穂乃果「第1回!」千歌「SSフェスティバルを開催しますっ!」歩夢「?!」
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【SS】みんなで書き込む物語【共用】
テーマに沿ってSSを書く自由参加型のスレです。
:テーマは一週間ごとに更新。
:投下する際、開始時と終了時に宣言する。
:原則、1SSあたり20レスまで。
:次回のテーマはスレ内にて候補を募り、コンマで決定する。
最初のテーマは【五月病】、期間は4月24日〜5月2日です。
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured 歩夢「こんにちはー…」キィ…
穂乃果「あ!歩夢ちゃん、こんにちはー」
歩夢「穂乃果ちゃん。もう来てたんだね、遅くなってごめんなさい」
穂乃果「ううん、全然。私も今来たばっかりだよ。それに私が一番近いんだから、さすがに遅いのはなーと思って」エヘヘ
歩夢「Aqoursさんはまだかな?」
穂乃果「うん、まだみたい。遠くから来てくれるから、少し遅いかもね」
歩夢「私、お茶淹れるよ」
穂乃果「わ!ありがとう歩夢ちゃん〜」 タンタンタンタン…
穂乃果「むぐ?」
歩夢「あ、来たみたいだね。…変な足音、早歩きかな」
ガチャ
歩夢「こんにちは。遠くからありがとう、千歌ちゃん──あれ?」
ダイヤ「申し訳ありません、遅くなりましたわ!」
穂乃果「んっ… ダイヤさん!?」
ダイヤ「改札口が混んでいて、なかなか駅から出られず遅くなってしまいました。お待たせしてしまって…」
穂乃果「それはいいんだけど、Aqoursからはダイヤさんが来てくれたんだね。私てっきり千歌ちゃんが来るのかと思ってたよ」
歩夢「私も…」 ダイヤ「ええ、わたくしもそのつもりだったのですけれど。直前になって『華やかさならダイヤさん』とよくわからない指名をされまして…慌てて準備をしてから出てきたもので、本来乗ればよかった電車を一本逃してしまって…」
穂乃果「まーまー、それはいいってば」
歩夢「そうですよ。ダイヤさんがいてくださるなら安心ですし」
ダイヤ「あら。千歌さんでは不安だと?」
歩夢「えっ!?そ、そんなつもりで言ったんじゃなくて…!」アワワ
ダイヤ「うふふ、冗談です。少しからかっただけですわ」
歩夢「も…もうっ、ダイヤさんったら!」 歩夢「お茶です」っ旦 コト
ダイヤ「ありがとうございます。それではさっそくですが、今回の集まりについてお話を聞かせていただけますか?」
穂乃果「あいさ!」
穂乃果「えっとね、海未ちゃんが簡単にまとめてくれたやつがあって」ゴソゴソ…
穂乃果「はい!」っ紙
ダイヤ「…構わないけれど、紙が随分としわくちゃですわね?」
穂乃果「えっ、これは、えっと…」
歩夢「だ、大丈夫!伸ばせば読めますよ!よいしょ…」
『海未メモ>>1』 穂乃果「おお〜、さっすが海未ちゃん!わっかりやす〜い!」
ダイヤ「要は皆さんでSSを書いてみよう、という企画ですか?」
穂乃果「そういうこと!」
ダイヤ「…なるほど。最近はスクールアイドル界隈も賑わってきて、SSの勢いも少しずつ調子を取り戻してきていますもんね。その波に乗ってよりSSを盛り上げるには、こうして誰もが気軽に参加できる企画型のスレがあってもよいですか」フム
歩夢「わ、私SSって書いたことないです。書けるかなあ…」
ダイヤ「スクールアイドルでありながらSSを書いたことがない!?本気ですか!?」ガタ
歩夢「ひっ!?」
穂乃果「お、落ち着いてくださいダイヤさん。歩夢ちゃんはスクールアイドル始めたばっかりなんだから、まだ書いたことなくても当然ですって。むしろ歩夢ちゃんみたいな人が初めてSSを書いてみるきっかけになったらいいじゃないですか」
ダイヤ「む、それはそうですか…」
歩夢 ホッ… 穂乃果「まずはテーマを見て、どんなSSを書くか考えます」
ダイヤ「最初のテーマは【五月病】ですか」
穂乃果「うーん、穂乃果はなったことないからわかんないな〜」
歩夢 (なったことなさそう…)
ダイヤ「μ'sのメンバーの中で五月病になりそうな方などは?」
穂乃果「…真姫ちゃん、とか?」
ダイヤ「では真姫さんが五月病になる、という切り口で考えてみてはいかがですか」
穂乃果「え!?私が書くの!?」
ダイヤ「なぜ読む一辺倒のおつもりなのですか!」 歩夢「な、なにも思いつかなかったら…?」
ダイヤ「そのときはテーマが変わるのを待てばよいのでしょう。毎回書き手として参加しようという志を持つことは立派ですが、SSは第一に書くことが楽しくあるべきですから」
穂乃果「書かなくちゃ!って必死になったりしないで、自分が一番楽しめる形でスレを楽しめばいいんだよ」
歩夢「わかりました。私は【五月病】で書くの難しそうだから、次は書けそうなテーマだといいな」 ダイヤ「………ぁ…」
穂乃果「ダイヤさん?どうかしましたか?」
ダイヤ「いえ、少し筆が乗り過ぎて…20レスにおさまりそうにないな、と…」
歩夢「どこか削らなくちゃいけないってことですか?」
ダイヤ「くっ、推敲も勉強の一つ。無駄な部分がないか、改めて頭から読み直すとしますか…」
歩夢「私もお手伝いします…!」
穂乃果 (そんなに厳密に守らなくても、一言添えてくれればいいだけだと思うんだけどなー) 穂乃果「いきなり書くのが難しいって人は、まずは投下されるSSを読んでるだけでいいんじゃないかな。テーマは毎週変わるから、『これなら書けるかも!』って思ったら書けばいいんだよ!」
ダイヤ「そうですね。感想を下されば書く者の励みになるし、どんなテーマのSSを読みたいか意見を下さるのも助かる。必ずしも書き手として参加せずとも、様々な関わり方ができますわ」
歩夢「そっか、それなら私も参加できるかな…」
ダイヤ「で・す・が、もちろん積極的に筆を執ってくださって構いませんからね!なにはともあれ書いてみることこそが第一歩。文が拙くとも内容に自信がなくとも、それは誰しも同じこと」
穂乃果「書いてみて、上手くいかなかったなーって思ったら次はそれを意識して次のを書く!それを繰り返すだけだよ」
ダイヤ「ほう、なかなかよいことを言いますわね」
穂乃果「えへへ…海未ちゃんの受け売りなの」 ダイヤ カキカキ… ウーン…
穂乃果「ダイヤさんが書いてくれてる間に、次のテーマでも話してよっか」
歩夢「はい。テーマってどんな風に考えればいいのかな?」
穂乃果「そうだなー、やっぱり『どんなSSを読んでみたいか』じゃない?書く人によって内容が全く変わりそうならさらに面白いかも!」
歩夢「す…『スクールアイドル始めました』、とか…」
穂乃果「面白そう!」
歩夢「『窓の向こうに』、とか…」
穂乃果「うわ〜、なにがあるんだろう!?誰の主観なんだろう!?」
歩夢「『話せる秘密と話せない秘密』、とか…」
穂乃果「海未ちゃんに叱られちゃうよー!」
ダイヤ (テーマが独創的過ぎて書くのに集中できませんわ…)
☆どんなテーマでもいいよ! ダイヤ「さて、できました」フゥ
歩夢「えっ、もうですか!?」
穂乃果「ダイヤさん速筆ぅ〜」ヒュー
ダイヤ「お、おやめなさいな。それではさっそく投下するわけですが…」
穂乃果「投下するときは他の人と被っちゃわないように、『投下するよ』って宣言すると助かるよね」
ダイヤ「そうですわね。それとどの【テーマ】で書いたのか、もし決まっているならば【スレタイ】もあると親しみやすくなるかもしれませんわ」
歩夢「スレタイ、えっと、さっき読んだ感じだと『春の陽気も届かない』っていうのはどうですか──」
ダイヤ「ああ、歩夢さんのセンスは、ちょっと」
歩夢「えーっ!?」ガーン 『かすみ「っていい加減にしてくださーーーい!!」
終わり』
ダイヤ「…っと、こんなところですか」
歩夢「かすみちゃんだ〜」
穂乃果「投下が終わったときも『以上です』って報告があるとわかりやすいかもしれないね。まあダイヤさんみたいに『終わり』とか書いてあれば平気だけど」
ダイヤ「ええ、では念のため。これにてわたくしのSSは完結ですわ、ありがとうございました」
穂乃果「次!穂乃果が投下するー!」
歩夢「穂乃果ちゃんのSSはどんなお話かな、楽しみだな」ワクワク 穂乃果「………以上です!」
ダイヤ「なるほど、【五月病】をそんな風に膨らませてくるとは…いい意味で裏切られましたわ」
歩夢「とても面白かったよ、穂乃果ちゃん」
穂乃果「え、そう?そうかな?へへ…私ってばやっぱり天才かな!?」
ダイヤ「では、天才さんに次回のテーマを決めていただこうかしら?」コホン
穂乃果「ぇえ!?」
歩夢 (スパルタだなあ) 穂乃果「テーマの候補は…【テーマA】【テーマB】【テーマC】の三つかぁ」
穂乃果「うーん、どれも面白そう…」
穂乃果「…よし決めた!」
ダイヤ「お」
穂乃果「三つ全部!」
歩夢「ぜ、全部?」
穂乃果「この中からどれか好きなのを選んでもいいし、二つか三つ混ぜて書いてもいいし、自由にね!」
ダイヤ「なんとトリッキーな…」
歩夢「あ、でもそれなら私もテーマを選びやすいかも…」
穂乃果「でしょでしょ!じゃそういうことでっ!」 歩夢「まだしばらく【五月病】の期間なんですよね?」
穂乃果「そうだよ。最初だから少しだけ長めに、今回は5月2日まで」
ダイヤ「…あ。【五月病】でもう一本よいものが書けそうな予感…」
歩夢「私は次回テーマの【】で書いてみます!一週間あれば書けるかなあ」
穂乃果「じゃー穂乃果はにこちゃんから預かってきた【五月病】のSSを投下してますね!えっと、なになに…『ごっめ〜ん、にこにーの可愛さを表現するのに50レス使っちゃったにこ♡全部で60レスあるけど許してねっ』」
穂乃果 ペラペラ…
穂乃果「最初の50レスなくてもよさそうだね。ここから投下しようっと、『全部で10レスです』…」 にこ「…花陽、花陽!始まったわよ!」
花陽「全国のスクールアイドル達が織り成すSSの百花繚乱…もう今日から目が離せませんっ!」
にこ「………ぷ、くくっ。これダイヤかしら。なによ、カタブツのくせに面白いの書くじゃない」
花陽「こっちは穂乃果ちゃん!【五月病】なんてテーマなのに、なんだかすっきりした後味。さすが穂乃果ちゃん…」ウットリ
にこ「! あっ、見なさい花陽!私のSS!」
花陽「え、にこちゃんの!?」
にこ「穂乃果に預けておいたのよ。くくく、このSSでスレの話題はにこが独り占めなんだから。花陽も覚悟して読みなさいよね!」
花陽 ゴクリ…
にこ「…いざ!」カチー
にこ「…………って、ぬぁんでよ!!!」
終わり 一つ目のスレッドへ来て頂いた方々、
本当に申し訳ありませんでした。
何卒宜しくお願いします。 ひとまず即死回避
それとテーマの話し合いもちょっとずつ進めたいな 最初のテーマは【五月病】
準備期間が少し短いかもしれないけど、書いてくれる人がたくさんいるといいな 改めまして、
次回分のテーマについて、何かいい案がありましたら
ご遠慮なくレスして頂ければ幸いです。 皆さん、お待ちしております。
どうかご参加下さいます様、お願いします。 面白そうだけど勝手が分からないから少し様子見させてもらうね
チャンスがあれば書いてみたいところ ありがとうございます。
皆さんのSSお待ちしておりますよ 2レスで終わる超短編だけどちょっと投稿してもいい? >>32
じゃあ遠慮なく
穂乃果「はぁあ……」
にこ「なによ穂乃果、ため息つくなんて珍しいわね?」
穂乃果「う〜ん…どうにもやる気が湧いてこなくて…五月病って言うのかなぁ」
海未「何を言ってるのですか、そんなものは気の持ちようですよ。…というか、穂乃果は日頃からだらけてるじゃないですか!」
穂乃果「失礼な!穂乃果だってやる時はやるんだからぁぁああ〜…」グデッ
にこ「五月病かどうかは置いておいて、確かに結構深刻みたいね。なんか無いの?やる気出せそうなもの」
穂乃果「ん〜…あっ!にこちゃんが甘やかしてくれたら頑張れるよ!」
海未「他力本願でどうするのです!全く…穂乃果は何時でもそうなんですから……」
にこ「しかも甘やかすって……抽象的過ぎてどうしようもないわよ」
穂乃果「とりあえずにこちゃんの思う甘やかすをやってみてよ〜……」
にこ「はぁ?…そんな事言われても普段妹達にやってる事しか出来ないわよ」
にこ「それでも良ければ……こっち来なさい」チョイチョイ
穂乃果「ん〜……」トテテ
にこ「ほら、ここ頭乗せて」フトモモポンポン
海未「にこ!甘やかしてはいけません!」
にこ「そんなこと言ったってまだこれから予選もあるのにこんな所でやる気無くされてる場合じゃないのよ」
海未「むっ…………」
穂乃果「流石にこちゃん!それでは失礼して…」 にこ「…どう?一応妹達からは評判いいんだけど」ナデナデ
穂乃果「ほぁぁ……最高〜……んふふ、くすぐったいよぅ」キャッキャ
にこ「ん、それならいいわ……ってもこんなんでやる気が出るなんて思っても無いけど」
穂乃果「んん〜、はっ!」カッ
にこ「おわぁっ!何よ急に立ち上がって!」
穂乃果「……やれる…出来るよにこちゃん!なんでも出来る!」バッ
にこ「やる気出すんかい……いやそれでいいんだけど」
穂乃果「練習だよ!ラブライブに出場する為に練習あるのみ!!」ダダダッ
にこ「…嵐のように去っていったわね。はぁ、まぁなんかよく分からないけどこれで穂乃果もやる気を出してくれた事だし私達もいこ……んっ?」
海未「…………。」ソデクイッ
にこ「なに?穂乃果を甘やかしすぎだって?……仕方ないでしょアレは……」
海未「いえ……あの…………」//
にこ「じゃあなによ、にこにも目標があるんだから、文句なら受け付けないわよ」
海未「い、いえ。そうではなくて!……あの、にこ」
にこ「……なに?」
海未「ちょっとなんだか…やる気が、起きなくて………」///
おわり テーマに合ってるかとかクオリティとかは勘弁して欲しいけどとりあえず伸びて欲しいから支援という感じで… >>35
内容は十分面白いし、あとは他のメンバーも出して欲しい >>36
ありがとう、自分1人が何回も投稿してもアレだし他の人に期待。次のお題来たらまた書こうと思う
それか別日にID変わってからしれっと初見のていで来るわ >>35
素晴らしかった
初陣をいいssで飾ってくれてありがとう! >>38
そうそう、
書き溜めが完了したら『次いきます』ってな感じで完結まで一気に投下してもらえればいい 【テーマ:五月病】
【スレタイ:彼方ちゃんの相談事】
1/12
ガチャ
彼方「やっほ〜」
かすみ「あ、彼方センパイお疲れ様でーす」
彼方「おりょ?かすみちゃんだけ?」
かすみ「ですねー。まだ誰も来てませんよー」
彼方「彼方ちゃんが二番乗りとは、珍しいこともあるもんだね〜」
彼方「ところでかすみちゃんは一生懸命なにを観てるのかな?」 2/12
かすみ「この前録画しておいた自分のステップです。見直しておこうと思って」っスマホ
彼方「ほっほ、感心感心」
かすみ「なにキャラですか…そんなわけなので、他の誰かが来るまでお昼寝でもしててくださいねー」
彼方「言われずとも。不肖近江彼方、練習前にもお昼寝を欠かさない体調管理の鑑である………」
かすみ (寝たいだけなのでは。別にいいけど) 3/12
彼方 (五月の優しい陽射しが窓から射し込んで、とってもいい気持ち…ぐっすり眠れそう……)
かすみ「ふむふむ…」
彼方「………」
彼方 スッ
彼方「…は〜あ〜」
かすみ「あー、左足遅れてるなあ」
彼方「………」 4/12
彼方「は〜〜あ〜〜」
かすみ「………」
彼方「………」
彼方 スッ トコトコ…
彼方「は〜〜〜〜あ〜〜〜〜あ〜〜〜〜だな〜」
かすみ「っもう、なんですかさっきから!『はあだな〜』ってどんな溜め息ですか!」
彼方「やっと反応してくれた〜」
かすみ「うるさくて集中できませんもん!」 5/12
彼方「かすみちゃんに相談したいことがあるんだけどな」
かすみ「えー…果林センパイとか来てからでいいじゃないですか。かすみんステップを…」
彼方「そっかあ」
彼方「一番頼りになるかすみちゃんに相談したかったんだけど、忙しいんじゃしょうがないよね。他あたるよ」トボトボ…
かすみ「一番頼りになる?」ピク
彼方「果林ちゃんかエマちゃん、早く来ないかな〜」チェー 6/12
かすみ「んっんっ、こほんこほん。あー、ステップの確認はこのくらいで充分かなー」チラチラ
かすみ「みんなが来るまで時間できちゃったなー。どうしよっかなー、誰かとお話ししたいかもなー」コホン
彼方「………」
かすみ「………」
彼方「誰か来るまで枕を涙で濡らそうっと」スッ…
かすみ「なんで!かすみんに!頼らないんですかぁ!!」
彼方「うわ、おっきな声出さないでよかすみちゃん」 7/12
かすみ「おっきな声も出ますよ!なんでかすみんがその気になった途端寝ちゃうんですか!」
彼方「断った途端その気になる方がどうかと思う」
かすみ「だってかすみん頼りになりますもん!相談してくださいよ!」グイグイ
彼方「一回断ったくせに随分強気だなー、もう。わかったわかった、この彼方ちゃんが頼りになるかすみちゃんに相談してあげるから。引っ張っちゃだめだよ」
かすみ「はい!早く相談してください!」 8/12
彼方「え〜とねえ」
かすみ「はい!」
彼方「彼方ちゃんが相談したいことというのはだねえ」
かすみ「なんですかなんですか?」
彼方「それはだねえ」
かすみ「もったいぶらずに!」
彼方「……なんだろうねえ〜」 9/12
かすみ「………彼方センパイ、もしかして」
彼方「うん、なにかね かすみちゃん」
かすみ「相談したいことなんか、なかったりします?」
彼方「な!なんてことを言うの!彼方ちゃんはこんなにも相談したいというのに!」
かすみ「だから、はい、早く相談してくださいよ」
彼方「そうだね、思いを口にするというのはなかなかどうして難しいものなんだよね」ウンウン
かすみ「………」 10/12
かすみ プイッ
かすみ「ここのターンはすごく上手くいったな。忘れないようにしようっと」
彼方「こらこら、興味を失っちゃだめだよ。みんなが来るまで彼方ちゃんの遊び相手を…じゃなくて相談を」
かすみ「今遊び相手って言いませんでしたか?」
彼方「なんのことかな。彼方ちゃんが遊びたがり屋さんみたいな言いがかりはやめてよね〜」
かすみ「もういいですってば。かすみんステップの振り返りするので邪魔しないでください」
彼方「ああっ、かすみちゃん〜〜」 11/12
彼方「今度こそほんと!ほんとに相談事考えるから!」
かすみ「………もう、これが最後ですよ」
彼方「ありがとう〜」
かすみ「それで、なにを相談したいんですか?」
彼方「えっとね〜」
彼方「彼方ちゃん、どうやら五月病になっちゃったみたいで…毎日眠いんだけど。どうしたらいいかな〜?」 12/12
かすみ「五月病ってそういう病気でしたっけ…眠っても眠気が取れないのは、ストレスとか疲労が溜まってる可能性が高いって聞きますよ。彼方センパイ、きちんと休んでますか?」
彼方「うん…寝てるよ……今だって…すやぴー………」
かすみ「これだけいつも寝てるのに眠いっていうのは、ほんとになにか病気の可能性も…」
彼方「zzz...」
かすみ「彼方センパイ、ちなみにそれっていつ頃からですか?」
彼方「彼方ちゃんが眠いの?そうだな〜」
彼方「小学一年生のときくらいからかな〜」ヘヘヘ
かすみ「それは重症かも………」
かすみ「っていい加減にしてくださーーーい!!」
終わり 以上です。
ついでに次回以降のテーマ候補ですが、
【好き・嫌い】なんてどうでしょう 感想書くならもっと辛口じゃないと
ぬるま湯だとすぐ廃っていくぞ ありがとうございます。
良い感じで初めて頂けて嬉しい限りです 恐縮ながら、次は私が書かせて頂きたいと思います
変なお話しか書けないので、
どんどん辛口なレスをして頂いて構いません。
全部で18レスです。 タイトル:海未「おやおや園田さん」
「……」
アハハ!コッチコッチ-! チョットマテッテ-!
キャ-キャ-ッ!
「……」
チリンチリン! プップ-ッ!
ワン!ワン!
「……」
海未「……」 海未「……怠い。」
海未「……」
海未「……あ、」
海未「あーさひがさんさん、おはよーおーさーん」
海未「……」
海未「…………そろそろお昼です。」 「海未さーん。」
海未「……」
スッ
「──あら、まだ寝巻きだったんですか?」
海未「……えぇ。」
「体調でも悪いんですか?」
海未「いえ、少し人生を振り返ってた。と言ったところでしょうか」
「……悩み、でもあるんですか?」
海未「悩みと言いますか、」 海未「強いて言うのならば、」
「……」
海未「この、倦怠感が煩わしいです。」
「……はい?」
海未「いえ、煩わしさが煩わしいのかも知れません」
「……」
海未「または、連休と言う堕落の坩堝へ誘われてた結果なのか……」
海未「とにかく、そんな昼下がりなんです」 「……外へでも行ってきなさい。」
海未「お母様、後生です」
「なんですか、」
海未「……」
海未「ポンポンが痛いので、ゴロゴロしてて良いですか?」
「……」スッ
ストッ
海未「……無言バックですか、」 ゴロンッ
海未「……」
海未「……」ボォ-
海未(……倦怠感の海へ、ダーイブ。)
海未(ブクブクブク……シュコーッ、シュコーッ)
海未(世間体という名のウェットスーツをかなぐり捨てた今、私は無敵の──)プ-ン
海未「……」
プ-ン
海未「……ハエだ。」 海未「……」
プ-ン
海未「……」
海未「……羽音おっき過ぎ、」
海未「……」
海未(……視線でやっつけよう。)
海未「ギランッ」クワッ
プ-ン……
海未「…………出てった。」 海未「……」
海未「……」チラッ
【5/1】
海未「……カレンダー、捲ってない」
海未「……」
海未「日めくりくりくり〜っ」ゴロンッ
ビリッ 【6/3】
海未「──あ、来月になっちゃった。」
海未「……」
海未「……」
海未「…………そろそろ梅雨だぁ。」
海未「……」
海未「……」
海未「……学校かぁ、」
海未「……」 海未「……日舞のお稽古。弓道部。μ'sの練習」
海未「予習復習。宿題。生徒会……」
海未「……」
海未「……あと一つで、何かが叶う」
海未「七つの苦行玉。」
海未「……」
海未「……絶対シェンロンじゃない。」 海未「たぶん、変なおじさんとか出てくるんだ」
海未「……」
海未「願いを聞け。とか言われるんだろうなぁ」
海未「……」
海未「……分かりましたぁ、」ゴロッ
海未「どんな願いも話だけなら聞いてあげま〜す。」
ガンバルノハジブンノタメ-♪
海未「!」バッ 【高坂穂乃果】
海未「……」ソレジャクタビレテシマウノ-♪
ダレカ-ノ-エ-ガ-pi!
海未「……はい。」
『やっほー』
海未「……」
『海未ちゃん?』
海未「……やっほー」
『あー、やられてるねぇ』 海未「やられてまーす」
『今年のは、なんか強敵っぽいねぇ』
海未「生後最大級でーす」
『うん、何となく分かる』
海未「でっしょ〜」
『あはは、なんか違う人と話してるみたい』
海未「……」
海未「違う人だよ?」
『え?』 海未「海未ちゃんだと思った?残念。」
『えっ?うそ?』
海未「……」
『……嘘でしょ?』
海未「ホントでーす」
『…………だれ?』
海未「……」
海未「ことりだよ〜」 『えっ!?こ、ことりちゃん!?』
海未「そうだよ〜」
『えー!穂乃果も誘ってよぉー!』
海未「ごめんね〜」
『もーっ!ことりちゃんばっかりズルい!』
海未「かんにんして〜」
『……んん?ことりちゃんもだるだるなの?』 海未「だるだるで〜す」
『あはは、まぁしょうがないよねぇ』
『てゆーか、海未ちゃんは何してるの?』
海未「海未ちゃんはね〜、電話してるよ〜」
『え?どう言うこと?』
『あ、もしかして家電?』
海未「ん〜ん、」
海未「携帯で」 『…………は?』
海未「……」
『……コレ、海未ちゃんの携帯だよね?』
海未「……」
海未「そうですね」
『!?』
『やっぱ海未ちゃんじゃん!!!』
海未「……」 『おかしいと思ったんだよ!微妙に声違ったしさぁ!!』
海未「……」
『もーっ!なんでそーゆー嘘付くn』ピッ
海未「……」
ゴロン
海未「…………」
海未「……はあぁぁぁぁあぁぁぁあああ。」
海未「……」ポリポリ ワッチョイで参加者減らないか心配だったけど大丈夫そうだ 【テーマ:五月病】
【タイトル:かすみ「五月病の種」】
1/19
しずく「――ごめん、かすみさん。もう一回言ってもらえる?」
かすみ「だから、五月病の種だってば」
しずく「……」
かすみ「なに、その目は。ホントにホントの本物なの!その証拠に、ほら!」
果林「なんだか、体がだるいわねー…」
エマ「わたしも、少し眠くて…」
彼方「」Zzz…
かすみ「このとおり!」
しずく「果林さんは自主練習で疲れてて、エマさんはスクールアイドル動画見すぎて寝不足。彼方さんはいつも通りでしょ?」
かすみ「違うの!かすみんが手に入れた五月病の種の効果なの!」 2/19
しずく「はいはい。でもそれをくれた関西弁の占い師っていうのがそもそも怪しくない?」
かすみ「そんなことないよー。だってかすみんの事「そこのすっごい可愛いお嬢ちゃん」って言ったもん♪あ、ウソつけない人なんだなってすぐわかったよー♪」
しずく「……」
かすみ「なに?」
しずく「ううん。……それで、その……五月病の種?ってなんなの?」
かすみ「人を五月病にする種だって」
しずく「……そんなの、ある訳ないじゃない」
かすみ「ホントだもん!じゃあ――」
ガチャ
あなた「お疲れ様ー」
歩夢「どうしたのかすみちゃん?大きな声聞こえたけど…?」
璃奈「なにかあった? 璃奈ちゃんボード「はてな」」 3/19
かすみ「ちょうどいいところに…歩夢先輩、りな子、失礼しますっ!」
歩夢「えっ?!なになに?」
璃奈「頭の上に、何か乗っけた…?」
しずく「ちょっと!かすみさん?!」
かすみ「直接効果を見ればしず子も信じるでしょ?」
あなた「なんの話?」
しずく「実は……かくかくしかじかで……」
あなた「えっ?!五月病の種?!」
かすみ「なんで先輩は「かくかくしかじか」って聞いただけでわかるんですか…?」
しずく「そこは突っ込んじゃいけないところだよ。かすみさん」 4/19
璃奈「とくに用が無いならちょっと寝ていい?昨日ゲームやり過ぎてまだ眠い…」
しずく「あ、ごめんね璃奈さん。ゆっくりしてていいよ」
璃奈「璃奈ちゃんボード「スリープモード」」Zzz…
かすみ「ほら!ほら!さっそく効果が!」
しずく「さっき寝不足だって言ってたじゃない……」
あなた「歩夢ちゃんは大丈夫?どこか変なところはない?」
歩夢「……」
あなた「歩夢ちゃん?」
歩夢「ちょっと、無理かも…」
あなた「ええっ?!ど、どうしよう…!歩夢ちゃんもちょっとそこで休む?それとも保健室?」
歩夢「保健室は邪魔が入っ…じゃなくてあんまり落ち着けないからできればあなたの部屋で休みたいな」
あなた「わかった!ごめんかすみちゃんしずくちゃん。私ちょっと歩夢ちゃんと一旦帰るね。みんなにはよろしく言っといて!」
しずく「え?あ、はい……」
かすみ「ほらほら〜歩夢先輩にも効果が出たよー?これで信じるしかないよねっ♪」
しずく「いや、今のはどうかな……?」 5/19
かすみ「もうー!しず子はどうやったら信じるのー?」
しずく「なんでそんなに信じさせたいの?」
かすみ「だってかすみんが嘘つきみたいに言うから…」
しずく「別にかすみさんが嘘をついてるとは思ってないよ。ただ――」
ガチャ
せつ菜「おはようございます!!今日も1日頑張りましょう!!!」
愛「ちーっす♪今日もテンアゲでいこーう!」
しずく「!」
しずく「そうだかすみさん、その種、せつ菜さんに効いたら信じるよ」
かすみ「ホントに?!…いやでもせつ菜先輩か……」
しずく「自信、ない?」
かすみ「くっ…!」
せつ菜「私がどうかしましたか!?」
愛「なになにー?なんでみんな寝てんの?ひょっとして今日は寝てる人が主役とか?これがホントのしゅーしん人物、なんちゃって♪」 6/19
しずく「どうするかすみさん?やめる?」
かすみ「やめない!こうなりゃ一か八か、やってやりますよ!」
かすみ「せつ菜先輩、ちょっといいですか?」
せつ菜「はい、なんでしょう?」
かすみ「ちょっとこっちに来て頭を出してください」
せつ菜「ええ、いいですよ!」
かすみ「それっ」
せつ菜「? なにかしました?いま――」
せつ菜「!! あああああああ!!!!!」 7/19
しずく「な、なに?!せつ菜さん、どうしたんですか?!」
せつ菜「おかしいです!今!私!猛烈に休みたくなっています!!!」
かすみ「私が言うのもなんですけど、とてもそうは見えませんね…」
せつ菜「くっ…!この力は…っ!強すぎる…!!みなさん!私にかまわず……先に……っ!!」
せつ菜「かはっ!!!!!」ドサッ
しずく「せつ菜さん?!せつ菜さーーーん!!」
せつ菜「」スピー
しずく「まさか……本当に……?!」
愛「うお?!三年生みんな頭に花咲いてるんだけど♪ちょーウケる♪」 8/19
かすみ「…まさかここまでとは…にっひっひ…予想以上の効果ですねこれは…」
しずく「! かすみさん!みんなをこんな風にして、あなたはいったい……!」
愛「ねーねーかすかすー♪見てみ、ちょー面白いから」
かすみ「ふっふっふ…聞きたいしず子?このかすみんのパーフェクトな計画を…」
愛「これが三年生の持つ華やかさと存在感!頭に花咲かせるなんて、やっぱりスクールアイドルだけに華があるなぁ、なんちゃって♪」
愛「って聞いてる?かすかす」
かすみ「」ポフッ
愛「なに?頭撫でてくれんの?ありがとーってか…」
愛「ぐぅ…」スヤァ
しずく「はやっ?!」
かすみ「このかすみんのパーフェクトな計画を…!」
しずく「あ、うん……」 9/19
しずく「それで、あの花はなに?起こす方法は?もちろん知ってるんだよね?かすみさん」
かすみ「ん?知らないけど?」
しずく「はぁあ?!」
かすみ「ひいっ?!」
しずく「……じゃあどういうつもりでこんなことしたの?」
かすみ「しず子?あの、目がマジすぎてちょっと引く…」
しずく「は?」
かすみ「言う!言うからそんなに怒んないで!」
しずく「はやく」
かすみ「はい」
かすみ「えっと、かすみんはただ人を五月病にする種だとしか聞いてなくて、使い方以外は何も聞いてないっていうか…」
かすみ「それでみんなが五月病になったらその間に特訓して差をつけられるなーって思って…」チラ
しずく「」
かすみ「…え?」 10/19
かすみ「な、なんでしず子が泣いてるの?!」
しずく「そんな……そんな、くだらないことで……」
かすみ「ご、ごめんなさい!」
しずく「……私はね、かすみさんに感謝してるんだよ?」
かすみ「へ?」
しずく「たった一人で同好会を守ってくれたこと。先輩やみなさんを誘って同好会を大きくしてくれたこと」
しずく「そして、そんな大事な時に話も聞かず自分の事しか考えてなかった私をまた同好会へ誘ってくれたこと」
かすみ「…?」
しずく「本当に、何度感謝しても……何度謝っても足りないくらい……」
かすみ「そ、そうなんだぁー?いやぁそんな照れ――」
しずく「だから!!」
かすみ「っ!」
しずく「……かすみさんの同好会に対する想いは本物だと信じていたよ」
かすみ「…ぁ」 11/19
しずく「それなのにそんなくだらない理由で、何が起こるかわからない、その後どうなるかわからないような怪しい物をみなさんに使うなんて……」
かすみ「いや、その…」
しずく「――私、かすみさんを軽蔑します」
かすみ「っっ!!」
かすみ「……」
しずく「……」
かすみ「…だって、しょうがないじゃない…」
しずく「?」
かすみ「かすみんより後に始めた人たちが、かすみんより上手だったり人気があったりするんだもん!しょうがないじゃん!!」
しずく「かすみさん……?」
かすみ「私だって頑張って勝てるならそうしたいよ!でもどんなに自主練やったって追い付けないし、ファンクラブだって……!」
かすみ「うわぁぁぁん」
しずく「……」 12/19
ーー
かすみ「」グスグス
しずく「……落ち着いた?」ナデナデ
かすみ「……」コクン
しずく「ねえかすみさん、ひとつ聞いていいかな?」
かすみ「…なに?」
しずく「どうしてあの種を私に使わなかったの?」
かすみ「……」
かすみ「…しず子は、かすみんのライバルだから…」
しずく「え?」
かすみ「しず子にはズルなしで勝ちたいから、使わなかった」
しずく「かすみさん……」
かすみ「///」プイッ 13/19
しずく「……尊敬するかすみさんに、そう思ってもらえるなんて、光栄だよ」
かすみ「え?!」
しずく「……ん?」
かすみ「軽蔑、したんじゃ…」
しずく「あれは言葉の綾……というよりちょっと言い過ぎちゃっただけだから」
かすみ「そ、そうなんだ……♪」
しずく「でも怒ったのは本当だからね?反省しなさい!」
かすみ「わ、わかってるってばぁ」
しずく「よろしい。だったらちゃんとみんなを元に戻す方法、考えなきゃね」
かすみ「うん…」
しずく「私も手伝うから」ナデナデ
かすみ「しず子……ありがと」
しずく「うん」 14/19
しずく「……少しだけだけど」
かすみ「?」
しずく「本当にほんのすこぉ〜〜〜っしだけだけど。あの種にも感謝してる、かな」
かすみ「え?」
しずく「あれがなかったら、かすみさんとこうして部室で二人きりでゆっくり過ごす事なんてもう無かったかもしれないから」
かすみ「…しず子…」
しずく「///」
かすみ「なぁんだー♪しず子もかすみんのこと大好きなんだぁー?そうならそうと言ってくれたら――」
しずく「かすみさん」ガシッ
かすみ「ひゃいっ?!」
しずく「調子にのらない」ズイッ
かすみ「はい…っ!」 15/19
かすみ「……」オロオロ
しずく「……?どうしたの?かすみさん、急におとなしくなって……」
かすみ「あの、しず子…?」
しずく「なに?」
かすみ「顔、近くない…?///」
しずく「!!/////」
しずく「いや、あの、これは……!決してそういうアレとかじゃなくて……!」アセアセ
かすみ「わ、わかったから!落ち着いて!」
しずく「きゃっ!」グラッ
かすみ「! 危ないっ!」ダキッ
しずく「ぁ……///」
かすみ「ふぅ…なんとか転ばずに……ん?」
しずく「っ///」
かすみ(よく見たら倒れかけのしず子を抱き止める形になってる?!) 16/19
しずく「あの……かすみさん……?」
かすみ(そんな潤んだ目で見つめないでよぉ!)ドキドキ
しずく「わ、私……」
かすみ「っ!し、喋らないで!」
しずく「う、うん……!」
かすみ「……」ドキドキ
しずく「……」ドキドキ
かすみ(し、しまったぁ〜!無言で見つめ合っちゃう状態にぃ!)
かすみ「えっと…」スッ
しずく「」ビクッ
かすみ「!」
しずく「」フルフル
かすみ(なにこの子、かわいい)
かすみ「……しずく……」
しずく「……かすみ……」 17/19
エマ「――これが有名な百合の迷路…?」
果林「しっ!エマ、今いいところだから…!」
彼方「今だ、行けーかすみちゃん、押し倒せ〜」
しずかす「!!!!」ガバッ!
エマ「あ、終わっちゃった」
果林「もう…声なんて出すから」
彼方「ちっ、ヘタレめぇ〜」
かすみ「い、いつから起きてたんですかっ!?!?」
果林「確か…しずくちゃんがかすみちゃんの頭を鷲掴みにしてたところかしら?」
彼方「彼方ちゃんあの時はてっきりしずくちゃんが攻めだと思っちゃったよ〜」
しずく「ち、違います!///」
エマ「攻め?しずくちゃんはかすみちゃんと戦ってたの?」
果林「違うわエマ、この場合攻めっていうのはね…」
かすみ「わ、わーわー!余計なこと言わなくていいですっ!!///」
ガチャ
あなた「わかったよしずくちゃん!五月病の種のこと!」 18/19
ーーー
璃奈「これ、ホントにすごい 璃奈ちゃんボード「すっきりん」」
彼方「彼方ちゃんもこんなにすっきりさんなの久しぶりですぜ〜♪」シュッシュッ
歩夢「まさか五月病の種が「五月病を養分に咲く花」の種だったなんて…これもあなたのおかげだね♪」
あなた「ネットで調べてびっくりしたよ。症状を顕在化させてからじゃないと咲かないから、初期症状はただの五月病だもんね」
しずく「寝るまでの時間に個人差があったのはなぜなんですか?」
あなた「顕在化させるだけの五月病因子がない人はすぐ寝ちゃうんだって」
しずく「……なるほど」
せつ菜「おお!!確かにすごいです!!!今なら何日でも躍り続けられそうです!!!!」
愛「うん、疲れなんて一瞬でぶっ飛んじゃったよねー!せつ菜だけに♪」
かすみ「いや、お二人はいつもと何にも変わらないんじゃあ…」 19/19
エマ「かすみさん……」
果林「喋らないで、言葉なんていらない……!」
エマ「うん…♪」
歩夢「うわぁ…うわぁ…♪本当にこんな感じだったの…?」
彼方「うむ、間違いないぞよ」
愛「ひゅーひゅー♪いいぞいいぞー♪唇奪っちゃえかすみちゃん!」
かすみ「ちょっと…!」
しずく「諦めよう、かすみさん。こういうのは反応したら負けだよ」
果林「しずく…」アゴクイ
エマ「かすみ…」
果林「目、閉じて……」
エマ「うん……♪」
かすみ「っていい加減にしてくださーーーい!!」
おしまい お疲れさまでした
なんとか20レス以内におさまった… 【五月病系SS】千歌「Aqours五月病レポートだよ!!」
(1)
〜五月の連休明け、部室にて〜
千歌「あ〜〜あっ」
溜め息ハァ……
千歌「GWが終わっちゃった……」
「あと3、4日ぐらいは休みが欲しかったなぁ〜〜」
扉ガララッ
千歌「あっ、1年生組のみんな……」
「…………」
「え?」 (2)
°( ´ω`)° ノcノ,, ´_`,,ノレ ||cリ´_`)|
千歌「ど、どうしたの?みんな……」
「いつにもなく、ションボリしちゃって……」
善子「どうもこうもないわよ……」
「朝、目が覚めたら……」
千歌「覚めたら?」
善子「ヨハネ玉が、五月病になったらしくて……」
千歌「ええっ!?」
善子「私が無理矢理叩き起こそうとしても、『学校に行きたくない』って聞かないのよ」
「無理に学校へ連れてくのも逆効果だと思って、家に置いてきたわ」
千歌「そ、そうなんだ……」 (3)
ルビィ「善子ちゃんは、まだ良い方だよ」
「ルビィなんて、両サイドのテールが五月病だよ?」
「急に頭が軽くなって、落ち着かないよぉ……」
千歌「2人とも、大変だねぇ……ハハ」空笑い
花丸「ここ一ヶ月で私達、いろいろあったからね……」
「五月病になっちゃうのも、無理ないよ」
千歌「それに比べて花丸ちゃんは、変わったところがない様だけど……」
花丸「そ、それが……」
千歌「??」
花丸「私は、方言が五月病で……」
千歌「方言!?」ギョッ
花丸「朝からずっと、普通の女の子みたいな口調になっちゃって……」
「アイデンティティーの喪失で、私が私じゃなくなったみたい……」 (4)
???「なんですか花丸さん!!その程度の被害で落ち込むなど!!」
4人「!!??」
(と、千歌と1年生組の前に現れたのは––––)
( c||´_`|| ノξソ´ω`ハ |c||´□`||
ダイヤ「方言が五月病になったくらい、軽傷じゃないですか!!」マスクをしながら
ルビィ「あ、お姉ちゃん」
花丸「果南ちゃん、鞠莉ちゃん……」
善子「これは一目瞭然ね」
千歌「まさか……3人とも?」
果南「いやぁ〜〜、参っちゃったよ」
「私のポニーテールが、五月病を患ったみたいで……」
鞠莉「マリーのくるんも、『何もしたくない』ってベッドから離れないのよ」
ルビィ「そして、お姉ちゃんは……」
かなまり「…………」
周囲の目が、ダイヤのマスクに注がれる…… (5)
ダイヤ「なっ、何ですか皆さま!?その目は!!」
鞠莉「ねぇ、ダイヤァ……」ニヤニヤ
果南「いい加減、マスクを外しなよぉ」ニヤニヤ
ダイヤ「!!??」ギクッ
千歌(あ……)
花丸(もしや、ダイヤさん……)
善子(この展開、十中八九……)
ダイヤ「ええええ遠慮しますわ!!」アセアセッ
「私はちょっと風邪気味であって、決して……」
ガシッ!!
ダイヤ「ちょっ!!」
果南、ダイヤを背後から羽交い締め……
ダイヤ「離して下さいっ!!果南さんっ!!」
果南「鞠莉!!今だよ!!」
鞠莉「オーケーィ!!かなぁ〜〜ん!!」
ダイヤ「やっ!!やめてくださいっ!!後生ですからっ!!」
マスク取っ払いっ!!
ダイヤ「いやああああああああ!!!!」 (6)
_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> バアアアアアアアアアン!!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
______
/"::::::::::::::::::::::::"`ヽ
/::: :::::::´´::::::::``::::::::ヽ
. /::: ::::::::´`:::::::´ `::::::´`:::::ヽ
/::::::::::´l::::::i::::/i::::::l::::ノリ::::l:::i:::ヽ
l::::::::l::/ l::::::lヽl ll::i:lノ l:::レl:::::::l
ll\l ,,,_  ̄ _,,, l/l:l
ll/l ヽ◎\ /◎ノ l\l:l
ll::::::l ` ̄"` ´" ̄´ l::::::ll
l:l:::::l """ __ """ l:::::ll
l:l:::::lヽ ━ ノl::::ll
l::l:::::l ::ヽ、____, "ノ::ノ:::::l
l:l:::::l:::::::::::::/ ヽ::ノ::ノリ:::::l
l/´ ヽ ̄ヽ `///ヽ::::l
/´ ´ ` ヽ`:::><:///ヽヽ:l
l´ / ヽ ̄ ̄ 囲  ̄ / `ヽ´
l l  ̄ ̄/ヽ ̄´ l (7)
ダイヤ「………………」羞恥で震える
千歌「や、やっぱり……」
花丸「ダイヤさんのホクロが無い……」
善子「ダイヤ……あなたもだったのね」
ダイヤ「ええ!!そうですわよっ!!」開き直り
「私のホクロも、五月病になってしまったのですわ!!」
歯ぎしりググッ……
ダイヤ「さぁ!!笑いたければ笑いなさい!!」ヤケクソ
6人「…………」
ダイヤ「あ……あれっ?」
「皆さま、可笑しくないのですか?」
一同(これ、笑ってはいけないヤツだ……) (8)
ルビィ「あ〜〜………」話題を変えようと
「そういえば、梨子ちゃんと曜ちゃんは?」
千歌「ああ、2人は今日は掃除当番で遅れてくるって……」
善子「ねぇ……千歌」
「まさかとは思うけど、あの2人も……」
千歌「あ……」
一同、千歌の様子を見て察する……
千歌「みんな……最初にお願いしておくけど」
「梨子ちゃんを見ても、ビックリしないでね」
ダイヤ「え?」
(そこへ、掃除当番を終えた梨子と渡辺がやって来た)
梨子「みんな〜〜、お待たせ〜〜……」 (9)
| "´
, '
,'_,,,
l 、'ノ ,,,、 /
`、 (´'ノ /
ト- 、 ノ /
| ` 、_,,, -" /
ヽ /
| (
! ヽ
! ヽ
! 、 `、
| ヽ ` 、
i ヽ
i ヽ
i `、
! `,
l i
l |
l 、 l l
l ヽ ! l
l `ー|, |
l l´ l |
l l | |
l l | | (10)
果南「」
鞠莉「」
善子「」
花丸「」
ルビィ「お前!!!!」
ダイヤ「なななななんですか!?梨子さん!!」
「花も恥じらう女学生が全裸だなんて、破廉恥ですわぁっ!!!!」
千歌「ち、違うんだよ!!ダイヤちゃん!!」
慌ててダイりこの間に入って……
千歌「これにはちゃんと、ワケがあって……」 (11)
梨子「いいわよ、千歌ちゃん……」諦め顔
「みんなに理解してもらおうだなんて、土台無理なんだから……」
花丸「ま、まさかとは思うんだけど……」
「梨子ちゃん……ひょっとして」
梨子「そうなの……」
「私の衣類が、五月病になっちゃって……」
千歌「今朝、梨子ちゃんが家から全裸で出てきたときはビックリしたよぉ〜〜」思い返す
梨子「そういうわけだから、私、当分の間は全裸生活になるけど……」
一同「…………」
梨子「やっぱり、みんな迷惑だよね?」
千歌「そっ!!そんな事はないよ!!」 (12)
果南「いまさら水くさいよ、梨子」
鞠莉「そうよ!!私達だって、似たような境遇なんだから……」
ダイヤ「そういう事情でしたら、私も力を貸しますわよ」
花丸「困ったときは、お互い様だよ」
ルビィ「みんなで力を合わせて、五月病を克服しよう!!」
善子「何があろうと私達はあなたの味方よ、リリー」
梨子「み……みんな!!」
「ありがとう……!!」乳首立ちながら感動
渡辺「よかったね……梨子ちゃん」
善子「それに引き替え、曜……」
「あんたは何が五月病なの?」 (13)
渡辺「あ、私?」
「私は、下の名前が五月病で……」
善子「はぁ?」
渡辺「だから私、今はただの渡辺なんだ」
一同「…………」
花丸「地味だね」ボソッ
善子「あんたが言うな」
千歌「フフッ……しっかし不思議だなぁ」
「みんな、五月病になったというのに……」
「以前にも増して、結束が強くなったみたいだね」
ダイヤ「…………」
「あの……千歌さん?」
千歌「なに?」 (14)
ダイヤ「あなた1人、連休前と変わったところがないように見えますが……」
「あなたは五月病ではないのですか?」
善子「そういえば、あんただけ普通ね」
果南「いいなぁ……何も悩みがなさそうで」
千歌「あはは……それがねぇ」
1・3年生組「????」
千歌「実は私も……病気なんだ」
鞠莉「えっ?」 (15)
千歌「1時間おきに、歌いたくなっちゃう謎の奇病で……」
ダイヤ「奇病!?」
千歌「……………………」
「うっ」
急に顔色が変わり……
千歌「そうこう言ってるウチに……」
「ちょうど、発作が来たみたい……」
ルビィ「発作!?」
千歌「く、苦しい……」脂汗
「はやく、はやく歌わないと……」
梨子「しっかりして!!千歌ちゃんっ!!」
渡辺「はい千歌ちゃん!!マイクだよ!!」
マイク差し出し……
千歌「あ、ありがとう……曜ちゃん」
(マイクを握りしめた千歌が、突如、高らかに歌い始める––––) (16)
千歌「♪おひまな〜〜ら〜〜 来てよネ〜〜」
1・3年生組「!!!!????」
千歌「♪私淋しいのぉ〜〜」
_人人人人人人人人人人人人人人人人_
> まさかの五月みどり病!!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
〜おわり〜 あ、新スレになったんだなと思って開いたらしまむらのオチが目に飛び込んできて草
他のも読んで行きます >>78
海未ちゃんはこんな感じで年一で何らかのゲージを発散して欲しいし三森すずこに熱演して欲しい 軽率であり下手ですが私も書きます
みとねぇ「明日から仕事だぁぁぁぁぁぁだりぃぃぃぃぃぃぃいきたくねぇぇぇぇぇ」
果南「どうしちゃったの?みとねえ」ヒソヒソ
千歌「五月病なのじゃ」ぽそぽそ
みとねぇ「くっそだりぃ」 【みとねぇ五月病】
みとねぇ「明日から会社なんだよ、でもいきたくないんだよ。上司の顔はきつい」
千歌「いかんとしまねぇにしばかれるぞ」
果南「チャイルドじゃねえか」
みとねぇ「満員電車に揺られて会社か、やだ」 早めに次回のテーマを決めておきたいところ、
なんか候補とか希望とかないかな やっぱり正直なところ感想が少ないとモチベ上がらないかも
自分でスレたてた方が感想貰えたんじゃないかとかここじゃまとめられないからなぁとか思っちゃうし
超個人的な感想だけど
次のテーマは5月3日から1週間でいいんだっけ?
だったらタイムリーに「家での過ごし方」とかどうかな そういうのも含めた試験的なものでもあるから
次回からは個別にしようって声が多ければそうなるでしょう 保守代わりの1レスSS
真姫「はぁ…」
花陽「どうしたの真姫ちゃん?ため息なんてついて…」
真姫「花陽…いや、なんでもないわ。ただスランプというか…どうにもやる気が出ないだけよ」
凛「もしかしてアレ?エイプリルフール的な」
真姫「はぁ?」
花陽「五月病のこと?」
凛「そう!それにゃー!」
真姫「…どうしてエイプリルフールで五月病が出てくるのよ?」
花陽「なんとなく、かな…」ハハ
真姫「……いみわかんない……」 ※テーマについて※
〜5月2日
【五月病】
5月3日〜5月9日
【好き・嫌い】【家での過ごし方】
【五月病】では思い浮かばないな、という人も、よければ来週からのテーマで書けそうか考えてみてください。
3日からは下二つのテーマで書かれたSSを投下する期間になります。 ・世界一なんて事のない会話・
(1)
曜「……善子ちゃん。遅いね」
花丸「善子ちゃんは気分屋だから。……きっと、気分を害するようななにかがあったんじゃない?」
曜「それをどうにかするために私たちで集まろうってなったハズなんだけど……」
花丸「……まぁ。そうかもしれないけど。……五月病が遅れてやってくるなんて、おらにはわからなかったから」
曜「いっぱい喋って、いっぱい、仲良くなったのは今だもんね」
花丸「きっと、結構タイヘンなんじゃないかな?……自分の気分の浮き沈みをコントロールできないのは」
曜「……思いやりが深いね。……本人には直接言わないのにね」
花丸「……真剣な話は、本人が真剣じゃないと、したくないから」 (2)
曜「本音は?」
花丸「……もし本当にシンコクなはなしだったら。本人からちゃんと真剣に話すはずだからね」
花丸「そうじゃないなら、ベツにちゃんと話す必要がないってだけずら」
曜「……自分からフるのは面倒くさいってこと?」
花丸「そういう見解もあるずら」
曜「……ヒドい友達だなぁ」
花丸「そう思う曜ちゃんの心も結構酷くて汚いずら」
曜「……汚いとまでは言ってないんだけどなぁ、私」 (3)
善子「……おまたせ」
曜「……ういーす。善子ちゃん、五月病って割にはちゃんとキメてるね」
善子「……カッコウだけはね。ココロはユウウツでも。……見てくれは、ちゃんとしないとだから……」
花丸「……もったいないなぁ。せっかくカッコイイ服装してるのにカッコ悪いこと言って」 (4)
善子「……なによ。ベツにカッコよくても、カッコいいこと言う必要ないでしょ?」
花丸「そういう見解もあるけど……」
善子「何がフフクなワケ?ずら丸は」
花丸「カッコイイのに、カッコ悪いこと言ってるのがヘンだよって話だよ」
善子「……カッコつけたからって。カッコイイイにあわせる必要ないでしょ」
花丸「わかってないなぁ。……せっかくカッコイイカッコしてるんだから、カッコつけたこと言わないとカッコつかないよ?」
(5)
善子「……励ましてくれてるのね。ずら丸なりに」
花丸「うん。そうずら!」
善子「……本当に?」
花丸「そこは善子ちゃん次第かな」
善子「……じゃあ、励まされてるって受け取っとく」
曜「善子ちゃんがそれでイイならイイけど……」
善子「そういう見解もあるってことよ」 (6)
曜「……それで?どうして、善子ちゃんは五月じゃない五月病になったの?」
善子「……ムダだからよ」
花丸「無駄?」
善子「そう。自分がどんなに頑張って、ダメなものはダメって言っても」
善子「誰も、その通りにしない。……だから、ムダな時間を過ごしてるのよ、私は」
曜「重いなぁ。配信の話?」
善子「まぁ」
花丸「自分が時間を取って何か伝えたくても、それは他人には伝わらないからムダ、ってこと?」
善子「……まあ、そんな感じ」 (7)
曜「でも、皆そうなんじゃないかな?」
善子「みんな、って……?」
曜「みんな、頑張り過ぎちゃうんだよ。頑張りは、限界を超えるるんじゃなくて限界を広げることなのにね」
曜「広げてるってことがわからずに、限界を限っちゃって、限界を超えてるつもりになっちゃう。……だから、ダメになっちゃう」
曜「……今の善子ちゃんもそうなんじゃない?」
善子「……」
(8)
曜「だからさ、遊ぼうよ。遊び方はイロイロあるけど。……遊んでたら、きっともっと頑張れると思うからさ!」
善子「……はぁ。あなた達と話してたら、悩みもほとんど吹っ飛んじゃったみたい」
曜「お。……いつもの善子ちゃんに戻ったんだね?」
善子「戻ってない。新、ヨハネになったってだけよ」
花丸「それじゃあ善子ちゃんも新たな夢への一歩を踏み出したってことで。……何して遊ぶ?」
曜「画面越しだと遊び方わかんないよね」
善子「まさかずら丸と画面越しに喋れるようになるとはね」
花丸「これからは情報社会の時代だから。おらのところも流石にね」 (9)
曜「あっそうだ。せっかく病気の話が出たんだから病気の話をしようよ」
善子「……。ド不謹慎じゃない」
曜「何言ってるの。そんなの人の理解の枠組みでしかないよ。堕天使が気にすることじゃないでしょ?」
善子「……釈然としない」
花丸「それで?病気の話って、どんな話?」
曜「うん。せっかくだから実在しない病気を作って遊ばない?」
善子「架空の病気で遊ぶって……その発想が病気じゃない?」
花丸「要は、笑点みたいなことしようっていうこと?」
曜「うん。大喜利的なことで遊ぼうよ大喜利的なことで」
善子「なんで女子高生が大喜利で遊ぶのよ」 (10)
曜「ほら。スクールアイドルには、もしかしたら今後お笑いのスキルも必要になるかもしれないじゃん」
善子「コミックユニットでもない限り必要ないでしょ」
花丸「じゃあ少なくとも善子ちゃんには必要だよね?」
善子「は?」
花丸「だってギルキスってお笑い枠でしょ?」
善子「ぶっ飛ばすわよアンタ。どこがよ」
花丸「だってMCとかふざけてるし……」
善子「それは大体鞠莉のせいでしょ!後たまに変なこと言う梨子の!私はいたって真面目だから!」
花丸「堕天使芸やってるのに?」
善子「芸言うな!」
曜「まあまあ。とりあえずやるだけやってみようよ。どうせヒマなんだからさ」
善子「……まあ、そうね。もしかしたら配信とかで意外な一面ってことで使えるかもしれないし……」
花丸「なんだかんだノリのいい善子ちゃんであったずら」 (11)
善子「ヨハネ。……それで?架空の病気って、それだけじゃお題として雑じゃない?なんかテーマ決めないの?」
花丸「てーま?」
善子「そう。……例えば、かかっても特に損はないけど、何となく嫌な病気とは?みたいな」
曜「あーそこは各々で適当に決めればいいよ」
善子「はあ?」
曜「面白ければなんでもいいよ。そんなガッチリやっても仕方ないでしょ?」
善子「それじゃ大喜利になんないじゃん」
曜「大喜利的な、だよ。それに、それこそ配信してるわけじゃないんだから面白ければオールオッケーでしょ」
善子「……ざ、雑……」 (12)
花丸「じゃあ。はい」
曜「お、早いね花丸さん」
善子「……さん付けすると途端に笑点のレジェンドみたいな呼び方に聞こえるわね……」
花丸「そもそも、お笑いを欲する、っていうこと自体が人間の習性に備わってるのかな、ってところを昇華させて考えてみたずら」
曜「なるほど。それで、どんな病気なの?」
花丸「いわば。『他人を笑わせないと呼吸困難になる病』!」
曜「おお。なんかこの会話の趣旨そのものを逆手に取った考えだね」
花丸「えへへ……頑張りました」
善子「……」
曜「いいねぇ。座布団一枚だね!」 (13)
善子「ちょっと。ちょっと待って」
曜「なに?善子ちゃん?」
花丸「物言いずらか?自分が思いつかないからって他人に食って掛かるのはよくないずらよ善子ちゃん」
善子「いや。……あのね、それもうあるわよ」
曜「え?」
花丸「え?」
善子「だから。それ、もうある病気よ」
曜「そうなの?」
花丸「実在するの?」
善子「……いや、まあ、実在はしないんだろうけど。……既に、架空の病気としてあるというか」 (14)
曜「どういうこと?」
花丸「ハッキリしないずらね」
善子「とにかく。それはもう世に考え出されてる病気よ」
花丸「そうなんだ……ザンネン」
曜「そっかぁ。まさかもう考え出されてるなんてビックリだね」
善子「……まあ、そういうこともあるんじゃない」
曜「ちなみにどんなところで考えられたの?」
善子「……サーカスよ」
曜「?」
花丸「よくわかんないけど、もうあるなら仕方ないね。曜ちゃんは?」 (15)
曜「ん?私?」
花丸「うん。なんかないの?」
曜「あーそうだなー。日本人だったらかかりたくないって病気が浮かんだかなぁ」
花丸「日本人なら?」
曜「うん。これはかかったらキツイなぁ、っていうのを、人種に絞って考えてたんだ」
善子「……中々社会派ね」
花丸「それで?それってどんな病気?」
曜「うん。……四季折々ある日本だからこそ、辛い病気」
曜「『桜を見るとクラクラする病気』なんてどうかな!?」
善子「……」
花丸「おー。花粉症的な感じだけど、ありそうでなかった発想だね」
曜「でしょ?限定的だけどかなりイヤな病気って考えた時に、パッと思いついたんだよ」
花丸「これはこれで、上手い回答かも。……座布団一枚だね」
曜「やった!」 (16)
善子「……ちょっと待った」
花丸「なに?善子ちゃん」
曜「また横やり?……流石に、センパイの言うことに盾突くなら、それなりの理由を言ってもらわないと」
善子「……それも、もうある」
曜「え?」
花丸「え?」
(17)
善子「だから。それも、もう……考え出されてる病気なの」
曜「ええ?」
花丸「また?」
善子「……ずら丸はともかく。曜は、わかっててやってるんじゃないの?」
曜「知らないよ。ホントに今自分で適当に考えたんだもん」
善子「ええ……」
花丸「ちなみにどんな作品に出て来る病気なの?」
善子「……。再生的な話よ」
花丸「さっきの善子ちゃんみたいに?」
善子「……もう、それでいいわ」 (18)
曜「それで?結局、善子ちゃんはどんな回答をするの?」
善子「私……?」
花丸「そうだよ。そんなに架空の病気を知ってる善子ちゃんなら、善子ちゃんオリジナルの病気だって考えられるでしょ?」
善子「えぇ……?」
曜「ホラ善子ちゃん。善子ちゃんの考えた答えを言ってよ」
花丸「興味津々ずら」 (19)
善子「……じゃあ。末期患者とかけた、病気とかで」
花丸「末期患者?」
曜「重たい話だね……」
善子「気が付いたら、ある特定の言葉しか話さなくなる、病気とかどうかなって思ったんだけど」
曜「こ。怖い方で考えたんだね……」
花丸「……それで?……それって、どんな病気なの?」 (20)
善子「……気づいたら。『まきちゃん』としか話せなくなる病気とかどう?」
曜&花丸「「それこそもうあるよ」」
結局新しいことをソウゾウ(ダブルミーニング)できない三人は適当に駄弁って過ごしたのであった
おしめぇ なかなか面白かった、
>善子「架空の病気で遊ぶって……その発想が病気じゃない?」
ここが特に。
ただ、導入とか、なんでこの三人なんだろ?が気になった節はある
なんかの組合せだっけ?もちろん別になんの組合せでなくてもいいんだけど 追いついた、楽しいスレだね
作風がそれぞれで面白い もっとぽんぽん続く形じゃないと案外1週間は長いかもね
保守がてら一編投稿します 【テーマ:5月病】
あなた「スランプになっちゃった……」
1/14
あなた「う〜〜〜〜ん」
あなた「はぁ……」
真姫「もう、さっきからどうしたのよ!集中出来ないじゃない」
あなた「あっ、真姫ちゃんごめんね……」
真姫「スクールアイドルフェスティバルに向けての曲作りで時間もらったんだから、あなたももうちょっとアイデア出してよね」
あなた「う、うん。そうなんだけど、なんだかスランプ気味なんだ。いつもならもうちょっとアイデアが出てくるんだけど、なんだか無気力になっちゃって……」
真姫「ふ〜ん。もしかして、それって5月病かもしれないわね」
あなた「5月病?」 2/14
あなた「5月病って……だって今もう冬だよ?この間も真姫ちゃんたちスケートに行ったんでしょ?」
真姫「5月病って名前だから紛らわしいけど、本当は5月かどうかはあんまり重要じゃないのよ」
あなた「え?そうなの?」
真姫「医学的には『適応障害』っていったと思うわ。要するに、新しい環境に適応できなくて憂うつにになったり、無気力になったり、疲労や食欲不信に陥る病気よ」
真姫「特に新入生や新入社員なんかが、ゴールデンウィークの休み中にどっと新生活への疲れが吹き出してこういう無気力を感じる場合が多いから、こう呼ぶらしいわ」
あなた「すごい詳しいね、真姫ちゃん!さすがお医者さんの娘だよ!」
真姫「こ、このくらい、大したことないわよ」クルクル 3/14
あなた「でも、どうして今5月病になっちゃったのかなぁ」
真姫「あなた、最近は同好会だけじゃなくて生徒会のお手伝いもしてるんでしょ?」
あなた「あ、うん。三船さん……せつ菜ちゃんの代わりに生徒会長になった子が、なんか上手くいってないらしくて」
あなた「スクールアイドルとしては、やっぱり応援してあげたいっていうのがうちの同好会の総意だったんだ。だから色々手伝うようになって……」
真姫「それよ。あなたにとって新しい環境になって、ちょっと疲れが出たんじゃない?」
あなた「本当に真姫ちゃんすごいね、お医者さんみたいだよ……!!」
真姫「まぁほんとに5月病かどうかはわからないケド」 4/14
あなた「そっかぁ、それじゃ、5月病だとしたらどうやって治したらいいのかな?」
真姫「基本的には精神的なものだから、リフレッシュしてストレス発散するのが一番いいのだけれど……」
あなた「ストレス発散かぁ……真姫ちゃんはストレス溜まった時、どうしてる?」
真姫「そうね……ストレスって程のものを感じることはあまりないけれど、リフレッシュしたい時は、やっぱりピアノかしら」
真姫「ちょっと気分が沈んでる時でも、ピアノを弾くとちょっと明るくなってきたりしない?」
あなた「ピアノかぁ、確かに気分転換に弾くこともあるよ」
真姫「でも、あなたの場合無気力がスランプに繋がってるみたいだし、ピアノだとあまり好転しないかもしれないわね」
あなた「うぅ……ごめんね、役に立てなくて」
真姫「もう、そうやってネガティブなこと言ってたらますます好転しないわよ」 5/14
真姫「あなたこそ、いつもどうやってリフレッシュしてるのよ」
あなた「え〜〜、急に言われると案外思いつかないなぁ、どうしてたっけ、私……」
真姫「そこも思いつかないのね……はぁ、もうしょうがないわね、私が手伝ってあげる」
あなた「真姫ちゃん……ありがと〜〜」
真姫「あ、あなたがそうしてちゃ、作業も捗らないからよ。それじゃあ、あなたは1人の時と誰かといる時、どっちが好き?」
あなた「う〜ん、そうだなぁ。1人だと気を使わなくていいし楽な部分はあるけど……やっぱりみんなと話してた方が楽しいから、誰かといるほうが好きかな」
真姫「そう。それじゃあ、特によく一緒にいるのほぁ 誰?」
あなた「そうだなあ、学校の友達もいるし、μ'sやAqoursのみんなともよく遊ぶけど、やっぱり同好会のみんなかな」 6/14
真姫「それじゃあ、最近同好会のメンバーといて楽しかった思い出は何かない?」
あなた「う〜ん、何かあったかなぁ……こういうのって、その時楽しくても、後から思い出そうとすると意外と大変なんだよね」
あなた「ライブとかに行っても楽しかった思い出よりも、前の人の背が高くて見えづらかったとか、隣の人のマナーが悪かったとか、そっちの方が印象に残っちゃうんだよね」
真姫「それ、少しわかるわ。人間の本能的に、そういうのを避けるためにあえて強く印象に残っちゃうのかも」
あなた「う〜ん、同好会のみんなと……特に楽しかったこと……」
真姫「それじゃあもう少し絞ったら?歩夢やかすみとは、行き帰り一緒だったりするんでしょ?その2人はどう?」
あなた「ええっと、そうだなあ、歩夢ちゃんか、強いて言うならこの間……」 7/14
あなた「お願い!恋愛絡みの歌詞の幅をもう少し広げたいの!その為には歩夢ちゃんの力が必要なんだよ!だから、ね?」
歩夢「そ、それはわかるし、あなたの言ってることだから協力してあげたいけど……」
歩夢「うう、キ、キスなんて……緊張しちゃうよ……」
あなた「歩夢ちゃんはそのままでいいんだよ!私がしにいくから、そのままそこでじっとしてもらえれば……」
歩夢「そう言われても恥ずかしいものは恥ずかしいよぉ……私、は、初めてだから……」
あなた「大丈夫だよ、安心して。それじゃあ、いくよ」
歩夢「う、うぅ〜〜……」
──チュッ 8/14
あなた「……あれはいい思い出だけど、楽しいとか、ストレス発散とはまたちょっと違うしなぁ」
真姫「ちょ、ちょっと!な、なんなのよそれ!」
あなた「あれ?真姫ちゃんはこういうことしない?」
真姫「するわけないデショ!?」
あなた「ああそっか、歌詞作るのは海未ちゃんのほうだもんね」
真姫「そ、そういう問題じゃないわよ!」
あなた「そんなに変かなぁ?海未ちゃんも穂乃果ちゃんやことりちゃんとしててもおかしくなさそうだけど」
真姫「海未にそんな度胸があるとは思えないわね。ただ、ことりに迫られれば……なくはないのかも……」
真姫「っていうか、そうじゃなくて。他!他にはないの?」
あなた「ええっと、そうだなぁ……」 9/14
しずく「……こ、これでいいでしょうか?」
あなた「うん、さっきよりもだいぶ素敵に見えるよ!」
あなた「だけど……しずくちゃんならもう少し色っぽい表情が出せると思うんだよね。そのほうがこの役にもっとハマると思うんだけど……」
しずく「すみません。今度の演劇の役作りに先輩を付き合わせてしまって……」
あなた「ううん!私が好きでやってることだからさ!それに、しずくちゃんの演技を見るのは楽しいよ!」
あなた「そうだなぁ……それじゃあちょっと荒技だけど、もう少し色っぽい表情が出せるように……」
しずく「急に近づいてどうしたんですか、せんぱ」
──チュッ 10/14
あなた「確かにしずくちゃんの舞台にはリフレッシュの効果があると……」
真姫「ちょっと待ちなさいよ!」
あなた「あれ?どうしたの?」
真姫「どうしたの?じゃないわよ!え゛え゛?常習犯なわけ?」
あなた「常習犯だなんて人聞きが悪いなあ。たまたまそういうことが重なっただけで……」
真姫「あなた、いつか大変な目にあうわよ……」
あなた「そうかなぁ。みんなとは仲良くやってると思うんだけど」
真姫「……まぁ、いいわ。とにかくリフレッシュの方法が見つかった訳だし」
あなた「でも、毎度毎度しずくちゃんの舞台見るってわけにもいかないもんね。いつもやってる訳じゃないし」
真姫「結局振り出しじゃないの」
あなた「あと何かあったかなぁ。あぁ、この間は……」
真姫「なんだか嫌な予感がするわね……」 11/14
あなた「お疲れ様、エマさん。いやぁ、園児の相手は、なかなかタフだね……」
エマ「そうだね〜、でもとっても可愛くって癒されるよ〜」
あなた「それは確かに!子どもたちの笑顔ってめちゃくちゃ元気もらえるよね!」
エマ「そうそう♪みんなとお歌をうたってると、スクールアイドルでよかったなぁって思うんだぁ」
あなた「エマさんの周りにみんなすごく集まるもんね!私の何倍もエマさんのほうに子供が寄って行くから、溢れる母性があるんだろうなぁ」
エマ「そうかなぁ。あなたにもたくさん寄っていると思うんだけど」
あなた「いやぁ、エマさんには敵わないよ。きょうい的な格差があるからね……」
エマ「?」
あなた「なんだか、私もあの子たちみたいにエマさんに甘えてみたいな、なんてね」
エマ「もう、急にどうしたの?」
あなた「だって帰り際にも女の子が寄ってきて、チュッってしてたでしょ。そういうの、いいなぁって」
エマ「……それじゃあ、もしだったら──
真姫「ちょっと、もういいわよ!」 12/14
真姫「あなた、本当にどうなってるのよ……」
あなた「でも見つかったよ!私のリフレッシュ方法は子どもたちの笑顔だね!きっとYouTubeとかにたくさん動画があると思うから、それで癒されれば5月病打破できるかも!」
真姫「ま、まぁ見つかったのなら何よりだわ」
あなた「真姫ちゃん、本当に付き合ってくれてありがとう!なんだか突破口が見えたら、不思議とさっきの無気力感もなくなってきた気がする!」
あなた「本当に真姫ちゃんは面倒見が良くて優しいんだね!」ニコッ
真姫「……っ!」クルクル
真姫「こういうこと、なんでしょうね……」
あなた「えっ、何か言った?」
真姫「……何でもない!」 13/14
真姫「はぁ……」
あなた「あれ?ご、ごめん、もしかして私の5月病うつっちゃった?」
真姫「そんな、風邪じゃないんだから。うつったりなんてしないわ」
あなた「でも、ため息なんてついて……」
真姫「そ、その……」
真姫「さ、さっきの話を聞いてから、あなたのことが気になって仕方ないの。もう、イミワカンナイ!」
あなた「真姫ちゃん……」
あなた「それじゃあ、今度は私が手伝うよ」
真姫「えっ?」 14/14
あなた「やっぱり真姫ちゃんも、1回してみたら何か音楽のアイデアも浮かんできたりするかもしれないよ」
真姫「べ、べつにしてみたいって言ってるわけじゃ……」
あなた「大丈夫。大丈夫だから……」
真姫「ちょ、ちょっと、何が大丈夫なのよっ……」
あなた「皆さんやってることだからね〜、リンパの流れがね、良くなるからね……」
真姫「て、適当なこと言わないで」
真姫(け、けどなんでかしら。あんまり嫌じゃない……)
あなた「真姫ちゃん……」
真姫「ん……」
ガラガラッ
梨子「遅くなってごめんなさい!進展の方は……」
あなた「あっ、梨子ちゃん!」
真姫「え?えっ、あっ、これは……
梨子「……じゃ、邪魔しちゃってごめんね。それじゃあ」
ガラガラッ
真姫「ちょ、ちょっと梨子!これは違うの!誤解なの〜〜!」 以上です。
導入くらいしかテーマが機能してないような気もするけど許してください あなまきとは。いいね
あなたちゃん弱レズのくせにそういうとこあるよな
確かに一週間は長いのかな
かと言って三日おきにテーマが変わってもややこしいし書かれないテーマも出てきそうだし、どうするのがいいか難しいね >>177
よかった
あなまき好き、作曲トリオもいいね
>>156
ようよしまるの会話シリーズだったり? 【五月病】
4月24日〜5月2日
初陣(ノンタイトル)
(μ's、穂乃果・にこ・海未) >33-34
彼方ちゃんの相談事
(ニジガク、彼方・かすみ) >42-53
海未「おやおや園田さん」
(μ's、海未・穂乃果) >60-78
かすみ「五月病の種」
(ニジガク、かすみ・しずく・他) >86-105
【五月病系SS】千歌「Aqours五月病レポートだよ!」
(Aqours、みんな) >109-124
【みとねぇ五月病】
(Aqours、美渡・千歌・果南) >129-130
保守代わりの1レス(ノンタイトル)
(μ's、真姫・凛・花陽) >135
世界一なんてことのない会話
(Aqours、曜・花丸・善子) >137-156
あなた「スランプになっちゃった……」
(スクスタ、あなた・真姫) >163-176 >>180
何故知っている
2つしか存在させていないハズなのに
こんなものを知っている人間がこの世にいるとは思わなかった 今日から新しいテーマかな
>>182
会話のノリが特徴的で印象に残ってた、好きです テーマ:【好き・嫌い】【家での過ごし方】
タイトル:善子「外出自粛生活。私の場合」曜「私達の!」
1/
曜「あ〜あ、ヒマだなぁ」
曜「なーんにもすることないんだもん」
曜「そりゃヒマにもなるよねー」
曜「ひまひーまーひまひま♪ひまひーまーひまひま♪」
曜「ヒマな時ってひとりごとが増えるよね?」
曜「あ、それわかるぅ〜なんでだろーね?」
曜「ねー?」
善子「いいかげん静かにしてくれないかしら?!私ネット対戦中なんだけど!?」カチャカチャ
曜「えー」 2/
曜「そうは言ってもだよ、善子ちゃん」
善子「ヨハネ!」カカカッ
曜「お、今セリフとコマンドがシンクロした!したよね?ね?」
善子「っ、だから!うる、さいっ、てぇ…!」カチカチカチ
善子「っああ〜〜っ!!」ポイッ
曜「ああ〜、やられちゃったね〜」
善子「――〜〜っ!」ぽちり
曜「あれ?止めちゃうの?」
善子「誰のせいよ?!」
曜「…善子ちゃん、やめる?」
善子「やめるわよ!あとヨハネ!!」 3/
曜「そうは言ってもだよ、善子ちゃん」
善子「そこに戻るのね。ていうかヨh……もういいわ」
曜「ええ〜突っ込んでよ〜」ブーブー
善子「疲れるし飽きるのよ、このくだり」
曜「ちぇ〜」
善子「そういう一方的に私に負担を押し付けるやり取りは嫌い」
曜「そっかー」
善子「…で?」
曜「ん?」
善子「「そうは言ってもだよ」、なに?」
曜「…?」
善子「ちょっと、まさか特に理由もなく邪魔してたっての?!」 4/
曜「いやいやいや、そんなことないよ?でももう解決したっていうか…」
善子「はあ?」
曜「そんなことよりさ、手が空いたんなら遊ぼうよ!」
善子「空いたというか空けさせられたんだけど…なにしたいの?」
曜「楽しいこと!」
善子「そりゃそうでしょうよ…っていうか一緒にゲームしてたのに「疲れたー」ってやめたのは曜の方じゃない」
曜「だって全然勝てないんだもん……」
善子「だったら次はハンデつけてあげるわよ。しかも曜のいうとおりに」
曜「ホント!?じゃあじゃあ…善子ちゃん片手でやって!」
善子「えっ!?片手?!」
曜「えー?出来ないのー?自分が言い出したクセにー?」
善子「や、やってやるわよ!上等じゃない!」
曜「よーし、リベンジだー♪」 5/
――
曜「…疲れたー、もーいーや…」ゴロン
善子「は?また?」
曜「……だって全然勝てないんだもん」グデー
善子「勝ってるじゃない。3回に1回くらいは」
曜「片手の相手にそれだけじゃね…」
善子「はぁ…ったくなんなのよ…」
善子「でもこの技は使えそうね…慣れればスマホ見ながらいろいろ出来そう…」ブツブツ
曜「もうゲームいいよー。ねーどっか行こう?」
善子「あんたこのご時世に外うろつくのがどれだけギルティかわかってんの?!」 6/
善子「だいたい曜はいつまでウチにいるつもりなのよ」
曜「んー……」
善子「いい加減帰らなくていいの?」
曜「善子ちゃん、今外出自粛中なんだよ。ふよーふきゅーの外出は避けなきゃ」キリッ
善子「だからって勝手にウチに引きこもらないで!」
曜「だよね!よーし、どっか行こう!」
善子「だーかーらー!」
曜「うーん、ここはやっぱり海しかないでしょ♪」
善子「行かないわよ!」
曜「…善子ちゃん、やめる?」
善子「だから行かないって!」 7/
曜「ちえー、千歌ちゃんなら乗ってくれるのに…」
善子「」カチン
善子「だったら千歌のところに行けば?」
曜「行けないよ。あっちは客商売だしさ。それにあそこまでの遠出はさすがにちょっとね…」
善子「はっ、それで仕方なく私の家ってわけ?」
曜「えっへへ〜、こういう時ご近所さんはいいよね♪」
善子「ふん、別に私は…」
曜「善子ちゃんも花丸ちゃんやルビィちゃんと会えなくてつまんないでしょ」
善子「…は?」
善子(…まさか、私のために……?)
曜「善子ちゃんのママも、曜ちゃんがいるとあの子が変な儀式したり火遊びしたりしないから助かるわ〜って言ってたし」
善子「だああああ!うるさい!黙れ!」 8/
善子(もう!何言っちゃってくれてんのよ!ママったら…!)
曜「それに、私も嬉しいよ。大好きな善子ちゃんとずっと一緒にいるの」
善子「っな!?」
善子(す、好き…?曜が、私を…?さらっと何言ってんのこの人?!)
善子「へ、へぇ…そう。わ、私は、別に……」
曜「…ねぇ善子ちゃん」
善子「ひゃいっ?!」
曜「善子ちゃん、私――」
善子(な、なに…?何を言おうとしてるの…?まさか……!)ドキドキ 9/
曜「すっごく暇になっちゃった、何かして遊ぼうよ」
善子「……は?」
曜「ねー何かしよーよー」
善子「な…な……っ!」
曜「どうしたの?善子ちゃん?」
善子「うるさい!曜なんて大っ嫌い!!」
曜「なんで?!」
善子「自分勝手だし、デリカシーがないし、何考えてるか全っ然わかんないし!」
曜「うぐっ!」
善子「もう黙っててよ!一人で勝手に暇でもなんでも潰してりゃいいじゃないの!」
曜「ご、ごめん…」 10/
善子「……」
曜「……」
善子(まったく、何なのこの人…!)カチャカチャ
曜「」ペラッ
善子(…だいたい今まで何言っても黙んなかったクセになんでこういう時だけ黙るのよ)カチャカチャ
善子(これ見よがしに興味もないゲーム雑誌なんか読んじゃって)カチャカチャ
曜「」ペラッ
善子(……これじゃ私が悪いみたいじゃない…)ハァ…
善子(ああ気まずい……こういう時こそ空気読まずに能天気に話しかけてきなさいよ……)ポイッ
曜「!」ムクリ
曜「」スタスタ
善子(えっ?)
曜「」ガチャ
善子「……出ていっちゃった……」 11/
善子「……帰っ、た…?ま、まさかね…さすがに一言も無しにそれはないと思うけど…」
善子「ト、トイレでしょ、きっと……そう、よね?」
――
善子(――ちょっと、言い過ぎたかな……)
善子(でも今さら私から謝るなんて……)
――
善子(――にしても遅くない?)
善子(もう小一時間はたつけど…まさか本当に帰っ――?)
善子「!!」
ガチャ 12/
曜「……」ソー
善子「…っ」
曜「……ヨーハーネーちゃーん」
善子「!? な…なに…?」
曜「ヨキソバ、作ったんだけど…食べる?」
善子「……た、べる……」
曜「へへ♪わかった、じゃあ持ってくるね♪」
バタン
善子(……よかった) 13/
――
善子「」モグモグ
曜「」モグモグ
善子(おいしい…でも、また無言…)
善子(……気まずい……)
曜「……」
曜「――味、どうかな?ヨハネちゃん」
善子「!!」
善子「……おいしいわ」
曜「…うん、よかった」
善子「あと…」
曜「?」
善子「よ、善子でいいわよ。…なんか、その、気持ち悪いし…」
曜「!! へへへ…♪」
曜「善子ちゃ〜ん♪善子ちゃん善子ちゃん善子ちゃ〜ん♪」ダキッ
善子「だあっ!抱きついていいなんて言ってない!」 14/
曜「ねーねー善子ちゃん」
善子「……なによ」
曜「食べ終わったらさ、ちょっと私に付き合って欲しいんだけど、いいかな?」
善子「……」
曜「忙しい?」
善子「……そんなことないけど……付き合うかどうかは、内容による……」
曜「やった、ありがとー♪」
善子「…は?ちょっと、話聞いてた?!」
曜「内容によっては良いんでしょ?大丈夫大丈夫、そんなに変なことじゃないから♪」
善子「だから、それを私に判断させろって話でしょ?!」
曜「よーし、そうと決まれば早く食べて片付けよう!」
善子「話を聞きなさいってばーー!!」 15/
――
善子「――新しい衣装のアドバイス?」
曜「うん」ゴソゴソ
善子「そんなの、ルビィに相談すればいいじゃない。LINEとかで」
曜「やだ」
善子「なんでよ?普段はそうやって作ってるんでしょ?だったら――」
曜「この衣装は善子ちゃんじゃなきゃダメなの!」
曜「ちなみに今考えてるのはこんな感じなんだけど」パラパラパラッ
善子「…? これ、どっかで……あ!」
曜「あ、わかった?いやーゲームあんまりやらないから知らなかったけど、意外とゲームキャラの衣装も参考になるんだね!」
曜「でさ、さすがにこのまんまだと問題ありそうだし、後ろの造りとかもよくわかんないしで…善子ちゃんに見てもらいたいなって」
善子「……なるほど、確かにこのままのデザインはアウトね」
曜「やっぱり?」
善子「ええ、特にこの衣装のこの部分、この飾りだけは絶対に使っちゃ駄目。これさえあれば「あ、あのキャラだ」ってわかるくらい象徴的な紋様だから」
曜「そっかー」 16/
――
善子「――うん、この衣装に関しては大丈夫ね。あとは――」
曜「ふふっ♪」
善子「? 急にどうしたのよ?」
曜「なんか、楽しいなって」
善子「楽しい?ただの作業じゃない」
曜「それはそうなんだけど、こういう作業って楽しんでやることも大切なんだよ?」
善子「なるほど、わからなくはないわね」
曜「それに、これなら二人で出来るしね」
善子(! ……そっか…そういう……)
曜「善子ちゃん?」
善子「…なんでもないわ。あとヨハネ!」
曜「ええ〜っ?!」 17/
曜「さっき善子で良いって言ったじゃん!」
善子「さっきはさっき、今は今よ」
曜「おーぼーだー!りふじんだー!いくらなんでもワガママすぎるぞー!」ブーブー
善子「あら知らなかったかしら?堕天使って悪い子なのよ?」
曜「ぐぬぬ」
善子「ふふん♪」 18/
曜「――でも元気が出て良かったよ」
善子「? 急にどうしたのよ」
曜「やっぱり善子ちゃんはそうでなくちゃね」
善子「だからヨハネだってば!」
曜「うんうん、私はそんな善子ちゃんが好きだよ」
善子「な…っ?!」
曜「」ニコニコ
善子「……へ、へえ、奇遇ね私も曜のこと――」
善子「やっぱ嫌い」
曜「なんでさ?!」
おしまい お疲れさまでした
テーマに沿っているかは微妙なところ かわいくてよかったよ
曜ちゃんの心境を出してないから先が気になる作りになってるね 一つのスレに纏める。と言う案を出した身でこんなこと言うのはとても心苦しいのですが、
やはり、このスレッドはお題とそれぞれの作品名、urlだけを紹介して、あとは前任の方の様に個別で立てて頂く。
と言う手法を取るべきでした。
皆さん、折角色々と書いて頂いたのに芳しく無い状況となってしまい、申し訳ありません。 こうやってスレを立てたことには意味があると思ってる。気にしないで やってみなきゃわからない事なんだからやってみる事は間違いじゃないよ
参加者は納得して参加してるわけだし
ドンマイドンマイ次いこうでいいよ もともとどっちの方がいいかを決めるものでもあったろ 今のところ読み専だけど、色々書いてくれてて楽しいよ >>209-212
ありがとうございます。
引き続き皆さんの投稿を待ちつつ
今後の事を考えてみたいと思います
どうか宜しくお願いします。 SS初心者だけどこのスレなら何か書いても大丈夫な感じなのかしら >>183
スゴいビックリしたけど、スゴい嬉しかった。
読んでくれて、好きと言ってくれて、本当にありがとうございます。 テーマ:【好き・嫌い】
タイトル:梨子「好きと嫌いを越えて」 1/12
〜♪〜
梨子「……ふぅ。どうだったかな、鞠莉ちゃん」
鞠莉「うん、とってもいい曲! 今回も素敵な曲を作ってくれてありがとう、梨子。ピアノの演奏もビューティフルだったわよ」
梨子「……」
鞠莉「どうしたの?」
梨子「鞠莉ちゃんと一緒に音楽室で過ごす時間って今まで何回もあったけれど、私に比べると積極的にピアノを弾こうとしないかも……と思って」
梨子「鞠莉ちゃんはピアノ嫌い?」
鞠莉「ん〜……そうね、嫌いってことはないんだけど。ママが弾くピアノを聴いて育ったから馴染み深いものではあるし」
鞠莉「ただ、どちらかといえばギターの方が好きかな」 2/12
鞠莉「ほら、私ってメタルとかパンクが好きでしょう? やっぱりギターを掻き鳴らす姿に憧れてる部分は大きいのよね」
鞠莉「それにギターは鍵盤に比べてプレイも構造もシンプル! マリーの溢れ出るパッションを今すぐ音に残したい!と考えたらギターの方が便利なの♪」
梨子「そっか、たしかにロックが大好きだもんね! 鞠莉ちゃんの弾くギターまた聴いてみたいな〜」
鞠莉「オフコース! マリーのお気に入りのハードでヘヴィな曲もたくさん教えてあげるわ!」
梨子「う〜ん、それは……どうしようかな…………」ムム…
鞠莉「…………梨子、何か悩んでる? ちょっと元気がないように見えるよ?」
梨子「そ、そんなことは、あるかも……」
鞠莉「もう、分かりやすいんだから。何に悩んでるのか、よかったら聞かせてもらえないかしら?」 3/12
梨子「あのね、そんなに大した悩みじゃないの。ほんの些細なことではあるんだけど……」
梨子「私はピアノが好き、クラシックの曲が好き。そんな自分の経験や趣味を基にして、今まで曲を作ってきたんだ」
梨子「でも鞠莉ちゃんの好みは私とは違うよね。一番好きなのはロックだから」
梨子「鞠莉ちゃんだけじゃない、Aqoursのメンバーみんなが私とは違う人間で、それぞれに『好き』と『嫌い』を持ってると思う」
梨子「もしかしたら私の『好き』が他の子の『嫌い』になることもあるのかな、って考えちゃって……」
鞠莉「梨子……」 4/12
梨子「私ね、とっても嬉しいの。私の書いた曲をみんなが歌ってくれることが。聴いてくれる人がいることが」
梨子「だから、みんなに『好き』って言ってもらえる曲を作りたい」
梨子「私の書いた曲を歌ってくれるみんなが、聴いてくれるみんなが楽しい!って思える曲を」
梨子「でもそれってすごく難しいんだね。どういう曲を作ればいいのか迷っちゃって……」
鞠莉「そうだったのね……」
梨子「さっきの曲もピアノを弾きながら、もっと変えてみた方がいいんじゃないかな?
ここにいる鞠莉ちゃんがもっと好きになってくれるにはどうしたらいいんだろう?って不安になっちゃったの」
鞠莉「そっか……」
鞠莉「梨子、あなたは本当に優しいのね」 5/12
梨子「そ、そんなことは……/// 優しいのは鞠莉ちゃんだよ。ありがとう、お話聞いてくれて」
鞠莉「ううん、こちらこそありがとう。あなたがみんなのためにそこまで考えてくれていたなんて……知ることができてよかった」
鞠莉「そうね……同じ音楽に触れている身として、あなたの気持ちはよく分かるつもりだけど」
鞠莉(この子に何を伝えられるかしら…………そうだ)
鞠莉「梨子、さっきの曲、もう一度ピアノで弾いてみせて?」
梨子「さっきの曲? もちろん大丈夫だけど……」
鞠莉「そんな困ったような顔しないの! 演奏するときはリラックスしなきゃ♪」
鞠莉「ほら、どうぞ」
梨子「う、うん」
〜♪〜
梨子「ありがとうございました。どうだったかな?」
鞠莉「うん、すごくよかったよ。やっぱりわかったことがある」 6/12
鞠莉「私、梨子のピアノが好き。そして梨子の作る曲が好き」
鞠莉「どんな楽器の演奏よりも、どんな音楽よりも素敵だと思う」
梨子「ま、鞠莉ちゃん……///」
梨子「でもどうして……この曲は今までの中でも一番静かな曲で、鞠莉ちゃんの『好き』とは離れているのに……」 7/12
鞠莉「たしかに私の『好き』と今の曲、演奏は違うものかもしれない。でもね、もっと大事なものを感じとったから」
鞠莉「梨子。あなたがAqoursのことを大切に想う気持ち、応援してくれる人たちのことを想う気持ち」
鞠莉「梨子の『大好き』が伝わったから」
鞠莉「私がそれを『嫌い』になるわけない。あなたの想いが詰まった曲、『大好き』に決まってるよ」
梨子「鞠莉ちゃん……」 8/12
鞠莉「それにね、梨子が優しいからみんなの意見を聞こうとすること、誰でもわかるよ」
鞠莉「でもね、意見を伺うばかりだとちょーっと物足りないってマリーは思うな」
梨子「どうして……?」
鞠莉「だって私たちは梨子のことが『大好き』だから、信頼してる仲間だから作曲を任せているの」
鞠莉「そんな梨子が自分の曲に自信を持てないまま意見を聞いて回ったりしたら、みんなもどうしていいか不安になっちゃう」
鞠莉「自分自身を、みんなが『大好き』なあなた自身をもっと信じてみてもいいんじゃないかしら」
梨子「で、でも、それでみんなが気に入らない曲になっちゃったら……」
鞠莉「もう、そのときはそのときでいいのよ!」
鞠莉「嫌いな人はここ嫌い! 好きな人はここが好き!って思う存分意見をぶつけ合えばいいの。みんなで納得するまで意見を交換して曲を作っていけばいい」
鞠莉「例えそれぞれが抱える『好き』『嫌い』が違っても、みんな梨子のことが『大好き』で、Aqoursのことが、応援してくれる人たちのことが『大好き』」
鞠莉「この『大好き』を大事にすれば、きっとみんなひとつになれる。私はそう信じてるの」
鞠莉「そのためにはまず、梨子自身の『好き』をちゃんと表現しなきゃ♪ 人の顔色ばかり伺っていてはノーノー!」
梨子「そっか……」
梨子「そうだよね……大事なこと、分かった気がする」
梨子「ありがとう、鞠莉ちゃん!」ニコッ 9/12
鞠莉「うんうん、梨子はやっぱり笑顔がキュートよ♪ まあ意見をぶつけあった後に実際作業するのは梨子になるんだけど……」
鞠莉「あなたほど数は多くないけれど作曲には関わってきたし。マリーも力になるわ。いっしょに頑張りましょう♪」
梨子「うん!」
鞠莉「というわけで、まずはさっきの曲! 梨子の『好き』が詰まった完成形を目指して! できあがったらマリーがビシバシ意見をぶつけるわ!」
梨子「そしてまた鞠莉ちゃんといっしょに曲作り……わくわくしちゃう! お手柔らかにお願いするね♪」
鞠莉「ええ、今夜はオールナイトで曲作りよー!!」
おしまい 10/12
おまけ
梨子「できた……!」
梨子「編曲も終わったよ鞠莉ちゃん! すごく良い曲になったと思う!」
鞠莉「お疲れ様、梨子! よく頑張ったわね」
梨子「はい、これデモ音源。ぜひ意見を聞かせてほしいな」
鞠莉「オーケー! あなたの『好き』でいっぱいの曲、楽しみだわ」
〜♪〜
鞠莉「聴き終わったよ」
梨子「どうかな鞠莉ちゃん? 今回の曲はすごく綺麗なメロディができたと思ったから、それを活かす方向でいこうと思うの!」
梨子「特に流麗なストリングスを入れたいと思ってね、ピアノの音と上手く調和するようにね、あとヴィオラの音にこだわってて、全体的に音に伸びやかさが出るように、ちょっと打ち込む量が多くて大変だったけど頑張ったの! それでねそれでね……」ペラペラ
鞠莉「…………う、う〜ん…………ごめん、微妙かも」
梨子「えっ」 11/12
鞠莉「あっいや、今のは違うの! ごめんね! ただなんかちょっとこう、想像と違う仕上がりになったというか、そうか〜こういう方向性にいったか〜と思って」
梨子「えっ」
鞠莉「いや正直このメロディに楽器たくさん増やすのはちょっと……良さを活かすためには音を削った方がいいんじゃないかな。もうちょっとドラムのビートもシンプルにして」
梨子「えっ」
鞠莉「高音がキレイなメロディなんだから、サウンドは低音重視だといい感じな気がするわ! ほらギャップ萌えみたいなやつよ、音楽でもギャップ大事」
梨子「…………」
鞠莉「う〜ん、いっそのこと全体のテンポあげちゃおっか。それでベースも簡単にして代わりに手数を増やすの。きっとスピーディでクールな曲になるわ!」
梨子「それ鞠莉ちゃんの趣味だよね!!??」ドンッ
鞠莉「きゃあ!?」ビクッ 12/12
梨子「なんなの!? だいたい鞠莉ちゃんは私が曲作ってるといっつも横から『ドラムの音圧上げろー』とか『ギターの速弾き入れろー』とか口挟んでくるし!」
鞠莉「いやだってロックミュージックでバンドサウンドは肝だもの」
梨子「私が作りたいのはキラキラしたアイドルソングなの! ロックミュージックじゃありません!!」
鞠莉「あー! ロックをバカにしたわね!? いいわ、そっちがその気ならマリーにも考えがある! 私のお気に入りのインダストリアルメタルをこれからたっぷり聴かせるから覚悟しなさい!」
梨子「それならこっちだって! 私の好きなチャイコフスキーのバレエ曲CDコレクションを夜通しかけてあげるんだから!」
鞠莉「乗ったわ! 今夜はマリーの家の音楽ルームに篭城よ!」
梨子「受けて立つよ! 家からCD大量に持ってきます!!」
鞠莉「オールナイトで音楽バトルよー!!」
このあと滅茶苦茶お泊りして音楽聴いた
おしまい テーマの議論とかした方がマシだったかな、なんかごめん…… なるほど
これが書きたいって意見がある人いるかな……? 入れ替わりはむしろ超短編なら書きやすい部類だと思う
起承転結の一番めんどくさい起と結省いて承だけとか書けるし 例えばこんな投げっぱなしでも短編なら好きなシーンだけ書ける
1/3
花陽(凛)「は、白米の季節にゃー!ごはんおいしいにゃー!」
凛(花陽)「かーよちーん?かよちんは凛じゃないんだからそんなににゃーにゃー言わないよ?」
花陽(凛)「そ、そっか…ごめん…。でも難しいよー!」
凛(花陽)「大丈夫!かよちんはやればなんだって出来るよ!凛が保証するにゃー!」
花陽(凛)「…かよちんなんでそんなに上手いの…?」
凛(花陽)「ほらー、凛は凛でしょ?かよちんがかよちんなんだから。もーしっかりするにゃー!」
花陽(凛)「あっ、そ、そっか……ンンッ!ごめんね、凛ちゃん」
凛(花陽)「そうそう、それでいいんだよ!でも凛はどっちのかよちんも大好きにゃー♪」
花陽(凛)「な、なんかすっごい恥ずかしいにゃ…」 2/3
真姫「ーー朝っぱらから騒がしいわね。どうしたの二人とも?」
凛(花陽)「あー!真っ姫ちゃーん!おっはよーにゃー♪」ダキッ
真姫「ちょっと凛!通学路で抱きつかないでっていつも言ってるデショー?!」
凛(花陽)「いーのいーの♪でね、今朝はかよちんがなんかちょっと変なんだよー」
花陽(凛)「ええっ?!」
真姫「そうなの?」
花陽(凛)「う、うん…でも大丈夫!」
真姫「…顔が赤いわよ。熱でもあるんじゃない?」ピトッ
花陽(凛)「だ、大丈夫にゃ!凛は元気いっぱいにゃー!」
真姫「え?」
凛(花陽)「ね?なんか凛の真似にハマってるみたいなんだよ」
真姫「…たしかに変ね」
花陽(凛)「うぅ…」
凛(花陽)「でも凛はこっちのかよちんも大好きにゃー♪」
真姫「はいはい、ほらもう行くわよ。遅刻しても知らないから」
凛(花陽)「あっ!ま、待ってよー真姫ちゃーん!」 3/3
ーーー
真姫「なるほど、そういう事だったのね」
凛「そうなんだよ。真姫ちゃんにもわかってもらえて嬉しいにゃー」
真姫「とりあえず凛は元に戻ったから良いとして…問題は花陽ね」
凛「そうだねー…」
真姫「どうしたものかしらね」クルクル
花陽「ち、ちょっと花陽!私そんなに態度悪くないわよ!」
真姫「何言ってるの。花陽はあなたデショ?」ナデナデ
花陽「ちょっ!ナデナイデ!」
真姫「え?私いつも花陽を撫でてるじゃない。ねえ凛?」
凛「うん、いっつも撫でてるにゃ」
花陽「えっ…?ウソ…本当に…?」
真姫「ふふ♪花陽ったら、イミワカンナイ」
花陽「もー!イミワカンナイ!!」
おしまい 真姫ちゃんは入れ替わったことに疑問を持ちなさい!! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています