あなた「せつ菜……ちゃん?」

せつ菜「……いーえ、何でもありません」


彼女が離れても、まだ、その感触が肌に残っていた。


せつ菜「では、また明日会いましょう!」

あなた「あ、うん……また、明日……」

小さな背中は、後ろ髪を揺らしながら、暗闇の向こうへと消えていった。