善子「ルビィのつむじ押したろ！」
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ルビィ 「………」(スマホに夢中)
善子「………」
善子「ずら丸、ずら丸」ﾋｿﾋｿ
花丸「？」
善子「ルビィのうしろ立って」ﾋｿﾋｿ
花丸「？」
花丸「……？」ｽｸｯｽﾀｽﾀ(ルビィの後ろに立つ)
善子「……」ｽｸｯｽﾀｽﾀ(そのすぐ横に立つ)
ｸﾞｲｯ!
ルビィ「！？！？！？」
善子「……」ｼｭﾊﾞｯ!(高速で自席に戻る)
ルビィ「ちょっと！！！！ルビィのつむじ押したの誰！！！！花丸ちゃん？！！花丸ちゃんなの？！！！」 善子「じゃあ果南は？」
ルビィ「さすがに果南ちゃんのは押したことないかな」
花丸「果南ちゃんはどうもならないんじゃないの？」
花丸「どうせ『なにすんの善子！』ってなって終わりずら」
善子「……確かに」
善子「まーヨハネが本気出せば余裕で仕留められるけどさぁ？つむじごときにヨハネの本気出せないわよね」
花丸「最初から本気出すようなことじゃないずら」
善子「うーん……でもやっぱ果南のリアクションみたくない？」
ルビィ「あ、じゃあさ、────」 ルビィ「───、みたいな感じでさ……」
善子「………」
花丸「………」
善子「いや、ルビィエグくない？ww」
花丸「リアクションは見応えありそうだけど(笑)」
善子「え、どしたの？果南に恨みとかあんの？ww」
ルビィ「恨みはないけど……この前ペットボトルの蓋開かなくて果南ちゃんに開けてもらった時ちょっとバカにされた」
善子「根に持ってんじゃない(笑)」
ルビィ「果南ちゃんてたまーにそうゆうこと言わない？『ルビィちから弱いなぁ〜(嘲笑)』みたいな」
花丸「………ちょくちょくマルが背低いの気にしてることにされる」
善子「そーなの？」
花丸「励ましてくれるから全然嫌とかではないんだけど、マルは別にそんな気にしてないし……ちょっとしつこいかなって」
ルビィ「やな感じじゃないんだけど……なんかね？」
花丸「ね」 水ゴリラのつむじ押すとか、、、、やめろ！
しまねえにしとけ 善子「……で？ほんとにやる？後半ほぼずら丸のアドリブ頼りだけど……」
花丸「うーん………正直……」
花丸「こういう家に生まれたからには一度はこういう場面やってみたかった」
善子「やってみたかったの！？」
花丸「ちょっとね、ちょっとだけ」
ルビィ「花丸ちゃんそゆとこある」ｳﾝｳﾝ
善子「ないわ、そゆとこないわ、そゆとこって何？」
善子「それで、使うのはどーゆー写真なのよ？」
ルビィ「これ？」ｽｯ
善子「どれどれ……うわっ！！こっっわ！！！」
花丸「なんでこんな写真撮ってるの(大笑)」
ルビィ「これルビィの家にほんとにあるやつだよ」
善子「マジ？………」 〜〜練習後〜〜
果南「ふぅ………」ｱｾﾌｷﾌｷ
ﾋﾟﾛﾝｯ♪
果南「？」
果南「………」
果南「！？！？」
善子「………」ｽｽｽ... 善子「えいっ」ｸﾞｲｯ!
果南「！？！？びっくりしたぁ……え、なに？」
善子「ルビィとダイヤってつむじ押すとおなか痛くなるんだって」
果南「…………」
果南「……あ、そう……」
善子「他の人はどうなのかなって」
果南「それで私のも押したの？」
善子「そうよ」 果南「何やってんの！？！？」
花丸「この人今日そればっかりやってるずら」
花丸「でもあんまり無闇にやらない方がいいよ、『つむじを押す』っていう行為は呪いの発動条件になってたりするんだよ？」
善子「へー、例えば？」
花丸「うーん、『市松人形を見ているときにつむじを押されると、人形に向こうの世界に連れていかれてその日のうちに死ぬ』とかかな」
果南「………人……形………？」
果南「……え……」 果南「い……市松人形って……これ……」
──────
ルビィ:(画像を送信しました)
ルビィ:これお家の倉庫にあったんだけど、お姉ちゃんにちょっと似てる🤣
──────
花丸「これは！！？！？(わざとらしい驚きの演技)」
花丸「果南ちゃん！！！」
果南「わっ！？何……？」
花丸「………今から言うことをよく聞いて」
果南「う、うん、うん(怯)」 花丸「今日家に帰ったら、日付けが変わる前にお風呂に入って体を清めるずら、髪の毛は特によく洗って、いい？」
果南「ぅん……(怯)」
花丸「でもお風呂に入ってる間は『お人形さん、こっちにおいで』って絶対言ったり考えたりしたらだめだよ、いい？」
花丸「もし言ったり考えたりしたら……鏡の向こうに引きずり込まれてしまうずらぁ……」
果南「うん、うん、わかった……お人形さん、こっちにおいで……うん、わかった、覚えた、覚……」
果南「ッッッ覚えちゃったじゃん！！！？？！！」
果南「なんで！？！？なんで教えぢゃっだの！？！？」
果南「ねぇ！？！？！！？(パニック)」
ルビィ「……っ……！(震)」
善子「…っ……w……(震)」 果南「はぁぁぁ ねえぇぇ なんで言っちゃうのぉぉぉぉ」
花丸「お、落ち着いて果南ちゃん」
花丸「こういう時は、冷静でいることが一番重要ずら」
果南「……ぅん……わかった……」
花丸「じゃあ、マルたち帰るから、頑張ってね」
果南「！？」
ルビィ「果南ちゃんがんばルビィ！」
善子「リトルデーモンの御加護を。」
花丸「じゃあね！」
果南「！？！？！？ちょちょちょちょ待って待って！！！！」
果南「……え………」
果南「……嘘でしょ…………」
果南「…………」
果南「………う……嘘でしょ…………」
果南「……帰った……？」
果南「え……帰ったよ…あの子ら……」
果南「え………」
果南「こっちのが怖いよ……」 果南「………」
果南「(……っていうか………)」
果南「(……なんでルビィは……あのタイミングであんな画像送ってくるの？)」
果南「(練習終わりに『今日も練習疲れたなぁ……そうだ！果南ちゃんにお姉ちゃんそっくりの人形の画像送ろ！』ってなる？)」
果南「………」
果南「(……ならないよ……頭おかしいのかな……)」
果南「(……はぁ……私も帰ろ………)」 〜〜船上〜〜
果南「(なんで帰った私！！！！！？！？)」
果南「(バカバカバカ！！！！！)」
果南「(他に相談する人！！！！いっぱいいたじゃん！！！！)」
果南「はぁぁぁもぉやだぁぁ……どぉせ死ぬんだぁぁ……」
果南「(ぁ……家着いちゃう……)」 〜〜自室〜〜
果南「………」
果南「………」
果南「(結局まだお風呂入れてない……)」
果南「(今何時……？)」
23:04
果南「(やばいやばいやばいやばい)」
果南「(もう日付変わるのすぐじゃん)」
果南「(でもお風呂入ったら……お人形……)」
果南「(あーあ！！！また思い出しぢゃった！！！！)」
果南「(もうお終いだぁ……)」
果南「(鏡の中に……っ……なんか……引っ込まれて…お終い………)」
果南「……鏡……？」
果南「………」
果南「………」
果南「(……割る………？)」
果南「(……割っちゃう……？)」 果南「………」
果南「………」
果南「(…あ……)」
果南「(……でも鏡って割っても鏡じゃね…？)」
果南「(………はぁぁ………◯ねよ鏡………)」
果南「………」
果南「(もしかして、体と髪を洗えれば風呂場じゃなくてもいいのかな……)」
果南「(洗う………水……)」
果南「………」
果南「海………！！」
果南「………」
果南「………」
果南「(……い、いける……？)」
果南「………」
果南「………」
果南「(……ダメかな………)」
果南「………」 鞠莉「〜〜♪」(優雅なティータイム)
ﾋﾟﾛﾝｯ♪
鞠莉「？」ｽｯ
──────
果南:海ってお風呂かな？
──────
鞠莉「………」ｺﾄｯ…
鞠莉「………」
鞠莉「………」
鞠莉「………寝よ………」
鞠莉「………」
鞠莉「………」
鞠莉「………」
鞠莉「………」
鞠莉「(……気になって眠れないじゃないの！！)」
鞠莉「(ッッざッけんじゃないわよッッ！！)」 鞠莉「(？？？)」
鞠莉「(え、なに、新しい歌詞とかなのかしら……？)」
鞠莉「(この………クレイジーワードを理解できないのは私に問題があるからなの……？)」
鞠莉「(そんなわけないわよね………？)」
鞠莉「…………」
鞠莉「…………」
──────
Mari:Hey!起きてるんでしょ？
Mari:果南から「海ってお風呂かな？」って聞かれたんだけど、どう言う意味？
ダイヤ:知りません！
ダイヤ:何故お二人の話に巻き込むのですか？
Mari:ダイヤが寂しがると思ったから
Mari:(スタンプを送信しました)
ダイヤ:お気遣い無用です。おやすみなさい
Mari:(スタンプを送信しました)
Mari:(スタンプを送信しました)
──────
鞠莉「(通知切りやがったわね……！)」 果南「(……返信が来ない……ヤバイよぉ……後50分くらいで私っ……死……死ぬかもなのに……)」
果南「(何やってんのさ鞠莉……)」
ﾋﾟﾛﾝｯ♪
果南「来た！！！」
──────
ダイヤ:海ってお風呂かな？とはどう言う意味ですか？
──────
果南「ダ！？！！？」
果南「(ダイヤから返信きちゃったぁぁぁぁああ！！！？！？)」
果南「(なんで！？！？なんでなんで！？！！？！？)」
果南「こわいよぉぉもぉぉぉやめてよぉぉぉぉ(泣)」
ﾋﾟﾛﾝｯ♪
果南「！？」ﾋﾞｸｯｯ!?
──────
ルビィ:(画像を送信しました)
ルビィ:あ！まちがえちゃった！ごめんね🙏😭
──────
果南「ふあああああ！？！？！！？！！」
果南「」(失神) 〜〜翌朝〜〜
果南「」
果南「」
果南「……んぁ…………はッッ！！？」
果南「…………」
果南「………」
果南「……」
果南「……生きてる……？」
果南「……っ……生き…………てる………！！」
果南「……やっ…………たぁぁ………！！！」
果南「あはは……はは……」
果南「(……お風呂……入れるかな………)」
果南「(頑張ろ)」 ダイヤ「あ、おはようございます。今日は少し遅かったですわね」
ダイヤ「そういえば、昨日鞠莉さんに妙なことを聞いていたようですけれど……」
果南「ああ、あれね……そっか、鞠莉に聞いたんだ。でももう気にしないでいいよ」
果南「それと……」
ダイヤ「？」
果南「あんたの妹、ちょっと頭おかしいんじゃないの……」
ダイヤ「？！？？？」
ダイヤ「んまぁぁぁああ！！？！？」
ダイヤ「何てこと言うんですの！？！？！？」
ダイヤ「いくらあなたでも今の発言は絶対に許しませんわ！！！！！取り消してください！！！！！」
果南「うるさいよ」ｸﾞｲｯ!
ダイヤ「！？！？」
ダイヤ「……何故……つむじを押したんですの？」
ダイヤ「………」
ダイヤ「………」
ダイヤ「……っ……！」
ダイヤ「はぁ……」ｽﾀｽﾀｽﾀ…… ルビィ「……ね？あんまり面白くないでしょ？」ﾋｿﾋｿ
善子「そうね……」ﾋｿﾋｿ
善子「あれに比べたらルビィのリアクションは一流ね」
ルビィ「えへへ」
花丸「(これを見るためだけに3年生の教室覗くなんてどうかしてるずら……2人とも悪い子ずら……)」
花丸「(悪い子にはお仕置きが必要だよね♪)」ｳｷｳｷ
花丸「えいっ」ｸﾞｲｯ!ｸﾞｲｯ!
英玲奈「すっごい怖い話していいか？」 44訂正
ルビィ「……ね？あんまり面白くないでしょ？」ﾋｿﾋｿ
善子「そうね……」ﾋｿﾋｿ
善子「あれに比べたらルビィのリアクションは一流ね」
ルビィ「えへへ」
花丸「(これを見るためだけに3年生の教室覗くなんてどうかしてるずら……2人とも悪い子ずら……)」
花丸「(悪い子にはお仕置きが必要だよね♪)」ｳｷｳｷ
花丸「えいっ」ｸﾞｲｯ!ｸﾞｲｯ! 終わり
最後の最後に別の下書きが混じってしまった……すみません >>22
なんか見たことある雰囲気だと思ったらこれだ
こういうの好き 英玲奈さんの怖い話、頑張っても3レス分しかなくてお蔵入りしかけてたけどここで供養してもいい？ 英玲奈「すっごい怖い話していいか？」
ツバサ「………」
英玲奈「……なぁ……」
ツバサ「………」
英玲奈「なぁって」ﾁｮﾝﾁｮﾝ
ツバサ「ちょっ……あ！あ！あ〜……あーあ」
ツバサ「はぁぁぁ………」
ツバサ「ボルテージ3000足んなかった」
英玲奈「惜しかったな」
ツバサ「お前だよ！！！お前お前！！！」
ツバサ「あれミスらず押せてたらSだったの！！」
英玲奈「オート使えばいいのに」 英玲奈「怖い話していいか？」
ツバサ「………これは相当怖いやつじゃないと許されないわ、ね？」
あんじゅ「ん」
英玲奈「すっごい怖いから」
ツバサ「なんかねー、もう怖くないんだよねー」
あんじゅ「うん」
あんじゅ「英玲奈の話し方さぁ、抑揚とかないから怖い話とか無理でしょ」
ツバサ「それ」
英玲奈「」ｸﾞｻｯ
英玲奈「いや、いける、いけるいける」
ツバサ「ほんとに〜？」
あんじゅ「もう無理そう」
英玲奈「待ってくれ」
英玲奈「すぐ終わるから」
ツバサ「怖い話すぐ終わるとかある？」
あんじゅ「ないでしょ」
英玲奈「いくぞ」
ツバサ「勝手に始めたわ」 英玲奈「………」
英玲奈「私さ………」
英玲奈「………」
英玲奈「………」
英玲奈「自分の誕生日分からないんだ」
英玲奈「2人は自分の誕生日、わかるか？」
ツバサ「……」
あんじゅ「……」
英玲奈「……」
ツバサ「……」
あんじゅ「……」
英玲奈「……」
ツバサ「……」ｶﾀｶﾀｶﾀ
あんじゅ「……」ｶﾀｶﾀｶﾀ
ツバサ「…」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ
あんじゅ「…」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ 超短編とはいえアライズのみのSS読んだの初めてかもしれん 善子ちゃんもつむじ押したらお腹痛くなるんじゃない？いや、なんとなく ダイヤさんだけ何も悪くないのにつむじ押されてかわいそう ｽｸｯｽﾀｽﾀって移動音でスクスタステマしてて笑った エレナさんのこと人形扱いしてんのかと思った
みんな田舎のだめ女子高生感あっていいなぁ、ほのぼのする ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
