かすみ「あっいや…かすみんそんなつもりじゃ…!」マッサオ Part.2
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3 名無しで叶える物語(庭) sage 2019/06/09(日) 11:25:14.89 ID:6EggWfYU
後ろから驚かせたら相手がこけて捻挫しちゃって焦るかすみんください 10 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/09(日) 11:43:53.06 ID:mDkkACJq
>>3
かすみ「ばあっ!」
しずく「きゃあっ!?」ズテーン
かすみ「しず子ってば不注意すぎ〜 かすみんに後ろをとられるようじゃまだまだ!」
しずく「……」イラッ
かすみ「まぁ? かすみんの隠密スキルがすごいってことで──「どうしてくれるの…!」
かすみ「あ、あれ? しず子…?」
しずく「満足した…? 私を捻挫させて、今度の舞台も台無しにしてそれで満足した…!?」フルフル
かすみ「…ぇ……捻挫…?」
しずく「満足したならもうどっかいってよ! 最低だよ! かすみさんなんてもう大っ嫌い!」
かすみ「あっいや…かすみんそんなつもりじゃ…!」ボロボロ
しずく「ほらそうやって! 謝りもしないで自分は悪くないってそればっかり!」
かすみ「ご、ごめんなさいっ… ごめんなさい!」
しずく(まぁ、演技ですけどね…♡)ゾクゾク 4 名無しで叶える物語(庭) sage 2019/06/09(日) 11:25:57.43 ID:HKYDegFm
かすみんに舌打ちしたい 11 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/09(日) 11:58:22.39 ID:mDkkACJq
>>4
かすみ「〜というわけなんですよ!」
果林「そう、すごいのね」チッ
かすみ「」ビクッ
かすみ(え? 今果林先輩舌打ちした…?)
果林「どうかした? かすみちゃん?」
かすみ「あ、え、ええと…」
果林「……」ニコニコ
かすみ(ま、まぁ気のせいですね! 自慢ばっかりで鬱陶しいだなんて、そんなこと思うわけないですよ!)
かすみ「それでですね〜」ペラペラ
果林「」チッ
かすみ(気のせい…!気のせいなんです…!) 5 名無しで叶える物語(茸) sage 2019/06/09(日) 11:26:25.57 ID:YmKF+oB+
じゃれ合ってたら指が相手の目に入ってしまい気まずくなるかすみんください 49 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/09(日) 17:57:12.85 ID:mDkkACJq
>>5
愛「かすみーん」トントン
かすみ「? なんですむぎゅ」
愛「あっはっは! かすみんほっぺたやわらかーい」ツンツン
かすみ「〜! 愛せんぱいっ!」
─────
───
─
かすみ「愛先輩にはお灸をすえてやります…仕返しです…」
かすみ(肩トントンからのほっぺたむにーのコンボ、今度はかすみんが決めてやりますよ!)
かすみ「あ、愛せんぱーい!」トントン
かすみ(にひひ…)
愛「ん? って痛っ!」
かすみ「ぁ… あ、愛せんぱい、大丈夫ですか…?」
愛「つぅ… ん、だいじょぶ、ごめんねかすみん …えっと、アタシもウザい絡みやめるから、こういうのもうやめようねお互い」
かすみ「え? あ、愛先輩?」
愛「じゃ、アタシ保健室寄ってくから、みんなによろしくいっといてー」スタスタ
かすみ「あっいや…かすみんそんなつもりじゃ…!」 2 名無しで叶える物語(あゆ) sage 2019/06/09(日) 11:23:44.53 ID:ra+r/mBf
ちょっとエッチないたずらしてその気になったみんなに犯される展開かな? 6 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/09(日) 11:33:48.88 ID:mDkkACJq
>>2
かすみ(耳に「ふー」ってやったらきっとびくっくりして変な声あげちゃうにきまってます)ククク
かすみ「お、ちょうどいいところに…」ソロリソロリ
かすみ「ふーっ!」
歩夢「ひゃんっ!?」ビクッ
かすみ「あははははっ! 歩夢せんぱい変な声〜」ケラケラ
歩夢「も、もうかすみちゃん…!」
歩夢(ど、どうしよ…スイッチ入っちゃった…♡)ゾク
かすみ「あーおもしろかった、内緒にしてほしかったら──「かすみちゃん…♡」グイ
かすみ「へ」ドサ
歩夢「かすみちゃんが悪いんだからね…?♡ こんなにいい匂いさせて近づいてきて私の好きなところいじめてきたんだから…♡」ハァハァ
かすみ「あっいや…かすみんそんなつもりじゃ…!」マッサオ 12 名無しで叶える物語(茸) sage 2019/06/09(日) 12:01:11.41 ID:3PqKjwKi
エマちゃんとかぽむにガチで失望されるのがつらそう 52 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/09(日) 19:50:45.96 ID:mDkkACJq
>>12
エマ「わぁライ麦パン! スイスのみんなを思い出すよ〜」
かすみ「ふっふーん かすみんベーカリーの自信作です!」
エマ「懐かしいなぁ… たくさんあるし、ひとつ貰っていーい?」
かすみ「どうぞ! 一番上にあるのが焼きたてでオススメですよ!」
エマ「やったぁ! じゃあ、いただきます!」
かすみ「思いきってがぶーっといっちゃぅてください! …にひひ」
エマ「あーっむ もぐもぐ…」
エマ「うっ!? げほっげほっ」
かすみ「くっくっく… ひっかかりましたね!せつ菜先輩の兵器を参考にして作り上げた地雷パン! エマ先輩なら絶対くいつくと思いましたよ〜」ケラケラ
エマ「……」グス
かすみ「あ、あれ…? エマせんぱい?」
エマ『許せない…絶対許してあげない』
かすみ「あの、イタリア語?はかすみんわからないんですけど…」
エマ『わたしの気持ちなんて無視して、せつ菜ちゃんまで馬鹿にして、自分が楽しめたらそれでいいんだね!』
かすみ「えっと、せつ菜先輩っていいました?」
エマ『大嫌い!絶交だよ!』ボロボロ
タタタ
かすみ「ど、どうしたんだろ… エマ先輩だから笑って許してくれると思ってたんだけどな…」
かすみ(──それからもう二度と、エマ先輩が笑いかけてくれることは、なかった)
かすみ「そんなつもりじゃ…なかったのに…」 21 名無しで叶える物語(庭) 2019/06/09(日) 12:43:27.45 ID:F3NEeVHB
しずこから無視されて泣いてて欲しい 57 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/09(日) 20:18:21.86 ID:mDkkACJq
>>21
>>10のあと
かすみ「ね、ねぇしず子…今日一緒に帰らない?」
しずく「……」ペラ
かすみ「…な、なんかお腹空かない!? かすみん、今日は手作りのパンがあるんだけど、しず子もどう?」
しずく「……」ペラ
かすみ「そ、そっか 要らないなら一人で食べちゃうけど… よかったら家で食べてね!ここに置いとくから! あ、あと…えっと…!」
しずく「…なんだか」パタン
かすみ「! し、しず」
しずく「集中できませんね… ここなら静かに台本が読めると思ったのに、役 も 変 わ っ て し ま っ た から早く覚えないといけないのに」
かすみ「あ…! あっ…ごめ、ごめんなさ…」ジワ
しずく「はぁ… やっぱり家で読もうかな」
かすみ「ごめ、なさい…! ごめんなさいぃ…」
しずく「っ、く…」ヒョコ...ヒョコ...
パチン
ガチャ
バタン
かすみ「──ぁ あぁっ うわぁああ!」
かすみ(不自然な歩き方のしず子も、当たり前みたいに消された部屋の電気も、置いていかれたパンも… 何もかも、ただ、悲しくて)
かすみ「しず子ぉ… し、しずこ…うぅっ! ごめんなさい…!」ボロボロ
─────
ドアの外
「しず子ぉ… し、しずこ…うぅっ! ごめんなさい…!」
しずく(すっご…♡ 無理言って役変わってもらってよかったなぁ)
しずく「かすみさんが、私を想ってあんなに泣いてる…! 私以外何にも考えられなくなってる…!」
しずく(最っ高…♡)ゾクゾク 56 名無しで叶える物語(庭) sage 2019/06/09(日) 20:17:56.47 ID:RhHo2tNy
このやわらかメガバンク……デキるッッ!
人をからかうコミュニケーションしか知らなかったかすみんが反省して皆に謝って回るも「許してほしいなら……」と色んなことを強いられる展開が見たいです 90 名無しで叶える物語(きびだんご) 2019/06/10(月) 10:48:27.36 ID:m28guvUP
>>56
璃奈「かすみちゃん、何度も言うけど、食べ物で遊んじゃダメ」
かすみ「うっ…ご、ごめんなさい… ところでりな子、この手と足の拘束は一体…?」
璃奈「かすみちゃんが何でもするって言ったから、みんなと相談して決めたの かすみちゃんへのオシオキ」スッ
かすみ「アイマスク…? か、かすみん今から何されちゃうのかな〜?」
「かすみちゃんは、食べ物で遊んだ罰として…」
かすみ「り、りな子…? 何言って──」
れろぉ♡
かすみ「ひっ!? いいい今ほっぺに何か…!?」ゾワワワ
「みんなから、食べ物の気持ちを教えてもらおうね」
かすみ「……え」
「かすみちゃん、あまい♡」
「耳やわらか〜い♡ パンの耳もボーノだけど、こっちもおいしいよぉ」
「かすみちゃん、指キレイね… んっ…舌触りもよくて、噛み切っいゃいそうよ♡」 63 名無しで叶える物語(やわらか銀行) 2019/06/09(日) 20:53:46.32 ID:mDkkACJq
せつ菜「なるほど… 先日歩夢さんが頭を打ったというのは、かすみさんがドッキリを仕掛けたら運悪く、ということだったんですね」
かすみ「は、はい… ドアを開けた歩夢先輩にわぁ!ってやったら、歩夢先輩はびっくりして足がもつれて倒れちゃって…打ち所が悪くてそのまま…」
せつ菜「そうですか… まぁ幸い、歩夢さんも特に問題ないそうですし、しっかり謝ることから始めましょうか」
かすみ「歩夢先輩、なんともなかったんですか! よかった… かすみんもそんなつもりじゃなかったし、もし何かあったら──「何言ってるんですか?」…え?」
せつ菜「それは…その言い分は、既に何かあった、とは考えていない、ということでいいですか?」
かすみ「あ、いや! それはちが」
せつ菜「それに、かすみん…? この空気でよくそんなふざけた話し方ができますね…! 一歩間違えれば歩夢さんもかすみさんも!どうなっていたかわからないんですよ!」
かすみ「あ…あっ… ごめんなさい…」
せつ菜「…まぁ、私が怒っても、私に謝っても仕方ありません 歩夢さんに誠意が伝わるといいですね」
かすみ「ぐすっ、はい…」シュン
せつ菜「……」ゾク
せつ菜(…? なんでしょう、これ…? 今のかすみさんを見ていると、お腹の底のあたりが、鈍い熱を…)ゾクゾク 115 名無しで叶える物語(たこやき) 2019/06/11(火) 06:51:15.56 ID:1NufnLV5
かすみ「あはは!そうなんだよね〜!それでさ〜!」
しずく「おはようございます」ガラガラ
かすみ「」ビクッ
しずく「…」スタスタ…
かすみ「…で、でさ〜」 125 名無しで叶える物語(中国地方) sage 2019/06/11(火) 21:18:16.21 ID:Moe7HinD
歩夢(今日はグループ合同の撮影会…)
歩夢(ちゃんとしなきゃ…穂乃果さんや千歌さんに迷惑をかけないように…)ガチガチ…
かすみ「…歩夢先輩…」
スタッフ「では穂乃果ちゃん千歌ちゃん歩夢ちゃん撮影始めまーす」
歩夢「!」ビクッ!
穂乃果、千歌「「はーい!」」
歩夢「あのっ!お二人とも今日はよろしく…「ちょっと待ったー!」
歩夢「…え?」
かすみ「ふっふっふっ…!虹ヶ咲スクールアイドル同好会一の美少女かすみん参上です!」
穂乃果「あっ…たしか歩夢ちゃんと同じグループの…」
歩夢「ちょっと…かすみちゃん?」
かすみ「歩夢先輩には悪いんですけどぉ…雑誌の表紙を飾るのは他でもないこのかすみんですよ!」
スタッフ「えっと…撮影は…」
かすみ「ええー?さっき言ったじゃないですかぁ!かすみんのこと可愛く撮ってください!」
かすみ「あっ!でもぉ…かすみんってば可愛すぎるからぁ…目立ちすぎて穂乃果さんや千歌さんが霞んじゃうかもですね!」
歩夢「やめて…」 126 名無しで叶える物語(中国地方) sage 2019/06/11(火) 21:19:16.42 ID:Moe7HinD
かすみ「んー…じゃあしょうがないかなぁ…せっかくこうやって三グループ集まったのにぃ…かすみんの一人舞台になっちゃったらお二人に申し訳ないですもんね!」
千歌「はは…」
かすみ「だからぁ…ここはやっぱり歩夢先「やめてって言ってるでしょ!!!!!」バァン!!
かすみ「!」ビクッ…
歩夢「ねぇ…かすみちゃん…なんでこんな悪ふざけするの?今日はとても大切な日だってわかってるよね!!」
かすみ「ちっ…ちが…かすみんは…」ビクビク…
歩夢「なにが違うの!?いつもいつもふざけて!みんなに迷惑かけて!!かすみちゃんはっ…!そうやってふざけてるけど本当はもっとしっかりしてる子だって思ってたのに!!!」ポロポロ…
かすみ(歩夢先輩泣いて…)
歩夢「こんなことして楽しい!?スクールアイドルの先輩やスタッフの人にまで迷惑かけて!」
かすみ「ごめんなさい…!ごめんなさい…!私…」ポロポロ…
歩夢「もういい!早く出ていって!かすみちゃんなんか大嫌い!!!」
かすみ「あっ…」
ガチャ 127 名無しで叶える物語(中国地方) sage 2019/06/11(火) 21:20:21.85 ID:Moe7HinD
かすみ「うっ…うっ…歩夢先輩…かすみんは…ただ…ヒック…」ポロポロ…
かすみ「先輩を…っ…げ、元気付けようとっ…うぅ…しただけなのにっ…」ポロポロ…
歩夢(かすみちゃんなんか大嫌い!!!!)
かすみ「ううう…うわぁぁぁん…!!」ポロポロ
かすみ「ごめんなさい…!ごめんなさい…許してぇ…」ポロポロ
二人の仲が戻ることは二度とありませんでしたとさ 141 名無しで叶える物語(光) sage 2019/06/11(火) 23:10:21.39 ID:4BFzJTXt
かすみ(しず子が口をきいてくれなくなってから、4日ばかりが過ぎたころ)
しずく「かすみさん」
かすみ「」ビクッ
かすみ(突然──本当に突然だった)
かすみ(背中に投げかけられた、あの子の声。今の私が、一番聞きたくて、一番聞きたくない声)
かすみ(恐る恐る振り向いた私の目に映ったのは、いつも通り──あまりにいつも通りの、穏やかな微笑をたたえた、しず子の顔だった) 142 名無しで叶える物語(光) sage 2019/06/11(火) 23:10:52.64 ID:4BFzJTXt
かすみ(この4日間、私がずっとずっと渇望してきた笑顔。もう二度と、私に向けられる事はないんじゃないかと思っていた、あの子の笑顔)
かすみ(それが今、呆気ないほどに、無遠慮なほどに、私に向けて、めいっぱい注がれている)
かすみ(状況に理解が追い付かず、言葉も発せないでいる私に、しず子は畳み掛けるように)
しずく「そのっ…ごめんなさい!」
かすみ(そう言って、深々と頭を下げた)
かすみ「…………どう、して」
かすみ(どうして、しず子が謝るの。悪いのは私なのに。全部ぜんぶ、私が悪いのに) 143 名無しで叶える物語(光) sage 2019/06/11(火) 23:11:24.54 ID:4BFzJTXt
しずく「……私ね。このケガのせいで、今まで練習してきた台詞が、演技が、全部ムダになっちゃったって──あの時、そう思って。…すごく、ショックだったんだ」
しずく「──半分、意地だったと思う。何とかして仕返ししてあげないと、気が済まないって」
しずく「……だから私、あんなに酷いこと言って、かすみさんを傷付けて……かすみさんが何度も謝っているのに、それすら無視して……泣いてるかすみさんに…私、あんな…あんなっ…!」ジワッ
かすみ「…! 違う! しず子は悪くない! 全部かすみが──私が…!」
しずく「………」フルフル
かすみ(黙って首を横に振るしず子。閉じた瞳から、涙がひとすじ、頰を伝う) 144 名無しで叶える物語(光) sage 2019/06/11(火) 23:11:57.46 ID:4BFzJTXt
しずく「確かに、今回のかすみさんのイタズラは、ちょっとだけやり過ぎだったかもしれない」
しずく「…だけどそれは、何日もかけてかすみさんを追い詰めるような真似をすることが許される理由にはならない。絶対に」
しずく「──私、やっと冷静になれたんだ」
しずく「こんな状態でも、できる役はある。台詞や演技はまた覚え直せばいいし、台本はもう頭の中に入ってるから、最初よりずっと早く覚えられる」
しずく「…けれど、かすみさんが心に負った──私が負わせてしまった傷は、きっとなかなか治らない。もしかしたら、ずっと治らないかもしれない」
しずく「──やり過ぎたのは、私のほう。だから私は、その分の償いをしないといけない」
かすみ「償い、って…そんな」 145 名無しで叶える物語(光) sage 2019/06/11(火) 23:12:51.39 ID:4BFzJTXt
しずく「だから──これ、受け取って」スッ
かすみ(そう言って、しず子が差し出したのは)
かすみ「…チケット? ……これ、もしかして」
しずく「うん。今度、私が出る公演の」
かすみ「で、でも…それは、私のせいで──私が台無しにしちゃった劇の…」
しずく「なってない」
かすみ「…え」
しずく「なってないよ、台無しになんて」
しずく「言ったでしょ? 配役の調整は何とかなったし、台詞や演技を覚え直す余裕もまだあった」
しずく「むしろ、何度も集中して台本を読み込むことになったおかげで、演目に対する理解がいっそう深まった気がするんだ。今回の演技、すっごく自信あるんだから!」フンス 146 名無しで叶える物語(光) sage 2019/06/11(火) 23:13:25.87 ID:4BFzJTXt
しずく「……だからね。かすみさんには、できたら観に来てほしい。私の演技を見て、安心してほしいんだ」
かすみ「安心…?」
しずく「うん。私の演技は、ケガなんかで鈍るものじゃないって、演劇っていうのは、私ひとりのケガなんかで頓挫するほどヤワなものじゃないんだって」
しずく「──だからもう、自分を責める事なんかないんだよ、って。かすみさんに、証明したいんだ。私の、手で」
かすみ「…しず子……」ジワッ
しずく「だから、どうか。──私の本気、観に来てくださいっ」ニコッ
かすみ「…しず子ぉぉ〜〜……」グスグス
しずく「ほらほら、泣かないで」ナデナデ
かすみ「絶対、ぜったい観に行くからぁぁ〜…」ボロボロ
しずく「ふふっ、楽しみにしててね♪」 147 名無しで叶える物語(光) sage 2019/06/11(火) 23:14:27.20 ID:4BFzJTXt
しずく(……ッ♡ ………ッッ♡♡♡) ゾクゾクゾク
しずく(ああ──かすみさん)
しずく(辛かったね。よく頑張ったね)
しずく(だからこれは──頑張ったかすみさんへの、私からのご褒美だよ♡) 154 名無しで叶える物語(新日本) sage 2019/06/11(火) 23:37:16.00 ID:afT/XBuF
かすみ「しず子〜 演劇凄く良かったよ〜〜」ガチャッ
しずく「ふふ、ありがとうございます」ニコッ
♀1「ねえ、あの娘しずくに怪我させた娘じゃない?」ヒソヒソ
♀2「ほんとだ。よく平気で顔出せるわね」ヒソヒソ
♀1「ね。しずくがどれだけ苦しんだかわかんないのかな」ヒソヒソ
♀2「わかってたらここに来ないわよ」ヒソヒソ
かすみ「...」
しずく「私は気にしてないので大丈夫ですよ。 ちょっと外で待っててくれますか?」ニコッ
かすみ「....うん」スタスタ
しずく「♀1さん、♀2さん....」
しずく「ご協力ありがとうございますっ...♥」ハァハァ 193 名無しで叶える物語(えびふりゃー) sage 2019/06/13(木) 15:42:38.21 ID:dM5S7QSI
かすみ「愛せんぱい一人だ…なにかいたずらしたい」ウズウズ
愛「あれ…かすかすじゃーん、何してるの?いつもみたいに可愛く振る舞う練習かな?」ケラケラ
かすみ「えーっと、ま…かすみんの魅力に叶う人類はいませんからね」フンス
かすみ(そうだ、愛せんぱいをかすみんの魅力でからかって格の違いを見せつけてやります!)
かすみ「愛せんぱーい、どうでしょう一緒に可愛い仕草とか練習しませんか?」
愛「えっ?愛さんそういうのはなしー、柄じゃなし話にならないっしょ、このダジャレ受けないかな?」アッハッハ
かすみ(ふむふむ…押せば行けそう)ニヤリ
かすみ「そーんなことないですよ!かすみんの次くらいに可愛いです」ズイッ
愛「顔、近過ぎ〜流石の愛さんも照れちゃうぞー」
かすみ「かすみん、もっと愛せんぱいと近づきたいです!」ズイッ
愛「ま、まいったなぁ…」
愛(かすかす…間近で見ると凄く…、いや普段から可愛いけど)ドキドキ
かすみ(後一押し…) 194 名無しで叶える物語(えびふりゃー) sage 2019/06/13(木) 15:43:58.59 ID:dM5S7QSI
かすみ「かすみん今困ってることがあってえ…投げキッスの練習したいんですけど…」
かすみ「やっぱりほんとのチューを知ってた方がいいのかなって…愛せんぱい、練習付き合って…くれませんか?」ウルウル
愛「ちゅ、ちゅー!?今?」
かすみ「はい…」ウルウル
愛(どうしよ…愛さんちゅーなんて…でもかすかすの熱意にも答えたいし…)
愛「あ、あー勿論!れ、練習だもんね」
愛(あぁ、断れない…どうすればいいんだろ)ドキドキ
かすみ(顔赤くなってますね、流石のかすみんの演技力♪)
かすみ「じゃあ…かすみんがチューするから愛せんぱい、目瞑っててくださいね」
愛「う、うん」バクバク
かすみ「じゃあ、行きますよ」ニヤリ
愛(あぁ…やばいかも、いやいや、れ、練習だもんね)
……イタッ
かすみ「ドッキリ成功ですー♪愛さんも引っ掛かるんですね、可愛かったですよ〜」ニヤニヤ
愛「デ、デコピン?」
愛「かーすーみーんー?」ムラムラ
かすみ「逃げるが勝ちです♪…えっ」ガシッ
愛「愛さんの気持ち、弄んだ責任とろっか」
かすみ「あ、あのーか、顔怖いですよ…?」
愛「二人きりだから良かったね、これからすること誰にもばれないし」ムラムラ
かすみ「え、えっと…ごめんなさい、出来心というかー」アセアセ
愛さん「そっかーじゃあ今から愛さんも出来心でイタズラしちゃうからね♪」
かすみ()マッサオ 202 名無しで叶える物語(えびふりゃー) sage 2019/06/13(木) 18:18:52.08 ID:dM5S7QSI
歩夢「あれ?誰も来てない…」キョロキョロ
歩夢「んーと」
歩夢「よし!寂しいけどみんな来るまで勉強しよう」
かすみ(さて、歩夢せんぱい…独り言多いんですよね)カクレ
かすみ(何か弱味を握って今後のライバルを潰してやります…!)
歩夢「んー?ここわからないよう…彼方ちゃんならわかるかなあ」
かすみ(あれ…?普段は彼方さんって呼んでなかったかな)ウーン
歩夢「だめだよね、人に頼ってちゃ…もっと頑張らないと」
かすみ(いや、本当にがんばり屋ですよね)
歩夢「…誰もいないよね」キョロキョロ
歩夢「かすみん、フォーメーション練習しよ!」
かすみ(!?)
歩夢「なんて愛ちゃんみたいに…言えたらいいのになあ」
かすみ(ば、ばれたのかと…)アセ
歩夢「もっとみんなと近づきたいけど…みんなあだ名で呼びあってて良いなあ…」
かすみ(…なるほど、歩夢せんぱいにもそんな悩みがあったんですね)
かすみ(ドキッとしたけど嫌じゃなかったし…)
歩夢「果林ちゃんはセクシーで…エマちゃんは癒しオーラがあって…みんなそれぞれいいなあ」
歩夢「私にいいところあるのかな…」
かすみ(…)
かすみ(歩夢せんぱいのいいところ)ウルウル 203 名無しで叶える物語(えびふりゃー) sage 2019/06/13(木) 18:19:27.43 ID:dM5S7QSI
かすみ「歩夢せんぱい…」
歩夢「えっ!」ビクッ
かすみ「みんなの良いところ知ってるじゃないですかあ…!」ウルッ
かすみ(…こんないい人を)
歩夢「い、いつからいたの?かすみちゃん」
かすみ「かすみんです!かすみちゃんじゃなくて良いです」
かすみ「特別に…今日だけはかすみんって呼んでください!」
歩夢(全部聴かれてたんだ…)
歩夢(気を使って…じゃない、かすみちゃんは本心から…)
歩夢「かすみん…」
かすみ「はい♪」
歩夢「ありがとう…」ポロポロ
かすみ「歩夢せんぱいは泣き虫ですねえ…アイドルは笑顔です!かすみんを見習ってください♪」
かすみ(イタズラは歩夢せんぱいにはやめよう)
かすみ(みんなともっと仲良くなれますよ、歩夢せんぱいなら)
かすみ「歩夢せんぱいと仲良くなれたみたいで嬉しいです♪」
歩夢「うん、これからもよろしくね、かすみん!」
かすみ(こんなつもりじゃなかったけど…なんかいいかも♪) 210 名無しで叶える物語(えびふりゃー) sage 2019/06/13(木) 19:22:34.49 ID:dM5S7QSI
せつ菜「イタズラにも限度があります!」
せつ菜「私の楽しみにしてた飲み物を振るなんて…炭酸ってわかってますよね!」
かすみ「ごめんなさい、こんなことになるなんて…」マッサオ
彼方「…すぴー」
せつ菜「衣装のここ、直すの大変なんですから…どれだけ時間をかけたかと」イラ
かすみ「」
彼方「…zzz」
せつ菜「イタズラは今後一切やめて下さい、暫くは口も聴きたくないです!」
彼方(…)
彼方「ごめん、黙ってたけど…それ倒しちゃったの彼方ちゃん…」
彼方「ウトウトしながら手で机から払っちゃって…ごめんね〜」メヲコスリ
彼方「次から絶対気を付けるからこの通りだよー」ペコリ
せつ菜「えっ、あ、その…そうだったのですか」
せつ菜「それなら…失敗はありますから」
せつ菜「…かすみさんごめんなさい」ペコリ
かすみ「…あっ、いや…いつもイタズラしてる私も悪いからごめんなさい」
せつ菜「すぐ人を疑ってはいけませんね、反省して頑張って衣装、直してきます!」バタンタタタッ 211 名無しで叶える物語(えびふりゃー) sage 2019/06/13(木) 19:22:59.40 ID:dM5S7QSI
かすみ「あの…彼方さん」
彼方「んー?眠いよ〜」ウトウト
かすみ「なんで庇って…」
彼方「うるさいんだもん…彼方ちゃんの睡眠は何人たりとも邪魔できないのだ」
彼方「まあ、イタズラも程ほどにね」グーグー
かすみ(…)
かすみ(迷惑…かけるもんね、私一番になりたいだけを考えてたのに)
かすみ(守って…くれるなんて)グス
彼方「あっ、そうだ」
彼方「お詫びに膝枕してよ、枕ソムリエの彼方ちゃんを満足させられるかな」ウトウト
かすみ「彼方さん…」ダキッ
彼方「違うよー膝…いや、抱き枕でもいいか〜」
ーーー
果林「あら、どんな状況かしら…微笑ましいけど」
果林「二人とも気持ち良さそうに寝ちゃって」写メパチリ
果林「お姉さんも混ぜてもらおうかしら♪」 217 名無しで叶える物語(えびふりゃー) sage 2019/06/13(木) 21:06:53.33 ID:dM5S7QSI
かすみ(りな子ってよくわからない)ウムム
璃菜「璃菜ちゃんボード!」にっこりん
かすみ(感情表現…そんなに下手なのかな)
璃菜「かすみちゃん、また何か企んでる顔してる」ヒョコ
かすみ(…気になり出すと)
璃菜「わっ!!!」
かすみ「」ビクッ
かすみ「急にびっくりするでしょーが!」
璃菜「いつかのイタズラのお返し」
璃菜「璃菜ちゃんボード!」ぶいっ
璃菜「でもどうしたの?考え事してるの珍しい」ヒョコ
かすみ「…りな子、ボード取ってみて」
璃菜「」ビクッ
璃菜「どうして…?」
かすみ「感情こんなにコロコロ変わるのに…今はきっと笑顔もできてる」
璃菜「無理!璃菜ちゃんボード!」ばってん
かすみ「…そう」
璃菜「なんか今日のかすみちゃん、変」
璃菜(本当に変…なんでそんなに気になるの?…気にしてくれて嬉しいけど…)
かすみ「まあかすみんの魅力に勝てないから〜躊躇うのも仕方ないかも〜」フンス
璃菜「むー…私も負けないくらい可愛いもん!」ムッ
かすみ「かすみんは最強だから♪」ニヤリ
璃菜「いつか…ボード取るから」
璃菜「そのときは私が最強だもん!」ムッ
璃菜(そっか…これもかすみちゃんなりのイタズラ…なのかな)
かすみ(いつか…素顔のりな子と踊るときがくるから)
璃菜(いつか…優しさに答えられるようになるから)
ーー今はまだこんな関係で…いいかな 228 名無しで叶える物語(中国地方) sage 2019/06/13(木) 22:41:42.46 ID:1zgBsgh7
かすみ「〜♪」
しずく(かすみさん?…なんで…?)
しずく(なんであんなに楽しそうなの?)ギリッ…!
しずく(あれだけ追い詰めて!孤立させてっ!!依存するよう仕向けたのに!!!)ギリギリ…
しずく(…)
しずく(…はぁ…)
しずく(そうだよね…かすみさんは強いもんね…もっと私が頑張らないと…)
しずく(もっともっともっともっともっともっと…世界中で私以外に味方がいなくなるまで追い詰めて、かすみさんの心の中をぐちゃぐちゃにして、強いかすみさんが二度と立ち上がれなくなるくらい、頭の中私のことだけ、私だけ…ふふっ♪)
しずく(…まずはかすみさんに寄り付く蛆虫を追っ払わないと…)ガチャ
璃菜「うーん…この表情で…」カキカキ…
しずく(まっててね…かすみさん…) 257 名無しで叶える物語(きびだんご) 2019/06/15(土) 21:45:35.01 ID:PhTBHKoC
かすみ「うっ…うぅ…!」グスグス
彼方「あれ? かすみちゃん?」
かすみ「っ!? な、なっなんですか急に!」ゴシゴシ
彼方「急って訳でもないんだけど… なにかあったの?」
かすみ「何もっ、ひっく、ありません! あったとしても彼方先輩にはカンケーありませんよ!」
彼方「……」
かすみ「…ぁ! ちがう、ちがうわたしのこういうところがみんな… ごめ、ごめんなさい…」
彼方(…おぉう)ゾクッ
かすみ「むし、無視は嫌です…ごめんなさい、ごめんなさいっ」
彼方(ちっちゃいのにプライド高いかすみちゃんがこんなになってると、確かにそそられる…クるものがある…)
彼方「でも彼方ちゃん、今のはさすがに傷ついちゃったなぁ せっかく心配してあげたのに関係ない!って言われちゃったらなぁ」
かすみ「ウソ、ウソです! 関係あるんですっごめんなさい、ちがくって、いや、もうイヤなんですよぉぉ…」ボロボロ
彼方「うーん…許してほしいなら、罰を受けなきゃだね」
かすみ「──ひ あ、嘘 やだ、かすみもうひとりぼっちは…!」
彼方(…でも)
彼方「罰として、彼方ちゃんにぜーんぶ相談しなさい 相談じゃなくてもいいから、なにもかも、思い浮かんだこと、教えて?」
かすみ「…え あ、」
彼方「だいじょーぶ 彼方ちゃんだけはいつまでも…かすみちゃんの、味方だよ?」ギュウ
かすみ「あ ぁ ああっ…!」ガシッ 258 名無しで叶える物語(きびだんご) 2019/06/15(土) 22:04:51.02 ID:PhTBHKoC
─────
───
─
彼方「そっか… イタズラが運悪くおおごとになっちゃって、みんなに嫌われた、と…」ポンポン
かすみ「ぐすっ…うぅ…」
彼方「まずはちゃんと謝りに行こうよ かすみちゃんは、すぐにごめんなさい、ができないところがよくないと思うよ?」
かすみ「で、でもまた…!」
彼方「大丈夫 失敗しても、彼方ちゃんはずうっとそばにいてあげるから、ほら、元気と勇気出して みんなもきっと仲直りしたいはずだって」
かすみ「彼方せんぱい… …かすみ、みんなからまた話しかけてもらえるでしょうか…?」ギュウ
彼方「…うん、きっと かすみちゃんがそう望むなら」
かすみ「はい… はいっ!」
彼方「うん、その意気だよ〜」
かすみ「じゃあまずは歩夢先輩から…」ブツブツ
彼方「……」クス
彼方(そうだよかすみちゃん、その意気で──)
彼方(──その意気で、何度でもみんなにいじめられておいで)
彼方(その度に慰めてあげるよ、助けてあげるよ)
彼方(彼方ちゃんがどろどろに甘やかしてあげちゃうよ)
彼方(挫折して、依存して、ダメダメになったそのあとで、最後の最後の最後の最後に… 彼方ちゃんが粉々に壊して、愛してあげるから それまでは──)
彼方「いい夢、見ててね…♥」ニタァ...
かすみ「…!?」ゾッ
彼方「…うん? ほら、日が暮れちゃうよ?」 282 名無しで叶える物語(きびだんご) 2019/06/17(月) 16:38:13.85 ID:cCS7m10g
かすみ(今日のライブで、なんとなんとりな子がようやくボードをとりました!)
かすみ(ライブ中にボードが電池切れになって、引くに引けなくなって素顔をだす 当然みんなもびっくりしたけど大盛り上がり!)
かすみ(にひひ…実はこれもかすみんの作戦だったんです! 電池を交換しておいたのよ!)
かすみ「まぁ、これでりな子もボード卒業するいい機会になったかな お疲れっていってこよー」ルンルン
ガチャ
かすみ「おーいりな…子……?」
璃奈「……」
かすみ「な、なんか暗いんだけど… 今日はお疲れ! かすみんの次ぐらいには盛り上がってたんじゃない?」
璃奈「かすみちゃん」ズイ
かすみ「ぅわ! な、なによ急に…」
璃奈「かすみちゃんがやったの? 璃奈ちゃんボードに細工」
かすみ「…な、なんのこと? さいく〜?」
璃奈「…とぼけてるの? 故障だと思って点検してたら、こんなものが出てきたよ」ス
かすみ「な、うそっ…!? そ、それ…!」
かすみ(かすみのネイル…!?)
璃奈「…これを突きつける前に、謝ってくれると思ってた」ジワ 283 名無しで叶える物語(きびだんご) 2019/06/17(月) 16:39:37.58 ID:cCS7m10g
かすみ「あ、ま、待ってよりな子! ごめ」
璃奈「もういい、もういいの アイドルに本気なかすみちゃんからしたら、こんなものつけてる私は気に入らないよね」
かすみ「ちがっ…!」
璃奈「私も、受け入れられないかもって覚悟はしてた …でもまさか、こんな形で裏切られるとは思ってなかった」
かすみ「聞いてりな子! かすみそんなつもりじゃ──「もういいって、言ってる」
璃奈「…どんなつもりでも、これは、私がみんなに気持ちを伝える手段 かすみちゃ…ううん、あなたはそれを、奪った」
かすみ「ぁ…!」
かすみ(…名前、わざわざ言い直して…!)
璃奈「ねぇ、楽しかった? アクシデントで取り乱す私を見て」
璃奈「『いつか素顔を見せる日がきたら そのときは笑顔でいたい』 …一緒に考えてくれた詩を踏みにじってまで、私の顔を曝させて」
璃奈「…あなたはどうか知らないけど、私は友だちだと思ってたよ」
かすみ(…言葉が出てこないかすみをよそに、涙を流しながらも淡々と告げたりな子は、電池が切れたボードを着けた)
璃奈「あなたに、あなたなんかに …伝えたい気持ちなんて、もうないから」
璃奈「璃奈ちゃんボード『■』 …さよなら」
かすみ(…重い4文字を吐いて離れて行くりな子 もうそのボードの下を見ることは、きっと叶わなくて)
かすみ「う、うぅ…!」ズルズル
かすみ(顔を隠した、異色のスクールアイドルが消えたこの日)
かすみ(たいせつなともだちを、ひとり、なくした) 324 名無しで叶える物語(関西地方) 2019/06/23(日) 21:45:57.38 ID:UciWyPQj
ユニット名が半ば冗談で提案したかすみんズにまさかの決定
そんなつもりじゃ……とビビるかすみんだが後の祭り
ユニットを私物化していると非難され炎上、バッシングを受けて憔悴する
かすみ「なんでかすみんズを候補に残すの止めてくれなかったんですか……?」
「その名前を出したのはかすみちゃんでしょ?私たちに責任を押し付けるの?」
涙目でかなエマりなに訴えるも、逆に責め立てられて号泣
直後、優しく抱きしめられ慰められる
かすみんはまた涙を流す
「大丈夫、同じユニットの仲間だもん、私たちが側にいてあげる」
「かすみんズに決まっちゃったけど、心ない人にどんなに責められても私たちは味方でいてあげるよ……」
計画通り、と微笑むかなエマりなだった
みたいなのどうでしょう 411 名無しで叶える物語(SIM) sage 2019/07/24(水) 16:44:55.50 ID:TR1QVBXY
かすみんが物を隠す
それが本当に紛失する
みんなから批判されるかすみん
泣きながら物を探すかすみんが見たい 413 名無しで叶える物語(もんじゃ) sage 2019/07/24(水) 22:50:16.28 ID:VbGR2gNm
かすみ「…嘘…そんな、確かこのあたりに…」ゴソゴソ
かすみ「…ない……ない、ない、ないっ…!」ガサガサ
かすみ「なんで…なんで!? どうしてないの!?」バサッ
かすみ「どうしよう…私…わたし…」ジワッ
かすみ「…あ、っああ…やだ…やだよぉ…」ポロポロ
かすみ「なんで…わたし…ちが…やだ、やだぁ…」グスグス
かすみ「ごめんなさい…ごめんなさいぃぃ…」ボロボロ
璃奈「………」
しずく「………」
璃奈「……そろそろ許してあげても…」コソコソ
しずく「もう少し…もう少しだけ…♡」ハァハァゾクゾク ルビィ「あ、ルビィかすみさんがいるなら不参加で」
一同「えっ‥‥」ヒエッヒエ
ルビィ「みんな正直になりなよ。嫌じゃん(笑)」 423 名無しで叶える物語(もんじゃ) sage 2019/07/25(木) 21:00:57.93 ID:z7qXkN+t
しずく「──かすみさん」
かすみ「」ビクッ
かすみ「………しず子…りな子……」
かすみ「……あ、ああ…ああぁ……」ジワッ
かすみ「……どうしよう……わ、たし…たいへん、な…こと…して…」ポロポロ
かすみ「ごめ…なさい……ごめん…なさいっ……!」ボロボロ
璃奈「泣かないで、かすみちゃん」
しずく「もう大丈夫。…見付かったよ、ちゃんと」
かすみ「………え?」
しずく「璃奈さんが、見付けてくれたの」
璃奈「うん。ほら、ちゃんとここに」スッ
かすみ「……う、そ」
璃奈「部室の、棚の後ろに落っこちてたの」
璃奈「たぶん棚の上に置いてあったのが、何かのはずみで後ろに落ちちゃった、のかも」
しずく「──かすみさん、手が真っ黒。…擦り傷まで」ソッ
しずく「…こんなになるまで、必死に探してくれたんだね。私たちのために」
しずく「ありがとう、かすみさん──本当に」
かすみ「……しず、子」 424 名無しで叶える物語(もんじゃ) sage 2019/07/25(木) 21:01:29.24 ID:z7qXkN+t
かすみ(ここに隠したはずのモノが、どうして部室なんかに落ちているのかとか、いろんな疑問が頭に浮かんだけれど)
かすみ(私のせいで失くしたと思っていたものが無事に見付かった安堵感と、私の企みなんて露ほども知らない2人の純粋な優しさに、それは全部かき消されてしまって)
かすみ(その優しさが、とても温かくて、くすぐったくて、どうしようもなく、苦しくて)
かすみ(ぐちゃぐちゃにかき混ぜられて、飲み下せなくなった感情を、全部ぶちまけるように、私は)
ギュッ
しずく「──かすみさん?」
かすみ「………っう、…っく……」
かすみ(目の前のしず子に抱きついて、声を押し殺して泣いた)
しずく「……うん。──大丈夫だよ、もう大丈夫」
しずく「〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡」ゾクゾクゾク
璃奈「…………♡」ゾクゾク 437 名無しで叶える物語(もんじゃ) sage 2019/07/30(火) 22:21:56.69 ID:z5V5HOI7
ガチャ
かすみ「おはよーございま──…ん?」
エマ「あ、かすみちゃん! おはよう♪」
かすみ「なんだか賑やかですね。どうしたんです?」
エマ「ふふっ♪ ハイこれ、かすみちゃんにも」
かすみ「これは…栞? あ、もしかして押し花ですか?」
エマ「Si, giusto! さすがかすみちゃん!」 438 名無しで叶える物語(もんじゃ) sage 2019/07/30(火) 22:22:57.53 ID:z5V5HOI7
エマ「何ヶ月か前に、ガーデニングを始めたって話をしたと思うんだけどね」
かすみ「はい。体育館裏の、使われてない花壇を借りてるってお話でしたよね」
エマ「そうそう!」
エマ「それでね。せっかくだから、故郷のみんなにも見てもらいたいなって」
エマ「写真もいいけど、もっと想いが込もったものを送ってあげたいって──そう思ってね」
かすみ「なるほど、それで押し花、と。…でもいいんですか? 家族のみなさんにあげるものを、私たちが貰っちゃって」
エマ「あ〜…うん、そのー、ね」
エマ「…つい、作りすぎちゃって……」
かすみ「……もしかして、その紙袋の中身って全部…」
エマ「…あ、あははは///」 439 名無しで叶える物語(もんじゃ) sage 2019/07/30(火) 22:23:31.96 ID:z5V5HOI7
エマ「…でっ、でも種類もいっぱいあるから!///」
エマ「みんなのイメージに合うかな、っていう花を選んだんだよ?」
かすみ「そうなんですか?」
かすみ「しず子とりな子はどんなの貰ったの?」
璃奈「私のは、白いプリムラの花。私のイメージカラーに合わせてくれたんだって。カワイイ…」ホッコリ
しずく「私のは、ゼラニウムの花びら。4月3日の誕生花なんだって。知らなかったなあ」
かすみ「へぇー…意外とちゃんと考えてるんですね」
エマ「あれ? なんか私ディスられてる?」
かすみ「冗談ですよぉ冗談♪」 440 名無しで叶える物語(もんじゃ) sage 2019/07/30(火) 22:24:43.32 ID:z5V5HOI7
かすみ「で、私のも花びらですけど…」
かすみ「この…薄い紫? スミレ色? っていうんですか? これってどちらかといえば、彼方先輩のイメージカラーだと思いますし」
かすみ「という事は、誕生花…ですかね?」
エマ「1月23日の誕生花はスノウフレークだから、残念だけどそれも違うかな」
かすみ「じゃあ、どうしてこの花を…?」
エマ「んー…なんとなく?」
かすみ「ぞんざい!?」ガビン
エマ「冗談冗談♪」
エマ「…でも、フィーリングで選んだっていうのは、半分くらい本当かも。この色、なんだかかすみちゃんに似合うなあ、って」 441 名無しで叶える物語(もんじゃ) sage 2019/07/30(火) 22:25:48.74 ID:z5V5HOI7
エマ「──知ってる? 紫色には、“二面性”って意味もあるんだって。もしかしたら、そこがかすみちゃんらしいなって思えたのかも」
かすみ「な、何ですか二面性って〜? かすみんには表も裏もありませんよ〜?」
エマ「んー、たとえば…」
エマ「『周りはみんなライバルです!』なんて言っておきながら、けっこう仲間意識が強くて、実は一番みんなを気にかけてくれてるところとか」
かすみ「んな!?///」
エマ「『勝負の世界は非情なんです!』なんて言っておきながら、実は人一倍情に厚いところとか」
エマ「負けず嫌いだけど寂しがり屋なところとか」
エマ「あとは──」
かすみ「もういいです! もうカンベンしてください!///」
愛「かすみんカワイイ〜」ニヤニヤ
彼方「カワイイ〜」ニマニマ
かすみ「うるさいですよそこ!///」 442 名無しで叶える物語(もんじゃ) sage 2019/07/30(火) 22:26:40.83 ID:z5V5HOI7
かすみ「そ、そういえば聞き忘れてましたけど!///」
かすみ「これ、なんて花なんですか?」
エマ「……ふふ♪ これはね──」
エマ「リンドウの花、だよ♪」 449 名無しで叶える物語(もんじゃ) sage 2019/07/31(水) 22:18:25.71 ID:Ol08oWW3
璃奈「……かすみちゃん…?」
かすみ「──りな、子」
璃奈「……これは…」
かすみ「…りな子……りな子ぉ…どうしよぉ…」ボロボロ
かすみ「わた、し…またっ、取り返し…つかない……事ぉっ…!」グスグス
かすみ「やだ…やだよぉ…りな子ぉ…!」ボロボロ
璃奈「……大丈夫。落ち着いて」ギュッ
かすみ「……りな子…?」
璃奈「…大丈夫だよ。まだ間に合う。一緒に探そう?」
璃奈「一緒に探して…それで、謝ろう。一緒に」
かすみ「りな子──うん…うんっ…!」ボロボロ 450 名無しで叶える物語(もんじゃ) sage 2019/07/31(水) 22:19:27.00 ID:Ol08oWW3
璃奈「………」
璃奈(……こういうとき、ボードがあって良かったと、つくづく思う)
璃奈(感情を、素直に顔に出すのさえ苦手なのに)
璃奈(ましてや表情を作ることなんて、上手くできる訳がない)
璃奈(…だから、今の私は)
璃奈(──口元が緩むのを、どうしても抑えられないんだぁ♡)ニタァ 451 名無しで叶える物語(もんじゃ) sage 2019/07/31(水) 22:20:00.57 ID:Ol08oWW3
かすみ「りな子…ありがとぉ…りな子ぉ……」
璃奈「………」
璃奈(──こっちこそ、ありがとう。かすみちゃん)
璃奈(かすみちゃんのおかげで、私──)
璃奈(上手く、笑えるようになったよ♡)ニコッ 495 名無しで叶える物語(もんじゃ) sage 2019/08/21(水) 21:24:19.10 ID:oOkNuaDZ
しずく「桜坂しずくです! 本日はお集まりいただき、ありがとうございますっ!」ペコッ
\ワアアアアア!/
璃奈「天王寺、璃奈…です。…うう、やっぱりまだ、ちょっと緊張……えっと、頑張って歌うので、応援…よろしく…」
\ウオオオオオ!/
かすみ「そしてそして〜? 満を持して登場っ! みんなのアイドル、かすみんだよー!」
\…………/
かすみ「……あ、あれ? …み、みんなノリが悪いぞー? ほら、せーのっ! かっすみーん!」
\…………/
かすみ「……か、かっすみーん…」
\…………/
かすみ「…………か、かす…み…ん…」ジワッ
かすみ「……っう……ひっく……」グスグス
かすみ「…み、んなっ…あり…が、とう……っく…」ボロボロ
かすみ「…が、がん…ばって、歌う…からっ…みん、な…っみて、っう、ひっく、みてて、ねっ…?」ボロボロ
しずく「………♡♡♡」ゾクゾク
璃奈「………♡♡♡」ゾクゾク
観客「………♡♡♡」ゾクゾク 取り敢えずこんなもんです
すいません全部は拾いきれませんでした
私自身スレ立った初日からずっと楽しみにしてきたのでずっと続けば良いと思ってます。 あなたちゃんのキャラと絵も追加されたし最後の砦としてきちんと崩されて欲しい >>44
お前それ人が書いたもの勝手に改変して使ってない? かすみ「歩夢先輩の酸素スプレーだけヘリウムガスに変えちゃいました♪」マラソン歩夢「はぁ、はぁ、酸素〜」あなた「はい!」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1581590618/ 2スレ目が立ってたか、いちおつ
まさか完走するとは ワンゲル部けしかけてガチ演技しずくまに山中で襲ってもらってそれを助ける感じで吊り橋効果的に友好度あげる作戦たてたかすみがしずくと勘違いしたガチ熊にワンゲル部が襲われるのをただ見ることしか出来ないかすみ書くからちょっとまってて 〜 ある日の朝 〜
せつ菜「……また、そうやって言い訳ですか」
かすみ「ち、ちが…かすみんそんなつもりじゃ…!」
せつ菜「悪い事をしたらまず謝る。…親御さんに、教えてもらわなかったんですか?」
かすみ「だから違うんですってば! かすみんは…私は、ただ…!」
せつ菜「──はぁ。…もういいです」
かすみ「え…」
せつ菜「かすみさんは何だかんだで誠実な人だと思っていたんですが…私の思い違いだったみたいですね。──残念です、本当に」
かすみ「ま…待って! 待ってください! 謝ります! 謝りますからあ!」
〜 放課後 〜
エマ「うんうん、大丈夫だよ。私はかすみちゃんのこと、ちゃーんと分かってるからね♪」ナデナデ
エマ「せつ菜ちゃんは思い込むと周りが見えなくなっちゃうから…もう少し時間が経って冷静になれば、きっとかすみちゃんの話も聞いてくれるようになるよ」
エマ「だから、ね? それまでは、いーっぱい甘えていいからね♡」ナデナデ
かすみ「エ、エマせんぱぁい…!」ギュウ 〜 翌週の朝 〜
璃奈「──なんで、こんな事したの」
かすみ「違う! 違うの!…かすみん、そんなつもりじゃ…!」
璃奈「ただのイタズラで、ここまでしないよね? …私、何か嫌われるような事したかな? それとも──最初から、嫌われてたのかな?」
かすみ「なっ…! そんなわけ──聞いてりな子! 私は…!」
璃奈「ごめんねかすみちゃん、今まで気付けなくて。…私、もうかすみちゃんには、関わらないようにするから」
かすみ「やだ! やだよりな子! お願い、話を聞いてぇ!」
璃奈「──さよなら、かすみちゃん」
〜 その日の放課後 〜
彼方「ほら、泣かない泣かない。大丈夫だよ〜。彼方ちゃんはいつだって、かすみちゃんの味方だからね〜」ナデナデ
彼方「悪い偶然って、起こる時は起こっちゃうものだからね〜。ちゃんと説明して謝れば、璃奈ちゃんだってきっと納得してくれるよ」
彼方「だから今は、ぐっすり眠ろう? ──はい、彼方ちゃんの膝枕、トクベツに貸しちゃうよ〜?」ポンポン
かすみ「彼方せんぱぁい…!」ギュッ 〜 さらに翌週の朝 〜
せつ菜「おはよーございまーす!」ガラッ
愛「お、せっつーおはよー!」
歩夢「おはよう♪」
せつ菜「今週の“雲”担当は誰ですか?」
愛「はいはーい、アタシだよー」フリフリ
璃奈「曇らせる方法、考えてあるの?」
愛「もちろん! 今回は自信作だよー?」
愛「先週のりなりーがなかなか演技派だったからね〜、こりゃ愛さんも負けてられないなーって、すごくヤル気出ちゃってさ!」
璃奈「…そ、そう? ちょっと照れる///」
せつ菜「“晴れ”担当の人は?」
しずく「私です!」ビシッ
エマ「ふふっ、しずくちゃんも張り切ってるね♪」
しずく「はい! “晴れ”役って久々なので!」
彼方「かすみちゃんにバレないようにランダムに回してるからね〜。どうしても偏りは出ちゃうよね」
果林「私も最近は“晴れ”ばっかりよ。甘えられるのも悪くないけど、たまには思いっきり曇らせてみたいわ」
愛「…さて、そろそろ出番かな? 思いっきり曇らせてくるから期待しててよ、しずく!」
しずく「はい! 行ってらっしゃい!」
栞子「潰そう(決心)」 >>78
シフト表読み間違えて雲雲でとんでもないことに
晴れ晴れでなんかシナリオおかしいなっていうコメディ路線もあり >>84
かすみ「果林先輩……私っ…わたしぃ…!」グスグス
果林「ふふ、ほら泣かない泣かない。泣いてる顔もカワイイけれど、かすみちゃんはやっぱり笑顔でいなくちゃ。そうでしょ?」ナデナデ
かすみ「うぅ…果林せんぱぁい…」グスグス
ガラッ
しずく「かすみさ──…え!?」
果林「え?」
かすみ「…しず子…?」 果林「…………」ポクポクポクポク
果林「!!!」チーン
しずく(あからさまに『いっけない! 私の当番来週だったわ!』って顔しないでください! かすみさんにバレたらどうするんですか!)
かすみ「しず子…どうしてここが…?」
かすみ「…そういえば果林先輩も、私が来たときにはもうここに居ましたよね…」
かすみ「…ここは資料室とは名ばかりの物置で、階段下の死角にあるせいで入ってくる人は誰もいません。だから私も、1人になりたいときはここに来るんです──できるだけ、人目を避けて」
かすみ「……なのに…2人とも、どうして…」
果林「…! ………!!!」
しずく(オロオロしないでください! お願いですから! バレますから!)
しずく「…………」
しずく(……はぁ。…仕方ない、か) しずく「……ごめんなさい、かすみさん」
しずく「私が──果林先輩に、お願いしたの。この部屋で、かすみさんを待っていてほしい、って」
果林「!!?」
しずく(表情ォ! ちょっとは抑えてください!)
かすみ「…どう、して」
しずく「…実は、もう知ってるんだ。かすみさんが、エマ先輩を怒らせちゃった、ってこと」
かすみ「…!」 しずく「…それで、休み時間になってもかすみさん、私の教室に遊びに来ないから、やっぱり少し心配になって。様子を見に行こうと教室を出たら──俯きながら廊下を歩く、かすみさんの姿を見かけて」
しずく「…悪いとは思いつつ、あとをつけていったら…かすみさんが、この資料室に入っていくのが見えて」
しずく「こんな所に部屋があったなんて、私も初めて知ったから。単純に興味を引かれたのもあって、扉に近付いたら──中から、かすみさんの…すすり泣く声が聞こえて」
かすみ「………」
しずく「……そのときの私には、かすみさんに掛けてあげられる言葉も、かすみさんを慰める方法も、何も思い付かなくて。それでも──それでも何とかして、かすみさんの力になりたかった」
しずく「エマ先輩のことなら、きっと果林先輩が一番よく知ってると思ったから。だから私は──申し訳ないと思ったけど──果林先輩に全部説明して、それからお願いしたの」
しずく「どうか、かすみさんを助けてあげてください、って」
かすみ「……しず子…」 しずく「…結局、やっぱり心配になって、つい見に来ちゃったけど」エヘヘ
しずく「──でも。その様子だと、もう大丈夫みたいだね」
しずく「…果林先輩。ありがとうございます、本当に。もう少しだけ、かすみさんのこと、よろしくお願いしますね」
果林「……ええ。任せてちょうだい」ニコッ
しずく「それでは、私はこれで──」ガララ...
かすみ「しず子っ!」
しずく「!」ピタッ かすみ「………ありがとう」
しずく「…私は、何も」
かすみ「そんな事ない。私は──かすみんは、しず子のおかげで立ち直れたんだよ。だから、感謝してる。すごく」
しずく「…そう言ってくれると、私も嬉しいな」ニコッ
果林「………」
しずく(『流石ね…大女優のアドリブ力、見せてもらったわ』って顔やめてください。すっごいイラッとします) おしまい
果林ちゃんはこの後めっちゃ説教されました 最近ヌルいイチャイチャしずかすばっかりで物足りない すまん、しずくま(本物の熊)に襲わせるやつどう頑張っても栞子が可哀想な目にあってしまう >>122
それはそれで見たい
しおりんも曇りの素質があると思うんだ >>122
スレ的には違うんだろうけどちょっと見てみたい すれ違い様に小さく舌打ち
話してる最中に机を叩く(蚊を見つけたなどの理由で)
カラオケでかすみの番の時にトイレに行く
ため息混じりの相槌
目をギリギリ合わせない
顔が近づいたら少し離れる
ボディタッチの後こっそり軽くはらう
一緒にトイレに行って先に帰る
既読無視を1度挟んで会話する あくまで直接的な攻撃はせず相手のモーションに合わせた行動によって執り行われてて欲しい >>162
よくわかる
勝手に疑い始めてなんて事無いモーションにも怯えるようになるとなお良い そうですよ
あくまで精神的に追い詰めるのがいいんです
泣き喚く姿よりも静かに涙を零す姿がかすみさんには似合うんですよ 自分の冒した誤ちによって予想を超えた失態を招くなど。それこそスレタイのような反応が理想であり、あくまで悪いのは自分だと責任を感じることが肝要。
今日はちょっとやりすぎちゃった。という軽い後悔が、今までの自分の粗相によって小さく小さく、それでいてに積み重なった相手からの憎悪によって何倍にも何倍にも膨れ上がるさまを見た時のかすみの顔が見たいんだ。
こんなはずでは、という言い訳にも似た逃げの感情と、またつまらないイタズラでしか相手の興味を惹けなかったという自己嫌悪、相手に嫌われたくない悲しみがおりまざる (途中で書き込んじゃった)
織り交ざる顔が見たいんだ。
風が吹けば桶屋が儲かる、璃奈が転べばかすみが泣く
世界はそうやってかすみを曇らせているんだ あなたちゃんを守るためにあなたちゃんの記憶を失う選択をして最終決戦に臨む魔法少女かすみんください >>188
>>185だけど、かすみんスレから拾ってきたヤツなので詳細は分からん。すまない。 根は優しいかすみんがちょっとやりすぎちゃってマッサオになって曇るのがそそられる 良かれと思ってやったことが全部裏目に出て日頃の行いと相まって結構本気で嫌われる胸糞曇らせはいかが かすみんいい子だからなかなかかすみんだけを曇らせるの難しいなー 某スレに曇らせ妄想が捗るレスがあった
24 名前:名無しで叶える物語(光) [sage] :2020/05/24(日) 22:44:16.68 ID:PeN8hyg4
家族の前では笑顔を見せたことのないせつ菜
表情を奪った贖罪のためにりなりーに良くする愛さん
本当は自分の容姿に自信が無くて鏡を見たことのないかすみん
テストが赤点続きで実は1年時に進級していなかった果林先輩
こういうダークなニジガクが見たいんや しずりながかすみん宅に遊びに行くと鏡が全部割られていて…
…これじゃホラーだな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています