梨子「じゃあ……どれだけの時間が経てば、死を受け入れることができるの?」

曜「多分一生無理なんじゃないかな」

梨子「えっ」

曜「今でもパパのこと大好きだし、あの時の恐怖や……無力な自分を責める気持ちは永遠に消えないと思う」

曜「生きてるわけないなんて言ったけど、それでもやっぱり生きててほしいなって心の底では思ったままだよ」

梨子「やっぱり、そう簡単に割り切れるわけないか……」

曜「でも頑張って生きてれば楽しいことはある! 心の底から笑える日はきっとくる!」

曜「無理矢理気持ちを整理しなくても良いんだよ。ちょっとずつ、ちょっとずつ前に進めれば大丈夫!」


曜「それにさ、どうしても辛くて我慢できない時は、いつでも私が話を聞くよ」

曜「同じ境遇じゃなきゃ分からないこともあるだろうし、曜船長をもっと頼ってほしいであります!」ケーレイ!

梨子「ふふっ。何それ……でも、、、グスッ……ありがとう…………」ポロポロ…