負けレズのこと曜ちゃんって呼ぶのやめろ
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曜「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」シャーッ
曜「ま、間に合ったー!(小声)」ゼェ、ゼェ
曜「今は23時58分。あとは息を潜めて千歌ちゃんの窓のところまで……ん?」
エー?ウソー? ホントダッテバー
曜「この声、千歌ちゃんと……梨子ちゃん?」
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梨子「私、千歌ちゃんの詞には感動させられっぱなしなんだよ?」
千歌「そうなの?」
梨子「うん。普段の千歌ちゃんからは想像できないくらい素敵な詞なんだもん」
千歌「ちょっとー! それ褒めてるー?」
梨子「褒めてる褒めてる」
千歌「もー!」プクーッ
梨子「ふふふっ」
千歌「あははっ」
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曜「そっか、お隣さん同士ならこんな時間までお喋りできるんだ……」
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千歌「ねー梨子ちゃん。私そろそろ……」
梨子「ま、待って!」
千歌「えー?」
ピピピピッ
千歌「ん?何この音?」
梨子「千歌ちゃん、お誕生日おめでとう!」
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曜「……!!!」
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千歌「えっ!? もしかしてそのためにこんな時間まで!?」
梨子「うん! 私ね……」
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曜「帰ろ……」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています