船長曜「海未さん」善子「誕生日」かすみ「おめでとうございます!」 海未「ありがとうございます!」6航海目
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ようよしうみの三童貞とかすみんが繰り広げる、船上生活6航海目!
船長曜「今日はこれで抜こう」海未「巨乳最高ですね」善子「ロリこそ至高よ」かすみ「相手してくださいよ!」5航海目
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1582380844/
〜過去スレ〜
【1スレ目】
船長曜「今度の航海は性処理用の女の子を乗せるつもりだからカタログ持ってきたよ」善子「流石キャプテン!」海未「僥倖ですね」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1566480663/
【2スレ目】
船長曜「さてと、次の航海だけど」海未「華やかさが足りないと思うんですよ」善子「同感ね」かすみ「この人たちは…」2航海目
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1574078172/
【3スレ目】
船長曜「む、ムラムラする!」海未「しかし……」善子「1人でするのも虚しいわよね」かすみ「ここに性奴隷がいますけどー!?」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1576667664/
前スレ(4スレ目)】
船長曜「性欲ってなんであるんだろう」海未「全くです」善子「世界の理ね……」かすみ「賢者になってる!?」4航海目
http://itest.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1579705001/ ──海未の部屋──
海未「全く、果南はなんて失礼な…」ブツブツ
タラコクチビルフグモドキ「…」ドロドロ
海未「…」ゴクリ
──曜の部屋──
曜「た、確か半分も入んなかったって言ってたし…///」ドキドキ
曜「…果南ちゃんのサイズってこのタラコクチビルフグモドキの身体の…///」ドキドキ
クチュクチュ…
──海未の部屋──
海未「い、いけません…/// 弟子のサイズを考えて…こんな…///」ドキドキ
クチュクチュ… おしまい♡
童貞感と処女感のハイブリットって怖いなぁと
>>620
しおりん×
塩○
しおりんが童貞な訳ないですよね😏 海未「それではまず用意するのは、しおりんとぬるま湯(50度)です」
栞子「何なのですか突然。私を慰み者にする気ですか? この船を潰しますよ」
海未「しおりんのお豆をタラコクチビルフグモドキの口のなかにいれます」チュプッ
栞子「あっ……♡ や、やめなさい……こんなっ、ことでっ♡」
海未「少し経ってからぬるま湯をしおりんのなかにいれて、指をいれてかき混ぜる」グチュグチュ
栞子「くっ……♡ こ、殺しなさい……っあんっ♡」
果南「ふんふん」ギンギンギンギン
海未「ここで注意ポイントです。指ををしおりんのなかにいれるのは10秒以内です!」チュポンッ
栞子「あっ……はーっ、はーっ……♡」
曜「なんで? もっとヤったほうがイけるんじゃないの?」ギンギン
海未「タラコクチビルフグモドキに着く細菌のほとんどは硬度3程度のしお豆で死にます。それに、しおりんも手マンの快感に耐えられるのは10秒程度なのです」
栞子「ひっ、人をチョロい女扱いして……やはり潰します……!」トロォ……
果南「なるほどね〜早くしないとイっちゃうわけだ」ギンギンギンギン 【オトノキ・絢瀬ハウス】
(・Θ・)プクー
絵里「おはようペリメニ。今日もいい天気ね」
(^Θ^)ニコッ
絵里「ふふっ♪ 本当に可愛い子♡ 果南が来たらご飯にしましょうね」
(^Θ^)コクン
コンコン
果南「絵里ちゃーん。今週の分持ってきたよ〜」
ガチャッ
絵里「いらっしゃい果南。いつもペリメニのご飯、ありがとうね」
果南「これくらいトレーニングのついでだしどうってことないよ。代わりにおいしいご飯作ってくれるしね♪」
絵里「ええ、早速ご飯に……あっ、ごめんなさい。先にペリメニにご飯あげるわね」
パラパラ
( ^Θ^)ガツガツ
絵里「この食べっぷりを見てるだけで幸せになるわ〜♡」
果南「あはは、ホントに溺愛だね〜」
絵里「それじゃあご飯作ってるわね」
果南「んあ。私はペリメニと遊んでるね」 (・Θ・)ユラユラ
果南「こうして見てるとホントに可愛いなあ〜♡」
果南「それにすっかり幸せ太りしちゃって……」
(・Θ・)プラーン
果南「……太って大きくなったタラコクチビルフグモドキ……飼う時に毒抜きも済ませてる……」
果南「もしかしたら私のも……」ゴクリ
絵里「ねえ果南。ボルシチにセロリ使うんだけど、セロリって食べ……られ……」
果南「あ」ギンギンギンギン
((;Θ;))ジタバタジタバタ
絵里「……果南? 何をしてるのかしら?」ゴゴゴゴゴ
果南「何って……ナニ? あははは……」 絵里「こんなバカなことを考え付く人は……おしおきが必要ね!」
にぎっ
果南「いっ!? あ、あはは……ちょっと痛いけどこっちのおしおきなら大歓迎だよっ♡ 」
絵里「何を勘違いしてるのかしら? おしおきは……おしおきよっ!!」
シュウウウウ
果南「えっ? えっ? ……ええええーーーーっ!?」シナシナ
果南「そ、そんな……自称マグロでもイかせてきた私のかな棒が……」シナシナ
絵里「ふぅ……果南、あなたとんでもない精力してるのね」ツヤツヤ
果南「なっ……アラサーの絵里ちゃんがまるで女子高生みたいな見た目に!?」
絵里「ふふっ♪ 船団μ'sとして活動してる時期ってとこかしら? 見た目まで完全に若返るまでのは流石に初めてだわ」
果南「うっわ抱きたい……抱きたいけど……勃たねェ!!」ド ン ッ 絵里「ふふふ、これで今夜の希とのデートもばっちりね♪ たっぷりと……♡」
果南「ううっ、私も今夜は鞠莉とする予定だったのにぃ……」
絵里「あなた、セックスの予定あるのにペリメニ使ってオナニーしようとしたの……?」
果南「普段は自信あるからね……でも今日は……何なのこれぇ……」シナシナ
絵里「おしおきよ。残ってる精力全部貰ったから、常人なら三日は勃たないわよ」
果南「だったら私でも丸一日はかかるなあ……ううっ、夢を叶えようとしなきゃよかった……」
果南「でも絵里ちゃん、何で普通でいられるの……? 私の大きさ、ふたなりでも興奮するレベルのなのに」
絵里「それはね、私が純度100%の女の子でしか興奮しない完レズだからよ!!」ド ン ッ
絵里「だからふたなりじゃダメなの。付いてる時点で性対象から外れるわ」
果南「ま、負けた……勝てない……」ガクッ
絵里「お姉さんに勝ちたかったらあと五年は修行することね」
果南「いやあ、五年もしたら絵里ちゃん30過ぎてるしあんまり……」
絵里「……おっぱいも萎ませてほしいのかしら?」ニコッ
果南「ご、ごめんなさぁ〜い!!」
(^Θ^)ちゃんちゃん 10年近く若返るレベルの精力ってとんでもないんじゃ…? 果南ちゃんのぷりっぷりの精力すごいなぁ…😍
精力って精液とはまた別なんだよね? じゃあ1日分溜まって濃くなっているそう。
>>633
マグロって…鮪かそれとも…w 絵里に頼めばオナ禁編楽勝だった説
でもたしか三童貞の精は吸いたくないんだっけか ひょっとしてかすみんも精気吸いとりとかできるようになるのだろうか… >>634
>>638
絵里「ウップ・・・・む、胸焼けが・・・・」
果南「ボルシチウマー」モグモグ >>638
純朴な少女 甘いスイーツ
妖艶な大人の女性 熟した果実
男勝り フレッシュな野菜
タフなマッチョガイ 上等なステーキ肉
爽やかイケメン 脂身の少ないヘルシーな肉
拗らせ童貞 ギトギトの脂身
味のイメージはこんな感じ? フレッシュ野菜な果南ちゃん……ワカメかな?
>>639
絵里は25%人魚(精力吸収、時々肌に鱗)
果南はほぼセイレーン(歌バブ、超回復、水の中でも息ができるの〜♪)
かすみんは九割型普通の人間
歌で病人をほんの僅かに回復させたり、
三童貞のみビンビンにできる程度の能力
っていうイメージ
75%人間なのに結構妖力を扱えてるエリチはやっぱり器用キャラだよね だが強靭な力を持つ故に弱点もガバガバである
戦闘面では絵里は夜は戦力が99%落ち、果南はおばけの類いには行動不能
性戦では絵里は焦らし過ぎてよく怒られ、果南はウォシュレットの強を10秒当て続けると射精するほどアナルが弱い
ところが我らが園田は精神面でも無敵である
閉所でも臨機応変に戦い、闇の中も数秒で目が慣れ、常世離れした者も退魔の力で浄化する
だがあまりにもおっぱいに弱く、脳トロボイスで脳が破壊される
弟子である二童貞には二人を相手に1000回戦っても負けないが、中度の脳トロボイスの使い手であり、園田好みの乳の形を持つかすみんには殺す気で戦っても勝てない
性戦ではそもそもどこから何をしていいのかわからない
山での悪人狩りから始まり十数年
人生のほぼ半分を悪の討伐に捧げ、魔王をも打ち破った破壊神園田の不敗神話は、そう遠くない未来にただのロリによって崩されることになる 最強の海未ちゃんを倒せるのはただのロリっていうのなんか好き
あと果南ちゃんの唯一の弱点がアナルって草
ギャグもエロもシリアスもバトルもできる万能果南ちゃん、好き
ラブライブ!サンドウテイ!!
船上のピアニスト・桜内乗船編
〜流れ出すプレリュード〜
>>554の続き(数日後の話)からまいります。
ヒュ〜……
梨子「んー! 良い風」ノビー
曜「少しは船に慣れた?」
梨子「うん。船に乗るのは小さな頃から慣れっこだし、大丈夫だよ」
曜「アハハ。それもそっか!」
そう。
海で生活すること自体には何の不安もない。
父が率いていた楽団の仕事は、単に演奏するだけではなくオトノキの代表として他国を周る──謂わば使節団としての側面も秘めている。
船で過ごし数日陸に上がれない日々は、私にとって幼少期からの日常だった。 船上での生活には充分慣れているはずなのに、それでも演奏は強張ってしまうわけで。
やはり精神的な問題は、そう簡単に解決できるものではないようだ。
かすみ「……………」🔭
かすみ「んぅ?」🔭
かすみ「遠くてよく分かんないんですけど、5時の方向に船影っぽいのが見えま〜す」🔭
曜「……うーん」
曜「善子ちゃん。念の為確認してもらえる?」
善子「なんでよ。遠くに船がいるくらい別に気にすることないじゃない」
曜「いいからいいから。今は梨子ちゃんも居ることだし、用心するに越したことないでしょ。ね?」
善子「はいはい」 善子「………………」スゥー…
善子「──Squamae remittit oculōs…」
梨子「?」
海未「通称ヨハネアイ。彼女の十八番、遠視及び透視の魔法ですよ」
梨子「へぇ。魔法ってそんな便利なことまで出来ちゃうんですね」
海未「普段はふざけた言動の目立つエセ堕天使ですが、こう見えてとても優秀な魔導士ですから」
善子「誰がエセ堕天使よ!?」
梨子「ふふっ」
曜「で、どうだった?」
善子「……ビンゴ。貴女の悪い予感が的中みたい」
かすみ「あれま」
海未「賊ですか?」
曜「えっ」
善子「ええ。どう見ても海賊船ね」
梨子「!!」ビク! 海賊船。
そのワードを耳にするだけで、心臓が跳ね上がる。
嫌な記憶が鮮明に蘇る。
梨子「……ッ」ブルリ
曜「…………」ギュ!
梨子「はわわっ///」
曜「大丈夫だよ。私達がついてるから心配しないで?」ニコッ!
梨子「う、うん」ドキドキ
かすみ「……むぅ」ジトー…
善子「この距離なら余裕で逃げ切れそうだけど、どーする?」
海未「無論戦闘一択です。幸いオトノキも近いことですし、チャチャっと縛り上げて絵里に引き渡しましょう」
善子「そりゃそうよね。曜、頼んだわよ」
曜「んー……悪けど私はパス」
善子「ハァ!?」
海未「客人を危険に晒したくない気持ちは分かりますが、見て見ぬ振りが得策とは思えません」 海未「ここで海賊船を見逃せば、私達の代わりに他の船が危険な目にあうだけのことです」
曜「分かってる。だから戦うなとは言わないよ。でも……普段通りの戦闘は許可できないかな」
梨子「普段?」
かすみ「善子さんが船とかすみんを守ってくれて、曜さんと海未さんが敵を一掃する。それがいつもの王道パターンなんです」
曜「今回は私が船を守る。というか船ごと逃げる」
曜「だから少し酷かもしれないけど……善子ちゃん善子ちゃん」チョイチョイ
善子「うん?」
曜「────」ヒソヒソ…ヒソヒソ……
善子「ハァ……まったく。堕天使づかいの荒いキャプテンね」
善子「Ostende mihi quaesō mihi caelum sīdereum. Pelagus──」
ピキピキ……ピキッ……
おもむろに善子ちゃんが呪文を唱える。
すると海面の一部が徐々に固まり始め、次第に氷の一本道が出来上がった。 かすみ「す、すごい! 海が凍っちゃいました!!」
海未「海未は私ですが」
善子「冗談言ってる暇はないわよ。この魔法、そう長くは保たないから」
海未「む」
善子「火とか水とか風とか……所謂『五大元素』を操るのは得意だけど、普通の水と違って海の使役は難しいの」
海未「それはすみませんね。では早速行くとしましょう!」ダダダッ!!
善子「ちょっ!? 術者を置いてくんじゃないわよ!!」スタッ! タタタッ!!
梨子「……海の上を走って行っちゃった」アゼン…
かすみ「あの2人のスペック、よくよく考えると異常ですよね〜。もう慣れちゃいましたけど」
梨子「凄い人達ってことは知ってたつもりだけど、想像以上だよ……」 曜「海未ちゃんの強さは人間離れしてるし、善子ちゃんの汎用性はこの船ナンバーワンだからね」
曜「2人共自慢のクルーであります!」
かすみ「かすみんのことも自慢して下さいよぉ」プクー
曜「あはは。かすみちゃんはどこに出しても恥ずかしくないヨーソロー号自慢のアイドルだよ」ヨシヨシ
かすみ「なんか褒め方雑じゃありません?」
曜「さて、迂回して先に進もっか。オトノキに向かって、全速前進ヨーソロー!!」
かすみ「ヨーソロー!!」
梨子「えっ、あの、善子ちゃん達を置いてっちゃって良いの?」
曜「大丈夫大丈夫。港も近いしオトノキで合流する算段だから」
かすみ「小さな海賊船相手に遅れを取るような2人じゃありませんしね」
曜「うんうん」 ──少し、違和感を覚える。
いくら信頼しているとはいえ、いつもの彼女なら仲間を置いて先へ進む選択はしないだろう。
血生臭い戦闘を私に見せたくないという配慮……なのかな?
それはとてもありがたいことだけれど、不思議な点がもう1つ。
梨子「ねえ。遠くに船が見えたからって、どうしてそれを危険視できたの?」
梨子「オトノキに近いってことは比較的治安の良い場所だろうし……海賊の可能性は低かったんじゃないかな」
曜「別に海賊船だなんて思ってなかったよ?」
梨子「えっ。じゃあ本当に念の為、魔法を使ってもらっただけ?」
曜「ここはね、凄く魚の捕れやすい海域なんだ」
曜「反面、航路としてはあんまり人気がない。どの港へ向かうにしても少し遠回りになっちゃうコースだから」 船上でピアノを弾きやすい様に、多少遠回りでも波の穏やかな道のりを選んでくれていたらしい。
私は正式なお客様ではなく、ただお邪魔しているだけの立場なのに……どこまで気を回しているんだか。
曜ちゃんは少し、昔から周囲に気を使いすぎだと思う。
曜「つまり私達みたいに正式な船が、理由もなくこの辺を通る可能性は低い」
曜「それに今はこの海域で漁が禁止の期間。そんな時に船が見えたとなると……」
梨子「密漁?」
曜「うん。私が疑ってたのはソレ。まさか海賊だなんて思ってなかったし」
かすみ「ほぇぇ……色んな情報から船を怪しく思えただけでも凄いですよ。流石我らが船長です!」
曜「えへへ。船のことなら曜ちゃんにお任せあれ!!」ビシッ!!
曜「いや〜それにしても攻撃される前に気付けて良かったよ。かすみちゃん、見張りありがとね」
かすみ「エッヘン! 可愛さも運の良さもかすみんはピカイチですから」ドヤ! 曜ちゃん曰く、
「自分には海未ちゃんみたいに一騎当千の力はない」
「善子ちゃんみたいに派手な範囲攻撃や、便利な魔法を使えるわけでもない」
とのこと。
それは謙遜ではなく事実なのかもしれない。
しかし彼女には彼女の強みがある。
私の目から見て、この船の要は間違いなく曜ちゃんだ。
梨子「……やっぱり船長って凄いな」
曜「そうかな? 船長務めてほんの数年、まだまだ駆け出しだよ」
梨子「そんなことないよ。本当に凄いって、そう思う」
特技は体感天気予報。
天気や波を巧みに読み、船長兼航海士の役割まで果たしている。
そして何より凄いのは、持ち前の行動力と社交性。
この船が時折国家案件すら任されているのは、船長の人柄と人脈があってこそだろう。 梨子「ほら。楽団を復活させるってことは、いずれ自分でチームをまとめなきゃならないわけでしょう?」
梨子「でもこれまでは父の下で、目上の人に囲まれて演奏を続けてきたから……人の上に立つのは苦手で」
梨子「だから同い年の曜ちゃんが立派にキャプテンしてるところを見てると、色々勉強になるの」
曜「え〜? 海未ちゃんの方がきちんとしてるし、私あんまりリーダーっぽくないと思うけど」
梨子「んー、、、たまに抜けてるところがあるのは否定できないかもね?」
曜「ぐぬぬ〜」プクー
梨子「あはは」クスクス
梨子「あーあ。楽団再編成なんて口にしてはみたものの、やっぱり遠い夢だわ」
曜「いずれ立派な楽団長になれるよ! だって私より梨子ちゃんの方がしっかり者だもん!」
梨子「ふふ、ありがと」
〜オトノキ港〜
曜「とうちゃーく!」
絵里「お待ちしておりました」スッ…
曜「どうしたの? 急に改まっちゃって」
かすみ「らしくないですねぇ」
絵里「私は国へ使える身。王家直属のご令嬢をお迎えにあがるのは当然のことです」
梨子「そんなっ。私のことは気にしないで下さい」アセアセ
梨子「ほんの数日滞在するだけで、すぐヌマヅへ戻りますから」
絵里「……そうでしたか」フゥ…
曜「???」 絵里「ちょっと」グイッ!
曜「え、なになに?!」
絵里「宮廷音楽家っていうのは、そこらの貴族やお偉いさんとは訳が違うの。国の使者も兼ねた特別な存在なのよ?」ヒソヒソ
絵里「小原嬢と親しくしている件といい、あなたのコネクションは一体どうなっているのかしら」
曜「いやぁその、梨子ちゃんはただの友達というか何というか……」
絵里「それに今は桜内家の当主も音楽団も失い、その地位すら危うい状況。彼女は極めて難しい立場なの」
絵里「一切里帰りさせるなとは言わないけれど、他国で平穏に暮らせているならそれが一番」
絵里「無闇にオトノキを連れ回すのは控えることね」
曜(……なるほど。問題は梨子ちゃんのメンタル面だけじゃなくて、お家周りのゴタゴタもあるのか)
曜(そりゃあ楽団再編成が遠い夢って言うわけだ) ドタバタ! ドタバタ!!
にこ「緊急事態発生! 緊急事態発生!!」
絵里「……こんな時にどうしたの?」
にこ「港に接近しつつある怪しげな船を発見! あの見た目、間違いなく海賊船よ!!」
絵里「迎え撃つわよ。砲撃部隊を配置させなさい」
にこ「任せときなさい! 海賊如きイチコロよ!!」
かすみ(元海賊がよくそんなセリフ吐けますねぇ)
梨子「…………」
曜「最近は比較的平和な世の中になってきたと思ってたのに。まだまだ物騒だな〜」
かすみ「ほんとですよぉ。1日で2度も海賊船と遭遇するなんて」
絵里「ほらほら。呑気にしてないで早く避難して頂戴」
曜「はーい」 絵里「かすみ、後でまたお茶でもしましょ。それじゃあ一仕事行ってくるわね」
かすみ「楽しみに待ってますね。では、お気をつけて!」
梨子「……えっと」
かすみ「絵里さんいっつも忙しそうですよね〜」
曜「いかにもキャリアウーマンって感じだもん。きっと皆に頼られちゃうんだよ」
梨子「あのー……」
かすみ「曜さんがそれを言いますか」
曜「ん? どういう意味?」
梨子「ちょっと2人とも!」
曜「わっ! どうしたの!?」
梨子「善子ちゃん達とはここで合流する予定なんだよね?」
曜「うん。そうだよ」
かすみ「待ってればその内来るんじゃないですか?」 梨子「だからね……もしかしたらなんだけど、オトノキの港へ堂々と向かってきてる海賊船って……」
曜「…………」
かすみ「…………」
ようかす「「うわぁぁぁああああ!!!!」」
曜「私ってほんとバカ曜だ〜〜〜!!!」
かすみ「絵里さーーーん!! 待って下さーーーーーい!!!!」
曜「撃っちゃダメ!! 大砲なんて撃っちゃダメだからぁぁぁぁ!!!」
かすみ「海未さんなら砲弾くらい真っ二つに出来そうですけど!!!」
かすみ「善子さんが死んじゃいますぅ〜〜〜!!!!」 梨子「あ、あはは……」
梨子「本当、みんな滅茶苦茶なんだから。でも……こんな船旅も楽しいな」
父も、船も、楽団の仲間も。
全てを失い、0から再スタートすることとなった私の人生。
先の見えない不安はあるけれど、今は曜ちゃん達が側に居てくれる。
ウチウラでは千歌ちゃんが待っていてくれる。
たしか千歌ちゃんが、こんな言葉で励ましてくれたこともあったっけ。
梨子「……0から、1へ」
梨子「ふふっ」 辛い過去は消えなくても、それでも「ぜったい晴れる」と信じていれば……
ホンキで駆け抜けていれば……
視える世界は輝くはずだから。
未来の自分は、答えを持っているはずだから。
私の道のりを喩えるなら、まだまだ流れ始めたばかりのプレリュード(前奏曲)。
いつの日か仲間と共に、コンチェルト(協奏曲)を為せることを信じて。
──ゼロからイチへ!
────イチからその先へ!!
新たな旅路は始まったばかりです。
─ 了 ─ あれれ〜? おかしいぞ〜??
当初は美人ピアニスト相手に童貞丸出しなコメディー書きたかったのにいつの間にか路線変更していた……。
今後もストーリーや書き手の都合で梨子ちゃんが時々船に居たり居なかったりしてくれると嬉しいです! 乙ですわ
こんな綺麗な梨子ちゃんだと強レズとしては扱いにくいな…
これはギンギン童貞路線よりドタバタラブコメ路線のが似合う感じかな? ようちかりこの三角関係好きだからもっとやって
メイリとメノノリみたいに梨子のもう一つの人格がレズみたいな? クソレズメノノリとは違うけど、
この梨子ちゃんもアニメと同じく千歌に抱きついて「大好きだよ……」とか普通に言いそう
あとG'sではマルと本作り(物理)してたし、国木田先生の趣向に染められるのも面白いかも
まぁ今回の話に囚われず各々が好きな梨子ちゃんを書いてくれればね 乙乙! 楽しかったです!!
これから梨子ちゃんははわわ路線で三童貞らとラブコメするのか、腐レズ路線に行くのか…
楽しみ♡ >>670
本番なかったらいいんじゃないでしょうか?
脳が破壊される🤯けど見てみたいですね ネトラレといえば、ヒロインが結婚する話ってどうなったんだっけ?
とりま浮かんだアイディアだけ晒してく
何かしら書き手の取っ掛かりになれば幸いです
《ヒロイン1:高海千歌》
婚約にしろ政略結婚にしろ、旅館の末っ子を題材にするのは無理がありそう。
《ヒロイン2:南ことり》
昔のスレで描写された『親鳥が国王でことりは昔拐われたお姫様』って設定を採用すればワンチャン?
《ヒロイン3:黒澤ルビィ》
一番ありがちで王道な御家騒動。
黒澤家の娘として、良家の婿を迎える展開に。
《ヒロイン4:黒澤ダイヤ》
(理由付けは同上)
菜々「ダ、ダイヤ先輩が……」
善子「けけけけけ結婚?!??!?」
菜々「大好きの無い政略結婚なんて!!! 認められません!!!!!」
愛する者を守る為。
未来の義姉を救う為。
今宵……二つの影が交差する!
菜々「今夜のターゲットは“ダイヤモンド”」
善子「堕天使ヨハネ──」
せつ菜「怪盗せつ菜──」
善子「──彼の地に降臨ッ!!」ギラン!
せつ菜「──推して参ります!!」シュバ!
《ヒロイン5:高坂穂乃果》
ついにツバサの手に落ちた穂乃果。
婚姻の儀に向けUTX国民からの期待も高まり、力尽くでは逃げ出し辛い状況に。
海未「世界中から認められた英雄の評判を、こんな形で落とすわけにはいきません」
海未「ですから……私が全ての罪を背負い、彼女を拐い出しましょう!」
英玲奈「ツバサの色恋に興味はないが、私にも元帥としての面子がある。ネズミ一匹に要人を奪われるわけにはいかないな」
ウィーン! ガチャン!!
英玲奈「戦闘モードへ移行」ギギギ…
英玲奈「只今ヨリ、園田海未ノ排除ヲ開始スル!」ガシャコン!!!
UTX最強の軍人 VS オトノキの鬼神
頂上決戦の幕は切って落とされた!!
《ヒロイン6:桜内梨子》
「楽団を立て直すにも元手が必要だろう? 当主を失った貴様がすべき選択は……分かっているな?」ガッハッハ!!
全てを失い、宮廷音楽家としての地位すら危うい桜内梨子。
そんな彼女は悪い金持ちに目を付けられてしまう。
〜ウチウラ勢〜
千歌「うちの可愛い居候に手ェ出そうってのはどこのどいつだオラァ!!!」ドカーーーン!!
曜「私も久々にキレちゃったよ。本気でいかせてもらおうかな」ジャキン!!
果南「アハハ。この3人で暴れるのって何年ぶりだろ? でも……これも悪くない!」
〜オトノキ勢〜
絵里「まさか正式な手順も踏まず代官に刃を向けるなんて……頭が痛くなってきたわ」
希「オトノキで暴れられるのは見過ごせんなぁ。今回ばかりはちょ〜っとお仕置きせんとね」
海未「ええ。あの馬鹿共は引っ捕らえ、その上で梨子も助け出しましょう」
にこ「しょーがないわねぇ! にこは悪代官を警護しつつ、探りも入れといたげるわよ」
敵は伝説の船団μ’s!?
ウチウラの狂犬、ようちかなんの大叛逆が今──始まるッ!!!
《ヒロイン7:国木田花丸》
花丸「檀家の需要も年々減ってきてるからね。諸行無常……何人たりとも、時代の流れには逆らえないずら」
ルビィ「で、でも! 初めて会う人と結婚するなんてっ!!」
花丸「ううん。これで良いの」
花丸「お寺を離れて好きに生きてきた親不孝者でも、こんな形で実家を護れるなら幸せなことずら」
善子「本当にそれがアンタの幸せなの……?」
花丸「冴えないマルがお嫁さんになれるんだよ? そんな顔してないで、もっと祝ってほしいな」
善子(その言葉が本心でないのは分かっていた。でも、ずら丸は単なる幼馴染で……単なる腐れ縁で……私にコイツを助ける資格はあるの?)
────これでマルの物語はおしまい。
花丸「ルビィちゃん。善子ちゃん。今までありがとね……バイバイ」
よしルビ「「っ!!!」」
葛藤に苛まれる善子。
悩み抜いた果て、堕天使が辿り着いた答えとは!? 【結論:ことちかルビよりサブヒロインの方が圧倒的に話が広がる】
かすみ「いやそもそもメインヒロインはかすみん1人なんですけど? ことちかルビも所詮サブヒロインなんですけど? その辺ちゃんと分かってます?」プンプン!
SSの形にするのは任せた!(丸投げ) どれも面白そうやね
梨子ちゃんのやつか穂乃果ちゃんのやつがすごい総力戦になりそう 怪盗と堕天使の共闘は面白くなりそうだし何らかの形で見てみたい 穂乃果ちゃんのは作りやすそうだしちょっと構成練ってみようかな
かすみんがあなたちゃんに嵌められて結婚させられるとかでも面白そうだけどそれは最終回付近の話かな 梨子ちゃん編面白そうでいいね!
凛vs曜
海未vs果南の夢の対決と見れそうだし!
善子ちゃんのたち位置があれだけども見てみたい! 最大戦力の果南ちゃんも海未ちゃん一人で抑えられるし、ようちか VS リリホワほのえりってオーバーキル過ぎないか 善子が穂乃果連れてきてようちか側に引き込んだら面白そう か、かすみんだって役に立つぐらいはできますけど!! 確かにほのりんあたりはお馬鹿な条件でワンチャン寝返るか ヌマヅ国側はオトノキ国との関係を良くしたいからダイヤ・菜々ちゃん・しおりんはオトノキ側に付きそう。>>684も含めたら
果南・曜・千歌・善子・穂乃果・凛
VS
海未・絵里・希・ダイヤ・菜々・しおりん
か。まだこれでもオトノキ側弱いな……
海未ちゃん3タテとかありそうだけど かすみんがこの戦いをやめさせて、国から認められて市民権を得る流れありそう。 凛ちゃんはおバカな条件で寝返っても花陽ちゃんの一声でコロッと戻ってくるんじゃない?
あとオトノキならにこまきもいるし
特ににこちゃんは今絵里ちゃんの部下だからね とはいえ千歌は戦力にならない気がするし(情報が無さすぎてなんとも言えないけど)かよちん使えば凛は封じられるからどっこいどっこいじゃない? にこは「悪代官を警護しつつ探り入れる」って言ってるし、海未の最終目標も梨子を助けること
希も「ちょ〜っとお仕置き(意味深)」するだけで本気は出さなそう
ことほのりんぱな辺りは居ても居なくても違和感ないしね
まぁもし書いてくれる人居るなら書きやすいように勝手に改変して下さい!
……自分じゃ収集つけられん💧 生真面目で仕事熱心なキャラは貧乏くじ引かされる運命
花丸ヒロインだとバトル展開ではなく人情物になりそうね
婚約相手は汚いおっさんより毒気の無い好青年だと善子の葛藤が深まりそうで更に善し 絵里ちゃんの全盛期ではない発言がただの謙遜で一人で引くほど無双するパターンも そういえば梨子ちゃん、三童貞がふたなりで童貞でスケベなこと知らないんだよね?
ふたなりさんなこと知ったらどんな反応するんだろうか 千歌「童貞船の仲間入りしたってどーゆーこと!? 一体どんな弱味を握られたの!?!」
(中略)
千歌「あ、でもでも! 曜ちゃんは爽やかイケメンの皮を被ったムッツリさんだから気をつけなきゃダメだよ!」
上記の発言からふたなりを察していそうだけど、全然知らないパターンも面白そうだね 察せる場面あるか。
ムッツリはわわ梨子ちゃんの心臓持たなそう☺ 【ヌマヅ・国木田亭】
ガラララッ
善子「ず〜ら〜ま〜るぅ〜。お腹空いたからなんか作ってぇ〜……」
花丸「うわっ、善子ちゃんずら……どうせツケだとか言うんでしょ?」
善子「お客さんにうわっ、はないでしょ! まあいいわ。今日は魔物退治で稼いできたからちょっとはあるわよ」
花丸「珍しいこともあるものずら。マルのおまかせ定食でいい?」
善子「ええ、よろしく」
ルビィ「お水で〜す」コトッ
善子「ああ、ありがとね……ってルビィ!?」
ルビィ「善子ちゃん、いらっしゃい♪」
善子「アンタ何でここに!? って言いたいこといっぱいあるけど……」
ルビィ「うゆ?」
善子「(ピンクの着物と割烹着姿のルビィ……天使過ぎる……!!)」 善子「と、ともかく……巡業はもういいの? この前の騒動に巻き込まれる前は旅の踊り子やってたでしょ?」
ルビィ「うん。勉強できることはそれなりにして回ったし、しばらくはヌマヅで落ち着こうかなって」
善子「それでずら丸のお店手伝ってるってワケ?」
花丸「ルビィちゃんのおかげでマルも休憩取れるようになったずら!」
ルビィ「週に何回かはダンスのステージもやるんだよ♪」
善子「へぇ〜。それじゃあますますヌマヅを拠点にしなきゃいけなくなるわね」
ルビィ「うゆ? なんで?」
善子「ずら丸のご飯とルビィのダンス。二つもここに来る理由が出来ちゃったしね」
花丸「マルのご飯、タダだと思ってないずらか……?」
ルビィ「ふふっ♪ でも嬉しいなあ。善子ちゃんがしょっちゅう来てくれるならもっとがんばルビィしないと!」 花丸「はい、今日は麻婆豆腐定食ずら!」
善子「麻婆豆腐? ずら丸、私のは唐辛子を……」
花丸「ちゃんと唐辛子10倍と山椒3倍にしておいたずら」
善子「さっすが! このヨハネのリトルデーモンね!」パクッ
花丸「なった覚えはないずら……」
善子「ん〜!! この痺れるような辛さがたまんないわね!!」
ルビィ「相変わらずすごいなあ……」
善子「ルビィも食べる?」
ルビィ「やめとく……」
花丸「ルビィちゃん、マルたちも賄いにしよっか?」
ルビィ「うん! 花丸ちゃんのご飯おいしいから大好き♡」
善子「そういえばルビィ、家はどうしてるのよ? ずら丸と一緒で住み込み?」
ルビィ「ううん、お姉ちゃんのおうちで二人で住んでるよ」
ルビィ「最近まで果南ちゃんと鞠莉ちゃんが一緒だったみたいだけど、果南ちゃんおうち借りたんだって」 花丸「結構近所だけどね。二人とも結構うちに食べに来るずら」
善子「あれ、そういえばもう一人いなかったっけ? ほら、曜のいとこの」
ルビィ「月ちゃんのこと? 月ちゃんも結構来てくれるよ」
花丸「月ちゃんは元々ヌマヅにおうち持ってるずら。普段あんまり見掛けないけど、秘密裏に捜査する係なんだって」
善子「オハラの二大守護者が丸々警察に入るなんてねぇ……ホント自由な国よね、ヌマヅって」
奥の間「────」ペラペラ
善子「あら? そういえば今日は個室空いてないのね」
ルビィ「ああ! そうそう、今日あの奥にはね……」
花丸「ルビィちゃん! 一応大事なお客さんずら!」
ルビィ「大丈夫だよぉ。あの奥には──」 【国木田亭・個室『禅の間』】
ダイヤ「畳に襖に掛け軸に堀りごたつ……」
ダイヤ「やはりこういう空間は落ち着きますわね。予約していて良かったですわ」
菜々「そうですね! このお鍋もすごくおいしそうです!」
ダイヤ「菜々さん、今は17歳でしたわよね。誕生日はいつでしたかしら?」
菜々「えっ? 8月8日ですけれど」
ダイヤ「ならばその日にはここでお酒を酌み交わしましょう。あなたの成人としての門出を祝って」
菜々「は、はいっ!!」
菜々「(どうしよう……今からお誕生日デートの約束しちゃいました……! それに成人といえばいよいよ大人のデートを……)」
菜々「(大人の……大人のデートを、ダイヤ先輩と……二人きりでっ……♡♡♡)」
菜々「う、うへへへ……♡」
ダイヤ「なっ……不気味な顔はおやめなさい!」
菜々「はっ!? す、すみません!!」 ダイヤ「まあ、良しとしましょう……何はともあれ、今日はあなたの昇進祝いなのですから」
ダイヤ「昇進おめでとうございます、中川巡査長」ニコッ
菜々「はっ!! 光栄であります黒澤警視!!」ビシッ
ダイヤ「これまではわたくしが直属の部下を取らなかったため、二人だけの部署でしたが……」
ダイヤ「これからは菜々さん、あなたが部下を持つ立場になっていくのですよ」
菜々「……私が部下を持つ立場に……」
菜々「(そうなったら……ダイヤ先輩と二人っきりじゃなくなってしまうのかな……)」
菜々「……ずっとダイヤ先輩と二人がいいな……」ボソッ
ダイヤ「!?」ドキッ
菜々「……あ、すみません! 私ってば考え事を……」
ダイヤ「ま、まあいいでしょう……」
ダイヤ「(今の言葉……口に出ていたのに気付いていないのでしょうか……)」
ダイヤ「(というか、菜々さんへの想いを自覚してからはどうも……)」
菜々「えへへ、これからも頑張りますね!!」キラキラ
ダイヤ「(たまらなく愛しい……抱き締めてしまいたい……!!)」
ダイヤ「(ルビィへの感情とも、果南さんや鞠莉さんへの感情とも違うこの想い……)」
ダイヤ「(嗚呼、これがそう……恋なのですね……///)」 菜々「でもダイヤ先輩、今日は何で個室なんですか?」
ダイヤ「……へっ!?」
菜々「いつもはカウンター席で花丸さんとおしゃべりしながらですけれど」
ダイヤ「これは……せ、せっかくの昇進祝いですし、これからの心構えなどをマンツーマンで教えた方が良いかと……」ポリポリ
菜々「(えっ!? 照れ隠し!? ま、まさか……ダイヤ先輩も二人っきりになりたかったとか!?)」
菜々「(い、いえ! そんな傲った考えは良くありません! ダイヤ先輩も私を意識し始めてくれてるんじゃないかと……そんなの……)」
菜々「(そんなの……もう人生ゴールインじゃないですかっ♡♡♡♡ 幸せ過ぎて心臓潰れます! っていうか今一つ潰れましたっ♡♡♡)」ボギャッ
菜々「あっ……」フラッ
ダイヤ「菜々さんっ!?」ガシッ
菜々「……ふあっ!? す、すみません…………っふえっ!?」
ダイヤ「大丈夫なんですの……?」
菜々「(ウソっ!? ダイヤ先輩に……ダイヤ先輩に……)」
菜々「(お姫様抱っこされてる〜〜〜っっっ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡)」 菜々「かはっ!!」
ボタボタ
ダイヤ「菜々さん!? 吐血するなんて、今すぐ病院に!!」
菜々「だ、大丈夫です……それは血じゃなくて、尊液というものでして……」
ダイヤ「た、確かによく見ればピンク色ですが……ってなんですのこれは……」オロオロ
菜々「(オロオロするダイヤ先輩可愛すぎますっ♡♡♡ あっ、もう無理限界……!!)」
菜々「好きですっ♡♡♡」
ダイヤ「……はいぃ!?」
菜々「……ああああああぁぁぁぁ!? ち、違うんです!! こういう和室の雰囲気が好きで好きでたまらなくて……大好きが溢れてしまいました!!」
ダイヤ「そ、そうでしたか……びっくりしましたわ……」ドキドキ
ダイヤ「(……お、思わず返答をしてしまいそうになりましたわ……危ないところでした……///)」 善子「って何でそうなんのよーーーっ!!」スパーン
ルビィ「あっっっ!! だ、ダメだよ善子ちゃん!!」
花丸「我慢出来ずに開けちゃうなんて、そんなんだから童貞卒業出来ないずら」
ダイヤ「なっ!? 善子さん!?」
菜々「ルビィさんと花丸さんも一緒に!?」
善子「アンタらそれで付き合ってないって!? ふざけんのもいい加減にしなさい!!」
善子「こっちは童貞童貞って言われ続けて彼女の一人もいないのに!!」
花丸「(それは善子ちゃんがヘタレだからずら)」
ルビィ「(ルビィは善子ちゃんの全部、受け止めてあげるのになあ……)」
ダイヤ「人のデ……昇進祝いの祝賀会を盗み聞きなんて言語道断ですわ!! そこになおりなさい!!」
ルビィ「(あ、今デートって言いかけた)」
花丸「マルはダメって言ったのに……あ、ダイヤさん、そろそろお鍋食べ頃ずら」
菜々「あっ!! ホントですよダイヤ先輩!! このまま皆さんで頂きますか?」 ルビィ「それはダメだよぉ菜々ちゃん。お姉ちゃんと二人きりで食べてあげて?」
菜々「で、ですがせっかくですし……」
ルビィ「ね? おねがぁい♪」
菜々「なっ……」
菜々「(こ、この歳上のお姉さん……妹的過ぎる……!!)」
善子「あ、ダイヤさん。食べる前に2、3分ほどこの子借りていいかしら?」
菜々「えっ?」
ダイヤ「何か用事ですか?」
善子「ええ、すぐに終わるわ」
ダイヤ「本当にすぐですわよ? わたくしも菜々さんもお腹を空かせていますので」
善子「ありがと。それじゃあちょっと外行きましょうか」
菜々「は、はい……」 【国木田亭・店先】
菜々「あの〜、私が何か……?」
善子「中川巡査、だったかしら。これまで何度か顔会わせてきたわね」
菜々「は、はい」
善子「ややこしいことは無しよ。単刀直入に聞くわね。何が目的なのかしら。怪盗せつ菜さん?」
菜々「……そういえばあなたにはお見通しでしたね。魔力偽装をしてもそれすらお見通しなんて……」
善子「あなたが悪い子じゃないのはこれまでの邂逅でわかってるわ。ただ……」
善子「怪盗と警察は真逆のもの。情報を知るためとか、そういう目的のためにダイヤさんを利用してるんじゃないわよね?」
菜々「それは違います!! 怪盗の方は、公安のお仕事で悩んでる時に好きなアニメの真似をしてみただけで……」
菜々「それがたまたまうまくいって、解放した奴隷の方にすごく喜んでもらえたんです」
菜々「そうこうしているうちに世間から騒がれ始めて……」
善子「じゃあ何でダイヤさんにべったりなのよ? 本当に損得勘定はないのかしら?」
菜々「……好きなんです。ダイヤ先輩のことが」
善子「はあ。まあ口だけならいくらでも言えるわよ。ちゃんと証明を……」 菜々「人を好きになることに証明なんて必要なんですか? 私はただ、ダイヤ先輩にお世話をしてもらって……」
菜々「知らないことをいっぱい教えてもらって、たまに怒られたりなんかもして……」
菜々「それでも好きになっちゃったんです!! 大好きが溢れて溢れてしょうがないんです!!」
菜々「損得勘定なんてありません!! 私はただ、ダイヤ先輩を愛しているんです!!!!」
善子「……あ〜〜〜……」キーン
善子「よ、よーくわかったわ。こんなに愛してもらって、ダイヤさんも幸せ者ね……」
善子「試すような真似をして悪かったわね。あなたが悪い子じゃないってことはとっくに知ってるわよ」
菜々「そ、そんな……私は怪盗行為が悪だってわかってはいますから……」
善子「そうね。このままだとあなたはいつか、あの人と衝突してしまうことになるわよね」 菜々「理想の世の中を作るための手段が間違っていることはわかってるんです」
菜々「でも、回り道をしてる間にどこかで奴隷の方が悲鳴を上げている。少しでも早く救えればって、思ってしまうんです」
善子「私は正義を謳うなんてガラじゃないし、曜や海未も奴隷制度には疑問を持ってるからあなたの考えに少し賛同してるわ」
善子「かすみんは……これはあなたの方がわかっているわよね。あなたも修道院で一緒だったってかすみんから聞いてるわ」
菜々「はい。私が奴隷制度を憎むようになったのは、かすみさんが奴隷にされたことがきっかけですから」
善子「それでも私たちはなんでも屋稼業。依頼があれば是非も無しよ」
善子「……あなたを討伐する依頼が来ないことをいるわ。せめて受けるなら捕縛依頼にしたいわね」
菜々「私だって、ただじゃやられませんから!!」
善子「ふっ、言ってくれるわね!」 善子「あ。そういえば菜々。あなたダイヤさんとほぼほぼお付き合いしてる状態だけど」
菜々「お、おおおおお付き合いなんてしていません!! 私なんかがダイヤ先輩と……恐れ多いです!!」
善子「好きなんじゃないの!? めんどくさいわねぇ!」
菜々「私が一方的にお慕いしているだけですから!」
善子「(デートとかしてるところ見たら100人中95人くらいが両思いだって言うわよ……)」
善子「なんでもいいけど、ダイヤさんの秘密知ってるの?」
菜々「秘密ですか? 確かに黒澤家というのは由緒ある家庭ですし、色々あったりしそうですけれど……」
善子「ああ、そういうのじゃなくて、えーっと……恋人なら必ず直面する問題っていうか……」
菜々「まさか悪い病気でも!? まだ恋人じゃありませんけど、そういったものは私が相棒としてサポートします!!」
善子「びょ、病気とかじゃないんだけど……」 【国木田亭・個室『禅の間』】
花丸「もう5分経ったずら」
ダイヤ「まさか……菜々さんを誘惑しているのでは!?」
ルビィ「善子ちゃんにそんな勇気あったら、今頃ルビィのモノになってるよぉ」
ダイヤ「それもそうですわね。……ん? ルビィのモノ……? ルビィが善子さんのモノではなく……?」
善子「ごめんなさい、少しオーバーしちゃったわね」
花丸「野菜がくたくたになっちゃうずら! 早く食べるずら!」
菜々「それよりダイヤ先輩!! どうしてもお聞きしたいことが!!」
花丸「がーん! マルの自慢のお鍋が……」
ダイヤ「な、なんですの? すみません花丸さん、もう少しだけ……」
菜々「ダイヤ先輩……その……その……ふたなりさんって本当なんですか!?」
ダイヤ「ん゛な゛っ!?」
花丸「ずらぁ!? ホントずら!?」キラキラ
善子「なんでアンタが反応してんのよ!!」
ルビィ「ルビィはこっちの花丸ちゃんも好きだよ♡」
ダイヤ「善子さん、あなたまさか……」
善子「え、えっと……いつかわかることだし、言っといた方がいいかなって……」 菜々「どうして黙っていたんですか!? 私ってば、そんなことも知らずにダイヤ先輩のミニスカート姿が見てみたいなどと……!」
ダイヤ「その、色々ありまして……わたくしは自分のこれが好きではないのです」
ダイヤ「ふたなりの女性は普通の女性より性への関心が強く、ひどく発情しやすい……」
ダイヤ「黒澤家を継ぐ者として、公安の者として、何より菜々さん、あなたの上司として……」
ダイヤ「そんな情けない姿は、絶対に見られたくなかったのです」
菜々「ダイヤ先輩……情けないなんてそんな! 仕方のないことなのに……」
善子「そうそう、仕方のないことなのよ。私のロリ嗜好もね」
花丸「善子ちゃんのロリ趣味はそれとはあんまり関係ないと思うずら」
ルビィ「うゆ」コクン
菜々「た、確かに……いきなり私はふたなりですって言われても困りますよね……」
ダイヤ「そういうことですわ」 ルビィ「あれ? 花丸ちゃんは知らないのに善子ちゃんは知ってるの?」
ダイヤ「わたくしがふたなりであることを知っているのは、ごく一部の身内ぐらいですけれど」
善子「うちの船のクルーはふたなり歴長いしね。何となくわかっちゃうっていうか」
善子「それに例の件で、かすみんへの態度も」
ダイヤ「善子さん? 家宅捜索されたくなければ黙っていてもらえますか?」ニコニコ
善子「ハイ、ゴメンナサイ」
菜々「……ダイヤ先輩」
ダイヤ「ま、まだ何かあるのですか?」
菜々「その……私にダイヤ先輩のそれ、見せてください!!!!」
ダイヤ「はぁ!?」
花丸「じゅらあ〜♡♡♡」キラキラ
ルビィ「花丸ちゃん、隠す気あるの……?」 菜々「ダイヤ先輩の部下として、相棒として、先輩のことをもっと知りたいんです! それに……」
菜々「一度見てしまえば隠すこともなくなります! 気が楽になることは間違いありません!!」
ダイヤ「どんな理論ですの!? 超暴論ですわよ!?」
菜々「大丈夫です!! 恥ずかしいのは最初だけですから!!」
ダイヤ「菜々さん、あなた暴走していますわよ!? みなさんも止めてください!!」
善子「ま、いいんじゃない? それも経験でしょ」
ルビィ「ルビィも慣れといた方がいいと思うな。後から色々と……ね♡」
花丸「見たいずらっ! マルも本物見たいずらっ!!」
ダイヤ「花丸さんが一番壊れてますわぁ!?」
菜々「さあ! 見せてください!! 私はどんな先輩でも受け入れますから!!」
ダイヤ「揃いも揃って馬鹿ですの!? 私は絶対に見せま……」
────────w
ビュオオオオオオオ 花丸「風!? ここ室内なのに!?」
ルビィ「やあぁっ! 髪が乱れちゃう!!」
善子「……室内でこれは、魔力……!?」
ぶわっ
ダイヤ「きゃああああああ!?」
菜々「!? 先輩のスカートが……!!」
【イメージ映像です】
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\ 🎀 /
\ _/
菜々「こっ、これが……///」
善子「何よ、結構立派じゃない」
花丸「ありがたやありがたや……♡♡♡」手スリスリ
ルビィ「…………あはっ♡」
菜々「……はあっ、はあっ……///」ドキドキ
ダイヤ「……死にます」
よしまるビィなな「えっ!?」
ダイヤ「この不浄の棒を見られたからには死ぬしかありません!!」ジタバタ
ルビィ「お、お姉ちゃん! ダメだよぉ!!」ガシッ
花丸「やらせないずら!!」ガシッ 善子「ルビィ! ずら丸! そのまま抑えときなさい!! 菜々は注意を引いて!!」
菜々「はいっ! ダイヤ先輩、大丈夫ですっ! 私は気にしませんし、全然平気ですから!!」
ダイヤ「ダメですわダメですわ!! こんなものを想い人に見られてしまったなんて死ぬしかありませんわ!!」
菜々「えっ? お、想い人って……」
ダイヤ「……あっ……///」
善子「あて身」ドスッ
ダイヤ「うっ」ガクッ
善子「ったく、面倒かけるわね……」
ルビィ「うゆ……ありがとう善子ちゃん」
花丸「突然びっくりしたずらぁ……」
善子「この人といい海未といい、なんで普段クソ真面目な人は秘密を知られるとすぐ死のうとするのかしら……」
ルビィ「お姉ちゃん、これのせいでずっと悩んできたから……」
花丸「もったいないずら……ふたなりさんは国家で保護するべき存在なのに……」
善子「アンタさっきからおかしいわよ!?」 菜々「(想い人……想い人って、好きな人ってこと?)」
菜々「(ルビィさんは妹さんですし、花丸さんは普通に友達のような感じで……善子さんはケンカ友達みたいな感じ……)」
菜々「(ということは、まさか……私!?) 」ドキッ
菜々「(えっ……そ、そんなこと……まさかの両想い!? いえいえ!そんなおこがましい!!)」ドキドキ
菜々「(でも、さっき一瞬私を見て赤らめた顔に……最近二人でいる時、やたらと見掛けるようになったほくろを掻く癖……)」ドキドキドキ
菜々「(そう考えると色々と辻褄があってくるような)」ドキドキドキドキ
菜々「(どうなんですか……ダイヤ先輩!!)」ドクンドクンッ 善子「さて、ダイヤさんはこんなんだけど……どうしましょうか、このお鍋」
花丸「マルは絶対に食べてほしいずら。お客様においしく食べてもらうことこそが料理人にとっての至上の喜びずら」
ルビィ「そうだねぇ。これって菜々ちゃんの昇進祝いなんだっけ?」
菜々「……あっ、は、はい!」
ルビィ「ホントは二人で食べてほしかったけど、こうなっちゃったらしょうがないよね。花丸ちゃん、ルビィたちも賄いまだだし食べちゃおっか?」
花丸「うん……ごめんなさいずらダイヤさん。今度はマルにご馳走させてね」
善子「せっかくのデートなのにごめんなさいね。私も少し貰っていいかしら?」
菜々「デートじゃありません!! でも、お鍋ならどうぞ! 私一人じゃ食べきれないので……」
ルビィ「お姉ちゃんそれまでに起きるかなあ? あ、そうだ菜々ちゃん、ちょっと耳貸して?」
菜々「はい?」
ルビィ「ふたなりさんってね、男性機能もちゃんとしてるから赤ちゃんだって作れちゃうんだよ」ボソッ
菜々「!?!?!?!?」
ルビィ「だから菜々ちゃん。お姉ちゃんといっしょに元気な赤ちゃん、いっぱい作ってあげてね♡」ボソッ
菜々「あ……あうぅ……///」 祝賀会も終わり、それぞれの一夜……
善子「結局ダイヤさん、起きたのは食べ終わってからだったわね」
善子「……あの風、どう考えても魔法よね。魔力の波動がダイヤさんから出てたように思ったけど……ダイヤさんは魔術使えないはずよね」
善子「どうなってるのかしら……って、それより何なのよあの二人! さっさとくっつきなさいよ!! じれったいじゃない!」
善子「はあ、私もルビィと結婚出来たら……」
かすみ『善子さん、今日は一緒にお風呂入りましょうね♡』
善子「って、なんでそこでかすみんを想像しちゃうのよ私! ホントにもう!!」
善子「……久々にるびあなDX……と思ったけど、今日はかすかすEV(エクストラヴァージン)でも使ってから寝ましょうか……」
花丸「はあ……大人のふたなりさんの生おちんちん、はじめて見ちゃったずらぁ〜♡」
花丸「今まで見たことあったのは、ちっちゃい頃に見た善子ちゃんのお子様おちんちんだけだったし衝撃体験ずらぁ〜♡」
花丸「……うん、忘れないうちにおちんちんを絵に描いて残しておくずら!」
花丸「これでマルの創作表現力も上がるずら! かすみちゃん、花陽さん、新刊楽しみにしておいてね♡」 ルビィ「お姉ちゃんのおちんちん、すごく良さそうだったなあ……♡」ジュプジュプ
ルビィ「んっ……でもお姉ちゃんに手を出したりする趣味はないし、菜々ちゃんにしっかり味わってほしいな……♡」ヌプヌプ
ルビィ「はっ、はっ……♡ ね、善子ちゃんっ♡」チュッ
善子ラブドール「愛してるわ、ルビィ」チュウウウウ
ルビィ「んむっ……♡ はぁ……やっぱりベロチュー機能とボイス機能付けてよかったあ……♡♡♡」パンパン
菜々「ダイヤ先輩がふたなりさんだったなんて……でもそこまで自分のそれを嫌わなくていいのに……」
菜々「それに想い人……ホントにもしかすると、私ってことも……」
菜々「もう大好きが溢れ出して止まりません! 近いうちに想いを伝えなきゃ……!」
菜々「あとルビィさん、なんで私にあんなことを……あ、赤ちゃんだなんて……///」
菜々「あっ……ダイヤ先輩のおちん……思い出しちゃった……/// ご立派だったなあ……///」
菜々「……んっ! やだ、濡れてる……先輩の……先輩の……いつか、ここに……///」
菜々「はあっ……んんっ……♡ ダイヤ先輩ごめんなさい……菜々は悪い子です……♡」クチュクチュ ダイヤ「途中から記憶が抜け落ちてしまっているのですが……何があったのでしょうか」
ダイヤ「よく思い出してみましょう。確か善子さんが菜々さんに、わたくしのふたなりを暴露してしまって……」
ダイヤ「それから何故か風が巻き起こってわたくしのスカートが……そうでしたわ、菜々さんに見られてしまったのでした……」
ダイヤ「そして取り乱したわたくしが……はっ! た、確か、菜々さんに向かって想い人などと……///」
ダイヤ「そこで記憶が……なるほど、つまり事の発端はあの童貞堕天使ですわね」ゴゴゴゴゴ
ダイヤ「さて、どうやって懲らしめて差し上げましょうか……」
ダイヤ「……その前に、明日からわたくしはどうやって菜々さんと向き合えばよろしいのでしょうか……」
ダイヤ「もう上司の威厳も何もありませんわね……ふふふ……」
ダイヤ「いっそ、この想いを伝えられたら……どれだけ楽なのでしょう」
ダイヤ「それほど遠くないうちに、 楽になってみるのもよろしいかもしれませんわね」
ダイヤ「いつか」
菜々「あの人と共に」
ダイなな「歩んでいけたなら……」
了 流れ無視して依頼されてたのを投下ずら
バイオは二日で終わっちゃって物足りなかったずら NTRもの書いてみたけど梨子ちゃんが(無自覚だけど)悪女になりすぎたから載せるのやめとく……
想い人変わる展開もやりすぎかもしれないし
でもこのスレの梨子ちゃんって魔性の女の気あるよね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています