ルビィ「こ、殺されって…」

ルビィ「うっ、あうぅ……」

ルビィ「」バタッ

曜「あっ!る、ルビィちゃん!!」

「その牢屋、今までも何人か入って来る子がいたわ」

「人は……余命が二週間とわかった時、何をするんでしょうね」

「教えて欲しい?」

曜「うっ…い、いえ…」ゾクッ

曜「…な、何か助かる方法はないんですか?」

・・・シーン

曜「(まただ……何で急に黙るんだろ……)」

・・・ザクッ

曜「……?なんの音?」

曜「ルビィちゃん…?」

ルビィ「ううっ……あうぅ……」グテッ

曜「違う、ルビィちゃんじゃない…」

ドンッッッ!!!

曜「うぇっ……!?」

モクモクモクッ……

曜「こほっ…げほっ…えぇ…?な、なに…?」

「……いいわ、助かる方法、教えてあげる」

曜「……あ、あなたが……前の部屋の?」

「その代わり、手伝いなさい」

曜「えぇと…あの、お名前は…」

「私?私は…そうね…」

絵里「9番よ」