0025名無しで叶える物語(えびふりゃー)垢版 | 大砲2020/04/07(火) 22:14:28.81ID:zyyxGR7l 群衆の中からも、歔欷きょきの声が聞えた。暴君アベノミクスは、群衆の背後からヨハネの様を、まじまじと見つめていたが、やがて静かに彼女に近づき、顔をあからめて、こう言った。 「お前の母親の望みは叶ったぞ。おまえは、親に捨てられたのだ。信実とは、決して空虚な妄想ではなかった。」 どっと群衆の間に、歓声が起った。 「万歳、王様万歳。」