かすみ「えぇ〜!?先輩私のパンツ見たいんですかぁ!!?」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
かすみ「なななな……なんでそんなこと!!」
あなた「駄目かな……」
かすみ「駄目っていうか、パンツ見たいなんて変態じゃないですか。どうしちゃったんですか先輩!」
あなた「実はかすみちゃんを一目みた時から思ってたんだ!かすみちゃんのパンツはどんなのなんだろうって!」
あなた「えぇ、あの時からですか……。私のドキドキを返して下さいよ」 >>1訂正
あなた「実はかすみちゃんを一目みた時から思ってたんだ!かすみちゃんのパンツはどんなのなんだろうって!」
かすみ「えぇ、あの時からですか……。私のドキドキを返して下さいよ」 ガララ
�イ「ごめーん。遅れちゃった」
かすみ「あ、�イ先輩!聞いて下さいよ!!」
�イ「どうしたの?かすみちゃん」
かすみ「せ、先輩がですね……パ、パ、パ……」
�イ「パ…………パン?」 かすみ(はっ、待ってください!先輩がそんなこと言う訳ありません!)
かすみ(きっとかすみんが聞き間違えちゃったんです!もう、かすみんったらお茶目さん!)
かすみ「いえ、何でもありません!!」
あなた「かすみちゃん、パンツ見せて」
かすみ(聞き間違えじゃなかった!!!) 步夢「えっ……あ、あなた……パンツって///」
かすみ「ほら、步夢先輩も引いてるじゃないですか!!幾ら女の子同士だからってドン引きですよ!!」
步夢「もう、私のならいいけど他の子だと引いちゃうよっていつも言ってるじゃない……」
かすみ「え?え?步夢先輩?いつも?」 步夢「もう、私のじゃ満足できないの?」
あなた「いや、そういう訳じゃ無いんだけど……」
かすみ「あ……あ……」
步夢「ごめんねかすみちゃん。この子こう見えてかなりの変態さんだからやっぱりかすみちゃんは──」ニコニコ
かすみ「かっ、かすみんだってパンツ見せられますけど!!!」
步夢「…………え?」 かすみ「ちゃんといつパンツが見えちゃってもいいように常に可愛い下着着てますから///」
かすみ「どうせいつか誰かに見られるなら初めては先輩がいいです!!」
かすみ「さぁ、どうぞ///」
步夢「かすみちゃん、声裏返ってるよ?大丈夫?飴舐める?」
かすみ「い、いらないです!」
あなた「じゃあ失礼して……」ペラッ あなた「おぉ……おぉぉぉぉ!!!かすみちゃんイメージカラーは黄色だけど下着の色は女の子らしい可愛いピンクなんだね!!」
あなた「てっきりくまさんパンツでも履いてると思ってたけど、意外と大人っぽい下着履いてるんだね!!」
かすみ「大声で言わないで下さい!!恥ずかしいです!!」
ガララ
果林「それでねーエマったら」
彼方「へぇ……エマちゃんが──」
かすみ「あっ……」
あなた「」ジーッ 果林「あっ、あなた達……」
彼方「……ふむふむ。なるほど〜」
彼方「彼方ちゃん完全に理解したよ」
かすみ「彼方先輩?理解したって……」
彼方「果林ちゃん、どうやら彼方ちゃん達はお邪魔なようだよ」
果林「えっ……そ、そうね!じゃあ私達もうちょっと時間ずらしてまた来るから。皆にも伝えておくわね!」
かすみ「ちょっと!何か誤解してませんか!?かすみん好きで見せてる訳じゃ無いですからね!!」
バタンッ かすみ「言っちゃった……。絶対変な勘違いされてるよ〜」
あなた「」ジーッ
かすみ「先輩もいつまで見てるんですかっ!」
あなた「あ、ごめんごめん。すっごく可愛かったよ!」
かすみ「パンツを可愛いって褒められても何か素直に喜べません……」
步夢「もう、あなたったら。急にこんなことかすみちゃんに頼んだら嫌われちゃうよ?」
步夢「ねぇかすみちゃん。どうかあなたのこと嫌いにならないでね」
かすみ「大丈夫です!このくらいでかすみん先輩の事を嫌いになったりしないですから!!」
步夢「ふーん、そうなんだ。かすみちゃん意外とそういうの好きなのかな」ボソッ
かすみ「步夢先輩?」
步夢「え?どうしたの?」
かすみ「いや、何も無いです……」
かすみ(步夢先輩何か言ってたけど何だったんだろう) 翌日
かすみ「ふぅ、今日も練習疲れましたぁ」
あなた「お疲れさまかすみちゃん、ちょっといいかな」
かすみ「先輩、お疲れ様です♡何か用ですか?」
あなた「放課後步夢ちゃん抜きで2人きりで話したいことがあるんだけど、いいかな……?」
かすみ「え、2人きりで……?」
彼方「ひゅーひゅー」
果林「皆、今日は早く帰りましょう」
せつ菜「えー!?何でですか!?私あなたさんと昨日のアニメの話しかったのに!!!」
果林「お願いだから今日は我慢してせつ菜ちゃん」
彼方「いいなぁ彼方ちゃん妬いちゃうなぁ」
かすみ「えっ……えっ……」
かすみ(これって……まさか///) あなた「かすみちゃん!!パンツ嗅がせて!!」
かすみ「………………はい?」
あなた「お願い!!」
かすみ「えーっと、もう一度お願いします」
あなた「パンツ嗅がせて!!!」
パシーン
あなた「…………」ヒリヒリ かすみ...
おでん柄じゃなかったのか...(絶望) >>26
なんだっけそれ
見た記憶あるけどスレタイ思い出せない かすみ「何言ってるんですか先輩!!気持ち悪いですよ!!」
あなた「……」
かすみ「もういいです。今後プライベートでは一切私に話しかけないで下さい!」
かすみ「とっても素敵な先輩だと思ってたのに、こんな気持ち悪い人だとは思いませんでした!!」
かすみ「失礼します!!」
バタンッ!! かすみ「うっ……うっ……先輩……」グスッ
步夢「あれ、かすみちゃん?どうして泣いてるの?」
かすみ「あ、步夢先輩……」
かすみ(先輩があんな気持ち悪い人だって步夢先輩にも教えた方がいいのかな)
かすみ(いやでも、步夢先輩なら私以上にショックを受けるかも──)
步夢「ひょっとして、パンツを嗅ぎたいって言われたとか?」
かすみ「……へ?」 步夢「ん?なんでそんな驚いた顔してるの?」
かすみ「え?何で知ってるんですか……?」
步夢「あ、やっぱりそうだったんだ。あの子実は昔からああなの。やっぱり普通の人は引いちゃうよね」 步夢「そういえばかすみちゃん、あの子の事好き好き〜って言ってたっけ」
步夢「でもこれでもう好きじゃ無くなったよね?」
かすみ「步夢先輩……?」
步夢「あーよかった。私かすみちゃんとは仲良くしたかったもん」
步夢「でもこのくらいで大事な先輩を気持ち悪いなんて言っちゃうなんて、かすみちゃんのあの子への愛って所詮その程度だったんだね。そんな子と結ばれなくてよかった〜。あの子が可哀想だよ」
かすみ「……もしかして先輩にあんなこと言わせたのは步夢先輩なんですか?」 かすみ「そうですよ!先輩があんな事本気で言うわけ無いじゃ無いですか!!」
かすみ「きっと步夢先輩が私を諦めさせるために先輩に何か吹き込んだんです!!」
步夢「かすみちゃん、気持ちは分かるけど現実を見ようよ。あの子は元からああいう趣味だよ」
步夢「かすみちゃんが勝手にあの子の理想のイメージを作ってただけなのに、それと現実が違ってたってだけで気持ち悪いだなんて酷い」
步夢「かすみちゃんが本当に好きだったあの子じゃなくて自分が作った理想像。恋に恋するってこういうことを言うんだね」
步夢「ふふっかすみちゃん可愛いなぁ」 かすみ「……」
步夢「さ、暗くなる前に一緒に帰ろう」
かすみ「すみません!かすみんちょっと用事思い出したので先に帰って下さい!」ダッ
步夢「あっ……」 ガララ
あなた「あ、かすみちゃん……」
かすみ「先輩……私は先輩が大好きです!同好会を救ってくれた先輩が、いつも私に優しくしてくれる先輩が!」
かすみ「この気持ちは先輩の……えっち……なお願いなんかで無くなるような物じゃ無いはずです!!」
かすみ「だから先輩……」スルスル
あなた「!」
かすみ「どうぞ。かすみんの脱ぎ立てホカホカおパンツです……」ウルウル バシッ
かすみ「きゃっ」
あなた「スーハースーハー」
あなた「これが!練習後で蒸れ蒸れになったかすみちゃんの背伸び大人おパンツ!!」
あなた「かすみちゃんの汗とおまんこの匂いとほんのり残ったおしっこの匂いとが合わさって滅茶苦茶興奮する!!」スンスン
かすみ(やっぱり恥ずかしいし、こんなの絶対変だよ……///)
かすみ(でも先輩が喜んでくれるなら……) あなた「フー、堪能したよ。ありがとうかすみちゃん」スッ
かすみ「あ、返さなくて良いですよ。それ先輩にあげますよ」
あなた「え!?いいの!?」
かすみ(あれだけ嗅がれたものを履く気にはなれないし……) あなた「それにしても何で急に嗅がせてくれたの?気持ち悪いって言ってたのに」
かすみ「それは、かすみんが先輩の事好きだからですよ。先輩が喜んでくれならいいかなって」
あなた「かすみちゃん……ありがとう」
かすみ「あの、先輩。先輩のこういう趣味って步夢先輩以外他の誰かに話したりしましたか?」
あなた「いや、してないよ」
かすみ「そっか、私だけ……。えへへ」
かすみ「先輩、これからは私に何でも話して下さいね!」
かすみ「步夢先輩にも出来ないことでも、私なら何でもしてあげますから!!」
步夢「……………思ったよりしぶといなぁ」 スレタイからおバカ系のスレかと思ったら昼ドラが始まってた あなた「かすみちゃん、今日はおにゃんこ直で嗅がせて!!」
あなた「かすみちゃん!今日は首輪付けて教室お散歩してもいい?」
あなた「かすみちゃん!今日は全裸でお散歩やってみようよ!!」
あなた「かすみちゃんかすみちゃん──」 かすみ「はぁ……」
步夢「お疲れ様かすみちゃん」
かすみ「あ、步夢先輩。お疲れ様です」
步夢「なんかホントに疲れてるようにみえるけど大丈夫……?」
かすみ「あ、大丈夫です。直ぐ慣れますから」
步夢「あの子の変なお願い?」
かすみ「…………やっぱり先輩は知ってるんですね」
步夢「うん、だって私はあの子の幼なじみだもん」 步夢「そろそろキツくなってきたんじゃないかな……。かすみちゃん無理しなくてもいいんだよ?」
かすみ「いえ、步夢先輩には負けられませんから。大抵のことでは嫌いになりませんよ!!」
步夢「ホントにかすみちゃんはあの子の事が大好きなんだね。困ったなぁ」
步夢「じゃあ、かすみちゃんはどうしたらあの子の事嫌いになってくれるの?」 步夢「あんなお願い普通じゃないよね?これからもエスカレートしていくだろうし、そろそろ諦めた方がいいと思うなぁ」
かすみ「…………步夢先輩、何が言いたいんですか?」
步夢「何が?」
かすみ「…………」
かすみ「もういいです。步夢先輩には関係ないですよね?」
步夢「あるよ。だって私は──
かすみ「幼なじみ?」
步夢「そう、幼なじみ」
かすみ「幼なじみ幼なじみって、步夢先輩そればっかりですね。幼なじみって所詮はただの友達ですよね」
かすみ「こっちはもう先輩と付き合ってるんですから」
步夢「…………え?」 步夢「え、なにそれ。私知らないよ?」
かすみ「そりゃあ隠してましたもん。女の子同士とはいえスクールアイドルが恋愛するのはマズいですからね」
かすみ「それより步夢先輩何も知ら無いんですね?【幼なじみ】なのに」
步夢「え、いや……嘘だよね?かすみちゃん」
かすみ「先輩こそ現実見てください」
かすみ「それにもうキスだって済ませましたから」
步夢「…………!!!」 始めちまった… ああ、始めちまった
もう、止められない ガシッ
かすみ「え?步夢先輩何を──んむっっ!!?」チュッ
步夢「返せっ!!あの子のファーストキスを返せっ!!!」ジュルルルルルッッ
かすみ「んっ……ぷはっ!!」
かすみ「離して下さい!!」
ドンッ
步夢「きゃっ」ドサッ かすみ「何するんですか!!」ハァハァ
步夢「ねぇ何で?何でかすみちゃんなの?かすみちゃんなんて精々出会って数ヶ月じゃない。私なんて幼稚園の頃からずっと一緒なのに何でかすみちゃんなの?ねぇあなた何で──
かすみ「ひっ……わ、私もう失礼しま……」
ガンッ
かすみ「ひいぃぃ!!?」
步夢「そうだ、かすみちゃんのせいだ。だってあなたが私以外を選ぶはず無いもん」 かすみ「步夢先輩諦めてください!!」
かすみ「振られたんですよ!步夢先輩は!!」
步夢「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
かすみ「」ビクッ
步夢「あーもうウザいウザいウザいウザいウザいウザいウザいウザいウザいウザいウザいウザいウザいウザいウザいウザいウザいウザい」
步夢「モブはモブらしく大人しくしてろよ!
!モブキャラのくせに迷惑なんだよ!!あの子の優しさにつけ込んでさぁ!!」
かすみ「步夢先輩……?」 步夢「今すぐあの子と別れて!!」
かすみ「い、いやです!!」
步夢「じゃっ……じゃあ2人が付き合ってることネットに公開するよ!そうなったらもうかすみちゃんスクールアイドル出来ないよ!?」
かすみ「それなら……かすみんスクールアイドルやめます!!」
步夢「どうして……」 步夢「かすみちゃん、最後にもう一回聞くよ?」
步夢「あの子と別れて」
かすみ「い、いやです!」
步夢「だったら殺されても文句ねぇよなぁ!!」バンッ!!
かすみ「ひいぃいぃいぃぃ!!!」
かすみ「もうやだぁぁぁぁ先輩ー!!!!」ブルッ
步夢「かすみちゃんだからって優しいやり方にしたのが駄目だったんだ。最初からこうすれば良かったのに、ホント私ってドジだなぁ」
步夢「ふふっ、ふふふっ」
ガララ
ピシャッ
かすみ「うっ……うぅぅぅぅ……步夢先輩ぃぃどうしてですかぁぁぁ!」 ー翌日ー
あなた「步夢ちゃんおはよう!」
步夢「ふふっおはよう!今日もあなたは元気いっぱいだね!」
あなた「うん、皆とスクールアイドル活動するのが楽しいからね!」
步夢「私も!それじゃあ早く朝練行こうよ!」
あなた「うん!」 彼方「zzz」
果林「彼方ったら朝練に来るのは意外と早いのねぇ」
せつ菜「私が1番早く来たと思ってたんですけど、彼方さんが1番でした!」
璃奈「朝起きるのが苦手なら早く部室に来て時間まで寝ておく……彼方さんらしい」
エマ「彼方ちゃんはちゃんと朝起きれて偉いね〜」
果林「こ……こっち見ないで頂戴」 ガララ
しずく「すみません!遅れました!!」
あなた「大丈夫だよ!」
步夢「うん、まだ朝練開始まで時間あるし」
愛「よーし、これで全員揃ったね!!」
あなた「えっ全員?」
愛「え?誰かいない?」 あなた「璃奈ちゃん、エマさん、せつ菜ちゃん、彼方さん、愛ちゃん、果林さん、しずくちゃん、步夢ちゃん」
步夢「それにあなたで9人!」
愛「なーんだ、やっぱり全員いるじゃーん!」
あなた「え、あ、うん……?……そうだね!」
せつ菜「スクールアイドルグループはやっぱり9人が1番しっくりきますね!」
しずく「時が立つのは早いですね。先輩が廃部になっていた同好会を作り直してくれたあの日がつい先日のように感じます」
せつ菜「スクールアイドルフェスティバル!絶対に成功させましょう!!」
「おー!!!!」 步夢「あっ、ごめん。私ちょっと練習前にトイレ行ってくるね」
愛「うん、いってらー」
バタンッ
步夢「ふふっ……」
步夢「あっはっはっはっは!!!!」
步夢(やった!誰もかすみちゃんのことを覚えてない!それどころが最初からいないことにすらなってる!!)
步夢(初めてで上手くいくか不安だったけどこんなにも簡単なんだ!最初からこうしておけばよかった!!) ーーーー
邪魔者なんていらない。
このゲームは、私のための世界なんだから。
ーーーー この世界は私があの子と結ばれるために現実をゲームとして再構築した世界だ。
火星で竜巻に巻き込まれた私は、いつの間にかこの力を身につけていた。
とはいえ殆ど現実と変わらないし、何でもかんでも好き勝手出来るわけでは無い。
この世界を作った私は、あの子の設定を弄ることが出来る。しかし、幼なじみの私に必要無いとはいえ、なぜか他人への高感度だけは設定出来なかった。
あの子と違ってモブについての設定は一切弄ることが出来ない。なので、例え私への高感度は最大でも、気持ちがモブへ靡く可能性があったのだ。
だからあの子に変な性癖を植え付け、あの子への高感度が高いであろうかすみちゃんに諦めてもらうように仕向けた。
結果裏目に出てしまったようで、なぜかあの子はモブと付き合うことになってしまった。
だから消した。
中身の設定を弄ったり、行動を制御することは出来なかったが、データそのものを消去することは可能だったのだ。
データを消すのは初めてだったけど無事成功した。
皆の記憶も不都合の無いように再構築されてるらしい。
步夢「ふふっ、これは私が今までプレイしてきたどのゲームよりも最高のクソゲーだよ!!」
步夢「これで邪魔者はいない……!今度こそあの子とずっと仲良く暮らすんだ!」 でも世界改変しようとあなたちゃんのファーストキスを奪ったのはかすみちゃんなんだよね…… 邪魔者はいない、そう思ってたのに。
https://i.imgur.com/5n42JuI.jpg
あなたをたぶらかすモブはかすみちゃんだけでは無かった。 消しても消しても、その度にまた別の誰かがかすみちゃんのようにあの子に好意を寄せてきた。
https://i.imgur.com/rb4xbeu.jpg
ねぇ、なんでモブの皆が私とあの子の間に入ってくるの? プロポーズされまくりだな
このスレで少しちょぼの描くあなたちゃん見たくなってきた ーーーー
ピンポーン
ガチャッ
�イ「おはよう!」
あなた「�イちゃん、おはよう……」ボーッ
�イ「もう、あなたったら。今起きたの?髪ボサボサだよ?」
あなた「ごめんごめん、今準備するから上がって待ってて」
�イ「うん!」 ー虹ヶ咲学園ー
あなた「今日も静かだねー」
�イ「当たり前じゃない」
あなた「そうなんだけど、こんなに広いのになんか寂しいっていうか……」
�イ「もう!私だけじゃ不満!?」
あなた「いや、そう言うわけじゃ無いよ!!」
�イ「むー」フグポン
あなた「怒らないで�イちゃん!」
�イ「ん」
あなた「え?」
�イ「抱きしめてくれたら許してあげる」
あなた「え、こんな所で恥ずかしいよ///」
�イ「大丈夫、誰もいないんだから」
あなた「そうだね……」
ギュッ
�イ「ん〜〜〜〜」ギュウウウウウ
あなた「ちょっと�イちゃん!苦しいよ〜」
�イ「あなた成分補充するまでしばらく離さない〜!」
あなた「もう、なにそれ〜」 >>104と>>105の間
�イ「ねぇ、あなた?」
あなた「え?どうしたの�イちゃん」
�イ「別に律儀に学校に行かなくてもいいんじゃないかな?」
あなた「んー……そうかもしれないけど、なんか体に染みついてるからっていうか」
あなた「それにずっと家にいると体が鈍っちゃうしね!」
�イ「もう、真面目なんだから。そんなところも好きだけど」
�イ「じゃあ私が朝ご飯作っておくから早く支度してきて」
あなた「たまごやきは?」
�イ「もちろん作るよ�v
あなた「やった!」 あなた「今日も勉強疲れた〜」
�イ「お疲れ様」
あなた「�イちゃんもね。」
�イ「あれ、そっちは昇降口じゃないよ?どこ行くの?」
あなた「ちょっと」 あなた「探検しようかなと思って。ほら、ここ広いでしょ?」
�イ「あ、ちょっと……」
�イ「この先って……」 ガララ
�イ「ねぇ、なんでその部屋に来たの?」
あなた「え?なんでって……別に何も無いけど。単にこんな端っこの方来たこと無かったなって」
�イ「そう……」
あなた「ここって何の部屋なんだろう。授業では使わないし、何かの部室かな?」
�イ「部室って、部活なんてあるわけ無いじゃない」
あなた「あ、そっか」
�イ「ねぇ、もう帰ろう?こんな所何も無いって!」
あなた「んーもうちょっと待って」
あなた「あれ、何だろこのノート」
あなた「歌詞ノート。私の字……?」
�イ「痛っ……」
あなた「!大丈夫?�イちゃん!」サッ
�イ「えへへ……何も無いところで転んじゃった……」
あなた「大丈夫?立てる?」
�イ「歩けないからお姫様抱っこで運んで欲しいな」
あなた「私力ないから抱っこは無理だよ……。立てる?保健室行こっか」
�イ「うん……」 �イ「じゃあ、しばらくしたらご飯作りに行くからね」
あなた「うん!いつもありがとう!」
�イ「いいよ。私が好きでやってることなんだから!」
ガチャッ
バタンッ
あなた「……このノート、確かに私の字だ。歌詞なんて書いたこと無いし、それに何であんな部屋に……」
ペラッ
あなた「夢への一歩……。何だか�イちゃんみたいな曲だなぁ」
あなた「って思ったら�イちゃんの曲って書いてある。これ全部私が書いたの……?」
ペラッ
あなた「ひっ!」
次に何が書いてあるか見ようと2ページ目を捲ると、なぜか殆ど読めないようにグチャグチャに黒塗りがされていた。
あなた「なにこれ……殆ど読めない……」
あなた「次も次も次のページも……」
てっきり2ページ目以降は全て黒塗りされてるものかと思ったけど、また黒塗りされていないページが出てきた。 あなた「開花宣言……これも�イちゃんの曲だ。なんで�イちゃん以外の曲だけこんなに黒塗りに……」
あなた「あれ、�イちゃん以外って何?�イちゃんと私以外に人なんていないはずなのに……」
ペラッ
あなた「次も黒塗り……」
あなた「カモンカモンワンダーランド……みんなハッピーなワンダーランド……」
あなた「あれ、何で黒塗りなのに歌詞が……」
あなた「……………」
あなた「…………!!」
あなた「かすみちゃん!!」 ペラッ
あなた「これはしずくちゃんの!」
ペラッ
あなた「これは果林ちゃんの!」
あなた「何で私皆のこと忘れてたの!?」
ガチャッ
�イ「お待たせー。今料理作るからね〜」
あなた「�イちゃん!!皆はどこに行ったの!?」
�イ「皆って何のこと?」
あなた「とぼけないで!同好会の皆!お母さん達もいないし学校にも私達以外誰もいなかった!」
あなた「それどころか今日私は�イちゃんに以外の人に会ってない!!こんなの変だよ!!」
�イ「あーあ、またバグっちゃった」 �イ「また弄らなきゃ」
ガシッ
あなた「ねぇ、答えてよ�イちゃん!かすみちゃんは!?皆は!?」
�イ「はあ……どうせ教えてもすぐ忘れちゃうんだけど、いいよ。教えてあげる」
�イ「この世界は私がゲームにしたの」
ーーーー ーーーー
あなた「そんな……皆消しちゃったの……?私が他の人と仲良くしないように……?」
�イ「もう、これをあなたに話すのはこれで27回目だよ。そろそろその反応も飽きてきちゃった」
�イ「でもなんでこんなバグが起きるんだろう。プログラムの勉強でもしたほうがいいのかな……」
あなた「バグって……?」
�イ「改変が上手くいってないみたい。本来なら消した人の記憶が残ってるはず無いのに」
あなた「バグってるのは�イちゃんの方だよ!!」
�イ「………………は?」 あなた「私が他の人と仲良くするからその人を消しちゃうって」
あなた「こんなの絶対おかしいよ!!�イちゃんはそんなことする子じゃない!!」
�イ「あなたこそ、あなたはそんなこと言わないよ?」 あなた「思い通りにいかないからって、こんな自分の都合のいい世界に変えちゃってずっと閉じこもって」
あなた「なんでちゃんと現実と向き合わないの!?�イちゃんは誰よりも努力する子だったでしょ!?」
�イ「自分の都合のいい世界に閉じこもる」
�イ「それのなにがいけないの?」 あなた「�イちゃん、元に戻してよ……。現実に帰して……」
�イ「何言ってるの?ここが現実だよ?」
あなた「�イちゃん、ゲームっていったじゃない!」
�イ「ゲームが現実じゃなくて今まで私達がいた方が現実じゃないなんてどうして言えるの?」
�イ「中学の時一緒に読んだ本であったでしょ?自分は蝶になった夢をみていたのか、それとも今の自分は蝶 が見ている夢なのかって話」
�イ「現実の区別なんて誰にもつかないの。だからここが私達にとっての現実だよ」
あなた「そんな……」ガクッ
あなた「皆……。酷いよ�イちゃん……」
あなた「皆を帰してよぉぉぉ」グスッ
�イ「大丈夫、すぐに楽にしてあげる」 バタンッ
あなた「………………!?」グラッ
�イちゃんが部屋を出て行ってしばらくしてから、私の意識はまるでゲーム機の電源を切ったようにプツンと途切れた。
あなた「�イちゃ──」
バタッ あなた「と、とんでもない物を見てしまった……」
家に帰って宿題に取りかかろうとした所步夢ちゃんのノートが間違って私のかばんに入っていた。
ほんの出来心で步夢ちゃんのノートの取り方が気になってチラッと中身を見てみると、私達を題材にしたとんでもない文章を書いていた。
あなた「これ、ほんとに步夢ちゃんが書いたの……?」
あなた「というかこれ作り話だよね……?」
プルルルル
かすみ「何ですか先輩?かすみん〜今可愛いポーズの研究中なんですけど〜」
あなた「よかった、かすみちゃん生きてた……」
かすみ「はぁ?先輩何のはな──」
ピッ あなた「ふぅ、よかった……それにしてもこれ──」
步夢「それ、読んだんだ」
あなた「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」
步夢「わっ、どうしたの?そんな大声出して」
あなた「いいいい、いつの間に後ろにいたの!?どこから!?」
步夢「ベランダの鍵開いてたよ?無用心なんだから」
步夢「それよりどう?面白かったかな?それ」 (これ、ほんとにただの創作だよね……?)
あなた「あ……その……」
それはまるで助けを求める命乞いのように
あなた「步夢ちゃん、私と付き合ってください……」
告白する表情とは思えないほど真っ青になりながらも、なんとか声を捻り出した。
步夢「わぁ、あなたならいつかそう言ってくれると思った!もちろんOKだよ♡早速同好会の皆にも知らせなきゃ!
步夢「折角だから証拠写真も一緒に送っちゃおう?」チュッ
カシャッ
あなた「あっ……」
步夢「ふふっ、嬉しい!これで他の皆もあなたに手出しなんてしないよね?」
步夢「これからはずっと、ずーっと一緒だよ!」
あなた「う、うん……」
ハッピーエンドだね♡ ちょぼむとヤンデレ歩夢が合体する日が来てしまった
とんでもない化け物が生まれてしまった 不愉快な微笑ましい結末
もう感情ぐちゃぐちゃですわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています