エマ「浦の星女学院3年生エマ・ヴェルデだよ♡」千歌「その2!」
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前回のラブライブ!サンシャイン!!
浦女のスクールアイドルみんなの助っ人エマちゃんは実は異世界出身でーー?!
チカちゃんエマちゃんちょっぴりギスギス大喧嘩ーー♡大好きがあれば大丈夫♡♡
果南、梨子ちゃんの助けで無事仲直り♡
次はいよいよ決勝戦?これから始まる波乱の予感♡
花丸「よしっと♡」キュッキュッ…
ルビィ「マルちゃんの広報漫画で培われた煽り文……いったいどこから来たんだろう…?」
善子「・・・前スレは」
エマ「浦の星女学院3年生エマ・ヴェルデだよ♡」
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1〜377:加入・きみここ編
403〜558:恋アク編
564〜785:合宿編
796〜918:HPT編
921〜??:??編 エマ「それじゃあWake up , Challenger!!が良いな♪」
曜「うぇくあっぷ……えっ?」
善子「Wake up Challengerよ曜ちゃん」
千歌「エマちゃん!それってどんな曲なの?」キラキラ
エマ「えっとね……梨子ちゃんメロディ幾つか用意してるって言ってたけど聞かせてもらってもいい?」
梨子「う、うん!」
エマ「・・・こんな感じかな♪」ポチッ
果南「へえ〜」
鞠莉「マリーは結構好きな感じな曲調かも♡」
ルビィ「ここに歌詞がついたら…どんな感じになるのかな?」 エマ「それで歌詞は〜」
ダイヤ「待って」
エマ「えっ?」
ダイヤ「せっかくだしエマちゃんが歌ってみたらどうかしらーー?」
エマ「ええっ!?」
花丸「わぁ♪マルも賛成♡スクールアイドルエマちゃんの歌聞いてみたい…!」
善子「俗に言うカバーってことよね…?まあ私たちはそんな曲作ってないんだけど」
曜「まあまあ♪別の私たちが作った歌ってことだし」
9人「・・・・」ジーー
エマ「・・・そ、それじゃあ……」
エマ (うぅ‥ちょっと緊張するかも) エマ「挑戦者のポーズ♪」
鞠莉「Wow・・・」
ルビィ「こ、こんなにレベルが高い曲なんて…できるのかなぁ?」
曜「ていうよりも…エマちゃん歌うますぎ!!」
エマ「えへへ……そうかなあ?」
ダイヤ (エマちゃんーーこれまで実力を隠しながらわたくしたちにレッスンをしてたってこと?…底が知れないわ)
梨子「・・・・」プルプル
千歌「梨子ちゃん?」
梨子「さ、最初の…… 成長してる、ねっ?ってパート…私が歌うの…?」
エマ「そうだよ?」
梨子「あ、あんなにカッコよくなんて無理だよ〜〜!」
善子「梨子ちゃん♡ギルキスの練習を思い出したらーー大丈夫♡それに最初だけなんだから…恥ずかしいのは一瞬よ?」
千歌「よっちゃんの言う通り!」 梨子「そ、そもそも…私がセンターなんて……」
花丸「でも、梨子ちゃん君のこころは〜で」
梨子「あれは…千歌ちゃんも一緒のセンターだったから…///」
エマ「梨子ちゃん」ガシッ
梨子「・・・?」
エマ「わたし、この曲が大好きなの♪」
エマ「スクールアイドルフェスティバルを開催しようって時に‥μ'sやAqoursのみんなと一緒に頑張ろうってなって」
エマ「それで挑戦するってことを大事にしたいって気持ちが詰まってる歌詞にAqoursのみんなのパフォーマンスが目に焼き付いてるの♡」
梨子「う、うん……」
ルビィ「それよりも…挑戦者のポーズってルビィ…あんなポーズで良いのかなぁ?」
善子「私のポーズはいいセンスしてると思うわーーさすがはもう1人の私ね♡」 千歌「まあ、とにかくやってみよー!!って気持ちの歌なんだよね?チカたちにピッタリじゃん」キシシ
ダイヤ「それじゃあ、アンコール曲はこの時点で決めてしまったってことで良いのかしら?」
曜「いいんじゃない?」
花丸「く、黒を基調にした衣装ってなんだかちょっぴり悪い子になった気分ずら」
果南「マル?それを言ったら私たちが今着てる制服って……」
花丸「あっ、、、そうでした…///」
善子「・・・ていうか」
曜「どしたのよっちゃん?」
善子「アンコール曲を優先して決めるっておかしくない‥?そもそも優勝しないとアンコール曲は歌えない訳でーー」 8人「・・・・」
善子「あっ!も、もちろんラブライブで優勝したくないとかそんなのじゃなくて…」アセアセ
千歌「そーなんだよね〜!!」ジタバタ
花丸「うぅ…マルも今までより気を引き締めて作詞のお手伝いをしないと……!」
鞠莉「作曲もよね?梨子〜」
梨子「う、うん……大丈夫かなぁ…」
ルビィ「衣装も……どうしよう…」ウルウル
エマ「み、みんな落ち着いて〜?」
エマ「果南ちゃん!こんな時は…」
果南「うん、みんなランニングしよっか♪」
千歌「えー!!?練習は〜?」
エマ「千歌ちゃん、体力作りも立派な練習だよ?しっかりやっておかないと♪」
曜「うんうん!エマちゃんのいう通りであります!」
果南「まっ、考えすぎるのも疲れちゃうでしょ?いつもより倍の量走ってみよっか♡」 ダイヤ「ーーーーいつもより……倍ーーー?」
花丸 (じいちゃんーーばあちゃんーーマル……今日が命日になっちゃうかもー)
エマ「走って疲れたらわたしがみんなのことたくさん癒してあげるからね♡」
鞠莉「それは最高にシャイニーなご褒美ね☆」
果南「それじゃあみんな行こっか?」
梨子「うぅ…私も自信ないよ……」
エマ「梨子ちゃん、わたしも一緒に走るからがんばろ?」
千歌「そうそう!チカだって一緒だし♪」
梨子「・・うん!」 花丸「あ、あれ…?マル……生きてる」ポツリ
ダイヤ「変ねーー2倍って言われたから苦しいものだと思ってたけど…こんなものだったのかしら?」
果南「ふふ♪ダイヤとマルには特別メニューをやってもらってたからね?効果出てきたのかも」
ダイヤ「特別メニュー?・・・ああ、あのグラウンドの周回かしら?」
花丸「マルたちはマルたちで…ユニットを組もうって時の」
果南「ダイヤもマルも歌唱力はあるんだからね〜体力がなくなってってことになったらもったいないってエマに頼まれてたんだよね」
花丸「エ、エマちゃんが……そんなにマルのこと見ててくれたんだ…///」
果南「マルもダイヤも昨日より成長してるってことだね♪」 ダイヤ「そうね…昨日とは違うわたくしーーそれを築いたのは…わたくし?それとも…」
果南「ダーイヤ♪」ハグッ
ダイヤ「か、果南?」
果南「そんなに難しく考えなくていいんじゃない?頭空っぽにするために走ったんだからさ♪」
果南「なんかさ…ルビィとはよく遊んでたけどダイヤとこんな風に近くで一緒にって想像もしてなかったからビックリしたよ」
ダイヤ「・・・そうね」
果南「あっちの私たちは鞠莉もいれて幼馴染なんでしょ?どんな感じなんだろうね〜?」
ダイヤ「…きっと仲が良いんじゃないかしら?」
果南「それは当然だよね♪」
ダイヤ「・・・今のわたくし達みたいに」ボソリ
花丸 (はわわわわ…///なんだかお姉様たちのいけないところを目撃しちゃったみたいーーやっぱりマルーーちょっぴり悪い子かもです♡) 千歌「はふぅ…疲"れた〜〜」
曜「でもこうして走ると気持ちいいね〜特にみんなと一緒だと!」
梨子「曜ちゃん?」
曜「ほら、飛び込む時って1人でしょ?でも…スクールアイドルは…Aqoursはみんなで一緒に進んで練習して…だからそういうのいいなーって曜…改めて思ったんだ」
曜「へへっなんかはずいね//」ポリポリ
梨子「私も…1人で美術室で絵を描いてるだけだったら…絶対に見れない景色で……今も走った後にこんな綺麗な海があって…風が吹いて…」
曜「にしし…全部Aqoursと浦女のおかげってことだね♪」
梨子「うん…♪」
千歌「こら〜!チカに内緒で何話してるのー!?」
曜「へへーん♪秘密だよ〜」 ルビィ「うぅ…疲れたよぉ…」
善子「全く…ルビィったらドジなんだから」ジトー
ルビィ「ヨ、ヨハネちゃんこめんね…」
鞠莉「そんなこと言って〜ヨハネってばルビィの靴紐が解けた時すぐ止まってまっててあげたのよ〜?」
善子「ちょ、マリー!!」
ルビィ「そ、そうなの…ヨハネちゃん?」
鞠莉「ふふーん♡」ドヤッ
善子「なんでマリーがそんな顔してるの…まあ、そうだけど…」
ルビィ「えへへ、やっぱりヨハネちゃんは優しいね♪」ニコニコ
善子「・・・あなただって優しいわよ?」
鞠莉 (ふふふふ♡この…優しい空間…マリーってばどうしてかしら?今まで…こんな仮住まいすぐにでも飛び出していきたいって思ってたのにーーずっとここにいたいなんて思っちゃう)
善子「・・・マリー?」
鞠莉「ううん!なんでもない♪さあ、ランニングも終わったし張り切って曲のこと考えましょ☆」
エマ (うん…うん……やっぱりみんなAqoursだよ。わたしがいなくても…きっとこの9人なら大丈夫!) ー部室ー
千歌「それじゃあ、決勝用の曲についてなんだけど…」
エマ「ねえねえ千歌ちゃん?」
千歌「なあに?エマちゃん」
エマ「今回はみんなで作詞してみたらどうかな?」
ルビィ「み、みんなで!?」
梨子「私たちも…参加するってこと?」
エマ「うん♪わたしのいたμ'sはそんな風にしていて…とっても楽しそうにしていたから♡」
ダイヤ「・・楽しむ…だけどいいのエマちゃん?もし、わたくしたちが負けてしまったらーーあなた…」
鞠莉「楽しむ…ね☆いいんじゃない!マリーは大歓迎!」
梨子「鞠莉ちゃん?」 鞠莉「みんなで作りましょう!Aqoursの名前をもーーーっとビッグにするような曲を!!」
花丸 (ま、鞠莉ちゃん…いつも元気で大きな明るい声だけど…今日は一段とパワフルずら〜)
曜「よーし!そうと決まればみんなで言葉を出し合ってみるであります!」ビシッ
ルビィ「・・ど、どうしよう‥どんな言葉が良いのかな?」
ダイヤ「落ち着いてルビィーー?畏まらず…ありのままの言葉でいいの。気持ちを込めた……ね?」
ダイヤ「変だと思うところはお姉ちゃんが教えてあげるから」
千歌「・・・・」ウデクミ
梨子「千歌ちゃん?」
千歌 (・・・自分たちの気持ちを込めたーーそうだよね) 果南「やっぱり私たちらしさを出すっていうなら海って単語は入れたいよね〜」
曜「それじゃあ!曲の合間にヨーソローって」
善子「さすがに厳しくない…?」
ルビィ「ルビィ…諦めないって気持ちは込めたいなぁ……諦めなかったからスクールアイドルやってこれたから」
梨子「それなら私は動くってことかな?…千歌ちゃんが大事だって教えてくれた言葉だから♪」
千歌「ほえ?」
エマ (決勝で歌う曲…どんな曲になるのかなぁ?あっ、μ'sとSaint Snowはどんな曲なのかな…?うぅ〜気になるよー!)ウズウズ 千歌「よーし!それじゃあ今日はここまで♪」
ダイヤ「ーー思ったよりも形になってきたってところかしら?」
果南「ふふっ、それだけ私たちの気持ちは一つってことかな?」
梨子「メロディのほうは任せて♪…頑張ってみるから」
鞠莉「マリーを忘れてもらっちゃ困るわ☆」
ダイヤ「・・わたくしもこれまで通りお手伝いさせてもらうわ♡」
梨子「よ、よろしくお願いします‥///」ハワワ
千歌「あっ!」
千歌「チカちょっとやることを思い出しちゃった!!」
8人「!?」
エマ「えっ?」
千歌「ごめん!エマちゃん!!先に帰ってて欲しいのだ!」
エマ「大丈夫?わたしも手伝うよ?」
千歌「・・・・」ウルウル
エマ「分かった、1人でやりたいことなんだね♪それじゃあ先に帰ってるけど、気をつけてね♡」
千歌「はーい♡」ブンブン
ダイヤ「・・・?」 鞠莉「クスクス…♪千歌ってば何か企んでるわね」
エマ「ねえねえ鞠莉ちゃん一緒に帰っても良い?」
鞠莉「エマっちの誘いならもちろんOKよ♪」
果南「それじゃあ私も一緒に帰ろうかな」
鞠莉「ふふ、果南ってば〜♪」
___
_____
果南「それにしてもさ。鞠莉ってなんか変わったよね?」
鞠莉「変わった?私が?」
エマ「うんうん、わたしもそう思う!」
果南「内浦に越して来た時から本当あんまり周りと溶け込まないで…言いたいことはズバズバ言って…喧嘩になることもあったのに」
鞠莉「も〜果南ってば私のことどういう風に見てるの?」 鞠莉「エマっちも何か言ってあげて?」
エマ「う、うーん…?わたしもそう思うよ」
鞠莉「Oh・・・」
果南「でもさ?」
果南「今はこうして…みんなと曲を作って…同じ方向を向いて走ってる」
エマ「うんうん♪一匹狼だから〜スクールアイドルがお遊戯にしか見えないからって断り続けてきたけど…」
エマ「みんなのこといっぱいみてくれてるのわたしは知ってるよ♡」
鞠莉「・・・そうね」ボソッ
果南「・・鞠莉?」 鞠莉「マリーってば…ちょっと……ううん。とってもとってもあなたたちに入れ込みすぎちゃったのかな?」
鞠莉「…この場所が居心地よくなってーー大好きになっちゃった☆」
エマ「鞠莉ちゃん?」
鞠莉「2人には言ってなかったわよね?私ね‥アメリカの大学に行くの♪」
果南「それはいつも言ってたよね…?」
鞠莉「ええ、マリーが言うのはその続き」
鞠莉「マリー・・・またここに戻ってきても良いかしら?」
エマ「!!」
鞠莉「最初はね?……アメリカ行きなんて蹴ってこっちに居着いちゃおうかなって思ったの」
鞠莉「でも、果南もダイヤも自分の道を決めて貫こうとしてる…それなのにマリーが逃げるなんてカッコ悪いでしょ?」 鞠莉「アメリカでビジネスを学んで〜っていうのは昔からの目標だったから捨てることもできないし」
鞠莉「本当はエマっちを連れて行きたかったんだけど……ね?」
エマ「鞠莉ちゃん…ごめんね?」
鞠莉「ノーノー!エマっちが謝る必要ないわ♡」
果南「鞠莉」
鞠莉「?」
ギューーー
果南「・・・きっと私も内浦に…この場所に戻ってくるよ…だから…マリーが戻ってきたっていいんだよ」
鞠莉「!!!」
鞠莉「・・ありがとう果南」 エマ「・・・・・」
鞠莉「でーも」
エマかな「??」
鞠莉「そんなにしんみりさせるのは禁止☆ほらほら、笑顔でいないと♪シャイニーって」
果南「ま、鞠莉が言ったんでしょ!?全く〜相変わらず自由奔放だね♡」
鞠莉「エマっちもよ♪」
エマ「えっ?」
鞠莉「エマっちは元の場所に旅立っていくのかもしれない…でもマリーはね?だからこそ…今をキュートで魅力いっぱいのAqoursのみんなで過ごせるこの時間を楽しくしたいの☆」
鞠莉「だから笑顔でいましょ?マリーとの約束♪」
エマ「うん♪」
果南「まあ、まだ時間はあるんだし。エマはエマで楽しんでいってよ〜ダイビングはいつでも大歓迎だよ」
エマ「果南ちゃんありがとう♪」
果南「おっ、そろそろ停めた場所に着くね」
鞠莉「バーイ、エマっちまた明日〜♡」
エマ「またね〜♪」 カチカチカチ
エマ「うーん……」
カチカチカチカチ
エマ「千歌ちゃん遅いな…どうしよう?もしかして…何か事件に巻き込まれたのかな!?」ガタッ
千歌「ただいま〜♪」
エマ「千歌ちゃん!!」ガシッ
千歌「わっ!?エ、エマちゃんどうしたの?」
エマ「けがしてない?何か落としちゃったりしたの?」
千歌「えっえっ?ちょっとエマちゃん落ち着いてー!」
エマ「ご、ごめんね?千歌ちゃんと一緒に帰らないことって珍しかったから…心配になっちゃった」シュン
千歌「も〜エマちゃんってば心配性だな〜♪梨子ちゃんみたい♡」
エマ「そ、そうかな?」
千歌「でも…チカも遅くなるのに連絡しなかったのは悪いよねごめん」
エマ「いいよ♪それで…何してたの?」
千歌「そ、それは………」
エマ「それは?」
千歌「ひーみーつ!」
エマ「ええ〜!?」
エマ「なんで秘密なの?千歌ちゃーん!!」
千歌「えへへ…それはチカだってレディだもん秘密の1つや2つはあるよ〜」 千歌「鞠莉ちゃんが言ってたのだ!レディなら秘密を持っていた方が魅力的にうつるのよって」
エマ「そっかぁ。それなら仕方ないね」
千歌「えっ?」
エマ「千歌ちゃんがわたしに秘密にすることが悪いことじゃないってわかってるから♪ね?」
千歌「もっちろん!!エマちゃんにしたい秘密なんて3つもあるし♪」
千歌「あっ、今のは〜秘密の密とー3つをかけたー」
エマ「ふふふ♪」ニコニコ 花丸「み、みんなの出してくれた言葉……まとめてみたらこんな感じの歌詞になったんだけどどうかな?」スッ‥
ルビィ「わぁ…すごいよマルちゃん!」
ダイヤ「本当ねーーまさかここまでまとまるなんてーーわたくしたちの言葉…」
千歌「マルちゃん先生!!まとめてくれてありがとう!」
花丸「ち、千歌ちゃん!?マルは先生なんかじゃ…それに……鞠莉ちゃんがあとからいっぱい言葉を足してくれたからできたから…///」
曜「鞠莉ちゃんが?」
鞠莉「〜♪」
花丸「あの2倍の量を走った日の夜にーー急にマルのお家を訪ねてきて・・・」 鞠莉「ハーイ♪マルはいるかしら?」
花丸「ま、鞠莉ちゃん!?おら……じゃなくてマルに何か用?」
鞠莉「実は作詞に使えそうなフレーズが出てきてたんだけど…ちょっぴり気恥ずかしいことってあるじゃない?だから…」
花丸「うん、分かった。マルが聞いておくね♪」
花丸「わざわざごめんね?マルがあんまり機械に強くないから・・」
鞠莉「良いのよ♪マリーもちょうど夜風に当たりたい気分だったし。それに知ってるでしょーー?」
花丸「?」
鞠莉「マリーは言いたいことは言うしやりたいことはとことんやる!そういう子だから☆」
鞠莉「面倒だったらマルのお家に来てないわ」
花丸「そ、そっか…♡」カキカキ ダイヤ「へえーーそんなことがあったの♡」
エマ「鞠莉ちゃん…みんなのためにありがとう♪」ニコニコ
鞠莉「まあね♪これで殆ど作詞は完了ってところじゃない?」
ルビィ「衣装はもう少しかかるかな…ごめんね?」
ダイヤ「気にすることないわーー元より衣装はルビィの負担が大きいのだもの。納得のいくまで無理のないよう向き合うといいわ」ナデナデ
7人「・・・!?」
ルビィ「お、お姉ちゃんがなでてくれた…?」
ダイヤ「・・・変かしら?」
曜「いや〜ビックリであります」
果南「エマがよくやってるのは見てたけど…」
ダイヤ「…だからやったのだけどーーお姉ちゃんじゃ嬉しくなかったかしら?」 ルビィ「・・・・そ、そんなことないよ」
ルビィ「ありがとうお姉ちゃん…♪ちょっと早いクリスマスプレゼントなのかな?なんて」
梨子「そういえば…ラブライブの決勝って……」
千歌「クリスマスの間近だよ!」
善子「いつだろうと関係ないでしょ?私たちは今できることをやるだけ」
善子「・・ヨハネの美貌は1年の中でもいつであろうと美しいのーーそれと一緒♡」
鞠莉「ヨハネ〜豪雪を呼び寄せて電車を止めたりしないでよね?」
善子「・・・雨の神に愛されてるだけだからそれは心配ないはずよ…」
果南「話が逸れてきたから戻すよ〜」パンパン 果南「ダンスの練習だけど…」
千歌「はい!はい!!」
果南「ん?どしたの千歌?」
千歌「チカ………エマちゃんにここはエマちゃんに見てもらわずにやりたい!」
エマ「ええっ!?どうして…?千歌ちゃん…わたし何か悪いことしちゃったかなぁ?」
梨子「千歌ちゃん…?」
千歌「ち、違うよ!!?これには理由があって〜〜これまでずっーーーとエマちゃんに見てもらいながら教えてもらってやってきたから…」
千歌「チカたちだけでもちゃんとできる!成長したってところを見せたいなって…ダメかな?」
エマ「千歌ちゃん……うん、いいよ?でも難しいなってら思ったらすぐ言ってね?」
千歌「うん!」
曜「それじゃ!今日も練習行ってみよー!!」
9人「おーー!!」 千歌「・・ルビィちゃん……」クイクイ
ルビィ「・・・?」
千歌「・・・・」ヒソヒソ
ルビィ「ええっ…!?」 本日はここまで一度落としてしまい申し訳ないです。
完結までもう少しになります 花丸「それにしても、エマちゃんに見てもらわない練習って…とっても不安だね」
曜「うーん……今までずっと見てもらってきたからね〜」
梨子「・・・千歌ちゃん本当にいいの?」
千歌「うん!…チカたちだけでもできるって見せてあげないとエマちゃんが・・」
ダイヤ (なるほどね…千歌ちゃんは千歌ちゃんなりに考えてるみたいーー)
善子「それにしても……このアイデア本当にやるの?」 千歌「やる!!っていうより…やりたいんだけど……ダメかなぁ?」
ルビィ「ルビィは良いなって思ったけど……」
曜「だよねだよね!曜も大賛成!!」
鞠莉「・・・なるほどね♪すっごく面白いじゃない!マリーは大賛成よ☆」
果南「私も良いと思うな千歌がやりたいってことならね?」
梨子「わ、私も!!」
ダイヤ「リーダーはあなたなのだから…わたくしに反対する理由なんてないわ♡」
花丸「ヨハネちゃん……?」
善子「わ、私だって反対するとは言ってないでしょ?!」
千歌「み、みんなぁ…ありがとう……」ウルウル
エマ (うぅ……やっぱりどんな練習してるのか気になっちゃうよーー)ウズウズ ___
_____
エマ (そうして心配してたわたしだけどーーーみんなはどんどん上手くなってるみたいで‥)
千歌「エマちゃんエマちゃん♪」
エマ「どうしたの千歌ちゃん?」
千歌「あのね!今日すごい振り付けが出てきてね!梨子ちゃんたちの履いてるスカートをバッ!って投げちゃうの!」
エマ「ええ!?衣装を投げちゃうの?」
千歌「にしし…ビックリしたよね♪それにね、その衣装を着るのって言い出したの梨子ちゃんなんだよ♡」
エマ「梨子ちゃんが?」 千歌「そうなの!梨子ちゃんがね〜」
___
_____
梨子「ね、ねえ…ルビィちゃん?」モジモジ
ルビィ「梨子ちゃんどうしたの?」
梨子「その衣装の残り1着…私が着たらダメかな?」
ルビィ「ええ!!?梨子ちゃんが?」
千歌「梨子ちゃん!?」
梨子「私も…千歌ちゃんたちとたくさん活動して……ステージに立つ時は少し大胆になれるような気がして……///」
梨子「・・・それに…私…みんなに助けられてばっかり…教えてもらってばっかりで…役に立ちたいの…!」
梨子「だから…ってわけじゃないけど………ダメかな…?」
シーン
梨子「・・・?」
梨子 (あ、あれ…?私、もしかしてから回っちゃったかな…!?うぅ…やっぱり地味な私がやるよりも存在感のあるダイヤちゃんや…曜ちゃんの方が……)ハワワ‥ 曜「すっごくいいと思うであります!」ギュッ
梨子「よ、曜ちゃん!?」
曜「梨子ちゃんのAqoursにかける思い感激だよ!!」
千歌「うんうん♪でも梨子ちゃん1つ間違ってることがあるよ?」
梨子「ええっ!?な、なんだろう…?」
千歌「そーれは〜」
善子「助けられてばかりってわけじゃなくてーーAqoursみんなで助け合ってるってこと…でしょ?」
梨子「あっ……」
千歌「あ〜〜!!!よっちゃんがチカのセリフ取ったー!」
果南「まあまあ千歌。みんなきっとそう思ってるから、賢いよっちゃんは言葉にするのが千歌より早かったってことじゃないかな?」
千歌「・・そっか!!」
千歌「それに〜♡梨子ちゃんが役に立ってないなんて誰も思ってないのだ♪」ペタペタ
梨子「ひゃっ…///ち、千歌ちゃん…!」 千歌「ほらほら〜恥ずかしがらずにすぐダンスできるように〜これくらいは〜〜」
ダイヤ「ーー千歌ちゃん?」
千歌「は、はーーい!練習再開するのだ!」
梨子 (千歌ちゃん…そう言えば私に言ってくれたよね……)
千歌「チカのこと助けてくれないかな?」ニシシ
梨子「私…千歌ちゃんの助けになれてたんだね……良かったーー♡」
千歌「ってーー♡」
エマ「そうなんだ〜♪梨子ちゃんも成長したんだね♡」
千歌「うんうん!エマちゃんたちの方の梨子ちゃんは少し違うんだよね?」
エマ「うん♪でも、どっちの梨子ちゃんも可愛いよ」
千歌「へえ〜〜」ジトー
エマ「ち、千歌ちゃん?」
千歌「それじゃあ…チカは?」
エマ「もちろん可愛いよ♡」
千歌「よかった〜〜♪」
エマ「ふふっ、成長したのは梨子ちゃんだけじゃないよね?」
千歌「もっちろん!!チカたちだってできるんだぞーってところエマちゃんに見せてあげるのだ!」
エマ「ふふ、楽しみにしてるね」
エマ「そしてーーー季節はあっという間に過ぎていってーー」 12月某日
千歌「つ、ついに‥来たのだ…東京!!」
果南「いや〜あっという間だったよね」
エマ「みんな大丈夫〜?衣装はちゃんと入れてある?」
鞠莉「ノープロブレムよ☆マリーが既にドームに送るように手配してあるの♪」
曜「・・ここが東京!!色々なお店があるんだよね!美味しい料理のお店とか…」ウズウズ
ダイヤ「曜ちゃんーー?今はまず宿泊するホテルに行くのが先よ?」
曜「はーい」
花丸「り、梨子ちゃん…マルが迷子にならないよう…しっかりと見てて欲しいな……」
ルビィ「あれ、梨子ちゃん?」
梨子「・・・・」
梨子 (ーーーまだ一年も経っていないのに、この光景がどこか懐かしく見えてーー内浦に来て…本当に濃い時間を過ごしてたんだって実感しちゃいます♡) エマ「梨子ちゃーん?」
梨子「えっ!?!?」
エマ「ボーッとしてたけど大丈夫?みんな先に行っちゃうよ?」
梨子「ご、ごめんねエマちゃん…ちょっと東京に来るのも久しぶりだな〜って思って」
エマ「懐かしくなっちゃったんだ♪」
梨子「う、うん…それもあるけど…千歌ちゃんやエマちゃんに会って本当に色々あったんだなって思ったの」
エマ「楽しかった?」
梨子「・・・うん!でも…まだこれからだから…精一杯頑張るね」
鞠莉「エマっち〜〜梨子〜〜!早くしないと置いて行っちゃうから☆」
梨子「はわ……ま、鞠莉ちゃん待って〜」アセアセ
エマ (梨子ちゃんたちの頑張りちゃんと見てるからね♪) ーホテルー
鞠莉「ん〜〜まあまあね♪」
ルビィ「ま、鞠莉ちゃんのお家と比べたらダメだよ〜」
善子「ねえ…これ部屋がすごく分けられてるみたいなんだけど」
エマ「えっ?本当だ!5部屋だから・・・」
果南「一部屋に2人ってことかな」
花丸「マルたちだけでお部屋をいっぱい埋めちゃって…なんだか申し訳ないね」
ダイヤ「まあーー運営の方々なりに気を遣ってくれたのかしら?」
エマ「みんなどうしよう?」
9人「・・・・・」
エマ「?」 善子「それじゃあ、私が余りで良いから他の子はメンバー同士で好きに組むと良いわ」
ルビィ「ええっ!?そ、それは…」
花丸「それならマルはルビィちゃんとって言いたいけど…エマちゃんと一緒のお部屋が良いな♡」
鞠莉「あら〜?マルってばジョークがジョーズね♪マリーがエマっちと一緒に〜」
曜「はいはーい!!曜もエマちゃんと一緒が…」
ダイヤ「全く…みんな子どもなんだからーーエマちゃんはわたくしと同じ部屋で……」
梨子「わ、私……エマちゃんと…い、一緒が……」ボソボソ
千歌「・・・それじゃあ!ここはやっぱり公平にじゃんけんで決めるのだ!」
エマ「わたしもやりたい♪」
千歌「エ、エマちゃんは待ってて!」
エマ「え〜〜なんでー?」
鞠莉 (まあ当然よね?エマっちと2人で話せるなんて…もうないことかもしれないんだから誰だって必死になっちゃう☆マリーとしては楽しいからだけど☆)
9人「じゃーんけーん!」
ジャンケンで勝ったメンバー1名(安価下) 9人「ポン!」
千歌 パー 8人 グー
千歌「あ、あれ?チカの勝ち…?」
千歌「あっ、今のは〜」
曜「説明しなくていいから!」
ダイヤ「・・・こんな時にもわたくしから勝利を奪っていくなんて…千歌ちゃんーーやっぱりあなた持ってるわね♡」
ルビィ「お、お姉ちゃん抑えてよぉ…」タジタジ
千歌「それじゃあチカはエマちゃんと一緒〜♪」
善子「・・・いつも一緒にいるのに?」ジトー
千歌「う"っ……さすがよっちゃん痛いところを……」
鞠莉「〜♪そう言われてみればそうよね?フェアじゃないわ☆」
千歌「ま、鞠莉ちゃんまで!!」
エマ「?」
エマ「果南ちゃん、みんなはどうしてあんなに言い合ってるの?」
果南「ええっ?私に聞いちゃう?」
果南 (この場合説明しないほうが良かったりするのかな〜?)
鞠莉「なーんてジョークよ☆いつも一番近くにいたからこそ…なのよね?」
千歌「ほえ?」
梨子「うん…その方が千歌ちゃんらしいかも♪」
ルビィ「それじゃあルビィはマルちゃんと一緒♡」
善子「よっちゃんコンビで良かったら…曜ちゃんどうかしら?」
千歌「えっ?えっ?」 果南「じゃあ梨子ちゃんは私とで良いかな?」
梨子「は、はい…////」
ダイヤ「そうーーあなたとなのね」
鞠莉「あら?マリーと一緒は嫌かしら?…それならマリーはホテルオハラのーー」
ダイヤ「・・スクールアイドル前までのわたくしならその気持ちはあったかもしれないわーー」
ダイヤ「でも…今はあなたと一夜を共にして良い…そう思えるわ」
鞠莉「////」
エマ「えっと……それじゃあわたしは千歌ちゃんと一緒だね!よろしくね♪」
千歌「うん!!」 千歌「わあ〜おっきなベッドなのだ!エマちゃんきてきて!」ボフン
エマ「ふふふ♪そうだね」
千歌「‥チカと一緒で良かった?」
エマ「えっ?」
千歌「ほ、ほら!チカってエマちゃんと同じ屋根の下でいーーーっつも一緒だったでしょ?お部屋は違うけど度々お邪魔してたし」
千歌「だからこんな時くらい別の子が良かったかなーって?あはは!チカってば何言ってるんだろ?」
エマ「?」
エマ「本当はみんなで一緒のお部屋が良いなって思ってたの。だから2人になった子とたくさんお喋りしたいなって思ってたの」
エマ「わたしは千歌ちゃんで良かったって思ってるよ♪」
千歌「ほ、本当?」
エマ「本当だよ♪」
千歌「わーい!エマちゃんやっぱり優し〜い♪」ゴロゴロ
エマ「ふふ、だから明日披露する曲のこと教えてくれたら嬉しいな♪」
千歌「え〜?それはダメ!」
エマ「ど、どうして…?」 千歌「わわっ!エマちゃん泣かないでほしいのだ…」
千歌「これまでのチカたちのことを1番知ってるのエマちゃんだと思ってるから…せんにゅーかん?とか抜きでしっかり見てほしいのだ」
千歌「それでエマちゃんを感動させられたらチカたちとしてはラブライブで優勝できなくても悔いはないかなって♪」ニシシ
エマ「千歌ちゃん…」
千歌「あっ!!も、もちろんエマちゃんが戻れなくなるようにとかなんて意味はないんだよー!?」
エマ「大丈夫だよ?千歌ちゃんがそんなこと考える子じゃないってわたし知ってるから♪」
千歌「エマちゃぁぁぁん…」ギューーー
エマ「わっ♪千歌ちゃん甘えん坊だねそれじゃあ・・わたしからもハグハグ♡」
千歌「ふふふ…エマちゃんあったかい…♪ポカポカなのだ」
エマ「もう冬だもんね?ハグには良い季節だよ」 千歌「そういえば東京なんだからエマちゃんの学校はこっちにはないのかな?」
エマ「前に一回だけ調べてみたんだけど…ないみたいなの」シュン
千歌「そ、そうだったんだ…ごめんね」
エマ「ううん、気にしてないから♪」
千歌「そうだ!せっかくだしどこか行ってみたいところない??」
エマ「ええっ!?でも…千歌ちゃんダイヤちゃんがーー」
ダイヤ「今日は東京に着いてみんな色々思うところはあると思うわーーだけど…くれぐれもハメを外さないようにね?」
ルビィ「な、なんでこっちを見ながら言うの…?」
ダイヤ「ふふーーお姉ちゃんあなたが以前東京に行くプランを立てていたのを知ってるのよ?」
ダイヤ「ーー大会に支障のないようにしないとダメでしょ?」
ルビィ「は、はぁい……」 千歌「そ、そういえばそうだったのだ…」
千歌「で、でも〜まだ夕方だしエマちゃんだって行ってみたいところない??」
エマ「ええっ…?」
エマ (千歌ちゃんのためにも…止めないとダメだよね…?)
エマ (・・うぅ……どうしよう?)
千歌ちゃんからの外出の提案
乗るor止める
下3つで多い方で エマ「それじゃあちょっとお出かけしちゃおっか♡」
千歌「やったあ!!エマちゃんやっぱり分かってる〜」
エマ「それでどこに行くの?」
千歌「やだなーエマちゃんそんなの決まってるじゃん♪」ニシシ
エマ「?」
___
_____
エマ「ここって……」
千歌「そう!あのμ'sの出身校音ノ木坂学院なのだ!」
千歌「って‥エマちゃんは来たことあるんだよね?」
エマ「うん♪あっちの千歌ちゃんも来たことがあるんだよ」
千歌「そうだったの!?う〜〜羨ましい……」 ??「あれ?千歌ちゃん、エマちゃん?」
千歌「ひっ!?ダ、ダイヤちゃん!?」
エマ「あ〜梨子ちゃん♡」
千歌「へっ?」
梨子「こんなところで会うなんて…どうしたの?」
千歌「あはは‥せっかくきたんだしちょっと見学を〜・・梨子ちゃんは?」
梨子「こっちに来たのも久しぶりだったから寄ってみようかなって」
千歌「そっか〜♡梨子ちゃんも悪い子だ〜あんなにダイヤちゃんに言われてたのに」
梨子「そ、それは……」
エマ「千歌ちゃんそれはわたしたちもだよ?」
千歌「てへへ…」
梨子「・・・スクールアイドルをやるまで私のいたここがそんなにすごいところだなんて思ってもみなかった」
エマちか「??」
梨子「私…スクールアイドルに誘ってくれて手を差し伸べてくれた千歌ちゃん、エマちゃんのためにも……絶対優勝したいって思ってるの…!」
梨子「だから…ここに来て気持ちを引き締めようって思ってたんだけど…」
千歌「梨子ちゃん…」
エマ「そんなに気負いすぎなくても大丈夫だよ?」
梨子「で、でも……」
〜〜♪
エマ「?」
千歌「エマちゃんどうしたの?」
エマ「今…歌が聞こえたの」
エマ「わたし見てくるね!」タッ…!
千歌「ええっ?エマちゃーん!!待ってよ〜!追いかけよう梨子ちゃん!」
梨子「う、うん!」 ??「As time goes by〜」
エマ「・・・・」パチパチパチ
??「あっ、聞いてくれたの!?ありがとう♪」
エマ「お姉さん弾き語りをするんですね♪わたしもいつかカントリーロードをやってみたいって…」
千歌「エマちゃん!」
エマ「あっ、千歌ちゃん、梨子ちゃん」
梨子「その人が歌ってたの…?素敵な歌声が確かに聞こえてたよ」
千歌「も〜急に走り出すからビックリしちゃったのだ!」
??「あれあれ?」ジー
千歌「お姉さんどうかしたの?あっ!もしかして…チカたちのファンだったり〜♪」
梨子「ち、千歌ちゃん…///」 ??「うーん…どこかで見たような……」
千歌「うぐっ‥」
梨子「しょ、しょうがないよ…スクールアイドルとは言っても……」
エマ「お姉さんさっき弾いてた曲ってなんていう曲なんですか?」
??「ああ…さっきのはね?As Time Goes Byって曲なの」
千歌「アズタイムゴーズバイ?」
??「うんうん♪」
千歌「え、えっと……」タジタジ
千歌「り、梨子ちゃ〜ん…どういう意味?」
梨子「えっとね…」
??「時間が流れるにつれてだけど…私はいくら時が流れようともって訳してるよ」
エマ「いくら時が流れても……?」
??「うん!時間が流れても何も変わらないもの…そんなものがあると素敵だなって…君たちもそう思わない?」
千歌「う、うーーん………?」ムムム
??「ふふ、難しかったかな?…いつかきっと分かる日が来ると思うよ♪」ヒョイ
エマ「もう帰っちゃうんですか?」
??「私もたまたまここに寄っただけで…歌いたいな〜ってなっただけだから♪またね?」
千歌「む〜〜チカもしっかり聞きたかったのだ…」
??「あっ!そうそう…」
エマ「?」
??「あなたたち…Aqoursだよね?ラブライブファイトだよ!!」
千歌「わぁ♪良かった〜〜ありがとうございます!!」 梨子「時間が流れても変わらないもの……」ポツリ
千歌「梨子ちゃん?」
梨子「ううん、私と千歌ちゃんの仲が……い、いつまでも続いたら…嬉しいなって思って……///」カァァァ
千歌「えへへ〜♪それって確かに素敵だね♡」
エマ「うんうん♪」
千歌「なんだろう…チカもそう考えたらいっぱいある気がしてきた♪」
梨子「ふふふ…♪」ニコニコ
千歌「あーーー!!!」
エマ「ど、どうしたの千歌ちゃん?」
千歌「さっきのお姉さんに帰り道聞いておけば良かった〜!!チカこのあたりのことあんまり知らないし…」
梨子「わ、私は知ってるから大丈夫だよ?」
千歌「梨子ちゃ〜ん♡」ギューー
エマ「あはは…梨子ちゃんがいてよかったね」
エマ「でも、音ノ木坂に入ってみなくて良かったの?」
千歌「うん、確かに入れたらもっと嬉しかったかもしれないけど…μ'sとはじめて会うのはせっかくだからドームでって決めたのだ!」
エマ「そっか♪それじゃあ…帰ろっか?」 ___
_____
千歌「うぅ…ちょっぴり外出してただけなのにダイヤちゃんに怒られたのだ」
梨子「し、仕方ないよ……ダイヤちゃんも私たちのこと心配してたみたいだし」
果南「そうそう、それに…一応最後の確認をみんなでしてたからさ」
千歌「?」
果南「千歌本当に良いんだよね?」
千歌「・・・うん!」
果南「よしよし、それじゃあみんな心は決まってるってことだね。やろっか」
梨子「…うん!」
エマ (千歌ちゃん遅いな〜〜まだダイヤちゃんに怒られてるのかな…?)
千歌「ただいまー!!」ガチャ
エマ「千歌ちゃん!良かった〜ダイヤちゃんと仲直りできた?」
千歌「な、仲直りって‥ダイヤちゃんもチカのこと心配してたみたいだったから…そんなに強くは怒られなかったよ?」
エマ「そ、そうなんだ…良かったぁ…」ホッ 千歌「ねえエマちゃんーー」
エマ「?」
千歌「明日のチカたちのライブみててね」
エマ「もちろんだよ!チカちゃんたちのこと1番近くの席で見守ってるからね♪」ニコニコ
千歌「うん!!」
千歌「やっぱりーーエマちゃんが見ててくれるって分かったら力が湧いてくるのだ♪」
千歌「明日はエマちゃんがこれまで見てきた中で最高のライブにするからね!!」
千歌「1秒だって見逃し禁止なのだ」
エマ「ふふふ♪楽しみにしてるね」 ー翌日ー
ダイヤ「ーー準備はいいかしら?」
ルビィ「ル、ルビィたち‥とうとうきたんだ…」プルプル
花丸「ドームってこんなに大きかったんだね・・マルこんなに大きな建物初めてみたよ」ジーーー
果南「ほらほら、ここで止まってても邪魔になっちゃうよ?控え室が用意されてるみたいだから入ろっか?」
千歌「お〜〜!!!」
曜「千歌!どっちが控え室に先に着くか勝負だ〜!!」
鞠莉「くすくすーー曜と千歌ってば可愛い♡」
善子「鞠莉ちゃんに同意見。1年の私が言うのもあれだけど…子供ね♡」
〜間〜
曜「へえ〜モニターまで用意されてるんだ!!」
エマ「これならここでもステージの様子が見られるね♪」
ルビィ「うぅ…本当に人がいっぱいだよぉ……なんて言ってる場合じゃないよね」
ダイヤ「そうよ、わたくしたちは勝たないといけないの」
千歌「・・・・」
鞠莉「ちょっとマリー外の空気吸ってくるわ☆エマっちも来るでしょ?」グイグイ
エマ「えっ?ちょ、ちょっと鞠莉ちゃん?」 エマ「鞠莉ちゃん、どうしちゃったの?」
鞠莉「本当ーーみんな成長してるわよね」
エマ「えっ?」
鞠莉「エマっちから見て今の私たち…どうかしら?勝てるって信用できる?」
エマ「?」
鞠莉「マリーたちの結果によってはエマっちは帰れなくなるかもしれないのよ?怖くないの?」
エマ「え、えっと……」
??「お久しぶりです」
鞠莉「Wow! Saint Snow☆」
聖良「理亞はいませんけどね」
鞠莉「あなたたちのステージもとっても楽しみにしてるの☆今日はよろしくね♪」
聖良「そう言ってもらえるのはありがたいです。なにぶん理亞も緊張してるみたいですので」
エマ「ええっ!?そうなの?」
聖良「はい、ですがもちろん……」
鞠莉「What?」
??「あ、あの!!」 ??「よ、良かったぁ…後ろ姿だけだったから…間違ってたらどうしようって・・」
??「かーよーちん!!ちゃんと挨拶するにゃ!」
花陽「う、うん!初めましてAqoursの小原鞠莉さんとマネージャーのエマさん。それにSaint Snowの聖良さんμ'sの小泉花陽です今日はよろしくお願いします」ペコリ
エマ (わっ‥3年生の花陽ちゃんだ…わたしが知ってる花陽ちゃんより……なんだろう?オーラがあるって感じがするよ)
聖良「まさかμ'sの花陽さんから挨拶していただけるとは‥光栄です」ペコリ
花陽「そ、そんな!!同じスクールアイドルだもん!Saint SnowもAqoursも…花陽たちが見習わないとってパフォーマンスたくさんあったし…」モジモジ
エマ (あっ♡こういうところはわたしの知ってる花陽ちゃんだ)
真姫「花陽ちゃん、今日戦う相手の前なのよ?もっと堂々としないと」
花陽「ま、真姫ちゃーん……」 鞠莉「あっ…」
真姫「・・?」
鞠莉「チャオ〜マッキー☆」
真姫「マ、マッキーって…エリーくらいしか………?」
鞠莉「私のこと覚えてなーい?だったらショッキング…」
真姫「・・・・あぁ!!その金髪にくるんとした髪型・・ちょっと英語の発音が良いところ…もしかしてマリー!?」
鞠莉「イェース♪やっぱりマッキーだったのね☆」
凛「真姫ちゃん知ってるの?」
真姫「ま、まあ…ちょっとね?」
鞠莉「クスクスーーまさかあのピュアで大病院の一人娘のマッキーがスクールアイドルになって大成してたなんて☆最初に見た時ビックリしちゃった」
エマ「鞠莉ちゃん、真姫ちゃんのこと知ってたの?」
鞠莉「ちょっとパパのパーティーの関係でね☆」
鞠莉「まあ、その話はまた今度じっくり聞かせてあ・げ・る♡」
エマ「ええ〜」
聖良「そろそろ発表されますね」クルッ
エマ「?」 にこ「さあ〜♡寒い冬を吹き飛ばすような熱い熱いスクールアイドルの甲子園ラブライブの開幕ニコ〜♡」
にこ「注意事項とかも色々あるけどーーまずは今回のタイムスケジュールニコ☆」
にこ「エキシビションライブトップバッターは〜μ's!次にAqours!そしてSaint Snowの順ニコ♡」
ワァァァァァ!!!!
にこ「各グループの意気込みを〜とかはなし!ただライブで感じ取ってくれたらOKニコ♡」
にこ「みんなお待ちかねの本ライブについては〜エキシビションライブが終わってから発表だから〜楽しみにしてて欲しいな♪」
___
_____
にこ「それじゃあ…みんなルールを守って楽しくライブ鑑賞してねー♡ニコと約束♡」 聖良「エキシビションライブ…ここでどこまで印象を残せるかであとのライブの注目も変わってきますからね」
エマ「・・・」ゴクリ
聖良「憧れのμ'sさんとライバルであるAqoursのみなさんが相手でも私たちは変わりません。ただ…最高を求めて頂点を取るだけです。今日はよろしくお願いします」ペコリ スタスタ…
真姫「へえ‥随分挑戦的ね」
凛「これは…手強いかも……かよちん?」
花陽「・・・・」プルプル
花陽 (やっぱり…私たちはA-RISEと同じように…追いかけられる立場になったんだよね…これまでの花陽だったらーー怖がって震えてただけかもしれないけど…)
花陽「わ、私たちも負けません!!お互いにベストを尽くしましょう!」
花陽 (にこちゃん、絵里ちゃん、希ちゃん、ことりちゃん、海未ちゃん、そして…穂乃果ちゃんが残してくれたμ's……その1番のファンでーー誰よりも好きだからこそできるライブを見せるんだ♡)
凛「かよちんかっこいいにゃー♡あんなに大人っぽい人に・・」
真姫「啖呵を切るなんてね、昔の花陽ちゃんなら考えられなかったかも♡」クルクル
花陽「そ、そうかな…?」 凛「うんうん!!リーダーのかよちんがここまでカッコよく決まってるんだからエキシビションライブでもビシッと決めないとね」
真姫「ていうことよ?真姫ちゃんたちのライブしっかりと目に焼き付けてよね♡」
エマ「・・・こっちのμ'sの3人のライブ…どんな感じなんだろう?」
鞠莉「取り敢えずみんなのところに戻って見ましょう♡」
花陽「僕らのLIVE 君とのLIFE…行きます!」
〜間〜
千歌「見た見た!?μ'sのライブ……3人なのに…」
曜「うん…9人いるみたいだった」
梨子「卒業しても…離れていても歌にその人たちの想いが残ってるっていうのかな?すごく…素敵なライブだった」
ルビィ「はぅぅぅ…生μ'sのパフォーマンス…ルビィ………ううん!気持ちを切り替えないと!」
エマ「みんな、たしかにμ'sのライブは凄かったけど…Aqoursも負けてないってわたし…信じてるからね♪」
鞠莉「それじゃあマリーたちはその期待に応えないとね♪」
果南「そうだね」
にこ「次は〜Aqoursで…きみの心は輝いているかいニコ♡」 曜「むーーー」
ダイヤ「ーー曜ちゃんどうしたの?」
曜「馬跳びしたかったよー」ムスー
果南「よーう?仕方ないよ。万が一のこともあるし時間内に抑えるためにも?」
曜「でも〜μ'sのライブより盛り上がりが〜」
鞠莉「たしかに…オーディエンスの反応は正直だったわ」
花丸「μ'sの時の歓声…マルたちが待機してる時でもまだ続いてたもんね」
エマ (ど、どうしよう…みんなが落ち込んでる…でも本当にμ's…3年生の花陽ちゃんたちはすごかった‥こんな時わたしは…)チラッ
千歌「・・・」ウデクミ
エマ「千歌ちゃん?」
千歌「いや〜!やっぱりμ'sってすごいね!チカたちなんかが勝てるわけないのかな?」
梨子「ち、千歌ちゃん!?」
善子「ちょ、ちょっと!!!まだエキシビションよ!?」
千歌「そう!それだよよっちゃん!」 善子「へっ…?」
千歌「まだエキシビションなんだもん♪分かんないよ?チカたちの想いを込めたあの曲を信じよう?」
梨子「千歌ちゃん‥!!」
果南「そうだね♪」
善子「もう…まんまと千歌ちゃんに嵌められたわ」ムスー
千歌「にしし‥ごめんねよっちゃん♪」
エマ (良かったぁ…千歌ちゃん諦めたわけじゃなかったんだ)
ワァァァァァァ!!!
千歌「って何事!??」 ルビィ「飛んだ……理亞ちゃんが」
曜「すっごい…あれバク宙だよね?」
ダイヤ「まさかーー曲の途中にバク宙をするなんて驚いたわ」
鞠莉「たしかに派手さはあるし…激しいパフォーマンスでオーディエンスの目を惹きつけるわね」
ルビィ「・・・・?」
エマ「ルビィちゃんどうしたの?」
ルビィ「ううん、なんでもない」
〜♪呼〜べばい〜いよ〜
にこ「ということで〜Saint SnowでDROPOUT!?でしたニコ♪」
にこ「これにてエキシビションライブは終了〜♪次の部のライブをお楽しみに〜♡」 〜間〜
千歌「よしっ!みんな〜!衣装を着替えて一生懸命がんばろー!」
ルビィ「おー!」
千歌「あっ、ちなみに今のは〜」
曜「説明しなくていいから」
千歌「むーーー」
ガチャ
聖良「はぁ……はぁ…」
エマ「聖良ちゃん!?」
聖良「し、失礼します。Aqoursのみなさん…理亞を見ませんでしたか?」
花丸「理亞ちゃんは……見てないです」
善子「何かあったんですか?」 聖良「・・・実は次の本ライブ…私たちからのスタートなのですが」
ダイヤ「・・それですでに着替え終わっているのね。エキシビションでの順番が最後だったのに大変ね」
聖良「その心配には及びません…と言いたいところなのですが…理亞がいなくなりました」
Aqours「ええっ!?」
にこ「それでは♡決勝戦トップバッターはSaint Snowの2人ニコ♡」
シーン
にこ「あ、あれ?Saint Snowの2人は〜〜」アセアセ
にこ (ちょっとちょっと〜〜一体全体どういうことニコ?こんな大事な決勝に遅刻なんてーー穂乃果ちゃんでもしないニコ)
ザワザワ ザワザワ
にこ「し、失礼しました〜ニコってば時間を間違えちゃったみたい♪まだ時間がかかるみたいなので今しばらくお待ちください♡」 ___
_____
エマ「理亞ちゃんがいなくなったってどういうこと?」
聖良「言葉の通りです…エキシビションが終わった後外の空気を吸ってくると言ったきり戻ってこなくて」
千歌「このままだとどうなるの?」
聖良「・・・Saint Snowは不戦敗…或いは私1人でもステージに立つということになります」
エマ「そんなのダメだよ!」グイッ
聖良「もちろんそのつもりはありません。私が理亞抜きでステージに立つなんて・・できませんから」
ルビィ「・・理亞ちゃんを探そう!!」
ダイヤ「ーールビィあなた…」 ルビィ「せっかくここまで来たのに……こんな形でおしまいなんてダメだよ!お姉ちゃんは甘いって言うかもだけど…ルビィは理亞ちゃんを連れ戻したい!」
ダイヤ「・・・いいわ行ってきなさい」
ルビィ「お姉ちゃん…」
ダイヤ「わたくしがあなたが決めたことに全て反対すると思ったら大間違いよ?それに…」
聖良「?」
ダイヤ「ーーこんな大舞台で勝負をできるのよ?それが不戦敗なんてーー味気ないでしょう?」
聖良「・・・ありがとうございます」ペコッ
千歌「よーし!それじゃあチカたちみんなで!!」
エマ「待って千歌ちゃん!」
千歌「ほえ?」 エマ「探すのは聖良ちゃんとルビィちゃんとわたしに任せてもらえないかな?…きっと大勢で探したら理亞ちゃんも出てきにくいんじゃないかな?」
聖良「・・そうですね。それにAqoursみなさんに出てきてもらうのは流石に悪いです。決勝を前にみなさんに余計な体力を消費してもらうのは望ましくないですからね」
果南「体力の心配はないんだけど…分かった。その代わりここから見かけたりしたらすぐ連絡入れるよ。」
曜「私が見かけたら捕まえちゃうであります!」ビシッ
善子「って…それじゃあ聖良さんが気を使ってくれた意味ないじゃない」
曜「????」
ダイヤ「早く行きなさいーー」
鞠莉「ニコニーってばあたふたして場をつなげようとしてくれてるわよ☆」 ルビィ「うん!行ってきます!」
エマ「理亞ちゃんのこと…絶対見つけようね」
聖良「…はい!」
聖良 (理亞・・・!!一体あなたはどうして…!)タッタッタッ‥
ルビィ「・・・うーんどこにいるのかな…」キョロキョロ
エマ (こういう広いところだと本当にわたしも迷子になっちゃうかも?・・・あっ!)
理亞「・・・」カッカッ…
エマ「聖良ちゃん、ルビィちゃん‥理亞ちゃん見つけたよ〜場所は…」 〜間〜
にこ「えっ〜とそれで…Saint Snowといえば姉妹のユニットなんですけど〜ニコにも実は妹がいて〜」ペラペラ
理亞 (・・・ライブ始まらないな‥姉様‥私のことなんて‥)
聖良「理亞」
理亞「姉様…ルビィ…それに……」
エマ「エマだよ♪理亞ちゃんどうしたの?…もうライブが始まっちゃうよ」
理亞「……私ライブには出ない」
ルビィ「!」
理亞「姉様1人で出て・・・」
ルビィ「理亞ちゃんなんでそんなこと言うの!?」
聖良「もしかしてあの時のことを気にしているんですか?」
エマ「あの時?」 聖良「ええ、エキシビションライブで見せたアクロバット…あれは本来のライブでは行わないものだったんです」
エマ「・・・それってサプライズってこと?」
聖良「いいえ…あれはミス…それを誤魔化すためのものですよね?理亞」
理亞「・・・・」コクリ
ルビィ (やっぱり…理亞ちゃんの魅力は身体能力の高さもあるけど…あそこでやるような理亞ちゃんじゃないし…そういうことだったんだ)
理亞「・・私のせいで……姉様の完璧なパフォーマンスに泥を塗った!!…私……姉様の隣で踊る資格なんてない」
聖良「理亞…!」
エマ「理亞ちゃん。」
エマ「わたしね?歳が離れた妹たちがいるの」
エマ「みんな可愛くて…わたしが踊ったり歌ったりするのをニコニコしながら見てくれて…お姉ちゃんみたいに踊りたいって真似してくれるの」 理亞「・・・だからなんだって」
エマ「聖良ちゃんと理亞ちゃんの関係は分かんないよ?でも…その時思ったんだ妹たちと一緒にスクールアイドルの活動できたら…とってもエモエモで楽しいんだろうなって」
理亞「でも…姉様の足を引っ張るような私なんて……」
ルビィ「そんなことない!!ルビィ…理亞ちゃんのパフォーマンスで会場がすごく盛り上がってるの感じてたもん!」
ルビィ「・・ルビィだって……お姉ちゃんみたいにかっこよくて美人じゃないし…お姉ちゃんの足を引っ張ることもあったかもしれないけど…スクールアイドルとしてここまで来たから…全力を出したい!」
ルビィ「・・理亞ちゃんだってそうじゃないの?」
理亞「わ、私は……出ない!…出たくないっっ…!」
ルビィ「・・・・だったら…なんでエキシビションの時と違う衣装着てるの?」 理亞「・・こ、これは!!」
聖良「理亞」
聖良「覚えてますか?小さいとき…2人でアイドルの真似をして歌がうまいねってお客様から褒められたこと」
理亞「・・・!」
聖良「あの時からでしょうか。理亞と一緒にもっと歌ってみたい、踊ってみたいなんて思ったのは」
聖良「もちろん…所詮子どもの小さな夢でしたし大人のお世辞だったかもしれません。それに…理亞はどちらかというと人前に出るのが苦手でしたから」
聖良「でも…どこか熱い思いは残っていて…スクールアイドルと出会いました。そして私はいつかあなたと一緒に歌うんだって作詞や作曲の勉強をしたんです」
聖良「理亞がやってくれるなんて確証もないのにバカですよね」クスクス
エマ「聖良ちゃん…」
聖良「・・それでも二つ返事でOKしてくれて……私の隣でSaint Snowとして歌ってくれましたね」
聖良「嬉しかったです…本当に……この1年という短い期間でも私と一緒に活動することを選んでくれて…」
理亞「姉様…」 聖良「理亞。あなたは確かにミスをしました。それにも関わらず会場を盛り上げましたそれでも自分のことが信じられませんか?」
理亞「・・・・」コクリ
ルビィ「り、理亞ちゃ……」
聖良「それなら…私が信じるあなたを信じてください。あなたが私1人で出ても大丈夫と確信してるよりも…もっと……私は、理亞がいないとダメだと感じてるんです!」ガシッ
理亞「・・・!」
聖良「理亞…もう一度自分を信じて私と一緒に歌ってくれますか?」
理亞「・・・」コクリ
ルビィ「理亞ちゃん…!良かったよぉ……」 エマ「2人とも急いで?にこちゃんが頑張って引き伸ばしてくれてるからまだ間に合うって!」
聖良「エマさん、ルビィさん。ありがとうございました。ここまでしてもらったからには…見せなければなりませんねSaint Snow全力のステージを!」
理亞「・・ありがと。でも…あなたたちが私を探したのを後悔するくらいのステージにするから」
ルビィ「ふふ…望むところだよ♪」ニコッ
聖良「行きましょう理亞…頂点へと駆け上がりに」
理亞「うん…!」
にこ「あっ!とうとう来ました!!お待たせいたしましたSaint Snowの入場です!」
にこ「曲名は…Belive again!」 〜♪Ah 冒険は終わらないよ Let's go!
・・3, 2, 1, Go!
聖良「はぁ…はぁ…理亞・・・」
理亞「・・・姉様…」
聖良「やり切りましたね」グッ
理亞「…うん!」
凛「ニャ〜〜す、すごい盛り上がりだったね…」
真姫「ふふ、凛ちゃんもしかして…緊張してる?」
凛「そ、そんなことないニャ!」
真姫「壁は…?」
凛「壊せるもの!!」
真姫「うん、元気出てきたんじゃない?」
凛「真姫ちゃーん。凛だってそんなに単純じゃ…あれ?元気出てきたニャ〜!!」
真姫「ふふふ♪それでこそ凛ちゃんね」
花陽「私たちは私たちで最高のパフォーマンスをしようね♪」
エマ「わぁぁぁ…すっごく盛り上がるステージだったね」
曜「なんだろう…身体の奥からズンズンって響いてくるこの感じ!!」
鞠莉「このSaint Snowに加えてμ'sに勝たないとダメなんてね」 ルビィ「ご、ごめんなさい……」
果南「ルビィが謝ることなんてないよ?きっと私たちの誰だってああしたと思うし♪」
千歌「・・・・」プルプル
梨子「千歌ちゃん?震えてるの?」
千歌「すっっっっごい!!!やっぱりスクールアイドルって凄いよ!ああ〜早くチカたちの番にならないかなー?」
善子「超がつくほど前向きね♡でも…勝算はあるの?」
千歌「ん〜?ないよ」
エマ「!!」
千歌「でもなんでかな?チカたちライブをやるたびに上手になって…たくさんの人に歌を届けて……それで楽しくなって!」
千歌「その気持ちが変わらなければ大丈夫じゃないかなってそう思うんだ♪」ニコッ
花丸「千歌ちゃん・・・」
千歌「よーし!!次はチカたちの・・」
にこ「さあ〜て次はμ'sのステージニコ♪μ'sのメンバーのみんなは急いでステージにカモン♡」
千歌「・・・」ガクッ
梨子「そ、そういうこともあるよね」 にこ「それではμ'sの入場です!曲名は……」
にこ「Beat in angel」
にこ (へえーー♡花陽ちゃんたちってばーーずいぶん挑戦してきたニコ♡)
___
_____
Oh, baby! Dance dance Angelic...
にこ (まさかーー考えていたデュエット曲を3人で歌うなんてーー♡花陽ちゃんやるね♪)
花陽「ふぅ……」
真姫「まっ、こんなものじゃない?」
凛「・・・あとはAqoursのみんなだけにゃ」 千歌「ねえーーみんな」
8人「?」
千歌「初めてやったライブーー覚えてる?」
梨子「・・忘れるわけないよ」
曜「胸がドキドキして…」
花丸「最初はダメだって思ってたけど…」
ルビィ「すっごく楽しくて!」
善子「あの時もらった歓声…まだ残ってるわ」
果南「急にそんなこと聞いてどうしたの?」
千歌「チカね…μ'sが見ていた景色が見たいって思ってここまでやってきて‥さっき憧れのμ'sのライブも見て…」
千歌「これからどんな景色が見れるんだろうって興奮とワクワクが止まらないんだ!!」
鞠莉「ふふー千歌らしいスピリッツね♪」
千歌「私の心…今すっごく輝いてる!!みんなの心はどう?」
ダイヤ「それはーーもちろん」
8人「Yes!!」
千歌「だよね♡」ニシシ 千歌「チカたち…ううん、私たちは今はあの頃の私たちと違うよね」
梨子「うん…!」
千歌「行こう!憧れのμ'sに…エマちゃんに!私たちの輝きを見せに!」
にこ「さあ〜長きに渡った今回のラブライブも次のグループでいよいよ最後!本当はこの時間がもーーっと続いて欲しいってニコは思うけど……」
エマ (千歌ちゃん…みんな………頑張って…!)ドキドキ
にこ「Aqoursの入場です♡」
にこ「曲名はーーWATER BLUE NEW WORLD♡」 鞠莉「イマはイマで昨日と違うよ〜」
花丸「明日への途中じゃなくイマはイマだね」
梨子「この瞬間のことが」
ダイヤ「重なっては消えてく・・」
ルビィ「ココロに刻むんだ」
WATER BLUE〜♪
エマ (それがーー千歌ちゃんたちの最後の曲なんだね)
最高のトキメキを 胸に焼きつけたいから
エマ (わっ!…本当に衣装を投げて……短いスカートに…梨子ちゃん成長したんだね・・♪)
エマ「!!!」
エマ (凄い‥‥会場がペンライトで青くなっちゃった)
Aqours「イマを重ねーーーそしてー未来へ向かおう!」
ワァァァァァァァァァ!!!!! パチパチパチ パチパチパチパチ
にこ「す、すごい歓声と…拍手ですーーニコもこ〜んな拍手と歓声浴びたことないのに〜」
エマ「・・これがAqoursなんだね」ボソッ にこ「さあ〜♪今期のラブライブ!優勝グループは〜〜??」
にこ「・・・・・・」
にこ「・・・静岡県!浦の星女学院スクールアイドル部!Aqoursに決定ニコ〜♡」
エマ (すごい…本当にすごいよみんな!!やり遂げたんだね…)
にこ「見てください!会場に鳴り響く彼女たちへのアンコール♡ニコも歌いたくなっちゃいます☆」
アンコール!アンコール! アンコール! アンコール!!
理亞「姉様」ギュッ
聖良「ええ、悔しいですが今回は私たちの負けですね・・」
聖良「今は讃えましょう彼女たちを」ナデナデ
理亞「・・うん」 ___
_____
真姫「はあ…負けちゃった」
凛「凛たちやり切ったよね?穂乃果ちゃんたちに見せても恥ずかしくないライブ・・」
花陽「うん‥!でも、今はAqoursのみんなのライブが楽しみ♡」
千歌「あ、あの…!!」ザッ
凛「あ〜!何やってるの?早く行かないとダメにゃ♪」
真姫「そうね、この真姫ちゃんたちを負かしたんだから半端なライブを見せたら許さないんだから♡」
鞠莉「オフコースよマッキー♪」
善子「会場のμ'sのファンも堕天させちゃうくらい・・最高のライブを約束するわ」 花陽「ライブが終わったら…いっぱいお話聞かせてくれると嬉しいです♪」
ルビィ「ルビィ…花陽ちゃんとお話できるなんて……嬉しすぎて‥ラブライブでも優勝して…うぅぅぅぅ」ウルウル
ダイヤ「ーールビィ、胸を張りなさい?」
ルビィ「・・・うん!」
花丸 (ーー親友の夢が叶うってこんなに嬉しいことって知ってたけど・・どうしてだろう?マル・・・もっともっとライブがしたいって気持ちずら♡)
梨子「千歌ちゃん!!」
千歌「梨子ちゃん?!」
梨子「行こう?ステージが‥お客さんが私たちを待ってるよ♪」
果南「アンコール♪・・応えないとダメだよね♡」 千歌「・・うん!」
梨子「はわわ…////」ヘナヘナ
ガシッ
曜「お疲れ♪梨子ちゃんからあんなこと言うなんて…びっくりであります」
梨子「ふふ…曜ちゃんや千歌ちゃんのおかげだよ?私がこんなに…はっきり言えるなんて自分でもびっくりしちゃった」 ___
_____
千歌「それじゃあみんな行こう!私たちの…浦女の最後の輝きを…!」
千歌「1!」
曜「2!」
梨子「3!」
花丸「4!」
ルビィ「5!」
善子「6!」
ダイヤ「7!」
果南「8!」
鞠莉「9!」
9人「Aqours!」
9人「サーンシャイーン!!!!!!!!!」 にこ (ここに野暮な解説なんていらないニコ・・♪Aqoursのみんなーーニコに見せてくれた輝き・・・もう一回見せて♡)
ガーーーー
エマ (決めてたもんね・・WATER BLUE NEW WORLDからのアンコール・・・Wake up Challengerで会場を盛り上げるんだって)ドキドキ
千歌「みなさーーん!!」
エマ「!?」
エマ (し、白い衣装?千歌ちゃんどうしちゃったんだろう??)
千歌「海辺の小さな町の私たちだけど・・応援してくれたみなさんのおかげで優勝できました。…ありがとうございます!」
にこ (あれあれ?アンコールを無視してスピーチが始まっちゃう?…まあそれも味だよね♡) 千歌「・・・チカたちの学校はなくなっちゃうけど……ここでこうして浦の星女学院って名前を残して……私が憧れてたμ'sのみんなと同じ景色が見れて…」グスッ
梨子 (ち、千歌ちゃんが泣いてる!!)
千歌「本当に幸せです♡」ニコッ
千歌「だから…!そんな皆と……それから、どんな時も私たちを支えてくれたかけがえのない友達に向けて…歌います!」
梨子「きいてください!」
9人「Thank you ,FRIENDS!!」
エマ (Thank you・・Friends・・?) 〜♪
Thank you my friends‥
Eternal friends‥
永遠って言葉が出てきたよ不思議と‥
エマ (うん…とっても心に響いてエモエモになれる歌だよ……)
ポロポロ
エマ (あれ……?わたし…どうして涙が止まらないんだろう…)ポロポロ
ねえ会えてよかったな 会えてよかったな
これはなんの奇跡だろう?
消えないでって呟きながら もっと先へ飛び出すんだ
エマ (わたしがーーずっと側で見てきたーーみんなの最高のライブなのに……!)ポロポロ
大好きなんだ 君と歌うよ
永遠って言いたくなって
大好きな君とずっと 楽しいことしていたいからずっと…
エマ (そっか…わたし‥‥大好きなみんなとーー離れたくなかったんだ…) ___
_____
千歌「・・・色んなことがあったよね」
エマ「うん・・」
千歌「エマちゃんがチカのお家に引っ越してきて…スクールアイドルやって……ライブもいっぱいやって…Saint Snowやμ'sにあって……」
千歌「どんな時もエマちゃんが側にいてくれて…にしし…♪チカ…これからは1人で起きたりお手伝いの日々になるんだ〜♪」
エマ「千歌ちゃ…」
千歌「見えてきたよ!!・・チカの…チカたちのお家」
エマ「・・・」
ザザーン
千歌「最後はここで…良かったんだよね?チカね、エマちゃんがここで海を眺めてるのよく見てたから」 エマ「うん…」
千歌「でも…さっきまで雨だったから…ちょっと荒れてるかな?」
千歌「エマちゃんとお別れなのに‥神様ってば意地悪だね」
エマ「・・・そんなことないよ」
エマ「わたし…この景色が大好きだからーー最後に………!あっちに……戻る前に・・見れてとっても・・エモエモだよ」
千歌「…エマちゃんってば嘘が下手だなあ」
エマ「・・・?」
千歌「ずっと‥こんな時間が続けば良いって思ってた…」
千歌「お正月はお餅をついて、曜ちゃんと一緒にお年玉を大量にもらって…エマちゃんと分けっこして」
千歌「バレンタインに梨子ちゃんにお菓子作りを教えてもらって…エマちゃんにプレゼントして」
千歌「・・なのに…!なのに…!」
エマ「千歌ちゃん‥」 千歌「・・・」ジー
千歌「あっ!!」
千歌「エマちゃん…虹が……虹がかかってるよ♪」
エマ「うん……うん…!」ポロポロ
千歌「えへへ…良かったなぁ…梨子ちゃんと出会った時も…みんなで合宿した時も…虹がかかってとっても嬉しかった」
千歌「いつもチカが嬉しいなって時は虹がかかるんだ・・」
千歌「エマちゃんが……元の…場所にっ……!戻れるんだもん…こんなに嬉しいことってないよね・・?」ニコッ
エマ「千歌ちゃん‥!!」ギュッ
千歌「ねえーーエマちゃん、チカたちの最後の歌…どうだった?」
エマ「・・・?」
千歌「チカね、WUCはもちろんいい曲なんだけど…どうしてもしっくり来なくてエマちゃんとの約束を破ることになっちゃうけど…」
千歌「あの時のダイヤちゃんの言葉で分かったーーチカの心からの気持ちを歌にして歌いたかったんだ」 千歌「チカがここまで来れたのは…Aqoursのみんなと…エマちゃんのお陰だからどうしても……えへへ♪チカたちの気持ち伝わったかな?」
エマ「わたしね…あの曲を聞いてる途中泣いちゃってたの」
エマ「千歌ちゃんたちの気持ちがとっても伝わってきたっていうのと……」
千歌「エマちゃん…?」
エマ「あのね、千歌ちゃん………わたしね…!!」
千歌「ダメだよエマちゃん。それ以上話したら……チカ……」
千歌「エマちゃんのこと…待っててくれてるみんながいるんでしょ…?」
エマ「・・・!!」 千歌「チカね、3年生でもスクールアイドル続けようって思ってるの。果南ちゃんたちは居なくなっちゃうけど…マルちゃんやよっちゃん、ルビィちゃんも頑張りたいって気持ちがあるから」
千歌「それにね?」
千歌「チカとエマちゃんを繋げてくれたのはスクールアイドル…だからーー続けてればいつか……またいつかエマちゃんに会えるんじゃないかなって思うんだ」ニコッ
千歌「だからねエマちゃん…」
千歌「ーーーまたね♡」
エマ「ま…たね?」
千歌「そっ♡さよならだと…もう会えないんじゃないかって思っちゃうから」
千歌「また会いたい…ううん!絶対会えるって気持ちでまたね♪」ニシシ エマ「・・・千歌ちゃん」
千歌「・・・・・」コクリ
エマ「ーーーまたね♪」
エマ「それと………ありがとう♡」
エマ「わたしもーー千歌ちゃんのことーーー」 千歌「・・いなくなっちゃった」
ゴロッ
千歌「エマちゃーーーん!!チカのこと!ぜったい!ぜっ〜〜〜たい覚えててねー!」
千歌「やく……うぅ……ひっ………」ポロポロ
千歌「うぅ……な、泣かないて…!決めてたのに…!」ポロポロ
ポンッ
千歌「・・・?」
果南「エマは行っちゃった?」
千歌「‥うん」
ザザーー
果南「その様子だとちゃんと泣かずにお別れできたんだね、偉い偉い♪」ナデナデ 千歌「ねえーー果南ちゃん」
果南「ん?」
千歌「・・・また会えるよね?きっと・・エマちゃんとチカたちが過ごした時間は本物だったよね?」
梨子「本当だよ」ザッ
梨子「私は…絶対忘れないよ。エマちゃんと千歌ちゃんたちとAqoursで残した輝跡」
千歌「梨子ちゃん…」
ルビィ「…本当にエマちゃんいなくなっちゃったんだ、もっともっと…聞きたいことたくさんあったのにな…」
善子「ルビィ?そういうことはいいっこなし。千歌ちゃんだってーーううん、1番悲しいのはきっと千歌ちゃんなんだから」
善子「またね……ね」ボソッ (きっといつか会えるのよねーー?ヨハネ…待ってるんだから)
花丸 (マルも絶対に忘れない……エマちゃんと過ごした日々ーーマルの物語の中できっと一番暖かった時間だから‥) 鞠莉「・・・ねえ、ダイヤ?」
ダイヤ「何ーーかしら?」
鞠莉「泣きたいんだったら泣いていいんじゃない?」
ダイヤ「泣くーー?わたくしが?あり得ないからーー」
鞠莉「エマっちの歌にもあったでしょ?堪えた涙を流したいなら…って」
ダイヤ「違うのーー別れが悲しいとか……そういうのじゃ……」ポロポロ
スッ‥
鞠莉「たまには素直になるのも良いと思うわーー♡これはマリーとあなたとの2人だけの秘密♪」
ダイヤ「・・・少しだけ……借してもらうわ」 曜「エマちゃーーーん!!」
果南「曜!?」
曜「また会おうね!!元気でねー!」
曜「えへへ…みんなの言いたいだろうなってこと言っちゃったであります!」ビシッ
曜「エマちゃんに見えてるかなんてわかんないけど曜たちが元気なんだってとこ見せておかないとダメじゃない?」ニシシ
千歌「・・・うん!!」
千歌「それじゃあ次はAqoursみんなで叫ぼう♪エマちゃんに…向かってあの海に!!」 エマ「・・・ここは?」パチッ
??「おめでとう〜♪」
エマ「あっ!」
占い師「エマちゃんは無事にあの子たちの物語…完結させることができました♪」パチパチ
エマ「それじゃあ…わたしはやっぱり」
占い師「うん、帰ることができるよ♪…それにしても浮かない表情やね?」
エマ「えへへ…やっぱり少し…寂しいなって。あっちの千歌ちゃんたちわたしがいなくなったら…忘れちゃったり」
占い師「大丈夫…忘れないよ?千歌ちゃんたちも覚えてるから」
占い師「エマちゃんが忘れない限りね?」
エマ「・・・・!!うん!わたし絶対…あっちの千歌ちゃんたちのこと覚えてるよ」
占い師「それは良かった♪」
パァァァァァ・・・!
占い師「あっ、どうやらお別れの時間みたいやね?それじゃあエマちゃん…」
エマ「占い師さん、またね♪」
占い師「・・またね…か♪」 エマ「うっ……うーん……?」バッ
果林「・・・エマぁ!!」ダキッ
エマ「か、果林ちゃん!?」
果林「私のことわかる!?どこも悪くない?」サワサワ
エマ「ふふふ、大丈夫だよ♪」
璃奈「エマさんが無事で安心した。」璃奈ちゃんボード『ホッ』
かすみ「くふふ…エマ先輩が気を失ってあたふたする果林先輩は〜〜」
しずく「かすみさん?めっ」
しずく「かすみさんだって…私のこと心配してくれたよね?」
かすみ「うぅ……」
璃奈「エマさん」
エマ「なあに璃奈ちゃん?」
璃奈「エマさんはどこか行けた?」璃奈ちゃんボード『ワクワク』
エマ「??」
しずく「実は…エマさんと同じように私も……それをつけたらμ'sの一員になってて‥も、もちろん信じ難い話だとは分かってるんですけど」
エマ「わたしね〜内浦に行ってたよ♪」
4人「!!!!」 かすみ「エ、エマ先輩が内浦に!!?ってことはAqoursのみなさんに会ったんですか!?」
しずく「エマさん!!その内浦に彼方さんはいましたか?」
璃奈「・・普段のAqoursのみんなとやっぱり違った?」璃奈ちゃんボード『??』
果林「???」
エマ「え、えっとね…」アタフタ
〜間〜
かすみ「ええっ!?千歌先輩のお家にずーっと住んでたんですかぁ!」
璃奈「梨子さんやダイヤさんが全然違う人だった…曜さんも服飾ができない…とっても興味深い」璃奈ちゃんボード『ムンッ』
果林「わ、私…何がなんだか……」
エマ「・・・・!わたしちょっと行きたいところがあるから先に帰ってるね」ガチャ バタン! ー内浦ー
ザザーーン
エマ「ふふふ、久しぶりに来たけど…変わってないなー♪」
エマ (・・・最初はこの場所で千歌ちゃんが練習してたんだよね)
??「あれ?エマさんだ!!」
エマ「!」
千歌「エマさーん♪どうしたの?1人?」
エマ「千歌ちゃん‥」
千歌「?」
エマ「・・・・うん、そうだよ♪なんだかこの景色を見たくなっちゃって」
千歌「そうなんだ♪嬉しいなーエマさんがそう言ってくれるなんて♡そうだ!よかったら私の家に上がって?エマさんもその方が…」
エマ「千歌ちゃん」
千歌「?」
エマ「・・・・・・・ううん、何でもないよ♪それじゃあお邪魔させてもらうね♡」
千歌「ふふーん、エマさんにこの内浦の良さいっーーぱい知ってもらうからね♪」
エマ「わあ〜楽しみだな♪」 ー内浦(G's)ー
親愛なるエマちゃんへーーー
今日はチカたちで新しい曲を作ったんだ♪
その名も〜〜未体験HORIZON!チカたちがエマちゃんに向けて叫んだのがマルちゃん先生にビビッときたみたいでーー♡
とっても素敵な曲なんだ♪よっちゃんたちが頑張ってるからエマちゃんにも…聞いて欲しかったな・・・・
なんて…冗談!また会えた時エマちゃんが喜んでくれるようなライブで披露できたらって思ってます!
ダイヤちゃん、果南ちゃん、鞠莉ちゃんとできる残りのライブも限られてるけどーーまた内浦に戻ってくるって約束してくれてて…Aqoursがみんなが繋がってるんだって感じます。
その中にはーーエマちゃんも一緒だよ♪
絶対絶対!また会おうね
千歌より
P.S. またエマちゃんが来てくれた時伝えたいこといっぱいあるから手紙にしてるね♪綺麗な字って言ってくれたこと嬉しかったよ
千歌「にしし…これでよしっと♪」 エマ「ねえーー千歌ちゃん」
千歌「なあにエマさん?」
エマ「とっても星が綺麗だね♪内浦って」
千歌「うんうん!!エマさんと見るのも2回目だけど季節が変わると〜見える星も変わって楽しいよね」
エマ「2回目…?」キョトン
千歌「あ、あれ?私何か変なこと言っちゃった?」
エマ「……ううん!!何もおかしくないよ♪」
千歌「も〜びっくりしちゃった〜」
エマ (わたしは絶対忘れないよーー千歌ちゃん♪だからーーまた会おうね?絶対) お疲れさまでした
そしてありがとう!大変良かったです 乙
ただ苦言を呈させて貰うと梯子を外すならアンコール曲の安価を取る必要あった?
選ばれて喜んでたのバカみたいじゃんって思ったんだけど >>126
それに関しては本当に申し訳ないです…
最初は青ジャン提案〜サンフレと考えていたのですがエマちゃんの思いにもっと相応しいものがあるんじゃないかと思ってあえて安価で聞いてみたのですが…
えびふりゃーさんはじめ安価協力していただいた方改めまして申し訳ありせまんでした。 乙
前作のしずくの時から読ませていただいたけど今回も良かったです >>128
前作まで読んでいただけたとは光栄です…!!
ずっと保守などしていただき本当にありがとうございます! 完結乙
G's設定嬉しい
コミック版のストーリー越えた後どうするのかと思ったけど、PVやG'sのワンシーンも綺麗に拾ってたし、口調も本家と区別つかないくらいに感じた ー虹ヶ咲部室ー
かすみ「それにしても…」
しずく「かすみさん?」
かすみ「しず子とエマ先輩だけずーるい!!かすみんだって〜別の世界行ってみたいもん!」
しずく「そ、そんなこと言われても…」
果林「別の世界ねえ…確かに廃校になりそうで氷みたいに冷たい絵里ちゃん…ちょっと見てみたい気持ちはあるわ♡」
かすかり「・・・・」チラッ
璃奈「・・・ちゃんと戻ってこれるなら使ってみてもいいと思うけど。そもそも、2人は普通にゲームをプレイしてた」璃奈ちゃんボード「ムムム…」
果林「それじゃあ逆に他の子はどうなのかしら?」
かすみ「どういうことですかぁ?」 果林「ほら、しずくちゃん、エマ以外でその……別の世界・・・」
璃奈「パラレルワールド?」
果林「そう!パラレルワールドにいけるメンバーがいるかもしれないじゃない」
果林「私たちが行くことができなくても見てきたその子からこうして聞くことはできるでしょ?」
かすみ「そうですよ!せつ菜先輩とかなら喜んで行きそうだし」
璃奈「・・・・しずくちゃん、どう思う?」
しずく「私は…あっちのμ'sの皆さんと一緒にいたけど時々とっても寂しくなって…不安になって……反対って言いたいけど…」
しずく「同時に素敵な出会いと体験だったって思うから…他の人の話が聞けるなら興味あるかな…なんて」
かすみ「しず子ってば話が分かるじゃ〜ん♡」 璃奈「・・・・分かった、でもみんなにちゃんと話してからだよ?」
かすみ「やった♪ありがとりな子♡」
ガチャ
せつ菜「あれ?みなさんそんな顔をしてどうしたんですか?」
愛「ちーっす♪さっきエマっちが走って帰っててびっくりした〜」
歩夢「今日も練習がんばろうね♪って…どうしたの璃奈ちゃん?」
璃奈「実は…聞いてほしいことがある」
ぽむせつあい「?」
〜間〜
せつ菜「‥‥なんて素敵な発明なんですか!!!VRでスクールアイドルのトレーニングができて…異世界転生までできるなんて…はぁぁぁぁ…♪」
愛「せ、せっつーがうっとりしてる…」
歩夢「・・・危険とかはないの?」 璃奈「わからない、でもしずくちゃんとエマさんは大丈夫だった」
しずく「そうですね。身体に痛みとかはありませんし……」
愛「ん〜〜なんか分かんないけど面白そうじゃん!えいっ!」カポッ
歩夢「あ、愛ちゃん!?」
愛「へえ〜〜すっごくリアルだね…あっずら丸ちゃん〜♪ダイヤもいる!!」
せつ菜「璃奈さん…これは?」
璃奈「大丈夫、正常に作動してる」
せつ菜「むぅ…それなら私も!!歩夢さんはどうしますか?」
歩夢「えっ?わ、私?私は……せつ菜ちゃん一緒にやってくれる?」
せつ菜「はい!もちろんです♪」
歩夢「・・・それじゃあやってみようかな?」 ___
_____
せつ菜「璃奈さん…このゲームよく作り込まれてますね!!スクールアイドルとしてパワーアップできるような気がします!」
璃奈「せつ菜さんからそこまで褒めてもらえて良かった。」璃奈ちゃんボード『にっこりん』
歩夢「はぁ……はぁ……楽しいね♪」ニコッ
愛「いや〜歩夢もかなりハマってたね♪やっぱアプリとかそういうの好きだから?」
歩夢「えっ?」
かすみ「そういえば歩夢先輩と愛先輩はファミ通でアプリの紹介をやってましたねぇ」
しずく「・・・・!?」
果林「しずくちゃん?どうかしたの?」
しずく「もしかして………彼方さん?」
かすみ「ほえ?彼方先輩がどうかしたのしず子?」 しずく「この中で彼方先輩を見かけた人…いませんか?」
愛「あーーそういえばかなちゃん…なんかエマちゃんことは彼方ちゃんが助けるんだーってかけて行ったような…?」
璃奈「!?」
果林「でも、部室にはいないのよね?」
しずく「彼方さんがいそうな場所……やはりあそこでしょうか?」
歩夢「きっとそうじゃないかな?このボードを付けて…人目につく場所にいたらすぐに連絡が来ると思う」
璃奈「人数分用意したのに1つ足りないから…彼方さんが持ってるのは確か」 ー保健室ー
果林「彼方〜いる?」ガラッ
せつ菜「・・・静かですね、当然ですけど」
かすみ「彼方先輩〜」
愛「・・・かなちゃん?」シャーーー
彼方(璃奈ちゃんボードVR装着)「すやあ……Zzzzz」
しずく「か、彼方さん!?」
璃奈「彼方さん…やっぱりゲームの中にはいない」璃奈ちゃんボード『シュン』 prrr..
果林「もしもし、エマ・・?」
エマ「もしもし、果林ちゃんどうしたの?」
果林「〜〜というわけなんだけど…」
エマ「果林ちゃん、璃奈ちゃんにかわってもらっていい?」
果林「えっ…いいけど?」
璃奈「かわったよ?」
エマ「ねえねえ璃奈ちゃん、わたしが別の世界にいる間って表情って変わってたの?」
璃奈「うん、悩んだり、笑ったり。泣きそうになったり‥ちょっと羨ましかった」
エマ「そっかぁ…それじゃあ彼方ちゃんはどんな顔してる?」
璃奈「・・・」チラッ
璃奈「笑ってるよ?」璃奈ちゃんボード『?』
エマ「うん、それならきっと大丈夫♪彼方ちゃんのことお願いね?」
璃奈「任せて。」璃奈ちゃんボード『やったるでー』
ピッ 歩夢「り、璃奈ちゃん、エマさんはなんて…?」
璃奈「彼方さんが笑ってるなら心配ないって言ってた」
愛「ん〜〜確かに笑ってるよねめっちゃ楽しそう!」
かすみ「彼方先輩…どんな世界にいるんですかねぇ?」
せつ菜「・・彼方さんが起きてくるのが楽しみですね♪」
彼方「・・・すやぴぃ……Zzzzz 」
To be continued... 三部作いいね。
バック・トゥ・ザ・フューチャー2のラストシーンで3への繋ぎを見た時のワクワク感を思い出した 前スレ見ようとすたら>>1のリンクから飛べないです( ´-ω-) エマちゃんへ
わたくしたちの前からあなたがいなくなって1ヶ月が過ぎようとしています。
わたくしたちは元気です。あなたは…元気でやっているかしら?
お正月…私はお誕生日だったのだけど鞠莉ってばーーー前みたいに着物が着たいって押し掛けてきて結局Aqours全員で着物でお祝いしてもらったのーー♡ふふっ…スクールアイドルを始めるまでこんな光景想像してもみなかったわ♡
以前にあなたと鞠莉と着物で過ごしたことを思い出して少しだけ……少しだけ寂しくなってしまったわ
こうして手紙を書いているのは千歌ちゃんが活動前に何かしていると思ったら…あなたへ今日あったことをまとめて手紙にしていたのよ?
ふふーールビィやマルちゃんってばそれを聞いてあなたのことを思い出しちゃったみたいで・・ワンワン泣き出して……もう、2年生になるっていうのにね?
本当ーーこれまで一緒にあなたがいたなんて信じられないくらいよーー刹那ってこういうことなのかしら?
わたくしとルビィが違う花であるようにーーわたくしたちとあなたもまた…違う花・・それは分かってるけど、願うならまたもう1度…なんてわがままかしらーー?
我儘なんて…私には相応しくない言葉……けれど、それでも良いから…会えたらきっと嬉しいの
その時はきっと……あの時のように笑い合えることを望んでるわ♡
ダイヤより
P.S. わたくしがあの時千歌ちゃんとーー別の勝負をしていたらどうなっていたのかしら?たまにそんなことを考えてしまうわ♡あなたはーーどう思う?
ダイヤ「私ったら……まあーーたまにはこういうのも良いのかもしれないわ♡」カキカキ エマちゃんへ♡
ルビィね、エマちゃんのこと…最初見たときちょっと怖いなって思ってた……おっきくてルビィみたいなちっちゃなハートと身体じゃ跳ね飛ばされちゃうかも!?って……
でも、そんな考えはすぐにどこかに飛んじゃってエマちゃんはスクールアイドルが大好きな子って分かって…本当に嬉しかったなぁ……
あっ、今日はね!!ルビィたち………理亞ちゃんたちSaint Snowさんとコラボすることが決定したんだ!
理亞ちゃんもスクールアイドルは続けるみたいで…ルビィ嬉しいんだ♪
コラボしたからユニット名を考えようってことになって‥‥ルビィね?Saint Aqours Snowが良いって言ったの。
そしたらお姉ちゃんや聖良さんから……
ルビィーー?それはいくらなんでも…ないんじゃないかしら?
ルビィさん…その……少し考え直してみませんか?
なんて言われちゃったの!!
・・千歌ちゃんはいい名前じゃん!って言ってくれたんだけど……複雑だよぉ…エマちゃんはどう思うかな?
P.S.理亞ちゃんはルビィの意見に賛同してくれたよ♡やっぱり妹同士気が合うのかな?特別ライブも頑張るね
ルビィ「お姉ちゃんたちより…短いけど……こういうのは気持ちが大事だもんね♪」 エマっちへ
チャオ☆Aqoursのみんなの中でエマっちに手紙を書くのが流行ってるからマリーも便乗ってわけじゃないんだけど……やってみたの♪
最近も〜〜っと涼しくなってきてマリー…あんまんを食べる機会が多くなってきたの!
はぁ〜〜太って困っちゃう〜なんてジョークを言ったら…ダイヤってば
鞠莉ーー?そんなことでエマちゃんに顔向けできるのーー?
なんて言ってくるの!その言葉はズルいわよね!?
しかも…その言葉をみんなの前で言うんだからシュンとしちゃってね?も〜!ダイヤってばたまに抜けてるの!
エマっちと果南とダイヤ…4人でシェアして食べた時すっごく美味しかった
また4人で食べれる時が来るのを待ってる‥‥
ううん!!マリーは掴み取るんだから☆
エマっちのところまでいけるように何か方法を見つけちゃうわ!それまで待っててね☆
P.S.マリーがスクールアイドルへの認識を改めるきっかけになったSaint Snowとのコラボライブすっごく盛り上がったの!
このライブをエマっちが見れなかったのは残念だけど…エマっちが望むならまた見せてあげるんだから♡
スクールアイドルってまだまだ無限の可能性があるのかも☆それに気が付けたマリーってとっても幸せね♡
鞠莉「エマっち…今は何をしてるのかしらね?」 改めましてエマちゃん編は一応122レス目で終了です。
感想及び保守、見てくださったみなさんありがとうございます。
G'sの世界観も本当に大好きなので漫画版も出してほしい、忘れられないといいなと思い書きました。
次作(彼方ちゃんパート)はまだすぐに書けないので別スレでやると思いますがその時もお付き合いいただければ幸いです。 お疲れ様でした、ありがとうございました!
最後の手紙はじーんときました
彼方ちゃんパートも楽しみにしてます! エマ(天使)ちゃんへ
季節が過ぎるのも早いわねーーヨハネの周りはチョコレートのことで頭がいっぱいなルビィやマルちゃんーーそして…ちょっぴり早くからたくさんのチョコをもらうダイヤちゃん、曜ちゃんたちで大賑わいよ。
エマちゃんはチョコレート好き?ヨハネは……この美貌を維持するための薬として好きよ♡
でも、食べすぎると絶対嫌なところにニキビができちゃうの…エマちゃんもそんな時ってない?
今日ねヨハネの考えたダンスフォーメーション案が採用されたのーー♡
エマがいなくなってからは果南ちゃんメインで考えてるんだけどーー突然・・・
果南「よっちゃんならどういう感じがいいと思う?」
なんてーー聞かれちゃって‥あたふたしながらだけど答えたの
それが思わず大反響でーーヨハネってファッションセンスだけでなくそっちの才能もあったのかしら?
なんて♡
その後千歌ちゃんが…
これなら果南ちゃんたちが抜けても安心だね!
なんて言っちゃって…少し寂しくなっちゃった
始まりがあれば終わりがあるーー当然のことだけどこんなに悲しく感じることなんてなかったかも
ヨハネね?最初はスクールアイドルなんて無理って思ってた。こんな何もないところから…なんて最初の誘いも断っちゃって・・
学校で有名な曜ちゃん、梨子ちゃんが加わって…興味を持ってーー不幸なヨハネを受け入れてくれてーー
Aqoursって居場所ができて毎日が幸せで…それがヨハネにとって幸せのハジマリになってそれにオワリが来ることは決して不幸じゃない…また何か始まるってそう思ってるの
だからーーダイヤちゃん、鞠莉ちゃん、果南ちゃん。Aqours9人でいられる1日1日を幸せに過ごせるように私は今日も不幸に負けずに頑張ってるの♡
エマちゃんにも幸せが訪れますように‥
善子「・・・くちゅん!ああ!!!!!思い切り…大きな線引いちゃった……やっぱり私って不幸なのねーー」
善子 (でもーーエマちゃんなら笑って許してくれるそんな気もするのよね…届かない手紙なのにこんなこと考えるなんて変かしら?) エマちゃんへーーー
梨子です。
今日はSaint AqoursSnowの特別ライブ第2弾をやったよ。
SaintSnowの2人って最初は少し怖いかな…って思ってたんだけどもうすっかり打ち解けちゃって……出会ったのはつい最近のことだったのにーーずっと前から一緒にいたみたいって感じられて…前の私だったら考えられなかったよ。
千歌ちゃんが全部作詞をしてそこに理亞ちゃんがラップパートを入れて…みるみる曲が出来上がって私も頑張らなくちゃって……メロディを用意して…
ふふ♡いつのまにか当たり前になっちゃったみたい
私…千歌ちゃんから歌詞を見せてもらったんだけどね?
あっ、曲名はOver The Next Rainbowって言って……私ってば肝心な説明が抜けてて…まだまだ慌てん坊です…
それで、歌詞のことなんだけど…最初のフレーズとか幾つかの部分にエマちゃんのことを思い出させるところがあって……いつの間にか泣いちゃってた
千歌ちゃんの中にはきっとーーずっとエマちゃんが残ってて……またいつか会えるって・・そう信じてるんだなって思ったよ♡
もしエマちゃんがOver The Next Rainbowの歌詞を見たらーーーきっと…私みたいに泣いちゃうんじゃないかって思うんだ♡
…その時は私も一緒に泣くからね?って……手紙でこんなこと書くのも変かな……?
もし、エマちゃんにこの手紙を渡すことができたら……また私のピアノ聴いてくれたら嬉しいな最初は照れちゃって…途中で演奏を止めちゃうこともあったけど今ならきっと………なんて♡
梨子より
梨子「はわわ……////こ、これってみんな見たりするのかな…?もし見られちゃったら……私…///」 >>160
まだありますね
これはあくまでおまけみたいな物なので本当に少しずつ投稿するつもりです。 エマへ
今日私たちの卒業式があったんだ。
本当はエマも一緒のはずだったんだけど……エマはこっちの世界だと家族の都合で帰ったってことになっちゃって出られなくなってたんだ
だから私たちAqoursがエマのために卒業ソングを考えたんだ!きっとスクールアイドルやらなかったらこんなこと考えつかなかっただろうし……歌で誰かに想いを届けて笑顔にできるのが…こんなに素敵なことなんて考えてもみなかったよ
それで卒業式の日‥ダイヤってば答辞も難なくこなしちゃったんだけどね?
卒業式が終わってAqours3年生だけで集まった時に…少し泣いちゃったんだよ♪エマにも見て欲しかったな〜
あっ、泣いたと言えば実はエマが自分の場所に戻った時もなんだけど……鞠莉ったら写真に残してたみたいでーーそれは見ることができるからマリーか私に言ってね?
エマの場所では…私たちは1年生の時スクールアイドルしてたんだよね?今思うと良いな〜って思っちゃう。
でも……エマと一緒にスクールアイドルできたもちろんエマは私たちと踊ったり歌ったりはしなかったけど…それができただけでも私は良かったな〜そっちの私に自慢できるって思うんだ
これでAqoursの3年生全員は内浦を離れるけど……でも、きっとまた会える…もちろんこの手紙を読んでくれてるエマも含めてね♪
その時はどうしよっか?ダイビングも良いし…舟盛りを食べたりしても良いし…みとしーも…ああ〜〜もうとにかく1回ハグしよ?
頭空っぽにしても…エマに会えたらやりたいことはたくさん出てきて・・きっとみんなたくさんあると思うんだ
絶対会えるようにって今度電車に願掛けに行こうかな?
あの電車…今はどこを走ってるんだろうね?
果南より
果南「ふふ…エマも卒業できてるのかな?」 エマちゃんへ
今日ダイヤちゃんが黒澤家から出て行きました。
ルビィちゃん…内浦に引っ越しのためのトラックが来て出ていくのをいつも寂しそうな目で見つめてて……
今回もそうかなって思ったんだけど・・・
ルビィちゃんがかつてないほど大喜びして…
これでお姉ちゃんに怒られなくて済むんだ!!!とか…お稽古の邪魔にならないんだとかとにかくウサギさんみたいにぴょんぴょん跳び回ってたの
マルね?ルビィちゃんより先にダイヤちゃんが内浦から出て行くって聞いてたの
ダイヤちゃんがいなくなるのはショックだったけど…それもまた1つの道だし憧れのお姉様が進むのをマルが止めることもできなくてーー
親友のルビィちゃんにも中々話せなくて…マル・・・悪い子かな?
ダイヤちゃんが出て行くお昼頃にダイヤちゃんがマルたちに残した言葉が…
ルビィーーマルちゃん?百合のような笑顔を忘れてはダメよ?あなたたちの笑顔ーーとっても素敵なのだもの♡♡……お姉ちゃんを越える・・そんな花を開かせたあなたたちに会えることを楽しみにしてるわ
って…ルビィちゃんは厳しいお姉ちゃんらしいやって苦笑いしてたけど……マルにはダイヤちゃんからの応援と同時に少し寂しいって気持ちがあったように感じられたんだけど…エマちゃんはどうかな?
ルビィちゃんとマルは親友ってことがずっーーーーと切れないように…エマちゃんとAqoursのみんなの縁もずっーーーーと続くんだってマルは信じてるよ?だからこのお手紙と一緒に最高に可愛いルビィちゃんの写真を入れておくんだ♡可愛いルビィちゃんが見られたらエマちゃんもきっと嬉しいよね?
・・・あ、あと恥ずかしいけどマルの写真もよかったら持って帰ってほしいな…も、もちろんルビィちゃんのだけでも嬉しいけど!
P.S.手紙に全部を乗せるって難しいずら…ルビィちゃんがね……ダイヤちゃんが行っちゃったあとおやつの時に言った言葉が…
ルビィ「ふふーん♪これでもうアイスを食べても隣からガミガミ言われないし怒られないよ♡」パクッ
花丸「・・ルビィちゃん?」
ルビィ「・・・なんでだろ、マルちゃん……このアイス…とっても…美味しい…はずなのに……しょっぱいよぉ……」ポロポロ
マルは何にもいえなくて…ただルビィちゃんのことを撫でてあげることしかできなかったけど・・エマちゃんだったらどうしたかな…?
マル…エマちゃんから癒しの極意を聞いておけば良かったって後悔しました……後悔先に立たずだね
花丸より エマちゃんへ!!
曜だよ!!今日は曜たち3年生になったんだ!
空っぽの1年生の教室見ると……ちょっと寂しいし、果南ちゃんたちも今までみたいにすぐに会えないし…
なんて暗い話題ばっかりじゃないんだよ?
なんと!なんとなんと!!!ルビィちゃんが生徒会長になったんだ!
と言っても…もう仕事はダイヤちゃんがほとんど片付けちゃったし今までみたいに派手に文化祭とかするわけでもないみたいだからそんなに目立たないんだって
曜としてはお弁当忘れた時にもらえるカロリーメイトの量を増やして欲しかったんだけど…
ルビィちゃんは聞き入れてくれなかったよ〜
ルビィちゃんの放送ダイヤちゃんと違ってキリッとした感じじゃなくて……えへへ♪きゅ〜〜ってしてるんだ!エマちゃんも聞いたらわかる!
梨子ちゃんと千歌とはあれから仲良くやれてるし私、2人のことがだーーーい好きなんだ!梨子ちゃんは最近曜が飛び込みに復帰したのを聞きつけて練習見にきて絵を描いてくれたり‥
果南ちゃん、千歌とは幼なじみだしルビィちゃんやマルちゃんとも小さい時から遊んでたけど……なんか梨子ちゃんもそんな感じな気がするんだ
あっ、もちろんエマちゃんもその中に入ってるよ!!
みんなみたいにうまく手紙にまとめられないよ〜やっぱり曜はエマちゃんと直接会って話したい!!って…ここに書いても意味ないよね?
エマちゃんに会えてこれ渡しても曜はもっともっとい〜っぱい言いたいことあるからね!
曜より
曜「・・・む〜〜こんな感じでいいのかなー?未だに慣れないよ……」ポリポリ エマちゃんへ
チカたちとエマちゃんが離れて……もう1年経つんだ
みんなが書いてくれたお手紙ぜーーんぶチカが保管してるんだ♪今数えたらもう200枚を超えてるんだよ!?鞠莉ちゃんなんてわざわざ国際郵便で送ってきてーーダイヤちゃんのはなんだかいい紙?よく分かんないけど…使ってるみたいで梨子ちゃんのはピアノのCD入りがあったりルビィちゃんはお菓子を入れてるみたい♪こーーんなにAqoursのみんなから愛されてる人なんてエマちゃんだけだよ!
エマちゃんの着てた制服はーーまだチカのお家に残ってて…チカだって3年生になったんだもんって思って、この前着てみたんだけど・・やっぱりチカにはおっきかったよ
ラブライブで優勝して…チカたちみんなでそれぞれのスクールアイドルの形を探して楽しんで・・・
チカたちね?今回はラブライブに出なかったんだ。
ルビィちゃんたちには出てもいいんだよって言ったんだけどチカたちと同じ気持ちみたいでーーチカたち9人…ううん10人で掴み取ったものだからそれを上書きしちゃうのが寂しかったんだ
もうすぐ浦の星ともお別れで…ちょっぴり寂しい……
って!!チカってば寂しがってばっかりだ!もうすぐ果南ちゃんたちも一回こっちに戻ってきて〜〜〜 1年経ってみんなで手紙書き続けてあまりにも健気すぎる… 手紙読んでるとやっぱり直接会えてほしいと思ってしまうなぁ…切ない カキカキ…
千歌「・・・うん‥‥寂しくなんて‥‥寂しくなんて‥」
千歌「・・寂しくなんて……ないもん」ポロポロ
ダッ…!!
ザザーン
千歌「・・・ごめんね、エマちゃん。チカ…寂しがらないって決めたのに…」ザクザク
千歌「でも…やっぱり……ダメだった」ザクザク
千歌「・・・だからっ…!!」 梨子「千歌ちゃん!な、何してるの!?」ガシッ
千歌「・・梨子ちゃん」
梨子「それって…みんなの手紙だよね?エマちゃんに向けて書いた」
千歌「・・・」コクリ
梨子「・・・もしかして、その穴に埋めちゃうつもりなの?」
千歌「・・・」コクリ
梨子「な、なんで!?千歌ちゃんだって‥みんながどんな気持ちでエマちゃんに手紙を……」
千歌「・・・・」ポロポロ
梨子「千歌ちゃん…?」
千歌「ご、ごめんね…梨子ちゃん…でも、チカ辛いのだ……エマちゃん…今日でいなくなって1年も経っちゃってるのに…もうすぐ浦女ともお別れで…」ポロポロ 梨子 (そっか……千歌ちゃん…)
ギュッ
千歌「・・!!」
梨子「ごめんね、千歌ちゃん」
千歌「な、なんで梨子ちゃんが謝るの…?」
梨子「本当はずっと…寂しかったんだよね。エマちゃんとお別れしたあの日からずっと…私、千歌ちゃんが泣いてるところ見たことなかった」
千歌「・・・・」
梨子「みんなの気持ちがたくさん込められた手紙‥持ってて辛くなっちゃったんだよね」
千歌「うぅ……梨子ちゃん……」
千歌「えへへ…変だよね?チカってばまたねって言ったから……きっとまた会えるはずなのに・・・」
千歌「エマちゃんに会いたい……やっぱりすぐにでも…会いたいよ・・」ポロポロ
梨子「千歌ちゃん…」 ー内浦ー
千歌「えへへ〜エマさんが手伝ってくれて助かったよー」
エマ「ふふふ、千歌ちゃんの役に立てて良かったよ〜♪」
千歌「あーあ、エマさんがずーーっとここにいてくれたらいいのに」
エマ「千歌ちゃん!!」ギューーー
千歌「わっ!?エマさん?」
エマ「・・・・・!!」バッ 千歌「エマさん・・?」
エマ「ご、ごめんね?千歌ちゃんを見てたら妹たちのこと思い出しちゃって…ついぎゅーってしちゃった」
千歌「なーんだ!!びっくりしちゃった♪」
エマ「それじゃあ、そろそろわたしは帰るね?」
千歌「えーー!?もう帰っちゃうの?」
エマ「うん…ごめんね?」
千歌「ううん、仕方ないよ。東京と内浦だもん」
千歌「またねエマさん♪」ニコニコ
エマ「・・・・!」
エマ「・・またね千歌ちゃん♪」ニコッ ___
_____
千歌「む〜〜〜〜〜」
梨子「あら?千歌ちゃんそんな難しい顔してどうしたの?」
千歌「あっ、梨子ちゃん。実はさっきまでエマさんと一緒だったんだけど……」
梨子「ふふ、分かってるわ。千歌ちゃんとエマさんの楽しそうな声がこっちまで聞こえてきたもの」
千歌「えっ!?そ、そうだった?ごめーん迷惑じゃなかった…?」
梨子「そんなことないわ♪むしろ、作曲が捗っちゃうくらい」
千歌「よ、良かった〜」
梨子「だ・か・ら・早く歌詞くれると嬉しいな♡」
千歌「ひぃぃ…が、がんばります」
梨子「よろしい♡それで…どうかしたの?」
千歌「あっ、なんて言うのかな…エマさん時々少し寂しそうな顔してたの」
梨子「寂しそう…?」 千歌「うん、うまく説明することできないんだけど………」
梨子「それじゃあそのことも含めて今日はそっちに行っても良い?」
千歌「ほんと!?やった〜♪梨子ちゃんがお隣で良かったよ〜♡」
梨子「ふふっ♪」
ー電車内ー
エマ (わたし……あの時千歌ちゃんに何を言おうとしたんだろう・・)
エマ (ううん、分かってる…あのとき……私が言おうとしたことって)
エマ (さんじゃなくて…ちゃんって呼んでって……わたし‥こっちの千歌ちゃんをあっちの千歌ちゃんに重ねてた)
エマ (千歌ちゃん‥どうしてるのかな…?ちゃんとスクールアイドル続けてくれてるかな?ちゃんと1人で起きてるかな?)
エマ (風邪とか引いたり…みんなと喧嘩しちゃったりしてないかな…?)
エマ (・・・・・わたしのこと‥忘れちゃったりしてないかな・・?)
エマ (・・あと……Zzzzz)
ガタン… ゴトン… エマ「ふわぁ……あれ…?わたし、寝ちゃってた?」
エマ (そういえば千歌ちゃんのお家のお手伝いもやって全然休んでなかったから…疲れちゃってたのかな?)
??「久しぶり、エマちゃん」
エマ「えっ?」
エマ「果南…ちゃん…?なんで?HPTの衣装なんて……」
果南「エマちゃんの悲しい気持ち、私にも伝わってきた…だから、私…なんとかしてあげたいなって思ったんだよね」
果南?「・・・前に助けてもらったお礼…してなかったからさ」
エマ「も、もしかして………」 果南?「今のわたしと…この電車なら・・・エマちゃんの行きたい場所に連れて行ってあげれるよ」
かなん「さあ、どこへ行こっか?」ニコッ
エマ (・・・・・わたしの行きたい場所………うん、そんなの……そんなの決まってるよ!)
エマ「わたしの行きたい場所はーーー」 千歌「梨子ちゃん……梨子ちゃん…」グスッ
梨子 (私だって……エマちゃんに会いたくないって言うと嘘になっちゃうーーでも、、それはとっても難しいことで…ううん、誰にも分かんないことで・・)
千歌「・・・?」
梨子「千歌ちゃん・・?」
千歌「・・今、電車の音が聞こえた」
梨子「で、電車?」
千歌「ん〜〜〜電車……じゃなくて…機関車‥?チカの耳が変になっちゃったのかな?」
シュッシュッシュッ…
梨子「・・・わ、私も聞こえる……でも、なんで?」
??「次は〜内浦〜内浦〜ー十千万前海岸通りです」 プシューーーーー
??「千歌ちゃん……?」
千歌「あっ…ああ・・・・」
千歌「エマ……ちゃん・・?」
エマ「やっぱり……本当に千歌ちゃんだ…」
梨子「う、嘘…本当にエマちゃん…?」
千歌「エマちゃん!」ギュッ!
エマ「わっ!?」
千歌「エマちゃん…エマちゃん………チカ…ずっーーと会いたかった…」ポロポロ
エマ「ふふふ♪やっぱり千歌ちゃんは甘えん坊だね♡」ナデナデ
梨子 (夢みたいな光景だけどーー夢じゃなくて…千歌ちゃんたちと出会って驚いたことはたくさんあったけどーーとにかく良かったです♡私も…エマちゃんに会えて嬉しかったから♡♡) エマ「千歌ちゃん、梨子ちゃん」
ちかりこ「??」
エマ「わたしも…わたしも‥ついさっきまで一緒だったのに……寂しくなっちゃって会いたくなっちゃって」
千歌「えへへ…そうだったんだ・・チカと一緒だね♪」
千歌「うぅ‥どうしよう‥」
エマ「千歌ちゃん?」
千歌「チカね…エマちゃんに会ったらお話ししたいこと‥たくさんあって…ありすぎて・・・」
千歌「何から話したらいいか分からないや♪」
エマ「ふふふ、そっかあ♪」
梨子「ち、千歌ちゃん!!手紙!」
千歌「・・あっ!!梨子ちゃんありがとう♡」
エマ「?」 千歌「あのね、チカ……ううん、Aqoursのみんなでエマちゃんに話したいことがいっーーーーぱいあってね・・これ!」バッ
エマ「わぁ……これってお手紙だよね?みんなが書いてくれたの?」
梨子「そうだよ♪エマちゃんがいなかった1年分の気持ちが詰め込んであるんだよ♡」
エマ「・・1年?」
エマ「もしかして、千歌ちゃんたちって今……」
千歌「3年生だよ?」
エマ「ええっ!?わたし‥まだ3年生だよ?」
千歌「・・・・・?」
梨子「ええ!!!?」
千歌「・・もしかしてチカ……エマちゃんに追いついちゃった!!?」
梨子「え、えっと…エマちゃんも3年生で私たちも3年生だから………そうなるよね?」
千歌「やっ……たぁぁぁぁあ!!!」
千歌「どうどう?チカ少しは大人っぽくなった?」ニシシ
エマ「うんうん。ちょっとしか経ってないのに…大きくなったね千歌ちゃん♡」ギューーー
千歌「えへへ……//」
千歌 (・・でも、やっぱりーーーエマちゃんには敵わないのだーー♡しょんぼりしてたチカの気持ち…すぐに癒してポカポカにしてくれちゃうんだもん) 梨子「・・・・」ソワソワ
エマ「梨子ちゃんもハグしてしてほしいの?」
梨子「えっ!?!?そ、それは…///私もエマちゃんと会うの久しぶりだし‥‥//はわわわ…////」
梨子「じゃ、じゃなくて!!エマちゃんが戻ってきたことみんなに教えちゃったんだけど…大丈夫だったかなって」
千歌「みんな?」
キキーーーーー
千歌「へっ?」
エマ「?」
鞠莉「It's surprise☆」
鞠莉(三つ編みおさげ)「long time no see♡ちか・・・?」
果南(三つ編みおさげ)「どうしたの鞠莉?…できれば早く外に出たいんだけど・・・」
ダイヤ(三つ編みおさげ)「もうーー急に駅に車で現れただけでも驚いたのにーー乗せられてーー髪型までいじられるなんて思わなかったわ」
エマ「鞠莉ちゃん!!ダイヤちゃんに果南ちゃんも!」 鞠莉「エマ…?嘘……It can't be...」
ダイヤ「エマちゃんーーなの・・?」
果南「あっ、エマ久しぶり〜元気にしてた?」
エマ「果南ちゃん!はぐはぐ〜♡」
果南「うんうん♪ハグしよっか♪」
ダイヤ「千歌ちゃんーー?これはどういうことなのかしら?」
千歌「ち、チカもなんのことやらで〜〜」アセアセ
梨子「鞠莉ちゃん、ダイヤちゃんもどうして?私……連絡しようかさっきまで迷ってたのに」
鞠莉「〜?今日ってエマっちがいなくなってちょうど一年でしょ?だからマリーたちがサプライズでチカが寂しがってないかなって確かめにいこうと思ってたの♡」
果南「まさかそれで本物のエマに会えるなんて思ってもみなかったけどね♪」ギューー
エマ「えへへ♪やっぱり果南ちゃんだ。それに…みんな私と同じ髪型でとってもエモエモだよ〜♡♡」
鞠莉「とーぜんよ☆エマっちの髪型を真似るためにしっかりマリーが研究したんだもの」
ダイヤ「・・まあ、わたくしがこういう髪型をするのは初めてなのだけど……」
エマ「みんなとっても似合ってるよ〜♪」
果南「あはは‥‥改めて意識するとなんかちょっと恥ずかしいね」
ダイマリ「////」 千歌「それにしても帰ってくるなら連絡くらいしてほしかったよ〜!」ムスッ
果南「あはは‥ごめんごめん。鞠莉ってばサプライズするっていうから具体的な日にちは千歌たちには内緒にしておこうって」
ダイヤ「とはいえ……まさかこんな逆サプライズがあるなんてーー鞠莉も予測できなかったんじゃないかしら♡」
鞠莉「むぅ……」ムスッ
エマ「ま、鞠莉ちゃん?」
鞠莉「も〜!!エマっちってば戻ってくるなら連絡して!」
梨子 (・・・それ、鞠莉ちゃんが言っちゃうんだ)
エマ「ご、ごめんね?でも…よかったみんな元気そうで♪」ニコニコ
鞠莉「とーぜんよ☆マリーはまだエマっちのこと諦めてないんだから!」
鞠莉「どういう訳でこっちに戻ってきたのか分かんないけど……ふふっ♪いつか絶対マリーから会いに行くんだから☆」 ダイヤ「・・・・」ジー
エマ「ダイヤちゃん?」
ダイヤ「ふふっ……♪変わらないのねーー」
エマ「ダイヤちゃんも変わらないね♪」
ダイヤ「・・・・」
エマ「?」キョトン
千歌「も〜〜!!ダイヤちゃんってば!エマちゃんが困っちゃうよ!」
ダイヤ「・・ごめんなさいーーまさかこんなことが起こるなんてーー考えてもみなかったから」
千歌「ね〜知ってるエマちゃん?ダイヤちゃんってばエマちゃんがいなくなったあとに泣いてたんだよ?」
ダイヤ「!!!」
エマ「ええっ!?そうなの?」
ダイヤ「・・千歌ちゃんーー?」
千歌「ひええっ…ち、チカは悪くないもん!果南ちゃんが手紙に書いてたんだもん!」アタフタ
果南「ちょ、ちょっと千歌!?私の手紙見たの?」
千歌「あっ……えへへ・・つい♪」 ダイヤ「千歌ちゃんーーあとでゆっくりお話させてもらうわ♡」クスクス
千歌「か、果南ちゃーん…」
果南「・・これは流石に止められないかな〜」
ダイヤ「エマちゃん」
ダイヤ「おかえりなさい・・で良いのかしら?」
エマ「ただいま♪」ニコッ
ダイヤ「ふふふ…♪またこうして笑い合えるなんてーーたまには我儘‥言ってみるものね♡」
エマ「??」
ダイヤ「こっちの話ーーだから気にしないで?」 チリンチリン ガシャン!
千歌「?」
曜「エマちゃんが帰ってきたってほんと!!!?」
エマ「曜ちゃん♪」
善子「・・もう、曜ちゃんーーちゃんとロックかけないと危ないわよ…」
梨子「よっちゃん、曜ちゃん間に合って良かった…」
曜「にしし♪未だに遅刻たまにしちゃうけど…ここで遅刻なんてできないよね♡」
エマ (ふふーー2人とも変わらないな…♪なんでかなーー?少ししか経ってないのに…とってもホッとする)
ダイヤ「へえーーー♡」
曜「げっ…ダ、ダイヤちゃん…」
ダイヤ「千歌ちゃんも、曜ちゃんもーーーわたくしがいない間に色々していたみたいね♡」 ??「お姉ちゃん、ストップ!」
ダイヤ「あらーー?」
エマ「えっ?」
ルビィ「千歌ちゃんも曜ちゃんも悪気があったわけじゃないの!!だから許してあげて…?」
ダイヤ「ルビィーーあなた…」
エマ「・・ルビィちゃん、その髪…」
ルビィ「・・えへへ…少し伸ばしてみたんだ・・//似合ってるかな?」
エマ「うん!とっても可愛いよ♡」
ルビィ「良かったぁ……」
花丸「ルビィちゃんのなりたいって気持ちを形にしたんだもん、似合わないわけがないよ」
ルビィ「マルちゃん…いつもありがとう♪」
ダイヤ「・・ルビィーーわたくしに命令するなんてねーーー」
ルビィ「ひっ……」
ダイヤ「・・あなたもーーー花開こうとしてる‥いえ、もう開いてるのかしらーー?・・・少し見ないうちに強く成長したわね」クスクス
ルビィ「えっ…?」
花丸 (ダイヤちゃんーールビィちゃんの頑張りちゃんと見ててくれたのかな?ううん、見てなくても…マルのお姉さまはきっと分かってるんだよね♡)
エマ「マルちゃんもルビィちゃんも…変わらないね♡」 千歌「む〜〜〜」ムスーー
果南「千歌?」
千歌「…せっかく、エマちゃんとチカ!感動の再会だったのに〜〜」
梨子「ご、ごめんね千歌ちゃん……私がすぐみんなに連絡しちゃったから…」
千歌「わわわ…梨子ちゃんのせいじゃないのだ…」
果南「でもさ、エマすっごく楽しそうだよ?」
梨子「本当だね♪みんなも久しぶりにに会えて……楽しそう♡」
千歌「・・・!」
千歌「エマちゃん!」ギュー
エマ「わっ!どうしたの千歌ちゃん?」
千歌「いつまでいられるか分かんない…でも、チカたちエマちゃんとたくさん過ごしたい!だから…いっぱいおしゃべりしよ!遊ぼう♪浦女のみんなにも会いに行って…それから…手紙も読んで……」
エマ「・・うん♪」
善子「千歌ちゃんったらーー欲張りね」
花丸「でも、そうなっちゃう気持ちも分かっちゃうずら♪」 千歌「・・でも、まずは………」
千歌「エマちゃんと会えて嬉しいって気持ちを…ライブで表現するね♪」
8人「ええっ!?」
エマ「・・!!」
果南「あはは、千歌らしいっていうか…」
梨子「・・でも、最初はこの浜辺で練習してたんだもんね」
ダイヤ「ーー鞠莉、あなた踊れる自信ないの?」
鞠莉「ま・さ・か☆マリーはいつでもOKよ♡」
ルビィ「・・お姉ちゃんたちに成長したルビィたちを見せようね!マルちゃん、ヨハネちゃん」
ヨハネ「何も言わなくてもーーー伝わるわ♡あなたの気持ち…ヨハネにはお見通しなの」
花丸「えいえいおー!って気持ちで頑張ろうね♡」
曜「千歌!!みんな準備OKみたいだよ」
千歌「よーーし!それじゃあみんな…久しぶりにやるのだ!」 千歌「1!」
曜「2!」
梨子「3!」
花丸「4!」
ルビィ「5!」
善子「6!」
ダイヤ「7!」
果南「8!」
鞠莉「9!」
エマ「10♪」
10人「Aqours!」
9人「!?」 千歌「って!!なんでエマちゃんが!?」
エマ「ずっと見てきて…わたしもみんなと一緒に踊ってみたい…一緒にエモエモになりたいって思ってたの・・ダメかな?」
千歌「・・・・・」ムムム
千歌「み、みんな〜〜」ウルウル
梨子「ふふふ♪千歌ちゃんの答えなんて…もう決まってるんじゃないかな?」
ダイヤ「ーーそうね、わたくしたちが言うまでもないでしょ?」
鞠莉「そうそう!マリーが言うのもなんだけど…素直になりましょ☆」
善子「・・素直が一番でしょ?」
果南「エマに置いていかれないようにしないとだね♪」
花丸「エマちゃんと一緒にって…練習以外だと初めてで…本当にえもえも?な気持ちになれそう・・♡」
エマ「みんな……」ウルウル
曜「ほらほら、千歌!早く始めようよ!」
ルビィ「ルビィたち…準備OKだよ♪」
千歌「よ、よーし!それじゃあ…始めよう♪」
エマ「千歌ちゃん‥♡」パァァァァ
千歌 (いつまでエマちゃんがここにいるとかーーそんなのはきっと考えないでいいのだ・・今はただ・・・この時この瞬間を大切にしたいからーー♡)
千歌「この10人のAqoursで……歌います!」
10人「君のこころは輝いているかい?」
おしまい お疲れさまでした!
こんなにたくさんのおまけまで見れて嬉しかったです!
次回もよろしくお願いします 改めてまして長期に渡り見てくださった、保守してくださったみなさんありがとうございました!!
蛇足かもしれないですが、やっぱり2人には再会できてほしいなと思い追加させていただきました。
他スレで何度か名前が挙げていただけて嬉しいかったです。
また、このssを元にした内容で何件か絵をリクエストをして承諾していただいたので完成した時残っていればここで共有できたらと思います。 イラストのための保守ありがとうございます。
12月上旬には確実に1枚は共有できると思います、少しでもG'sAqoursのことエマちゃんのことを良いなと思っていただけたら嬉しいです 悲しいお知らせ
某サイトでリクが通ってそれの期限が12月上旬だったため244で12月上旬にと言ったのですが納品期限を超過してリクキャンセルとなってしまいました。
あと2つほど通っているリクはあるのですがそちらの期限は1月中旬までのため確実な完成予定は未定となります… Twitterと連動させるアレでしょ?
同じ人でも同じ内容で申請して、2回目以降で成功ってケースはあるらしい 一作品完成させてもらっていたので共有させていただきます。
194以降はif展開なので衣装はこれもありですね
果南ちゃんのイメージが特にぴったり当てはまって可愛いです
https://imgur.com/a/h2vMn8V.jpg キャンセルを受けて別の方にお願いしたリクエストが本日完成したので共有させていただきます!
3枚も描いていただけてありがたい限りです2枚目の微笑ましさ、柔らかい優しさの詰まった世界観がたまらなく好きです
https://imgur.com/a/BwHedqb.jpg
https://imgur.com/a/OyLKsrT.jpg
https://imgur.com/a/U2lLgM1.jpg https://imgur.com/gallery/UdOBuTP.jpg
遅ればせながらあけましておめでとうございます。
HPT編のワンカットを描いていただきました!!
どことなく大人びてる感のある幼果南ちゃんが可愛いです…
これにて今回リクした作品が全て納品されました。
保守していただいた方には本当に感謝です
一方で、もう少し早く書き切れていればたくさんの方と共有できたのかなと悔しい気もあります。
次の作品はもっと書き貯めした上で投下しようと思います。 貼り直しありがとうございます!
依頼絵というわけではないのですが友人に少し描いてもらえたので途中経過になりますが共有させていただきます。
https://m.imgur.com/a/ZbYO3Ix.jpg 良いね
その友人紹介してほしい、有料スケブ依頼したいわ 貼るの遅くなってしまい申し訳ありません…
>>304の完成版になります。描いてくれた友人、わざわざ保守していただいた皆様には感謝しかないです…
また機会があれば別の作品でお会いできたら嬉しいです
https://imgur.com/a/6OMM4BT.jpg ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています