一ヶ月後 放課後

絵里「4月と比べると皆見違えるように成長したわね!」

穂乃果「そりゃあれだけ氷付けになったら嫌でも成長するよね」

海未「まったくです」

ことり「ことりはまだ慣れないよ…」

にこ「ことりは少し遅れたからね。それでも1ヶ月以内で魔力纏いを習得したから大したものよ。あんたたち才能あるわ。異常な程にね」

穂乃果「ふふん」エッヘン

希「そんなわけで練習試合組んだよー」

ことり「いきなりすぎますっ!」

希「ただでさえ夏まで時間ないからね。詰め込まないといけないやん?」

海未「確かに実戦は大事ですが…」

絵里「他にも狙いがあるのよ。今までしてこなかった部活の宣伝を派手にして新入部員の確保を目指します!」

穂乃果「おぉ、遂に!グラウンドの隅じゃ宣伝も何もなかったもんね!」パチパチ

海未「いてくれるといいですね…」

にこ「いてくれなきゃ困るのよ。羅舞雷武は下は3人、上は10人まで参加出来るからまだ人数増やしていきたいのよ」

希「そういえばにこっち。新入部員にアテがあるって言ってたけどそれはどうなってるん?」

穂乃果「そんなの聞いてないですよ!」

にこ「言ってなかったもの」

海未「どういう人なんですか?」

にこ「私の掛かり付けの病院にいる子よ。かれこれ2年くらいの付き合いになるかしらね。当然学校の生徒でもあるわ」

ことり「病院!?怪我してるんですか!?」