梨子「(このサラダ、ピーマン入ってる…)」
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μ's・Aqours・虹ヵ咲合同合宿の夜
海未「本日はお疲れさまでした!明日も朝から練習があるので夕食できちんと英気を養ってください!それでは、いただきます!」
一同「いただきまーす!」
にこ「今日の夕食は私と曜、彼方が作ったのよ!残さず食べなさいよね」
ダイヤ「まあ!各グループでも特に料理上手の御三方が作っていただいたのですね!楽しみですわ!」
千歌「曜ちゃんお料理とっても上手なんだよ!特に焼きそばがとーってもおいしいんだ!」
曜「今回はこの渡辺曜が焼きそばを作らせていただきました!」
かすみ「この尋常じゃない量の焼きそばは曜さんがつくったんですね…はりきりすぎですよう!」
千歌・愛「曜だけに!」イェーイ エマ「たまに食べさせてもらうけど彼方ちゃんのお料理もとってもおいしいよ〜」
彼方「えへへ〜眠いのを我慢して頑張って作ったよ〜。特にご飯にはこだわったんだ〜」
花陽「このご飯の艶とふっくら感、素敵です…」
凛「にこちゃんだってお料理とーっても上手なんだよ!数少ないにこちゃんの特技の一つにゃ!」
にこ「あんたは一言余計なのよ!」
\アハハハハハ/ 梨子「わぁ、ほんとうに豪華な夕食…(曜ちゃんににこさん、彼方さん、練習あったのにお疲れ様です)」
璃奈「梨子さん、ちょっといい?」チョンチョン
梨子「どうしたの?」
璃奈「実は私、トマトのぐちょぐちょした食感が苦手で…食べてもらってもいい?」璃奈ちゃんボード『媚びる目つき』
梨子「璃奈ちゃん、苦手なものを食べれるようにするっていうのも立派な練習なのよ。頑張って食べてみましょう、ね?」
璃奈「梨子さん…わかった、頑張ってみる!」璃奈ちゃんボード『頑張ルビィ!』パク
梨子「璃奈ちゃん偉いわ!」 梨子「さて、私もいただきましょう。まずはこの彩豊かなサラダから…ん?この形状、この色合い、これは…あっ」
梨子「(このサラダ、ピーマン入ってる…)」
梨子「(どうしよう、私ピーマン苦手なのにかなり入ってる…ていうか緑全部ピーマンじゃないこれ!?いくらなんでもおかしいでしょこれは!!!!!)
璃奈「梨子さん?さっきからサラダじっと見つめてるけど食べないの?」
梨子「え、いや、このサラダいい野菜使ってるなーって」
璃奈「ふーん。実はね、そのサラダの野菜、私の家の自動栽培機で作ったものなの。褒めてくれてうれしい」璃奈ちゃんボード『にっこりん』
梨子「あ、そうなんだ…(まずいわ、さっきあんなこといっちゃった矢先に「ピーマン苦手だから食べて」なんていったらきっと璃奈ちゃん私のこと、軽蔑する…) 梨子「(仕方ない…こっそりと反対側の人に食べてもらおう)」
梨子「あの〜穂乃果ちゃん?ちょっといいかな?」ヒソヒソ
穂乃果「どうしたの梨子ちゃん?縮こまって」ヒソヒソ
梨子「私のサラダのピーマンを食べてほしいの、私ピーマン苦手で…」
穂乃果「…!」
穂乃果「梨子ちゃん!好き嫌いしてたら成長できないよ!」
梨子「うぐぅ(同級生に説教されちゃった…)」
穂乃果「というわけで梨子ちゃんの特訓の為にこのサラダは梨子ちゃんにプレゼントするね!」ドサ
梨子「!?」
穂乃果「梨子ちゃん、ファイトだよ!」
梨子「あ、ありがとう…(二倍に増えちゃった…)」 梨子「(どうしよう…いやちょっと待って、穂乃果ちゃんさっき「しめた!」って顔してたよね…もしかして)」
梨子「もしかして穂乃果ちゃんもピーマン苦手なんじゃ…」
穂乃果「え、ええ!?そそそそんなわけないよ!ほら!早く食べちゃおうよ!」モグモグ
梨子「あ、ちょっと!(間違いない、穂乃果ちゃんは『ピーマンが苦手』。ずるいよずるいよ本音を隠してる)」
梨子「(これはお仕置きが必要ね…でもピーマンをそのまま返したらバレちゃう、だからね、ふふふ)」 穂乃果「梨子ちゃん!好き嫌いしてたら成長できないよ!」
穂乃果「梨子ちゃん、ファイトだよ!」
この流れ好き(笑) 〜間〜
梨子「ふぅ…」
穂乃果「おぉ!梨子ちゃんピーマン全部食べれたんだね!」ヒソヒソ
梨子「え、ええ。なんとかね…」ヒソヒソ
穂乃果「よく頑張ったね!(ふ〜、危なかったよ…まさかあんなにピーマンが出されるなんてね。残したら海未ちゃんに怒られちゃうし。ごめんね梨子ちゃん)
穂乃果「(にしても梨子ちゃん、穂乃果が焼きそばを食べてる間にピーマンを全部平らげちゃうなんてすごいよ!さて穂乃果は他の料理を…あれ?)」
穂乃果「(なんかこのおさかなピーマン添えてない?ご飯にピーマン降りかかってない?ケーキにピーマン刺さってない?というか全部の料理にピーマン入ってない?)」
穂乃果「(おかしいよ!さっきまでピーマンが入ってるのはサラダだけだったはず…梨子ちゃんがピーマンを平らげて…梨子ちゃん?まさか!?)」
梨子「(ふふふ、穂乃果ちゃん固まってるわ…気づいたみたいね♡ピアノで鍛えた高速の指裁きでピーマンをバレないように少しずつ穂乃果ちゃんのお皿に移す…あなたはもうこのstrawberry trapから逃げられない!)」 穂乃果「(どうしよ〜!さっきあんなこと言っちゃったから梨子ちゃんにはあげれないし…)」チラ
海未「どうしました穂乃果?さっきから箸が進んでいませんよ?おや、でもサラダと焼きそばは食べていますね。サラダにはピーマンが入ってたのにちゃんと食べててえらいですよ。」
穂乃果「う、うん!(逆側には海未ちゃん、ピーマン食べてなんて言えるはずがないよ!右に梨子ちゃん、左に海未ちゃん、前にピーマン!穂乃果知ってるよ、こういうの『四面楚歌』っていうんだよね!ああ…)
穂乃果「(かくなる上は!)う、うおぉおおお…」
海未「ほ、穂乃果!?」
穂乃果「お、おなか痛いから今日はご飯やめとくよ…ご、ごめんね、穂乃果部屋で横になってくる!」
梨子「穂乃果ちゃん大丈夫?部屋まで付き添おうか?」
穂乃果「い、いや、一人で大丈夫だよ!」 海未「わかりました。今晩は早く寝て体調を整えてください。明日も無理そうなら無理はしないでください。(さて、結構残ってますね…あれ?)」
穂乃果「う、うん!ありがとう海未ちゃん梨子ちゃん!」ガタ
海未「穂乃果、ちょっと待ちなさい」
穂乃果「!?」
海未「穂乃果の全ての料理にピーマンがかかっています。穂乃果のサラダのお皿は空です。どういうことでしょうかこれは?」
梨子・穂乃果「うぅ、実は…」カクカクシカコ 海未「はぁ〜、全くあなたたちは…」
璃奈「な、情けない…」璃奈ちゃんボード『がっくり』
梨子・穂乃果「ごめんね璃奈ちゃん、せっかく作ってくれた野菜なのに…」
海未「穂乃果、梨子、ピーマンを取り分けましたのでちょっと食べてみなさい」
梨子・穂乃果「えっ」
海未「いいから」
梨子・穂乃果「」パク
梨子・穂乃果「!」
梨子・穂乃果「甘い…このピーマン甘い!」
璃奈「家で改良して作った、苦手な人でもおいしく食べれるように」璃奈ちゃんボード『えっへん』
海未「あなたたちは璃奈の思いを踏みにじったのですよ。反省しなさい」
梨子・穂乃果「ごめんなさい…」
璃奈「いいの、私もこれは苦いのが苦手な人でも食べれるピーマンだって説明してなかったから。でも、食べてくれたらうれしい」
穂乃果「璃奈ちゃん、私このピーマン全部食べるよ!」梨子「私も!」
璃奈「穂乃果さん、梨子さん、ありがとう」璃奈ちゃんボード『にっこりん』
海未「全く…さあ早く食べてください。サラダは新鮮な内が一番おいしいんです」
梨子・穂乃果「おー!」 〜一方〜
善子「げっ(みかんがある…食べれないことはないけど)」ジー
真姫「どうしたのヨハネ?顔色が悪いわよ」
善子「なんでもないわ、なんでも…」
真姫「そんなこと言わないで。私たちは仲間なのよ?」
善子「真姫…」
真姫「ほら、気分が落ち込んでるときはみかんを食べるといいわ!みかん一個にはなんとみかん一個分のビタミンが含まれてるのよ!」
真姫「さあ!私の分もほらほら!」スッ
善子「…ありがと(不幸だわ)」
おわり 千歌・愛「曜だけに!」イェーイ
ダジャレコンビすこ スノハレじゃなかった
春原彩花「ry)明日から苦手を克服するまでピーマンとしいたけ入りのご飯です!」 絵里「わぁ!う、、、梅干したくさんおいしそうチカ!」(あの青髪ポニテめ!)
水ゴリラ「🎵」
丸「あれどうするずら?」
ことり「う〜ん、、、、」 ほのりこって組合せがもう可愛い
意外とことうみ以外は振り回さなそうで可愛い 好きなもの パン(サンドイッチ)
嫌いなもの ピーマン
この2人共通点多い
拗らせてるし オチも完璧だしお話自体も面白くてほっこりできた
誰もが笑顔になれるss どの子のどの会話も楽しくて好き
あと真姫ちゃんのヨハネ呼びも好き ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています