主人公は、この感情を心に秘めたまま高校を卒業することを決めた。

卒業して物理的に離れれば、きっとこの想いも消えていくだろう。

そう思っていた。

でもある日、主人公は、部活中に持病の発作で倒れ、救急車で病院に運ばれてしまう。

同級生は、管理に不手際があったからだと自責の念に駆られている。

全て自分のせいなのに、本気で自分のことを心配してくれる彼女に、ますます心惹かれてしまう主人公。

主人公は、彼女に一つ、ワガママを伝えた。


『漫画家になりたい』