あなた「本当に週刊誌には気を付けてね」
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部室
かすみ「先輩!これ見ましたか!?」
あなた「あー、さっき見たよ」
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μ'sのメンバー・矢澤にこに熱愛発覚!
お相手は某大病院の令嬢M・N!
夜のホテル街に消えていく2人を激写!
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果林「まさかμ'sが週刊誌にすっぱ抜かれるとはねぇ」
愛「よりにもよってあのにこっちが熱愛って、ダメージ大きいんじゃない?」
璃奈「人一倍アイドルに厳しくても、裏ではやることやってる。璃奈ちゃんボード『(☝ ՞ਊ ՞)☝』」
しずく「これって、あのちゅんちゅん砲もついにスクールアイドルまで狙ってきたってことですよね?」
あなた「そう、それなんだよ!」 あなた「μ'sみたいな最大手ならまだダメージはノウハウで抑えられるかもしれないけど、私たちみたいな駆け出しグループが狙われたら…」
歩夢「1発で消しとんじゃうね…」
あなた「だからこそ、みんなには気を付けて欲しいんだ」
エマ「μ'sやAqoursと結構お付き合いすることも多いから、もしかしたら既にマークされちゃってるかも…」
あなた「うん…その可能性は捨てきれない。特に今回みたいな恋愛ネタは燃えやすいからね」
彼方「彼方ちゃんはすやぴしてるだけだから大丈夫…でも、気を付けてみる」
あなた「ありがとう。狙われるのは恋愛だけじゃないから、みんなも気を付けてね。特にせつ菜ちゃん」
せつ菜「えっ、ど、どうしてですか!!!」
あなた「一番火元になりやすそうだから」
せつ菜「えぇ…」 愛「ていうかさぁ、にこっちのお相手の令嬢って…」
かすみ「どう考えても真姫ちゃんですよね」
エマ「グループ内恋愛かぁ…」
璃奈「他所で彼女作ったり、ファンの人と付き合ったりするよりはマシだと思う」
あなた「確かにねぇ…でも、ああ見えてにこさんってガチ恋勢が多いんだよね」
歩夢「え、そうなの?」
あなた「うん。なんかμ'sの中にいるといじられキャラっぽいけど、やっぱり人一倍アイドルに打ち込んでる努力家だから」
しずく「そう考えてみると、相手が真姫さんとはいえ結構厄介ですね…」
あなた「それね…その火の粉がこっちに降りかからないようにしないと」
せつ菜「なるほど。ただ、私たちにはまだそこまでガチ恋なファンはいないと思いますけど、どうでしょうかね?」 あなた「用心するに越したことはないからね。予防みたいなもんだよ」
かすみ「…ちなみにですけど、皆さんは彼女とかって…」
果林「え?まあ、いないわよ?」
エマ「うん、スクールアイドルだからね」
歩夢「私は彼女、欲しくないかな」
彼方「彼方ちゃんは遥ちゃんがいれば十分だよ〜…zzz」
しずく「私は忙しいので…」
せつ菜「いません!!!」
璃奈「いない」
愛「あ、りなりー今フリーなんだ。ちなみに愛さんもフリー!誰も愛さん!」
あなた「ぶひょ!」 歩夢「あなたもいないよね、彼女」
あなた「え、うん、いないね」
かすみ「ですよねー。かすみんもいません!」
果林「それならみんな安心じゃない?」
あなた「確かにね。でも、一応用心はしておいて。ちゅんちゅん砲って結構狙ってくるから」
彼方「変なシーンを切り取られて報じられたら釈明が大変だよ」
歩夢「誤解だとしても広まったら収拾がつかなくなるよね…」
あなた「うん。噂が既成事実化すると大変だから、みんな本当に週刊誌には気を付けてね」
虹ヶ咲「はい!」 いまオールナイトニッポン聴いてるからじゃんじゃん投下してってくれ
終わったら読む にこちゃんは名前出されてるのに真姫ちゃんのほうは隠されてて草 ぽむホーム
歩夢「週刊誌にすっぱ抜かれる…」
歩夢「噂が既成事実化したら大変…か」
歩夢「やっぱりあの子は頭良いなぁ…」
歩夢「ええと…電話番号は…」
📞
女性『はい!お電話ありがとうございます!週刊ちゅんちゅん編集部です!』
歩夢?「あ、あの、昨日のμ'sの記事を見たんですけど…(裏声)」
女性『そうなんですね!ありがとうございます!』
歩夢?「それで、あの、虹ヶ咲学園のスクールアイドルってご存知ですか?」
女性『虹ヶ咲ですか?はい!もちろん存じ上げてます!最近勢いいいですよね!』
歩夢?「はは、ありがとうございます」 歩夢?「それでですね…そこの上原歩夢っていうスクールアイドルが、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の部長と、恋愛関係に…」
女性『えぇっ!?そうなんですかぁ!?』
歩夢?「はい、はい。そうなんです。証拠もあります。これって大スクープになりますか?」
女性『最近はエビデンスに厳しいので、そのお話が確かに事実ということであれば…そうですね、大スクープです』
歩夢?「良かったぁ…」
女性『歩夢ちゃんって可愛いですもんね。私も実はファンだったりするので…少し残念ですけど、でもこれは良いネタになります!』
歩夢?「そんな///照れます…///」
女性『まずは弊社の記者を派遣しまして、数日程度調査したうえで判断ということになりますが…』
歩夢?「はい、よろしくお願いします」 女性『ちなみにアレですか、お電話口の方は虹ヶ咲の関係者だったり…』
歩夢?「あ、生徒です」
女性『そうなんですね!えっと、一応お名前とお電話番号をお伺いしてもよろしいですか?いただいた情報は秘匿しますので』
歩夢?「はい、大丈夫です。携帯が080-XXXX-XXXX、青城千春です。青いにお城であおき、ちはるは松山千春と同じです」
女性『青城…千春さん…ありがとうございます。また進捗があり次第連絡致しますね!』
歩夢?「はい、よろしくお願いします」
女性『情報提供ありがとうございました。週刊ちゅんちゅん編集部の南が担当致しました』 >>6
誰も「恋人」じゃなくて「彼女」なことにツッコまない……!? 翌日
歩夢「練習お疲れ様!」
あなた「歩夢ちゃんこそお疲れ様!」
歩夢「今日はちょっとショッピングモールに寄り道していかない?」
あなた「寄り道?いいよ。それじゃ早速」
かすみ「先輩」
あなた「ん?あ、かすみちゃん!」
かすみ「かすみんも一緒にショッピングモール行きます!」
歩夢「」ピクッ
あなた「かすみちゃんも一緒かぁ、楽しそうでいいね!」
しずく「私もいいですか?」
かすみ「」ピクッ
あなた「しずくちゃんも?いいよ!一緒に行く人は何人いてもいいですからね」 フードコート
かすみ「先輩!クレープ食べましょう!」
あなた「おいしそう!食べよ食べよ!」
歩夢「ふふっ、あなたがクレープ好きなの、幼稚園の頃から変わらないんだから…」
しずく「先輩はどのクレープにしますか?」
あなた「そうだなぁ…じゃあチョコバナナクレープにしよう」
かすみ「かすみんも先輩と同じクレープで!」
歩夢「私も同じのにしよっかな」
しずく「皆さん同じクレープなんですね…でも私はベリー&ベリーにします」
あなた「注文してきちゃうね!みんなは席取っておいて!」 ラブライブ世界はやはり女同士が付き合うのが当然の世界なんだな… 既成事実狙ってるのになんで同じやつにするんだ
交換できないじゃないか 席
かすみ(ふっ、先輩と同じものを食べる…そこに気がつかないなんて、しず子もまだまだだねぇ…歩夢先輩はその点さすがだけど、所詮かすみんと同じスタートラインにいるだけ…)
しずく(とか考えてるんだろうなぁ、かすみさん。同じものを食べるだけなら学食でもどこでもできる…でも、ここでしかできないこと、それは食べさせ合い…)
歩夢(って、しずくちゃんは考えてる顔だね。まだまだだよ2人とも。あの子との付き合いは私が比べ物にならないぐらい長い…あの子がどういう性格か、考えればすぐ分かることだよ)
歩夢「そろそろかな、クレープ取ってくるから、2人はここで待っててね」
かすみ「そんな!先輩を働かせるわけにはいきません!私が行きます!」
しずく「かすみさんは今日練習頑張ってたもんね、疲れてると思うから休んでていいよ」
歩夢「ううん、遠慮しないで!ここは先輩を立たせてほしいな」
かすみ「いえいえ!そんな」
あなた「お待たせ〜」 記事書くやつも、書かれる奴もネタ元も身内。
あれ?書く必要なくない? 4人「いただきます!」
あなた「ん〜!美味しい!」
かすみ「本当美味しいです!先輩と同じものを食べてるから余計美味しく感じます!」
あなた「大袈裟だよ〜」
しずく「ベリー&ベリーも美味しいですよ。良かったら食べますか?」
あなた「え、いいの!?実は気になってたんだぁ」
しずく「それなら…一口差し上げますので、先輩のも一口いいですか?」
かすみ「ぬぁ!その手があったかぁ!」
あなた「いいよ!あ、でももう口つけちゃったから…」
しずく「大丈夫ですよ。私気にしないので、先輩もがぶっと食べちゃってくだ」
歩夢「はい、しずくちゃん!お店備え付けのスプーンあったよ!使って?それと、チョコが欲しいなら私のを食べていいよ。この辺とかまだ口つけてないから」 しずく「え…でも…」
かすみ「そうだよしず子、せっかく歩夢先輩が気を利かせてくれたんだから!」
かすみ(ナイスです歩夢先輩!)
しずく「う…はい…ありがとうございます」
あなた「私貰っちゃっていいの?」
しずく「それは全然…気にしないでください…スプーンもあるので」
あなた「そう?ありがとう!でも少しだけにしておくね」
歩夢「それじゃあしずくちゃん。好きなだけ取っていいよ!」
しずく「ありがとうございます」 このもんじゃはまさか今一番脂が乗ってるもんじゃか? あなた「うーん、ベリー&ベリーも美味しい…私もそっちにすれば良かったかも…」
しずく「あ、それでは今度!またクレープ食べに来ましょう!」
あなた「いいね、そうしよう!」
しずく(さすが歩夢先輩、一筋縄ではいきませんね…)
あなた「でもあれだね、歩夢ちゃんクレープ減っただけだよね?」
歩夢「私が好きでやったことだから気にしないで。でも、どうしてもっていうなら…減った分、あなたのクレープからもらおうかな」
かすみ「なぁっ…!」
しずく「っ…」
あなた「なるほど…じゃあ、はい!取っていいよ!」
歩夢「ありがとう!!」
かすみ「歩夢先輩!スプーン取ってきます!ちょっと待っててください!」
しずく「私歩夢さんからもらったチョコバナナまだ食べてません!これやっぱりお返ししますよ!」
歩夢「ぁむ」パクッ 歩夢「ありがとう!美味しかったよ!」
あなた「もう、私と歩夢ちゃん同じ味じゃん!」
歩夢「だからこそだよ」
かすみ(くっ…前々からラスボスだとは思ってたけど…歩夢先輩…くっ…今度コッペパン上履きに詰めないと…)
しずく(歩夢さんが先輩と同じ味にした時点で怪しむべきだった…)
歩夢(ごめんね2人とも。でも、私は週刊誌のネタを提供するって南さんと約束したから…仮とはいえこの子は私の…)
あなた「うぅ…もう無くなっちゃった…」
歩夢「食べたんだから当たり前だよ…」 かすみ「あれ、先輩!唇にクリームが付いてますよ?」
あなた「え?恥ずかしいなぁ//取れた?」ペロッ
歩夢「まだ微妙に残ってる…今拭いてあげるね!」
かすみ「拭くなんてもったいないですよ、クリームも食べ物ですから…」
あなた「へ?かすみちゃん顔近く…」
かすみ「ん…///」チゥ…
歩夢「!?!?!?!?」
しずく「ちょっとぉ!かすみさん!!」
あなた「ぇっ…//////」
かすみ「…初めてですから///」ボソッ
歩夢「あ!まだクリーム取れてない!私が取ってあげる!」
あなた「ぇえぇっ!?ちょっと歩夢ちゃん!?」
しずく「私にしか見えないクリームが付いてます!取ります!」
あなた「なにそれ!?」
カシャッ!!カシャッ!! 速報!
同好会のマネージャー、担当スクールアイドル達と三股していた! 数日後・生徒会室
栞子「……これはどういうことですか?」
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所属アイドルに手を出す虹ヶ咲の部長!
歩夢・かすみ・しずくと3股交際の闇!
部長の職権濫用!現役生徒が赤裸々証言!
虹ヶ咲はセクハラの温床と化していた?
フードコートでキスを迫る乱痴気騒ぎに!
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あなた「」
歩夢「」
かすみ「」
しずく「」
栞子「言い訳があるなら聞きますが、内容による情状酌量はしませんよ」 まあスクスタでも何人もの女の子とデートしまくってるしね…
しかも相手のほうからはっきりデートと言ってるのも何人かいるし… 栞子「…なるほど。それではフードコートの件は不可抗力であったと」
あなた「うん…あれは仕方なかったんだよ、誤解だよ…」
かすみ「そうだよ!誤解なんですよ!」
栞子「確かに、一部を切り取って過剰に報道する。これはメディアの手段としてよく見られるものです。今回の件も、その術中にはまったと捉えれば不自然ではない…」
あなた「うん、全部誤解だよ…だから廃部だけは…」
栞子「…その件は考えておきます。では、3人がそれぞれ部長とお付き合いしているというのも誤解ですか?」
あなた「それも誤」
3人「「「それは本当です!!!」」」
栞子「そうですか。よく分かりました。同好会は廃部にします」
おわり 私にしか見えないクリームで笑ってたら完結してたわ
面白かった、乙 ぽむがさらっと南さんにネタ提供するってハッキリ名前出して笑った
面白かったよ。乙です クソワロタ
μ'sがなんかそのうち暗部の精鋭みたいになりそうだな… キツネとタヌキとイナバシロウサギ
賢しい畜生ばかりじゃないか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています