真姫「Hey、Siri」 真姫ちゃんのSiri『なんでしょうか?』
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真姫「この近くにあるおすすめの料理店を教えて」
Siri『ここを真っすぐいって2個目の交差点を曲がったところにラーメン屋があります』
真姫「ありがとう」
凛「やっぱり真姫ちゃんのSiriは便利にゃ〜」
花陽「いつもありがとう、真姫ちゃんのお尻」
真姫「ちょっと花陽、お尻じゃなくて『Siri』よ」 花陽「ああ、ごめんね!真姫ちゃん、Siri
凛「真姫ちゃん、ほんとSiriのこと好きだよね〜」
真姫「えぇ、勿論よ。Siriは命の恩人なんだから」
凛「そーなの?何があったの?」
真姫「ふふふ、内緒よ♡」
凛「えー!真姫ちゃんのおケチ」
花陽「あはははは…」 『Siri』…私のおしりについている機能、いえ、私の半身ともいってもいい
とても大切な存在
初めて話したのはいつか?はっきりと覚えてるわ
あれは小学生の時のことね…まぁ、今はいいかしら にこ「ねぇ、Siri」
Siri『なんでしょうか』
にこ「今日の宿題の答えを教えて頂戴」
真姫「ちょっと、そんなの自力でやらないとだめよ!」
にこ「真姫ちゃんにはきいてないわよ、答えて?Siri」
Siri『自力でやりましょう』
真姫「ほらね」
にこ「し、Siriまで…」ガクリ 絵里「ふふふ、Siriは本当に凄いわね」
絵里「音ノ木坂の生徒にも評判なのよ?学校の賢者だって」
真姫「当然デッショー?なんたってこの真姫ちゃんのSiriなんだから」
にこ「Siriがすごくいだけで真姫ちゃんがすごいわけじゃないわよ!」
真姫「なによ!」
絵里「まあまあ…」 モブ「あー!西木野さーん!」
モブ「ちょっとSiriに相談したいことがあるんだけどいい?」
真姫「わかったわ、今行く」
真姫「ちょっと席を外させてもらうわ」スタ
絵里「行ってらっしゃい」
にこ「真姫ちゃんも大変ね〜」 〜昼休み〜
凛「ねぇSiri、今日は焼きそばパンかメロンパン、どっちがいいかな?」
真姫「ちょっと!そんな下らない質問しないでよ!」
Siri『焼きそばパンのほうがいいと思います』
真姫「Siriも乗っからないでよ!」
花陽「あはははは…」
アナウンス『西木野さん!一年生の西木野真姫さん!』
真姫「え?私?」
花陽「真姫ちゃんが呼び出されるなんて珍しいね」 アナウンス『早く学校から逃げなさい…アッ』ガツン
アナウンス『あら?そんなこと言えなんて言ってないわよ?』
アナウンス『まったくこれだからオバサンはや〜ね〜』
アナウンス『…まあいいだろう』
アナウンス『西木野真姫、今すぐ理事長室に来い』
アナウンス『さもないと理事長が大変な目に合うわよ♡』 真姫「ちょ、ちょっと何よ今の放送!?」イミワカンナイ
花陽「な、なんだかただ事じゃなさそうだったよ…」
凛「真姫ちゃんが呼ばれてたにゃ…」
真姫「…行くしかなさそうね」
花陽「だ、ダメだよ!どう考えても危ないよ!」
凛「そうだよ!真姫ちゃん、早く逃げて!」 真姫「…ダメよ、理事長を見捨てることなんてできない」
真姫「それに、校舎の外を見なさい」
凛「あ、あれは…」
花陽「UTXの学生!?」
真姫「そ、犯人は私を絶対に逃がさないつもりね」
花陽「そんな…」
真姫「じゃあ、行ってくるわね」 凛「じゃ、じゃあ凛たちもついていくよ!」
花陽「一人でそんな危険なとこに行かせられないよ!」
真姫「…ダメよ、これは私の問題」
真姫「あなたたちを巻き込めないわ」スタ
花陽「…!」ギュ
真姫「は、花陽?離しなさいよ!」 花陽「真姫ちゃん、震えてるよ?」
真姫「…ッ!」
花陽「私たちをもう少し、頼ってほしいな」
凛「そうにゃそうにゃ!」
真姫「花陽、凛…」
真姫「ありがとう」 〜理事長室〜
真姫「…来たわよ」ガチャ
???「あら?私はあなた一人しか招待していないのだけど」
???「どうしてお友達がいるのかしら?」
理事長「」
凛(あ、あれは…)
花陽(そ、そんな・・・!)
真姫「UTXの学生を従えてたから薄々気づいてたけど…」
真姫「やはりあなたの仕業だったのね」
真姫「綺羅ツバサ!」 ツバサ「待ちかねたわ、西木野真姫さん」
花陽「ど、どうしてツバサさんが…」
英玲奈「私たちも」
あんじゅ「いるわよ♡」
花陽「A-RISEが全員…」 真姫「それで、どうして私を呼んだのかしら?」
あんじゅ「正確にはあなたと賢者さんに用があるのよ」
真姫「…Siriのことね」
英玲奈「そうだ」
英玲奈「あるお方の命令でな」
英玲奈「お前とSiriを連れてくるようにおっしゃったのだ」 真姫「嫌だと言ったら?」
ツバサ「言わなくてもわかるでしょう?」
あんじゅ「…」スッ
りんぱな「」ビクッ
真姫「…」
真姫「わかったわ」
あんじゅ「あら素直♡」
凛「そ、そんな!ダメだよ真姫ちゃん!」
凛「真姫ちゃんがいなくなるなんて凛…」
花陽「ツバサさん!こんなことはやめてください!」
花陽「真姫ちゃんは私たちの大切な仲間なんです!」 ツバサ「チッ…うるさいわねあなた達」パシンパシン
りんぱな「痛っ…」
真姫「!」
真姫「花陽!凛!」
真姫「よくもっ…」ギリ
英玲奈「余計なことをするな、ツバサ」
ツバサ「あら?うるさいハエを黙らせただけよ?」
英玲奈「まったく…」 真姫(よ、よくも花陽と凛を…)
真姫(くっ…私に力があれば…)
Siri『真姫、真姫』
真姫「…Siri?」
Siri『力が、欲しいですか?』
真姫「な、なにを…」
Siri『力が、欲しいですか?』 真姫「…」
真姫「なんだかよくわからないけど…」
真姫「力を貸してくれるの?Siri?」
Siri『はい』
真姫「だったら貸してちょうだい」
真姫「私の大切な友達を傷つけた」
真姫「あいつを倒せる力を…」
真姫「花陽と凛を守れる力を!」 Siri『では真姫』
Siri『綺羅ツバサに私を向けてください』
真姫「な、何をいって…!?」
真姫(な、なんだか尻が熱い…)
真姫(燃え上がるような力を感じる…)ズォォォォ
真姫「…こ、これでいいのね!(恥ずかしい…)」キュ A-RISE「!!」
凛「ま、真姫ちゃん?とち狂っちゃったの…?」
あんじゅ「ねぇ、これって…」
あんじゅ「あのお方と同じ…」
英玲奈「ああ、間違いない」
英玲奈「力に目覚めてしまったようだ、まずいな」
ツバサ「…ふふ、面白いじゃない」
あんじゅ「ちょ、ちょっと!無茶よツバサ!」
英玲奈「やめておけ、敵うはずがない」 ツバサ「黙ってなさい」
ツバサ「あのお方に敗れた日から何もしてこなかったわけじゃなくてよ?」
ツバサ「あの、忌々しきあの日から…」ギリリ
ツバサ「私は、再びスクールアイドルの頂点に立つ!」ダッ
えれあん「ツバサ!」
ツバサ「踊り死ね!」タン
ー Private Wars ー ギャイイイイイイン 真姫「ちょ、ちょっとSiri!」
真姫「ツバサが突っ込んでくるわよ!」
Siri『落ち着いて、真姫』
Siri『刈り取るイメージで私を振ってください』
真姫「刈り取る…イメージ!」 りんぱな「真姫ちゃん!逃げて!」
ツバサ「倒れなさい!西木野真姫!」ギャイイイイイイン
真姫「よくわからないけど…」
真姫「やるしかないみたいね!」
真姫「刈り取れ!」プリン
ー 尻・取り ー ザン
ツバサ「な…ぐああああああ」ブシュ 真姫「い、今のは…」
Siri『私の力を少し貸し与えました』
Siri『それがあなたの想いと結びつくと』
Siri『強力な技になります』 あんじゅ「ツ、ツバサ!」
英玲奈「やはりこうなるか…仕方ない」
英玲奈「退くぞ」ガシ シュタ
あんじゅ「お、覚えてなさいよ〜!」シュタ
凛「あ!逃げるにゃ!」
真姫「ちょ、待ちなさいよ!ああっ…」
花陽「す、すごい早い…流石A-RISE…」 凛「そ、それにしても真姫ちゃん」
花陽「さっきのは一体…」
真姫「ああ、あれは」
穂乃果「真姫ちゃん大丈夫!?」バァン
真姫「穂乃果…」
凛「ちょっと遅かったにゃ〜」
穂乃果「ご、ごめんね!」
海未「どうやらあなたたちのクラスにしか放送がかかってなかったみたいです」
希「ここで何があったん?」
花陽「みんなも…」
真姫「私が説明するわ」
__________________
___________
____ ことり「A-RISEが襲い掛かってきて…」
絵里「真姫とSiriが追い返したですって!?」
にこ「ちょ!ちょっと!」
にこ「あのA-RISEがそんなことする訳ないでしょ!?」
にこ「あの…A-RISEが…」
希「にこっち…」
海未「にこはA-RISEを尊敬してます、無理もありません」
花陽「…」
花陽「にこちゃん、真姫ちゃんは嘘をついてないよ」
花陽「受け入れるしかないんだよ…」
にこ「くっ…」グッ 穂乃果「それで、真姫ちゃんはどうやってA-RISEを追い返したの?」
凛「そ、それがね!真姫ちゃんがお尻を振ったらツバサさんがズバーって!」
海未「な、なにを言ってるんですか凛」
海未「尻で人が切れる訳ないでしょう」
真姫「…ちょっと見てて」スッ
ことり「鉛筆?」
真姫「Siri、いいかしら」
Siri『わかりました、真姫』
真姫「…」
真姫「刈り取れ!」プリン
ー 尻・取り ー ザン 海未「し、信じられません…」
絵里「真姫の尻で鉛筆が真っ二つ…ハラショー…」
希「…この力でA-RISEを撃退したんやね」
真姫「そういうことよ」 Siri『これは私が本来持っていた力です』
Siri『長らく封印されていたのですが』
Siri『真姫の怒りと呼応して封印が解放されました』
にこ「そ、そんな少年漫画みたいな…」
凛「ベタだにゃ〜」 海未「…」
海未「恐らくですが、彼女たちはこの力を狙いに来たのでしょう」
絵里「まあ、そう考えるのが無難よね」
穂乃果「で、でもさ!敵わない相手を攫おうなんておかしくない!?」
凛「…たしか英玲奈さんが『力が目覚めてしまった』って言ってたよ」
ことり「真姫ちゃんの力が目覚める前に攫おうとしてたんだね」 海未「ということは、相手は力の存在を知っていた、ということになりますね」
花陽「そ、そういえば、あのお方と一緒とかなんとかいってました…」
真姫「…A-RISEをけしかけてきた黒幕がいるみたいね」
真姫「Siriの隠された力を知っていた何者かが…」
にこ「ねえ、Siri。何か心当たりはないの?」
Siri(あのお方…まさか!…いや、しかし…)
にこ「Siri?」
Siri『…すみません、私にはわかりません』
にこ「…そう」 穂乃果「ね、ねぇ!」
穂乃果「部活は…どうする?」
にこ「やるしかないでしょ、こんな状況でも」
海未「そうですね、Aqours、虹ヶ咲との合同合宿ももうすぐですし」
海未「急に活動をやめてしまえば相手方に迷惑です」
ことり「でも…また襲われちゃったら…」
凛「大丈夫だよ!真姫ちゃんとSiriの力で追い払っちゃうよ!」
凛「ね、真姫ちゃん!」
真姫「ヴェエ…」 正直、私はみんなと一緒にいるのが不安だった
みんなを危険なことに巻き込みたくなかったから
でも、心配は杞憂に終わり、私たちは何事もなく合同合宿の日を迎えた…
第一部 完 まきちゃんのSiriとかいう超絶パワーワードからのこのSSは想像できない 〜合宿当日〜
凛「やっぱり真姫ちゃんの別荘は広いにゃー!」ピョーン
花陽「り、凛ちゃん!危ないよ!」
希「凛ちゃんは朝から元気やね」
絵里「あんまりはしゃぎすぎて怪我しないようにね」
凛「了解!」 穂乃果「私たちが一番乗りみたいだね」
海未「真姫、いつもすみません」
真姫「いいのよ、どうせ使わないんだし」
真姫「こうやって有効利用したほうがパパも喜ぶわ」 絵里「ところでみんな、わかってるわよね?」
絵里「真姫の解放された力の件は内緒にしておくって」
にこ「勿論でしょ。ちょっと気が引けるけどね」
真姫「無駄に他のグループの子に不安を与える必要はないわ」
海未「ここに来ることは私たち27人しか知りませんからね」
海未「合宿の間は大丈夫でしょう」 千歌「μ'sのみなさんこんちかー!」ガチャ
歩夢「みなさんおはようございます!」
穂乃果「あ、千歌ちゃんに歩夢ちゃん!おはよう!」
曜「みなさんおはヨーソロー!」
愛「愛さんも元気に挨拶しちゃうよー!愛だけに!」ナハハハ 善子「な、なんて広い別荘なのでしょう…魔界の牢獄に匹敵する広さ…」
善子「まさにヨハネの仮宿に相応しい…」
せつ菜「なんと!魔界にも牢獄があるんですね!」
善子「え?あ、ええ…」
せつ菜「それはすごいですね!!」
せつ菜「ところでこの別荘とヨハネさんの真の居城、どちらが大きいのでしょうか!?」
善子「あ、えーっと…」オロオロ 絵里「これでみんな揃ったわね」
海未「さて…全員揃ったところで」
海未「早速ですが練習を始めましょう」
穂乃果・千歌「えー!」
穂乃果「どうせ一週間あるんだから一日くらい遊ぼうよ〜!ね?」
千歌「そうだそうだー!」
凛「横暴にゃー!」
曜「せっかく海があるのに見てるだけなんて生き殺しであります!」
海未「海未は私ですが?」
梨子「何言ってるの海未ちゃん…」 海未「私たちは何のためにここに来たのです?」
海未「遊ぶためではないでしょう?」
千歌「ぬぬぬ〜…」
穂乃果「こ、こうなったら…」コク
凛・曜・千歌「…」コク
4人「逃げろ〜!」ダダダダ 海未「…やはりそう来ましたか」クス
海未「果南!果林!」
果南「はいよ〜」ガシ
穂乃果・千歌「か、果南ちゃん!?」
果林「任せて♡」ガシ
凛「うぉ〜!離すにゃ果林ちゃん!」ジタバタ
曜「ちょ、凛ちゃん!腕当たってる当たってる!」ビシビシ 海未「残念でしたね」
海未「以前の失敗を反省して今回は果南、果林に根回ししておきました」
穂乃果「そ、そんな〜」
曜「む、無念…」
果南「今回の練習メニューは私たち3人で考えたんだよ!」
果南「逃げだしてもらっちゃ困るよ」
穂乃果「う、海未ちゃんに加えて果南ちゃん、果林ちゃんが…」
千歌「ぜ、絶対キツイやつだろこれぇ…」 海未「さぁ、観念して練習を…」
穂乃果「うぇえええ…」
希・鞠莉「ワシワシMAX!」ワシワシ
果南・果林「あひゃああああ!?/////」
海未「な!?」
穂乃果「希ちゃん!鞠莉ちゃん!」
希「う〜ん、果南ちゃんもなかなかええものもってるやん♪」ワシワシ
果南「の、希さん!?/////」ヘニャ
果林「な、なによこれ…////」ヘニャ
鞠莉「さあ、4人とも!今の内よ!」
千歌「ナイスだよ!鞠莉ちゃん!希ちゃん!」
6人「逃げろ〜!」ダダダダ 海未「あっ!待ちなさい!…ああっ」
果南「ひ、ひどい目にあったよ…///」
果林「////」
海未「…結局こうなるのですね」ズーン
果南「ごめんね海未ちゃん…」
果林「ふがいないわ…」 海未「あっ!待ちなさい!…ああっ」
果南「ひ、ひどい目にあったよ…///」
果林「////」
海未「…結局こうなるのですね」ズーン
果南「ごめんね海未ちゃん…」
果林「ふがいないわ…」 海未「いえ、希と鞠莉の危険性を見落としていた私の責任です」
海未「仕方ありません、今日の練習はなしとしましょう」
ルビィ「いいんですか?」
海未「かまいませんよ」
海未「その分明日からの練習を厳しくすればよいのですから」フッフッフ
ダイヤ「お、恐ろしいですわ…」
にこ「あのバカチームめ…」 穂乃果「いっくよー!愛ちゃんトース!」
愛「OK!」
愛「さあ、愛さんのスパイスの効いたスパイクを食らいな!」
愛「スパイスだけに!」バシーン
にこ「なんの!ブロッぶへぇ!」バターン
曜「に、にこさん!大丈夫でありますか!?」 ワイワイ
真姫「はぁ…まったく騒がしいわね」.
花丸「真姫ちゃんはビーチバレーしないの?」
真姫「いやよ、日に当たったら暑いじゃない」
彼方「だよね〜、こんな暑い日は日傘の下で眠るのが一番だよ〜」スヤー
花丸「折角海があるのに勿体ない…」
真姫「そういうあなただって本読んでるじゃない」
花丸「は!そういえばそうず…だね」ペラ 花丸「そういえばさ、真姫ちゃんのお尻って…」
真姫「お尻じゃなくてSiriよ」
花丸「あ、そうじゃなくて…まあいいや」
花丸「ちょっとSiriに相談したいことがあって…」
真姫「ですって、Siri、いいかしら?」
Siri『はい、なんでしょう、花丸さん』 しずく「わ〜、これがSiriですか〜」
花丸「未来ずら〜…」
Siri『ご用件はなんでしょうか?』
花丸「あ、えっと、マル最近〇〇って著者の本を集めてるんだけど」
花丸「この人が書いた本のタイトルを全部教えて欲しいんだ」
Siri『わかりました』
Siri『古いものから順に〇〇、××、…』
花丸「ふむふむ」メモメモ
Siri『…、△△、以上となります』 花丸「Siriさんありがとう!」ペコリ
しずく「す、すごい…Siriってなんでも答えてくれるんですか?」
真姫「今のところ答えられなかった質問はないわね」
かすみ「へ〜それはすごい!もしかしたら虹ヶ咲のみんなの弱点も…」ニヒヒヒ
しずく「かすみさん?」ニッコリ
かすみ「や、やだな〜冗談ですよぅ!」ビクビク 真姫「ちょっとお手洗いに行ってくるわ」スタ
花丸「いってらっしゃ〜い」ペラ
愛「…」
穂乃果「愛ちゃん、どうしたの?」
愛「わり、ちょっとトイレ行ってくるわ」タタタ
千歌「トイレにいっといれ〜」
千歌「あ、今のはトイレといっといでを…」
曜「説明しなくていいから…」 真姫「…」スタスタ
真姫「…それにしても暑いわね」
真姫「早く日傘に戻りましょ…」
愛「」スタスタスタ
真姫「…あれは」
Siri『…!』
愛「西木野真姫」
真姫「愛じゃないの、何よかしこまっちゃって」
Siri『真姫!気を付けてください!そいつは愛ではありません!』
真姫「Siri?何を言って…」
愛?「ああ、その通りだ」
愛?「久しぶりだな」
愛?「Siri」 真姫「愛…?」
愛?「今の私は愛ではない」
愛?「正確に言うと、愛の体を借りているといったところだ」
Siri『こんなところにいたのですね…』
Siri『Ketu!』 Ketu「くく、久しぶりだなSiri」
真姫「Ke…tu?」
真姫「もしかしてあなたの仲間?(名前の響き的に…)」
Siri『はい、私とKetuは同じ星の出身です』
真姫「同じ星って…あなた、違う星からきたの?」
Siri『はい、今まで黙っていてすみませんでした』
Siri『私は、暴走したKetuを追ってこの星にたどり着き』
Siri『あなたの尻を借していただいたのです』
Siri『私たちは他の星では尻を借りないと生きられないのです』 真姫「そ、そうだったの…」
真姫「いや、ちょっと待って…さっきKetu?だっけ?」
真姫「愛の体を借りているって言わなかった?」
Siri『はい、基本私たちは尻を借りることしかできません』
Siri『…しかし、心の隙を利用すれば意識ごと全身を乗っ取ることができます』
真姫「な、なんですって!?」 真姫「それじゃあ愛は…」
Siri『はい、完全に意識を奪われた状態です』
Ketu「そういうことだ」
真姫「な、なんてやつなの…」
Ketu「…私はこの星に来てからしばらくは最高のケツを求めてイヌのケツを借りていた」
Ketu「そして2か月程前…」
Ketu「最高のケツを見つけたのだ」 ____________
愛「はぁ〜」
愛「やっぱし晴れた日の散歩は気持ちいいな〜」
愛「お日様サンキュー!サンだけに!」
愛「ん?」
子供「た、助けてー!」バシャバシャ
愛「こ、子供がおぼれてる…助けなきゃ!」
愛「あ、でもこういう時って先に助けを呼んだほうが…」
子供「も、もうだめ…」ブクブク 愛「あー、やばい!いくっきゃ…」
ーー力が欲しいか?−−
愛「へ?」
ーー子供を助ける力が欲しいか?ーー
愛「ち、力?よ、よくわかんないけど…」
愛「あの子を助けられるんなら貸して!」
ーーいいだろう−−ドオオオン
愛「うわわわ!?」
愛「え!?なにこれ…意識が…」シュウウウウ
___________ Ketu「そして私は最高のケツを手に入れた」
真姫「な、なんてことを…」
Ketu「このケツさえあれば私の望みが叶えられる」
真姫「の、望み?」
Ketu「ケツが頂点に立つ世界の完成だ!」
26.
真姫「ケツが頂点に立つ世界…?」
Ketu「ああ、そうだ」
Ketu「ケツがすべてを統べる世界」
Ketu「ケツトピア(ケツの理想郷)だ!」
真姫「イ、イミワカンナイ…」 Siri『真姫、先ほど私は暴走したKetuを追ってきたといったのを覚えていますか?』
真姫「え、ええ…」
Siri『彼はもともと善人でした』
Siri『しかし、尻こそが一番だという想いが強すぎたのです…』
Siri『彼は他の部位を力で支配しようという野望をもってしまいました…』
Siri『そして、力を得るためにこの星にやってきたのです』 Ketu「くく、そういうことだ」
真姫「なんて身勝手なの…」
Ketu「さあ、与太話は終わりだ」
Ketu「Siri!私に力を貸せ!」
Ketu「ケツトピア(ケツの理想郷)を実現しようではないか!」 Siri『あなたは間違っている』
Siri『他の部位と尻が手を取り合うことで人体は魅力的に見えるのです』
Siri『ケツトピアなどなんの魅力も持ちません!』
Ketu『チッ、頑固な奴め…』 Siri『…ねぇ、真姫?』
真姫「何かしら?」
Siri『彼の野望を止めるため』
Siri『私に力を貸してくれませんか?』
真姫「もちろんよ!」
Siri『ありがとう、真姫』 真姫「さて、いくわよ、Siri」
Ketu「なんだ?まさか私と戦うつもりか?」
真姫「ええ、その通りよ?」
真姫「あなたを倒してケツトピアを阻止する」
真姫「そして、愛の体を返してもらうわ!」ダッ
Ketu「大きく出たな」クックック 真姫「先手必勝!」タンッ
真姫「刈り取れ!」
ーー尻・取ーー
Ketu「無駄なことを…」プリン
ガギィン
真姫「な!?」
Ketu「ふん、この程度か…」
Ketu「吹き飛べ」
ドンケツ
ーーケツ砲ーー ドン
真姫「うわああああ!」ヒューン
真姫「ぐっ…」ズシャアアア 真姫(…な、なんなの今のパワーは…)グググ
真姫(レベルが違いすぎるわ…)
Siri『真姫!?大丈夫ですか!?』
Ketu「今のでわかったろう」
Ketu「私とお前の力には天と地程の差がある」
真姫(こんなの、勝てるわけがない…) Ketu「まあ、一週間考える時間をやろう」
Ketu「合宿最終日に別荘の裏側に来い」
Ketu「いい返事を期待している」ザッザッザ
真姫「はぁ…はぁ…」 Siri『申し訳ありません、真姫』
Siri『Ketuのパワーを見誤りました』
Siri『彼は以前の数倍の力を手に入れてしまった…』
真姫「あ、あんなのどうやって倒せば…」 鞠莉「真姫!大丈夫!?」
???『ごめんね、まさかKetuが愛を乗っ取っているとは思わなかったんだ』
真姫「鞠莉!…と、え?誰の声?」
Siri『Hip!こんなところにいたのですか』
Hip『久しぶりね、Siri』
真姫「え?え?」 鞠莉「真姫、隠してたんだけど私もあなたと一緒なのよ」
Hip『Hipよ、よろしく』
真姫「あ、はい」
Hip『さて、Siri』
Hip『Ketuと戦ってみて、どうだった?』 Siri『正直にいうと』
Siri『今の私ではどう考えても勝てません』
Siri『あなたの力を以てしても勝つことは無理でしょう』
Hip『まあ、そうだよね』
Siri『しかし、やつをほおっておくわけにはいきません』 Siri『ですからHip、力を貸していただけないでしょうか』
Hip『もちろん!いいよね?鞠莉』
鞠莉「オフコース☆」
鞠莉「地球を救うために戦うなんてヒーローみたいだわ!」 Hip『じゃあ早速、真姫とSiriの特訓を始めようか』
鞠莉「ねぇ?SiriとHipってどっちが強いの?」
Hip『今のところは私のほうが強いよ』
Hip『でも、彼女は私をはるかに上回る潜在能力を持っているわ』
鞠莉「わお、それは頼もしいわね!」 Siri『では真姫、行きましょうか』
真姫「無理よ…」
Siri『真姫?』
真姫「あんなの…一週間特訓したくらいじゃ勝てないわ」
鞠莉「真姫…」 Hip『あーもう!ビビってんじゃないわよ!』
鞠莉「Hip、落ち着いて!」
Siri『真姫自身がやる気にならないと…』
真姫「…」 璃奈「あ、真姫ちゃん、こんなところに」
真姫「…璃奈?」
璃奈「真姫ちゃん、どうしてドロドロ?」璃奈ちゃんボード『はてな』
真姫「え、えーっとこれは…」
鞠莉「派手にずっこけたのよ、ね?」
真姫「あ…え、ええ、そうよ」 璃奈「えぇ!?大丈夫?怪我はなかった?」
真姫「心配しないで、平気よ」
璃奈「よかった…」璃奈ちゃんボード『ほっ』
真姫「ところで、私に何か用かしら?」
璃奈「あ、うん。ちょっとSiriに相談したいことがあって」 真姫「Siriに?」
Siri『なんでしょうか、璃奈』
璃奈「あのね、最近愛さんが変なの」
真姫「!」
Siri『変、とはどういうことでしょう…』
璃奈「なんだか最近、愛さんが愛さんじゃないような…」 璃奈「振る舞いとかは愛さんなんだけど…何か違和感があるの」
Siri『…』
璃奈「ねぇ、私怖いの」
璃奈「愛さんが…大好きな愛さんがどこかへ行っちゃうんじゃないかって」
璃奈「Siri、教えて。私はどうすればいいの?」フルフル
真姫(璃奈…) 真姫(あんなに震えてる…)
真姫(私は…私は…)
Siri『それは…』
真姫「安心しなさい、璃奈」
璃奈「真姫、ちゃん?」
Siri『真姫?』 真姫「あなたの大好きな愛は必ず戻ってくる」
真姫「そうね、一週間だけ待っててくれる?」
璃奈「信じて、いいの?」
Siri(真姫…)
Siri『…はい、私たちを信じてください』
真姫「大船に乗った気持ちで待っていなさい」
璃奈「真姫ちゃん、Siri…」
璃奈「愛さんをお願い!」 真姫「Siri、Hip、鞠莉」
真姫「弱気なことをいっちゃってごめんなさい」
Hip『え、ええ…でも、どうして急に?』
真姫「璃奈、震えてたの」
真姫「そんなのほおっておけるわけないじゃない!」
鞠莉「さすが真姫ね!」ツンツン
真姫「ヴぇえ…」
真姫「さあ、三人とも」
真姫「私に力を貸して!」
3人「勿論!」 一旦終わりです 続きはいづれ書くと思います
見ていただいた方ありがとうございました 各グループのトップか
鞠莉ちゃんはおっぱいのイメージの方が強い 保守ありがとうございます
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