穂乃果「ほのパン発電?」
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真姫「ええ、地球上で最も優しい発電方法よ」
穂乃果「一見、大きなランニングマシンだけど…」
真姫「当然よ、まだ作動させてないもの、そう見えるのも仕方ないわ」
真姫「でも、このスイッチを押すと…」ピッ
ウィーン
穂乃果「あれ?マシンの先端に何か出てきたよ?」
穂乃果「…パンツ?」
真姫「ほのパンよ」
穂乃果「ほのパン?パンなの?」
真姫「パンツよ」
穂乃果「うへぇ〜、ばっちいね」 穂乃果「それで、これでどうやって発電するの?」
真姫「まあ見てなさい…来たわ」
ガチャ
海未・ことり「ほのパンの匂い!!」バーン
海未「あそこですね!!」ダッ
ことり「あ!海未ちゃんずるい!ほのパンは渡さないよっ!!」ダッ
海未・ことり「ほのパンンンンンンン!!」ダダダダダダ
ゴウンゴウンゴウン
真姫「…と、こんな風に海未とことりがランニングマシーンを回転させることで発電できるのよ」
穂乃果「なんて人道にのっとった環境に優しい発電なんだろう…」
穂乃果「すごいよ真姫ちゃん!」ダキ
真姫「ヴェエ///と、当然でしょ!この真姫ちゃんが作ったんだから!////」 真姫「と、ともかく…これでエネルギー問題は解決したという訳よ」
穂乃果「わー、すごいね!電気が使い放題なんて!」
真姫「そういう訳よ」
真姫「あ、そうだ、この電力を利用して動くベーカリーマシンがあるんだけど」
真姫「折角だしそれで作ったパン食べてみない?」
穂乃果「ホント!?やったー!」
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__ こうして真姫ちゃんの天才的な発明でエネルギー問題は解決したと思われたんだ
でもね、まさかあんな事件が起こるなんて穂乃果はこの時知る由もなかったんだ…
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一週間後
海未・ことり「ほのパンンンンンンン!!」ダダダダダダ
穂乃果「…ねえ、真姫ちゃん?」
真姫「なに?穂乃果」
穂乃果「海未ちゃんとことりちゃんの足がカモシカみたいになってるんだけど…」
真姫「まあ、一週間も走り続けてたらそれはね」
穂乃果「ええっ!?ずっと走り続けてたの!?」
真姫「ほのパンの為だもの、それくらい訳ないわよ」
穂乃果「ほえ〜、ほのパンってすごいんだね〜」 真姫「さ、あの二人はほっといて私たちはパンパーティにしましょ」
穂乃果「わーい!真姫ちゃんの作るパンおいしいから大好き!」
真姫「ありがと、まあ、私が作ってるわけじゃないけどね」
穂乃果「ホントにおいしいよ!毎日食べたいくらいだよ!」
穂乃果「あーあ、真姫ちゃんと結婚したら毎日このパンが食べられるのかなー」
真姫「けっ、結婚!?/////」
真姫「ね…ねえ穂乃果?」
穂乃果「ん?どうしたの?」
真姫「私と…け…け…/////」
バチバチバチバチ
穂乃果「…ねえ真姫ちゃん?なんか発電機から変な音しない?」
真姫「!」
真姫「これはまずいわ!!早く機械を…」 ギュオオオオオオオオオ
穂乃果「え!?何これ!?黒い渦が出てきたよ!?」
真姫「…まずいことになったわ…」
真姫「とてつもない高速度の回転と大量の電力の相互作用によって生み出されてしまった」
真姫「ブラックホールよ」
穂乃果「ブ、ブラックホールって…あのなんでも吸い込んじゃうやつ?」
真姫「ええ、ほら見てみなさい」
ホノパンヒラヒラ
海未・ことり「ああっ!ほのパンが黒い渦に!!」ダッ 穂乃果「ね、ねえ!海未ちゃんとことりちゃんがブラックホールにつっこんで行っちゃったよ!」
真姫「あ〜も〜…あのほのキチ共め…」
真姫「ほのパン10枚プレゼント!先着1名様、早い者勝ちよ!」
海未・ことり「!!」
海未「ほのパン…」
ことり「10枚…!?」
海未・ことり「…」
海未・ことり「ほのパンンンンンンン!!」ダダダダダダ
真姫「これでよし」
穂乃果「ほのパンってすごいねえ」 海未「真姫!早くほのパン10枚よこしなさい!」クワ
ことり「真姫ちゃん!私の方が早かったよねっ!?」
真姫「…そうねぇ、私には同着に見えたわ」
真姫「ってことでほのパンはお預けよ」
海未「はあ!?そんなの認められる訳ないでしょう!」
真姫「んー…それじゃあ手軽にジャンプ対決」
真姫「高く飛べた方にほのパン10枚プレゼント、ってのはどうかしら?」
海未「ジャンプですか…仕方ないですね、それでいいでしょう」
ことり「…いいよ、私絶対負けないから」 真姫「それじゃあ、せーの、でジャンプしなさい。それで比べるわ」
真姫「行くわよ、せーの!」
海未「はあっ!」ピョーン ことり「えい!」ピョーン
ドサドサドサドサ
海未・ことり「ああっ!私の隠し持ってたほのパンが!」
ほのパン×10万枚
真姫「やっぱり持っていたわね」
穂乃果「…こんな量どこに隠し持ってたんだろう…」 ギュオオオオオオオオオ
穂乃果「真姫ちゃん!大量のほのパンがブラックホールに吸い込まれていくよ!」
海未「ブ、ブラックホール!?…ってそれよりも私のほのパンがぁ…」
真姫「諦めなさい、あのほのパンで世界が救えるんだから」
ことり「ど、どういうこと?真姫ちゃん」
真姫「ほら、見なさい」
ギチギチ
穂乃果「ブラックホールが…大量のほのパンで塞がってる?」
真姫「そう、あれほどの量のほのパンを一気に吸い込めば当然入り口はギューギューになる」
海未「なるほど…それでブラックホールを詰まらせたということですか…」
穂乃果「さっすが真姫ちゃん!」
真姫「ふ、ふん…トウゼンデショ///」カミノケクルクル 海未「事件が解決したのはいいですが…」
ことり「でも…」
海未・ことり「わたしのほのパンが〜…」
真姫「あー、わかったわかった…後で新品のほのパンあげるから…」
海未「ホントですね!言いましたよ!」
ことり「嘘ついたらハリセンボンチュンチュンチュン!!」
チカ…アア…ア
真姫「はいはい、わかってるわよ(チョロいわね)」
チカアアアアア
穂乃果「…?ねえ、真姫ちゃん。何か聞こえない?」
真姫「え?」
ドゴーン 絵里「いたたたた…」
穂乃果「絵里ちゃんが降ってきた!」
絵里「…穂乃果?真姫?それにことりと海未も…」
真姫「え、絵里?一体なにが…」
絵里「スカイダイビングをしてたんだけどパラシュートを忘れちゃって…」
絵里「それでパニックになって…ここにつっこんできちゃったチカ」
絵里「そしたら運よくふかふかのほのパンの山に突っ込んで助かったチカ!」
ギュオオオオオオオオ
絵里「チカ!?あれはブラックホール!?」
真姫「…まずいわ」
真姫「絵里がぶつかったせいでほのパンが押し込まれてしまったみたいね…」 絵里「やばいチカ!エリチカおうちに帰る!」
海未「確かにここは危険です!早く逃げましょう!」
ことり「穂乃果ちゃん!」
穂乃果「う、うん!真姫ちゃんも早く!」
真姫「…ごめんなさい、私はいけないわ」
穂乃果「真姫ちゃん!?何言ってるの!?」
真姫「あのブラックホールを食い止めない限り地球は飲み込まれてしまうわ…」
真姫「だから、私が止める」 ことり「止めるって…一体どうやって?」
真姫「私にはこれがある」カミノケクルクル
真姫「髪の毛をクルクルさせながらブラックホールに突っ込めばいい」
海未「なるほど、ブラックホールの回転と逆方向の強力な回転をぶつければブラックホールを相殺できる」
海未「理にかなった方法です、しかしそれほどの回転を髪にさせてしまうと…」
真姫「ええ…髪の回転に巻き込まれて私は消滅するでしょうね」
穂乃果「そんな!ダメだよ真姫ちゃん!!」
真姫「止めないで、穂乃果、こうするしかないのよ」
穂乃果「でも…でも…」 真姫「…穂乃果」スッ
穂乃果「真姫ちゃん?」
チュ
穂乃果「え?」
穂乃果「……!!??////」ボッ
真姫「…流石に恥ずかしいわね////」
穂乃果「ま、真姫ちゃん!?今穂乃果にちゅ…チューしたよね…?///」
穂乃果「ダ、ダメだよ真姫ちゃん!そういうのは好きな人にしかやっちゃちゃだめなんだよ!?」
真姫「あら、なら何も問題ないじゃない」
穂乃果「え?」 真姫「私、μ'sに入る前はね、人生なんてどうなってもいい、なんて思ってたの」
真姫「でもね、μ'sに入れてもらったおかげで初めて生きてて良かったなあ、て思えるようになったの」
真姫「私がμ'sに入れたのも穂乃果、あなたが誘ってくれたから」
真姫「こんな素直じゃない私に寄り添ってくれた穂乃果、あなたのことが好きになっちゃったのよ」
真姫「だからね…私、μ'sのみんなを…大好きなあなたを守りたいの」
真姫「たとえ命を捨ててでもね」
穂乃果「真姫ちゃん…」 真姫「だから…私行くわ!」ダッ
穂乃果「真姫ちゃん!!」
真姫「はあ、前々から気にいらないと思ってたこの癖毛…」
真姫「こんなところで役に立つなんてね……頼んだわよ!」カミノケクルクルクル
ギュオオオオオオオオオ
真姫「ぐぅ…なんてパワー…でも、負けない!」
バチバチバチバチ
真姫「はああああああああ!!!」クルクルクルクル
シューン
真姫「…やっ…たわ」 真姫(なんとかブラックホールは相殺できたみたい…)
クルクルクルクル
真姫(でも…やっぱり髪の毛クルクルのパワーが強力すぎたのね…)
真姫(私ごと巻き込まれちゃうわ…)
クルクルクルクル
真姫(あーあ…もーちょっと生きていたかったなー、折角人生楽しいな、って思い始めたのに)
真姫(まっ、穂乃果に想いも伝えられたし良しとしようかしら…)
真姫(さようなら、パパ、ママ、みんな…そして穂乃果)
そうはさせないよ!!
真姫(…え?)
真姫ちゃんを死なせたりしない!
だって私も…真姫ちゃんのことが大好きだから!!
_____________________ 穂乃果「あ、海未ちゃん、ことりちゃん!おはよー!」
真姫「おはよう二人とも」
海未「おはようございます、穂乃果、真姫」
ことり「おはよ〜」
ことり「ねぇ、真姫ちゃん今日も穂乃果ちゃんとお泊りだよね?いいな〜」
真姫「し、仕方ないでしょっ」
真姫「誰かが髪の毛を反対方向に巻いてくれないと私が消滅しちゃうし…」
穂乃果「そうそう、真姫ちゃんとのお泊り楽しいしね!」
ことり「あ〜んいいな〜」
穂乃果「昨日は二人でパンパーティをやったんだよ!楽しかったよね?真姫ちゃん!」
真姫「え…ま、まあ悪くはなかったわよ…」
穂乃果「もー、素直じゃないんだから〜」ツンツン
真姫「ヴぇえ…」 私が髪の毛の回転に巻き込まれそうになった時、穂乃果が咄嗟に髪の毛を逆方向に
クルクルしてくれたおかげで私は助かった
それでも髪の毛の回転は完全に止まらず、回し続けないといけないようになった
それで、穂乃果が付きっ切りで私の髪の毛をクルクルしてくれるようになった
・・・まあ、実のところ自分でクルクルしてもいいんだけど…
穂乃果「…真姫ちゃん?急に黙ってどうしたの?考え事?」
真姫「…ふふっ、なんでもないわよ」 穂乃果「ふーん……あっ真姫ちゃん、また髪の毛が巻いてきたよ」
穂乃果「私がクルクルしてあげるね!」クルクル
真姫「ありがとう、穂乃果」
穂乃果「えへへ〜」
そりゃあ大好きな穂乃果に巻いてもらえる方が幸せよね!
真姫「ハッピーエンドね♪」 終わりです ほのまきというものを書いてみました
見てくださった方ありがとうございます …ほのまきじゃん ありがとうございますありがとうございます イエローホールが使えれば脱出できたのに…
アイドルはおならしないからな 乙
ほのまきに回転を加えることで荒んだ心が対消滅した ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています