真姫「どうかしら」海未「良いですね…もう少し煮詰めればほぼ完成じゃないでしょうか」
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ありがとうホテルよりも寝心地の良い真姫の部屋のベッドで私と真姫は新曲の確認をしている。お互いに片方ずつ分け合ったイヤホンからは綺麗で透き通ったメロディーが聞こえてきていた。
〜〜〜♪ 真姫のメロディーと、私の詩。それが合わさるこの過程がとても好きだった。
曲の完成度に満足げな私達はふと顔を見合わせ、ふっと微笑む。 よくこうして私は真姫の家に来る。たまに真姫も私の家に来る。学校より集中できるし、下校時刻を気にせずに没頭できるので、そのまま泊まることも多くなった。
「次のライブ、楽しみですね」
「……そうね」 「あの…///」
最初は本当にただ打ち合わせをしていただけだった。
「…海未」
気が付けば目の前には真姫の綺麗な顔。額と鼻が触れ合い、吐息や体温を感じ合う。 「…ん」
「ちゅ…」
程なくしてそっと唇が触れ合い、わずかに声が漏れる。
触れ合った真姫の唇の柔らかさと甘い匂いに、さらに脳を溶かされてしまう。 「…ちゅ…ちゅっ、ちゅっ」
「…ん、…んん……ちゅぷ」
鼻を擦り合わせ、軽く唇を重ねて離して重ねて離してのキスを繰り返す。
やがて口を開けて舌を絡め合う。薄暗い部屋に水音が響き、自分たちのしている行為が実に破廉恥な事だと実感する。 「…ぷぁ……はぁ…はぁ…」
長く、熱いキスを終えて体温が上昇した私達は唇を離す。 二人の間にかかった銀糸がカーテンの隙間から差し込む月の光に照らされる。
二人きりの部屋の一つのベッドの上で交わされた情熱的な口付け。
何故そんなことをしているのかというと私と真姫は、その、お付き合い、しているわけで。 「まだ曲出来ていませんよ?」
「明日でいいじゃない」
「もう…慌てても知りませんから」
基本的に二人きりで作る曲の中には当然ラブソングもいくつかあった。
歯の浮くようなフレーズとメロディーを聞いていると、お互いに隣にいる人に意識が行ってしまうわけで。 邪念を払おうとするも、ライブが決定すると増えていく二人の時間。
ぎこちなく口付けを交わすこと。
こうして家で二人きりになればたどたどしい手つきで肌を触れ合わせること。
普段ならば想像もできない程に激しく愛し合う幸せな時間を過ごすこと。
そうして私と真姫は誰よりも深く親密になっていった。 ぼんやりしているうちに、真姫の顔が再び近づいてくる。
今日二度目のキスが私の唇を塞いだ。
「…ちゅっ、ちゅ……」
「…ちゅう、あん……あっ」 どうしても慣れることができない。
熱い吐息がお互いの顔にかかる。
唇の感触。
髪の匂い。
唾液が溢れ出す。
倒れそうな程の、心地良い緊張、感覚。 >>2でありがとう言ったけど本文と繋がっちゃってたわ
改めて>>1ありがとう (こんなことしてるのは、誰にも言えません……)
どうしても目を逸らせない不安がある。
それは、私たちの関係が秘密である、という事。 私たちの関係をμ'sのメンバーに伝えたからといって、みんなが私達を軽蔑したりするとは思ってはいない。
しかし、今はラブライブ最終予選に向けての大事な時期。
アイドルは恋愛禁止という暗黙のルールがあるように、メンバー間の関係の変化でパフォーマンスに少なからず影響が出るの間違いない。
私達が原因で、ラブライブ出場という大きな目標を頓挫させてしまう訳にはいかない。 小さくない罪悪感が胸に湧く。
何より穂乃果とことりという長年連れ添った馴染みに対して隠し事をしているというのは後ろめたさを嫌でも感じる。 でも…。
「ちゅっ…海未…、しよ……」
「真姫ぃ…、あん…はいっ」 真姫のその言葉にこれからする事を想像してしまい、身体はさらに過熱する。
ベッドの上で頬杖をつくように顔だけを向け合ってキスをしていた私達は、 いつの間にか手を絡め合って身体を寄せ合っていた。
「ブラとって…」
「…はい」 お互いに背中に手を回し、ブラのホックを外す。
そしてパジャマを下から捲り上げ、上半身になにも纏っていない状態になっていた。
お互いの息遣いと服の擦れる音だけが部屋に響き、ドキドキが止まらない。 「…んっ」
「あっ…」
御世辞にも豊満とは言えない私の乳房は、私のより大きい真姫のそれと重なり合い、形を変える。
淡雪のように柔らかく心地よい。火照った肌と肌が吸い付いて互いの柔らかさを同じ部分で感じ合い、思わず声が漏れる。 一糸まとわぬ姿の真姫。白い肌できれいな体。
彼女の秘所を指先でショーツ越しになでる。びくりと反応した彼女を抱きしめて擦るように撫でると真姫は首に腕を回してきた。
耳元で聞こえる艶やかな声に腹部がうずいて仕方がない。
「ぁっ、海未…っ、やぁ……!」
「真姫…、可愛いですっ…っん」 こんな女の子同士で裸で抱き合って破廉恥な事をしている所を誰かに見られたらどうなってしまうんだろう。
真姫とキスをして、身体を重ねて、部活の仲間というだけではない深い関係になったのを知られたら……。
そんな漠然とした不安が嫌でも脳裏によぎる。 「真姫っ…好きです」
「私も…、好き…うみ…っ」
身体を重ね、ベッドに深々と横たわる。
熱によって奪われていく思考を自覚しながら今夜も真姫と共に、背徳とそれに伴う快感の海に溺れていった。
おわり うみまきの曲作りの風景でした。エロは無理なんでここまでです。ありがとうございました。 そういや長く続いてたうみまきスレが落ちてしまったな
>>41,44
すばら いいねえ
このいけない雰囲気でことうみにこまき前提の浮気うみまきが見たい うみまきスレが落ちてしまったからそれでいいんじゃね? うみまきのキスシーンは何故こんなに映えるのだろうか 日に日に増える作曲時間にメンバーもちょっと怪しみ始めるんだよなあ 普段クールな分二人きりの時激しく求め合うのゾクゾクするわ 例のうみまきdiaryの後は絶対そういう関係になってる 後日談で良い雰囲気になっちゃって流されてファーストキスしちゃう ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています