栞子「付き合ってほしい?」2スレ目
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栞子「...動物園とかどうですか?」
栞子「はい、私パンダを見てみたいんです」
栞子「生で見たのは小学校の時だけなので久しぶりに...」
栞子「はい、ではそこにしましょう」 栞子「...課題?」
栞子「私は今週の分はもう全て終わらせてます」 栞子「...そうです。週末は時間が空けられるように平日のうちに可能な限り終わらせてしまうんです」
栞子「それに今期は土曜の教職課程の授業も取っているので、日曜だけは絶対に空けるようにしてるんです」 栞子「...教師?」
栞子「いえ、まだ分かりません」
栞子「人を教える立場になりたいとは考えているのですが、それが教師かどうかはまだ決まっていないです」 栞子「でもあと二年以上もあるんですからゆっくり考えることにします」
栞子「あなたの方も日曜までには課題を終わらせて下さい」 栞子「...終わらないかも?」
栞子「...いえ、来週に延ばしては駄目です。来週は来週で新しい課題を出されるんですから」 栞子「...はぁ、仕方ないですね」
栞子「どんな課題なんですか?」
栞子「直接手伝いは出来ませんが、終わらせるための道筋くらいでしたら助言します」
栞子「はい、その代わり日曜は絶対に動物園に行きますよ」 おお、トントンと時間が進んだね。大学生しおりんはさらに美人になってるんだろうなあ あと二年以上もあるってことは
今大学2年生なのかな 乙
本編よりかなり先の時間だから
スクスタだとあんななのに…とかならなそうでよい ---------------------------
栞子「......」
栞子「凄く緊張してるようですが大丈夫ですか?」
栞子「確かに緊張するのも分かりますが...」
栞子「私の両親はちゃんと話の通じる方です」 栞子「あなたでしたらいつも通りにしてるだけで、そんなに悪い印象は与えないと思うので少しはリラックスして下さい」
栞子「私もフォローはしますから...」
栞子「...いや、スーツ姿になる必要などありません。私服で大丈夫です」 栞子「まったく、こんな状態で大丈夫なんでしょうか...」
栞子「...そろそろ時間ですね」
栞子「お土産は持ちましたか?」
栞子「はい、それでは行きましょう」 ............................
栞子「ふぅ...」
栞子「お疲れ様です」
栞子「無事終わりましたね」
栞子「反応が中々良かったので安心しました」 栞子「ただ...」
栞子「将来結婚は考えているか聞かれた時ですが」
栞子「別に即答する必要はなかったと思いますが...」 栞子「...まぁ、確かにそろそろ考え始める年齢ではありますが...」
栞子「あなたは良いんですか?」
栞子「相手が私で...」 栞子「...私以外にはいないって...」
栞子「もう...」
栞子「そんな真っ直ぐに言われると照れます...」
栞子「...でも」
栞子「確かに今更かもしれませんね」 栞子「私も将来については少しずつ考え始めています」
栞子「えぇ、その中にはちゃんと隣にあなたもいます」
栞子「焦らずゆっくり進みましょう」 ---------------------------
栞子「いよいよ明日、ですね」
栞子「もう一度、式やスピーチの内容を確認しておきましょう」
栞子「...緊張しているんですか?」
栞子「...そうですか。私もです」 栞子「...少し散歩にでも行きませんか」
栞子「外に出て歩いた方が緊張が紛らわせると思うんです」
栞子「いいえ、行きましょう」
栞子「こういう時こそ少し動いてリラックスする事が必要なんです」 ........................
外
栞子「星が綺麗ですね」
栞子「そうだ。今度天体観測でも行きませんか?」
栞子「都心から離れたところに旅行に行くんです」
栞子「きっとこれ以上に美しい景色が見られますよ」
栞子「えぇ、行きましょう」 栞子「あ、新婚旅行の方もどうしましょうか?」
栞子「北欧にオーロラでも見に行きます?」
栞子「でも、ハワイやタヒチなども良いかもしれません」
栞子「そうですね。行き先を考えるのもすごく楽しいです」 栞子「でも一番楽しみなのは...」
栞子「これからあなたと本当の家族になれることです」
栞子「......」
栞子「先程は緊張してると言いましたが...」
栞子「ようやく、あなたと結ばれることが出来るんです」 栞子「だからこの緊張も私にとっては心地良いものなんです」
栞子「...変?」
栞子「ふふ、あなたに言われたくはありませんよ」 栞子「...そうですね」
栞子「これからも色々な事があると思いますが」
栞子「一緒に生きていきましょう」 学生社会人と付き合ってて流石に色々済ましてんだろうな 一緒に生きていきましょうだと…?
尊い…ありがとう世界… --------------------------------
栞子「体調、ですか?」
栞子「もう大丈夫ですよ」
栞子「出産してからもう大分経っているんですから」 栞子「辛かったですが...こんなに可愛い子を生むことができて私は幸せです」
栞子「これからはこの子を大切に育てていきましょう」
栞子「もちろんあなたにも育児にはしっかり参加して頂きますよ?」
栞子「はい、お願いしますね」 栞子「...名前、ですか?」
栞子「えぇ、もちろん考えてあります」
栞子「紬子(つむぎこ)と名付けましょう!」
栞子「『翠子(みどりこ)』と迷ったのですが、この子には紬子の方が似合うような気がしました」 栞子「ちゃんと良い子に育って下さいね〜」
栞子「あなたも抱っこしますか?」
栞子「はい、首がまだ座っていないので気をつけて下さいね」 栞子「......」
栞子「何だか...」
栞子「赤ちゃんを抱っこしてるといつもよりも大人っぽく見えますね」
栞子「普通の親に見えます」 栞子「...ふふっ、そんな怒らないで下さい。紬子が見てますよ?」
栞子「この子には幸せな人生を送ってもらいたいです」
栞子「はい、二人で大切に育んでいきましょう」 今更で申し訳ないんだけどこのあなたの性別ってどっちなの? ガンガン進むな!
ちょっと急展開過ぎて置いてきぼりぎみだぜ 【🌟】一通り生涯を描いてくれたら
アナザーストーリー欲しいな >>75
iPS細胞というので同性の間でも子供ができるらしいです >>1は生きてるかな?
過労で倒れてなければよいが… -------------------------------
栞子「久しぶりに再会できて楽しかったですね」
栞子「同好会の方々も元気でなによりでした」
栞子「皆さん結婚して子供もできていて...」
栞子「私達みたいに子育て等で悩んでいるみたいでしたね」 栞子「えぇ、皆さん自分の好きな道を進んでいて無事才能を発揮できているみたいです」
栞子「高校の時に私が口うるさく言っていたのが効いていたのかもしれませんね」
栞子「...翠子ももう少しで小学生になります」
栞子「あの子が中学生になった時あたりにでも、もう一度みんなで集まりたいですね」 栞子「...そういえば」
栞子「紬子の通う小学校で今度運動会があるんです」
栞子「その中で親が出る種目があるのですが...」
栞子「あなたと私どちらが参加しますか?」 栞子「...紬子に選んでもらう?」
栞子「そうですね。今日の夜、寝る前にでも聞いてみましょう」 栞子「......」
栞子「それと...」
栞子「今日の夕飯は私が作ります」 栞子「いえ、私が一人で作りますので手伝わなくて大丈夫です」
栞子「おかずは...唐揚げにでもしましょうか」
栞子「...確かに紬子の好物ですが...それが何か?」 栞子「あら、バレてしまいましたね」
栞子「でももう遅いですよ。唐揚げで紬子の機嫌を取って選んでもらうんです」
栞子「運動会に出るのは私です」
栞子「♪」 栞子はスーツが似合いそうだ
キャリアウーマンって感じ お前らコロナで退屈してるなら
1スレ目から改めて見てみろよ
気持ち悪いニヤニヤが止まらないぞ -------------------------------
栞子「...発表まで一分後ですね」
栞子「...何だか自分の大学受験の時を思い出します」
栞子「紬子はちゃんと志望大学に受かったので良かったのですが...」
栞子「翠子の方がもし落ちていたらどう接してあげたら良いんでしょうか...?」 栞子「...そんな心配する必要はないって...」
栞子「いえ、心配にもなりますよ。娘が人生の岐路に立っているんですから...」
栞子「あ、時間になりました...!」
栞子「今、自分の部屋で確認しているとは思うのですが」
栞子「どうなんでしょうか...?」 栞子「...!」
栞子「よ...」
栞子「良かった...」 栞子「はぁ、ようやく肩の荷が下りました」
栞子「おめでとうございます」
栞子「今日はお祝いを開きましょう」
栞子「紬子も参加できるか確認しています」
栞子「ふふっ、凄い御馳走を作るので今日は楽しみにしていて下さい ------------------------------
栞子「......」
栞子「どんな方だと思いますか?」
栞子「これから紬子の連れてくる恋人です」
栞子「...もちろん不安ですよ」 栞子「もしヤンキーやヤクザのような人を連れて来たら私どうしたら...」
栞子「...そんなことない?」
栞子「そうでしょうか...」
栞子「...確かに会ってみないことには分かりませんが...」
栞子「うぅ...早く会いたいような会いたくないような変な気持ちです...」 ............................
栞子「ふぅ...」
栞子「少し安心しました」
栞子「会って話してみる限り、なかなか誠実な方だったように思います」
栞子「少し不器用な所がありそうなのも逆に良かったです」
栞子「私から紬子との結婚について質問された時も即答していましたし」
栞子「まるでどこかの誰かに似ているように思えました」
栞子「ふふっ、誰でしょうね?」 いまでもしぃちゃん呼びなのか、それともしおりこ呼びなのか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています