あらかじめ、あったもの。 7/7


ことり (でも、そうなんだ。お母さんに心配かけて、小原さんまで巻き込んで──私…)

鞠莉ママ「だから、一日だって無駄にしているヒマなどないのデスよ。せっかくのsummer vacationを布団の中で過ごすなんて、ダメ、ダメ、デース」

鞠莉ママ「あなたが体調不良で倒れただなんて知れたら、ミナミからオオメダマを喰らってしまいマスから」テヘペロ

ことり「小原さんってば…」クス

鞠莉ママ「ゆっくり休んで、早く治して。作っていない、本当の笑顔をまた見せなサイ」ポン

ことり「ぁ……」

ことり「はい…」///

鞠莉ママ「ではワタシは行きマス。オネボウなコトリに代わってマリのおやつを用意しておかなければ」スク

鞠莉ママ「また後で顔を見にきマスから。お休みなサイ、コトリ」

ことり「──お休みなさい、小原さん」


キィ… バタン──