ルビィ『お姉ちゃん、洗濯めんどくさい。』ダイヤ「んま〜」
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ルビィ『もしもし?』
ダイヤ「はい」
ルビィ『どうしたらいい?』
ダイヤ「そう言われても…」
ルビィ『干すの忘れて朝にもう一度洗い直したり、雨降るの忘れて帰ってきたらまた洗い直したり…りゅびぃもう限界だよぉ…』
ダイヤ「んまー…」
ダイヤ(それはズボラなルビィが駄目なだけ…とは言えない。ここで挫折すれば一目散に家に帰ってきてしまう…)
ダイヤ「そ、そうねぇ…」 ダイヤ「そうだよ(便乗)」
ルビィ「だよね。めんどいけど頑張る。じゃあね。」ガチャ
ダイヤ(なんかうまく行きましたわ。サンキューMUR) ダイヤ「そうだ!」
ルビィ『ソーダ?りゅびぃ喉乾いてないよぉ』
ダイヤ「そうですか。ルビィ、タイマーを設置するのはどう?」
ルビィ『タイマー?』
ダイヤ「ええ。タイマーが鳴ったら干しに行くのを忘れないでしょう?」
ルビィ『あー』
ダイヤ「じゃあそういう事で」
ルビィ『あっでも雨が降った時はどうしよう?タイマー意味ないよう』
ダイヤ「……天気予報をちゃんと毎日見なさい」 数日後
pppp
ダイヤ「……非通知?」ピッ
ルビィ『あっお姉ちゃん。よかった〜』
ダイヤ「あらルビィ。どうしたの?非通知だったわよ?」
ルビィ『うん。公衆電話からかけてるからね』
ダイヤ「はぁ。どうしたの?」
ルビィ『携帯無くしちゃった』
ダイヤ「はぁ!?なんでまた!」
ルビィ『ほら、えっと前にね?お姉ちゃんがね?タイマーでね?ゆってたでしょ?』
ダイヤ「あー…ええ、はい」 ダイヤ「洗濯の話」
ルビィ『うん。でねルビィね洗濯に携帯をね』
ダイヤ「まっまさか落として…!?」
ルビィ『落としてないよぉ。りゅびぃそこまでおっちょこちょいじゃないもん』
ダイヤ「ふふ」
ルビィ『それでね?えーとどこまで話したっけ』
ダイヤ「まだ何も」
ルビィ『あっそれでね?りゅびぃ前にお姉ちゃんにゆわれたから洗濯のとき携帯のタイマーセットして手元に置いてたの』
ダイヤ「ふむふむ」 ルビィ『でもほら、急にタイマー鳴るでしょ?』
ダイヤ「急にっていうか…まぁ、はい」
ルビィ『ビックリしちゃうでしょ?』
ダイヤ「はぁ…」イライラ
ルビィ『だからね、りゅびぃね、ちょっと離れたところに置くようにしたの』 ダイヤ「そう…」
ルビィ『そしたらいつのまにか失くしちゃって…うぅ、困るよぉ…』
ダイヤ「で、どうしてお姉ちゃんに電話したの?」
ルビィ『あっ。うん鳴らしてほしいなって』
ダイヤ「あぁ、そういうこと」
ルビィ『うん!』
ルビィ『じゃあ10分後に鳴らしてもらっていい?』
ダイヤ「ええ。それじゃあね」ピッ
ダイヤ(……こちらも状況を一切確認しないところがルビィらしいわ)
ダイヤ「……あの子、上手くやれてるのかしら」 10分後
ダイヤ「……」ポチポチ
prrrrr…prrrr…
prrrr…pi
ルビィ『もしもしー』
ダイヤ「はいもしもし。どこにあったの?」
ルビィ『椅子の下の服の下!良かった〜』
ダイヤ(なぜ椅子の下に服が!?)
ルビィ『ありがと!お姉ちゃん大好き!』pi
ダイヤ「……」
ダイヤ「また片付けに行かなきゃいけない頃かしら…?」 ルビィちゃんは一人暮らししてもずっとお姉ちゃんを頼りそう 短くて読みやすかった。黒澤姉妹の仲の良さを感じられて最高 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています