苦しい思いをしてまで生きる意味って
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>彼によれば、人間は人生に意味を求めて生きている。無意識のうちに、
誰もが価値を認めている。3つに分類される。
・1)何かを創造して世の中に与える
・2)何かを経験して世の中から得る
・3)苦悩に対して何らかの態度をとる
この3つの意味は、3つの価値と称する。
・1)創造価値
たとえば、自分自身で絵や彫刻など、ものを作った時に感じる充実感で、
世の中に何かを与えることに生きる意味を見出す。
・2)体験価値
たとえば、美しいものにふれたり、いい景色を見る、美しい絵を見る、
楽しいことをするなどによって感動する気持ち。世の中から何かを
受け取るときに伴う体験に生きる意味を見出す。
・3)態度価値
自己のしや不治の病、障害、愛する人のしなど避けることのできない
運命に対して、それを受け容れる際に、苦難にあっても、どんな態度
をとるかという人間の尊厳の価値。これに生きる意味を見出す。
創造、体験に意味を発見できる人はそれで生きがいを感じる。創造、
体験ができなければ、生きる意味を失うかというとそうではない。
態度価値がある。避けられない運命的な出来事において、受け入れて、
生きる態度に「態度価値」が実現される。人間は、しぬ直前の
ぎりぎりの時まで意味を持っている。「人間には責任、つまり意味と
価値を充たし実現する責任がある。」(フランクル『意味への意志』 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています