0001名無しで叶える物語(らっかせい)
2020/09/17(木) 18:07:48.75ID:d//+k6RX海未「すみませんでした!」
海未「つい、あせってしまって」
海未「大体、ダメですよね急にこんなこと」
海未「ことりだって初めてなのに、心の準備がいりますよね」
ことり「あの」
ことり「そんなに気を使わなくてもいいよ」
ことり「ことりは、初めてってわけでも…」
海未「今、なんて…」
ことり「・・・海未ちゃん?」
海未「はは… あー…」
海未「やだなぁ!わかってますよそのくらい!そうですよね!こんなに可愛いんだから!ありますよね!」
海未「ぜ、全然大丈夫!ええ、気にしてません」
海未「私に、束縛する権利なんてありませんし」
海未「私もそこまで器が小さくもないですし」
海未「が、学校のカレとかですか」
ことり「え」
ことり「ちがうの、μ'sに入る前の話で」
ことり「あの、ふつうに昔つきあってた人と」
海未「聞きたくありません!!」
海未「あ、すみません はは、いいです話さなくて 気にしてませんから」
海未「けどそうか、μ's入る前ってことは中学生?うわー早いなあ いや、今はそれがふつうなのかな」
海未「私なんか女の子は友達も全然…」
海未「あ、一緒にしちゃダメか」
海未「こ、ことりには何でもない事なんでしょうけど」
海未「ことりはそういう人じゃないと思い込んで、というかそういう人であってほしくなかった、というか」
海未「なんで処女じゃないんですか!?」
海未「何も知らないような顔して、他の女と比較して内心笑ってたんじゃないですか?」
海未「仕方ないじゃないですか!こっちは初めてなんだから」
海未「うまく行かないこともあるし、わからなくて当たり前ですよ!」
海未「(あの感触も…細さも…やわらかさも…知ってる人間がいたなんて…)」
ことり「海未ちゃん…」
海未「さわらないでください!不潔です!」
ことり「不潔…」
ことり「わかったよ…触らないようにするね」
ことり「とりあえず、電車がないので寝るだけ寝させて…」
海未「(夜中に泣いてる気配がしたけど、意地でも声はかけなかった)」