曜「本当はね、ルビィちゃんをおくってあげるべきなの」

曜「でもそれは、色々な要因でできなくなってしまった」

理亞(また、ルビィの頭を撫でる)


曜「せめてもの償いに、私はずっとルビィちゃんの傍にいる」

曜「もう数年、彼女につきっきりで、一度も傍を離れていない」

曜「死以外の彼女の望みを叶えて、できる限りの生活を送ってもらう」

曜「それが私にできる、精一杯のことだから」


理亞(信じられない)

理亞(たった一度、僅かな時間ここにいただけで、私の心は切り裂かれるような痛みを感じたのに)

理亞(彼女は何年も、これを体験し続けているの?)