果南「ダイヤ…!大丈夫!?」

ダイヤ「だ…いじょう…ぶですわ……でも、あまり受け続けていると、盾が握れなくなるかもしれません」

果南「……分かった。なるべく私が引き付けて回避するようにする」

鞠莉「私も出来るだけ頭を撃って援護するわ!!」

ダイヤ「……了解です」






「グルルル………」


凶暴竜が再度こちらに狙いを付ける。その目は獲物を狙う野生の獣の目だった。

再度三人は、自分の背丈を優に超える巨大な生物に向けて臆することなく武器を構える。



「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」



大地の主、イビルジョーは吠えた。

その地を震わせる爆音こそが、この大自然における“狩り”の新たなる狼煙だった。