セックスしないと出られない部屋に、ほのにこまき入れたい
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色々と部屋中を探し回ってみたものの解決策は見つからず
結局やる以外に無いんじゃないかと言う無言の空気が流れるが
イミワカンナイと呟くと、端っこで膝抱えてうずくまってしまった真姫
穂乃果とにこは自分達がやるしか無いと思いつつ
この後の行為を想像すると気まずさで顔も合わせられない二人 ねぇにこちゃんって、そういう事したことあるの?と
しばらく続いた無言を破り、穂乃果がぼそっと尋ねると
宇宙No. 1アイドルがそんな事する訳ないでしょと返すにこ
真っ赤に染まった彼女の可愛らしい頬を見れば、それが嘘ではないと分かる 私もそういう経験ないよ、と照れ臭そうにする穂乃果を見て
なんだか本当にするような雰囲気になってないかと焦る矢澤にこ
ちょっと待って、穂乃果とキスしたり、女同士で身体触りあったりするの?
しかも、真姫ちゃんもいる部屋で? 膝抱えて座っている真姫の方をにこがチラッと見ると
こっそりこちらの様子を伺っていたその顔と視線が合う
当然すぐさま全身を真っ赤にして、再び顔を伏せてしまった真姫
とてもじゃないが彼女は頼りになりそうにない
そもそもこの状況で頼りになるって何かしら、と考え始めると少し恥ずかしい それで今度は穂乃果の方に顔をやると
今にこまきがした一瞬のやりとりをちゃんと見ていたらしく
苦笑いのような、微笑みのようなものを穂乃果は浮かべた
彼女は三人の中で一番、照れても動じてもいないように見えた
もちろん普段より随分と静かで、物憂げではある またしばらく無言の時間が流れた後
にこちゃん、しよっか
と急に穂乃果が呟いた台詞にドキリとする矢澤にこ
そーっと、そーっと、そのなよなよしい声の方に顔を向けると
穂乃果は上目遣い気味だがしっかりと、にこの顔を見つめていた
冗談で言っている訳では無いらしい あんたはこういうの、別に気にしないわけ
いや、穂乃果だって初めてだけど…他に方法もないんだよ?
そりゃ、そうだけどさ…と口ごもる矢澤にこ
穂乃果も色々考えたけど、にこちゃんなら良いかなって
にこの顔は一気に真っ赤になり、心臓が波打つ
告白に近いその台詞を、しっかり嬉しいと思ってしまった にこのこと、好きなの
穂乃果にそう言いかけて、にこは口をつぐんだ
この場で求められているのは行為それだけであって
自分とそれをする事自体は、穂乃果に嫌悪感は無いらしい
でも今のところは、単なる問題解決の手段にしか過ぎないのであって
それ以上の気持ちまで言及するのは憚られた
好きとか嫌いとか、愛とか恋を持ち出さない方が良さそうであった ちゃっちゃっと終わらせるわよ
と出来るだけクールに装ってにこは返事をした
もはや後には退けないと腹をくくるほのにこ
ところで真姫ちゃんはどうしようかと、こそこそ作戦会議
誘うのもなんだか気恥ずかしいし
見ていろと言うのも論外である 部屋には大きいベッドが一つだけあって
必然的にそこで体を交わす事になるのであろうが
そんなに広くないこの部屋のどこにいたとしても
真姫ちゃんの目に入ってしまうに違いない
どうやら、事が済むまでトイレの中で耳を塞いでてもらうしか無いようだった ねぇ、真姫ちゃん
にこがかけた言葉に彼女は一切反応しない
穂乃果と少し顔を見合わせて、にこは続けた
今からにこ達、その、そういうことするからさ
真姫はそこで初めて、顔を伏せたまま少しだけピクッと反応した 悪いけどトイレにこもって、耳塞いでてもらえる?
自分で言っていて、あまりに冷たい言葉だとにこは思ったが仕方がない
真姫ちゃんを決して傷つけさせまいと
先輩禁止ではあるがお姉さんではある穂乃果とにこには
そんな気持ちがあった 真姫はうんともすんとも言わなかった
そうしたいとも、そうしたくないとも意思を示さなかった
どうやら寝ているわけではないらしい
時々彼女は小さくブルッと震えたり、膝を抱える腕がギュッとなったりした
動揺なのか、恐怖なのか、はたまた二人に加わりたい?
何も言わないし何も分からない
大丈夫だよ真姫ちゃん、すぐ出られるからね
穂乃果はそれだけ言って、俯く彼女の頭を優しく撫でるのであった 結局真姫を部屋の隅に置き去りにしたまま
ベッドのフチにひとまず腰掛けたほのまき
当然、考えなければならない事があった
一体どこまでしたら、セックスと認めてもらえるのであろうか
女性同士の性行為には明確な基準が存在しない 今から行うのは愛情の確認行為ではなく、脱出する手段に過ぎない
だからゴールは明確に共有しておいた方がいい
二人とも案外冷静で、そんなところまで頭は回っていた
でもそれを口にする事はなかった 何処何処まですれば、やり遂げたと認めてもらえる
部屋から出してもらえるからと
打算的に身体を重ねることは相手に対してあまりにも失礼である
にこも穂乃果も同じように考えた
出会ってから今まで、恋の対象などとはちゃんちゃら可笑しい間柄だったけれど
この場面で最大限の敬愛を払うほどには、お互い大切に思っていた ベッドの上で向かい合う二人
キスは無しにしておかないかと、おずおずと提案したにこ
やっぱり唇は大切なものだし、私たち一応アイドルだしと付け足す
うん、分かったと同意した穂乃果が
一瞬だけ残念そうな顔をしたように、にこには見えなくも無かった
でもその確証はまったく無い
歪な形の性行為である事に、変わりは無さそうであった にこちゃん…リードしてもらっても、いい?
そうお願いする高坂穂乃果は、いつもの自信満々な表情とは程遠い
太陽は太陽でも、夕焼けのように奥ゆかしく、優婉に火照った頬
μ'sの誰よりも先頭を切って走り続けてきた彼女が
その身体の全てをにこに預けようとしていた 理想とするシチュエーションにドンピシャなんだ
頼むぞ そんな穂乃果の様子に呆気に取られ
ん、と空返事してしまった矢澤にこ
とはいえ主導も何も、全くどうしたら良いか分からず
えーと、と口からこぼしながら随分まごついてしまう
そんなあたふたした彼女に穂乃果が小さく、クスリと微笑みかけて
にこちゃん、穂乃果の服を脱がして?と小声で呟いた
その位自分でやりなさいよ
にこは内心そう思ったが流石に口に出しはしなかった 穂乃果は案外、相手に服を脱がしてもらいたいタイプなのか
少女漫画仕込みの雰囲気を重視するやつなのか、とにこは気付く
そしてそれ以上に感じたことは
存外彼女はこの時間を大切なものにしたいらしく
手っ取り早く終わらせようなどという気は微塵もないらしいということ
もし相手が誰であっても同じようにするであろうと、まぁなんとなく予想は付くけれど
それでも一人の人間として彼女に認めてもらえているような、そんな心地がした 穂乃果の後ろからその首元に手を回すにこ
彼女の背中と自分の胸がピタッとくっついて、自分の心臓の音に気づいた
人の身体は思ったより柔らかいのだとも気づいた
その襟元のボタンを外そうとして、にこの手が震える
苦心してなんとか一つ外すことに成功すると
高坂穂乃果の頬が明らかに熱を帯びていくのが分かった
背後からでもその恥ずかしげな表情が、容易く想像できて
その瞬間、矢澤にこは初めて
彼女の身体を触りたい、抱きしめてみたいと心から思った 胸元の赤いリボンをほどき、ボタンを上から一つずつ外していく度に
穂乃果の吐く息はだんだん浅く、詰まるようになっていった
小さく万歳をさせてにこがシャツを取り去った時には
顔は赤く染まり、肩で息をするかという具合で、彼女は自分の胸元をすぐに腕で隠した
その情けない姿に、にこが抱いてしまった劣情
彼女の胸先を隠してしまっている、薄い水色の下着が邪魔だった ひとまずシャツだけ外した状態で、この後の為に少し呼吸を整えようと
そんなつもりでいた穂乃果
しかし、にこの手で間髪なく外されるブラのホック
ちょっと待ってと、背中の方へ声をかけようとしたその時
穂乃果に触りたいの
にこが耳元でそう囁いた
穂乃果は黙って彼女に従った
矢澤にこが見ている前で、胸部を全てさらけ出した ぷるんと露わになったその先端を
躊躇なく、それでいて優しく、にこがつまみ上げる
んっ、と初々しい嬌声が小さく部屋に響いた
思いもよらぬ自分の声に慌てて、口を手で塞ぐ穂乃果
ひととき存在を忘れていた西木野真姫のことを思い出し、そっと顔を向けると
彼女は相変わらず膝を抱えて俯いていた
高坂穂乃果が生まれて初めて味わう、官能的な羞恥 彼女は見た目通り多感で、扱いやすい身体をした少女である事が分かり
安堵もあってか先程よりも強く、穂乃果の乳房を弄び始める矢澤にこ
そうした分だけ彼女は、気持ち良さそうに甘い声と弛緩した表情を見せ
にこちゃん、にこちゃん、と時々扇情的にその名前を漏らした すでに全身が殆ど蕩けてしまったように穂乃果は感じた
後ろから自分に愛を向ける少女の、その小ぶりな胸元に体重を預けて寄りかかる
彼女のその小さな体と、このままくっついてしまいたい
などと奇矯な願望が心に浮かんだその辺りで
にこは突然その手を止めた
穂乃果、こっち向いてもらえる?
彼女は小さく呟いた 穂乃果ばっかり気持ちよくしてもらってちゃ駄目だよね
にこちゃんみたいに上手に触ってあげられるかなぁ、ファイトだよっ
そんな意気込みのようなものと共に振り向いた穂乃果の顔に
少し強引に、にこは自分の唇を押しつけた
目を丸くした彼女の、顎元に左手をそっと添えると
その柔らかい口元をさらに強く塞いだ 慣れない口づけは、少女の体をすぐに息苦しくさせて
ぷはぁ、と間も無く二人の唇は一度離れた
赤く火照った互いの顔を改めてじっと見つめ合う
ねぇ、にこちゃんキスはしないんじゃなかったの
穂乃果がそんな無粋なことを尋ねるより先に
どちらからともなく彼女たちは、再び唇どうしを重ねた 穂乃果もにこも、とろんとした表情に堕ち切って
互いの舌先が口と口の間でそっと出会い
そして、恐る恐る絡み合っていった
ここまで生々しく誰かを愛したことなど、今まで一度も無かった
出来るだけ穂乃果の口腔をかき回してやろうと
人より小さいその舌を、にこは必死に挿し込んだ
くちゅ、くちゅ、と粘っぽい唾液の音 べとべとと、唾液で醜く汚れていく口周り
明らかにアイドルが見せてはいけない、淫婦じみた表情で喘ぐ穂乃果
そんな彼女の股元へ、にこは衝動的に腕を差し込んだ
彼女の身に唯一纏われていたスカートを雑にまくり上げ
探り当てた性器を下着越しに、いたずらな強さで撫で付ける
んーっ♡、と際立って大きな声が穂乃果の口から上がった 溺惑的な匂いを出す彼女の愛液でグショグショ濡れ尽くしていて
もはや使い物になりそうにもない、元は純白色であった筈の穂乃果の下着
その布の上に透けて浮き出た陰核を、にこが指先で軽く潰すと
ピクンと、面白いように穂乃果の上半身が跳ねる
何回か同じ調子で、彼女の体がみっともなく反り上がった事に満足した後
穂乃果、好きよ
にこはそう言って、今度は彼女の鼠蹊部に口を付けた 無事に終わったのに出られなくて絶望とも期待とも取れない顔が見たい >>18以降は真姫ちゃんのこと忘れてそうなのも良いぞ 待ってにこちゃん、流石に恥ずかしいよと
何やら急に拒み始めた穂乃果
今更遅いわよと、にこが眼前の濡れた肢体をひと舐めすると
やはり悦楽的な声が彼女の口から漏れ出る
それは唾液よりもっと濃くて、下品な味だった
穂乃果が普段誰よりも明朗な少女であるだけに、余計にそう感じた 穂乃果はμ'sのリーダーで
いつも明るく笑顔で前を向いて
誰よりも太陽に愛された少女だった
それでも彼女の生殖器は、人並みに穢れていて
生々しく塩っぽい味がする
穂乃果の垢染みた性的魅力に、にこの心が澱んでいく にこちゃん、そんなところ汚いから駄目だよと
穂乃果はあわや泣き出しそうな声で懇願したが
一切気にする様子は無い
少しだけ恐怖を覚えてしまう程に
にこは必死に、穂乃果の女性器を玩弄した
短い間に穂乃果は二度続けて絶頂した にこちゃん、私お手洗いに行きたい
そう穂乃果が訴えかけたが、何も反応が返って来ない
まるでこの場でしろと言わんばかりに
彼女の太腿にもう一つ口づけをする矢澤にこ
とうとう堪えきれない様子で、穂乃果が言い放った 真姫ちゃん、穂乃果たちのこと見てるからっ!
にこがバッと振り向くと
ひどく泣き腫らした顔の彼女と、しっかり目が合った
あ、と間抜けな声を出して矢澤にこが固まり
ガチャッ、と分かりやすく鍵が開いた音がした 信じられないものを見たという顔で
不安か悲しさか、とにかく西木野真姫は顔を歪めて泣いていた
一目散に穂乃果がトイレの方に駆け込み
ベッドに一人残された矢澤にこが、居心地悪そうに
先ほど解錠音のしたドアを調べるとそれは難なく開いた
ほんの少し開けた隙間からにこが覗くと、そこには廊下らしき空間 せっかく解放されたと分かったけれど矢澤にこは
しばらく置き去りにしていた少女に、何一つ声をかけられない
そのうち穂乃果が戻ってきて、いそいそと服を着た
二人ともシャツは皺だらけで、所々ぐしょぐしょに湿っている
真っ綺麗な西木野真姫の制服と見比べると恥ずかしかった
彼女のいる前で淫行にふけっていたという事実を突きつけられる ドアが開いていたことを穂乃果に伝えると
え、本当?と嬉しそうな表情をしたが
直ちに彼女は、その笑顔を元に戻した
ポロポロと涙を流して震えている西木野真姫をどうにか宥めるという
骨の折れそうな問題が残っていた
あんな事をして見せた後で
まともに口を利いてもらえるかすら怪しい 真姫ちゃん、大丈夫?と
穂乃果が声をかけたが、彼女は二人を睨みつけるような
恨みがましいような目をするばかりで何も言わない
怖かったよね、でも、もう大丈夫だよっ!などと無理に明るい声で
まるで子供をあやすかの如く、真姫にすり寄っていく穂乃果
結局こいつは凄いやつなんだなと
矢澤にこは他人事のようにそれを眺めていた そんな穂乃果の必死の努力が実を結んだのか
とうとう真姫が面白くなさそうに口を開いた
どうして、私が見てる前で、あんな事できるわけ
吐き捨てるような口調だったが、涙混じりの弱々しい声
怒っているというよりも、明らかに悲しんでいるらしかった ごめんね、ごめんね、と申し訳なさそうな顔の穂乃果
普段なら、抱きしめるなり頭をさするなりした場面だろうが
性的な嫌悪を抱かせるのが怖かったのか
真姫と少しだけ距離を置いて、おずおずと声をかけるだけに留まった
穂乃果が誰かに近づくのを恐れているという事態が、なんとも奇妙で
いたたまれないな、と感じた矢澤にこは意外と冷静である 二人とも、信じられないわよ
どういう神経してたらあんなにサカれるわけ、と
次々と愚痴を口にする彼女を眺めている内に
にこは小さい妹達のことを思い出していた
喧嘩した後いつまでも、つまらなそうに嘆きごとを連ねる幼子
こういう時の決まり文句は一つだった まきちゃんも、したかったの?
普段にこが妹にしているように、西木野真姫に優しく語りかけた
流石お姉さんという感じで、その声は随分こなれていた そ、そんな訳ないでしょ!!!!
びっくりする程大きな声で彼女は否定したが
にこも穂乃果もこれまでの付き合いの中で
素直じゃない西木野真姫の、心に思うところは
顔から大体分かるようになっていた
どうやら単に寂しかったらしい
小さい頃の妹は確か時折こんな感じであった、と長女二人は各々思い出す その推量にはもはや確信めいたものがあって
真姫ちゃんを一人ぼっちにしてごめんね
今からでも、遅くないよと積極的に彼女を誘う穂乃果
さっきの今で真姫とするのは不貞行為ではないか
にこはそう思わないでも無かったが、黙っていた
重い女にはなりたくない、という謎のプライド
何より、穂乃果を取られて嫉妬するのは余りに恥ずかしく思われた もう外に出られるんでしょ、これ以上なんて馬鹿みたいよ
真姫の言葉に、そうだねと笑って見せる穂乃果
それに、にこちゃんは穂乃果のこと好きなんでしょと
真姫が続けて言及した様子は、どう見ても焼き餅にしか見えず
なんだか愛おしく思われた 別に穂乃果のことは、好きにしてくれて構わないわよ
にこが、まるで自分の所有物かのように言うと
真姫ちゃんは、にこちゃんとしたいんじゃないの
と驚いたような表情の穂乃果
真姫はあの子の事が好きで嫉妬しているのだと、二人とも勝手に思い込んでいた ほのにこは彼女の方に顔を向けて
真姫ちゃんは一体どっちとしたいのかと、無言で問いかけた
ちょ、ちょっと!何勝手に決めてるのよ
なんで私が、二人と、その、そういう事したいってことになるワケ
改めてその顔を赤らめ、動揺する西木野真姫
その二人はというと、小さな微笑みと共に彼女を見つめている こういう事は、本当に好きな人とだけって、ママが…
言い終わらない内に顔が赤く染まり切り、また黙りこくってしまった真姫
すると穂乃果はゆっくりと距離を詰めて
優しく彼女の手を取ると、温かみを持って語りかけた
真姫ちゃんは、穂乃果とにこちゃん、どっちが好き?
穂乃果達は二人とも、真姫ちゃんのこと大好きだから
もっと真姫ちゃんのこと教えて欲しいな ここで、真姫が思いあぐねている理由がにこに一つ思い当たった
真姫ちゃん、もう一人は外に出てれば良いから
見られるとか聞かれるとかは気にしなくて大丈夫よ、と言って聞かせた後で
宇宙ナンバーワンアイドルの名に恥じないように
真姫ちゃんが、素直になれる魔法をかけてあげると前置きし
穂乃果が優しく包んでいる彼女の手の甲に、キスをしてから尋ねた
真姫ちゃんは、にこと穂乃果、どっちが好き? /: : : : : __: :/: : ::/: : ://: : :/l::|: : :i: :l: : :ヽ: : :丶: : 丶ヾ ___
/;,, : : : //::/: : 7l,;:≠-::/: : / .l::|: : :l: :|;,,;!: : :!l: : :i: : : :|: : ::、 / ヽ
/ヽヽ: ://: :!:,X~::|: /;,,;,/: :/ リ!: ::/ノ l`ヽl !: : |: : : :l: :l: リ / そ そ お \
/: : ヽヾ/: : l/::l |/|||llllヾ,、 / |: :/ , -==、 l\:::|: : : :|i: | / う う 前 |
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/: : ://: : :ヽソ::ヽl |{ i||ll"ン ´ i| l|||l"l `|: /|: : /'!/l ん う
∠: : : ~: : : : : : : :丶ゝ-―- , ー=z_ソ |/ ハメ;, :: ::|. だ ん
i|::ハ: : : : : : : : : : : 、ヘヘヘヘ 、 ヘヘヘヘヘ /: : : : : \,|. ろ な
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丶: :ハ、lヽ: :ヽ: : ::\__ `~ " /: : ト; lヽ) ゝ
レ `| `、l`、>=ニ´ , _´ : :} ` /
,,、r"^~´"''''"t-`r、 _ -、 ´ヽノ \ノ / お ・
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f~ ,;" ~"t___ ミ、 ^'t | は ん ・
," ,~ ヾ~'-、__ ミ_ξ丶 | な 中 ・
;' ,イ .. ヽ_ ヾ、0ヽ丶 l /
( ;":: |: :: .. .`, ヾ 丶 ! \____/
;;;; :: 入:: :: :: l`ー-、 )l ヾ 丶
"~、ソ:: :い:: : \_ ノ , ヾ 丶 西木野真姫の緊張した様子が、余すところなく二人にも伝わった
顔が真っ赤に上気しているのは言うまでもなく
はぁ、はぁと少し過呼吸気味で、時々口をパクパクさせる彼女
何かを決心して、勇気を出そうと頑張っているらしい
にこと穂乃果はそれを、静かにじっと見守り続けて
そのまま数分ほど経過した ………三人が、いい
真姫は小さくボソッと呟いた
え、と穂乃果が聞き返すと
穂乃果の事も、にこちゃんの事も好きだから
私は三人で、したい
とうとう言ってしまったという具合で、彼女はその真っ赤な顔を両手で覆った 三人は難しそうだねぇ、そう言ってクスリと笑う穂乃果
両者希望するとは完全に想定外であった
真姫ちゃんも案外そういうとこあるんだから
などと、にこが少しからかう仕草を見せると
真姫はムッとした表情で
何よ、余った一人がどんな気分で待ってたと思ってるの
二人を責めるように言い返した さっきは黙りこくって何も言わなかったじゃない
まさか真姫ちゃんも一緒にしたかったなんて思わないわよ
にこも穂乃果も、同じようなことを心の中で思って
そして同時にそれが彼女の可愛さだなと感じた
互いに目配せして、さてどうしようかと悩む二人
三人となると色々と考えなくてはならないことが多い
例えばファーストキスは、どっちが奪うの? 穂乃果がおずおずと尋ねる
その、初めてのキスは、どっちとしたい?
この質問にはきっと顔を赤くするだろうと思われたが
案外真姫は真面目な表情で、そうね、と言い
穂乃果とにこの顔を交互にじっと見比べ始めた
いつの間にか年上二人の方がドキドキしているのかもしれなかった しばらく悩む様子を見せた後
まぁ、どっちもどっちねと小さく笑う真姫
二人に任せるわ、と続けた台詞は、やはりお嬢様のようであった
本当にそんなことでいいのかと矢澤にこが尋ねたところ
じゃあ、私のこと好きな方から先にキスして、と彼女は提案した
とんだお嬢様だった ここで二人が下手に遠慮したものなら
何だか彼女を押し付け合っているようになってしまうので
ハイっ、ハイっ、穂乃果したいです!と、すぐさま手が挙がった
真姫はそんな穂乃果の目を見つめると
クールな彼女にしては随分嬉しそうに、その頬を柔らかく緩ませた
それで再び、二人の表情が赤く染まり始める セックスしないと(雰囲気的に)出られない部屋になってて草 それで、にこの方もチラっと向いた真姫
穂乃果の後すぐにしてあげるからと、にこはちょっとお姉さんらしく言った
恥ずかしかったのか、真姫はそれに何も返さなかったが
やっぱり嬉しそうな表情を隠しきれない様子
二人の好きにしていいから、優しくしなさいよ、そう呟く真姫の声は
普段より可愛らしく、そして何だか少し幼く聞こえた
いつものクールさは何処かに捨てたらしい あーでもない、こーでもないと話し合った挙句
真姫の前から穂乃果が、後ろからにこがアレコレしようと決まった
背中越しに寄りかかるようにして、にこの方に身体をくっつけた真姫
穂乃果は彼女の顔に手を当てるとクイっと持ち上げ
唇を近づけようとしたが、止まった ねぇ真姫ちゃん、本当に穂乃果でいい?
いつになく弱気に聞いてくる穂乃果
穂乃果も案外、意気地無しなのね
そんな風に真姫とにこが笑った
だって、真姫ちゃんの身体は大切にして欲しいんだもん
穂乃果は心配そうにそんなことを口にした 私のこと、穂乃果とにこちゃんにあげる
二人に全部あげるから、そんな心配しなくて良いわよ
そう言ってゆっくり、目の前の少女に体を寄せると真姫が
高坂穂乃果にそっと優しく口付けして、離した
今度は、穂乃果からしてよ
その青い目を真姫は淑やかに見つめた
すぐに返ってきた二度目のキスは、一度目よりずっとずっと長かった 名残惜しそうに、二度目の口付けを離した二人
初めて会った時から真姫ちゃんのこと、可愛いと思ってたの
穂乃果がストレートな愛を囁くと
音楽室で初めて会った時から、ずっと好きよ
と、真姫の素直な言葉が返り
ちょっと、にこのこと忘れてんじゃないわよ
後ろから声が飛ぶ あら、ごめんなさいにこちゃん
一人残された、真姫ちゃんの気持ちが分かったわよ
にこがつまらなそうに呟くと
その唇を何故か穂乃果が塞いで
彼女はえへへ、とはにかんで見せた
三人ともなると、先程のような湿っぽい愛は望めそうに無い アンタとは、もう散々したでしょ
やれやれと苦笑いして、にこは穂乃果のおでこを軽く叩いた
少し回り込んで西木野真姫の顔を覗き込むと
真姫ちゃんは、にこの事も好きなんだよね?
確かめるように彼女に尋ねる 真姫がそれにコクリと頷いて
二人は随分可愛らしいキスをした
百合営業はもう慣れたものであったが
まさか唇を交わす日が来るなどとは思っても見なかった
遠慮しがちに、次第に舌が絡まり合って
華奢で甘い声が西木野真姫の口から出た 西木野真姫は徐々に、赤く色めいた顔になっていった
穂乃果が彼女の真っ白なシャツに手をかけて
一つ一つ丁寧にボタンを外していく
鮮やかな浅紅色の、歳のわりに艶美な下着が見えた
いくら真姫が大人びていても、流石に背伸びしすぎているように思われた 穂乃果はそれで逆に、彼女が一つ年下であるという事実を再認識する
先程まで意外にヤキモチ焼きな言動を見せた真姫
大人びていると思っていた彼女の、舌を交わす際の顔立ちは
にこを前にして案外、子供っぽく緩んでいる
普段のクールさとのギャップもあって
何故か、ずっとずっと年下の少女のように見えてしまう
穂乃果の心に人生で初めて、嗜虐欲のようなものが生まれた 相変わらず蕩けた顔で舌を濡らしている二人を横目に
穂乃果は真姫の後ろに回り込む
矢澤にこに集中しているのか、特に反応は返ってこない
ムゥっと少し眉をひそめた穂乃果
自分の事を見て欲しい、と彼女にしては珍しい感情を覚える 穂乃果は了承も取らずに、真姫のブラの下から両手を挿し入れる
そして二つの胸の先にある、柔らかいそれを見つけると
彼女を少し虐めてやるような気持ちがあって、軽く捻りあげた
西木野真姫の身体が、ビクンと思いの外跳ね上がる
穂乃果はハッと正気に返り
ごめん、痛く無かった?と、慌てて尋ねた 真姫はその声に振り向くこともなく
もっと痛くしても、いいわよ
穂乃果にボソッと返事した
真姫ちゃんのヘンタイ、と矢澤にこが呟くと
少し恥ずかしそうに、うるさいわねと返す西木野真姫
穂乃果は今まで味わったことのない胸の動悸を感じた 好きだから、ちょっと痛めつけてみたくなる
その身体に痕を残したくなる
今までそんな事を、考えたことも無かった
大切な人にはただただ笑顔でいて欲しいと思うばかりだった
みっともなく悶え苦しむ真姫の顔が見てみたいだなんて
そんな魔がさしたことなど、高坂穂乃果には一度も無かった
一度も無いから、その加減など知る由もなかった 穂乃果が軽くその胸の先をつねると
んっ、と真姫は少しだけ顔をしかめた
さらに強く、指に暴力的な力を加えると
その顔が苦痛と恍惚が入り混じったものへと変わっていく
それでも彼女は、やめてとは言わなかった
真姫ちゃんごめんね、と心の中で呟いて
穂乃果はそれを繰り返した 穂乃果がひどく虐めた分だけ
西木野真姫は口から汁を垂らしながら苦悶の表情を浮かべ
そして幸せそうに、はしたなく喘いだ
それが独占欲のようなものを駆り立てたのか
彼女の首元へキスマークを付けることに熱心になる穂乃果 同時に穂乃果の左手は、淫らな自慰行為に捧げられていた
今の高坂穂乃果は、ただ西木野真姫と共に
ぐちゃぐちゃに溺れることしか考えていないようであった
そんな穂乃果を視界の端でぼんやり眺めながら
にこには、そんなこと全然してくれなかった癖に
と心の中でボヤきながら矢澤にこは
モヤモヤした感情ごと、目の前の少女に全てぶつけた
西木野真姫の身体は二人の痕でいっぱいになった 気がつくと西木野真姫の目には涙が流れていた
ほのにこが慌てて動きを止めて彼女を窺うと
ごめん、嫌だったとか、そういうのじゃ全くないの
ただ私すごく幸せで、気持ち良くて、よく分からないけど
いつの間にか、ごめん、泣いちゃってたの
わたし、好き、二人のこと好き
真姫の湿り声が部屋に響いた 高坂穂乃果の事がずっと好きだった
音楽室であの日、自分のことを見つけてくれて
いつも笑顔で話しかけてくれて
素敵な友達に巡り合わせてくれて
自分の音楽を必要としてくれた穂乃果のことを
西木野真姫は、ずっと特別に思っていた 矢澤にこが好きだった
口先では言い争いばかりしてるのに
何故かいつも一緒にいるその人
自分よりちっちゃくて、子供っぽいフリして
たまに四人きょうだいのお姉さんらしい顔を覗かせる
そんな矢澤にこの事が、真姫はすごく好きだった えんえんと泣き始めた真姫
彼女の頭を時折撫でながら穂乃果とにこは
私も真姫ちゃんの事好きだよ、と囁いて
今度は優しく、彼女の頬に小さくキスをした
そしてそんなお姉さんたち二人も、互いに何度か
こっそりと口を交わすのであった
恋人のような、姉妹のような、そんなひと時がゆっくりと流れた 泣き止むまで少し時間が経過して
幾分か落ち着いた西木野真姫が微笑みながら言った
にこちゃん、さっき私に嫉妬してたでしょ
そう言えば一瞬にこちゃん、すごいムスッとしてた!
穂乃果も笑いながら同意した
なんのことかしら、と知らぬ顔をする矢澤にこ 穂乃果が私に夢中になってたから、羨ましかったんでしょ
真姫にそう言い当てられ、にこは決まり悪そうに沈黙した
ごめんね、穂乃果にこちゃんに触ってもらってばっかりだったから
今度は穂乃果が気持ちよくしてあげる番だよ!
などと嬉しそうに口にする彼女は止められそうに無い
はいはい分かったから、優しくしなさいよ
呆れ顔をしたにこに西木野真姫が呟く
優しくして欲しいなんて、にこちゃん嘘ばっかりね そう言って真姫は突然にこを押し倒し
そのまま彼女の上へとまたがった
ちょっ、待って真姫ちゃん、と赤い顔でうろたえる矢澤にこ
ずるいよー、と聞こえてきた穂乃果の声に対して
西木野真姫は、絵になるようなクールな微笑みを返した 真姫ちゃん、ずいぶん強引じゃないの
などと抵抗する矢澤にこに対し西木野真姫は
にこちゃんも私に全部くれるんでしょ?
と、さも当然かのように言ってのけた
あちゃー、という顔で真姫に続く高坂穂乃果
誰からともなく、再び三人の唇が絡み合っていく
まだまだずっと、この部屋からは出られそうに無い
終わり えっちっちっで素晴らしい
(でもセックスまでいってなくね?) 最高だった
行為のえっちさはもちろん、3人が互いを想う気持ちの描写が丁寧で精神的にも満たされてるのが伝わってくる
こういうのはとても良い あと穂乃果の下着がブラは水色でパンツは白なとことか生活感があって良き ほのにこまきとかいう珍しい組み合わせでこんなえっちなSS読めるとは
というかにこちゃんの純粋にえっちなSSすごくありがたい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています