梨子「スクスタ配信記念!!!」
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梨子「ラブライブシリーズを応援してくれてる皆んな〜こんにちは〜。私は愛と勇気の魔法少女!りこっぴー。くらえ、必殺ラブラブラブリー梨子ちゃんビーーーーーーームッ!!!!」
希「こんにちは。μ'sの東條希です」
梨子「あれぇぇ」
希「どうしたん?りこっぴー?」
梨子「りこっぴーって言わないで…」
希「自分で言ったのに?」 梨子「魔法少女で行こうって希さんが言うからやったんです」
希「あ〜そっか。ごめん。梨子ちゃんのを見てたら出来る気がしなくて」
梨子「どう言う事ですか!!?」
希「ん〜?どう言う事やと思う?」
梨子「いや…ヤッパリいいです。聞きたくない…」
希「そっか。で、りこっぴーは」
梨子「結局りこっぴーで行くの!?」 希「いいやん。りこっぴーって可愛いし」
梨子「でも…」
希「恥ずかしいならウチの事も別の呼び方で読んでくれてええよ」
梨子「希さんの事を…別の呼び方で…?例えば?」
希「大先生とか!」
梨子「大先生って…自信たっぷりね…それに仲良くなれそうにない呼び名…」 希「まあ、それは冗談やけど」
梨子「分かってます」
希「スクスタで魔法少女りこっぴーが登場するのは…」
梨子「まだ引っ張りますか…」
希「全編これで行こうと思うんやけど」
梨子「もう忘れて下さい…」
希「忘れた方がええの?」
梨子「お願いします」 希「じゃあ、スマホの着信音も変えなきゃ…」
梨子「着信音にしてたんですか!?」
希「ふふっ」
梨子「ふふっじゃなくて」
希「まあ今のも冗談やって」
梨子「開始からずっと冗談しか言ってませんね」
希「梨子ちゃんが可愛い反応するからついね〜」 梨子「もう。からかわないで下さい」
希「ふふふ。さて、梨子ちゃんがりこっぴーを披露してくれたし約束通りウチも披露しようかな」
梨子「あっ…このタイミングでやるんですか…?」
希「梨子ちゃん一人にやらせたのは流石に悪かったなと思って」
梨子「今更ですけどね…」 希「じゃあ、ウチの大魔法使いっぷりを披露しようやないか!」
梨子「いつから大魔法使いになったんですか…」
希「まあね。在学中の頃には既に言われてたよ」
梨子「まだ学生でしょ…」
希「違う違う。レイブンクローに居た時の話ね」
梨子「ホグワーツに居たんですか!?」 希「毎日9と4分の3番線に乗って通ってたよ」
梨子「ホグワーツは寮制のはずですけど」
希「ん〜?ウチは…ほら!定時制やから」
梨子「ホグワーツにそんな制度はないと思いますけど」
希「じゃあ、ウチのとっておきの魔法を見せてあげようかな」
梨子「とっておきの?」 希「テクヤクマヤコン テクヤクマヤコン」
梨子「変身するつもりなんだ…」
希「変身?」
梨子「あれ?知らない…」
希「何が?」
梨子「いや…呪文…」
希「呪文?あぁ…サリーちゃんのね」
梨子「いや…アッコちゃん…」
希「え?」
梨子「へ?」 希「あっ…そっか。アッコちゃんの方か。サリーちゃんはラミパスラミパスやったね」
梨子「それもアッコちゃん」
希「えぇ…じゃあサリーちゃんは?」
梨子「さあ…えっと…」
希「……スクスタ言えばなんと言ってもラブライブオールスター夢の共演!」
梨子「凄い強引な話の変え方しますね」 年齢詐称してそうな女子高生だと思ったけど
ハクション大魔王も令和の時代に甦ったし
サリーちゃんアッコちゃんもこの先出てきそうだな 希「これがウチの魔法よ」
梨子「話題を逸らすことが!?」
希「現代社会に置いて凄く役に立つ魔法やない?」
梨子「上手くできればですけどね。希さんは強引過ぎて…」
希「でも逸らせてるんやし結果オーライやない?」
梨子「まあ…確かに…」
希「オーライの本来の形を知ってる人って日本にどれだけ居るんやろ」
梨子「え?all rightって事ですか?大抵の人は知ってると思うけど」
希「そっか。ちなみにドンマイはdon't mindの略やけどこれは和製英語で海外じゃ通じないらしいね」
梨子「へ、へ〜。なんで急に?」
希「自然に話を逸らそうと思って」
梨子「失敗だと思います…」
希「え〜そうかな」
梨子「希さんで…ドンマイ」 鞠莉「ハ〜イ!ここからはマリーと」
しずく「桜坂しずくが進行を務めさせて頂きます。鞠莉さん、よろしくお願い致します」
鞠莉「うん。よろしく。うふふ」
しずく「な、何ですか?」
鞠莉「貴重な組み合わせじゃない?私達って」
しずく「確かに。二人きりは初めてですか?」
鞠莉「そうね。って事は今日は記念日になるのね!」
しずく「そうですね。ぜひ、忘れられない日にしましょう!」 鞠莉「そうね。そんでもってメディア展開していきましょう!」
しずく「私達二人だけでですか!?それはちょっと…」
鞠莉「嫌なの?」
しずく「嫌ではないですよ。嫌とかではなく…何と言ったらいいか…ハードルが高過ぎると言うか…」
鞠莉「そこは問題ナッシングでーす。小原家総出でバックアップするから!ふっふっふっ…」
しずく「えぇ…そ、そもそも私達二人でメディア展開ってどんな感じでやっていくつもりなんですか?」
鞠莉「やっぱり先ずは祝!アニメ化!」
しずく「祝って…使い方おかしいと思います。それに…まだニジガクのアニメ化が決定したばかりなんですけど…」
鞠莉「ジャンルは…どうしようか?」
しずく「ジャンル?」 鞠莉「アニメのよ」
しずく「ジャンルを変えるつもりなんですか?」
鞠莉「そりゃあそうよ。ヒットする為には色んな角度から攻めなきゃ!」
しずく「そうですけど。まずスクールアイドルありきですから…」
鞠莉「異世界転生モノなんてどう?」
しずく「異世界転生!?私達でですか?」
鞠莉「今人気なんでしょ?」
しずく「いや…まあ…けど、スクールアイドルは?」
鞠莉「異世界でスクールアイドルをやればいいじゃない」
しずく「面白そうですけど。私達でやるのは…ちょっと…」 鞠莉「そう?」
しずく「そもそも学校でアイドルをやるからスクールアイドルなのであって異世界でやったらスクールアイドルじゃなくなってしまいますよ。ラブライブなんですからそこは…」
鞠莉「じゃあ、逆の発想でスクールアイドルに転生みたいな?」
しずく「私達は!?」
鞠莉「じゃあ、私達に転生するみたいな!主人公が私としずくに転生するの!」
しずく「嫌です」
鞠莉「なんで?」
しずく「なんでと言われても…」 鞠莉「じゃあどうするの?」
しずく「まず異世界転生はやめましょう」
鞠莉「ん〜そう。じゃあ……五等分のスクールアイドルとか六つ子のスクールアイドルなんてのはどう?」
しずく「私達はどこにいってしまったんですか?」
鞠莉「じゃあ、鬼滅の…」
しずく「別にヒットしたものを真似なくてもいいんですよ。ラブライブでいいんです!」 鞠莉「シンプルに?」
しずく「そうです。シンプルに考えて下さい」
鞠莉「ラブライブZとかラブライブGTとか!」
しずく「そうなんですけど…タイトルを真似しなくても…」
鞠莉「まあ、アニメのタイトルは後々考えるとして」
しずく「アニメ化したらの話ですけど」
鞠莉「他のメディア展開も考えておかなくちゃ」 しずく「他のメディア展開?」
鞠莉「やっぱり曲は出したいわよね!キャラクターソング!」
しずく「キャラクターソングって…ラブライブシリーズはまずキャラクターソングありきですよ。…いや、キャラクターソングって言い方も…」
鞠莉「ロックが良いわね!」
しずく「へ?」
鞠莉「私としずくで歌うならロックにしましょう」
しずく「どうして?」 鞠莉「ダメ?」
しずく「ダメと言うか…鞠莉さんはともかくとして…私のどこにロック要素がありました?」
鞠莉「しずくにロックの要素はないけど正統派ヒロイン風なしずくがロックを歌う!そこにギャップがあっていいかなって」
しずく「あっ…ちゃんと戦略があったんですね」
鞠莉「当たり前じゃない。私は考えなしに行動したりしないわ」
しずく「…そうですか」
鞠莉「B'zみたいな曲を歌いましょう」
しずく「凄く…具体的ですね」 鞠莉「ウルトラなんちゃら的な!しずくがギターで!」
しずく「あっ…私は歌わないんですね。と言うかギターは弾けないですよ」
鞠莉「そうなの?ギター弾けないんだ」
しずく「どうして弾けると思ったんですか。ギターなんて弾けませんよ」
鞠莉「今後ギタリストの役を演じる機会があるかもしれないわよ?」
しずく「ギタリストの役ですか…?」
鞠莉「そうよ。ギタリストの役をやるならギターが弾けないと困るわよ」 しずく「確かに…鞠莉さんの言う事も一理あるかもしれません」
鞠莉「え?あっ…そう?」
しずく「はい。今後ギタリストの役をやらないとは言い切れませんから」
鞠莉「うん。しずくって演技の為って言えばなんでも挑戦してくれるのね」
しずく「良い役者になりたいので」
鞠莉「そう。けど、私が言えた事じゃないけど…ちょっと心配よ。騙されたりしないでね」
しずく「あぁ…そうですね。そこは気をつけないと。演技の事になると周りが見えなくなるタチなので…」 鞠莉「お互い恵まれてるわね!大好きなものがあるって」
しずく「そうですね。難儀な事もありますけど。思えば幸せな悩みです」
鞠莉「さて、良い感じで次にバトンを回しましょうか」
しずく「次は穂乃果さんと」
鞠莉「璃奈ね」
しずく「また珍しい組み合わせですね。どんな感じになるんだろう」
鞠莉「楽しみね」 穂乃果「イェーイ!高坂穂乃果です!皆んな〜ファイトだよ!」
璃奈「……」
穂乃果「あれ?璃奈ちゃん?あまり楽しそうじゃないね」
璃奈「そんな事ない。璃奈ちゃんボードワクワク」
穂乃果「うん。璃奈ちゃんボードが無表情のままなんだけど…。本当にワクワクしてる?」
璃奈「してるよ」
穂乃果「なら良いんだ。そっか。良かった」 璃奈「穂乃果さん。穂乃果さんって」
穂乃果「なに?」
璃奈「生活音大きいタイプ?」
穂乃果「え?そんな事は無いと思うけど…」
璃奈「そっか。そうだよね」
穂乃果「うん…。あの…璃奈ちゃん?」
璃奈「どうしたの?」
穂乃果「そっかと言いながら璃奈ちゃんボードの表情が…思いっきり私の発言を疑ってる感じなんだけども…」
璃奈「多分気のせい…」 穂乃果「気のせい…気のせいかな〜……そうだね!気のせいだね」
璃奈「うん。気にしない方が良い事もあるよ」
穂乃果「あはは…それ言い方だと意味合い変わって来ない?」
璃奈「穂乃果さん。気にしない!」
穂乃果「え?あっ、そうだね。うん!」
璃奈「穂乃果さんの性格って凄い羨ましい」
穂乃果「えっと…それは褒めてる?」
璃奈「モチ!私は表情が乏しいから穂乃果さんみたいに表情がくるくる忙しく変わる人が羨ましい」
穂乃果「なるほど。ちょっと引っかかる部分もあるけど。そっか」 璃奈「うん。どうしたら穂乃果さんみたいに分かりやすい人間になれるんだろう…」
穂乃果「褒めてる様に聞こえないよ!?」
璃奈「そんな事ない。これ以上ないってくらい褒めてる」
穂乃果「えっ!?これが上限なの!?これ以上はないの?私の褒める所…」
璃奈「残念だけど…」
穂乃果「残念って言っちゃった…」
璃奈「嘘。穂乃果さん、冗談」
穂乃果「えっ!?本当!?」
璃奈「うん」
穂乃果「そっか〜。いや〜良かった〜。なんかドキドキしたよ」 璃奈「ドキドキしたんだ」
穂乃果「したよ〜。あはは」
璃奈「これが吊り橋効果ってやつだよ」
穂乃果「え?釣り?………あんまり釣りには詳しくないんだよね〜。食べるの専門だからさ〜。えへへ」
璃奈「釣りの話はしてないけど…。穂乃果さん、お魚好きなの?」
穂乃果「マグロとか〜ウナギとかアナゴとか!」
璃奈「ウナギとアナゴを同列に語るのはどうかと思う」
穂乃果「なんで!?」
璃奈「なんでって…ウナギの方が高級なイメージが…」
穂乃果「そうなの?私、目隠して食べたらウナギとアナゴの区別つかないと思うよ。璃奈ちゃん出来るの?」
璃奈「……それは」 穂乃果「出来ないでしょ?あのね、魚に順列つけるなんて人間のエゴだよ」
璃奈「エゴではないと思う」
穂乃果「魚は皆んな平等なの。ウナギもアナゴもね」
璃奈「違うと思う。食物連鎖がある限り」
穂乃果「食物連鎖かぁ…あっ!それで思い出した!」
璃奈「え?食物連鎖で何かを思い出したの?」
穂乃果「うん。ほら!雑魚ってあるでしょ?」
璃奈「穂乃果さんの事?」
穂乃果「え…?」
璃奈「ふふっ。冗談」
穂乃果「本当に冗談?ねえ?本当に冗談?」
璃奈「うん。穂乃果さんの反応が面白いから…つい」 穂乃果「あぁ…なるほどね…。そっかぁ…信じるからね」
璃奈「任せて。それで、話の続きは?」
穂乃果「あっ、そうだね!あの〜…そう!雑魚ってあるでしょ?雑に魚って書いて雑魚ね!」
璃奈「うん。 穂乃果「その漢字に納得がいかないと言うか。なんで魚なの?魚にそんな弱いイメージあるかな?だってカジキマグロとか凄い強そうでしょ?」
璃奈「穂乃果さん…魚の部分ばかりを気にして雑の存在を忘れてると思う。カジキマグロは雑な魚には入らないと思う」
穂乃果「あ〜……じゃあ雑な魚って何?」
璃奈「えっと…イワシとか?」
穂乃果「あのね、璃奈ちゃん。璃奈ちゃんはスイミーを読んな事ない?」
璃奈「スイミー?」
穂乃果「そう。イワシだって仲間同士協力すれば大きな魚にも負けないってお話だよ。スイミーがイワシかどうかは知らないけど」
璃奈「イワシではないと思う。スイミーの仲間達は身体が赤かったから」
穂乃果「なんだ〜璃奈ちゃんスイミー知ってるんじゃん。て言うか赤かったっけ?」
璃奈「穂乃果さんの方がうろ覚え…」
穂乃果「赤って事は金魚かな…?」
璃奈「金魚は海には居ないと思う」 穂乃果「金魚鉢だもんね。金魚が居るのは」
璃奈「淡水魚だから」
穂乃果「そうだね。とにかく雑魚って言う時に魚を使うのはおかしいと思う」
璃奈「じゃあ何だったらいいの?」
穂乃果「ええと…ん〜…虫とか?」
璃奈「それこそどうかと思う」
穂乃果「そうかな?」
璃奈「うん。スズメバチとか凄い強いよ」
穂乃果「カブト虫とかね」
璃奈「それに大抵の女の子は虫に触れる事すら出来ない」
穂乃果「カブト虫は触れるけどね」
璃奈「それは人によると思う。けど、それらを考慮すると虫は決して雑魚とは呼べないと思う」
穂乃果「確かに。言われてみればそうかも」 璃奈「そう。虫は弱くない」
穂乃果「決して無視できない存在という事だね!虫だけに」
璃奈「そもそも漢字の成り立ちにケチをつけようとしたらいくらでもケチをつけられると思う。言い出したらキリがないよ」
穂乃果「あっ!私の事無視したね!虫の事は無視しないのに!」
璃奈「雑魚、と言う言葉に私は疑問を持たないけど。そんな私にも一つ、引っ掛かっている事がある」
穂乃果「そうなの?」
璃奈「動物の事を獣って言い換えると一気に凶暴なイメージになると思うんだ」
穂乃果「まあ…言ってる事は分かるけど」
璃奈「でも、すべての動物を獣と呼んでいいのかな?熊や猪はもちろん獣と呼ぶに相応しいと思うけどウサギやたぬきは…」 穂乃果「別にウサギもたぬきも獣でいいんじゃない?」
璃奈「ウナギやたぬきに凶暴なイメージはない」
穂乃果「獣が全部凶暴って訳じゃないと思うよ」
璃奈「獣と呼ぶに相応しいラインを決めたいの」
穂乃果「え〜…犬は?」
璃奈「犬は違う…。でも野犬とかなら獣かも…」
穂乃果「え〜難しいなぁ。リスは?」
璃奈「リスは獣じゃない」
穂乃果「獣だと思うよ。私は」
璃奈「もし、リスを獣とするなら…私はもうあのシマリスの二人組を笑顔で見る事は出来ない…」
穂乃果「そこはもう割り切ればいいと思うよ。アニメだって。それにその理屈でいくとけものフレンズもNGになっちゃうよ」
璃奈「あれは大丈夫。平仮名でけものだから」 穂乃果「え〜もう全然言ってる意味が分からないよ」
璃奈「だから…男か漢かの違いみたいな」
穂乃果「ん?えっと…」
璃奈「難しい漢字の方の漢と簡単な方漢字の男みたいな感じ。獣は難しい方の漢なの」
穂乃果「…へ〜」 璃奈「穂乃果さんって…あまり…理解力が…えっと…」
穂乃果「私の理解力のせいじゃないよ!莉奈ちゃんがおかしな事いってるんだよ!」
璃奈「…うん」
穂乃果「え?なんか腑に落ちてない感じだけど…」
璃奈「大丈夫。分かってる」
穂乃果「本当に?」
璃奈「うん」
穂乃果「もしかしてだけどさ。璃奈ちゃん私の事おバカだと思ってない?」
璃奈「……え?」
穂乃果「否定しない所を見るとそうなんだね」
璃奈「そんな事…」
穂乃果「ないって言わないのね」 璃奈「…………ないよ」
穂乃果「即答して欲しかった」
璃奈「本当に思ってる事って即答出来ない物なんだよ」
穂乃果「初めて聞いたよ!そんな事!適当な嘘で誤魔化そうとしてるでしょ?」
璃奈「……」
穂乃果「え?図星?」
璃奈「えっと…」
穂乃果「璃奈ちゃんボードが全てを物語ってるよ…」 かすみ「こんにちは!主人公です!」
英玲奈「どうして堂々とそんな嘘がつけるんだ?」
かすみ「う、嘘じゃないです」
英玲奈「神に誓えるか?」
かすみ「か、神様もかすみんの可愛いさにはメロメロですよ〜」
英玲奈「そう言う事を言ってるんじゃない。神に誓えるかどうかを聞いてるんだ」
かすみ「ち、誓えますよぉ」
英玲奈「そうか。ならそうなのだろう。神に誓ったのだから」
かすみ「うっ…あれですよ!人は誰しも主人公ですから。だから!かすみんは嘘はついてません」
英玲奈「ものはいい様だな」 かすみ「あの…私達初対面じゃないですか」
英玲奈「そうだな。なんせ、私はスクスタに登場しないからな」
かすみ「そ、そうですね」
英玲奈「それがどうしたんだ?」
かすみ「いや…ですから。えっと…かすみんに何か聞きたい事はありませんか?」
英玲奈「聞きたい事?……そうだな…」 かすみ「なんですか?可愛さの秘訣ですか?かすみん何でも答えちゃいますよ〜!」
英玲奈「うん。スクスタに私達の出番はあるのだろうか?」
かすみ「え?さ、さあ…」
英玲奈「分からないか」
かすみ「そうですね…。えっと…そう言う事は大人の人に聞いてください」
英玲奈「大人?」
かすみ「難しい事はかすみんは分からないので」
英玲奈「それもそうだな」
かすみ「そうですよ〜」 英玲奈「プレイしてもプレイしてもA-RISEのアの字も出てこないからな」
かすみ「そうでしたっけ?」
英玲奈「そうさ。スクスタをプレイしてないのか?」
かすみ「ん〜…かすみんの登場シーン以外はちゃんと見てないので」
英玲奈「そうか…」
かすみ「はい!」
英玲奈「自分が大好きなのだな」
かすみ「そりゃあ勿論!」
英玲奈「言い切ったな」
かすみ「ダメですか?」
英玲奈「いや、ダメじゃないけどな」 かすみ「そうでしょう」
英玲奈「なかなか凄いと思うぞ。そこまで自分の事を好きだと言い切れるのは」
かすみ「そうですよ。かすみんは凄いんです」
英玲奈「あぁ…そうか。でもな、あまり自分の事を好き好き言うのも…」
かすみ「そうですか?好きな物を好きと言って何がいけないんですか!」
英玲奈「好きな物は好きと…確かにそうだが」
かすみ「それに自分の事を好きなれない人が他人を笑顔に出来るでしょうか?」
英玲奈「確かに。それもそうだ」 かすみ「人は人を愛する為に生まれてきたんです!それは自分自身も含まれるはずです!」
英玲奈「うん。そうだな」
かすみ「だから、かすみんはかすみんの事を愛しています!世界中の誰よりも!」
英玲奈「どこかで聞いたセリフだな」
かすみ「オリジナルですよ!」
英玲奈「ふふっ。しかし、中須かすみはなかなかいい事を言うな」
かすみ「そうでしょう?」
英玲奈「あぁ。ただ、自画自賛が過ぎるとそれはそれで色々見失うモノもあると思うぞ」
かすみ「わ、分かってます」
英玲奈「何事もバランスだな」 かすみ「では、今度はかすみんの方から英玲奈さんに質問を良いですか?」
英玲奈「あぁ、いいぞ。何でも聞いてくれ。答えられる範囲内で答えよう」
かすみ「では… 1 から 6 までの自然数を1つずつ書いたさいころを5回投げる。この時、2の目がちょうど2 回出る確率を求めなさい」
英玲奈「…ん?これは…質問か?」
かすみ「お願いします」
英玲奈「えっと…」
かすみ「高一の問題ですよ!英玲奈先輩は高三ですよね?楽勝ですよね?」
英玲奈「いや…待ってくれ。これ…暗算でやるのか?」 かすみ「出来ませんか?」
英玲奈「流石に暗算は…」
かすみ「む〜…そもそも自然数ってなんなんですかね!」
英玲奈「え?あぁ…自然数は正の整数の事だ」
かすみ「正の整数?正ってプラスって事ですよね?それくらい、かすみんだって分かりますよ!」
英玲奈「じゃないと流石に困るだろう」
かすみ「整数は…あれ?整数って…」
英玲奈「現役の高校生なんだよな?」
かすみ「数学がちょっと苦手で」
英玲奈「ちょっとなのか?」
かすみ「ちょっと」 英玲奈「整数は0に1ずつ加えられる数、もしくは1ずつ引いた数の事で」
かすみ「1ずつ?」
英玲奈「だから…1、2、3とか−1、−2、と言う具合にだな」
かすみ「それって普通の事じゃないですか」
英玲奈「普通って…そうなんだが」
かすみ「じゃあ、小数はなんになるんですか?」
英玲奈「小数は小数だろう」
かすみ「そうなんですか?」
英玲奈「小数と言ってるじゃないか」
かすみ「ややこしいですね」
英玲奈「何もややこしくないぞ」 かすみ「ん〜」
英玲奈「ただ、整数の比で表せる小数は有理数、円周率なんかの整数の比で表せない数は無理数」
かすみ「また新しい呼び方が」
英玲奈「全部中学で習うぞ」
かすみ「私の学校ではやりませんでしたね」
英玲奈「絶対にやってるはずだ」
かすみ「え〜…意味わからないです」
英玲奈「大丈夫か?留年するぞ」
かすみ「え…冗談キツいですよ」
英玲奈「いや、本当に」 かすみ「…留年ですか?」
英玲奈「あぁ…赤点取るだろう」
かすみ「いや…でも…スクスタのエピソードで無事テストをクリアしましたよ!」
英玲奈「そう言えば…」
かすみ「ただ…まあ…不名誉な称号は貰いましたけど…」
英玲奈「不名誉な称号?」
かすみ「いえ…こっちの話です」 英玲奈「そうか」
かすみ「そんな事よりも、さっきの宿題の答えを教えて下さい!」
英玲奈「宿題の答え?」
かすみ「あっ…いえ…」
英玲奈「さっきのは宿題の話だったのか」
かすみ「うっ…」
英玲奈「いいか中須かすみ」
かすみ「な、なんですか?」
英玲奈「宿題と言うのは自分の力でやるものだぞ」
かすみ「でも…出来ないのだから仕方ないじゃないですか」
英玲奈「少しは頑張ったのか?」
かすみ「サイコロを5回投げてみましたけど…ダメでした」 英玲奈「頑張る方向性が違うだろ」
かすみ「まず頑張った事を褒めて欲しいです」
英玲奈「本当に留年するぞ」
かすみ「嫌です」
英玲奈「嫌なら勉強しろ」
かすみ「女の子ってちょっとくらいおバカな方が可愛いと思うんですよ」
英玲奈「そんな事はないし、君の場合はちょっとじゃないな」
かすみ「うっ…ま、まあ。大丈夫ですから。そんな事より最後にもう一個質問いいですか?」
英玲奈「そんな事なのか…」
かすみ「かすみんの一番可愛い部分はどこだと思いますか?」 英玲奈「凄いテクニックだな」
かすみ「え?」
英玲奈「私に質問するフリをして自分の意見を主張する高等技術だろう?今の質問は」
かすみ「ち、違いますぅ。素直に質問を受け取って下さい!」
英玲奈「そうだな。じゃあ、そう言う所じゃないか?」
かすみ「え?かすみんの可愛い所?」
英玲奈「うん」 善子「ふっふっふっ。全世界のリトルデーモンよ。堕天の力を!」
凛「凛にはラーメンを!」
善子「ちょっと!何変なセリフを被せてるのよ!」
凛「変なのはお互い様にゃ〜」
善子「誰が変よ!」
凛「まぁまぁ。ちょっと落ち着こうよ。深呼吸、深呼吸」
善子「え?深呼吸?」
凛「はい。吸って〜」
善子「えぇ…すぅ〜」
凛「吸って〜」
善子「すぅ〜」
凛「吸って〜」
善子「うっ…」
凛「吸って〜」 善子「吐かせなさいよ!」
凛「あはは」
善子「あははじゃないわよ!」
凛「堕天使でも出来ない事ってあるんだね」
善子「え…そ、そりゃあまあ…」
凛「無敵じゃないんだ」
善子「そうよ。堕天使にも出来ない事はあるのよ」 凛「そうなんだ!何が出来るの?」
善子「え?」
凛「堕天使って何が出来るの?ヨハネちゃん!」
善子「凛…なんていい子…」
凛「へ?」
善子「ふふっ。そう!我が名はヨハネ!堕天使ヨハネであるぞ!」
凛「うん」
善子「凛!あなたをヨハネのリトルデーモンにしてあげるわ!」
凛「えぇ…いいよ。悪いし…」
善子「遠慮しなくていいのよ。光栄に思いなさい」
凛「遠慮しなくていいのに光栄に思わなきゃいけないの?」
善子「ふふっ…細かい事はいいのよ」
凛「会話が成立しないにゃ」 凛「そうなんだ!何が出来るの?」
善子「え?」
凛「堕天使って何が出来るの?ヨハネちゃん!」
善子「凛…なんていい子…」
凛「へ?」
善子「ふふっ。そう!我が名はヨハネ!堕天使ヨハネであるぞ!」
凛「うん」
善子「凛!あなたをヨハネのリトルデーモンにしてあげるわ!」
凛「えぇ…いいよ。悪いし…」
善子「遠慮しなくていいのよ。光栄に思いなさい」
凛「遠慮しなくていいのに光栄に思わなきゃいけないの?」
善子「ふふっ…細かい事はいいのよ」
凛「会話が成立しないにゃ」 善子「さて、我がリトルデーモンよ」
凛「うん。リトルデーモンでいいんだけど…」
善子「いいのね!言ったわね!今日から正式にリトルデーモン11号だからね!」
凛「そんな仮面ライダーみたいな数え方なの?」
善子「仮面ライダーで言ったらちょうどBLACKね。平成で言えばW!」
凛「凛は一応イエローなんだけど…」
善子「イエローでもいいけど」
凛「凛…仮面ライダーイエローなの?」
善子「リトルデーモンイエローなの!!!」
凛「なんかめちゃくちゃだにゃ」 善子「そんな事ないわよ」
凛「そもそもリトルデーモンって11人もいるの?10人目は誰?」
善子「理亞よ。Saint Snowの」
凛「…訴えられない様にね」
善子「どう言う事よ!!!」
凛「だって…ちゃんと許可貰った?」
善子「そりゃあもちろん。泣いて喜んでたわ」
凛「善子ちゃんってちょっとにこちゃんに似てるね。にこちゃんも自称小悪魔だから」
善子「私は小悪魔じゃなくて堕天使だけど」 凛「リトルデーモンって小悪魔って事でしょ?凛、英語は苦手だけどそれくらいは分かるよ」
善子「まあね」
凛「そもそも堕天使と悪魔ってなんの関係があるの?なんで堕天使が小悪魔を引き連れるの?」
善子「え?あぁ…それは…天界から追放されたからで…」
凛「追放されたから悪魔の側についたって事?」
善子「まあそうね。そう言う事で…」
凛「謝って許して貰ったら?」
善子「誰に?」
凛「天界の偉い人に。誰?閻魔大王様とかかな?」
善子「違う違う。閻魔大王様は出てこないのよ」
凛「え〜そうなの?じゃあ誰?天界の偉い人って」 善子「えっと…それは…ミカエルとか…」
凛「閻魔大王様とどっちが偉いの?」
善子「だから…閻魔大王は出てこないの」
凛「じゃあミカエルって人が一番偉いの」
善子「いや一番偉いのは神様よ」
凛「ミカエルは神様じゃないの?」
善子「神様はゼウスよ」
凛「ゼウス?」
善子「ゼウスは天空の神だから」
凛「へ〜そんな人を呼び捨てにしていいの?」
善子「え?い、いいのよ。だって堕天使だもん」 凛「ふ〜ん。うちの希ちゃんも神様の元で仕事をしてるんだけどね」
善子「あ〜…神田明神で」
凛「そう。きっと関係ないよね?神田明神とゼウス様は。ゼウス様って外国の話でしょ?」
善子「うん。まあ…そうよ」
凛「どうして日本に居るの?」
善子「え?」
凛「ヨハネちゃんも外国の堕天使なんでしょ?なのにどうして日本に居るの?」
善子「そ、それは…痛い所をついてくるわね。あのさ…凛…あんた、ワザと意地悪言ってる?」
凛「えへへ」
善子「くっ…バカなフリして…」
凛「バカは心外だにゃ」 善子「細かい事は気にしなくていいのよ!」
凛「先に細かい事を言い出しのは善子ちゃんの方だと思うけど…」
善子「ヨハネ!」
凛「えへへ。でも、もし神様が居るなら一度会ってみたいな〜」
善子「それは無理よ」
凛「どうして?」
善子「神様は心の中をウロウロしてるかろその辺をウロウロしてないの。だから会えないの」
凛「ふ〜ん。どう言う事?」
善子「そう言う事よ」
凛「全然分からないにゃ〜」 果南「さあ。ここからは私達の出番だよ!」
彼方「ふぁ〜…眠いなぁ。お昼寝したい」
果南「あの、頑張ろう。私も頑張るから」
彼方「うん…」
果南「その返事を信じていいんだよね?今にも寝そうだけど…」
彼方「大船に乗ったつもりで」
果南「操縦してる最中に居眠りしないでよ。小型船舶しか持ってないか大船は操縦出来ないよ」
彼方「え…船舶免許持ってるの?」
果南「うん。稼業で使うから」
彼方「稼業…海賊だったっけ?」
果南「違うよ!日本に海賊なんていないでしょ!」 彼方「え…じゃあ何故小型船舶を…?」
果南「他にない?海賊を家業にしてるなんて聞いた事ないよ」
彼方「ビックマム海賊団くらいかな」
果南「知らないけど。私の家はダイビングショップをやってるんだよ」
彼方「あ〜そうだった」
果南「忘れないでよ。私と言えばだからさ」
彼方「うん。もう忘れない」
果南「本当に?信用出来ないなぁ…」
彼方「人は昼にインプットされた物を睡眠中に整理して学習するらしい」
果南「え?なに?いきなり…」
彼方「だから、果南ちゃんの実家がダイビングショップだと言う事を忘れない為に睡眠学習を…」
果南「しなくていいよ。これくらい覚えられるでしょ!」
彼方「ダメかぁ」
果南「あの手この手で寝ようとしないで!」 彼方「えへへ」
果南「あの…もしかして私について何にも知らない?」
彼方「そんな事はないよ」
果南「じゃあ、私のイメージカラーは?」
彼方「えっと…青?」
果南「違うなぁ」
彼方「え?青じゃないの?これだけ海が海がと言ってるのに」
果南「うん。あの…青、惜しいんだよ。青じゃなくてね。こう…ちょっと凝った感じの」
彼方「限りになく透明に近いブルー」
果南「凝りすぎだね。エメラルドグリーンだよ」
彼方「なんだぁ。青じゃないんだ」
果南「青ではないけど海のイメージはあるでしょ?」 彼方「果南ちゃんに?」
果南「エメラルドグリーンに。で、それをイメージカラーに使用してるからさ」
彼方「うん」
果南「そう…。あまり興味ない?」
彼方「そんな事はないよ。逆に果南ちゃんは彼方ちゃんの事をどれくらい知ってる?」
果南「え?それは…」
彼方「イメージカラーは?」
果南「すみれ色?」
彼方「あ…あたり」 果南「ふふん」
彼方「じゃあ、彼方ちゃんの星座は?」
果南「射手座でしょ?」
彼方「正解…なんで分かるの?もしかして…ファンの方ですか?」
果南「いや…ファンではないけど。友達だからさ」
彼方「友達だから…?」
果南「うん」
彼方「そっか。じゃあ、彼方ちゃんの身長体重も分かる?」
果南「友達でもそこまで把握してるのはどうだろうか」 彼方「そう言うものかな?」
果南「うん。そう言うものだと思うよ。身長体重は家族でもどうかなって感じだよ」
彼方「家族なら知ってて当然じゃない?遥ちゃんの身長も体重もスリーサイズも全部把握してるけど」
果南「え…それは…えぇ…遥ちゃんって妹さんだよね?」
彼方「うん。うちは姉妹で仲が良いから」
果南「だとしてもだよ」
彼方「分からないかなぁ。遥ちゃんの事は全て把握してたいたいんだよね」
果南「全てを…え?姉妹ってそんな感じなの?」 彼方「果南ちゃんは一人っ子だっけ?」
果南「うん。まあ、強いて言うなら千歌が妹みたいな感じかな。姉妹みたいに育ったから」
彼方「そうなんだ。千歌ちゃんのスリーサイズは?」
果南「いや…知らない」
彼方「姉妹なのに…」
果南「絶対に姉妹でも普通は知らないよ。絶対に」 彼方「彼方ちゃんは知ってるけどね〜」
果南「いや…だから…それがおかしいんだってば」
彼方「そうかな?好きな人の事は知りたくなるもんじゃないかなぁ」
果南「う〜ん。そうかもしれないけど…あの…何て言ったらいいかなぁ…」
彼方「言葉に出来ない事?」
果南「いや…正確に言うと出来ないんじゃなくてしにくいかな?言いづらい」
彼方「じゃあ、頑張って言ってみてよ」
果南「いいの?」
彼方「うん」
果南「そこまで知ってるのは気持ち悪いよ…」
彼方「え?」 愛「イッエイーイ!!」
海未「あの…」
愛「ほら!海未ちゃんも!」
海未「い、イッエイーイ!!」
愛「うん!いいね!いいね!可愛いよ〜海未ち!」
海未「そ、そうですか?」
愛「うん!パンダくらい可愛い!」
海未「それは…喜んでいいのでしょうか?」
愛「いいに決まってるじゃん!動物園のアイドルだよ!」
海未「やっぱり素直に喜べません」 愛「なんで!?パンダだよ!!」
海未「そうですけどね」
愛「ふふっ。音ノ木坂ってさ〜女子校だよね?」
海未「そうですけど…?」
愛「海未ちーって後輩からの人気が凄そうだよね!こう、カッコ可愛いみたいな感じでさ」
海未「あの…一ついいですか?」
愛「なになに?」
海未「海未ちーってなんですか?」
愛「呼び方を考えてみたんだ!」
海未「スクスタでもそんな呼び方した事ないじゃないですか!」
愛「あちゃ〜そこに気が付いたかぁ。流石海未ちー」
海未「ですから…」 愛「で?どうなん?実際に後輩からの人気は…高いんでしょ?」
海未「そんな事…自分で言う事じゃないないですから」
愛「それもう言ってる様なもんじゃない?否定しないもんね」
海未「え?」
愛「ラブレターとか貰った事ある?」
海未「えっと…」
愛「あるんだ。わかりやす…」
海未「まだ何も言ってないでしょう!」
愛「だから言ってる様なもんだって…。海未って駆け引きとか苦手でしょ」 桜内梨子は朝鮮帰国記念だけどな
さっさと祖国朝鮮に帰れやこのキチガイ不人気が 海未「駆け引き…?」
愛「うん」
海未「それは…恋の…」
愛「違うよ。いや、違くないけど。あの…それも含めて駆け引き全般苦手でしょって」
海未「そうですね。正直…あまり得意ではありません」
愛「だろうね〜。策を講じてってタイプには見えないもん」
海未「そ、そうですか?」
愛「うん。力任せでゴリ押しって感じ?」
海未「そんな事はありません!!!」
愛「そう言う所」
海未「あっ…」 愛「まあでも、長所と短所は表裏一体って言うじゃん?海未の良い所は裏表のない真っ直ぐさなんだよね!私は大好きだよ!真っ直ぐな海未」
海未「あ、ありがとうございます…」カァァ
愛「ふふっ。そうやって直ぐ顔に出ちゃう所もいいね!」
海未「からかわないで下さい!!!」
愛「からかいたくなる君が悪い!」
海未「もう。調子が良いんだから」
愛「あはは。そこが私の良いところ!」
海未「お調子者っていうんですよ」
愛「ムードメーカーって言って欲しいね」
海未「物は良いようですね」 愛「そっ!言い方一つで印象は変わるんだよね!」
海未「例えば?」
愛「頑固は意志が固い!古臭いは伝統的なんて風に!」
海未「同じ意味でも使う言葉で受け取り方が変わるから日本語は面白いですね」
愛「だね!」 海未「愛は小説なのどは読みますか?」
愛「え?いや…あまり読まないかな」
海未「あれも言葉の妙と言いますか言い回し一つで素晴らしい文章となったりするんですよ」
愛「なるほど。好きなんだ。そう言う文が」
海未「はい。例えばですね」
愛「うん」
海未「旧友を車で送っている場面だとするでしょう?」
愛「車で…うん」
海未「車内は会話で盛り上がる。車が進む程思い出話に花が咲、どんどん昔に戻る様な…そんな感覚になる」
愛「うん。なんか…ずっとその時間が続けば良いのにって思うよね」
海未「ですね。けれど、車が進むと言う事は時間が経過すると言う事なんですよね。それはイコール旧友とお別れする時間が迫って行るって事じゃないですか」
愛「なるほど。昔の様に戻れば戻るほど別れは近づいているって事ね」
海未「そうなんです。どうですか?」
愛「何が?が
海未「いや…ですから。言い回し一つで素晴らしい文章になるでしょう?」
愛「う〜ん。ちょっと…説明の仕方が難しいよね」
海未「え?伝わりませんでした?」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています