海未「片手打ちでは外野の頭は越えられ…ん!?」穂乃果「えっ!?」ことり「この打球は…」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ラブライブ板での初SSです
キャラの口調や性格など色々とおかしい所があると思いますがご容赦下さい
このSSの作者は野球素人です
それでは投下します μ'sとAqoursで野球をしようってことになって
最初は草野球程度の軽いノリだったけど
どうせやるからには勝ちたいってことになって猛練習
その結果一部のメンバーは草野球を超える実力を手に入れていた 簡単な試合経過
途中までμ'sをAqoursが1ー3とリードしていたが
8回表にAqoursのインドア1年生外野陣のまずい守備が絡んで
4ー3と逆転されてしまう
試合はμ'sが1点リードで9回裏へ 9回裏のμ'sの守備のシート
左 南 中 星空 右 小泉
三 矢澤 遊 絢瀬 二 西木野 一 東條
投 高坂
捕 園田
9回裏のAqoursの打順
8番 津島
9番 国木田
1番 渡辺
2番 松浦 穂乃果「(この回を0点に抑えれば私達の勝ちだ…)」 ビュッ
善子「(速っ!)」
ズドン!
審判「ストライク!」
スピードガン「ピッ」←136km/h
Aqoursベンチ
ダイヤ「善子さんド真ん中ですわよ!」
ルビィ「善子ちゃん振らないと打てないよ!」
「わ…分かってるわよ!…あとヨハネ!」 ┃
┃ ♪ 二一卜、二一卜二一卜
┃ 二一卜、二一卜二一卜一
┃ 二〜卜せ一いか一つうぅぅぅ
┃
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||\
||||||||||||||||||||||||||||||| ||||||||| ヽ
|||| ||||||||||||||| ||||||||| |
|||||||||||||||||| |||| |||| |
||||||||||||||||||||||||||||||| |||||||||| | v v v v
|||| ||||||||||||||| |||||||||| |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| | v v v
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |v v v
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| | v v v
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |v
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |v v v
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| | 海未「穂乃果、コースが甘すぎます」
穂乃果「ゴメンゴメン」
穂乃果「(次はもっと厳しいとこを狙って…)」 ビュッ
善子「(くっ…)」 ブルン
審判「ストライク!」
海未「(完全な振り遅れ…この打者に変化球は必要ありませんね…)」
海未「(とはいえ似たような速度の直球を3球続けると目が慣れてくるかもしれません…)」
海未「(次は全力ストレートで!)」 サッサッ
穂乃果「(オッケー!)」 コクッ _
.| ) iニニニニニ'-、 ─ 、_
.| | _____l | `┐ r'
__ | | └───┐ .| | | _,,-─-、
| .| | | iニニニニニ_ノ .i-、_| フ-'_,-' ̄| |
/ | | | /`─────' ̄`i ヽ_,,--l ' / | |
l__ノ | |/_ノ ̄ ̄| | ̄ 7_/ ./ r' .| |
| | |`ニニ ニニ' .) / ,i .| | | ,-、
.l l .| | .| | | | ./ / | .| | | /./
/ / | | .| | _.| | .l' ,、ヽl .| l .l_/ /
ノ/ し' | | `-_ノ └' \ | `──'
` .し' `-' 善子「(この試合は私のエラーから逆転されたのよ!)」
善子「(このまま三振なんて冗談じゃないわ!)」
善子「(当たってでも塁に出る!)」
穂乃果「(全力…ストレート!)」 ビュン
穂乃果「あっ!?」
海未「あっ!?」
善子「えっ!?」
穂乃果の投じた一球はやや右にすっぽ抜けて…
善子「ぎゃあ!」 ゴン!
善子の被っていたヘルメットに直撃した…
善子「うっ…」 バタッ!
打席で崩れ落ちる善子…
審判「デッドボール!」
スピードガン「ピッ」←144km/h ラブライブ板での初SSです
キャラの口調や性格など色々とおかしい所があると思いますがご容赦下さい
このSSの作者は野球素人です
それでは投下します μ'sとAqoursで野球をしようってことになって
最初は草野球程度の軽いノリだったけど
どうせやるからには勝ちたいってことになって猛練習
その結果一部のメンバーは草野球を超える実力を手に入れていた 簡単な試合経過
途中までμ'sをAqoursが1ー3とリードしていたが
8回表にAqoursのインドア1年生外野陣のまずい守備が絡んで
4ー3と逆転されてしまう
試合はμ'sが1点リードで9回裏へ 9回裏のμ'sの守備のシート
左 南 中 星空 右 小泉
三 矢澤 遊 絢瀬 二 西木野 一 園田
投 高坂
捕 東條
9回裏のAqoursの打順
8番 津島
9番 国木田
1番 渡辺
2番 松浦 先頭打者の出塁はAqoursの同点、逆転への突破口になるのか…
そして投球を頭に受けた善子の運命は… ┃
┃ ♪ 二一卜、二一卜二一卜
┃ 二一卜、二一卜二一卜一
┃ 二〜卜せ一いか一つうぅぅぅ
┃
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||\
||||||||||||||||||||||||||||||| ||||||||| ヽ
|||| ||||||||||||||| ||||||||| |
|||||||||||||||||| |||| |||| |
||||||||||||||||||||||||||||||| |||||||||| | v v v v
|||| ||||||||||||||| |||||||||| |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| | v v v
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |v v v
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| | v v v
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |v
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |v v v
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| | 穂乃果「(この回を0点に抑えれば私達の勝ちだ…)」 ビュッ
善子「(速っ!)」
ズドン!
審判「ストライク!」
スピードガン「ピッ」←136km/h
Aqoursベンチ
ダイヤ「善子さんド真ん中ですわよ!」
ルビィ「善子ちゃん振らないと打てないよ!」
「わ…分かってるわよ!…あとヨハネ!」 一旦終わりです
続きはスレが残っていれば20:00ぐらいから投下します
残っていなければ立て直して最初から始めます いきなり最終回とは。どんな進行になるのだろう?期待。 保守して下さった方ありがとうございました
再開します 穂乃果「(当てちゃった…帽子を取って謝らないと…)」 ペコリ
善子は倒れたままうごかない…
海未「だ…大丈夫ですか?」
「善子ちゃん!」
善子は治療のためベンチ裏に運ばれた
一塁ランナーは臨時代走のルビィに代わる Aqoursベンチ
ダイヤ「さて…どんな作戦で行きましょうか…」
花丸「9回裏1点ビハインドで無死一塁…」
梨子「セオリーなら同点狙いで送りバントだけど…」
鞠莉「同点にして延長戦に持ち込んだところで、善子が出れんのか?ってハナシだよね…」
千歌「勝つためにはこの回で逆転してサヨナラ勝ちしかないね」
曜「バントでいいよ」
千歌「曜ちゃん?」
曜「私が打って同点、果南ちゃんが打ってサヨナラにすればいい!」
果南「ふふっ!私に遠慮するコトは無いよ!」
果南「曜がホームランを打って逆転サヨナラ勝ちでもいいんだよ!」 千歌「うーん…」
曜「どうしたの千歌ちゃん?」
千歌「イヤ…なんかこの回の穂乃果さん速くない?」
梨子「そういえば…」
ダイヤ「この回が始まる前までの穂乃果さんの直球のスピードはだいたい120km/h台」
ダイヤ「速くても130km/h台前半というところでした」
花丸「でもさっきの善子ちゃんの打席では…」
果南「初球が136km/h、2球目が138km/h、最後が144km/hだったね」 梨子「最終回だから体力を温存する必要がないからトバしてるってコト?」
鞠莉「でも急激なペースアップはどこかで歪みを生むわ」
ダイヤ「現に善子さんに対する最後の1球は制球を乱しました」
果南「そこが攻略のカギになるのかもね」
千歌「でも安定して140km/h台のボールを投げられたら…」
鞠莉「曜と果南以外はまず打てないわね…」 >>29
立て直しで板を汚せられないからな
気にするな、にわか 穂乃果「(当てちゃった…帽子を取って謝らないと…)」 ペコリ
善子は倒れたない…
海未「だ…大丈夫ですか?」
「善子ちゃん!」
善子は治療のためベ運ばれた
一塁ランナーは臨時代走のルビィに代わる 千歌「うーん…」
曜「どうしたの千歌ちゃん?」
千歌「イヤ…なんかこの回の穂乃果さん速くない?」
梨子「そういえば…」
ダイヤ「この回が始まる前までの穂乃果さんの直球のスピードはだいたい120km/h台」
ダイヤ「速くても130km/hところでした」
花丸「の打席では…」
果南「初球が136km/h、2球目が138km/h、最後が144km/hだったね」 Aqoursベンチ
ダイヤ「さて…どんな作戦で行きましょうか…」
花丸「9回裏1点ビハインドで無死一塁…」
梨子「セオリーなら同点狙いで送りバントだけど…」
鞠莉「同点にして延持ち込んだところで、善子が出れんのか?ってハナシだよね…」
千歌「勝つためにはこの回で逆転してサ
曜「バントでいいよ」
千歌「曜ちゃん?」
曜「私が果南ちゃんが打ってサヨナラにすればいい!」
果南「ふふっ!私に遠慮するコトは無いよ!」
果南「曜がホームランを打って逆転サヨナラ勝ちでもいいんだよ!」 梨子「最終回だから体する必要がないからトバしてるってコト?」
鞠莉「でも急激なペースアップはどこかで歪みを生むわ善子さんに対する最後の1球は制球を乱しました」
果南「そこが攻略のカギになるのかもね」
千歌「でも安定して140km/h台のボールを投げられたら…」
鞠莉「曜と果南以外はまず打てないわね…」 審判「プレイ!」
海未「(バントの構えはなしですか…)」
花丸「(いきなりバントの構えなんてしたら送りバントだってバレるずら…)」
海未「(相手の出方を見る為に一球釣り球を投げましょう)」 サッサッ
穂乃果「(わかった)」 コクッ
穂乃果「(釣り球だから普通の直球でもいいよね…)」 ビュッ
花丸「(今だ!)」 スッ
穂乃果「(バントの構えに変わった!)」
花丸「(でもコレは高めのボールだからバットを引か)」
ズバッ!
審判「ストライク!」
スピードガン「ピッ」 ←135km/h 審判「プレイ!」
海未「(バントの構えはなし
ですか…)」
花丸「(いきなりバントの構えなんてしたら送りバントだってバレるずら…)」
海未「(相手の出方を見る為に一球
釣り球を投げましょう)」 サッサッ
穂乃果「(わかった)」 コクッ
穂乃果「(釣り球だから普通の直球でもいいよね…)」 ビュッ
花丸「(今だ!)」 スッ
穂乃果「(バントの構えに変わった!)」
花丸「(で高めのボールだからバットを引か)」
ズバッ!
審判「ストライク!」
スピードガン「ピッ」 ←135km/h >>39
同意します
どこかのSS書いてるにわかと大違いで良く分かってる ダイヤ「花丸さん…バットを引くのが遅いですわ!」
果南「余計なストライクを献上しちゃったね」
梨子「でもそれより問題なのは…」
鞠莉「バントの作戦がバレちゃったことよね」
千歌「できれば最初の1球で決めたかっけど…」
ダイヤ「さすがに相手も警戒して1球外して来ましたね」
果南「こうなった以上ありとあらゆる手段でバントを阻止してくるだろうね」
鞠莉「大胆なシフトを使ってくることも考えられるわ」
梨子「大胆なシフトって?」
千歌「まあ…見てたら分かるよ」 ダイヤ「花丸さん…バットを
引くのが遅いですわ!」
果南「余計なストライクを
献上しちゃったね」
梨子「でもそれより問題な
のは…」
鞠莉「バントの作戦がバレちゃった
ことよね」
千歌「できれば最初の1
球で決め
たかっけど…」
ダイヤ「さすがに相手も
警戒して1球外して来
ましたね」
果南「こうなった
以上ありとあらゆる手段でバントを阻止してくるだろう
ね」
鞠莉「大胆なシフトを使ってくることも考えられるわ」
梨子「大胆なシフトって?」
千歌「まあ…見てたら分かるよ」 花丸「(バントだとバレた以上最初から構えてた方がやり易いずら…)」 スッ
海未「(バントしにくい高めの全力ストレート2つで攻めましょう)」 サッサッ
穂乃果「(うんうん)」 コクッ
海未「(そして…)」 スクッ
海未は立ち上がり内野にブロックサインを出した
真姫「!!」
にこ「来たわね…」
絵里「これは…」
希「(バントシフトのサイン…)」 花丸「(
バントだとバレた以上最初から構えてた方がやり易いずら…)」 スッ
海未「(バント
しにくい高めの全力ストレート2つで攻めましょう)」 サッサッ
穂乃果「(うんうん)」 コクッ
海未「(そして…)」 スクッ
海未は
立ち上がり
内野にブロックサインを出した
真姫「!!」
にこ「来たわね…」
絵里「
これは…」
希「(バントシフトのサイン…)」 穂乃果「(全力…ストレート!)」 ビュン
ザッザッザッ
穂乃果が投球動作に入ると同時にμ's内野陣が慌ただしく動きだす
三塁手のにこと一塁手の希がホーム方向に走り出す
二塁手の真姫がファーストのベースカバーに
遊撃手の絵里がセカンドのベースカバーに走る
花丸「(うわわ…)」
穂乃果「(アーンド…全力ダーッシュ!)」 ダー
そして投手の穂乃果は投げ終わるとすぐにホーム方向へ走り出す 穂乃果「(全力…ストレート!)」 ビュン
ザッザッザッ
穂乃果が投球動作に入ると同時にμ's内野陣が慌ただしく
動きだす
三塁手のにこと一塁手
の希がホーム方向に走り出す
二塁手の真姫がファースト
のベースカバーに
遊撃手の絵里がセカンドのベースカバーに走る
花丸「(うわわ…)」
穂乃果「(アーンド…全力ダーッシュ!)」 ダー
そして投手の穂乃
果は投げ終わるとすぐにホーム方向へ走り出す 穂乃果「(全力…ストレート!)」 ビュン
ザッザッザッ
穂乃果が投球動作に入ると同時にμ's内野陣が慌ただしく動きだす
三塁手のにこと一塁手の海未がホーム方向に走り出す
二塁手の真姫がファーストのベースカバーに
遊撃手の絵里がセカンドのベースカバーに走る
花丸「(うわわ…)」
穂乃果「(アーンド…全力ダーッシュ!)」 ダー
そして投手の穂乃果は投げ終わるとすぐにホーム方向へ走り出す コーン!
花丸「(当たった!)」
しかし打球はバックネットに向かって飛んで行った
ガシャーン!
審判「ファール!」
スピードガン「ピッ」←143km/h
Aqoursベンチ
鞠莉「あの威力のある高めのストレートを前に転がすのは大変ね」
ダイヤ「そして前に転がしたとしてもあのシフトを掻い潜りバントを成功させるのは困難です」
梨子「もう2ストライクだから次で決めないと…」
千歌「スリーバント失敗で三振扱いだね」
果南「いっそのことヒッティングに切り替えてみる?」
鞠莉「もし変なトコに転がってダブルプレーになるのが一番最悪だわ」
ダイヤ「それなら失敗してもランナーが残るスリーバントの方がマシですわね」 コーン!
花丸「(当たった!)」
しかし打球はバックネットに向かって飛んで行った
ガシャーン!
審判「ファール!」
スピードガン「ピッ」←143km/h
Aqoursベンチ
鞠莉「あの威力のある高めのストレートを前に転がすの
大変ね」
ダイヤ「そして前に転がしたとしてもあのシフトを掻い
バント
成功させるのは困難です」
梨子「もう2ストラ
から次で決めな
千歌「スリーバント失敗で三振扱いだね」
果南「いっそのことヒッティングに切り替えてみる?」
鞠莉「もし変なトコに転がってダブルプレーになるのが一番
最悪だわ」
ダイヤ「それなら失敗してもランナーが残るスリーバントの方がマシですわね」 オラ早く完成させろよ
にわかの書いた駄文と宣伝しまくるから
希キャッチャーはラブライブファンには公式だから全員同意するぞ 千歌「千歌に名案があるのだ!」
梨子「名案って?」
千歌「それは…」
……………
果南「なるほど」
ダイヤ「確かにそれならランナーを2塁に進められるかもしれませんね」
千歌「えっへん!」
鞠莉「待って!花丸が空振りしたら確実にダブルプレーよ!」
千歌「そこはほら…」
ダイヤ「花丸さんを信じましょう」
千歌「そうそう♪」 >>29
これからも保守してやろう
完成させろよ絶対に
未完だと完成していたら良くなったかもしれないとか言われかねないからな
にわかの駄文は完成させないと意味がない 千歌「千歌に名案があるのだ!」
梨子「名案って?」
千歌「それは…」
……………
果南「なるほど」
ダイヤ「確かにそれ
ならランナーを2塁に進められるかもしれませんね」
千歌「えっへん!」
鞠莉「待って!花丸
が空振りしたら確実にダブルプレーよ!」
千歌「そこはほら…」
ダイヤ「花丸さんを信
ましょう
」
千歌「そうそう♪」 穂乃果「(投げ終わった後にダッシュしたら疲れるなぁ…)」 ビュン
ザッザッザッ
穂乃果が投球動作に入ると同時にμ's内野陣が慌ただしく動きだす
と同時に…
タッタッタッ
海未「!」
絵里「!?」 真姫「!!」
一塁ランナーのルビィが二塁ベースに向かって走り出す
ルビィ「(花丸ちゃん…信じてるよ…)」 タッタッタッ
ホーム方向に向かってダッシュをする
穂乃果、にこ、希はまだそのことに気付いていない コツーン!
花丸「(何とか前に転がせた!…でも…)」
ゴロゴロ!
審判「フェアー!」
スピードガン「ピッ」←145km/h
花丸「(打球の勢いをあまり殺せなかった…)」
打球は本塁方向にダッシュして来た三塁手のにこの前に転がる
にこ「(この打球の勢いとこの位置での捕球なら2塁で刺せる!)」
にこはすぐさまセカンドに送球しようとするが…
海未「にこ!ファーストです!」
にこ「えっ!?」 ルビィ「花丸ちゃん…信じてたよ!」 タッタッタッ
すでに一塁ランナーのルビィは二塁ベースの手前まで進んでいた
三塁手のにこは仕方なく一塁に送球する
審判「アウト!」
ファーストのベースカバーに入った真姫が捕球してバッターランナーの花丸はアウト
結果として花丸は送りバントを成功させた 場面は1死2塁という
1点を追いかけるAqoursから見て
ヒットなら同点、ホームランなら逆転サヨナラの場面を迎える
海未「タイムをお願いします」
ここでμ'sの捕手海未が守備のタイムを要求する
タイムが認められてマウンドにμ'sのバッテリーと内野陣の輪が出来る 穂乃果「(投げ終わった後にダッシュしたら疲れるなぁ…)」 ビュン
ザッザッザッ
穂乃果が投球
動作に入ると同時にμ's内野陣が慌ただしく動きだす
と同時に…
タッタッタッ
海未「!」
絵里「!?」
真姫「!!」
一塁ランナーのルビィが二塁ベースに向かって走り出す
ルビィ「(花丸ちゃん…信じてるよ…)」 タッタッタッ
ホーム方向に向かってダッシュをする
穂乃果、にこ、希はまだそのことに気付いていない Aqoursベンチ
鞠莉「花丸!ナイスバントよ!」
果南「お手柄だよ」
花丸「赤点ギリギリの内容だったけどね…」
千歌「いや!100点だよ!」
花丸「えっ!?」
千歌「花丸ちゃんのバントが30点、ルビィちゃんの走塁が70点、合わせて100点だよ!」
ダイヤ「何言ってますの千歌さん!?ルビィの走塁は100点満点ですわよ!!」
千歌「じゃあ合わせて130点ってことで…」 コツーン!
花丸「(何とか前に転がせた!…でも…)」
ゴロゴロ!
審判「フェアー!」
スピードガン「ピッ」←145km/h
花丸「(打球の
勢いをあまり殺せなかった…)」
打球は本塁方向にダッシュして来た三塁手のにこの前に転がる
にこ「(
この打球の勢いとこの位置での捕球なら2塁で刺せる!)」
にこはすぐさまセカンドに送球しようとするが…
海未「にこ!ファーストです!」
にこ「えっ!?」 ルビィ「花丸ちゃん…信じてたよ!」 タッタッタッ
すでに一塁ランナーのルビィは二塁ベースの手前まで
進んでいた
三塁手のにこは仕方なく一塁に送球する
審判「アウト!」
ファーストのベースカバーに入った真姫が捕球してバッターランナーの花丸はアウト
結果として花丸は送りバントを成功させた 場面は1死2塁という
1点を追い
かけるAqoursから見て
ヒットなら同点、ホ
ームランなら逆転サヨナラの場面を迎える
希「タイムをお願いします」
ここでμ'sの捕手希が守備のタイムを要求する
タイムが認められてマウンドにμ'sのバッテリーと内野陣の輪が出来る 策士のキャッチャーの希がそんな作戦気づかないわけないだろ 果南「さて…私はそろそろネクストに入らないと」
千歌「頼んだよ果南ちゃん」
鞠莉「任せたわ」
花丸「ところでμ'sは集まって何を話し合ってるのかな?」
鞠莉「多分誰と勝負するのかってことよ」
梨子「それってどういうこと?」
ダイヤ「守っているμ's側から見て主に4つの選択肢があります」 果南「さて…私はそろそろネクストに入らないと」
千歌「頼ん
だよ果南ちゃん」
鞠莉「任せたわ」
花丸「ところでμ'sは集まって何を話し合ってるのかな?」
鞠莉「多分誰と勝負するのかってことよ」
梨子「それってどういうこと?」
ダイヤ「守っているμ's側から見て主に4つの選択肢があります」 マウンド周辺
海未「まさかバントエンドランを仕掛けてくるとは…」
海未「カウントにはまだ余裕があったので一球外した方がよかったかもしれません…」
にこ「そんなことを言うためにわざわざ集まったんじゃないでしょ」
希「そう…話し合うべきはもっと大事なことや」
絵里「誰を歩かせて誰と勝負するかってことよね」 マウンド周辺
海未「まさかバントエンドランを仕掛けてくるとは…」
海未「カウントにはまだ余裕があったので一球外した方がよかったかもしれません…」
にこ「そんなことを言うためにわざわざ集まったんじゃないでしょ」
希「そう…話し合うべきはもっと大事なことや」
絵里「誰を歩かせて誰と勝負するかってことよね」 希「曜ちゃんはこの試合当たっとる」
希「曜ちゃんを敬遠して果南ちゃんと勝負するべきや!」
希「上手くいけば果南ちゃんを併殺打に仕留めて試合を終わらせられる」
絵里「足の速い左バッターの果南から併殺を取るのは難しいわ!」
絵里「それに果南はAqoursで一番恐ろしいバッターよ!」
絵里「そんなバッターの前にランナーを貯めるなんて自殺行為だわ!」
絵里「曜をなんとか抑えて果南こそ歩かせるべきよ!」
にこ「2人とも甘いわね」
のぞえり「えっ!?」 希「曜
ちゃんはこの試合当たっとる」
希「曜ちゃんを敬遠して果南ちゃんと勝負するべきや!」
希「上
手くいけば果南ちゃんを併殺打に仕留めて試合を終わらせ
絵里「足の速い左バッターの果南から併殺を取るのは難しいわ!」
絵里「それに果南はAqoursで一番恐ろしいバッターよ!」
絵里「そんなバ
ッターの前にランナーを貯めるなんて自殺行為だわ!」
絵里「曜をなんとか抑えて果南こそ歩かせるべきにこ「2人とも甘いわね」
のぞえり「えっ!?」 ゾウガメは荒らすなよ
人のスレだぞ
そんなに希キャッチャーが嫌なのかお前は にこ「曜と果南両方歩かせるべきだわ」
真姫「それだと満塁になっちゃうじゃない」
にこ「満塁にしてでも歩かせるべきよ」
にこ「この2人以上の打者は後ろにいない」
海未「真姫はどうですか?」
真姫「私はとりあえずは2人とも勝負でいいと思うわ」
にこ「ぬわぁんでよ!」
真姫「私の見立てでは善子は延長戦出られる状態じゃない!」
絵里「つまりこの回追いつかれても同点までで凌げば…」
希「試合続行不可能、没収試合でウチらの勝ちってことやね」
真姫「そんな状況でわざわざランナー貯める必要は無いわ」
海未「同点をよしとするなら、ホームランさえ打たれなければいいという、心理的に優位な状態で勝負出来ますね」 にこ「曜と果南両方歩かせ
真姫「それだと満塁になっちゃ
にこ「満塁にしてでも歩かせるべきよ」
にこ「この2人ろにいない」
海未「真姫はどうですか?」
真姫「私はとりあえ
ずは2人とも
いいと思うわ」
にこ「ぬわぁんでよ!」
真姫「私の見立てで
は善子は延長戦出られる状態じ
絵里「つまりこの回追いつかれても同点までで凌げば…」
希「試合続行不可能、没収試合でウチらの勝ちってこ
真姫「そんな状況でわざわざランナー貯める必要は無いわ」
海未「同点をよしと
するなら、ホームランさえ打たれなければいいという、心理的に優位な状態で勝負出来ますね」 海未「穂乃果はどうですか?」
穂乃果「つまらない…」
海未「えっ!?」
穂乃果「逃げる野球なんてつまらないよ!」
穂乃果「敬遠も、没収試合での勝ち逃げもいらない!」
穂乃果「曜ちゃんと果南ちゃんを両方抑えて完璧に勝つ!」
海未「穂乃果…」 一点勝ってるのに三塁までランナー進める作戦や同点のランナーわざわざ出す作戦を考慮するわけないだろアホか
てめぇの糞みたいなSSでのぞえりにこを無能みたいに書くんじゃねーよゴミ 海未「穂乃果はどうですか?」
穂乃果「つまらない…」
海未「えっ!?」
穂乃果「こんな駄文つまらないよ!」
穂乃果「希ちゃんはキャッチャー!」
穂乃果「当たり前でしょ!」
海未「穂乃果…」 絵里「いずれにせよ誰と勝負するか最終的な決定権はバッテリーにあるわ」
希「海未ちゃんは?」
海未「私は穂乃果に従います」
真姫「じゃあ決まりね」
にこ「仕方ないわねー」 絵里「いずれにせよ誰と勝負するか最終的な決定権はバッテリーにあるわ」
希「ウチやね」
海未「その通りキャッチャーは希以外ありえませんから」
真姫「じゃあ決まりね」
にこ「仕方ないわねー」 9回裏μ's1点リードで1死2塁
マウンドに上がるは高坂穂乃果
打席に向かうは渡辺曜、ネクストに控えるは松浦果南
μ'sのクローザーとAqours最強の1、2番の対決が始まる 9回裏μ's1点リードで1死2塁
マウンドに上がるは高坂穂乃果
打席に向かうは渡辺曜、ネクストに控えるは松浦果南
μ'sのクローザーとAqours最強の1、2番の対決が始まる キリが悪いですが
今日はここで一旦終わりです
続きは明日20:00ぐらいから 穂乃果「(ここから先は一球のコントロールミスが命取り…)」
穂乃果「(初球は慎重に…えい!)」 ビュン
曜「(アウトコース低めいっぱい!)」
曜「(これは打ちに行ってもヒットにはならない…)」
ズバッ!
審判「ストライク!」
スピードガン「ピッ」←146km/h
穂乃果「(よし!)」
海未「………」 Aqoursベンチ
鞠莉「スピードもコントロールも最高の今日一番のボールだわ…」
梨子「でも捕手の海未さんは難しい顔をしているわ」
千歌「マスク越しなのによく表情分かるね…」
梨子「イヤ…なんとなくそんな気がしたのよ…」
ダイヤ「入り球が逆に良すぎたんですわ」
花丸「どういうこと?」 ダイヤ「基本的にストライクカウントが進むほど厳しいボールを投げなくてはなりません」
千歌「三振したくないから当てようとしてくる2ストライクの後にど真ん中とか最悪だよね」
ダイヤ「しかし1ストライク目が完璧過ぎると…」
花丸「次に普通のコースに投げても甘く見える?」
ダイヤ「まあそういうことですわ」
鞠莉「逆に次のボールはチャンスね!」 海未「(最初に完璧なボールが行くと後が大変ですね…)」
海未「(いっそ変化球で目先を変えて…)」
海未「(いや…ここまでの打席を見る限り曜は変化球に強い…)」
海未「(となれば直球を決め球にしたい…)」
海未「(そういえば…今のボールはアウトコースの低めに制球された146km/hでしたね…)」
海未「(もしかして今の穂乃果なら制球しなければ150km/hぐらい出せるんじゃないですか?)」
海未「(それなら多少甘くなっても打たれないハズ…それなら…)」
海未「(どうせ次の球が甘く見えるのなら…)」 サッサッサッ
穂乃果「(コントロールは?)」
海未「(この場面は制球より球速です)」 サッサッサッ
穂乃果「(まあ…海未ちゃんがそう言うなら…)」 コクッ 穂乃果「(ここから先は一球のコントロールミスが命取り
…)」
穂乃果「(初球は慎
重に…えい!)」 ビュン
曜「(アウトコース低めいっぱい!)」
曜「(これは打ちに行ってもヒットにはならない…)」
ズバッ!
審判「ストライク!」
スピードガン「ピッ」←146km/h
穂乃果「(よし!)」
海未「………」 Aqoursベンチ
鞠莉「スピード
もコントロールも最高の今日一番のボールだわ…」
梨子「でも捕手の海未さんは難しい顔をしているわ」
千歌「マスク越しなのによく表情分かるね…」
梨子「イヤ…なんと
なくそんな気がしたのよ…」
ダイヤ「入り球が
逆に良すぎたんですわ」
花丸「どういうこと?」 ダイヤ「基本的にストライク
カウントが進むほど厳しいボールを投げなくてはなりません」
千歌「三振したくない
から当てようとしてくる2ストライクの後にど真ん中とか最悪だよね」
ダイヤ「しかし1
ストライク目が完璧過ぎると…」
花丸「次に普通のコースに投げても甘く見える?」
ダイヤ「まあそういうことですわ」
鞠莉「逆に次のボールはチャンスね!」 海未「(最初に完璧なボールが行くと後が大変ですね…)」
海未「(いっそ変化球で目先を
変えて…)」
海未「(
いや…ここまでの打席を見る限り曜は変化球に強い…)」
海未「(となれば直球を決め球
にしたい…)」
海未「(そういえば…今のボールはアウトコースの低めに制球された146km/hでしたね…)」
海未「(もしかして今の穂乃果なら制球しなければ150km/h
ぐらい出せるんじゃないですか?)」
海未「(それなら多少甘くなっても打たれないハズ…それなら…)」
海未「(どうせ次の球が甘く見えるのなら…)」 サッサッサッ
穂乃果「(コントロールは?)」
海未「(この場面は制球より
球速です)」 サッサッサッ
穂乃果「(まあ…海未ちゃんがそう言うなら…)」 コクッ 穂乃果「(真ん中付近に行ってもいいから思いっきり腕を振って…)」
穂乃果「(えいやっ!)」 ギュン
海未「(コースが甘い!でもこのスピードなら押し切れ…)」
曜「(それを…待っていたよ!)」
カキーン!
海未「(えっ!?)」
スピードガン「ピッ」←155km/h 穂乃果「(真
ん中付近に行ってもいいから思いっきり腕を振って…)」
穂乃果「(えい
やっ!)」 ギュン
海未「(コースが甘い!でもこのスピードなら押し切れ…)」
曜「(それを…待っ
ていたよ!)」
カキーン!
海未「(えっ!?)」
スピードガン「ピッ」←155km/h 快音を残して鋭い打球が右方向に飛んで行く
穂乃果「だああああ!」 ザッ!
マウンドの土を蹴り上げて悔しがる穂乃果
ライナーでライトポール際に向かって打球は伸びて行く
花陽「ぴゃあ!」
絵里「お願い切れて!」
真姫「切れなさいよ!」
Aqoursベンチ
千歌「切れないでー!」
鞠莉「ポールを巻いてー!」 距離は十分
打球が切れなければホームラン
ホームランならばAqoursの逆転サヨナラ
果たして打球の行方は… 快音を残して鋭い打球が右
方向に飛んで行く
穂乃果「だああああ!」 ザッ!
マウンドの土を蹴り上げて悔し
がる穂乃果
ライナーでライトポール際に
向かって打球は伸びて行く
花陽「ぴゃあ!」
絵里「お願い切れて!」
真姫「切れなさいよ!」
Aqoursベンチ
千歌「切れないでー!」
鞠莉「ポールを巻いてー!」 距離は十分
打球が切れなければホームラン
ホームラ
ンな
らばAqoursの逆転サヨナラ
果たして打球の行方は… 一旦終わりです
続きは明日以降となります
書き貯めが尽きたので明日は再開出来ないかもしれません
その場合明後日の再開を目指します 切れるだろ絶対
内容も切れないとキャラの格差が激しすぎてまと終わらせたくないだろうし
引き分けにしないとフルボッコにされるから
本人は熱いシーンで良いところで引っ張ったつもりなんだろうが… なんだこのSIM
穂乃果ピッチャーなら海未キャッチャーの風潮、あると思います この環境でリアルタイム投下はやりづらいと思うから、いくらか遅くなっても書き溜めて一気に投下することをお勧めします
待ってるので頑張って! のぞうみバッテリーなら捕手希はわかるが投手穂乃果なら捕手は海未でしょ 誰だろうとキャッチャーは希以外ありえないのは公式
にわかは消えてろ この場合相方としての海未は妥当
作者さん続き待ってるで 論外
妥当はキャッチャーは希以外になし
さっさと完成させろよ
完成してたら良くなってたとか言われかねないからな
完成さえすれば公式を知らないにわかの駄文で確定する 何この野球未経験者が書いたような内容
野球ナメてんのか >>117
公式である旨の典拠を御教示願いたく。
運営がそのように発表したことは寡聞にして知らない。 保守して下さった方ありがとうございました
再開します ボールはライトポールの右側3mを通過して行った
審判「ファール!」
一塁塁審が両手を大きく横に広げる
穂乃果「あー助かった!」
海未「(あと5km/h球速が遅かったら確実にホームランでしたね…)」
曜「(ストレート一本に絞ってたのに振り遅れた…)」 Aqoursベンチ
千歌「惜っしいー!もう少しで逆転サヨナラホームランだったのに!」
花丸「でも今の当たりを見たらきっと打てるよね?」
鞠莉「果たしてそう簡単に行くかしら?」
梨子「どういうこと?」
ダイヤ「今の曜さんの当たりは、曜さんが直球一本に絞って待って打ったからこそのものなはずです」
花丸「あっ!?そっか!もう2ストライクに追い込まれたから…」
鞠莉「変化球もケアして待ってないといけないってワケよ」 ボールは
ライトポールの右側3mを通過して行った
審判「ファール!」
一塁塁審が両手を大きく横に広げる
穂乃果
やっぱりね言った通り切れたでしょ?」
海未「(
あと5km/h球速が遅かったら確実にホームランでしたね…)」
曜「(ストレート一本に絞ってたのに振り遅れた…)」 Aqoursベンチ
千歌「惜っしいー!もう少しで逆転サヨナラホームランだったのに!」
花丸「でも今の当たりを見たらきっと打てるよね?」
鞠莉「果たしてそう簡単に行くかしら?」
梨子「どういうこと?」
ダイヤ「今の曜さんの当たりは、曜さんが直球一本
に絞って
待って打ったからこそのものなはずです」
花丸「あっ!?そっか!もう2ストライクに追い込まれたから…」
鞠莉「変化球もケアして待ってないといけないってワケよ」 海未「(変化球を頭に入れた状態でこの球速には対応出来ないハズ…)」
海未「(さっきのボールで押しましょう!)」 サッサッサッ
穂乃果「(オッケー)」 コクッ
穂乃果「(えいっ!)」 ギュン
穂乃果「(あっ!?)」
海未「(あっ!?)」
曜「(!?)」
バシィ!
穂乃果の投じたボールはやや高めに抜けたが
海未が立ち上がって捕球する
審判「ボール!」
スピードガン「ピッ」←153km/h >>123
おうこれからも任せろ
俺様は作者公認だから文句抜かすなよ 海未「(変化
球を頭に入れた状態でこの球速には対応出来ないハズ…)」
海未「(さっきのボールで押しましょう!)」 サッサッサッ
穂乃果「(オッケー)」 コクッ
穂乃果「(えいっ!)」 ギュン
穂乃果「(あっ!?)」
海未「(あっ!?)」
曜「(!?)」
バシィ!
穂乃果の
投じたボールはやや高めに抜けたが
海未が立ち
上がって捕球する
審判「ボール!」
スピードガン「ピッ」←153km/h 曜「(今のは高めで三振を取るための釣り球?)」
曜「(それともこの後のボールを生かすための見せ球?)」
海未「(意図せず高めに抜けた球が高めを見せる形になりましたね…)」
海未「(曜はこの高めの
球を意図的に投げたと思っているハズ…)」
海未「(それならば…)」 サッサッサッ
穂乃果「(わかったよ!)」 コクッ
曜「(高めを見せといて次は低めの変化球?)」 穂乃果「(と見せかけて…)」 ギュン
曜「(くっ…ストレート…)」
コーン!
審判「ファール!」
スピードガン「ピッ」←152km/h
曜「(ふぅ…危なかった…)」
海未「(完全に裏をかいたハズなのに当てられました…)」
海未「(流石はAqours1のコンタクト力を持つ曜と言ったところでしょうか…)」 曜「(今のは高めで三振を取るための釣り球?)」
曜「(
それともこの後のボールを生かすための見せ球?)」
海未「(意図せず
高めに抜けた球が高めを見せる形になりましたね…)」
海未「(曜は
この高めの
球を意図的に投げたと思っているハズ…)」
海未「(それならば…)」 サッサッサッ
穂乃果「(わかったよ!)」 コクッ
曜「(高めを見せといて次は低めの変化球?)」 穂乃果「(と見せかけて…)」 ギュン
曜「(くっ…ストレート…)」
コーン!
審判「ファール!」
スピードガ
ン「ピッ」←152km/h
曜「(ふぅ…危なかった…)」
海未「(完全に裏をかいたハズなのに当てられました…)」
海未「(
流石はAqours
1のコンタクト力を持つ曜と言ったところでしょうか…)」 Aqoursベンチ
花丸「なんて勝負ずら…」
ダイヤ「はい…150km/h台の直球を連発している穂乃果さんも凄いですが…」
鞠莉「曜もそれに食らいついてる…」
千歌「変化球…」
梨子「えっ!?」
千歌「穂乃果さんはこの回に入ってから変化球を1球も投げてない!」
花丸「そういえば…」
ダイヤ「前の回まで決め球に使っていたフォークすら投げていませんわね…」 Aqoursベンチ
花丸「なんて勝負ずら…」
ダイヤ「はい…150km/h
台の直球を連発している穂乃果さんも凄いですが…」
鞠莉「曜もそれ
に食らいついてる…」
千歌「変化球…」
梨子「えっ!?」
千歌「穂乃果さんは
この回に入ってから変化球を1球も投げてない!」
花丸「そういえば…」
ダイヤ「前の回まで
決め球に使っていたフォークすら投げていませんわね…」 鞠莉「うーん…」
善子←変化球を投げるまでもなく抑えられる
花丸←バント阻止のためにバントしにくい高めのストレート連発
曜←変化球に強い
鞠莉「変化球を使う場面が無かっただけじゃないかしら…」
千歌「そうかぁ…」
ダイヤ「今の穂乃果さんは前の回までの穂乃果さんより数段厄介ですわ」
花丸「それはなんで?」
ダイヤ「落差の大きいフォークと150km/h台の直球」
ダイヤ「2つの決め球を持つ恐ろしい投手になったからです」 鞠莉「うーん…」
善子←変化球を投げるまでもなく抑えられる
花丸←バント
阻止のためにバントしにくい高めのストレート連発
曜←変化球に強い
鞠莉「変化球を使う場面
が無かっただけじゃないかしら…」
千歌「そうかぁ…」
ダイヤ「今の穂乃
果さんは前の回までの穂
乃果さんより数段厄介ですわ」
花丸「それはなんで?」
ダイヤ「落差の大きいフォークと150km/h台の直球」
ダイヤ「2つの決め球を持つ恐ろしい投手になったからです」 鞠莉「両方待ってたらまず打てないわね…」
千歌「でも…曜ちゃんなら…」
ダイヤ「はい…」
梨子「どういうこと?」
ダイヤ「Aqours1当てるのが上手い曜さんならば…」
鞠莉「狙っていないもう一方の決め球が来てもカットしてファールで逃げられるかもしれない…」 鞠莉「両方待って
たらまず打てないわね…」
千歌「でも…曜ちゃんなら…」
ダイヤ「はい…」
梨子「どういうこと?」
ダイヤ「Aqours
1当てるのが上手い曜さんならば…」
鞠莉「狙ってい
ないもう一方の決め球が来てもカットしてファールで逃げられるかもしれない…」 海未「(このまま直球を投げ続けても打たれる気は全くしませんが…)」
海未「(必ずしも打ち取れるとは思えません…)」
海未「(穂乃果が投げ損なうか、曜が打ち損なうかの根気の勝負に持ち込むことも出来ますが…)」
海未「(この後果南との対戦が控えている以上、あまり曜1人に球数を費やしてはいられません)」
海未「(果南との対戦まで温存しておきたかったですが…)」 サッサッサッ
穂乃果「(ここでフォークのサイン!)」 コクッ
曜「(私がストレートをカットしてファールで粘っていれば…)」
曜「(いつかじれて必ずフォークを投げてくるはず…)」 海未「(このまま直球を投げ続けても打たれる気は全くしませんが…
)」
海未「(必ずしも打ち取れるとは思えません…)」
海未「(穂乃果が投げ損なうか、曜が打ち損なうかの根気の勝負に持ち込むことも出来ますが…)」
海未「(この後果南との対
戦が控えている以上、あまり曜1人に球数を費やしてはいられません)」
海未「(果南との
対戦まで温存しておきたかったですが…)」 サッサッサッ
穂乃果「(ここでフォークのサイン!)」 コクッ
曜「(私がストレートをカットしてファールで粘っていれば…)」
曜「(いつかじれて必ずフォークを投げてくるはず…)」 熱い心理戦やってるつもりなんだろうが展開が読めすぎて茶番にしか見えない 海未「(いくら変化球に強い曜でもこれだけ直球を見せられた後なら…)」
穂乃果「(頼むよ!穂乃果のもう1つの決め球!)」 ビュッ
ストーン!
海未「(ストライクゾーンからボールゾーンに落ちる完璧なボール!)」
曜「(来た!フォーク!) カクッ
海未「(よし!スイングの途中で体勢を崩されました!)」 海未「(いくら変
化球に強い曜でもこれだけ直球を見せられた後なら…)」
穂乃果「(頼む
よ!穂乃果のもう1つの決め球!)」 ビュッ
ストーン!
海未「(ストライク
ゾーンからボールゾーンに落ちる完璧なボール!)」
曜「(来た!フォーク!) カクッ
海未「(よし!スイングの途中で体勢を崩されました!)」 曜「うおおお!」
海未「(いくら当てるのが上手いあなたでもこれはバットが届かな…)」
カキーン!
海未「(なっ!?…左手をバットから離して片手打ち!?)」
穂乃果「(体勢を崩されたんじゃない…自分から崩したんだ!)」
スピードガン「ピッ」←130km/h 曜「うおおお!」
海未「(いくら
当てるのが上手いあなたでもこれはバットが届かな…)」
カキーン!
海未「(なっ!?…左手をバットから離して片手打ち!?)」
穂乃果「
(体勢を崩されたんじゃない…自分から崩したんだ!)」
スピードガン「ピッ」←130km/h しゃがみ込むようにしながら低めのボールを
右手一本ですくい上げた曜の打球は
真姫「ちょっと!」
二塁手の真姫の頭上を越えて右中間へ…
花陽「ぴゃあー!」 タッタッタッ
打球を追う右翼手の花陽が走りながらグローブをはめた腕を伸ばすが…
花陽「ううっ…」
ボールには届かない…
曜「よし!これで同点だ!」 タッタッタッ しゃがみ込むようにしながら低めのボールを
右手一本ですくい上げた
曜の打球は
真姫「ちょっと!」
二塁手の真姫の頭上を
越えて右中間へ…
花陽「ぴゃあー!」 タッタッタッ
打球を追う右翼手の
花陽が走りながらグローブをはめた腕を伸ばすが…
花陽「ううっ…」
ボールには届かない…
曜「よし!これで
同点だ!」 タッタッタッ これで同点になるかと思われたが…
凛「(同点になんかさせないよ!)」 ピューン!
曜「!?」
突如曜の視界に猛スピードで走り込んで来た中堅手の凛が入る
凛「にゃあああ!」 ピョーン!
パシィ! バタッ!
審判「アウト!」
中堅手の凛が打球が抜ける直前に
横っ飛びで打球を抑え倒れ込みながら捕球する
曜「なっ!?」
曜の芸術的な一打は凛の好守によって阻止されてしまう…
が… これで同点になるかと思われたが…
凛「(同点になんかさせないよ!)」 ピューン!
曜「!?」
突如曜の視界に猛スピードで走り込んで来た中堅手の凛
が入る
凛「にゃあああ!」 ピョーン!
パシィ! バタッ!
審判「アウト!」
中堅手の凛が打球が抜ける直前に
横っ飛びで打球を抑え倒
れ込みながら捕球する
曜「なっ!?」
曜の芸術的な一打は凛
の好守によって阻止されてしまう…
が… ルビィ「(あの体勢の捕球じゃすぐには送球出来ないよね…)」 ダッ!
絵里「!!」
二塁ランナーのルビィがタッチアップでの進塁を狙い
三塁ベースに向かってスタートする
絵里「凛!サードよ!!」
花陽「凛ちゃん!タッチアップだよ!」
凛「任せて!」 ムクッ
中堅手の凛は素早く起き上がり
凛「にゃあああ!」 ビューン!
サードに向かって矢のような送球をする ルビィ「(あの
体勢の捕球じゃすぐには送球出来ないよね…)」 ダッ!
絵里「!!」
二塁
ランナーのルビィがタッチアップでの進塁を狙い
三塁ベースに向かって
スタートする
絵里「凛!サー
ドよ!!」
花陽「凛ちゃん!タッチアップだよ!」
凛「任せて!」 ムクッ
中堅手の凛は素早く
起き上がり
凛「にゃあああ!」 ビューン!
サードに向かって矢のような送球をする Aqoursベンチ
鞠莉「かなり際どいタイミングだわ!」
梨子「ルビィちゃん!」
千歌「頭から突っ込んでー!」
花丸「ちょ!?」
ダイヤ「なんてこと言うんですの千歌さん!?」 Aqoursベンチ
鞠莉「かなり際どいタイミングだわ!」
梨子「ルビィちゃん!」
千歌「希さんがキャッチャー!」
花丸「ちょ!?」
ダイヤ「その通りですわ!」 上半身から三塁ベースに飛び込むルビィ…
凛からの送球を受け取りタッチに行くにこ…
セーフなら1点を追いかけるAqoursが
2死3塁、打者果南で再開
アウトならスリーアウトでゲームセット
すなわちμ'sの勝利
試合の行方を左右する判定は… 上半身から三塁ベースに飛び込むルビィ…
凛からの送球を受け取りタッチに行くにこ…
セーフなら
1点を追いかけるAqoursが
2死3塁、打者果南で再開
アウトならスリーアウトでゲームセット
すなわちμ'sの勝利
試合の行方を左右する判定は… 引き分けでないとフルボッコにされる時点で先が読めるんだよな 曜は右打者です
ちなみにこのSSを考えた時点の
打者のタイプ的なイメージは
右打者版イチローです >>100の時点では右打席で打っていると見えます。
しかし147レスでは左打席で打っているように見えます。
理由は「右手一本」で打ったということ。 急から緩でタイミングを外された打者は、それでも投球にコンタクトを試みる場合、上体が投手側に流れる、いわゆる「泳いだ」体勢となりやすい。
そこからさらにスイングスピードを緩める為に押し手を離すことはある。
右打者なら右手を離し、左手一本でボールに当てに行く型となる。
引き手を離す型は見たことは無い。 さらに、打球が落ちた場所は右打者からは流し方向の右中間。片手で合わせただけの打球がそこまで深く飛ぶとも思えない。
余程反発力の高い球いわゆるラビットボールが使われているか、さもなくば打者が違反バットを使っているのか。 泳いで片手で流す変態は見たことないかな
大体引っ掛けたような打球になる >>169
訂正、打球は落ちていない。
中堅手星空がダイレクトキャッチしている。 打者渡辺が左打席でその打球を打ったなら、右中間は引っ張り方向になる。
急から緩でタイミングをずらされても、右半身で壁を作って堪え、右手一本になってもコンタクトの瞬間に軸回転で力を伝えることはまだできる。
ダイレクトキャッチした中堅手星空の体勢の崩れを見た二走の黒澤(ル)がタッチアップを選択する程には打球飛距離は浅くともそれなりに出たと考えられる。 保守して下さった方ありがとうございました
短いですが再開します Aqoursベンチ
ダイヤ「ルビィ…」
千歌「きっと大丈夫だよ!」
鞠莉「私もそう思うわ」
花丸「どうして?」
千歌「サードのにこさんがタッチした後すぐグラブを上げて」
千歌「アウトのアピールをしなかったからだよ!」
鞠莉「タッチの途中でグラブからボールがこぼれたか…」
鞠莉「それともタッチを空振りしたかよね」
「セーフ!」
千歌「ほら!」 Aqoursベンチ
ダイヤ「ルビィ…」
千歌「
きっと大丈夫だよ!」
鞠莉「私もそう思うわ」
花丸「どうして?」
千歌「
サードのにこさんがタッチした後すぐグラブを上げて」
千歌「
アウトのアピールをしなかったからだよ!」
鞠莉「タッチの途中でグラブからボールがこぼ
れたか…」
鞠莉「
それともタッチを空振りしたかよね」
「セーフ!」
千歌「ほら!」 ダイヤ「私はアウトかどうかなんて最初から心配してませんわ!」
ダイヤ「あそこで走塁してるのはルビィなんですのよ!」
ダイヤ「当然セーフに決まってますわ!」
梨子「そうなんだ…」
ダイヤ「それより私はルビィが怪我でもしてないかと…」
花丸「善子ちゃんと違って自力でちゃんと立ち上がってるし…」
花丸「命に別状は無さそうだけど…」
千歌「(起き上がった時に少し右肩を押さえてたような気がする…)」 ダイヤ「私はアウトかどうかなんて最初から心配してませんわ!」
ダイヤ「あそこで走塁してるのはルビィなんですのよ!」
ダイヤ「当然
セーフに決まってますわ!」
梨子「そうなんだ…」
ダイヤ「それ
より私はルビィが怪我でもしてないかと…」
花丸「善子
ちゃんと違って自力でちゃんと立ち上がってるし…」
花丸「命に別状は無さそうだけど…」
千歌「(起き上がった時に
少し右肩を押さえてたような気がする…)」 ダイヤ「こうしてはいられませんわ!」 バッ
鞠莉「一応聞いておくけどダイヤ、アンタどこ行くつもりよ?」
ダイヤ「決まってますわ!ルビィのところへ!」
千歌「ダイヤさんが今向かうべき所はそこじゃないよ!」
ダイヤ「じゃあどこに向かえばいいんですの!!」
鞠莉「ネクストバッターズサークルよね…」
ダイヤ「あっ…」
花丸「そういえばダイヤさん3番だったね…」 ダイヤ「こうしてはいられませんわ!」 バッ
鞠莉「一応聞いておくけどダイヤ、アンタどこ行くつもりよ?」
ダイヤ「決まってますわ!キャッチャーは希さんに変更!」
千歌「ダイヤさんが今向かうべき所はそこじゃないよ!」
ダイヤ「じゃあどこに向かえばいいんですの!!」
鞠莉「ネクストバッターズサークルよね…」
ダイヤ「あっ…」
花丸「そういえばダイヤさん3番だったね…」 ダイヤ「それならば誰がルビィを…」
花丸「じゃあマルが…」
千歌「私が行くよ!」
花丸「!?」
梨子「千歌ちゃんが?」
千歌「私がルビィちゃんのところに行って、その後はサードベースコーチに入るよ」
千歌「(ルビィちゃんの様子も当然気になるけど…やってみたいこともあるしね…)」
千歌「ごめんね花丸ちゃん」
花丸「別にいいずらよ…オラにサードベースコーチのことはよくわからないし…」
ダイヤ「千歌さん…元はといえばあなたがルビィに頭から突っ込めと…」
千歌「うん…だから…」
鞠莉「2人ともそろそろ行ったら?」 ダイヤ「それならば誰
がルビィを…」
花丸「じゃあマルが…」
千歌「私が行くよ!」
花丸「!?」
梨子「千歌ちゃんが?」
千歌「私がル
ビィちゃんのところに行って、その後はサードベースコーチ
に入るよ」
千歌「(ルビィちゃん
の様子も当然気になるけど…やってみたいこともあるしね…)」
千歌「ごめんね花丸ちゃん」
花丸「別にいいずらよ…オラにサードベースコーチのことはよく
わからないし…」
ダイヤ「千歌さん…
元はといえばあなたがルビィに頭から突っ込めと…」
千歌「うん…だから…」
鞠莉「2人ともそろそろ行ったら?」 梨子「これでベンチには私と鞠莉ちゃんと花丸ちゃんの3人だけになったわ…」
花丸「一気にさみしくなったね…」
鞠莉「おとなしめのメンバーばかり残って、ベンチのトークが続くか心配だわ…」
梨子「………」
花丸「………」
鞠莉「えっ!?」
梨子「…もう少しで曜ちゃんが入れ替わりで来てくれるわよ…」
花丸「…きっと鞠莉ちゃんとトークしてくれるよ…」
鞠莉「いや、ジョークよジョーク!お願いだから2人とも真に受けないで!」 梨子「これでベンチには
私と鞠莉ちゃんと花丸ちゃんの3人だけになったわ…」
花丸「一気にさみしくなったね…」
鞠莉「おとなしめのメンバーばかり残って、ベンチのトークが続くか心配だわ…」
梨子「………」
花丸「………」
鞠莉「えっ!?」
梨子「…もう少し
で曜ちゃんが入れ替わりで来てくれるわよ…」
花丸「…きっと鞠莉
ちゃんとトークしてくれるよ…」
鞠莉「いや、ジョークよジョーク!お願いだから2人とも真に受けないで!」 そうなったか。
さて、場面は二死三塁。左打席に松浦を迎えるこの状況で浦の星は何を仕掛けてくるのか!? そうなったか。
さて、場面は二死三塁。左打席に松浦を迎えるこの状況で浦の星は何を仕掛けてくるのか!? 時間は少し巻き戻って
走り込んでくるルビィとタッチに行くにこによる
三塁ベース際の攻防の場面に移る
実はここでも一瞬の駆け引きがあった
「頭から突っ込んでー!」
ルビィ「(えっ!?らくらくセーフになるかと思ってたのに結構危ないタイミングなの?」 タッタッタッ バシィ!
中堅手凛からの送球をややホーム側で受け取る三塁手にこ
にこ「(後は走って来るランナーの足にタッチして…ってえぇ?)」
にこが目にしたのは上半身から三塁ベースに飛び込もうとするルビィの姿であった
にこ「(ちょっとぉ!?ヘッドスライディングなんて想定してないわよ!!)」 にこ「(タッチはどこを狙えばいい?)」
にこ「(左手?右手?頭?肩?)」
にこ「(このギリギリのタイミング…外したらセーフになるわ…)」
にこ「(にこの捕球位置から一番近くてタッチしやすいのは…)」
ルビィ「(善子ちゃん…力を貸して…)」
(そうね…左手を引っ込めて右手でベースを触りなさい…)
ルビィ「(えっ!?)」 サードベースめがけて飛び込んで来るルビィの左手に
グローブでタッチしようとするにこ
しかし…
ルビィ「(今だ!)」 バッ!
スカッ
にこ「!?」
ルビィはとっさに左手を引っ込めて
にこのタッチは空振りする
ルビィ「(ここから右手を伸ばしてぇぇぇ!)」 ズザー!
右肩から滑り込んで右手を伸ばして
右手一本でベースを触りに行くルビィ ガン!
にこのタッチをかいくぐり
手のひらでサードベースに触れることに成功したルビィであったが…
ルビィ「ピギィィィ!!」
サードベースに触れた直後にルビィの右肩に痛みが走る
審判「セーフ!」
ルビィ「(痛っ!ちょっと肩をついたかな…)」 ズキズキ
にこ「(コイツ…まさか最初から右腕を犠牲にしてでもセーフを勝ち取るつもりだったの!?)」 時間は少し巻き戻って
走り込んでくるルビィとタッチに行くにこによる
三塁ベース際の攻防の場面に移る
実はここでも
一瞬の駆け引きがあった
「頭から突っ込んでー!」
ルビィ「(えっ!?らくらく
セーフになるかと思ってたのに結構危ないタイミングなの?」 タッタッタッ
バシィ!
中堅手凛
からの送球をややホーム側で受け取る三塁手にこ
にこ「(後は走って来るランナーの足にタッチして…ってえぇ?)」
にこが目にしたのは上半身から三塁ベースに飛び込もうとする
ルビィの姿であった
にこ「(ちょっとぉ!?ヘッドスライディングなんて想定
してないわよ!!)」 にこ「(タッチはどこを狙えばいい?)」
にこ「(左手?右手?頭?肩?)」
にこ「(このギリギリのタイミング…外したらセーフに
なるわ…)」
にこ「(にこの
捕球位置から一番近くてタッチしやすいのは…)」
ルビィ「(キャッチャー希ちゃん…力を貸して…)」
(そうね…左手を引っ込めて右手でベースを触りなさい…)
ルビィ「(えっ!?)」 サードベースめがけて飛び込んで来るルビィの左手
に
グローブでタッチしようとするにこ
しかし…
ルビィ「(今だ!)」 バッ!
スカッ
にこ「!?」
ルビィはとっさに左手を引っ込めて
にこのタッチは空
振りする
ルビィ「(ここから右手を伸ばしてぇぇぇ!)」 ズザー!
右肩から滑り込んで右手を伸ばして
右手一本でベースを触りに行くルビィ ガン!
にこのタッチをかい
くぐり
手のひらでサードベースに触れることに成功したルビィであったが…
ルビィ「ピギィィィ!!」
サードベースに触れた直後
にルビィの右肩に痛みが走る
審判「セーフ!」
ルビィ「(痛っ!ちょっと肩を
ついたかな…)」 ズキズキ
にこ「(コイツ…まさか最
初から右腕を犠牲にしてでもセーフを勝ち取るつもりだったの!?)」 まぁ待てまだ書いてる途中だ
書き込めるほど溜まってない 今日は再開出来そうにないので
代わりに両チームのスターティングメンバーと
試合途中からの守備位置の交代
バッテリーや投手の起用法について出します まずは先攻μ'sのスタメン
1中 星空
2一 園田
3左 南
4遊 高坂
5捕 東條
6投 絢瀬
7二 西木野
8三 矢澤
9右 小泉
守備位置の交代
6回裏
中→投 星空 一→右 園田
遊→中 高坂 捕→一 東條
投→遊 絢瀬 右→捕 小泉
7回裏途中
投→中 星空 右→捕 園田
中→投 高坂 捕→右 小泉 今日は再開
出来そうにないので
代わりに両チームのスターティングメンバーと
試合途中からの守備位置の交代
バッテリーや投
手の起用法について出します 続いて後攻Aqoursのスタメン
1三 渡辺
2投 松浦
3捕 黒澤ダ
4一 小原
5遊 高海
6二 桜内
7中 黒澤ル
8左 津島
9右 国木田
守備位置の交代
8回表途中
三→遊 渡辺 投→一 松浦
一→三 小原 遊→投 高海 バッテリーについてですが
μ'sの場合が
絵里×希 凛×花陽 穂乃果×海未
と1投手に専属捕手で組んでいるのに対して
Aqoursの場合は
ダイヤを正捕手に据えて色んな投手と組ませます
この試合では投げてませんが
曜、鞠莉も投手として登板可能です まずは先攻μ'sのスタメン
1中 星空
2一 園田
3左 南
4遊 高坂
5捕 東條
6投 絢瀬
7二 西木野
8三 矢澤
9右 小泉
守備位置の交代
6回裏
中→投 星空 一→右 園田
遊→中 高坂
投→遊 絢瀬
7回裏途中
投→中 星空
中→投 高坂 捕→右 小泉 バッテリーについてですが
μ'sの場合が
希正捕手で組んでいるのに対して
Aqoursの場合は
ダイヤを正捕手に据えて色んな投手と組ませます
この試合では投げてませんが
曜、鞠莉も投手として登板可能です 投手の起用法についてですが
μ'sの場合は
先発 絵里×希バッテリー
中継 凛×花陽バッテリー
抑え 穂乃果×海未バッテリー
と出てくる順番と役割が決まっていて
Aqoursの場合は
絶対的エースの果南を行けるところまで引っ張って
状況や調子次第で千歌、曜、鞠莉を投入するという感じです 投手の起用法についてですが
μ'sの場合は
希正捕手と決まっていて
Aqoursの場合は
絶対的エースの果南を行けるところまで引っ張って
状況や調子次第で千歌、曜、鞠莉を投入するという感じです ここからの進行に対してあまり関係ない情報ではありそうだけど、東條希捕手論者はこれで満足したことでしょう。 普通に考えてするわけないわな
希はキャッチャー
他のやつがいる時点で論外 にこ「(正直言ってAqoursの1年生のことは、野球の実力に関してはそれほど評価してなかったわ…)」
にこ「(実際8回表はその1年生達のまずい守備のおかげで逆転出来たしね…)」
にこ「(でも今は違う!)」
にこ「(善子の決死のデッドボールでの出塁…花丸の必死のスリーバントでの送りバント…)」
にこ「(そしてさっきのルビィの気迫のヘッドスライディングなどの走塁…)」
にこ「(逆にその1年生達によって同点寸前まで追い詰められている…)」 にこ「(そしてそれをここまで仕上げたのは恐らく…)」
「ルビィちゃーん!」 タッタッタッ
ルビィ「あっ…千歌ちゃん…」
千歌「やあルビィちゃん!急にヘッドスライディングなんて驚いたよ!」
ルビィ「誰かが「頭から突っ込んでー!」って叫んでた気がして…」
ルビィ「気づいたら体が勝手に動いてたよ…」
千歌「へー、そうなんだー」
にこ「(この高海千歌…コイツからは穂乃果とはまた違うリーダーの素質を感じる…)」 にこの予想はある意味当たっていた
花丸のスリーバントエンドランも
ルビィのヘッドスライディングも
千歌の突然の思い付きによるものである…
千歌は瞬時に花丸とルビィの持ってる力を引き出したとも言える 千歌「それよりルビィちゃんどっか怪我してない?」
ルビィ「ベースを触る時ちょっと肩をついたかも…」
千歌「大丈夫?1度ベンチに下がって治療する?」
ルビィ「このぐらい平気だよ!」 ニッコリ
ルビィ「これぐらいで音を上げてたら、後で善子ちゃんに笑われちゃうよ!」
千歌「…そうだね」
ルビィ「(ウソだよ!ホントは今すぐ泣き叫びたいぐらい痛いビィ!)」 ズキ
ルビィ「(というよりこの痛みは本当に肩をついただけなの?)」 ズキン
ルビィ「(もしかして脱臼?ひょっとして骨折?)」 ズキズキ
ルビィ「(おねえちゃぁ!善子ちゃぁ!ダレカタスケテー!)」 ズキズキズキ
千歌「(ひょっとしてルビィちゃんは1度治療のためにベンチに下がったら…)」
千歌「(もう試合に出させてもらえないような大怪我してるんじゃ…)」
千歌「(それでベンチに下がって治療するのを拒否して…)」 曜「ごめんね果南ちゃん…ランナーを返せなくて…」
果南「大丈夫、曜が3塁にランナーを進めてくれたおかげで」
果南「ずっと球種を絞りやすくなった、それに…」
曜「それに?」
果南「さっきの曜の打ち方で攻略のヒントをもらった気がする」
果南「後は私に任せて!」
曜「頼んだよ!果南ちゃん!」 にこ「(正直言ってAqoursの1年
生のことは、野球の実力に関してはそれほど評価してなかったわ…)」
にこ「(実際8回表はその1年生達のまずい守備のおかげで逆転出来たしね…)」
にこ「(でも今は違う!)」
にこ「(
にこ「(そしてそれをここまで仕上げたのは恐らく…)」
「ルビィちゃーん!」 タッタッタッ
ルビィ「あっ…千歌ちゃん…」
千歌「やあルビィちゃん!急にヘッドスライディングなんて驚いたよ!」
ルビィ「誰かが「頭から突っ込んでー!」って叫んでた気がして…」
ルビィ「気づいたら体が勝手に動いてたよ…」
千歌「へー、そうなんだー」
にこ「(この高海千歌…コイツ
からは穂乃果とはまた違うリーダーの素質を感じる…)」
善子の決死のデッド
ボールでの出塁…花丸の必死のスリーバントでの送りバント…)」
にこ「(そしてさっきのルビィの気迫のヘッドスライディング
などの走塁…)」
にこ「(逆にその1年生達によって同点寸前まで追い詰められている…)」 千歌「それよりルビィちゃんどっか怪我してない?」
ルビィ「ベースを触る時ちょっと肩をついたかも…」
千歌「大丈夫?1度ベンチに下がって
治療する?」
ルビィ「このぐらい平気だよ!」 ニッコリ
ルビィ「これぐらいで音を上げて
たら、後で善子ちゃんに笑われちゃうよ!」
千歌「…そうだね」
ルビィ「(ウソだよ!ホントは今すぐ泣き叫びたいぐらい痛いビィ!)」 ズキ
ルビィ「(というよりこの痛みは本当に肩をついただけなの?)」 ズキン
ルビィ「(もしかして脱臼?ひょっとして骨折?)」 ズキズキ
ルビィ「(おねえちゃぁ!善子ちゃぁ!ダレカタスケテー!)」 ズキズキズキ
千歌「(ひょっとしてルビィちゃんは1度治療のためにベンチに下がったら…)」
千歌「(もう試合に出させてもらえないような大怪我してるんじゃ…)」
にこの予想はある意味当たっていた
花丸のスリーバント
エンドランも
ルビィのヘッドスライディングも
千歌の突然の思い付きによるものである…
千歌は瞬時に花丸とルビィの持ってる力を引き出したとも言える
千歌「(それでベンチに下がって治療するのを拒否して…)」く わざわざ保守してくれるなんてSIMは優しい奴だなぁ おう任せろ
1公認だからな
俺が保守する理由も上で何度も書いているしな
わざわざレスするならちゃんと読んだよな? >>220
途中送信失礼!
捕手からバックネットまである程度の距離があれば、バッテリーミスでも1点のケース。
確かに球種は絞りやすい。
浦の星高海は三走黒澤(ル)をして何やら企んでいる様子。傷めた肩で何か出来るとも思えないが? お前さあ
>>7で公言してた奴だろ。
お前独りに皆が迷惑してんだよ。 今日も再開出来そうにないんで
代わりに試合後の表彰について
勝った方のチームから最優秀選手が1人表彰されます
引き分けの場合は両チームから1人ずつ優秀選手が表彰されます 試合終了後に表彰、ですか。
両チーム現時点での候補は誰でしょう?その選手の成績はどんなものかな? 成績はそのうち出しますが
現時点での最優秀選手、優秀選手の候補は
μ's
凛、ことり、穂乃果、希
Aqours
曜、果南、ダイヤ
この辺りです
今のところ試合をリードしているμ'sの方が候補は多いです Aqoursベンチ
梨子「曜ちゃんおかえり」
花丸「おかえりずら」
鞠莉「惜しかったわね」
曜「あれだけ大口を叩いたのに…みんなごめんね…」
花丸「あれは凛ちゃんが凄過ぎただけだよ」
梨子「曜ちゃんは何も悪くないわ」 鞠莉「瞬時に打球の行方を予測するセンス」
鞠莉「猛スピードで落下地点に向かう脚力」
鞠莉「スライディングキャッチをしてもすぐ起き上がれる体のバネ」
鞠莉「そして矢のような送球をする強肩」
鞠莉「外野手として必要な能力を全て兼ね備えた、正に最高の選手だわ」
花丸「最高の選手ならAqoursにもいるよ!」
梨子「曜ちゃんと果南ちゃんね!」
曜「いや…私は最高の選手じゃないよ」 鞠莉「曜も走攻守3拍子揃った万能選手じゃない」
曜「私がそこそこやれると言っても、それはあくまで人間レベルでの話だよ」
花丸「それじゃあまるで凛ちゃんと果南ちゃんは人間じゃないみたいだね…」
曜「初回の攻防を思い出して貰えば分かると思うよ」
梨子「初回の攻防って確か…」 >>244
確かに。
九回裏の攻撃時、渡辺がどちらの打席に立っていたかによる。
もし作者が仰る通り右打席から泳いだ体勢から流し方向にそこまで深く飛ばしたなら、十分変態的な打撃。 >>245
確かに。
やはり希以外がキャッチャーはありえない。
絶対的な正捕手が希だからな。 時間は再び巻き戻って
1回表μ'sの攻撃
先頭の1番打者凛が内野安打で出塁
そしてすかさず2塁へ盗塁
2番打者の海未が送りバントで凛を3塁に進め
1死3塁の先制のチャンスを作り
打席には3番打者のことりを迎える
ここでAqoursの内野陣は三塁ランナーの凛を
内野ゴロの間に返さぬよう前進守備を敷く ことり「(これぐらいの前進守備なら凛ちゃんの足なら転がせばホームに帰れる…)」
ことり「(でもそうそう内野ゴロを打てるボールは来ないよね…)」
ことり「(それなら高めのボールを打って犠牲フライを狙う!)」
ことり「(ここまで投球を見たところ果南ちゃんのボールのスピードは凛ちゃんと同じくらい…)」
ことり「(このスピードなら最初からヒットを捨てて外野フライ狙いに徹すれば十分外野に運べるはず…)」 ダイヤ「(正直言ってことりさんが3番バッターとは意外でしたわ)」
ダイヤ「(細身であんまりパワーなさそうですし…)」
ダイヤ「(それはまあいいとして、左バッターですか…)」
ダイヤ「(左バッターを迎えて3塁にランナーがいる…)」
ダイヤ「(問題はこの状況ですわね…)」
ダイヤ「(これでは果南さんの3つの魔球のうち2つに制限がかかってしまいます…)」 ダイヤ「(まずスライダーは曲がり過ぎてぶつかってしまう危険があるため)」
ダイヤ「(左バッターにはインコースには投げられません)」
ダイヤ「(そしてスプリットはバッテリーエラーのリスクが上がる落ちるボールなので)」
ダイヤ「(ランナーが3塁にいる状況では多投出来ません)」
ダイヤ「(でもまあ…果南さんなら速いボールだけでも抑えられそうですが…)」
ダイヤ「(初球はこれで行きましょう…)」 サッサッサッ
果南「(わかった)」 コクッ 果南「(私としては序盤の1点くらいやったって別に構わないんだけど…)」
果南「(楽に1点あげるのはもったいないから…)」
果南「(少しだけ力を入れる)」
果南「(よっと!)」 ギュン
ことり「(このスピードは!)」 ブルン
ズバッ!
審判「ストライク!」
スピードガン「ピッ」←159km/h ことり「(凛ちゃん以上のボールがくるなんていきなり想定外…)」
ことり「(これは普通に打ちに行っても外野に運べないかもね…)」
ことり「(こうなったら…)」
ダイヤ「(今のことりさんのスイング緩かったですわね…)」
ダイヤ「(Aqoursのバッターで例えるなら8・9番の善子さん・花丸さんぐらい…)」
ダイヤ「(もしμ's打線が善子さんや花丸さんクラスのバッターが3番を任されるような貧打線なら…)」
ダイヤ「(この試合は楽勝ですわ!)」 ことり「やんやんっ!」
ダイヤ「!?」
ことり「こんな速いボール、同じコースに3つ続けて来たって打てないよー!」
穂乃果「ことりちゃん頑張ってー!」
ことり「うん!頑張る!」
果南「(どうするダイヤ?真っ直ぐ同じコースに3つ誘われてるよ?)」
ダイヤ「(さて?どうしましょうか…)」 ことり「(よし…)」 スッ
梨子「(あれ?さっきと構えが違うような…)」
千歌「(あのゆったりとしたフォームはもしかして!?)」
曜「(体格に恵まれない日本人打者でもホームランを量産できる…)」
鞠莉「(脱力して構えてインパクトの瞬間に力を爆発させる…)」
ダイヤ「(なぜこの細身で3番を任されてるのかと思ったら、とんだ奥の手を用意してたものですね…)」
果南「(神主打法か…)」 ことり「(普通に打ちに行ってもあの豪速球を外野まで運ぶのは難しい…)」
ことり「(それなら…)」
果南「(飛距離を出せる打ち方に変えたからって…)」
果南「(打てるとは限らないよ!)」
ダイヤ「(それはそうですが、まだことりさんの実力がよく分かりません…)」
ダイヤ「(確かめるには…これで行きましょう…)」 サッサッサッ
果南「(へぇ…もうそれを使うんだ…)」 コクッ 果南「(もし当てることが出来たら…)」
果南「(褒めてあげるよ!っと!)」 ギュルン
ことり「(誘いに乗って来るなんて甘いね…)」
ことり「(あらかじめコースと球種が分かっていれば…)」
ことり「(160km/hでも外野に運べるよ!)」 ブン!
ダイヤ「(先ほどとは全然違う鋭いスイング!)」 ダイヤ「(ですが…)」
ことり「(えっ!?ボールが消え…)」 スカッ
ズバッ!
審判「ストライク!」
ことり「(きゃあ!)」 ポーン
ボールを空振りした勢いでことりのヘルメットが飛ぶ
スピードガン「ピッ」←163km/h(高校生最速タイ記録) 梨子「(あの華奢な体でなんてスイングするのよ!)」
ダイヤ「(…左の神主打法、ヘルメットを飛ばすほどのフルスイング…)」
ダイヤ「(はて?どこかで…)」
ことり「(捉えたと思ったのに直前でボールが消えた!?)」
果南「(へへっ!私のジャイロは簡単には打てないよ!)」 μ'sベンチ
にこ「163km/hとは驚きだわ…」
真姫「いくら長打力に特化した打ち方に変えたとしても、当たらなきゃ意味無いわ!」
希「それにしても真っ直ぐ狙ってるハズなんに空振りするなんて…」
絵里「もしかして速さ以外にも何か秘密があるのかもね」
にこ「でもまだこの打席の勝負は分からないわ!」
真姫「そうね」
絵里「ことりの打撃にも…まだ上があるわ!」
希「μ's一の犠牲フライ職人は伊達やない!」
米 海未は1塁ベースコーチ、花陽は3塁ベースコーチに入っているためベンチにはいません ことり「(よく考えたらボールが消えるわけ無いよね…)」 ビシッ
梨子「(また構えが見るからに打ちそうなのに変わったわ…)」
千歌「(あの両手を体から離して肩より上で構えたフォームはまさか…)」
曜「(上段で構えてバットを斜めに出すその姿はまるで…)」
鞠莉「(サムライ!)」
凛「(あれって体に負担かかるからってあんまりやらないやつだよね…)」
穂乃果「(ことりちゃん、本気だ!)」
ダイヤ「(まさか伝説のカリスマ草野球選手「南の侍」では!?)」
果南「(ハッタリじゃないよね…「スラッガーの気」を感じるよ!)」 秘技を出すんじゃなくてただのモノマネ展開になってるな ことり「(打ちに行く直前まで軌道は真っ直ぐだった…)」
ダイヤ「(もしことりさんが「南の侍」本人だとしたら)」
ダイヤ「(善子さん、花丸さんどころか曜さんクラスのバッターということになります…)」
ダイヤ「(ここは慎重に外にツーシームでも…)」 サッサッサッ
果南「(嫌だね!)」 フルフル
ダイヤ「(!?)」
果南「(このバッターに私のジャイロがどこまで通用するか試してみたい!)」
ダイヤ「(仕方ありませんわね…)」
ことり「(もしストレートなのに空振りしたのならボールは手元で急に伸びて…)」
ことり「(目測よりもボール一個分以上私のスイングしたバットの上を通過したことになるよね…)」 ことり「(それなら…)」
果南「(行くよ!)」 ギュルン
実際の所ダイヤが思っている人物とことりは別人だった…
しかし…ことりのセンスと実力は本物だった…
だが…
ことり「(目測のボール一個半分上を叩く!)」
カーン!
果南の投球がそれを上回る
千歌「(当てた!…でも…)」
曜「(打ち上げた…)」
鞠莉「(内野フライね…)」
ことり「………」
スピードガン「ピッ」 ←165km/h(高校生最速新記録・日本最速タイ記録) 打球は内野に高く上がったフライになる
果南「(前に飛ばせるだけ大したもんだよ!)」
ダイヤ「(Aqoursでも曜さん以外はかすりもしてないでしょうね…)」
ことり「(…こんなボールを投げられるなんて凄い才能だね…)」
打球を見上げながら二塁手の梨子が前進守備の位置から定位置付近まで下がる 梨子「オーライ!」
二塁手の定位置付近で落ちてくる打球を捕球する構えを作る梨子
海未「これは無理ですね」
一塁ベースコーチの海未が梨子に聞こえるように呟く
梨子「(無理に決まっているじゃない!セカンドの定位置よ!)」
ことり「(でも…天才はこっちにもいるよ!)」
ポスッ
梨子「(よし!…これで2アウ)」
曜「バックホーム!!」
梨子「えっ!?」 梨子「(なっ!?)」
梨子がサード方向に目をやると
3塁ランナーの凛が既にサードとホームの中間辺りまで来ていた
梨子「くっ…」 ビュッ
慌ててホームに送球する梨子であったが…
ダイヤ「(送球が高い!)」
送球はやや高めに浮く ダイヤは立ち上がって梨子からの送球を受け取り
三塁ランナーの凛にタッチに向かおうとするが…
凛「(遅いよ)」 タッタッタッ
既にホームを駆け抜けた後だった…
審判「セーフ!」
ダイヤ「(滑り込みすらせずに…)」
μ's 0ー0 Aqours
↓
μ's 1ー0 Aqours 穂乃果「凛ちゃんナイスラン!」 スッ
凛「イェーイ!」 パチーン!
ハイタッチする穂乃果と凛
ダイヤ「(いくら何でも速すぎますわ…)」
ダイヤ「(タッチアップの際の離塁が早かったのでは…)」 シュッ
ダイヤは念のため三塁手の曜に送球する
曜は一応ベースに付いてグローブを上げてアピールするが…
審判「セーフ」
三塁審判は両手を横に広げてセーフのコールをする 千歌「(凛ちゃんの足が速いのは内野安打と盗塁で分かってたけど…)」
曜「(まさか定位置の内野フライでタッチアップしてホームに突っ込んで来るなんて…)」
鞠莉「(想像以上のスピードだったわ…)
梨子「(ごめんなさい私のせいで…)」
ダイヤ「(梨子さんは責任を感じているかもしれませんが…)」
ダイヤ「(仮にすぐにいい送球を行ったとしても確実にアウトに出来ていたとは言えません…)」
果南「(なぁに、序盤の1点ぐらいどうってことは無いよ!)」 希は「受け」ってことかいな?
キャッチャーだけに。 ことり「穂乃果ちゃん…あのボールのことだけど…」
穂乃果「あのドリルみたいな回転で飛んで来るボール?」
ことり「えっ!?ボールの回転が見えたの?」
穂乃果「いや、なんとなくそんな気がしただけ」
穂乃果「で?あのボールがどうかしたの?」
ことり「うん…私は前で捌くタイプだから一概には言えないけど…」
ことり「あのボールを打ちに行く時は、目測よりボール1個半から2個分上を叩くぐらいの気持ちで振ればいいと思う…」
穂乃果「そんなに手元で伸びて来るんだ…」 穂乃果「(ボールの1個半から2個上を叩く感じで…)」
果南「(このバッターからも雰囲気を感じるよ!)」
果南「(このバッターが打つとチーム全体がノッて来る!そんな感じ)」
ダイヤ「(ムードメーカーってやつですわね…)」
ダイヤ「(ならば全力で抑えに掛からねばなりません)」 サッサッサッ
果南「(フフッ!ランナーが3塁からいなくなった途端にそれかい!)」 コクッ 果南「(第2の魔球、行くよ!)」 ビュッ
穂乃果「(来た!速いボール!)」
穂乃果「(ここから直前で伸び上がって…来ない!)」 ブン!
ダイヤ「(このスイングは!)」
穂乃果「(逆にボールが沈んで…)」 スカッ
ストーン! クルッ
バシィ!
審判「ストライク!」
穂乃果「(うわぁ!)」 ポーン
空振りした勢いで穂乃果のヘルメットが飛ぶ
スピードガン「ピッ」←152km/h 穂乃果「(150km/h以上出てるのに落ちるボールなんて反則だよ…)」
梨子「(さっきのことりさんといい凄いスイングするわね…)」
ダイヤ「(でもことりさんと穂乃果さんではバッターのタイプが違うようですね)」
ダイヤ「(ことりさんがインステップしてボールを前で叩くタイプに対して)」
ダイヤ「(穂乃果さんはややアウトステップしてボールを引きつけて打つタイプですね…)」
ダイヤ「(はて?これもどこかで聞いたような…)」 千歌「(あの野性味溢れる豪快なスイングは!)」
曜「(独楽のように腰の回転が効いていてスイングも速い!)」
鞠莉「(スイングの形はムチャクチャだけど、インパクトの瞬間には力を伝えるのに理想的な形になってそうね…)」
ダイヤ「(もしやプロ野球の伝説の大打者、「ONのN」のフォームでは!?)」 果南「(私が言うのもあれだけど、伝説の野球選手のマネしたって打てるとは限らないよ!)」
ダイヤ「(それはそうですが、今回はさっきのことりさんの場合と違って)」
ダイヤ「(穂乃果さんの実力に関係なく最初から勝算があります)」
果南「(私のスライダーは右バッターには絶対打てないよ!)」 果南「(もし当てることが出来たら…)」
果南「(褒めてあげるよ!っと!)」 ビュッ
穂乃果「(来た真ん中!今度こそドリルみたいなボール!だといいな…)」
穂乃果「(ここからボール2個分伸び上がって…来ない!)」 ブン!
ククッ!
ダイヤ「(このボールは右バッターには絶対打てませんわ!)」
穂乃果「(代わりにボールがどんどん外に逃げて…)」 スカッ
クルッ 審判「ストライク!」
穂乃果「(ぐわぁ!)」 ポーン
空振りした勢いで穂乃果のヘルメットが飛ぶ
さらに…
穂乃果「いたっ!?」 ドシーン!
一回転して尻餅をついた…
梨子「(これまたずいぶんと豪快な空振りね…)」
千歌「(これほど空振りが絵になるバッターはそうはいないよ…)」
スピードガン「ピッ」←148km/h 穂乃果「(いたたっ…あれ?ボールは!?)」
ドン!
ボールはバックネットのに当たったが…
穂乃果「(あれ?さっきまであんなのあったっけ?)」
穂乃果は左バッターボックスの右端辺りにボールの跡を見つける
ダイヤ「(果南さん!そんなに変化させたら捕れませんわ!)」
果南「(ランナーいないしまだ2ストライクだから必死に捕りに行かなかっただけでしょ?)」
穂乃果「(私が最初ストライクゾーンの真ん中だと思ったボールが…)」
穂乃果「(左バッターボックスの端っこを通る完全な外のボール!?)」 >>291 訂正
穂乃果「(いたたっ…あれ?ボールは!?)」
ドン!
ボールはバックネットに当たったが…
穂乃果「(あれ?さっきまであんなのあったっけ?)」
穂乃果は左バッターボックスの右端辺りにボールの跡を見つける
ダイヤ「(果南さん!そんなに変化させたら捕れませんわ!)」
果南「(ランナーいないしまだ2ストライクだから必死に捕りに行かなかっただけでしょ?)」
穂乃果「(私が最初ストライクゾーンの真ん中だと思ったボールが…)」
穂乃果「(左バッターボックスの端っこを通る完全な外のボール!?)」 μ'sベンチ
真姫「何なのよ!?あのボールは!!」
ことり「たぶんスライダーだと思う…」
にこ「50p以上…1mぐらい変化したわね…」
絵里「あのボールがある限り右バッターは打てないかもしれないわ…」
真姫「それってかなりオオゴトじゃない!」
にこ「そうよ!うちは凛とことりと希以外全員右バッターよ!」
絵里「この試合鍵を握るのは左バッターの出来になりそうね」
凛「それは責任重大だね!」 絵里の予想は当たっていた…
この試合μ'sが放ったヒットの数は僅か5本…
そのうち4本が左打者によるものであった… こんな化物ピッチャーが同じチームにいるのに136k程度のストレート見て(速っ!)とか言ってる奴がいるんですが…
ソイツがバッティング練習しないのかソイツの練習ではエースが投げてくれないのか
いずれにしても嫌な話だな 穂乃果「(そろそろドリルみたいな回転のボールが来ても良さそうだよね…)」 スッ
梨子「(バットをさらに長く持ち替えた!)」
曜「(普通2ストライクと追い込まれたらバットを短く持って当てに行きたくなるものだけど…)」
千歌「(さっきのことりさんといい思い切りが良すぎるよ…)」
鞠莉「(果南の豪球考えたら当てに行ったところでヒットになりにくいしそれが正解なのかもね…)」
ダイヤ「(万が一当たったらホームランもあり得ますわ…)」
果南「(だったらバットを振らせなければいい!)」 果南「(怖いの行くよ!)」 ビュッ
穂乃果「(うわっ!?ぶつかる!!)」 バッ
穂乃果はボールが体に向かって飛んで来たと思い
慌てて仰け反って避けようとするが
穂乃果「(あたっ!?)」 ドシーン!
そのまま倒れて尻餅をついてしまう… ククッ!
穂乃果「えっ!?」
穂乃果が避けなければ当たるかと思われた果南の投じたボールは
右バッターボックスの手前で大きく変化してストライクゾーンに入ってくる
バシィ!
ダイヤ「真ん中ですわよ!」
審判「ストライク!」
スピードガン「ピッ」←146km/h 審判「バッターアウト!チェンジ!」
穂乃果「うぅ…」 ガタガタ
ダイヤ「(そんなにボールが怖かったのですか?)」
ダイヤ「(それとも見逃し三振が悔しかったのですか?)」
穂乃果「ドリルみたいなボールを打ってみたかったのに!」
ダイヤ「(ドリルみたいな?もしやフォーシームジャイロボールの回転のことを言ってるのでは!?)」
果南「(慌てなくても次の打席で投げてあげるよ!)」 μ'sベンチ
ことり「穂乃果ちゃんが見逃し三振なんて珍しいね…」
凛「穂乃果ちゃんの三振はほとんど空振り三振だよね…」
真姫「いや、あんなボール怖くてとても打ちに行けないわよ!」
にこ「途中まで自分の体に向かって来るボールなんて無理だわ!」
絵里「いよいよもって右バッターは手が付けられなくなったわね…」 今日は再開出来そうにないんで
代わりに両チームの投手の投球レベルについて出します SS 果南(対右打者)
S 果南(対左打者)
A 穂乃果(逆境) 千歌(逆境)
B 絵里 凛 穂乃果 千歌 曜 鞠莉
逆境…ビハインド時に能力が1段階上がる
穂乃果、絵里、凛はそれぞれ
海未、希、花陽とバッテリーを組むと1段階上がります
逆にそれ以外の捕手とバッテリーを組むと1段階下がります ビハインド時?自チームがリードされているとき?
ピンチ時ではなく?投手やんね? 投手松浦はなんとなくだけど投手板の三塁側に足を掛けてそう。 初回にAqoursの絶対的エースである果南から
凛の好走塁もあって幸先良く先取点を挙げたμ's
しかしμ's先発の絵里にAqours最強の1、2番が襲いかかる 希「(さて、まずはAqoursの各打者のデータを集めんとな…)」
希「(その為にコントロールのいいえりちの先発はうってつけってわけや!)」
希「(とりあえず初球はコレ!)」 サッサッ
絵里「(わかったわ!)」 コクッ
曜「(この場面での私の第一の仕事は先頭バッターとして出塁することだけど…)」
曜「(甘いボールが来たら私1人で試合を振り出しに戻すよ!)」 絵里「(まずはストレートよ!)」 ビュン
曜「(結構速いね)
曜「(でも…果南ちゃんほどじゃない!)」
カキーン!
絵里「(えっ!?)」
希「(様子見で入ったインローのややボール気味を!?)」
スピードガン「ピッ」←140km/h 快音残して打球は左方向に向かって飛んで行く
真姫「(ちょっと!まさか凛と海未とことりが繋いでやっと取った1点が…)」
にこ「(たった1球で追いつかれるなんて許されないわよ!)」
ライナーでレフトポール際に向かって打球は伸びて行く
ことり「(この打球は…切れ…)」
絵里「(いや、あのコースは…)」
希「(芯に当たるとファールになるハズやから、そんなに心配してへんけど…)」 ボールはレフトポールの左側5mを通過して行った
審判「ファール!」
三塁塁審が両手を広げて上に上げる
曜「(やっぱり切れたかぁ…)」
穂乃果「あー危なかった!」
希「(ストライクゾーンに投げとったら先頭打者ホームランやったな…)」
絵里「(投げミスしなくて良かったわ…)」
花陽「(絵里ちゃんの140km/hを軽々と引っ張ってくるなんて…)」
凛「(スイングのスピードはことりちゃんや穂乃果ちゃんと同じくらい?)」
海未「(しかしことりや穂乃果ほど振り回してる感じはしないですね…)」 渡辺、結局右打席か。ならば九回裏のあの打球は普通あり得ない…。 希「(インコースを捌くのが上手いのは分かったから次はアウトコースや!)」
希「(ただし、コレも打たれないようボールになる変化球で!)」 サッサッ
絵里「(わかったわ!)」 コクッ
曜「(よく見たらμ'sの外野陣はライトとレフトがライン際に寄ってるね…)」
曜「(これじゃあライン際はよほどの当たりじゃないと長打にならない…)」
曜「(代わりに右中間、左中間が結構空いてるよ…)」
曜「(センターの凛ちゃんの守備範囲を信頼してのことなんだろうけど)」
曜「(あえてそこを狙ってみようかな…)」 絵里「(スライダーはどうかしら?)」 ビュッ
曜「(アウトコースの低め…)」
希「(ストレートと腕の振りが同じの完璧なリリースや!)」
ククッ
曜「(スライダー!?それこそ果南ちゃんに及ばないよ!)」 ザッ
希「(よし!ボールになるスライダーに引っかかって振りに来たで!)」
カキーン!
絵里「(えっ!?)」
希「(アウトローのボール球を…)」
スピードガン「ピッ」←122km/h 外角低めのボールを外に踏み込んで腕を伸ばして打った曜の打球は
真姫「(よくあんな遠いボール打てるわね…)」
二塁手の真姫の頭上を越えて右中間へ…
希「(並のバッターなら空振り…ちょっといいバッターでもファールか内野ゴロになっとるハズやったのに…」
絵里「(それを右中間へ…)」 ダン!
ボールは右中間の外野テリトリーに弾む…
審判「フェアー!」
曜「(この打席はムキになってボール球を打ちに行き過ぎたね…)」 タッタッタッ
曜「(悪球打ちはフォームを崩す要因になり得る…)」 タッタッタッ
曜「(次の打席からは2ストライクと追い込まれるまでは)」 タッタッタッ
曜「(際どいボールはどうせ打ちに行ってもヒットにならない…)」 タッタッタッ
曜「(ぐらい気持ちに余裕を持ってボールを見逃そう…うん、そうしよう!)」 タッタッタッ ポーン!ポーン!
ゴロゴロゴロ!
打球はツーバウンド、スリーバウンドしてゴロに代わるが…
海未「(打球が速い!)」
花陽「(これは定位置で守っていても捕れていないかも…)」
曜「(打球が右中間を抜けたら3つ行くよ!)」 タッタッタッ
曜「(もしフェンスに当たって変な方向に跳ね返ったり)」 タッタッタッ
曜「(焦って処理をミスしたらホームも行くよ!)」 タッタッタッ 凛「(そう簡単には抜かせないにゃ!)」 ピューン!
バシィ!
中堅手の凛が快足を飛ばして
右中間を抜けそうな速い打球を回り込んで捕球する…
曜「(あれが抜けないか…流石の脚力だね)」 タッタッタッ
曜「(仕方ないツーベースで妥協…)」 タッタッタッ
凛「(楽にセカンド行けると思ったら大間違いだよ!)」 ビューン!
曜「(えっ!?)」 回り込んだ?音ノ木坂の外野手の守備位置はライン際を固めつつ結構深めというかな? 中堅手の凛はセカンドに矢のような送球をする
曜「(うわぁ!)」 ズザー!
慌てて二塁ベースに足からスライディングする曜
遊撃手の穂乃果がセカンドのベースカバーに入って
凛からの送球を受け取り滑り込んでくる曜の足にタッチに行くが…
審判「セーフ!」
間一髪のタイミングでセーフとなった… 穂乃果「(うーん…ベースの直前までスピードを落とさない上手いスライディングだったね…)」
曜「(凛ちゃんの物凄い返球に驚いたけどよく体が動いてくれたよ…)」
曜「(これも日頃の練習の賜物…)」
曜「(でも練習だけじゃどうにもならない才能の違いという物もあるよね…)」 曜「(例えば私の今の打席のツーベースも)」
曜「(凛ちゃんの足ならスリーベースも狙えたよね…)」
曜「(そして果南ちゃんなら初球を、バットの芯を外して詰まりながらも力でスタンドに運んでたと思う…)」
曜「(2人に比べると私に出来ることは小さい…)」
希「(凛ちゃんの活躍でスリーベースこそ防いだけど…)」
絵里「(アウトコース低めのボールになるスライダーをツーベースにされたわ…)」 Aqoursベンチ
千歌「曜ちゃんナイスバッティングだよ!」
ダイヤ「あの難しいボールをよく右中間に運びましたわ!」
ルビィ「でも走塁は危なかったよね…」
鞠莉「ウチで一番速い曜が今の当たりでセカンドがギリギリ!?」
千歌「それってもし他のメンバーならセカンドすら行けて無いってことだよね…」
梨子「あの足の速さは守備の方にも生きるとは思ってたけど…」
ダイヤ「まさか強肩まで兼ね備えているなんて…」
善子「まったく…恐ろしい守備力のセンターね…」
花丸「羨ましい身体能力ずら」 千歌「先発の絵里さんはどう?」
ダイヤ「エリーチカ…絵里さんのストレートの球速は140km/hですか…」
鞠莉「曜と果南以外は楽に打てるスピードじゃないわね…」
ルビィ「果南ちゃんの160km/hには見劣りするけど…」
梨子「間違いなく女子高生としては一線級の投手よね…」
善子「140km/hなんて打てる気がしないわ!」
花丸「その通りずら」
ダイヤ「この試合苦戦しそうですわね…」 2020スーパーベースボールに出てくるようなパワードスーツでも着用してるのかな? 千歌「こんなボール果南ちゃんのに比べたら大したことない!」
千歌「って感じで打ちに行けないかな?」
鞠莉「その感覚で打ちに行って打てるのは曜ぐらいのものよ…」
花丸「果南ちゃんは?」
善子「どうやって自分の投げてるボールと比べるのよ…」
ルビィ「自分の投げてるボールをバッターボックスで見る機会なんてないもんね…」
ダイヤ「もし実現したら「投手松浦」対「打者松浦」どちらが勝つか興味深いですわね…」 鞠莉「ダイヤ、そろそろネクストに行ったら?」
ダイヤ「そうでした…この場面、私の役割は重要ですわね…」
千歌「果南ちゃんなら相手が勝負さえしてくれたらほぼ打つと思うけど…」
梨子「もし勝負されなかったら?」
ダイヤ「私がランナーを返しますわ!」
花丸「果南ちゃんが打ったら?」
ダイヤ「次の打席果南さんが楽に歩かされないように私も打ちますわ!」 希「(今の打席の曜ちゃんのスイング…初球も2球目も余裕を感じたわ…)」
希「(まるでもっと速いストレートや、もっと大きく変化するスライダーが頭にあったような…)」
希「(そうか!?そういうことやったんや!!)」
希「(Aqoursには果南ちゃんがおるから速い球とスライダーには慣れとるっちゅうことやんね!)」
希「(だとしたらAqoursのバッターは全員、ストレート、スライダー主体では抑えられんかも知れへんな…)」 これは希の深読みし過ぎであった
Aqoursの打者で真っ直ぐ、スライダーを
果南の下位互換と割り切って対応出来るのは曜だけであった
そしてそれが分かるのはもう少し後のことである 絵里「(気を取り直して…)」
絵里「(ピッチングの方は間違いなく怪物だったけど…)」
絵里「(バッティングの方はどうかしら?)」
曜「(果南ちゃんの打撃は投球以上の化け物だよ)」
果南「(さて…早めに同点と言わず逆転しておこうかな!)」 希「(やっぱりバッティングの方もただ者ではなさそうな雰囲気やな…)」
絵里「(どこに投げても打たれそうな「スラッガーの気」、みたいなのを感じるわ…)」
希「(このバッターも様子見でボール気味から入るで)」
希「(ストレート、スライダーが駄目なら初球はコレや!)」 サッサッサッ
絵里「(フフッ!オーケーよ!なんてね…)」
果南「(とりあえず追い込まれるまでは速いボールを狙おうかな…)」 絵里「(私の一番の得意球よ!)」 ザッ
果南「(行くよ!)」 スッ
絵里が投球動作に入ると果南が右足を大きく上げる
絵里「(えっ!?)」 シュッ
真姫「(何よこの構えは…)」
穂乃果「(あのフォームは!?)」
海未「(ことりと同じ長打力を底上げした打ち方!)」
にこ「(穂乃果と同じように伝説のバッターのフォームを…)」
希「(伝説の大打者「ONのO」…)」
絵里「(一本足打法…)」
果南「(遅いね…ボールが止まって見えるよ!)」 果南「(って!?本当にボールが来ない!!)」 ブンッ!
穂乃果「(このスイングは!?)」
海未「(ことりや穂乃果以上に鋭いスイング!!)」
絵里「(でも…)」
果南「(さらにボールがやや逃げながら沈んで…)」
スカッ
果南「(くっ!)」
バシィ
審判「ストライク!」
希「(当たらなければどうということはあらへんな!)」
スピードガン「ピッ」←88km/h 果南「(今の利き手方向にやや逃げながら落ちるボールはおそらく…)」
果南「(OKボール!…サークルチェンジか!)」
曜「(ブレーキが効いていて落差も大きい…)」
ダイヤ「(これは果南さんと言えども苦戦するかもしれませんわね…)」
真姫「(このバッター凄いスイングするわね)」
海未「(今は空振りしましたけど、この打者はそうとう怪物なようですね…)」
海未「(ことりや穂乃果以上のスイングをしているのに、2人みたいに空振りした後体勢を崩していません…)」
穂乃果「(あの打ち方といい、下半身が相当強くないとそうはならないよね…)」
にこ「(思わぬところで「ON」対決になったわ!)」 果南「(それにしても遅い…あの変化球はストレートとの球速差は15〜30km/hぐらいだったはず…)」
果南「(でも今のボールはストレートより50km/h以上遅かった…)」
果南「(私と同じように魔球?それともあのピッチャーの特性?)」
希「(そう…えりちの1番の武器はコントロールやなく緩急や!)」
希「(そして…)」 サッサッサッ
絵里「(わかったわ!)」 コクッ
希「(次のボールがその真骨頂や!)」 絵里「(行くわよ!)」 フワッ
果南「(えっ!?)」
絵里の投じたボールはゆっくりとベース上に向かって行く…
曜「(さっきのボールよりさらに遅い…)」
ダイヤ「(これは…スローボール?)」
ククッ
ボールはベース手前で打者側に曲がりながら落ちる
果南「(いや!?スローカーブか!!)」 果南「(これもタイミングが合わせづら…)」 ブンッ!
絵里「(フフっ!)」
希「(バットを出すタイミングが早いで!)」
スカッ
果南「(こんなボール待ってられるか〜!)」
ポスッ
審判「ストライク!」
スピードガン「ピッ」←60km/h 果南「(60km/h?本当に遅いね…)」
果南「(結局速い球が1球も来ないうちに追い込まれたか…)」
曜「(このスピードなら三盗仕掛けたらセーフになるよね…)」
ダイヤ「(強打者の果南さんに球威のない緩いボールを続けるとは、なかなか度胸のあるバッテリーですわね…)」
果南「(まさかこの打席は全部変化球とか?)」
絵里「(最遅が最速を制す!なんてね…)」
希「(これこそがえりちの真骨頂や!)」 Aqoursベンチ
梨子「あの果南ちゃんがかすりもしないなんて…」
鞠莉「ボール球振らされてるってのもあるけど…ここまでは相性も悪いカンジね…」
善子「どういうことよ?」
千歌「あの一本足打法はタイミングさえ合えば、簡単に強い打球を打てるから」
千歌「少年野球なんかでも真似する子供が多くて人気なんだ」
花丸「簡単に真似出来るんだ…」
千歌「もちろん高等技術が必要だから小さい子供には極めるのは無理だけど…」
千歌「でも中学に上がる頃にはほとんど採用している選手はいなくなる…どうしてだか分かる?」 善子「単純にピッチャーの投げてる球が速くなって、タイミングが取りづらくなったからじゃないの?」
千歌「それもあるけど一番の理由は…」
ルビィ「変化球…緩急だよね…」
鞠莉「ザッツライト、変化球を交えた緩急よ」
花丸「あっ!?そうか!中学生からは変化球が解禁されるから…」
梨子「タイミングが外されることが多くなって…」
千歌「通用しなくなってあの打ち方を辞めるってこと…」
善子「つまり一本足打法の弱点は緩急…」 絵里「(私には凛みたいに150km/h超の速いボールは無い…)」
絵里「(それこそ今対戦している果南みたいな160km/hのボールは投げられない…)」
絵里「(でも…)」
希「(えりちの投球術とウチのリードを合わせれば)」
希「(140km/hのボールを150km/hにも160km/hにも見せることが出来る!)」
果南「(140km/hのストレートと60km/hのスローカーブ…)」
果南「(そして変化量の多いOKボール…)」
果南「(一本足打法じゃ2ストライクから全部に対応するのは難しい…)」
果南「(仕方ないなぁ…もっと終盤まで取っておきたかったけどアレを使うかぁ…)」 絵里「(球速差80km/h…)」
絵里「(付いて来られるかしら!)」 ザッ
果南「(さてと…)」
先程までとは違い絵里が投球動作に入っても
果南が右足を大きく上げることは無かった
絵里「(えっ!?)」 ビュン
真姫「(さっきまでと構えが違うわ!)」
穂乃果「(右足を全く上げない!?)」
海未「(コンタクト重視の打ち方に変えて来ましたか!)」
にこ「(あれは…ノーステップ打法!)」
希「(追い込まれてからここまで大きく打ち方を変えて来るやなんて…)」
果南「(遅いボールの後だとかなり速く感じるね…でも…)」
カキーン!
スピードガン「ピッ」←142km/h 打球はすぐにファールだと分かる三塁側の打球だったが…
審判「ファール!」
絵里「(えっ!?)」
真姫「(何よ!?この飛距離は!)」
打球は軽々と場外に消えて行った
にこ「(ノーステップ打法は上半身も下半身も強靭じゃないと強い打球を飛ばせないハズ…)」
穂乃果「(上半身も下半身も強いなんてずるい!)」
海未「(まあ、160km/h台のボールを制球よく投げる時点でそんな気がしてましたけど…)」
希「(落ち着いてえりち!ファールはどこまで飛ばしてもファールや!)」
絵里「(わ…わかってるわよ…)」
果南「(空振りはしなかったけど振り送れたか…)」 希「(それにえりちの緩急が全く効いとらんワケやない!)」
絵里「(そうね…)」
果南「(よく緩急が効いているね…)」
曜「(もし初球に今のストレートなら場外ホームランだったよ!)」
にこ「(一本足打法もノーステップ打法も高等技術が必要な打ち方なのに…)」
穂乃果「(どっちも完成度が高い!)」
海未「(まるで3割60本の打者と4割40本の打者を同じ打席で相手にしているような恐ろしさですね…)」
ダイヤ「(これこそがAqoursの最強バッター果南さんですわ!)」 ただの物真似合戦になってる
フォームや真似が凄いんじゃなくその選手が凄いんだから 希「(0ボール2ストライク…カウントの上では完全にこっちが有利や!)」
希「(何ならもうストライクゾーンにボールを投げる必要はあらへん!)」
希「(というわけで次はコレや!)」 サッサッサッ
絵里「(オーケーよ!)」 コクッ
果南「(このカウントなら普通に考えたら)」
果南「(高めに速い球の釣り球…)」
果南「(もしくはストライクからボールになる変化球…)」
果南「(いずれにせよ甘いボールは来ないよね…)」 絵里「(これで決めるわ!)」 シュッ
果南「(ストレートの後だと本当に遅く見えるね…)」
果南「(でも…スローカーブの時よりは速く見える…)」
果南「(ということは…)」
ストン!
果南「(やはりOKボール!)」
バシィ
審判「ボール!」
希「(見られた!)」
スピードガン「ピッ」←84km/h 絵里「(初球は完璧に振らせたのにここで見て来るなんて…)」
希「(ボールを見ている時間が長くなって選球眼が良くなっとる…)」
海未「(ある程度ボール球で誘って来るのも予想していたのでしょうけど…)」
果南「(ふふっ!何度も同じボールでやられたりしないよ!)」
ダイヤ「(ここまで見たところあのサークルチェンジ…通称OKボールはエリーチカの一番得意なボール…)」
ダイヤ「(μ'sバッテリーは決め球を出すのが早過ぎましたね…)」
曜「(でもあのボールを使わないと2ストライクまで追い込むことすら難しかったと思うよ…)」
希「(まだ手はある…)」 希「(ほんならイライラ作戦や!)」
希「(顔の前を通るボールを投げて怒らせて…)」
希「(次にムキになって打ちに来た所をボール球で仕留める!)」 サッサッ
絵里「(ピッチャー相手にブラッシュボールなんて投げて報復を食らわないかしら…)」
希「(ぶつけに行くわけやないんし大丈夫!)」
希「(それに報復があったとしてもウチが引き受ける!)」 サッサッ
絵里「(そこまで言うなら…)」 絵里「(いけ!)」シュッ
果南「(きたブラッシュボール!)」
カキーン!
希「(なっ) 」
絵里「(ブラッシュボールを打たれた!?)」
果南「(お見通しよ!)」
スピードガン「ピッ」←140km/h 希「(まずはコレや!)」 サッサッサッ
絵里「(いきなり顔の前に投げるわけじゃないのね…)」
希「(物事には理想的な順序がある)」
絵里「(そしてコレは首振りのサイン…)」 フルフル
果南「(ここに来て初めてキャッチャーのサインに首を横に振った…)」
果南「(キャッチャーの投げさせたいボールとピッチャーの投げたいボールが合わない?)」 捕手の希がサインを出して
投手の絵里が首を横に振る
このやりとりは何度も繰り返された
希「(さらにもう1回や!)」 サッサッ
絵里「(そろそろ首が疲れて来たわ…)」 フルフル
果南「(いい加減にしてよ!そんなに球種ないでしょ!)」 イラッ
希「(少しだけイラッとさせたところで次はコレや!)」 サッサッ
絵里「(わかったわ!)」 コクッ
果南「(やれやれ、やっと決まったか…)」 投手の絵里はボールをセットするが…
5秒…10秒…
まだ投げない…
果南「(さっきまでテンポよく投げてたのに急に焦らすようなマネを…)」
希「(そろそろやね…)」
果南「(もういい!あと3秒以内に投げなかったら逆にこっちがタイムかけてやる!)」
果南「(3…2…1…)」
絵里「(今だわ!)」 ザッ
クルッ ビュッ
ここで絵里がプレートから足を外して
セカンド方向に振り向いて牽制球を投げる
果南「………」 二塁手の真姫がセカンドのベースカバーに入る
しかし二塁ランナーの曜は元々それほど大きなリードを取っていなかったため
余裕を持って立ったまま二塁ベースに戻る
絵里からの牽制球を受け取った真姫だが
既に曜が帰塁しているのでタッチには及ばない 曜「(結構上手い牽制だったけど、この場面では引っかからないよ!)」
希「(まあそう簡単に刺せるとは思ってへん…)」
ダイヤ「(この明らかにバッター勝負の場面で、ランナーをアウトにしようとするとは…)」
ダイヤ「(なかなか視野の広いバッテリーですわね…)」
果南「(もしかして私との勝負を嫌がってる?)」 二塁手の真姫が二塁ベースに付いたまま投手の絵里に返球する
当然二塁ランナーの曜は動かない
真姫が二塁手の定位置に向かって歩き出す
ここでランナーの曜が1歩2歩とサード方向にリードを取る
そして曜の右足が3歩目のリードを踏み出した瞬間… 惰性で続いてるな
無理矢理保守してもらわないと続かないならやめたほうが良くないか?
もう書きたくないだろってかモチベーションないだろぶっちゃけ 更新が途切れないのは良いこと。荒らしは黙って見ていろ。
さて、二塁上。次はどうなる? 絵里「(ここね!)」 ビュッ
投手の絵里がセカンドに牽制球を投げる
曜「(セカンドの真姫ちゃんはベースから離れたはず…連携ミス?)」 バッ
穂乃果「(戻るのが速い!)」 スルスル
曜「(ショートの穂乃果さんがベースカバーに入って来た!)」 ズザー 絵里から牽制球を受け取り
二塁ベースに足から滑り込んで帰塁する曜の足に
タッチに行く穂乃果だったが…
審判「セーフ!」
曜の足が先にベースに触れてセーフとなった
穂乃果「(飛び出したと思ったのに…)」 二走の曜、足から戻った?
牽制プレー時の走者で足から滑り込んで戻るのは見た覚えはないな。二走なら無くはない けど。大方の走者は立ったまま戻るか、頭から滑り込んで戻る。途中送信失礼! なんで野球もラブライブも素人なのに書こうと思ったんだ…? >>1ですが
ケータイが壊れてしまったので
代替機から再開します
来月中にはスマホに買い替ます ダイヤ「(二塁手の真姫さんがベースから離れて、ランナーが釣られて飛び出した所を)」
ダイヤ「(遊撃手の穂乃果さんがランナーの背中側からベースカバーに入って牽制で仕留める…)」
ダイヤ「(悪くはない作戦でしたが…)」
果南「(まあ、相手が悪かったね…)」
曜「(連携ミスや悪送球なら、ボールが抜けてからサードに行けばいい…)」
希「(と思っているやろうし次はコレや!)」 サッサッサッ
絵里「(えげつないわね…)」 >>1ですが
保守してくださった方々ありがとうございました
明日再開します 投手の絵里がボールをセットする
二塁ランナーの曜は1歩2歩とサード方向にリードを取る
そしてさらに…
海未「(3歩ですか…)」
にこ「(最初は2歩ぐらいだったわよね…)」
穂乃果「(さっきは3歩目を踏み出した瞬間だから、2歩半ぐらいだったかな…)」
真姫「(牽制されてるのに逆にリードが大きくなるなんて…イミワカンナイ!)」
曜「(さっきまでは牽制の上手さも速さも分からない状態だったけど…)」
曜「(今は牽制球を貰ってリードを取りやすくなったよ!)」 二塁走者時のリードって、どれくらい?
自分なりには3〜4歩くらいかな。 ダイヤ「(あのリードは曜さんにとって余裕で帰塁できる距離ですわね…)」
曜「(頭から戻ることを考えたら、身長+腕の長さ+2歩で…)」
曜「(だいたい4歩半は行ける!)」
絵里「(まだまだリードが広くなって行きそうね…)」
希「(それでええ…進塁意識が高い選手ほど次の手は引っかかる)」
果南「(別に私が放り込むから無理してサード行く必要ないんだけどね…)」 二塁手の真姫が投手の絵里からの牽制球に備えて二塁ベースに近づく
しかし二塁ランナーの曜は動かない
曜「(二遊間がベースに近づく度に戻ってたらリードなんか取れない)」
曜「(それにこの位置ならピッチャーが投げてからでも戻れる!)」
ここで絵里が牽制球を投げるために
プレートから足を外して体を回転させてセカンド方向に振り向く
果南「(また牽制か…)」 二塁ランナーの曜は既に二塁ベースまで2歩の所まで戻っていた
もうベースに向かって倒れるだけでセーフになる位置である
曜「(頭から戻るまでもない!)」 タッ
穂乃果「(これじゃあ絶対アウトにならないよね…)」
真姫「(投げるだけムダね)」
しかし投手の絵里は構わず牽制球を投げる
二塁手の真姫はセカンドのベースカバーに入る
当然のようにランナーの曜は足から余裕で戻るが…
真姫「ちょっと!!」
穂乃果「絵里ちゃん⁉」
なんとこの牽制球が真姫の遥か頭上を越える
とんでもない大暴投となった
絵里「………」 二塁牽制悪送球、ボールを処理すべきは中堅手だが、守備位置が深いとカバーリングがその分遅れる。さてどうなる? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています