曜「それでは、ことりさんの方から告白したんですか?」海未「そうです」
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歩夢「ちょっと意外ですね、ことりさんがそんな積極的な人だなんて…」
海未「私も驚きましたよ、あれは高校2年生の夏でしたか…いつものように帰り支度をしているとことりに呼び止められ、そのまま校舎裏へと連れて行かれ、そこで初めての告白を受けました」
曜「うわー、ベタな展開…」
海未「ことりの想いに驚きと戸惑いを感じましたが、当時の私は学業、部活、そしてスクールアイドルと三足の草鞋を履いてる身でしたから、色恋沙汰にうつつを抜かす余裕などなかったのです」
歩夢「つまり、断ったんですか?」
海未「はい、その時は分かってもらえたと思ったのですが、それからことりは2週間に一度は告白をするようになってしまいました、当時はことりの猛アタックに戸惑ったものですよ」
曜「はえ〜ことりさんて情熱的ですね」 海未「そして秋も終わろうとする季節になり、いつものようにことりに呼び出されて告白を受けましたが、その日のことりはいつもと様子が違っていました」
曜「ふむふむ」
海未「その目に決意を宿し、私に向かってこう言い放ったのです、「私と結婚をしてくれなければ万世橋から身投げをします!」と…」
歩夢「す、すごい…海未さんのことが本気で好きだったんですね」
海未「私はついに折れました、そしてことりと交際を始め3年後に結婚をしたのです」
曜「それが2人の馴れ初めなんですね」
海未「そうです、あなたたちも待っているだけではダメですよ、幼馴染みを落とすためには一に押し、二に押し、三に押し、ですからね!」 歩夢「そ、そうですね、本気で好きなら全力で想いをぶつけなきゃダメですよね…///」
曜「よ、よし…さっそく帰って千歌ちゃんを押し倒して…///」
海未「頑張るのですよ、あなた方の前途に幸福があらんことを」
歩夢「はい、ありがとうございました」
曜「おかげで勇気が出ました、ありがとうございます」
海未「ふふふ、若さとはいいものですね…」
ことり「ホントだね〜海未ちゃん?」
海未「こ、ことり!?い、いつからそこに…?」
ことり「高校2年生の夏、くらいからいたよ」ニコニコ ことり「海未ちゃんてすごいね〜一に押し、二に押し、三に押しかぁ〜男らしいね」ニコニコ
海未「…」
ことり「ことりも高校2年生の時のこと思い出しちゃったよー」ニコニコ
回想
穂乃果「ほら〜ことりちゃん待ってるんだから早くしなよー」
海未「む、無理です!も、もし断られでもしたら…明日から学校に行けません!」
穂乃果「はぁ…ホントにヘタレだなぁ〜」
数日後
穂乃果「大変だよ!ことりちゃんが東京の有名私立大学に通うイケメンから告白されたって!」
海未「な、なんですって!?」
穂乃果「今日にも返事をするって言ってたよ、もしかしたらことりちゃん…」
海未「だ、ダメですことり!!」
ことり「え、海未ちゃん?」
海未「ことり!私と結婚してください!もしダメなら私は皇居のお堀に身投げして死にます!!」
クラスメイト一同「…」
穂乃果(な、なにも教室で大声で言わなくても…) >>5
いつまで一期にすがってるの
はやく2016年から抜け出しなさい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています