「絵里先輩?」

あれは……生徒会長と、副会長?穂乃果は知っている様でしたが、知り合いだったのでしょうか。
それより、二人はここになんの用で…?

「あら、穂乃果さん。それに理事長の……」

「そっちは弓道部の園田さんやね?皆もにこっちに何か用事?」

「そう、貴女が園田さん……」

「ご存知でしたか、私は園田海未と申します」

「南ことりです。生徒会長と副会長…ですよね?」

「えぇ、絢瀬絵里よ、よろしくね」

「うちは東條希。初めましてやね」

「副会長さんは初めまして、高坂穂乃果です!絵里先輩はお久しぶりです」

「久しぶりね、貴女達はにこにどんな用事で?」

「あ、実は私達は……」


ひとしきり自己紹介が済んだところでここに来た理由を生徒会長に伝えようとすると、



ガチャ



「部室の前で何やってるの……って何この大人数?!」


扉を開けて、今日私達がここに来た理由でもあるにこが登場しました。