エマ「浦の星女学院3年生エマ・ヴェルデだよ♡」
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エマ「ううーん……」パチッ
ザザーン
エマ「ふわぁ…今何時〜?」チラッ
エマ「・・・・ここ、わたしのお部屋じゃないよね?」
エマ「あっ!!確か璃奈ちゃんにゲームをやらせてもらって……ってことはこれが…ぶいあーる?」ジー
エマ (この景色どこかで見た覚えがあるんだけど…あれれ?)
??「あ〜!!!」ドタドタ
エマ「!!」ビクッ
??「やっと起きた〜♪」
エマ「?」
??「あれ?もしかしてまだ起きてない?チカのこと誰だか分かんない?そ、それとも!英語じゃないとダメ…?」
??「むむむ‥それともスイス語?」 エマ「ええっと…千歌ちゃんだよね?」
千歌「良かった〜♡ちゃんと通じてた♪」
千歌「それにしてもエマちゃんは結構寝ちゃうタイプなのかな?」
エマ「え、えっと…」
千歌「それならチカと一緒だね♪」ニシシ
千歌「チカに近いタイプ…♪あっ、今のはね〜」
エマ「ダジャレ!!千歌ちゃんの名前と近いっていうのをかけたダジャレだね♪」
千歌「おお〜エマちゃんダジャレを知ってるんだ♪それならチカと仲良くなれそう♡」
パラパラ‥
エマ「あれ?千歌ちゃん髪の毛から砂が落ちたよ?」
千歌「えーっ!?本当?あぁ…さっき飲んじゃったからかなぁ?」
エマ「ええ!?千歌ちゃんにとって砂は飲み物なの?」
千歌「ぷぷ…」クスクス♡ エマ「え、ええ??私何か変なこと言っちゃったかなぁ‥?」
千歌「チカってば砂浜裸足で踊ってたらー転んじゃって…それで砂が口に入っちゃったんだよ♡」
エマ「なるほど〜そういうことだったんだー♡裸足で踊るって気持ちいいよね〜♪」
エマ「ダンスってことはスクールアイドルの練習?」
千歌「!!!!」
千歌「エマちゃん!スクールアイドルのこと知ってるの!?」ガバッ
エマ「ええ?」
千歌「チカってばもしかしてすっごくラッキーガール〜?実は〜〜」
??「おーい!千歌〜!!」
千歌「あっ…しまった〜エマちゃんが起きたのが嬉しくて……エマちゃんもちょっと来てくれる?」
エマ「いいよ♪」 千歌「にしし…よかった♪それじゃあ千歌のスーパー幼馴染を紹介するね♡」ドタバタ
エマ「スーパーな幼なじみ?」
エマ (・・・曜ちゃんのことかな?)
??「も〜急に上に上がったと思ったらなかなか降りてこないんだもん、探し物でもしてたの?ってその子…」ジー
エマ「あ〜!!!」
千歌「紹介するね♪こっちがスイスから留学してきたエマ・ヴェルデちゃんでーこっちの子が〜」
エマ「果南ちゃん!?」
果南「ん?私のこと知ってたの?でも…一応自己紹介だけしよっかな?私、松浦果南♪実家はダイビングショップで千歌の幼馴染みの3年生」
果南「転入ってことは〜私たち同じクラスってことだよね?よろしく」
エマ「・・・・?」ポカーン
果南「どうかした?」
エマ (果南ちゃんと同じクラス…?)
千歌「エマちゃ〜ん?」
エマ「わたしと果南ちゃんおんなじクラスなの?」
果南「たぶんそうなると思うよ?」 千歌「じゃーーん!」ヒラヒラ
千歌「ーこれがエマちゃんが明日から着る制服♡浦の星の制服だよ♡」
エマ「わぁぁぁ…♪」キラキラ
千歌「サイズもきっとばっちり♡これを着て〜夢は大っきく世界征服♡あっ、今のはね〜」
果南「もう、千歌…説明しなくていいから。早くスクールアイドル?だっけ。そっちの方の説明を続けてほしいな」
千歌「あ〜ごめんごめん!」
エマ (あれれ?わたしが浦の星の制服を着る……てんにゅうってことは…わたしもしかして…!!)
千歌「まずこれが〜全国アイドルクラブコンテストラブライブ!」バッ!
果南「初代優勝ーーみゅーず?」
エマ「μ's!?」バッ!
千歌「わっ!?エマちゃん?!」
エマ「わぁぁぁ…♡ことりちゃんも穂乃果ちゃんも海未ちゃんもすっごく…輝いてる…」
千歌「・・・・♪チカね?μ'sのライブを見て思ったんだ」
千歌「私もあんな風になりたい…キラキラ輝きたいって。」 エマ「でも、千歌ちゃんはもうAqoursなんじゃ…?」
千歌「アクア?・・・なんのこと?」
エマ「ええええ!!!?」
千歌「と、とにかく!果南ちゃん!」
果南「?」
千歌「チカと一緒に〜〜スクールアイドルやってください!」
果南「・・・これって」
千歌「?」
果南「普通にアイドルとなにが違うの?」
エマ「果南ちゃん、普通のアイドルとは違うよ!」ズイッ
果南「おおっ!?」
エマ「スクールアイドルはね?絶対に限られた時間しかできないんだよ?高校生の3年間…その時間自分たちの力でがんばって……色んな交流がだれでもできてたくさんの人を癒してあげられる…そんな素敵なことだってわたしは思うよ♪」 果南「よ、よく分かんないけど…そこまで熱くなれるものだってことは分かった♪」
千歌「うぅ…」プルプル
エマ「千歌ちゃん?」
千歌「うわーん!…エマちゃんがチカの言いたいこと取っちゃったよ〜!」
エマ「ご、ごめんね千歌ちゃん!わたし…スクールアイドルのことが大好きで…つい…」アタフタ
千歌「なんて‥えへへ♪」
エマ「あ、あれ?」
ガシッ
千歌「エマちゃんがうちに引っ越してきてくれて良かった♪」
千歌「ーー最初はどんな子が引っ越してくるのかって心配だったんだけど…こんなに優しくて、スクールアイドルが大好きな子で…本当良かった♡」
エマ「千歌ちゃん…」ウルウル
果南「おーい千歌〜??」 千歌「はっ!?ご、ごめんね果南ちゃん。やっぱり無理かな…?果南ちゃんお家のお手伝いとか忙しいし…」
果南「いいよ♪」
千歌「えっ?」
果南「正直さ、千歌のことだから私たちもやろうなんて言うんじゃないかなって思ってたよ♪それに…幼馴染の頼みだもん断る訳にはいかないよ♡」
千歌「果南ちゃん…わーい!!!ありがとう♪」ピョンピョン
果南「ふふ♪どういたしまして♡」
エマ (も、もしかして…わたし…Aqoursのはじまりを目撃してる!?)
エマ (そうだとしたらすっごくエモエモだよ〜♡)
エマ (・・・でも、Aqoursって千歌ちゃんと曜ちゃんから始まったって…聞いたような?)
千歌「ねえねえエマちゃん♪」
エマ「?」
千歌「エマちゃんも一緒にスクールアイドルやらない?」
エマ「いいの!!?」
千歌「もちろん♪これからはエマちゃんも浦の星の仲間なんだよ♡」 エマ (あっ、でも…そうするとAqoursのみんなが集まらないってこともあるのかな?でも…ゲームならいいのかな?)ウーン
エマ (あっ!そうだ!!)
エマ「スクールアイドルやってみるのも楽しいと思うけど…わたし千歌ちゃんたちのサポートがしたいな♡」
千歌「ええ!?」
果南「サポート?」
エマ「うん!キラキラしてるスクールアイドルを1番近くで見守りたいなって♪…ダメかな?」
千歌「ううん!ダメじゃないよ♡寧ろ嬉しい♪」
千歌「それって〜私たちに期待してくれてるってことだよね!」
果南「話を聞いた限りそういうことになりそうだね」
千歌「それならそれでも大歓迎♡人数は多い方がいいから手伝ってくれるだけでも助かるよ〜♪」
エマ (喜んでもらえて良かった♪ふふふ…あの子と一緒…あの子の気持ち少しは分かるかなあ?) 千歌「それじゃあ果南ちゃん、エマちゃん!スクールアイドルのことお勉強しよっか!」ドッサリ
果南「ええ?今から…?」
千歌「もちろん!」
エマ「果南ちゃん、一緒に頑張ろう?」
果南「あはは…そうだね。やるって言っちゃったんだしこれくらいはしないとね♪」
〜間〜
千歌「それじゃあ果南ちゃんまたね〜♡」フリフリ
果南「また、明日。エマもね?」
エマ「うん♪果南ちゃんと同じクラスなんて楽しみだよ〜♪」
果南「そう言ってもらえるなんて私まで楽しみになっちゃうな。また今度うちに来なよ?潜ってみる?」
エマ「わぁ〜いいの?」
果南「久々にこの地域に人が来たってこともあるしね?それじゃ♪」ザザザザ
エマ「すごーい…水上バイクで帰っていくんだ」
千歌「果南ちゃんなら泳いで帰ることもできそうだけどね♡」
エマ「ええ!?本当に?」
千歌「・・・多分」
エマ「もー千歌ちゃん?」 千歌「にしし…♪」
千歌「明日からは新学期♪一緒に登校しようね♡」
エマ「うん♪」
エマ (あれ?でも…まだゲームらしいことしてないような?そもそも…わたし璃奈ちゃんボード付けてない…よね?)ペタペタ
ー十千万(エマの部屋)ー
エマ「うーん…」スッスッスッ…
エマ「璃奈ちゃんたちの連絡先が消えてるよ〜!なんで?」キョトン
エマ「でも、家族の連絡先はあるし…」
エマ「も、もしかして!これって体感型ゲームなのかな?」
千歌「エマちゃーん、どうかした?」スー ピシャ
エマ「ううん♪なんでもないよ。」
千歌「そう?それじゃあ明日はチカのこと起こしてね♪明日は大事な勝負の日なのだ♡」
エマ「勝負の日?」キョトン 千歌「うん、明日はみんなを勧誘するんだ!浦の星に生まれる新しいスクールアイドルに♡」
エマ「そっか♪それじゃあ私も手伝うね♪」
千歌「わ〜エマちゃんありがとう♡果南ちゃんにエマちゃん…素敵なお姉ちゃん2人が手伝ってくれてチカ感激♪」
エマ (千歌ちゃんたちのお手伝い…明日から頑張ろっと♡)
千歌「それじゃあおやすみエマちゃん♪お布団がダメだ〜って思ったらチカのベッドと交代してもいいからね♪」
エマ「ふふふ、ありがとう♪おやすみなさい♪」 ー翌日ー
エマ「うーん…」パチッ
エマ「波の音が聞こえてくるって新鮮な気持ち♪」
エマ「そうだ!千歌ちゃんを起こしてあげないと!」
スー ピシャ
千歌「Zzzzz…」
エマ「千歌ちゃ〜ん起きて〜?」
千歌「〜あと5分だけ〜〜〜」ゴロゴロ
エマ (えへへ♪普段はわたしたちよりもっと凄いライブをする千歌ちゃんたちなのにーこんな風にしてるのを見ると妹や弟たちーーそれに…彼方ちゃんや果林ちゃんのことを思い出しちゃうな♪)
エマ「ちーかちゃん♪今日はスクールアイドルの日だよね?」
千歌「スクールアイドル!!」ガバッ!
ドタドタドタ!
千歌「教科書よし!ノートよし!μ'sのファンブックよぉーし♪」 ドッサリ
千歌「エマちゃん起こしてくれてありがとう♪」
エマ「どういたしまして♪」
ぐぅ〜〜
エマ「はぅ……」
千歌「あはは♪エマちゃんのお腹がなった〜♪お父さんがそろそろご飯作ってる頃だし行こ♡」
エマ「うん♪」
千歌「今日はいよいよ新学期…だから、がんばってみんなを勧誘しなくっちゃ♡」パクパク
エマ「そうだよね♪目標はやっぱりμ'sと同じ9人?あっ‥このご飯とってもボーノ♪」パクパク
千歌「もっちろん♪それでμ'sの場合は廃校阻止って目的で立ち上がって実現したんだけど…」
エマ「?」
千歌「わたしたちの場合はもう完全に廃校が決定しててー」
エマ「えっ?」
千歌「?」キョトン G's時空キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!! エマ「送り届けること?」
千歌「それは配送」
エマ「お金が割り当てられること?」
千歌「それは…配当?」
エマ「マリ◯の職業?」
千歌「それは配管工!って…エマちゃん!!廃校だよ、廃校!学校がなくなっちゃうこと!」
エマ「えっ…?」
千歌「えへへ…この辺って人が少ないでしょ?だから…次の年にはもう合併されてなくなっちゃうんだ」
エマ「で、でも!千歌ちゃんの見せてくれた雑誌のμ'sはラブライブって大会で優勝して…」
エマ (あれ?そもそも…わたしラブライブなんて大会聞いたことないよ…?)
千歌「人が少ないから今更学校が有名になっても全然どうにもならない感じなんだ」ニコッ
エマ (ど、どうしよう…浦の星女学院はなくなっちゃうってことなの!?)
千歌「だからどうなるのか分かんないんだ…でも良いの♪」
エマ「ど、どうして?」
千歌「そんな難しいことチカが考えても分かるわけないから♪」キシシ 千歌「ごちそうさま!」
エマ「ご、ごちそうさまでした♪」ペコリ
千歌「あっ、エマちゃん食器はお父さんが片付けるから早く学校行こう♡」
エマ「えっ?う、うん!」
千歌「行ってきまーす!」
千歌「それでね・・・とにかくやりたいと思ったことはやってみる!!それがμ'sの教えなのだ!!」
千歌「だから私…この限られた時間でもスクールアイドルやりたいんだ♪」
エマ「千歌ちゃん…」(千歌ちゃんの目本気だ。わたしの知ってるAqoursのリーダーの顔だよ)
エマ「それじゃあ、私も全力で手伝うね♡」
千歌「うん!…それじゃ〜学校に出発〜♪」タッタッタッ…!
エマ「わっ!千歌ちゃん待ってよ〜!!」タッタッタッ… 千歌「おはよ〜!!」パスッ
A「わっ!」
B「はやーい」
エマ「す、すごいスピード…でも、私も負けないぞ〜♪」タッタッタッ!
千歌「あっ」ピタッ
エマ「?」
エマ「あ〜!」
千歌「おはようルビィちゃん、花丸ちゃん♪」
ルビィ「おはよう千歌ちゃん♪」
花丸「今日からマルたちも由緒正しい浦女生…よろしくお願いします」ペコリ
エマ (うんうん…♪ゲームの中でも花丸ちゃんとルビィちゃんは仲良しさんなんだね♪) ルビィ「そ、それで…」プルプル
千歌「?」
ルビィ「そ、そっちの人は…誰ですか?」
花丸「ルビィちゃん。優しそうな人だから怖がらなくても大丈夫だってマルは思うよ♪」
ルビィ「で、でもマルちゃん…」
エマ「あっ、わたしは…」
千歌「この子はエマ・ヴェルデちゃんだよ♡スイスから留学してきてうちに泊まってるんだ♪」
花丸「スイス…マルが本で見た雄大な自然が目に浮かんでくるね…♪」ポワワワーン
ルビィ「な、何年生なんですか?」
エマ「3年生だよ♪」
ルビィ「!!!」
エマ (そういえば…学年は変わらないんだからダイヤちゃん、鞠莉ちゃんとも同じクラスなんだよね?)
ルビィ「・・・そ、その…」
エマ「?」
ルビィ「う、上手く言えないけど…頑張ってください」
エマ「それってどういうこと?」
ルビィ「そ、それは…」 エマ (ダイヤちゃんとスクールアイドルトークができて楽しい明るくて楽しい鞠莉ちゃん…美味しいものがたくさん入ったパイみたいな贅沢さでいつまでも頑張れそうだよ〜♪)
ザザザザザ~!
千歌「あっ♪きたよ♡」
エマ「えっ?来たって…?」
千歌「エマちゃんもこっちこっち〜♡」ブンブン
エマ「ま、まって〜!ルビィちゃん、花丸ちゃんまた後でね♡」
花丸「嵐のように去っていったね」
ルビィ「ルビィたちが関わること…あるのかな?」
花丸 (・・終わりを迎える浦の星に現れた冷たいスイスからのとっても暖かな留学生…ああ♡とっても文学的な響きです♪)
ルビィ「マ、マルちゃ〜ん?」 千歌「おっはよー果南ちゃん♡」
エマ「おはよう果南ちゃん」
果南「おはよう千歌にエマ♪どう?こっちの生活は…寂しくない?」
エマ「うん♪千歌ちゃんもとっても優しいし可愛くて…妹みたいだよ〜♡あとご飯もとってもボーノ!」
千歌「ええ〜?チカってばエマちゃんからも妹みたいって思われてたの〜?」
果南「ふふふ…納得かもそれじゃあ行こうか。早く行かないと遅刻するよ〜?」
エマちか「はーい♪」
千歌「それでねそれでね〜!!これが昨日見せられなかったスクールアイドルのポスターで〜♪こっちが……」ガサゴソ
果南「はいはい♪また後でね?」
エマ (でも、こうして見ると果南ちゃんも千歌ちゃんのお姉ちゃんって感じがするのもよくわかっちゃう)
エマ (えへへ♪千歌ちゃんのこと助けてあげたくなる気持ちもきっと一緒だよね?) エマ「あれ?」
??「・・・・・」ブツブツブツ
エマ「あの黒い髪に…特徴的なお団子…♪」
エマ「おはよう♪」
??「あなた‥誰?もしかして…ヨハネのことを捕らえにきた天よりの使い?」 善子「ふっ…隠さなくても良いわ…あなたのその優しい声…私のような…」ゴツン!
エマ「だ、大丈夫?ヨハネちゃん?」
エマ「ばんそうこうあるけど…いるかな?」
善子「ふっ…ありがとう。でもーー私は堕天使なのよ?この程度の不幸…予知してるの♪」ピタッ
エマ「良かった〜♪怪我なんてしたら大変だもんね♡」
善子「そうね…でもこれこそが…」
千歌「エーマちゃーん!!!早くしないと置いて行っちゃうよ〜♡」
エマ「はーい今行くね〜♪」タッタッタッ‥
善子「・・・・」
善子「・・やっぱり私って運が悪いわ」ボソッ 千歌「えへへ〜どうエマちゃん?」
果南「この坂って結構な勾配だけど疲れない?」
エマ「〜?」
果南「あはは、心配なさそうだ♪」
千歌「え〜!!ここは疲れててー毎日通ってるチカの体力ってすご〜いってなるところだと思ったのに〜」
エマ「ご、ごめんね?スイスの方でも山に登ったりしてたからかな」シュン
果南「エマが気にすることじゃないよ♪ほら、千歌?スクールアイドルやるためにも遅刻はダメだよ」グイグイ
千歌「わっ、わっ、分かってるよ〜!果南ちゃんそんなに押さないで〜」
放送「皆さんーーおはようございます♪本日は最後となる新入生が入学してきます。良い学生生活を送れるようーー規律を守り気持ちの良い新学期をおくれるようにしましょう」
エマ「・・・・?」 果南「よしっと…あれ?エマどうしたの?」
エマ「あっ、ううん!何でもないよ♡」
エマ (どこかで聞いたことがあるような声だったけど……?)
果南「さてと、教科書とかは千歌の家に届いてたみたいだし…先生のところまで案内するよ」
エマ「わーありがとう♪」
果南「同じクラスになるわけだしね〜このくらいは当然だよ」
___
_____
ー朝のHR前ー
エマ (・・果南ちゃんに送ってもらって無事に先生と会えたけど…転校初日って緊張するよ〜虹ヶ咲に転向してきた時を思い出しちゃう)ドキドキ ガラガラ
ザワザワザワ アノコダレー? オッキイネー
先生「えー今日からこのクラスに新しいクラスメイトになる子が来ました」
エマ「すーはー・・・」
果南「〜♪」フリフリ
果南「リ・ラ・ッ・ク・ス」パクパク
エマ (果南ちゃん♪)
先生「それじゃあ自己紹介をお願いね」
エマ「す、スイスから来ました、エマ・ヴェルデです!エマって呼んでください。日本語はまだちょっと苦手だけど一生懸命がんばります!」ペコリ
パチパチパチ!
エマ (ほっ…よかった〜) 先生「エマさんの席は〜」
鞠莉「マリーの隣よ♪」
エマ「鞠莉ちゃん♪」
鞠莉「あら?私…名乗ってたかしら?」
エマ「わわわ…」
鞠莉「まっ、いっか♡それと〜鞠莉ちゃんもいいけどマリーって呼んでくれたら嬉しいわ♪」
エマ「じゃ、じゃあ…マリーちゃん!」
鞠莉「ん〜ちょっと違うような気がするけど…良いわ♪日本人じゃないもの同士よろしくね♪」
エマ (鞠莉ちゃんの隣なら毎日明るい気持ちになれそう♪)
??「ちょっと鞠莉ーー」
鞠莉「なあに?」
ダイヤ「あなた…また大きなヘッドホンを学校に持ち込んだみたいね」
鞠莉「それのどこがいけないの?マリーのハッピーのためのラッキーアイテムよ?」 ダイヤ「・・・学校は学びの場よ?最低限のモラルとーー」
鞠莉「でも〜校則に持ち込むことを禁ずるとは書いてないわよ?」
エマ (あれ?…ダイヤちゃんと鞠莉ちゃん…ケンカしてるのかな?)
エマ「ま、マリーちゃん!ダイヤちゃん!」
ダイマリ「??」
エマ「ケンカはやめよう?2人ともスクールアイドル好きなもの同士なんだから笑顔で仲良くしよう♪」ニコニコ
ダイマリ「・・・・?」
ダイヤ「エマさん面白いことを言うのね。スクールアイドルなんて言葉…今初めて聞いたわ」
エマ「ええ!?」
鞠莉「ふふ、エマっちってばジョークが上手ね♪マリーはスクールアイドルなんて好きじゃないわ。むしろ……お遊戯みたいなもの?」
エマ「ええ!!?」
エマ (ど、どうなってるの〜〜〜?ダイヤちゃんも鞠莉ちゃんも…話し方がいつもと違う感じだし…スクールアイドルやってたのに知らないなんて) バタン!
千歌「果南ちゃん、エマちゃん!!大ニュースだよ〜!!」
かなエマ「千歌(ちゃん)!?」
ダイヤ「…HRの時間がもう終わりそうだしここまでにしましょうか」
鞠莉「〜♪」
ダイヤ「千歌ちゃん?」
千歌「あっ…ダイヤちゃん。」
ダイヤ「浦女生としてもう少しーー慎ましやかな振る舞いを覚えても良いんじゃないかしら♡」
千歌「・・・つつま……?」
エマ「しやか?」
ダイヤ「ああ…ごめんなさい。控えめと言えば大丈夫?」
エマ「慎ましやかってそういう意味なんだ〜♪ダイヤちゃんのおかげでまた一つ日本語を知れたよー♡」
ダイヤ「ふふ、黒澤家として当然の言葉遣いをしたまでだけど…褒められるのは悪い気はしないわね」 本日はここまでで前作以上に長期に渡ると思いますが見守っていただければ幸いです エマ抜きにしても普通にこういう話読みたかったわ
公野ははよ続きかけ ほう、漫画時空ですか
体調崩さないよう自分のペースで書きやがれ でかい湖が点在してるとはいえ海なし国出身者が波の音を聞くシーン良いっすね… AqoursがG's準拠やんけ…
G's準拠やんけーっ!!!! 千歌「ってそうだ!!こうしてる場合じゃないの!大ニュースだよ!!きてきて!!」ブンブン
エマかな「??」
千歌「実はねーーチカのクラスにも転校生が来たの♪」
果南「へえ、こんな時期にエマも合わせて2人の転校生って珍しいね」
エマ「珍しいの?」
果南「それはねぇ…」
千歌「あはは……」
千歌「じゃなくて!!なんと!東京は秋葉原からの転校生で〜〜出身校が…」
エマ「音ノ木坂!!?」
果南「えっと…確か千歌の言っていた…ミューズのいたところだっけ?」
千歌「そうそう!すっごく可愛いし大人っぽいしーーこれはもうスクールアイドルやるしかないってビビっときちゃった♡」 エマ (音ノ木坂から転向してきた子って…梨子ちゃんのことだよね?)
千歌「よーし♪梨子ちゃんを誘って今日からスクールアイドル活動頑張るぞ〜!」
果南「ほどほどにしないと〜〜って聞いてないね…」
エマ (今日から浦の星で…スクールアイドル活動の始まり♪とってもエモエモだよ〜♡)ニコニコ
千歌「梨子ちゃんってね〜女子大生みたいで〜大人っぽくて〜♡」
キーンコーンカーンコーン
エマ「千歌ちゃん、予鈴だよ?」
千歌「はっ!!ありがとう〜エマちゃん♪それじゃあまた放課後ね♡」
果南「3年生の教室まで来るなんて…本当千歌らしいというか…♪」
エマ「元気いっぱいだよね♪」
果南「そうそう、だからこそ私たちが支えてあげないとね。って…転校してきたばっかりのエマに頼むのもおかしいんだけど…」
エマ「ううん!千歌ちゃんにはお世話になってるし、とっても可愛いから大丈夫だよ♪」
果南「そっか♪それは良かった」 ー授業中ー
教師「それではこの部分のありを活用するとどのような形になるかまた、どういった活用かを…エマさん答えられる?」
エマ「え、えっと…」
エマ (ど、どうしよう…古典って難しいよ〜しずくちゃん助けて〜)
チョンチョン
エマ「?」
鞠莉「マリーが代わりに答えます♪下にずがあるからあら、でラ変でーす」
教師「せ、正解です。でも鞠莉さん?勝手に答えるのは…」
鞠莉「〜♪そもそも〜古典って学ぶ意味あるんですか?」
エマ「ま、鞠莉ちゃん?」 鞠莉「今どき使わないと思いま〜す」
ザワザワ
ダイヤ「ちょっと鞠莉…あなたってばまたそんな…」
キーンコーン
教師「きょ、今日はここまで明日から確認のため小テストを行うのでよく復習しておくように」
エマ「ふぅ…やっぱり古典は難しいよ〜」ヨロヨロ
果南「あはは、大丈夫?」
エマ「果南ちゃーん…」ウルウル
果南「私もそんなに得意ではないんだけど…出来るだけ力になるよ?」
エマ「うぅ…ありがとう。」
エマ「ねえ果南ちゃん?」コソコソ
果南「?」
エマ「ダイヤちゃんと鞠莉ちゃんって仲が良くないのかな?」 果南「あー…鞠莉はちょっと前に転校してきたんだけど…言いたいことをズバズバ言っちゃう子で…もちろん悪い子じゃないんだよ?だからかよくダイヤと衝突することがあって…でも、仲が悪いってわけじゃないと思うよ」
エマ「そっかー…良かった」ホッ
果南「?」
エマ (それなら同じグループで活動しても大丈夫だよね?)
果南「それよりも…さっき鞠莉とダイヤが一緒にスクールアイドルやってたって言ってたけど…」
エマ「はっ!そうだった。果南ちゃんもやってなかったの?」
果南「ええ?私がスクールアイドルを?鞠莉とダイヤと?」
エマ「うんうん」
果南「あはは!ないない、あのダイヤや鞠莉がスクールアイドルなんて考えられないもん」
エマ (うぅ‥やっぱり。同じようで何か違うよ〜〜)
果南「まあ、私はこれから千歌とやるんだけどね♪」
エマ「そうだよ♪果南ちゃんもこれからスクールアイドル!放課後にレッスンしたり…朝練をしたり〜♡」 果南「おっ、そういえばもう放課後だね。千歌のところ行ってあげてくれない?」
エマ「果南ちゃんは?」
果南「私は…実はもう1人幼馴染がいるんだけど…そっちの方で手伝ってほしいことがあるって言われちゃってさ。千歌には悪いけど先約だからそっちに行こうと思ってね」
エマ (曜ちゃんのことかな?)
エマ「うん、任せて♪」
___
_____
エマ「千歌ちゃ〜ん」タッタッタッ…
千歌「あ〜エマちゃ〜ん!!助けて〜」ウルウル エマ「ど、どうしたの?」
千歌「誰もスクールアイドルのお誘いにのってくれないよ〜」
千歌「チラシもこんなに配ったのに…」シュン
エマ「・・・わたしに任せて!」
エマ「浦女でスクールアイドル始めまーす!!!誰か一緒に始めませんか〜??」
ダイヤ「あらーーエマちゃん何をやっているの?」
エマ「ス、スクールアイドルの勧誘なんだけど…もしかしてダメだったかな?」
ダイヤ「その名前を聞くのも今日で2度目ね…まあよく分からないけど好きにしたら良いわ。もちろん学校に迷惑をかけない範囲でだけど」
エマ「あ、あれ?」
ダイヤ「ーーどうかしたの?」
エマ (ダイヤちゃんが猛反対したって聞いた気がするんだけどな…?) エマ「ダ、ダイヤちゃん!ですわって言わないの?」
ダイヤ「ですわ?…語尾ってことね。私はそんな風に言わないわーーでもエマちゃんがそんな私が見たいと言うなら少しくらいなしてあげても良いわよ♡」
千歌「エーマちゃん!!!みんなが帰っちゃうよ〜!!」
エマ「あっ!ご、ごめーん!!スクールアイドルはじめませんか〜?」
ダイヤ「・・・なんだったのかしら?」 千歌「ねっ…全然捕まらないの・・」ズーン
エマ「そうだね…」
スーッ
エマ「あ、あの!スクールアイドルに興味ありませんか?」
善子「あら?あなたは‥」
エマ「あー!ヨハネちゃん♪」
善子「スクールアイドルね……」ジー
善子「内浦でスクールアイドルって言っても…見てくれる人全然いないじゃない」
千歌「う"っ…」
善子「漁協でイベントをやってもお年寄りの人ばっかりだし‥せめて沼津とかならありかもだけど」
エマ「うぅ…」
善子「私これから買い物に行くのじゃあね」
千歌「そ、そんなぁ〜〜」
エマ (・・・上手くいかないよぉ〜でも、本当にショックなのは千歌ちゃんだよね。慰めてあげないと)フンス エマ「ということで…」
千歌「今のメンバーはたった3人だけなのだ…」
果南「3人?エマは…お手伝いなんじゃ?」
千歌「お、お手伝いでもやってくれるってことはメンバーなの!」
エマ「えへへ♪千歌ちゃんの頼みなら助っ人大歓迎だよ〜」
千歌「はぁ…なんでみんな興味ないのかな?」 千歌「スクールアイドルって人気だし、かわいいしおもしろそうだし…絶対絶対みんなだってやってみたくなるって思うんだけどな」
エマ「そうだよね…1度ステージに立ったらあの感覚は忘れられないものになると思うのに」
果南「きっとさ」
エマちか「??」
果南「自分には無理って遠慮してるんじゃない?」
エマ「遠慮って…スクールアイドルに?」
果南「うん。」
果南「千歌の配ったチラシってμ'sになろうって書いてあったでしょ?」
千歌「うん…みんなこれを見たら絶対やりたくなるかなって」
エマ「うんうん!わたしもやりたくなっちゃうもん♪」 果南「それを見てそんな風に思うのって千歌くらい…じゃなくて・・・ごく一部の天然元気の子ぐらいで」
エマ「えっ?わたしって天然元気な子だったの??」
果南「あはは…出会ってそんなにたってないけどそんな感じはするよ?」
エマ「それって…褒められてるってこと?」
果南「うーん…どうなんだろうね?まあ、海の広さに比べたらちっぽけなことだよ♪」
千歌「かーなーんちゃーん!!」
果南「ごめんごめん。話を戻すと…」
果南「普通はこーんなにかわいいスクールアイドルなんて自分には無理って思うんだって」ナデナデ
千歌「むーー」
果南「それにまわりは海ばっかりでキラキラ輝くステージもお客さんもあるはずないし」
エマ「そっか」
果南「?」
エマ「あっ、なんでもないよ!!それで千歌ちゃん、転校生の子はどうなったの?」 千歌「うぅ…」
果南「その感じだとやっぱりダメそうだね」
千歌「も〜〜!!!聞いてよエマちゃん!!果南ちゃん!」
千歌「チカね!あの子は絶対スクールアイドルやるしかないって思ってるのに〜!!」
〜間〜
千歌「何度も何度もアプローチしても全然振り向いてくれなくて・・・」
果南「それじゃあストーカーだよ…」
エマ「梨子ちゃんのサンドイッチ…わたしも食べたい!!」
果南「突っ込むところそこ!?」
千歌「えへへ〜♡チカの手が止まらなくなるおいしさだったよ〜」 千歌「だからチカ…アレに誘おうかなって思って」
果南「あれ?」
エマ「アレってなあに?」キョトン
千歌「アレっていえばアレだよ!!この町で1番盛り上がるお祭り!!内浦子供祭り!」
エマ「子供…フェスティバル?」
エマ「ニッポンのお祭り!!!」キラキラ
千歌「やっぱり〜知らない人と〜〜」
エマ「千歌ちゃん!!!!」
千歌「わっ…エ、エマちゃん近いよ〜」
エマ「千歌だけに?」
千歌「そうそう♪」
エマ「その子供フェスティバルって…わたしも行っていい!!?」
千歌「ほえ?」
エマ「あっ…でも、わたし子供じゃないからダメなのかな…?」シュン
千歌「ううん!!!!大歓迎だよ♡エマちゃんもチカと一緒にいこ?子供祭り♪」
エマ「千歌ちゃん…♪」パァァァァ 千歌「あのね2人とも…」
エマかな「??」
千歌「チカね梨子ちゃんってどこか寂しそうで…まわりのことを気にしてて遠慮して誰にも心から話してないって気がしたの」
千歌「チカはもっと…本音で話してほしい同じ内浦の浦女の仲間なんだもん♪」
エマ「千歌ちゃん…♪」
千歌「だからまずは仲良くなるってところからスタートしてーーなんでも言い合える友達になってから一緒に…」
千歌「っていうのがいいかなって」
エマ「・・・・・」プルプル
千歌「エマちゃん?」
エマ「すっごくいいと思う!!!!」ガシッ
千歌「わぁ!!」
エマ「わたしもできることがあったら何でも協力するから♪子供フェスティバル!梨子ちゃんと楽しもうね♡」
千歌「うん♪それじゃあーーエマちゃんにお願いしたいことが…」
エマ「?」 ー翌日ー
果南「ふぅ…明日は子供祭りだけど私は行けないんだよねごめんね?」
エマ「ええ!?そうだったの?」
果南「家の手伝いがあってね…千歌のためにも行けたらよかったんだけど」
エマ「大丈夫♪わたしが果南ちゃんの分までしっかりフォローしてくるよ♡」フンス
ダイヤ「あらーーまた懐かしいお話ね」
果南「ダイヤ」
ダイヤ「子供祭りね…確かに1人でも多く参加してくれる方がいたら嬉しいもの」
ダイヤ「エマさんーーありがとう♪」ニコッ
エマ「う、ううん!!わたしもニッポンのお祭りに参加できて嬉しいから♡」
ダイヤ「ふふーそれは良かったわ♡」
ダイヤ「あっ、次の授業は美術なのだけど…美術の備品を持ってきてくれないかしら?先生に頼まれたのだけど…わたしーー生徒会の書類の整理をしないといけなくて」
エマ「ええ!?それは大変だね。わたしで良かったらやるよ〜」
ダイヤ「ありがとう。この写真の◯がついたものだけ持ってきてくれたらいいみたいーーお願いね」スッ
果南「ダイヤってば相変わらず忙しそう…子供祭りに参加できないのも納得だね」
エマ「ダイヤちゃんのお家って?」 果南「ああエマは知らなかったよね?ダイヤのお家は網元・・・漁師さんの中のリーダーって説明したらいいかな?」
果南「それでお家を継ぐからって生徒会に入って、勉強も頑張って…習い事もしてるってわけなんだ」
エマ「ふむふむ…つまりダイヤちゃんはすごい人ってことだよね?」
果南「ま、まあ…その認識で間違ってはないかな?」
エマ (そんなに大変なのにスクールアイドルやってたダイヤちゃんってすごい…!この中ではまだだけど・・)
エマ「それじゃあわたし美術室に行ってくるね♡」
果南「私も一緒に行こっか?」
エマ「ううん♪大丈夫♡それに…千歌ちゃんから頼まれごともされちゃったから」
果南「?」
ー美術室ー
ガラッ
エマ「失礼しまーす」
エマ「ええっと…教室に持っていくのは…」キョロキョロ
エマ「あれ?」 梨子「〜♪」カキカキ
エマ「・・・・」ジー
梨子「…ひゃっ!?」
エマ「わっ!?驚かせちゃったかな?ごめんね〜」
梨子 (ど、どうしよう!!?もう授業の時間?!それとも美術部の人?誰もいないから好きにしていいって先生には言われたけど…勝手に使ったらダメだったのかな???)
梨子「あ、あの…私…///」
エマ「……ごい」
梨子「えっ?」
エマ「すごーい♪とっても上手なんだね♡」
梨子「あ、あの…」モジモジ
エマ「これ梨子ちゃんが描いたの?」
梨子「な、なんで私の名前…?」プルプル
エマ (あっ、梨子ちゃん震えてる…こっちの梨子ちゃんもやっぱりちょっと違うのかな?)
エマ (なんだろう…)ジー
梨子 (ど、どうしよう…私の名前知ってるし…大きい人だし…返答は遅いし…怒らせちゃったかな…??)プルプル
エマ (とーっても抱きしめてあげたい…♪)
ギュー
梨子「はわわ…///」
エマ「いきなりたくさん聞いちゃってごめんね?わたし3年生のエマ♪千歌ちゃんの友達で梨子ちゃんのことはよく聞いてるよ♡」
梨子「ち、千歌ちゃんの…」ホッ… エマ「それでね?スクールアイドルやりたくないって梨子ちゃんが言ってるって聞いて…」
梨子「わ、私なんて…地味でそんな派手で目立つことなんて無理ですから…」
エマ「そうかな?…わたしは梨子ちゃんならスクールアイドルできるって思ってるよ♡」
梨子「そ、そんなことないです!!」
エマ「何か不安なことがあるの?…それならわたしで良かったら聞くよ?」
梨子「えっ…?」
エマ「わたしも梨子ちゃんと同じ転校生なんだ♪だから…ってわけじゃないんだけど」
梨子「・・わ、私…暗いし、地味で何にもなくて…千歌ちゃんみたいにやりたいって…思えることもなくて…」
エマ「・・・・」
梨子「ただ秋葉原に住んでたってだけで…スクールアイドルとはなんの関係もなくて…でも、千歌ちゃんは期待してくれてーー」ポロポロ
エマ「わわっ!大丈夫?ハンカチ貸すよ?」スッ
梨子「あ、ありがとうございます…」
梨子「・・でも、千歌ちゃんがスクールアイドルに誘うの諦めたら…私のことなんてどうでもよくなって…私に話しかけてくれないんじゃないかって不安になって…」
エマ「うんうん…」ヨシヨシ
エマ「梨子ちゃん」
エマ「千歌ちゃんのこと好き?」
梨子「えっ・・?」 エマ「わたしは好きだよ♪」
エマ「わたしからしたら妹みたいだけど…スクールアイドルって目標に向けて頑張って…内浦の町が大好きな千歌ちゃん」
エマ「その姿を見たら応援したいなって思っちゃったんだ♪」
エマ「梨子ちゃんはどう?」
梨子「わ、私は…好きだけど…でも、千歌ちゃんの求めることに答えられるかは…うぅ…///」
エマ「うんうん♪梨子ちゃんも千歌ちゃんのこと大好きなんだね♡」
エマ「千歌ちゃんと一回話してみたらどうかな?」
梨子「えっ…?で、でも毎日話は…」
エマ「そうじゃなくって、梨子ちゃんのさっきの本当の気持ちをぶつけてみるの」
梨子「私の…本当の気持ち…」
エマ「千歌ちゃんならきっと受け止めてくれると思うよ♡って…これまで千歌ちゃんのことを見てた梨子ちゃんなら分かると思うけど」
梨子「ち‥千歌ちゃんと話す…はい、やってみます…!」
エマ「良かった♪それじゃあわたしは戻ってるね邪魔しちゃってごめんね?」ヒョイ
梨子「じゃ、邪魔なんて…そんなこと…」 ー2年生教室ー
エマ「千歌ちゃ〜ん♪」ブンブン
千歌「わっ!エマちゃん!!」
エマ「梨子ちゃんいたよ〜!!美術室ー」
千歌「お〜ありがとうエマちゃん♪1人で探し続けるのも限度があるから助かったのだ♡」
曜「千歌、あの人は?…見たことないけど」ジー
千歌「あっ、曜ちゃんには紹介してなかったよね」クイクイ
エマ「?」
千歌「紹介します!スイスから留学してきたエマ・ヴェルデちゃんです♪」
エマ「エマだよ♡よろしくね♪」
曜「わ!が、外国人!!?え、えーっと…こういう時ってなんて言うんだっけ??ナイストゥーミーツユー?」アセアセ
曜「もー!曜ったらバカだから‥肝心な時に出てこないよ〜!!スイスってどこ〜!?北?南?」
エマ「あ、あの〜」
曜「?」
エマ「わたし日本語で大丈夫だよ?」
曜「!!!」
エマ (こんなにあわてん坊な曜ちゃん初めて見るかも?)
曜「も〜!!千歌ってば…私のことだましたな〜!」
千歌「ええ!?チカなんにも言ってないよ〜」 曜「そうだったっけ?」キョトン
千歌「そーだよ〜ただスイスから留学してきたって言っただけでー」
エマ「まあまあ千歌ちゃん♪梨子ちゃんのところに行ってあげなくていいの?」
千歌「はっ!そうだった…それじゃあ行ってきま〜す♪」タッタッタッ…
エマ「曜ちゃんもこれからよろしくね♪」
曜「よ、よろしくお願いします…エ、エマ…さん?」
エマ「ふふふ♪呼びやすいように呼んでくれていいよ?」
曜「それじゃあエマちゃん!」
エマ「うん♪またね曜ちゃん♡」フリフリ ー3年生教室ー
果南「おっ、戻ってきたね♪」
エマ「うん♪梨子ちゃんとも会えたし曜ちゃんに挨拶してきたよ」
果南「あっ、曜に会ったんだ?何か変なことされなかった?」
エマ「されてないよ?」
果南「いや、結構やんちゃな子だからさ?それなら良いんだ♪」
鞠莉「エマっち〜お疲れ〜♪」
エマ「ありがとうマリーちゃん♡」
鞠莉「ん〜♡いい響き♪果南も見習ってくれていいのよ?」
果南「ええ?」
鞠莉「ほらほら大きな声で〜マリーって呼んで?」
果南「あはは…考えておくよ」
鞠莉「次は美術の時間だけどマリーとしては音楽の気分なのよね〜思いっきりシャウトしたらダメかしら?」
エマ「そ、それならスクールアイドルにならない?」
鞠莉「ん〜エマっちのお誘いは嬉しいけどマリーとしてはノーサンキューってところね」
エマ「うぅ…やっぱりダメかな?」
鞠莉「まあ…きちんとしたプランニングとかがあったら少しは〜」
キーンコーンカーンコーン
鞠莉「あら、チャイムが鳴ったわね♪これ以上トークしてたらダイヤに怒られちゃう♡それじゃあこの話はまたあとってことで♪」 エマ (うぅ…鞠莉ちゃんとダイヤちゃんにも入って欲しいんだけどな…どうしたらいいんだろう?)カキカキ
果南「エマの描いてるのって…ヤギ?」
エマ「うん!ネーヴェちゃんって言ってスイスにいた時に一緒だったの〜♡」
鞠莉「へぇー♪エマっちは動物が好きなのね。マリーも動物は好きよ♡ほら」スッ
エマ「わあ…馬だね♡」
鞠莉「マリーの愛馬スターブライト号よ⭐」
果南「そういえば家にいるんだっけ?」
鞠莉「イエス♪もしマリーのお家に来ることがあったら言って?きっと気に入ってくれると思うわ♡」
エマ「ブライト号ちゃんも可愛い〜♡」
果南「ええ??」
エマ「果南ちゃんは何か飼ってないの?」
果南「んー?うちは流石に何も飼ってないよ?」
エマ「ええ!そうなの!?・・イルカとか飼ってるのかと思ってた」
果南「いやいや…どんなイメージ?」
鞠莉「ぷぷ…エマっちってば面白い〜♪」 キーンコーンカーンコーン
果南「よしっと…今日も終わりだね」ノビー
エマ「ふふふ♪果南ちゃん気持ちよさそう」
果南「これで泳ぎに行けるからね♪」
エマ「やっぱり果南ちゃんって泳ぐのが大好きなんだね♡」
果南「まあ…日課みたいなものだからね♪明日は千歌のこと頼んだよ♪」
エマ「はーい♪」
千歌「エーマちゃーーん!!!」ブンブン
果南「おっ、噂をすればだね♪」
千歌「エマちゃん!聞いて聞いて!!梨子ちゃん一緒にお祭り行ってくれることになったよ♡」
エマ「本当?良かったね♡」ナデナデ
千歌「えへへ〜♪エマちゃんと梨子ちゃんを連れてデートだぁ〜♡」
千歌「それでねそれでね!明日は家の前で梨子ちゃんが〜ちーかーちゃーんあーそーぼ!って呼んでくれるから♪」
エマ「ええ?そうなの?」
千歌「ええ、まあ♪」
エマ「!」
千歌「今のはね〜エマちゃんと〜」
エマ「ええまあをかけたダジャレ!千歌ちゃんさすがだよ〜♪」
果南「エマってば…まっ、いっか。」
千歌「ああ〜早く明日にならないかな〜♡」 ー十千万ー
千歌「ねえねえエマちゃん」
エマ「なーに?」
千歌「エマちゃん、梨子ちゃんに何か話してくれた?」
エマ「どうして?」
千歌「なんだか…いつもと違う感じがしたから♪」
エマ「そっか♪ちょっとだけお話したよ?梨子ちゃんいい子だね♪」
千歌「でしょでしょ!!チカの目に狂いはないと思うの!…それでどんなことを話したの?」
エマ「それはね〜」
千歌「それは〜?」
エマ「ひみつだよ♪」
千歌「ええ〜〜!!」
エマ「それより千歌ちゃん」
千歌「ほえ?」
エマ「メンバー集めも大事だけど…トレーニングとかちゃんとしてる?」
千歌「もちろん!チカってば体力くらいしか取り柄がないからーーだからそういうのはエマちゃんに言われた通りやってるよ♡」
エマ「ふふふ♪千歌ちゃん偉いね♡」ナデナデ
千歌「にへへ…♪エマちゃんになでなでしてもらうと〜なんだかとっても癒されて好き〜♡」
エマ「本当!?良かった〜♪」ナデナデ
千歌「それにしてもエマちゃんはやっぱりスクールアイドルやらないの?」
エマ「うーん…楽しそうではあるんだけどわたしはいいの♪」ニコッ
千歌「エマちゃんのトレーニング法とかだけでもチカは助かってるから…あんまり強くいえないけど入りたいって思ったらすぐに言ってね♪」
エマ「うん♪」 千歌「ふわぁ……もう眠たいや…」ウトウト
エマ「千歌ちゃん、お布団で寝ないと風邪ひいちゃうよ?」
千歌「も、もう無理なのだ……チカはここまで…Zzzz」ガクッ
エマ「ふふふ♪可愛い寝顔♡」ヒョイ
ソーッ フワッ
千歌「むにゃ…スクールアイドルになりた〜い・・Zzzz」
エマ「絶対千歌ちゃんを立派なスクールアイドルにしてあげるからね…!」グッ
エマ「・・・でも、わたしも眠たいかも…Zzzz」ドサッ エマ「あれ?ここは……?」キョロキョロ
エマ「わたし確か寝ちゃってたんだよね…?夢の中?ゲームの夢の中ってこと?」
??「あちゃー迷い人って感じかな?」
エマ「あなたは誰?」
??「ウチ?……なんだろうね〜通りすがりの占い師って言っておこっかな?」
エマ「占い!善子ちゃんが好きなことだよね♡」
??「…今自分に起きてる状況がどういう状況か知りたくない?」
エマ「?」
??「もしかして分かってないって感じ?」
エマ「えっと…これは璃奈ちゃんの作ったゲームの世界の中で…」
??「ええ…勘違いして何日も過ごしてたん?」
エマ「勘違い?」キョトン
??「まあいっか…とにかく自分に何が起きてるのか知りたくない?」
エマ「わたしに何があったか…?」
エマ (うーん、どうしよう?)
エマ (それよりも占い師さんはずっとローブを羽織って暑くないのかな?)
エマちゃんはどうする
自分の状況を知るor目が覚める
安価下3つで多い方で エマ「・・・はっ!!?」バッ
エマ「うーん……なんだか変な夢をみたような…?」ショボショボ
千歌「うぅ…Zzzz」
エマ「ふふふ♪ぐっすり寝てる♡」ソーッ
エマ「先に朝ごはん食べてくるね♪」ボソッ
エマ「おはようございます♪」
千歌パパ「・・・・・」
エマ「はい、千歌ちゃんならまだ寝てます♪」
エマ「わたしはお父さんの作るご飯が美味しくて…つい♪」
エマ「わあ…大盛りに…良いんですか!?」
千歌パパ「・・・・」コクコク
エマ「千歌のことを助けてくれてる可愛いエマちゃんのためだからこれくらいはって…そ、そんなことないですよ///」
エマ「いただきまーす!!・・・焼き魚ってとってもボーノ♪」パクパク
エマ「こんなに美味しいお魚が食べられるのもダイヤちゃんたちのお家のおかげなのかな?」
千歌パパ「・・・」チョイチョイ
エマ「誰か来てる?分かりましたちょっと見てきます♡」 本日はここまでSBLの消化はお忘れなく
恐らく平日は更新頻度ががくっと下がります申し訳ないです 梨子「ち…千歌ちゃ〜…ダメ…///や、やっぱり恥ずかしいよ…で、でも千歌ちゃんは…」
エマ「あっ、梨子ちゃんだ〜♪」
梨子「ひっ!?」プルプル
エマ「そ、そんなにおどろかなくても〜」
梨子「エ、エマさん…?どうしてここに?」
エマ「わたし?わたしここに住んでるんだよ〜♪」
梨子「」
エマ「あれれ?」
エマ「梨子ちゃーん?しっかりして〜?」
梨子 (エ、エマさんが千歌ちゃんのお家に住んでるってどういうこと??実は姉妹とか…?で、でも‥似てないことはないけど‥スイスと内浦だし…)
梨子 (も、もしかして…それ以上の関係で…私なんてもう入る余地がないとか…??)
エマ「おーい?梨子ちゃーん?」
千歌「あー!!梨子ちゃん発見〜♡」
梨子「!!」ビクビク
千歌「梨子ちゃんってば今日も可愛い〜♪すぐにでもスクールアイドルになれちゃいそう♡チカが保証……あれ?」
梨子「ち、千歌ちゃーん…」ウルウル 千歌「なーんだ♪梨子ちゃんってばあわてんぼうさんだね」
エマ「わたしと千歌ちゃんを姉妹と思うなんてね〜♪」
梨子「うぅ…今の話は忘れてぇ…///」カァァァ
エマ「それで千歌ちゃん、子供フェスティバルにはいつ着くの?」
梨子「こども…フェスティバル?」
千歌「あーー!エマちゃん言っちゃダメ〜秘密だったのに〜」
エマ「ええ!そうだったの!?」
梨子「あ、あの…」アタフタ
千歌「なーんてね♪」
エマりこ「??」
千歌「じゃじゃじゃーん♪」バッ
千歌「これが内浦のビッグイベント内浦子供浜祭りだよ♡」
エマ「わぁ…♪かき氷に綿あめ…チョコバナナもある♪」キラキラ
梨子「子どもたちが主役だから子ども祭り…?」
千歌「そうそう♪でもなんと言っても〜」
わー!!ちかちゃんだ! こっちこっち〜!! 早くおきゃくさんになって〜♪
梨子「す、すごい人気…みんな知ってる子なの?」
千歌「ふふーん♪知り合いみたいなものだから♡」
こっちのおねーちゃんはだれ〜?
エマ「?」
千歌「わわ…そんなにいっぺんに言われるとチカ困っちゃうよ〜」
千歌「なーんてね♪2人のことチカが紹介してあげるね♡2人は〜」
エマ (ふふふ♪千歌ちゃんがお姉ちゃんしてるところ見るのって…なんだかとっても新鮮だよ〜♪妹たちも今ごろこんな感じになったりしてるのかなあ?) 千歌「それじゃあ梨子ちゃんエマちゃんいこっか♡」ギュッ
梨子「はわわ…///」
エマ「うん♪」
エマ「わー千歌ちゃんすごいね〜♪」
千歌「えへへ♪チカの手にかかれば捕まえられない金魚なんていないのだ♪」
梨子「うぅ…」ソー ポチャン
エマ「あー…梨子ちゃんおしいね…」
千歌「チカにお任せ♪梨子ちゃんの仇はチカがうつ!!」スッ…… シュッ!
ポチャン
エマりこ「・・・・」
千歌「も、もーいっかい!!今のはノーカンだよ!」
___
______
エマ「えへへ♪お神輿とかがないのは残念だけど…みんなもとっても楽しそうでわたしも楽しくなっちゃう♡」パクパク
千歌「エ、エマちゃん食べすぎじゃない??そのチョコバナナ…4本目なんじゃ?」
エマ「〜?大丈夫だよ♪」
エマ (ゲームの中ならいくら食べても大丈夫だもん♪)
梨子「わ、私も…少し…」
千歌「梨子ちゃん」
梨子「?」
千歌「今日は来てくれてありがとう♡」
梨子「う、ううん‥私こそ誘ってくれてありがとう。上手く言えないんだけど…とっても楽しかった」
千歌「ホント!?実はねーー」
ワーワーキャーキャー!
梨子「!?」
千歌「あちゃ〜ケンカかな…?果南ちゃんたちもいないし…お姉さんとしてここはチカが…」
エマ「・・・!」ダッ!
千歌「エ、エマちゃん!?」 エマ「子どものケンカならわたしに任せて?千歌ちゃんは梨子ちゃんとしっかりお話してあげて♪」ウインク
梨子「・・・!!」
千歌「わ、分かったのだ…」
千歌 (エマちゃんはやーい…チカや曜ちゃんと同じくらい早いかも…?)
エマ「どうしたの?」シャガミ
女の子A「うぅ…つぎはわたしがおみせさんやりたいのにかわってくれない…」メソメソ
女の子B「あたちのめがくろいあいだはこのしごとはやらせないの!!」
ワーワーキャーキャー
エマ (こ、これが…世代交代!?テレビで見たことあるけど実際に見ることができるなんて〜ビックリだよ)
エマ「じゃ、じゃなくて…2人とも、ケンカしたらダメだよ?せっかくの楽しいお祭りなんだもの♪笑顔で楽しもう?」ニコー
B「あたちは…おみせやるもん」
エマ「どうして?おみせやさんは順番にやってるよ?」
B「だって…あたちがかわったらAちゃんがおかいものできなくなっちゃうから…」
A「ふぇ…?」
エマ「ふふふ…♪」
B「な、なんでわらうの!!」
エマ「Bちゃんは優しい子だね」ナデナデ♪
B「・・そんなことないもん」 B「おまつりいつかはできなくなっちゃうってママがいってたの…だからAちゃんにはたのしんでもらいたいの」
エマ「うんうん…でもね?Aちゃんはおみせやりたいんだよね?」
A「うん…」
エマ「Bちゃん…Aちゃんが楽しくお祭りをするのにはどうしたらいいかわかる?」
B「うぅ…」
B「・・・」コクン
B「おみせやさんやっていいよ…あたちがおきゃくさんやる」
A「ほんと!?」パァァァ
B「ほんと!そのかわり、ちゃんとまたかわってね?」
A「うん♪」コクリ
エマ (よかった〜♪やっぱり小さい子って素直で可愛い〜♡)
クイクイ…
エマ「?」
A「おねえちゃん、おうたうたえる?」
エマ「ふふふ♪歌えるよ?」
B「あっ、しってる!おまつりにはすぺしゃるなげすとがくるんだってダイヤちゃんがいってた!」
エマ「ええ!?」
A「ねえ、うたって〜?」キラキラ
B「あたちもおねえさんのおうたききたい!!」
エマ (ふふふ♪ここでなら歌ってもいいよね?)
エマ「いいよ♪それじゃあまずは何を歌おっか?」 エマ「しーあわせになろ笑顔でラララララ〜♪」
子どもたち「ららららら〜♪」
エマ「ふふふ♪みんなとっても上手だね♡」ナデナデ
エマお姉ちゃんもっと歌って〜!!
次はキラキラぼし!
ううん!ぐりーんぐりーんだよ〜!
エマ (最初は童謡だったのに子供たちが楽しく聞いてくれるからついたくさん歌っちゃった♪…千歌ちゃんたちは?)チラッ
エマ「!」
エマ「みんなごめんね?一回休憩してまたあとでみんなで一緒に歌おう?」
えー
ぶーぶー
でも…しかたないよ〜
エマ「ふふふ♪それじゃあいい子にしてお祭りを楽しんでね?チャオ♪」フリフリ
はーい!!!
___
_____
エマ「確かこの辺りに…」ササッ
梨子「私にーー」
梨子「本当にできる…かな?」
千歌「・・・!!」ピューン
エマ (あっ!チョコバナナが…もったいないよ!)パクッ エマ (・・がんばって梨子ちゃん!)
梨子「・・・」ウルウル
梨子「私…なんにもできないけどーーそれでもいいのかな?」
梨子「千歌ちゃんは褒めてくれるけど…特に可愛いわけでもないし…ここに来てまだ日も浅いし…スクールアイドルのことだって何にも分かんないし関係ないし…」
千歌「梨子ちゃんなら絶対できるよ♪だって…」
梨子「だって‥?」
千歌「びびってきたんだもん♪」
梨子「ふふ…千歌ちゃんってば…」
千歌「っていうのは半分冗談!チカだって何ができるのかまだわかんない…だからさ?ーーチカのこと助けてくれないかな」ニシシ
梨子「・・・・」
エマ (ど、どうなるの…ドキドキするよ〜)
梨子「・・はい♡」
千歌「・・・ほぇ…?」
エマ「千歌ちゃん!やったね!!梨子ちゃんが…梨子ちゃんが…」
千歌「…やった……やった〜!!!!」ギュー
梨子「わわ…ち、千歌ちゃん!?」
エマ「あー!千歌ちゃんだけずるーい!わたしも!」ギュー
梨子「はわわ…///エマさんまで…//」
エマちか「やったやった♪」ピョンピョン
梨子 (恥ずかしいけど・・・いっか。2人とも喜んでくれてるし…エマさん、千歌ちゃん…ありがとう♡) ___
_____
エマ「ふわぁ…ここは…?」ゴシゴシ
??「あー!!やっと来てくれた!」
エマ「あ、あなたは!!」
エマ「占い師さん♪チャオ〜♡」
??「チャオー♪…じゃなくって!もう…酷いやん?ウチがせっかく良いこと教えてあげようとしたのに…」
エマ「???」
??「自覚なしって顔やね…大体自分がどこにいるか分かってるん?」
エマ「うーん…ゲームの中??ゲームをしながらでも眠れるってすごいね〜♪」
?? (・・・・こ、この子…強い…!)
エマ「〜?」ジー
??「ど、どうしたん?」
エマ「よく見たら…誰かに似てるような…」ジー
??「き、気のせいだと思うよ?それより…自分のおかれてる状況知りたくない?」
エマ「〜?」
安価>>91 エマちゃんは今度こそ…?
コンマ偶数で目が覚めます パァァァ
エマ「あっ…もう朝なのかな??」
??「えっ、ちょ、ちょっと待って…あかーん!!」
エマ「ふわぁ……なんだか変な夢を見ちゃったかも?」
千歌「エーマちゃん!!今日も学校頑張ろうね♪」
エマ「千歌ちゃん、今日も元気だね〜♪」
千歌「にしし〜元気こそがチカの最高の力なのだ♪」
エマ「ふふ♪それじゃあスクールアイドル活動もその元気で頑張れるね♡」
千歌「おー!!」
エマ (なんだか大事なことを忘れてるような…なんだっけ??) 果南「おはよう千歌♪エマ♪」
エマ「おはよう果南ちゃん♡」
千歌「ねえねえ聞いて聞いて梨子ちゃんがね〜♡」
果南「はいはい♪梨子ちゃんがスクールアイドルやるって言ってくれて良かったね」
千歌「むぅ〜果南ちゃんなんだか雑じゃない?チカたちこれでスターだよ?」
果南「昨日からずっと…同じこと電話で話したのはどこの誰だっけ〜〜?」
千歌「あははは…ごめんなさい」ペコリ
エマ「千歌ちゃん、梨子ちゃんがやるって言ってくれてずっと梨子ちゃんのこと話してたもんね♪」
千歌「えへへ〜だって〜♪」
千歌「あっ、噂をすれば…おーい!!梨子ちゃーん♪」
梨子「……?あっ、千歌ちゃん!それにエマさんも…」ペコリ
果南「へえ…」ジー
梨子「あ、あの‥わ、私……」
果南「千歌から聞いてたけど確かに可愛いね♪千歌がたくさん迷惑かけることもあるかもだけど…よろしくね?」
梨子「は、はい!!」
果南「あ、あと…私は松浦果南♪千歌の幼なじみって感じかな?よろしく」 梨子「よ、よろしくお願いします♪」
梨子 (良かったーー怖い人じゃなさそうで…それもそうだよねーーだってこんなに明るい千歌ちゃんの幼なじみなんだもの♡)
千歌「それでねそれでね♪」
梨子「あっ、千歌ちゃん…」
千歌「なーに?」
梨子「私なりに少しスクールアイドルのこと調べてみたんだけど…」
エマ「わー梨子ちゃんえらいね♪」
梨子「曲ってどうするの?…オリジナルじゃないとダメって書いてあったんだけど・・」
千歌「あっ・・・」
エマ「あっ……」
千歌「忘れてた〜!!!!!」 G's時空でどこまで展開していくのかめちゃくちゃ楽しみ🥰 千歌「ど、どうしよう…完全に忘れてたのだ…」プルプル
千歌「チカったらダンスの練習しかしてないよ〜!!」
果南「全くしかたないなぁ千歌は♪」
エマ「果南ちゃんは作詞ができるの?」
果南「・・・・無理かな〜頭空っぽにするのは得意なんだけど…」
エマ「えええーー!!?」
エマ「り、梨子ちゃ〜んピアノは弾けない?」
梨子「えっ?な、なんで知ってるんですか??」
エマちかなん「!!!」
千歌「梨子ちゃ〜ん♪」ウルウル
梨子「ち、千歌ちゃん…?」
千歌「チカのために…ピアノ弾いてください!!」
エマ「わたしからもお願い!梨子ちゃんのピアノ聴きたいもん♡」
梨子「そ、そんなこと言われても…幼稚園から習い事としてやってただけだし…」アセアセ
ガシッ ガシッ
梨子「えっ?えっ…?」
果南「何はともあれやってみよっか♡」
エマ「そうそう挑戦あるのみだよ〜♡」
梨子「ち、千歌ちゃーん…助けてぇぇぇ…」ズルズル… ー音楽室ー
〜〜〜♪
梨子「こ、こんな感じだけどどうかな…?」
千歌「・・・ごい」
千歌「すっごく上手だよ〜♡チカ…ピアノのことはよく分かんないけど梨子ちゃんやっぱりすごい!!」パチパチ
果南「うんうん、ピアノを弾いてる梨子ちゃんすごくのびのびしてて気持ちよさそうだった♪」
エマ「こっちの梨子ちゃんもピアノと仲良しなんだね…うっとりしちゃったよ〜♡」
梨子「そ、そんな風に表現されると少し恥ずかしいかも……///こっちの…?」
エマ「はっ!?なんでもないよ?」
曜「うんうん!とってもご機嫌だったよね〜」
梨子「か、果南さん、千歌ちゃんありがとう♪」
果南「うーん…」ポリポリ
梨子「あ、あの‥?」
果南「梨子ちゃん。果南ちゃんって呼んでみてくれない?」
梨子「ええ!?」
果南「なんだかさーー梨子ちゃんみたいな大人びた子にさん付けされるのむず痒くてさ♪それでなくても仲間なんだし♡」
エマ「あーー!果南ちゃんだけずるい!それならわたしも」キラキラ
梨子「え、ええ…!?」 梨子「・・・////」
梨子「か、果南ちゃん…///エマちゃん…//これでいいですか?」
果南「うん、だいぶいい感じだよ♡」
エマ「こうやって呼ばれるとなんだか気持ちいいね〜♪」
千歌「って……なんで曜ちゃんがいるの!!?」
果南「おっ、本当だ曜ったらどうしたの?今日は寝坊してないんだ」
曜「むー果南ちゃんってば失礼だよ!曜だってたまには遅刻しない時もあるよ」ムクー
エマ「曜ちゃんだ〜♪」キラキラ
曜「な、なんだか期待の眼差し…!?」
曜「こ、コホン…とにかく私がここに来たのは目覚まし時計をいつもより早くかけて起きて余裕を持って学校に来たら…」
曜「なんだか綺麗な音がして〜誘われてきたら気づいたら入っちゃったんだ♪」
千歌「なるほど〜曜ちゃんらしい!」
曜「まあね!気になったものには全速前進!思い切って飛び込んでみるのが私だもん♪」
果南「相変わらずだね♪」
曜「でもさーー」
エマ「?」
曜「ピアノの音に誘われたのって私だけじゃないよ?」
千歌「ほえ?」
曜「ほらそこ…」スー
梨子「・・?きゃっ!!?」
ベター 果南「が、ガラスにあんなに顔を押しつけて…全くーーダイヤに見つかったら怒られるよ?マル♪」
花丸「はっ!!?マ、マルったら…つい…綺麗な演奏だったけど…入るタイミングを見失っちゃって・・」
曜「あ〜!!花丸ちゃん!」
花丸「よ、曜ちゃん・・///」
エマ「花丸ちゃん久しぶり〜♪元気にしてた?」
花丸「は、はい!マルは元気です♪エマさんも学校になじんでるみたいでマルも嬉しいです♡」
エマ (うふふ♡ゲームの花丸ちゃんもとっても優しくてお線香のいい香り〜♪)スンスン
花丸「それでーー」
千歌「?」
花丸「あ、あなたが…さっきのピアノを弾いていたんですか?」モジモジ
梨子「えっ?ち、違います‥///」
千歌「りーこちゃん!なんで嘘つくの!?」
エマ「さっき弾いてたのは花丸ちゃんの言う通り梨子ちゃんだよ♪」 梨子「エ、エマちゃ〜ん…」
エマ「え〜。だって本当のことだよ?それに花丸ちゃんも確認がしたかったみたいだったから…」
花丸「そ、その…」
花丸「とっても優しくてあったかい音で素敵でした!マルの聖歌隊で演奏してもらえませんか?」キラキラ
梨子「え…ええ?」
千歌「ダメ〜!!!いくらマルちゃんでも梨子ちゃんは渡さないのだ!」
果南「ちょ、ちょっと千歌!」
エマ「花丸ちゃんのお話も聞いてあげたほうが…」
千歌「やだやだ〜!!チカから離れて聖歌隊で活動を始めちゃう梨子ちゃんがスクールアイドルやめちゃうよー!」ジタバタ
花丸「あわわ…マ、マル…何か悪いことしちゃったずら?」プルプル
梨子「ずら?」
花丸「な、なんでもないです…///」
梨子 (そう言ってーー目を背ける茶髪の小さな女の子♡駄々をこねる千歌ちゃんにあやすエマちゃん、果南ちゃん。曜ちゃんはけらけら笑ってて…引っ越してくる前に感じてた不安はーーー今ではすっかり消えてしまいました♡) 花丸「マ、マルは…さっきのピアノで歌えたらとっても気持ちいいんだろうなって思っただけで…」
エマ「!!」
エマ「ねえ千歌ちゃん?」
千歌「やだやだ〜!!!…なあに?」
エマ「花丸ちゃんにスクールアイドルになってもらうのはどうかな?」
千歌「!」
エマ「花丸ちゃんって本をいっぱい読んでるんだよね?それなら…作詞のお手伝いもしてもらえると思うし、歌も上手ならスクールアイドルにぴったりだと思わない?」
千歌「エマちゃんナイスアイデア!!」
千歌「ねえマルちゃん!!」ガシッ
花丸「ず、ずら…??」
梨子 (またずらって言った…ふふ♪可愛い♡)
千歌「実は今〜チカたちスクールアイドルやろうと思ってるんだ〜♡マルちゃんも入ってくれないかな?」キシシ
花丸「す、すくーるあいどる……ってルビィちゃんがよく言ってる……」
果南「マルも知ってるんだスクールアイドルって結構有名なのかな?」
千歌「果南ちゃんが知らなすぎだっただけだよ〜ね?マルちゃんも一緒に…」
花丸「・・・///」カァァァ
エマ「は、花丸ちゃん?すごく真っ赤だよ?大丈夫?」アセアセ
花丸「マ、マルにはそんな派手なこと無理です〜!!!!」タッタッタッタッ‥‼
千歌「ああ!待ってよ〜花丸ちゃーん!」ガクリ
梨子 (あの子…もしかして私に似てるのかも…?) 曜「千歌ってば面白ーい♪」
千歌「ううっ…曜ちゃんはスクールアイドル興味ない?」
曜「スクールアイドル?」キョトン
エマ「曜ちゃんこういうのだよ♪」スッ
アイセー
曜「・・・」ジー
千歌 (も、もしかしてこれって…脈あり?!)
カーナターヘトボクハダーッシュ
曜「‥キラキラでヒラヒラで‥すごい!!」
曜「あれって本当に高校生!?私たちと同い年なんて信じられない!!」
曜「千歌の誘いに乗ったら私もあんなことができるの??」キラキラ
エマ「できるよ♡」
曜「本当!?」
エマ「うん♪」
曜「あっ…でもなー」
梨子「ど、どうかしたの?」
千歌「曜ちゃんはねー高飛び込みの練習で忙しいんだよね…実力はオリンピック級とも言われてて‥」ガックリ
千歌「だから今まで気軽に誘えなかったっていうか…うぅ…」
梨子「そ、そんなにすごい子だったんだ…」
曜「ふふーん♪それほどでも♡」ドヤッ 果南「そういえば…まず学校で部活として認められないといけないんだよね?」
千歌「?」
果南「ラブライブのホームページに書いてあったよ?団体で出るなら部活として登録して学校の許可がないとダメって」
千歌「!!!!」
梨子「え、えっと……今は千歌ちゃん、果南ちゃん、エマちゃん、そして私…だよね?」
エマ「浦の星は部活として認められるのに何人必要なの?」
果南「んー確か5人だったかな?一応部の予算とかを割り当てるからにはある程度人数がいないとってダイヤがーー」
千歌「ああ〜〜!!!そうなの!あの厳しいダイヤちゃんも…突破しないとチカたち学校で練習もできなくてーー頓挫しちゃうよ〜」
エマ「とんざってなあに?」
梨子「け、計画が途中でダメになっちゃうってことです…///」
エマ「そうなんだ!ありがとう〜♪」ナデナデ
梨子「はわわ…///エ、エマちゃんなんで撫でるの?」
エマ「〜?なんとなく?嫌だった…?」
梨子「そ、そんな…嫌とかじゃないんだけど…少し恥ずかしいです…///」
エマ「ふふふ♪」ニコニコ 曜「・・・・」ウーム
果南「さっきから黙って曜ったらどうしたの?」
千歌「あ、あの曜ちゃんが考え事を…!?」
曜「決めた!!!」
エマ「何を決めたの?」
曜「私…渡辺曜!このたびスクールアイドルという大海に飛び込んでみたいと思います!」ビシッ
千歌「??」
梨子「えっ?そ、それって‥」
エマ「スクールアイドルに…」
果南「なるってことだよね?」
曜「うん」
梨子「そ、そんなにあっさり決めちゃっていいことなの‥?飛び込みもあるんじゃ…」
曜「んーーー…1人足りないんだよね?」
千歌「そうなの!」
曜「1人足りないからってできないの悲しいでしょ?だからーー曜が助っ人やっちゃうよ♡それにースクールアイドルってとっても楽しそう!!」
曜「楽しそうなものには飛び込まないと損でしょ?」ニコッ 本日はここまでコメントくださる皆さんありがとうございます。
SBL明日の最後分の消化お忘れなきよう… おつ
Gsサンシャインの世界にエマは不思議となじむ エマ「うんうん♪スクールアイドルってとっても楽しいんだよ♡」
エマ「それに曜ちゃんが入ってくれたら衣装もお願いできるもんね♪」
曜「衣装…??」
曜「い、衣装って…あのキラキラでひらひらの!?」
曜「わ、私には無理だよ!!作れない!」
エマ「ええ!?」
果南「まあ…確かに曜はあんまり器用なタイプじゃないからね。私も人のことは言えないんだけど」
千歌「うぅ…チカがバカだから…作詞も厳しいし…みんなに頼もうにもそうできる子なんてなかなかいないし八方塞がり〜!?」
梨子「わ、私がもっと…上手に弾けたら良かったんだけど…ごめんなさい」
千歌「り、梨子ちゃんのせいじゃないよ〜!!チカは言い出しっぺのリーダーなんだもん…うーん……」
エマ (Aqoursのダンスや曲…歌詞はだいたい頭の中に入ってるけど…わたしが言っちゃったらみんなの曲じゃないもんね…うぅ・・がまんがまん) 善子「ふふふ…♪お困りのようねリトルデーモン」
梨子「あ、あなたは…?」
善子「私の名はヨハネーー堕天使よ♡」
善子「堕天使たる私を惹きつけるなんてーーあなたってもしかして‥セイレーンか何かなの?」
梨子「セ、セイレ…??」
梨子「わ、私はただの人間です…///」
善子「隠さなくても良いわ…」スー
梨子「はわわ…///」
千歌「こらー!梨子ちゃんから離れてよ〜ヨハネちゃん!」
善子「そう怒らないでーー?これから同胞となる者なのだから…私とあなたたちは…運命共同体よ?」
曜「運命共同体??」
エマ「?」
果南「えっと…もしかしてだけど…スクールアイドルに入りたいの?」
善子「・・・」コクリ
千歌「ええーー!?」
エマ「ヨハネちゃん前は断ったのにどうして?」 善子「あ、あの時はたまたま調子が悪くて…」コホコホ
千歌「よくわかんないけど…入ってくれるなら大歓迎だよ♡」
エマ「うんうん♪ヨハネちゃんがいたらもっと楽しくなるもんね♡」
果南「って言ってるけど…2人はどう?」
梨子「わ、私も賛成です…さっきはちょっとびっくりしちゃったけど…きっとその子良い子だと思うので…♪」
曜「私もいいよー?人数は多い方が楽しいもんね!」
善子「それじゃあーーこれからよろしくね?リトルデーモンの諸君♡」
パチパチパチパチ 善子 (ってーーなる予定だったのに!!)
善子 (あのマルちゃんって子にばっかり注目がいってヨハネのことは完全スルー)
善子「やっぱりヨハネってーー運が悪いわ・・・」ガックリ
善子 「ダンスの練習はしてるってクラスの子が言ってたし…うまくいかないってたかを括ってたのにあの渡辺曜までいるのよ?」
善子「こんなの…興味持つなって方が無理よ!!」
梨子「あ、あのーー」
善子「!!」
梨子「な、何か用ですか…?も、もしかしてこのピアノって勝手に使ったらいけなかったり…」プルプル
善子「嘘…ヨハネのこと見つけてくれるなんてーーもしかして…エスパーなの?」
梨子「え?そ、そんなのじゃないです!!」
善子「・・・そうなの」シュン
善子「まあ良いわーーヨハネを見つけてくれたお礼に‥あなた名前は?」
梨子「えっ?さ、桜内梨子です…///」
善子「・・・リリーと呼んであげるわ」 梨子「ええ?」
エマ「あれ?ヨハネちゃんだ〜♪」
曜「ヨハネ?…あっ!津島善子ちゃん!!」
千歌「知ってるの?」
曜「うん♪沼津のほうから来てるんだって」
梨子「そ、そういえば…沼津から来るバスのバス停で見かけるような?」
千歌「善子ちゃんか〜それなら……よっちゃんだね♪」
善子「よっちゃ……!?」
千歌「それにしてもーーよっちゃんって…」ジー
千歌「超高校級のかわいさだね♡」
善子「はあ?」
千歌「チカよりもすっごく大人っぽいし〜1年生だよね?全然見えない!!」
善子「そ、そうかしら///?」
エマ「ヨハネちゃん、スクールアイドルに興味ってないかな?」
エマ「前に断られちゃったけど…」
善子「あ、あなた…!天よりの使いじゃない…!!」 善子「ダ、ダメよ…!天よりの使いが私と一緒なんて…!!」
エマ「え〜?わたし…スクールアイドルのメンバーじゃないんだけどな」
千歌「スクールアイドル部のメンバーではあるけどね♪」
善子「・・・」
曜「どうなんだろ?よっちゃんがスクールアイドルって無理なんじゃないかな?」
エマ「どうして?」
曜「1番最初のバスで帰っちゃうみたいでクラスの子ともあんまり話さないって言ってて…きっとすごく忙しいんだよ!!」
果南「あーーそれだと厳しいかな?それとも、よっちゃんしっかりしてるし私や千歌みたいに家業の手伝いとか?」
善子「・・・・」フルフル
果南「あらら…拗ねちゃった?それじゃあ私もヨハネちゃんって呼ぼっか?」
善子「・・・」コクコク
曜「でも、確かに可愛いよね。千歌の言う通り曜なんかよりよっぽどスクールアイドルに向いてるかも!」
千歌「うぅ…やっぱりダメかなぁ?」
善子「ふっ…ふふ…仕方ないわねーーそこまで言うなら…」
キーンコーンカーンコーン
善子「!?」 千歌「わっ!!チャイムが鳴っちゃった!」
梨子「い、急いで教室に戻らないと…!!」バタバタ
曜「よーし!それじゃあ教室まで競争だ〜!よーい…ドーン!!」ダッ‥!
千歌「よーし!チカも負けないぞ〜♪」
果南「ほらほらエマも行くよ?」
エマ「ええっ!?でもまだヨハネちゃんが…」
善子「・・・行ってしまったわ…ああやっぱり私って運が悪いーー本当に地獄からの死者たる堕天使なのかも…それもこれもーーーヨハネが美しすぎるのがいけないの♪」ビシッ
善子「・・・?」
ピラッ
善子「・・この楽譜さっきの…リリーの忘れ物かしら?」
善子 (後で持っていってあげないと・・忘れないようにファイルに入れておくべきよね)ガサゴソ エマ (タイミングは逃しちゃったけど…千歌ちゃんのためにもAqoursのためにも1年生のみんなにも入ってほしいな〜)ポー
果南「エマ!」
エマ「はっ!?果南ちゃんどうしたの?」
果南「ずっとぼーっとしてたよ?授業終わってるのに♪」
エマ「ええっ!?そうだったの?ま、鞠莉ちゃんは?」チラッ
果南「鞠莉ならいつの間にか帰っちゃったみたいだねよっちゃんと一緒で鞠莉も帰るの早いんだよね〜」
エマ「そうなんだ…」
エマ (鞠莉ちゃんとももっとお話したいのにな〜)
曜「エマちゃん!!!」ガタンッ!
エマ「えっ?よ、曜ちゃん!?」
曜「曜のことだましたでしょ!!!」
エマ「えっ?えっ?なんのこと??」
千歌「よ、曜ちゃーん‥だからそれは勘違いっていうか…」
梨子「ち、千歌ちゃん…曜ちゃん待ってよ〜」
曜「スクールアイドル部なんてないじゃん!!」
果南「よーーう?」
曜「か、果南ちゃん…?」ビクッ
果南「私が朝言ったこと覚えてるかなー??」
曜「・・・・・あっ!」 曜「そ、そもそも曜が人数足りない中に飛び込んで行っちゃったんだった…あはは」
果南「全く…曜ったらそそっかしいんだから」
エマ「あはは…わたしは全然気にしてないよ?」
エマ「ねえ千歌ちゃん?」
千歌「なーに?」
エマ「スクールアイドルになる子あとどのくらい集めるの?」
千歌「んーーまだ決めてないけど‥μ'sみたいに9人は集められたら良いかなって♪」
梨子「うんうん!!そ、それなら…私が目立たなくて良いから…///」
千歌「えー!!梨子ちゃんはチカより凄いんだからセンターだよ?」
梨子「セ、センター!?わ、私が…無理だよぉ…///」
エマ「わたしも梨子ちゃんがセンターで踊るところ見てみたいな〜♡」
梨子「エ、エマちゃんまで…」
果南「まあ、そのためにはまず…歌詞と曲、それに衣装が必要なんだよね?」
千歌「うぅ…前途多難だよぉ…」 曜「それよりもまずは部活にしようよ!!」
曜「まずチームを作るって大事だって曜は思う!ドッジボールだってそうでしょ?団結だぁ〜!!」
千歌「でも、部活にするためには…」
エマ「どうしたの?」
果南「あ〜〜」
千歌「生徒会長のダイヤちゃんに許可を貰わないといけないのだ…」
エマ「ああ!そうだった!」
梨子「あ、あのダイヤちゃんって…?」
曜「あ〜梨子ちゃんはまだ知らないんだよね?この学校の生徒会長でいつも真面目で厳しい浦女のお嬢様だよ。」
エマ「いつも朝に放送をやってるよね♡」
梨子「実際に会ったことはないけど‥なんとなく分かった気がします・・いつも綺麗な声だなって思って朝から清々しい気持ちだったから…///」
千歌「えぇ〜?綺麗な声って言われると確かにそうだけど…チカとしては背中がぞわぞわっと…しちゃうのだ」
曜「分かるーなんか睨まれてるっていうかあの感じ…」
果南「こらこら2人ともダイヤが聞いたら悲しむぞ〜?」
ようちか「あはは…」
エマ「とにかく自家製パンだよ!千歌ちゃん!」
梨子「自家製パン…?」 果南「もしかして…直談判のことを言ってる?」
エマ「あっ、そうだったよ…やっぱり日本語って難しいね♪」
千歌「ふふふ……」プルプル
千歌「あはははは!!!」
梨子「ち、千歌ちゃん?」
千歌「エマちゃんありがと♪チカのことリラックスさせてくれたんだよね?」
エマ「え?」
曜「直談判と自家製パン…曜としては自家製パンの方が好き♪」ビシッ
千歌「よーし!こういう時はやってみなきゃ始まらない…だよね!」
千歌「ダイヤちゃんのところにレッツゴーなのだ♡」
エマ「お〜♪」
ー生徒会室ー
コンコン
ダイヤ「どうぞ」
千歌「し、失礼します…」ソー
エマ「失礼しまーす…」
ダイヤ「あら、千歌ちゃんにーーエマちゃん。どうかしたの?」
千歌「うぅ…」モジモジ
エマ「ち、千歌ちゃん…大丈夫!」コソコソ
〜回想〜
千歌「ということで…エマちゃん、チカが喋れなくなった時のために助けてほしいのだ」
エマ「うん、任せて♪」
千歌「良かったーエマちゃんがいたら安心だよね♡」 ダイヤ「ーーーどうしたの?…生徒会長って暇に思われることもあるけどーー意外と暇じゃないのよ?」
エマ「う、うん!ダイヤちゃんがいつも忙しいことはよく知ってるよ!!」コクコク
ダイヤ「あらーーあなたがそんなに私のことを見ててくれたなんて…意外ね♡」
エマ (こっちのダイヤちゃんも生徒会が忙しいんだね…そういうところは変わらなくてなんだかホッとしちゃった♪)
千歌「こ、これを受け取ってください!!」ピラッ
ダイヤ「・・・なにこれ?ーーーなるほどね、部活の申請書…」ジー
ダイヤ「スクールアイドル部…?」
千歌 (ひぇぇぇ…すっごくジーッと見てる…大事なところは梨子ちゃんや果南ちゃんに書いてもらったけど…雷が落ちませんように・・!)
ダイヤ「ーーいいんじゃない?」
千歌「や、やっぱりダメだよねー?あはは…チカってば……ほえ?」
エマ「?」
ダイヤ「スクールアイドル部ーーやってみれば良いんじゃない?」 千歌「いいの?」
ダイヤ「ええ」
千歌「‥夢じゃないよね?」ギュー
エマ「千歌ちゃん!夢じゃないよ!!」ギュー
千歌「ダイヤちゃん、本当の本当にいいの!?」
ダイヤ「もうーー良いって言ってるじゃない。それとも…スクールアイドルは浦の星にとって悪いものなのかしら?」
千歌「そ、そんなことない…です。」
ダイヤ「私としてはーー興味はないし、よく知らないけど…学校にとって悪いことでない活動なら却下する理由はないわ♪」
エマ「ありがとうダイヤちゃん♪」
ダイヤ「別にーー生徒会長としての職務を遂行してるだけよ♡」
ダイヤ「迷惑にならない程度に好きにしたらいいわ」
エマ「あっ、ダイヤちゃん!」
千歌「は、はーい!分かりました♪それじゃあダイヤちゃん失礼しました〜♡」
千歌「いくよエマちゃん!!」ズルズル
エマ「ま、待ってよ千歌ちゃーん!!?」 千歌「ということで!無事部活にしてもらえることになったんだ〜」
曜「おお〜!ダイヤちゃんって太っ腹〜」
果南「なんていうかダイヤらしいね♪」
梨子「ま、待って…はぁはぁ…な、なんで……話しながら…踊れてるの…!?」
エマ「曜ちゃん、千歌ちゃん上手だよ〜♡そこでターン!」
千歌「それ♪」クルッ
曜「よっ、こうだ!!」クルッ
果南「ほっ」クルッ
梨子「・・・え、えーい!」ステーン!
ビタン!
千歌「わっ!り、梨子ちゃん大丈夫〜!!?」
梨子「うぅ……やっぱり私ってばダメダメだよね・・」シュン
エマ「そんなことないよ?梨子ちゃんはみんなの中で1番ステップの順番を覚えてたもん♪」
エマ「もう少しテンポを落として…春が来たとかくらいのリズムでやってみよう?」
梨子「エマちゃん…♪」 千歌「今日の練習はここまでにしよ♪」
果南「そうだね、梨子ちゃんの身体の心配もあるしこのくらいで良いんじゃないかな?」
梨子「ご、ごめんなさい…」
曜「謝ることなんてないって!!梨子ちゃんだってちょっと特訓すればすぐに曜くらいになれるよ〜」
梨子「そ、それは無理だよ…」
??「あの……」
梨子「?」クルッ
善子「…これ、音楽室に忘れていたわよ。」スッ
梨子 (み、見られてた…よね?こけるとこ…だけじゃなくてもしかして楽譜の中も…///)カァァァ
善子「?」
ビュゥゥゥゥ
善子「ひゃっ!!?」
梨子「ひゃあ…!」
バサバサバサバサ
梨子「あっ!楽譜が…!!」
善子 (ああーーやっぱりヨハネっていけない子…ごめんなさい…!) 曜「よっと」パシッ
エマ「捕まえた♪」パシッ
千歌「わ〜!!逃げないでー!!」ガシッ
千歌「これ…梨子ちゃんのだよね?飛ばされなくて良かった♪」ニコニコ
梨子「千歌ちゃん…みんな…あっ、でも届けてくれたのは…あれ?」
エマ「どうしたの?」
梨子「さっきまで…よっちゃんがいたはずなのに?」
___
_____
善子「ふふ…堕天使は所詮孤高な存在ーー生まれながらの不幸もたくさんあったわ……こんな田舎で、特産品が苦手で…はぁ……」トボトボ
??「寂しそうな子はっけーん♪」
善子「だ、誰!?」
___
_____
千歌「よっちゃんが来てたってことは…もしかしてスクールアイドルに入りたかったのかな!?」
果南「千歌ってばポジティブすぎ♪でも、梨子ちゃんの忘れた楽譜を届けにきてくれるなんてほんと善い子なんだね」
エマ「うんうん♪名前の通り善い子だね〜♡」
??「あ、あの!!」 ルビィ「スクールアイドル部が始まったって本当ですか!?」キラキラ
エマ「あーー!ルビィちゃん♪」
千歌「本当だよ♡今日ダイヤちゃんにしょーだくしてもらったのだ♪」ニシシ
ルビィ「お、お姉ちゃんが‥?」
ルビィ「許してくれたんだ…」ボソッ
果南「それにしてもルビィが1人なんて珍しいね?マルはどうしたの?」
ルビィ「マ、マルちゃんは‥図書室に忘れ物をしちゃって…ルビィはマルちゃんを待ってるんです」
梨子「千歌ちゃん…この子は?」
千歌「あっ、梨子ちゃんは知らないよね?黒澤ルビィちゃん!ダイヤちゃんの妹だよ♡」
梨子「ええ!!?」
ルビィ「は、はじめまして…黒澤ルビィです」モジモジ
梨子「はじめまして…東京から転校してきた桜内梨子って言います…///」
ルビィ「東京!?」ズイッ
梨子「ひっ!?」
ルビィ「いいなぁ…秋葉原とアイドル劇場‥原宿に汐留、赤坂…アイドル劇場…音ノ木坂も…行き放題!!」キラキラ
梨子「わ、私…そんなに度々行ってたわけじゃ…///」
千歌「でも、音ノ木坂には」
曜「ほぼ毎日登校だったよね♪」
ルビィ「!?」 梨子「そ、そうだけど・・・」
ルビィ「あ、あの!!ルビィ…音ノ木坂の制服着てみたいんです…ダメ…ですか?」ウルウル
梨子「え、ええっ?」
果南「こらこらルビィ?梨子ちゃんが困ってるぞ〜?」
ルビィ「はっ…ル、ルビィってば、つい…ごめんなさい…」ペコリ
梨子「う、ううん!気にしないで?」
エマ「ねえ、ルビィちゃん!」
ルビィ「?」
エマ「ルビィちゃんもスクールアイドル部…入らない?」
ルビィ「……い、今なんて言いました?」 エマ「え?スクールアイドル部に入らないかって…」
ルビィ「ル、ルビィがスクールアイドルに…!!?」
ルビィ「・・・・・」
エマ「ル、ルビィちゃん?」
果南「フリーズしちゃった??」
ルビィ (ど、どうしよう…確かにーースクールアイドルは好きだけど…見てるだけでも幸せで…あの子みたいにかわいかったらきっと大丈夫だけど)
千歌「おーい、ルビィちゃーん?」フリフリ
ルビィ「ご、ごめんなさい!!ルビィ…は…その…アイドルは好きだけど…スクールアイドルにはならないと思うから…」ダッ‥!
千歌「あ〜!!ルビィちゃーん!」
エマ「お昼休憩に中庭で練習してるの〜!よかったら見にきてね〜?」
曜「むむむ…新メンバー募集もなかなか難しそうであります…」 ー善子sideー
鞠莉「ハーイ♪えっと…ヨハネよね?」
善子「な、なんで私の名を…!?」
鞠莉「んー大きい声で言ってたから♪朝、音楽室にいたでしょ?」
善子「ふふーーやっぱりヨハネって‥罪な子…その溢れる存在感を隠すことがーー」
鞠莉「そうじゃないのよ?マリーはただ音楽室から流れてくるピアノを楽しんでいただーけ♪」
善子「ぐっ…!あなた…浦の星の学生よね?ヨハネになんのよう?」
鞠莉「べつに〜?ただ寂しそうだな〜って思って思わず声をかけちゃっただーけ♡」
善子「・・・ヨハネは忙しいの、失礼するわ」クルッ
鞠莉「あっ、ヨハネ〜?」
善子「?」
鞠莉「伝えたいことがあるならちゃーんと素直に言ったほうが良いわよ♡マリーみたいに♪」
善子「・・・・肝に銘じておくわ」
鞠莉 (ふふーーなんだかエマっちたちを中心に面白いことが起きそうなよ・か・ん♡) ー十千万ー
千歌「ふわぁ…どーしよー!!衣装も曲もないよー!!」
エマ「ねえ千歌ちゃん。作詞…やってみない?」
千歌「で、でも…チカってバカだし…」
エマ「あのね、曲の詞って物語や気持ちを込めればいいんだよ?」
千歌「?」
エマ「千歌ちゃんが伝えたいことはなに?これまで見てきたもの…そんなことを言葉に込めたら自然と出来上がってくるんじゃないかな?」
エマ「それに始まる前から諦めるなんて千歌ちゃんらしくないよ♡千歌ちゃんは梨子ちゃんを信じてるんだよね?」
千歌「う、うん…」
エマ「わたしは千歌ちゃんのこと信じてるよ♡」
千歌「エ、エマちゃん…」ウルウル
千歌「わかった、チカやってみる!…やってみなきゃはじまらないだよね♪」
エマ「千歌ちゃん♡」 千歌「・・・・」カリカリ
エマ (千歌ちゃんすっごく真剣な表情…がんばれ♪)ソー
千歌「あっ!エマちゃん!!」ガタッ
エマ「どうしたの?膝枕してほしいの?」
千歌「うっ…それはしてほしいかも…じゃなくて、これ見てほしいのだ!」スッ
エマ「?」
しーあわせになろ?笑顔でLaLaLaLa〜♪
千歌「これ、お祭りの時だよね?」
エマ「だ、誰かが動画に上げてたんだね…びっくりだよ〜」
千歌「エマちゃん…すっごく歌が上手なんだね!!」
エマ「えへへ…そうかな?」
千歌「チカ最初に聞いた時ぽわーんってなっちゃった胸の中があったかくなるっていうか‥」
千歌「これってなんて歌なの?」
エマ「これはね?声繋ごうよって曲で…わたしの大好きな歌なんだ♪」
千歌「声…繋ごうよ・・」
エマ「誰かを癒してあげたいみんなで楽しく一緒に歌いたいってそんな気持ちがたくさん入ってて…大好き歌なんだ〜♡」
千歌「みんなで楽しく…」
千歌「エマちゃん!!一緒に歌おう♪」
エマ「いいよ♡それじゃあ…せーのではじめるね?」
エマ「せーの♪」
エマちか「〜♪」 ___
_____
エマ「・・・・」
エマ「はっ!?ここどこ〜?」キョロキョロ
エマ「あっ、もしかして。」
??「ご名答♪」
エマ「占い師さんやっぱりまた会えた〜♡」
占い師「もう、夢の中に現れるのも結構大変なんよ?」
エマ「やっぱりわたしは眠っちゃってるんだ。夢の中も見せてくれるなんてすごいゲームだよ〜」
占い師 (3度目の正直…!ウチに力を貸して)
占い師「あのねエマちゃんーー実は…」
エマ「?」
エマちゃんが本当のことを知るor夢から覚める
安価下3つ多い方で 占い師「エマちゃんのいるこの世界ーーゲームの中じゃないって言ったら信じる?」
エマ「えっ?それってどういうこと?」
占い師「エマっち…じゃなくてエマちゃんのいるここは普段いるエマちゃんの世界とは別の世界、パラレルワールドって言えばわかるかな?」
エマ「〜?」
占い師「‥ちょっと難しそうやね。とにかく今エマちゃんがいる場所にいるみんなはエマちゃんの知ってるAqoursのみんなではないっていうのは分かるよね?」
エマ「そうなの!ダイヤちゃんはですわって言わないし鞠莉ちゃんは理事長じゃないし…Aqoursに入る順番も確か聞いてたのとは違ったよ?」
占い師「そうそう、つまり…エマちゃんは起こりえた可能性の世界に迷い込んでしまったってことなんよ」
エマ「迷っちゃったって…それじゃあわたしここから出られないの?」
占い師「それはね?…カードによると……」ピラッ
占い師「物語を完結させることで帰れるって♡」
エマ「物語の完結って‥Aqoursを完成させるってこと?」
占い師「さあ?それはうちにも分かんないかな…♪」
パァァァァ
占い師「おや?そろそろお目覚めの時間みたいやね」
エマ「ま、待って!!まだ聞きたいこと…」
___
_____
エマ「・・・」ムクッ
エマ「わたしがいる場所は…ゲームじゃないんだ」 千歌「エーマちゃんどうしたの?」ジー
エマ「ち、千歌ちゃん?」
千歌「なんだか難しいこと考えてたみたいだけど…心配事?あっ、もしかして…チカが昨日うるさかったから良く眠れなかった?」
エマ「う、ううん!そんなことないよ?今日も1日頑張ろうね♡」
千歌「うん!!応援してくれるエマちゃんのためにも早くスクールアイドルとして活動したいな〜♪」ニコニコ
エマ (ふふ…千歌ちゃんってばやっぱり妹みたい♪うん…わたしはゲームじゃないとかパラレルワールドなんて関係ないよ)
エマ (この千歌ちゃんたちのことを助けてあげたい)
エマ (それでも大丈夫だよね?占い師さん?)
千歌「とにかく曲作りはチカと梨子ちゃんがなんとかしてみるから衣装を作れる子だれかいないかな…?」
千歌「制服で踊るわけにもいかないしいっしょうはじまらないよ〜」
エマ「!!」
千歌「あっ、今のはね〜衣装と〜」
果南「いやいや、説明しなくていいから」
エマ「果南ちゃん♪」
果南「おはよエマ♡」
エマ「あ、あのね!千歌ちゃん、果南ちゃん。」
ちかなん「??」
エマ「ルビィちゃんに衣装作り頼めないかな?」 千歌「ルビィちゃんに?」
果南「確かにルビィちゃんはお裁縫とか昔から好きだったけど…」
千歌「昨日逃げられちゃったよ?」
エマ「大丈夫!ルビィちゃん…スクールアイドルが大好きって気持ちはいっしょだもん」
果南「それじゃあルビィちゃんをもう一度誘ってみよっか♪」
千歌「うん!目指せ9人!!目指せμ's!」
エマ (あれれ?そういえば…ぱられるわーるどってことは…μ'sのみんなはどうしてるのかな?) ー3年生教室ー
エマ「ねえねえダイヤちゃん」
ダイヤ「何かしら?スクールアイドルに入れという話ならーー」
エマ「ち、違うよ〜そうじゃなくて…ルビィちゃんのことで…」
ダイヤ「ルビィーーわたくしの愚妹が何か迷惑をかけたのかしら?」
エマ「め、迷惑なんて!そんなことないよ?」
果南「エマはルビィちゃんのことで聞きたいことがあるんじゃないかな?」
エマ「そう!そうなの!」
ダイヤ「なるほど、そういうことだったのね。てっきり…他の人のプリンでも盗み食いしたのかと思ったわ…わたくし以外の人のをまさかね」
エマ「えっ?」
ダイヤ「ああーーなんでもないの。今のは忘れて?」
エマ「懐かしいな〜」
ダイヤ「えっ?」
エマ「わたしにも弟や妹がいてね?よくハンバーガーとか取り合いになったんだよ♪」
エマ「やっぱりどこのお家でもそういうのあるんだね♪」ニコニコ
エマ「それで最後にはわたしのハンバーガーをあげて仲直り♪」
果南「エ、エマー?ダイヤの言ってるのは少し違うような・・」
エマ「そうなの?」
ダイヤ「ふふ…♪」 ダイヤ「エマちゃんーーあなたやっぱり面白いわね♡」
エマ「そ、そうかな?」
ダイヤ「それでーールビィの何を聞きたいのかしら?生憎だけど…わたしもあの子のこと全て知ってるってわけじゃないわよ?」
エマ「ルビィちゃんってお昼休みどこにいることが多い?」
ダイヤ「なんだ、そんなことね。マルちゃんと一緒に図書室で本を読んでることが多いんじゃないかしら?」
エマ「図書室だね!ありがとう♪」ガタッ
ダイヤ「エマちゃんーーどこ行こうとしてるの??」
エマ「えっ?図書室だけど…」
ダイヤ「くすくすくす♡エマちゃんってば面白いわねーーまだ朝のHRも始まってないわよ?」
エマ「あっ…///」カァァァ
果南「ふふふ♪エマってば曜並の慌てん坊かも♪」
ダイヤ「もっともーー曜と違って時間は厳守してくれてるから良いのだけど♪」
エマ「あはは…気をつけます…」
エマ (あれ?)
鞠莉「・・・」ポー
エマ (鞠莉ちゃん・・一人で外を見つめてどうしたのかな?) ___
_____
エマ「ふぅ…」
エマ (国際交流学科の授業とは全然違うけどようやく慣れてきたよ〜)
果南「エマ〜今日も千歌と一緒に・・」
エマ「ごめん果南ちゃん!先に中庭に行ってて?わたしは寄るところがあるから!」タッタッタッタッ…
果南「おっけー♪今日のチカのお弁当はわたしが作ったんだ楽しみにしてて♪」
エマ「果南ちゃんが!?わぁ…楽しみ〜♡」
ー図書室ー
エマ「失礼しまーす」ガラッ
ルビィ「ねえマルちゃん…」
花丸「なあに?ルビィちゃん」
エマ「!」ササッ
ルビィ「ルビィね…スクールアイドル…やっぱりやりたい…って思ったの」 花丸「ふふふ、そうなんだ♪」
ルビィ「お、驚かないの…?」
花丸「マルは知ってるから、ルビィちゃんが昔からアイドルが大好きなこと、憧れてることも」
ルビィ「で、でもね…ルビィがスクールアイドルなんて変だよね?」
花丸「そんなことないよ?ルビィちゃんは覚えてる?マルが聖歌隊に入ろうとした時のこと」
ルビィ「う、うん…」
花丸「マルがお寺の子だからって辞めようと思ってたら…ルビィちゃんがじっちゃんやばっちゃんに話してくれて…」
花丸「マル…目立つのは嫌いだったけど…どこか心の底では歌ってみたい、自分を変えてみたいって思ってて…そんな気持ちを後押ししてくれたのがルビィちゃんだったんだ♡」
花丸「今度はマルがルビィちゃんの背中を押す番ずら♪」
ルビィ「マルちゃん…」ウルウル
エマ「うぅ…素敵な友情だね…」ウルウル
花丸「ずら!?」
ルビィ「エ、エマちゃん!?」 花丸「エマちゃん…ルビィちゃんのことをよろしくお願いします!」ペコリ
ルビィ「マ、マルちゃん!!」
花丸「ルビィちゃんはアイドルのことが大好きな子なんです。それにこんなに可愛いからぴったりずら」
エマ「ふふふ♪」
花丸「?」
エマ「わたしは花丸ちゃんも可愛いと思うんだけどな?」
花丸「ええっ!?マ、マルなんて…全然そんな…」
ルビィ「・・・たい」
花丸「?」
ルビィ「ルビィね…マルちゃんともスクールアイドルやりたい!」
花丸「ええ!?」
ルビィ「マルちゃんはルビィとスクールアイドルやるの嫌…?」
花丸「う、ううん…マルはルビィちゃんと一緒なら…でも……マルってなまっちゃうし、それに…目立つのは…」
ガラッ
ルビまる「?」
梨子「あ、あのね…」
エマ「梨子ちゃん?」 梨子「その……私も目立つのは苦手で…」モジモジ
梨子「で、できたら後ろの方で踊っておきたい…なんて思ってたの」
花丸「……」
梨子「それでも、千歌ちゃんは私に期待してくれて…良いよって笑ってくれて…」
梨子「それで作曲まで…これまでやったこともなかったのにやってみて……って何話してるんだろう私…///」
エマ「花丸ちゃんも同じなんじゃないかな?」
花丸「マ、マルは…」
ルビィ「マルちゃん…」
花丸「うん…!マルはルビィちゃんのためならやれるよ。だから…スクールアイドル始めてみます!」 エマ「やったあ!!よろしくねルビィちゃん、花丸ちゃん♡」
ルビィ「は、はい…!よろしくお願いします」
花丸「ルビィちゃん共々よろしくお願いします」ペコリ
エマ「それにしても…梨子ちゃんはなんで図書室に来たの?」
梨子「ま、前に見たときから…花丸ちゃんが気になってて…」
花丸「マ、マルが…///」カァァァ
梨子「あっ、違うの…!!変な意味じゃなくて…///」
梨子「私と…少し似てるかなって思って」
花丸「マ、マルが都会から来たお姉さまと似てるなんてーーー恥ずかしくて真っ赤になっちゃうーー♡」
ルビィ「マ、マルちゃーん??」
エマ「それで、ルビィちゃんってお裁縫が得意なんだよね…?」
ルビィ「は、はい…それなりにはできると思います…」
エマ「実は衣装作りが得意な子を探してて…やってみてくれないかな?もちろんわたしも手伝うよ♪」
ルビィ「・・・・ルビィでよければやってみます!」
エマ「本当!?良かったぁ〜♪千歌ちゃんもきっと喜ぶね♡」 ー中庭ー
エマ「千歌ちゃーん♪」タッタッタッ…
ルビィ「ま、待ってよエマちゃん…」
花丸「マ、マルたちを置いていかないで…」バタッ
エマ「ごめんね?わたしったらつい…」
曜「あっちゃー・・・花丸ちゃん大丈夫?」クイッ
花丸「は、はい!!!」
花丸「マ、マルは大丈夫です…///」
花丸 (ど、どどどどどうしよう…///マルが浦女のヒーロー曜ちゃんに助けてもらえるなんて…夢みたいです♡)
曜「?」
千歌「ワンツースリーフォー♪」
ルビィ「あれってもしかして!」
エマ「ダンスの練習だよ♪ルビィちゃんもやってみる?」
ルビィ「はい!!」
曜「んーー‥」
梨子「はぁはぁ…や、やっと追いつけたぁ…」
曜「あっ、梨子ちゃんもお疲れ様♪…んーー」
エマ「曜ちゃんどうかしたの?」 曜「この気配・・雨が降りそうな予感がする」
エマ「ええ?こんなに晴れてるのに‥?」
千歌「んー曜ちゃんが言うならそうなのかな?昔から海辺の天気予報が得意だったもんね♪」
千歌「果南ちゃーんプレイヤー片付けて〜!」
果南「了解♪」サッサッ…
千歌「それでそれで?2人はもしかして…」キラキラ
エマ「うん♪スクールアイドルやってくれるって♡」
ルビィ「い、衣装も担当するんだよね…?みんなの邪魔にならないように頑張ります」
花丸「マルも…足を引っ張らないよう頑張ります」
千歌「むぅ…2人ともせっかく可愛いのにもう少し自信持って良いと思うよ?」
ルビィ「ル、ルビィはそんな…マルちゃんの方が可愛いよ!!」
花丸「マ、マルよりもルビィちゃんの方が…」
果南「はいはい♪言い合いは後にして歓迎会の一環で片付けよっか♪」
ルビまる「は、はい!!」ピシッ
果南「そう堅くならないで?マルもルビィも昔からの知り合いなんだからね♡」
エマ「うんうん♪早く片付けてこれからどうするか一緒にお話ししよう♡」
花丸 (…お、お姉さまが‥頼りになるお姉さまがいっぱいいてマル……幸せです♡) ??「あ、あの‥」
千歌「ん?」クルッ
善子「ス、スクールアイドル…やっても…」ボソボソ
千歌「あー!!よっちゃんだ!」
善子「!!?」
千歌「練習見に来てくれたの?わー嬉しいな〜♪」
千歌「ねえねえよっちゃんから見てチカたちのダンスどうかな?」キラキラ
善子「そ、そうね…悪くないんじゃないかしら?」(…違うのよ!ヨハネはそんなことが言いたいわけじゃなくて…!)
エマ「・・・♪」ニコニコ
千歌「よーし…よっちゃんもそう言ってくれたことだし…」
ザァァァァァァァァァァ!
千歌「わっ!!!!」
果南「千歌〜!早くこっちの屋根の下に来て〜!」
千歌「はーい!!よっちゃんも早く…よっちゃん?」
善子 (ああーーわたしってば…なんでこんな時も神様に愛されてないのー?)
善子 (答えは簡単ーーヨハネは堕天使だから…でも、それで…)チラッ
千歌「よっちゃん!!」グイグイ
善子 (この人達を巻き込むことなんてできない…)
パシッ
千歌「えっ…?」 千歌「よ、よっちゃん…?」
善子「私のことは放っておきなさい」スタスタ
千歌「そっちに行ったら濡れちゃうよ!?」
善子「・・・・堕天使にはそれがお似合いなの」スタスタ
千歌「なにそれ…?全然わかんないよ!!よっちゃん!!!」
善子 (さようなら…少しだけ良い夢を見せてもらったわ千歌)スタスタ
ガシッ
善子「なっ…!?」
エマ「ふう…ヨハネちゃん?無理しちゃダメだよ?」
善子「は、離しなさい…!私は悪の堕天使なのよ!?」ジタバタ
善子 (なになに…!?)
エマ「こっちに来て♡」ズルズル 果南「はい、タオル♪」ポスッ
善子「・・・ありがと」
ルビィ「ヨ、ヨハネちゃん大丈夫…?」オロオロ
善子「平気よ。慣れてるから」
花丸「そ、それでもちゃんと拭かないと風邪ひいちゃうよ?」フキフキ
エマ「ねえヨハネちゃん♪」
善子「な、なに…?」ビクビク
エマ「さっき千歌ちゃんになんて言おうとしたか当ててもいい?」
千歌「ほえ…?」
エマ「スクールアイドルやりたいですって言おうと思ってたんだよね?」
千歌「!!!」
梨子「よっちゃんそうなの?」
善子「・・・そうよ」
千歌「だったらどうして〜!!?チカちょっぴり悲しかったんだよ!?」
果南「まあまあ千歌落ち着きなって」ポンポン
善子「・・・きこみたくなかったから」
千歌「?」
善子「千歌たちのこと巻き込みたくなかったから」 善子「私ってーーいつもこう。外に出れば雨が降ってそんな時に限って傘はないしーー」
善子「くじを引けばいつも外れ。大事な時に限って転ぶしーー勝負事は絶対負け」
善子「だ、だから…こんな私がスクールアイドルやったって…」ポロポロ
ルビまる「・・・」ポロポロ
善子「な、なんで!あなたたちが泣いてるの!?」
ルビィ「だって…ヨハネちゃんが可愛そうなんだもん…」
花丸「そうだよ…自分が不幸だからって…やりたいことを我慢するなんて!!」
エマ「ねえーーヨハネちゃん?」
善子「な、なによ…」
エマ「スクールアイドルやってみない?」
善子「は、話聞いてた!?ヨハネは堕天使でーー不幸で…あなたたちにも危害が…!」
エマ「千歌ちゃんはどう思う?」 千歌「よっちゃん」
善子「な、なによ…」
千歌「今日も傘忘れちゃった?」
善子「…持ってきたけど、落としちゃったわね」
千歌「そっか…」
千歌「それじゃあ‥チカと一緒に相合傘できちゃうね♡」
善子「えっ…?」
千歌「チカと一緒に帰っていっぱいお話ししようね♪」
曜「ふふふ…こうなった千歌は長いよー?」
梨子「そうだね…♡」
善子 (・・・なによ…この子たち…)
ルビィ「ルビィもヨハネちゃんとスクールアイドルできたら嬉しいな…」
善子 (ヨハネが不幸な子なんてーー全然気にしてないみたい) エマ「ヨハネちゃん♪」ニコニコ
エマ「ヨハネちゃんはどうしたい?ヨハネちゃんの素直な気持ち…聞かせて?」
善子「・・・わ、私は…」
善子「私もスクールアイドルやりたい…!きっと不幸でみんなに迷惑かけちゃうかもしれないけど…それでも…こんな私で良ければ…よろしくお願いします」ペコリ
千歌「・・・や」
千歌「やったぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ようりこ「ち、千歌ちゃん!?」
千歌「これでもっともっとスクールアイドルが楽しくなるよね♡」ニコー
千歌「よろしくねよっちゃん♪」
善子「ぐっ…まあ良いわ。それで…あなたたちのグループってなんて名前なのーー?」
千歌「・・・あっ」 千歌「あ〜それは…その〜」
ヨハまルビィ「・・・?」
曜「そういえば曜も聞いたことなかったかも」
果南「あはは…実はまだ決めてないんだよね」
千歌「もーー!!なんで言っちゃうの果南ちゃん?」
果南「ええ?だって本当のことだし…」
エマ「お、落ち着いて千歌ちゃん?それなら今決めたらいいんじゃないかな?」
千歌「ええっ…でも…」
果南「・・そう言われてもねえ…」チラッ
曜「・・・あっ、そういえば…」
エマりこ「??」
曜「千歌ってばね…小さい時にドッジボールの大会でつけたチーム名がおにぎりーずだったんだよ♪」 梨子「お」
エマ「おにぎり?」
果南「そうそう♪それで歌の発表会の時はいるかーず♪」
千歌「わわわ!!曜ちゃん、果南ちゃんやめてよ〜///」
エマ「・・・」ポカーン
エマ「子どもらしくて可愛いね♡」
千歌「ぁぁぁぁぁ!エマちゃんもいじめるのだ〜!」
エマ「えっ?そ、そんなつもりじゃ…」
千歌「梨子ちゃ〜ん…都会から来たセンスでチカのこと助けて〜」ギュゥゥ
梨子「そ、そんなこと言われても…///リーダーなんだし…千歌ちゃんがつけた方がいいと思うんだけど…」
千歌「うぅ……そうだ!!」
ルビィ「?」
千歌「前にエマちゃんが言ってた…アクアなんてどうかな!?」
果南「アクア‥水のことだよね?」
曜「海の近くの学校の私たちにぴったりだね♪賛成♡」 千歌「・・・ルビィちゃんたちはどうかな?」
ルビィ「ル、ルビィもいいと思う♪」
花丸「マルも賛成です♡」
善子「いいえ…まだダメよ」
エマ「ええ!?」
千歌「そ、そんな〜〜〜」
善子「素敵だけどグループ名としてはおしゃれな感が足りない……英語で書いてAqua・・」キュッキュッ
曜「よ、よっちゃんってもしかしてお洒落さん?」
果南「唯一の沼津住みだもんね。私たちとは感性が違うんだよ」
善子「・・私たち…oursと掛け合わせて…」ブツブツ
善子「・・・これでどうかしら?」ピラッ
Aqours
千歌「‥これって?」
善子「これでアクアって読むのーーどうかしら?」
エマ (わぁぁぁ…♡) 千歌「す……」プルプル
千歌「すごい…!すごいよ!よっちゃん!!」
千歌「チカには全然思いつかなかったよ〜♡」
善子「ふっ…ま、まあね?」
千歌「あっ、でもエマちゃんはこれで良かった?最初に案を出してくれたのエマちゃんだったのに…」
エマ「わたしは大丈夫♡とっても素敵な名前だと思うな♪」
千歌「そっか♪」
曜「Aqoursだけど…アクア?」
果南「よーう♪難しく考えなくていいんじゃない?」
梨子「私も…すごく良い名前だと思う♡ありがとうよっちゃん♪」
善子「ふ、ふふ…このヨハネの力を持ってすればーーとうぜんなのよ♡」
千歌「それじゃあ今日から…私たちはAqoursだ〜!!」
7人「おー!!」
エマ (わたしの知らなかったAqoursのみんなの物語…ここから始まるってワクワクしちゃうよ♡) ___
_____
エマ「・・・・」カキカキ
エマ「できた♪」
エマの日記
今日はAqoursってグループ名が決まったよ♪
ヨハネちゃん、ルビィちゃん、花丸ちゃんの3人が入ってくれて合計7人で千歌ちゃんは大喜び♪
ヨハネちゃんと一緒にバス停まで歩いてる間千歌ちゃんはずっとヨハネちゃんに話しかけていて2人とも笑顔で見てるこっちも笑顔になったよ。
ダイヤちゃんと鞠莉ちゃんはどうしたらAqoursに入ってくれるのかな?
エマ「…ふう」
エマ (・・・弟や妹たちには電話が繋がるし…何もおかしいことなんてないみたいに接してくれてる)
エマ (でもーーあの子や同好会のみんなとの記録はなくて……ちょっと寂しいな)
エマ「1ヶ月以上経ってるけど…みんな大丈夫かな…?」 千歌「ばあ♪」
エマ「わっ!千歌ちゃん!?」
千歌「エマちゃんどうしたの?そんなに暗い顔して…寂しくなっちゃったの??」
千歌「もし、そうならいつでも言って!チカがいっ〜ぱい寂しくないように一緒にいてあげるから♡」
エマ (千歌ちゃん…)
エマ「ううん♪大丈夫だよ。千歌ちゃんにはいつもたくさんのものをもらってるから♪」
千歌「えー?チカ何にもあげてないよ〜?」
エマ (なんでだろう…ダイヤちゃんと鞠莉ちゃんのことは不安だけどーー)
エマ (この千歌ちゃんと一緒にいたら大丈夫って気がしてくるの♡)
千歌「あっ!エマちゃん!!お風呂空いたから使って良いってお母さんが♪一緒に入ろ〜♡」ギュー
エマ「やったあ♡千歌ちゃんと温泉なんてエモエモだよ〜♪」
千歌「あはは!エマちゃんってば大げさ〜♪」 ___
_____
エマ「・・・ふわぁ…」
エマ「あれれ?ここって…」キョロキョロ
占い師「やっほーエマちゃん♡」
エマ「占い師さん!!」
占い師「ここで一つ問題です」
エマ「?」
占い師「エマちゃんの前に赤いハンカチと紫のハンカチがあってどちらか一つもらうことができます。さあてどっちを取る?」
エマ「え?ええ?」
占い師「にしし…♪」
エマ「こ、これって…間違えたら上から粉が降ってきたり…」
占い師「いやいやしないよ?」
エマ「そ、それじゃあ…スライムが落ちてきたり…!?」ドキドキ
占い師「それもないから!簡単な心理テストみたいなもの答えてみて?」
エマ「うーん……どっちかな?」
赤or紫
>>171 前作の感じから行くとダイヤルートか鞠莉ルートかの選択か エマ「うーん…それじゃあ赤!」
占い師「オッケー♪赤を選んだあなたの運勢は…むむむ…」
エマ「?」
占い師「近くにいる人といざこざに巻き込まれてしまうかも…ラッキーアイテムは携帯電話♪」
エマ「いざこざ?」
占い師「あっ、いざこざって言うのは小さな争いってことやね」
エマ「へえ〜全然知らなかった!占い師さんありがとう♪」
占い師「いいんよ♪おっと…そろそろ時間みたいやねまたね〜♡」フリフリ
エマ「占い師さん元気でねー♪」フリフリ
エマ「・・・ふわぁ…」ムクリ
ザザーン サー
千歌「Zzzzz…」
エマ「ふふふ♪今日も良い1日になりそう♡」 果南「やっほーエマ♪あれ?千歌は?」
エマ「あはは…それが…」
果南「寝坊して忘れ物…それもスクールアイドル用の練習着を忘れるなんて…」
エマ「きっと授業には間に合うって言ってたんだけど…」トコトコ
果南「全く‥せっかくダイヤから部活として認めてもらえたのに…まあ何かあったらダイヤと交渉だね♪」
エマ「うん♪」
ダイヤ「ーー私を呼ぶ声がしたけど何か用かしら?」
果南「わっ、おはようダイヤ」
ルビィ「か、果南ちゃんエマちゃんおはよう…」
エマ「ルビィちゃんおはよう♡あれ?今日は花丸ちゃんは一緒じゃないの?」
ルビィ「マルちゃんは図書委員会で朝に用事があるみたいで…」
ダイヤ「全くーーそれなのにあなたは寝坊…お姉ちゃん恥ずかしいわ?」
ルビィ「うぅ…ごめんなさい」
ダイヤ「まあ良いわ?わたくしは生徒会室で書類整理をしないといけないのーー失礼するわ」スタスタ ルビィ「うぅ…」プルプル
エマ「だ、大丈夫?ルビィちゃん?」
ルビィ「お姉ちゃん…いっつもルビィに厳しいんだ。ルビィのこと嫌いなんだ…」
エマ「そ、そんなことないよ!ルビィちゃんはこんなに可愛いんだよ?そんな妹がいたら嫌いになるはずないよ!」
果南「エマもルビィも落ち着こ?そういえばルビィに頼んだ衣装って今どうなってるの?」
ルビィ「・・・!」ピクッ
果南「あっ、ごめんごめん。そんなにすぐにできないよね?」
ルビィ「えへへ♪デザインはできたよ♡」ペラッ
果南「うわ…///」
エマ「わあ〜〜♡」
ルビィ「ど、どうかな…?」
エマ「可愛い!!すっごく良いよ!ルビィちゃんって衣装デザインが上手なんだね〜♡」ナデナデ
ルビィ「えへへ…♡エマちゃんありがとう♪ずーっとこんな衣装があったらいいのにって考えてたんだ」
果南「ふ、フリフリなスカートに…おっきなリボン…////これ着るの?」
ルビィ「うん!まだ…完成形ではないし作れるかも分かんないけど…」
エマ「大丈夫!ルビィちゃんならきっとできるよ♡わたしもできることは手伝うからね♡」ナデナデ
ルビィ「ふふふ…♪エマちゃんって優しいーーエマちゃんがお姉ちゃんだったら良かったのに♡」 エマ「えっ?」
ルビィ「な、なんでもないよ?ルビィ少し図書室に行ってマルちゃんの様子を見てこようかな」タッタッタッ…
エマ「ねえ、果南ちゃん今のって‥果南ちゃん?」
果南「/////」プシュ-
エマ「わっ!?真っ赤になっちゃった!!?だいじょーぶ?」パタパタ
果南「あ、あははは…ありがとエマ‥♪分かってはいたけどいざ見てみると…やっぱり恥ずかしいね」
エマ「?」
果南「エマは何とも思ってないの!?あ、あんな短いスカートに可愛らしいリボンだよ?!」
エマ「果南ちゃんが着たら似合うと思うよ?」
果南「なっ…///」
エマ「〜♪」
果南「エマや千歌ならともかく私や曜みたいなタイプは結構抵抗ある…かも」
エマ「えー?」
果南「でも、スクールアイドルなんだもんね。それも慣れって感じで頑張ってみるよ♡」
ガラッ
鞠莉「ハーイ2人とも♪シャイニー?」 エマ「マリーちゃん!?」
果南「珍しいね鞠莉が自分から私たちに話しかけてくるなんて」
鞠莉「ふふふ♪それはマリーだってそういう時もあるわ♡というよりも…私がそういう人間って果南なら知ってるでしょ?」
果南「ああ…まあ確かにそうかもね…」
エマ「どうしたのマリーちゃん?もしかしてスクールアイドル部に入ってくれるの!?」
鞠莉「ノンノン♪前にも言ったでしょ、スクールアイドルなんてお遊戯みたいなものでしょ?」
エマ「そ、それは違うよ!!」
果南「エ、エマ?」
鞠莉「エマっち?」
エマ「スクールアイドルはみんな全力で…頑張って…キラキラしてて…!!お遊戯なんかじゃないもん」
鞠莉「Oh・・ソーリーエマっちの好きなものを否定したってわけじゃないのよ?ただマリーとしての印象を言っただけなの♪気に障ったならごめんなさい♡」
エマ「・・・」プクー
果南 (エマが怒ってるところ初めて見たかも)
鞠莉「それよりもマリーからのプレゼントは気に入ってくれた?」 本日はここまでで早い安価レス協力ありがとうございます 個人的には紫だったけど前作見てから安易に決めれなくなった オリジナルが何を指すのか知らんけどG’s版はアニメ版のような
本人に何度指摘されても善子呼びするような意地の悪いことはしないでヨハネorよっちゃん呼びしかしない そっちじゃなくてリリーとか千歌とか呼んでる方
かなりG's口調を再現できててすごいなって思うけどその分違いが気になって そっちの方か
確かに善子の千歌梨子に対する呼称は千歌ちゃん梨子ちゃんだから違ってるな エマ「プレゼント?」
鞠莉「そうそう♪とーってもキュートなプレゼント♡」
果南「?」
鞠莉「あら??もしかして…ピーンと来てない感じ?ヨハネよ?」
エマ「ヨ、ヨハネちゃん!?」
果南「もしかして…鞠莉が交渉してくれたの?」
鞠莉「そーそー♪…と言いたいけど、マリーはただ心の蓋を開けてあげただけよ?」
エマ「?」
鞠莉「日本の子って〜素直になれない子が多いと思うの♪そんなのつまんないじゃない♡」
エマ (かすみちゃんとか真姫ちゃんも素直じゃない時はあるけど…)
鞠莉「やりたいことは〜素直にやりたいって言えば良いのよ☆マリーみたいに♪」ウインク
果南「あはは…誰しもが鞠莉みたいにはなれないと思うなぁ‥ていうかウインクうまいね?」
鞠莉「えーー?そうかしら?…ふふーん♪マリーは笑顔とウインクなら誰にも負けない自信があるもんね♡もちろんそれ以外でもだけど」 果南「むう…私もウインクもう少し上手くできるようにならないとね…」
エマ「果南ちゃんならできるよ♪一緒にがんばろ?」
果南「ありがとエマ♪エマにそう言ってもらえると不思議とできそうな気がしてくるね」
エマ「マリーちゃん、ヨハネちゃんがAqoursに入るきっかけを作ってくれてありがとう♡」ニコッ
鞠莉「気にしないで♪マリーの気まぐれよ」
エマ「・・・いつかマリーちゃんともAqoursできたらいいのにな〜」
鞠莉「うーん…考えておくわ☆」
エマ「本当!?」
果南 (あーこれは…絶対検討もしないやつだね)
ダイヤ「みなさんーー座ってください」
ガタッ
エマ (す、すごい…!ダイヤちゃんの一声でクラスのみんなが座っちゃったよ)
ダイヤ「今日はーー生徒会長として大事な話がーー」ペラペラ
エマ (こんなまとめる力があって…綺麗な声をしてるのにスクールアイドルをしないなんてもったいないよ!…なんてあの子なら思うんじゃないかな♡)
ダイヤ「エマちゃんーー」
エマ「は、はい!!」ガタッ
ダイヤ「上の空だったわ♡さっきわたくしがなんて言っていたかーー教えてもらえるかしら?」
エマ「え、えっと……」
エマ「た、体育祭のお弁当はちゃんと用意してね!!」
ドッ!
鞠莉「あははは…!!エマっちってば面白ーい♪」
果南「エ、エマ……それは流石に…!!」プルプル
ダイヤ「ふふふーーエマちゃんってば食いしん坊さんね♡」ニコッ
エマ「はぅぅ…///」
ダイヤ「でも、少し正解よ?3年生は実行委員としてーー体育祭で余興をしなければならなくなったから…何をするか案を考えておいてね?」
エマ「はーい!」
ダイヤ「ふふ、いいお返事♪そういうところーー好きよ♡」ニコッ
エマ (こっちのダイヤちゃんって‥怖いイメージが強かったけどこんな顔もするんだーーやっぱり優しいダイヤちゃんだよ・・♡) キーンコーンカーンコーン
エマ「ふぅ…」ノビー
果南「よし、エマ部室にいこっか?」
エマ「あっ、まって!!それよりもマリーちゃんが…あれ?」
コツゼン
エマ「なんでー?さっきまでいたのに‥」
果南「あはは‥鞠莉って究極の自由人だから」
エマ「うぅ〜マリーちゃんともお話ししたいのに」
果南「エマってーー鞠莉のこと好きなの?」
エマ「えっ?」
果南「やけに鞠莉とそれと…ダイヤにも拘ってる感じがするけど?」
エマ「そ、そうだったかな?」
果南「・・・・」ジー
エマ「か、果南ちゃん!今は部室に行こう♪」
果南「まっそうだね♪」
ー部室ー
千歌「無事部室!獲得なのだ!!」
千歌「あっ、今のはね〜?」
果南「千歌〜?説明しなくてもいいよー?」
善子「そうよ…千歌ちゃんってばーーダジャレばっかりで…ヨハネ風邪を引いちゃうわ」
千歌「わわっ…ごめんねよっちゃん?」
エマ「あれれ?ヨハネちゃん…今千歌ちゃんって…」
善子「・・・///」
善子「もはやヨハネとAqoursの間にしがらみはないわーー同じ仲間なら…このくらい良いでしょ?」 果南 (ははーん…ヨハネちゃんは上の子をちゃんって付けて呼ぶのが恥ずかしかったわけだ♡)ニヤニヤ
善子「な、なによーーヨハネのことそんなに見つめて…ヨハネの美しさに見惚れちゃった?」
果南「別に〜?ヨハネちゃんは可愛いな〜って♪」
善子「なっ…///」
エマ「うんうん♪さすがは超高校級の可愛さだよ〜♡」
ルビィ「あ、あの…」ガチャッ
花丸「ぶ、部室はここで合ってるよね…?」
曜「大丈夫だよマルちゃん!!ちゃんと千歌ちゃんも果南ちゃん、エマちゃんもいる!」ビシッ
エマ「みんな〜♪良かったちゃんと来てくれたんだ♡」
曜「梨子ちゃんは日直で遅れるみたいであります!」
千歌「そうなの…でもーー梨子ちゃんも周りの子をしっかり頼るようになって…遠慮が少しずつなくなってるみたいでチカ嬉しい♡」
ルビィ「あ、あの!これ…まだ考えてる途中なんだけど…」ピラッ
千歌「ーーーわあ♡なにこれ…すっごい!!!本当のスクールアイドルみたい!!」
果南「いやいや、スクールアイドル部だし…スクールアイドルだよね?」
花丸「マルはやっぱりーールビィちゃんならできるって信じてたよ♡」
曜「どれどれ…?」ソー
曜「うわあああああー!!!!・・・///めっちゃ恥ずかしい…」 善子「へえ…ルビィって意外と良いセンスしてるのねーー♪」
ルビィ「・・でも、まだ足りないところがあるような気がしてヨハネちゃんの意見を聞いてもいいかなぁ…?」
善子「ふふーーこのヨハネのセンスに意見を求めるなんて良い判断♪地獄の漆黒を…」
ルビィ「・・・」ウルウル
善子「冗談よ、ヨハネなりに協力するわ♡」
ルビィ「わあ…ありがとうヨハネちゃん♡」
エマ「・・・」ニコニコ
花丸「千歌ちゃん!マル…マルは…!」
千歌「わっ‥!チカの書いた歌詞…どうだった?」
花丸「感動しちゃったずら‥」
千歌「本当!?」
花丸「うん!千歌ちゃんのスクールアイドルにかける想いがとっても溢れてて本の1ページみたいだったよ♪」
千歌「えへへ…賢いマルちゃんにそんな風に言ってもらえるなんてチカーー感激だよ〜!」ギュー
花丸「わわっ!千歌ちゃん…///」 千歌「でもーチカってバカだから…マルちゃんにもっと良い言葉があるって思ったら教えて♪」
花丸「マ、マルで良ければ…」
エマ「・・・」ニコニコ
梨子「お、遅れちゃってごめんなさい!!」ガラッ
果南「おつかれさま梨子ちゃん♪曲の方はどうかな?」
善子「・・梨子っち」ボソッ
梨子「り、梨子っち…?」
善子「・・・///梨子ちゃんの作る曲がどんなものになるかヨハネも楽しみだわ!」
梨子「???」
梨子「わ、私…何かしちゃった…!?」
果南「気にしないで良いよ♪あれはヨハネちゃんなりの……うーん・・?」
果南「とにかく悪いことじゃないから気にしないで?」
梨子「は、はい…」
エマ (Aqoursって名前も決まって…メンバーも7人になってみんなもっといきいきしてる♡)
エマ (・・これなら大丈夫かな?)
エマ「ねえ、みんな?」
7人「?」
エマ「聞いてほしいことがあるの」
梨子「エマちゃんどうしたの?」
エマ「あのねーーダイヤちゃんを…Aqoursのメンバーに入れてみないかな?」 ルビィ「えっ…」
曜「ダイヤちゃんを!?」
花丸「ダイヤちゃんが…スクールアイドル‥♪」
エマ「放送の時の綺麗な声とダイヤちゃんがふとした時に笑った顔ってすごく可愛いんだよ♡スクールアイドルにぴったりじゃないかな?」
千歌「んーー…確かに放送の時は綺麗な声だなーって思うし…ありかも!!」
果南「ちょ、ちょっと待って?ダイヤは生徒会長の仕事だけじゃなくて…日頃の琴や生花、書道の稽古とかもあって…忙しいんじゃないかな?」
梨子「そ、そんなにやってるんですか…?」
善子「・・・悪魔級の忙しさね」
花丸「ヨハネちゃん‥それってすごいの?」 千歌「チカは言ってみても良いと思うけど…やってみなきゃ始まらないって♡」
エマ「千歌ちゃん……!」パァァァ
ルビィ「む、無理だよ…お姉ちゃんと一緒になんて‥」
千歌「ルビィちゃん…μ'sは好き?」
ルビィ「えっ…?う、うん…」
千歌「だったら!ルビィちゃんもやってみようよ♡出発〜♪」グイッ
ルビィ「わっ…千歌ちゃん待ってよー!!」
エマ「〜♪」
タッタッタッ…
梨子「ル、ルビィちゃん大丈夫かな…?」
花丸「ダイヤちゃんは優しいお姉ちゃんだからーーきっと大丈夫だよ♪」
果南「んーー…」
曜「今は曜たちでできることをやろうよ!あっ…帽子がお揃いだねよっちゃん♪」
善子「・・シルクハットって言いなさいーー」
曜「あっ、そういえば…曜もよっちゃんって呼べるよね♡よっちゃんコンビだ〜!!」
善子「私なんかと同じで…嫌じゃないの?」
曜「?」
曜「嫌じゃないよ!!」ペカー
善子「ふふ…ありがとう♡」
曜「??」 今日はここまでで
>>184さんの指摘ですが善子ちゃんの千歌呼びは2人の間の多少の距離感を出そうと入れたものになります。リリー呼びは失念していました指摘していただきありがとうございます。 リリーは勘違いしやすいよね
呼称の初出がG’sなのは確かだけどその記事をよく読むと善子が梨子に対して呼びかけてるわけではないっていう ー生徒会室ー
コンコン
ダイヤ「あら…?こんな時間に誰かしらーー?どうぞ」
千歌「おじゃましまーす!!」
エマ「失礼します♪」ペコリ
ダイヤ「あらーー千歌ちゃんにエマちゃんどうしたの?」
ヒョコ
ルビィ「うぅ…」
ダイヤ「…ルビィもいたのね。どうかしたの?もしかして千歌ちゃんたちに何か迷惑をかけたのかしら…」
ルビィ「ち、違うもん!!」
エマ「ルビィちゃんにはお世話になってるよ♡」
ダイヤ「・・・それはどういうことかしら?」
千歌「ダイヤちゃん、単刀直入に言うんだけど…Aqoursに入ってもらえないかな…?チカたちどーーしても人手が必要で…」
エマ「わ、わたしからもお願い!!ダイヤちゃんと一緒にスクールアイドルできたらきっと楽しいと思うの」
ダイヤ「・・・・」 ダイヤ「それはーーーわたくしが黒澤家の娘かつ浦の星女学院の生徒会長と知っての提案かしら?」
千歌「う、うん!!」
エマ「や、やっぱりダメだったかな…?」
ダイヤ「私はお琴やお花…その他色々なお稽古があるの。そして見ての通り生徒会長としての活動ーースクールアイドルには興味もないし割く時間もあるとはいえないの」
ダイヤ「そんなわたくしがスクールアイドル?ーーありえないわ」
エマ「で、でも!ルビィちゃんと姉妹でスクールアイドルできるんだよ?ルビィちゃんだって黒澤家の子どもだよ?」
ダイヤ「・・・?」
ダイヤ「ルビィ…あなたがスクールアイドルを?」
ルビィ「…」
ダイヤ「あなたーー男性が怖いのに本当にそんなことがーーできるの?大体あなたは昔から……」
ルビィ「・・・・!」
ルビィ「もう良いよ」 ルビィ「ルビィ…スクールアイドルが大好き」
ルビィ「千歌ちゃん、エマちゃんが誘ってくれて本当に嬉しかった…」
ルビィ「でも、やっぱりお姉ちゃんは……お姉ちゃんはルビィのことを否定する。」
千歌「ル、ルビィちゃん落ち着いて!!」
ダイヤ「・・・・」
ルビィ「マルちゃんが妹ならよかったのに…って言ってたのもルビィ知ってるもん・・」ポロポロ
ルビィ「お姉ちゃんはルビィのことが嫌いなんだ!!……ルビィだってお姉ちゃんのことなんて大っ嫌い!!」バタン! タッタッタッタッ…
千歌「わっ、ルビィちゃんちょっと待ってー!!」タッタッタッ…
ダイヤ「はぁ……」
エマ「ダ、ダイヤちゃん大丈夫…?」
ダイヤ「平気よーー私がこのくらいで堪えるなんて有り得ないから」 エマ (そう言って…表情はとっても寂しそうだよ…)
ダイヤ「見苦しいものを見せてしまったわねーー今は1度お引き取りいただいてもよろしいかしら?」
エマ「えっ、でも……」
ダイヤ「スクールアイドルの話ならーーお断りさせてもらうわ。わたくしがスクールアイドルなんて…それこそ有り得ないもの」
___
_____
ー部室ー
果南「それで急にルビィちゃんが帰っちゃったんだね」
梨子「び、びっくりしちゃった…いきなり泣きそうな顔をしたルビィちゃんが出て行っちゃって…わ、私が引き止められたら良かったんだけど…」
善子「とんでもないわね…ダイヤちゃんってば…私の友達のルビィを泣かせるなんてーーこれは私の地獄の炎に…」ブツブツ
花丸「マル…その時からダイヤちゃんみたいなお姉ちゃんがいたら幸せって思ってたけど…きっとダイヤちゃんはルビィちゃんのこと大好きだと思うの」
善子「そうなの?…私は2人のことよく知らないからなんとも言えないけど…」 千歌「うぅ…チカがルビィちゃんを無理やり連れて行ったのがよくなかったのかな…?」
エマ「千歌ちゃんのせいじゃないよ!わたしが…一人でダイヤちゃんを説得できたらよかったのに」
果南「こらこら、2人とも自分を責めるの禁止」ハグッ
果南「こうしたら少しは落ち着くんじゃないかな?」
梨子「はわわ…///」プルプル
エマ「ありがとう果南ちゃん♡」
千歌「はあ〜果南ちゃんの腕の中は落ち着くのだ…♪」
果南「取り敢えず今日は一旦解散して…また明日ルビィの様子を見てみよっか」
善子「・・・私お見舞いに行こうかしら」
エマ「それならわたしも…!」
果南「ヨハネちゃんもエマもがまんがまん。今はルビィちゃんを1人にしてあげよ?」
ヨハエマ「はい…」シュン‥ 千歌「あれ?そういえば曜ちゃんは?」
花丸「曜ちゃんなら千歌ちゃんたちが戻ってくるよりちょっと前に…お手洗いに…」
ガチャ
曜「やばい…やばいよ!!」
エマ「どうしたの曜ちゃん?」
曜「ついさっき…千歌たちがどうなったかなーってこっそり生徒会室を覗きに行ったんだけど…」
___
_____
曜 (静かだけど…もう終わっちゃった?でも、何か聞こえるし……ちょっとくらい良いよね?)
曜「・・・」チラッ
ダイヤ「〜♪」スッスッ
曜「!!!?」
___
_____
曜「ってダイヤちゃんが…」
花丸「日舞の練習なのかな?」
果南「でも…案外」
エマ「スクールアイドルに興味を持ってくれたのかな…?」
千歌「・・・・」プルプル
梨子「ち、千歌ちゃん?」
千歌「よしっ!!!」
梨子「ひゃっ!?」
千歌「これってーーまだ脈ありってことだよね♪」
千歌「よーし!まだまだチカは諦めないぞ〜♡」
エマ (千歌ちゃんも諦めてないもんね…うん!わたしも!!) ー帰り道ー
エマ「とは言っても…どうしたら良いのかな?」
千歌「エマちゃんにも妹がいるんだよね?」
エマ「うん♪たまにケンカもするけど…ルビィちゃんたちみたいな感じにまではならなかったよ」
果南「時間が解決してくれるのを待つっていうのもありだと思うけど‥」
千歌「それじゃあラブライブに間に合わないよ〜!!」テクテク
果南「マルがダイヤにそれとなく聞いてくれるようには言ってたけど…」テクテク
千歌「ダイヤちゃんが素直に答えてくれるかわかんないもんねー」
梨子「・・ルビィちゃんは」
エマ「?」
梨子「やりたいことがあっても我慢してたのかな…?」
エマ「それってどういうこと教えて梨子ちゃん?」
梨子「ま、前に聞いたんですけど…ルビィちゃんのお家…かなり厳しくてテレビとかも見られる番組が決まってるみたいで…」
エマ「ええ!?そうなの?」 梨子「はい…だからアイドル番組とかも全然見れなかったみたいで」
梨子「何もやりたいことなんてなかった私とは逆にルビィちゃんはやりたいことを我慢してきたのかなって…」
千歌「じゃあ…やっぱりダイヤちゃんが味方になってくれた方が良いと思う」
果南「千歌?」
千歌「チカも‥スクールアイドル始める時は不安だったけど…お姉ちゃんみたいな果南ちゃんやエマちゃんがいてくれたから乗り切れたから」
千歌「そういう人が身近にいるって心強いと思うもん♪」
エマ「えへへ…千歌ちゃんそんなふうに思ってくれてたんだ…///」
果南「なんだか恥ずかしいね・・千歌がやりたいって言うから付き合っただけなんだけど」
千歌「ふふふ♡」
梨子「・・・・」シュン
千歌「あー!!!もちろん梨子ちゃんも頼りにしてるし!心強いよ♡」
梨子「ほ、本当…?」プルプル
千歌「うん♡曲も少しずつできてきたし…チカのこと助けてくれてありがとう♡」
梨子「・・・うん!」
エマかな「〜♪」ニコニコ
エマ「あれ?あそこにいるのは…」ジー ルビィ「うぅ…」プルプル
千歌「ルビィちゃんがうずくまってる!!」
梨子「お腹が痛いのかな…?」
果南「んーー?」
子犬「キャンキャン!!」フリフリ
ルビィ「ワ、ワンちゃんさん…こっち来ないで…」
果南「もしかして…犬に怯えてる?」
エマ「あんなに可愛いのに?」
梨子「で、でも‥犬に怯えてるルビィちゃんも…可愛い…♡」
千歌「って!助けなきゃダメだよ!!ワンコも歩けば棒こっちんって言うもん!」
果南「…なんだか色々と間違ってる気がする」
エマ「待って千歌ちゃん!」ガシッ
千歌「わっ!な、なにするのエマちゃん!?」
エマ「しー」
千歌「・・・?」
ルビィ「・・うぅ…お姉ちゃん助けて」
エマちかなん「!!!」
梨子「・・やっぱりルビィちゃんって…」
エマ「ダイヤちゃんのこと嫌いではないんだよ…だって…姉妹なんだもの」 カランカラン
エマ「?」
サッ
子犬「キャンキャン♪ハッハッハッ…」
ルビィ「あっ…良かった。行ってくれたよぉ…」
ルビィ「ワンちゃんさんバイバイ…」ペコリ
千歌「良かったぁ…それにしてもいきなり棒が転がってくるなんて本当にラッキーだね♪」
果南「いやいや、さすがに今のは自然じゃないんじゃないかな?」
千歌「えー?そうかな?」
梨子「わ、私もあれは…自然にってよりは誰かが投げたような気が」
エマ「・・ダイヤちゃんだ」
千歌「えっ?」
エマ「今、そこの茂みにダイヤちゃんがいたのわたし見たよ!」 果南「ええ、本当に?」
エマ「本当!あの後ろ姿は絶対ダイヤちゃんだった!」
梨子「それじゃあ…遠くからルビィちゃんを見守ってたのかな?」
千歌「ん〜〜!!!なんでなんで!?出ていって助けてあげたらいいのに」
果南「あはは…さすがに今の状況じゃそれは難しいよ」
エマ「・・・」
千歌「エマちゃん?」
エマ「あっ、ううん!なんでもないよ?」 ー十千万ー
千歌「ねえーーエマちゃん。」
エマ「なあにチカちゃん?」
千歌「ぎゅーってしてもらっても…いい?」
エマ「勿論いいよ♡おいでおいで〜♪」
千歌「わーい♪」ピョーン
モッギュー
千歌「えへへ〜エマちゃんってとっても優しい香りがするのだ〜♡」
エマ「ふふふ♪急にどうしちゃったの?」
千歌「お姉ちゃんってなんなのかな〜って考えてたの」
エマ「?」
千歌「チカには2人お姉ちゃんがいるんだけど‥年が少し離れてて…気がついたら果南ちゃんがお姉ちゃんって感じだったの」
エマ「へえ〜♪だから果南ちゃんはあんなに千歌ちゃんと仲良しなんだね♡」ナデナデ
千歌「うん!!でもね?血の繋がったお姉ちゃんたちのこともチカは好きなんだ♪お菓子とかたくさんもらってきてくれるし」
エマ「・・・」シュン
千歌「それにね!!エマちゃんも新しいお姉ちゃんでスクールアイドルが大好きでチカのこと分かってくれるから〜だーい好き♪」
エマ「千歌ちゃ〜ん♡」ギュゥゥゥ
千歌「エ、エマちゃーん…苦しいよお〜」
エマ「ご、ごめんね!!」パッ
エマ「さっきの千歌ちゃんがとっても可愛くて…わたし、千歌ちゃんのためならなんでもできちゃいそうだよ〜♪」
千歌「!!!」 千歌「エマちゃん!」ズイッ
エマ「ど、どうしたの千歌ちゃん?」
千歌「今…なんていった!?」
エマ「えっ?な、なんでもできちゃいそうって…」
千歌「・・・・閃いたのだ!!」
千歌「にしし…♪エーマちゃんちょっと耳貸して〜?」
エマ「なあに?」
千歌「・・・・・」ゴニョゴニョ
エマ「ええっ!??そんなことしちゃって…」
千歌「しーー今日はお客さんがいる日だから静かにしないとダメなの…」
エマ「あっ…そうだったねごめんなさい…」
千歌「にしし‥それじゃあ…」
エマ (えっ…ど、どうしよう?もしかして千歌ちゃんわたしに悪いことさせたり…?それはさすがに止めないと)
ゴロン
エマ「?」
千歌「膝枕してほしいな〜♡」
エマ「ふふふ、おやすいごようだよ♡」 ー黒澤家ー
ダイヤ (・・・・・)
お姉ちゃんのことなんて大っ嫌い!!
ダイヤ (分かってる…分かってるわーーわたくしとあの子は違う花なの‥)
ダイヤ (でもーー)
わたしのおねえちゃん。4年1組黒澤ルビィ
ダイヤ「なんて…もうずいぶん昔のことなのよねーー」
ダイヤ「ルビィーー起きてるかしら?」スーッ
ルビィ「Zzzzz…」
ダイヤ「寝てる…そうーーよね。スクールアイドルがどういうものかは未だに分からないけど…あの子なりに真面目にやってるのよね」
ダイヤ「わたくしは・・どうするべきなのかしらね」ピシャッ
ルビィ「・・・Zzz…お姉ちゃんのバカぁ…Zzzz」 ー翌日ー
ダイヤ「はぁ…」
ダイヤ「私が確認した時にはーーあのルビィが既にお布団から出て食事も済ませた後だったなんて」
ダイヤ (これは徹底的に嫌われた…かもしれないわね)
ダイヤ「ダメねーーわたくしは…黒澤家の人間‥それに生徒会長として…弱音なんて吐けないわ♡」
ピラッ
ダイヤ (あらーーー可愛らしい封筒に…中には手紙のようなもの…ラブレターかしら♡わたくしもーー素材が良いからそういったものをもらうことはあるけど…)チラッ
黒澤ルビィは預かった
無事に返して欲しければ
一人で体育館まで来い 明日が早いためここまでで止めます。
いつも見てくれるみなさんありがとうございます! そういえば2次創作でもダイヤ加入のための勝負は見たことなかったかも ダイヤ (ーーこの学校に不審者が…!?)
ダイヤ「いえ、それはないはずよ…だけどーー」
ダイヤ「あの子に…もしものことがあるのは嫌ね」カッカッカッ
ー体育館ー
ダイヤ「こんな気持ちで体育館を開けることになるなんてーー考えてもみなかったわ」チラッ
ダイヤ「・・・・あら?この字…どこかで見たような」
ガラッ
??「よく来たのだ!!」
ダイヤ「・・・やっぱりあなただったのねーー千歌ちゃん」 千歌「えっ、ええーー!?な、何でバレてるの?」
エマ「お、落ち着いて千歌ちゃん!!深呼吸しよ♪」
千歌「わ、分かった!…すーはーー」
ルビィ「ねえエマちゃん♪もう一回歌を聴かせて♡ルビィ…エマちゃんの歌大好き♡」
エマ「ほんと!?ありがとうルビィちゃん♡」ナデナデ
ルビィ「えへへ…♪」
ダイヤ「ーーこんな達筆に書かれた脅迫状…ふと考えたらあなたくらいだもの♪」
千歌「えっ?チカってば・・普段から旅館のお手伝いしてるからかな〜?」
エマ「千歌ちゃんの字…とってもきれいだったよ〜♪」
ルビィ「ル、ルビィもそう思う!」
千歌「も〜2人ともそんなに褒められてもおまんじゅうしか出ないよ〜??」
ルビエマ「わぁ……♡」
ダイヤ「何をーーやっているの??」
千歌「はっ!?チ、チカってばいけないいけない…ダイヤちゃん!ルビィちゃんは人質になったのだ!」
ダイヤ「ふぅん‥スクールアイドル部はそんなことを平気でやるのねーー見損なったわ」 ダイヤ「今度審議にかけて・・活動停止にしてしまおうかしら?」
千歌「えっ…!?」
ルビィ「千歌ちゃん大丈夫…?」
ダイヤ「だいたいーー暴漢ならともかく‥あなたたちがルビィを人質にとってどうしようというのかしら?」
エマ「・・・勝負!!」
ダイヤ「?」
エマ「日本では大切なプライドをかけた決闘があるんだよね?だから…ダイヤちゃんと千歌ちゃんで決闘をしてほしいの」
ダイヤ「エマちゃんーーそれは古来の話よ?」
ダイヤ「それにーー勝負をするにしても私にメリットはないんじゃないかしら?」
千歌「それは違うよダイヤちゃん!」
ダイヤ「・・・?」 千歌「もし、チカたちが勝ったら…ダイヤちゃんにスクールアイドル部に加入してもらいます!」
ダイヤ「あらあらーーまさかそのためにルビィを人質に…?くすくす♪破天荒なところがあるのねーーエマちゃんにチカちゃん」
エマ「もしも千歌ちゃんが勝負に負けたら…」
ルビィ「・・・・」ゴクリ
千歌「スクールアイドル部は解散!チカたちはダイヤちゃんの生徒会のお仕事をお手伝いするよ!」
エマ「ええ!?」
ルビィ「ち、千歌ちゃん!?」
千歌「?」
エマ「そ、そんなこと言っちゃって良かったの?」コソコソ
千歌「大丈夫大丈夫♡」
ルビィ「で、でも…そこまでしてお姉ちゃんをスクールアイドル部に入れなくても…」プルプル
ルビィ「ルビィ…お姉ちゃんに嫌われてるし…ルビィよりお姉ちゃんはアイドルみたいだから…きっとルビィはいらない子になっちゃう」
エマ「ルビィちゃん」
ルビィ「?」
エマ「それは違うよ?」 ルビィ「えっ…?」
エマ「ルビィちゃん…前にワンちゃんに吠えられてたことがあったよね?」
ルビィ「・・うん」
エマ「あの時、ダイヤちゃんは陰から助けてくれてたんだよ?」
エマ「本当にルビィちゃんのことが嫌いなら助けたりしないよね?」
エマ「今もこうしてルビィちゃんのことが心配だったから来てくれたんだから…ね?」
ルビィ「で、でも…お姉ちゃんが入ったらルビィ…」
エマ「ルビィちゃん、スクールアイドル…好き?」
ルビィ「・・うん!」
エマ「ルビィちゃん…身体はちっちゃいけど衣装への拘りやスクールアイドルが大好きって気持ちはお姉ちゃんに負けてないよ♡」
エマ「それにとってもかわいい!」
千歌「きゅーっと抱きしめたくなっちゃうよね♡そんな可愛いさ♪」
千歌「あっ、今のはね〜?きゅーとと〜可愛いを英語にしたー」
エマ「cuteをかけたダジャレ!!友達も言ってたよ♡」
千歌「え〜!?本当?その友達すっごくチカと気が合うかも♪」 ルビィ「・・千歌ちゃん、エマちゃん…ありがとう…♪」ボソッ
エマちか「??」
ルビィ「ううん、なんでもないよ♪」
ダイヤ「・・・全くーーわたくしは帰らせてもらうわ」ツカツカ
千歌「ええ〜!?勝負は!?」
エマ「決闘見られないの…?」
ダイヤ「あなたたちのおふざけに付き合ってる暇はないのーールビィ…あなたももう少しーー」
ルビィ「逃げるのお姉ちゃん?」
ダイヤ「・・・」ピクッ
ルビィ「それはそうだよね〜」
千歌「ちょ、ちょっとルビィちゃん?」
ルビィ「千歌ちゃんもエマちゃんもーールビィのとっても頼りになる大好きなお姉ちゃんだもん♪」
ルビィ「ルビィのことが嫌いなお姉ちゃんが勝てるわけないもんね」
ダイヤ「ーーーー」
千歌「そ、そうだそうだー!!」
千歌 (もーここまできたらどうにでもなるようになって…!!) ルビィ「それに!!」ピラッ
ダイヤ「?」
ルビィ「お姉ちゃんがルビィのこと助けてくれなかったら…こんな衣装だって着ちゃうもん!!」
エマ (あのデザイン画…見せるのわたしがやるはずだったのに・・)シュン
ダイヤ「何ーーこの破廉恥な衣装‥」
千歌「黒澤家の子としてはまずいんじゃないかな〜?」
ダイヤ「・・・・・そうね。」
ダイヤ「分かったわーーーその勝負受けさせてもらうわ」
千歌「やったあ!!!」
ダイヤ「それにしても…ここまでわたくしをバカにするなんてーー負けたらどうなるか分かっているのかしら?」ニコニコ
千歌「ひっ…」プルプル
ルビィ「エ、エマちゃん…」プルプル
エマ「2人とも大丈夫大丈夫♡」ポンポン
ダイヤ「・・・・」
ダイヤ「それでーー勝負の内容はどうするのかしら?」 千歌「え、えーーっと…」
エマ「・・・千歌ちゃん!?」
ルビィ「も、もしかして…決めてないんじゃあ…?」
ダイヤ「ーーふふ♪勢いだけで私に向かってくるなんてーーそういうのは無謀というのよ?」
千歌「そ、そんなわけないのだ!!」
千歌「勝負内容は…ずばり…これなのだ!!」
1.カルタ 2.スクールアイドル曲当て対決 3.ストップウォッチコンマ対決
以上より選択
下6レスより多いルートに入ります。 千歌「ストップウォッチコンマ対決なのだ!!」
ダイヤ「ーーなにそれ?」
エマ「??」
千歌「ルールは簡単だよ!このストップウォッチ・・」スッ…
エマ「あー!それってランニングでタイムを測るために千歌ちゃんが買ったものだよね?」
千歌「そうだよ♡このみかんのマークが可愛くてお気に入りなのだ!」
ルビィ「た、たしかに可愛いね…ルビィもそんなアイテム欲しいかも」
千歌「えへへ〜今度チカと一緒に買いに行く?」
ルビィ「いいの!?」
千歌「もちろん♡」
ダイヤ「・・・説明を続けてくれないかしら?」
千歌「・・はっ!?コホン…ルールは簡単!このストップウォッチのタイマー機能で…コンマ?の数字が大きかった方が勝ち!」
ダイヤ「なるほどね。シンプルなルールだけど‥すぐに勝負がつきそうで良いと思うわ♡」
エマ「千歌ちゃん…」コソコソ
千歌「なーに?」
エマ「どうしてその勝負にしたの?」
千歌「・・悔しいけどダイヤちゃんは生徒会長でなんでもできるお嬢様」
千歌「体力しか取り柄のないチカだけど…下手な勝負だと負けちゃうかもしれないから…運にかけたんだ♪」
ルビィ「う、運なの!?」 千歌「そうだよ?」
ルビィ「ええ…大丈夫なのかな」
ダイヤ「ふふーー私の力量を見極めて…運の勝負に持ち込んだのは賢い選択ね♡」
千歌「・・やったあ!!ダイヤちゃんに褒められた♪」
ダイヤ「ーーーでも」
エマ「?」
ダイヤ「覚えておきなさい?黒澤家に相応しいのは…勝利のみという言葉があるのよ」
ルビィ「・・・」
千歌「と、とにかく始めるのだ!!先行は…」
ダイヤ「ちょっと待って?」
千歌「?」
ダイヤ「当然だけどーー勝負はフェアが大事だと思うわ。1度で決めるのではなくて…3回勝負にしてもいいわよ?」
千歌「・・・」
エマ「ど、どうしよう千歌ちゃん?」
千歌はどうする?
>>234
1回勝負!orそれなら…3回勝負にしようかな? 千歌「チカは一回で決めるのだ!」
ダイヤ「そうーーそれなら…負けないように祈っておくことね」
ルビィ「千歌ちゃん…勝って…!でも、千歌ちゃんが買ったらお姉ちゃんが…」
ギュッ
ルビィ「…?」
エマ「大丈夫♪きっと千歌ちゃんがなんとかしてくれるよ!」
千歌「よーしそれじゃあ…!」
ダイヤ「私がーー先行をもらっても良いかしら?」
千歌「いいよ?」スッ
ダイヤ「ふふーー子供の遊びのようだけど…勝負と考えると心がたぎってしまうわ♡」ピッ
___
_____
ダイヤ「・・・今ね」カチッ
ダイヤさんのタイム
>>安価下コンマで決定 ダイヤ「65ねまあまあってところかしら?」
千歌「・・!?」
ルビィ「ってことは…千歌ちゃんが勝つには66以上!?」
エマ「大丈夫…千歌ちゃんならできるよ!」
千歌「・・・」プルプル
ダイヤ「ふふーーわたくしってばそれなりの運も持ち合わせてるみたいね♡さあ?千歌ちゃん、あなたの運も見せてみて♪」
千歌 (大丈夫…エマちゃんもそう言ってくれるもん…!チカはAqoursのリーダーなんだ…!)
エマ (千歌ちゃん…)
千歌 「ルビィちゃんのためにも絶対…ぜーったい勝つのだ!」ピッ
千歌 (神様ーーお願いーー)
千歌 (本当にいるなら…チカはお年玉だって我慢するから…どうか勝たせて!!)カチッ
エマ「け、結果は…?」ドキドキ
ルビィ「うぅ…目を開けたくないよぉ…」
ダイヤ「さあーー千歌ちゃんの記録を見せるのよ♪」
千歌ちゃんのタイム
安価下コンマ 千歌「・・・ろくじゅう……」
エマ「9?」
ルビィ「ろ、69・・・って…65より大きいよね?」
ダイヤ「なっ…」
千歌「っていうことは…やったぁぁぁ!!!チカの勝ち!」ピョーン
エマ「やったね千歌ちゃん!!」
千歌「エマちゃん!チカやったよ♪」
ダイヤ「ーーーそんな…わたくしが負けるなんて・・」
ダイヤ「有り得ないわーー」
千歌「ダイヤちゃん?恨みっこなしだよ?約束は〜」
ガバッ!
千歌「わっ!?」
ダイヤ「…そうねーー負けは負けだし、約束だもの。不本意だけどーースクールアイドル部に入部させてもらうわ」
ルビィ「お、お姉ちゃん…」
エマ「良かった♪わたし…ダイヤちゃんもスクールアイドルに…Aqoursに入って欲しかったの♪」
ダイヤ「ふふ…私がアイドルなんてーーあなたも変わってるわねエマちゃん」 ダイヤ「でもーーあの衣装はどうかと思うわよ?」
エマ「あ、あれは‥」
千歌「ダイヤちゃんに勝負してもらうために描いてもらったやつだから着ないよ?」
ダイヤ「なっ…///」カァァァ
ダイヤ「ふふ…」
千歌「いや〜〜あれはさすがにやりすぎって思ってだけど…押し通したよっちゃんってすごい!やっぱり都会の子だねー」
ルビィ「と、都会は関係ないんじゃぁ…?」
エマ「あはは‥」
ダイヤ「ふ…ふふふふ」
千歌「ダ、ダイヤちゃん‥?」
ダイヤ「このわたくしを騙すなんてーー千歌ちゃん。あなた以外と策士なのね?」
千歌「そ、それほどでも〜〜?」
ダイヤ「ふふふふ…私を騙した罪…いずれ償ってもらわないとダメよ?」
千歌「うぅ…ルビィちゃん助けて〜!!」
ルビィ「ええっ?!ルビィには無理だよぉ…」
エマ「あっ、作詞をする千歌ちゃんだけに!!」
ダイヤ「ーー作詞?」
エマ「千歌ちゃんはスクールアイドルとして歌う歌を作ってるんだよ♪」 ダイヤ「へえ…面白いことをやってるのね」
千歌「それほどでも〜あるのだ!」
ダイヤ「それならーーわたくしも作詞を手伝っても良いかしら?」
千歌「へっ?」
ルビィ「!?」
ダイヤ「・・・スクールアイドル部の目標はよく分からないけど確か大会なのよね?」
エマ「そうだよ!…ラブライブ…?だったよね?」
千歌「そうそう!!チカたちもμ'sを目指しちゃお〜って♪」
ダイヤ「ふふ…なるほどねーー私…勝負と名のつくものは譲れないのー」
千歌「あはは…」
エマ「でも、今は花丸ちゃんが歌詞を持ってるんだよね?」
千歌「あっ!そうだった!!てんさくちゅーなの」
ダイヤ「マルちゃんがーー?ふふ…マルちゃんもスクールアイドルなんて…面白いこともあるものね♡」
ルビィ「・・・・」ムクー ダイヤ「あら、そろそろ時間ね」クルッ
エマ「ダ、ダイヤちゃん!!また放課後に来てくれるよね?」
ダイヤ「私は約束は守るわ。心配しなくても大丈夫よエマちゃん♡」
ルビィ「・・・・」
ダイヤ「・・ルビィ」
ルビィ「は、はい!!」
ダイヤ「・・・帰ったらお父様が外出してる間あなたの持ってるスクールアイドルの映像ーー見せてもらえるかしら?」
ルビィ「えっ…?」
ダイヤ「ーーわたくしは…あなたのように可愛くないしアイドルのこともよく知らないわ」
ダイヤ「色々ーー教えてくれるわよね?」
ルビィ「・・・・うん!!!」 ルビィ「お、お姉ちゃんが…ルビィのこと認めてくれた…?」プルプル
ルビィ「ゆ、夢じゃないよね‥?どうしよう…ルビィ死んじゃうのかな…!?」
ギュー♡
エマ「夢じゃないよルビィちゃん♪」
千歌「そーそー!って言っても…チカもダイヤちゃんにあっさり勝てたから夢を見てる気分♪」
ルビィ「こ、これなら…もしかしてお姉ちゃんのアイスを勝手に食べても怒られないかも!」
エマ「え〜!?それはダメだよルビィちゃん」
エマ「いくら可愛いルビィちゃんでも食べる前に食べても良い?ってダイヤちゃんに聞かないと」
ルビィ「ええっ…?だから今まで怒られてたのかな…?」シュン
千歌「アイスを愛すルビィちゃん…あっ、今のは〜〜」
果南「説明しなくて良いから」ポスッ
千歌「果南ちゃん!?」 果南「聞いたよ千歌?ダイヤがスクールアイドル部に入るんだって?」
千歌「えー!?なんで知ってるの?」
エマ「果南ちゃん…もしかしてエスパー!?」
果南「いやいや、知ってるも何も…ダイヤとすれ違った時に‥」
___
_____
ダイヤ「あら、果南ーー」
果南「ん?どうしたのダイヤ?顔が少し赤いけど?」
ダイヤ「・・・なんでもないわーーそれより…」
果南「?」
ダイヤ「よろしくねーー同じ部の仲間として」
果南「!?」
___
_____
果南「って直接本人から聞いたんだ♪」 本日はここまで
コンマ対決接戦勝ちになるとは思いもよらなかったです ー授業中ー
エマ (ダイヤちゃんがAqoursに入ってくれて嬉しいな♪)
エマ (あとは…)チラッ
鞠莉「〜♪」
エマ (鞠莉ちゃんが入ってくれたら良いんだけど…どうしたらいいのかな?)
鞠莉「どうしたのエマっち?」
エマ「えっ!?」
鞠莉「マリーの顔をじーっと見つめて…マリーの顔に何かついてる?」
エマ「え、えっと…」
鞠莉「なーんて冗談よ♪マリーのことが気になって仕方がないのよね♡」
ダイヤ「鞠莉ーー授業中だから静かにしないとダメよ?」
鞠莉「えー?自習中だし誰にも迷惑かけないくらいのボリュームなのに?」
ダイヤ「そういう問題じゃ…」
果南「まあまあダイヤ?鞠莉も迷惑はかけてないだし…見逃してあげたら?」
ダイヤ「もうーー…果南がそういうなら今回は見逃すわ」
ダイヤ「それに…」
鞠莉「?」
ダイヤ「今日は特別な日だからあまり怒りたくないの」
鞠莉「特別な日?バースデーとか??」 ダイヤ「・・・それは」
エマ「ダイヤちゃんは今日からスクールアイドル部に入ってくれたんだよ♪」
ダイヤ「ちょ、ちょっとエマちゃんーー」
果南「まあまあ。隠すことでもないんだし…それに生徒会長がスクールアイドルなんて曜がなった時と同じくらい噂になるんじゃないかな?」
ダイヤ「だからって…」
鞠莉「ぷっ……あはははは!!!」
鞠莉「あれだけスクールアイドルになるのを拒否してたのに結局入っちゃったの?とっても面白いわね♡」
ダイヤ「・・・・約束をして、負けた以上は仕方ないのよ」
鞠莉「ふーん♪」
ダイヤ「それでーーエマちゃん、私は放課後に部室に行けば良いのよね?」
エマ「う、うん!千歌ちゃんたちとAqoursのみんなのこと紹介するね♪」
ツンツン
エマ「?」
鞠莉「エマっち〜」
鞠莉「今日はマリーと遊ばない?」
エマ「ええ!?」 鞠莉「ほら〜前に言ったでしょ?マリーとエマっち日本人じゃないものどうしよろしくって♡」
エマ「う、うん」
鞠莉「それなのにエマっちとあんまり話せてないのもマリーとしてはよくないと思ったの!」
エマ (ど、どうしよう…ダイヤちゃんたちとの練習もあるし…)
エマ「部活が終わってからじゃダメかな?」
鞠莉「え〜?エマっちはマリーよりも部活が大切なの?」
エマ「そ、それは比べられないよ〜」
果南「エマが押されてる…」
ダイヤ「はあ…鞠莉の気まぐれにも困ったものね」
エマ (ど、どうしよう…鞠莉ちゃんに入ってもらうためには…こっちの鞠莉ちゃんのこともっと知りたい気もするけど、せっかくダイヤちゃんが入ってくれたんだから…部活にも出たいよ〜)
ダイヤ (・・・これはーー究極の2択ね♡)
エマちゃんはどうする?
鞠莉ちゃんと遊ぶorダイヤさんと部活
安価下3つ多い方で エマ「それじゃあ…鞠莉ちゃんと遊ぼうかな?」チラッ
果南「わかった、練習の方は私に任せてよ。エマの教えてくれたステップ完璧にできるようにしとくからさ♪」
ダイヤ「あら…エマちゃんは私よりも鞠莉を取るのね‥」
エマ「あわわ…そういうことじゃなくて…ダイヤちゃん」
ダイヤ「ーー冗談よ♡」
エマ「ほっ…良かった」
鞠莉「それじゃあ放課後はマリーと過ごしましょ?」
エマ「うん!よろしくねマリーちゃん♪」
エマ (少しでもこっちのマリーちゃんのことが知れたらいいな) ー放課後ー
千歌「エーマーちゃん!!部活の時間だよ♪」ガラッ
鞠莉「あら?この子は確か…」
千歌「わっ!!ま、また外国の子なのだ…」
エマ「あっ、鞠莉ちゃんこの子は高海千歌ちゃん!わたしを泊めてくれてるの♪」
千歌「チカです♪チカっちって呼んでね♡」
鞠莉「OKチカっち♡私は小原鞠莉。マリーって呼んでくれていいわよ?」
千歌「マ、マリー?」
千歌「・・・鞠莉ちゃんじゃダメかな?」
鞠莉「〜♪マリーとしては…マリーって呼んでくれた方が嬉しいけど‥千歌が呼びやすいように呼んでくれたら良いわ♡」
千歌「あー!!チカのことチカって呼んだ!」
鞠莉「ふふっ♪お互い様よ♡」ニコニコ
千歌「それもそうだね♪」ニコニコ
エマ「千歌ちゃんごめんね?今日はわたしマリーちゃんと用事があって…部活には出れないの」
千歌「えーー!そんなぁ…」シュン 千歌「・・・」ジー
鞠莉「?」
千歌「マリーちゃんってよく見たら…すっごく綺麗!!大人びてるっていうか…髪の毛もサラサラでエリーチカみたい!!」
鞠莉「???」
千歌「そうだ!チカと一緒にスクールアイドルやってください!!」
千歌「そうしたら今日もエマちゃんと遊びつつエマちゃんが部活に出られるから〜♪一石二鳥なのだ!」
鞠莉「ソーリー♪お断りさせてもらうわ☆」
エマ (千歌ちゃんが誘っても断られちゃった〜)
千歌「ええっ!?なんでー!?」
千歌「あっ…そっか。よく考えたらお互いのこともよく知らないし…これじゃあ最初の梨子ちゃんの時と一緒だよね」ブツブツ
鞠莉「スクールアイドルには〜ロックが足りないの☆マリーは激しいのが好きなの♪」
鞠莉「それに〜エマっちも聞いてると思うけどスクールアイドルってお遊戯みたいなものじゃない?」
千歌「ぐぬぬぬぬ…そんなことないもん」
鞠莉「と・に・か・く♡エマっちは借りていくから〜♪チャオ〜」フリフリ
エマ「わっ!鞠莉ちゃん引っ張らないで〜〜」 ー船乗り場ー
鞠莉「ふう…ここまで来ればOKかしら?」
エマ「マリーちゃん‥やっぱりスクールアイドルダメかな?」
鞠莉「・・鞠莉って呼んでもいいのよ?」
エマ「えっ?」
鞠莉「とっさに呼ぶ時はマリーじゃなくて鞠莉って呼んでるでしょ?呼びやすいように呼んでくれたらマリーは大丈夫だから」
エマ「う、うん。それじゃあ…鞠莉ちゃん♪」
鞠莉「OK♪」
エマ「ねえ、質問してもいいかな?」
ザーーー
鞠莉「あら、迎えの船が来たみたい♪続きはその中で聞くわ♡」 ー船内ー
鞠莉「ここなら話してもOKよ♪」
エマ「大きな船だね…これ鞠莉ちゃんの?」
鞠莉「そうよ♪これなら見失うことがないってパパがね…本当過保護よね」
エマ「ふふふ、素敵なお父さんなんだね」
鞠莉「そうかしら?」
エマ「あっ、質問いいかな?」
鞠莉「そういえばそうね、どうぞ♡マリーのスリーサイズとかトップシークレットなこと以外ならなんでも答えちゃうわ♡」
エマ「鞠莉ちゃんっていっつもすぐいなくなっちゃうけど…何してるの?」
鞠莉「あら〜気づいてたのね♪」
エマ「隣の席だから」
エマ (本当は鞠莉ちゃんのことよく見てたからっていうのもあるんだけど…) 鞠莉「マリーはね…早く帰って海を眺めたり〜勉強したり…乗馬をしたりかしら♡」
エマ「乗馬って…前に見せてくれたスターブライト号ちゃん!?」
鞠莉「イエース☆マリーの大切なパートナーだから♪」
エマ「いいなあ…わたしも乗ってみたい!!」
鞠莉「乗れるかどうかは気分次第ってところね」
エマ「これから会えるの?」
鞠莉「もちろんよ♪エマっちのこと紹介しないとね」
エマ「ふふふ…楽しみ♡」
鞠莉「まだ質問あればカモン♪こういう風にトークするの久々かも☆」
エマ「そうなの?じゃあ、二つ目の質問!」
エマ「鞠莉ちゃんは…どうして他の人とあんまり関わらないの?」
鞠莉「へえ……」 エマ「ご、ごめんね?わたしからそう見えただけで…鞠莉ちゃんからしたらそんなつもりじゃないのかもしれないんだけど」
エマ「今はこうしてわたしとお話してくれるし…これまでも助けてくれたし…」
鞠莉「私ね、一人でいるのが好きなの♪」
エマ「ええ!?」
鞠莉「こーんなちっぽけな何にもない田舎だから…マリーは辟易しちゃったの」
エマ「へきえき…?」
鞠莉「嫌になっちゃったのよ」
エマ「えっ…」
鞠莉「エマっちはこの場所好き?」
エマ「うん!みんな優しくて…景色や海が綺麗で…大好きだよ♡」
鞠莉「なるほどね。でも、私にとっては…仮住まいみたいなものなの」
鞠莉「私、卒業したらアメリカでビジネスを勉強するの♪」
エマ「ア、アメリカ…」
鞠莉「エマっちの言った景色……海は私も綺麗だって思うわ」
鞠莉「でも‥」
アナウンス「まもなくホテルオハラに到着します。」
鞠莉「OH!到着しちゃったわね〜♪話の続きはホテルでし・ま・しょ♪」ウインク
エマ「う、うん…」
エマ (ど…どうしよう…鞠莉ちゃんがあっちの鞠莉ちゃんと違いすぎて…どうしたら良いのかな?) 忘れてました本日はここまでです…
しずくちゃんより長丁場、遅更新にはなりますがよろしくお願いします ーホテルオハラー
鞠莉「ここが私の部屋よ♪好きにかけて♡」
エマ「ひ、ひろ〜い」キョロキョロ
鞠莉「ふふーん♡マリーのおもてなし受けてもらうわ」パチン
ススッ
エマ「こ、これって…マカロン?」
鞠莉「イエース☆フランスから取り寄せたシャイニーな一品よ!」
エマ「・・・美味しい〜♡」サクサク
鞠莉「ふふ、喜んでもらえて何よりよ♡」
エマ「あっ、お話の続きいいかな?」
鞠莉「オーケーよ、私はやっぱりハードなのが好きなの!刺激が足りないの〜」
エマ「刺激?」 鞠莉「何度かマリーがヘッドホンを持ってきてたことがあったでしょ?」
エマ「・・・?あ、そうだね!」
鞠莉「それを付けて船の上でメタルやロックを聴くのがマリーのルーティンなの☆」
エマ「船の上で海を見ながら音楽…素敵だね〜♪」
鞠莉「そうでしょそうでしょ?」
鞠莉「でも、そうしていると偶に虚しくなるのよマリーは何をやってるんだろうって」
鞠莉「なーんにもないところで・・ただ刺激もなく偽りの刺激で満たす日々つまんなーい!!」
エマ「ま、鞠莉ちゃん…」
エマ「あっ!それなら遊んでみるのはどうかな?」
鞠莉「What?」
エマ「ちょっと果南ちゃんに電話してみるね…」プルル
エマ「もしもし果南ちゃん?…そういうわけなんだけど…どうかな?」
エマ「いいの!?やったあ〜果南ちゃんありがと〜」 鞠莉「・・・?」
エマ「果南ちゃんが来るまでおしゃべりしてようね♪」
鞠莉「エマっち…なかなかの行動力ね♪」
エマ「えっ?そうかな?」
エマ (あの子にも似たようなことを言われた気がするけど…)
鞠莉「・・・そうだ!マリーが新しく会社を立ち上げたらマリーと働かない?」
エマ「ええ!?わ、わたしは鞠莉ちゃんみたいに賢くないし…無理だよ〜」
鞠莉「ノンノン☆欲しいのはその行動力と挑戦心よ♡それに私のビジネスセンスが合わされば…うふふ♪」
鞠莉「とってもビッグなことができるわ☆」
エマ「行動力なら千歌ちゃんもあるよ♡」
鞠莉「たしかにそうかもね♪それじゃあエマっちと千歌両方スカウトしちゃおうかしら?」 エマ「そ、それはダメ〜!!まだ千歌ちゃんはスクールアイドルやりたいはずだから…」
鞠莉「そういえばそうね〜まあ?マリーがお願いしたら案外引き受けてくれるかもしれないけど☆」
エマ「うう…そんなことないと思うんだけど…」
鞠莉「あっ!スターブライト号に会いに行く?」
エマ「ええっ!?いきなり大丈夫?」
鞠莉「大丈夫よ☆いっつもこのくらいの時間に会いに行くし〜マリーが会いたい時ならきっと同じ気持ちだから☆」
鞠莉「レッツゴー♡」グイグイ
エマ「ええ〜!?」
エマ (ま、鞠莉ちゃんもすごい行動力だよ〜!!) ___
_____
鞠莉「ハーイ、スターブライト♡」
SB「・・・」ジー
エマ「わぁぁぁ…♡頭に星がついてるんだね!」
鞠莉「そうなの♪とってもクールでしょ?」
エマ「えー?可愛いよ!?」
鞠莉「ふふふ♪」
エマ「あっ…ごめんね変だったかな?」
鞠莉「そんなことないわ♪寧ろ嬉しいわ☆」
エマ「?」
鞠莉「マリーは嘘をつかれることが嫌いなの」 鞠莉「スターブライトは嘘をつかないのーー目と目を合わせるだけでマリーの気持ち…ううんお互いの気持ちがわかるの」
エマ「・・・・」
鞠莉「この子は嘘もつかないしね、そういう意味では素直なエマっちはマリーとベストマッチってところね♡」
エマ「それなら…千歌ちゃんもベストマッチじゃないかな?」
鞠莉「千歌が?・・・確かにそうかもね♡あそこまで自分に素直な子ってなかなかいないもの♪」
エマ「そうでしょ♪それに千歌ちゃんってすっごく可愛いんだよ〜!!!」
鞠莉「ふふ♪その話はまた今度聞かせて?」
鞠莉「スターブライトご機嫌いかが?」
SB「・・・」ソワソワ
エマ「なんだかソワソワしてる?あっ、わたしがいるからかな?」
鞠莉「ノープロブレムよスターブライト♪」
ギュー
エマ「わっ!鞠莉ちゃん!?」
鞠莉「この子はエマっち♪マリーのお友達よ♡」
SB「・・・」ジー
エマ「こんにちは♡」
SB「ヒヒーン!!」フリフリ
鞠莉「ワオ!スターブライトったらエマっちのことが気に入ったみたいね♡」
エマ「そうなの?やった〜♪」
鞠莉 (なかなか私以外には気難しいのに…エマっちやるわね) エマ「鞠莉ちゃん!」
鞠莉「どうしたの?」
エマ「スターブライトちゃんに乗ってみたいんだけど…ダメかな?」
SB「・・・・」
鞠莉「・・・なるほどね、ダメみたい☆スターブライトは昨日マリーとこの島をたくさん周ったから今日は休みたいみたい♪」
エマ「うぅ…残念…」
鞠莉「また今度私がフリーな時にならたくさん乗せてあげるわ♡」
エマ「本当!?鞠莉ちゃん大好き♪」
ザザザザザザザザ
エマ「!!」
鞠莉「?」 エマ「少し外に出てもいい?」
鞠莉「OKよ?さっきの音と何か関係があるのかしら?」
エマ「えへへ、それは見てのお楽しみだよ♪」
鞠莉「?」
___
_____
千歌「おーい♪」ブンブン
果南「ちょ、千歌!?そんなに身を乗り出すと危ないよ!」ザザザザ
鞠莉「・・あれは果南に千歌?」
エマ「あー!千歌ちゃんも来たんだ〜♪やっほ〜」
千歌「エマちゃーん!チカも来たかったのだー!!」ブンブン
ツルッ
千歌「あっ」
果南「!?」
ザパーン‼
エマ「千歌ちゃん!?」
鞠莉「ふふ…ナイスな飛び込みね♪」 千歌「うぅ…落っこちて水飲んじゃった…」プルプル
エマ「千歌ちゃん大丈夫?」フキフキ
千歌「えへへ…平気平気♪チカは身体が頑丈なのだ!…くちゅん」
果南「全く…急に身を乗り出すから・・」
千歌「うぅ…ごめんなさい…」
果南「鞠莉もごめんね?こんなことでホテル貸してもらっちゃって」
鞠莉「ふふ♪面白いものを見せてくれたお礼よ☆」
鞠莉「エマっちはこれを見せるために果南と千歌を呼んだの?」
エマ「違うよ?実は果南ちゃんにお願いして〜〜」
千歌「それにしても…鞠莉ちゃんのお家がこんなオシャレなホテルなんて知らなかったのだ!!」
千歌「果南ちゃんのお家に来た時何度か見てはいたけど…鞠莉ちゃんってお嬢様!?」
鞠莉「ん〜〜世間的にいうとそうなるのかしら☆」
千歌「すごーい!!これはスクールアイドルやるしかないよ!ね?ね?」キラキラ
果南「・・なんでそうなるの??」キョトン 千歌「だってだって!!お嬢様なんてあの西木野真姫ちゃんと一緒だよ!?」
エマ「真姫ちゃん?」
千歌「そう!ピアノが弾けて〜大病院のお嬢様♪」
千歌「そんな真姫ちゃんにも負けない逸材だよ!鞠莉ちゃんは♪」
千歌「だから、チカと一緒に〜スクールアイドルやってほしいな♪」
鞠莉「諦めないそのスピリッツは素敵だけど…答えはノーね♪」
千歌「ガーン…」ヨロヨロ
エマ「ち、千歌ちゃーん‥」ガシッ
果南「こらこら、話を変な方向に持って行ったらダメでしょ?」
千歌「そ、そうだった!!・・えっと?」
エマ「鞠莉ちゃん!!」
鞠莉「What?」
エマ「わたしと一緒にダイビングやってみない?」 鞠莉「ダイビングねえ・・面白そう!やりましょう☆」
果南「鞠莉はやったことあるの?船の上にいるところはたまに見かけるけど」
鞠莉「ないわ、果南が教えてくれるんでしょ?」
エマ「わたしもなくて…だから果南ちゃんにお願いしたくて呼んだの」
果南「なるほどね、そういうことならお安い御用だよ」
千歌「鞠莉ちゃんとエマちゃんだけずるーい!!チカも行く〜!」
千歌「くちゅん…」
果南「ほーら千歌はしっかり暖かくしておかないと…風邪ひくよ?」
エマ「千歌ちゃんなら待っておけるよね?しっかりしてるから♡」
千歌「!!!!」 千歌「もっちろん!チカはちゃんと待っておけるよ♡
果南「・・エマも千歌のことしっかり分かってるね」コソコソ
エマ「ふふふ♪千歌ちゃんは良い子だから」
鞠莉「それじゃあレッツゴー!!」
〜間〜
果南「それじゃあ軽く説明も聞いてもらったからさっそく潜ってみようか♡」
エマまり「はーい♪」
果南「約束だけど、深く潜りすぎないようにね?」
鞠莉「OKよ、それじゃあ…海の中にアタック!!」チャポン
エマ「全速前進!ヨーソロー!!」チャポン
果南「ふふ…2人とも勢いよく声は出すけどゆっくり入水してくれてるね♪」 ー海中ー
鞠莉 (ん〜〜♪海の中ってひんやりしてて…気持ちいいわ♡)スイー
エマ (綺麗な海だね〜前から1度潜ってみたかったんだ♪)
果南 (いつも通りの海だけど…エマは何のために鞠莉を誘ったのかな?)
〜間〜
果南「どうだった?」
エマ「いっぱいお魚がいて…キラキラしてて綺麗だったよ♪果南ちゃんありがとう〜♡」
鞠莉「たしかにエマっちの言う通り綺麗だったわ…でもマリーとしては刺激が足りなかったかなって思うわ」
果南「刺激ねぇ…でもさ?」
鞠莉「?」
果南「自然はさっき見たような綺麗なところばっかりじゃなくて…厳しいところもあるそれって刺激にならないかな?」 果南「鞠莉たちの安全のために流れが早くないところとかを選んだけど…流れの早いところに曜が飛び込んだこともあって、その時は本当に危ないかもって思ったけど楽しそうだったよ?」
鞠莉「・・・?」
エマ「えっと、つまりね…?一面だけで判断するのは早いんじゃないかな?鞠莉ちゃん♪」ニコニコ
鞠莉「・・・なるほどね♪私ったらよくないわね」
鞠莉「かなーん?」
果南「?」
鞠莉「マリーさっきの景色が気に入っちゃった♪また機会があったら潜らせてもらっていいかしら?」
果南「あはは、海の虜がまた1人増えたみたいで嬉しいよ♪大歓迎」
エマ「あ〜鞠莉ちゃんだけずるい!わたしも!!」
鞠莉「ふふ、エマっちも海の虜ね♪」
果南「そうみたいだね、海もきっと喜んでるよ」
その頃・・・
千歌「う〜〜エマちゃんも果南ちゃんもおそーい!!チカだって久々にダイビングやりたかったのだ〜!」ジタバタ 鞠莉「ただいま〜♪」ニコニコ
千歌「あ〜やっと戻ってきた!!チカのことこんなに長く置いておくなんて酷いよー」
果南「ごめんごめん、でも…千歌が飛び出さなければそうはならなかったんだからね?」
千歌「うぅ…」
エマ「千歌ちゃん大丈夫?寒くない?髪の毛ちゃんと乾かした?」
千歌「うん♪鞠莉ちゃんのホテルの人がやってくれたよ♪」
エマ「良かった〜♪」
千歌「でもーー」
エマ「?」
千歌「チカとしてはエマちゃんがやってくれる時の方が気持ちよかったよ♡」
エマ「千歌ちゃ〜ん♡」ギュー
千歌「えへへ〜マイナスイオン補給〜♪」
鞠莉「・・・・」ニコニコ
千歌「・・?鞠莉ちゃんなんだか楽しそうだね」
千歌「何かあったの?」 鞠莉「そう見える?」
千歌「うん♪中から見る内浦の海綺麗だったでしょ〜?あっ!それで鞠莉ちゃんが笑顔だったんだ!」
鞠莉「・・まあそんなところね☆」
エマ「それならこの町のこと少しは好きになってくれたかな?」
鞠莉「ふふ…少しはね♪」
千歌「!!!」
千歌「じゃあ、チカたちとスクールアイドルに!!」ガシッ
鞠莉「答えはノー♪それとこれとは話が別よ?」パッ
千歌「え〜〜」 果南「あはは‥千歌無理強いはよくないよ?鞠莉もずっとこう言ってることだし…諦めたら?」
千歌「やだ!!」
かなまり「!!」
千歌「チカには見えるよ…鞠莉ちゃんがスクールアイドルやってるところ!だから…ぜ〜ったい諦めない!」
エマ「わたしも千歌ちゃんと同じ気持ちだよ♪」
千歌「エマちゃん…」パァァァ
果南「だって♪こうなった2人は手強いよ?」
鞠莉「ふふふ…そういうの嫌いじゃないわ☆」
鞠莉「ねえ千歌?」
千歌「?」
鞠莉「千歌とエマっちは私を何度も誘ってくるけど…リーダーは千歌なのよね?」
千歌「う、うん…」
鞠莉「それじゃあ千歌に質問、千歌はスクールアイドルをやってどうしたいの?」
千歌「えっ?」 鞠莉「どんなプロジェクトにも必ずゴールは必要よ♡ビジネスだってそうでしょ?」
千歌「どうしたいか…スクールアイドルのゴール…?」
エマ「ま、鞠莉ちゃん!部活動だから…好きって理由じゃだめかな…?」
鞠莉「ん〜でもそれって…活動の理由よね?マリーが知りたいのはスクールアイドルをしてどうなりたいかって目標!」
千歌「うぅ…」タジタジ
鞠莉「それが答えられないようじゃ、マリーがエマっちたちに力を貸すなんてことはナッシングよ♪バーイ♡」クルッ
千歌「鞠莉ちゃん!!」
鞠莉「?」 千歌「・・明日、Aqoursのみんなで集まって練習するの!だから…」
エマ「鞠莉ちゃんも良かったらきてほしいな♪」
鞠莉「私が?千歌とエマっちたちの練習に?」
エマちか「そうそう♡」コクコク
鞠莉「んーーーマリーのルーティンが崩されちゃうのはちょっと……」
果南「それじゃあ私からもお願いしようかな?」
鞠莉「・・・気が向いたら寄るかもしれないわ♡時間を教えて?」
千歌「・・やったあ!!えっとね…」
___
_____
ー十千万ー
千歌「えへへ…鞠莉ちゃんきてくれるかな〜?」ゴロゴロ
エマ「きっと来てくれるよ♪だって‥‥」
千歌「だって?」
エマ「わたしと千歌ちゃん、果南ちゃんでお願いしたんだもん♪」
千歌「それもそっかー!!それなら心配いらないよね〜♪」
エマ「ねえねえ千歌ちゃん?」
千歌「?」 エマ「千歌ちゃんはなんで鞠莉ちゃんを勧誘してくれるの?」
エマ「やっぱり絵里ちゃんに似てるから?」
千歌「んーーそれもちょっとあるんだけど…チカのアンテナにビビっときた!あっ、今のは〜絵里ちゃんが所属してるユニットの〜」
エマ「BiBiとかけたダジャレだ〜♪すごーい」パチパチパチ
千歌「えへへ…///」
千歌「じゃ、じゃなくて…エマちゃんがすっごく気にしてるから!きっとすごい子なんだって思うのと、最初の梨子ちゃんとは違った感じで寂しそうだから・・」
千歌「チカたちの仲間になってくれたら嬉しいなって思ったの♡せっかく果南ちゃんのご近所さんなんだしもっとここも好きになってほしいし♪」
エマ「そっかあ・・・」
千歌「チ、チカ変なこと言っちゃったかな?」
エマ「ううん!千歌ちゃんらしくて素敵だよ〜♡」
エマ (わたしの知ってる鞠莉ちゃんと違うーーちょっと距離のある鞠莉ちゃん…今日で少しは距離が縮まったそんな気がするのはーー私だけじゃないよね?) ー翌日ー
ダイヤ「ふふふふ…♪」ゴゴゴゴ
エマちかなん「・・・・」セイザ
梨子「ね、ねえ…よっちゃん」コソコソ
善子「・・どうしたの?」
梨子「少し遅れてきたんだけど…ど、どうなってるの〜??」
ルビィ「お、お姉ちゃん…そのくらいにしてあげた方が…」オロオロ
曜「遅刻遅刻〜!!って何事!?」
ダイヤ「・・あらーー曜ちゃん♪」ニコニコ
曜「・・・!!」ビクッ
花丸 (浦女のヒーロー曜ちゃんもーーダイヤちゃんの鋭い笑顔を前にしたら固まっちゃう♡普段の学校生活では見れない曜ちゃんの一面が見れて幸せずら♡) ダイヤ「全く…わたくしが加入したからにはーー勝利以外認めないのよ?それに…わたくしを放っておいてどこか行ってしまうなんて酷いと思わない?」
千歌「こ、これには…海よりも深い事情があって…」
ダイヤ「あらーーどんな理由なのかしら?」ニコニコ
曜「ダイヤちゃーん」
ダイヤ「何かしら?」クルッ
曜「見学の子が来てるけど??」
ダイヤ「…生徒会長の私と有名人の曜ちゃんーー転校生のエマちゃん、梨子ちゃんがいるもの目立つのも当然よね♡」
ダイヤ「それで…その子はどこにいるの?」
鞠莉「こーこーよ☆」バッ!
ダイヤ「!!」
エマ「鞠莉ちゃん!来てくれたんだね♪」
鞠莉「たまたまマリーの散歩ルートに入ってたからね♪」
果南「って言っても…学校の屋上が散歩ルートって無理があるんじゃないかな?」 鞠莉「〜〜♪」
善子 (急に口笛吹き始めたわ・・)
鞠莉「それにしても…この正座スタイルがスクールアイドルの練習なの?」
千歌「ち、違うよー!!これはダイヤちゃんが…!」バッ
ドサッ
千歌「うぅ‥味が痺れたのだ…」
エマ「ち、千歌ちゃん大丈夫〜?」
千歌「へーきへーき♪これくらいなら…すぐ治るよー」
鞠莉「・・・」スンスン
千歌「?」
鞠莉「千歌、あなた…日焼け止めは?」
千歌「ほえ?」
エマ「あっ・・!!」
千歌「付けてないよ?」キョトン
鞠莉「・・こんなにシャイニーなんだからちゃんと塗らないとダメよ?これマリーのだから使うと良いわ♡」ポイッ
千歌「ありがとう♪」ヌリヌリ
曜「あー!!曜も日焼け止め塗ってない!塗らせて塗らせて!」 善子 (全くーー千歌ちゃんも曜ちゃんも子供なんだからーーそのくらい常識でしょ?ヨハネ的には外に出るのに日焼け止め塗らないなんてありえない♡)
曜「わー!これめっちゃ良い匂いだね!」
千歌「そうだね♪チカこの香り好き〜」ウットリ
花丸「マ、マルも使ってみたい…」
ルビィ「ルビィも!」
梨子「わ、私にも少し使わせてくれたら嬉しいな…」
善子「‥ヨハネも少し使う」
鞠莉「自分たちをよく見せるためには普段からのマネジメントも大切よ?でしょダイヤ?」
ダイヤ「・・・その通りね…」プイッ
果南「あはは…」
エマ (うぅ…Aqoursのみんなを揃えるのに集中しすぎて忘れてたよ〜気をつけないと) 果南「それじゃあ…気を取り直して練習を始めるよ?」
エマ「前の前の練習に続けてわたしが踊るからそれを見て真似をしてみてね♪」
ダイヤ「ふふ、エマちゃんの実力…見せてもらう時ねーー♡」
鞠莉「・・・」ジー
鞠莉 (エマっちってダンス大丈夫なのかしら?)
ポンポン
鞠莉「?」
千歌「エマちゃんのダンスはね〜すごいんだよ♪」ニコニコ
エマ「じゃあ行くねー?スタート♪」
〜間〜
ダイヤ「ぜぇぜぇ…わ、わたくしが………こんな…醜態を…」バタッ
果南「ダイヤすごいじゃん!始めたての時の私より上手いよ」
ダイヤ「と、当然よ……わたくし…は…」ゼェゼェ
ルビィ (・・・ふふふ♡)
エマ「ルビィちゃん」
ルビィ「は、はい!!!」
エマ「サビの部分が少し早くなってたから、もう少しテンポをシャボン玉の歌を聴いてるくらいの気持ちで落としてみて?」
ルビィ「わ、分かったありがとう…」
ダイヤ「・・・?」
善子 (エマちゃんのアドバイスはなぜかーー高確率で童謡とかが混ざってくるのよね。でも、意外と分かりやすくて…これって魔法なのかしら?) エマ「鞠莉ちゃんは…あれ?」
鞠莉「・・・」ピョンピョン
エマ「鞠莉ちゃーん?」
鞠莉「!!・・どうしたの?」
エマ「何してたの?」
鞠莉「この部分が出来ないのよ!ちょっと悔しい」
エマ「ふふふ♪」
鞠莉「な、なに?マリーができないのがそんなにおかしかった?」
エマ「おかしくなんてないよー♡鞠莉ちゃんが真面目にやってくれて嬉しい♪とってもエモエモだよ」
鞠莉「まあ…楽しいから☆」
エマ「!!!」
エマ「そうだよね!」グイッ
鞠莉「ちょ、ちょっとエマっち近いわよ…」
エマ「スクールアイドルのことも…少しはわかったかな?」
鞠莉「そうね‥少なくとも遊びじゃないことは」
ルビィ「〜〜〜♪」
鞠莉「あら?あなた良いイヤホン使ってるわね♡」
ルビィ「ひっ…!!」プルプル
エマ「ル、ルビィちゃん怖がらないで?鞠莉ちゃんは悪い子じゃないよ?」
鞠莉「何を聴いてるの?」
ルビィ「ル、ルビィが…今注目してるスクールアイドルの曲…です」
エマ「本当!?わたしも聴いてもいいかな?」
ルビィ「う、うん♪エマちゃんも好きになってくれたらルビィ‥嬉しい♡」スッ… 本日はここまでで保守してくれた皆さんありがとうございます エマ「・・これって」
鞠莉「?」
エマ「鞠莉ちゃんも聴いてみない?」
鞠莉「マリーはスクールアイドルソングは・・」
エマ「きっと気にいると思うんだけど…どうかな?」
鞠莉「エマっちがそこまで言うなら聴いてあげるわ」
Dance now! Dance now!
遠くの光へもっとBaby
一緒に跳びたいもっとBaby
鞠莉「!!!」
鞠莉「これって本当にスクールアイドルの曲なの!?」グイッ
ルビィ「そ、そうだよ…最近ルビィが注目してる…北海道のSaint・・・」
鞠莉「…最高にキラキラしてるわね☆マリーの好きなロックなテイストで…ん〜堪らないわ♡」 エマ「どうかな?鞠莉ちゃん、スクールアイドルってねいろいろなことができるしいっぱいやり方があるんだよ♪」
鞠莉「それはなんとなく分かったわ。少なくとも私が最初考えてたみたいなお遊戯って感じじゃなかったのね」
エマ「それならスクールアイドル…どうかな?やってみない?」
鞠莉「んーーそれでも答えは変わらないわ☆そ・れ・に〜」
エマ「?」
鞠莉「まだ千歌に出した宿題に答えてもらってないもの♪」
エマ「目標だよね?」
鞠莉「イェース♪大きなプロジェクトにはつきものよね」
ルビィ「あ、あの…」オロオロ
鞠莉「ソーリー♪イヤホン貸してくれてありがとう♡」スッ
鞠莉「それじゃ、マリーはこの辺りで帰るから♪チャオー」
エマ「鞠莉ちゃん!!」
鞠莉「?」
エマ「また来てね?」
鞠莉「・・気が向いたらね☆」 果南「よし、それじゃあ今日の練習はここまでにしておこうか♪」
ダイヤ「よ、ようやく終わったわ‥」ハァハァ
果南「ダイヤってば大丈夫?」
ダイヤ「こ、このくらい…黒澤家のわたくしなら‥‥造作も…」
果南「あちゃー‥ダイヤは私が送っていくよ♪そういうことでエマ、千歌は先に帰ってて」
エマちか「はーい♪」
ダイヤ「ま、待ちなさいーーわたくし別に……」
果南「まあまあ♪キツいときは頼ってよ?仲間でしょ」
ダイヤ「・・・それもそうね」
___
_____
ー十千万ー
千歌「う〜〜〜〜」
千歌「チカはスクールアイドルが…μ'sが好きだからあんな風になりたくてスクールアイドルになった。それじゃあダメなのかなあ?」
エマ (わたしの場合は……日本のスクールアイドルに憧れて、あの子とみんなを癒せるスクールアイドルになろうって決めて、それで…スクフェスを開催する…これが目標でいいんだよね?)
エマ (でも、これは…わたしの目標でこっちのAqoursの目標じゃない)
千歌「エーマーちゃん!!」ギュゥゥゥ
エマ「わっ!どうしたの千歌ちゃん?」
千歌「もーーチカがこんなに悩んでるのに〜エマちゃんも考えてよー!」 エマ「ご、ごめんね?わたしも考えててそっちに集中しちゃってた」
エマ「難しいね〜」
千歌「チカ考えるの苦手だから…あ〜!頭がこんがらがっちゃうよー!」
エマ「・・・それならみんなに聞いてみるのはどうかな?」
千歌「!!!」
エマ「みんななら何か…」
千歌「それだよ!エマちゃん!!」
千歌「チカとエマちゃんだけじゃダメでも…みんなと一緒なら大丈夫だよね♡」 ー翌日ー
千歌「って訳でみんなになんでスクールアイドルをしてくれたのか聞いてみようと思って…」
果南「目標ねー私も考えたことなかったかも。そういえば千歌なんでラブライブ出場って言わなかったの?」
千歌「うーん…なんていうかそれだけじゃ鞠莉ちゃんを納得させられないんじゃないかって思って…」
果南「千歌なりに考えてたってわけだ」
エマ「そうなの!千歌ちゃん頑張って考えてたんだよ♪」
千歌「果南ちゃんはどうしてチカとスクールアイドルやってくれたの?」
果南「私?私は…千歌がやるって言ったからかな?昔からそんな感じだったでしょ?」 千歌「確かにそうかもチカがやりたいって言ってくれたら果南ちゃんはいつも付き合ってくれたもん」
エマ「目標はどうかな?」
果南「目標っていうか…ちょっと違う話になっちゃうかもしれないんだけど…」
エマ「?」
果南「一緒に住んでるエマは感じてるかもしれないけど…千歌の笑顔ってさ元気をくれるんだよね」ヒソヒソ
エマ「うん!!それすっごく分かるよ〜♡」
果南「スクールアイドルしてたら、その笑顔をたくさんの人に届けられるし自分の笑顔で誰かを笑顔にできるのかも…なんて考えてるよ」ヒソヒソ
エマ「わぁ〜♪それってとっても素敵な考えだね!」
千歌「果南ちゃん!エマちゃん何話してるの〜!?他のみんなにも聞きに行くのだ〜!!」ブンブン
果南「これ…千歌には内緒だよ?」
エマ「もちろん♪」 ー音楽室ー
梨子「〜♪」
千歌「梨子ちゃんいた〜♪」ガラッ
梨子「はぅ‥//ち、千歌ちゃん?」
千歌「やっぱり素敵な曲だねチカたちの最初の曲♪これならラブライブ出場なんて楽勝だよ♡」
梨子「そ、そんなことなんてないよ…///」
果南「ちーか?聞かなくていいの?」
千歌「・・・?」
エマ「スクールアイドルの〜」
千歌「そうだった!!えっとね梨子ちゃん!」
梨子「は、はい!」 (えっ、なんなの??も、もしかして…私とスクールアイドルやるのやっぱり嫌とか・・それとも…曲に対して何か不満が〜〜?それだったらどうしよう?)
エマ「梨子ちゃん大丈夫?お水で良かったら飲んで?」
梨子「エマちゃん…ありがとう」ゴクゴク 千歌「梨子ちゃんって〜どうしてスクールアイドルやってくれたの?目標って何かない?」
梨子「スクールアイドルの理由…?」
果南「気負うことないよ?千歌なりに色々考えてるんだって♪」
梨子「は、はい…私は…千歌ちゃんが誘ってくれたから…かな♡」
千歌「ふむふむ……えー!!?」
梨子「そ、そんなに驚くことかな?」
エマ「気にしないで梨子ちゃん♪もう少し詳しく聞かせてあげて?」
梨子「…私、地味で普通で‥こっちの子たちと出身も違うのに千歌ちゃんは優しくしてくれて…頼ってくれた。そんな千歌ちゃんのために私でできることなら力になりたいって思ったからAqoursになったよ…///」
梨子「うぅ…改めて言うと恥ずかしい……///」 千歌「大丈夫!今の梨子ちゃんすっごく可愛いよ♡」
果南「いやいや、フォローになってないから」
梨子「目標……は今はまだ思いつかないけど…千歌ちゃんが楽しく歌えるような曲を作れたらいいなって私は思ってるよ」
千歌「むーーー・・・」
梨子「ご、ごめんね!!!こんなの全然参考にならないよね?」
千歌「ううん♪梨子ちゃんがそんな風に思ってくれてたってことが知れてチカ嬉しい♡これでもっと心の距離が近づいたよね?」
エマ「千歌だけに♪」
千歌「あー!!チカが言いたかったのに〜!」
ワイワイガヤガヤ
梨子「ふふふ♡」 果南「…騒がしくしちゃってごめんね?」
梨子「いえ、こういう千歌ちゃんたちだから大好きなんです♡」
果南「ふふ、そうかもね」
曜「なになに?なんの話?」ヒョコ
千歌「曜ちゃん!早いね?」
曜「ふふーん♪スクールアイドルの朝練がある日と間違えて目覚まし時計を2個かけてたからね」ドヤッ
千歌「すごーい!!」
エマ (こっちの曜ちゃんはお寝坊さんなんだよね〜起こしてあげたいな〜♡)
千歌「あっ、曜ちゃんにも聞いて良い?」
曜「?」
千歌「スクールアイドルしてくれる理由と目標をみんなに聞いててー」
曜「曜はやっぱり…人数が足りなかったからかな?それになんか楽しそうだったから!!」
千歌「簡単な理由だね♪」
曜「曜って考えるの苦手だしーー♡千歌だってそうでしょ?」
千歌「えへへ…そうかも」 曜「目標……目標っていったらやっぱり大会じゃない?ラブライブだっけ?」
エマ「そうだね♪いろんなスクールアイドルが目指してるみたい」
曜「どんなものであれ良い結果が出ると楽しいもん!それに向かって…全速前進!」ビシッ
エマ「ヨーソロー♡」
曜「そういうことであります♪」
曜「じゃ、私はこれで!」
千歌「あれ?どこ行くの?曜ちゃんもまだ一緒に話そうよー」
曜「・・・実はこれまでの遅刻の反省文を…まだ書いてなくて」
果南「よーう?ちゃんと書かないとダメって言ったじゃん」
曜「そ、それでダイヤちゃんに見てもらいながら書くんだ…再提出とかになると活動に支障が出るって…」トホホ
千歌「そ、それは仕方ないのだ…曜ちゃん頑張って」
曜「…ヨ、ヨーソロー」トボトボ
梨子「あんなにゆっくり歩く曜ちゃん初めて見たかも…」
エマ「本当だね、いつも元気に走り回ってるのに」 果南「まあ…曜の自業自得だから仕方ないね」
千歌「よーし!それじゃあ残り1年生とダイヤちゃんも……って言いたいけど時間が危ないかな?」
エマ「それならお昼休みに会いに行ってみようよ♪ダイヤちゃんも今は曜ちゃんの反省文を見ないといけないみたいだし」
千歌「そーだね!それじゃあ果南ちゃん、エマちゃんまたあとでね〜!」
エマかな「またあとでね♪」フリフリ
梨子「はわわ…////」キュー
エマ「わっ!?梨子ちゃんどうしちゃったの?」
梨子「や、やっぱり恥ずかしくて…//私なんかが千歌ちゃんが楽しく歌える曲を作れるのかなぁって…」
果南「大丈夫だって♪私だって音楽のことはあんまり分からないけど…千歌も褒めてたでしょ?」
エマ「うんうん、それにわたしも梨子ちゃんの作る曲良いな〜って思ってるよ♡」
梨子「エマちゃん…果南ちゃん…ありがとう…///」 ___
_____
ー3年生教室ー
エマ「あれ?今日は鞠莉ちゃんお休みなのかな?」チラッ
ダイヤ「ーーはあ‥」
エマ「ダイヤちゃん!?どうしたの?」
ダイヤ「ああ…エマちゃん。聞いてーー曜ちゃんってば・・反省文を5枚もため込んでいたのよ?」
エマ「ご、5枚も…!?」
ダイヤ「前からそういうところは見受けられていたけどーーここまでとは思わなかったわ・・」
エマ「お疲れ様ダイヤちゃん♪ナデナデしてあげるね♡」ナデナデ
ダイヤ「・・・!?」
ダイヤ「どうして‥わたくしの頭を撫でるの?」
エマ「?」
エマ「ダイヤちゃんが疲れてそうだったから…迷惑だったかな?」 ダイヤ「…そんなことないわーーちょっと驚いてしまっただけよ♡」
エマ「よかった〜♡」ナデナデ
ダイヤ「ふふ…曜ちゃんもある程度反省してくれたようだし‥何より書き終わったときのあの屈託のない笑顔を見たらーーなんだか許せてしまうの♡」
ダイヤ「ーーまるでわたくしに新しいやんちゃな妹ができたみたい♡」
エマ「ふふふ♪ダイヤちゃんも曜ちゃんも可愛い〜」
ダイヤ「なっ…///」
ダイヤ (・・・エマちゃんのなでなでを受けているとーー心地よさで嫌でも素直になる自分がいるわ…フフ♡)
ダイヤ (でも、まあたまにはこういうのも悪くないかもしれないわ♡日頃生徒会長を頑張ってるのだもの♪)
果南 (あんなに緩んだ顔でニコニコしてるダイヤ…初めて見たかも) エマ「あっ、ダイヤちゃん」
ダイヤ「なに?」
エマ「ダイヤちゃんって…」
ダイヤ「ああーー曜ちゃんから聞いたわ。」
ダイヤ「わたくしがスクールアイドルをしてる理由はエマちゃんも分かるでしょ?ルビィを人質に取られて勝負に負けたからよ。」
エマ「あはは…」
ダイヤ「まあーーやってみて悪い気もしないけど…ルビィの作ったふりふりひらひらの衣装も…わたくし素材が良いから着こなしてしまうの♡」
ダイヤ「目標は…そうねーーやっぱりあれかしら?ラブ…ライブ?野球で言う甲子園のようなものなのでしょ?」
果南「確かにそんな感じって謳ってたね」
ダイヤ「やるからには勝利のみーーわたくしが入ったからにはそれを目標にしてもらうわ♡」
エマ「やっぱりそうだよね〜♪」
果南「そういえば…まだエントリーしてなかったような…?」 ピクッ
ダイヤ「果南ーーそれは本当?」
果南「う、うん…多分」
ダイヤ「全くーー千歌ちゃんってば…部活の時間になったら言わないとダメね」
___
_____
エマ「ふふーん♪今日のお昼ご飯…おにぎり・・とってもボーノだったなぁ…♪花陽ちゃんとも食べたいな♡」ガラッ
ー図書室ー
花丸「あれ?エマさんどうしたの?」
ルビィ「エマちゃんだ♪こんにちは♡」
エマ「ルビィちゃんに花丸ちゃん♡やっぱり2人はここにいるって思ってたよ〜♡」
ルビィ「ル、ルビィたちのこと探してたの…??ルビィ何か悪いことしちゃったかなぁ…?」
千歌「ううん!違うよ♪チカが2人にーーじゃなくて…よっちゃんも合わせて3人に聞きたいことがあって〜♡」
ルビィ「ヨハネちゃんなら…」
花丸「返すはずの本を教室に置き忘れて取りに戻ってるからすぐに戻ってくると思うよ?」
千歌「あはは…相変わらずの不幸絶好調だね…」 エマ「ねえねえ、2人はどうしてスクールアイドルを始めてくれたの?」
ルビィ「そ、それは…スクールアイドルが好きで…でも、ルビィには無理って思ってたけどマルちゃんと千歌ちゃん、エマちゃんが背中を押してくれたから」
花丸「マルはルビィちゃんを支えるって決めてたからだよ?」
千歌「ふむふむ…な、なんだか少し褒められてて照れるのだ‥///」
ルビィ「えへへ…」
エマ「それと目標だよね?千歌ちゃん」
千歌「そうそう!2人はスクールアイドルをする上で目標ってある?」
ルビィ「えっ‥えっと……ルビィは…μ'sの皆さんに少しでも近づけたらいいかな…なんて・・///」
千歌「おおー!!大きく出たねルビィちゃん♡」
ルビィ「うぅ…言っただけでも心臓がバクバクしてるよぉ‥」
花丸「・・・マルはせっかくだから歌をたくさんの人に届けることができたら良いなって思うな♪」
エマ「ふふふ♪素敵だね♡」
千歌「むーーー」
エマ「どうかな、千歌ちゃん何か浮かんできた?」 ルビィ「あ、あの‥どうしたの…?」
千歌「んーちょっと鞠莉ちゃんから宿題を出されちゃったのだ」
花丸「宿題…宿題なら早めにこなさないとダメだよね」
ルビィ「・・・そういえばヨハネちゃん遅いね?」
ガタン!
善子「はぁはぁ…」
エマ「ヨ、ヨハネちゃん大丈夫?!」
善子「全くーー本を取りに行っただけなのに大切なアクセサリーを落とすわ、コンタクトを落とした子の探すのを手伝わされるし…マルちゃんに渡せなかった借りてた本の返却を頼まれるし…散々よーー」ドサッ
花丸「わわっ!!こんなに…!?ヨハネちゃんー大丈夫?…ごめんね、マルが預かってこれなかったから・・」
善子「ふふ…気にすることないわ♡あなたも忙しいものね♡ヨハネのためにアイドル本を入れてくれたり‥感謝してるわ」
花丸 (・・普段は堕天使を謳ってるヨハネちゃんだけどーーマルやルビィちゃんを気遣ってくれたりーー名前の通りとっても善い子なんだなって思います♡)
花丸 (自分の名前はそんなのじゃないって言うヨハネちゃんもきっと…本当はそんなこと思ってないんじゃないかって思うずら♡) 善子「どうしたのーー?ヨハネのことをそんな微笑みで見つめて?」
花丸「あっ、ううん!なんでないよ?それより…千歌ちゃんたちが聞きたいことがあるみたいだから聞いてほしいな」
ルビィ「本の返却はルビィとマルちゃんでやっておくね♡」
善子「千歌ちゃんたちから話なんて…どうかしたの?」
千歌「実は…」
善子「なるほどねーースクールアイドルになった理由」
エマ「ヨハネちゃんもわたしたちに教えてくれないかな?」
善子「・・私の場合は居場所かしらね」
千歌「?」
善子「ほらーー私ってすっごく運が悪いでしょ?」
エマちか「うんうん」 善子「だから…今までグループ分けとかでも良いことが起きたことはないし…受け入れてくれる人も少なかったの」
エマ「ええ!?ヨハネちゃん…こんなに良い子なのに」
千歌「・・そんなの酷いのだ!!」
善子「2人とも落ち着いてー?」
善子「でも、あなたたちは違ったわ。こんな不幸な堕天使の私を受け入れてーー居場所を作ってくれたの♡」
善子「不幸は治らないけど…あなたたちやAqoursのみんなといると…ちょっと違った考え方ができるの♡」
善子「それが私のスクールアイドルになった理由」
善子「ダメかしら…?」
エマ「ううん!!だめじゃないよ♡」
千歌「居場所…」カキカキ
エマ「千歌ちゃん?」 千歌「鞠莉ちゃんって…一人でいるのが好きなんだよね?」
エマ「うん…そうみたい」
千歌「でも、チカたちがスクールアイドルに誘う時…嫌そうじゃないよね!」
エマ「・・・確かにそうだね!!」
善子「鞠莉ちゃん?あなたたち…何の話をしているの?」
千歌「あっ、ごめんね?こっちの話だよ♡」
エマ「それじゃあスクールアイドルをする上で目標ってあるかな?」
善子「鞠莉ちゃん…ふふ♪なんとなく読めた気がするわ・・目標はμ'sみたいに優勝して廃校を防げたら奇跡の存在になれてーー堕天使の不幸パワーも脱することができそうね」
善子「でも…それも叶わぬ夢」
善子「一先ずは本選に出場できたら良いってところかしら?」
千歌「い、意外と現実的・・・」
善子「まあ…他の子がどんなことを答えたのかは分からないけど…私みたいな考えの子がいても良いでしょ?」
千歌「?」
善子「関係ない話になっちゃうけど・・ヨハネね?ここって田舎だからあんまり好きじゃなかったの」 エマ「ええっ!?そうだったの?」
善子「みかんだって苦手だし……でも今はこの場所も少しずつ好きになってきたの…あなたたちのおかげで」
千歌「・・・よっちゃん‥」プルプル
善子「だからーーそんなあなたたちと何か残せたら良いなって思ったわ。それなら…本選止まりでも文句はないの」
エマ (・・・・!)
千歌「・・ありがとうよっちゃん!!」
善子「?」
千歌「チカなんとなく見えてきた気がする!!」
千歌「いこうエマちゃん!!」グイッ
エマ「えっ?」
千歌「また部活でね〜!!」タッタッタッ…
善子「ーーなんだったのかしら?ふふ…それにしてもやっぱり千歌ちゃんって元気系でキュートヨハネとは真逆のタイプね♡」 ー中庭ー
エマ「ち、千歌ちゃんどうしたの?」
キャーキャーワーワー
千歌「ここだと校舎も遊んでるみんなもよく見えるよね♡」
エマ「えっ?…そうだね♡」
千歌「うんうん…♪」ニコニコ
エマ (そう言ってーー千歌ちゃんは何も言わずに校庭で遊ぶ浦女のみんなを眺めてました♡…普段の千歌ちゃんとは違って…少し大人っぽく感じちゃう♪妹たちもいつかこんなふうになるのかなーー?)
千歌「よし!!」
キーンカーンカーンコーン
千歌「わっ!?もうこんな時間…!?急がないと授業に遅れちゃうよー!!」ドタバタ
エマ「ふふふ♪」
エマ (やっぱりーー千歌ちゃんはいつもの千歌ちゃんです♪わたしも頑張って支えるね?) ___
_____
ー部室ー
千歌「はぁーーようやく授業が終わったのだ…」
梨子「ち、千歌ちゃん大丈夫…?」
千歌「梨子ちゃんのサンドイッチが食べた〜い」
梨子「えっ、ええ!?もうないよお…」
曜「にしし…千歌ってば分かってやってるよね?」
千歌「バレてた〜?」
梨子「も、も〜!千歌ちゃん・・///」
ガチャ
ダイヤ「千歌ちゃんーー?」
千歌「ど、どうしたのダイヤちゃん…!?そんな怖い顔してー」
エマかな「あはは…」 ルビィ「・・・お、お姉ちゃん怖い…」プルプル
ダイヤ「どうしてーーラブライブにAqoursがエントリーしてないのかしら?」
千歌「そ、それは…」スーッ
クイッ
ダイヤ「人と話すときはーー目を逸らしてはダメよ♪」
千歌「9人揃ってからエントリーしたいって思ってたのだ…」
ダイヤ「?」
果南「どういうこと?」
千歌「μ'sは…9人揃って初めてライブをアップして…やってたから」
ダイヤ「はあ…でも、エントリーが遅れたらそれこそ不利になるんじゃないかしら?」
千歌「そうだけどーー」
ダイヤ「そもそも…あなたとエマちゃん…あの鞠莉を勧誘してるんでしょ?勝算は薄いんじゃないかしら?」
エマ「ダイヤちゃん!!」
ダイヤ「・・・なに?」
エマ「お願い!あと少しだけ…時間をちょうだい?」
エマ「鞠莉ちゃんはきっと入ってくれるから…ね?」
千歌「チカからもお願い!!」ウルウル ダイヤ「…それじゃあ多数決を取りましょう?待っても良いって人は手をあげて?」
スッ…
千歌 (とは言っても…チカのワガママだよね…これでダメなら鞠莉ちゃん入れるより前にエントリーしちゃうけど…ごめんね?)
千歌「えっ?」
ダイヤ「・・・9人が賛成ということで待つことを許可するわ♡」
エマ「ダ、ダイヤちゃん…なんで?」
千歌「反対じゃなかったの!?」
ダイヤ「ーー別に反対なんて言ってないわ♡不利な状況にはなるけど…あの鞠莉が入ったらそれ以上に面白いことになりそうって思ったの」
ダイヤ「・・・それに…」
ダイヤ「ルビィあなたはわたくしの言いたいこと分かるかしらーー?」
ルビィ「えっ…?えっと…黒澤家にふさわしいのは勝利のみ‥?」
ダイヤ「その通りよーー♪いかなる状況でも…それは揺るがないわ♡」
千歌「でも…ストップウォッチでチカに負けたんだよね…」ニシシ ダイヤ「・・・?千歌ちゃん?」ゴゴゴコ
エマ「お、抑えてダイヤちゃん!!練習始めよう?」
花丸「そ、そうだよ!マル…まだまだステップが上手くできないところがあるから…ダイヤちゃんに教えて欲しいな♡」
ダイヤ「ーーそうね♪それじゃあはじめましょう」
千歌 (た、助かったのだ…) ー屋上練習中ー
曜「ねえねえエマちゃん」
エマ「どうしたの曜ちゃん?」
曜「この部分の馬跳びなんだけど…」
エマ「あっ、もしかして…難しかったかな?」
曜「ううん!馬の役がエマちゃんでもきっと跳べると思う!!」
エマ「ええっ!?」
曜「じゃなくてじゃなくて…2人前提なの?」
エマ「うん、きっと鞠莉ちゃんがその場所に入ってくれるんじゃないかなって思ってるんだ♡」
曜「なるほど〜曜としてはエマちゃんくらいの大きさを跳び越えたかったけど…それも楽しみかも♪」
エマ「怪我しないように気をつけてね?」
曜「うん!!」ペカー 果南「うんうん、だいぶ良くなってきたんじゃないかな?」
ルビィ「ふぅ…ルビィたち少しは上手くなってる…?」
梨子「始めたころは…バテちゃってたもんね♡今は少しはまだ余裕があるから…」
ダイヤ「マルちゃんーーそこはもっと自信を持って腕を広げて?」
花丸「わわ…!」
ダイヤ「そう…その調子よ♡」ニコニコ
善子「こんな感じでどうかしら?」キリッ
ダイヤ「ヨハネ…あなたはあまりオリジナリティに走りすぎない方がいいわ」
善子「くっ…それなら仕方ないわね」
千歌「よっ…たあ!!」
ダイヤ「千歌ちゃんはーー少し動きが大きすぎるんじゃないかしら?それじゃあ転んでしまう可能性もあるわ」
千歌「はーい‥明日には直しておくね」
ダイヤ「明日…?あら…」
エマ「どうかしたのダイヤちゃん?」 ダイヤ「明日までにーープール清掃をしておかないといけなかったわね…」
曜「プール!!!」
果南「そっか、生徒主体でやるからボランティアをって書いてたね」
ダイヤ「ええーーでも…あろうことか水泳部もやってくれないのよ‥これはわたくしがやるしか」
千歌「・・・それならチカたちでやっちゃう?」
ルビィ「ええっ?」
千歌「掃除が終わったらついでに踊れるスペースにもなるし♪ダイヤちゃんのことも助けるってチカ決めたんだ♡」
ダイヤ「・・・お言葉に甘えたいところだけどいいの?」
エマ「?」
ダイヤ「鞠莉はーー」 このスレどこ行ったかって思って探してたわ
待ってるぞ 千歌「それもなんとかする!!だから明日はプール掃除しよ?使えないとみんなが困っちゃうもんね♡」
曜「その通り!!プールは曜も大好きだししっかりやるよ!」
ダイヤ「ーー普段からそれくらいしっかりしてくれたら良いのだけど・・」
曜「そ、それは勘弁してよ〜!」
果南「あはは…それじゃあ、明日はみんなでプール掃除しよっか?良い体力づくりにもなるだろうし♪」
8人「おー!!」
ダイヤ「みなさん…申し訳ないわ」
エマ「そういえば今日は鞠莉ちゃん来なかったね?」
千歌「ん〜〜忙しいのかな?」
___
______
ー鞠莉の部屋ー
鞠莉「・・このμ'sってスクールアイドルがすごいのよね」
鞠莉「どんなものなのか聴かせてもらおうじゃない♪」
鞠莉「・・・・!!」 ー翌日ー
エマ「ふう…」ゴシゴシ
千歌「だいぶ綺麗になってきたね〜♪」
曜「うんうん!!これなら曜も今すぐ泳ぎたくなっちゃう♪」
ダイヤ「ーー驚いたわ。曜ちゃんは分かるけど千歌ちゃんってばとても手際が良いのね」
果南「千歌は旅館でお風呂掃除とかもしてるからじゃないかな?」
梨子「ええ!?あんなに広いお風呂を‥千歌ちゃん1人で?」
千歌「えへへ〜最近はエマちゃんに手伝ってもらうことがあるけど…」
エマ「千歌ちゃんには泊めてもらってるんだもの当然だよ〜♡それに千歌ちゃんの教え方がとっても上手だから」
千歌「そ、そうかな…///えへへ…♡」 花丸「ヨハネちゃん大丈夫?」
善子「・・・大丈夫よ」ガタガタ
ルビィ「ル、ルビィのせいで…ごめんね?」
梨子「よっちゃんどうしたの?」
ルビィ「ルビィが…バケツに入ったお水をこぼしちゃって」
花丸「善子ちゃんにかかっちゃったずら…あっ・・・みたいだよ」
梨子「よっちゃん寒そう…これ私のタオルだけど良かったら使って・・?」スッ
善子「ふっ…ありがとう梨子ちゃん」
エマ「本当だ、こんなに濡れちゃって…わたしが拭いてあげるね♡」フキフキ
善子「ちょ、ちょっとエマちゃん・・そういうの良いから!!」 >>338
訂正
花丸「善子ちゃんに〜〜」⇨「ヨハネちゃんに〜〜」 千歌「ふふーん♪よっちゃんも一回エマちゃんに拭いてもらうと良いのだ♪すっごく気持ちいいよ〜♡」
エマ「・・」ニコニコ
善子「‥好きにするといいわ、でもヨハネの不幸が移っちゃっても知らないわよ?」
エマ「ふふふ♪しっかり拭いてあげるからね♡」
〜間〜
ダイヤ「ーーこれで無事に終了よ。ご協力感謝するわ♡」
ルビィ「9人でやったら早く終わったね♪それじゃあ…ご褒美のア・・」
曜「よーし!綺麗になったプールでダンスだ!!」クルッ
千歌「おーー曜ちゃん決まってる〜♪それじゃあチカも…えいっ♪」
ツルン
千歌「いてて…すべっちゃった‥」
ダイヤ「全くーー見てられないわ」シュタ
ダイヤ「そこのステップはこうするのよ?」パシャパシャ
千歌「おーダイヤちゃんすごーい♪」
果南「足下がまだ濡れてるのに…これも日舞とかのおかげかな?」
ダイヤ「ふふ♪黒澤家のわたくしなら当然のことよ?」
ルビィ (ルビィ知ってるよ…?お姉ちゃん、お稽古が終わって夜遅くにこっそりステップの練習してること)
ルビィ (ーーその後に…こっそり冷蔵庫からアイスを取り出してることも♡) 曜「んーーー?」
エマ「どうしたの曜ちゃん?」
曜「一雨くるかも」
梨子「ええ!?傘持ってきてないよぉ…どうしよう…」
千歌「大丈夫♪梨子ちゃんはチカが入れてあげるよ♡」
梨子「ええっ‥///」
ダイヤ「ちょっとーー千歌ちゃん?わたくしの華麗なステップーー見なくていいの?」
花丸 (自信に満ちたダイヤちゃんの表情はーーマルの憧れです♡前にマルちゃんが妹なら良かったのにと言われたこともあるけど…マルには勿体ないほどかっこいいお姉さまです♡)ニコニコ
千歌「あはは…ごめんごめん・・・?」 千歌「あっ!!」
鞠莉「・・・」クルッ‥
エマ「今のって‥」
千歌「・・・!」ダッ‥!!
エマ「わわわ!千歌ちゃん待って!裸足じゃ危ないよ〜?」タッタッタッ…
果南「あっ、ちょっとエマ、千歌〜!!」
ダイヤ「行ってしまったわね…」
ルビィ「ど、どうしよう…追いかけた方がいいのかな…」 鞠莉 (うん‥やっぱりマリーがスクールアイドルなんて無理。あの子たちは学校のことが本当に…)
千歌「鞠莉ちゃ〜〜〜ん!!!」
鞠莉「What?」クルッ
千歌「はぁはぁ…や、やっと追い付いた…」
鞠莉「なんのよう?もしかして私が今日と昨日顔を出さなかったから?」
鞠莉「それなら言ったでしょ?気が向いたらって……」
千歌「鞠莉ちゃん!!」
千歌「チカたちと…スクールアイドルやってください!」
エマ「ふぅ……千歌ちゃん鞠莉ちゃーん」フリフリ
鞠莉「あら?エマっちもきたの?まあ良いわ♡またマリーを誘うってことは…マリーの出した宿題考えてくれたの?」
千歌「うん・・といってもチカってバカだからうまく説明できるか分かんないんだけど…」 千歌「みんなに聞いてみて分かったんだきっかけはどうであれ‥この学校があってそれでこうして集まってスクールアイドルをやれて…」
千歌「チカにとってはねこの学校はお姉ちゃんたちも通ってた思い出の深いところで…ずっと心の中にある存在なの」
鞠莉「・・・・」
千歌「だから…チカは」
鞠莉「μ'sみたいに学校を救いたいってこと?」
千歌「・・・」ピクッ
鞠莉「・・あなたたちに感化されて少しだけ調べてみたの伝説とも言われるμ'sのこと」
鞠莉「まさにレジェンドね大会で優勝して、廃校も救っちゃうなんてちょっとしたサクセスストーリーだわ」
鞠莉「曲も…まあマリーが思ってたよりも真剣に作られて…キラキラしてて素敵だったわ☆でもーー」
千歌「…チカたちはμ'sにはなれない」
エマ (千歌ちゃん‥) 千歌「廃校だって決まってるんだもん♪どうやったってこれは覆らないんだってチカも分かってる」ニシシ
鞠莉「だったらどうして…!!」
エマ (・・・)ハラハラ
千歌「この学校があったってことを残したいんだ、チカたちはμ'sみたいな奇跡は起こせない…」
千歌「だけど・・・・この学校があったって証をチカたちが頑張って頑張って…スクールアイドルとしてキラキラすることで残したいのだ!」
千歌「奇跡は起こせなくても…軌跡…ううん、輝跡を残したいそれがチカのスクールアイドルをやる理由であって目標…!・・ダメかな?」 鞠莉「・・・ふふふ」
エマ「ま、鞠莉ちゃん?」
千歌「?」
鞠莉「驚いたわ…そんなビッグな目標でスクールアイドルをやるなんて・・合格よ千歌♪」
千歌「それじゃあ‥‥」パァァァ
鞠莉「・・でもダメね」
エマ「どうして?」
鞠莉「私は千歌たちみたいにこの学校のこと…そんなに好きじゃないもの」
鞠莉「それに〜マリーって一匹狼ってところがあるからそういうチームで活動をする資格なんて…」
エマ「鞠莉ちゃん!!」ガシッ
鞠莉「!」ビクッ エマ「鞠莉ちゃん前に言ったよね?・・嘘をつかれることが嫌いだって」
鞠莉「・・・」
エマ「鞠莉ちゃんの‥鞠莉ちゃんのその言葉は…自分に嘘をついてないの?」ポロポロ
鞠莉「・・・!」
千歌「鞠莉ちゃん!」
千歌「前に…この場所のこと少しは好きになってくれたって言ってくれたよね♪それなら…!この学校もこれから好きになれば良いんだよ♡」
千歌「良いところだってチカのお墨付き♪」
エマ「千歌ちゃん…♪」
果南「そうそう♪何事も…やってみないと始まらないんだよね」ザッ
千歌「果南ちゃん!?」
曜「マリーちゃん!曜も千歌にお願いされて…スクールアイドルの世界に飛び込んだけど・・めっちゃ刺激的で楽しいんだよ!」
千歌「曜ちゃんも‥」 梨子「ふふ‥1人になりたいって思ってどこに隠れてもも…千歌ちゃんは絶対探しに来てくれるんですよ♡」
千歌「り、梨子ちゃん…その話は今となっては恥ずかしいというか…///」
善子「鞠莉ちゃんーー諦めた方がいいわ♪この千歌ちゃんは究極的にポジティブで…諦めなんて知らなくて、悪魔級にしつこいわよ♡」
ダイヤ「ーーそれには同感♪エマちゃんだってポワポワしてるけど…千歌ちゃんに引けを取らないレベルよー♡」
花丸「マルたちみたいに自信がない子でも…千歌ちゃんは良いよって言ってくれたんです」
ルビィ「だから‥‥その……きっと鞠莉さんも」
鞠莉「・・・も〜〜!!!」
ちかエマ「!?」 鞠莉「マリーがあんなに…断って」
鞠莉「無理な質問をしたはずなのにしつこく誘ってきて軽々飛び越えちゃう」
鞠莉「おまけに‥お遊戯だと思ってたスクールアイドルソングはすごいキラキラで…まさにシャイニーって感じ☆」
鞠莉「・・・やりたくならないわけないじゃない♡」
エマ「鞠莉ちゃん…♪」
鞠莉「・・千歌とエマが向かおうとしてるフロンティア…マリーにも見せて♪」ウインク
千歌「・・・へっ?」
梨子「・・良かったね千歌ちゃん!鞠莉ちゃん…入ってくれるんだって♪」
千歌「えっ?えっ、、ええ!!?本当に!?夢じゃないの?」
エマ「千歌ちゃん!!夢じゃないよ♪」
鞠莉「・・分かりにくかったかしら?それじゃあ‥これからAqoursとしてよろしくね♡」 千歌「・・・やったぁぁぁぁ!!」
善子「・・全く…結局みんな雨に打たれたわね」ポタポタ
ルビィ「えへへ‥でもこれでヨハネちゃんとお揃いだね♪」
善子「なっ…!?」
千歌「エマちゃん、梨子ちゃん!チカやったよ!!…Aqoursを9人揃えたのだ〜!」
梨子「おめでとう千歌ちゃん♪…あっ」
エマ「雨がやんで…太陽が♪」
千歌「・・よーし!!チカたちもあの太陽みたいに…精一杯輝こう!」
9人「おー!!!」
ダイヤ「ーー待って」 千歌「ちょ、ちょっとダイヤちゃんどうしたの!!?せっかく良いところだったのに〜」
ダイヤ「体育祭の余興はーーどうかしら?」
千歌「?」
果南「あっ、それって…確か実行委員として3年生が…」
ダイヤ「ええ。でも…あろうことかわたくし任せだったり…中にはスクールアイドルのライブを提案する子もいたの」
ダイヤ「それなら…」
鞠莉「このチャンスを逃さない手はないってことね☆」
エマ「体育祭前にライブ!!絶対盛り上がること間違いなしだよー♡」
果南「はは…職権濫用な気もするけど・・」
ルビィ「・・・」コクコク
ダイヤ「ふふーー望まれてる声も意外と多くあったのよ?だからーーー」
千歌「やろう!!私たちのファーストライブ!」 送れてませんでした…本日はここまでで。
コメントくださった皆さんありがとうございます! ありがとうございます
面白いのでこれからも頑張ってください ー翌日ー
梨子「ええっ!?わ、私が千歌ちゃんと…ダブルセンター!?そんなの無理無理!」
千歌「え〜?もう決まっちゃってるんだよ〜!?」
梨子「ち、千歌ちゃんだけがセンターになればいいと思うんだけど‥///」プルプル
エマ「大丈夫だよ梨子ちゃん♪梨子ちゃんは1人じゃないもん」
梨子「!!」
千歌「そーそー!チカも一緒だしみんなもいるもんね」
梨子「で、でも…」
エマ「梨子ちゃん♪」ギューー
梨子「はわわ…///」
エマ「練習これまでずっと見てたけど梨子ちゃんすっごく頑張ってたよ?最初はたくさん転んじゃったけどもうこの曲ならそんな心配ないと思うな♪」
千歌「うんうん!チカもそう思う!!」
梨子「・・・・ミスしちゃったらみんなで隠してね…///」 千歌「えへへ、チカに任せて♪でも梨子ちゃんならきっと大丈夫♪チカもそう思うんだ」
ダイヤ「ーー驚いたわ、まさかこんなに呑み込みが早いなんて」
鞠莉「マリーにかかればこのくらい楽勝よ♡ダイヤだってそうでしょ?」
ダイヤ「ふふーーその通りね♡」
ルビィ「うぅぅ…見えない火花が散ってるよ」
花丸「マ、マルたちも負けないように頑張らないと…だよね」
果南「マルはもう少し体力があったほうが良いかもね・・私と一緒にランニングやってみる?」
花丸「か、果南ちゃん…お手柔らかにお願いします…」
果南「そんなに怯えなくて大丈夫だって♪最初は軽くね?」
ルビィ「そ、それならルビィもやってみたい……!」
果南「ん♪じゃあマルとルビィ2人でだね」
ルビマル「はい!」 曜「なになに?なんの話?」
果南「少し練習後にランニングをしようかなって話なんだけど」
曜「おお!!果南ちゃんと鬼ごっこ!?曜もやるやる!」
果南「いや、鬼ごっこじゃないんだけど…」
曜「よーし!!それじゃあ曜も参加!」
花丸 (浦女のヒーロー曜ちゃんとーー親友のルビィちゃん、優しいお姉ちゃんみたいな果南ちゃん、そんな3人と揃って走れるなんてーーマル幸せでなんでも頑張れそうです♡) 善子「・・・」セッセッ
エマ「ヨハネちゃんは走らないの?」
善子「私は遠慮しておくわ。それよりもーーやらなければならないことがあるもの」
エマ「もしかして…歌の練習?」
善子「!?なんでその事を…!?やっぱりエマちゃんーーヨハネのことを監視する天使なの?」
エマ「部活が終わってよく最後まで残って歌ってるヨハネちゃんの声が聞こえてたんだ♡」
善子「・・・////」
エマ「ヨハネちゃんも上手なのにもっと練習してるから偉いね♪」ナデナデ
善子 (ーーー普通なら辱めの不幸だけど…エマちゃんにこうしてもらえたなら……悪くないわ) ー十千万ー
千歌「ねえねえエマちゃん!」
エマ「どうしたの千歌ちゃん?」
千歌「チカが始めたAqours・・・ついに……ついに明日ファーストライブなんだね!」
エマ「そうだね♪千歌ちゃんたち頑張ってたもんわたしも精一杯撮影するね」
千歌「ありがとうエマちゃーん♪」
エマ「ううん♪お手伝いするって言ったもん、このくらい当然だよ」
エマ (千歌ちゃんたちがどんなライブを観せてくれるのか…わたしは練習で知ってるけど・・それを見てくれた人がどんな反応をしてくれるのかワクワクしちゃう)
エマ (・・・あの子もこんな気持ちだったのかな?)
千歌「・・・・」プルプル
エマ「?」 エマ「千歌ちゃん震えてるけど…もしかして怖いの?」
千歌「・・・ううん!すっごくワクワクしてるのだ♡」
エマ「あっ、それって武者震いってことだよね♪本で読んだことあるよ♪」
千歌「正解♪また一つエマちゃん賢くなったね♪日本語マスターも近いね♡」
エマ「千歌だけにだよね?」
千歌「あーーー!取らないでよ〜」
エマ「ふふふ♪」
千歌「・・・えへへ〜♪早く明日にならないかな〜?」バタバタ
エマ「千歌ちゃんたちのライブ…近くで見ることができるなんてエモエモだよ〜♡わたしも早く明日になってほしいな」
千歌「そ、そんなに楽しみにしてもらえるなんて‥ちょっと恥ずかしいかも…//」
エマ (ふふふ♪千歌ちゃんってば可愛い〜♡そうだ!)
エマ (あの子がファーストライブ前にしてくれたみたいに誰かに連絡してみよっと♪)
エマ「千歌ちゃん、ちょっと外に出てるね♪」
千歌「はーい♪ちゃんと鍵を閉めるまでには帰ってきてね♪」
___
_____
エマ「ふぅ…誰に電話しようかな?」
エマちゃんが連絡するAqoursメンバー(チカちゃん以外)
>>363 プルルル・・プルルル・・・
エマ「鞠莉ちゃん、もう寝ちゃったのかな?」
鞠莉「ハーイ♪エマっちから電話なんてどうしたの?マリーの声が聞きたくなっちゃったのかしら?」
エマ「ふふふ、そんな感じかも♪」
鞠莉「・・・・?!」
エマ「鞠莉ちゃん?」
鞠莉「な、なんでもないわ…それで用件は何かしら?」
エマ「明日はファーストライブだけど…どうしてるかなって思ったの」
鞠莉「そうね、私はさっきまでバスタイムだったのよ♪」
エマ「そ、そうだったの!?ごめんね、急がせるつもりはなくって…」
鞠莉「大丈夫♪ちょうど髪を乾かしていたところだったから」
エマ「そ、そっか…よかったぁ」 エマ「鞠莉ちゃんは緊張してる?」
鞠莉「全然☆寧ろ昂ってるわ♡」
エマ「ふふふ、鞠莉ちゃんらしいかも」
鞠莉「最初はスクールアイドルなんてって思ってたのにね」
鞠莉「明日はとってもシャイニーなライブにするからエマっちしっかり見ててね☆」
エマ「もちろん♪」
鞠莉「・・そういえばエマっちもダンスと歌がとっても上手だったけどスクールアイドルやらないの?」 エマ「わたし?…わたしはみんなのことを支えて1番近くでキラキラしてるみんなを見れたら良いなって思ってるから♪」
エマ (あの子の受け売りみたいなものだけどね)
鞠莉「なるほどね、とにかくマリーはファーストライブでもっとAqoursをビッグにするから楽しみにしてて☆」
エマ「うん!鞠莉ちゃんの歌唱力…本当にすごいから楽しみだな♪」
鞠莉 (歌唱力だけじゃないけど…エマっちが期待してくれるなら期待に応えないとね♪)
鞠莉「ありがと♪それじゃマリーはそろそろ寝るから…また明日ね〜チャオ♡」
エマ「チャオ〜♪」
エマ (最初は鞠莉ちゃんが違って戸惑ったけど‥やっぱり鞠莉ちゃんもスクールアイドルだよ♪) ー体育祭当日ー
梨子「はわわ…こ、この帽子変じゃない…よね?」
エマ「ばっちりだよ梨子ちゃん♪」
千歌「おお〜ばっちりこちゃんだね♡」
梨子「・・・///」
曜「うぅ…な、なんか私まで恥ずかしくなってきたよ・・」プルプル
善子「なに弱気になってるの?ヨハネと同じ帽子のよっちゃんコンビなのだから…自信持ちなさい?」
曜「ヨハネちゃん・・!」ガシッ
善子「な、なに?」
曜「ありがと♪自信ついた!」
善子 (き、気持ちの切り替えはや!?・・さすがは曜ちゃんね)
ルビィ「はいマルちゃん♪」スッ
花丸「ルビィちゃん、これって…?」
ルビィ「ルビィとお揃いのアクセサリーだよ♪マルちゃんにつけてて欲しかったから・・ダメかな?」
花丸 (ああーールビィちゃんズルいよ…そんな聞かれ方されたらマルはーー)
花丸「もちろん♪ルビィちゃんがくれたものだからちゃんとつけるね♡」カチャカチャ 果南「ふぅ…肩が出てると涼しくていいね」パタパタ
鞠莉「果南ってばライブ前にそんなことしたらエマっちに怒られるわよー?」
果南「えっ?!」
エマ「鞠莉ちゃんどうかしたの?」
鞠莉「なんでもないわ♪見ててねエマっち☆」ウインク
エマ「??」
果南 (エマが怒ったらどんな感じなんだろう?想像つかないな・・)
果南「そういえばダイヤは?姿が見えないけど・・」
ルビィ「お、お姉ちゃんは放送も担当するから…少しだけ放送座席に行ってるみたい」
果南「でも衣装はないってことは……」
鞠莉「ダイヤってばアイドル衣装のまま放送席に行ってるのね☆」クスクス
ピンポンパンポーン
ダイヤ(放送)「父兄のみなさま、生徒のみなさん。本日無事に快晴の下体育祭を開催できたことーー大変嬉しく思います。」
ダイヤ (放送)「つきましてはーー余興として…我が校に初めて生まれたスクールアイドル…Aqoursのファーストライブをここで行います♡」
ダイヤ(放送)「わたくしを含む彼女たち9人の洗練されたパフォーマンス是非観て楽しんでください♪」 ルビィ「お、お姉ちゃん…」
梨子「ハ、ハードル…上げすぎだよ…」
ダイヤ「あらーーそんなことはないんじゃないかしら?」
花丸「ダ、ダイヤちゃん!!」
ダイヤ「わたくしたちはエマちゃんの指導を受けてーーーさらに各自でも練習してきたはずよ?」
ダイヤ「それならーーあのくらい言っても許されるんじゃないかしら?」
千歌「・・・ダイヤちゃんの言う通りなのだ!!みんな!やるよー!」
善子「ここまで大々的に紹介されたなら…ヨハネも本気でやらないといけないわね」
鞠莉「マリーは元からそのつもり♪マリーの野望‥‥コホン!…シャイニーなところしっかり見せるわよ☆」
曜「私も!ウズウズが止まらないよ!」
エマ「うんうん♪それじゃあ…リーダーの千歌ちゃん♪」
千歌「ほえ?」
エマ「ライブ前に一言お願い♡」
千歌「ええ〜!!!?」 千歌「・・・・・・」
果南「あれ?千歌もしかして…」
ダイヤ「ーー何も考えてないなんてことないわよね?」
千歌「もももも、もちろんだよ‥」
梨子 (千歌ちゃん困ってる‥私が助けてあげたい…けど…こんな時何を言えばいいのか私もわかんないよ・・)
千歌「・・よしっ!それじゃあ…チカの大好きなμ'sにあやからせてください!」
8人「?」
千歌「えっとね?チカが1っていうから〜みんなが順番にその後の数字を言っていってほしいのだ」
果南「えっと…」
エマ「うんうん♪それなら曜ちゃんが〜で梨子ちゃんが〜〜〜」ペラペラ
善子 (エマちゃんがこんなに早口になるなんてーー)
ダイヤ (…チカちゃんってば示し合わせてたわねなかなかの策士ねーー♡)
千歌 (な、なんだか分からないけど…助かったのだありがとうエマちゃん!)
〜間〜
千歌「よーし!それじゃあ始めるよ!!」ドキドキ 千歌「1!」
曜「2!」
梨子「3!」
花丸「4!」
ルビィ「5!」
善子「6!」
ダイヤ「7!」
果南「8!」
鞠莉「9!」
エマ (わぁ〜♡生でこれが見られるなんて…これだけでもうエモエモだよー♡)
鞠莉「ふふふ♪なんだからしい感じになってきたじゃない♪次はどうするの?」
千歌「・・・・」
ルビィ「あれ…?千歌ちゃん?」 千歌「こ、このあとは…」プルプル
千歌「μ'sだったらミュージックスタートって言うんだけど…」
ルビィ「ルビィたちはμ'sじゃないし…」
千歌「その通りなのだ…」ガクッ
ツンツン
千歌「?」
エマ「それならこういうのはどうかな?」ゴニョゴニョ…
千歌「!!!エマちゃんってもしかして天才!?」
〜間〜
千歌「それじゃあみんないくよ!」
千歌「Aqours!」
9人「サーンシャイーン!!!!!!!!!」 千歌「みなさん始めまして!私たち浦の星女学院スクールアイドルAqoursです!」
千歌「ご存知の通り…学校は廃校になっちゃうけど…学校のことが好きで…何か残したくてスクールアイドルを始めました!」
千歌「これからやる曲はチカたちが9人揃って…ううん、10人で作り上げた曲です」
エマ「!!」
千歌「聞いてください!君のこころは輝いているかい?」 〜♪ 今みらい 変わりはじめたかも
そうだ 僕たちは まだ夢に〜 気づいたばかり
___
_____
エマ「みんなお疲れ様〜♪とっても良いライブだったよー♡」
千歌「はぁはぁ…良かった…チカたちやりきったんだね・・」
梨子「は、恥ずかしかったけど……私…ちゃんとできたよ♡」
曜「馬跳び楽しかった〜!!!まだまだ踊り足りないよー!」
ルビィ「お、男の人がたくさんいたけど…ルビィやり遂げたよ…もうダメ…」ヘナヘナ
ダイヤ「ーールビィ?まだ体育祭の余興が終わったばかりなのよ?」
果南「そういうダイヤも…脚ガクガクしてるよ?」
ダイヤ「・・・」 結局「サンシャイン‼︎」ってどこから出てきた言葉なのか作中では明かされなかったよね 鞠莉「ねえねえーー」
エマ「?」
鞠莉「エマっちの提案してた‥Aqoursはわかるんだけど…サンシャインってどこから来たのかしら?」
エマ「あっ、サンシャインはね…?」チラッ
鞠莉「?」
エマ「太陽みたいな千歌ちゃんと…一緒にいる輝いてるみんなを見てつけてみたの♪変だったかな?」ニコニコ
鞠莉「ふーん♡」
鞠莉「マリーとしては…もう少し派手なものでもいいかなって思ってたけど…ふふ♪」
鞠莉「エマっちのその素敵な笑顔も加えたら100点ね♡」
エマ「えへへ…そうかな?」 鞠莉「もちろん♪マリーが保証するわ♡」
ダイヤ「エマちゃんーー鞠莉ーー」
果南「体育祭始まるよ〜??早く早く!」
鞠莉「OH!オーケーよ♡それじゃあ楽しみましょエマ♪」
エマ「うん♪」
エマ (みんなのファーストライブーーお客さんは家族の人や地域の人たちで…東京に比べると少なかったけどーー歌とダンスで来てくれた人みんなを笑顔にしてて)
エマ (わたしも自然と笑顔になってーーやっぱりAqoursってすごいなって思ったよ♡) ___
_____
??「早くアップされないかにゃ〜?」
??「あっ、見て見て!この動画のスクールアイドル!」
??「へえ〜私たちと…ふふ、面白いじゃない♪」 エマ「あれ…ここって??」
??「久しぶりやね」
エマ「あっ!占い師さん♪」
占い師「そしておめでとう♪エマっちは…物語を一旦完結させることができました〜」パチパチパチ
エマ「えっ?」
占い師「いや〜ヒヤヒヤしてたんよ?もしかすると…」
エマ「う、占い師さん!」
占い師「ん〜?」
エマ「まだ…まだ最初のライブが終わったばっかりなんだよ!?千歌ちゃんたち…」
占い師「・・なるほどな〜」
エマ「?」 占い師「よし♪それじゃあ…選ばせてあげるね」
占い師「今すぐ元いた・・虹ヶ咲学園のある世界に戻してあげるかまだ千歌ちゃんたちの世界に留まるか」
占い師「ただし、千歌ちゃんたちの世界にいるなら…元の世界に戻るためには今度も物語の完結が必要になるよ?」
エマ「・・・」ゴクリ
占い師「もし物語を終わらせられないと…」
エマ「終わらせられないと…どうなるの?」
占い師「・・・・」
占い師「ウチも分かんない♡」
エマ「ええ!?」
占い師「まあ♪選んでみるといいよ♡エマっちが決めたならウチはそれを叶えてあげるから♡」
エマ (うぅ…どうしよう?元の世界に戻るか千歌ちゃんたちと一緒に……あの子ならどうするかな?)
エマちゃんの選択は?
ニジガク世界に戻るorまだ留まる
安価下5つ多い方で エマ「それじゃあ‥占い師さん!わたしを元の世界に戻して!」
占い師「うん♪エマっちがそう決めたならやるね♪」
占い師「ウチのパワーを注入するねー?目を閉じて?」
エマ「・・・」ギュッッ
占い師「それじゃあいくよ〜はーいプシュ♡」 貴重なG’s設定SSだからもっと見たかったんだけどな エマ「・・・・」パチッ
しずく「エマさん!!良かった…目が覚めたんですね」
璃奈「心配した、私の管理不足のせいで…ごめんなさい」璃奈ちゃんボード『ペコリ』
かすみ「も、もしかしてエマ先輩もパラソルワールドに行っちゃったりしたんですか?!かすみんに教えてください!」
エマ「み、みんな落ち着いて?」
果林「エマが無事でみんな嬉しいのよ♡…もちろん私もね。何があったのか私も教えてほしいわ」
エマ「う、うん…えっとね・・・」
エマ「・・・・あれ?」
璃奈「エマさん、どうしたの?」璃奈ちゃんボード『きょとん』 エマ「なんにも思い出せない…」
しずく「えっ?」
エマ「・・・なんだろうこの気持ち‥大切なものを忘れてきたような…」ポロポロ
果林「エマ!?」
璃奈「!?」璃奈ちゃんボード『What?!』
エマ「あれ…?変だね‥わたしなんで泣いてるんだろう・・・えへへおかしいよね…」
かすみ「あ、あのエマ先輩…かすみんのハンカチで良かったら使います・・?」スッ
璃奈「私のも‥使って」スッ
エマ「ううん、大丈夫…」ゴシゴシ
しずく「あの‥エマさん…何か辛いことがあっちであったんですか?私で良ければ相談に乗ります」コソコソ
エマ「大丈夫だよしずくちゃん本当に大丈夫だから」
しずく「・・はい」 エマ (ーーわたしの中にあるスクールアイドルが好きって気持ち、故郷と家族を思う気持ち、ニジガクのみんなが大好きって気持ちは確かにあるけどーー)
エマ (ほかに確かにあったはずの大好きな気持ちがーーぽっかりドーナツの穴みたいに空いちゃって…ちょっぴりもやもやしちゃう)
エマ (ーーいつかこの気持ちの正体が分かるのかなーーー?わたしの置いてきちゃった大切なもの・・)
終わり
安価がダイヤさん勝負含め予測不可能Drivingしてました
スレ残っててある程度ご要望あれば分岐で続きの方書きます。 余力があるなら是非書いて欲しい
ダイヤさん勝負の安価は正直ビビったわ 続き、見てみたいかも
とりあえず、お疲れ様でした。 こういう安価を出すってことは分肢ルートもそんなに長くないのかな?
乙 コメントありがとうございます。もう片方のルートだと継続してそれなりの長さで続くことになっております エマ「わたしは…千歌ちゃんをほっとけないよ!」
エマ「占い師さん、わたし…まだこの世界に残る」
占い師「・・・そっか♪エマっちが決めたならウチはそれを尊重するよ♡」
エマ「ありがとう占い師さん♪」
占い師「ええんよ♪・・・おっとそろそろ時間みたいやね」
エマ「あっ、占い師さん!!」
占い師「ちゃーんと千歌ちゃんたちの物語完結させてあげるんよ♡」
___
_____
エマ「・・・ふわぁぁ…まだ早かったかな?」
チュンチュン
エマ「そうだ!千歌ちゃんは…?」チラッ
千歌「Zzzz・・チカたちが〜ナンバーワンのスクールアイドルに〜なるのだ〜」
エマ「ふふふ、良かった♡」ナデナデ
エマ (千歌ちゃんたちのライブ…あっちのみんなのライブに比べたらまだ少しぎこちないところはあったけど…近くで見れただけでもとってもエモエモだよ〜♡) ー部室ー
エマ「わぁぁぁぁ・・♡」
千歌「ゆ、夢じゃないよね…?」
花丸「マ、マルたちが…」
ルビィ「ラブライブランキング…」
梨子「100位!!!?」
エマ「エントリーしたばっかりなのにすごいよね〜♪さすが千歌ちゃんたちだよ♡」
果南「あはは‥コメントもいっぱいきてるね」
ルビィ「みゅ、μ'sの再来なんて言葉‥ルビィにはもったいないよ‥」
鞠莉「ノー!!」ガラッ
ダイヤ「ーーこのくらいで狼狽えるなんてーーールビィ…黒澤家の人間としての自覚が足りないんじゃないかしら?お姉ちゃん…悲しいわ」 ダイヤ「100位にランクインしてたのよね?まあ、わたくしがいるからには…このくらいーー」
鞠莉「もう知ってる☆マリーのプロデュースはパーフェクトだったってことね♪」
エマ「鞠莉ちゃんのプロデュース?それってどういう…」
善子「鞠莉ちゃん!!!」ガラッ
鞠莉「あらーーヨハネじゃない♪どうしかした?」
善子「Aqoursのプロモーション…こんなものを見せるなんて酷いじゃないーー」スッ…
梨子「あっ…これって…」
エマ「梨子ちゃんが絵を描いてたときにヨハネちゃんが…」
善子「そうよ…ヨハネがキャンバスを倒してしまった時」
千歌「あはは!!ヨハネちゃんのポーズこんな時でも決まってるね〜♡」 果南「あちゃ〜梨子ちゃん固まってる…大丈夫だった?」
梨子「は、はい…//ちょっとびっくりしちゃっただけで…絵自体はまだそんなに進んでなかったから」
エマ「イーゼルも傷がついてなくてよかったよね♪そのあと梨子ちゃんが描いたヨハネちゃんの絵もとっても可愛くて〜」
千歌「ええ!!!?よっちゃんずるーーい!チカも梨子ちゃんに描いてもらいたいのだ!」
果南「千歌の場合は…描いてもらってる間にジッとしてるのが難しそうだね」
千歌「えーーー?……そうかも」
善子「って!それはどうでもよくて…いつの間にこんな写真撮ってたの?」
鞠莉「ふふーん♪」ドヤッ
ダイヤ「鞠莉ーーあなたもしかしてまた何か企んでーー」 鞠莉「ピンポーン♪正解はエマっちよ♡」
エマ「ええ!?わたし?」
ルビィ「も、もしかして…エマちゃんが盗撮なんて…」プルプル
鞠莉「前に〜エマっちがネクタイピンを忘れた時貸してあげたことがあったでしょ?」
エマ「・・・ああ!!そういえばそうだったね♪あの時はありがと〜♡」
ダイヤ「・・もしかして」
鞠莉「イェース☆小型カメラを入れておいたの♡Aqoursのありのままの姿を見せて…ファンの獲得を目指すの♡」
千歌「おお〜〜全然考えつかなかったのだ…」
エマ「ぜ、全然気がつかなかったよ〜鞠莉ちゃん一言言ってくれたら良かったのに…」
鞠莉「ソーリー♪でも言っちゃうと意識しちゃうし、撮られる側も意識しちゃうでしょ?」
善子「・・・まあ、それは一理あるかも。」
花丸「マ、マルたちの…恥ずかしいところも…撮られてたり…?」
果南「っていうか…それって盗撮じゃ…」
鞠莉「ノープロブレム♪着替えのシーンとかは撮ってないし万一に撮ったとしても即消去してるわ♡」
ルビィ「あれ?…じゃあこれもそれで撮影したものなのかな…?」スッ 花丸「これって、マルがダイヤちゃんたちと着物を着た時の」
鞠莉「ワオ♪これはマリーも知らない☆」
エマ「えへへ…それはわたしが撮影したんだよ♪」
エマ「鞠莉ちゃんとわたしのわがままに付き合ってくれたダイヤちゃんの素敵なところ‥見てほしいなって思っちゃった♪」
ダイヤ「・・・まあ、鞠莉とエマちゃんの和服姿はーーきっと可愛いそう思ったから着せてあげたの」
ダイヤ「今度はAqoursのみんなでーー大和撫子にというのも悪くないわね♡」
ルビィ (うぅ…そうなったらお姉ちゃんからまた着付けを厳しくチェックされちゃうんだ…)
梨子「ほ、他にはどんなものがあるのかな…?」
千歌「あ〜♪梨子ちゃんってば意外とノリノリ♡」
梨子「だ、だって…私だけ…その…隠し撮りなんて…恥ずかしいよ///」 千歌「だいじょーぶ♡きっと他の子のも…ほら!曜ちゃんと…ルビィちゃん?」
ルビィ「はぅ…!」
エマ「曜ちゃんがコーチになってた時だね〜♪」
ダイヤ (・・・ルビィのことだからーーわたくしを避けて曜ちゃんに泳ぎを教わりに行ったのだろうけどーー目論見が甘かったようね♡わたくしなら…もう少し優しく教えてあげるのに)
善子 (これって…AqoursのPVで泳ぐこととかあるかもって言ったからよね?ルビィーーごめんなさい)
果南「曜ってば…竹刀まで取り出してノリノリだね」
花丸「そういえば…今日はまだ曜ちゃんを見てないけど…どうしたのかな?」
エマ「そういえばそうだよね〜もしかして風邪かな…?」
千歌「えー?教室にはいたんだけど…」 本日はここまでで仕事などの兼ね合いでなかなか更新できず申し訳ないです。わざわざ保守までしていただきありがとうございます 鞠莉「どこかに飛びこみに行ってたりして♪」
果南「いやいや…まさか…ね?」
善子「曜ちゃんならあり得るかもね」
エマ「それじゃあわたし探しに行ってくるね♪みんなはそのまま続けてて♡」
果南「了解、こっちは任せて」
ー2年生教室ー
曜「・・・」ポー
君のこころは〜
曜「・・・・」
曜 (・・めっちゃ恥ずかしい…///)
曜「も〜!!!踊ってた時はそんなこと思わなかったけど…曜ってスクールアイドル的に大丈夫なのかな?」 曜「競泳水着も…うぅ‥//」
エマ「曜ちゃーん?」
曜「はっ!?エマちゃん?ど、どうしたの?」
エマ「部室にみんな集まってるのに曜ちゃんが来ないから・・心配したんだよ〜?」
曜「げげっ!もうそんな時間!?曜ってばいけないいけない…」
曜「これじゃあまたダイヤちゃんに怒られちゃうね…てへ♪」
エマ「ふふふ♪大丈夫だよ、今は部室で作戦会議中なの♪」
曜「作戦会議?」キョトン
エマ「うんうん♪どうしたらAqoursのことをもっと色んな人に見てもらえるかって♡」
曜「それは大事だよね!!曜ってばこんなところでジッとしてる場合じゃない!!部室に全速前進だー!」 エマ (やっぱり曜ちゃんは元気だよね♪弟たちを見てる気持ちになるよ〜♡)
曜「お待たせ〜!!」ガラッ
千歌「むーーそれじゃあもっとせくしーな衣装にするとか?」
梨子「や、やめようよぉ…///」
善子「ふふーーー千歌ちゃんってば分かってるじゃない♡ヨハネの魅力で…世にいるファンをーーもっと魅了してしまえるってことね」
ルビィ「で、でも…君のこころは輝いているかい?にそういう衣装は…似合わないんじゃないかな」オロオロ
曜「んー??」
鞠莉「それじゃあ〜やっぱりオフショットをもっと充実させましょう♡ねーマル?」
花丸「え?ええ!?マ、マルは…もっと歌を歌いたいなって思うな‥」
鞠莉「えー!!?せっかくこんなに良い素材なのに〜」ワキワキ
果南「こらこら、マルが困ってるよ鞠莉?」 梨子 (うぅ…本当は私が注意できたら良かったのに‥ごめんねマルちゃん)
エマ「みんなどうしちゃったの?」
千歌「あー!エマちゃんに曜ちゃん!も〜曜ちゃんってばどこいってたの?」
曜「あはは…ちょっと動画を見返してて」
ルビィ「曜ちゃんも見返したんだ!!ルビィも…特に曜ちゃんの馬跳びのところはなんかいも見てるよ!」
曜「そ、そうなの?ありがと!」
曜「・・・でも、やっぱ恥ずい…///」ボソッ
ルビィ「?」
千歌「えっとね、チカたちなりにみんなで意見を出し合ってたんだけど…なかなか決まらなくて・・」
エマ「そうだったんだ・・次の曲作りも大変だね〜」
8人「!!!」 千歌「エマちゃん今なんて言ったのだ?」
エマ「えっ?次の曲作りも大変だねって・・」
千歌「これだよ!!チカたちの2曲目……!」
鞠莉「すかさずニューソングでファンのハートを鷲掴みね☆さすがはエマっち♡」
エマ「ええ!?」
ダイヤ「全くーーわたくしたちってば灯台下暗しとでも言うのかしら?こんな簡単なことに気がつかなかったなんてね」
曜「新曲…」
曜 (よーし!曜も気持ちを切り替えて頑張るぞ!!)
曜「ねえ千歌ちゃん♪」
千歌「ねえねえ梨子ちゃ〜ん♡新しい曲なにかない〜?」
梨子「・・・い、一応別の曲も作ってみたりはしてたよ?」 エマ「本当!?すごいね梨子ちゃん♪」
千歌「やっぱりチカが見込んだだけのことはあるよ〜♡きーかせて♡」
梨子「で、でも…///ここだと…その……みんな見てるし」
千歌「だいじょーぶ♪どうせやるってなったらみんな聴くのだ!一緒だよ♪」
千歌「それに〜チカね、梨子ちゃんが作る曲だ〜いすきだから♡ね?絶対大丈夫!」
梨子「うぅ‥千歌ちゃんがそこまで言うなら…」
曜 (・・あれ?私…もしかして無視!?無視された!?) 善子「でも、ただ2曲目を作るってだけで良いのかしら?」
花丸「どういうことヨハネちゃん?」
善子「スクールアイドルで新しいグループができて最初の曲は注目されてってことはよくあるものなのーーでも…」
ルビィ「そこから次の曲で注目してもらえるかは……完全に実力や魅力次第ってことだよね」
善子「そういうことよ」
エマ「ええ〜!!Aqoursはすっごく…魅力のあるスクールアイドルだと思うんだけどな」 ダイヤ「まあーーたしかにそうだけどーー何かしら策を講じる必要はあるわね」
果南「そうだね…何かいいアイデアはないかな?」
千歌「チカたちにしかできないような…そんなライブができたら…」ムムム
鞠莉「ふふふ♡」
千歌「鞠莉ちゃん?」
鞠莉「いいこと思いついちゃった♡」
梨子「い、いいこと…?」
エマ「鞠莉ちゃんいいことってなに?教えて」
鞠莉「ずばりコラボよ!」
ダイヤ「コラボーー?」 鞠莉「イェース♪」
千歌「ルビィちゃんコラボって…」
ルビィ「うん!別のスクールアイドルの人たちとライブをしたり、企業とのタイアップ…そういうことをするスクールアイドル…♪ルビィの好きな花〜〜」ペラペラ
花丸「ふふふ♪ルビィちゃん楽しそう」
ルビィ「うぅ…////」
果南「でも、私たちってまだ駆け出しだよ?」
曜「そうそう!!曜たちはまだしたっぱ……そんな曜たちとコラボなんて」
鞠莉「ふふーん♪確かにさっきルビィが言ったような大きい企業は無理かもしれないけどーー」
ダイヤ「・・・なるほど、地域とコラボというならわたくしたちでもできるかもしれないというわけね」 鞠莉「そういうこと♪」
千歌「私たちAqoursらしさが出せるのもいいかもしれないねありがと鞠莉ちゃん♪」
善子「でも、どこでライブをやるの?」
梨子 (うぅ…私ってばこの辺りのことまだ全然知らないから…喋らない方がいいかも)
果南「それじゃあ淡島とか?」
花丸「漁港とかはどうかな?」
ダイヤ「まあーー漁港ならわたくしが頼めば…できないことはないと思うわ」
善子「‥ちょっと地味じゃないかしら?」
梨子「・・・地味‥ふふふ‥そうだよね‥」ズーン
善子「!?」
千歌「り、梨子ちゃんは地味なんかじゃないよ〜!!!チカにとってはと〜っても綺麗で素敵な友達だよ♡」
梨子「うぅ…そ、そうかな……ありがとう…//」 曜「・・・」ムスー
果南「ん?曜どうかした?」
曜「へっ?」
果南「変な顔になってるぞ〜♪」
曜「へ、変な顔なんて果南ちゃんでも失礼であります!!曜だって傷つくんだからね!」
果南「はいはい♪」
曜 (・・・曜ってば何考えてたんだろ?うぅ‥なんかもやもやする〜!)
エマ「それなら・・水族館はどうかな?」 果南「水族館?そういえばこの辺りって多いよね」
ダイヤ「そうねーー淡島マリンパークに、伊豆・三津シーパラダイス」
花丸「それに深海水族館♪マルは深海のあの雰囲気が大好きです♪」
花丸 (深海みたいに真っ暗な雰囲気でーー浦女のヒーロー曜ちゃんと2人っきりーーー神秘的な世界でーードキドキしてマルはーー♡)
ダイヤ「・・・マルちゃん?」ジー
花丸「ダ、ダイヤちゃん!?」
ダイヤ「さっきから意識がどこかに飛んでたみたいーーどうかしたの?」
エマ「ええ!?それならわたしが保健室に連れて…」
花丸「う、ううん!!なんでもないよ!?マル…深海に想いを馳せててつい…//」 ダイヤ「ふふーー頼もしいわね♡今回の作曲も期待してるわ♡」
花丸「は、はい…//」ドキドキ
ルビィ「・・・」ジトー
千歌「それじゃあさっそく決めていくのだ!えっと…どうしよう?」
果南「こういう時は多数決でいいんじゃない?10人いて3つの候補なんだし」
千歌「ありがとう果南ちゃん♪それじゃあ〜〜」
善子 (ふふーー深海水族館…ヨハネのイメージにぴったりな地獄と同じ暗黒の世界ーー♡ヨハネとしては譲れない…マルちゃんも深海派みたいだったしこれは決まりね♡)
〜間〜
エマ「それじゃあみとしーさんに決定だね♪」
パチパチパチ
善子 (そ、そんな……やっぱりヨハネって運が悪い)ガクッ
花丸「ご、ごめんねヨハネちゃん?」
善子「・・気にすることはないわ寧ろあなたが挙げてくれてヨハネ1人ってならなくて安心したわ」
果南「むぅ…同じ淡島住みなのに鞠莉ってば・・梨子は挙げてくれたのに」
鞠莉「ソーリー果南☆」
梨子「わ、私‥淡島マリンパークには行ったことがあって…あの水族館の手作りのパネル展示とかの雰囲気がすごく好きだったので…♪」
果南「梨子分かってるね♡見る目あるよ、今度一緒にデートに行く?」
梨子「へっ……デ、デート…?」カァァァァ
果南「あれ?東京の子は…遊びに行く時デートって言うって聞いたんだけど……」 梨子「そ、そんなことないです‥///」
千歌「も〜!梨子ちゃん困らせたらダメだよ果南ちゃん!」
果南「ええ…?ご、ごめんね」
梨子「い、いえ…//」
梨子 (果南ちゃんからの突然のデートのお誘いーーちょっとドキッとしちゃいました…///)
善子「そういえばだけど‥私たちが勝手に決めただけなのよね?あちらの都合もあると思うし…」
ダイヤ「そうねーーそこはやはり加味しないといけないと思うわ」
ルビィ「さ、撮影とかも許可を取らないとダメだよね…?」
エマ (ど、どうしよう…こんな時あの子ならどうしたかな??) 鞠莉「はい、はい♪そういうことでお願いします♡」
果南「あれ?鞠莉ってばこんな時にどこに電話してたの?」
鞠莉「みとしーよ♡マリーがネゴシエイトしたらOKですって♪」
エマ「ええ!!?」
ダイヤ「鞠莉ーーあなた…何か変なことはしてないわよね?」
鞠莉「ノンノン、するわけないわ♡マリーのスマイルを信じて♪」ニコー
ダイヤ「・・・そうね」
千歌「それじゃあ早速〜!!」
鞠莉「千歌、今週末に撮影用のスポットを探してまた別日に新曲の披露を行うわよ♡」
千歌「お、おー?」
ルビィ「曲も披露してこれまでみたいな写真も撮るのは大変だもんね」
善子「そもそも…まだ衣装も曲もできてないものね」 エマ「鞠莉ちゃん、鞠莉ちゃん・・」コソコソ
鞠莉「なあにエマっち?」
エマ「ごめんね、わたしがやらないといけないのに…」シュン
鞠莉「気にすることないわ♡エマっちの行動力はすごいと思うけど…こういう交渉ごとはまだちょっとって感じでしょ?
鞠莉「そういう分野はビジネス経験で培ったマリーのお手のものよ」
エマ「うぅ…確かにそうかも」
鞠莉「それに…」
エマ「?」
鞠莉「ううん、やっぱり秘密♡」
エマ「えーー?気になるよ〜」
鞠莉 (エマっちにも秘密のマリーの野望…ふふふ♡とってもシャイニーなものになりそう☆) 本日はここまでで
保守していただいたみなさんありがとうございます。
更新は遅いですがちゃんと進めていきます 千歌「それじゃ!今週末はみとしーに集合なのだ!」
ルビィ「うぅ…起きられるかな?」
ダイヤ「はぁ…ルビィったら仕方ないわーーお姉ちゃんがちゃんと起こしてあげるから」
ルビィ「ほ、本当…?」
ダイヤ「・・嘘をつく理由もないし遅刻をしたらみんなに迷惑がかかるでしょ?」
エマ「ふふふ♪」ニコニコ
ダイヤ「ーーー何か変かしら?」
エマ「ううん、ダイヤちゃん優しいな〜って思って♡」
ダイヤ「・・そんなのじゃないわ」
果南「はいはい、それくらいにして。それじゃあこれからは衣装とダンス…それに歌詞を考える必要があるよね」 エマ「うんうん。それじゃあまた担当を分けてやってみようね♪」
曜 (うー…どうしようかな曜が衣装に入って…少し可愛い系の衣装の方針を変えてもらうとか‥?)
エマ (きっとこの流れは‥できあがるのはあの曲だよね♪それなら〜)
エマ「じゃあダンスはわたしと果南ちゃんそれにダイヤちゃん、梨子ちゃんもお願いしたいな♪」
梨子「ええ!?わ、私がダンスなんて…///苦手なのに…」
エマ「ふふふ♪だからこそ、わたしたちがすぐに教えられるようにしておけば梨子ちゃんも安心かなって思ったの」
梨子「エ、エマちゃん…///」パァァァ
ダイヤ「まあーーバレエの習い事の経験もあるしわたくしならダンスの方もできなくはないわ♡さすがエマちゃんね」 エマ「えへへ♪衣装は善子ちゃん、鞠莉ちゃん、ルビィちゃんにお願いするね」
善子「ふふっ…私が衣装担当になったからには…ミシンの故障に注意なさいルビィ」
ルビィ「ええっ…?ヨ、ヨハネちゃんいきなりそんなこと言われたら怖いよぉ」
鞠莉「もう作曲は終わってるものね♪マリーに任せて!とってもシャイニーな衣装に仕上げるわ☆」
曜 (あれ?あれあれ?私…まだ呼ばれてないよね?)
エマ「作詞は花丸ちゃん、千歌ちゃん、曜ちゃんにお任せするね♡」
曜「・・・えっ!?」
曜「ええ!!!?曜が作詞ー!!?」
エマ「?」キョトン 花丸 (あ、あの…浦女のヒーロー曜ちゃんと一緒に作詞…?おら‥ドキドキしちゃって‥集中できるか不安だけど…とってもーー楽しみです♡)
花丸「ず、ずらって言わないように気をつけないと…」ボソボソ
曜「無理だよエマちゃーん!!」
エマ「どうして?」
曜「だって曜…字がいっーーぱいあるような本を見たらすぐ眠くなっちゃうし…」
ダイヤ (それはーー生徒会長としては見過ごせない問題な気がするのだけど・・今はその時じゃないわね)
曜「それに私……バカだもん!!」
果南「そ、そんなに堂々と言うことじゃ…」
鞠莉「ぷぷぷ…曜ってばずいぶん面白い子ね♡」 千歌「だいじょーぶ♪チカだってバカだけど作詞できたよ?マルちゃんだって手伝ってくれるもん♡」
花丸「・・・///」コクコク
梨子「・・でも、千歌ちゃんの作詞って私は好きだな♪マルちゃんの添削前の歌詞でも…なんていうのかな?すっごく心に響いてきて‥純粋って感じかな」
千歌「わわ…ひょっとしてチカ…梨子ちゃんに褒められちゃってる…?」
エマ「そうだね、わたしも梨子ちゃんとおんなじ意見だよ♪」
千歌「やったぁぁぁぁ!!!」ピョーン
果南「こらこら千歌落ち着きなって」
千歌「えへへ〜落ち着いてなんていられないよーー♡あの梨子ちゃんがチカのこと褒めてくれたんだもん♪」スリスリ
梨子「ふふっ…くすぐったいよ千歌ちゃん」 曜 (むーーーーーやっぱりなんかもやもやする〜!!)ジトー
エマ「曜ちゃん?ダメだったかな…?」
曜「!!」
曜「ううん!!そんなことないよ!何事も挑戦だよね♪」ビシッ
エマ「ふふふ♪よかった、それじゃあこのチームでやっていこうね♪」
9人「おーー!!!!!!!!」
ダイヤ (・・わたくしとしたことがついつられてしまったわ‥まあこういうのもーー悪くないわね♡)
梨子 (曜ちゃん…心なしか元気がなかったような気がするけど気のせいかな?) ー図書室ー
曜「うーやっぱりダメ〜!!!」ワシャワシャ
花丸「わっ!よ、曜ちゃんどうしたの…?」
曜「歌詞なんて思い浮かばないよ〜!!」
曜 (千歌ちゃんだってこれじゃあ…)チラッ
千歌「・・・・・・」カキカキ
曜 (し、真剣だ・・)
花丸「今回のテーマは海って…エマちゃんが言ってたけど・・曜ちゃんはやっぱり馴染みがあるんじゃないの?」
曜「うーん…確かにそうなんだけど・・なんていうか改めて考えてみると難しいっていうか…なんていうか…」
曜「やっぱり私がバカだからかな…うぅ」
花丸「だ、大丈夫ずら!はっ…///曜ちゃんならきっとできるよ♪マルと千歌ちゃんもついてるから一緒に頑張ろ♡」 曜「マルちゃん…」
千歌「むむむ…これじゃあ梨子ちゃんの曲に見合わないよ〜!!」
ー家庭科室ー
ルビィ「…できた!!」バッ!
鞠莉「ワオ☆…これって曜の衣装?」
善子「さすがルビィね…この衣装ーーヨハネの魅力をより引き立ててくれそう♪」
ルビィ「うん!梨子ちゃんの曲を聴いたイメージで描いてみたんだけど…」
鞠莉「おへそを出した衣装なのね♪ん〜〜マリー好みなセクシーな衣装よ♡」 善子「でもーー何か足りないような気がするわね…」
ルビィ「うん‥ルビィも物足りないなって思ってて」
善子「ちょっと借りるわ」カキカキ
鞠莉「〜?」
ルビィ (あ、悪魔の羽とかがついちゃったらどうしよう…)
善子「・・こういうものを付けてみたらどうかしら?」スッ
ルビィ「わぁ……♪ひらひらのリボンだね♡」
鞠莉「それならメンバーごとに形を変えたりするのが良さそうね♡」
ルビィ「!!」 善子「それならメンバーの個性が出るわね…ヨハネとしてはーーやっぱり悪魔の羽みたいに・・」
ルビィ「さ、さすがにそれは…」
鞠莉「ワオ♪ヨハネったらなかなかチャーミングなことを考えるわね♡それならマリーはロック風にして…」
善子「やるじゃないマリー・・それならヨハネは…」
ルビィ「うぅ…」
ルビィ (ヨハネちゃんも鞠莉ちゃんもルビィと違って大人っぽくてーーおしゃれで…そんな2人がヒートアップしているのを見ると‥ちっちゃなルビィに止められるのか心配です)
善子「・・・」チラッ
ルビィ「うぅぅ…」オロオロ
鞠莉「それなら〜〜」
善子「ちょ、ちょっと待ってマリー?」
鞠莉「?」 善子「ルビィ、あなたはヨハネとマリーの意見を入れても大丈夫だと思う?」
ルビィ「えっ!?ル、ルビィは…」
鞠莉「もーせっかくヒートアップしてきたところだったのに・・」
ルビィ「うぅ…」オロオロ
善子「大丈夫、自信を持ちなさい?怒ったりなんてしないわ」
鞠莉「そうね♪もちろん私も同じよ、正直に言ってくれた方が嬉しいもの♡」
ルビィ「え、えっとね…鞠莉ちゃんもヨハネちゃんもアイデアとしては素敵だと思うんだけど…」
ルビィ「こ、今回の曲のイメージから離れちゃうんじゃないかなってルビィは思うよ・・」
ヨハまり「・・・・」
ルビィ「ひっ…生意気なこと言っちゃってごめんなさい!!!!」ペコペコ
善子「なるほどねーー確かにそうかもしれないわ」
鞠莉「着るべきタイミングを間違えたらどんな衣装も魅力半減よね・・んーーマリーったら反省ね☆」
ルビィ (わ、分かってくれた…?)ヘナヘナ
善子「ふふ♪それじゃあまずはルビィの意見をもとにしたもので作ってみましょう♡」
ルビィ (ヨハネちゃんは…気配りができて大人っぽくて優しい子だな・・ルビィもあんな風になりたいな) >>453
訂正 海⇨水
花丸「今回のテーマは水って…エマちゃんが言ってたけど・・曜ちゃんはやっぱり馴染みがあるんじゃないの?」 ー屋上ー
エマ (・・・・)
果南「エマ、どうかした?」
エマ「うーん…」
果南「エーマ?」ムギュ
エマ「わっ!か、果南ちゃん!どうしたの?」
果南「今エマが言ってくれたステップも合わせてある程度ダンスを形にしてみたんだけど…」
エマ「ご、ごめんね?ちょっと曜ちゃんが考え事してたから気になって…」
果南「あ〜そういえばそうだね…今日の曜はいつもと違った感じもあったから私も気になったんだけど…」 エマ「?」
果南「何かあったら曜なら言ってくるんじゃないかなって私は思うな♪」
エマ「ふふふ♡果南ちゃん…曜ちゃんのこと信じてるんだね」
果南「まあ、幼なじみだからね♪」
エマ (幼なじみ…ちょっと羨ましいな〜)
果南「じゃあ…もう一回最初から通して…」クルッ
梨子「はわわ…」ステン
エマかな「梨子ちゃん!!?」
梨子 (うぅ…////やっぱり私ってそそっかしくて…ドジで・・)
ダイヤ「ーー梨子ちゃん大丈夫?」スッ
梨子「ダ、ダイヤさん…ありがとう・・///」 ダイヤ「梨子ちゃんはーー綺麗なんだし…前のダンスの時もちゃんとできてるんだから、もう少し自信を持てばいいと思うわ♡」
梨子「ダ、ダイヤさん…でも…」
ダイヤ「もっと堂々とーーまずは胸を張ってみたらいいんじゃないかしら?」
ダイヤ「ーーこのわたくしが褒めてるんだからーね♪」ツンツン
梨子「は、はい///」
ダイヤ「それとーー」
梨子「?」
ダイヤ「…わたくしのことはダイヤちゃんと呼んでくれないのかしら?」
ダイヤ「ーー果南のことは果南ちゃんと呼んでるから…」
梨子「え、えっと……」 梨子「ダ、ダイヤさんがそう呼んで良いなら…ダイヤちゃんって呼びます」
ダイヤ「ーーふふ…♪」ニコニコ
エマかな「・・・」ニコニコ
エマ (わたしの知ってるAqoursとは違うみんなだけどーー少しずつ仲良くなっていっててーー)
果南「も〜ダイヤってばちゃんって付けて欲しかったならもっと早く自分から言えばよかったのにー」
ダイヤ「ち、違うの…そういうわけじゃないの」
梨子 (ダイヤちゃん…ダイヤちゃん…ふふーーダイヤちゃんって呼ぶことができるのもーーこれまでの私だったら考えられない成長かも?もっと浦の星の一員になれるよう…がんばります♪) 本日はここまでで
保守してくださってるみなさんいつもありがとうございます。 ー十千万ー
千歌「むー」ジーー
エマ「千歌ちゃんどうしたの?」
千歌「梨子ちゃんが褒めてくれたのは嬉しいんだけど…なかなか思いつかなくて…」
エマ「ふふふ♪頑張るのもいいけど頑張りすぎると行き詰まっちゃうよ?」
千歌「た、確かにそうかもしれないのだ…」
エマ「リラックスするのも大事だからね」
千歌「エマちゃん」
エマ「なあに?」
千歌「チカのことぎゅーーっとしてほしいな♡」
エマ「!!!」
千歌「そうしたらリラックスできるかなって…」
エマ「いいよ♪ぎゅーー♡」
千歌「えへへ〜♡やっぱりエマちゃんって良い匂い♡」スンスン 千歌「これならチカもいっ〜ぱいリラックスできそう!」
エマ「ふふふ♡千歌ちゃんが喜んでくれるならいつでもやってあげるね」
千歌「本当!?よ〜〜し!それなら作詞ももうひと頑張りしてみよー!」
千歌「それに明日はAqoursみんなでみとしーだもんね!楽しみー♪」
エマ「みとしー・・わたしもまだ行ったことないから楽しみだよ♡」
千歌「そっか!!エマちゃんと梨子ちゃんはみとしー未経験だもんね」
エマ (千歌ちゃんの旅館に泊まったり星を観たりしたけど…水族館は未体験なんたし・・千歌ちゃんよりもワクワクでテンアゲだよ〜♡)
千歌「エマちゃーん♪一緒にお風呂入るのだ!!」
エマ「はーい♪ちょっと待ってね〜」タッタッタッ… ー翌日ー
ダイヤ「ーーこれはどういうことかしら?」
果南「ダ、ダイヤ‥」
梨子「ダ、ダイヤちゃん…落ち着いて」
花丸「わわわ…」
ダイヤ「まさかーー曜ちゃんってばこんな大事な時に遅刻なんてね」
善子 (ダイヤちゃんってばーーずいぶん怒ってるみたいね…やっぱりバスを逃すこと前提で動いて正解だったわ)
千歌「ダメ〜繋がらないのだ…」
エマ「曜ちゃんってばどうしちゃったのかな?」
ルビィ「スクールアイドルが嫌になっちゃった…とか?」
花丸「ま、まさか!!そんなはずないずら!……あっ、ないと思うな」 鞠莉「・・・・」
鞠莉「取り敢えず入っちゃいましょう♪」
千歌「ま、鞠莉ちゃん!?」
鞠莉「だってー曜が時間に遅れるのがいけないと思うわ♪それにせっかく今日ほぼ貸し切りで見ることができるんだから早く動かないと損じゃない?」
ダイヤ「まあ…それは一理あるわね」
エマ「でも、それじゃあ曜ちゃんがかわいそうじゃないかな…?」
梨子 (待ち合わせ場所に遅れて着いたら誰もいない…私だったら・・うぅ‥引きずっちゃいそう)
千歌「うーどうしよう…曜ちゃんを待ってたほうがいいのも分かるし、鞠莉ちゃんがせっかくお願いしてみとしーさんを見学できるのに…」
千歌「果南ちゃん・・」グイグイ
果南「?」
千歌「果南ちゃんはどうしたらいいと思う?」 果南「そうだね……鞠莉」
鞠莉「どうかした果南?私のこと冷たいな〜なんて・・」
果南「曜が遅れたきたとしてその場合水族館に入ることはできるの?」
鞠莉「オフコース♪Aqoursのメンバーの名前は言ってあるから遅刻しても名前さえ言えば…まあマリーが連絡すれば問題ないわ♡」
果南「・・・・それじゃあ先に入ってようか」
果南「曜に前もって連絡しておけば問題ないと思うし、何より曜はそんなことあんまり気にしないよ♪」
千歌「あっ、そっか‥メッセージ残しておけば曜ちゃんも分かるよね!」
エマ「うぅ…それなら曜ちゃん大丈夫だよね思いつかなかったよお…」
梨子「エマちゃんのそういう優しいところ…わ、私はとっても素敵だと思うよ・・///」
ルビィ「ル、ルビィも‥そう思う!」
エマ「ふふふ♪二人ともありがとう♡」
ダイヤ「それじゃあーーまとまって10人…ではなくて今は9人で動くのだけどーー」
8人「??」
ダイヤ「それぞれ3人ペアで行動しましょう」
千歌「えー!!みんなで行動しないの!?」
ダイヤ「そっちの方が効率が良いしみんなで回ったらーー絶対騒いじゃうもの」
千歌「楽しみにしてたのに〜」プクー
ダイヤ「・・・まあ、また来たい時はみんなでスケジュールを調整しましょう?」
エマ「ふふふ、そうだね♪みんなで楽しむのは曲のヒントやライブの場所を決めてからで遅くないもんね♡」 善子「ねえーーダイヤちゃん?」
ダイヤ「何かしらヨハネ?」
善子「一緒に回る人はどうやって決めるの?」
善子 (私と回りたいって思ってくれる子…いるのかしら?)
ダイヤ「そうね…くじで決めるのはどうかしら?」
果南「くじって言っても…」
鞠莉「それらしいものは何も持ってないのよね〜」
エマ「それならわたしが集めてる割り箸を使うのはどうかな?」
千歌「あっ!それじゃあチカがそれに印をつけるね♪」キュッキュッ
花丸「な、なんで割り箸を集めてるの?」
ルビィ (くじで決まるってことは…お姉ちゃんと一緒にってならない可能性もあるよね)
エマ「できたよ〜♪みんな準備はいい?」
鞠莉「オールOKよ☆」
梨子「わ、私は…引くのは余ったもので良いかな…」
花丸「えっ、そ、それはマルが貰いたいなって…」
果南「一部準備が出来てない子がいるけど…」
千歌「一回引いちゃえばそれでおしまいだから大丈夫なのだ!せーの!」
エマ (わたしは誰とペアになるのかな?)
>>474
エマちゃんのペアの子曜ちゃん以外のAqoursメンバーより2人 エマ「えっと…赤色の割り箸を引いた子は・・」キョロキョロ
ルビィ「ル、ルビィ‥赤色だよ?」
エマ「わあ♪ルビィちゃんだったんだ♡もう1人は?」
梨子「わ、私も…赤です…///」
エマ「ルビィちゃんに梨子ちゃんだねよろしくね♪」
梨子 (こんな人気のない水族館でーー大きなエマちゃんとちっちゃなルビィちゃんと3人で学年も違うペアなんてーー私…ドキドキしちゃいます・・///)
善子「・・・どうしてこうなったの?」ズーン
鞠莉「ダイヤも青だったのね♪マリーと一緒なんてこれも何か運命かしら?」
ダイヤ「・・・別にそういうわけではないと思うけど」
千歌「ってことはチカと同じ緑チームは」
果南「私とマルだね」
花丸「千歌ちゃん、果南ちゃん!よ、よろしくお願いします!」ペコリ
果南「そんなにかしこまらなくてもいいってマル、気楽に行こう?」
千歌「む〜〜果南ちゃんとは何度か行ってるからつまんなーい!!」
花丸 (ち、千歌ちゃん!そんなこと言ったら‥果南ちゃんが・・)チラッ
果南「まあまあ。これも幼馴染ならではの縁ってやつだよ♪」
花丸「えっ?」
千歌「そっか〜!!やっぱり果南ちゃんとチカは一緒ってことだね♪」
果南「そうそう♪」
花丸 (果南ちゃん…千歌ちゃんのわがままを包み込んじゃった。マルもあんな風なお姉さまになりたいな…♪) 鞠莉「それじゃあ2時間後にショーのプールに集合ね☆」
エマ「曜ちゃんが着いたら千歌ちゃんたちのグループに入ってもらうってことでいいかな?」
千歌「もちろん!!」
花丸 (よ、曜ちゃんとここでも同じグループ‥///マル…仏様に感謝しないと…)
鞠莉「それじゃあ〜みとしー探索のスタート☆」
ダイヤ「エマちゃん…」コソッ
エマ「ダイヤちゃんどうしたの?」
ダイヤ「・・・不肖な妹だけどよろしく頼むわーー迷惑をかけたら…」
エマ「迷惑なんてことないよ♪ルビィちゃんすっごく可愛いもん♡」
ダイヤ「・・そう言ってもらえたら良いのだけど」
鞠莉「ダイヤ〜〜置いて行っちゃうわよ〜!!」
ダイヤ「ええーー分かってるわ。すぐ行くわ」
エマ「それじゃあ2人とも行こっか♪…あれ?」
梨子「・・///」ジー
ルビィ「・・・・」ジー 梨子 (ど、どうしよう…///よく考えたら…ルビィちゃんとこうして少人数で行動って初めてだよね…!?)
梨子 (私‥ルビィちゃんから見てどんな子に見えてるのかな…?音ノ木坂ではつり目ってだけでちょっとクールな子なのかなって思われることもあったけど…)
ルビィ (ど、どうしよう…ルビィ・・・梨子ちゃんとあんまり話したことないよぉ…でも音ノ木坂のお話とかいっぱい知ってるよね?)
ルビィ (お姉ちゃんよりは怖くないし‥優しいよね…?で、でも‥あんまり話したくないことかもしれないし・・花陽ちゃんとは学年も‥)
りこルビ (誰か助けて〜〜〜!!)
エマ「梨子ちゃん、ルビィちゃん」
りこルビ「??」
エマ「2人と一緒に回れるなんてとってもエモエモだよ♡今日はよろしくね♪」ニコッ ルビィ「よ、よろしくお願いします!」
梨子「エマちゃんと回れるのなんだか新鮮かも♪慌てん坊な私だけどよろしくね…?」
ルビィ「・・・・」モジモジ
エマ「ふふふ♪」
りこルビ「??」
エマ「だいじょーぶだよ2人とも♪同じグループなんだもんきっと仲良くできるよ」
ルビィ「!!」
エマ「ルビィちゃんは梨子ちゃんに聞いてみたいことあるんじゃない?例えば…音ノ木坂のこととか」
ルビィ「う、うん!」コクコク
梨子「わ、私で良ければ…答えられることなら答えるよ…?」
ルビィ「本当!!?」
エマ (よかった〜♪2人とも少し表情が柔らかくなったよ〜)
ルビィ「あのね、梨子ちゃん…ルビィ…」
梨子「うんうん…♪」
梨子 (ルビィちゃん…とっても小さくてそれでもスクールアイドルが大好きって気持ちは千歌ちゃんと同じくらい大きな子ーー勇気を出して私に一生懸命話しかけてくれる姿‥見てるだけで癒されちゃいます♡) エマ「わたしこの水族館初めてなんだ〜」
梨子「わ、私も…」
ルビィ「ルビィはマルちゃんと何回か来たことあるよ」
エマ「よーし、それじゃあルビィちゃんが先頭だね♪」
ルビィ「ええ!?で、でも…ルビィ1年生だし」
梨子「気にしないでルビィちゃん♪私やエマちゃんよりも詳しいんだから自信を持って良いと思うな」
エマ「そうそう、1年生とか関係ないから頼りにしてるねルビィちゃん♪」
ルビィ「そ、それじゃあ‥ルビィについてきて!」トコトコ‥
えま ルビィ「・・・・・」
エマ「・・・」ジー
梨子「・・・・?」
ルビィ「えいっ!」ピッ
エマ「すごーい!!ルビィちゃんザリガニを釣るの得意なんだね♪」
ルビィ「えへへ‥マルちゃんとここに来た時はよくやってたんだ」
エマ「わたしもやりたい!!!」
ルビィ「ふふ♪ルビィにもできたんだからエマちゃんにもできるよ」
エマ「よーし♪ザリガニ釣れるように頑張っちゃうよ〜!」
梨子 (な、なんでザリガニ釣りなの!!?もしかして…こうすることで何か閃いたり…で、でも…もし遊んでるだけなら止めた方がいいよね?でもでも、ルビィちゃんもエマちゃんも真剣だし…)
ルビィ「梨子ちゃん?」ジー
梨子「はわっ!?な、なに・・?」 ルビィ「梨子ちゃん…もしかしてザリガニ釣りやったことないの?」
梨子「う、うん…」コクッ
ルビィ「それじゃあ、ルビィが教えてあげるね♡」
ルビィ「まずねーザリガニさんに見つからないように〜」ペラペラ
梨子 (ど、どうしようーー熱弁してるルビィちゃん…すっごく可愛くて‥遮ることなんてできないよ〜神様…千歌ちゃんごめんなさい…梨子はやっぱりダメな子ですーー)
梨子 (お願いエマちゃん…!)チラッ
エマ「う〜全然釣れないよ〜」プラプラ
ルビィ「ザリガニさんがお腹空いてないのかな・・?それともエマちゃんが大きいからザリガニさんから見えてたり…」
ダイヤ (はあ…あの子が心配になって見に来てみたけどーーー想像以上ね。でも…こうして笑顔で他の子と話せてるのはーー成長してるってことね♡)
ダイヤ (妹のだめなところを助けてあげるのもーーお姉ちゃんの勤めあなたの分までしっかりリサーチしてくるから…感謝してよね?)
ダイヤードコー? その頃
曜「ま、参ったな〜」
曜 (飛び込みの練習のアドバイスが欲しいって後輩の子に呼び出されて引き受けちゃったのは良かったけど…)
曜「こんなに時間がかかるなんて思わなかったよ〜!!!」
曜「・・せっかく目覚まし時計より早く起きたのに…これじゃあまたダイヤちゃんに怒られちゃう・・」ズーン
曜「ううん!!まだ少しの遅れ!きっと話せば分かってくれるよね」
曜「いっくぞ〜!!!全速前進…」
カチャ
曜「ヨーソロー!!!!」
後輩「わ、渡辺先輩〜!!!スマホ忘れてますよー!」
曜 (待っててねみんな…!) エマ「ふふふ、こっちだよルビィちゃーん♡」
ルビィ「ま、待ってよエマちゃん…」トテトテ
梨子 (ただ遊んでるだけになってるような気がするんだけど気のせい…だよね?)
梨子「わあ・・・」
ルビィ「たくさんのクラゲさん‥」
エマ「すっごく綺麗だね・・♪」
梨子 (こんな景色を…大好きな人と見れたら………はわわ…///わ、私ってば何考えてるんだろ…//)
エマ「こういうライト…もしかしたらライブに使えないかな?」
梨子「!?」
ルビィ「ル、ルビィたちに用意できるかは分からないけど……他のスクールアイドルに照明の魅せ方が上手なグループもあったからそれを参考にすればできるかも!」
エマ「さすがルビィちゃん!スクールアイドルのこと大好きだもんね♡・・ちゃんとメモしておかないと」カキカキ ルビィ「えへへ…///」
梨子 (うぅ…や、やっぱり私は役に立たないのかなあ・・?ルビィちゃんやエマちゃんみたいにスクールアイドルに詳しいわけじゃないし………)
梨子 (ダンスレッスンでもエマちゃんに教えてもらってばっかりで考えるのも果南ちゃんやダイヤちゃんだし……)
エマ「梨子ちゃ〜ん?」キョトン
梨子「エ、エマちゃん?」
エマ「暗い顔してないでせっかくの水族館一緒に楽しもう?」
エマ「わたしは笑った顔の梨子ちゃんが好きだよ♡」
梨子「はわわ…////」
ルビィ (エマちゃんって…ルビィとは違ってとっても大人で優しくて…でも時々すっごく純粋な子供に見える時があるんだ)
ルビィ (ダンスも歌も上手で…もしかして、ルビィたちよりもっとすごいスクールアイドルになれたりして?) エマ「あ〜!!2人とも見てみて!!」
りこルビ「??」
エマ「おっきなカニさんの模型が置いてあるよ!!」ザパァ
🦀
梨子「!!」
エマ「こんなに大きなカニさんもいるんだね〜♪海ってとっても不思議だよ〜」ニコニコ
ルビィ「エ、エマちゃん…」
梨子 (うん、エマちゃん…曲とか関係なくすごく楽しそう。そうだよね、せっかく来たなら楽しまないと♡)
梨子 (あんなよくできた模型が水につけてあるなんて…あっちの水族館じゃ見られないよね♪)
エマ「?」
ルビィ「そ、それ…本物だよぉ!!」 エマ「ええええ〜〜〜!!」
梨子 (そういえば…蟹のハサミの動きってすごく独特だよね・・・そうだ!)
エマ「カニさん、変な持ち方しちゃってごめんね?」ポチャン
ルビィ「び、びっくりしたよぉ…」
梨子「ね、ねえ!!!」
ルビィ「わっ!!」
梨子「ご、ごめんねルビィちゃん…」
ルビィ「ううん…それにしても急に梨子ちゃんが大きな声出すなんて‥何かあったの?」
梨子「か、蟹の動きをダンスに取り入れてみるっていうのはどうかな……?」
エマルビ「・・・」キョトン
梨子「ご、ごめんね!!やっぱり今のなし!変なこと言っちゃったよね…」 エマ「梨子ちゃん!」ガシッ
梨子「!!」
エマ「とっても良いと思うよ♡わたしも賛成!」
ルビィ「ル、ルビィも!そんな振り付け見たことないから面白いと思う!」
梨子「よ・・・」
エマルビ「??」
梨子「良かったぁ・・・」ヘナヘナ
ルビィ「わわっ!梨子ちゃん!」
エマ「どうしたの?」
梨子「わ、私…役に立てるかわからなくて…」
梨子「ルビィちゃんみたいにお裁縫も得意ってほどじゃないし…スクールアイドルにも詳しくない…エマちゃんみたいにダンスが得意なわけじゃない…から」
エマ「梨子ちゃん♪」 梨子「?」
ギュー
エマ「梨子ちゃんはAqoursのみんなのために曲を作ってくれるよね?それに…千歌ちゃんのこともよく見てくれてるよ?」
エマ「Aqoursは9人でAqours・・・それぞれみんなで足りないところを支えていけばいいんじゃないかな?」
エマ「って千歌ちゃんなら言うと思うな♡」
梨子「エマちゃん‥////」
ルビィ「・・・・」ジー
エマ「あっ、ルビィちゃんももしかしてぎゅーってして欲しかった?」
ルビィ「えっ!?」
エマ「いいよ、おいで♡」ポンポン
ルビィ「・・・」コクリ
ギューー
エマ「ふふふ♡涼しい水族館の中だけど‥こうしているとあったかいね〜♡」
梨子 (ううう…///や、やっぱりエマちゃんは…色々とすごいです・・)
鞠莉 (〜〜♪これは思わぬオフショットの収穫の予感☆)カシャッ
マリー!ヨハネトウツボノツーショットモトリナサイヨ-! 梨子「そういえば…千歌ちゃんはどこにいるのかな?」
ルビィ「ヨハネちゃんたちは少し見るけど…さっきもぬいぐるみコーナーでサメのぬいぐるみを眺めてたし」
エマ「わあ…うちっちーってカリーノだよ♪」
ルビィ「カ、カレー…?」
エマ「カレーライスはボーノだよ♡カリーノは男の子に可愛いって時使う言葉だよ」
ルビィ「ひっ‥お、男の人…!!?」
梨子「ル、ルビィちゃん落ち着いて!ぬいぐるみだよ?」
ルビィ「あっ、そうだよね…ふふ、ルビィはシーラカンスのぬいぐるみかなあ?」
梨子「それじゃあ‥私はカワウソかな♪」
エマ「ふふふ、どれもみーんなカリーノだよ♡」 ピンポンパンポーン
鞠莉「シャイニー♪Aqoursのメンバーは至急集合してくださーい☆」
梨子「ええっ!?」
エマ「い、今の鞠莉ちゃんだよね?」
ルビィ「あっ…よく見たらグループの方にいっぱい通知が来てたよぉ…お姉ちゃん怒ってるかな・・?」
エマ「2人とも急ごう!」
りこルビ「うん!!」
梨子 (この短い間だけどーールビィちゃんとエマちゃんと…少しは距離を縮められた気がします♪2人ともとっても優しくてーーもちろんAqoursはみんな優しいけど… ふふふ♪) 梨子「お、遅れてごめんなさい!!」
千歌「それ〜!!」バシャーー
梨子「ひゃっ!ち、千歌ちゃん!!?」ポタポタ
千歌「えへへ〜♡濡れてる梨子ちゃんも可愛い〜♪これってー水も滴る良い女っていうのかな?」
果南「これこら千歌‥あれほど人に向けちゃダメって言ったのに」
千歌「え〜!だってー」
花丸「マ、マル…もう疲れて…ダメ…」
エマ「鞠莉ちゃんどういうこと??」
鞠莉「ふふーん♪千歌たちにはこのみとしー周辺の掃除をしてもらったの♪思ったより早く回り終わったみたいだったから」
果南「まあ…昔からよく行ってた場所だったからね」
梨子 (そういえば千歌ちゃんたちのチームはみんな地元の子だもんね)
鞠莉「だからマリーの提案を呑んでくれた水族館の人たちに感謝の意味を込めて…ね♡」 ダイヤ「だからといってーーー自分がやらないのはどうかと思うけど…」
鞠莉「だってマリーここには来たことなかったもの」
鞠莉「ヨハネもエンジョイしてたみたいだったし♪」
善子「そ、そんなことないわ!!」ドッサリ
ルビィ「ヨ、ヨハネちゃん…その両手の袋は?」
ダイヤ「お土産だそうよ、両親の方と親戚の方への」
エマ「わあ〜ぬいぐるみもたくさん‥」
善子「・・・・これはあなたたちの分よ」ヒョイ
千歌「わあ!!よっちゃん太っ腹なのだ!スタイルは細いけど」
鞠莉「ふふふ♪マリーたちにしきりにどんなものが良いか聞いてきたのはそういうことなのね♡」
ダイヤ「・・・わたくしにペンギンなんて可愛すぎかと思うけどーーまあ、ヨハネの気持ちだからーーーありがたく受け取るわ♡」 曜 (ふ〜♪こんなに自転車漕ぐのって久々かも♪今度サイクリングもやってみよっかな?)
曜「はあ…はあ…着いた!!」
曜「って…あれれ?誰もいない?…むむむ曜が遅れたから先に入っちゃったのかな?」
曜「あっ!これに着替えてって…ふむふむ…」ジー
曜 (よし!みんなをびっくりさせちゃおっと♪千歌もすぐに悪ノリして良い感じにしてくれるよね♡)キシシ ー館内ー
梨子「それにしても…曜ちゃん遅いね?」
エマ「も、もしかして事故にあったりしてないかな…?」
果南「さすがにないと思うけど・・ん?」
善子「さあーーイルカよ跳びなさい!」
ザパーン
鞠莉「ワオ♪ヨハネってばすごーい♡」
ダイヤ「ふふ♡ヨハネってばーー水族館の飼育員になれるかもしれないわね♡」
善子「・・褒めたって何も出ないわよ//」プイッ
ルビィ「ヨハネちゃんこんなに高いところで堂々としてて…すごい」プルプル
花丸「ルビィちゃん、マルが支えてるから落ちないよ♪」
果南「思いっきりエンジョイしてるね…」 エマ「わあ〜わたしもイルカさんと遊びたい!…今のショットPVに使えるかも!ヨハネちゃ〜ん!!」ブンブン
善子「!?」
エマ「もう一回やって〜」
善子 (ふふーーエマちゃんってば私の華麗な姿が見たいのは分かるけど…行動が幼いわね♡でも…そんなところも魅力かもしれないわね)
千歌「それにしてもイルカってすごいね〜チカより賢かったりして♪」
梨子「え、ええっ!?流石にそれはないんじゃないかな…?」
千歌「いやいや、千歌より賢いイルカもいるかもしれないよ?」
かなりこ「・・・・・」
千歌「あっ、今のはね〜〜」
エマ「イルカさんといるかをかけたダジャレ!!千歌ちゃんさすがだね〜♡」ナデナデ
千歌「えへへ〜♡」 果南「私としてはイルカと泳ぎで対決してみたいかな♪」
梨子「ええ!?」
エマ「果南ちゃんならきっと勝てるよ♡」
果南「あはは、ありがと♪でも私よりも曜の方が速く泳げるんだよ?」
千歌「そーそー!スピードの曜ちゃん、パワーの果南ちゃんなんだよ!」
果南「パ、パワーって…本当のことだけどさ…」
梨子 (・・・・)
梨子 (筋力をチャームポイントにしてて普段はおっとりな果南ちゃんが‥気にしてる!?意外な一面にーーードキッとしちゃいます♡)
千歌「あのねあのね!梨子ちゃん!」
梨子「な、何?」 千歌「曜ちゃんはすごいんだよ〜♪まずね〜ちっちゃい頃からずっと海に飛び込んでてー」ペラペラ
エマ (ふふふ♪曜ちゃんのことを話す千歌ちゃんとっても楽しそう♡)
千歌「それでチカね…曜ちゃんのこと〜イルカさんの子供だって信じてたりしてーー」
梨子「ふふふ♡」クスクス
曜 (あっ!いたいた!よーし・・・)ソー 曜「お待たせ!!!ごめん、私ったら…遅れちゃった!!」バッ
千歌「あー曜ちゃん遅いのだ!!もうチカたちで大体見終わっちゃったよ〜!」
果南 (まあ…大半が地元で割と知ってたっていうのもあるんだけどね)
曜「うう…私には病気の妹が…」ガクッ
千歌「な、なんだって〜!?…それは仕方ない…ここはチカに任せて戻るのだ曜ちゃん!」
曜「千歌ちゃん…!」パァァァァ
千歌「にしし♪なーんちゃって♡も〜遅いよ曜ちゃん!!」
曜「ごめんごめん!言い訳にもならないけど…クラブの後輩の指導してて〜〜」ペラペラ
千歌「そうだったんだ〜♪それじゃあここから挽回だね♡」ニコニコ
曜「まっかせて!」
曜 (・・みたいになるはず・・いくであります!) 曜「お待たせ!!!ごめん、私ったら…遅れちゃった!!」バッ
千歌「でね〜♪その時〜」ペラペラ
梨子「ふふ、本当面白いね♡」
エマ「あっ!曜ちゃん!よかった〜♡事故にあったわけじゃなかったんだ」
曜「じ、事故?あってないけど…?」
曜 (あれ…?千歌ちゃん?)
千歌「あ〜!曜ちゃーん♪」
梨子「来てくれたんだ‥良かった♪」ニコッ
千歌「も〜!遅いからチカずっと梨子ちゃんとお話してたんだからね〜」
曜「あはは…ごめんごめん…」 エマ (曜ちゃん…?)
クルッ
曜「ごめん…私ちょっと出てくる…!」ダッ‥!
千歌「あっ!ちょっと曜ちゃん!?」
梨子「・・・?」
鞠莉「あら?曜ったら忘れ物かしら?」
花丸 (ーーせっかくようやく来てくれたのに‥こんな時はお茶を飲んで一息♡マルのじいちゃんがよく淹れてくれるんだ♡)ズズッ…
善子「マルちゃんってば…水族館に来て湯呑みでお茶を飲むなんて…ただものじゃないわね」
ダイヤ「曜ちゃんってば…遅刻してきたのに忘れ物もするなんてーーこれは反省文かしら?」
果南「まあまあ…それよりもダイヤ・・」
ダイヤ「ーー何かしら?」 数分後・・・
千歌「う〜!!!曜ちゃんが戻ってこないよ〜!」
ルビィ「どこにいっちゃったのかな…?」
梨子「水族館で迷子になってるなんてことは…」
果南「ちっちゃい時から何度もきてるからそれはなさそうかな」
善子「はあ…もしかしてこれも私が呼んできた不幸なのかしら…?」
花丸「ヨハネちゃんのせいじゃないと思うよ?…マルも曜ちゃんのこと心配・・」
エマ「‥わたし探してくる!みんなはここでまってて!」バッ
ダイヤ「あらーーエマちゃんが探すの?それならーー私もーー」
ダイヤ「・・・いえ、なんでもないわ」
エマ「??」 千歌「チカも行くのだ!!曜ちゃんのこと‥心配だもん」
エマ (ち、千歌ちゃん…どうしよう…?もし、わたしの予想が正しかったら…ここで曜ちゃんと千歌ちゃんがあったら…)
果南「まあまあ、待ってよ千歌?」
千歌「果南ちゃん?」
果南「エマは水族館の迷惑にならないように一人で行こうとしてるんだよ?」
千歌「で、でも…」
果南「それに入れ違いになっても困るし、曜のこと大勢で探しに行ったってなると曜も気にしちゃうかもしれないでしょ?」
千歌「うん…そうかも」
果南「だから千歌はここでみんなと一緒に待ってよ?曜のこと笑顔で迎えられるように♡」
千歌「‥うん」
エマ「…それじゃあ行ってくるね!」バッ エマ「曜ちゃ〜ん、どこにいるの〜??」
エマ「うぅ‥曜ちゃんのこともっと気にかけてあげたら良かったかな…」シュン
エマ (・・ううん!これまでダメだったなら…これからなんとかしてあげないと。みんなのお姉さんだもん♡)
ープールサイドー
千歌「はあ…曜ちゃんどうしちゃったんだろう・・チカのこと嫌いになっちゃったのかなぁ?」
梨子「そ、そんなことないと思うよ…!」アタフタ
千歌「ほんと〜?」ウルウル
鞠莉「あのやりとり…もう5回は繰り返してるわね飽きないのかしら?」
果南「ちょ、ちょっと鞠莉…千歌に聞こえるから…」
ダイヤ「ーーそれにしても・・まさかエマちゃん1人に任せてほしいなんて、果南がそんなこと言うと思わなかったわ」
果南「えっ、そう?」
ダイヤ「こういう時は…自分が行くと言うかみんなで探しに行こうと提案するかと・・」
果南「・・なんかさ」
ダイまり「??」 果南「さっき出て行った時もだけど・・曜がこれまでに見たことない顔してたんだよね」
ダイヤ「・・もということは以前にもそういうことがあったの?」ヒソヒソ
果南「うん、梨子ちゃんが千歌と仲良くしてる時に・・」ヒソヒソ
鞠莉「Oh・・それってもしかして・・・」
果南「かもしれないね」ヒソヒソ
ダイヤ「幼馴染だからこそ…かしらね」ヒソヒソ
鞠莉「それなら解決するのも幼馴染がいいんじゃないの??」
果南「昔から知ってるからこそ言いにくいこともあるんじゃないかなって思って・・それに」ヒソヒソ
ダイヤ「?」
果南「エマも前から曜のこと気付いてたみたいだからさ。それならなんとかしてくれるかなって」
鞠莉「へぇ…♪」ニヤニヤ
果南「?」
鞠莉「エマっちのこと信頼してるのね〜♡もしかしてラブ!?ラブなの!?」
ダイヤ (・・・鞠莉の突拍子もない発言ーー頭が痛くなるわ) ークラゲ万華鏡ー
曜 (はあ…私いったいどうしちゃったのかな‥?)
曜「あんな風に千歌ちゃんから逃げ出して…」ボソッ
曜 (それに…この気持ち・・・・胸がチクチク?ジリジリ?)
曜「う〜〜!!分かんなーい!!」
曜「クラゲはいいな〜水の中でぷかぷかしてて…」ジー
曜 (・・曜もずっと水の中にいることができてクラゲみたいになーんにも考えずにいられたらいいのに)
曜「…戻らなきゃいけないよね……でも…」 エマ「曜ちゃんみーつけた♡」ヒョコ
曜「エ、エマちゃん!?」ダッ‥
エマ「あ〜逃げないでよー!!」ガシッ
曜 (う、嘘…!!私鬼ごっこで負けたことなんてほとんどないのに…)
エマ「ふふふ♪ネーヴェちゃんや弟たちとよく鬼ごっこしてたから捕まえるのは得意なんだ♡」
曜「うぅ……捕まったであります…」
エマ「ねえーー曜ちゃん」
曜「?」
エマ「せっかくだから・・・ちょっとお話ししよっか♡」ニコッ エマ「じゃあまずは…曜ちゃんなんで遅刻しちゃったの?みんな心配したんだよ〜?」
曜「えっ!?」
エマ「?・・わたし、何か変なこと言ってた?」
曜「う、ううん!!」(良かった〜なんで逃げたのっていきなり聞かれると思った…)
曜「えっとね!ちゃんと集合時間に間に合うように早起きして家は出たんだけど…」
曜「クラブの後輩の子にあって…教えてほしいことがあるって言われて断れなくて・・」
エマ「そうだったんだ〜♪ちゃんと教えてあげるなんて曜ちゃん優しいね」
曜「お、怒らないの!?」
エマ「曜ちゃん…怒ってほしいの?」
曜「だ、だって…それですっごく遅れてしかもこんな大事な時に…!」
エマ「それよりも曜ちゃんがちゃんと来てくれて良かったって気持ちが強いから♪」
曜「…そっか」ボソッ
エマ「怒ってほしいなら怒ってあげるよ…?」
曜「いやいや!!遠慮しておくであります!」ビシッ
曜 (きっとダイヤちゃんが怒るだろうし・・) エマ「うんうん♪」
〜間〜
ようエマ「・・・・」
曜「何も聞かないの?」
エマ「ここからは曜ちゃんが話したいと思ったら話してくれたら良いよ」
エマ「無理して話してもらうのも嫌だから♪」
エマ「・・クラゲって綺麗だよね〜♡」キラキラ
曜「うん…」
曜「・・エマちゃん」
エマ「なあに?」クルッ
曜「曜ね…変なの」
曜「千歌ちゃんが梨子ちゃんと仲良くしてるのを見てると…」
曜「なんだか…胸がモヤモヤしちゃって‥!」
曜「‥それでさっきも…逃げ出しちゃって…」グスッ エマ「うんうん‥」
曜「私…自分のことがよく分かんなくなっちゃった」
曜「なんなのかな・・この気持ち」
エマ「曜ちゃんそれはね‥嫉妬だよ?」
曜「し、嫉妬!!?曜が!?」
曜「私…嫌な子だったのかな?」ウルウル
エマ「そんなことないよ!!…嫉妬なんて誰でもあるもん♪」
曜「・・本当に?」ジー
エマ「うん、わたしも昔…パパやママが弟や妹たちばっかりお世話をしてて‥って時は取られちゃったみたいで妹たちに嫉妬してたから」
エマ (曜ちゃん分かってくれるかな…?) 曜「小さい時のエマちゃんの話ってことは…よ、曜…もしかしてお子様…?」
エマ「そ、そんなことないよ〜!!」
エマ「友達が仲良くしてて自分だけ置いていかれちゃうって思うと不安な気持ちになるもんね・・」
エマ (あの子はみんなから好かれてるもん)
曜「エマちゃん…」
曜「私どうしたらいいのかな?これじゃあ千歌ちゃんにも嫌われちゃったかな?」
曜「エマちゃんはどうして嫉妬したりしてもそんなに平気でいられるの?」
エマ「ん〜〜曜ちゃんは千歌ちゃんのこと好きなんだよね?」
曜「・・・・」コクコク
エマ「それならそれで良いと思うな♪」
曜「えっ!!?」 エマ「わたしは嫉妬しても…その子のことも友達のことも、弟や妹たちのことも大好きだから平気なんだよ」
エマ「もちろん最初は曜ちゃんみたいにモヤモヤしちゃったけど…」
エマ「曜ちゃんは梨子ちゃんのこと嫌い?」
曜「ううん!!!そんなことない!曜と違って女の子らしくて、ピアノが上手で、時々サンドイッチをお裾分けしてくれるし…」ペラペラ
エマ「ふふ♪そうだよね」
曜「あっ‥///」カァァァ
エマ「あとはどうしたらいいかってことだけど…やっぱり素直に話してみるのが1番だと思うな♡」
曜「素直に……でも、私…今千歌ちゃんと話せる自信ないよ」 エマ「そっかそうだよね…それじゃあどうしようかな?」ムムム‥
曜 (エマちゃん…曜のためにあんなに真剣に考えてくれるなんて・・)
エマ (わたしが間に入って‥ってすることは簡単だけどそれじゃあ千歌ちゃんと曜ちゃんの問題がちゃんと解決できるかわかんないもんね)
エマ「・・そうだ!曜ちゃんじゃなくなっちゃえば良いんだよ!」
曜「ええっ!!!?それってどういうこと!?」
エマ「ふふふふ♪」ニコニコ
曜「エ、エマちゃーん…笑顔がいつもより怖いでありまーす」
曜 (一体全体曜…どうなっちゃうの〜!!?) うちっちー(曜)「こ、これでどう?」
エマ「うん、バッチリだよ♪」
エマ「これなら千歌ちゃんに会っても曜ちゃんって簡単にはバレないよ♪」
うちっちー「・・そ、それにしても」
エマ「?」
うちっちー「着ぐるみの中って暑いよ…は、はやく移動しよう・・・」
エマ「ご、ごめんね曜ちゃん!!わたしが先にみんなのところに行ってるからこっそりついて来てね」
うちっちー「ヨ・・ヨーソロー・・」ビシッ エマ「みんな〜!」
ダイヤ「あらーーエマちゃん」
ルビィ「ど、どうだったの…?」
花丸「曜ちゃんは見つかったの?マル心配でお茶ばっかり飲んで…」
果南「勝手にどこか行こうとする鞠莉を抑えるの大変だったよ…」
鞠莉「も〜!!ジッとしてるなんてつまんないんだもん!マリーも曜探すのー!」ジタバタ
エマ「遅くなっちゃってごめんね?千歌ちゃんは?」
善子「・・・千歌ちゃんなら」チラッ
エマ「?」 千歌「はあ…曜ちゃんどうしちゃったんだろう・・チカのこと嫌いになっちゃったのかなぁ?」
梨子「そ、そんなことないと思うよ…!!!」
千歌「ほんと〜?」ウルウル
千歌「曜ちゃん…なんでチカたちから逃げちゃったのかな?チカ知らないうちに悪いことしちゃった…?」
エマ「・・・」チラッ
うちっちー (・・・ごめんね千歌ちゃん)
ダイヤ「もう、ずっとあんな調子ねーー全く…いつもの明るい千歌ちゃんじゃないと調子が狂ってしまうわ」
エマ「梨子ちゃん…」コソコソ
梨子「エ、エマちゃん…!曜ちゃんは??」
エマ「・・・・」フルフル
梨子「そ、そんなぁ…」 エマ「ねえーー千歌ちゃん」
千歌「何‥?」ウルウル
エマ「曜ちゃんのこと好き?」
千歌「えっ…?」
うちっちー (・・エ、エマちゃん!ストレートに聞きすぎであります!)ドキドキ
千歌「・・・チカは曜ちゃんのこと好き!」
うちっちー (・・・・!!)
エマ「そうだよね…♪」
千歌「でも…曜ちゃんはチカのこと…」
エマ「いいよ千歌ちゃん」
千歌「えっ?」
エマ「曜ちゃんのこと探しに行ってあげて♪わたしじゃ見つけられなかったけど…千歌ちゃんならきっと見つけられるよ」 千歌「・・うん!」ダッ‥!
うちっちー (えっ?えっ?)
千歌「あれ?」
千歌「こんなところにうちっちーがいるのだ!」ジーーー
うちっちー (・・な、なんだか…怪しまれてる?)
千歌「・・・・」ジー
うちっちー「・・・!」バッ‥!
千歌「わっ!逃げた!!?」
うちっちー (ふふふ、いかに着ぐるみを着てようと曜に追いかけっこで勝て・・・わっ!)
ドスッドスッ ゴロン スポッ 善子「・・・」
ルビィ「ヨ、ヨハネちゃん…」
花丸「大丈夫?」
善子「心配ないわ・・まさかうちっちーの頭がはまるなんて…」
鞠莉 (頭だけ着ぐるみのヨハネって…とっても面白いじゃない♪)
千歌「あっ!!!」
曜「いてて…あっ…!・・や、やっほ〜千歌ちゃんびっくりした?あはは…」
梨子 (よ、曜ちゃん!!?曜ちゃんって…もしかして…着ぐるみのバイトとかもしてたの??) 千歌「曜ちゃん!」ギュッ
曜「わっ!」
千歌「曜ちゃん…良かったよぉ…チカ嫌われちゃったのかと思ってた・・」グスン
曜「・・・心配かけてごめん!」
曜「私…千歌ちゃんのこと大好きで…ちょっと寂しくなっちゃったみたいなんだ・・」
千歌「曜ちゃん…曜ちゃん…」スリスリ
曜 (って聞こえてないみたい‥まっ…いっか♪エマちゃん…ありがとう♡)
エマ「ふふふ♪」ニコニコ
梨子「ふぅ…2人が仲直りできてよかった‥」
エマ「梨子ちゃん、一緒にいなくていいの?」
梨子「えっ?!でも…私は‥」
千歌「曜ちゃん!」ギュッ
曜「わっ!」
千歌「曜ちゃん…良かったよぉ…チカ嫌われちゃったのかと思ってた・・」グスン
曜「・・・心配かけてごめん!」
曜「私…千歌ちゃんのこと大好きで…ちょっと寂しくなっちゃったみたいなんだ・・」
千歌「曜ちゃん…曜ちゃん…」スリスリ
曜 (って聞こえてないみたい‥まっ…いっか♪エマちゃん…ありがとう♡)
エマ「ふふふ♪」ニコニコ
梨子「ふぅ…2人が仲直りできてよかった‥」
エマ「梨子ちゃん、一緒にいなくていいの?」
梨子「えっ?!でも…私…」 ダイヤ「ーー曜ちゃん?」
曜「げっ…ダイヤちゃん…」
ダイヤ「こんな大事な日にも遅刻なんてーー何を考えているのかしら?」ニコニコ
千歌 (や、ヤバいのだ…ダイヤちゃんの笑顔が怖いのだ…)ガタガタ
曜 (ど、どうしよう…曜ってばすっかり忘れてたけど遅刻しちゃったんだった・・)
ダイヤ「・・・こういう時に遅れるならちゃんと連絡するように、表に止めてあった自転車で急いで来たのはわかるけど・・何かあったのかと心配になるわ」
曜「あ、あれ?」
ダイヤ「どうかしたのかしら?」
曜「お、怒らないの…?」
ダイヤ「怒って欲しかったの?それともーーいつもみたいに反省文かしら?」
曜「い、いやいや!!そんなわけないですあります!」ビシッ
曜 (なんか既視感・・?)
ダイヤ「・・遅れてきた分しっかり働いてもらうわーー期待してるから」スタスタ
曜「た、助かった…」
千歌「そーだよ曜ちゃん!作詞の方もまだまだこれからだからそっちで名誉返上するのだ!」
花丸 (そ、それを言うなら…名誉挽回な気がするずら) エマ「それじゃあ・・みとしーでヒントとかをいっぱい得られたと思うから明日から早速作業に取り掛かろっか♪」
鞠莉「ふふ♪よさそうな写真もたくさん撮れたわ♡」
ルビィ「そ、それって…前みたいな恥ずかしい写真とか…」
鞠莉「トップシークレットよ☆」
果南「鞠莉・・さすがにほどほどにね?」
花丸「マ、マル…果南ちゃんたちの掃除の手伝いばっかりだけど良かったのかな…?」
ダイヤ「マルちゃん?せっかく自由に見られるようにしてもらってるのだからーーその恩を返したという意味で良い働きだと思うわ♡」
花丸「えへへ…ダイヤちゃんにそう言ってもらえると嬉しいです…///」
ダイヤ「あら♪そう素直に喜ばれると…私も嬉しくなってしまうわ♡」
花丸 (こ、声に出ちゃってた・・恥ずかしいずら…///)
曜「エマちゃん」 エマ「なあに?」
曜「曜ね……これから少しでも曲作りできたらなーって思ってるんだけど…ダメかな?」
エマ「!!!」
千歌「それいいね!!チカも早く曲作りたかってうずうずしてるのだ!」
花丸「マ、マルも大丈夫だけど…」チラッ
ダイヤ「・・・学校ならまだ空いているからーー心配ないわ♪」
エマ「それじゃあ、曜ちゃん曲作りしに部室まで行こっか♪」
曜「お〜!!!」ビシッ
梨子 (うう…私は今回曲作りの担当じゃないし…ダメだよね…?)
ガシッ
梨子「ひゃっ…!」
曜「梨子ちゃん!!」
梨子「よ、曜ちゃん‥?」ドキドキ 曜「曜が変な歌詞書いちゃって…梨子ちゃんの曲をダメにしちゃったらいけないから…梨子ちゃんもチェックしてくれないかな?」
梨子「・・・・!」
千歌「あ〜〜!!それすっごく良いと思うのだ!」
千歌「梨子ちゃんもチカたちの作詞するとこ見ててよ〜♡」グイグイ
曜「もー!作詞するのは千歌ちゃんだけじゃないんだぞ〜?」グイグイ
千歌「えへへ♪」
梨子「ふふふ♡」
梨子「私で良ければ付き合うよ♪」ニコニコ
ようちか「梨子ちゃん……!!」パァァァァ エマ (曜ちゃんたちが仲直りできて良かった♪やっぱり3人で仲良くできるのが1番だよね♡)
曜「よーし!それじゃあ部室まで競争だー!!よーいどん!」ダッ‥!
千歌「あ〜!!曜ちゃんってばフライングずるいのだ!」
梨子「ふ、2人とも待ってよ〜〜」
果南「・・これで一件落着かな?」
ダイヤ「そうみたいねーーあとは…ちゃんとした歌詞ができれば良いのだけど・・」
エマ「できるよ」
かなダイ「??」
エマ「今の曜ちゃんたちならきっとできる・・そんな気がするの♪」
ダイヤ「気がするって・・エマちゃんの自信はどこから来るの?」
果南「ふふふ、でも私もなんか分かる気がするな。今の曜たちすっごくいい顔してたもん」
ダイヤ「果南まで…まあ、わたくしたちにできるのは曜ちゃんたちの歌詞の完成を待つだけ・・それまでに他にできることをしましょう?」
エマ「そうだね♪館長さんにライブで使わせてもらえないか話してくる!」タッタッタッ‥
花丸 (マ、マル・・もしかして・・置いていかれちゃった?)ズーン
ルビィ「マルちゃん…頑張って追いつこ?」 曜 (ふふっ・・・大好きって気持ちに素直にか♪)カキカキ
曜「できた!!」
千歌「えっ!?本当曜ちゃん?」
花丸「わぁぁ…とっても素敵な歌詞だね」
梨子「うんうん♪ぴったりだと思うな♡」
曜「えへへ…2人ともありがと、マルちゃんの持ってきてくれた絵本もイメージが湧くの助けてくれたよありがとう!」ギューー
花丸「わわ…//マ、マルは曜ちゃんが文字が少ない方がみやすいかなーって思っただけで…///」
花丸 (う、浦女のヒーロー曜ちゃんがマルのことぎゅーってしてる…!!マル幸せすぎて‥この気持ちルビィちゃんにもお裾分けしたくなっちゃうずら♡)
千歌「それじゃああとはダンスだよね!」
梨子「ふふふ♪今回のダンスはエマちゃんに私の意見も取り入れてもらってるの♪」
千歌「・・・」ニヤニヤ
梨子「ど、どうしたの千歌ちゃん…?」
千歌「梨子ちゃんってばノリノリだね♪やっぱりスクールアイドルむいてたってことだよ!チカの勘…大当たり♪」
梨子「ノ、ノリノリって…そんなつもりじゃ…///」
曜「それじゃあダンスの時頼りにしてるね梨子ちゃん先生♪」
梨子「はわわ…///わ、私先生なんて器じゃないからぁ…//」 ー翌日ー
ダイヤ「・・・驚いたわーーまさかこんなにすぐに曲ができるなんて」
曜「えっへん、これが曜の底力であります!」
果南「偉いね曜ハグしちゃおっか♪」ギュー
千歌「あ〜!曜ちゃんだけずるーいチカもチカも!」
梨子「わ、私も…」ボソッ
エマ「それじゃあ千歌ちゃんはわたしがしてあげるね♪」
千歌「やったあ!」
鞠莉「ちょっと〜それよりも大事なことを忘れてない?」
善子「そうよ!」
エマ「?」
鞠莉「今回の曲は誰がセンターなの?」
千歌「ええっ…そ、そういえば決めてなかったのだ…エ、エマちゃーん!」
エマ「ええ!?」
善子「・・肝心なところをエマちゃんに投げるなんて…」
鞠莉「まあ、千歌らしいと言えばらしいわね♪」 エマ「そんなの決まってるよ♪」ニコニコ
エマ「今回のセンターは・・・」
花丸 (マ、マルにセンターが回ってきませんように‥マルは隅っこで良いから・・)ドキドキ
善子 (まあーー普通に考えてヨハネに決まりよね♪)ワクワク
ルビィ (だ、誰になるんだろう…早く発表してくれないかな‥ルビィの胸が張り裂けそうだよぉ・・)
___
_____
曜「みなさーん!ヨーソロ〜!!」
曜「今日はみとしーに…そしてAqoursのライブを観に来てくれてありがとう!」
曜「今日披露するのは〜この場所から・・えっと・・・イ、インスタント・・?」
ルビィ「曜ちゃん…インスパイアだよ」コソコソ
曜「それそれ!ルビィちゃんありがとー♪」
ダイヤ「・・・・」コホン
曜「わわわ…と、とにかくこの水族館で聴くのにぴったりな曲になってって思います!」
曜「聞いてください!恋になりたいAQUARIUM」 エマ「みんなお疲れさま♪すっごく良かったよ〜♡」
鞠莉「ふふ、曜ったらまさか進行を忘れちゃうなんてね」
ダイヤ「ーーまったく…誰が考えてあげたと思ってるのかしら?」
曜「ダ、ダイヤちゃん…ごめんなさい・・」
果南「でもさ、曜のパフォーマンスこれまでの練習の中で1番良かったんじゃないかな?」
ダイヤ「それもそうね」
千歌「ほんとほんと!チカももっと頑張らないとって思った!」
梨子「私も…サビ前の曜ちゃんの表情がとっても素敵で…またみたいなって思っちゃった・・///」
曜「・・・///」
善子「曜ちゃん…もしかして照れてるの?」
曜「だ、だって…こんなに褒められるなんて思わなくて‥えへへ///」
ルビィ「曜ちゃんって飛び込みでいっぱい褒められてるイメージがあったから意外かも・・」 曜 (だって…曜にとって千歌ちゃんと梨子ちゃんは特別なんだもん)
曜 (そんな2人から・・いっばい褒めてもらえて曜・・すっごい幸せ!)
曜「よーし!!!」
善子「!」ビクッ
果南「ライブが終わったばっかりなのに元気だね♪どうしたの?」
曜「この9人で!ぜっ〜〜たいラブライブ出場しようね!!」
鞠莉「改まってどうしたの?」
曜「う〜〜なんだか叫びたくなっちゃったの!」
千歌「違うよ曜ちゃん!」
曜「えっ?」
ギュッ
エマ「わっ!」
千歌「エマちゃんも入れて10人でだよ♪」
エマ「千歌ちゃん…」
曜「そうだった!!よーし!それじゃあ改めて…ラブライブに向けて全速前進・・・」
10人「ヨーソロー!!」 エマ (曜ちゃんのライブ本当にすごかったな〜♪…わたしもまたライブがやりたくなっちゃった)
エマ「あれ?」
曜「・・・・」
エマ「どうしたの曜ちゃん?もうみんな着替えに行っちゃったよ?」
曜「あ、あのねエマちゃん!なんていうか…その…」モジモジ
エマ「?」
曜「あ、ありがとう!エマちゃんのおかげで私…ライブとか色々上手くできたと思ってるから!」
曜「・・こ、このガラスでできたイルカ…もらってくれないかな?」スッ‥
エマ「わあ!綺麗な緑色だねありがとう♪お箸が置けるのかな?」
曜「ええ!?それってそういうものなの?」
曜「じゃ、じゃなくて…エマちゃんだから果南ちゃんとはまた違ったお姉ちゃんみたいで話せたっていうか…」
エマ「??」
曜「あ〜〜なんで曜ってこんなに言葉にまとめるの下手くそなんだろ・・・とにかく!これからもよろしくね?」
エマ「もちろんだよ♡これからも千歌ちゃんと梨子ちゃんと仲良くね?」
曜「もちろんであります♪」ビシッ エマ (・・・ふふふ♪曜ちゃんたちが仲直り?できてよかったな〜)
??「やあやあお嬢さん」
エマ「あれ?あなたは…」
占い師「元気にしてるみたいやね」
エマ「占い師さん!久しぶり〜♪」
占い師「本当久しぶりやね〜調子はどう?」
エマ「みんなが頑張ってるからすっごく良いよ」ニコニコ
占い師「そっかそっか」
占い師「それじゃあこの辺りで一回占いやってみよっか?」
エマ「えっ?」
占い師「ウチもただ夢に出てくるだけじゃ味気ないんよ・・」
エマ「色々大変なんだね…」
占い師「それじゃあ…エマちゃんに心理テストみたいな占いしちゃおっかな」
エマ「心理テスト?」
占い師「そっ、軽〜い気持ちで答えてね♪」 占い師「ある日エマちゃんは穂乃果ちゃんに一緒にパンを食べに行こうと誘われました」
エマ「パン!!穂乃果ちゃんなら美味しいお店を知ってるよね♪」
占い師「しかしながら…ほぼ同時にう・・希ちゃんにパワースポットがある神社巡りをしようと誘われて日にちが被ってしまいました」
占い師「さあエマちゃんはどっちの誘いを優先する?」
エマ「ええ〜どうしよう………どっちも行くっていうのは・・」
占い師「それじゃあ心理テストにならないから×やね」
エマ「ええ〜〜難しいよ〜」
占い師「じ〜っくり考えてみるといいよ♡」
エマ (うう…パンも素敵だし、色んな巫女さんの衣装を見たりするのも…ど、どっちにしよ〜?)
>>561
エマちゃんの選択
希ちゃんor穂乃果ちゃん エマ「それじゃあ穂乃果ちゃん!!」
エマ (やっぱりパンは誰かと食べるとより美味しいもんね♡)
占い師「・・・」シュン
エマ「あ、あれ?占い師さん?」
占い師「べ、別にいじけてないよ?」
エマ「わ、わたし…何かダメなこと言っちゃったかな?」
占い師「うち……また来るね?」フイッ
エマ「ええ!!?ちょ、ちょっと待って〜!」
___
______
千歌「エマちゃんどーしたの?」
エマ「ち、千歌ちゃん…変な夢を見ちゃっただけだよ?」ニコッ
千歌「変な夢〜?それならチカもあるよ♪チカの隣に梨子ちゃんのお家が建ったり〜」ペラペラ
エマ (ふふふ♪千歌ちゃんは優しいね) エマ「それにしても・・・」
千歌「?」
エマ「暑いね〜」グッタリ
千歌「わー!!?エマちゃん大丈夫?!」
千歌 (そっか…エマちゃんのいるスイスに比べるとこっちは暑いんだよね・・)
エマ「最近はみんなも練習でよく水分補給してるし‥千歌ちゃんも気をつけないとダメだよ‥?」
千歌「い、今のエマちゃんに言われても…」
千歌 (今日の気温も30度超えてるし・・何かみんなで・・エマちゃんが暑さなんて忘れられるような・・・そうだ!) 千歌「エマちゃん!!」
エマ「?」
千歌「合宿するのだ!」
エマ「が、合宿…!」キラキラ
千歌「夏休みだからこそできる…最高の思い出作り千歌たちとしてみない?」ニシシ
エマ「うん!!したい♪」
千歌「よ〜し!それじゃあ早速作戦会議だね♪」
___
_____
ー部室ー
ダイヤ「それでーーわたくしたちを急に呼びつけたと言うわけね」
千歌「あ、あはは…ダイヤちゃんなんか怒ってる?」
ダイヤ「別に‥ただお琴のお稽古中だったのに緊急招集と呼び出されて抜けざるを得なかっただけよ?」
千歌 (ひ、ひえ〜絶対怒ってるのだ…)
鞠莉「も〜ダイヤったらもっとスマイルでいましょ?スクールアイドルなんだから♡」
千歌 (よ、よかったぁ…鞠莉ちゃんは味方なのだ・・) 鞠莉「マリーなんて・・シャワーの途中だったのよ?」
千歌「えっ?」
鞠莉「メイドが急用ってマリーのスマホをバスルームに持ってくるから何事かと思っちゃったわ☆」ニコニコ
千歌 (こ、これって…怒ってる…?)
善子「それで要件はなんなの?ーーヨハネの貴重な時間をとってるのだから、下らないことじゃないわよね?」
千歌「も、もちろんだよーよっちゃん♪」
梨子「千歌ちゃん大丈夫?千歌ちゃんばっかり色々言われてるけど・・」
千歌「へーきへーき♪チカはしたっぱリーダーなんだから・・」
千歌 (梨子ちゃんの優しさが身に染みるよー!)
果南「・・それよりも」
ルビィ「エ、エマちゃんはどうしちゃったの…?」
エマ (合宿♪合宿♪)
花丸「心ここにあらずって感じだね」
曜「曜みたいに頭空っぽにしてるのかな?」 千歌「エ、エマちゃーん!!何か言ってよ〜!」ユサユサ
エマ「・・・合宿!!」
果南「が、合宿?」
千歌「そー!というわけでAqoursで合宿をやろうと思うんだけど…ダメかな?」
梨子「わ、私はいいと思う‥///」
果南「異論なしかな♪」
曜「合宿なんて飛び込み以外で初めてだよ!すっごく楽しみ♪」
ルビィ「お、お父さんに外泊の許可を貰わないと‥」ウズウズ
花丸 (合宿・・・これまでのマルには縁がなかった言葉・・読んだことのない本のページをめくるみたいにワクワクしちゃうずら♡)
ダイヨハマリ「・・・・」
千歌「や、やっぱり…ダメだったかなあ?」 ダイヤ「千歌ちゃんーーー」
千歌 (や、ヤバい…怒られるのだ…)
ダイヤ「素晴らしい心がけね」
千歌「えっ?」
ダイヤ「ラブライブ本選には20位以上が条件・・この前の新曲でランキングは上がったとはいえ秋までに20位は現状だと厳しいわ」
ダイヤ「そこで合宿をしてーーレベルアップを図ろうなんて考えたわね♡」
千歌「えっ…えへへ♪まあね♡」
千歌「ヨハネちゃんと…鞠莉ちゃんは?」
善子 (最高じゃない‥!小学校や中学校の修学旅行私と班を組もうとする子はいなかったのに…合宿!?ヨハネと一緒に合宿をしようって言ってくれるなんてーー幸せすぎじゃない?)
梨子「よっちゃん‥?」
善子「な、何?梨子ちゃんったらヨハネのことそんなに見つめてーー」
梨子「さっきからずっと考え事してたけど…もしかして用事とかあった?だったら合宿にすぐ返事できないのも仕方ないし‥」
千歌「えー!?そうだったの?よっちゃん…?」ウルウル
善子 (あっ…これは知ってるパターンだわ)
千歌「それじゃ〜合宿は〜」
善子「もちろん参加させてもらうわ!!」 善子「合宿なんてーー悪魔の宴と同じくらいテンションが上がっちゃうわ♡」
善子「‥私が参加するからには傘の準備はしておかないとダメよ?」
ルビィ「ヨハネちゃん…!」パァァァ
千歌「良かった〜♪それじゃあ後は鞠莉ちゃんだけど…?」
鞠莉「合宿ね〜OKよ♡」
千歌「ええっ!?」
鞠莉「そんなに驚くことかしら?」
千歌「い、いや〜鞠莉ちゃんのことだから‥」
鞠莉「?」
千歌 (マリーは自由なのがいいの!なーんて言って却下されると思ってたのだ)
果南「それでどこで合宿するの?」
ダイヤ「そうねーー部活動の予算なら衣装や大会代で精一杯ってところだけど?」
千歌「ふふーん♪それは気になるよね〜それは〜〜」
鞠莉「ウチでやるのはどうかしら♪」
千歌「えっ!!!?」 果南「それって淡島のホテルでってこと?」
鞠莉「ノンノン♪新しく建てるホテルがあるからそこを貸し切ってやっちゃおうってことよ♡」
ルビィ「ホ、ホテルを丸ごと貸し切り‥?」
花丸「マルたちには想像もつかない話だね…」
ダイヤ「でも、設備とかはあるのかしら?」
鞠莉「オフコース♪レッスンルームにできるスペースくらいならあると思うし楽器も取り寄せられるわ」
エマ「さすが鞠莉ちゃんだよ・・あれ?」
千歌「・・・」ムスー
梨子「ど、どうしたの千歌ちゃん?」 千歌「‥やりたい」
エマ「?」
千歌「うちでやりたい!!!」
果南「ち、千歌?」
千歌「合宿はうちの旅館でやるの〜!」
善子「・・・でも、設備とかは鞠莉ちゃんのホテルの方が絶対良いわよね?」
千歌「ゔっ…」
ダイヤ「それにーー楽器とかはどうするの?」
果南「千歌の家は馴染みはあるけど…迷惑じゃないかな?この時期だからこそお客さんが大事だろうし・・もちろん鞠莉のホテルもだけど」
鞠莉「マリーのホテルは新しく建てるところだから☆プレオープンってことで問題ないわ♪」
千歌「・・・うぅ…」 梨子「そ、それなら‥」
エマ「?」
梨子「た、多数決はどうかな…?」
千歌「梨子ちゃん…!」パァァァァ
エマ「うんうん♪わたしもそれがいいと思うな♡」
曜 (と、とんでもないことになっちゃったであります…!)
ルビィ (ど、どうしよう…?お姉ちゃんと同じ方を選ばなかったらまずいかな・・?)
〜間〜
ダイヤ「ーーそれじゃあみんな準備は良いかしら?」
千歌「よーし!それじゃあ…」
鞠莉「マリーのホテルでするのがいいと思う人〜☆」
千歌「あ〜!鞠莉ちゃんずるい!」
鞠莉「早いもの勝ちよ♪え〜っと・・」チラッ 鞠莉、果南、ダイヤ、ヨハネ、曜
千歌「それじゃーチカの旅館でやってもいいよ〜って人」
千歌、梨子、エマ、ルビィ、花丸
曜「あれ?これってもしかして…」
梨子「ご、5人と5人で分かれちゃった・・」
千歌「も〜!曜ちゃんも果南ちゃんもなんでそっち側なのー!!?」
曜「え〜だって……」
エマ「だって?」
曜「すっごいホテルってことはプールがあるでしょ?」
千歌「えっ?」
曜「それってプールでトレーニングとかもできるってことじゃん?曜としては天国だよ♪」
鞠莉「いいところに目をつけたわね曜♪」
エマ「果南ちゃんはどうして?」 果南「ん〜千歌のお家のためにもここは鞠莉の方が良いかなって思ってさ。それに設備が揃えられるならもっと良い合宿になると思わない?」
千歌「うぅ‥何も言い返すことができないのだ…」ショボン
梨子「ち、千歌ちゃん…」
千歌「梨子ちゃん…梨子ちゃんはなんでこっちにあげてくれたの?」
梨子「・・作曲は一応ピアノがなくてもアプリでできるってよっちゃんが教えてくれたし」
鞠莉「・・・・」ジトー
善子 (梨子ちゃんってばーー!なんてこと言ってるの…!?梨子ちゃんの負担の軽減になればって思って紹介したけど…ヨハネってばやっぱり運が悪いーーマリーの視線が痛いわ・・)
梨子「それに………や、やっぱりなんでもない!」カァァァ
千歌「?」 ダイヤ「梨子ちゃんーーちゃんと言うべきところは言わないと分からないわ?」
梨子「うぅ‥///ち、千歌ちゃんのお家のおまんじゅう美味しかったしお風呂も素敵だったから…//」
エマ「ふふふ♪」ニコニコ
梨子 (うぅ…これじゃあ私が食いしん坊な子みたいで…お風呂が大好きって子に思われちゃうよ〜〜///)
エマ「梨子ちゃん、わたしもおんなじだよ♪」ニコニコ
鞠莉「そういえばエマっちは普段から千歌の家に泊まってるのよね?環境を変えてみようとか思わないの?」
鞠莉 (これでエマっちが心変わりすればマリーたちの勝ちね♪)
エマ「えっとね…」
千歌 (わ〜!!どうしよう…もっとエマちゃんにおもてなししてあげてれば良かったかな) エマ「わたしね、千歌ちゃんのお家から見える景色が大好きなんだ♪」
鞠莉「What?」
エマ「綺麗な海が近くに見えて…わたしはそんなに近くに海がなかったから、この景色と一緒にAqoursが大きくなっていったんだってそんな気持ちになるの♪」
エマ「それに千歌ちゃんのスクールアイドル研究ノートもすごいんだよ!!」
エマ「千歌ちゃんのスクールアイドルが好きって気持ちがいっぱい詰まってるの♪」
千歌「エ、エマちゃぁぁん…」
ルビィ「エマちゃんと千歌ちゃんは仲良しなんだね♪」
花丸「うんうん‥ルビィちゃんとマルみたい♡」
エマ「それにね!千歌ちゃんのお父さんの出してくれるご飯が〜〜〜」
千歌「す、ストップ〜!!それ以上は恥ずかしいのだ…///」
梨子 (ち、千歌ちゃんが照れてる?!) ダイヤ「ーーエマちゃんが千歌ちゃんのことが大好きなのは分かったけど…どうするの?結局5対5で決まらないわ」
鞠莉「・・・・千歌のお家で良いんじゃないかしら♪」
果南「鞠莉?」
鞠莉「Aqoursのスーパーサポーターエマっちがそこまで言うんだもの」
鞠莉「マリーが千歌のお家に1票☆これでいいでしょ?」
果南「・・でも千歌のお家の宿泊とかは」
ルビィ「ル、ルビィ…お小遣い出して泊まるよ?」
花丸「それならマルも♪」
千歌「そ、そんなの悪いのだ!千歌のわがままなのに…」
ダイヤ「はあ…」
ダイヤ「千歌ちゃん?ーーあなたの旅館は地元という贔屓目を抜きにしても素敵なところなのよ?それくらいはされる価値があるとわたくしも思ってるわ」
ダイヤ「8人分の宿泊なのだからーーしっかりおもてなししてね♡」
千歌「ダ、ダイヤちゃん‥」 果南「そういうことなら私は文句なしかな。曜は?」
曜「私もないであります!」ビシッ
善子「ふふふ‥お客として宿泊の合宿ということは…千歌ちゃんを好きに使っていいのよね?楽しみになってきたかも♡」
千歌「よ、よっちゃ〜ん!!悪いことは考えたらダメだよ?!」
エマ「それじゃあみんなでスケジュールの調整しよっか♪」
鞠莉 (目論見とは違ったけど・・これはこれでOKね)ニコニコ
___
_____
??「へぇ…Aqours・・・この話題ーー逃さない手はないニコ♡」 ー合宿当日ー
梨子 (・・・来ちゃった)
梨子 (早く来すぎちゃったかな??それに…持ち物は大丈夫だったかな?そ、そういえばお土産は良かったのかな!?…せっかく千歌ちゃんのお家にお泊まりさせてもらうのに…手ぶらなのは・・・)
千歌「いらっしゃいませ!」
梨子「あっ…千歌ちゃん♪」
千歌「えへへ〜今日のチカは仲居さんなのだ♪」
梨子「ふふ、エプロンがよく似合ってるね♡」
千歌「本当!?やったあ!いっつもチカが着ても中学生なのにお手伝い偉いねって感じのことしか言われないから…」
千歌「さあさあ梨子ちゃん上がって上がって♪」ドタドタ
梨子「ち、千歌ちゃ〜〜ん!?そんなに引っ張らないで〜〜///」 エマ「いらっしゃーい♪」
梨子「エ、エマちゃん!?って…そうだよねエマちゃんは千歌ちゃんのお家にお泊まりしてるんだもんね」
エマ「お荷物をお預かりしますね♡」ギュー
梨子「エ、エマちゃん‥!?」
エマ「今日はわたしも仲居さんだよ♪千歌ちゃんだけじゃ大変だもん」
千歌「エマちゃんもすっごく筋がいいんだよ!掃除とかもテキパキやってくれてお父さんがスカウトしたいって言ってるのだ♪」キシシ
エマ「ええっ!?そうなの?」
千歌「あっ、こ、これは冗談なのだ!」アセアセ
梨子「あ、あの……」
千歌「あっ!ごめん梨子ちゃん。そっちのお部屋に入ってて〜〜!」ドタバタ
梨子「えっ?えっ?」 梨子「ど、どうしちゃったのかな…?」
エマ「千歌ちゃん、みんなと合宿できるのがとっても楽しみだったみたいで昨日はすぐ寝ちゃって…」
梨子「?」
エマ「昨日しておくべきだったお部屋の準備とかあんまりできなかったみたいなの…言ってくれたらわたしも手伝ったのに」シュン
梨子「ふふ…千歌ちゃんらしいかも♪」
エマ「ということでわたしがご案内します♪お客様こちらのお部屋にどうぞ♪」サッ
梨子「エ、エマちゃ〜ん!!いつもの調子でいいのに…」
エマ「そう?・・・・それにしても梨子ちゃんも早いね♪」
梨子「わ、私も?」
エマ「うん!だって……」ガラッ 善子「遅いわよ。梨子ちゃん♪」
ダイヤ「・・・ヨハネ?今は本来の集合時間の15分前なのよ?」
ルビィ「あっ、梨子ちゃん!その……音ノ木の制服は…//」モジモジ
曜「Zzzzz・・」
果南「おはよう梨子ちゃん」フリフリ
花丸 (果南ちゃんに膝枕されて眠る曜ちゃんーーー無防備な王子様みたいでドキドキしちゃうずら♡)ポー
エマ「みんな来てるんだもん♪」
梨子「えっ!?そ、それじゃあ…私…」
梨子 (集合時間を間違えた!?それとも…みんな私に内緒で集まって………うぅ…何かしちゃったのかな…?で、でも…千歌ちゃんたちがそんなこと‥)ソワソワ
ダイヤ「ーーー梨子ちゃん」コツン
梨子「!?」
ダイヤ「ーー何を考えているか何となく分かるけど・・安心して?わたくしたちはたまたま…最もヨハネは別で居合わせただけ。そして、この合宿が…………」
ルビィ「?」
ダイヤ「…楽しみだから早く着いてしまっただけよ」ボソッ 果南「そういうこと、あの曜だって私の後ろから全力ダッシュで来るくらいだったんだよ?」
善子「まあーー私はたまたま道に迷っただけで…」
ルビィ「バスに乗ってたお婆ちゃんが降りるのを手伝ったりしてあげてたんだよね?それで遅くなっても…ルビィたちと居合わせたんだもん」
花丸「ヨハネちゃんも合宿楽しみにしてたんだね♪マルたちと一緒だね」
善子「・・・・・そ、そういうことよ、気にしないで良いわ梨子ちゃん」
梨子「ふふ…」
エマ「でも、まだ鞠莉ちゃんが来てないんだ〜」
果南「鞠莉はマイペースなところがあるし…元々一匹狼タイプって言ってたもんね」
善子「・・・来るのかしら??」
エマ「ま、鞠莉ちゃんは絶対来てくれるよ〜」
ドサッ
エマ「あっ!だれか来てくれたみたい行ってくるね♪」タッタッタッ‥ エマ「いらっしゃいませー!!」ペコリ
??「今から〜宿泊ってお願いできますかー?」
エマ「い、今からですか?…えっと‥その‥」
エマ (どうしよう?千歌ちゃんじゃないと分からないよね?聞いてきても良いけど・・お客様を待たせるのって悪いことなんだよね?)
千歌「はーい♪実は今日は…少しお部屋が騒がしくなってしまうことがあるのですが・・それでも大丈夫でしたら宿泊は可能です♪」
エマ「千歌ちゃん♪」
千歌「エマちゃん普通のお客様の対応までやってもらってごめん!」ペコリ
??「あー!」
ちかエマ「??」
??「や〜っぱり目に狂いはなかったニコ♪こんなところで会えるなんて運命だよね♡」
エマ「千歌ちゃん知ってる人?」
千歌「うーん…??」 ??「ええ〜!?チカちゃんはμ'sのこと好きってプロフに書いてあったのに…ショックニコ〜まあ…変装が完璧すぎたってことだよね♡」
千歌「変装・・?」
パサッ
エマ「えっ?」
??「これで分かるニコ?」
千歌「えっ……ええええええ!!?」
千歌「にこにーだ!!」
にこ「そういうことニコ♪」
エマ (こ、こっちのにこちゃんに会っちゃった・・)
千歌「な、なんでこんな旅館に来てくれたんですか!?もしかしてお仕事とか…?」 にこ「ん〜〜今日は完全にオフの日ニコ♡にこにーのアイドルセンサーが〜こっちにすごーいアイドルがいるって告げてたから来ちゃったの」
エマ (あれ?こっちのにこちゃんはツインテールじゃなくておさげなのかな?)
千歌「す、すごい…チカもそんなセンサー欲しいのだ…」キラキラ
にこ「それよりも…」ジー
エマ「?」
にこ (顔‥可愛い、スタイル‥高校生離れ、身長‥にこよりおっきい‥)
にこ「この子は誰ニコ?千歌ちゃんの所属してるAqoursにこんな子はいなかったと思うんだけどー」
エマ「わ、わたし……」
千歌「この子はエマ・ヴェルデちゃんです!スイスから留学してチカのお家に泊まってて〜スクールアイドル活動のお手伝いしてくれてます!」
にこ「ふむふむ…♪」 にこ (早速Aqoursの秘密ゲット〜♡ニコってばやっぱりアイドルだけじゃない溢れる才能が隠しきれないニコ〜♪)
ダイヤ「千歌ちゃんーー何をしてるの?」
ルビィ「ま、鞠莉ちゃんは………えええええ!?」
にこ「あ〜♡姉妹のダイヤちゃんにルビィちゃんだよね♡映像でみるのも素敵だけど実際にみるともっと素敵ニコ☆」
ルビィ「に、にに……にに…」
ダイヤ「ルビィ?」
ルビィ「にこにーだぁ……ゆ、夢じゃないよね?」ペタン
にこ「夢じゃないよ☆正真正銘矢澤にこ♪」ズイッ
ルビィ「はわわわわわ…////」
ダイヤ「ルビィ…そんなにはしたない格好をしてお姉ちゃん悲しいわ・・大体ーーその方はどなた?」 ルビィ「ええ!?お姉ちゃんにこにーを知らないの!?ルビィ…あんなに教えたのに・・」
ルビィ「矢澤にこちゃん!元μ'sのメンバーの1人だよ!」
エマ「えっ?」
ルビィ「にこにーは大学生でアイドルデビューしてアイドルに対する知識量やメイド喫茶で働いていた時の決めポーズの多さで注目を集めたんだよ」ペラペラ
ルビィ「にこにーの曲にこぷり女子道は可愛さについてのにこにーの気持ちがいっぱい詰まってて〜〜でも、それだけじゃなくてにこにーはどんな仕事にも笑顔で一生懸命で・・」ペラペラ
ルビィ「お姉ちゃん覚えてない?ルビィが唯一表だって観ることができるチャンネルに釘付けになってた時期があったの。あれはにこにーが5週に渡って出演してたドキュメンタリー番組で〜〜」ペラペラ
千歌「す、凄い熱量なのだ‥」
ダイヤ「・・そういえばやけにルビィが熱心にテレビを見ていた時期があったわねーーお父様は感心していたけどそういうこと」ジトー
エマ (大学生・・?にこちゃんが?) にこ「・・・ごい」
千歌「?」
にこ「すごーい♡ルビィちゃんニコに負けないくらいアイドルに詳しいんだ♡」
にこ「μ'sで推しはニコだったり〜〜?」
ルビィ「え、えっと…それは、その……」モジモジ
ルビィ「は、花陽ちゃんです……///ごめんなさい…」
にこ「そ、そっか〜〜花陽ちゃんも可愛いもんね〜♡にこは全然気にしてないニコ♪」 ルビィ「に、にこさん…」
にこ「?」
ルビィ「その……もし良かったら…サインください!!」
千歌「ルビィちゃんだけずるいのだ!チカもチカも!」
ダイヤ「・・・もう、千歌ちゃんもルビィも子供なんだからーーーでも2人ともこんなに目をキラキラさせてーーアイドルってすごいのね」
にこ「えー?どーしようかな〜〜?」
ちかルビ「・・・・」ウルウル
にこ「!」(ニコってばやっぱり天才ニコ♪)
にこ「それなら〜」
千歌「そ、それなら…?」ゴクリ にこ「Aqoursはこれから合宿なんだよね?見学させてほしいニコ☆」
千歌「え、、、」
エマルビ「えええええ!?」
ダイヤ (ーーこれは思いがけぬ出来事ね)
にこ「ニコ☆」
千歌「ど、どーしよ〜!!?サインは欲しいし…にこにーに合宿を見てもらえるなんて…」
ルビィ「や、やっぱり夢なんじゃ……そ、それともどっきり!?」
ダイヤ「それにしても…ニコさん、質問してもいいでしょうか?」
にこ「はーい♪ニコは〜ファンからの質問には体重や好きな人以外なら答えちゃうよ♡」
ダイヤ「ーーどうして、ここで合宿って知ってたのかしら?」 にこ「えーー?それは…」タジタジ
ダイヤ「ーー大体元μ'sの方が合宿のタイミングでここに来るなんて都合が良すぎないかしら?」
にこ (ギクギクーー☆ダイヤちゃんってば鋭い♡まるで絵里ちゃんみたい)
千歌「そんなの決まってるのだ!」
にこ「?」
ダイヤ「ーーどういうことかしら?」
千歌「にこちゃんがスクールアイドルのこと大好きだからだよ♪」
にこ「えっ?」
ルビィ「?」
千歌「スクールアイドルのことが好きだからチカたちのこともしっかり調べてくれたんだよね♡」ニコニコ
エマ「うんうん♪にこちゃんはアイドルのこと誰よりも詳しいんだもんね♡」 にこ「正解☆さすがAqoursのリーダー千歌ちゃんニコ☆」
千歌「やったー!!にこにーからカリスマ性があるって言われちゃったのだ♪」ピョンピョン
ダイヤ (千歌ちゃんったらーー単純すぎないかしら?まあ…変なことにならないようわたくしが目を光らせておかないとね)
エマ (にこちゃん…本当に大学生なのかな?わたしの知ってるにこちゃんと全然変わらないよ?寧ろ・・少し幼く見えて…可愛い〜♡)
にこ「それで〜ニコが合宿見学しても良いニコ?」
千歌「も、勿論です!」
にこ「ありがと〜♪それじゃあメンバー分サインあげちゃうニコ♡」キュッキュッ 〜間〜
千歌「というわけで〜元μ'sの矢澤にこさんが初のAqoursの合宿を見学してくれることになりました!」
パチパチパチパチ
善子「あのアイドルのニコが…こんな田舎に!?」
果南「へえ・・本当に顔ちっちゃくてオシャレで・・」
にこ「・・・・」ニコニコ
果南 (ちょっと中学生みたいっていうのは言わないでいいよね)
梨子「わ、私たちまでサインもらえちゃうなんて…良いのかな?」
花丸「マ、マル…有名な人のサインなんて初めてで……どうしよう・・///お仏壇に飾ればいいのかな?」オズオズ
ルビィ「マルちゃん…それは少し大げさ・・・ううん!そんなことないね♡ルビィは家宝にしちゃう♡」
エマ「ねえねえルビィちゃん・・」
ルビィ「?」 おー、にこもG'sモデルだ
Aqours以上にG'sμ'sは珍しい エマ「にこちゃんって今何才なの?」コソコソ
ルビィ「エ、エマちゃん…アイドルの年齢はご法度だよ…!!」
エマ「ご、ごめんね?でも…どうしても大学生に見えなくて・・」コソコソ
ルビィ「えっと…夏休み前に誕生日だったから・・2X才だよ?」コソコソ
エマ「ええ!!?」
にこ「なになに〜?エマちゃんってばニコのこと話してたの?」
エマ「えっ?えっと……」
曜「はい!はい!ニコちゃんについてなら曜もしてたよ!」
にこ「曜ちゃん♡ニコの何を話してたの〜?」 曜「よっちゃん……あっ!ヨハネちゃんとニコちゃんはどうして内浦に来たのかなってお話してました!」ビシッ
善子 (ちょ、ちょっとーーそれ本人に対して言っちゃうのーー?曜ちゃん…隠し事とかは絶対無理ねヨハネとは別の世界の人間ってことなのかしら)
にこ「それは勿論ーーAqoursのみんなに会ってみたかったからニコ♡」
曜「うわー!!本当だったんだ…ヤバいね私たちもしかして有名人?」ピョンピョン
エマ「曜ちゃん落ち着いて?」
千歌「ね?チカの言う通りだったでしょ?」ドヤッ
果南「はいはい、それじゃあニコさんの見学を許可したところで合宿始めちゃおっか♪」
ルビィ「で、でも…まだ鞠莉ちゃんが・・・」
果南「?鞠莉ならずっとそこにいるよ?」
鞠莉「・・・・・」ムスー
エマ「鞠莉ちゃん、そんなすみっこで何してるの?」 ダイヤ「おおかた、わたくしたちを驚かせようとしてあのニコさんに完全に話題を取られてしまって不貞腐れてるんじゃないかしら?」
曜「鞠莉ちゃん!!そんな顔してたら可愛いお顔が台無しであります!せっかくの合宿一緒に楽しもうよ♪」
千歌「曜ちゃんのいう通りなのだ!始めての合宿、鞠莉ちゃんの初めてのお泊りチカにどーんとお任せだよ♪」
鞠莉「曜・・・千歌・・」
エマ「ふふふ♪まずは…」
果南「私と曜プレゼンのこれだね」ピラッ
梨子「・・・・・!?」
花丸「え、遠泳トレーニング…?」
にこ (ふふ〜ん♪ニコってばなんなくAqoursに潜入完了〜♡このままAqoursの秘密ゲットしちゃうニコ) エマ「遠泳ってことは水着が必要なんだよね?みんな持ってきてる?」
ダイヤ「ーーわたくしが一応全員の意見は聞き入れて・必要物は伝達しておいたから大丈夫なはずよ?」
エマ「そうなんだ、ありがとうダイヤちゃん♪」
鞠莉「それじゃあ〜早速水着に着替えちゃいましょう♡」
ガヤガヤ エマチャンスゴーイ!! ハワワ//カナンチャンモスゴイデス‥//
にこ (・・・ニコは負けないニコ♪)
___
_____
ダイヤ「ーー遅いわね…鞠莉にルビィ何をしてるのかしらーーー?」
果南「着替えに手間取ってるとか?見てこようか?」
善子「水着が破れちゃったりしてーーまさか、ヨハネじゃあるまいし・・」 千歌「それは大丈夫みたいなのだ!エマちゃんからもう少しで終わるって連絡きたよ!」
ダイヤ「せっかく見学していただいてるのにお待たせしてしまって申し訳ございません」ペコリ
にこ「い、いいのいいの〜ニコこそ無理を言ってるわけだから〜☆」キャピキャピ
にこ (うぅ…やっぱりーー贅沢とは分かっていても花陽ちゃんくらいまでのボディが欲しいニコ・・)
千歌「それにしても・・・・」ジロジロ
梨子「な、なに…?千歌ちゃんちょっと目が怖いよ・・?」
千歌「やっぱり梨子ちゃんってスタイル良いね〜♡そのピンクのビキニもとっても似合ってるよ〜!」
梨子「はわわ・・・////そ、そんな風に説明しないで〜〜恥ずかしいよぉ…///」
千歌「え〜〜?」
鞠莉「ハーイ♪遅れてごめんねー!」タッタッタッ‥
エマ「みんな〜お待たせ」
ダイヤ「ーーーー?」
ルビィ「うぅ…///」モジモジ ダイヤ「ルビィーー何かしら?その格好ーー?」
鞠莉「ほら〜ルビィもっと胸を張って?せっかくの三角ビキニがよく見えないし自信を持つようにってマリーと約束したでしょ?」
ルビィ「う、うん…///」グイッ
梨子「はわわ…///」
曜 (・・良いな〜ルビィちゃん…曜の競泳水着がやっぱり少し恥ずかしくなっちゃうよ)
エマ「えへへ♪写真もちゃんと撮ったんだよ♡」
にこ (わあ♪エマちゃんたちってば大胆ーー♡海辺の町に住んでいたらこんな感じなのかな?ニコたちじゃ想像つかないようなやり方ーー☆鞠莉ちゃんって意外と曲者ニコ)
ダイヤ「・・・破廉恥よ。お姉ちゃん悲しいわ・・流石に着替えた方がいいんじゃないかしら?」
鞠莉「え〜?ルビィがこの水着を自分で選んだのよ?意思を尊重してあげるべきー!」
鞠莉「大体、ダイヤの水着も地味じゃないかしら?白いスクール水着に見えちゃうわ☆」
ダイヤ「なっ…!」 ヨハネ (ダイヤちゃんの白い水着ヨハネ的にはありだと思うけどーーヨハネの黒い水着とコントラストを描いて・・素敵でしょ?)
鞠莉「みんなもう少し待ってもらえる?ダイヤにぴったりな水着を着せてくるから!」ガシッ
ダイヤ「ちょ、ちょっと鞠莉ーーわたくしーー着替えるとはーー」
にこ「連れて行かれちゃったニコ・・」
花丸「ルビィちゃん…すっごく似合ってるずら!」キラキラ
ルビィ「えへへ…ほ、本当マルちゃん?」
花丸「マルはルビィちゃんに嘘はつかないよ♪」
エマ「うんうん♪着替えてる時のルビィちゃんもすごく可愛かったもん♡」
ルビィ「・・そう言ってもらえたら少しは自信が持てるかも…♡」
果南「それじゃ。ダイヤがいない間に説明するね?曜お願いできる?」
曜「もちろんであります!」ビシッ 曜「遠泳を合宿に取り入れた目的は・・・えっと・・・」
善子「?」
曜「あの…その……楽しいから!!」
果南「こらこら、違うでしょ?単純に体力・・特に持久力作りって側面だね。」
花丸「あ、あの…果南ちゃん・・」プルプル
果南「どうしたのマル?」
花丸「遠泳ってどのくらい泳ぐの?マル…心配で・・」
ルビィ「ル、ルビィも…沈没しちゃうよお…」
果南「2人とも心配しないで大丈夫。自分がこのくらいが限界って思うくらいまで泳いでくれたらいいからさ♪」
曜「そうそう!もう無理〜って思ったら浜辺に上がるか海の上でプカーって浮かんで合図してくれたら果南ちゃんが助けに行くから♪」
千歌「お〜!!ジェットスキーはそのために♪」
梨子 (ジェットスキーの‥果南ちゃんの後ろに乗るってこと・・だよね////) 善子「ーー限界に挑み自らを高める・・いい特訓ね」
にこ (なるほど…水泳は確かにプロポーションを引き締めるにもうってつけだし考えられてるニコ…)
エマ「わたしも一緒に泳ぐからね♪」
千歌「エマちゃん!準備運動は忘れないようにしようね♪」
鞠莉「ソーリー!!遅れたわ☆」
果南「あっ。鞠莉戻ってきたんだ・・!?」
曜「!?」
ダイヤ(例の水着)「・・・////」
ルビィ「お、お姉ちゃん…?」
千歌「すごいのだ‥」
鞠莉「ふふーん♪これでどう?」
善子「ヨ、ヨハネの次に官能的ね・・・」
花丸 (お、大人ずら…昔から知ってるルビィちゃんやダイヤちゃんがーーとっても先に行ってるみたいでマルもちょっぴり背伸びしてもいいのかななんて思っちゃうずら♡)
にこ (なんでなんでーー?Aqoursの子ってみんなこうなの?ニコがスクールアイドルから離れてる間にーー世界が変わっちゃったってこと?) 本日はここまでで虹ヶ咲に大きな動きがありましたが
少しずつ予定通り進めていきます。
保守してくださるみなさんありがとうございます ルビまり三角ビキニも回収するとは
ちなみにオリジナルのダイヤはいっそ出すところは出した方が美しいから水着はビキニだそうです 梨子「・・・/////」
エマ「ダイヤちゃんっぽくていいと思う!」
ダイヤ「エマちゃんーーわたくしにどんなイメージを持っているの?」
エマ「えっ?大人っぽくてーしっかりしててみんなのことをよく見ててくれて〜〜たまに素直じゃないけど…すっごく熱いハートの優しい生徒会長さん♡」
ダイヤ「・・///」
鞠莉「そのショットもいただきね☆」パシャッ
ダイヤ「もうーー熱っちゃうわーー泳ぐのよね?先に行ってるわーー」ザパーン!
千歌「あっ!ダイヤちゃんずるーい。ちゃんとよーいどーんって言ってからじゃないと〜」
曜「ダイヤちゃんに続くであります!」ザパーーン!
ルビィ「ル、ルビィも!」
鞠莉「ヨハネ?マリーたちも急ぎましょ?」
善子「はあ…結局ーーこうなるのね・・」 曜「ふう〜泳ぐのってやっぱり気持ちいい!」バシャバシャ
ルビィ (うう…よりにもよって曜ちゃんに見張られてるなんて・・ルビィの身体が滅びませんように・・)
鞠莉「かなーん、疲れちゃったからヘルプをおねがーい!」フリフリ
果南「了解♪それにしても珍しいね?鞠莉がそんなすぐにへばるなんて?正直最初にダウンするのはマルかダイヤかなって思ってたよ」
鞠莉「誰かさんと口論しちゃって余分に体力を使っちゃったのかもね☆」
果南「あはは‥でも、その割には楽しそうで良かったよ」
鞠莉「what?」
果南「ううん、なんでもない。それじゃあゆっくり休んでて」
鞠莉「センキュー果南♡」 鞠莉「・・隣いいかしら?」
にこ「ニコニーの隣は〜ファンのみんなのために開かれてるニコ♡」
鞠莉「それじゃあ失礼するわ♡」ニコッ
にこ「それにしても鞠莉ちゃんって〜とってもいい笑顔するニコ♪」
鞠莉「センキュー♪マリーは笑顔でならAqoursの中で一番って自信があるもの」
にこまり「・・・・」
鞠莉「ニコニーの目的はなあに?」
にこ「気になっちゃうニコ?」
鞠莉「他のピュアなみんなは騙せても・・もっともダイヤは少し疑ってるみたいだけど、私の目はごまかせないわ」
にこ「いや〜ん♪鞠莉ちゃんってば怖〜い♡」キャピキャピ 鞠莉「ドッキリとかなら全然OKだけど・・Aqoursを利用しようって言うなら私も考えちゃうから☆」
にこ「へえ〜それじゃあ…鞠莉ちゃんは何か企んでるニコ?」
鞠莉「?」
にこ「ニコってなんとなーく分かっちゃうの♪ニコもスクールアイドルやってたころ〜……まあ言う必要ないよね☆」
にこ「天性の勘ってことにしておくニコ♡」
鞠莉「レディの勘って結構すごいものね☆」ニコニコ
にこ「そうそう♡」ニコニコ
にこまり「ふふふふふふ♡」 エマ「あーにこちゃんと鞠莉ちゃんだけお話なんてずるい!」
鞠莉「ワオ!エマっちどうしたの?」
エマ「みんなが帰ってきたときのためにドリンクを用意してたの♪」
鞠莉「そうだったのセンキュー♪」ウインク
にこ「エマちゃんはAqoursのマネージャーさんなんだ〜♡良いなーニコの時もそんなマネージャーさんがいたらな〜」
エマ「にこちゃんがスクールアイドルの時はマネージャーの子はいなかったの?」
にこ「・・寧ろ逆境からのスタートって感じニコ♡」
エマ「?」
にこ「最初は穂乃果ちゃんとことりちゃん、それにーー花陽ちゃん凛ちゃんからのスタートで・・ダンスも素人ーー」シミジミ にこ「まあ、そんなこんなを経てニコニーは駆け出しで注目度急上昇アイドルとしてデビューしたわけニコ☆」
鞠莉 (話の中に出てきたあの子って・・・やっぱりーー?)
千歌「エ、エマちゃん・・」ゼェゼェ
エマ「ち、千歌ちゃん!?大丈夫?」
千歌「お、お水ちょうだーい・・」
エマ「うん!飲ませてあげるね♡髪の毛もちゃんと拭かないと・・」フキフキ
千歌「ふぅ〜〜生き返るのだ・・」
にこ (マネージャーっていうより・・・お母さんニコ?) ダイヤ「・・・」
果南「おーい大丈夫ダイヤ?」
ダイヤ「ふふーーー」
果南「?」
ダイヤ「く、黒澤家のわたくしが……こ、この程度で…根をあげるなんてーーありえないわ」ガクッ
果南「無理なくやらないとせっかくの合宿でもたないよ?」
ダイヤ「それもそうね…それにしてもこの水着ーー結構良いかもしれないわ♡」
ルビィ (お、お姉ちゃんが自分で新調した水着以外を気にいるなんて・・!?)
曜「う〜〜もっと泳ぎたかったよー!!」 曜「う〜〜もっと泳ぎたかったよー!!」
梨子「よ、曜ちゃんすごいね…私なんて…もうダメ……かも」
花丸「マ、マルも…」ガクッ
果南「それでもマルたちよく頑張ってたよ♪偉い偉い♡」ナデナデ
花丸「えへへ‥♪それじゃあ次はマルとダイヤちゃんぷれぜん?の特訓だよ♡」
___
_____
ミーンミーン
千歌「・・・・」
曜「Zzzzzz・・・」
エマ「・・・・」
千歌「もー!?なにこの特訓!!?」
パシーン!
千歌「いったーい……うぅ…ダイヤちゃんってばきびしーのだ・・」 梨子 (ち、千歌ちゃん…大丈夫かな??ダイヤちゃんも怪我にならないように配慮はしてあげてると思うけど・・・)アタフタ
パシッ
梨子「ひゃっ!」
花丸「ご、ごめんなさい…!でも梨子ちゃんの中に雑念を感じたから・・」
梨子「う、ううん…私の方こそ集中してなかったから…///」 (マルちゃんってすごく優しい・・痛くないくらいの力加減で・・)
ルビィ (うぅ‥足が痺れてきたよお…お姉ちゃんならお稽古で慣れてるから大丈夫だろうけど…)
花丸「ルビィちゃん…」コソッ
ルビィ「マルちゃん…?」
花丸「座禅は正座でなくても大丈夫だよ?マルは見ないでおくから…」コソコソ
ルビィ「マルちゃん…♪ありがとう…!!」
ルビィ「あっ…」
ダイヤ「ーーそう…ルビィ逃げるのね?お姉ちゃん悲しいわ・・マルちゃんもわたくしの目を欺こうなんてーー」 花丸「あわわ……」
ペチンペチン
ルビまる「??」
果南 (…なんだかんだ言ってダイヤは優しいよね)
曜「もー!!なんでこんな特訓するの!?曜もっと動きたーい!」
花丸「精神と集中力を鍛えるためだよ」
ダイヤ「そうーースクールアイドルたるもの笑顔…それをアクシデントなどで失うのはダメよね。それを可能にする精神力ーーそして一つのことに没頭する集中力のために座禅を組むの」
エマ「日本の座禅って聞いたことはあったけどやるのは初めてだよ♪楽しいね♡」
にこ (ニコはやらなくて良かった〜〜それにしても座禅……これまでのスクールアイドルで聞いたことないワードニコ♡)
千歌「でも〜〜」プクー ダイヤ「全くーーヨハネと鞠莉を見なさい?あの2人意外だけど集中してる・・?」
善子 (ふふふーー傑作ね…♪我ながら作詞にここまでの才能があったなんてーーみんなに見せたら驚いちゃうかしら?でもーーヨハネの不幸だとなくなっちゃいそうよね・・)ニヤニヤ
鞠莉 (つまんないのには同意だけど曜も千歌も正直にいってしまうから悪いのよ。こういう時は無心で乗り切るの♪とはいっても…ロックなビートを刻みたく‥‥)
パシーン!! パシーン!!
ダイヤ「・・前言撤回ね」
鞠莉「もー!!暴力反対!」
善子 (・・・やっぱりーーヨハネって運が悪い)ショボン エマ (座禅をしてるとみんなの声と自然の声・・両方がしっかり耳に入ってくる・・♪)
果南 (水の中にいるわけじゃないけど…そんな気持ちで力を抜いたら集中できるよね)
ダイヤ「・・・この2人には必要なさそうね」
花丸「ここまで集中できるなんてーーやっぱりマルのお姉さまたちはすごいずら♡」
___
_____
善子「ふふーーそれじゃあ次はヨハネの考えた〜〜」
千歌「あっ!!」
8人「!?」
千歌「もうすぐお昼の時間なのだ!コホン・・みなさま旅館の和室でお待ちくださいませ♡」ニコッ
花丸「ご飯・・!」キラキラ
善子「えっ…嘘…それじゃあヨハネの特訓って・・」
エマ「どうなるのかな?ヨハネちゃんの提案してくれたもの・・・」
ダイヤ「ーー遠泳に時間をかけすぎちゃったみたいねでもーーヨハネのも入れてあげたいから・・」
梨子「わ、私の時間を使ってくれても大丈夫です!」
ルビィ「そ、それならルビィも!」
善子「梨子ちゃん…ルビィ」 ダイヤ「そうねーーそれじゃあ梨子ちゃんの時間を少しいただいて…夜の前にヨハネのそれをやりましょう」
善子「ありがとう‥やっぱりーー梨子ちゃんは優しいのねルビィも…」
ルビィ「えへへ、ヨハネちゃんに一つ貸しだよ?ルビィの大好きなスイートポテト・・・」
善子「・・・なるほどね、今度買っておくわ」
ルビィ「わあい♡ヨハネちゃん大好き♪」
___
_____
千歌「お待たせいたしました…」
千歌「沼津の魚介をふんだんに使ったお刺身の盛り合わせに・・」
千歌「曜ちゃんにはフライの盛り合わせなのだ♪」 曜「わ〜!!ありがと千歌!」
梨子「なんで曜ちゃんはお刺身じゃないの?」
千歌「曜ちゃんはお刺身が苦手だから〜お父さんがこれをって作ってくれたのだ!」
エマ「千歌ちゃんのお父さんとっても優しいもんね」
梨子「そうなんだ、それにしても…すごく豪勢だね」
ダイヤ「当然よーー私たちの…いえ、普段頑張ってくださっている漁師の方々のーー」
果南「おかげってことだよね♪それともちろんこの土地のね」
ダイヤ「ーーそうね…そもそも」
善子「・・説明はいいから早く食べない?」
エマ「うんうん♪美味しいから早く食べた方がいいよ♡」
ダイヤ「そうね…それじゃあいただきましょう」
9人「いただきまーす!」 千歌「ご飯とお味噌汁のおかわりが必要な方はお申し付けください♪」
花丸「す、すごい……働く女の子って感じでカッコいいずら…!!!」キラキラ
にこ (ふふーん♪ニコもこんな豪勢な食事をいただけるなんてラッキーニコ♡ココロとココアにも‥今度食べさせてあげるニコ)パクパク
曜「千歌〜!おかわりちょうだい!」
千歌「はーい!」
花丸「マ、マルもお味噌汁を・・・」
千歌「ただいま参りまーす!」バタバタ
善子「あっ…お醤油こぼしちゃった・・・ヨハネったら・・」
千歌「お客様大丈夫ですか?今お拭きしますので・・」テキパキ
ダイヤ「本当ーー普段の千歌ちゃんとは別人みたいね」
千歌「すぐに洗濯いたしますので代わりにこのお洋服をお使いください」ペコリ タッタッタッ‥
善子「あ、ありがとう…」 梨子「で、でも…これじゃあ千歌ちゃんのぶんがなくなっちゃう・・・残してあげてるけど足りるかな・・」
ツンツン
梨子「?」
エマ「大丈夫だよ梨子ちゃん、ほら♡」
梨子「あっ…!」
ルビィ「・・千歌ちゃんの分はちゃんと残しておかないと」ヒョイヒョイ
花丸「マルの方のも渡すね」
善子「ここはヨハネ・・ううん、千歌ちゃんのものだから誰にも手出しはさせないわ」
ヨハルビまる「!!!」
曜「千歌のためにも我慢我慢・・・」
鞠莉「あら?ダイヤも曜も残してるの?」
ダイヤ「ーーこれは千歌ちゃんのぶんよ。あの子わたくしたちのためにすごく頑張ってくれてるから」
曜「そういう鞠莉ちゃんも!食べないの?」 にこ (へえ‥♪下っ端リーダーって言われてたからなんだかあんまり頼りにならない子なのかと思ってたけど…しっかりみんなから好かれてるニコ♡)
千歌「ふぅーー…疲れたのだ・・・あれ!?」
エマ「これ、千歌ちゃんのぶんだよ♪」ニコニコ
梨子 (……わ、私が渡したかったな)
千歌「みんな〜〜」ウルウル
果南「ほらほら早く食べて合宿再開しよ?」
千歌「うん!!みんな本当にありがとうなのだ!」 ___
_____
梨子「それじゃあはじめるね」
〜♪ 〜♪ 〜♪
ようちか「・・・・」
梨子「ど、どうかな…?」
エマ「やっぱり梨子ちゃんのピアノ素敵だね♪優しい気持ちになれちゃうよ♡」
梨子「エ、エマちゃん…ありがとう…////」
ダイヤ「そうねーーわたくしとしては後者の方がいいと感じたわルビィの貸してくれたアイドルソングに近い感じがしたし」
鞠莉「マリーとしては最初のもいいなーって思ったわ☆マリーの好きなロックで激しい感じ☆梨子も分かってくれたのね」
善子「私もマリーと同意見よ」
ルビィ「うぅ…どっちも素敵だよ」ウズウズ 果南「だいぶ違う2種類の音だから当然意見が分かれるよね・・」
千歌「どっちも使っちゃえばいいと思う!!」
エマ「千歌ちゃん?」
梨子「ええ…?わ、私は‥どっちがいいかみんなの意見を・・・」
ダイヤ「ーーたしかに一方が埋もれてしまうのはもったいないわ」
鞠莉「それなら両方何かしらの形で使っちゃうっていうのもありよね☆」
梨子「うぅ…/////」モジモジ
エマ「梨子ちゃんどうしたの?」
梨子「こ、こんなに改めてみんなから褒められると・・恥ずかしくて・・////」
にこ (・・・こっちの作曲者さんはどこかの誰かさんと違って謙虚ニコ♡) ___
_____
エマ「それじゃあ曲作りはこのくらいにして・・」
千歌「夕食の時間なのだ!」
ルビィ「夕ご飯は何が出るのかな??」
花丸「お寿司が出るって聞いたよ♪」
ルビィ「ええっ?お寿司・・?ワサビは嫌だよぉ…」
善子 (ふふーールビィってばワサビが入ったお寿司が食べられないなんてーーお子様ね♡でも・・そのくらいの方が可愛らしくてあの子にはあってるのかも)
千歌「大丈夫だよルビィちゃん!お父さんに言ってワサビは抜いてもらってるのだ!」
ルビィ「ほっ…良かったあ」 善子 (それにしても……)
ツンツン
善子「・・・?」
〜間〜
千歌「ご馳走様でした!」
梨子「お昼ご飯でも思ったけど・・やっぱり旅館のご飯って特別な感じがして美味しい♡」
千歌「チカはいっつも食べてるから…よくわかんない」プクー
千歌「さっきの卵焼きだって梨子ちゃんの作ってくれて食べさせてくれたものの方が美味しいもん♪」
梨子「ええっ!?」
にこ「へえ〜梨子ちゃんってお料理も上手なんだ〜♡雰囲気も大人っぽいし・・作曲もできて・・絵も上手なんだよね?ザッ女の子って感じ♡」 千歌「そうなんです!梨子ちゃんはすごいんですよ!!」
にこ「それじゃあ〜ニコの作った玉子焼きよりも美味しいんだろうな〜♡」
千歌「えっ、、そ、それは…」タジタジ
にこ「な〜んてちょっといじわるしちゃったニコ♪」
エマ「も〜あんまりイジワルしたらダメだよ?」
Aqours「!?」
にこ「ごめんニコ〜♪」
果南 (・・今にこちゃんに普通に接したよね?)
エマ「はっ!?ご、ごめんなさい…わたしったら」
にこ「ふふ♪いいよ♡ニコはそのくらいじゃ怒らないニコ♡寧ろ久々にそんな感じに接してくれて嬉しいニコ♪」
ダイヤ (・・取り繕いとかではなさそうね)
鞠莉 (エマっちってばやっぱりビッグなハートの持ち主ね♡・・・ますます欲しくなっちゃうわ♡) 善子「それじゃあ‥私の番ね」
ルビィ (オシャレなヨハネちゃんの考えた合宿でやりたいこと・・一体何をやるのかな?)
曜「よっ!待ってましたーよっちゃん!!」
善子「ヨ・ハ・ネよ」
にこ (ふむふむ…ヨハネちゃんはやっぱりニコと似たタイプかも♡)
エマ「ヨハネちゃん何をするの?」
善子「ふふ‥それはーーー」
9人「それは??」
善子「・・宿題よ」 エマ「しゅ・・・」
梨子「宿題…?よっちゃんもしかして・・」
千歌「あー!夏休みの宿題のこと?」
善子「・・・」コクリ
果南「なるほどね、みんなでやるのも良いかもね♪って言っても・・そもそも私持ってきてないんだけど・・」
ダイヤ「心配には及ばないわーー」ドサッ
鞠莉「What!?」
ダイヤ「宿題の予備を先生方にお願いして持ってきてもらったわーーこれで家にやってあるところ以外をやって提出すれば問題ないわ」
ルビィ「ええっ……」
曜「まさか合宿で宿題をやることになるなんて思わなかった・・」 善子「えっと……−と−を足すと…+よね?」
花丸「ヨ、ヨハネちゃん‥正負の計算が間違ってるよ?マイナス同士をかけるとプラスだけど・・」
善子「うぅ…分かんない…」シュン
ダイヤ「ーーこれは」
鞠莉「ヨハネってば意外とおバカな子だったのね♡それならここもシャッターチャンス☆」パシャ
善子「ああ!!!マリーってば撮らないで!」
鞠莉「マリーは宿題なんて終わらせちゃったから♡自由なの♪」
千歌「なんだか意外だよねー」
果南「鞠莉ならやってないなんてこともありそうだなって思ってた。あっ、千歌そこ間違ってるよ?もう少しよく見てみて?」
エマ「花丸ちゃーん…日本語のここで分からない意味があるんだけど・・・」
花丸「ええ!?マ、マルに言われても…できるかな?」
ダイヤ「大丈夫よーーマルちゃんならできるわーわたくしのお墨付きよ♡こっちの堕天使は私に任せて?」
花丸「は、はい!」
善子 (うぅ…宿題を早く終わらせるためにも合宿に持ち込んだのは良かったけどーースパルタなダイヤちゃんなんてーー嗚呼…無情だわ)
にこ (ぷぷぷ…ヨハネちゃんがおバカだったなんてーー
意外ニコ♡それに合宿でわざわざ宿題なんてーー)
私たちも入れてくださーいにこ♡
負けた方がオムライス一回おごりね?
これをPVのクライマックスにつかえば〜〜
μ's VS A-RISE絶対負けないドリームマッチ〜♪
にこ (・・・・なんだろうこの気持ち?) 千歌「それじゃあ皆さま明日は朝7時に朝食の準備をさせていただきます♪寝過ごさないようお気をつけください♡」
ルビィ「うう…朝7時なんてちゃんと起きられるかなぁ…」
ダイヤ「…全く仕方ないわねーーお姉ちゃんが起こしてあげるから安心して寝なさい?」
花丸「ルビィちゃん、マルも一緒だから大丈夫だよ♡」
果南「…それって千歌のことだったりして♪」
千歌「そ、そんなことないのだ!」
かなまりダイ「・・・」ジー
千歌「うぅ…エマちゃーん起こして〜♡」
エマ「もちろん♡ちゃんと朝起こして着替えさせてあげるからね♡」
梨子「き、着替え…!?////」
千歌「あっ…」 果南「千歌・・」
ダイヤ「千歌ちゃんーー子供っぽいところはあると思ってたけどーーまさかそこまで・・」
千歌「ち、違うのだ!誤解誤解!!それはエマちゃんが勝手に〜〜!!」
エマ「千歌ちゃん…わたしにお世話されるの嫌だった・・・?」ウルウル
千歌「そ、そんなことないけど〜〜こういう時としては‥違うっていうか‥」
曜「あはは♪千歌ってば大変だ〜」
善子 (今回は私より不幸かもね)
曜「むむっ…曜ちゃん天気予報によると明日は朝方に雨が降りそうであります!よっちゃん気をつけて!」
善子「・・・合宿中だから気をつけようがないと思うんだけど」
曜「あっ、そっか」
善子「それとさっき千歌ちゃんの言った注意って遅刻常習犯の曜にも言えるんじゃないの?」
曜「・・・・」
曜「果南ちゃーん!!曜のこと起こしてー!」
果南「しょうがないなー」 ー深夜ー
エマ「…ふわぁ目が覚めちゃった」コスコス
千歌「Zzzzzz」
曜「全速…前進〜Zzzzz」
ルビまる「Zzzzz‥」
エマ「ふふふ♪可愛い寝顔♡」
エマ (‥ちょっと上に登っても大丈夫だよね?)
トットットッ‥
エマ「わあ…♡綺麗な星空…♪」
エマ (こうしてると…千歌ちゃんと一緒に流れ星を見たこと…思い出しちゃうな♪)
トットットッ‥
エマ「あれ?誰かこっちにくるのかな?」
>>667
屋根上に来たAqoursメンバー ルビィ「あれ…?エマちゃんも起きてたの?」
エマ「ルビィちゃん?どうしたの?」
ルビィ「・・なんだか楽しみで目が覚めちゃって…それにニコニーと同じ屋根の下で眠ってるって考えたらもっと眠れなくなっちゃって」
エマ「ふふふ♪そうだったんだ♡」
ルビィ「エマちゃんは?」
エマ「わたし?わたしは…故郷のことを考えてたの」
ルビィ「故郷・・・スイスのこと?」
エマ「うん」(ごめんね、ルビィちゃん。半分は本当だけど・・)
ルビィ「ルビィね…エマちゃんがこっちに引っ越してきてくれて良かったって思ってる」
エマ「え?」 ルビィ「内浦って人が少ないでしょ?だから…ルビィが中学生の時からどんどん引越しのトラックがやってきて…それを見る度に寂しいなーーなんて思ってたの」
ルビィ「・・それにお姉ちゃんのこともエマちゃんたちがスクールアイドルに誘ってくれなかったら…きっと分かんなかったと思うから」
エマ「ダイヤちゃんのこと?」
ルビィ「うん・・昔からプリンやアイスを食べたら怒るしルビィと違って色々できるから見下してるんだって思ってたけど・・・お姉ちゃんなりにルビィのこと気にかけてくれたんだよね」
エマ「ふふ、それを分かってあげられたならダイヤちゃんも嬉しいと思うな」
ルビィ「そ、そうかなあ…?でも…お姉ちゃんがアイドルのことに真剣になってルビィに色々聞いてくれたりするのすごく楽しいんだ!」パァァ
ルビィ「はぅ……大きな声出したら迷惑だったよね…」
エマ「大丈夫だよ♪気にしないで?」
ザッザッザッ
ルビィ「・・・・?」
エマ「どうしたの?」 ルビィ「・・・今そこの砂浜に人影が見えたような…」ジー
エマ「ええ!?本当に?」
ルビィ「エ、エマちゃんには見えなかったの・・?も、もしかして…ルビィにしか見えないお化け!?」
エマ「ル、ルビィちゃん落ち着いて?」
ルビィ「ど、どうしよう…ルビィ呪われて死んじゃうのかな・・」ガクガク
エマ (ルビィちゃん…とっても不安そう・・よーし!)
エマ「ルビィちゃん」
ルビィ「?」
エマ「えーい、ハグハグ〜♪」
ルビィ「わっ!」
エマ「どうかな?」
ルビィ「エマちゃん・・ポカポカしてる。それに…なんだか安心してくるよぉ…」
エマ「よかった♪夏だから暑すぎないかなって心配だったんだ」
ルビィ「えへへ……なんだか…あったかくて…また…眠たく…」
エマ「ふふ♪眠たいならお布団に戻ろっか♪」
ルビィ「ぅぅ…まだ……エマちゃんと一緒にお話するんだもん…」
エマ「それはまた明日。ね?ちょっとだけ目を閉じてみよう?」
ルビィ「ぅぅ…ほんのちょっと…だよ……?Zzzzz」 ー深夜ー
エマ「…ふわぁ目が覚めちゃった」コスコス
エマ「・・なんだか夢を見てたような気がするけど・・・なんだったかな?」
千歌「Zzzzzz」
曜「全速…前進〜Zzzzz」
ルビまる「Zzzzz‥」
エマ「ふふふ♪可愛い寝顔♡」
エマ (‥ちょっと上に登っても大丈夫だよね?)
トットットッ‥
エマ「わあ…♡綺麗な星空…♪」
エマ (こうしてると…千歌ちゃんと一緒に流れ星を見たこと…思い出しちゃうな♪)
トットットッ‥
エマ「あれ?誰かこっちにくるのかな?」
屋根上に来たAqoursメンバー
>>672
特定のメンバー選択で次へ進行となります 果南「エマ、ここにいたんだ心配したよ?」
エマ「果南ちゃん?どうしてここに?」
果南「それはこっちのセリフ起きたらエマと鞠莉がいなかったんだもん探したんだよ?」
エマ「鞠莉ちゃんも?」
果南「多分だけど枕をとりにいったのかなってもつんだけど…忘れたって言ってたし」
エマ「そうなの?」
果南「多分ね?エマは何してたの?」
エマ「目が覚めちゃって……星を見てたの♪」 果南「星を?」
エマ「内浦の空ってスイスとおんなじくらい星が見えるから♡」
果南「へえ〜スイスのことはよく知らないけど‥結構見えるってことでいいのかな?」
エマ「うん!あっちでは弟や妹たちと一緒にみてたのが懐かしくなっちゃって・・」
果南「私も星を見るの好きなんだよね」
エマ「果南ちゃんも?」
果南「中学生の時ダイビングのバイト代で望遠鏡を買ってね?」
果南「それで……ふふふ…」
エマ「どうしたの?」 果南「ごめんごめん♪その望遠鏡の名前を千歌ってば海南一号って名付けたんだ」
エマ「海難?」
果南「そうそう、一応だけどこういう字だよ?思えば私の名前と似てるな〜くらいにしか思わなかったけど・・μ'sの」
エマ「あっ…海未ちゃんとことりちゃん!」
果南「そう、その名前と被ってるのってなんだか千歌がスクールアイドルと縁があるような気がしておかしくなっちゃって」
エマ「千歌ちゃんスクールアイドルのこと大好きだもんね♪」
果南「うんうん、それに…」
エマ「?」
果南「これまでただ一緒に遊んできた千歌が急に大きくなったって感じる時があってさ」
果南「これもスクールアイドルのおかげかなーなんて♪」
エマ「・・・果南ちゃん寂しいの?」
果南「えっ?」 果南「私‥寂しそうだった?」
エマ「ううん、でもなんとなく…わたしがそう感じただけで」
エマ「違ってたらごめんね?」
果南「んーどうなんだろ?言われてみればそんな気も少しあるような……」
果南「まっ、いいよ♪せっかくだし星の観測一緒にやろっか」
エマ「いいの!?」
果南「もちろん明日寝坊しない程度でね?」
エマ「わーい♡果南ちゃんありがとう♪」
果南「どういたしまして♪それじゃあまずは……」 ー深夜ー
エマ「…ふわぁ目が覚めちゃった」コスコス
千歌「Zzzzzz」
曜「全速…前進〜Zzzzz」
ルビまる「Zzzzz‥」
エマ「ふふふ♪可愛い寝顔♡」
エマ (‥ちょっと上に登っても大丈夫だよね?)
トットットッ‥
エマ「わあ…♡綺麗な星空…♪」
エマ (こうしてると…千歌ちゃんと一緒に流れ星を見たこと…思い出しちゃうな♪)
トットットッ‥
エマ「あれ?誰かこっちにくるのかな?」
屋根上に来たAqoursメンバー
>>679 続きはまた明日
安価ループ抜ければある程度進みます ダイヤ「ここにいたのねーーエマちゃん」
エマ「ダイヤちゃん♪おはよう♡」
ダイヤ「・・・この時間だからこんばんはと言うのが正しいのかもしれないけどーーまあ良いわ」
エマ「??」
ダイヤ「まさかーーこんな時間に複数人も目が覚めた子がいるなんて思わなかったもの」
エマ「わたし以外にも起きてる子がいるの?」
ダイヤ「ええ、もちろん・・わたくしもその一人なのだけど」
エマ「ダイヤちゃん…怒ってる?」
ダイヤ「怒る?どうして私が?」
エマ「だ、だって…こんな時間に起きてたから・・」
ダイヤ「・・ふふふ♡」 エマ「え?わ、わたし何か変なこと言っちゃったかな?」
ダイヤ「いいえ、変なことは言ってないわーーただーーなんだか私に対してエマちゃんがあたふたするのが面白くてーー♡」
エマ「ええ?!…どういうこと?」
ダイヤ「気にすることはないわ♪それよりも…」
エマ「?」
ダイヤ「あの子のことーーエマちゃんたちに任せて良かったわ」
エマ「ルビィちゃんのこと?」
ダイヤ「ええ、お家で何をしてるかも分からずマルちゃんとばかり一緒にいたあの子…少しずつ世界が広くなってきたように思えるの」
ダイヤ「あなたと千歌ちゃんがスクールアイドルに誘ってくれたおかげーーありがとう」ペコリ
エマ「ふふふ♡」
ダイヤ「ーー何かおかしかったかしら?」
エマ「ううん。ダイヤちゃんって本当にどこでも素敵なお姉ちゃんだなって♡」 ダイヤ「そうかしら?」
エマ「うん!ダイヤちゃんみたいなお姉ちゃんがいたら毎日とっても幸せだろうな〜ってわたし思うもん!」
ダイヤ「・・・それならエマちゃんもわたくしの妹になってみる?」
エマ「ええ!?」
ダイヤ「なんてーーーちょっとした・・」
エマ「なれるならなりた〜い♡」
ダイヤ「なっ…!!?」
エマ「あっ、でもわたし…今は千歌ちゃんのお姉ちゃんなんだよね…それなら千歌ちゃんと一緒にダイヤちゃんの妹になっちゃおっか?」ニコニコ ダイヤ「ふふふ♡お姉ちゃんの妹になるならお稽古もやってもらわないとダメよ?ーーお茶やお琴とか」
エマ「ええ!?ダイヤちゃんの妹になったらお茶にお琴ができるの?やった〜♪わたしやってみたかったの♡」
ダイヤ「・・・」
エマ「?」キョトン
ダイヤ (エマちゃんったらーー鞠莉よりも手強いかもしれないわ…でも、こんな風に何にでも挑戦するような気持ち大事にしたいものね)
ダイヤ「エマちゃん。何があってもそのままのあなたでいるといいわ」
エマ「えっ?」
ダイヤ「・・・お姉ちゃんと約束よ?…今度お家に来てくれたらやりたいこと付き合ってあげるから」
エマ「!!!!ありがとうダイヤお姉ちゃん♡」
ダイヤ (ーーマルちゃん、千歌ちゃん、エマちゃんを入れて5人姉妹ーーなんていうのもありかもしれないわ♡) ー深夜ー
エマ「…ダイヤお姉ちゃーん……Zzzzz」ゴロン
エマ「…ふわぁ目が覚めちゃった」コスコス
千歌「Zzzzzz」
曜「全速…前進〜Zzzzz」
ルビまる「Zzzzz‥」
エマ「ふふふ♪可愛い寝顔♡」
エマ (‥ちょっと上に登っても大丈夫だよね?)
トットットッ‥
エマ「わあ…♡綺麗な星空…♪」
エマ (こうしてると…千歌ちゃんと一緒に流れ星を見たこと…思い出しちゃうな♪)
トットットッ‥
エマ「あれ?誰かこっちにくるのかな?」
屋根上に来たAqoursメンバー
>>685 善子「・・・・」ガクッ
エマ「ヨ、ヨハネちゃん!?どうしたの?」
善子「あら…?ここって……お布団のある部屋じゃないの?」
エマ「ここは屋根の上だよ?」キョトン
善子「ええっ…私ってば…お布団に入るつもりが通り越してたなんて……運が悪いわ」ショボン
エマ「ヨハネちゃん疲れてるの?」
善子「ま、まあ…少しね?」
エマ (ヨハネちゃんのことわたしが癒してあげないと!) エマ「ヨハネちゃんぎゅーってしても良い?」
善子「えっ?なんで急に…?エマちゃんどうしちゃったの?…もしかしてーーヨハネの魅力に」
エマ「ヨハネちゃん疲れてるみたいだから癒してあげたいの…力にならないかな?」
善子「ふふーーー気持ちは嬉しいけど…それなら布団のあるところに連れて行ってくれたら嬉しいわ」
エマ「・・そうだよね」ショボン
善子「・・・それでも、少しくらい話してくれた方がよく眠れるかもしれないわ」
エマ「本当?」
善子「ええ…だから話し相手になってくれるかしら?」
エマ「わたしでよかったら喜んで♪」 善子「…エマちゃんから見てヨハネってどんな子?」
エマ「えっ?」
善子「ほ、ほら!お昼にダイヤちゃんのことベタ褒めにしてたでしょ?だから…その…気になるっていうか」
エマ「ヨハネちゃんはオシャレで〜大人っぽくて…いつも不幸な目にあってるけどめげない強さを持ってるよね♡」
善子「・・・////」
エマ「あと、ダイヤちゃんと同じくらい真面目だよね♪」ニコニコ
善子 (ダイヤちゃんーーあの時のあなたの気持ちーー少し分かった気がするわ)
エマ「それに〜〜」
善子「エ、エマちゃんストップ…」
エマ「?」
善子「少し恥ずかしくなっちゃった…わ」ガクリ
エマ「あれ?ヨハネちゃんもしかして眠っちゃった?それなら…運んであげないとだよねよいしょ♪」
善子「Zzzzz」
エマ「綺麗な寝顔だね♪とっても軽いし本当に天使みたい♡」 ー深夜ー
エマ「…ふわぁ目が覚めちゃった」コスコス
千歌「Zzzzzz」
曜「全速…前進〜Zzzzz」
ルビまる「Zzzzz‥」
エマ「ふふふ♪可愛い寝顔♡」
エマ (‥ちょっと上に登っても大丈夫だよね?)
トットットッ‥
エマ「わあ…♡綺麗な星空…♪」
エマ (こうしてると…千歌ちゃんと一緒に流れ星を見たこと…思い出しちゃうな♪)
トットットッ‥
エマ「あれ?誰かこっちにくるのかな?」
屋根上に来たAqoursメンバー
>>670 梨子「エ、エマちゃん!?駄目〜!!!」ギュッ
エマ「わっ!?り、梨子ちゃん?どうしちゃったの!?」
梨子「な、何があったか分からないけど……エマちゃんに辛いことがあったなら言って?」
梨子「私…なんでもするから…!!」
エマ「ま、待って待って?梨子ちゃん?一回落ち着こう?」
梨子「えっ?」
エマ「梨子ちゃんはどうしてここに来たの?」 梨子「わ、私は…その……その辺りを歩いてて・・それで屋根の上に誰かいるのが見えて」
梨子「も、もしかしたら…飛び降りちゃうんじゃないかって……」グスグス
エマ「そうだったんだ…心配かけちゃったね。わたしは目が覚めて星を見てたんだよ♪だから泣かないで?」
梨子「よ、良かったぁ…」
梨子 (あれ?…ということは私……すごく恥ずかしいことしちゃった……)カァァァァ
エマ「梨子ちゃん?」
梨子 (なんでもするなんて言っちゃったし…もしかしてエマちゃんに……すごいことを要求されちゃったりしないかな…?でも、エマちゃんだし…そもそも)
エマ「り、梨子ちゃーん?」 梨子「ごめんなさい!私…勘違いしちゃって…」
エマ「あ、頭を上げて〜!?」
梨子「それにしても…はわわ…///こんなに高いのにエマちゃんはどうして平気なの?」
エマ「うーん?スイスの高い山に登ったりしてたからかな?」
梨子「そ、そういうものなのかな?」
エマ「それに…星がすっごく綺麗だから気にならないのかな♪」
梨子「・・確かに本当に綺麗な空だね。東京の方じゃここまでは見えないよ」
梨子 (って……な、なんだかロマンチックな雰囲気に…////どうしよう…ドキドキしてきちゃったよーー♡)
エマ「ねえーー梨子ちゃん」
梨子「は、はい!!?」
エマ「さっき、なんでもするって言ってくれたよね?」 梨子「あ、あれは…その…言葉のあやっていうか…///」
梨子 (エ、エマちゃん…近いよぉ…///)
エマ「そうだったんだ…」シュン
梨子 (うぅ…ちょっぴり罪悪感・・・)
梨子「そ、その…私にできる範囲でなら…いいよ?」
エマ「本当!?」
梨子 (ああーーこのキラキラした笑顔…千歌ちゃんにそっくりでーーやっぱり逆らえないかもー♡)
梨子 (エマちゃん…どんなこと言うのかな?)ドキドキ
エマ「それじゃあね…梨子ちゃんにわたしのこと描いて欲しいな♪それと…ピアノの曲を1人で聴きたい!!」
梨子「えっ?」
エマ「えへへ…わがままだったかな?」
梨子「そ、そんなことでいいの?」
エマ「もちろん!わたし梨子ちゃんの描いてくれた絵があんなに素敵なんて知らなかったから…一回でいいから描いて欲しかったの♪」
エマ「ピアノまでつけるのはわがままだって思ったんだけど…ダメかな?」 梨子「ううん!!全然ダメじゃないよ…///」
梨子「・・だから…その今度で良かったら…」モジモジ
エマ「やったあ!!約束だよ?」
梨子「はわわ……」ヘナヘナ
エマ「ど、どうしちゃったの?」
梨子「ご、ごめんなさい‥ちょっと色々あって疲れちゃって…」
エマ「梨子ちゃんお疲れ様♪それじゃあ…そろそろ戻ろっか♡」
梨子「うん…」
エマ「それじゃあわたしが連れて行くから乗って?」
梨子「!!!?」
エマ「あれ?嫌だった?」
梨子 (エ、エマちゃんの背中に…それっておんぶってことだよね…?どうしよう……ありがたいけど…すごく恥ずかしい…////)
エマ「・・・・」ジー
梨子 (エマちゃんは子犬みたいな目で見てくるしーーーどうすればいいの?助けて…千歌ちゃーん・・) ー深夜ー
エマ「…ふわぁ目が覚めちゃった」コスコス
千歌「Zzzzzz」
曜「全速…前進〜Zzzzz」
ルビまる「Zzzzz‥」
エマ「ふふふ♪可愛い寝顔♡」
エマ (‥ちょっと上に登っても大丈夫だよね?)
トットットッ‥
エマ「わあ…♡綺麗な星空…♪」
エマ (こうしてると…千歌ちゃんと一緒に流れ星を見たこと…思い出しちゃうな♪)
トットットッ‥
エマ「あれ?誰かこっちにくるのかな?」
屋根上に来たAqoursメンバー
>>697
かなりこダイルビヨハ以外で >>698
前回のしずくちゃんsideではルート別に作ってたのですが今回は当たりルート以外は巻き戻しとしてます。
特定のメンバーで進行します 花丸「あれれ?エマちゃんどうしたの?」
エマ「花丸ちゃん、わたしは星を見てたの♪」
花丸「星?確かによく見えるね♡こうして星の海を眺めているとマルたち人間ってちっぽけなんだなって改めて感じちゃう・・」
エマ「花丸ちゃんの表現文学的っていうのかな?素敵だね♡」
花丸「そ、そうかな?マル…そんな風に言われた初めてかも・・」
エマ「花丸ちゃんも眠れなくなっちゃったの?」
花丸「う、うん……実は…///」
花丸「それで屋根の上に誰かいるって思ったからもしかして座敷わらしかと思って来ちゃったんだ」
エマ「座敷わらし?」キョトン 花丸「あっ、エマちゃんは知らないよね。マルがじいちゃんから聞いた話なんだけど・・」
エマ「妖怪・・・お化けとか妖精みたいなものなのかな?」
花丸「そういう認識でいいと思うよ」
エマ「出会えた人に幸運が訪れるなんて素敵な妖怪さんなんだね♡」
花丸「ばあちゃんは会ったことがあるって言ってたから…マルも会ってみたかったんだ千歌ちゃんのお家も古い旅館だし」
エマ「うぅ…ガッカリさせちゃったよね?ごめんね…?」
花丸「エ、エマちゃんが謝ることなんてないよ!マルが勝手に期待してただけだから・・」
エマ (・・・そういえばこっちの花丸ちゃんって)
エマ「ねえねえ花丸ちゃん」
花丸「?」 エマ「花丸ちゃん、ずらって言わないの?」
花丸「な、なんでそのこと知ってるの!?」
花丸 (うぅ…エマちゃんにもマルが訛っちゃうことバレてたなんて・・・恥ずかしいずら・・///)
エマ「たまに言ってるのを聞いてたから。可愛いのにもったいないって思ったの」
花丸「ええっ!?か、可愛い……ずら?」
エマ「うん!!方言っていうんだよね?」
花丸「そ、そうだけど…可愛いなんて久しぶりに言われたずら……ルビィちゃんたちも言ってくれてたけど」
花丸「で、でもやっぱりダメ!!恥ずかしいし…Aqoursの中にマルみたいな子が居られることだけでも奇跡的なのに足を引っ張っちゃう…」
エマ「花丸ちゃん…」 エマ「・・それならわたしたちと一緒にいる時だけでも無理してずらを隠そうとしなくても良いんじゃないかな?」
花丸「マ、マル…別に無理なんてしてないよ?」
エマ「…うん、それなら良いんだけど」
エマ「方言って恥ずかしがることなんてないってわたしは思うよ♪」
エマ「だって花丸ちゃんがその地方で育ったって大切なメッセージが刻まれてるんだもん♪」
花丸「ず、ずら…///」
エマ (こんな感じのセリフ…せつ菜ちゃんの貸してくれた漫画にあったよね?)
花丸「エマちゃん……ありがとうずら♪」
エマ「花丸ちゃん♪」
花丸「エマちゃんがそう言ってくれるなら…マル…マル…ちょっとだけ方言出してみるずら訛って変だったら教えてね…?」
エマ「大丈夫♪変なところなんてないよ!」
花丸「!!」
花丸 (ーードキドキの合宿で座敷わらしには会えなかったけどーーーマルにとっても幸せを届けてくれる可愛い先輩といっぱいお話できてーー幸せずら♡) ー深夜ー
エマ「…ふわぁ目が覚めちゃった」コスコス
エマ「なんだか夢の中でも眠ってたみたいだけど・・わたし…彼方ちゃんになっちゃったのかな♪」
千歌「Zzzzzz」
曜「全速…前進〜Zzzzz」
ルビまる「Zzzzz‥」
エマ「ふふふ♪可愛い寝顔♡」
エマ (‥ちょっと上に登っても大丈夫だよね?)
トットットッ‥
エマ「わあ…♡綺麗な星空…♪」
屋根上に来たAqoursメンバー
>>705
かなりこダイルビヨハまる以外で 曜「あれ?エマちゃんそんなところで何してるの?」
エマ「曜ちゃん?」
曜「雨が降るかもしれないし早めに降りておかないと身体冷やしちゃうよー?」
エマ「ふふ、心配してくれてありがとう。わたしは星を見てたんだよ♪スイスのこと思い出しちゃって」
曜「スイスか〜そういえばエマちゃんはスイス出身だもんね!」
曜「スイス……えっと…どこの国だっけ?」
エマ「ヨーロッパのイタリア、フランス、ドイツに挟まれてる国だよ♪自然がいっぱいで綺麗なところなの」
曜「おおー……勉強しないと」ポリポリ
エマ「曜ちゃんならすぐ覚えられるよ〜♪曜ちゃんはどうしてここに?」
曜「いや〜座禅の時居眠りしたせいで目が覚めちゃって…昔千歌とここに登ったことがあったからなんとなく♪」ニシシ エマ「そっか♪果南ちゃん、曜ちゃんは千歌ちゃんと幼なじみだもんね」
曜「うんうん!そこにルビィちゃんと花丸ちゃんも入れて…ちっちゃい時はよく遊んでたよ!」
エマ「いいな〜…わたしにはそんな小さいころから今までずっとなんて子いないから・・」
曜「何言ってるのエマちゃん!」グイッ
エマ「わっ!?」
曜「いつからとか関係ないであります!」ビシッ
曜「エマちゃんも梨子ちゃんも、よっちゃんも鞠莉ちゃんも…果南ちゃんや千歌ちゃんたちと同じくらい大事な仲間だもん♪」
エマ「曜ちゃん…♪」パァァァ
曜「だからね?曜といっしょに…スクールアイドル以外でいっぱい遊んでくれると嬉しいな?…なんて♪」 エマ「うん!約束だよ♡」
曜「よーし!それじゃあ…今から考えよ〜!」
エマ「ええ!?今から?」
曜 (何がいいかな?ドッジボール?バスケ?バドミントン?…水泳も……鬼ごっこ?)ムムム
エマ「よ、曜ちゃーん!今ここで考えなくてもわたしは逃げないよ〜!?」
曜「むむ?」
エマ「?」
曜「…今そこの浜辺で誰か動いたような?」
エマ「ええ、本当?」
曜「波の音に紛れてるようだけど…曜の耳はごまかさないであります!」
曜「決めた!今からあの浜辺に何がいるのか突き止めよう!」
エマ「よ、曜ちゃーん‥楽しそうだけど次の日のためにも寝ないとダメだよ〜?」
曜「全速前進〜!!」バッ
エマ「わわわ!!」
ドスン! エマ「いてて……」
エマ「そういえばわたしだけベッドで寝かしてもらったんだったよね…」コスリコスリ
エマ「みんな寝てるかな?」ソーー
エマ「あれ?」
エマ「・・・もしかして屋根の上にいるのかな?」
トットットッ‥
屋根上にいたAqoursメンバー
千歌or鞠莉 エマ「あれ?誰もいない…」
鞠莉「チャオ〜エマっち♡」
エマ「あっ、鞠莉ちゃんどこに行ってたの心配したんだよ?」
鞠莉「ふふ…それは残念だけどシークレットよ☆ビジネスのためには多少の隠し事は必要なの」
エマ「??」
鞠莉「エマっちはどうしてここに?」
エマ「えっ?わたしは…なんとなくかな?」
鞠莉「そうなの?まあ、物事全てに理由があるわけじゃないものね」パタパタ
エマ「鞠莉ちゃん暑いの?あっ、よく見たら汗かいてる!ちゃんと拭かないとダメだよ〜」フキフキ
鞠莉「センキューエマっち♪」 鞠莉「・・ここから見える景色」ジー
エマ「?」
鞠莉「ううん、なんでもない♪ただ…エマっちたちに感化されて入ったAqoursだけど…」
鞠莉「みんなとってもプリティで…そんなみんなが好きなこの町のことマリーも少し…少しだけ好きになってきたかなって」
エマ「鞠莉ちゃん!!」ギュー
鞠莉「ひゃん!?ちょ、ちょっとエマっち?」
エマ「わたし嬉しい!!鞠莉ちゃんがそんなこと考えてくれてたなんて」
エマ「千歌ちゃんが聞いたらきっと喜ぶよ♡」ニコニコ
鞠莉 (エマっち…子供みたい♪)
鞠莉 (やっぱりーー同じ転校生でも計算高いマリーとのどかなところで育ったエマっちーー全然違うのよね♡)
鞠莉 (見ててエマっちーーマリーがAqoursをフロンティアに導くと同時にーーあのニコちゃんの鼻を明かしてあげる♡)ニコッ エマ「んー……?」コスコス
エマ「あれ…夢…?」
エマ「なんだかよく分からないけど・・・上に行ってみようかな♪そんな気持ちだよ〜」
トットットッ‥
エマ「わあ…♡綺麗な星空…♪」
エマ (こうしてると…千歌ちゃんと一緒に流れ星を見たこと…思い出しちゃうな♪)
トットットッ‥
千歌「あれ?エマちゃん!」
エマ「千歌ちゃん♪」
千歌「エマちゃんも起きちゃったの?チカとおんなじだね♪」ニシシ
エマ「えへへ…なんだか変な夢を見てたみたいで…」
千歌「変な夢?ってあ〜!!!見てみてエマちゃん!」
エマ「?」 千歌「お星様!とっても綺麗なのだ!!」
エマ「本当だね♪スイスで見た星空とおなじくらい綺麗だよ♪」
エマ (これで千歌ちゃんと星空を眺めるの2回目になるんだよねなんだか不思議な気分)
千歌「あれはー獅子座だよ、チカの星座なのだ!」ピョンピョン
エマ「千歌ちゃんの‥あっ!千歌ちゃん!!」
千歌「?」
エマ「明日誕生日だよね?ちょっと早いけど…誕生日おめでとう♡」
千歌「わわ…ありがとう…♪明日が誕生日なんてすっかり忘れてたよ〜///」 千歌「今年は色んなことがあって・・エマちゃんや梨子ちゃんに会って、スクールアイドルを始めて…ライブもやって…」
千歌「下っ端みたいなものだけどリーダー頑張らないとって思ってたから・・えへへ」
エマ「千歌ちゃん頑張ってたもんね♡」ギュー
千歌「えへへ…エマちゃんにギューってしてもらうと安心するのだ…リラックスできるっていうか…」
エマ「!!」
千歌「・・・?」
エマ「だ、大丈夫だよ?それよりも千歌ちゃんすぐに獅子座を見つけちゃうなんてすごいね?」
千歌「えっへん、中学生の時頃果南ちゃんと一緒によく天体観測してたからね♪」
千歌「・・と言ってもチカは自分の星座だから獅子座しか見つけられないんだけど」 エマ「それでもすごいよ♡」
千歌「そ、そうかなあ…///えへへ…チカこんなに誕生日前に褒められて大好きなμ'sのニコニーにも会えて幸せ〜♡」
エマ「誕生日ってことは千歌ちゃんは17歳だよね?わたしとおんなじだね♪」
千歌「!!!ほんとだ!エマちゃんに追いついたのだ!」
千歌「・・ちっちゃい時は果南ちゃんに追いついてやるなんて言ってた時もあったけど」
千歌「さすがに今は気がついてるよ♪」
エマ「?」
千歌「こっちの話♪」
千歌「ねえーエマちゃん」
千歌「チカ…近づけてるかな?μ'sに」 エマ「えっ・・?」
千歌「ニコニーがいるって考えたら…なんだかどうしても意識しちゃって…」
千歌「チカ…鞠莉ちゃんに輝跡を残すって言ったけど・・・それにはやっぱりμ'sみたいにならないといけないのかなって」
エマ「千歌ちゃん」
エマ「μ'sはμ'sAqoursはAqoursだよ?」
千歌「ほえ…?」
エマ「わたしもなんとなく分かるんだそんな気持ち。このままで大丈夫なのかなって」
エマ「でも、それで自分たちの良さを無くしちゃったら大変だから覚えておいて?」
エマ「μ'sのことも好きだけど…わたし、千歌ちゃんたちの良いところいっぱい言えるよ♪」
千歌「エマちゃん……」
千歌「うん…そうだね!μ'sはμ's!AqoursはAqoursなのだ!」 エマ「わたしは千歌ちゃんたちならμ'sみたいになれるって信じてるよ♡」
千歌「エマちゃん…」ウルウル
千歌「チカ…頑張るよ!みんなとならきっとやれるって信じて!!」
エマ「ふふふ♪いつもの千歌ちゃんだね♡」
千歌「えへへ…ちょっとワクワクと不安で眠れなかったんだけど…エマちゃんが付き合ってくれて良かったよ♪」
千歌「・・チカもあの輝いていたμ'sみたいに……」ボソッ
千歌「!!!」
千歌「エマちゃん!」グイッ
エマ「わっ!?どうしたの?」
千歌「新しい曲のアイデアが降ってきたのだ!お星様に感謝しないと♡早くノートに書き込みたいから戻ろう!」
エマ「・・!うん♡」
トットットッ‥
にこ「・・・・」ジー REC ー翌日ー
エマ「ふわぁ…いつもの癖で早く起きちゃった」コスコス
エマ「あれ?雨が降ってない…もしかして…やんだのかな?」
エマ「わああ……♡」
千歌「エーーマちゃーん!!」タッタッタッ‥
千歌「あれ?どうしたの?」
エマ「ち、千歌ちゃん…すごいの…海に虹がかかってるの!!」
エマ「わたし…いつか見てみたいって思ってて…ここで見られるなんて…夢みたいだよ」
千歌「ふふ♪良かったねエマちゃん♡」
果南「千歌〜エマー!」タッタッタッ‥
千歌「あっ、果南ちゃーん!みんな〜!」フリフリ
ダイヤ「全くーー早く起きたら2人もいなくなってるんだもの心配したわ?」
ルビィ「何をしてたの?」
エマ「虹を見てたんだよ♡」
曜「おお〜おっきな虹〜私の予報通り雨は降ったみたいだね♪」
千歌「・・・」ウズウズ
千歌「よし!!みんなでこれからこの砂浜をランニングだ〜!」
8人「ええーー!?」 梨子「ちょ、ちょっと待ってよお千歌ちゃん…」
善子「それはなんというか…」
千歌「えー?ダメかな?」
果南「私はいいけど…なんで今?」
千歌「だって!!みんなでこうして起きて綺麗な虹を見て…新しい曲も実は昨日ね♪」ニシシ
ルビィ「新しい曲!!?」
エマ「うん、まだ歌詞は少し添削しないとダメみたいだけど…形になってきたよ♪」
千歌「・・それに…今日チカの誕生日だからやる気がもりもり湧いてきてるのだ!…ダメ?」
ダイヤ「・・その千歌ちゃんの熱意買ったわ♡」
花丸「マ、マルも!」
善子「・・足はガクガクだけど地獄の底まで付き合ってあげるわ」
梨子「よ、よっちゃーん…」
曜「よーし!それじゃあみんな千歌に続け〜!!」
みんな「おー!!!!!!」ダッ‥!!! エマ (ここでみんなと一緒にみた海にかかる虹ーー絶対に忘れられない思い出になったよ♡千歌ちゃんたちも頑張ってるしわたしもスクールアイドルとしても、今やるべきサポートも頑張らないとって思います♡)
にこ「・・・・」
にこ (ニコーーわかっちゃった。どうしてあの子たちを見ててもやもやしてたのかーー)
にこ (うらやましかったのかも…あの子たちがーー呆れるくらい真っ直ぐでーー合宿の合理性もあんまりあるとは言えないけどーースクールアイドルが大好きでどこまでも進んでいけちゃいそうでーー)
にこ (今…もし願いが叶うならーー時を巻き戻してみたい?な〜んて言ったら‥他のみんなに怒られちゃうかな♡?ニコは……やっぱり)
千歌「終了〜!!!」
鞠莉「はぁ…はぁ…」ガクッ
善子「も、もうダメ…」
梨子「立てないよぉ‥」
果南「よっちゃんと梨子ちゃんはともかく鞠莉がダウンなんて珍しいね?大丈夫?」
鞠莉「・・センキュー果南♪マリーってば少し張り切りすぎちゃったかも☆」
果南「?」 エマ「お疲れ様みんな♪戻って朝ご飯にしよっか♪」
にこ「・・・」ザッ
千歌「あっ!ニコニー!!ご、ごめんなさい!朝ご飯の用意は今から・・」アタフタ
にこ「ごめんなさいニコ!」バッ
千歌「えっ?」
Aqours「ええーーー!?」
エマ「に、にこちゃん…頭を上げて?どうしたの?」 にこ「ニコは…ニコは………」
〜間〜
善子「つまりーー私たちを隠し撮りしてそれをTVに持ちこみ企画としてやるつもりだったってこと?」
にこ「・・」コクリ
果南「あ〜それで水の方にはあんまり寄ってこなかったんだ」
鞠莉「へえ〜〜」
ダイヤ「まあーー予想はなんとなくできていたのだけど」
ルビィ「お、お姉ちゃん!?」
ダイヤ「ルビィーーあなたまさか気が付いてなかったの?偶然にしてはできすぎでしょ?」
ルビィ「うぅ…にこにーが嘘ついてたんだ…」ウルウル
花丸「ルビィちゃん…」ギュッ
にこ「ニコは悪いことしちゃったニコ…謝ってすむことじゃないのは分かってるけど……ごめんなさい!!」
千歌「にこちゃんって悪いことしたのかな?」
ダイまり「!?」 千歌「だって〜〜それでチカたちがテレビデビューすれば有名になるってことでしょ?」
エマ「あっ!そうだよね♡」
ダイヤ「千歌ちゃんーーあまりにも甘すぎないかしら?これは盗撮みたいなものよ?」
千歌「ん〜〜でもにこちゃんも困ってたみたいだからだし……」
鞠莉「千歌ったらスイートなんだから…」
にこ「・・・!」ポチャン
曜「わっ!!カメラが水の中に!」
にこ「…これでニコが撮ったデータはぜーんぶなくなっちゃったニコ♡もうニコが隠してるものはなんにもないよ?」
ダイヤ「・・・反省してるっていうのは本当のようね」
エマ「にこちゃん‥」
にこ「謝って許されるってわけじゃないのは分かってるからせめてもの償いニコ・・」
千歌「償い‥そうだ!にこちゃん!」
にこ「?」 千歌「それならAqoursがこれからどうしたら良いのか教えてほしいのだ♪」
にこ「!?」
善子「千歌ちゃん……本気なの…!?」
千歌「だってーラブライブ優勝のμ'sのにこにーだよ?アドバイスもらえるなら貰いたいじゃん♪」
エマ「うんうん♪わたしも賛成♡ラブライブって大会のことはにこちゃんの方が詳しいはずだし」
梨子「た、確かにそれはそうかも…」
ダイヤ「それならーーそれで許してあげるというのが1番丸く収まりそうね♡」
果南「まあ‥私は別に怒ってないんだけどそれでいいかな?」
千歌「みんな‥ありがとう!!」
にこ「・・それならAqoursの克服すべき弱点なんてどうニコ?」 千歌「Aqoursの弱点?」
にこ「そうニコ♪」
ダイヤ「ーーわたくしたちに妬いて適当なことを言っているとかではないのよね?」
にこ「も、もちろんニコ〜!!」
エマ「にこちゃん、Aqoursの弱点ってなに?」
にこ「Aqoursのみんなの目標ってラブライブだよね?」
千歌「当然なのだ!だからそのために〜ランキングをあげるの頑張ってるのだ」
ダイヤ「まあーー詳細に言えば優勝なのだけど」
曜「うんうん!やるからにはやっぱり勝ちたいよね!」
梨子「ええ‥?」
善子「・・優勝ねえ」
にこ「メンバーによって少し差はあるかもしれないけどラブライブ出場ってところは間違いないってことニコ♡」 鞠莉「何が言いたいの?」
にこ「Aqoursの活動はニコの目から見ても素晴らしいと思うニコ♪できたばっかりの9人グループでも仲が良くてダンスも曲もクオリティは十分♪話題性も上手く掴めてるし」
ルビィ「ニ、ニコニーがそこまで褒めてくれるなんて…///」
にこ「でもーーー」
千歌「で、でも…?」ゴクリ
にこ「地域に根差すってところに拘りすぎて大きなステージでの経験が少ないんじゃないかなって感じるニコ」
エマ「!!」
鞠莉 (なるほどね・・元スクールアイドルにしか見えない点だわ)
にこ「正直、今のままでも本選出場はほぼ間違い無いと思うニコ。でも…本選で会場に飲まれちゃうなんて可能性が十分にあるニコ」
千歌「そ、そんなぁ〜」ウルウル
にこ「どうどう千歌ちゃん泣かないで?そこでニコからナイスな提案があるニコ♡」
Aqours「?」 ___
_____
千歌「やってきたね!名古屋〜!!」
エマ「みんな〜ちゃんとついてきてる?」
善子「ほら、マルちゃんにルビィ遅れると置いていかれちゃうわよ?」グイグイ
花丸「わわっ…す、すごい人…」(ずらって言わないように気をつけないといけないずら)
ルビィ「えへへ…ヨハネちゃんありがとう♪」
ダイヤ「それにしてもーーまさかにこさんがわたくしたちに大きなステージを使えるイベントを紹介してくれるなんて棚から出たぼた餅ね」
曜「新曲を披露する絶好の舞台だよね!これまでよりも〜っとテンション上がってきた!」
梨子「うぅ…私はやっぱりちょっと怖いかも……」
エマ (やっぱり緊張しちゃうよね・・でも、今のみんなならきっと大丈夫!)
千歌「だいじょーぶ♡もうここまで来ちゃったんだもんあとはやるだけだよ♡」
果南「千歌の言う通りだね、それじゃあみんな会場に向かおっか?」
鞠莉 (〜〜♪) ___
_____
ー控室ー
千歌「ここをこうして…よしっと♪」
エマ「みんな衣装は大丈夫?」
鞠莉「OKよ☆君ここの衣装もだいぶ久しぶりに感じるわ♡」
梨子「はわわ……これまでよりもっとたくさんの人の前なんだよね…」
ルビィ「うぅ…男の人もいっぱいいるんだよね…」ガタガタ
ダイヤ「2人ともーーー勇気を出すのよ?さっきも千歌ちゃんが言ってたでしょ?あとはやるだけだって」
りこルビ「は、はい…」
曜「私は逆に燃えてるよ〜!!」ピョンピョン
花丸 (大丈夫…大丈夫ずら…) にこ「みんな〜!この場所で盛り上がる準備はできてるニコー!!?」
ワーーーーーー!!!!!
にこ「合格ニコ♡プロからアマまでさまざまな音楽活動をする人が披露するステージ体調に気をつけて盛り上がってね♡」チラッ
にこ (出演グループの名前はっと…ふむふむ……これはもしかしてAqoursのみんなに思わぬラッキーチャンスだったかもニコ♡)
___
_____
千歌「よーし!!もうちょっとでチカたちの出番なのだ!みんな…精一杯頑張ろう!」ガチャ
ドン! ドサッ!
千歌「いたた‥」
梨子「ち、千歌ちゃん大丈夫??」アタフタ
千歌「チ、チカは大丈夫ーそれより相手の人は…」
??「おや?もしかしてあなた方…スクールアイドルのAqoursの皆さんではありませんか?」 お疲れ様でした
トリガーがチカっちとは思わず適当に選んでしまった G'sあまり読んでないから分からんけどGOD時空で聖雪って一度も出てないよね? 千歌「あ、あなたは‥」
??「はじめまして。私は…」
ルビィ「Saint Snowの鹿角聖良さんですよね!!」
聖良「!?」
鞠莉「ワオ!リアルSaint Snowね♡こんなところで会えるなんて運命感じちゃうわ☆」
ルビィ「頭脳明晰、スタイル抜群で…作詞、作曲を行う函館聖泉女子高等学院のミスパーフェクトとも言われる鹿角聖良さん・・・本当にこんなところで会えるなんて…ルビィ……ルビィ…嬉しすぎてハートが張り裂けそうだよお…」ペラペラ
鞠莉「良かったら記念に1枚写真なんてOK?」パシャッ
聖良「は、はあ…」
ルビィ「あっ!鞠莉ちゃんだけずるい!!ルビィだって聖良さんとツーショットほしい!」 ルビィ「って…あれ?理亞ちゃんは?」
ダイヤ「理亜ちゃんーー?」
ダイヤ「随分ーー変わった名前なのね?こんな字で合ってる?」サラサラ
千歌 (むむむ…さすがダイヤちゃん達筆なのだ…)
ルビィ「違うよ!!亜じゃなくて亞!そんな間違いしたら理亞ちゃんファンの人に怒られちゃうよ!?」
ダイヤ「そ、そうなの・・?お姉ちゃんったらーーまだまだ勉強不足ね・・」
ルビィ「聖良さんの妹の理亞ちゃん!アクロバットなパフォーマンスと…独特で中毒性の高いラップで1年生ながら確かな実力のあるスクールアイドルで〜〜理亞ちゃんのファンクラブにはたくさんのファンの人が登録してるんだよ♡かく言うルビィも……えへへ♡」
聖良「それを聞いたら理亞も喜びますねありがとうございます。」ペコリ
千歌 (ル、ルビィちゃんが止まらないのだ…) 鞠莉「それにしてもあんなにハードでロックな曲を1人で作曲してるの!?」
鞠莉「マリーのハートを鷲掴みにしてくれたあなたの曲…とっても興味があるの♡」
聖良「あ、ありがとうございます…」
ルビィ「あ、あの…理亞ちゃんは一緒じゃないんですか?それに…北海道を中心に活動してるSaint Snowの聖良さんがなんでこんなところに?」
エマ「ふ、2人とも〜聖良さんが困ってるよ?少し落ち着いて?」
鞠莉「Oh・・マリーったらついバーニングしちゃったわ‥ソーリー♪」
ルビィ「ル、ルビィも…ごめんなさい」ペコリ
聖良「いえ、気にしないでください。それにしてもさすがはAqoursの皆さんですね。こんな大勢のライブ前でも余裕の貫禄ですね」
ルビィ「お、大勢……?」
聖良「ええ、数万人レベルの動員数です。中には盛り上がりに負けて辞退したアマチュアの方もいるみたいですが」
ルビィ「うぅ……そんなに人がいっぱいいるなんて…」プルプル
千歌「ここにいるってことはセイントスノーさんも出るんですか?」
聖良「はい。注目されるこのイベントならラブライブのランキングにも…というのもありますし」
千歌「・・?」
聖良「何より自分たちの実力を確かめるいい機会だと思いませんか?」ニコッ 鞠莉「・・・!!」
鞠莉 (丁寧な印象を受けるけど…その中には燃える確かな闘志が感じられるわ…流石ね)
果南「そんな考え方もあるんだ〜それにしてもSaint Snowってランキングでは…私たちより上だったよね?」
聖良「私たちは…かつてA-RISEやμ'sがラブライブの上で見た景色を見てみたいんです。そのためにも常に最高を目指していこうと考えてます。」
ダイヤ「ーー最高ね」
聖良「はい、ここで会ったのも何かの縁ですし勝負しませんか?」
エマ「勝負?」
曜「勝負ってパフォーマンスでってこと!?そんなことできるの?!」
梨子「よ、曜ちゃん落ち着いて…」 聖良「はい。このイベントでは会場で良かったと思ったパフォーマンスをしてくれたグループへ投票が可能なようなので…」
ダイヤ「なるほど、その数値で勝負ーーということで良いかしら?」
聖良「はい、その通りです。」
千歌 (あわわ……な、なんだか雲行きが怪しくなってきたのだ…どーしよー!?)
聖良「もちろん受ける受けないはAqoursのみなさんの自由ですが・・どうでしょう?」
花丸「エ、エマちゃんどうするの…?」ギュー
エマ「・・・」
エマ (こういう時あの子ならどうするかな…?わたしの意思よりもみんなの考えを尊重してあげるべきだと思うけど・・)
Saint Snowからの挑戦を
受けるor受けない
安価下 エマ「千歌ちゃん・・」コソコソ
千歌「エマちゃん…?」
エマ「千歌ちゃんはどうしたい?」
千歌「えっ、えっとね……せっかくの機会だから受けたいなって思う!それに…これがきっかけでセイントスノーさんと仲良くなれたらな〜なんて…えへへ♪」
エマ「そうだよね♪千歌ちゃんならそう言うって思ってたよ♡」
千歌「エマちゃん…」パァァァァ
千歌「よーし!それなら私たち…」
ダイヤ「ーーその挑戦受けさせてもらうわ」
千歌「!?」
ダイヤ「黒澤家に敗北の2文字はない……それを知って挑んできたということで良いのよね?」
聖良「そ、それは初めて聞きましたが…やる気になってくださったみたいで良かったです」
ルビィ (お姉ちゃん…なんでそんなに好戦的な感じで接しちゃうかなあ…せっかく聖良さんのサインももらいたかったのに) 聖良「それでは…健闘を祈ります。互いにベストを尽くしましょう」ニコッ
千歌「あ、あの!!」
聖良「?」
千歌「今更になっちゃうけど…ぶつかっちゃってごめんなさい!」ペコリ
聖良「そんなことでしたか気にしないでください♪これも一つの縁ですよ」
理亞「姉様。」
聖良「理亞いつからここに?」
理亞「ついさっきだけど…この人たちは…?」
ルビィ「はわわわわ…本物の理亞ちゃんだぁぁぁぁあ!!!」
理亞「!」ビクッ
ルビィ「わあ…本当にルビィと同じくらいの背なんだぁ…♪可愛い〜♡」キラキラ
善子「・・マルちゃん…さっきからルビィが暴走してるけど止めなくていいの?」
花丸「マルはルビィちゃんが幸せそうならそれでOKだよ?それに…」
善子「?」
ルビィ「ルビィ…ルビィ…理亞ちゃんのファンでファンクラブにも入ってて…お菓子作りの配信もレシピいつもメモしてます!!!あっ、特にルビィのお気に入りの〜〜〜」
理亞「・・・・」
ルビィ「あ、あれ…?」
聖良「すみません…この子少し人見知りなところがありまして…」
理亞「・・・もしかして、紅珠さん?」
ルビィ「!!」 ルビィ「ル、ルビィのHNなんで知ってるの!?」
理亞「・・・いつも配信やブログ更新でコメントしてくれてるから覚えてただけ」
ルビィ「…はぅぅぅ………」フラッ
エマ「ル、ルビィちゃん大丈夫!?」
ルビィ「あ、ありがとうエマちゃん…理亞ちゃんから認知してもらえてたなんて嬉しいよぉ…」ウルウル
理亞「・・・これから競い合うことになるのに一喜一憂なんてすごい余裕」
ルビィ「そ、そんなことないよ……ルビィ…」
理亞「自分もスクールアイドルなんだから少しは平常心を保つこと意識した方がいいんじゃない?」
聖良「理亞」
理亞「姉様・・・ごめんなさい」
聖良「それを言う相手は私じゃないですよね?」
理亞「・・・黒澤ルビィ、紅珠さんごめんなさい。」ペコリ
ルビィ「えっ!?い、いいよぉ…ルビィも悪かったと思うから……」
理亞「・・・・!」
理亞「・・・・・・・あなたたちのパフォーマンス楽しみにしてる」
善子「?」
聖良「理亞もみなさんに頑張れとのことです。では、私たちはこれで…」スタスタ
理亞「・・・」ペコッ 千歌「も〜!!ダイヤちゃんなんであんな風に言っちゃうの!?」
エマ「せっかく千歌ちゃんがSaint Snowさんと仲良くしようとしてたのに…」シュン
ダイヤ「・・・返す言葉もないわ」
ルビィ「うぅ…理亞ちゃんに嫌われちゃったかなぁ…?」
花丸「ルビィちゃんはまだ理亞ちゃんと出会ったばっかりずら。だからきっと仲良くなれるとマルは思うよ?」ナデナデ
エマ「うんうん♪それに理亞ちゃんのこと大好きって気持ちは伝わったと思うから…あとはライブをがんばルビィだよ♡」
ルビィ「がんば…ルビィ…?」
エマ (あっ…そういえばこっちのルビィちゃんが言ってるの見たことなかったよ)
ルビィ「ふふ♪ルビィのこと元気付けてくれるために……ありがとう♪」
梨子「Saint Snowさんに負けたら何かあるのかな…?」ガタガタ
果南「勝負って言ってもさすがにそれはないんじゃないかな?」
曜「勝負って聞いたらワクワクしちゃうよね!あ〜〜早く曜たちの番にならないかなー?」ウズウズ
エマ (曜ちゃんやダイヤちゃんは燃えてるけど…梨子ちゃんやルビィちゃん……それに千歌ちゃんだって不安なはずだよね…)
エマ (わたしはわたしで出来ること…頑張らないと!) ___
_____
エマ「それじゃあわたしは観客席でみてるね♪」
千歌「エマちゃん!チカたちのこと…しっかり見ててね!約束だよ?」
善子「・・・迷わないように気をつけて」
エマ「うん♪にこちゃんから地図は貰ってるから大丈夫だよ♡」タッタッタッ‥
梨子「ああ……大丈夫かなぁ…ずっと心臓がバクバクしてる……」
鞠莉「ノープロブレムよ梨子♪それに…ここで躓いてたら…ね?」ウインク
梨子「は、はい…!」
ワァァァァァァァ!!!
ルビィ「ま、前のグループが終わっちゃったみたい・・」
花丸「マルも少し緊張してきたかも…」
千歌「みんな!短い間だけど合宿と…それから練習もしてやってきた自分たちのこと…信じよう!」
曜「おー千歌がリーダーっぽいこと言ってる♪」ニヤニヤ
果南「そうだね♪」ニコニコ
千歌「も〜!!曜ちゃんも果南ちゃんも茶化さないでよー!」
ダイヤ「・・とにかく千歌ちゃんのいうことはもっともだし…さっき勇気を出すって決めたばかりでしょ?」
にこ「それでは〜次は静岡のスクールアイドル…Aqoursのステージで〜す♡」 千歌「いくよみんな!」
千歌「1!」
曜「2!」
梨子「3!」
花丸「4!」
ルビィ「5!」
善子「6!」
ダイヤ「7!」
果南「8!」
鞠莉「9!」
9人「Aqours!サーンシャイーン!!!!!!!!!」
にこ「曲名は…届かない星だとしても♡」
ワァァァァァァァァァ!!!!
千歌 (す、すごい歓声なのだ…)
ルビィ (・・お、男の人が…いっぱい……)
梨子 (この会場で失敗しちゃったら……)
〜〜〜♪
エマ (みんな‥がんばって…!きっとステージはみんなの味方だよ) Aqours「届かない〜」
観客「Starlight〜!」
千歌 (!!!)
Aqours「星だってー!!」
観客「I hope you〜!」
___
_____
Aqours「手を伸ばせ!それから悩め!」
パチパチパチ パチパチパチ
にこ「ありがとうございました〜♪Aqoursのみなさんは本日静岡から来たばかりなのに会場のみなさんと一体になっていいパフォーマンスでしたニコ〜♡」
にこ (届かない星…クスクスーー♡ニコたちのことを歌ってるのかな?でもーー千歌ちゃんたちなら・・がむしゃらに手を伸ばし続けるあなたたちならーー届くかもしれないニコ♡) ー控え室ー
千歌「はぁ…はぁ…やり切ったね…」
ルビィ「うぅ…いつもよりいいパフォーマンスできなかったよ…」
花丸「マルも…たくさんの人の前でってあんなに緊張するんだね」
ダイヤ「それでもーーマルちゃんもルビィもやり切ったわ今できるベストは尽くしたのだから次に繋げましょう?お姉ちゃんと約束」
花丸「は、はい!」
曜「それにしてもビックリだよね!会場の人が曜たちの歌に…えっと……」
果南「ああいうのコールって言うんだっけ?」
ルビィ「そ、そう!急にコールが入ったからルビィもビックリしちゃった‥でも‥嬉しかった♡」
千歌「でも、なんで急にコールが入ってきたのかな?チカたちこの曲初公開だったのに」
鞠莉「それはやっぱり〜〜」チラッ
エマ「?」
鞠莉「エマっちのおかげでしょ〜?」 果南「エマ・・何かしたの?」
エマ「‥実はね」
千歌「ええ〜〜!!?コール表を作って客席の人に渡していったの!?」
ダイヤ「すごい行動力ね・・そもそもそんなに枚数を刷っていたの?」
エマ「ううん。100枚くらいかな?」
曜「それでも…もっといっぱいコールや手拍子してくれた人がいたよ??」
エマ「実はね…コール表をもらった人が楽しそうだからって近くの席にいる人と共有してくれて〜〜」
鞠莉「それが連鎖してネズミ算式に増えていったってことね☆」
千歌「エマちゃぁぁぁん……」ギューーー
エマ「わっ!!千歌ちゃん?」
千歌「えへへ…チカたちのためにありがと♡エマちゃんのおかげで内浦や沼津ってわけじゃないけど……会場が味方でいてくれるって気がしたよ♡」
エマ「ふふふ♪チカちゃんたちの頑張りを無駄にするなんてできないもん当然だよ♪」 夢で夜空を照らしたいを歌った世界線とは段違いやな… 千歌「あっ!次はセイントスノーのステージだよ!」
エマ (どんなステージなのかな…?)
ダイヤ「ーー見せてもらおうかしら。あなたたちのライブを」
果南「まあまあ‥そんな構えて見ることないんじゃない?」
ルビィ「理亞ちゃんと聖良さんの生ライブ楽しみだなぁ…♪」
にこ「さあ〜興奮冷めぬこの会場に現れたのは!!遠路はるばる北海道からやってきた姉妹スクールアイドル!Saint Snowの2人ニコ♡」
聖良「…行きますよ理亞」
理亞「・・・」コクリ
にこ「曲名は〜〜CRASH MIND♡」 〜♪No more trick... No more trap...
観客「No more trick! No more trap!」
〜〜〜〜♪
ダイヤ「言うだけのことはあるわねーー静かで緻密な動きーー見惚れてしまうわ」
曜「ぐぬぬぬ…曜たちとおんなじくらい盛り上がってる!!」
ルビィ「生Saint Snowのパフォーマンスがこんなにすごいなんて……」
花丸「マル…自信なくしちゃうずら……あの理亞ちゃんみたいに振る舞えるのかな」
エマ「み、みんな…みんなのパフォーマンスもすごかったよ!!」
エマ (千歌ちゃんは……?)チラッ
千歌「・・・・・」プルプル
エマ「千歌ちゃん?」
千歌「す……」
曜「おーい、千歌ちゃーーん?」ブンブン
千歌「すっごーーーい!!あんなダンス‥チカにもできるかな?!」
エマ「えっ??」
千歌「やっぱり‥牛乳?北海道といえば牛乳だよね?あの動きの秘密が知りた〜い!」 果南「ふふ♪」
ダイヤ「クスクスーー♡」
ルビィ「・・・ふふふ♪」
千歌「あ〜!!みんななんで笑ってるの!?チカなんか変なこと言った?」
エマ「千歌ちゃん、牛乳はわたしたちも毎日飲んでるよ?」
曜「ってそういうことじゃないから!!」ビシッ
エマ「?」
ダイヤ「ーー落ち込んでるのかと思ったけど…その心配はなさそうね」
果南「まあ、それが千歌らしいっていうか」
花丸「マルたちも元気になれるね♡」
千歌「えーー!?なになに?どういうこと?!」
エマ「・・・・千歌ちゃんは凄いねってことだと思うよ♡」ナデナデ
千歌「えへへ〜♪そう?チカってすごい??」
エマ (どんな時でも明るくて太陽みたいな笑顔でみんなを照らしてる千歌ちゃん…エモエモで尊みが深いよ〜♪)
千歌「ね?ね?梨子ちゃんはどう思う〜?」
シーン
エマ「あれ?」 千歌「梨子ちゃーん!!どこ行ったの〜!」
曜「そういえばさっき出て行ってたような・・」
果南「さっきっていっても……いつからいなかったっけ?」
ダイヤ「ーーそういえば、鞠莉もいつの間にか消えてるわね」
花丸「消えるといえばヨハネちゃんも…迷っちゃったのかな?」
ルビィ「こ、こんな広い会場で…迷子になったら大変だよぉ‥」
千歌「ど、どーしよー!!!探しに‥‥」
エマ「大丈夫♪鞠莉ちゃんもいるなら先に2人を探してくれてるのかも」
千歌「で、でも……」
果南「こういうときはみんなで待っていよ?控室の場所は梨子ちゃんもよっちゃんも知ってるんだし。私たちまではぐれたら危ないよ」
千歌「・・・うん」シュン ルビィ「・・き、気分転換にイベントの続き観ようよ?もうすぐ終わりだと思うから…」ピッ
にこ「はーい♪大いに盛り上がりを見せたこのイベントもいよいよ終了〜♡・・・ってあれ?・・終了間際ニコ〜♡」
にこ「最後のグループは〜なんと正体不明!!静岡県のグループで3人組ってこと以外なーんにも分からないニコ♪」
千歌「へ〜〜静岡ってことはチカたちが知ってる子たちだったりして♪」キシシ
果南「まさか〜西の方から行ったグループかもしれないよ?」
エマ「同じ県の出身なら仲良くなれるかもしれないね千歌ちゃん♪」
千歌「!!!」
ダイヤ「・・・全く、そんなに呑気なことを言ってられるの?」
にこ「さあて♡会場のみんなが気になってやまない…そのグループ名はーーーーー」 エマ「えっ・・・?」
ルビィ「・・ギルティ……キス?」
千歌「どんなグループなんだろうね♪」
にこ「曲名は〜〜Strawberry Trapper!」
千歌「えっ‥?」
ギルキス「・・Ready?」
千歌「…り、梨子ちゃん・・・?」 梨子「背後に歩み寄る スリルがたまらない
狙い定めたら 逃がさないから!」
ルビィ「す、すごい…」
果南「いつもの梨子とは別人みたい…」
花丸「・・でも、なんでマルたちに内緒で3人で出場してるのかな?」
エマ (…鞠莉ちゃんたちのパフォーマンス確かに凄いけど……千歌ちゃん)チラッ
千歌「・・・・」
___
_____
ギルキス「狙い定めたよ!!!」
ダイヤ「ーーー大胆なハイキック…いつもとは本当に別人みたい」
にこ「ギ、Guilty Kissのみなさんでした〜〜!最後に相応しい会場の盛り上がりありがとうございますニコ〜♡」
にこ (な、なんで鞠莉ちゃんとヨハネちゃんと梨子ちゃんがもう一回参加してるニコ!?そんなの…ありなの?) 〜間〜
エマ「あっ!鞠莉ちゃんたちが戻ってきたよ!!」
曜「も〜!私たちより会場盛り上げちゃってずるいよね!!」
鞠莉「ふふふ♪ソーリー曜♡お楽しみは最後にとっておくものよ?」
ルビィ「びっくりしすぎて…ルビィは……もうダメかも」
花丸「ル、ルビィちゃん!!」ガシッ
善子「・・なんというか。色々心配かけちゃったみたいねごめんなさい」
梨子「ただいま♪…その……千歌ちゃん…どうだったかな…?」モジモジ
千歌「・・・・」ダッ…! 千歌「すっっっっっごくかっこよかったのだ!!」キラキラ
梨子「か、カッコいい??」
千歌「うん!!梨子ちゃんって綺麗で可愛くて…大人っぽいだけじゃなくてかっこいいのもいけるんだ!やっぱり梨子ちゃんをスクールアイドルに誘って良かった♡」
梨子「か、かっこいい……なんて…そんなことないよ?」タジタジ
ダイヤ「まあーーーたしかにいつもの梨子ちゃんよりかっこいいと感じたわーー堂々としていて…別人みたいだったわ」
梨子「ダ、ダイヤちゃんまで…///」
エマ「それにしても…いつのまに練習してたの?」
鞠莉「ソーリーエマっち♪合宿の時にすこーし梨子とヨハネを借りてたの♪」 善子「・・・ほんと、いきなり深夜にダンスの練習なんてどういうことかと思ったわ…」
花丸「でもなんでそんなことしたの?マルたちびっくりしちゃった…」
鞠莉「あのニコを驚かせたかったの♪」
ルビィ「ニ、ニコニーを?」
鞠莉「Yes♪何か隠し事をしてるのはわかってたから〜それならってね♡」
エマ「だからってわたしたちに隠さなくても良かったのに…」シュン
鞠莉「日本にはこんな言葉があるでしょ?」
花丸「敵を欺くならまず味方から?」
鞠莉「それそれ♪」 梨子「ご、ごめんね千歌ちゃん…」
千歌「・・Aqoursを抜けて独立しちゃったりしないよね??」
鞠莉「当然よ♪そもそもAqoursを盛り上げるためのパフォーマンスで作ったのにそれじゃあ本末転倒☆」
鞠莉「ほら♪」スッ‥
エマ「みんな見て!!」
曜「・・・?あ〜!!」
果南「ランキングが…」
千歌「11位まで上がってるのだ!」
ダイヤ「ーーこれなら、このまま本選に出ることも可能ね」 聖良「みなさんお疲れ様でした。」
エマ「あっ!聖良ちゃん!」
聖良「せ、聖良ちゃん…ですか?」
エマ「?」
聖良「いえ…なんでもありません」
聖良「まさかユニットを作って出場していたとは思いませんでした」
果南「こっちも知らされてなかったんどけどね」ジトー
鞠莉「〜♪」
聖良「観客の方たちのパフォーマンスへの満足度・・それがこれに書かれているので持ってきました」ピラッ
千歌「!!」
エマ「ど、どうだったのかな…?」ドキドキ
花丸「Aqoursの名前は………な、7位ずら!?」
花丸「あっ…///」パッ
梨子 (ずらって言っちゃうマルちゃん…ふとした時に出る方言って素敵で…ドキドキしちゃう…///) ダイヤ「・・同率にGuilty Kissがいるなんてーー少し複雑ね」
鞠莉「ソーリー♪まあ、マリーたちは新参者って補正もあるから♡」
曜「セイントスノーは………3位!!?すっご‥」
理亞「・・・」プルプル
エマ「すごいパフォーマンスだったもんね〜わたしも踊りだしたくなっちゃいそうだったもん♪」
ルビィ「あ、あの理亞ちゃん・・?」
理亞「・・・悔しい」ボソッ
千歌「えっ?」
聖良「理亞の言う通りです。ここで負けているようではラブライブを勝ち抜くのは難しいですから」
聖良「私たちはまだまだ満足してません。もっと上に…そうーー頂点しか欲しくないとでも言いましょうか」
ルビィ「!!」
鞠莉「それって…SELF CONTROLの歌詞よね?」 聖良「はい。…そしてそのために必要なもの…なんとなく分かった気がします。」
聖良「私たちには共に切磋琢磨できるグループこそが必要なのではと今回気がつきました」
エマ「?」
聖良「Aqoursのみなさんーー私たちのライバルになってください」
エマちか「ええ!!?」
理亞「・・はもってる」
梨子「わ、私たちがライバルなんてそんな‥」
善子「順位では負けてるのにーー過大評価じゃない?」
聖良「いえ、パフォーマンスや歌唱力…そして存在感どれをとっても十分に通用する実力だと感じました。」
果南「あのステージを見せてもらってそう言われると…少し照れるかも」
聖良「・・・で、ですので……」モジモジ
千歌「?」 聖良「よろしければ連絡先を交換しませんか?」
千歌「!!!」
ルビィ「喜んで!!」
ダイヤ (ああーールビィってば…またあの子の悪い癖ねーーでも…この条件悪い話ではないわね)
理亞「・・・べ、紅珠さん…私と交換してほしい」
ルビィ「・・・!」パァァァァ
ルビィ「ルビィでいいよ♪理亞ちゃん♡」
花丸「・・・・」ジー
善子「私たちも交換しておきましょう?って……マルちゃんはそうだったわねーー」 聖良「それにしても…まさかあなたはマネージャーだったとは驚きました」
エマ「えっ?わたし?」
聖良「はい。正直歌唱力に関してはAqoursの中では鞠莉さん、花丸さんの実力が高いと感じてましたが…あなたも2人と同じ…いえーーそれ以上に」
エマ「ま、待って聖良ちゃん?わたしの歌って…どこで聞いたの?」
聖良「この動画ですね」スッ
エマ (これ…子ども祭りの時の・・誰か撮ってたんだ大丈夫かなあ…?)
聖良「もし…その気さえあれば私たちSaint Snowの特訓に付き合ってほしいくらいですよ」ニコッ
エマ「ええ…?」
千歌「あ〜!!聖良さんダメだよー!エマちゃんはチカたちの仲間なんだもん!」プンプン
聖良「安心してください冗談です。…Aqoursの皆さんありがとうございました」ペコリ
ダイヤ「ーーこちらこそありがとうございました。勉強になったわーー本選では負けないから」
曜「うんうん!リベンジすればいいもんね!」
聖良「ふふ…やる気になってくれたようで嬉しいです。それでは私たちはこれで……理亞?」 ルビィ「ええっ!?北海道限定のスイートポテト送ってくれるの…?」
理亞「・・・」コクコク
ルビィ「ど、どうしよう…夢じゃないよね…マルちゃん、ヨハネちゃん・・」
善子「・・我慢しなさい」
花丸「ルビィちゃん…ごめんね」
ギュムッ
ルビィ「い、痛いよぉ……夢じゃない…!!」
理亞「・・あなたたちにも何か送るけど…ほしいものがあれば」
花丸「マ、マルたちにも!?…美味しいものなら♪」
善子「お金かかるでしょ?ーーあんまり高くなくていいからあなたのおすすめのものがあればそれで良いわ」
聖良 (・・想像以上に仲良くなってる‥!?) にこ「今回のイベントもだーい成功〜♡ニコってば急な変更にも対応できてパーフェクト♪」
にこ (もうーーニコの知らないところで鞠莉ちゃんってばーーやってくれるニコ♪でも…そういうの嫌いじゃないニコ♪)
にこ「さてと…Aqoursのみんながラブライブ出場可能圏内になったのはいいけど・・今って一体どんな感じになってるニコ?」スッ…
にこ (なんだかんだで…スクールアイドル関連のページを開くの…久しぶりかもしれないニコ♪)
にこ「!!」 第◯回ラブライブ!予選ランキング
1位:音ノ木坂学院 μ's
にこ「ふふふ…♪」 >>782
エマ (これ…子ども祭りの時の・・誰か撮ってたんだ大丈夫かなあ…?)
訂正
⇨ エマ (これ…子ども祭りの時の・・誰か撮ってたんだよね。再生回数も伸びてるみたいだけど…大丈夫かなあ…?) ー十千万ー
千歌「う〜〜」
エマ「ち、千歌ちゃんどうしたの?」
千歌「もうすぐ夏休みが終わっちゃうよ〜!!」ジタバタ
エマ「本当だね〜あっという間に過ぎていっちゃった・・・」
千歌「聖良さんから教えてくれたトレーニングもこなしてるけど…チカたち上手くなってるのかな?」
エマ「わたしから見て千歌ちゃんたちは上手くなってると思うよ?」
千歌「本当!?」
エマ「うん♪千歌ちゃんに嘘なんてつかないよ♡」
千歌「えへへ〜♪そうだ!チカね考えてたことがあったの!」
エマ「?」
千歌「チカね〜春休みになったらスイスに行きたいんだ♪」
エマ「えっ!?スイスに?」
千歌「エマちゃんがスイスにきっと帰っちゃうと思うから……だからチカもエマちゃんの育った景色とかを見てみたいんだ♡」ニコニコ
エマ「・・・うん!楽しみにしてるね♪」
千歌「やったあ!!えへへ〜〜スイスに行くの楽しみだな〜♪約束だよエマちゃん!」ピョンピョン
ザザーン 本日はここまで
ようやく半分を超えました…本当にこれまで保守していただきありがとうございます ー淡島ー
果南「ちょっとおじい…これどういうこと?」
果南祖父「・・・・」
果南「黙ってないでなんとか言ってよ!!」
果南「私は…私は……」 エマ「ふわあ…今日からまた授業だよね♪」
エマ (最初は少し戸惑ったこの制服も赤いタイもーーみんなとの思い出と一緒にわたしの大切な一部だよ♡)
千歌「あー!!エマちゃんってば違うよー!」
エマ「ええ!?今日は制服じゃないの?」
千歌「そ、そういうことじゃなくて…えっと…あれ〜?どこに置いたかな…」ガサガサ
エマ「?」
千歌「あったー!!」ジャーン
エマ「千歌ちゃん・・それって?」 千歌「これはね〜衣替えだよ♡少しずつ涼しくなってくるからね?さっ、着替えて着替えて♪」
エマ「わわっ!」
〜間〜
エマ「わあ……」
千歌「にしし…やっぱりエマちゃん似合ってるのだ!」
エマ「素敵な制服だね♡千歌ちゃんもこれ着るの?」
千歌「もっちろん♪お揃いの制服で浦女を征服するのだ♡」
エマ「千歌ちゃん?征服しちゃダメだよ?」
千歌「わわっ…これは〜って…エマちゃん!!一回言ってるのだ!」
エマ「ふふ♪ジョークだよ♡」ウインク
千歌「むーエマちゃんが鞠莉ちゃんみたいになってる…」プクー ー正門前ー
鞠莉「チャオ〜エマっちに千歌♪」
エマ「チャオ〜鞠莉ちゃん♡」
千歌「おはよう鞠莉ちゃん!」
エマ「鞠莉ちゃんも黒いセーラー服似合ってるね♪」
鞠莉「そうかしら?まあ、マリーとしても夏の白い制服よりもダークなこっちの方が良いかも☆」
千歌「ん〜〜チカ的には明るい夏服も元気いっぱいって感じで鞠莉ちゃんに似合ってると思うけど・・」
鞠莉「あら?褒めてくれるのね♪でーも、元気いっぱいガールは千歌がふさわしいわ♡」
千歌「えっ?そ、そうかな…えへへ・・///」テレテレ
鞠莉「あっ、そうだ2人とも果南を知らない?」 エマ「果南ちゃん?」
千歌 (ぐぬぬ…そこはもっとチカのこと褒めてほしかったのだ・・)
鞠莉「そうなのよ、今日は一緒に登校しようかなーって思ってたのに」
エマ「千歌ちゃん何か聞いてない?」
千歌「んーん」フリフリ
千歌「ま、まさか……果南ちゃんに彼氏とか!?」
鞠莉「What!?」
千歌「なーんて言ってみたかっただけだよ♡」
鞠莉「もう!マリーのこと驚かせないで?」
エマ (びっくりする鞠莉ちゃんってあんまり見たことなかったよ〜それだけこっちでも果南ちゃんと仲良しさんってことだね♪)
ダイヤ「ーー何をしてるの?」
千歌「ダ、ダイヤちゃん!!」ピシッ ダイヤ「久しぶりに学校が始まったのだから…1日くらいおしとやかにしていてもいいんじゃないかしら?」クスクス
エマ「おはようダイヤちゃん♪」ニコニコ
ダイヤ「あらーーエマちゃん制服とても似合っているわ♡けど…タイが少しだけ曲がってるから直してあげる♡」クイッ
エマ「あ、ありがとうダイヤちゃん…///」
千歌「あれ?ルビィちゃんは?」
ダイヤ「さあー?わたくしが起きた時には珍しくいなかったのだけど……」
エマ (わたし…知ってるよ♪ルビィちゃんあれからみんなに秘密で特訓してるんだもんね♡ダイヤちゃんも知らないわたしとルビィちゃんの秘密♡)
ダイヤ「エマちゃんーー何か知ってるの?」
エマ「えっ!?し、知らないよ〜?」 ダイヤ「・・・・はあ‥まあ良いわエマちゃんが隠し事をしてもそんなに悪いことじゃないと思うし」
ダイヤ「早く教室に向かいましょう?千歌ちゃんも遅れないようにね?」
千歌「はーい♡」
ダイヤ「ふふーー良い返事ね♪」
___
_____
ー3年生教室ー
エマ「あれ?」
果南「・・・・・」ウデクミ
鞠莉「果南ってば登校してるじゃない」
ダイヤ「私たちよりも早いなんて…珍しいわね何よりーー1人で千歌ちゃんか鞠莉と一緒に登校してるイメージだけど」 エマ「果南ちゃーんおはよう♡」
果南「・・・・・」
エマ「あれれ?」
鞠莉「果南何か考え事かしら?珍しいわね今日は何か不思議なことでも起こるんじゃないかしら」
エマ「ど、どうしよう…」
ダイヤ「今は放っておいて大丈夫だと思うわ。部活の時間でもあんな調子ならさすがに何か聞いた方が良いわね」
果南「はぁ…」 ー部室ー
ダイヤ「ということがあったのだけどーー何か知ってる子はいないかしら?」
梨子「果南ちゃんが悩み事なんて本当意外だね…大人っぽいっていうか…余裕があるから全然そんなイメージがなかったよ」
花丸「マルは何も知らないです…」シュン‥
ルビィ「ルビィも…ごめんねぇ…」
鞠莉「となると頼れるのは〜やっぱり幼なじみね!」
千歌「えっ!?チ、チカも何も知らないよ〜」アセアセ
曜「ん〜ほういえば……」モグモグ
善子「曜ちゃん…食べながら喋ったらお行儀が悪いわ」 曜「ありがとよっちゃん!そういえば…前に淡島に行った時に〜おじいと果南ちゃんが言い争ってるのを少しだけ聞いたよ?」
エマ「果南ちゃんのおじいちゃん?」
曜「そうそう!めっちゃ魚や天気のことに詳しい無口なおじいだよ曜もよくお世話になってて〜〜」
鞠莉「その話はストップね♪果南のグランドファザーは確かに魅力的な人だけど・・今はね?」
曜「わっとと…ごめんごめん」
エマ「それじゃあ果南ちゃんはおじいちゃんと喧嘩をして悩んでるのかな?」
千歌「ん〜〜」
梨子「ち、千歌ちゃん…?」
千歌「果南ちゃんのことも大事だけど…大事なんだけど……何かもっとこう…大事なことがあった気がするのだ・・ルビィちゃんわかる?」 ルビィ「・・・・あっ!!」
ルビィ「今日……ラブライブの結果発表の日だよぉ!!」
8人「ええええ!!!?」
梨子「きょ、今日がその日だったの・・?どうしよう…ランキング下がったりしてないかな…?」プルプル
善子「こんな大事な日を忘れていたなんてーー堕天使の不幸が移っちゃったのかしら?それとも…現実逃避?」
エマ「ルビィちゃん、結果の発表は何時からなの?」
ルビィ「え、えっと…午後1時…だから」チラッ
12:58
曜「わ〜!!!もうすぐなんだ!ワクワクしてきたね!」
ダイヤ「・・そう思ってるのは曜ちゃんくらいじゃないかしら?」 カチカチ‥
千歌「確か最後に見た時って…」
エマ「イベントの時の11位だよね?それから誰かランキングを見たり…」
シーン
エマ「してないよね…あはは」
花丸 (見て下がってた時みんなになんで言えばいいか分かんないから思えばみんな避けてた気がするずら・・無常観を理解してるずら)
カチカチ
鞠莉 (っていうよりも後半になったらランキングが非表示になってたのよね〜忖度とか同情票をなくすためとかかもしれないけどそんなことする必要あったのかしら?)
カチカチカチ
千歌「だ、誰が結果を見る?」
ダイヤ「そこはーーやっぱりリーダーじゃないかしら?」
コクコクコク 千歌「ええ!?チ、チカ!?」
梨子 (ごめんなさいーー千歌ちゃん…この状況で見るなんてーー私には無理です・・)
エマ「大丈夫だよ千歌ちゃんわたしも一緒に見るから♪」
千歌「エ、エマちゃぁぁあん…」ウルウル
13:00
9人「!!!!!!!!!」
千歌「・・・・・・・そ、それじゃあいくよ…」ゴクリ
ガラッ
果南「ごめん遅れちゃった」
エマ「果南ちゃん?」
果南「Aqours予選通過してたね♪それにしても…あれからランキングあんまり変動がなくて10位だったのはびっくりだね〜」 9人「えええ!!!!!!!!?」
果南「どうかしたの?」
梨子「か、果南ちゃん見たの…?」
果南「見たけど?あっ、もしかしてみんなまだ見てなかった…?」
ダイヤ「果南ーーあなた…怖くなかったの?」
果南「結果なんだから受け入れるだけでしょ♪それに……」
千歌「?」
果南「みんなで頑張ってやったんだから通過してないって考えがなかったからさ」
ルビィ「果南ちゃんすごぉい…大人だよ……」
善子「果南ちゃん、Saint Snowは何位だったの?」
果南「やっぱり興味あるよね♪えっとね……4位だね」
エマ「よ、4位!?すごい……全国のスクールアイドルの中で4番目に人気があるってことだよね?」 鞠莉「ランキング=人気に直結するかはともかくあの2人が並でない努力をしてたことはよ〜く分かったわ!」
千歌「うんうん!!…チカたちも負けてられないね♪」
梨子「うぅ……次はもっとたくさんの人たちの前でパフォーマンスになるんだよね…?緊張してきちゃう」
善子「梨子ちゃんってば♪ギルキスの活動を思い出せば余裕よ♡」
梨子「わ、私は… お花畑の妖精さんみたいなかわいい方向性でって言ったのに……」
鞠莉「も〜根に持っちゃメッよ☆」
曜「ねえ千歌…」ヒソヒソ
千歌「なーに曜ちゃん?」コソッ
曜「果南ちゃん…いつもと変わらなくない?」
千歌「ん〜〜そう言われたらそうかも…?」 曜「エマちゃんたちがオーバーに言ってたのかな?」
果南「こ〜ら〜2人とも?何ヒソヒソ話してるの♪」ギュー
千歌「わっ!果南ちゃん?」
曜「く、苦しいであります……」
prrr・・
ダイヤ「あら・・?聖良じゃないーー」
千歌「!!!」
ダイヤ「ええ…ええ……ふふふふ…そうね♡」プツ
エマ「ダイヤちゃん聖良ちゃんはなんて言ってたの?」
ダイヤ「本選進出おめでとうございます。次は決勝で会えるのを楽しみにしてますよですって」 善子「はやくも決勝進出宣言!?」
エマ「ラブライブの本選はどんなルールなのかな?」
ルビィ「え、えっと…毎年ちょっとずつ変わってるんだけど…今回は……」
ルビィ「ふむふむ……」
〜間〜
エマ「えっと…まとめてみると突破した20チームを3グループに分けて・・それぞれのグループで1番得点が高かったグループが決勝戦に進めるってルールなんだね?」
ダイヤ「それにしてもーー何故3グループなのかしらね?」
千歌「うーん……?」
曜「とにかく1番高い得点を出せば良いんだよね!」
梨子「得点って…どうやって出すのかな?」
ルビィ「これまでの活動みたいにファンの人の投票で決まるみたいだよ」
鞠莉「つまり〜またプロモーションの見せ所ってわけね☆」
ルビィ「そ、それがそういうわけにもいかなくて…」
鞠莉「?」 梨子「ライブの配信1回だけ!?」
梨子「あっ……///」カァァァァ
ルビィ「うん‥」
エマ「そのライブで勝ち負けが決まっちゃうってことなんだね」
千歌「ぐぬぬぬ……」
花丸「千歌ちゃん?」
千歌「新曲!!」
ダイヤ「千歌ちゃんーー単語だけで話されても分からないわ?」
千歌「勝つためには…新曲が必要だよ!!」
鞠莉「マリーもそう思うわ♪」
花丸「で、でも…もしその新曲よりもこれまでの曲の方が良かったら…」
梨子「そもそも…間に合うのかな?」
千歌「むむむ……」 果南「良いんじゃない?やってみて」
千歌「果南ちゃん……」パァァァァ
エマ「わたしもそう思うな♪」
ダイヤ「・・・まあやるからにはリターンが大きい方がいいわよね。反対意見の子はーー?」
シーン
果南「よし♪それじゃ新曲を作っていこっか♡」
千歌「・・・そうだ!」
8人「?」
千歌「果南ちゃん!!」
果南「なに?」
千歌「あのね…新曲……果南ちゃんが作ってみてくれないかな?」 果南「ん?・・・私が!?」
千歌「うん」
果南「作曲なんてできないんだけど…」
千歌「あっ、そうじゃなくてね!!えっと…チカが担当してる作詞をやってほしいな〜なんて……」
エマ「急にどうしちゃったの千歌ちゃん?」
果南「・・・・うん。分かった千歌が私にやってほしいっていうならやるよ」ニコッ
千歌「やったぁ!!果南ちゃんありがと〜♡チカプレッシャーに弱いから〜♡」ギュー
善子「・・ダンスはどうするの?」
千歌「・・・あっ」
エマ「少しで良かったらわたしが手伝うよ?」
千歌「エマちゃ〜〜ん!!!ありがとう♡」ギュー
エマ「ふふふ♡」ナデナデ エマ (Aqoursの曲もいっぱいみてきたもん…!こういう時くらい…ちょっとだけ…出しても大丈夫だよね?)
善子「エマちゃんの考えるダンスね・・・」
花丸「どんなふうになるのかな?」
エマ「それは曲を聴いてから考えるよ♡」
ルビィ「そ、それって大丈夫なのかな…?」
曜「時間はまだまだあるんだし平気平気!夏休みの宿題と同じだよ!」
ダイヤ「あらーー宿題をまだ終えてない曜ちゃんがそれを言うの?」
曜「ヨ、ヨーソロー・・・」
千歌「それじゃあ今日は解散〜!!」 ー翌日ー
果南「よし、それじゃあ今日の予定は…聖良から教えてもらった体幹トレーニングと…」
千歌「果南ちゃーん!作詞の調子はどう?」
果南「あはは…全然だね。思ってたよりも難しいね…」
エマ「・・・」ジー
ポン
エマ「?」
ダイヤ「・・気になるのは分かるけどーーそんなにじろじろ見られたら果南も気が散るんじゃないかしら?」
エマ「あはは…そうだよね」
ダイヤ「果南ーー少し良いかしら?」
果南「どうしたの?」
ダイヤ「ーー進路調査書についてなのだけどーーー」
果南「あっ……あーーあれなら実は海に潜るときにスーツに巻き込まれてたみたいで…あはは・・・」
ダイヤ「全くーー仕方ないわね。それなら先生からもらってきた予備のものがーー」
果南「大丈夫大丈夫!!水には少ししか浸かってないから…家で天日干ししてるところ」
千歌「さすが果南ちゃん!プリントまで干物にしちゃうなんて」
エマ「・・さすがなのかな?」 ダイヤ「そうーーそれじゃあそう言っておくわね」
果南「ありがとうダイヤ」
ダイヤ「別にーー?このくらいのこと…当然よ」
果南「あっ!教室に忘れ物してきちゃったから先に行ってて」
ダイヤ「だそうよ。千歌ちゃーー」
千歌「はーい♪それじゃあ先に行って待ってるね〜♡」タッタッタッ‥
ダイヤ「・・ふふ。元気が服を着て歩いてるのが千歌ちゃんってところかしら?」
エマ「でも、千歌ちゃんはその方が良いよね♡」ニコニコ
ダイヤ「・・それは否定しないわ」
エマ「それにしても果南ちゃん…プリントを濡らしちゃうなんて…アンラッキーだね」
エマ (果林ちゃんもたまにやってわたしに助けて〜って言ってたな〜・・・果林ちゃんわたしがいなくて大丈夫かなぁ…?)
シュタッ
鞠莉「・・さっきの嘘の香りがするわね」
ダイヤ「鞠莉ーーあなた英語の授業いないと思ったら……」
エマ「鞠莉ちゃん高いところから飛び降りて平気なんてすごいね!!ニンジャなの?」
ダイヤ「エマちゃん…少し静かにできるかしら?」
エマ「?」 ダイヤ「わたくしもさっきの果南はなんとなくいつもと違うと感じたわ」
エマ「果南ちゃん…わたしたちに嘘をついてたの?」オロオロ
鞠莉「も〜エマっちったらとんだピュアガールなんだから♡マリーのフィーリングではね?」
エマ「もしかして…果南ちゃんから悩んでることと関係あるの?」
鞠莉「多分ね」
エマ「教えて!!」
鞠莉「エマっちの頼みなら……と言いたいところだけど答えはノーよ」
エマ「な、なんで…?」
ダイヤ「ーーわたしの想像通りならだけど…問題が大きいからじゃないかしら?」
鞠莉「Yes☆さすがはダイヤ察しがいいのね♪」 果南「はあ……」トボトボ
善子「だから〜〜一緒に行ってみない?」キラキラ
花丸「・・・とっても興味深いお話だね。物語の中に出てきてもおかしくないよ♪」クスクス
ルビィ「ね、願いが叶うなんて…本当なのかなぁ…?呪われちゃったりしない?」
善子「まあーー呪われちゃうってこともあり得るかもしれないわね」
ルビィ「ええっ…!?ルビィやだよぉ…せっかくスクールアイドルできてここまで来たのに…」プルプル
花丸「大丈夫だよ。ルビィちゃんのことはマルが守るから♪」
ルビィ「マルちゃん…」
善子「それじゃあ…!!」
花丸「あっ…でもごめんなさいヨハネちゃん!」
善子「!?」
花丸「マル‥その日はじいちゃんのお手伝いでお家の周りをお掃除しないといけないの」
善子「そ、そうなの……」ガクッ
ルビィ「あっ…ル、ルビィもその日は……用事が」モジモジ
善子「ーー仕方ないわ…それじゃあこの話はまたの機会ね」ガックリ 花丸「あっ、図書室の方に行ってから練習に出ないと…」ガサガサ
ルビィ「それならルビィも行く…マルちゃん1人で行ったらまた本の返却でいっぱいになっちゃうから」ガタッ
善子「そ、それならーー私も…ってあれ?!私のタオル…どこに行ったの!?」ガサガサ
花丸「・・体育の時間にはあったと思うけど…」
ルビィ「大丈夫?ヨハネちゃん…一緒に探そうか?」
善子「だ、大丈夫ーー♡このくらいの不幸は慣れっこよ♪それより図書室に行ってきていいのよ?」
花丸「・・それじゃあお言葉に甘えさせてもらうね?」ガラッ
ルビィ「どうしても見つからなかったらルビィたちのこと呼んでね?」 善子「はあーーヨハネってばやっぱり運が悪い……でもタオルなんていつものことでーー」
果南「やっほ〜よっちゃん♪」
善子「か、果南ちゃん?!」
果南「楽しそうな話してたけど…何の話?」
善子「・・他愛もない話よ?ほらーー私ってどっちかというと…大人っぽいでしょ?だからマリーやダイヤちゃんとよくお話ししたりお買い物に行くの」
果南「唐突だね、確かにそうだけど♪」クスクス
善子「でも…ルビィやマルちゃんとももっと仲良くしたいのーーだから2人が喜びそうな都市伝説を持ってきたの」
果南「都市伝説?」
善子「ええーーせっかくだしあなたにも聞かせてあげる♡」
果南「都市伝説って怖い話とか?」
善子「そっちの方が良ければそれもあるけど…今回はマルちゃんたちがワクワクできそうなお話よ」
果南「あっ、そうなんだ」ホッ
善子「その都市伝説の名前はーーーパーティトレイン」 果南「パ、パーティ?トレイン…列車のことだよね?」
善子「そうよーー沼津には機関車があるでしょ?」
果南「・・・・あ〜〜そういえばあったような…?」
善子「その機関車に纏わる伝説なんだけどーー」
善子「レールや機関車とか昔使われてたものがそのまま置かれているでしょ?」
善子「それらを一定の時間、順番で回ってーー沼津駅の電車に乗るとあら不思議ーー」
善子「気がつくと知らない電車の中・・パーティトレインの中に迷い込むって噂よ」
果南「迷い込むねぇ……迷い込むとどうなるの?」
善子「‥そこがそんなに詳しくないんだけど一説によると願いが叶うとか、悩みが解決するとか・・」
果南「!!」
善子「まあーーそのまま一生囚われてしまうなんて話もあるけど…?」
果南「・・・」ウデクミ
善子「果南ちゃんーー」
果南「あっ!ごめんごめん!!面白い話だね♪よっちゃん話上手で聞き入っちゃったよ」 善子「そ、そうかしら?」
果南「それでその電車を探しに行こうって話なの?」
善子「ええーー今週の日曜日に予定してたのだけど…あいにくルビィもマルちゃんも予定ありでこれは無理ね」ションボリ
果南「よっちゃんがもしその電車に乗れたら…」
善子「?」
果南「何かお願いしたいことある?それか解決したい悩みだっけ?」
善子「・・・自分の不幸を治すっていうのもありだけどーー今は……少しでもAqoursのみんなで良い思い出が残せますようにとかかしら」
果南「へぇ〜♪」ニコニコ
善子「・・////」
善子「そういう果南ちゃんはーーって…」
果南「?」
善子「なさそうね。果南ちゃんに限ってーー悩みなんて。それにお願い事だって自分で叶えるなんて言ってそう」
果南「そうかな?」
善子 (果南ちゃんーーとってもサバサバしてるんだものヨハネもあれくらいサバサバしてれば…なんて)
善子「おしゃべりが過ぎたわね…このことは内緒ね?また練習で・・///」ピシャッ
果南「私だって……悩みくらいあるんだけどなあ…」ポツリ 果南「よし、今日のトレーニングはここまで♪」パンッ
千歌「お、おわったのだ〜〜」
ルビィ「聖良さんのトレーニングはやっぱり堪えるよぉ…」
花丸「マ、マル…もう立てない……」
エマ「みんな〜♪しっかり水分補給してね♡」
梨子「ふふふ♪」
エマ「梨子ちゃん?」
梨子「あっ…ご、ごめんなさい…///」
エマ「謝らなくていいよ?どうしたの?」
梨子「そ、その…エマちゃんが……私たちの周りでサポートしてくれると何でいうか…癒されるなって・・////トレーニングがキツいから尚更そう思っちゃって//」
曜「あー分かる!私もそんな感じするよ!!なんていうのかなー?」
エマ「ふふふ♪少しでもみんなのこと癒せてあげてたら嬉しいな♡」
梨子「あっ…果南ちゃん?」チョンチョン
果南「?」
梨子「歌詞のことなら焦らないで良いからね…?メロディ自体はたくさん作ってみてるから…果南ちゃんの作ってくれたものに1番合うものにするから・・///」
果南「ありがと梨子ちゃん♪助かるよ」ニコッ
梨子「はわわ‥///」 ー果南家ー
果南「作詞……歌に使いたい言葉を詰め込む…」
果南「むむむ…こういうの私得意じゃないんだけどな…」ポリポリ
果南「・・でも、千歌が私のこと頼ってくれてるんだもんね」
果南「逃げずにやらないと…!」
果南「・・・」チラッ
進路調査書 松浦果南 ー翌日ー
エマ「それじゃあ今日の練習はここまでにしようね♡」
善子「ふふーー私の華麗なステップ…見てくれた?」
ルビィ「ヨハネちゃんすごいよぉ…ルビィにも今度教えて!!」
花丸「マルも知りたいな〜あんなに上手に動けるなんてヨハネちゃん羨ましい・・」
善子「ふふーーもちろんよ♡でも……代わりにマルちゃんの声の出し方を教えてくれたら嬉しいわ」
花丸「もちろんずら♪」
曜「む〜〜」ジー
梨子「よ、曜ちゃんどうかした?」
曜「いや〜梨子ちゃんって綺麗な髪の毛してるなーって思って…」ジー
千歌「あー分かる!!梨子ちゃんの髪の毛ツヤツヤしてるよね♡」ジー
梨子「ふ、2人ともそんなに見ないでぇぇぇ…///恥ずかしいよ…///」
曜「何か秘密とかあるの?」
梨子「えっ?特別なことなら・・友達から教えてもらったトリートメントくらいかな?」
曜「・・・とりーとめんと?」キョトン 梨子「も、もしかして曜ちゃん…トリートメントのこと知らないの?」
曜「・・・カロリーメイトの仲間?」
梨子「曜ちゃん!!…今度一緒に買いに行こう!」
曜「えっ?えっ?」
梨子「せっかく綺麗な髪なのにもったいないよ…!曜ちゃんはよくプールにも入るんだから髪の毛へのダメージも〜〜〜」
曜「き、綺麗って……///えっと…でも……うーん…スクールアイドルになってから人に見られる機会も増えたんだし…気を使わないとダメだよね?」
曜「よ、よろしくお願いします。」ペコリ
梨子「ふふ♪任せてね」
千歌「いいな〜チカもついて行っていい?」
梨子「もちろん♡」 鞠莉「ふふふ♪1年生も2年生も色んなアプローチで自分磨きしてるわね」
ダイヤ「ええーー自分を高めるっていうのはどんなことであれ良いことね」
果南「・・・・」ウデクミ
鞠莉「果南〜?」
果南「わっ!?どうしたの鞠莉?」
鞠莉「も〜またそんな難しい顔してー♡」
果南「そ、そんなに難しい顔してた?」
ダイヤ「心ここにあらずって感じだったわ」
果南「うぅ…ごめん」
鞠莉「それじゃあ〜罰としてこれからマリーに付き合って♡ダイヤもエマっちも」
ダイヤ「わたくしも?・・まあ今日のお稽古は遅い時間からだからいいけど」
エマ「?」 エマ「今日の練習もみんなやる気いっぱいだったね〜♪」モグモグ
果南「そうだね♪なんて言ってもラブライブの本選なんだもん、私たちがここまで来ることができるなんて最初は思わなかったよ」モグモグ
ダイヤ「あらーーわたくしはこのくらいは当然と思っていたけれど?」
果南「その割には結果を見るのは私が一番最初だったみたいだけどね」
ダイヤ「・・・あ、あれはその…空気に負けたの」
鞠莉「ねえねえダイヤ〜♪ダイヤのそのあんまん少しちょーだい♡」
ダイヤ「全く…仕方ないわねその代わり・・」ヒョイ
鞠莉「オフコース♪マリーはフェアトレードの精神の持ち主よ♡」
果南「あはは…鞠莉ってばひょっとして食いしん坊?」
鞠莉「ノー!!最初に見たときからずっーと気になってたの!それなのにダイヤが涼しげな顔で〜」
エマ「ふふ♡気になっちゃうよね〜わたしのピザまんも食べる?」
鞠莉「・・・」ジトー
エマ「?」 鞠莉「ピザまんなんて認められないわ☆ピッツァを名乗るのにケチャップとチーズでピザ〜なんて・・・ピッツァへの冒涜よ!」
果南「ええ…」
ダイヤ「・・・下らないわね」
鞠莉「下らなくなんてないわ!!とにかくマリーは・・」
エマ「・・・」ウルウル
鞠莉「・・・!?」
エマ「鞠莉ちゃんと一緒に食べたかったなぁ…」ウルウル
鞠莉「そ、そんな顔してもダメだから!マリーは…」
エマ「えーい♡」
パクッ
鞠莉「・・・」モグモグ
果南 (今…強引に口に入れたよね・・?)
ダイヤ (エマちゃんってば…いつも引いてみているようで時々とても大胆ーー)
エマ「どうかな?」
鞠莉「…ボーノね☆悔しいけど」ムスッ
果南「みんなで一緒に食べるとより美味しいよね♡」 ダイヤ「それにしてもーー果南あなたまだ進路調査書を出してないみたいね」
果南「・・!」
エマ「えっ?でもあれは…海で濡らしちゃったから乾かしてるんじゃ‥?」
鞠莉 (エマっち…)
果南「あ〜忘れてた…ごめん!!来週の月曜には…持っていくから!」
ダイヤ「・・わたくしに謝る必要なんてないの。ただーー私は」
ダイヤ「・・・なんでもないわ今のは忘れて」
果南「ねえダイヤ、マリー」
ダイマリ「?」
果南「ーー2人は卒業後の進路ってどうするの?」 ダイヤ「・・・・」
果南「ほら、エマは留学生だから…スイスに帰っちゃうんだよね?2人はどうするのかな〜って気になって」
鞠莉「What!?エマっち帰っちゃうの!?」
エマ「あはは…そうなるかもってだけで決まったわけじゃないんだけど」
ダイヤ「・・私は……」
ダイヤ「ーー東京の大学に行くわ」
エマ「ええ!?そうだったの?!」
鞠莉「エマっち…」
果南「そうなんだ、なんか意外かもダイヤのことだからーー黒澤家を継ぐから〜なんていうのかと」
ダイヤ「ーー確かにそう思ってた時もあったわ」
ダイヤ「・・だけどもっと外の世界を見る必要、何よりーーわたくしが学ぶ必要があるって感じたのだもの」 ダイヤ「黒澤家がこの地域の方の生活を支えてるのは事実だしだからこそ継ぐ必要がある。だから高校を卒業したら……当然私もそう思っていたわ」
ダイヤ「それが黒澤家に生まれた私の運命‥敷かれたレールを進む人生って」
ダイヤ「でもーー夏祭りの時のあなたたちや……ルビィに感化されてしまったのかしら?」クスクス
ダイヤ「わたくしが継ぐにはまだ早いーー義務感とかそういうのはなくなったのだけど…まだわたくしは未熟。一つでも多くのことを吸収する必要があると感じたの」
果南「・・そのためにこの町を出て行くの?」
ダイヤ「・・いずれ戻ってくるわ」
鞠莉「ダディは説得したの?」
ダイヤ「ええ…まあ少なくともスクールアイドル活動よりは快諾してくれたわ」
エマ「うぅ…」シュン
ダイヤ「冗談よーー♡」 エマ「鞠莉ちゃんは?」
鞠莉「マリーは決まってるじゃない♪アメリカでビジネスのフロンティアに立つの♡その時はエマっちも一緒よ?」
エマ「ええ!!?」
果南「まあ…エマはともかく前々からよく言ってたもんね」
鞠莉「Yes☆ここはあくまで借りぐらしなの♡」
鞠莉 (・・・なーんて簡単に割り切れちゃえば良かったのに) 鞠莉「そういえば作詞の方は上手くいってるの?マリーが手伝ってあげよっか☆」
エマ「わたしも気になるな♪果南ちゃんならきっと良い歌詞ができるって千歌ちゃんと話してるよ♡」
ダイヤ「2人とも…果南にあまりプレッシャーをかけてはダメよ?」
果南「実はまだあんまりなんだよね…」
ダイヤ「あら…難しそうなら早めに言ったほうが良いんじゃないかしら?」
果南「大丈夫大丈夫♪千歌が私に頼んでくれたんだから…頑張らないとね」ニコッ
エマ「果南ちゃん大変ならわたしも手伝うからね!」ガシッ
ダイヤ「わたくしも…時には気分転換とかも大事よ?」
果南「2人ともありがと♪でも、もう少し1人でやってみるよ」
鞠莉「マリーだって手伝ってあげようかって言ったのに‥」ムスー
果南「鞠莉もありがとう♪あっ、そろそろ帰って備品の整理をしないと…」
エマ「お店のお手伝い?気をつけてね」
果南「そうそう、私がやらないとおじいにばっかりにやらせちゃダメだからね」タッタッタッ‥ エマ「ただいま〜♡」
千歌「あー!遅いよエマちゃん!!一緒に帰ろうと思ったら果南ちゃん達とどこか行っちゃうからー」プンプン
エマ「ごめんね千歌ちゃん・・」
千歌「にしし〜いいよ♡それよりこっち来て!!」グイグイ
エマ「?」
千歌「じゃーーん!」
エマ「・・・千歌ちゃんこれって?」
千歌「こたつだよ♪冬になったら出すんだけど…海風で冷えたりした時にはちょうどいいのだ♪あったかいよ〜♡」
エマ「わぁ……素敵だね♡」
千歌「寒い時はこたつに入ってあま〜いみかんを食べるのがチカのプチ贅沢なんだ♪」
エマ「わたしもこたつに入りながらみかん食べたいな〜」
千歌「こたつを囲んでみんなで食べるともっと美味しいよ♪・・・・そうだ!こたつを部室に持って行っちゃおう♪」
エマ「ええ!?部室に持っていっていいの?」
千歌「平気平気♪ダイヤちゃんが反対するかもだけど〜みんなともーーっと仲良くなるためって言えばきっと分かってくれる」
エマ「ふふふ、そうかも♪」 千歌「あっ、あとね!」
エマ「?」
千歌「明日はエマちゃんお休みだからお手伝いしなくて大丈夫だよ♪」
エマ「ええ!?そんなの悪いよ〜」
千歌「平気平気♪チカたちのためにもいっつも頑張ってくれてるし♡明日は完全お休みだよ♪」
エマ「で、でも…」
千歌「そうだ!チカ以外の誰かと遊んできたらどうかな?仲良くなれてるし大きい声であーそーぼって言ったらきっと遊んでくれるよ♡」
エマ「千歌ちゃん…」
千歌「それで帰ってきたらチカにいっぱいいっぱい楽しかったこととかをお話して膝枕もしてくれたら嬉しいのだ♪」
エマ「・・・うん♪約束するね♡」 エマ「ふわぁ……あれ?」
エマちゃんへ
今日はちゃんとお休みすること!
チカとの約束なのだ
千歌より
エマ「ふふふ♪千歌ちゃん…やっぱり綺麗な字♪」
エマ (あっ…でも誰のところに行くか決めてなかったよね?)
エマ「・・・よし!>>846ちゃんのところに遊びに行こう♪」 本日はここまでです。
また金曜更新できると思います ー黒澤家ー
エマ「や、やっぱりダイヤちゃんのお家っておっきい〜」
〜♪ 〜♪
エマ (あっ、これって…お琴の音だよね?まだお稽古の途中だったのかな?)
エマ (綺麗な音〜♡・・・ダイヤちゃんのお稽古が終わるまでのちょっとなら良いよね?)
エマ「侘し〜度奏〜で包み込みましょう〜」
エマ「誰より傍で〜唄ってゆこう〜♪」
エマ (ふふふ…わたしを日本に来るきっかけを作ってくれたこの歌……こっちにもあるのかな?)
パチパチパチ
エマ「?」
ダイヤ「エマちゃんーーやっぱり歌が上手いわね♡わたくし思わず聴き入ってしまったわ」 エマ「ダ、ダイヤちゃん!?えへへ…そうかな///」
ダイヤ「ええーーでも…家の前で歌われると少し恥ずかしいわ」
エマ「あっ、ご・・ごめんなさい!」
ダイヤ「ふふ、そんなに謝らなくていいのよ?わたくしも予定よりもお稽古の時間が延びてしまったからーー退屈だったでしょう?ルビィったら家にあげてあげればいいのに…」
エマ「そ、そんなことないよ?今日はなんだか嬉しくなっちゃって…それで歌いたくなっちゃって・・」
ダイヤ「エマちゃんったらーー本当なんであなたがスクールアイドルをやらないのか不思議」
エマ「えっ?」
ダイヤ「なんでもないわ。さっ、上がって?」
エマ「おじゃまします♪」 エマ「ねえねえダイヤちゃん」
ダイヤ「何かしら?」
エマ「ダイヤちゃんの弾くお琴で歌ってみたいなって思ったんだけど…ダメかな?」
ダイヤ「・・・・」
エマ「あっ・・お稽古の後なのにまたお琴なんてダメだよね?」
ダイヤ「良いわーー♡わたくしも…エマちゃんのさっきの歌最初の部分は聞こえなかったし・・もう一度聞いてみたいと思ったのーー」
エマ「ダイヤちゃん…!ありがとう♡」
エマ「〜〜♪」
ダイヤ「〜〜♪」
ダイヤ「・・素敵ねーーあなたの温かな優しさが溢れてくるそんな歌だったわ」
エマ「そ、そうかな?」
ダイヤ「ええ、わたくしが褒めてるのだから間違いないわ♪・・これもスクールアイドルの歌なの?」 エマ「うん!わたしが日本に来るきっかけになった歌なの…♡」
ダイヤ「・・・?」
エマ「?」
ダイヤ「いえ…なんでもないわ」
ドタドタ
エマ (・・わたし何か変なこと言っちゃったかな?)
ルビィ「やっぱり!エマちゃんだ♪」
エマ「ルビィちゃん!?」
ルビィ「えへへ…お琴はいっつも聞いてて聞き飽きちゃったけど…エマちゃんの歌は優しくて……アイドルみたいでーー大好き♡」
ダイヤ「へえーールビィあなた…そんなこと思ってたのねお姉ちゃん悲しいわ」
ルビィ「お、お姉ちゃん!今のはその…なんていうか…」 ダイヤ「・・・それはそうとしてエマちゃんは今お客様なのよ?そんな人の前に出るのにパジャマ姿なんてーー恥ずかしくないの?」
ルビィ「あっ……」
ルビィ「き、着替えてくる!!」ドタバタ
ダイヤ「はぁ…スクールアイドルを始めてからあの子なりに少し自信がついてきたみたいだけどーーまだまだね」クスクス
エマ (ーーそう言って笑うダイヤちゃんの表情はなんだか嬉しそうで…悪戯っぽい笑顔が可愛いのはやっぱり姉妹なんだなって思っちゃう♡)
エマ「・・そういえば、ダイヤちゃん」
ダイヤ「ーー何かしら?」
エマ「ルビィちゃんには話したの?ダイヤちゃんが東京の大学に行くこと…」
ダイヤ「まだ話してないわ。」
エマ「…きっと寂しがると思うな」 ダイヤ「そうかしら…?あの子のことだから…これからはお姉ちゃんにおやつを食べたことを怒られないんだ!なんて喜ぶんじゃないかしら?」
エマ「そ、そうかなぁ?」
ダイヤ「それよりもーー果南のことだけど」
エマ「!!」
ダイヤ「あなたがあまりにも気にしてたから…教えてあげるわ。わたくしも昨日聞いたのだけどーー」
ダイヤ「果南…淡島のお店を継ぐから進学はしないって言ってるみたいよ」
エマ「?果南ちゃんらしいから…良いんじゃないの?」
ダイヤ「果南のおじいさまとしては…進学をしてほしいみたいなのよ」
ダイヤ「果南も成績自体は悪くないからある程度の大学なら入ることはできるし、自分のことは気にせず…もっと広い世界を見てそれから考えて欲しいと言ってるの」
エマ「…それで果南ちゃんとおじいちゃんがケンカしちゃったんだ」
ダイヤ「恐らくねーーわたくしに果南を説得するように頼みにきたのだけど…それはさすがに断ったわ」 エマ「・・・・」
ダイヤ「ふふーーエマちゃんってば心配してても気がつかなかったみたいだから…つい口が滑っちゃったわ」
ダイヤ「今の話はわたくしとあなたの秘密よ♡」
エマ「うん…」ションボリ
ダイヤ「そう落ち込まないで?…そうねお茶でも点てましょう♡」
エマ「お茶が立つの?」キョトン
ダイヤ「ふふーー見ていれば分かるわ」
ダイヤ「・・・・」スッスッ
エマ (わっ…すごーい…ダイヤちゃんの動作一つ一つが綺麗で…見入っちゃうよこれが茶道なんだね)
ダイヤ「どうぞ♪」
エマ「えっ…えっと…?」
ダイヤ「作法は気にしないでいいの♡今はお友達と楽しむ時…だから美味しくいただくことだけ考えて?」
エマ「…うん!」 エマ「・・・とっても味わいが深くてボーノだよ♡」ニコニコ
ダイヤ「喜んでもらえて良かったわ」
ダイヤ「・・お茶請けにはならないけどわたくしのおすすめのプリン一緒にどうかしら?」
エマ「いいの!?」
ダイヤ「ええーーこういう時でないと食べないから」
エマ「ボーノ〜♡程よい甘さが口の中にいっぱい広がって幸せ〜♡」
ダイヤ「・・・エマちゃんは本当に美味しそうに食べるのね」
エマ「えへへ…だってダイヤちゃんのおすすめをダイヤちゃんと一緒に食べてるんだもん♪嬉しくなっちゃってより美味しく感じるよ」
ダイヤ「そ、そう…それは良かったわ…///」 ドタバタバタ
ルビィ「お姉ちゃん!!ルビィのプリンがない!」
ダイヤ「はあ…やっと着替えてきたと思ったら・・何を言ってるのルビィーー?あなたこの前自分の分は食べちゃったじゃない」
ルビィ「ええ…?そうだったかなぁ?」
ダイヤ「わたくしの目はごまかせないわ」パクッ
ルビィ「うぅ…」ウルウル
エマ「・・ルビィちゃんわたしが食べちゃったので良かったら少しあげるよ?」
ルビィ「ほんと!!?」パァァァァ
ダイヤ「エマちゃん、ダメよそんなことしたらーーあなたの分が」
エマ「ううん、いいのダイヤちゃんルビィちゃんとも一緒に食べた方が美味しいもん♪」 ルビィ「うぅ…エマちゃんが天使だよぉ…」パクパク
ダイヤ「全くーー仕方ないわね。ほら、お姉ちゃんのも少しあげるからエマちゃんの分はエマちゃんに返してあげて?」スッ‥
ルビィ「いいの!?」
ダイヤ「ええーーエマちゃんったら…これでわたくしだけ1つ丸ごと食べるなんて不公平だもの」
エマ「ふふふ♡みんなで食べるともっと美味しいね♪」ニコニコ
ルビィ「うん♡」
ダイヤ (まったく…わたくしの周りの子はどうしてこうもマイペースな子が多いのかしら?振り回されるなんてごめんだけど・・まあ…嫌いじゃないわーー♡) 〜間〜
エマ「ふぅ…いっぱいごちそうになっちゃった」
ルビィ「うぅ‥エマちゃんと晩ご飯も一緒に食べたいなぁ…」
ダイヤ「ルビィ?わがままを言ってはダメーーあなた…カラオケまで行く約束なんてして」
ルビィ「え〜!?だってスクールアイドルには歌唱力も必要だもん!ちゃんと数字で見られるんだからいいじゃん!」
エマ「ふ、2人とも落ち着いて?ケンカしちゃダメ♪ぎゅーー♡」
ルビィ「えへへ…////」
ダイヤ「・・・///」
エマ「それじゃあまた月曜日に学校でね♪チャオ♡」
ルビィ「ばいばいエマちゃんまた来てね!」ブンブン
ダイヤ「・・・ルビィ」
ルビィ「なあに?」
ダイヤ「あなたーースクールアイドルに詳しいわよね」
ルビィ「ど、どうしたの改まって?…それはAqoursの中では1番……ヨハネちゃんも詳しいけど…好きって気持ちと知識では負けないもん!」
ダイヤ「あなた…こんな曲知ってる?」 ー十千万ー
千歌「エマちゃんお帰り〜♡」ギュー
エマ「わっ!千歌ちゃん?」
千歌「えへへ〜♡お家にエマちゃんが長い間いなかったのなんて久しぶりだから補充するのだ〜♪」
エマ「ふふふ♡いいよ?おいで♪」ポンポン
千歌「あっ!そういえばみかんの収穫したのもらったんだ一緒に食べよ?」
エマ「いいの!?」
千歌「もちろん♪あーーん♡」
エマ「ふふ♪あーん」ヒョイ
パクッ
千歌「〜〜♡やっぱりみかんって美味しい〜」
エマ「千歌ちゃんは本当にみかんが大好きだね♪」
千歌「うん!形も可愛いし色も明るくて〜♪大好き!」 エマ「・・ねえ千歌ちゃん」
千歌「?」
エマ (・・・果南ちゃんのことやっぱり話した方が)
ダイヤ「今の話はわたくしとあなたの秘密よ♡」
エマ (ううん…!やっぱり良くない気がする)
千歌「・・・?」ジー
エマ「あっ、ごめんね!?え、えっと……」アタフタ
千歌「果南ちゃんのこと?」
エマ「えっ?!」
千歌「エマちゃん心配してたもんね〜♪」
エマ「え、えっと……千歌ちゃんは心配じゃないの?」 千歌「ん〜〜〜そう言われるとそうなのかな?」
エマ「どうして?」
千歌「だって果南ちゃんなんだもん♪」
エマ「!!」
千歌「昔からかっこよくて…チカのことお母さんやお父さんと同じくらいよくみててくれて・・・さっぱりしてて…強くて…そんな果南ちゃんだから♪」
エマ「千歌ちゃん…」
千歌「それに〜」
千歌「もし、果南ちゃんが悩んだならチカに絶対言ってくれるチカはそう思うんだ♪果南ちゃんとは家族みたいなものだから」
エマ「・・・そっか♪」
千歌「うん!だから〜今はエマちゃんのお話聞かせて欲しいな♪誰のところに行ったのー?」
エマ「!!」
エマ「わたしね今日はダイヤちゃんのお家に行ってきたんだ〜」
エー!?ダイヤチャンノ!?
ソレデネソレデネ♪ 果南「・・・・・」カリカリ
ポキッ
果南「・・はぁ…」 ー翌日ー
エマ「ふわぁ…千歌ちゃんにつられてつい夜更かししちゃったよぉ…」コスコス
ピラッ
エマ「あれ?また書き置き?」
エマちゃんへ!!
チカどーーしても外せない用事ができたから遊びに行ってるね♪
お父さんに言ったら今日もエマちゃん自由で良いって♡
チカのところに来てもいいし他の子のところでもいいよ〜〜
千歌より
エマ「・・・どうしよう?」
エマ「>>867ちゃんのところに行ってみようかな?」
(果南ちゃん以外) エマ「鞠莉ちゃんはどこにいるのかな?」
エマ:鞠莉ちゃん
マリー:チャオ〜♡エマっち
エマ:チャオ♡
マリー:マリーの声が聞きたくなっちゃったのかしら?
エマ:今から鞠莉ちゃんのお家に遊びに行こうかなって思うんだけど…いいかな?
マリー:あら…それはbad timingねマリーは今外出中なの
エマ:そっかあ
マリー:でーも心配ナッシング♪今マリーは浦女にいるわ♡
エマ:そうなの!?
マリー:嘘はつかないわよ?暫くはいると思うから♪
エマ:すぐ行くね!
スタンプ: 全速前進!
エマ「鞠莉ちゃんが浦女にいるなんてびっくりだよ〜早く行こっと♡」 ー浦女ー
エマ「ふう…鞠莉ちゃんまだいるのかなあ?」
エマ「こっちの鞠莉ちゃんはちょっと掴みどころがないけど…最近はーーみんなと一緒にいることも多いから大丈夫だと思うんだけど」
エマ「そういえば鞠莉ちゃんがどこにいるのか聞いてなかった!」
エマ「・・・!こっそり行って鞠莉ちゃんのこと驚かせちゃおうかな♡」
エマ「・・・鞠莉ちゃんのいそうな場所といえば…」
>>870
1.理事長室 2.3年生の教室 3.部室 4.体育館 エマ (・・・こっちの鞠莉ちゃんは理事長じゃないのは分かってるけど一応見ておこうかな?)
コンコン
エマ「あれ?そういえばわたし…理事長室が開いてるの見たことないような…」
シーン
エマ「さすがにいないよね」
ハーイ♡
エマ「!?」
ガチャ
エマ「し、失礼しまーす‥」
鞠莉「随分早かったのねダイヤ♪・・・あら?」
エマ「よ、よかったぁ‥鞠莉ちゃんだった」
鞠莉「エマっち!?マリーが予想したよりとっても早いじゃない♡」
エマ「鞠莉ちゃんに会いたかったから♪でもどうしてこんなところに?」
鞠莉「・・・実はね」
エマ「実は…?」 鞠莉「この理事長室のソファーがとっても気持ちいいことに気がついちゃったの〜♡」
エマ「えっ?」
鞠莉「すっごくふかふかなのよ?」
エマ「そうなの?わたしも座ってみてもいい?」
鞠莉「オフコース♪」
エマ「ふわぁぁぁ…吸い込まれちゃいそう〜」
鞠莉「ふふふ、エマっちもこのソファーの虜ね」
エマ「彼方ちゃんもこんなソファーに座ったら……」
鞠莉「かな??」
エマ「か、果南ちゃん!果南ちゃんもここに座ったらいい歌詞が浮かびそうだなーって♪」
鞠莉「そうかもしれないわね♪でも果南の場合ーー」
ダイヤ「ーー鞠莉、失礼するわ」ガチャ
エマ「ダイヤちゃん?」 ダイヤ「あらーーエマちゃん昨日ぶりね♪」
エマ「そうだね♪ダイヤちゃんはどうして学校に?」
ダイヤ「生徒会の仕事でまだ途中のことが何件かあってーー学園祭関係で…これが最後になるんだからわたくしがちゃんとしておかないと」
エマ「そっかあ…学園祭ももうすぐだもんね」
ダイヤ「それで急に鞠莉に呼ばれてというわけ」
鞠莉「〜♪」
ダイヤ「ーーどういうこと?」
鞠莉「ほら、生徒会室で籠もって1人で〜なんて気が滅入っちゃうでしょ?」
ダイヤ「・・・そんなことないのだけど話はそれだけ?」
鞠莉「も〜!!だからー!そんな休日まで使ってお仕事するダイヤのためにマリーが手伝ってあげよっか?って言いたいの!」
ダイヤ「・・・・!」 ダイヤ「・・手伝う?鞠莉が?」
鞠莉「そうすれば早く終わるでしょ?マリーも何かしら力にはなれると思うし」
エマ「それならわたしも手伝う!」
ダイヤ「・・エマちゃんまでそんな悪いわーー」
鞠莉「学園祭のための飾り付けもダイヤってばいっぱい1人でやっちゃったでしょ?」
ダイヤ「・・まあそうだけど」
エマ「Aqoursの…浦女の仲間なんだからわたしたちも手伝わせてもらえないかな…?」
ダイヤ「そうねーーそれじゃあお願いしてもいいかしら?」
エマ「もちろんだよ♡」
鞠莉「マリーはコーヒーを淹れてくるわ♡」
ダイヤ「ちょっと鞠莉ーー理事長室の備品で勝手に…」
鞠莉「あらーー♪私が理事長室の鍵を借りた名目はAqoursの宣伝のためよ☆こうやって高級感ある場所でコーヒーを淹れる私…似合ってるでしょ?」 鞠莉「エマっちはミルクとシュガーはどうする?」
エマ「鞠莉ちゃんにお任せしてもいいかな?わたしはどっちでも大丈夫だから♪」
鞠莉「OK♪ダイヤは?」
ダイヤ「・・・全く、砂糖は1つでお願いするわ」
鞠莉「はーい♪」
エマ「ダイヤちゃん。私は何をしたらいいかな?」
ダイヤ「そうねーー誤字のチェック……は少し難しいかもしれないから」
ダイヤ「わたくしのまとめた書類にハンコを押すのとファイリングを頼めるかしら?」
エマ「任せて!!」フンス
鞠莉「〜♪」 ー3年生教室ー
果南「・・・・」ポー
果南「はぁ…」
果南 (気分転換に教室で作業をしてみれば何か変わるかもって思ったけど……やっぱり何も浮かばないや)
果南「・・・・」ジー
果南 (浦女から見えるこの景色ももう見れないんだよね・・)
果南「・・・・・」 鞠莉「ねえダイヤ」
ダイヤ「何かしらーー?」
鞠莉「そういえばなんだけど果南が今日学校に入るの見かけたんだけど何か聞いてる?」
ダイヤ「・・・わたくしは何も聞いてないわ」
エマ「果南ちゃんが?なんで??」
ダイヤ「・・・果南も色々思うところがあるのかもしれないわね」
鞠莉「それか気分転換かってところだけど…あら?」
果南「・・・」ザッザッ
鞠莉「果南ってばどこに行くのかしら?」
エマ「・・・・」ソワソワ
ダイヤ「エマちゃんーー」
エマ「ご、ごめんね?今は集中するね」
ダイヤ「・・気になるなら行ってきて良いのよ?」
エマ「えっ?」
ダイヤ「エマちゃんのおかげで書類整理もだいぶ終わったからあとはわたくしと鞠莉でこなせる量よ」
鞠莉「What!?」
エマ「ダイヤちゃんありがとう…♪」タッタッタッ‥
鞠莉「ダイヤーーもしかしてあなた…」
ダイヤ「ええーエマちゃんに果南のこと話したわ。私たちの考えてたこともおおよそ合っていたみたいだし」
鞠莉「ダイヤが話しちゃうなんて意外〜☆なになに?エマっちのことラブとか?」
ダイヤ「鞠莉ーーあなた……」
鞠莉「?」
ダイヤ「エマちゃんがどういう子かーー分かるかしら?」 エマ「・・・果南ちゃんのこと追いかけてきたのは良かったけど……」
果南「・・・・・」ザッザッザッ
エマ (ど、どうしよう…話しかけるのも難しそうだよ〜〜)
エマ (さっきから機関車のこと何度か見てるけど……これってやっぱり・・・)
果南「・・・・・」ジーー
〜間〜
エマ「…結局沼津駅まで来ちゃった」
ピッ
エマ「えっ!?果南ちゃんどこに行くの??わ、わたしも‥!」アセアセ
ピッ
??「・・・・」ジー 本日はここまで
明日の虹ヶ咲ライブ、見てくれた方がもっと虹ヶ咲を好きになれるようなそんな素晴らしいライブになることを祈ってます
見れる方は楽しんでください…! お疲れ様でした。主はライブ見れないのか…
明日のライブでニシガクファンはきっと増えるはず
次の更新楽しみに待ってます ー三島駅ー
エマ (・・・すぐ降りちゃったけど…果南ちゃんどうしたんだろう?わたしがついて来てるの気づいてないのかな?)
果南「・・・・」ポー
果南「・・・!」ガタッ
エマ「あっ!電車に…」
ー車内ー
果南 (私ってば何してたんだろうーー今やるべきことはあるかも分からない都市伝説に頼ることじゃなくてーー)
果南「・・・これでよかったんだよね願いが叶うなんて…」
果南「今の私は……私は…」
エマ (…よし!話しかけないと)
エマ「かなn」
??「お姉ちゃん♪暗い顔してどうしたの?」
エマ「えっ?」
果南「・・・!?」 かなん「えへへ」ニコニコ
エマ「か、果南ちゃん!妹がいたの!?」
果南「エ、エマ!?なんでここに?」
エマ「えっ?えっと……それは〜」
果南「あ〜いいよ言わなくて。なんとなく分かったかも」
エマ「ええ!?」
果南「心配かけちゃったみたいだね。ごめんね?」
かなん「ねーねーお姉ちゃんたち〜」
果南「あっ、ごめんごめん。えっと……君はどうしてここにいるの?さっきまで私以外にこの電車に乗ってる人はいなかったんだけど…」
かなん「?」
エマ「果南ちゃん、わたしも乗ってたよ♪」
果南「もしかして…お家の人とはぐれちゃったのかな?お名前は?」
かなん「かなん!まつうらかなんっていうよ!」
エマ「!!?」
果南「ええ!!?」 エマ「松浦果南って…それじゃあ……」
果南「・・小さい頃の私かも」ヒソヒソ
エマ「果南ちゃん!見て!!」
果南「・・・!?外の景色が歪んでる…」
かなん「えへへ♪」ニコニコ
??「かなんちゃーん」トテトテ
果南「?」
ちか「まってー」
果南「ち、千歌・・・?」
かなん「よしよし、ちかったらわたしからはなれたらだめだよ?」
ちか「うん!!」
エマ「わぁぁぁ…♡今度は千歌ちゃんだ♪」 ちか「おねえちゃんたちだれー?」キョトン
かなん「あ〜そういえば名前をきいてなかったね‥」
エマ「わたしはエマっていうよ♪千歌ちゃん、果南ちゃんよろしくね♪」ギュー
果南「えっ、えっと……私は…」
エマ「この子果南ちゃんって言うの♪」
かなん「かなん?わたしといっしょだね♪」ニコニコ
果南「ねえ、かなんちゃん?」
かなん「?」
果南「いつも千歌ちゃんの面倒を見てるの?」
かなん「うん!こーーんなに小さいときからいっしょなんだ」
エマ「仲良しさんなんだね♪」
かなん「うん!」
エマ「小さい頃の果南ちゃん可愛いね〜♪」ニコニコ
果南「ちょ…は、恥ずかしいって〜///」 ちか「ねえねえかなんちゃん!みんながよんでたよ!でんしゃがうごきそうだ〜って」
かなん「!!ちか!それほんとう!?」
ちか「うん!」
エマかな「??」
かなん「おねえさんたちもみてみる?」
エマ「えっ?」
かなん「わたしたちの電車!すごいんだよ〜」
エマ「どうする果南ちゃん?…わたしは見ても良いなって思うけど」
果南「・・・よし!それじゃあお姉さんたちも見せてもらおうかな♪」
ちか「わーい!ちかたちのでんしゃに〜ごあんなーい♪」 果南「・・・ここは?」
エマ「わたしたち電車の中にいたよね?」
??「よいしょ…よいしょ…」トコトコ
エマ「あっ、あの子たちって!!」
かなん「おーい!まり〜ダイヤ〜」
エマ「わ〜♡鞠莉ちゃんのくるんってした髪の毛がちっちゃーい♡」
果南「あはは……もう驚く気力もないよ」
まり「かなん。その人たちは?」
ダイヤ「わたくしたちががんばってるのに…あなたはいったいなにをしてるのーー?」
かなん「ご、ごめんごめん…でも、ちかからきいたよ!もうすぐ電車うごきそうなんでしょ?」
まり「まりーのみたてではね」
かなん「うーん…まだ足りないのかな?」
エマ「電車ってあの機関車のこと?」
ダイヤ「はい。あの機関車はわたくしたちを色んなところに連れて行ってくれるのーーだけど…」
まり「ある日とまっちゃってまりーたちこまってるの」 果南「燃料とかの問題じゃないの?」
かなん「うん、そうなの」
果南「・・だったらお姉さんがもらってこようか?石炭とか貰えるのかわかんないけど…」
かなん「せきたん?」キョトン
エマ「?」
果南「あれ?それじゃあ何で動いてるの?」
かなん「えっとね…この電車は……」
よう「みらいにむかっていきたい!ってきもちでうごいてるんだよね!よくわかんないけど」
りこ「と、ときめきっていってもいいんだよね…?たしか…」
果南「・・・未来…か」
エマ「果南ちゃん」コソコソ
果南「?」
エマ「少しお話してもいいかな?」 果南「いいけど…この子たちのことはどうする?」
エマ「かなんちゃん、ちょっとお姉ちゃんたちお話してきてもいいかな?」
かなん「えー?もっと電車のことよくみてほしいのに〜」
エマ「かなんちゃん。ちかちゃんのことだいじょうぶ?」
かなん「あっ!!」
エマ「ふふふ♪わたしたちをつれてきてすぐにどこかいっちゃったみたいだからさがそう?わたしたちも探すから♪」
かなん「うん!」タッタッタッ‥
エマ「これでちょっとだけお話できるよ♡」
果南「エマ…小さい子の扱いに慣れてるね」
エマ「スイスに弟や妹たちがいっぱいいるから♪」 エマ「それでね…果南ちゃん。悩んでることって進路のことでしょ?」
果南「!!!」
果南「あはは…バレてたんだ。うまく隠せてたと思ったんだけどな〜」
エマ「・・・果南ちゃんは大学に行かないの?」
果南「そのつもり。おじいは行けって言うけど…私がいなくなってお店がどうなるか分かんないし」
エマ「…本当にそれだけ?」
果南「えっ?」
エマ「わたしね…スイスの家族に日本に行きたいって言った時…みんな寂しがってたの覚えてる。今だってわたしも寂しくなっちゃうことあるよ」
果南「・・・・・」
エマ「でもね、わたしのことを信じて送り出してくれた家族がいるから負けないでがんばろうって思えるんだ♡」
果南「家族か……」
トテトテ‥
エマかな「?」 ちか「あっ、おねえちゃんたち!かなんちゃんどこかしらない?」
エマ「かなんちゃんなら…ちかちゃんのこと探してるよ?」
ちか「えー!!?せっかくねんりょうになりそうなものもってきたのに〜〜」
果南「・・・・」
果南「ねえ千歌ちゃん」
ちか「なあに?」
果南「千歌ちゃんから見て…果南ちゃんってどんな子?」
エマ「!!」
ちか「ん〜〜おねえちゃんみたいで〜ちかのあこがれ!ちかもいつか…かなんちゃんみたいなかっこいいこになるの!」
果南「・・・!!」
ちか「かなんちゃんはね〜いろんなところをおよいでいけるし〜かっこいいんだ〜♪」
果南「もし……」
ちか「?」
果南「もし果南ちゃんと離れないといけないことになったらどうする?」 ちか「んっとね……ちかばかだからじょうずにいえないけど…ちかがまんするよ。」
果南「!」
ちか「かなんちゃんはね、ちかのやりたいことぜんぶぜんぶおうえんしてくれるの」
ちか「だから、ちかもかなんちゃんとはなれてもおうえんしてまたあえるときまで…がまんする。かなんちゃんならそうしてくれるとおもうから」
果南「・・そっか」
ちか「あれ?おねえちゃん…どうしてないてるの?」
果南「えっ…?」ポロポロ
果南「あ、あれ…なんでだろう……あはは…変だね」ポロポロ
ちか「おねえちゃんどこかいたいの?だいじょうぶ?」
果南「うん……うん…!」ポロポロ
果南 (千歌…ごめんね。私ってば千歌に甘えてたのかもしれないね。ーーでも、今は違う。千歌が尊敬してくれるような私で……おじいが信じてくれる私だからーー私は……!) かなん「ちか!」
ちか「わ〜かなんちゃん!みてみて!ねんりょうになりそうなもの〜〜」
かなん「きてきて!電車がひかってるよ!」
ちか「ほんとう!?」
パァァァァァ
ちか「も、もしかしてこれででんしゃうごく!?」
かなん「そうだね。」
ダイヤ「まったくーーどうなることかと思ったわ」
まり「これでまりーたちのたびがまたはじまるのね☆」
ちか「それじゃあちかがまるちゃん、よはねちゃん、ルビィちゃんよんでくる!」タッタッタッ‥
かなん「ちか!」
ちか「かなんちゃんはおねえちゃんたちをもどしてあげて〜〜」
かなん「・・・そうだね」 エマ「あれ?ここって電車の中…だよね?」
果南「私たち戻ってきたのかな…?」
かなん「お姉ちゃん」
果南「わっ!」
エマ「あ、あれ?かなんちゃん?」
かなん「て…だして?」
果南「・・・こ、こう?」スッ
かなん「えへへ…お姉ちゃんのきもちうけとったよ♪ありがとう」パァァァ
果南「…私こそ♪ありがとう…昔の私」ボソッ
エマ「消えちゃった…夢を見てたみたい…」 ー沼津駅ー
果南「ん…少しだけのつもりだったのに随分時間がかかった気がするね」
エマ「そうだねーでも…みんな可愛かった♡」
果南 (・・・そういえばあの中になんでエマはいなかったのかな?梨子ちゃんもいたのに)
千歌「果南ちゃん!」
果南「千歌」
千歌「あれ?エマちゃんもいるのだ!」
果南「なんでここに?よく分かったね♪」
千歌「何となくね♪」
果南「ふふっ…♪ねえ千歌……」
千歌「?」
果南「ありがとう」
千歌「えっ?チカ何か果南ちゃんにしたっけ〜?」ムムム…
果南「ふふふ♪」 エマ「〜?みんな来てるけど…入らないの?」
ダイヤ「エマちゃんーーあなた……まあ良いわ」コホン
ちかなん「?」クルッ
曜「もー!!私たちだって待ってたであります!」
花丸「な、悩んでる果南ちゃんのためって思って…マル……お芋焼いてきたずら…///」
梨子「作曲も…少しは進んだから……果南ちゃんに聞いて欲しいなって…//」
ルビィ「練習もバッチリだよ!…ルビィみんなに負けないようにいっぱい練習してるの!」
善子「果南ちゃんってばーー心配したのよ?ヨハネがたまたますごい剣幕で電車に乗る果南ちゃんを見かけたからみんなに連絡したからいいもののーー」
善子 (電車に乗って追おうとすれば財布は落としちゃって…まあーー戻ってきてくれて良かった)
ダイヤ「生徒会の仕事ーーまだ少し残ってるの。あなたも手が空いたら手伝ってくれるとありがたいわ」
鞠莉「一緒に帰りましょ♡」
果南「・・・うん!」 ー十千万ー
エマ「ねえ、千歌ちゃん」フキフキ
千歌「なーに?」
エマ「・・・もし果南ちゃんが遠くに行っちゃったらどうする?」
千歌「ん〜〜〜・・・果南ちゃんが…」
千歌「チカはがんばれーって応援する!」
千歌「果南ちゃんはこれまで何回もチカのやりたいってこと参加してくれて…今だってスクールアイドルやってくれてて」
千歌「だから、応援するのだ!果南ちゃんが遠くにいたってチカが会いに行くことはできるんだし♪」キシシ
エマ「そっかあ♪」
エマ (小さい時から仲良しな千歌ちゃんと果南ちゃんーーーそんな2人を見てると……少し羨ましいななんて思っちゃう♡) ー翌日ー
果南「…作詞こんな感じにしてみたんだけど・・・どうかな?」
エマりこ「わぁぁぁぁ…♡♡」
梨子「はわわ…エマちゃんとハモっちゃった…///」
エマ「果南ちゃん!これすっごく素敵な曲だね!!」
果南「曲〜?まだメロディはついてないよ?」
エマ「あっ…そ、そうだったね♪」
ルビィ「ル、ルビィたちも見たい!」
善子「・・・Happy party train・・?果南ちゃんーーもしかして……ふふっ、まさかね?」
千歌「ふふーん」ドヤッ
ダイヤ「千歌ちゃんーーなんなのその顔?」
千歌「果南ちゃんってすごいんだよ〜って顔!」
鞠莉「千歌ってばfunnyね☆」 ダイヤ「それじゃあ……これを歌う場についてだけど…」
エマ「学園祭でやるのはどうかな?」
曜「うんうん!曜もそう思ってた!あっ…でも申請とかもう過ぎちゃってるし…」
ダイヤ「ふふーー♡そういうと思ってAqoursのステージ…事前に申請していたから大丈夫よ♡」
鞠莉「さっすがダイヤ☆」
曜「よーし!それじゃあむっちゃんたちに助っ人お願いしてくる!」ダダダダタ
ダイヤ「・・・まだ話は終わってないのだけど。まあ良いわ」
エマ「それじゃあこの学園祭で行うライブを提出用のライブにするってことで良いかな?」
千歌「賛成なのだ!」
梨子「ルビィちゃん…」
ルビィ「り、梨子ちゃんどうしたの?」
梨子「衣装手伝っても良いかな…?作曲は終わっちゃったから」
ルビィ「もちろん!!ありがとう梨子ちゃん♡」 ダイヤ「・・・最後の学園祭みなさん楽しんでるかしら?」
鞠莉「フェスティバルね〜フェスティバルっていうには…些か小さい気もするけど・・・こういうのも悪くないんじゃない?」
ルビィ「ル、ルビィ…クラスの子に頑張ってねって色紙貰っちゃったよぉ…」
花丸「ルビィちゃんは可愛いから当然だよ♪」
善子「・・そう言ってマルちゃんだって貰ってるじゃない」
ルビィ「あっ……」
エマ「ヨハネちゃん元気がないけど何かあったの?」
花丸「実は…応援の色紙をもらったすぐあとに…転んで落として折っちゃったみたいで」
ルビィ「ヨハネちゃん落ち込んでたから…」
エマ「そうだったんだ…ヨハネちゃんちょっと貸してもらっても良い?」
善子「・・・・・」コクリ
エマ「わたし…がんばって直してみるね♪」
善子「ほんと…?」
エマ「うん、それでもダメだったらもう一回書いてもらえないかみんなに頼んでみるね♡ヨハネちゃんは悪くないよ〜頑張ってるんだよってことを説明したら分かってもらえると思うから」
善子 (もう…エマちゃんってば天使すぎない?ルビィやマルちゃんといい…堕天使のヨハネにこんなに優しくしてくれるなんてーー) 千歌「果南ちゃん、梨子ちゃん、曜ちゃん準備はいーい?」
果南「もちろん♪」
梨子「きょ、今日のライブで……決勝に進出できるか決まるんだよね…?わ、私…今からでも…」
曜「梨子ちゃーん…敵前逃亡はダメであります!」
梨子「はい…」シュン
果南「まあ、気持ちは分かるよ。私も緊張してるからさー」
千歌「果南ちゃん!」
果南「ん?」
千歌「ぎゅーーーー」
果南「ふふ、急にハグなんてどうしたの?」
千歌「リラックスできるおまじないなのだ!エマちゃんや果南ちゃんはよくハグするから♪」
果南「うん…落ち着いた。ありがとう千歌♪」
千歌「えへへ〜♪」
梨子「ち、千歌ちゃん…///」
千歌「どーしたの梨子ちゃん?」
梨子「そ、その……わ、私にもハグ‥‥してくれないかな?」 曜「あー!!ずるい!それなら曜もハグする!」
千歌「えっ?えっ?」
果南「あはは…千歌ってば……人気者だね♪」
千歌「わ、笑ってないで助けてよ〜」
エマ「それじゃあわたしが2人を代わりにぎゅーってしてあげるね♡」
梨子「はわわ…////」
曜「ふう〜〜ライブ前の極上の癒しであります!」ビシッ
エマ「本当!?良かった〜♪」
ダイヤ「・・・あなたたち、ライブ前に何をしているのーー?」
千歌「ダ、ダイヤちゃん…」ピシッ
ダイヤ「まあ…その緩さがあなたたちの良いところ…なのかしら?」
鞠莉「もうすぐステージの始まりよ☆いっ〜ぱいシャイニーしましょ?」
エマ「…それじゃあわたしはお客さんの席で見てるからね♡」ニコッ
タッタッタッ‥
果南「エマのあの笑顔…」
鞠莉「また何か考えてるって顔ねー♪」
梨子 (エマちゃんの暖かさってーーもちろん身体的な意味もあるんだけど…ぎゅーってしてもらうと気持ちまでとってもポカポカしてきちゃいます♡)
梨子 (だからーライブ前にエマちゃんのポカポカ笑顔を見ると安心します♡) 本日はここまで
このスレで完結できるか諸説あります エマの存在自体がファンタジーだからHPTのPVも違和感ないな
みんなのセリフもG's風に改変されててうれしい 千歌「今日のセンターは果南ちゃん!!みんな〜!浦女最後の学園祭…思う存分盛り上げよう!」
9人「おー!!!!!!!!」
果南「想いを〜乗せて・・ HAPPY HAPPY TRAIN to go!あしたが呼んでる僕たちを〜」
千歌 (わっ…!!何あれ!?みんなが振ってくれるサイリウムが…)
梨子 (レールみたいに…!?)
ダイヤ (エマちゃんったらーー本当・・)
鞠莉 (魅せてくれるわね♡)
ah!どこまでもね…HAPPY TRAIN ___
_____
果南「ふぅ……」
エマ「果南ちゃん、ライブお疲れ様♪」
果南「エマ、ありがとう♪」
ダイヤ「全く…千歌ちゃんったら終わった後すぐにルビィと曜ちゃんとユニット曲なんて…」
鞠莉「いいじゃない♪見てくれてる人も喜んでくれてるみたいだし」
エマ「ええっ!!?そうだったの!?すぐに見に行かないと…!」タッタッタッ‥
鞠莉「クスクス…♡エマっちってばやっぱり千歌のことが大好きなのね」
果南「鞠莉、ダイヤ」
ダイマリ「??」
果南「私…決めた。東京の大学に行くよ」
ダイヤ「ーーそう。」
鞠莉「Wow☆果南にしては意外な決断ね」 果南「2人ともありがとう」ペコリ
ダイヤ「別にーーお礼を言われるようなことなんてしてないわ」
鞠莉「マリーも同じく♪でも、お礼ならまた水上バイクでタンデムデートさせて欲しいわ♡」
果南「ふふ、それくらいならお安い御用だよ」
ダイヤ「・・・・」
果南「ダイヤどうしたの?考え事?」
鞠莉「もしかしてダイヤ…」
ダイヤ「いえ……」
ダイヤ「・・・・・」
果南「も〜どうしたの?私だって色々気にかけてもらったんだしダイヤが何か考えてるなら力になるよ?」
ダイヤ「果南」
果南「?」
ダイヤ「ーーあなた、エマちゃんのことーーーー」 ___
_____
エマ「千歌ちゃ〜ん♪」トコトコ
千歌「あー!!エマちゃんどうだった?チカたちの新しい曲元気全開〜〜」
曜「曜たちにぴったりな曲だったでしょ?」
ルビィ「えへへ……も、もう立てないよぉ…///」
エマ「3人ともお疲れ様♪千歌ちゃんたちの元気いっぱいで楽しそうなライブ…すっごくエモエモだったよ〜」
曜「む〜〜エマちゃんってば千歌のことばっかり〜」ムスー
エマ「あっ…ごめんね。曜ちゃんたちももちろん良かったよ?」
曜「冗談冗談♪いくら曜がバカだからってさすがにそのくらいは分かってるよ〜」
ルビィ「千歌ちゃんとエマちゃんって本当に仲良しさんだよね♪」
千歌「もっちろん!エマちゃんとチカは家族同然だもん♡」ニコニコ
エマ「千歌ちゃん…♡」ニコニコ ___
_____
果南「エマのことをどう思うって……どういうこと?」
鞠莉「・・・・」
果南「・・優しくて、私とハグの趣味があって、あとスクールアイドルが大好きなピュアな子・・それで私たちの大切な仲間って思ってるけど」
ダイヤ「そう……」
鞠莉「・・・」
果南「ちょ、鞠莉もダイヤもどうしたの?急にエマのことなんて聞いて…」
ダイヤ「・・・わたくしたちはもっとエマちゃんのことについて知らないといけないーーそう思ったの」
果南「ダイヤ、それって……どういうこと?」 花丸「ルビィちゃんお疲れ様♪これ…作ってみたの」スッ…
ルビィ「・・・?わあ…♪スイートポテト!?マルちゃんが作ったの?」
花丸「えへへ…♪ルビィちゃんが大好きだって言ってたから…マ、マルだけじゃなくて梨子ちゃんと…飾り付けはヨハネちゃんに手伝ってもらったずら・・//」
ルビィ「わぁぁぁ…♡美味しいよぉ……」パクパク
エマ「・・・・」ジー
花丸「もちろん、エマちゃんやみんなの分もあるよ♡」
梨子「ふふふ♡」
善子「祝杯‥というのには少しおしゃれ感が足りない気がするけどーーこういうのも良いわね♡」
千歌「あー!!!ルビィちゃんたちだけずるーい!」
曜「私たちの分は〜!?」
ワイワイガヤガヤ
エマ (ふふふ…♪こんなに楽しい浦女で過ごせるのもーーあと少しだけど……みんなは明るくてーー太陽みたいにキラキラしてる♡ Meravigliosoな毎日が…もっと続くといいな) 占い師「やっほ〜♪」
エマ「あっ、占い師さんチャオ〜」
占い師「チャオ〜エマちゃんとこっちで会うのも…2ヶ月ぶりくらいかな…?」
エマ「そんなに経ってたの?」
占い師「コホン…まあそれは置いておいて」
占い師「どう?そっちの世界には慣れた?」
エマ「・・・・?あっ!」
占い師「ええっ…?もしかしてエマちゃん忘れてた?」
エマ「わ、忘れてないよ〜?」
占い師「本当かな〜?」ジトー
エマ「ほ、本当だよー!」
エマ (みんなといることが楽しくて…戻れるとか戻れないとか忘れちゃってたよ〜♡) 占い師「・・・まあいっか?ここまで頑張ってきたエマちゃんのためにうちが久々に腕を振るって占ってあげよ〜」
エマ「本当!?」
占い師「うちはお餅をつくのは好きだけど嘘はつかないよ♡」スッ…
エマ「それって…」
占い師「タロット、うちが1番信頼してる占いの方法なんよ。さて…エマちゃんのこれからの運命は・・・」
エマ「・・・・」ドキドキ
ピラッ
占い師「・・・」
エマ「・・これって?」 占い師「塔の逆位置‥やね」
エマ「どういうことなの?」
占い師「これからエマちゃんには衝撃的なことが起きるってことやね」
エマ「衝撃的…」
占い師「それがどういうことかは分からないけど…」
エマ「大丈夫!」
占い師「?」
エマ「千歌ちゃんが…みんながいるからわたし大丈夫って言えるよ♪」
占い師「そっか…」
エマ「うん、占ってくれてありがとう♪次はわたしが占い師さんのことを占ってあげたいなー♡」
占い師「・・それはちょっと勘弁かな?占うのがうちの役割やからね〜」フリフリ ー十千万ー
エマ「・・・うーん…」パチッ
エマ「あれ?わたし……あっ!!」
エマ「今日って確か……」
ドタドタ
曜「おじゃましまーーーす!!」
梨子「よ、曜ちゃん!…こんなに朝早くから大きな声出したらダメだよ〜」
曜「平気平気!だってここにはずっ〜〜と小さい時からいっぱい遊びにきてるんだもん♪」ニシシ
千歌「こら〜!曜ちゃんダメだよ!」
曜「あれ?千歌ってばご機嫌ななめ?」
梨子「ち、千歌ちゃんごめんね……私が曜ちゃんのことちゃんと注意できたら…」
千歌「梨子ちゃんが気にすることないのだ♪曜ちゃんがもう少し落ち着いてくれたら良かったのに〜」 曜 (あれれ?変だな〜いつものチカなら曜とおんなじくらいでっかい声で…)ムムム
千歌「もー!曜ちゃん聞いてるの?」
曜「えっ?・・・・お客さんはいないから騒いでよし!」ビシッ
千歌「そうそう♪チカと一緒に3人で‥ってちが〜う!エマちゃん!」
曜「?」
梨子「エマちゃんはまだ寝てるから…起こさないようにして欲しかったんだって」ヒソヒソ
曜「あーーそういえばエマちゃん…最近ずっとお仕事とかのお手伝いしてたんだよね?」
千歌「そう!チカがスクールアイドルに集中できるようにって…学園祭の時のステージの片付けもやってくれたり…」
梨子「ふふっ…」
千歌「?」 梨子「千歌ちゃんってエマちゃんのこと大好きなんだね♪」
千歌「?エマちゃんのことは大好きだよ!」
曜「私も!なんか果南ちゃんとは違うお姉ちゃんって感じがして〜〜♪」
梨子「ふふ…羨ましいな」ボソッ
ようちか「!!」
千歌「もちろん梨子ちゃんのことも大好きだよ♡」
梨子「ほ、本当…///?」
千歌「もっちろん!だから〜また玉子焼きあーん♡して食べさせてくれたら嬉しいのだ」
梨子「う、うん…///」
曜「あー!千歌だけずるい!私だって梨子ちゃんのたこさんウインナーいただくであります!」
エマ「それじゃあわたしはサンドイッチを食べたいな♪」
梨子「エ、エマちゃん!?」 千歌「エマちゃん!ダメだよ〜今日はお休みなんだから寝てないと!」
エマ「ええ?でも…せっかく曜ちゃんと梨子ちゃんがきてくれたのに…」
曜「エマちゃんおはよーソロ♪」ビシッ
梨子「お、起こしちゃってごめんね…」
エマ「曜ちゃん、梨子ちゃんおはよう♡気にしないで?わたしもちょうど起きたところだから」
エマ「千歌ちゃん、3人でラブライブの結果見るんだよね?わたしも見たら…ダメかな?」
千歌「うぅ……」
千歌「ダメなんて言うわけないのだ!・・こうなったら4人で一緒に見るよ!」
エマ「わぁい♡」 ー客室ー
千歌「・・・・」ゴクリ
梨子「はわわ…////」
曜「・・・」ワクワク
エマ「緊張するね〜♡」
千歌「エマちゃん」
エマ「?」
千歌「言ってることと態度が全然違うのだ!」
エマ「ええっ?」
梨子「た、確かに…緊張してるふうに全然見えないかも」
曜「あーーもー!まだ〜?早くしてよー」ジタバタ
千歌「曜ちゃん」
曜「・・・」ピシッ エマ「・・・・信じてるからかな?」
梨子「?」
エマ「わたしは千歌ちゃんたちが頑張ってきたのも知ってるし…はじめた時から歌もダンスもどんどん上手になってる」
エマ「そんな千歌ちゃんたちだもん、きっと大丈夫って思えるからかな♪」
千歌「エマちゃん・・・」
梨子「な、なんだか恥ずかしいね…///」パタパタ
曜「あっ!始まるみたい!!」
にこ「レディースアーンドジェントルメーン♡」
千歌「にこちゃん!?」ガタッ
にこ「この放送を見てるってことは〜スクールアイドルが大好きって人だよね?初めましての人もそうでない人も〜こんにちは矢澤にこです♡」
にこ「この度全国のスクールアイドルが雌雄を決するスクールアイドルのための大会…ラブライブの決勝戦の特別ゲストに任命されました〜♡」
曜「わー!!すごい!にこちゃんがテレビに出てる!!サインもらっておけば良かったかなぁ…?」
にこ「この放送では〜ニコにとっても転機になったラブライブ…その決勝戦に進めるスクールアイドルグループ3組を発表しちゃいまーす!」 レポーター「その前ににこさんへの独占インタビューでーす!!」
千歌「ええーー!!!」
ーにこさんにとってラブライブとは?
にこ「スクールアイドルの夢、情熱、努力全部をぶつける場所ニコ♡そして…奇跡が見れる場所かな」
ーμ'sのメンバーとは今も交流がありますか?
にこ「うーん…事務所的にOKが出るのか分かんないけど・・たまに連絡したりしてるニコ♪」
___
_____
曜「う"〜〜〜〜」
曜「長いよ!!!」
梨子「もう三十分も経っちゃったね」
千歌「う〜どうしよう…実はこの放送では発表しないなんてこと…ないよね?」
梨子「にこさんの密着取材みたいにもなってるけど…さすがに発表はあるよね…?」 エマ「!!みんな見て!」
ようちかりこ「???」
ー今回注目しているグループは?
にこ「えーー?ニコがそういうこと言っちゃっていいのかな〜?ニコの人気で〜投票の誘導になっちゃうかも♡」キャピ
にこ「あっ、尺の関係がありますよね。……もちろんμ's……って言いたいところだけど実はニコ‥他にも注目してるグループがあって〜そのグループのおかげで無我夢中、純粋な気持ちを取り戻したっていうのかな?」
ーにこさんにそこまで言わせるグループとは?
にこ「・・・・やっぱり秘密ニコ♡」
にこ「はーい!そろそろお待ちかねの発表タイム♡CM明けたらスタートニコ〜♡」
千歌「い、今言ってた注目してるアイドルって…もしかして……」
梨子「う、うん……」ドキドキ
曜「〜?」
エマ (にこちゃん…そんなにみんなのこと注目しててくれたんだ♪) にこ「お待たせいたしました〜♪それではまず…本選を突破した1グループ目!」
にこ「・・・・北海道は函館聖泉女子高等学院…Saint Snowニコ♡」
千歌「わ〜〜聖良さんたち本選突破だって…すごいね」
曜「ちょ、ちょっと!千歌ったら私たちも突破するんだから〜!」ブンブン
梨子「ふ、2人とも落ち着いて〜〜」
にこ「2組目…………東京都から…国立音ノ木坂学院μ's!!」
ちかエマ「μ's!」ガタッ
千歌「は〜〜やっぱりμ'sはすごいな〜♡なんて言っても初代ラブライブ優勝チームだもん♪」 梨子「あ、あとは…私たちのブロックのグループだけど……」
にこ「そして、泣いても笑っても出られるグループはあと1組!そのグループは〜〜」
にこ「静岡県!浦の星女学院〜〜Aqoursニコ♡♡」
千歌「・・・・?」
曜「・・やった?」
梨子「・・・!?」
千歌「エマちゃんちょっとほっぺつねってくれる?」
エマ「いいよ?そーれ♡」
千歌「いたたた!…痛いってことは」
曜「夢じゃないよ!!」
梨子 (静岡県??浦の星……Aqours…わ、私たちで合ってるってことだよね!?)
千歌「や・・」プルプル‥
千歌「やったぁぁぁぁぁあ!!!」 千歌「よーし!!果南ちゃんたちにも急いで報告しないと…!」
ピロン
ヨハネ:Aqoursの結晶進出記念日
ルビィ:ヨハネちゃん…
ヨハネ:ふふっ…誤字なんてよくあることよ
果南:いや〜長かったね
鞠莉:にこってばなかなか魅せ方は良かったと思うわ☆
ルビィ:あんなスターの人と会えたなんて…マル驚き
鞠莉:決勝も気を引き締めて頑張りましょう byダイヤ
曜「考えることはみんな同じだったみたいだね♪」 梨子「ふぅ…安心したらなんだかお腹すいちゃった……」
千歌「あっ、それならこの前もらったみかんがあるんだ〜♪」
曜「みかん!!」
千歌「あと、お父さんに何かないか聞いてくる〜♪」
梨子「そ、そんな悪いよ!」
千歌「平気平気♪決勝進出記念だから〜って言えばなんとかなるなる♡」
千歌「えーっと…4人分だから……」ブツブツ
エマ「千歌ちゃん手伝うよ♪」
千歌「ダメダメ!こういう時くらいリーダーのチカに任せて♪」 prrr‥
曜「エマちゃん、スマホ鳴ってるよ?」
エマ「えっ?本当だ!」
エマ「もしもし?」
ダイヤ「ーーエマちゃん。今時間いいかしら?」
エマ「ダイヤちゃん?大丈夫だけど…どうしたの?」
ダイヤ「少し…お話があるの今から淡島ホテルに来てもらえるかしら?」
エマ「ええっ?」
ダイヤ「…お願い」
エマ (ど、どうしたんだろうダイヤちゃん……なんだかいつもより元気がないみたいだけど)
元気のないダイヤちゃんからのお誘い
のる?のらない?
安価下 曜「あれ?エマちゃんどこか行くの?」
エマ「う、うん…ちょっとダイヤちゃんに呼ばれちゃって…」
梨子「えっ?…私たちには何もきてないけど?」
エマ (・・・ダイヤちゃんが元気がなかったこともあるしあんまり他の子に言わない方がいいよね?)
エマ「3年生のみんなで見てたみたいだからせっかくだし来て欲しいって言われちゃったの」
曜「へぇ〜ダイヤちゃんってば意外と寂しがりやさんだね」ニヤニヤ
梨子「それなら千歌ちゃんには私たちから言っておくから行ってきて大丈夫だよ」
エマ「ありがとう♪2人ともよろしくね♡」 ー浜辺ー
エマ「・・・ここで待ってればいいんだよね?」
ザザザザザ
エマ「!」
果南「やっほ〜エマ♪」
エマ「果南ちゃん♡迎えにきてくれたんだ♪」
果南「お嬢様2人にご足労いただくわけにはいかないからね〜・・・っていうのは冗談でこれが1番早いからさ♪」
エマ「そっかぁ♪タンデムだよね?楽しみだな〜」ムギュ
果南「しっかり捕まっててね?」
エマ「うん!」
果南「飛ばしていくよ〜!!」
エマ「ヨーソロ〜!」
ーホテル小原ー
鞠莉「ハーイ、エマ♡」
エマ「チャオ♡」
鞠莉「あら?私がここにいること驚かないの?」
果南「いやいや…鞠莉の家なんだから当然でしょ?」
鞠莉「あっ、それもそうね♪」
エマ「それで…ダイヤちゃんは?」
鞠莉「ダイヤなら〜あそこの部屋よ」 エマ「・・・・ノックした方がいいよね?」
コンコン
ダイヤ「どうぞ」
エマ「失礼します♪」ガチャ
ダイヤ「エマちゃん来てくれたのね」
エマ「えへへ…ダイヤちゃんが呼んでくれたから。それにしても…こうやってノックしてダイヤちゃんがいる部屋に入るって…初めて生徒会室に入った時を思い出すよー」
ダイヤ「ありがとう…確かにそうねーーエマちゃんに会って…もう随分時間が経った気がするわ」クスクス
エマ「それで、お話ってなあに?ダイヤちゃん元気がなかったけど……あっ、もしかしてお家の人とスクールアイドルのことで…何かあった?」アワワ
ダイヤ (エマちゃん…やっぱりあなた優しいのね普通は千歌ちゃんから引き離して大変だったとかいうものだけどそんなこともなく・・わたくしの心配を)
エマ「あっ、それとも…ライブのことで心配ごとがあった?大丈夫!ダイヤちゃn」
ダイヤ (ーーそんなあなただからこそはっきりさせておきたいの)
ダイヤ「エマちゃん」
ダイヤ「率直に言うわ、あなたはーーなんで浦女に来たの?」
エマ「えっ?」 エマ「えっ?そ、それってどういうこと?」アタフタ
ダイヤ「言葉の通りよあなたが浦女に来た理由。それが知りたいの」
エマ「そ、それは…」タジ
エマ (こっちの世界では確か…留学ってことになってたよね?)
エマ「留学のため来たんだよ?ダイヤちゃんどうしたの?…わたし何か心配かけちゃったかな?」
ダイヤ「そうね…あなたは留学という名目で来てる」
ダイヤ「でもーー覚えているかしら?」
エマ「?」
ダイヤ「あなたがわたくしの家に来た時のこと」
エマ「えっと……」
ダイヤ「あなたはあの時言ったわ。自分の唄った歌が日本に来るきっかけになった歌だと」
エマ「う、うん…」(なんだろう…ダイヤちゃんがちょっと怖いよ……)
ダイヤ「あなたは並外れた行動力があって、そしてスクールアイドルが大好きということが…これまで共に過ごしてよくわかったわ」
ダイヤ「でもーーそれならなぜ…浦の星に来たのかしら?」
エマ「?」
ダイヤ「少なくともスクールアイドルには縁がなくて…部もこれまでなかった。スクールアイドルは全国にいるとはいえ中心は東京でしょ?それなら東京の高校に編入、留学するのが普通だと思うの」
エマ「うぅ…」 ダイヤ「もう一点あるわ」
エマ「?」
ダイヤ「あなたがわたくしにきかせてくれたあの曲…とても素晴らしいものだったわ」
エマ「えへへ♪ありがとう♡」
ダイヤ「・・あれは、スクールアイドルの曲で間違いないのよね?」
エマ「う、うん!」
ダイヤ「・・・ルビィとヨハネにあの曲のことを聞いたわ」
ダイヤ「でもーー2人ともそんな曲聞いたことがないと言っていたわ」
ダイヤ「スクールアイドルマニアのルビィと同じくマニアで比較的PCに強いヨハネ…その2人が見つけられなかったの」
エマ「・・・」
ダイヤ「あなたがいないものをいると嘘をついているとして……憧れるスクールアイドルがいないのに日本に来るのは変よね?」
ダイヤ「そしているとしても…では何故2人が見つけられないのか、エマちゃんの行動力を持ってここ内浦に来たのかということになるわ」
ダイヤ「・・・エマちゃんーー」
エマ (塔のカード……もしかして…!)
ギュッ……♡
ダイヤ「あなたーー何を隠しているの?」
エマ「えっ…?」
エマ (ダイヤちゃん…震えてる…?)
ダイヤ「私は…このスクールアイドルなんて分からないことだらけだったわ。それでも…あなたや千歌ちゃんは優しくてーールビィも…」
ダイヤ「そんな優しい、楽しい場所…わたくしはこんな疑念を抱いたままでいたくないの…」
ダイヤ「・・・もしあなたが何か抱えているなら…わたくしに話してーー?きっと力になるから」
エマ (ダイヤちゃん……)
ダイヤちゃんに全てを
話すor話さない
>>944
取ってたら安価下で エマ「あのね…ダイヤちゃん………わたし…わたしね!」
ダイヤ「えっ…?」
エマ (そこからさきは何も覚えてなくてーーダイヤちゃんが…呆然?ってしてたのは覚えてるの。どこまで話せばいいのか信じてもらえるのかって思いと裏腹にーー言葉はどんどん溢れて…)
ダイヤ「エマちゃんがーー別の世界から来た‥スクールアイドル?」
ダイヤ「虹ヶ咲学園…聞いたこともないし……無いみたいね」
エマ「ご、ごめんね……こんなこと話して……」
ダイヤ「・・・・」
エマ「へ、変だよね?あはは……」
ダイヤ「たしかに普通に聞いたらーー信じられない話かもね」
ダイヤ「でもーーわたくしは信じるわ」
エマ「えっ…?」
ダイヤ「そう説明すれば…合点がいくことがたくさんあるし……」
ダイヤ「それにーー私は…あなたが嘘をつくような人とは思ってないもの♡」
エマ「ダイヤちゃん…」パァァァァ
ダイヤ「・・さてと」ガチャ
鞠莉「きゃあ!!」
果南「ちょっ…!」
バタッ バタッ
ダイヤ「・・・乙女の秘密の会話を盗み聞きなんてーーいけない子ね♡」 鞠莉「・・・」セイザ
果南「・・・」セイザ
ダイヤ「さてと…2人ともーーどこから聞いてたのかしら?」
果南「え、えっと…」
鞠莉「エマっちが〜ゲームをしてて気がついたら千歌の部屋にいたところからかしら?」
ダイヤ「へぇ…最初から…ね」ニコニコ
ダイヤ「果南?わたくし…あなたに鞠莉を見張っておくようにお願いしたわよね?」
果南「そうなんだけど〜〜鞠莉ってばあの手この手で掻い潜って…それで聞き耳を立て始めたらやけに神妙な顔するんだもん気になっちゃって」
エマ「ダ、ダイヤちゃん…それくらいにしてあげて?」
ダイヤ「エマちゃん…でも」
果南「先に言っておくと私もダイヤと同じ意見だよ?エマが抱えてることって私たちじゃ想像もできないことだけど…できることなら助けてあげたい」
エマ「果南ちゃん…」
鞠莉「はぁ〜〜マリーってばスカウトしようとした人材が別の世界の人なんて…さすがに無謀かしら?」
エマ「ま、鞠莉ちゃんごめんね…」
鞠莉「そんな顔しないのエマ♡ほら?笑って?シャイニー☆って」
エマ「う、うん…♡」
鞠莉「どんな人でも前向きにしちゃうパワー…それがスクールアイドルにはあるってマリーは感じたのだからマリーはそれを感じさせてくれたエマを笑顔にしたいの」
エマ「鞠莉ちゃん…」パァァァァ ダイヤ「はぁ…不本意だけどーーわたくしも含めてこの3人で…あなたに協力するわ」
果南「も〜ダイヤってばみずくさいよ。きっとみんな聞いたら協力してくれるよ」
鞠莉「そーそー♪こんな私でも受け入れてくれるくらいに優しいあの子たちなんだから♡」
ダイヤ「・・・それもそうね」
エマ「ダイヤちゃん…鞠莉ちゃん…果南ちゃん…ありがとう〜」ウルウル
鞠莉「もー!!エマってば涙はノー♪ほらスマイルスマイル☆」
エマ「で、でもぉ……」
ダイヤ「・・そうね、1人より3人…3人より9人…ね」
果南「今からならみんな集まらないかな?」
鞠莉「確かにヨハネたちはヨハネの家で放送を見てたみたいだし」
エマ「千歌ちゃんはお家で見てるよ?」
鞠莉「それじゃあ決まりね☆」
ダイヤ「ええ…Aqours全員でエマちゃんが・・」
果南「元の場所に戻れるように頑張ろっか♪」
鞠莉「それじゃあ集合はマリーに任せて?」 >>929
曜「わー!!すごい!にこちゃんがテレビに出てる!!サインもらっておけば良かったかなぁ…?」
訂正
↓
曜「わー!!すごい!にこちゃんがテレビに出てる!!サインどこにやったっけ…?」 ー部室ー
千歌「失礼しまーす!」ガラッ
曜「あれ?曜たちが最後?」
ルビィ「えへへ…ニコニーが本当にルビィたちに注目してくれるんだよね〜♡」ウットリ
花丸「ヨハネちゃんのお母さんが車で送ってくれたの、部活頑張ってねってエールもいただいちゃった♡」
善子「車で不幸が発動しなくて良かったわ…」ゲッソリ
梨子「・・それにしても急に作戦会議なんて鞠莉ちゃんどうしたのかな?」
千歌「ん〜?」
曜「3年生のみんなはどこにいるの?」
花丸「それがマルたちが来た時にはいなくて…」
善子「人を呼んでおいて待たせるなんてーーいい度胸ね♡」
??「そーんなことを言うのは…」
ワシッ
善子「!?」
鞠莉「この胸〜〜?」モミモミ
善子「ひゃっ!!?ちょ、ちょっとマリー!やめて!」
鞠莉「ん〜?温泉の時より少し大きくなってる…?」
善子「!?」
ルビィ「ま、鞠莉ちゃん…こんにちは」
梨子「はわわわ…////」 果南「みんな揃ってるみたいだね」ガラッ カタカタカタ
ダイヤ「突然のことなのに・・集まってくれてありがとう。」ペコリ
梨子「果南ちゃん、そのホワイトボードって…?」
果南「ああ、これ?今は気にしないで」ニコッ
千歌「果南ちゃんもしかして〜落書きしたの?」ワクワク
曜「えっ?本当本当?」ワクワク
果南「いやいや、そういうのじゃないからね?」
花丸「ダイヤちゃん。エマちゃんは?」
ダイヤ「エマちゃんは少しお花を摘みに…」
梨子 (会議ってやっぱり…決勝のことについてなのかな?うぅ…考えただけでもお腹が痛くなってきちゃうよ…)
エマ (大丈夫…大丈夫…)スーハー
エマ「みんな遅れてごめんね?」ガラッ
千歌「エマちゃん!遅いよ〜〜」
ダイヤ「千歌ちゃん、着席して?」
千歌「はーい。」スッ
鞠莉「それじゃあAqours緊急会議を始めるわ☆」
善子 (緊急会議…もしかして決勝曲のセンターの話!?)
ルビィ (あのホワイトボード何が書かれてるのかな…?)ジー ダイヤ「それじゃあーーエマちゃん良いわよ」
果南「はーい、エマの話すことをちゃんと聞いててね」パンパン
鞠莉「わかりにくいかもしれないからこのホワイトボードもあわせて見て☆」クルッ
エマ「あのね…みんな……!わたしねーー実は…」
___
_____
千歌「えっ……嘘…だよね?」
善子「・・・信じがたいことだけど本当のことーーなのよね?エマちゃん」
エマ「うん…」
花丸「エマちゃんが…」
ルビィ「こ、この世界の人じゃないって…」
千歌「・・・・・・」プルプル
梨子「び、びっくりしちゃったね…」
曜「千歌?」 エマ (良かった……みんな驚いてるけど…受け入れてくれてる…♪)
ダイヤ (・・・?)
鞠莉 (千歌・・あの子どうしたのかしら?)
スクッ‥ トコトコ‥
エマ「千歌ちゃん?」
千歌「・・っと……」
千歌「ずっと‥チカに嘘ついてたの……?」ウルウル
エマ「ち、違うよ千歌ちゃん!!わたし‥‥」
千歌「エマちゃんは…チカのこと分かってくれて…チカもエマちゃんのことは誰よりも知ってると思ってた……」
千歌「でも、チカのこと…信じられないから黙ってたんだ!!…エマちゃんなんか……エマちゃんなんか嫌いだよ!大嫌い!!!」ダッッ‥!
バタン!!
果南「千歌!」ガタッ! タッタッタッ…!
エマ「ち、千歌ちゃん・・・」ポロポロ
花丸 (ーー別の世界なんて本の中だけのお話かと思ってたけどーー今こうしてここにあって…本当ならきっとワクワクするはずなのに……)
善子 (ああーーどうしよう…ヨハネの美貌に嫉妬した神様‥どうしてこんな意地悪をするのーー?千歌ちゃんもエマちゃんも…悪魔が驚いて腰を抜かしちゃうくらい良い子なのに) 本日はここまで、10月には完結できそうです。
見てくださるみなさんありがとうございます最後までお付き合いいただければ幸いです ルビィ「ほ、本当にエマちゃんが別の世界から来た人なの…?」
エマ「うん…」
梨子「それじゃあ…前に子供まつりで歌ってた歌ってエマちゃんの歌なの?」
エマ「そうだよ」
善子 (ちょ、ちょっとーー梨子っちにルビィ…)
ルビィ「ルビィ…エマちゃんがスクールアイドルしてるところ見てみたいなぁ…」ポツリ
エマ「えっ?」
ルビィ「わっ…ご、ごめんなさい!!……エマちゃんが歌ってる時っていつも本当に楽しそうでルビィが分かんないところも何回も教えてくれて…」
ルビィ「ルビィ…エマちゃんの力になりたい!」
エマ「ルビィちゃん…」
鞠莉「ねえーーエマっち」
エマ「?」
鞠莉「エマっちの世界のマリーってどんな子?」 エマ「鞠莉ちゃんはね…1年生の時ダイヤちゃんと果南ちゃんとスクールアイドルをしてて…浦の星の理事長でよくヘリコプターに乗ってくるよ」
ルビィ「ま、鞠莉ちゃんが…理事長!?」
花丸「が、学生なのに理事長なんて……どういうこと?」
鞠莉「へえ〜♪果南とダイヤとスクールアイドルねぇ…だからあの時あんなこと言ってたのね」
エマ「・・わたしのこと信じてくれるの?」
鞠莉「エマっち?」
エマ「千歌ちゃんが言った通りわたし…ずっとみんなに嘘ついてたんだよ?それなのに…」
鞠莉「クスクスーーー♡」
エマ「鞠莉ちゃん・・?」
鞠莉「エマっちってばおかしい〜☆エマっちがわたしたちに…悪い嘘なんて付かないでしょ?だってエマっちはーー純度100%のピュアガールなんだもの♪」
花丸「少なくとも…マルもそう思うずら。千歌ちゃんはーーマルたちよりもずっーーとエマちゃんの近くにいたからそれで受け入れられないだけだと思うな」 曜「・・・そうだよ!!…エマちゃんは嘘つきの悪い子なんかじゃない!」
梨子「曜ちゃん?」
曜「エマちゃんは…恋アクの時私のこと励ましてくれた…いつだって私たちの味方でいてくれたもん!!」
曜「難しいことは分かんないけどさ、曜はエマちゃんのこと信じるし…元の世界に帰れるようにしてあげたい」
エマ「・・・曜ちゃん…」
曜「だって…私だって不安だと思うし…知らない場所で一人で…」
ポンポン
曜「?」
エマ「ありがとう曜ちゃん♪でもね…不安はなかったよ?」
曜「えっ?なんで??」
エマ「だって、ここには…内浦にはみんながいて…すっごく楽しいことがいっぱいで・・・千歌ちゃんが……そばに…いてくれたから」ポロポロ 善子「エマちゃん…辛いなら今は無理しないでいいのよ?」スッ
エマ「うぅ…ヨハネちゃんありがとう」
善子「気にしないで。別の世界なんて…私も興味があるわ。今度でいいからマリーみたいにそっちの私がどんな子なのか教えてーー?」
エマ「うん…」
ガチャ
果南「はぁ…はぁ…」
梨子「か、果南ちゃん!!」
ダイヤ「千歌ちゃんはーー?」
果南「ごめん、逃げられちゃった…あんなに早い千歌は初めてだよ」
鞠莉「それは仕方ないわ…」
ダイヤ「今はーー時間が解決してくれるのを待つしかないのかもしれないわね」 鞠莉「それじゃあ今日は解散しましょう?エマが元の世界に帰るためには…私たちAqoursがラブライブで……どこまでいけばいいとか分かんないけど」
果南「うん、全力でやるだけだよね」
花丸「あっ…」
善子「マルちゃんどうしたの?」
花丸「解散したら…エマちゃんはどうするの?」
エマ「・・・あっ」
果南「確かに…千歌のところでって言うのは今だと厳しいかな」
善子「それじゃあ…誰かのお家にお泊りが良いんじゃない?」
ダイヤ「幸いお休みが重なってるし・・・ラブライブの決勝までまだ時間もあるしそれが妥当ねーー」
果南「先に確認しておくけどエマが泊まるのダメってお家ってあるかな?」
シーン
鞠莉「だってエマっち♡誰のお家にお泊まりする?」
エマ「えっ?ええ……」
エマちゃんがお世話になるメンバー
安価下 エマ「それじゃあ…ダイヤちゃん、ルビィちゃん、お願いしてもいいかな?」
ダイヤ「・・・わたくしでいいの?」
ルビィ「ほ、本当!?エマちゃんがお泊まり!?」ピョンピョン
花丸「良かったねルビィちゃん♪」
エマ「うん、ダイヤちゃんはお稽古とかあるし…迷惑かもしれないけど‥」
ルビィ「大丈夫エマちゃん!ルビィもよくお姉ちゃんのお稽古の邪魔して怒られるから♪」
ダイヤ「ルビィ…それはそんな顔で言うことではないわーー?それに…エマちゃんのこと迷惑だなんて思わないわ」
ルビィ「うんうん!いっーぱいお話ししようね♡」
エマ「2人とも…ありがとう…!!」
梨子「・・・・・」
曜「梨子ちゃん、どしたの?」
梨子「えっ?あっ、ううん!!なんでもないよ?」
鞠莉「それじゃあダイヤ、ルビィ。エマっちのことはよろしく☆ということで解散♪」 ー黒澤家ー
ルビィ「ここがルビィの部屋だよ♪でも半分はエマちゃんのお部屋♡」ピョンピョン
エマ「ルビィちゃんごめんね?」
ルビィ「も〜エマちゃんが怒ることじゃないよーーそんなことより!!」
エマ「?」
ルビィ「エマちゃんって…グループ活動じゃないの?」
エマ「そうだよ、虹ヶ咲は…ソロで活動してるの♪」
ルビィ「ソロ…一人でステージに立つなんて怖くないの……?」ゴクリ
エマ「そんなに怖くないよ?練習はみんなでやってきたし…あの子も見守ってくれてるから♪」
ルビィ「あの子って…部長さん?」
エマ「うん!いつもわたしたちのことを見ててくれてアドバイスをくれて…曲を作ってくれて…」
ルビィ「エマちゃんって…部長さんのこと大好きなんだね」
エマ「うん♡」
ルビィ「お話聞いてると…ルビィたちにとってはエマちゃんが部長さんみたいなものだよ」
エマ「えっ?」 ルビィ「作曲はエマちゃんが手を出さないようにしてたのかもしれないけど…今エマちゃんが言ったこと全部当てはまるもん♪」
エマ「そ、そうかな…?」
ルビィ「うん!あっ…」
エマ「?」
ルビィ「あ、あとね……その……そっちのルビィはどんな子なの…?」
エマ「うーん…あんまり変わらないかも」
ルビィ「ええっ!?」
エマ「でも、がんばルビィって言ったり…あとピギィって言ってることがあるかな?」
ルビィ「がんばルビィ・・・ああっ!前にエマちゃんが言ってたのってそういうことだったんだ!」
ダイヤ「ーーそれじゃあ、わたくしはどうなのかしら?」
ルビィ「お、お姉ちゃん!!」
ダイヤ「全く…エマちゃんに部屋を用意くらいできるのに…ルビィったらーー」
エマ「だ、大丈夫だよダイヤちゃん!!」アセアセ
エマ「ルビィちゃんと同じ部屋で楽しいから♡」
ルビィ「・・・・」ドヤッ
ダイヤ「ルビィ…!?」 エマ「え、えっと…ダイヤちゃんは生徒会長ってところは一緒で…ですわってよく言ってるよ?あと…スクールアイドルマニアで…」
ルビィ (スクールアイドルマニア……ルビィとあっちのお姉ちゃんは気が合いそう!!)
ダイヤ「・・・なんというかそちらのわたくしは随分違うのね」
エマ「あはは…あとルビィちゃんをすっごくナデナデしたり可愛がってる!」
ダイヤ「なっ…!!」
ルビィ「へぇ〜♪」ニヤニヤ
ダイヤ「・・・!」キッ
ルビィ「・・・!」ビクッ
ダイヤ「ーーエマちゃんはがっかりしなかったの?」
エマ「がっかり?」
ダイヤ「だってーールビィはそんなに変わらないでしょ?でも…わたくしはーーそちらの私とは全く違うような存在・・・」
エマ「がっかりなんてしないよ?だってダイヤちゃんはダイヤちゃんだもん♪」
ダイヤ「・・・そう」
エマ「どっちのダイヤちゃんもすっごく可愛くて〜♡」
ダイヤ「か、可愛い…!?わたくしが…///!?」
エマ「うん」コクコク ダイヤ「もう…///エマちゃん…そういうの禁止よ?」
エマ「ええっ?何が〜?」
ルビィ (ぷぷぷ…エマちゃんがいればお姉ちゃんに怒られなくて済むかも♡)
ルビィ(でも…確かに不意に見せるお姉ちゃんの表情は綺麗ってだけじゃなくて可愛く見える時もあるんだよね)
ダイヤ「ルビィ…あなた何を笑っているのーー?」
ルビィ「えっ?な、なんでもないよ!」
ルビィ「それよりお姉ちゃんルビィのお部屋に居座らないで!!エマちゃんとたくさんお話しするの!」
エマ「ちょ、ちょっとルビィちゃん?」
ダイヤ「へえーーーお姉ちゃんにそんなことを言うなんてーールビィ偉くなったわね♡あなたの苦手なものが出てきても…食べてあげないわよ?」
ルビィ「うぅ……お姉ちゃんのいじわる‥」
エマ「ふふふ♡」ニコニコ
ダイヤ「ごめんなさいエマちゃんーーこんなみっともないところを見せちゃって」
エマ「ううん、そんなことないよ?スイスにいた兄妹のこと…思い出しちゃった♡」
ダイルビ「!!」
ルビィ「ご、ごめんなさい…」
エマ「ルビィちゃんたちが謝ることないよ?」
ダイヤ「・・・思えばあなたと千歌ちゃんーー本当に姉妹みたいだったわ」
エマ「・・・?」
ダイヤ「以前千歌ちゃんの髪を結ってあげたことがあるのだけどーー」
ダイヤ「エマちゃんとおんなじくらい上手だねってニコニコしながら語る千歌ちゃんは……本当に姉を自慢する妹みたいだったわ」
エマ「・・千歌ちゃん」
ルビィ「・・・きっと仲直りできるよ」 ダイヤ「今日はそろそろ寝てしまったらどうかしらーー?」
ルビィ「ええーー!?ルビィもっとお話しする!」
エマ「ふふ…♪それじゃあなんのお話する?」
ルビィ「エマちゃんの世界のμ'sのお話!」
ダイヤ「もう………仕方ないわねーーお父様が来そうになったらわたくしが教えてあげるから。ちゃんと消灯時間までには寝るのよ?」
ルビィ「はーい!!」
エマ (ふふふ…やっぱりダイヤちゃんはルビィちゃんに優しいお姉ちゃんだよね♪)
___
_____
ー翌日ー
ルビィ「お姉ちゃん!聞いて聞いて!エマちゃんの世界のμ'sはね〜ルビィたちと…」
ダイヤ「はぁ…ルビィったら遅いわよ?」
エマ「おはようルビィちゃん♡」
ルビィ「うぅ…エマちゃん起きるの早いよぉ……起こして欲しかったよ」ウルウル
エマ「ご、ごめんね…?とっても気持ち良さそうな寝顔で…」
ダイヤ「そもそもーールビィがちゃんと一人で起きることができたら良い話よ?」
ルビィ「うぅ…」
??「お邪魔します!!」ガラッ
ダイルビ「??」
エマ「えっ?」
梨子「エ、エマちゃん……よ、よかった…まだここにいてくれて…はぁ…はぁ…」 エマ「どうしたの梨子ちゃん?すごい汗…」
ルビィ「も、もしかして…走ってきたの?ここまで?」
ダイヤ「梨子ちゃんが来るなんてーー驚いたわ一体何があったの?」
梨子「き、昨日…果南ちゃんと連絡取り合ってて…果南ちゃんが私がもう1度会ってみるって言っててそれで……」
ルビィ「わ、わざわざそのためにここまで来たの!?」
ダイヤ「梨子ちゃん…連絡は取れたでしょ?」
梨子「あっ…/////」カァァァァァ
ダイヤ「それにしてもーー果南ってば…まあ幼馴染を放っておかないのかもね」
梨子「と、とにかく…エマちゃんも一緒に行こう!」グイッ
エマ「・・・行って良いのかな…?」
梨子「エマちゃん…」
エマ「わたし…千歌ちゃんのこと…傷つけちゃったのに……良いのかな?」ウルウル
梨子「・・・やりたいと思ったことはやってみる…」
エマ「・・・!!」
梨子「やってみないと始まらない・・千歌ちゃんなら…そういうと思うんだ♪」ニコッ
ルビィ「・・・梨子ちゃん、千歌ちゃんがうつってる?」
ダイヤ「この場合はーーいい影響を受けたってところじゃないかしら?」
エマ「梨子ちゃん…」ガシッ
梨子「えっ?」
エマ「行こう!千歌ちゃんのところに…!」 ー海岸ー
果南「千歌」
千歌「果南ちゃん…」
果南「やっぱりここにいたね」
千歌「えへへ…果南ちゃんには敵わないや…」
果南「・・・エマのこと本当に嫌いになっちゃった?」
千歌「・・・エマちゃんね…果南ちゃんと似ててお姉ちゃんみたいだった」
千歌「だから…チカに隠し事なんて…してほしくなかった……家族みたいな・・ううん家族だも"ん"‥!」ポロポロ
果南「・・・・」
千歌「それに…分からなくなっちゃったのだ」
千歌「エマちゃんがチカにあんなに優しくしてくれたのは…元の世界に帰るために必要だから?…これまでチカが見てきたエマちゃんはーー偽物だったのかな…?」
果南「・・千歌」 梨子「それは違うよ千歌ちゃん!」
千歌「り・・」
果南「梨子ちゃん?」
梨子「私……東京から内浦の引っ越してきて…最初はすっごく不安だった」
梨子「最初は伊豆みたいなところと思ってたけど…全然違って、学校に着くまでもすっごく急な坂道で…東京から急にきて…こんな地味で普通な私で馴染めるかなって」
梨子「でも、ここの景色や人は綺麗で素敵で……!私…いつも感動させられてた」
梨子「この気持ちは本当だし…エマちゃんも同じものを見てたって思うんだ。もちろん…エマちゃんは私と違って別の世界で内浦を見てる」
梨子「・・でも、ここにいる千歌ちゃんと接する時のエマちゃん…いつもすっごく笑ってて。困ってる時は一緒に悩んでくれて……優しく話してくれてた」
梨子「今だって…自分のことよりも千歌ちゃんのことで悩んでるんだよ…?」
梨子「エマちゃんは…千歌ちゃんにスクールアイドルに誘われてた時の私に…本当の気持ちをぶつけてみたらって言ってくれてーー」
梨子「そんなエマちゃんが…千歌ちゃんに嘘をついて接してたなんて……違うよ」 ちかなん「・・・・」
果南 (梨子ちゃんがここまで大きい声で千歌に言うなんてーー驚いたよ・・私も)
果南「それにさ千歌」
千歌「……?」
果南「千歌はずっと…私たちよりもエマの側にいたよね?本当は…分かってるんじゃない?エマがどんなことを考えてたかなんてさ」
千歌「・・・・・」
梨子「お願い千歌ちゃん…」ポロ
ちかなん「!!」
梨子「私の大好きな内浦…Aqoursには…エマちゃんも一緒……だからエマちゃんのこと…嫌いにならないで…」ポロポロ
千歌「り、梨子ちゃん…」 エマ「千歌ちゃん」ザッ…
千歌「!!」ビクッ
エマ「…合宿で一緒に見た海にかかる虹綺麗だったよね?」
千歌「・・・・」コクリ
エマ「鞠莉ちゃんがAqoursに入ってくれた時の太陽も…」
エマ「千歌ちゃんのお家から見える海も…スイスにはね?海がなかったから…全部キラキラ見えて…」
エマ「・・果南ちゃんとしたダイビング…こどもフェスティバル…初めてやったライブ…みんなで行った水族館…合宿…」
エマ「どれも…どれも……大切な思い出だよ…」ポロポロ
千歌「エマちゃん……」
エマ「・・・でも、千歌ちゃんが騙してたって感じちゃうのはわたしのせいだもんね」
エマ「わたしが千歌ちゃんに…言ってたら千歌ちゃんはそんな辛い気持ちにならなかったんだよね…」
エマ「・・千歌ちゃん…ごめんね……」ポロポロ 千歌「エマちゃん!!」
ハグッ
エマ「・・・千歌ちゃん…?」
千歌「チカの方こそ…ごめん!!エマちゃんの方がずっとずっと…辛かったのに…」
千歌「チカが爆発しちゃったせいで…エマちゃんにもみんなにも迷惑かけて…」
千歌「チカ…エマちゃんのこと信じてたって言ったのに、こんなに簡単に信じなくなるなんて家族失格だね」
エマ「ううん…!千歌ちゃんが家族みたいって言ってくれて嬉しかった…!!だから失格なんて言わないで…」ギューー
千歌「エマちゃん……えへへ…なんでだろう…?エマちゃんが悪いわけじゃないのにエマちゃんの方から謝って……泣いて…」ポロポロ
千歌 (チカってやっぱり大バカだーーーこんなに酷いこと言ったチカのためにーー泣いてくれるエマちゃんを疑っちゃうなんて…) 梨子「・・・仲直りできたのかな…?」
果南「大丈夫、あの2人ならきっと分かり合えたと思うよ」
ダイヤ「全くーー時間が解決なんてはぁ…はぁ……ことは……なかったのね」
ルビィ「2人とも…いっぱい泣いてるね」
果南「雨降って地固まる…かな」
ダイヤ (エマちゃんーー千歌ちゃんーーあなたたちの涙とても綺麗よ…今はただ、溺れるくらい流しちゃうといいわ…) 千歌「えへへ…いっぱい泣いたら…すっきりした♪」
エマ「千歌ちゃん、流した涙はどんくらい?」
果南「エ、エマ?」
エマ「わたしからのお願い、もう千歌ちゃんはDon't cryだよ♪」
梨子「ぷぷっ……」
千歌「あーー!!!今のって……」
ルビィ「だ、ダジャレ?」
果南「英語のダジャレねえ…エマらしいというか…」
エマ「ふふふ♡」
千歌「えへへ…♪」
ダイヤ「はあ…なんだか釈然としないけどーー仲直りしてくれたみたいで何よりよ?」
千歌「ダ、ダイヤちゃん……」
ダイヤ「千歌ちゃん?わたくしたちは…浦女を代表するAqoursというグループとしてラブライブの決勝まできた、そんな時リーダーのあなたがしっかりしないでーーどうするの?」
ルビィ「お、お姉ちゃん!!」 千歌「は、はい…ごめんなさい」
ダイヤ「・・・わたくしはーーエマちゃんだけじゃなくて…あなたのおかげでもあるって感じてるのよー?」ボソッ
千歌「えっ?」
梨子「・・ダイヤちゃん…今なんて?」
ダイヤ「・・・何でもないわ。…明日からまた練習するわよね?みんなにはわたくしから言っておくから頑張りましょう?」
千歌「・・・・うん!!!」
エマ「ダイヤちゃん…」パァァァァ ー十千万ー
千歌「エマちゃん…まだ起きてる?」
エマ「起きてるよ千歌ちゃん♪」
千歌「えへへ…良かったぁ………あのね……本当にチカ酷いこと言っちゃってごめんね…」
エマ「ううん、気にしてないよ♪わたしの方こそ…これまで秘密にしててごめんね?」
千歌「エマちゃんってば謝ってばっかり〜♪」クスクス
エマ「千歌ちゃんこそ〜♡」
千歌「…あの時ねチカびっくりしちゃった」
エマ「?」
千歌「頭が真っ白になるっていうのかな?果南ちゃんは頭空っぽってよく言ってるけど…それとはまた違う感じ」
千歌「チカ‥これまでエマちゃんの何を見てきたんだろう。そう思っちゃってーー」
エマ「千歌ちゃん…」
千歌「わーわー!!しんみり禁止!」
千歌「って…チカから言い出したんだけど」 千歌「でもね?これまでチカが見てきたエマちゃんは本当のエマちゃんなんだよね♡」
エマ「うん、そうだよ♡」
千歌「だから…ね?…一緒に寝たらダメかな……?」
エマ「ふふふ、もちろん大歓迎だよ♡」
千歌「わーい!!……エマちゃん……あのね…Zzzz………Zzz」
エマ「…泣いて疲れちゃったのかな?ほんの少しの間だったのにーー千歌ちゃんの寝顔…久しぶりに見た気がするよ〜
エマ「おやすみ千歌ちゃん♡」
エマ「ふわぁ…わたしも…ちょっと………疲れちゃったのかな…ぁ…?Zzzzz」 ___
_____
占い師「やっほーエマちゃん♪」
エマ「あっ!!占い師さん♪」
占い師「おやおや?良い顔してるね♡塔を乗り切ったって感じかな?」
エマ「うん!!千歌ちゃんと…少しケンカしちゃったけど…仲直りできたよ♪」
占い師「うんうん‥エマちゃんならどうにかなるってウチ信じてたよ?本当に」
??「あれぇ?」
エマ「?」
占い師「おやおや?意外なお客さんやね」
千歌「ここ…どこ?」
エマ「千歌ちゃん!?」
千歌「エマちゃん!?っと……ん〜〜?」ジーー
占い師「そ、そんなに見つめられると照れるやん//」
千歌「どこかで見たような顔‥?」 占い師「コホン…千歌ちゃんが入ってくるなんてびっくりしたけどーー単刀直入にいっちゃうよ」
エマ「?」
占い師「・・・エマちゃんにウチが言った条件は物語の完結ーーそれはーーラブライブでーー」
千歌「む〜〜?どこだったかなーー?」ジーー ピラッ
占い師「ちょ、ちょっ…!!めくらんといて〜!」
ピカーーー
千歌「わわっ!!」
エマ「まぶしいよ〜!」
占い師「もー!!なんで毎回こうなるん?こういうのってーーヨハネちゃんの専売特許やーん!」
エマ「・・・!」ガバッ
千歌「・・・!」バッ!
エマちか「「同じ夢見てたよね?」」
千歌「ぷっ…あははは〜!!!帰ってきてすぐにエマちゃんとチカ…やっぱり超仲良しってことだよね?」
エマ「ふふ、そうだね♡千歌ちゃんが占い師さんのローブをめくろうとしてびっくりしちゃった」ニコニコ
千歌「だってー気になるんだもん♪エマちゃんも気にならない?」
エマ「んー確かに気になるけど……もし何か気にしてることがあるからってことで被ってたら悪いから」
千歌「エ、エマちゃん大人だ……」ガーン
エマ「そんなことないよ?」 千歌 (エマちゃんが元にいた世界に戻るにはチカたちがラブライブでーー?普通に考えたら優勝だけど…)
千歌 (μ'sに勝てるのかな…?)
千歌 (そもそも…μ'sだけじゃなくてセイントスノーさんもいるし……)ムムムム
エマ「千歌ちゃーん?」
千歌「ど、どうしたの?」
エマ「今日はダイヤちゃんたちが練習と作戦会議をするって言ってたよ?早くしないと遅刻しちゃうよ?」
千歌「あっ‥」 ー部室ー
千歌「ということで…皆さんご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした…!!」ドゲザ
花丸「ち、千歌ちゃん!頭をあげて?」
鞠莉「Wow・・これがジャパニーズの謝罪スタイルなのね」
果南「千歌そこまでしなくても…」
曜「そ、そうだよ!結果的に…そんなに時間かからなかったんだし」
善子「そうよ。それよりも今は…ラブライブの決勝に備えるべきじゃない?」
ダイヤ「ヨハネの言う通りよーールビィ」
ルビィ「う、うん!!」
ルビィ「えっと…ラブライブの決勝戦は2部に分かれていて…最初にそのグループのことを初めてみるお客さんもいるかもだから知ってもらうためのエキシビション」
ルビィ「その後にこれまで通りのライブなんだけど…ここではフルでパフォーマンスをしないといけないから…しっかり体力を残しておかないと」
千歌「2回パフォーマンスの機会があるってことだね」
ルビィ「うん、でもそのうちの評価になるのはやっぱり2回目で…エキシビションはグループとしての印象を作るって感じかなぁ・・?」
梨子「それじゃあ…衣装も複数持っていかないといけないね」 ルビィ「う、うん!でも…それだけじゃなくて……」
曜「まだあるのー!?」
エマ「ラブライブで優勝した場合にはアンコールがあるんだよね♪」
ルビィ「そうなの!!……μ'sが優勝した時のアンコールの歓声に包まれながらの僕らは〜〜〜」
花丸「ル、ルビィちゃんストップずら!」
ルビィ「はっ……ご、ごめんなさいルビィってばまた…!」
鞠莉「つまり〜ラブライブのためには合計3曲必要ってことね?」
千歌「むむむ…決勝用の1曲を作るだけでも大変なのに…」
善子「エキシビション用の曲はどうするの?」 千歌「それはやっぱり〜〜」チラッ
梨子「・・・?・・・!君のこころは輝いているかい!」
果南「だね♪」
曜「私たちの初めてのライブ……もうあんなに前なんだよねー」
千歌「それじゃあ!あとはアンコール用と本番用!だけど………」ウーム
梨子「メロディ自体は幾つか作ってきてるよ…?」
花丸「それじゃあ…マルたちが歌詞を考えてみるね」
千歌「むむむ‥」ウデクミ
エマ「?」
千歌「エマちゃーーん!!助けて〜〜!」
エマ「ええっ!?」
千歌「どんな曲が良いか…全然思いつかないよ〜〜!」 善子「千歌ちゃんーーエマちゃんは確かに浦女のスクールアイドル部のメンバーだけど…ちょっと違うんじゃない?」
千歌「なんでなんで!?ヨハネちゃーん…エマちゃんならあっちのチカたちが作った曲いっぱい知ってるはずだし」
ルビィ「ち、千歌ちゃん……その……」プルプル
ダイヤ「・・そういうのはずるいんじゃないかしら?」
千歌「ガーン…」
曜「おーい?千歌大丈夫〜?」ブンブン
千歌「…はっ!?」
鞠莉「まあ…アンコール用くらいならいいんじゃないエマっち?」
エマ「えっ?」
鞠莉「あくまで勝てるかどうかはマリーたち次第で…優勝したあかつきにはエマっちが歌ってほしい歌を最高の舞台で歌うの☆どうかしら?」 エマ「・・・・・」
エマ「それってとっても素敵だね〜♡」
果南「ちょっと鞠莉ーー」
鞠莉「まあまあ果南?あくまで参考によ」
エマ「それじゃあ……」
エマ「・・・・」
梨子「・・・・?」
花丸「エマちゃん?」
曜「おーい??」ブンブン
エマ (ど、どうしよう…Aqoursの素敵な曲がたくさんありすぎて…何にしたらいいか分からないよ〜)
安価
エマちゃんが望むAqoursに歌ってほしいアンコール曲(9人曲のみ)
このスレ使い切るまでに一番多い曲でやります
続きは新スレ立てて書きます。 / ..:::::: 、`ヽ、後の鹿目まどかのオヤジである エタニティ・エイトの橘あすかが縦横無尽、変幻自在、絶対無敵に>>1000ゲット!
/::: ..::::::;:'´ ,. , , . \ヽ\
/::::::::..:::::::::;: .:/ /l! |!. ::. ヾ、、ヽ. >>992 >1000getだけは僕の手でさせてください。僕がホーリーであるために!!
,'::::::::/:,::::::; .:/ /レト、,' l:.:::::. :. ヽ、、 '、 >>993 ボクの大事な玉を!
l::::::/:,'::::::;' .:/ ,'.// V\l:;:::::. :;:. l l >>994 正面から来る?バカですか貴方は!
,'::::/:::l::::::;' .:.:/ // / テ ̄n、ヽ!,:::.:l!;:. ', リ >>995 まただ・・・また僕は迷ってしまった・・・・・・
///⌒!::': .:::/'//:/ `ヽ、'J! ヽ|::::l l:::.. /,' >996 いいえ、逃げません。ここはそんなことが出来る場面じゃない。
//:::::l し、):::::/ /〃 ` `l::!__l:::: // >997 僕の玉を強引に!!!
/Wヽヽ.{ '、:/ ´ l'rn/|: /' >998 違う!!勝ち取るんだ!そのために何としても市街に戻る。
./ レ::〉、_) ヾ、 l/
. r'V | ,.r==、、 r'´ ' 嘆きも悲しみもなく、ただ前を向いているだけの愚かしい>999に、
/ \`ヽ、 /⌒ヽ::::ツ/ 何故か僕は!感銘すらしている!
/ \ `ヽ、 l |://
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