真姫「ライブ…出たくない」
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絵里「えっ?どうしたの?」
にこ「はぁ!?いきなり何を言い出すのよ」
真姫「……」
絵里「真姫?どこか身体の調子悪いの?」
真姫「……」
にこ「ちょっと、黙ってたらわかんないでしょ」
真姫「身体は……悪くないわ」 真姫「エリーもにこちゃんも…嫌じゃないの?」
絵里「嫌…?」
にこ「ライブが嫌なわけないじゃない」
絵里「真姫、開園時間ももうすぐだわ」
絵里「出る出ないは置いておいて、少し話してくれない?」
真姫「だって…今日のライブが終わったら」 真姫「もう、3人でステージに立つことがなくなっちゃうのよ!」
絵里「真姫……」
にこ「……」
真姫「BiBiのラストステージ…最後なんて寂しいもの……」
真姫「だから、ステージに向かっちゃったら本当に終わってしまうって……」 真姫「希も二人と一緒で卒業しちゃうけど、凛には海未がいるし、花陽には穂乃果やことりがいるわ」
真姫「でも、私は一人になっちゃうの!」
真姫「本当の本当に最後なのっ!!」
絵里「……」 絵里「あのね。真姫」
絵里「ユニットを作る時、3年生は分かれた方がいいんじゃないかって」
絵里「そうした方が、こういう事にならないよねって話し合ってたの」
真姫「えっ……」 絵里「でも、それは違うなって」
絵里「妥協しないで、可能性がどんどん広がっていく組み合わせにしようって決めたの」
絵里「だから、真姫の事を一人にしちゃうのは、心残りではあるんだけど」
絵里「この本当に短い期間、3人でユニットを組んで本当に楽しかったし、最高の時間だったわ」
絵里「ありがとう。真姫」
真姫「エリー…」 絵里「だから、私たちの最後のライブ」
絵里「一緒に出て、最高のパフォーマンスをしてくれると嬉しいな」
真姫「で…でも…」 にこ「じゃあ、そうやってうじうじしてればいいじゃない」
にこ「私たちは二人でも行くわよ」
真姫「えっ…」 にこ「スクールアイドルは、学生の間しかできないからスクールアイドルなのよ」
にこ「もし、真姫ちゃんが花陽の立場になったところで、問題は先延ばしになるだけ」
にこ「学生でいられる期間しか輝けないから、スクールアイドルなの」
にこ「私たちは普通のアイドルとは違うのよ」
絵里「にこ…少し落ち着いて…」 にこ「落ち着いてるわよ」
にこ「それに、絵里だってわかってるんでしょ」
にこ「私と絵里には残された時間はもうないのっ」
絵里「……」
にこ「これで、おしまいなのは真姫ちゃんだけじゃないのっ」
真姫「……にこちゃん」 にこ「だから、今日は他の6人もお手伝いじゃなくて、観客として来てもらってるし」
にこ「他のスクールアイドルだって見に来てくれてるの」
にこ「BiBiの最後の瞬間を最高のパフォーマンスをして、みんなの目に焼き付けるの」
にこ「スクールアイドルとして、最高の終わり方をするの」 にこ「だから、うじうじ言ってないで、その化粧直してきなさいよ……ばか……」
真姫「ごめん…なさい……」
真姫「私、自分の事しか考えてなかった…」
真姫「二人は、本当に最後だったのに……」
絵里「ううん。そんな事ないわ」
にこ「全く……いつまでたっても真姫ちゃんは世話が焼けるんだから……」 これすごい考えてた
真姫ちゃん1人になるの可哀想だよね 真姫「……今日は、私たちにとっても、観客のみんなにとっても忘れられない日にしましょう」
絵里「ええ。もちろんよ」
にこ「そんなの、当然に決まってるでしょっ!」
真姫「…すぐ戻るからっ」 絵里「……ごめんね。にこ」
絵里「ここまで言わせちゃって」
にこ「なーに言ってんのよ。これは連帯責任でしょ」
絵里「そう……ね」
にこ「……全く、こんな時までお姉さんぶらなくてもいいの」
絵里「にこ……」 にこ「ほら。泣くのは真姫ちゃんが戻ってくるまでよ」
絵里「ごめん…私もこれで終わるの寂しい…」
絵里「私、二人と組めてよかった…」
にこ「……私もよ。絵里」
にこ「……どいつもこいつも、にこがいないとダメなんだから」
にこ「…」
にこ「……ばか」 寝る直前にいいもん見れた、ありがとう
おやすみなさい おつ
なんだかんだ精神的にはにこが一番しっかりしてるの好き 集大成の舞台へ上がる前に転けて台無しにした人もいたし 短いながらに感情がすごく伝わってくるわ
夜更かししてよかった 社会問題になっているビビ3年生が卒業したらまきちゃん一人になっちゃう問題に一石を投じる良きssだった 真姫ちゃんメイク直し中に先に二人が出てきてMCで場をつなぐ続編プリーズ ??「3年が居なくなるとずっとオラがセンターずら...ウヒヒ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています