あなた「歩夢ちゃんへのバレンタイン」
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バレンタインには間に合わなかったけど投下していきます
あなぽむだけどちょっと歩夢ちゃんの出番少ないのは許して 2/13 放課後部室
あなた「彼方さん、練習お疲れ様」
彼方 「あなただ〜……お疲れさま。今日の彼方ちゃんどうだった?」
あなた「よくなってきてるよ。ユニット練習もだいぶ慣れてきたみたいだね」
あなた「彼方さん的にはいつもと違う感じの曲だけど彼方さんのきれいな声の伸びがマッチしててよかったよ!」
彼方「えへへ〜、 褒められた〜……でもこれもサポートしてくれているあなたのおかげだよ」 あなた「それが私の役目だからね」
あなた「でも私だけじゃなくって彼方さんとエマさんがいると安心するっていうか」
あなた「あの二人をリードしてくれたり見守ってくれたりしてるから今回は私の出番少ないかなって感じだよ」
彼方「褒めすぎだよ〜」
あなた「ううん、頼れる先輩だよ」
トントン
あなた「あっ、歩夢ちゃん」 歩夢「まだ着替えてなかったんだ。私はも帰る準備できたよ?」
あなた「ごめんごめん、ちょっと彼方さんと練習のこと話してて」
彼方「ごめんね、借りちゃって」
歩夢「ううん、気にしないでください♪ それじゃあ終わるまで待ってるね」
あなた「あー、えっと。その、ちょっとユニットのことで相談があってもう少し話していこうかと思ってるんだ」
あなた 「だからごめん。今日は先帰ってて?」 歩夢「そうなの? 私なら待ってるから気にしないでいいけど……あなたがそう言うなら今日は先に帰るね」
あなた「ごめんね、それじゃまた明日。気を付けてね」バイバイ
歩夢「うん、あなたもね。彼方さんもお疲れ様です」
彼方「お疲れ様。またね〜歩夢ちゃん」
彼方「えっと……良かったの??」
あなた「うん、まあ練習の話をしてたのは本当だし」 彼方「そっかそっか……で、 本命はなにかな?」
あなた「さすが彼方さん察しがいい。 そんな頼れる先輩の彼方さんにお願いがあって!」
彼方「そんなに持ち上げてどうしたの……彼方ちゃんにできる事なのかな」
あなた「彼方さんにぴったりというか、彼方さんだからお願いしたいんだ」
あなた「お願いします! バレンタイン用のお菓子作りを教えてください!」
彼方「え、今日前日だけど……」
あなた「そうなんだけど〜、そこを何とか……!」 彼方「う〜ん、 教えるのはいいんだけどなあ〜……明日というのが。どうしてこんな急に?」
あなた「練習はしたんだけどあまり思うようにおいしく作れなくって」
あなた「昨日彼方さんが試食で持ってきてくれたのがおいしかったからなおさらなんか違うなって思ってお願いしたんだ」
彼方「そっかそっか〜……そこまで考えてもらえる歩夢ちゃんに嫉妬しちゃいますなあ〜」
あなた「え!?……///」
彼方(そんなのわかるよ……)
彼方「だってあなた、こういう時はだいたい歩夢ちゃんに相談するはずでしょ」
彼方「さっきも先に帰してるし」 あなた「バレバレだったかぁ〜」
彼方「彼方ちゃんじゃなくてもお見通しだよ〜」
彼方「それでどうするの? 家に行けばいいの?」
あなた「あ、ありがとう彼方さん!」
あなた「家だと彼方さんの帰りが遅くなっちゃうから、明日学校で作るってのはどうかな!」
彼方「明日!?予想してたのと違って彼方ちゃんびっくりだよ……」 彼方「明日って言っても放課後?」
あなた「そうだね、準備があればお昼休みとかでもできればいいと思ってるんだ」
あなた「材料は朝に持って行っておくし」
彼方「さすがの行動力……でも家庭科室の許可は取ってあるの……?」
あなた 「あっ、それはまだ……」
彼方「う〜ん……当日に許可取れるのかなぁ〜……そこは彼方ちゃんにもわからないや」
あなた「ん〜……どうしたものか」 ガラガラ
中川「まだ残っていたんですね。もう完全下校の時間ですよ。すみやかに下校をお願いしますね」
あなた「あっごめんせつ…いや会長」
あなた「……! そうだ!」
あなた「ねぇ会長! 明日なんだけど、放課後どうしても家庭科室を使いたいんだ何とかならないかな」
中川「ええ? どうしたんですかいきなり」
彼方「いやぁそれがねえ……」
・
・
・ 中川「そうですかそれで……」
中川「ですが許可するしない自体は私の管轄ではないので今ここでは」
あなた「そうかぁやっぱりいきなりじゃだめかぁ」
中川「いえ、 管轄じゃないとは言いましたがそれは許可をもらう先が学校じゃなくて家庭科部だからですよ」
あなた「え?」
中川「そもそも放課後の家庭科室は家庭科部の活動場所ですので、使用できるできないは家庭科部次第ですよ」
あなた「そうか、盲点だった! じゃあ今すぐ聞きに行けば!」
中川「そうですね。今日は家庭科部もギリギリまで残ってると思いますよ」
中川「私もいまから見回りで家庭科室を見に行くところでしたから」
中川「ちなみに明日のお昼休みも家庭科部から申請を受けてますので、そちらも必要あれば交渉してください」 あなた「そっか、ありがとう。せつ菜ちゃん! じゃなかった。会長!」
彼方「よかったねぇ。じゃあ彼方ちゃんは先に帰るよ〜……残りの打ち合わせは後で電話しよう」
あなた「彼方さんもありがとう! あとで連絡するから待っててね」
彼方「は一い、健闘を祈る……!」
あなた「あはは、それじゃ行こう会長」
中川 「はい。彼方さんもお気をつけて、さようなら」
彼方「は〜い、またね〜」 ―――――
――――
―――
翌日
ピーンポーン
ガチャ
あなた母「おはよう、歩夢ちゃん」
歩夢「おはようございます」
あなた母「ごめんね〜、あの娘さっき急にバタバタ起きてきて『今日はもう行く!歩夢ちゃんにも後で連絡する』って言って出てったのよ」
歩夢「えっ、そうなんですか?」
あなた母「そうなの、まだ連絡してなかったのね……。歩夢ちゃんごめんね?」 歩夢 「ふふっ♪あの子、何か思いついたときはたまにこういうとこありますから」
あなた母「ふふ、動じないのね。さすがは幼馴染ってとこかしら」
歩夢「あはは、それじゃあ私も行ってきます」
あなた母「はい、行ってらっしゃい、気を付けて」
あなた母(かわいい袋下げて…歩夢ちゃんもかわいいわねぇ ……2人共もうまくやるのよ) 昼休み教室
あなた(よし、 準備の時間だ……!)
スタスタ
歩夢「おーい、待ってよ〜。一緒にご飯食べないの〜?」
あなた「歩夢ちゃん。ごめん! 今からちょっと用事があって……」
歩夢「用事? 朝もだったけど今日はずいぶん忙しいんだね」
あなた「ん〜、まぁ忙しいって訳じゃあないんだけどね。待ち合わせしてるから行くね」
タッタッタッ
歩夢「あっ、 ちょっとまって……行っちゃった……」
歩夢「今までは特に気にしたことなかったけど、今はあの子も人気だし……」モヤモヤ
歩夢「…………はあ……今日中に渡せるかなあ」 生徒会長時代のせつ菜はラいたせつ菜と比べると違和感すごいな 家庭科室
ガラガラ
あなた「こんにちは〜」
家庭科部員「こんにちは。お連れさんもう来てるよ、あそこ」
あなた「あ、ありがとうございます」
あなた(寝てる……)
スタスタ
あなた「……彼方さん…………彼方さーん」ユサユサ
彼方「……はっ! ここどこ?」
あなた「家庭科室だよ……チャイム鳴ってからこの短時間で寝るなんて」
彼方「寝てないよ……日差しが気持ちよくてちょっと......うとうとしてただけ……」
あなた「ちょ、寝ちゃダメ、起きてよ彼方さーん!」
彼方「ふふっ、冗談冗談……」 彼方「じゃあさっそく下準備しようか」
彼方「といっても今はまだそこまでやることは多くないよ」
あなた「うん、よろしくお願いします!彼方さん!」
彼方「彼方ちゃんは見ながら指示するだけなんだけどね ……」
あなた「最初は何からすれば?」
彼方「それじゃあね……」 ・
・
・
あなた「ふう、意外とすぐだったね」
彼方「でしょ〜……なので彼方ちゃんは授業までお休みなさい……」
あなた「彼方さん寝るの早いよ……」
あなた(でもいつもだったらお昼寝の時間だよね)
あなた(チャイ厶鳴るまで寝かせてあげよう……) 放課後
キーンコーンカーンコーン
あなた(ここからが本番!)
スタスタ
歩夢「ねえ、あなた今からちょっといいかな」
あなた(歩夢ちゃん……今はごめん)
あなた「ごっ、 ごめん!ちょーっと今から先約があって……」
歩夢「……そうなの?」 あなた「ごめんね、お昼も一緒できないで……でも今日は練習が終わったら一緒に帰ってくれる……かな?」
歩夢「もちろんだよ♪」
歩夢「ねえ、今日何の日かわかってるよね?」
あなた「わかってるよ。だから待ってて! 歩夢ちゃんの為にできるだけ早く戻るから! ね」
歩夢「うん。それじゃいってらっしゃい」
歩夢(ふふっ、 もしかしてなにか期待してもいいのかな) 家庭科室
あなた(彼方さんは、っといた)
あなた「おまたせ、彼方さん」
彼方「お、きたきた、 それじゃあ手洗って本番と行きましょうか」
あなた「はーい!」
あなた「あの、彼方さん今更だけど、練習の時間まで削って付き合ってくれてありがとう」
彼方「いいのいいの。いつもあなたには助けてもらってるし、たまには力になれてうれしいよ〜……」
あなた「彼方さん……」
あなた「ありがとう。それじゃ引き続きよろしくお願いします」 ・
・
・
あなた 「 でっきた〜!」
彼方「お疲れ様〜。うまくできて良かったね」
あなた「これも彼方さんのおかげだよ!」
彼方「彼方ちゃんは何もしてないよ思ってた以上にあなたが上手だっただけだよ〜」
あなた 「えへへ♪そうかなぁ〜」
あなた「ねぇ彼方さん!」 あなた「 これ実質彼方さんが作ったようなものだけど、 受け取ってもらえないかな」
彼方「え……えぇ!?どういうことなのさっきこれはお母さん用って……」
あなた「それは嘘! 初めから彼方さんへのお礼用のもう1つだったんだよ! ついでみたいになっちゃってごめんだけどホントだよ!」
彼方「うれしいけど、本当にもらっちゃっていいのかな……」
彼方(歩夢ちゃんより先にだなんて……嬉しいけど///)
あなた「いいの! 感謝の気持ちだから受け取ってください!」
彼方「感謝……うん、ありがたくいただくね〜。帰ったら食べるよ〜」 あなた「うん。にしても片付けとかしてたら意外と遅くなっちゃったなあ」
あなた「練習はもう終わったころだね」
彼方「はっ……気づいたらもうそんなに時間が……」
彼方「早くいかないと歩夢ちゃん、帰っちゃうのでは……」
あなた 「そうだね、きっと待っててくれてるはずだけど。待たせちゃ悪いし」
彼方 「うんうん。それじゃあ行ってらっしゃい……彼方ちゃんはこのまま帰るね〜」
あなた 「彼方さん、今日は本当にありがとう。彼方さんと一緒にお菓子作りするの楽しかったから今度は一緒に作って一緒に食べよう!」
彼方「いいねぇ〜♪今度は彼方ちゃんのとっておきを教えてあげるよ」
あなた 「ふふっ、楽しみにしてるね。それじゃあまた明日!」
タッタッタッ
彼方「またね〜」 彼方(……歩夢ちゃんは幸せものですなぁ)
彼方(彼方ちゃん、料理も、スクールアイドルもーっと頑張ってあの子のこと振り向かせちゃうんだから……)
彼方(歩夢ちゃん負けないからね、なんて)
枚方(さてと……)ポチポチ 部室
あなた「みんなーまだいるー? 今日顔出せなくてごめんね〜」
歩夢「あっ、待ってたよ〜♪」
あなた「歩夢ちゃんお疲れ様、他のみんなは?」
歩夢「さっき練習が終わって帰ったとこだよ。あと、彼方さんは休みだったみたいだけど、聞いてた?」
あなた「あ〜うん、きいてたよ。歩夢ちゃんは待っててくれたんだね。ありがとう」
歩夢「もちろんだよ、今日はあなたと帰るって約束したでしょ」 あなた 「そうだね。思ったより遅くなっちゃって帰ってたらどうしようかと思ったよ」
歩夢「私はあなたを置いて帰ったりしないよ♪」
歩夢「それにね」ガサガサ
歩夢「はい、これ♡」
あなた「えへへ///うれしい、ありがとう。 今年も楽しみにしてたんだ」
歩夢「ふふっ♪ 喜んでもらえて良かった」
歩夢「ねえ、いつもは私が一番最初だけど ……今日はもう他の人にもらっちゃった?」
あなた「ううん、今日はバタバタしててもらってないよ」
歩夢「ふふっ、まだ私だけだったんだ……♡」 歩夢「それで、あなたは今日はいったい朝から何をしていたのかな……?」ドキドキ
あなた(かわいい……///)
あなた「あっ、あのね! いつも歩夢ちゃんには素敵なのをもらってばかりだから、今年は私も手作りで用意したの!」
あなた「受け取ってもらえるかな///」スッ
歩夢「わあ、あなたの手作り!? うれしい♡」
歩夢「このために今日1日動いてくれてたの?」
あなた「さすがに気づいてた?」 歩夢「ううん、でもきっと何かいいことがありそうだなってわくわくはしてたんだ」
歩夢「だってあなたがあんなに楽しそうな目で待っててっていうんだもん」
歩夢「ねぇ覚えてる? 小学校の時あなたが誕生日パーティーを開いてくれた時も同じくらいキラキラした目をしていたんだよ」
あなた「そうだっけ/// でもね、 歩夢ちゃんにはいつも感謝してるし、その……大好きだから!」
歩夢「ふふっ、嬉しい/// 私もあなたのこと大好きだよ♡」
あなた「えへへ///」 あなた「これね彼方さんに教えてもらいながら作ったんだ」
あなた「私も1人で頑張ろうとしたんだけどいまいちで……だからこれはきっとおいしくできてるよ!」
歩夢「それで彼方さん休みだったんだ」
歩夢「私はあなたが作ってくれたものならどんなのでもうれしいけどな。でも私の為に考えてくれてありがとう♡」
歩夢「ねえ、開けていいかな」
あなた「どうぞ、 わたしも歩夢ちゃんの開けてもいいかな」
歩夢「うん。今年も自信作だよ♪」
あなた「ふふっ、楽しみだなぁ」 ガラガラ
中川「お取り込み中のところ申し訳ありません……」
あなた 「せっ、会長!?」
あなた「もっもももう下校時間かな! ごめんすぐ帰るから」アセアセ
中川 「いえ、それはまだですが」 中川 「せっかくのバレンタイン」
あなあゆ「??」
スッ(髪ほどき
せつ菜「私たちも混ぜてください!!」
かすみ「せんぱぁい! かすみん、ずっと待ってたんですよ!」バッ
あなた「かすみちゃん!?」
エマ「私たちも用意してたんだよ〜。ね、果林ちゃん」
果林「私だって、あなたにいつも感謝してるんだから当然よ。来ないかと思って焦ったじゃないの」
愛「愛さんだって今日は気合入れて準備してたんだからね〜!愛だけに!」
あなた「えっと、ごめんねみんな」 しずく「歩夢さん、すみません。私は遠慮した方がと言ったのですが……」。
璃奈「しずくちゃん、意外と途中からノリノリだった」
しずく「それは……役作りの参考になりそうだと思ってしまって……」
歩夢「えぇ……えっといつから見てたのかな……?」
しずく「『みんなーまだいるー?今日は顔出せなくてごめんねー』ってとこからです」
あなた「最初から!?」
あなた「あれ全部聞かれてたなんて恥ずかしいんだけど……///」 かすみ「むっふっふ〜、歩夢先輩、抜け駆けさせませんよ」
歩夢「そ、そんなつもりじゃ……」
あなた「でもみんないつ知って……」
彼方「ごめんねぇ〜」
あなた「彼方さん?帰ったんじゃ……」
彼方「あなたには申し訳なかったけど、みんな、一緒に今日を過ごしたかったみたいで」
彼方「事情を知ってるせつ来ちゃんから広まってこういうことになっちゃったんだ」
彼方「本当にごめんね〜…………」 あなた「そっか、そういうことだったんだ…なんかみんなごめんね」
せつ菜「私たちが言い出したことなのであなたは気にしないでください! むしろ驚かせてごめんなさい」
せつ菜「それよりみんなで下校時間までパーティーです! 私もチョコレート作ってきたんですよ!」
あなた「……! あはは、楽しそうだね〜」メソラシ
かすみ「せんぱい、かすみんの手作りチョコ、食べてくれますか♡?」
愛「こーらー!かすかす!いきなり抜け駆けはずるいぞ〜」
かすみ「かすかすじゃないですぅ! それに今からは早いもん勝ちですもん」 エマ「私飲み物準備するね」
璃奈「私も手伝う。弱奈ちゃんボード『ノリノリ』」
果林「私たちは机を片付けましょ、手伝ってくれるかしら、しずくちゃん」
しずく「はい、果林さんいきましょう」
あなた「なんだかいきなりにぎやかでいつもの感じになっちゃったね」
歩夢「ふふっ、こんなににぎやかなバレンタインはじめてだから私も楽しくなってきちゃった♪」
あなた「そうだね。歩夢ちゃん、私たちも手伝いに行こう」
歩夢 「うん♪」
〜おわり〜 歩夢ちゃん以外のキャラはあまりss的には考えたことなかったので変なとこはごめん
あと、中川周りの設定時系列とかはツッコミなしでお願いしますね
生徒会長モードの呼び方って会長で合ってたかな
あと、彼方ちゃん推しの方には少し申し訳ない感じになっちゃったけどごめんね
みんなであなぽむ旋風巻き起こそうな! おつです! あったかい気持ちで寝れそうありがとう!! もうこれあなたちゃんは歩夢ちゃんを嫁に貰うしかないよね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています