璃奈「かすみちゃん、アナタニナ〜ル完成したよ」
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かすみ「ほ、本当にこれを飲めば先輩の姿になれるの!?」
璃奈「わたしが作ったんだから間違い無い」
璃奈「璃奈ちゃんボード『崇め奉れ』」
かすみ「りな子ってば凄い!」
璃奈「でも、効果は1時間だけ。気を付けて」
かすみ「分かってる!それで今、先輩は?」
璃奈「生徒会のお手伝いでお昼休みは帰ってこないはず」
かすみ「よし…それじゃあ…」ゴクリッ
かすみ「…んくんくんく」 かすみ「…なんとも無いみたいだけど?本当に変わってる?」
かすみ「身体が熱くなったりとかするんじゃないの?」
璃奈「そんな危ない副作用付けない」
璃奈「これ、鏡」サッ
かすみ「…凄っ!先輩の姿になってる!!」
璃奈「変なこと使わないでね?」
かすみ「分かってるって!これ約束の写真ね」サッ
璃奈「…璃奈ちゃんボード『しかと受け取った』」 かすみ(ふふふっ、りな子には悪いけどこれは先輩独占の為の作戦なんだよね)
かすみ(先輩の姿になって歩夢先輩の仲を悪くしてやるんだから!)
かすみ(そして、かすみんが先輩と結ばれる完璧な作戦です!)
かすみ(教室に向かえば歩夢先輩に会えるはずですね)トコトコ かすみ(あ、噂をすれば)
歩夢「ふんふ〜ん♪」
かすみ(まず最初は『雑に扱う』作戦です!)
かすみ「歩夢!どこに居たんだ?」
歩夢「…えっ、歩夢って」ドキッ
かすみ(焦ってますね。いつも優しい先輩からこんな態度取られたら傷付いちゃいますよね) かすみ「私、何か可笑しいこと言ったかな歩夢?」
歩夢「…ッ//」
歩夢「い、今からお弁当を食べようとしてた所だよ」
歩夢「…あなた雰囲気変わった?」
かすみ「そ、そんな事ないよ!」
歩夢「そう…かな?」
歩夢「お弁当一緒に食べない?いつもの中庭で食べようよ」 中庭
歩夢「なにか変だと思ったら髪が乱れてるね」
かすみ(…ッ!さっき急いで結んだから変になってたんだ…)
歩夢「ふふ、こっちに来て。昔みたいに結ってあげるね」
かすみ「う、うん」
歩夢「あなたの髪、相変わらず綺麗だね」スゥー
歩夢「こんなサラサラで」スゥー かすみ(髪をとかしてもらうの気持ちいい…歩夢先輩上手だな…)
歩夢「よし!」
かすみ「あっ」
かすみ(終わっちゃった)
歩夢「次は結ってあげるね」ギュッギュッ
歩夢「ん〜、完璧!これでいつものあなただね」ナデナデ
かすみ「あ、ありがと//」 歩夢「お弁当食べよっか」
歩夢「あなたの為に作ってきたんだよ♪」
かすみ(き、来た!第2の作戦開始です!)
歩夢「あなたが好きって言ってたおかずを沢山入れだんだ」
かすみ「いらない」
歩夢「…えっ」 かすみ「もう、お弁当あるんだよね」サッ
歩夢「…サンドイッチ?」
かすみ「そう。かすみちゃんから貰ったんだ」
歩夢「で、でも…あなたが昨日食べたいって!」
かすみ「このサンドイッチを食べるなって言うの?」
歩夢「ちがっ…」ウルッ
歩夢「そ、そうだよね…かすみちゃんから貰ったんだから食べないとだよね…」ウルウル
かすみ「…」 かすみ「それも頂戴」
歩夢「だけど、サンドイッチが」
かすみ「これだけじゃ足りないから、お弁当も食べるって言ってるんですよ!」
歩夢「あなた!」パァ!
歩夢「早速…はい、あーん」
かすみ「えっ…」
歩夢「ほら、いつもみたいに」サッ
かすみ「あ、あーん//」パクッ
かすみ(先輩達いつもこんな恥ずかしいことやってたんですか//)モグモグ 歩夢「どうかな?」
かすみ「…美味しいよ」
歩夢「ふふ、良かった」
歩夢「サンドイッチも食べさせてあげるね」
かすみ「こっちは大丈夫だから!」 もっとコテンパンにたたきのめして欲しかったけど、まぁかすみなら歩夢が純粋すぎて流されそう かすみ(仕返ししてやりますよ!)
かすみ「お弁当貸して」
かすみ「ほら、あーん」サッ
歩夢「…私は大丈夫だから//」
かすみ「早く」
歩夢「あーん//」パクッ
歩夢「おいひぃ//」モグモグ
かすみ(ふふふ、恥ずかしがってますね!) ₍₍ @cメง*˶ˆ ᴗ ˆ˵リว ⁾⁾あなたが二人も! ─────
かすみ「うっ…お腹が」パンパンッ
かすみ(思わず食べすぎちゃいました…これじゃ、かすみんのパーフェクトボディーが崩れちゃう…)
歩夢「わぁ!本当に食べれたね」
歩夢「大丈夫?」サスサス
かすみ「ちょっと休憩…」グデェー
かすみ(これも作戦にしときましょう。『だらしない先輩』作戦です…うっ) @cメ*^ ᴗ ^ リ (可愛い子が2人……)
@cメ*^ - ^ リ むむむむむ……
@cメ*˶ˆ === _ ◉リ むむむむむ……
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ == @cメ*◉ _ ◉リ ぽんっ!
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ 私はあの子を
@cメ*◉ _ ◉リ じゃあ私はあの子ね あなた「歩夢ちゃーん!お待たせ」タッタッタッ
あなた「教室に居ないから探しちゃったよ」
あなた「一緒にお弁…」
かすみ「あっ…」
あなた「私がいるッ!?!?」
歩夢「うわぁ!あなたが2人いるぞーこれは驚きだー(棒)」
かすみ「あ、歩夢…?」
歩夢「もう、あなたの振りしなくてもいいんだよ。かすみちゃん!」
あなた「かすみちゃん!?私なのに、かすみちゃん!?」 かすみ「バレてたんですか…」
歩夢「うん!少し様子がおかしいなって思ってたんだけど、いつも教室でお弁当食べてるのに中庭について何も言ってこなかったから怪しいなって」
歩夢「でも、かすみちゃんって分かったのはもう少しお話してからかな?」
歩夢「それで少しだけイタズラしちゃった♪」
かすみ「な゛っ」
歩夢「かすみちゃんも騙そうとしてたからおあいこだよ♪」
かすみ「…そ、そうですね…ごめんなさい」 歩夢「ううん、謝らなくていいの」
歩夢「いつもとは違うあなたが見れて楽しかったよ」
かすみ「うぅ…作戦失敗です」
あなた「本当に私そっくりなんだ。髪の質感も」ナデナデ
あなた「肌も」プニプニ
かすみ「せ、先輩//」 あなた「…ッ!?急に戻った!?」
かすみ「時間切れみたいですね…」
歩夢「これは、璃奈ちゃんに作って貰ったの?」
歩夢「薬か何かかな?」
かすみ「り、りな子は悪く無くて!全部かすみんが!!」
歩夢「やっぱり璃奈ちゃんなんだ」
かすみ「あっ…」 歩夢「ちょっとこっちにいいかな?」チョイチョイ
かすみ「な、なんですか…」
歩夢「かすみちゃんの時間があるときでいいから」
歩夢「また、あなたになってくれないかな?」ボソッ 最後の行に
かすみ「……えっ?」ゾッ
って入れるの忘れてない? 短く纏まってるけど良質なSSでした。やっぱりあなぽむかすなんだよなぁ! 璃奈ちゃん特製ドリンクの一件から都合のいい科学キャラ付くようになったのほんと笑う あなた「かすみちゃんがエマちゃんになってたら分からなかったなぁ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています