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A・ZU・NAランド開演
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0001名無しで叶える物語(こんにゃく)
垢版 |
2020/02/13(木) 00:39:40.93ID:Ab4RL/ND
遥か昔の、遠い異国の、夢だった。
その国は深い渓谷の底にあった。
南北は高い山脈に挟まれており、東西には清らかな川が流れていた。
川の上流には土堤が盛られている。流れを堰き止めて溜め池を作っていた。
透明度の高い美しい池だった。
国の中央......小川のほとりには古城がただずんでいた。
主を失ったその城は、すでに荒れ果てた廃墟と化している。
ボロボロに裂けた真紅の暗幕が、窓の至るところからはみ出していた。
春先の風に吹かれて、暗幕は寂しげに揺らめいていた。
0002名無しで叶える物語(こんにゃく)
垢版 |
2020/02/13(木) 00:39:58.31ID:Ab4RL/ND
ふいに、赤黒い影がその異国を覆った。
影の正体は、ぬるぬるとした巨大なモノノケであった。
モノノケは天から舞い降りてきて、峡谷の底に向かって滑り落ちていった。
麓へと達したその化け物は、古城の門を巧みにこじ開け、城の中へと潜り込んだ。
モノノケは傍若無人に振る舞い、真紅の暗幕をもてあそんでいた。
0003名無しで叶える物語(こんにゃく)
垢版 |
2020/02/13(木) 00:40:10.23ID:Ab4RL/ND
その刹那、春雷が窓辺を襲った。
それでもモノノケはひるまない。
暗幕を撫でる。なぞる。根元からそれを切り裂いて、幕の上を這いずりまわった。
そして、モノノケは呪文を唱えた。
すると、溜め池の土堤が決壊し、大量の水が怒涛のごとく押し寄せてきた。
大洪水の襲来である。
たちまち国中が水浸しになってしまった。
自責の念に駆られたのだろうか、モノノケは城の中にきれいな宝玉を残して去っていった。
宝玉は、ほのかな酸味を帯びた甘い匂いを放っていた。
0006名無しで叶える物語(もんじゃ)
垢版 |
2020/02/13(木) 00:45:14.46ID:S6+A95nc
エッチだねえ
0007名無しで叶える物語(光)
垢版 |
2020/02/13(木) 00:46:24.05ID:/1lrXdWW
果林ちゃんが迷子センターとアトラクション行き来してるって書こうと思ったらなんかそういう空気じゃなかった
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