思い付き1レスss供給部
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理亞「花丸は、なんでスクールアイドル始めたの?」
花丸「ルビィちゃんが誘ってくれたからだよ」
理亞「は、それだけ?きっかけじゃなくて理由は?」
花丸「理由…やってみたいと思ったから、かなあ?」
理亞「そんなボーッとした志じゃ壁にぶつかったとき乗り越えられないよ。もっと高い目標を持って望まなくちゃ…」
花丸「理亞ちゃんは?始めた理由」
理亞「!」
理亞「私はっ、もちろん姉様に憧れて!!」
理亞「姉様は一足先にスクールアイドルを始めてて、『理亞が高校生になったら一緒にやりましょうね』って言ってくれてたけど、時期が来たから一緒に組むなんて中途半端なことしたくなかったから!
鹿角聖良の相棒として恥ずかしくないように、ずっとずっと一生懸命練習してきたの!姉様ってば凄いんだから!一年生の七月には道南の大会で準優勝、そこから一気に注目されて──」
花丸「うんうん、なるほどずら〜」ニコニコ
姉様のことが大好きな理亞とそんな理亞を見るのが好きな花丸 『♪Future Style 会いたいよ その瞬間待っててね』
ワァァァァ……!!
希「凄いなあ、穂乃果ちゃん達。いつもと変わらない──ううん、これまでで一番のパフォーマンスしてるやん」
希「Future Styleなんてライブ初披露なのに、会場のみんなとあんなにも心を通わせてる」
希「うちも──うちにも、できるんかな…」
──歌詞が飛んだら?
希 ゾクッ…
──ダンスを間違えたら?
──音が止まったり、照明が落ちたりしたら?
──私の曲が始まった途端、なにかトラブルが起きて、このライブを台無しにしてしまったら──
希 ハァ………ハァ………
──パンッッッ
希「痛っっった!!」 にこ「今からステージ上がるってのに、なんてカオしてんのよ」
希「にこっち…」
絵里「また失敗しちゃうんじゃないか、なんて考えてた?」
希「えりち…」
にこ「失敗上等、歌詞が飛ぼうがコケようが、音源じゃ味わえないナマの快感ってやつよ!」
絵里「今日に限ってって心配しちゃうのはわかる。でも希、思い出してみて」
絵里「あなた、心配してた失敗が本当になったことなんか一度でもあった?」
希「………ない…」
絵里「だったら今回だって大丈夫よ!それに希は一人じゃないんだもの。なにが起こったって、私達みんなで乗り越えればいいだけ。そうでしょ?」
にこ「わかったらそろそろ出るわよ。あんたのシリアスな表情なんか誰も望んでないんだから、いつもみたいにヘラヘラ笑ってなさいよ」
希「…ありがとう、二人とも」ニコ…
にこ「──行くわよ、最初で最後のファイナルライブ!!」
のぞえり「「うん!/ええ!」」
ワァァァァ…………!!!
μ'sファイナルライブ:『僕たちはひとつの光』舞台袖
さっそく2レスになった。 ヒュルル… ドン…!
千歌「わー、キレー!」
曜「あははっ、すごいすごい!たまや〜!」
千歌 ジッ…
曜「見て見てちかちゃん、あれみかんの形に光ってるんじゃない?──って、どうかした?」
千歌「たまやってなに?」
曜「え?それはほら、花火見るときのお約束っていうかさ…」
千歌「…?」キョトン
曜「えっと、たまや……たまや………うーん…」
曜「ってゆーか、たまやって最初に教えてくれたのちかちゃんだったよね!?」
千歌「えー、うそだー!チカ今初めて聞いたもん!」
曜「そんなことないよー!ちかちゃん物知りだなって思ったの覚えてるし!」
千歌「うーそー!」
曜「うそじゃないよ〜!」
ヒュルル… ドン…!
ようちか「「…………」」
曜「どっちでもいっか」
千歌「うん」
曜「たーまや〜!」
千歌「たーまや〜!」
想い出が溶け合う曜と千歌の夏 果南「そんでね、志満姉ってばなんて言ったと思う?『そんなに言うなら果南ちゃん家の子どもになっちゃいなさい!』って」
果南「志満姉にあんなに怒られたの初めてだったから、悲しいっていうか悔しいっていうか、もうわけわかんなくなっちゃって──」
果南「『じゃあかなんちゃんちの子になるもん!』って泣いて喚いて、でも自分で淡島には行けないから志満姉に『かなんちゃんに電話して!』って泣きついてさ〜」
果南「やれやれって表情の志満姉が今でも鮮明に思い出せるんだ」タハハ…
梨子「くす…千歌ちゃんったら、相変わらずだったのね。それで志満さんも電話をかけてくれたんでしょ?優しいお姉さんよね」
果南「ほんとにね〜」
梨子「あーあ、そのとき私が内浦にいたら、きっと『りこちゃんちの子になるもん!』って駆け込んできてくれたのに。残念」
果南「あはは、絶対やってたよ」
大好きな人の話で盛り上がる帰り道 善子「ふぉおおお…っ!千歌さんっ見て見て、コソクムシ!コソクムシがいるわ…!」
千歌「結構まんまだね〜」
善子「うわっあれジーランスじゃない!?でもジーランスより迫力あるわね…」ムム
千歌「『特技は逆立ち』だって!おもしろーい!」
善子「逆立ちぃ?このフォルムで逆立ちって、そもそも泳いでて立ってないじゃない。逆さまになって泳ぐのかしら」
千歌「マンタいないかなー、あとテッポウウオとか」キョロキョロ
善子「深海魚だっけ、それ」
休みの日の千歌と善子 ブゥゥゥン…
<ありがとうございました!
果南「お、ルビィだ」
果南 ヒョコ
ルビィ テテテ…
ルビィ「まーりーちゃーん、あそびましょー」
ルビィ ジーッ
「ようこそお越しくださいました、ルビィさん。ロビーでお待ちください」スッ
ルビィ「おじゃましまーす!」テテテ…
果南 (友達んとこ遊びにいったとしたら正しいんだろうけど、淡島ホテルであれをやるのはなかなかツワモノだよね…)
鞠莉もあの様子を見るのが好きでわざと出迎えずに待ってるらしいしね。 最後の夜。
枕元でゆらゆらと部屋を照らすランプは、あなたが選んでくれたものだった。
──『ふと目を覚ました夜に、あなたが怖い夢を見ていないか確かめたいから』
当の私は一度も夜中に目を覚ましたりなんかしなかった。
だって、あなたの腕に、匂いに包まれて眠ったのに、目を覚ましてしまうような不安なんか一つだって感じることはなかったから。
甘えんぼだったり子どもっぽかったりするのに、眠るときは絶対に私のことを包んでいてくれたよね。
もうその優しい腕には戻れないけど、あなた色の光が満たす部屋の中、私はなんとかやっていけるよ。
前を向くって決めたから。
あなたがこの空の下で頑張っていることを知ってるから、私は私の場所に帰って頑張ろう。
さよなら東京。
千歌「────さよなら──」
さよならを言ったその後にも、物語は続いていくのです。 聖良 ボーッ…
聖良「りあー………は、お出かけしている…」
シトシト…
聖良「練習をしようにも、雨だし…」
聖良 ボーッ…
聖良「…」
聖良「……」
聖良「………」
prrr...
善子『はい!』
聖良「こんにちは、聖良です。今、お忙しいですか?」
善子『全然そんなことないです!聖良さんから連絡してくれるなんて珍しいですね』
聖良「その、そうですね。あのー…えっと…」
善子『………聖良さん、ひまだったんですか?』
聖良「なっ!?そ、そんなわけないじゃないですか!私は善子さんがまたなにか悩んだりしていないか気になったので連絡をしただけで、なにもないというのならばお話しすることはなにも──」
善子『クスクス。なにもなくても、私は聖良さんと電話していたいんですけど、だめですか?』
聖良「し、仕方のない堕天使さんですね。少しだけですよ」
善子『ククッ。いい心がけね、従順なリトルデーモンよ──』
少しずつ対等に近づいてきた距離 南ことりの朝は早い。
小規模ながら自身のブランドを持つ彼女は、デザイナー兼パタンナーとして昼夜多忙に追われるキャリアウーマンであり──
「先生起きてー、八時だよ〜先生〜」ユサユサ
ことり「んん…揺らさないでユキちゃん……」
「先生が起こせって言ったんじゃん。そんなぐずってて遅れちゃっても知らないからね」
ことり「もう起きるもん、ユキちゃんのいじわる…」モゾモゾ
「朝ごはんは?なにか作る?いらないか」
ことり「うん、今日はいい。ユキちゃんもなにも食べないで行くでしょ?」
「紅茶だけ淹れようかなー」
ことり「ことりも!飲む!」
「はいはい、まずは顔洗ってきてくださいねー」ヨシヨシ
ことり「子ども扱いしないでぇ!」チュン!
『×月×日』
『ユキちゃんとパンケーキ!』
──そして、甘い欲望に忠実な一人の女の子である。
大人になっても南ことり 花丸「──はい、はい。わかりました。それでは失礼します」ピ
善子「仕事入ったの?どこ行く?」
花丸「んっふっふ〜、なんと……北海道ずら!」
善子「北海道!やったーーーっ!!」
花丸「明日出るから準備しておいてね。あと資料をメールで送っておくから読んでおいて」
善子「北の大地が…私を呼んでいる!」
花丸「というわけで、明日からまた一週間ほど善子ちゃんを借りるね。鞠莉ちゃん」
鞠莉「………いいな、北海道。マリーも行きたい」
鞠莉「北海道といえば、せらりーだって行きたいわよね?」
聖良「え!?は、はい、まあ。行きたいかと聞かれればもちろん行きたいですが、花丸さんの場合はお仕事ですし…」
鞠莉「だったらマリー達もお仕事で行けばいいのデーーース!!!」
鞠莉「お仕事で行くってことにしちゃえば、費用だって経費で落とせるしぃ、ダイヤにとやかく言われることなく堂々と北海道を満喫できるしぃ──」
ポン
ダイヤ「北海道で、新規の営業先を開拓してきてくださるとでも?」ニコォ
だいたいいつも同じ流れで公費出張は失敗に終わる。 梨子「千歌ちゃん」
千歌「はい」
梨子「デュオソングっていうテーマは面白いと思ったわ。普段四人でやってるのとは違うパフォーマンスができて、お客さんにとっても私達にとってもいい刺激になると思う」
千歌「うん」
梨子「組合せにも不満はないの。曲だって可愛いのができたし、一緒に楽しくやれると思うわ」
千歌「そーだよね」
梨子「でも……でもねっ!!」
『デュオグループ名:フルーツ☆ポンチ』
梨子「なんでグループ名こんなことになっちゃったの!?」
千歌「へ。やー、あはは…チカがみかんで梨子ちゃんが梨だって考えたら、なんかほら、美味しそーじゃん?」
梨子「だからって…だからって!こんなの恥ずかしくって名乗れないよぅ!!」
千歌「はいどーもーこんにちはー!私達、Aqours派生デュオグループの──」
ちかりこ「「フルーツ☆ポンチです!!」」キャピッ
梨子「………」
千歌「いけてるよ!梨子ちゃん!」b
梨子「もうイヤぁぁぁぁっ!!」ワァァァァンッ
梨子ちゃん本番はノリノリでやってくれましたのだ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています