穂乃果「ABCとは」
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音ノ木坂学院アイドル研究部 いつもの部室。
にこ「ふ〜ん」
穂乃果「にこちゃん!何読んでるの?」
にこ「え?アイドル雑誌だけど」
穂乃果「なんだ」
にこ「なんだとは何よ!あんた仮にもスクールアイドルやってるんでしょ!」
穂乃果「いや〜違う違う。ほら!難しい顔して読んでたからさ!くうぉ〜んな顔して」
にこ「そんな顔してないわよ!」
穂乃果「してたよ!」
花陽「くっ…ふふっ…」
穂乃果「ほら!あっちの方で花陽ちゃんが笑ってる!」 にこ「花陽!」
花陽「ち、違うの!」
穂乃果「大丈夫!違くないよ!」
真姫「うるさい…どうしてこうも騒がしいのかしら」
海未「女三人寄れば姦しいとはよく言ったものですね」
真姫「うちの場合は二人だけどね」
穂乃果「ねえねえ!にこちゃん!」
にこ「今度は何よ!」
真姫「本当にやかましい…」
穂乃果「恋のABCって知ってる?」 にこ「は?ABC?」
穂乃果「うん。ほら!雑誌に書いてあるじゃん!」
にこ「ん…?本当だ!何々…恋のABCとは恋愛におけるステップの事で…」
穂乃果「ステップ?何?ステップって何?」
にこ「うるさい。今読むから。Aはキス、 Bはペッティング、Cは…エッチの事…だって」
穂乃果「へ〜初めて聞いた」
にこ「私も」 穂乃果「あのさ…キスは分かるじゃん?」
にこ「うん」
穂乃果「まあ…エッチも分かるじゃん」
にこ「あんた…よく恥ずかしげもなく声に出せるわね」
穂乃果「あのさ!にこちゃんが先に声に出したんだよ!」
にこ「にこの場合は仕方ないじゃない」
穂乃果「仕方ないってなにさ。じゃあ私も仕方ないよ」
にこ「あんたの場合は違う」
穂乃果「なにそれ。まあ、いいんだけど。あのさ〜なんだっけ? B…」
にこ「え?あぁ…ペッティング?」
穂乃果「そうそう。ペッティング?ベッティング?」
にこ「ペッティング」
穂乃果「それ!それって何?初めて聞いたんだけど」 にこ「知らないけど」
穂乃果「キス以上エッチ未満って事でしょ?」
にこ「そうじゃない?」
穂乃果「え?何?その間ってなんかあるの?」
にこ「だから知らないって」
穂乃果「そっか。ことりちゃーーーん」
ことり「どうして私に聞くの!!!?」
絵里「ことり…」
穂乃果「まだ何も言ってないんだけど…」
ことり「あっ…」 穂乃果「あのさ、ことりちゃん。私とにこちゃんの会話聞こえてた?」
ことり「…うん」
絵里「そりゃあ聞こえるでしょう…。同じ部屋にいるんだから」
穂乃果「ことりちゃん!ペッティングってなに?」
ことり「え?えっと…あの…ごめんね。私、そう言う事に疎くって…」
穂乃果「そう言う事?」
ことり「え?」
穂乃果「そう言う事って?」 ことり「あの〜…絵里ちゃん…」
絵里「ごめん。私に振らないで」
ことり「えぇ…」
にこ「穂乃果。ことりの反応を見れば分かるでしょ」
穂乃果「うん。いやらしい意味って事でしょ?」
にこ「そう!そしてことりは絶対に知っている。って言うか恋のABCの事も知ってるでしょ!」 ことり「し、シラナイヨー」
にこ「嘘つきなさいよ」
ことり「ほ、本当にしらないの。ペッティングなんて聞いた事ないよ。それに…あの…絵里ちゃん!絵里ちゃんなら知ってるんじゃないかな?」
絵里「ことり!?」
穂乃果「絵里ちゃん!!?教えて!ベッティングとは?」
絵里「だからペッティングだって」
にこ「知ってるんじゃない…」
絵里「いや…だから…あの…人前で言う様な事じゃないのよ」
穂乃果「大丈夫だよ!私達しかいないんだから!」 海未「大丈夫じゃありません!さっきから黙って聞いていれば!」
穂乃果「聞いてれば?」
海未「聞いてれば…」
にこ「ん?」
海未「あの…その…」カァァァァ
真姫「口に出来ないなら最初から関わらなければいいのに」
海未「だって!聞くに耐えないじゃないですか!あんな…あんな…破廉恥なぁ…」
真姫「今のあなたも見るに耐えないわよ」 穂乃果「あのね、海未ちゃん!これは破廉恥とかじゃないんだよ!純粋な知的探究心だから!」
海未「屁理屈を…」
真姫「穂乃果とにこちゃんの場合は恥と書いて恥的ね」
にこ「はあ?」
真姫「なによ?」
穂乃果「も〜喧嘩はよしなよ」 ガチャ
希「もう皆んな揃ってるやん」
凛「凛達が最後か〜」
穂乃果「あっ!絶対に知ってる人が来た!」
凛「え?凛?何が?」
穂乃果「あっ、違う違う」
凛「なんか失礼だにゃ!」
穂乃果「希ちゃん!ペッティングって何?」 希「ん?」
穂乃果「だから〜ペッティングって知ってる?」
希「ペッティング?あ〜知ってるよ。今朝もえりちにしたもん」
ことり「え?」
花陽「え?」
穂乃果「絵里ちゃんに…?」
絵里「ちょっと!!!何言ってんのよ!」
にこ「え…ペッティングが何かは知らないけど…あんた達…朝から何してるのよ!」
絵里「誤解よ誤解!私はそんな事してないわよ!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています