「はぁっ・・・はぁっ・・・もっとボランティアを集めないと・・・!」
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「一時間後にはあの人の家にいって、その前に電話しなきゃ・・・」
「おや、君は。」
「えっ、あっ、あなたはこの前のスクールアイドルイベントでお会いした・・・」
「ああ、ボランティア団体トップの者だ。久しぶりだね。」
「お久しぶりです・・・」 「・・・すみません、いま人を集めるのに忙しくて、失礼します。」
「あぁ、待ちたまえ。」
「聞いたよ。ボランティアを集めているんだろう?」
「・・・!どうしてそれを?」
「立場上、耳が早くてね。私なら」
「ひと声かければ、千人なんてあっという間に集まるだろうね」
「――――!!」 (これで、みんながステージに立てる!)
(みんなを笑顔にできる!)
「ぜひ、ぜひお願いします!」
「・・・・・・」
「ふふふ。」 「ところで君、きれいな肌をしているね。」
「・・・・・・?」
「それに、ほぉ、思ったよりあるじゃないか」
「えっ?!あっ・・・なにを・・・」
「ひと声かけてもいいけどね、私にもなにかメリットがないとねぇ・・・」
「ひっ・・・あっ・・・やだっ!」
(――こっ――怖い――――)
(触られてるのに、声がでない、身体を動かせない・・・!) 「あぁ、そうか、そうだよね。」
「いきなりすまなかった、悪い癖でね。これにて失礼するよ。」
「あっ・・・」
(ニジガク、μ's、Aqours、日本中のスクールアイドルみんなの笑顔が)
(・・・歩夢ちゃんの笑顔が)
(いま、わたしの、双肩にかかってるんだ・・・)
(わたしがやらなきゃ、責任を果たさなきゃ・・・!) 「あのっ・・・!」
「ごめんなさい、すこし、びっくりしただけなんです。」
「満足してもらえるかわかりませんが、ぐすっ」
「どんなことでも、ちゃんと、しますから・・・」
「どうか、ひぐっ、わたしを見捨てないでください・・・!」
「ふふふ。泣かないでいいんだよ、わかったからさ。」
「今日までずっとつらかったよねぇ」
「じゃあさ、ほら」
「あそこに一緒に入ろうか―――――」
完 実際「なにもかも1人だけで背負おうとする」ってラブライブ!のスクールアイドル概念と真逆のことをしてみる役割だったあなたちゃんはやりかねなかったと思ってしまう… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています