試合日 朝

『クク、風の刃で屠ってくれるわ!』

『『肉体活性』!からの『雷掌』!』

『壁は破れないかしら?』

穂乃果「また変な夢…」

どこかのスタジアム

穂乃果「ついにこの日がやってきたね…!」

海未「えぇ、初陣ですから勝ちたいところですね」

ことり「うぅ…緊張するよぉ…」

穂乃果「ここまで頑張ってきたんだもん!やれるよ、私たちなら!」

絵里「まだ試合まで数時間ほどあるから人はいないけど最終的にはかなりの観客が集まる見込みだわ。視線に呑まれずやるのよ」

二年生『はい!』

にこ「公式に申し込んだだけあってサポートも整ってるわ。安心して臨みなさい」

ことり「…あの、勝利条件とか禁止事項とか説明されてないんですけど…」

絵里「あ、そういえば説明してなかったわね」テヘッ

海未「大事なことじゃないですか!」

絵里「ごめんね…」

にこ「はいこれ、ルールブック。基本事項のページ開いてるから」