…」
ロングスカートのファスナーを緩める。
下半身はつながったままなので…頭の方に引っ張って脱がせた。
周りからは誰にも見られないとはいえ…俺と花陽さんは姉ちゃんたちの住むマンションのバルコニーで、ついに生まれたままの姿となったのだ。 >>698
いきなり歌詞混ぜるな!
お茶吹きそうになっただろっ! >>702
すみません。
(未見ですが)それは私じゃないです。
では、始めます。 「んじゃ…再開しますね…あ、いや…やっぱ花陽さん動いてください」
「…えっ?…」
「そのまま…壁に手を置いたまま…自分で腰を動かしてください」
「…自分…で?…」
「少し疲れたんで…休憩です」
「…へっ?休憩しちゃうの?…」
「して欲しいですか?して欲しいですよね?」
「…それは…」
「して欲しかったら、ちゃんとお願いしてくださいよ。『私をこたろう君のおチン〇ンでもっと気持ちよくさせて下さい』って。そうしたら、やってあげますよ」
「…ずるいな…そういうの…」
「言うのが嫌なら、自分から動けばいいだけのことですよ」
そう言われて、花陽さんはしばし沈黙した。
てだが、程なくしてグイっとお尻を俺の方へと突き出した。
「おぅ?」
もうエッチすること自体に、抵抗はないようだ。 「ん♡………ん♡………ん♡………ん♡………」
身体全体を前後に揺するようにして、花陽さんがゆっくりと動き始めた。
「あぁ…いいですよ、花陽さん…めっちゃエロいです」
俺は彼女の腰を掴み…4カウントに1回、タイミングを合わせて相棒を押し込む。
「ん♡………ん♡………ん♡………あっ♡………ん♡………ん♡………ん♡………あん♡………」
しかし…指では届いていたハズの奥の方には、なかなか到達しない。
相棒の方が指より長いのに…。
挿入角度の問題なのか?
「ん♡………あっ♡………ん♡………あんっ♡………ん♡………あぅ♡………ん♡………あぁっ♡………」
、まぁ、花陽さんが気持ち良さそうにしてるなら、いいのかな?
頃合いを見ながら、2カウントに1回…と押し込む間隔を狭めていく。 しばらくすると相棒に変化が起こり始める。
いや、正確に言えば…花陽さんのマ〇コに…か。
あれだけ吸い付いて離れない感じだったのが、少し抜け易くなってきたような…そんな感じ。
かといって、締め付けられるような感覚は変わっていない。
なんだこれは?
どうしたんだ?
だが、すぐにわかった。
花陽さんが身体を揺する度に…つまり俺の相棒が彼女の体内を行き来する度に…足元にぽたり、ぽたりと水滴が落ちていくのだ。
どうやら、また新たに膣内で潤滑油が精製されているらしかった。 動かすスピードが遅いからか…その度に「じゅにゅ」とか「ぶちゅ」とか「じゅちゅ」とか…そんな音が接合部から発生する。
同時に…相棒がぬるぬるとした粘膜に包まれていくのがわかった。
一度は、完全に水のようになった愛液は…すべてを出し切ったあと、再び初期状態に戻ったようだ。
「花陽さん…また出てきましたよ」
「ぅん♡…あふぅ♡…恥ずかしい…よぉ…はぁ♡…はぁ♡…おまた…壊れちゃった…みたい…」
そんなこと言われたら…どこまで壊れるのか見たくなるのが、男の性(さが)っていうものだ。 「じゃあ…そろそろ休憩終わりにしましょうか?」
「…ふ…ぅうぅぅん♡…」
たぶん「うん」と言っている。
「はい、いきますよ?」
少し抜き差しが出来るようになったのでストロークを長く取り…都度、深く突くスタイルへと切り替えた。
ぶじゅ!…ぐちゅ!…ずにゅ!…
「あっ♡………あっ♡………あっ♡………」
さらに主導権を俺に移し、テンポをこっちから腰を動かすことにした。
「あっ♡…あん♡…ぅあぅ…あぁ♡…」
花陽さんの声が次第に大きくなっていく…。 「ダメですよ、花陽さん…いくら、誰も…見ていないとは…いえ…そんなに…声を…出したら…さすがに…お隣さんに…聴こえますって…」
「うっ…うん…ぅうん♡…うん♡…」
「下手したら…にこ姉たちが…外で…エッチ…してるのかと…誤解…されるんですからね?」
俺も腰を動かしながら喋るから、声が途切れ途切れになる。
「…う、うん…そうだね…あっ♡…あん♡…ご、ごめん…でも…あぅう♡…声…出ちゃう…よぉ…」
「手で…押さえて…ください…」
「…むぐぅ…ふぅう…はふぅ…」
彼女は言われるがまま、自分の右手で口を塞いだ。 俺は…腰のスピードを速める。
ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!…
力を込めて拍手したような…乾いた打撃音が早朝の街にバルコニーに響く。
こういう音は単なる『擬音』もしくは『効果音』だと思っていたけど…バックで突くと、本当にこんな音がするんだな…。
だが、俺の腰を振る…その勢い…に、壁を突っ張っている彼女の腕の力が負けてしまった。
片方は口元を抑えているから、尚更だろう。
バランスを崩して、前に倒れそうになる。
こんなことで、花陽さんの綺麗な顔に傷でも付けたら、大問題だ…。
俺はやむを得ず、彼女の両手を掴んだ。
プロレスで言うところの『サーフボードストレッチ』みたいな状態。
わかるかな? 「ん〜ん〜♡…むふぅ〜…んん〜♡…」
すみません、花陽さん。
大きな声を出さないよう『手で口を押さえて』って言ったのに…俺が腕を掴んじゃ、それすらできないですよね…。
ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!…
「ふむぅうう♡…ぅぐぅぅ♡…」
季節外れの…盛りの付いた猫…みたいな声で、花陽さんが悶える。
俺の腰をグラインドさせるスピードがMaxに近づいた…。 「うぅぅぅぅぅぅぅ…くあぁぁぁぁぁぁ…ぃい…気持ちいいようぉ♡…あぁ♡…あぁ♡…あぁ…頭が…おかしくなっちゃう♡…おかしくなっちゃうよぉ♡…こたろう君…こたろう君…すごい…気持ちいい♡…」
「花陽さん…また…イッちゃうん…ですか?…また…イッちゃうん…ですか?」
「また…イッちゃうよぉ…また…イッちゃうぅぅぅぅ♡…イヤぁ…イヤぁ…あぁ…ダメ、ダメ、ダメ…」
「じゃあ…ちょっと…休憩…」
俺は腰の動きを止めた。
多分、本当なら俺の方が先にイッてる。
とっくのとうに出ちゃってる。
それでも、どうにかなってるのは…さっき口でしてもらったばかりだ、ということと…それも踏まえてタンクが、ほぼほぼ空だということ。
つまり放出するだけのエネルギーがないのである。
しかし、それが幸いしたのか、逆にこうして花陽さんを弄ぶことができているのだ。 「だから…イヤなんですよね?…ダメなんですよね?」
「はぁ…はぁ…違うのぉ…やめちゃ…ダメ…やめないでぇ…」
「まったく、どっちなんですか?」
「お願い…はぁ…はぁ…やめないでぇ…」
「イキたいんですか?」
「…うん…イキ…たい…」
「変態ですね!」
「もう…変態でも…なんでもいいから…はぁ…はぁ…早く…して…」
「じゃあ、さっき言ったみたいにお願いして」
「…うん…こたろう君…はぁ…はぁ…意地悪しないで…イカ…せて…」
花陽さんは哀願した。 「それじゃあダメです!『こたろう君のおチン〇ンで、花陽のおマ〇コいっぱい突いてください!こたろう君のおチン◯ンで花陽をもっとメチャクチャにしてください』でしょ?」
我ながら「気持ち悪っ」ってなるわ。
でも頭の中では、何千回、何万回も言わせてたんだよね…花陽さんに。
きっかけはレ○プまがいでも、俺のテクでイカせまくって…最後には『奴隷落ち』させる。
そんなシチュエーションをずっと思い描いていた。
それが今、まさに目の前で現実のものとなろうとしている。 「早く言わないと…抜いちゃいますよ?」
「…うぅ…意地悪…」
「はい、意地悪です。でも…俺を目覚めさせたのは…あなたなんですから…。ほらほら…イキたいんですよね?」と、クイックイッと腰を動かす。
「あっ♡…あっ♡…あっ♡…あっ♡…ぃい…」
「ほら、ほら…」
「わ…わかったからぁ…はぁ…はぁ…言うから…はぁ…はぁ…こ、こたろう君の…お…おチン〇ンで…はぁ…はぁ…花陽の…お…お…おま…おま…」
キタァ!!
なんて日だ!!
ついに花陽さんの口から、あの単語が!
「おまたを…」
まだ、そんな言い回しが残っていたか!
「だ〜め、やり直しです!花陽さんも往生際が悪いですねぇ!…『おまた』じゃなくて『おマ〇コ』です!!」
こんな単語を言わせて喜ぶなんて、俺もまだまだガキだな…。
いやガキなんだが…。 この虎太郎ちょいちょいすげえムカつくけど憎めないな 「…こ、こたろう君の…ぉ…ぉ…ぉチン◯ンで…花陽の…ぉ…ぉ…ぉ…あ〜ん、もう!!…どうしても…言わないとダメなの?」
言い掛けたが、やはり花陽さんは振り切れないらしい。
「言わないと、いつまでもこのままの格好で動きませんよ?他人の家のバルコニーで、ずっと素っ裸でいますか?」
日曜日の朝。
姉ちゃんたちが、メッチャ早起きするとは思えないが…とは言え…だ。
モタモタしてられないのは事実だ。
「うぅ…それはそうだけど…」
「バレたら…不利なのは花陽さんですよ?」
花陽さんも色々、考えたのだろう。
「…うん…じゃ、じゃあ…言うよ…」
俺は黙って頷き…その言葉を待つ…。
「こたろう君のおチン◯ンで…花陽のおマ◯コをいっぱい、いっぱい気持ちよくしてください!!」
最後は開き直ったような、力強い宣言だった。
「言いましたね?」
「…言わせた…く…せ…ぬぁっ♡…あぁ♡…また…きたぁ♡…こたろう君の…おチン◯ンが…」
「約束通り…いっぱい…気持ち良く…しますよ!」
俺は力の限り腰を振った。 スレ主@嫁の実家(同一県内)
すみません。
本日の更新はお休みします。
年内の終了を目指して参りましたが、間に合いませんでした。
重ねてお詫び申し上げます。
再開は年明け4日頃から、かよちんの誕生日頃に完結出来れば…と思っています。
その替わりと言ってはなんですが、別サイトで書いたエロSSを載せておきますので、宜しければこちらをどうぞ。
【僕らのバイブ 君との愛撫】
https://syosetu.org/?mode=write_novel_submit_view&nid=134797
花陽×望
花陽×真姫
花陽×にこ&こたろう(未完)
いずれも、この作品のパラレルワールド的なものだと思って頂ければ幸いです。
ではまた。
よいお年を。 スレ主@自宅
明けましておめでとうございます&
3ヶ日期間中、保守/捕手頂いた方々、ありがとうございます。
昨日はスクフェスにて、かよちんに「誕生日おめでとう」を言ってもらい、今年一年、コロナに負けず頑張ろう!…と心に誓った次第です。
余談ですが、かよちんをパートナーにして、トントンと彼女をタップすると、色々な言葉を話してくれますが…高速で連打するとなんとなく「ほわぁ…」とか「うぅ…」とかのセリフが…喘いでいるように聴こえて…エロい気持ちなります♡
では、再開致します。 腰を打ち据える度に、彼女の陰部から淫水が音を立てて溢れ出し、俺の脚の付け根や内股を濡らしていく。
最初に出来た水溜まりが乾く前に、新しいのが生まれ、やがてひとつの大きな池となった。
「あぁぁぁあぁぁぁぁぁ…イっ…ちゃ…う…イっちゃう♡…イっちゃう、イっちゃう、イっちゃう、イッちゃう、イッちゃう…イっ…ちゃ…う…」
どれだけ連呼したのだろう…。
「イっ…ちゃ…え!!」
最後は乱暴な程、花陽さんを引き寄せ…そして、その彼女を腰で持ち上げるように、突き挿した。 「あうっ」
短く呼気を放つと花陽さんは、びくびくて身体を震わせ…力を失った。
相棒を引き抜くと、びしゃっ!…と残り潮が吹き出した。
「イッちゃいましたか…」
俺の質問に花陽さんの答えはない。
ぜぇぜぇ…はぁはぁ…という呼吸音が聴こえてくるだけだ。
だが、構わず俺は言葉を続けた。
「でも、残念ながら…これで、終わりじゃないですよ…。何故なら…まだ、俺がイッてないからです!」
花陽さんのおマ◯コから、顔を出した相棒は、威風堂々と力強さを保っていて、まだまだ元気です!とアピールしている。 気持ち良くなかった…訳じゃない。
寧ろ、平常時なら、挿入れた途端に出ちゃっていただろう。
しかし、そうはならなかった。
もちろん、直ぐに射精しちゃわないよう、気合いを入れて挑んでいた…というのもある。
でも、精神力だけでなんとかなるような話ではない。
やはり、理由はさっき説明した通り。
製造が追い付いていないのだ。
その結果、期せずして、花陽さんだけをイかせることに成功した…ということ。
…ということで…
相棒が鎮まっていない為、エクストラステージへと進むこととなった。
…充電中ですが、あなたと今、繋がりたいです… 先ほど脱がせたニットとスカートを、バルコニーの…無機質なコンクリート…に並べて置く。
その上に…ぐったりとして立つことも出来ない花陽さんを…仰向けにして寝かせた。
薄い衣類じゃクッションにすらならないが…「女の人の下にハンカチを1枚でも敷いておけば、強姦にはならない」…と聴いた事がある。
だから、本当かどうかは知らないが…俺も一応「同意の上のエッチです」…という体裁は整えてみた。
花陽さんの脚を開く。
室内でおマ◯コを舐めようとした時には、かなり抵抗され、それをするまで苦戦を強いられたが…今はもう…こっちの思うままである。
あっさりと陰部が露出した。 自分の右手を相棒に添え、狙いを定める。
後ろから挿入れた時と違い、ターゲットが目視出来る。
間違えることはない。
先端を入り口へと宛がうと、そのまま一気に押し込んだ。
「うっ…あっ…あぁ♡…また…硬いのが…」
呼吸はしていたものの、ほぼ意識を失っていたのではないか…という状態だった花陽さんが、息を吹き返した。
「…もう…ダメ…もう…本当に…」
数回、首を小さく横に振る。
「時間も時間ですし…これで終わります。まぁ、断言は出来ないですけど…」
俺は彼女の両足首を持ち、左右に大きく拡げた状態で、腰を動かし始めた。 さっきは後ろから。
そして、今度は前から。
苦しそうでもあり、嬉しそうでもあり…花陽さんの潤んだ瞳とだらしなく開いた口元を見ながらするのは、また違った味わいがある。
「…す、すごい♡…はぁ…ふぅ…まだ…こんなに…硬いの…」
「花陽さんの…おっぱいが…エロ過ぎるから…全然…鎮まって…くれないんですよ…」
俺がひと突きする度に『ぶるん』と揺れる大きな胸が、たまらないく、いやらしい。
はっきり言って最高だ。
この光景が、相棒の力強さを継続させる。
にこ姉たちでは、こうはならない。 「俺…ずっと…思ってたんです…花陽さんが…お姉ちゃんだったら…どんなに…幸せ…だったんだろう…って…」
「…そんな…こと…言ったら…ぁん♡…にこちゃん…たちに…怒られるよ…ぅあ♡…ふぁぁ♡…」
ふたりの言葉が途切れ途切れなのは…俺がゆっくりながらも、腰を動かし続けているから。
心なしか、相棒はさっきより深いところまで侵入している気がする。
「はい…今、考えれば…姉ちゃんたちが…あの3人で…良かったです…」
「…うん…はぁ…はぁ…当たり…前だよ…あふぅ♡…ぁあっ♡…」
そう花陽さんは答えたけど、俺の言葉の真意を取り違えている。 「姉ちゃんたちだから…その…エッチな気分にならなかった…」
「へっ?」
「もし…花陽さんが…お姉ちゃんだったら…間違いなく…毎日…襲ってましたもん♪」
「はぅぅ…」
「我慢…出来る…わけ…ないじゃ…ないですか…こんな…エロエロボディを…目の前にして…」
俺は掴んでいた足首を離すと、その空いた手を彼女の胸に押し当てた。
「ぴゃあ♡」
「花陽さん…って、ひとりっ子ですよね」
「う…うん…そうだけど…」
「じゃあ…花陽さんに…弟がいたとして…毎日…こんなこと…してきたら…どうしますか…許しちゃいます?」
許してくれちゃいそうだけど。 「…そ、そんなこと…あん♡…考えたことも…ぅんん♡…ないよ…」
胸を揉まれることによって、感度が増したのだろう。
その羞恥心を隠すように、顔を手で覆いながら彼女はそう言った。
「いや…わかんないですけどね…幼い頃に…花陽さんと出会わなければ…姉ちゃんたちのことも…女として…見てたかも…ですけどね…」
「はぁ♡…はぁ♡…」
「だとしたら…俺は…このおっぱいに…救われたのかも…知れませんね…」
「…はぁ♡…はふぅ♡…言ってることが…よく…わから…ないよ…あっ♡…っんふ♡…」
少し考えればわかることだと思うけど…花陽さんの思考能力が止まりつつあるということかな…。
逆に姉ちゃんたちは、どう思ってるんだろう。
俺に襲われるとか…そういうの考えた事ないのかな…。 「いずれにしても…花陽さんが…エッチ大好き人間で…良かったです…」
「…だから…それは…違うって…」
「でも…さっき…変態でも何でもいいから…って言いましたよ?」
「覚えて…ない…も…んぅあぁぁ♡」
「ほら…乳首摘ままれただけで…こんな声出しちゃうんだから…」
「だって…あぁぁぁん♡…そこ…あっ♡…あっ♡…だ…だめ…また…おかしくなっちゃうから…弄らないで…ぅふ♡…んぁ♡…はぁ♡…」
「メッチャ…感度…いいんですね?…乳首に…ローター付けて…街を連れ回したいです…」
「いや…いやだよ…そんなこと…しないでぇ…」
次の目標が出来た。
今日はさすがに無理だけど、いつの日か絶対に叶えたい。 花陽さんは10歳以上も年上だ。
だが時折、とても幼く見える。
今もそうだ。
助けを乞うかのような表情は、まるでか弱い少女みたいで…思わず「可愛いい♪」と抱き締めた。
彼女も黙って、俺にしがみ付く。
俺の胸板が、彼女の柔らかな胸が押し潰した。
「大好きです、花陽さん」
その言葉と共に、何度も何度もキスをした。
そして唇を離す度に「好きです」と呟いた。
どれだけ口にしても足りないくらい…大好きです。 飽きるほどキスをしたあと、彼女の上半身を起こし…対面座位に移行した。
花陽さんは俺の背中に手を回したままだ。
「あんっ♡…こたろう君のが…奥に…」
それは俺もわかった。
相棒が深いところまで侵入して…先端が壁に当たった感じがした。
中指を入れたときに触れた…あの場所に到達したのだと悟った。
「この体勢…好きかも♡」
花陽さんが、うっとりとした目をして小さく呟いた。 「うん、知ってた」
彼女の言葉に、心の中で頷いた。
俺の薄っぺらなエロ知識によれば…対面座位はお互いに抱き締め合って、密着してるからなのだろうか…「精神的に安心感が得られる」として、女の人に人気があるらしい。
きっと花陽さんも、今、そんな感じなのだろう。
しかし、この体勢…俺から腰を動かすのは、結構難しい。
花陽さんの背中に回していた手を、腰の位置まで下げ、彼女を軽くを持ち上げた。
それで理解したのか…花陽さんは自分の腰を、円を描くようにくねらせ始めた。
相棒が、膣内でうねる。 「ふぅぅぅぅ♡…ふぅぅぅぅ♡…」
花陽さんは深呼吸でもしているかのように、大きく息を吐きながら…ゆっくり、ゆっくり腰を回している。
さっきまでの…激しく潮を噴き、イキまくっていたのとは違い…じっくりと快感を味わっている…そんな風に見えた。
まあ、何事もメリハリ…緩急は大事だ。
今は嵐の前の静けさ。
最後に大爆発させる為の、準備期間だと思えばいい。
それにしても…
花陽さんの抱き心地の良さよ!!
なんと表現すればいいのかわからないが…とにかくひたすらやわらかい。
もしこんな抱き枕があったとしたら、安眠できない…ワケがない。
事実、一瞬、寝落ちしそうになった。
いや、確かに…何度もエネルギーを放出して、眠らないで、夜通しこんなことをしていれば、体力も奪われ、睡魔も襲ってこよう…というものだ。 時間が許すなら、このまま寝てしまい…起きてから続きを…といきたいところだが、そうもいかない。
どうにかフィニッシュして、にこ姉たちにバレないよう、この場を撤収しなければならない。
正直、充電が完了されたかどうかは定かじゃないし…仮に無事、エネルギーを放出できたとしても…相棒が鎮まってくれる…という保証もない。
それでも…
今日はこれで最後にしよう。
さすがに限界だ。
かなり明るくなってきた。
いくらなんでも、これ以上はマズイ。
最後、もう一度、花陽さんをイカせて…終わりにしよう。
そう心に決めたのだった。 そろそろ誰か起きるぞ、見つかったら3Pおっぱじめるのか? 1日三回抜くだけで相棒が限界迎えるんだけど、どうしたらこたぱいせんみたいになれるんだ >>754
何度でも勃つのは勃つが、出すのは無理! この体勢から、俺が寝転んで…花陽さんに上になってもらい、騎乗位へと移行する…という流れも頭にあった。
もしくは俺がそのまま彼女を抱き抱えて…駅弁って言うのにも挑戦したかった。
でも今は…時間がない。
仕方なく、再び花陽さんを横にして、正常位に戻った。
彼女の両脚を俺の両肩に乗せる
そのまま体重を花陽さんへと掛けると、相棒がぐぐっ…と、より深いところに沈みこんだ…。
そして、先端が壁にぶつかる。
「おっ!…奥に当たった!?」
「う、うん♡…来たよ…こたろう君のが…また奥まで…入ってきたよ♡」 屈曲位ってヤツだ。
俺のエロ知識によれば、お互いにイキ易いと体位…だったと思う。
ただ、女性がちっちゃく身体を折り曲げなければならないから、人によっては苦しいかも…とも書いてあったと記憶している。
「苦しくないですか?」
「うん…大丈夫…」
「流石、元μ'sです!」
「それ…関係あるのか…ぅあっ♡」
「すみません!…もっと…いっぱい…したいん…ですけど…時間が…そろそろ…ヤバいんで…このまま…一気に…いきますよ!!」
「う…ぅんぁ♡…わ…わかった…よ…ぅんっ♡んっ♡んぁっ♡んっ♡♡…」 バックでした時のような、派手な音はしない。
その替わり、ひと突きする度に相棒の先端が、最深部に当たり俺の脳を刺激していく。
「あぅ♡…こ、こたろう君…お、奥…すごぃ♡…当たる…当たってるぅ♡…奥まで…当たってるよぉ♡…」
「花陽さん♪」
「すごぃ♡…すごぃよぉ♡…お腹の…奥まで…こたろう君の…おチン◯ンが…」
「お、俺も…気持ち…いいです…。やっぱ…花陽さんの…マ◯コ…最高です!」
「ぅうぅ♡…ぃ…ぃい♡…いいよ♡…気持ちいいよぉ♡…あっ♡…はぁ♡…あたまが…あたまが…おかしく…なりそう♡…」
「…なって…ください!」
「こ………こ…た…ろ…う…くぅ…ん♡」 花陽さんの頭が、快感でバグり始めた?
今なら何を言っても、平気な気がする。
「花陽さん…また今度…してもいいですか?」
「はぅぅ♡…はぁ♡…また…今度?…あん♡…あふぅ♡」
「エッチです!…しても…いいですよね!?」
「…ぅん…しても…ぃいよぉ♡…」
「マジっすか!?」
こんなにあっさりOKをもらえると思わなかった。
だが、これはチャンスだ!
言うだけはタダだ。
調子に乗って、訊いてみよう!
「俺…花陽さんのことが…好きです!…でも…エロい花陽さんは…もっと好きです!!」
「…ふぅあぁ♡…あふぅ♡…ぁんぁ♡…」
「 次は…電車で…痴漢ごっこ…したいです!!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています