果林「この印刷機ね…このブラウンのパテみたいなものがあるでしょ?これが爆弾よ」

せつ菜「ね、粘土みたいですね…」ガクガク

果林「プラスチック爆弾よ、でもただのプラスチック爆弾じゃないわ、米軍仕様のC-4と全く同じ物よ」

せつ菜「つ、つまり、どういう意味ですか…?」

果林「この粘土みたいなパテが300グラムもあれば鉄筋コンクリート製の3階建てビルくらいは軽く吹っ飛ぶわ」カチャカチャ

せつ菜「ひぃっ!?」

果林「安心して、でもここに設置されたパテはせいぜい30〜40グラム、私とせつ菜をミンチにする程度よ」パチッ

せつ菜「に、に、逃げましょう果林さん!!」ガクガク

果林「ほら見なさい、ここに設置してあるのは振動感知器、この金属の球が周囲に張られてるワイヤーに接触すれば回路が繋がって爆発する仕組みよ」

せつ菜「…」

果林「そしてここには圧力感知器、つまり揺らしても持ち上げてもドカンってわけね」

せつ菜「か、解体出来るんですか?」

果林「問題ないわ、解除できる信管を外して液体窒素の泡を注入するのよ、爆弾は瞬間的に凍結されて無力化されるわ」シュウゥゥゥゥ

せつ菜「す、すごいです果林さん!!」